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騎士 ルートヴィヒ は SG ドロシー に投票した
恋に生きる女 ゾフィヤ は SG ドロシー に投票した
SG ドロシー は 疾風の騎士 ヴェルナー に投票した
方伯 シュテラ は SG ドロシー に投票した
狂戦士 カスパル は SG ドロシー に投票した
悪徳商人 コリドラス は SG ドロシー に投票した
何でも屋 カーク は SG ドロシー に投票した
元公国軍所属 グレートヒェン は SG ドロシー に投票した
執政官 ギィ は SG ドロシー に投票した
軍師 ジークムント は SG ドロシー に投票した
守護騎士 ミヒャエル は SG ドロシー に投票した
月夜の黒兎 アプサラス は SG ドロシー に投票した
疾風の騎士 ヴェルナー は SG ドロシー に投票した
江賊の頭領 ノーラ は SG ドロシー に投票した
神の使い ノトカー は SG ドロシー に投票した
SG ドロシー は村人の手により処刑された。
次の日の朝、狂戦士 カスパル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、騎士 ルートヴィヒ、恋に生きる女 ゾフィヤ、方伯 シュテラ、悪徳商人 コリドラス、何でも屋 カーク、元公国軍所属 グレートヒェン、執政官 ギィ、軍師 ジークムント、守護騎士 ミヒャエル、月夜の黒兎 アプサラス、疾風の騎士 ヴェルナー、江賊の頭領 ノーラ、神の使い ノトカーの13名。
ドロシー、カスパル、お疲れさまでした。
墓下から応援お願いします。
本日より、投票/襲撃先が、生存者の多数決で決まります。
各自、00時までに、メモにて、墓落ち希望キャラクター2名を選んでください。
集計の結果、同数票となった場合は、村建て人権限で決定します。
希望はPL視点で行います。
村建て人×2は希望を出さないルールですが、村建て人PC(ノーラ / ギイ)への投票は可能です。どーぞどーぞ。
(すでに残狼1なのでギィを吊るとエピですが、それがベストな展開と考える場合、希望OKです)
「今日は死ぬのにもってこいの日!」と思ったら、自己推薦ありです。
初回更新後1時間で戦死ロール回した英霊カスパル様(!)に倣い、票集計を待たずに墓落ちフラグたててもいいですが、メモでの自薦併記でお願いします。
なお、勝手に死亡ロールは先着2名様まで!
/*カスパル…、ギィ様に食べられるなんて。く、くやしくなんかないからね!!
墓下は
RPを続けてもいいですし、中の人発言やネタ発言も可ってことなので色々自重はしないんだぉ! */
ミヒャエル?
[彼を抱きかかえながら振り返る。
どうしたの? と、そんな表情で彼を見つめて
少年の流した返り血でその身を赤く染めて]
/*お疲れさまっしたー。
>【赤】 執政官 ギィ
>狂戦士 カスパル! 今日がお前の命日だ!
今日がお前の命日だ!ってなんか笑えるな
[何時もの様な、小首を傾げる彼の表情に。
意識をハッキリ引き戻されたのは、何秒後だったろうか]
シュテラ……
[掠れた様な声で、瞳の色が心成しかくすんで。
ス、と指差したのは、金髪の少女の遺体と、彼の傍らにある、血に塗れた曲刀]
ソレとソレは……何
[嗚呼、焼き切れそうな頭が、沸騰しそうで]
/*企画ページで
>更新24時間前に、村建てを除く生存者による多数決で、次の吊りおよび襲撃で退場するPC2名を決めます。
とあるから、13日の00時というのは共通の認識じゃないですかね。
[戦をさせるための狂犬と、
人殺しをさせるための毒風。
どちらも、己にとっては、ただの道具であった。
そのはず、なのに。]
…、―― いかんな。こんなことでは。
ああ。いずれまた会えるだろうよ。
一番のムードメーカーだったように思います
同じ忠義を誓うものとしても。
[最後には見送りたいと思っていたのだが、できなかった]
[そして狂気の時間はゆっくりと過ぎていく
ああわかってる。彼を毒にあてるわけにはいかない
この毒は強すぎるから……]
ソレとはなんだ? ヒトであるぞ?
名はドロシー。帝国の……いや違うな。
恋する乙女が…風を奪いにきたのだよ。
恋する主のためにな。
私はそれを……させなかった。
ただそれだけだ。
― 自室 ―
[赤い髪を掻き上げ、額を押さえて暫し俯く。
それから、ゆるりと頭を振って、顔をあげた。]
……ただの、道具だろうが。
所詮。
[一つ、息を吐いたあとは、普段と変わらぬ顔。]
/* ヴェルナー>PC的立場を優先するのが、旗手という役割をもらったPLのお仕事です。PL的思考は基本的に悪役好きなので、悶々としてますが。悪い事ダメ、ゼッタイ!と言う役のPCが悪い事しちゃあかんでしょう
殺意バリバリの敵である子供(説得不能)を倒す=悪!かどうかは実質問題は微妙だとおもうんだけど…な。
こう思うPL様は、すれてんでしょうか?
PC的な性格として、やらないならそれは別にいいかとおもわれますがねー*/
そうだよね。
[だろうて。他に理由があろうか。
既に事切れている少女の傍らには、ワイヤーやナイフが錯乱している。
その示す意味は、分かりきった事で]
だよね、ガキの暗殺者。改めてのご紹介ありがとう。
[淡々とそう告ぐ彼の様子が、些か可笑しいのだが。
声に、少しばかりの張りが出来ているとは感じるだろうか]
――で、君は偶然見つけたソレを一人で殺したと。
ソレ、使って
/*悪の定義は人(PC)それぞれでしょう。
殺意バリバリでその時説得不能な子供が相手なら
ぶっ殺しても仕方ないね、って考える人も
子供は絶対に殺しちゃダメ!一旦捕まえて頑張って説得しなきゃ、って考える人もいるでしょうね
てなわけで、別に違和感は覚えませんね
――…。今、我々がすべきことは、
彼らを悼んで嘆く事ではあるまい。
我々は、為すべきことを為す。
弔いを考えるなら、なおのこと、だ。
― 自室 ―
[僅かな沈黙のあと。
何ごともなかったかのように、政務を続ける。]
慰霊式典の準備は、滞りなく。
式典の列席者は、帝国の者だけにしろ。
それと、もう一度エティゴナ商会に連絡を。
直廊に転がっていた騎士も、連中に返す。
そいつらは埋めずに棺桶に入れて、保管して欲しい、と。
…元帝国の兵がいる?
