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−解放軍・医療室−
[医療従事者の朝は早い。日が昇り始めた頃〜
などと牧歌的な田舎職人の朝のような、素晴らしい朝も希望の朝も、ましてや「ごきげんよう」 などというさわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする……なんてことはありるはずもない。
朝も昼も夜もなく……怪我人が送り込まれれば、即ちそれが合戦の合図
……ここにはもうひとつの戦場があった]
[今日もまた怪我人が押し寄せる
戦場で命長らえても、その全てが助かるわけではない。
ここでできる処置など限られ
そして、苦痛は下手をすれば、斬撃のそれよりも苛烈を極める。
日付などという概念が、既に頭から消えてしまったそんな日
盟主直々に呼ばれた男は、二人の様を見て面白くなさそうに髭をさすりながら低く唸った。
……ビンセント・W・ブルンネン
かつて公国軍医長も担った、もう一つの戦場の主、軍医携わること59年を豪語するベテランである]
[まあ額がやや広くなって、それに反抗するかのように口ひげなどはやして見た風貌。実年齢とてそこまでもいっているはずもなく……59年などと誰も信じてはいないだろうが……
本人も深く覚えてもいない。要はそれくらい根付くほどに、ということだ。
軍師の手当とダチュラの報告を終えると>>553、すぐさまもう一人の急患へ
…矢を受け、意識も失っている方を診療台に寝かしつける。傍らに寄り添う副官とおぼしき者がいたが、施術の邪魔とばかりに追い出しただろうか?>>535
ここまで心配げにしていては……そういう場面で取り乱されてもかなわないと言わんばかりに……]
[どれくらいの時間が経っただろうか?....は今自室に寝かされていた。
ただでさえ飽和状態の医務室で、それも一般兵と同じ場に寝かすわけにもいかない。
おそらくずっと側で待っていた副官に連れだって、....は運ばれた。
『少し寝れば目も覚ます…だろう。再び戦えるかは意志次第だろうが』
彼は軍医の顔を見ただろうか?
それは、激務の疲労とはまた違った
まるで奇異な……見てはいけないものを見たような……
それほどに青ざめ、恐怖に凍り付いたものだったのだが]
― 解放軍・自室天幕内 ―
[うっすらと目を開ければ、いつものように彼が見える
多分いつものように心配げに
いつものように私だけを見て
そんな彼へそっと手を伸ばす
たどたどしい手で……
今は霞んでよく見えないから
その手で確かめるように
頬を……唇を探る]
また泣きそうな顔をさせているんだろうね。
そんな顔されたら、こっちまで心配で
休んでられないじゃないか。
もう痛ぅはない…心配せずとも、私はここにいるぞ。
どうせ……寝てないの……だろ?
寂しがりだの? 姉上が見たら笑われるぞ。
ほら、こちらへ来い……
[言葉とは裏腹に、まるで請うように……
手を伸ばすのも、今はとてもおっくうで
けれど伸ばさなければ、彼の温もりが感じられなくて
それが……とても怖くて……
急かすように…震えながら
探りながら、彼の首筋に右手を回し
抱きつくように引き寄せる]
─ 夢/喪われた時 ─
[あれが何の理由だったのか、もう分からない。
恐らくは、言いがかりでもつけられたのだろう。
帝国からやって来た”彼”はとても優秀で、
公国の若者達──殊に、甘やかされた子弟達──からは、
随分煙たがられてもいたからだ。]
[赤毛の友を取り囲んでいたのは、10名ほどの若者達だった。
圧倒的に不利なのだろうに、彼は怯む風もなく、
冷厳とした目を若者達に向けている。]
『…滑稽だな。』
[くっと口角をつり上げ、友が口にしたのが、最後。
若者達がわめき声が上がり、一斉に殴りかかる。]
「…、お前たち、何をしている?おい…!?」
[乱闘に気が付き、飛び込んだのはその直後。
気がつけば、2人がかりで彼らを殴り倒していた。]
「馬鹿、もの…っ。一人で、何故退かない!?」
[肩を息をし、壁に並んで凭れながら友を横目で睨みつける。
私が来たのは、たまたまだ。
2人でなら兎も角、いくら彼でも1人では勝機もあるまい。
──わざわざ挑発など、しなくても良さそうなものだ。
一人で袋叩きにでも遭う気だったのかと、問い詰める。
だが、彼は頬に赤く傷を引き攣らせながら笑って言ったものだ。]
『―― 私が、退くと思うか?』
[切れ長の瞳が笑う。
ああ、この男は確かに、己の不利如きで簡単に退いたりはしない。
しないと知っているから──こつりと、額を小突いてやった。
いつもこうして、助けてやれるわけではないのだ。]
『……心配してくれるのは、嬉しかったが。』
[誰が心配したか。と、怒鳴りかけ──口を閉ざす。
代わりに、べち。と、次は容赦なく額を指で弾いておく。
はは、と赤毛の友が明るく笑う。
まったく、と釣られるように自分も笑う。
ボロボロになった自分たちを見て、黒髪の少女が目を丸くした──*]
―― モアネット城 客室 (補完) ――
[失敗に終わった脱走計画。
だが、人質にされかけたゾフィヤ自身が制止したおかげで、再び組み伏せられることはなかった。
そればかりか、部屋の中では枷もつけられていない。]
…俺にどんな利用価値がある?
そういうコトを考えるのは苦手だぜ…
ソロールしてて時間なくなると本末転倒だから、はしょった!
どうせ自力で場を動かせない状況だし。
……もしかして、昨日の人質未遂、しゃるさん(←ゾフィヤだよねぇ。)のトラウマだったか?!
また逃げんのかよ、みたいな。(汗
あれで逃げる気なかったですよ? むしろ止められてギィにボコられるの期待してたよ (爆
今回、理由がなんであれ、俺が帝国側についたりすると、「ルー・ガルー戦記」におけるenju=裏切り者レッテルが確定されてしまうな…
― 塔・地下室 ―
[湿り気のある澱んだ空気。
窓のない、殺風景な石造りの壁。
小さな格子の嵌った、重い扉と
奥にある、簡素な暖炉の煙突だけが
外界に通じている、閉ざされた空間。
ノーラを連れてきた兵達は
待ちかまえていた数人の獄吏に男を引き渡す。
獄吏はノーラを部屋の中央に立たせ
天井から伸びる鎖に手首を繋いで
"尋問"の準備をしつつ、主の到着を待った。]
/*
ノーラに返答したい ような。
困る ような。
この囁きテレパスって本当なやむww
魔法?まほうなのか?どういう仕組みなの!?w
[やがて。
軍靴の音を石床に響かせながら、
赤毛の男は地下の部屋へと足を踏み入れる。
繋がれた江賊を一瞥して、口角を上げた。]
新しい部屋は、満足してもらえたか?
