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ええ、分かりました。
その調べてみる必要があるでしょう。
その少年に接点がある、グレートヒェンに頼みたいですが。
[そうして盟主へと視線を転じ、判断を待つ。
そして翡翠の瞳の娘へと視線を向け、その表情を和らげた。]
少年の話を聞いてあげて下さい。
あなたの話なら聞くでしょう。
──優しい、お姉さんですからね。
[子ども達に慕われていた、彼女の姿が脳裏にある。
そうして、微笑みを向けて頷いた。**]
へ?なんですか?
[いくつかユーリエと話した後、宿舎にいた責任者に話し掛けられる。
任務…なんでも捕虜の移送らしい。
捕虜といえばあの一人しかいないわけだ。入りたてで、ある死んでも大きなダメージがないと思ったのか。それとも単に治安とかいいつつぶらぶらしてたとか、まあ理由は知らないが、上官の命令に逆らうこともできないので従う。
まあ、別に構わないかなと思った。解放軍の現状を見るのも悪くない]
―解放軍本陣・ヴェルナーの天幕―
>>646
…あら、ご指名なんて珍しい…
[風に乗って、「兎」の名が届く。幻のような存在。だから、祈る者もすがる者もいないはずなのに。]
…ここで、ほいほーい♪って言いたくなっちゃうのが、あたしの悪いとこなのよねぇ
[自分という存在を、...は理解している。だからこそ、その行動に理屈はこねず、直感で動く。知りたかったら聞き、助けたかったら救う。気紛れとも取れる行動。だが、直感は自身の「心」を裏切らないと、...は信じていた。]
>>647 ジークムント
…足を引きずってる。右足…
あは、溜息なんてお疲れねぇ
見張りの声はなし。顔パスね。うふふ♪
[それだけの「音」の情報で十分だった。自身の借り暮らす天幕の前で歩が止まり、布を捲くる音。]
いらっしゃい、軍師様。
明日への指針をお探し?
それとも…どなたか想い人かしらん?うふふ♪
[営業スマイルばっちりで、...は銀髪の軍師を迎えた。]//
― 市街地西部墓地、執政官到着前 ―
『……旦那様の仰られる通り執政官閣下のは誤報でしたが……この情報はどこから?
確定で得られるほどの経費を計上した覚えはありませんが……』
ウシシッ!
トップが死んだふりをするなら行政も止まらないといかんわい……まぁ、この状況で本当に止めるわけにいかんがな。
なまじ優秀な執政官なだけに、喪失の影響の有無が分かりやすかっただけじゃよ……確認はとったがな。
さぁさ、無駄話をしておる場合じゃないぞ。
この慰霊祭、是が非でも成功させねばならんのじゃからな……ほれほれ、仕事じゃ仕事。
[執政官が登壇する台の設置、整列する帝国兵の基準となる位置へさりげなく打ち込んだアンカー、慰霊のための多くの花の用意、献花のため並ぶであろう列の整理、控え室で出番を待つ司教への喫食用意……などなど全て葬儀屋の仕事である。
そして自分たちの姿もまた雰囲気から逸脱しないような服装にするため資金を投じた。
それもこれも、儲けのためである]
……さて、そろそろ頃合いじゃな。
[ここまで至近距離で関わっているのである、帝国兵のほとんどが集められていることや、代わりに警備についた兵士が自警団であること……すぐ理解できた。
こういう時でこそ取り扱いやすくなる商品は多い。*]
[使者やらお土産やらがつけられるのか。移送は馬車か、どの門からいくのか
とはいえ単なる一般兵なのでそんなとこまで知りはしない。丸投げサイコー]
ま…最悪のために色々備えとくか?
執政官殿のモノマネもいいかもなぁ
[責任者が去ったところで、小声でユーリエへと言ってに荷を渡す。]
―解放軍陣地(シェイ)―
助けて――!
あいつを、やっつけてよお。
おいら、おいら、
あんたたちを、…誰も、苦しめたくないんだよお!!
でも、でも、あいつが…
[堪え切れずに泣きだしていた。
近くの兵士の服の裾をつかみ、なきつく。
グレートヒェンの名を告げ、
彼女の所へと連れて行って欲しいと泣いて頼んだ。
事情を聞かれれば、何でも答える。]
[シュテラの峠も、既に充分に越えたようだ。
一度目覚め、また眠りに落ちた彼と共に、暫くは眠っていたが]
――……ん?