ああ、そいつらは埋葬していい。
ともかく、弔問への返礼のついでに運ばせるから
そのときの運搬も、出来れば頼む、とな。
ああ、無論。
保管料と、身元確認料、運搬料あたりは必要だな。
……身元を確認出来る持ち物は残しておくように、と。
/*よく見たらリボンに名前が!
ワイヤーに名前が!
服の裏地にも名前が!
素肌にもビッシリ名前が!
な…なんて几帳面な子なんだ。
ソレ? ソレとはなんだ? コレか?
[今度こそ本当に怪訝そうにしながら、血糊の付いた曲刀をぶんと払う]
いつも腰にぶら下げておっただろう。一応当家が遠方より譲り受けた業物であるぞ。
君はおもちゃか何かかと思っておったのか?
まぁ良い。君の言うとおりだ。私が殺した。
この刀で腹を捌いた。
……ひとつ聞きたいのだが、それが意外か?
私が剣一つ持てぬ、襲い来る敵一人切り伏せぬ童とでも思うたか?
馬上にてわーわーわめくばかりの子供とでも思うたか?
子供相手には剣は振れぬ博愛主義者と思うたか?
君が護るのは、何もわからぬ清い人形とでも思っておったのか?
なればとうの昔に私はこの世にはおらぬよ。
―― 解放軍 川縁 (本陣襲撃前/補完)――
[部下は限られた時間の中で、快速艇の1艘を漆黒に塗り直し、葬礼にふさわしい外観に造りかえてくれていた。
同行する平底船には、水門の騎士たちに届ける食料と飼料。
グレートヒェンの祝福の言葉とともに。]
漕ぎ手にも喪章をつけさせるよ。
まあ、水門を通ってからでいいな。使節旗も。
[白い吹き流しを帆柱のあたりに放る。
水面の反射は目の奥にかすかな痛みを呼び覚ましたが、わずかに眉をひそめるに留まった。]
――出航だ!
(→現在へ)
[物見の者が、船の到着を知らせる。
金鹿の門は、既に解放軍の支配下。
だが、奇妙な停戦状態が
門と市街の間に、空白を作っている。
知らせを受けた門周辺の帝国兵は
整列して、槍を空に掲げた。]
―解放軍陣地・悲しい墓標―
[強い風が吹き、黒衣の外套が舞う。悲しい「声」にひかれ、血に染まる光景を、一部始終、見ていた。他者の命の使い方に干渉するのは、己の心に反した。]
長くない、とか…死んでも、とか…
何でなのよ…
[もう物言わぬ少年と、それを抱く少年。ずっと生きて欲しい二人の命は、出会った時には既にわずかだった。出来るのは、聞くことだけ。示す術を、兎は知らない。]
明るく行こうって…
元気になぁれって…思ってるんだけどな。いつも…
あたし、やっぱダメ占い師だわ…
[若い騎士が一人、少年に歩み寄った。人が来る。もう一度強く風が吹いた時、兎の姿はもうそこには*なかった。*]
/*
金鹿落としてたっけ。あれそうかww
カスパルが守りきったかと思ってましtt
読みきれてない。明日はログ復習だな…。
そんな、日陰者の身だなんて。ルートヴィヒさまがギィさまの為に尽くしておられるのは、誰もが知っているはずなのに……。
[それとも、自分にはまだ見えていないことがあるのだろうか。]
私が……ヴェルナーより勇気が?
そんなことを考えたこともありませんけれども……。これで少しでもあの人の役に立てるのならと思うと。不思議と怖くありませんでした。
――――
[嗚呼、もう眼の奥が紅いくらいに熱い。
さっさとこの熱から解放されたい]
そう。嬉しいな、シュテラ。
もしかしたら黙ってる事はあるかも知れないけど。
僕はせめて、嘘つかれない位には愛されてるんだ
少なくとも、全部、僕も知ってる事だったしね
[彼の抱く、少女の遺体を押し退けて。
彼の手を引いて、目の前に立ち上がらせた時。
身体の至る所に飛び散っている、血を目にしたら。
ス、と無意識に、右手が動いていて++]
―― 船の上 ――
ジークムントは執政官と知己なのだったっけか。
執政官が死んだと告げたとき…な。 声が震えてた。
あの時は目が見えてなかったから、逆に、気づいたんだ。
今回の弔問――
相手の出方を探りたい、目的はそればかりじゃないんだろう?
[それは、昨日の時――少しだけ、見つめ直した時、気付かされていた。
多分自分は、彼へぶつける感情を、ただ我慢していた事に。
例え本気で怒りを覚えた時でも、彼にそれを見せた事は、絶対になかった。
迷惑に思われたくなかっただとか、他にあるかも知れないが。
そういう理由で。
――でも、我慢する事が、自分にも彼にも、良い物では無かったんだとしたら。
だから彼も、遠慮なく自分達を叱れた、あの人を大切に思っていたんだとしたら。
もう必要が無いんだから]
――……
[もう、我慢はやめだ++]
―――!
[弾けた様な音が、空に響いた。
正確に、彼の頬を打ち抜いた手の平と、後、心が少し痛むが。
それを許したのは多分、今までで一番激しかった怒りだから]
一人で勝手に歩くなって何時も言ってるだろっ!!