賊軍の大将どの。
[やがて。
軍靴の音を石床に響かせながら、
赤毛の男は地下の部屋へと足を踏み入れる。
繋がれた江賊を一瞥して、口角を上げた。]
新しい部屋は、満足してもらえたか?
賊軍の将軍どの。
―前庭―
へぇ…凶悪犯罪者が脱走…そりゃ危険だ。
[演説を聞きに言っていない...はただ流れる噂を兵のものと聞く。
まあ帝国が引き寄せたとはいえ、騒ぎがあって脱走する機会はあったであろうか。
ユーリエに、目配せすると、頷かれる。
真実であればそいつらをかき集めろ。だ]
一般市民にまで迷惑かけてほしくないよなぁ…ぁ、俺いま兵隊だった。
[嘆息する...にユーリエはほんの少し呆れたような眼差しを送る。
長い付き合いで分かり合えるというのも色々問題だ…と思った頃に城から一団が出てくる。
見ればそれは己が射掛け、そして応急処置を施した江族。
それが塔のほうへと搬送されていくのを静かに見送った]
[鎖をかけられる間も、抵抗はしなかった。
こういう場所では
心は要らない――
これから始まるだろうことを思えば、
その方が、いい。]
[現れたのは、執政官当人。]
狭い空間は気が滅入る。
ましてや、こんな連中と――
あんたが相手じゃな。
[いまだ“将軍”と呼びかけるのは故意にか。
かすかに燻る疑念。]
[実のところ、塔の地下牢から凶悪犯罪人が消えたのは
この戦いが始まる少し前のこと。
自由と富を餌に、執政官の配下に加わり、
今は、市街地の何カ所かで、
密かに役目を果たす時を待っている。]
― 塔・地下 ―
そう言うな。
聞きたい事を話してくれれば、帰してやる。
[あっさりとそう言うと、
少し離れた場所に椅子を置かせて、腰掛ける。]
ゾフィを怖がらせた分のお礼は、
しっかりとさせてもらうがな。
まあ、俺は、解放軍について、たいした情報をもってないがな。
グレートヒェンのスリーサイズだって、まだ聞いてない。
─解放軍本陣─
… ……、… 夢か…
[短い眠りは、遠い過去の夢を運んできた。
刹那、柔らかな光が若草の瞳にたゆたう。]
─────、馬鹿な。
[だが、次の瞬間口元に浮かんだのは苦い笑み。
ぐしゃりと前髪に右の手を当て、起き上がる。
男は既に、解放軍軍師の顔を纏っていた。]
──…報告は。
そう、市街に入り込むルートの確保は…なるほど。
やはり、あれか…。
[ノーラを救い出すのに、人員が必要だ。
無策で侵入しても、また今日の二の舞であろう。
少し考え、断を下す。
部下を呼び、ずしりとした皮袋を彼に与えた。]
旧市街よりモアネットに入り、エティゴナ商会の者と接触せよ。
──内部への手引きが欲しい。
手引き、及びにそれに関する情報を買いたいと持ちかけよ。
それは手付けだ。
対価は──、そうですね。
必要ならば、現在の仕入れに関する便宜。
そう、モアネットの外の行動の自由ですよ。
後は、…ああ。
『モアネット解放後にも、貴店の力をお借りしたい。』と。
そう、それで恐らくは通じるでしょう。
……落城後のことに、思いを致さないほど鈍い者ではないはず。
危険ゆえに書は持たせぬが、欲しければ差し上げると言いなさい。
私の名を出して無論構わない。
──よし、行け。
[部下を密かに送り出す。
エティゴナ商会。
黒い噂の絶えない商人だが、別に暗殺集団というわけでもない。
金儲けだけだというなら、これは単に自然なる悪徳だ。
手を結べないはずはない。と、男は年少の青年たちとは別の判断を下した。]
[江賊の言葉に、薄く笑みを浮かべ。]
まずは、名を訊こうか。
[知れきっている事柄から、尋問を始める。
反乱軍の規模、将の数、部隊編成。
ある程度、事実を掴んでいる事から、
情報の無い事柄へと、質問を続ける。
答えがあろうと無かろうと。
まだ、獄吏達に動きはなく。]
お前達が次に取る作戦は?
[差し招いた獄吏が、鞭を手に、虜囚の隣に立つ。]
ジークムントの発言が見えると、リアルタイムで緑ログが伝わっているんだな、という感覚が、
何かしらの安心感になってノーラに伝わってるんだ。
不思議だな。
まあこやつの弁ではないが、生きてもおれば幸せも不幸もあるでな。
こうやって戯れるもひとつの幸せ。はよぅ戦を終えて、御主と優雅に食事でもできればまた僥倖というものよ。
それにの、……幸せは与えられるものでもあるまい?