『ミヒャエル殿。私。ビンセントです』
[またしても様子を見に来てたのか。
軍医が足を運びに来たのは、これで三、四回目だった]
何かシュテラの事で?
『いや、お前さんだ。――ちょっと外まで』
[少しだけ、眠っているのだろう、彼の方を見たが。
すぐ戻れるだろう、と、一瞬、天幕を出る]
――傷口になりかけてる……ですか……?
『左様。お前さんのその右の脇腹の傷。
当に塞ぎきっていた傷口でも、一度重傷を負った皮膚は脆い。
――まだ開いては居らんが、今そこにナイフの一つでも入れば、傷口も一緒に開きかねんよ』
[思わずみやった肌には、幾つかの小さな切り傷がついていて。
そして、一際大きく、綺麗に横へと走る切断面が、くっきりと視認できるように。
――数年前に、彼女に鮮やかに切り捨てられた傷が]
……忠告どうも。
天幕に戻ります。
[ただ、どうと言う事もない、と気にし無い事にして。
そのまままた、彼の眠っているだろう天幕へと戻った]
>>645
『……あぁこれは毎度どうも。
景気ですか? 何しろこの状況ですからね……ボチボチといったところです。
はいはい、こちらとこちら……いやぁいつも毎度ありがとうございます。
変わった商売ですか?
うーん……旦那様に言わせれば、『商売に貴賎なし』でございますので、変わった商売と言われましてもねぇ……というかうちに限って言えば、もはや何を「変」と呼べばいいのやら……まぁそんなところです。
あー……そんな発表出てるんですか。
怖いですねぇ〜気をつけます。』
[和やかな店員と和やかな客との和やかな売り買い。
戦争中でも人は買い物もするし、笑顔は絶えないものだ。
ただしこの商会に限って言えば――そんな話が成り立つ客は只者ではない]
[ジークから、伝言があった
グレートヒェンを、毒薬の調査にあてたいらしい
何を考えているのだろう
宗教信者に対する、軍事的尋問と言う物は
まともな思考回路の人間に、行なう事など出来ない
相手が死のうと構わない、と言う拷問もするし
薬物が使用される事も少なくない
その理由は、通常の審問では口を割らぬからだ
殉教を望む勇者のような、そんな思考に至るらしい
私でも、そのような尋問をするのは嫌なのに
相手に関わりのある人間に、出来るはずがないだろう]
まぁ、いい ジークがそう言うなら、やらせろ
必要な情報を話さないようなら、私がやる
−武器庫―
[帝国軍隊が使用する様々な武器が収められている]
[物好きな武将が集めたと思われる、古今東西の武器が収められていた]
武器なんて、飾っているだけでは使い物にならなくなりますよ
[元の所有者を諭すようにして、...は独り言]
[壁にあった、美しい色の色違いの槍を二本、そして、剣を二つ*頂戴した*##]
「神の力」に、香……
まさにそれ、といった新興宗教なのですね。
[ジークムントから新たに齎された単語に>>667、ひとつ嘆息した。]
ご意見有難うございます。
それでは少数をお借りして、調査にあたります。
まずは避難所と本陣の周辺、そして出来ればモアネット―― 一般人の服装で紛れ込めるように配慮させましょう。
[彼が盟主へと視線を向けたなら、自身も其方の反応を確かめる。]
ええ…その子に直ぐ会えるかは分かりませんけれど、もし会うことができたなら。
い、いえ。―――有難うございます。
[褒め言葉には胸元で手を数度振り、少し恥ずかしげに微笑してから。兵士に通達するべく、頭を下げてその場を辞した]
[一介の兵であってもこれだけすべき事が山積みなのだから、上の人というのはつくづく大変なのだろうと思う。
兵士がばたばたと客人の来訪を伝えた>>678のは、陣営後方を歩いている時だった]
………シェイが? ここへ?
[瞳を瞬く。
兵が探すまでもなく、本陣で自分を呼んでいたと。
案内の兵士に付いて走れば、其処にはシェイが居ただろうか]
こんにちは。
――どうしたの? 何かあった…?