[多分今までで一番大きな声。
赤いと形容できそうな眼の色が移すのは怒り。
――またの名を、恐れ、か//]
/*ここでありのままを話すぜ
勢いで生えた『ダミー父親説』は、本当かどうかさっぱりかんがえてないCO
誰かが拾ってくれるかなとかw薔薇撒いて…やばらまいてみた */
*/
─船の上─
[船の上、地上から見下ろすよりも水面は近く、
時折きらきらと鋭くを反射する。
それへと目を細め、微かに眉を顰めてノーラを見遣る。
僅かに難しい顔をする彼の様子に、軽く息を落とした。]
──…まだ、痛みますか。
[責める風でもなく、ただ症状を確認するように問い掛ける。
さらりと風が、頬を撫でてゆく。
解放軍の本陣を背にして逆らうように吹く風は、
陣の喧騒を届けることなく、]
お前も……父らと同じように
ただ演じて欲しいのか?
笑ってお前を頼ってお前に依存して
ただそうして居て欲しいのか?
[ああ、そういうことが言いたいのではないのだけれど
身を案じてくれるのは嬉しいのだけれど
私には重いのだ
私の全てが彼の枷になってしまうのが
それなら……私は人形でもいいのかな?]
ああ、私はお前を好いておる
お前が願うならばただ笑っていてやろう
身体欲しくばくれてもやろう。
心配ならば動かぬよう足を切ればいい!
剣など持てぬよう腕も切り落とすか? それもいいだろう。
そんな器だけが欲しいなら殺してでも持って行け!
……私とて人間だぞ
おめおめと頼るばかりを見せて何も思えぬ程、達観も老成もしていない。
何故……皆、私を閉じこめたがる…
護られ囲われるだけならば、籠の中のひな鳥かわらぬではないか。
見てくれぬから
私は心の内を見せることもできぬのだ……ぞ //
───…、…
[一度口を開き、そうして言葉を失った時間に気がついて再び口を閉ざす。
短い沈黙の時間に時が止まり、やがてその滑稽さに苦笑した。]
声が、震えた?
……そうでしたか。
[口元に苦笑を刷いて、ノーラを見遣る。
そうして、水面へと視線を向けた。]
──相手の出方を探るが、第一です。
ヴェルナー殿の暴走を止める狙いもありました。
ですが…、…そうですね。
私は、私の目で確かめたいだけなのかも知れません。
この手で射た、かつての友の、その…生死を。
[ギィらへ向けて、弓を射掛けさせたのは男の命だ。
それは即ち、自らの手に掛けたも等しいこと。
あれから、そして翻る半旗を見上げたときから──、
心が揺らいでいるのを、自覚している。
その間の抜けた滑稽さも。//]
[目の不調を指摘され、舵を手下に任せてジークムントの隣に腰を下ろす。]
少しだけ痛むが、心配無用だ。
[続けた問いかけに瞬時、動きの止まったジークムント。
そこに答えはあったのだろうけど、敢えて踏み込む。
会ってからでは――遅いから]
確かめて――そいつを、どうしたいんだ?
― 解放軍・本陣 ―
―――大丈夫。それなら医療兵が、
避難民に状況を………ええ、彼らの安心を最優先に……、
[煙が晴れてゆく。
ミヒャエルやシュテラ、そして布を纏った不思議な少女と別れた後、騒動後の処理へとあたる。
次々と報告される状況、異臭の消火は盟主によって行われたこと、兵は処置によって正気を取り戻し、負傷者も手当を受けていること。
ミヒャエルの捕縛した指揮官の処遇について問われたが、一先ず保留とした。]
ありがとう。では、そのように。
[自身の拙い指示を兵士達はよく理解し、よく動いてくれている。
けれど、何ひとつ、自分が決めて良い事は無く。
だからこそ、頭を悩ませた。
一時の事とはいえ、此処には今――上が居ないのだから。]
…………。
[一通り指示を出し終え、小さな天幕の裏に座り込む。
人知れず遠くを見遣り…そうして、静かに瞳を伏せた。
此処は何処だろう、普段余り足を運ばない区域であることは確かなようだ。
その頃か、もう少し前のことか、はたまたもう少し後のことか。
本陣の何処かで、帝国軍の少女と解放軍の少年が刃を交えるのだが――娘がそれを知るのは、全てが終わった後のこと。]
[暫く待った後、来ないと言う伝言が届く
最も、色々ないいわけで包んだ、伝言だったが]
ふ、愚かな
一つ、君に良い事を御教授しよう
戦時に、商人に一番大事な事はな
双方に商品を売り、双方と友誼を結ぶ事だ
どちらが勝とうと、得意先が無くなることは無いし
自分達の安全も、確保出来る
戦が長引くほど金も儲かり、潤うのが商人だ
どちらかに加担する者は、商売上の敗者だよ
まぁ、私は騎士だ 問題ない事だがな
……?
[くしゃみ、だろうか。
独り言も、徐々に近づいてくる。
少し首を傾けてその音の方向に視線を向ければ、頻りにくしゃみを繰り返す少年>>556>>557が歩いていた。]
そういえば、フィンブルス伯もくしゃみを……
[ふと先刻の様子に思い当たって、一人ごちる。
何か無かっただろうか、軍服のポケットを探りながら]
貴方、大丈夫?
…こんなものしかないけれど、良かったら。
[懐からハンカチを差し出した。]
……?
[くしゃみ、だろうか。
独り言も、徐々に近づいてくる。
少し首を傾けてその音の方向に視線を向ければ、頻りにくしゃみを繰り返す少年>>2:556>>2:557が歩いていた。]
そういえば、フィンブルス伯もくしゃみを……
[ふと先刻の様子に思い当たって、一人ごちる。
何か無かっただろうか、軍服のポケットを探りながら]
貴方、大丈夫?
…こんなものしかないけれど、良かったら。
[懐からハンカチを差し出した。]
[気持ちはまだ収まらなくて、直ぐ目の前の彼を見つめて。
でも、逆に怒った様な、彼の言葉が並べられて。
その言葉の幾つかが]
……あぁ…………
[心を抉ったのを、感じて]
君が……人形だなんて、何時……そう言った。
身体だけが欲しいって……言った事、ない。
僕は、見ていなかったの……
それでも、君にはそう見えるの……?