自らで掴まねばな。私も…御主も……な。
む…そうであったな。では留守をよろしくお頼み申すぞ。
『じゃなー姉ちゃん。来世ではダーリンって呼んでくれよぅ』
[ふりふりとカンタレラの手を振ってみせながら、ドロシーを抱き上げ駆け出す。
ふむ…童の遊びと思ったがこれはこれで楽しいものだ。今度ミヒャエルにでもぬいぐるみを所望してみようか? いや……それは少し恥ずかしくもあるか…
などと思えば傍らのカンタレラは、なにやら意地悪そうに笑うのだった。]
イクセル・ノーラだ。
ヴェルナー・フォン・アンデルスの名代たるジークムント・フォン・アーヘンバッハの盟友にして、弔問副使。
あるいは――“逆波のノーラ”
[そう名乗った。
続く質問には、苦笑するのみ。]
俺はまだ、解放軍にいる女の子の人数すら把握してない。
[部下を送り出し、一瞬天幕内が静かになる。
睨み上げた天井、その瞳は鋭い。]
行けるものなら、か──…
[思いだけで助けられるなら、どうやってでも助けよう。
己が走って助けられるものなら、走ろうとも思う。]
[──だが、現実は違うから。]
────…。
尋問、か。
…情報の聞き取り、反応。
それに──…人質にでも、するつもりか。
[可能性を並べる。
なるほど、簡単に殺すよりも生かしておいた方が役に立つものなのだ。
カードは、多い方がいい。
男は机に肘をつき、そんなことを呟いた。]
―市街地西 墓地の片隅(ノトカー)―
[周囲のものは皆、こちらを普通の司祭とみなしているらしい。
それもそのはず、今はそう見えて不自然でない装いで、杖も携えていない。]
[草――毒草の類でなく、大陸全土に自生する、香草だ――を小さな祭壇上で燃やし、いくつか、弔いを希望するものたちの儀式を終えた。]
[爽やかな香りが流れ行く。]
[少し前、ギィの演説ぶりを遠く臨んだ。
真赤を纏う立ち姿は、威厳に満ち。
緩急をつけ、人の気を惹きつけてやまない話しぶりは、堂々たるもの。]
――大したものだ。
[やや、皮肉にひとりごちる。]
ある集団の旗手が在るとすると。
その者の役割は、集団をばらけさせずまとめる事。
そして、その役割に必要とされるのは、主義主張を唱える口。――それだけだ。
それ以外は、必要ない。
民というやつはどうせ、上辺しか見ないのだから。
……まだ、新参か?
それとも、アーヘンバッハの個人的な部下か?
あれの副使につく位なのだから、
それなりの地位かと思ったが。
[江賊の言葉に、意外だという顔をしてみせる。
次いでの答えには、眉を上げた。]
それほどの価値が貴様にあるとでも?
だが、…ああ。
アーヘンバッハは、よほど貴様の事が
お気に入りなのかな。
―― 回想 ―
[座り込んだ地面の冷たさに、初めて脚の力が抜けたのだと理解した。
ノーラが。言い掛けた言葉に僅かに肩を跳ね上げる。>>=97
仰ぎ見れば、交わった若草色の瞳。浮かんだ恐怖と動揺の色は読まれてしまっただろうか。]
―――……
――…
!
[天幕を出て、両手で自身の両頬を強く叩く。
鋭い衝撃と共に乾いた音が響いた。
医務室へ走り出す。心の中に何事かを言い聞かせながら。]
["兎"のような耳もなければ、単身忍び込む術もない。
けれど。]
───水の女神の加護を。
[江賊流と船上で教わった祈りは、
恐らくは彼の部下たる江賊たちと同じもの。]
旗手には、言葉さえあればいい。
旗手の掲げる言葉を気に入れば、民は称えるだろう。
極論を言えば、旗手の内より湧く言葉でなく、
他人によって練り込まれた文言を唱えても同じこと。
旗手自身の仁義礼知信も、理想も要らない。
旗手の、心も、感情も、要らない。
[戻った頃には、瞳は常の様見えたことだろう。
本当に、改めて天幕を見回せば、皆満身創痍で。
目の前の人はと言えば、あちこちが汚れて破れ、巻かれた布には血が滲み、しかも水に浸かった為に余り意味を成していない。
失礼します、と断って布を取り去るととりわけ酷い刃傷。]
………、何だか…傷だらけ、です。
…………。
[瞳は傷口を捉えていたけれども、何か別のものを見つめる様に。やがてぽつりと、呟くように一言。]
旗手を据える集団にとって、他に必須なのは…ああ、優秀な補佐役か。
あのジークムントとかいう輩の、手腕次第か。
あぁ、と。あとは旗手の見栄えが良いのがベストだろうな。
その点ではヴェルナーなんかはなんだ、良い感じ、か?
[くす、笑む。]
[ふと振り返る。医者に何かあるのだろうか、一向に治療を受けようとしないヴェルナーがまだ近くにいるのなら]
……盟主殿。次は貴方も処置を受けて下さい。
逃げたらだめですよ。
[傍らの消毒液を指し示し、そう念を押すのを忘れない。]
ギィは、執政官で。
彼の言動は彼発祥のもの。
先程の如く、己の生死の扱いすら利用した鼓舞、…方向性は、合理的。
だが、ヴェルナーはどうだろうな…。
単なるつまらない旗手で、あれば。
[そうして、忙しく動かす手を止めて、見上げる]
――ノーラさんは、助けます。
助けなくちゃ。
……そうでしょう?
全軍を動かすのが無理だというなら、いっそ私一人でも。
[潜入には自信がある、とでも言うように。
行くのなら皆で、この軍ならばそのように動くのだろうけれど。
事前処置を終えたなら、おしまいです、と言って傍らの医者へと続きをお願いしただろう*]
それならば、つまるところ。
言えやしないか?
ヴェルナーよりも、ギィが優れている、と。
[とりとめも無く、思考の筋を弄ぶ。*]
ああ。あれのことなら、よく知っている。
[目を細めて、当たり前だという声で言い。
獄吏に命じて、男に背中を向けさせる]
やはり、こちらの使い道しかないか。
――見事なものだな。
[背中一面に躍る、逆巻く波と伝説の海獣。
それに、称賛の声をかけて。]//
もし、グレートヒェンがメイド姿で助けに来てくれたら、どうしようか。
[そのまま、横抱きにして持ち帰ってしまうかもしれない、と思った。]
[彼の治療が施されてからも、随分と時間が経った気がする。
なのに、まだ彼が目覚める様子は無くて]
(早く、起きてよ……)
[あの時も、充分過ぎる程にこうして傍に居た。
もし目が覚めなかったらどうすれば良いのか、そんな不安に苛まれながらで。
再び、目をキツく瞑った時に。
頬に触れる、少し冷たい。
でも誰より暖かい指が触れる]
――……
バカ。僕の顔なんて、気にしないでよ。
……本当に、何ともない?