[泣き顔の少年に、背を屈めて問いかけた]
― エティゴナ商会 ―
>>609
ほぅ、少しは商売の基本が分かるヤツがおるんじゃな。
[先日とは異なり、条件提示をしてきたため、少しは聞く耳を持った。
特に落城後の話を持ち出して来たのは、攻城側として正しい。
商業の価値すら分からない連中と思っていたが、少しは認識を改める必要があるようだ]
……内陣までなら安全を保証できる。
そこから先は……城への手段の用意はあるが別料金じゃ。
それにしても……その依頼人、きっと色々振り回されて苦労しておるだろうな、説得しようにも聞く耳、いや頭が無いんじゃからな。
よし、その使いに胃薬でも持たせてやれ。
ウシシッ! 良い商談にユーモアは付き物じゃよ。
な、おいらが悩んでるって判るんだね。
すごいや、ほんものなんだ。
あ、あのね、
こ、恋の相性占い…お願いできる?
あの、相手は年上で…とってもモテそうなひとで…
色々と、自信、ない……//*
『……本当にやるんですか?』
ウシシッ、状況が違うと言っても2度も断ればワシの名折れじゃ。
それに受けるに充分な誠意(金額)を見せたのは評価してやろうではないか。
『……てっきり、城に売りつけて罠を張るのではと』
……帝国がこれよりずっと高い値をつけたら売るがな。
それはそれ、別の契約じゃ。
ワシらは商人、金と品を取引するために生きておる。
金だけもらって品を渡さないのは人間ですらないわぃ。
いいか、あっちもワシが金を裏切らないと信用したからこそ持ちかけてきたんじゃ。
非戦闘員とは言え帝国御用達のワシは連中から見れば敵じゃが、それでも契約は成り立つ。
つまり、金こそが正義だという証明じゃよ。
ただし、やるからには温い事は許さぬ
罪を犯した者に、情をかけると言う事は
罪に苦しんだ者、清く正しく生きる者に対し
どれほどの侮辱になるか、わかるか
彼女の手法が温く、被害が拡大した場合
私は、彼女をすら罰しなくてはならなくなるのだ
その点に、十分思いを致し、行動するように
不当に罪を許す事など、私には無い
肉親だろうと、友人だろうと、愛しい人だろうと
罪人は、共通に断罪する
それも騎士の道、人を使う者の使命だ
わかったら行け、貴様が監視し、私に報告しろ
危ういようなら、手助けしてやれ
私に、大事な人達を斬らすな
[伝言を持った兵は、いそいそと立ち去った]
/*それにしても、多分この子色々酷い目にあったりしてたのかなぁとか思ってみる。
ウサギーに人格?があるってことは解離性同一性障害(DID)=つまり多重人格ってやつだろうね。
調査によると!
子供の脳はよくできていて、辛い体験などを繰り返すと、自然と身を守る本能が
働き、別の人格を作ります。その嫌は体験は自分ではなく他の人格が受けたもの、として
自分の心が壊れるのを防ぎます。
(これ自体は正常な動きらしい)
だそうで…まぁ。色々あったんでしょう。辛い過去が。 */
[いずれにせよ、同じこえを共有する者たちも、
あまつさえ、外から聞く事の出来る者にも、
しっかり見られている……
なんてことに回す思考は、欠片もなく。]
― 自室 ―
[塔を出て、一旦自室に戻る。
と、待ちかまえていた医師の手で、
手際よく上半身の服を剥ぎ取られた。]
『また傷口が開いとるようじゃ。
無理するなといったはずじゃぞ』
[白髪の医師に叱られれば、
肩を竦めて、すみませんと謝る他はない。
仙人とも呼ばれる、この道71年の大ベテランには、
執政官といえども、頭は上がらない。]
― 少し前のこと ―
[本陣に帰還した指揮官達の治療と粗方の情報交換を終えると、天幕を後にした。
外気を大きく吸い込み、馬を駆る。
本陣から少し離れただけで、こんなにも平原が広く感じるものだということを忘れていた。
ほどなくして、江賊の船が停泊している地点を見つければ飛び降りて傍の木へと馬を繋ぐ]
こんにちは……!