――なら……
[自分は、どこに行けば良いのか。
わからない。わかりたくもない]
[ルートヴィヒからの返答は来たのだろうか、それはさておき。]
……あっ。これからお客さまをお迎えするのでした。
大変申し訳ありませんが、これにて失礼させていただきます。
[優雅に一礼を返すと城内に戻っていく。]
また会う事があったら、よろしく
その時に私が欲しい物を、君達が持っていたなら
何かを買う事もあろう
[そう、使者に言った後
私は自陣に戻ろうと、馬を走らす
途中で人影を見たならば、きっと止まるだろうが]
…そうですか。
[ノーラの様子をじっと見遣り、その揺るがない足取りを確認して頷く。
傍らに腰掛け、青年の問い掛けに短く息をついた。]
──もし、真ならば。
せめて過去の絆に、悼むことも許されるでしょう。
ですが。
―城砦都市・金鹿門…の近く―
>>36
[解放軍の元で起こった出来事を見届け、城砦都市へと戻る途中、騎兵が一騎、こちらへ向かって来るのが見える。常ならば、身を隠すところだったが…]
…あれ、ひょっとして解放軍のアタマじゃないの?
何してんのよ、こんなとこで…
[呆れたようにつぶやき、見間違いかとその姿を見つめる。今更とは思いつつも、一見いつもの占い師の格好になるよう、くたびれた外套の前を寄せた。]//
[そう、彼が気にするのはもうひとつの可能性であるのだろう。]
……偽ならば。
それでも恐らく、彼が出てくることはないでしょう。
偽りは通して、その効果を発揮するもの。
私たちの任務は、やはり敵状の偵察を一とします。
──果たして、真か偽か。
その狙いの先を。
[その言葉は冷静な軍師としてのもの。
感情とは別に、脳は思考している風に言葉を続けた。]
…そして。
もしも万が一、彼自身が出てきたならば、
私たちが再び戻ることはないのかも知れません。
[最後に続けた言葉は、僅かに低く。]
む・・・?
[馬を走らせて、陣に戻る途中
占い師のような姿をした女性が、目にとまった>>38]
何をしておられる、このような場所で
今は戦時、お一人で出歩くには、少々危ない
フロイライン、よろしかったらお送りしよう
どちらに参られるか?
― 城内 ―
[城内に向かうと、まずは侍女に着替えを持ってくるように命じながら、自身は風呂へと向かう。
まさか弔問客へ鎧姿のまま会うわけにはいかないだろうし、汗を掻いた肌に直接ドレスが触れるのには抵抗があった。
とはいえ湯浴みをするような時間もなく、またそれが許されるような状況でもなかったので、手早く身体を洗い流すだけにする。
それが済むと、玉のような白い肌の上に、黒いドレスと黒いヴェールを身に纏った。]
/*
周囲の状況や人を拾おうと思う余りに、本編から外れそうになっているわたしでした。
明日は何かしら過去編落とさないと…でしょうか。
帝国側に何か振ってみないと。
/*
>ルートメモ
『誤字地獄・・orz、意識が低下してるのかもしれない;
もうひと踏ん張り』
あるあるあるある、あるあるあるある・・・・
ですよね。ですよねー!
今、大体そんな感じだ。申し訳ない…!
くそー、私も気合だ。ノーラさんすまん。
[膝に置いた腕を組んで、川の流れ来る先を見つめる。]
国の再興って何だろうな。
前の領主の血筋でも探し出して、どこかの田舎でひっそりと傀儡政権を作っちまえば「公国再興」はなるが、ジークムントや御大将が求めているのはそんなモノじゃあるまい?
帝国が、この土地の攻略を諦めるのは、遠征に兵を割けないほど帝国本土が衰退するか、
他にもっと差し迫った危機が出現するか、
あるいは、この土地が直轄するに値しないものとなるか。
そういう要因が出てこないと難しいのかもしれない。++
ただ、帝国が諦めなかろうと、公国が口出しさせない力をつければ、侵攻は防げる。
俺ら江賊が、どれだけの王が変わろうと国が変わろうと、水の上を我が物とし続けたように。
どんな「力」を選ぶかで、新しい国の姿は変わるだろう。
見下さず、へりくだらず――
おまえが俺に寄越した書状みたいな国であれば、いいな。//
――はっ。
[急いでハンカチを広げる。]
よ、汚れちゃった。
[借り物なのに。
どうしたものかと上目遣いを、親切な女性へ。//]
>>41
「何者だ!?」
[…そんな誰何を予測していた...にとって、ふろいらいんは不意打ちだった。]
…はい!?
[間の抜けた返答と共に、思わず周囲を見回す。自分の他にフロイラインはいない。]++
/*
ちょっとちょっと!!!
男同士の会話が熱い!!
わーわーわー。
思わずぐっと拳を握ってしまったですよ。
そして、ノトカーありがとー!
まだいるので絶賛拾う。
あ、あー、えーと、あはは。
あたしは、街へ戻るところでして…
そんな、騎士様のお手を煩わすような者ではありませんわホホホホホ♪
(え?何?これは罠!?)
[予想外の反応に、そんな科白が棒読みになる。ボロい外套で口元を隠しつつ、気持ちを落ち着ける。]//
……私のなにもかも信じてくれぬのか?
私は……信頼しておるよ
君がどこにいて、なにがあっても
私が居て欲しいと願えば、きっと来てくれる
だから私はいつだって前を向いていられる。
戦うことに恐怖を持たぬ。
……これは私の思い上がりなのかな?
大事にされてるのはわかってるし
ありがたいのだがな。
ミヒャエル……
でも、それでは私は何も変わらないんだよ。
箱入りで父に溺愛されたあの頃と何も… ++
「もしも万が一、彼自身が出てきたならば、
私たちが再び戻ることはないのかも知れません。」
>>=1 ジークムント
深読みしてしまった。
再会したギィの態度次第では、ジークムントは、ギィの傍らに留まることを選び、解放軍に「戻ることはない」のではないかと。
そういう可能性を匂わせる葛藤は熱いな。
君はもう少し
……私の内も受け止めてくれると思っていたのだけれど
あの時、姉様と会ったとき
我を忘れちゃったのは
私の内を見るのが怖かったからなのかな?