いいよ、実際に、寂しがりなんだから。
そのくらい。誰も、笑わない、よ。
[請われるままに、彼のすぐ近くにまで、顔を寄せて。
一度額に口づけてから、柔らかく髪をなでる。
生きている、人間の体温が、切ないくらいに温かい。
震える様に伸ばされる手に、少しだけ、そちらへ顔を近づけると。
首筋に手が回され、更に近くまで、引き寄せられる]
――はい。わかりました
[落ち着く声で、そう、自分に身体を任されてしまうと。
そう返す事しかできなくて。
柔らかく彼の頭を抱きしめる様に。
良い、と言われるまでずっとそうしている]
[報告の後、副官を呼び寄せ指示を出すジークムント、彼らの様子を見詰める。
何か、思い当たることか策があるのだろうか。
やがて休息を取ると言われたなら、周囲の兵達と同じく頷く]
お疲れでしょう。今はお休みください。
…………、ご無事で、なによりでした。
[本心からそう口にし、また一方で、何処か遠くを見るような視線を足元に投げて。
その後は難しい顔でシュテラの治療にかかる医師の傍で、彼の容態を伺うのだった。
治療を終えれば、ミヒャエルに付き添いを任せその場を後にする*]
興味があるなら、彫り師を紹介してやるよ。
――あんたには、どんな図柄がふさわしいだろうな。
[この入れ墨に気づいていながら、ギィが自分をあくまでも将として扱うのを、少し不思議に感じていた。
ジークムントがそう紹介したから、なのだろうかと。]
――ジークさん。今、御手透きですか?
……シュテラが今、少し眼を覚ましました。
[最も、その時、腕の中の彼は再び眠っているかも知れない。
しかし、意識を取り戻した事を、軍師へ伝えようとする]
[何か聞こえたような気がして>>=117、瞳を僅かに揺らす]
……忍び込むなら、その方が好都合かもしれませんね。
[思惑までは分からずに、密やかに微笑した]
緑ログの指向性とテンションが偏っている件。
後で、ログフルオープンになったとき、全共鳴者に等しく見えている状態で、各自が超指向性の囁きを書き綴っている「愛はブラインド」な感覚がわかってもらえるだろうかw
生憎と、私にはその手の趣味は無くてね。
入れ墨など、罪人の印程度にしか思っていない。
見事だとは思うが。
[合図を送れば、心得た獄吏が腕を振り上げた。
風を切る鋭い音。激しい打擲音。
海獣の首を断つように、赤い筋が刻まれる]
帝国に盾突く矜持とやら、
切り刻んでみるのも面白かろう?
─自らの天幕の中─
[そうして、天幕の中で物思う僅かな時間。
新しく手当てを受けた右脚が、ずきりと痛んでその存在を示す。]
───は。
[誰の目もない自らの天幕の中で、男は机に肘をつくと額に手を当て、
痛みを堪えるように俯いた。]
……っ…、…グレートヒェン。
[言葉が、怪我より他のものを指したようで、一瞬言葉を失う。
敏い翡翠の瞳と視線があえば、僅かに若草の瞳は揺らいだ。
一度目を伏せ、苦く笑う。]
…約束を守れずに、すみません。
ですから、必ず。
ええ、彼は助けます。──必ず。
[しっかりと目を合わせて、深く頷く。
一方で胸に苦味の沈殿してゆくのを自覚する。
少しずつ、少しずつ分からぬほどに溜まって行く──、
これは、恐怖だ。]
[自らの怪我ではない。死でもない。
けれど、己の手で親しい者を傷つける。命を捨てさせる。]
『───いけ!!』
[混乱の中、響いたノーラの声を思う。
……弔問になど向かわなければ、今も彼はここにいたのだから。]
[覚悟はしていた痛み。
捩じ伏せ、空気を求めて喘げば、皮膚が灼ける。]
…男の背に傷を残すとか、無粋だぜ。
御大将が目をむいて怒りそうだ。
背中だけじゃ寂しいなら、
前にも跡をつけてやるぞ?
[二人の獄吏が交互に鞭を振り下ろす。
なにを目的としたものでもない。
ただ、虜囚を苛む事だけを目的とした責め。]
─解放軍本陣 天幕内─
───、出陣の用意は滞りなく?
城方にこれ以上の余裕を与える必要はない。
それと、……ああ…。
[嘆息にも似た沈黙。
視線は、机上に置かれたひとつの箱の上にある。]
少し出ます。あとを頼む。
[立ち上がると、脚が痛む。
だが苦痛の表情は押し隠し、小箱を手にして天幕から歩み出た。
伝令が走ってきたのは、その時だ。]
(やっぱり、厳しいか)
[どうしたものか、と嘆息した時に。
様子を看に来たのか、先程彼に治療を施してくれた軍医が]
先程、眼を覚まされました。
……もう、峠は越えたようです。
[そう告げると、ほっとしたように笑みを浮かべ]
それより、すみません。筆記具を持ってきてくれませんか。
僕は……この通りなので
[そう、苦笑交じりに、彼の枕となっている腕を示して]
[筆記具に手を掛けようとしたとき、ようやく軍師からの応え]
――大丈夫です。峠はもう、越えました。
もちろん、充分な注意も必要です。安静にしないと。
[そう安心させるように言ってから。
少しだけ息を潜めるように、真剣な声色で]
――イクセルさんを、助けるのでしょう?
己の手で親しい者を傷つける。命を捨てさせる。
辛い、な。
だが、友のために命を捨てる者は、
絆した相手に、力強く前に進んでほしいとしか、願ってないんだぜ――
そっくりかえしてやる。
――生きろ。
精一杯。最後の一瞬まで。
その証拠なら、見せてやるさ。
/*
にしても、赤ログや灰はどうなっているのでしょうね。
全部のログを読むのに参加時間と同じくらいの時間が必要なるがるですが、今回はきっと未だ嘗てないくらい膨大になっていそうです。
楽しみだけど……、 …って、あ。青もあるのでした!
[最初の言葉には頷き、無言で頭を下げる。
本当は今現在服用している薬も、十二分に特殊なのだが。
余り彼の身体に悪影響が無ければ良い、と思って。
返ってきた返答に数泊、間をあけてから]
――イクセルさんが捕らえられた以上。
少なくとも彼は人質として、江賊の民の動きを封じさせられます。
僕達に取っても、イクセルさんの身柄を突きつけられたら……
帝国の司令官は、自分の生死すら偽る程です。
僕達が動こうが動かまいが、確実にイクセルさんに手を伸ばされると思われます。
……悠長は許されません。
即効。今日にでもイクセルさんを助けないと。
命を、捨てるよりも──…
[生きていてくれた方がいい。そんな言葉を思わず呑みこむ。
ぎり。と、拳が白くなるまで握りしめられた。
命を賭けて向けられた想いを踏みにじるのは、
───冒涜だろう。]
[暫し、鞭が獲物を打つ音と、
鎖が軋む音に耳を傾けていたが、
男が気を失う前に、獄吏達の手を止めさせた。]
意地を張るな。
助けを求めて泣き叫んでも良いんだぞ?