[どう声を掛ければ良いものか迷ったのち、すぅ、と息を吸って。
結局、発したのはそんな挨拶]
>>689 シェイ
うふふふふ♪
おねーさん、恋占い大好…大得意なの!
[またしても振って湧いたおいしい話題に、自分の占いの腕も忘れ、目を輝かせる。]
…ふむふむ、相手が年上…ああ、結構上なのね。わかるわ。
とっても奇麗で、時には可愛くて、みんなが彼女を好きなのが、見てるだけで伝わってきちゃう感じ?
『近頃怪しげな薬をばらまいている奴がおる。
そういう者をこそ、しっかり取り締まらぬか。』
[容赦なく言われて、もう一度肩を竦める。
そういえば、近頃無料で怪しげな薬を配っている
妙な連中がいる、と、文官の報告にもあった。]
わざわざの訪問診療、ありがとうございます。
[礼を言って定期検診の医師達を追い出し、
手早く衣服を纏う。
するべきことが一つ増えたらしい、と
ひとつ頭を振った。]
さて、ここで大事なのは、あなたが彼女とどういった関係になりたいかね。
いきなりプロポーズは、危険だわ。特に女性が年上の場合は!
お相手から見れば、あなたはまだ子供…笑顔でにっこり諭されるか、天然でスルーされるかのどちらかよ。
まずはお友達から、が定石なんだけど…
どう?お友達からでいい?
それとも…今にも彼女をさらっちゃいそうな恋敵が、近くにいそうかしらん?//
─ 本陣・自室天幕内 ─
[随分と長い時間眠っていた気がする。実際途中で起きて、あの過保護とすったもんだもしていたので、余計疲れてもいたのだろうが、……思っていたよりも随分と熟睡していたのかもしれない。
嗚呼まったくあの過保護にはまいったものだ。泣きそうな顔して
一度帰れとも伝えたが、この分ではそのまま居てもまったくおかしくないというか……]
あーやはりおるか >>680
[起きていたかどうかは知らないが、案の定というか予想通りと言うか
まあなんというか居たようで]
はは……
[その筋金入りの愛されようには、もはや乾いた笑いしかでなかった]
[起きていたかどうかは知らないが、案の定というか予想通りと言うか
まあなんというか居たようで]
はは……
[その筋金入りの愛されようには、もはや乾いた笑いしかでなかった]
さて……少しは風にあたって置かねば腐りもしような。
ふむ……もう腐っておるか?
[やれやれとばかりに首を傾げもそもそと起き出しす。
斬る者……ではなく着る物でも探してみえど、動き回ること想定していなかったのだろうか。そう言う物も見あたらず、まあなんか考えるのも面倒くさくなって、壁にかかっていた“<>ふかふかポンチョ”でも着てみたことにする。
『こんな物着て陣営を歩く人が居るわけがない』とか思う堅物でもいたら、でこぴんでもくれてやればいい。これはこれで暖かいのだぞ・・と]
[まあ起きていたら当然だし、寝ていても姿が見えないと悲しそうな顔をされるのも、逆にこちらが悲しくなってもしまう。『風にあたってくる』とは告げただろう。
別にどこへ行こうと決めていたわけではないので、気の向くままか? 付いてきても特に邪険にすることはなかっただろう]
はて、もう皆出払ってしまっただろうか? まだなら手伝えることを手伝うのもいいか。
いや、逆に心配されようから、今日は旦那を送る新妻のように黄色いハンカチでも振るだけにした方がいいのかな?
― 旧市街・少し先の話 ―
『というわけでこちらを。
これがあれば、怪しまれる以上の怪しまれ方はしないでしょう。』
[潜入者が旧市街に入ってきて、接触する場所。
待機していた店員から渡されたものは、エティゴナ商会の店員だと証明するためのもの。
この市街地でうろうろするのに、これ以上自然な身分は無いだろう。
ちなみにその証明は、赤い帽子と――強欲で醜い商会長の、愛らしい笑顔(※自称)が描かれた赤い前掛け。
エティゴナ商会が取り扱う多種多様の品目を支えるのは、誰がどこから遠く見ても商会員だと分かるこの格好にあると言っても過言ではない。
彼らが今日も日夜走りまわる姿は、今日と明日を憂う弱者にとって世界がまだ大丈夫であるという証明になっているかもしれない――不快感はともかく]
『あと、こちら。今日この旧市街で仕入れた品物です、こちらを店の方まで運んでください……うちには手ぶらでうろつく暇な店員なんていませんからね。
ではよろしくお願いします』
[引き渡された台車には色々な品が積まれている……]
姉上へのご挨拶は……一人で行った方が良いだろうな。彼の者の前でみっともない姿見せると、また心配されてしまうし…
ああ、そうだ、ヴェルナー様へご心配おかけしましたと挨拶に行こうか?