ちゃんと『託す』……って言ったのに
大丈夫だと言ったのに…
だから、まだ全部見せてあげられないよ。
見せたら、貴方が壊れちゃうから
それでも……
まだ護ってくれると言ってくれるのならね
こんな私を護ってくれるのならね
私のことちゃんと見てよ
醜い私をさ……
でないと…きっと不幸になるよ
私も……貴方も
[悲しそうに笑い、少年の骸を抱きかかえながらふらりと歩く]** //
左様ですか
街に戻ると仰るが、帝国兵が門を閉ざし
容易に出入りする事も、かないません
[騎馬を降り、胸に右手を当て腰を折る
そのまま、私は話を続け]
もし何かおありなら、何なりと
私は騎士、貴婦人に対し礼を失する事があるなら
騎士は、騎士たりえません
貴婦人をお助けする事は、騎士の美徳
出来る事なら、私の立場に関わる事無く
お助けする事を、お許し下さい
いいえ。どう致しまして。
[盛大に鼻をかみ、礼を言う少年。その大胆さに思わず笑みが零れる。
困った視線を受け止めたなら、首を振る]
気にしないで、持って行っていいの。
またくしゃみが出た時に、困ってしまうでしょう。
[相手が少年であったからか、若干の疲労感からか、
軍服を身に纏った儘の割には、口調も砕けて。]
ところで、どうしてこんな所に?
ここは―――ええ、と。
[解放軍の陣営内なのは確かなのだが、足を運び慣れぬ場所なので何処、とも言えずに。
少し困った表情をして、問いだけを少年に発した。]
………、…え。
[酷く間の抜けた顔を、向けたのだろう。
見開かれた若草の瞳が、自分のそれよりも濃い緑の双眸をまともに見る。
ゆるりと瞬き、そうしてから顔を歪めるように笑う。
少しの間、目を伏せた。
やがて再びあげた瞳が微笑む。]
……、そうですね。
今、このモアネットを解放しても──
帝国はまた新たな軍を送り込もうとするのでしょう。
或いはまだこの先も、戦渦は続くのかも知れません。
───けれども。
[言葉を切ると、ふとノーラと同じ川面を見つめる。
その水の流れを見つめながら、言葉を継いだ。]
………、人が人を見下すのはかなしいことです。
見下す者も、見下される者も、──大切なものを失っていく。
慣れなくては生きてはいけない、そのために心を殺すしかない。
…帝国にも、帝国の正義があるでしょう。
けれどそれを押し付けられることを、我らは良しとしていない。
人は、自らの在る場所の…国の…ありようを、
自らの意志で決めるだけのものを、持っていると思うのです。
それが今託された、5万の兵に在る想い。
彼らがこの不羈の想いを持ち続ける限り、
──真に帝国の我らが国を支配することは、出来ないのですから。
ええええええ!?
ちょ、ちょっと、あたし、そんな貴婦人なんかじゃ…
[「異音」は感じない。相手は心底本音を言っているように、思える。しかし、今は自信がなかった。]++
/*
ぬぉぉぉおぉぉおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!
正直に言わせて!!いや、正直に言う!!
シュテラの難易度が今までで一番高いよ!?!?ww
もうPLレベルでどう応えりゃか悩みに悩みまくってるよ!?w
いや、降伏してミヒャを壊すか諦めさせて死亡一直線ー、って行く事も出来るけど、それはすっごく安易且超短絡的で。
さて、一気に吹き飛ばされた感のあるミヒャをどうシュテの隣までもう一度持って行くかに、中身が全力懸けて考えてる。
先に言ってく。頭の使い方間違えてるは禁句!!w
と、取り合えず、立って…じゃなくて、お立ちになって。
(こ、これは…どうするべき?)
[騎士、という人物には何度も接したことがあるが、ここまで徹底した者は初めてだった。人目がないとは言え、逃げるわけにも行かない。かと言って、「断る」という押しの強さは、自分にはないと思う。]
…あ、あの…街に入れない、のでしたら、あたし、どうしたらいいでしょう…?
[我ながら、そんなこと聞いてどうなる、と思いながらも、恐る恐る尋ねてみた。]//
[二人の使者を乗せ、使節旗を掲げた漆黒の快速艇が、水門から堀へと進入する。
食料を積んだ平底船はそこに留まる。
焼け落ちた銀蛇門の橋桁付近で快速艇は一度停止し、黙祷を捧げる。
残留守備にあたるグレートヒェン隊の兵に挨拶をした後、橋桁の残骸の合間を抜けて、船は金鹿門近くに漕ぎ寄せた。
金鹿門に続く橋の手前に駐留しているシュテラ隊の手を借りて、陸に上がる。
そこから、金鹿門へ向けて歩き出した。]
[出迎える帝国兵の列は威儀を崩すことなく]
この門での戦いでは、正規兵に相当な被害が出たと報告を聞いたが…
おまえを出迎えるのに、手を抜きたくないんだろう。
そういう意地は好きだな。
久しぶりの男を待つ、可愛い女みたいじゃないか。//
…、……。
[少しの間、躊躇うような沈黙が落ちる。
やがて、船の止まる直前小さな声で呟いた。]
帝国にも伝わるならば、互いに尊重出来るのならば、
──…或いは。
[それは胸に描いた、未来の幻想。]
街にお戻りになる事をお望みなら、お送りします
私は、解放軍に属する騎士
自由に出入りする事は、叶いませんが
私共解放軍も、ランヴィナス公王様をお救いするべく
城内に侵入する事を、画策しております
その時にでも、お送りしましょう
もし、行く所がないと仰るならば
解放軍のキャンプに、いらっしゃると良い
宿と言うほど、良い物とは申せませぬが
我が名に誓い、お守り致します
[立つよう言われるならば、立ち上がり
それでも、頭は下がったまま]
[親切には慣れていない。
この女性の振る舞いは、未知の領域かもしれない。]
え、で、で、でも…
…あ、じゃあっ、洗って返す!