聞いてやるかもしれないのにな。
[頭から水を浴びせて、流れる赤を洗い流してやる。
見る影も無くなった海獣の目を見つめながら、
獄吏に、次の用意をさせた。
男の視界の先、部屋の奥で、
暖炉が赤々と炎を上げている…]
……、分かって、います。
[顔を上げる。
表情は硬くとも、そこには涙も絶望もない。
ただ、軍師は黙って強く、遠くに見える城の塔を睨みつけた。*]
いやな……君は働き者だと感心しておっただけだ。
ああ、軍師殿、色々手間を取らせすまぬな。
イクセル・ノーラの救出の算段であろう? 働き者な部下がそわそわしておるでな。
今からそちらに向かわそう?
…別に、私は君の枕が欲しかったわけではないのだぞ。
私が重篤そうにうんうん唸っておれば、君がいつまで経っても寝ようとせぬからな。
まあいい、眠気がないのなら、しかと軍師殿を助けて参れ。
[腕から抜けようと寝返り打つ]
[苦渋の色の滲み出るような目で。
遠くの塔を見つめる軍師を認めて暫く。]
――――僕は、シュテラを置いてまで、動く事は出来ません。
でも、その為の方法なら、少しだけはお手伝いできます。
作戦補佐として、少しでも計算の足しにしてください。
―内陣―
[治安維持という名目で...は内陣にまで顔を出している。
犯罪者が逃亡したということで幾分か警戒されているが、今のところ何もない。
ユーリエもまた市街地を密かに眺めているのだが、少なくとも件の逃げた犯罪者による犯罪行為は行われていない
だがそうとは知らずカークは、ついでとばかりにエティゴナ商会へと足を向ける。]
……ん、働き者、なのかな?
僕って、知っての通り、物ぐさのつもりなのに?
[くすくすと、そう笑うが、確かにこの数日は働き詰めだ。
本当、この一軒が終われば、彼の事意外の雑務は当分の間蹴ってやろうかと思うくらいだ。
しかし、抜け出そうと寝返りを打つ彼には、また、その頭の下に腕を差し出しながら]
……でも、ごめん、シュテラ。
今回ばかりは、僕には動けないよ。
誰かがちゃんと見ていないと。まだ君の怪我の状態は不安定だから。
それに――何かあった時、外に居たらすぐに来れないでしょ
[軍師の顔で問い返す彼を見て、一つ真剣な面差しで頷く。
即興も良い所だ。全て思惑通りに動く確証はないが。
それでも、草案としてなら割かし使えるだろうか、と思いながら]
――金鹿門に全力をあてて突破します。
敵将が居れば一騎打ちと言う名目の足止め。
市街地中央まで、軍勢を直ぐに移動させます。
そうすれば、浮き足立った帝国は恐らく、イクセルさんを――
……うん。恐らくは、内陣の先端に、僕達によく見える場所で、人質として突きつけます。
[水はノーラの領域だ。
少し血の気を失った唇は、笑みを戻して]
おまえは、独りを殺すことで万人を支配できる。
そういう眸をしてる。
だがな、今回は相手が悪かったぜ。
俺を殺しても、おまえは何も支配できない。
何も――終わらせることはできない。
[炎は、俺と相性悪いんだがな、と苦笑めいて]
単独で、警備の強化された内陣に忍び込む。
直接少人数で内陣の崖を無理に登ってもいいかも知れません。
そこで、人質のイクセルさんを救出する事ができれば……
時間との勝負です。
全てが思い通りに動く確証も。どこかの段階で躓いてしまっても、相手に警戒を与える充分な時間を与えてしまいます。
それでも、イクセルさんが、塔の牢獄から引き出されてくれたら、少しの成算が見えると思います。
[どうでしょうか、と最後に視線で窺う]
ほんとーーに??
[...は、にかっと笑って口を引っ張った]
『あががが、いたいいたい。やーーめて。
んー、あー。まぁ。美人で胸おっきーねーちゃんは普通に好きよ。うん。
美人に囲まれ出いちゃいちゃされてー!!
そんなの男のさがだぜ』
へー。こう、いちゃいちゃしたいなって思った人っている?
[睨みつけると、すっかり開き直ったのか、ちょこんと正座をする。
ぷかぷか浮いてはいたが]
『そだな。あの美人の占い師ががいい』
[そこで言葉を切った途端、欠伸が出そうになるが。
手前、必死にそれを噛み殺した。
ずっと一睡もしていない上、軍医のビンセントに無理矢理鎧や衣服を引っぺがされるまで、ずっとぬれねずみの格好で居たものだから、疲労もあいまって眠気が尋常じゃない。
いっそ、ここまで起きていられたのも凄い程だが。]
─解放軍本陣 ひとつの天幕にて─
[小さな箱を手にして、ひとつの天幕の前に立つ。
兵へ頷き、その中へと足を──初めて足を、踏み入れた。
カスパル・フォン・フィンブルス
──帝国の将として散った、シュテラの姉が眠る場所だ。]
───、これは貴女の仲間よりの花。
随分草臥れさせてしまって、申し訳ない。
…どうかヴァルハラにて、安らがれるよう。
[死者に深く瞑目する。
恐らく自分から、彼女にこれ以上の言葉は必要あるまい。
男は暫し沈黙の後、一礼を残してその天幕を後にした。*]
『風呂でいちゃこらして、一緒に布団でねたいね。
あぁ、俺の全身を、だいなまいとばでぃで…包み込んで!?そしてそのまま…めくるめく大人の世界!!
ふぉおおお…!!』
[顔が真っ赤になり、つぅっと鼻血をたらした]
…すけべ…。
……
ここは本陣、旗下の幕僚もいる。矢も降らねば鎗も振らぬわ。
それにこんななりで直ぐに無茶もできぬよ。
何かあった時のぉ……
わかったわかった約束してやる
もし、『何かあるなら』君の前で『何かなってやる』から行って来い。
船を用意し軍師殿を身を挺し助けてくれた大事な仲間であるぞ。
私がジークに言った言葉を聞いていなかったか?
殺しはしない。
捕虜なんていうものは、
生きていてこそ利用価値がある。
[獄吏が、炎の中にくべられていた鉄の棒を引き出す。
棒の先端には、鉄の板がついていた。
それはいわゆる焼き鏝。
浮き出している紋章は、
ギィ・ルヴィエ・ド・コルベール個人のもの。
知るものは、そう多くないかもしれないが。]
さて。どこが良い?