そういえば、易者が在中であったか? 昨日は覗けなかったが、なにやら引く手も数多の人気と聞く。邪魔にならぬ時にでも、見てこようかな?
……そうだ、
『あのぉ…私気になる女性の方がいまして……ええ衝撃的な出会いだったんです。い、いきなり唇奪われてぇ〜もうあの日から気になって夜も61時間しか寝ることできなくて……占って欲しいんです……これって恋かしら?』
なんてこ奴の前で故意に振ってもみようか? コイだけに?
たまには慌てふためく様を見るのも罰も当たるまい?
ミヒャエル、君はあの占い師には会ったのか? 私はまだでなぁ……
[などと、どうでもいいような、どうでもよくないような企みでも抱きつつ、どこえぞ歩いていっただろうか? もちろん、その易者がかの方であるなどとは未だ知るよしもない]
/*
>>702
シュテラさん61時間寝すぎ!!w
…私も占って貰いに行きたいけれど、今は駄目、今は……
[目が覚めた時、彼の姿は見当たらなかった。
最も、殆ど入れ違いだったのだが、当然、何時もの如くにあたりを見回すと――何故だろう、ふかふかポンチョが消えている。
昨日、占い師にそんな事を言われて――あんな事言っていたのに――何故か取り出した上、引っ掛けて置いたのだが]
……まぁ、暖かい格好してるって事は、少しのお散歩かな。
[そう、安心することにしたが。
流石に自分も、ほぼずっと天幕に籠もりっきりだったので、特に彼を探す積もりだったわけではないが。
ぶらぶらと散歩に行くことにした]
― 執務室 ―
[政務の場所を、自室から本来の執務室へと移し、
ひっきりなしに持ち込まれる文官達の案件を片づける。]
エティゴナ商会に連絡を入れろ。
今日、捕虜の移送があるから、
そのときに例の騎士共の遺体を一緒に送れ、と。
ああ、ただし、
首だけ送る事にした、と伝えてくれ。
首切りは、刑吏をひとりつけるから、それで。
相応の危険が予想されるからな。
危険手当代わりに、首以外のものは
そちらで全て処分を任せる、と。
もちろん、運送を断るなら、
運送費は返してもらえよ。
[商会へ走る使者を見送って、小さく笑う。]
……もう、連中に礼を尽くす必要も無くなったからな。
モテモテな人ってギィ様だよね!!
きっとそうだ!!
[...は、興奮するが、相棒はいたって冷静だった]
『やー。きっとちがうんでね』
もうひとつ、伝令だ。
金鹿門にいる反乱軍どもに、
捕虜を返すから、迎えに来るなり、通すなりしろと。
[兵が駆けだしていった、しばらく後には、
金鹿門に駐留している解放軍の前に、
白旗を掲げた伝令が現れる。
本日、捕虜となっていたイクセル・ノーラと
直廊内で倒れた解放軍の騎士の亡骸を返還するので
受け取られたし、というのが、
伝令の主な趣旨だった。]
[陣中を歩いていると、数名――特にフィンブルス旗下の者達に、彼の容態を聞かれるが。
大丈夫だ、と返せばほっとした息]
……怪我、全部治れば良いんだけどね。
[そんな、今に始まらない事を思いはするが。
自分の知る範囲では、特に難しい話で]
/* 今思うんだけど拷問シーンは巻いた方が、レーティングにひっかからないとおもうんだ…。なんだかんだでグロくなっちゃうからね */
[再び歩いていると、彼の姿を認めて。
やはり、彼が着けているのは、ふかふかポンチョ――色も白色――だった。
自分なら兎も角、彼が着ると非常に似合うと思うが。
やはり、彼にでこぴんの一つを貰う堅物な思いも過ぎるのだが、まぁ今回それはそれだ]
……あれ?