[惑いの表情から笑顔へ切り替わる。
大きな宣言と共に、懐へしまいこまれるハンカチ。]
あ、あれ? 迷っちゃったみたい。
さっきまで皆と一緒だった筈なんだけど…
急に視界ぐずぐずになって、ふらふら歩いてきちゃったから…。
[問いに対しては、怪しげな杖を引きずりながら、上体を捻って見回し、心許ない返答となった。]
― 城内 → 金鹿門 ―
[装いを整えてから金鹿門までやってくると、既に迎えの準備は整っていた。
左右に一糸乱れぬことなく整列した兵士達。彼らの前に立つと、使節の姿が見えてくるのを待っている。]//
解放軍のキャンプ…ですか…
あたしは…街角の占い師。
そんな身でも、寄せることが出来るのでしたら…
でも、よろしいのでしょうか…?
(何?何なの?この展開!?)
[半分は演技。しかし半分は本気で、口にする。何故街ではなく、解放軍の方を口にしたのか。この時点では、自分でもわからなかった。]//
/*
相変わらずもんもん。今日は寝れる気しない。
でも、個人的にすっごくGJなシュテラ。
キャス様の一件で、大方二人固まったかなと思わないでも無かったので、この地点で新たな球をこう、ね。投げ渡されちゃあ。
PL的にはこっちもこっちでより難易度の高い立ち居地にPCを持って行きたくなるのが心情。ましてや恋愛込RPなら尚更。
でもぶっちゃけ、この過保護ミヒャをどう持ってくかがすごく難易度高い。例えてみれば、自分の最後尾の駒だけの全てがルーク一種類の状態で、相手をチェックメイトに持って行けと御題申されてる感じで。
良くも悪くも、一直線過ぎて何処かに見落としがあるという典型的なタイプですはい
/*
そうだ!!
恋の相談に長けた占い師さんがいるじゃあまいか!!w
まず結論を置いておいてだ。
相談してみよう!!www
[漆黒の快速艇が水面を滑る。
水門を抜け、無残に黒い姿を晒したままの銀蛇門へと至る。
男は一瞬酷く苦い顔をして、そうして深く水面へ向かって頭を垂れた。]
──この場と、あとを任せる。
[グレートヒェン隊として残る者らは、元公国の騎士たちだ。
見知るものも数多く、短い言葉で敬礼を交し合った。
行く者と残る者、互いに背負うべきものは承知している。]
──解放軍軍師、ジークムント・フォン・アーヘンバッハ並びに、
解放軍将、イクセル・ノーラ。
ギィ・ルヴィエ・ド・コルベール卿の弔問へ伺いました。
どうぞ、入城の許可を願いたい。
[足を踏み出し、門のうちへと声を張る。
一糸乱れぬ列を整えた兵の向こう、黒いドレスにヴェールを纏った姿が見えていた。]
私共は、身分や立場の高い者のみを保護するような
不実な軍では、ありません
私が守るのは、戦う力無き者達
私が守るのは、不当にしいたげられる人々
私が守るのは、騎士の道
貴女がお望みならば、お守り致します
私は、主を失った騎士です
騎士道に、忠なる事を怠るなら
私の生きる意味など、何処にありましょうか
どうぞ、お連れ致します
[自分の騎馬を差し、騎乗をすすめ
もし難しいようならば、抱きかかえ騎乗するのだろう]
[掛けられた声にはっとなり小さく呟く。]
……ジークムントさま。
[考えてみれば、彼がやってくるのは至極当たり前のことだった。
ジークムントとギィ。ご婦人方の人気を2分していた彼らは、よく揃って家にやってきていたのだから。]++
…頼りにしています、ノーラ。
[ふと傍らから囁くほどの声に、周囲には分からぬほどに瞳が和む。
覚悟を告げるように、励ますように。
だから、声を潜めて男も告げた。]
貴方も気をつけるよう。
──友を失う気は、ありませんから。
まあ…何て立派な志…
騎士様のような方にお守り頂けるなら、こんなに安心なことはありません…
[幾分落ち着き、丁寧過ぎず、しかし雑過ぎない、庶民らしい言葉遣いを意識する。]
よろしければ、ご一緒させて下さいな…
[にっこり微笑んで、促されるままに手を差し出す。]++
[少年の元気な宣言とに、数度瞳を瞬いた。
新品でないのが申し訳ない気がするものの、進呈するつもりであったのだが。]
……ふふふ。律儀ねえ。
分かった。待ってる。でも、何時でも良いからね。
[微笑と共に頷いてみせて。]
迷っちゃった……?
ということは、何処かに向かう所だったの。
避難所なら……送って行きましょうか。少し歩けば、直ぐだと思うから。
[この時期にモアネット郊外で迷う一般の少年。
ならば、避難民だろうかと想像したが故の提案。]
(こ、これは…調子、狂うわ…!)
[軽々と抱きかかえられた時、思わず顔が熱くなるのを感じ、誰も見ていないのに周囲を見回した。]//
[ふと、彼の握る杖に視線が向かう。
何処か悪いのだろうか、と彼を暫く眺めてから、遠慮がちに問い掛ける。]
――…それは? **
― 塔 ―
[二名の姿を目視することができる、一人は和睦のときであったジークムント、もう一人は、何気ない会話を振られた江賊風の男]
なるほど、この二名でしたか
さすがに、リーダーはつれてはきませんか
[そして迎え入れるは、黒いヴェールに包まれたゾフィア]
[塔から気配を殺しながら静かに様子を伺うのは、まるで獲物を見つめるような銀色の瞳]
[だが過去は過去――。決して元に戻ることのない夢のような時代。
女は門まで歩み寄り、2人の姿を認めると、ヴェールを上げ顔を見せる。]
――ジークムント・フォン・アーヘンバッハさま並びに、イクセル・ノーラさま。
我が名はゾフィヤ・フォン・ロートシルト。この度の弔問を心より歓迎いたします。
亡き人も、敵方とはいえこのようなご訪問を戴くことは、遠いヴァルハラから大変嬉しく思っていることでしょう。
城内に部屋を用意させていただきました。そちらでゆるりと語り合いましょう。
[口上を述べると]
……無粋で申し訳ありませんが、武器の携行があるのでしたらこちらでお預かりさせていただきます。
[そう付け加えた。]
[響くように続けられた言葉に、瞳が罅割れて。
何かを帰そうとしても、言葉が思い浮かばなく。
悲しげな顔で、でも、彼は自分を振り返る事もなく]
……ちが………
そんな……おもって……いのに……
[膝が折れ、ぺた、と情けなく手を突いて。
両手を塗らす血が冷たく、身体を塗らして]
ただ……きみが……
……あんなこと……またなるのが……
[痛い。どこも、痛い。
また浮き彫りになった気持ちが、じくじく]
[女性の顔が赤くなるのを感じ
何か失礼があったろうか、と思いかえすが
思い当たる事もなく]
私は、ヴェルナーと申します
恩名をお聞かせ頂けますか、フロイライン
[馬を走らせつつ、問う
出来るだけ、振動のないよう注意しながら]
[ジークムントに続いて乗り込んだノーラの上腕には、正使のそれと同じく喪章がピンでとめられている。
そして、非武装のジークムントとは異なり、ノーラの背腰には剣が佩かれていた。
ゾフィヤの促しに、素直に剣を差し出す。
ブーツに仕込んだナイフは、見とがめられなければそのままに。]
――鎧も?