選ばせてやっても良いぞ?
まだどうなるか分かりませんが、エティゴナ商会へ接触を試みています。
あの商会の手引きならば、恐らくは市街地はもとより内陣
──上手くすれば、城内までも潜入は可能なはず。
…敵がノーラを出して来ない場合に備え、
そして出てきた場合のためにも、この二面が良いかと思うのです。
あとは、出来れば……
[曖昧に言葉が切れる]
[昨日、自分たちを誘導した"声"
あの助けが、もし得られるならば。]
───賭けは好まないのですがね。
[苦笑が漏れた。]
[呆れた様な視線でそう言う彼の髪を撫でて。
曖昧に誤魔化すように笑い掛けはしたが。
それ以上に、今回の作戦では、必要以上に繊細さが求められる。
つまり、自分は絶対的に不適格だと言う確信がある。
これは、もしも、の想像だが。
もし、兵100が、いや、この際偽報でも変わらないだろう。
本陣を強襲した、とでも前線に耳が入ったとき、自分は
――申し訳ないが、断言できる。
戦線を無責任に投げ出してでも、すぐさま戻るだろうと]
殺すつもりがないなら、助けなど請う必要など、ないな。
[熱した鉄には本能的な恐怖を覚えるものの――]
てめぇで食らっとけ!
[鎖を掴んで右足を前に蹴り出し、濡れたブーツの底に触れるを構わず、焼き鏝をギィの方へ押し返さんとする。]##
ゾフィヤは?
『あー。まぁそんな悪くないんじゃね。
適度に胸あって。適度に美人。
いちゃいちゃハーレム用としていてもいいけど。あんま恋人にしてーとはおもわねーな…』
ふむ。手をぎゅーのメイドさんはどう?
『メイドは可愛いから、正義よ。あれ、格好からして世話係の女官なんだろうけど。あでらんすは、あーいうのが趣味なんだな』
うちの女官も似たようなもんじゃん…。で、ズバリ点数付けるなら?
『んーそうだな。占い師タンの点数が11×73ぐらい』
[彼も似たような事を考えていたか。よかったのか。
途中に出てきた、いけ好かない商会の名前には、頷く。
見立ての正しさを、自身の見地からも証明するように]
奴らは、金さえあれば余程じゃない限り、裏切りません。
金にだけは、忠実ですから。
――賭け、ですか。
珍しいですね、ジークさんが賭けなんて言い出すのは
[やはり、一抹の不安はあるのだろうか。
そう、思い至って、ふと提案してみる]
ならば、縁起を担いで見てはどうです?
幸い、お客人として、占い師の人が来ていますし。
[無論、自分はいけない――気まず過ぎるからだ。
まぁ、軍師ならば全く問題ないだろう、とそう、落ち着かせるように提案してみた]
[怒号と共に繰り出される男の攻撃にも
僅か目を細めただけで、椅子の上に座ったまま。
暴れる罪人の扱いに手慣れた獄吏たちが
短い鞭で虜囚を打ち据え、取り押さえる。
蹴られ、飛ばされた焼き鏝が顔の脇を掠めて、
その赤毛を幾筋か焼いた。]++
それにしても、致命的…っていったってことは分かってくれたんだろうけど。
下半身だけで”そっか。脚か”って思わないのがさすがだね。
[相棒は、肩をすくめる]
『ん、なんつか以心伝心?』
やれやれ。
マントに穴でも開いたらどうしてくる?
[立ち上がり、転がった焼き鏝を拾い上げて
取り押さえられた男の前に立つ。]
希望が無いなら、好きにさせてもらうぞ。
[宣言して、男の胸元へ焼けた鉄を押し付けた。
それはちょうど、射られた傷の上。]++
[相棒は、ひょこっと地面に降り立って、手をあごにあててポーズをとる]
『…なぁ、人間になれるかためしてーんだよな…。
ドロシーもイケメン俺様、みてみたくね?』
あーキスで人間になるかもとか、そーいう話してたよーなしてなかったよーな。
『あの世だし、できっかなーと』
[…は、すこし想像してみた。
それは、ギィ様が何故かぴっちぴっちのバニーガールの格好をしてるというシュールな姿]
う…。
[男の肌に黒々と残された、己の所有印を一瞥し、
焼き鏝を獄吏に渡してから、
虜囚の顎を持ち上げ、目を覗き込む。]
…帰って、連中に伝えろ。
このまま攻撃を続けるなら、
公主を同じ目に遭わせる、とな。
それと、ジークに。
"これ"が、餞別だ、とな。
[男の胸を拳で軽く小突き、
真赤のマントを翻して背を向ける。]++
[微笑みを見せて頷く彼を見て、自分も薄く笑い返す。
視線でもう一度、共に行けそうに無い事に対して、申し訳ないように目を伏せながら]
ご武運を。
イクセルさんを、よろしくお願いします。
[次は、ルーのかぴっちぴっちのバニーガールの格好。
最後にあでらんす…]
最後の!!これでいいかもしれない!!
あたし攻めね〜、これは、ゆずらないからね!!
『…う、やっぱウサギのままでいーや。ごめん』
/*
メモメモ。
やったこと。
戦意高揚のターン
ギィとの過去回想
グレートヒェンにきちんと報告(一応)
預かった毒草の花束
進行中
恐らくそろそろ市街地突入戦の頃合
手引きの件。→ノーラ救出の試みに繋げたい
忘れ物
モアネット市街地の住民感情(ドロシーの撒いた噂。ギィの下準備)
ローゼンハイムの指輪は、まあいいかな…。持っておこうか。
そいつを、動けなくなるまで打ちのめしておけ。
ただし、殺すな。
あとで、馬車にでも乗せて連中に送り返すからな。
連中のところにたどり着いて、
口を開ける程度の命は残しておいてやれよ。
[そう、獄吏たちに命じて。
男を顧みる事も無く、地下牢を後にした。*]
―内陣 エティゴナ商会―
どもーっす。最近景気はどうっすか?
[気楽な挨拶より世間話風な会話からはじめる。そこに店長はいたのか店員しかいないのか。一客なのでどちらでもきにはしない]
あー注文頼みたいんですが、お香を大量にと後、丈夫な縄と弓に張り替えるための弦、それに薬草を各種…えーっと、これとこれとこれ。
[と、いくつかの注文をする、まあ思ったとおり相場はあがっているが、払える額だ。
本来ならそれを少し不審に思うかもしれない、それを思わないからこそ利用しやすい]
そういやなんか騒がしかったですが、なんか変わった商売でもはじめました?
もう少し、ゼェ…ハァ… してる感じの表現にした方が
ダメージシーンっぽいのかもしれないけど、あまり悲惨な感じにとられたくもないので、前のめり。
─解放軍本陣─
[天幕を後にし、やや人気のない方へと足を進める。
ふと、風に密やかな声を乗せた。]
"兎" ──…助力が、欲しい。
[他愛もない呪いのようだ。
だが、ひとつの推測がある。
脱出の時に得られた導きの、囁きかけるあの声。
あれは──、"兎"によるものではなかったか?]
――っ!?シュテラ、だめっ!
[溜息をなにやら着いたかと思えば。
一体何処にそんな元気があったのか、無理にベッドから這い出そうとするのを見て、顔を青褪めさせて、無理矢理ベッドに戻す]
君、どれだけ酷い怪我したのかわかってるのっ!?
旗下の兵はジークさんが変わりに率いてくれる事になってる!
[実際、けして少人数でない兵を率いて戦場を駆けずり回る等は、自身には無理のある芸当だから]
お願いだから、変な事しないでよ……
せめて今日くらいは、安静にしていて。
………。
[小さく息を吐いて、踵を返す。
足を向けるのは、ヴェルナーの天幕。
向かう先に、本来の天幕の主の姿はあるだろうか、それとも。]
占い……、ね。
[他愛もない遊びでも、気休め程度にはなるのだろうか。
気遣うように向けられた青年の表情を思い出し、
ふと微笑むと、天幕のうちに続く布を捲った。**]
そういえばですね。
なんか解放軍の人間の工作のどさくさにまぎれて犯罪者逃げちゃったとか聞くんで気をつけてくださいね。
[そういや護衛とかどうなってるんだ?と少し思ったりしつつも、荷を受け取って商会を後にした]
ぁー…そろそろ戦の気配なんかね…
[そうしてしばし内陣でまち、戻っていたユーリエと合流する。
どうだった?というように見ればユーリエは首を横にゆるく振る]
「それらしいのはいなかった。違うのはいたけど」
ふーん…
[犯罪を犯すものはいなかった。ただそうでない者がいたのかぁとだけ脳内にとどめつつ、前庭に戻ろうとする]
――お願いだから、心配掛けないで……
今だってまだ、手が震えてるんだ。
君がこのまま目が覚めなかったらどうしようって、ずっと怖いままで居たんだよ。
お願いだから、傍に居させて。
[倒れるように、彼の身体に手を掛けて、間近に顔を覗かせる。
懇願するような声と眼が、彼にはどう移ったか]
[熱い鉄が烙された瞬間、
唇を漏れる息を抑えきれなかった。
あの時、銀蛇門の上空で炸裂した閃光と同じ激烈な白が意識を灼く。]
うああ あ あ…あ…ぁ … ――…
[撃たれた獣の叫びが弾ける。]
/*
ガッツリ動かしました。
ヴェルナーさんに申し訳ねえ。
私がいないときは やって いいんですよ!
とか、逆に思う。
お褒めに預かり光栄ですわ。
[ギィがひとつめを食し終わるのを見届けると、りんごを刺していた銀のフォークを皿に置き。]++
─ 過ぎ去った時/回想 ─
「……なんだ。またあいつか?」
[呆れたような声が漏れる。
特徴のある矢は、確かにあの男が愛用しているものだろう。
折れた矢を、ぽんと机上に放って息をつく。]
「忙しない男だな…、ああ。見つけたら討っても構わない。」
[部下に頷いてみせる。
だが、決して討ち取られることなどないだろう。
男は内心、そうも思っているのだ。]
[出会うのはいつだって戦場。
もしくは、戦いの始まる直前──また、と思うような場所だ。
彼がいつも行動を共にしているのは、似てない妹。
少しだけ、自分と髪の色が似ている妹。それだけの印象。
言葉すくなに目礼だけを送る妹が、よもやまさか、
カークを人知れず苦悩させていることなど、知る由もない。
──ましてや、かの"死神"だなどと。
彼と会えば、時に戦い、時に側面を任せる。
あるときなど、酒を飲み交わしたことすらある。]
「まったく、移り身の早い蝙蝠みたいだ。
カーク、お前──何故こんなことを続けている?」
[聞いてみたのは、いつだったか。
いつものように、彼が飄々と笑っていたことを覚えている。]
『俺はいつだって自分のためだ、たまに嫌になることもあっけどな』
[何かのバランスを取るように、右へ左へと動く青年。
金が要るかと釣ればすぐ釣れるくせに、金だけで動くわけでもない。
まるで気紛れな切り札(ジョーカー)だ。]
───…、またどちらにでも動くか?
[バランサーなのか、ただの興味か。
あれから姿を見せない青年に向け、そんなことを*呟いた。*]
――……っ……
それ……前にも言われたでしょ。
ただ、シュテラが強いだけだよ……
[数年前のあの時にも、同じ様な言葉。
最も、首を傾げるより、皆『奇跡だ』と諸手を挙げていたが]
それに、僕なんかには無理だよ。
僕はただ、君の傍で剣を振る事しか出来ない。
[それにフィンブルスには、未だ、彼の叔父も居る。
だから、間違いなく、彼の次に家を束ねるのは、彼であり。
――いや、そんな事が問題なんじゃない。
だって、その言葉は、『彼が居ない』事が前程で]
――…………
[静寂、響いて]
……よかった……ありがとう。ごめんね?