[胸当ては珍しい海豹の革。
水に浸かっても強度の落ちない鎧。]
――…!
ジーク、が?
… ああ、そうか。そうだな、確かに。
あれが来るのが、もっとも自然、か。
はは。どうしてそこに思い至らなかったのか。
私も、どうかしている。
― 自室 ―
ジーク…アーヘンバッハが、来た ――?
[反乱軍の将が、
それも、軍の中核にいるだろう彼が、弔問に訪れた、
との報告に、目を丸くして。
やがてそれが、笑みに崩れる。]
/*
あーーーーこの一発言で一時間以上悩んだ!!ww
実際問題、ミヒャの過保護が、その気無かろうともシュテラにそう思わせてるのが俄然足る事実なのだから。
ただの過保護でそうなってるんじゃ論外。
幾つか『そんな形でしか』だとか『結局ミヒャのが超依存(確定か』だけもあれなので。
責めて少しだけでも克服ルートがありますように、としつこい位にまでキャス様に責任を擦り付けてトラウマモードにまで持っていってみた。
すっごく発想が貧困な中の人だから、頭が詰まって困っちゃう。
こう言う所だけはノリで行きたくないのだよ
[恭しく一礼してノーラから剣を受け取ると、傍らの兵士に渡す。]
ああ、鎧はそのままで結構ですわ。
[ナイフには気付いていない。]
ゾフィヤ・フォン・ロートシルト?
なんか聞いたことある姓だな。
誰?
[小声でジークムントに問う。
長く解放軍にいた者ならば、当然、知っている姓だろうが。]
[白磁の肌は漆黒のヴェールに覆い隠され、その内なる顔を顕わにしない。
だからすぐには、彼女の素性は分からなかったのだけれども。]
……、…。
[滑らかに優雅な仕草で、黒いドレスの娘が歩み出る。
顕わになった顔を見つめて、男はごく僅かに目を見開いた。]
───ゾフィヤ、貴女でしたか…。
……、丁重なお迎え痛み入ります。
敵なれど、見事な将の死を悼むのは騎士として同じこと。
我らが弔意をお受け下さり、心よりの悔やみと感謝を申し上げる。
──願わくは、彼の魂のヴァルハラに安らかならんことを。
[感情を押し隠すように丁寧に礼を返し、続く促しに傍らのノーラを振り返った。]
そうか、…そうか。あいつが来たのか。
ああ、なら歓迎してやらなくてはなるまいよ。
… よし。ローゼンハイム公の棺を聖堂に運べ。
それから、兵を100名。
ゾフィヤの麾下からがいい。
それを聖堂の周辺へ。合図と共に――
……いや、殺すな。殺さなくていいから…
それから――
[どこか楽しげに文官へ命じる声は
次第に小さくなっていく。]
…、テオドール・フォン・ロートシルト卿のご息女。
───かつての我が上官の、娘御です。
[剣を差し出す様子を黙って見遣り、小声の問い掛けにはそう返す。
交わす声は、ごく短く。]
え?あ、ああ、あたしは…
…占い師のアプサラス…サラス、でいいですわ。
[占い師として、いつも名乗る名前を口にする。偽名、は、咄嗟には出て来なかった。]
…ヴェルナー様、と仰るのですね。
ありがとう、ございます…
[当然、既に知っている名前。しかし、自然と出てしまったのは、そんな言葉だった。]++
[ジークムントの驚いた表情。振り切ったはずなのに胸が痛むのは何故だろう。
抱きついてしまいたくなる衝動を必死に抑えて。]
……城内の応接室に、ほんの少しですがお酒を用意させていただきました。まずは、そちらのほうへご案内いたしますわ。
[逞しい背を見ながら、これは本当に底意がないのだと、改めて認識する。自分を少しでも怪しんでいたならば、無防備な背中をさらすはずがない。しかし…]
(ひ〜ん、これは予想外よぅ〜、あたしどうなるのぉ〜?)
[ゆっくりと走る馬の背に揺られながら、...は思わず*天を仰いだ。*]
[白磁の顔は、記憶にあるよりも少し大人びていて、
けれども昔と変わらず、綺麗な瞳をしていて、
胸に押し殺した、遠い日の記憶を呼び起こす。
それは懐かしく──…また、鋭い痛みをも伴っていて、]
…分かりました、お願いします。
[あとについて、足を踏み出しながら声を掛ける。]
───ゾフィヤ。…お元気でしたか?