[珍しいながらも、渋々ながら受け入れてくれて。
ほ、と安堵の息を漏らした。
まぁ、その前に告げられた、あの騎士相手に血を登らせるな、と言うのは。無理な相談だが]
うん。よく寝て、早く元気になって。
[そう、眼を閉じる彼の頭を撫でてやりながら。
彼が寝息を立てるまで傍に居たのだが。
そろそろ眠気が限界かもしれない。そのまま、彼の隣で寝入っていたかも*]
[暫く思索を巡らせていたが、ふと思い出したように顔を上げる]
……あの、一点。
ノーラさんの救出は最重要事項です。
ただ、それとは別の件で気になる事があって。
―― 少し前 医術と言う戦術の側で ――
[治療を受けるよう、グレートヒェンが私に言う
まったく、どいつもこいつも
鶏が毎朝鳴くように、何かあると毎回、決まって
私をまるで子供のように、注意し、たしなめる]
私は騎士だ、逃げはしない
逃げはしないが、私の治療は最後の最後で良い
[頭を軽く振り、つまらなそうに外に出る
ああ、こいつも逃亡なのだろうか]
― 医務室・少し前 ―
[気づけば、見慣れた天井、また気を失っていたのか]
ああ、行かなければ、こうしている間にも
解放軍は行動を起こしている・・・・
[白髪の医師はもう、止めることもないだろう]
ところで、ドクター、さぞ、経験年数も長いことでしょう
治療も迅速なようです
『わしか?わしは、今年で71年じゃ』
[....は驚いたのか、無反応なのか、部屋を後にした]
― 解放軍 天幕 ―
一点、気に掛かっていることがあります。
[不意に顔を上げる]
―――先刻、本陣内で迷子になっていた少年を避難所まで送り届けたのです。杖を持った少年でした。
[そこまで言って、言い淀む。]
……その杖は偶像と装飾の付いたもので、その子は「神様」と呼んで大切そうにしていました。
ただ、その装飾がどうもダチュラを模した物のようで……近くで見せて貰いましたので、間違いはないと思います。
奇遇にも、本陣に振り撒かれた香もダチュラでしょう?
ですから、ダチュラの蔓延が民間に広まっている宗教と何か関係があるのではと――
[けれど、と強調して]
その少年が首謀者ということは、絶対に考えられません。
彼はその杖を教祖様から貰ったのだと言っていました。ですから、もしそういう杖を持つ少年――子供を見ても………その、
[怖がらせないで欲しい、とは言い難く。
けれどそのような意味を乗せた視線でその場を見回した]
……いかが思われますか。
調査が必要でしょうか。
[追憶の炎は、現の雨によりかき消えて 久しぶりに見た夢の世界は、痛みも苦しみも感じる暇をあたえぬと言うのに 私の鼓膜に響く、兵達の声が 一人の時間を壊し、安らぎの瞬間を奪い去り、私が風たらん事を望む 曰く、毒煙の正体見たり 曰く、兵達に詳しい説明を 曰く、いかに動くべきか指示を乞う
私の側に、いつからいたのか
小さな少女だけが、私に届く言葉を嫌そうに聞いてた]
そう、嫌な顔をするな
私が許可しなければ、解放軍の行動は成り立たぬ
私の許可なき事は、軍事行動にはならぬ、私事だ
だからこそ、私には時が足らぬのだ
君と遊ぶ時間も、睡眠をとり休む時間も
美女とダンスを踊る時間も、ないよ
わかったら、すまないが食事を頼む
血が足りぬ、何か口に入れる必要がある
作る事が出来ぬなら、だれかに頼むと良いぞ
― 内陣倉庫・城内騒動時 ―
>>538
おやおや、これはこれはお人が悪い。
商いのタネを盗み聞きとは徳が篤いとは言えませんなぁ。
[話を聞かれていたことに特に驚く素振りを見せず、奥の店員に声をかける]
お客様じゃ、お茶をお出ししなさい。
安い方でいいぞ?
[倉庫を物色していく様に一緒について回り、商品を指させばその都度丁寧に対応]
まぁ商業の何たるかも分からん世間知らずの革命ごっこですからなぁ、期待はしておりませんな。
金で命が買えることを知らん連中が、自分が助かるための命の相場が分かるわけがない。
まぁそういうわけで、当方ではなく、そちらの力を頼るのでは……と見ておりますよ。
[和やかに危険な会話。
この両名は同類であり、波長が合うと本能的に思っているのかもしれない]
/*
ノトカーが死亡フラグに使う予定だったのかそうでないかは分からないのですが、
杖とダチュラの関係性を解放軍で話しましたよ、という意思表示の意味合いで表に出しておきました。
緑ログの情報を何処まで出すかって難しいですね。
好奇心、良いものですな。
探検家が未知なる世界への冒険で世界を切り開いてきたと同時に、我ら商人はまだ見ぬ商品を夢見て参りました。何か起これば気になるのは当然ですなぁ……それが商品となるのでしたなら、それもまた我らのフロンティアでございますよ。
ところで話は変わりますが……。
そちらの最近のご活躍ぶり、我ら商人の間にも耳に届いておりますぞ。
特に、この近辺では自生されていないと言われる例のモノ……祭事に惜しみなく使われているとか?
……我らも独自にルートを築いてはおりますが、ああまで大盤振る舞いを続けるほどの在庫は……いやはや、珍しいものを見るとつい入手ルートが気になるのが商人のサガでございましてな、ウシシッ。
[もちろん暗に代金として押し付けている]
♪Rabbit, sweet rabbit.
What do you see, and do it cry?
A-ha, I see the cold moon, and am shed tears.
―解放軍陣地・しばらく前―
[鼻歌を歌いつつ、小さな焚き火へ燃料をくべる。]
「炎と風の向きで、吉兆を占うのでほにゃららオホホホホ♪」
[適当にそれっぽいことを並べて、いかにも占い師のように見せる。胡散臭さしか生まない、涙ぐましい努力。その時…]
ぴーん!
…来たわね、美少年♪
[獲物を狙う目で、駆け回る少年を見据える。風をはらんだハンカチが、勢い良く舞っていた。]
見ーたーわーよー
青春の甘酸っぱい想い。むふふふふ♪
[あの時>>521も、この時>>551も…
この少年と可愛らしいメイドさんの様子を、物陰からむふふ♪な笑みと共に見つめていた視線に、二人は気付いただろうか。]
>>587 シェイ
はぁい♪
そこの悩める少年。
明日への道標に、おねーさんの占いはいかが?
[目が合い、少年がはっとした瞬間、...はにこやかに、しかし有無を言わせぬ視線で、おいでおいで、と手を振っていた。]//
−廊下―
[一時武器庫へ立ち寄ろう、なにやらすれ違う兵士の士気が向上していた]
ギィ様が復活なされたのですね。
――これで、帝国はまだまだ戦える
[しかし、こちらのカードはゾフィア、自身、ギィ、捕虜のノーラ、コリドラス]
[もっと、なにかジョーカーのようなカードが必要だった]
/*
あ…それそのものが目的なのだし、情報提示だけに止めればよかったかも…
負担増やしていなければいいなあ。
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