[あれから声を交わすのは、はじめてのこと。
声色は責めるのでもなく、問い詰めるのでもなく、
静かに彼女へと向けられた。]
アプサラス様・・・
サラス様と、お呼びすればよろしいか
礼など、必要ありません
私は、私の騎士道に順ずるのみ
私の事は、どうぞヴェルナーと呼びすてに
[小さく微笑むのだが]
ああ、それと
すぐに、寝所をご用意する事が叶わぬ時は
私の天幕で、お休みください
本日、私は兄を救いに参ります
戻る事が出来ぬと想いますので
ご心配には及びませんよ
そうですか。わかりましたわ。
[――酒になにか入っていると警戒されているのかもしれない。
ノーラの言葉を聞いてそう感じた。
やはり彼らは罠である可能性も考えているのだろう。]
[ゾフィヤが背を向けるのを待ち、傍らの青年へと視線を向ける。
そうして、呟く声に僅かに苦いような、泣きたいような笑みを向けた。]
────…。
…、解放軍初代リーダーのご息女です。
留めおかれたわけでは、
───ないでしょう。
[彼女に対する噂は2つある。
そのひとつ、ノーラの推測を否定する。
彼女は、恐らくは彼女自身の意志でここにいるのだ。
その認識は、過去の傷を引き釣り出すもの。
けれども伝えねばならぬと、務めて冷静に口にする。
情報は、正確でなくてはならぬのだから。]
[だがノーラと違い、ジークムントからは断るような言葉は聞かれない。
それだけ信用しているのだろうか?私を?まだ?
いや、信用できるはずがない。
必死で過去の映像を頭から振り払おうとしているのに――。ジークムントから紡がれる言葉は優しくて]
……はい。元気に……しておりました。
ギィさまに……とてもよくして……いただいて。
[既にヴェールは降ろしているし、前を歩く女の表情は見えないはずだけど。
肩が小刻みに震えはじめているのは気付かれただろうか。]
……っく……
だって、痛かったよ……
あの時も……僕の傷なんかよりも……
君が……居なくなりそうなのが……
……今も……痛いよ……
[人によっては、歪な段階で。
一階を上がった先に三階があって、三階を上がれば二階がある様な。
でも一番に痛む傷は、今も残って]
騎士様を呼び捨てなんて、そんな…
あたしの方こそ、サラス、でいいですわ。
何から何まで…本当にお礼の申しようも…
[兄…という言葉に、ふと首を傾げる。]
お兄様を…救出…?
お城に、囚われていらっしゃるのですか…?
[この若い騎士に、兄がいただろうか…自分の知る情報を検索しながらも、素直に問いかけてみた。]
解放軍初代リーダーの?
[初代は暗殺されたという噂。
ジークムントとゾフィヤの交わす会話の端々から読み取れるもの]
自分が選んだ「最善」を赦し切れない。そういう悲劇か…
……、ゾフィヤ。
[前を行く細い肩が、ヴェールが、小刻みに震えだす。
それが過去を思ってのものなのか、
それともギィの死を思ってのものなのか、
すぐに判断は出来ずに、…ただ。]
───、そうですか。
[尊敬する人の愛娘と、敬愛する友。
彼らを祝福出来ていたなら、どれほど幸せであったのだろう。
どれほどの涙が流れずに済んだのだろう。
けれども、それは白昼の夢にも似て、はかなく。]
ならば、私もサラスと呼びましょう
等価交換、と言う奴です、いかがか?
[その後の質問には、何の疑いもなく
当たり前のように、回答する]
私に、血の繋がった者などありません
ただ、兄のように慕う者はおります
その者が今、ギィなる将の弔問の使者として
彼の地に、参っております
ただ、間違いなく罠であろうから
掴まるより早く、救出しようと
公王様も、おむかえに参上する必要がありますし
…………、…。
[それでも彼女に告げていない言葉がある。
あの日、彼らの元へと草原を駆け抜けた。
弓を番えて、その背に降らせた。
それを目にした者は、なかったろうか。
…仮令なくとも、自らの心に偽りはつけないのだが。
罪悪感。些か場違いな感慨だと、一方に思う。
だがもう一方に、そう形容される思いを押し殺すのだ。]
[そのまま話しかけられなければ無言で城内2階の応接室に案内する。
ジークムントさまは――
たったそれだけの言葉なのを何度も唇に乗せようとして、そして何も出来ない。]++
― 金鹿門 → 応接室 ―
[浸りこんでいたからか、一瞬、何を聞かれたのかわからなくなった。
だが言葉を反芻して漸く合点がいき。]
ええ……。彼はあのまま目覚めることがなく……。
とても安らかでした。
[――危ういところで自分のやるべきことを思い出した。]
………、…。
単純なしあわせ、というのは。
…何故時に、難しいのか。
[ノーラの感慨に、ぽつりと返す。
そして黙って、黒衣の娘の背へと視線を据えた。]
「……私ともデートじゃないのー?(ぶーぶー)」>ゾフィヤのメモ
そして、ここでもベクトル外の俺ww
↓この辺の赤で、ギィがゾフィヤのこと、慰めてんじゃね?
─────…。
[答えの返る、ほんの僅かな間。
思考を巡らせるかのような短い時間に、若草の瞳が微かに細められる。]
──…、そうですか。
ならばせめて、…良かった…とは、言えませんね。
[けれども声に出したのは、そんな言葉。
そうして口を閉ざすと、黒衣の娘の背を見つめた。]
― 市街地遺体安置所 ―
[先に返却したカスパル卿以外の解放軍の遺体保管は順調に進んでいる……が]
『……運搬も依頼された以上おそらく先方と接触できますが、商談に及びますか?』
……まぁ機会があるなら会ってやろうか。
身の危険? もちろんあるわい。
こちらから取引を持ちかければ帝国との商売がやりにくくなる、じゃが手ぶらでは斬り殺されるのがオチじゃろう。
どんな将軍を討ち取るよりワシを亡き者にする方が今の帝国には痛手じゃからな……まぁ連中はワシの価値を分かってやせんだろうが。
アメがなければムチをくれてやればいいんじゃ。
商人を敵に回して政治などままならんことを教えてやるわぃ。
>>=12
楽園の時代が終わり、人が神から分かれたときに得たもの――「罪悪感」があるから。
/*
とか答えようと思ったけど、こいつの柄じゃないから止めました。
いつもの神父キャラなら言ってる。
[言葉には何も返せなかった。
実際にギィが亡くなっていたとしても、返せやしなかっただろう。
ジークムントが何を思ったかは、わからなかった]++
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