[ふと目をやれば、もし記憶違いでなければ、だが。
彼の近くにある天幕は、あの客人の――凄く会い難い――占い師のそれであったかも知れない]
>>*59
きーー!何照れてるの!?
この、この!!
あぁ!?このままきっと…。
っていうか、ギィさまとあのおばはんって大人な関係だよね…。ぼくの居ない間にいちゃこらしてたんだろうな。
むきー、むきー。
/*あ。書いていて気がついた。
一人称がなんかいきおいで「あたし」にずっとなっていた気がする。
うむ、まーいいや*/
[江賊たちが顔を見せたならば、頭を下げて一礼。]
ノーラさんのお留守中をお預かりする事になりました、グレートヒェン・ヴィーラントと申します。
ご挨拶が遅れてしまって申し訳ありません。
本陣を離れることが中々出来ず、本来なら通達を受けて直ぐに伺うべきだったのですけれど。
…――、もう、お聞き及びのことと思います。
………ノーラさんは今、帝国に身柄を拘束されています。
[彼らはどのような反応を示しただろうか。
温かい言葉を掛けられても、声が徐々に小さくなり、瞳は伏せられて]
申し訳、ありません。
ノーラさんは、解放軍が総力を上げて必ず助け出します。
……………必ず。
[片腕を、空いた片手でぎゅうっと掴む。
抜けるような空に暗雲が立ち込めつつあっても、大丈夫だと心に言い聞かせて]
ですから………
[程なくして、内陣から一台の馬車が出発した。
黒塗りのその馬車は、外から中を窺う事は出来ず
―― 一応、覗ける程度の窓はついていたが――
何が乗せられている、という説明もないまま
市街地へと向かう。
途中、エティゴナ商会の者と接触などしつつ
数人の兵に守られた馬車は、静かに金鹿門を目指す。]
……教えていただけますか?
私、船って初めてなんです。
[もしも、自分の力がこの場所に求められる事があるのなら。信じて託してくれたのなら。
彼の留守中、無事に役目を果たせるようにと**]
『よし、俺もおっぱいおねーちゃんに占いしてもらうか』
えー。あんた幽霊じゃん。
『占い師なら、霊感あんだろ。多分。
みえるかもしれねーし』
[...は、ぷかぷかと、占い師の方に泳いで?いった]
『来るなよ、ぷらいばしぃってもんがあるんだから』
[金鹿門を通ると言うのなら
どのような馬車も積荷をあらためる事になるだろう
ただ通すほど、甘くはないはずだ
兵達には帝国が使者を襲ったと言う事実が通達されており
基本的には通したがらないはずだ]
[相棒は、ちらりと後ろを見た。
遠くでむすっとして、腕組みをしているドロシーを確認する]
『おー、おっぱいのねーちゃん。
…その、なんていうか俺には大切な人がいるんだな。
これが。
でも、なんつかー。色々、扱い酷いってか。
や、いちおー感謝してんし、他の奴の所にいきたいなって気は…あー。おきないな。
うん、恐いから。
や、違うぞ。うん。
ともかくだ!
その、大切な人が、こう、幸せになるにはどーしたらいんだろね』
―― モアネット城 塔の地下 →外 ――
[鎖を外されて、半ば引きずるように運び上げられて、黒塗りの馬車に入れられる。]
―― 空が… 見たい …
[その呟きは容れられることなく。
鞭の一鳴りとともに、馬車が動き出す。
地面の凹凸が躯を突き上げる。
胸の烙印だけが、なおも燃えるように熱く。
けれど、その痛みは、生きている証]
― 執務室 ―
[おおよその政務を片づけたあと、
侍従が運んできた茶で一息つく。
それから、立ち上がって歩き始めた。]
少し、街へ行く。
馬車の準備を。
[たちまち兵達が忙しく動き、
執政官が城の入り口につく頃には
二頭立ての小振りな馬車が準備されていた。
窓の大きく取られたそれに乗り込み、
人々の視線を受けながら、街へ出かける。]
―→ 内陣 → 市街地へ ―
[占い師の反応はない]
『む、聞こえねーのか…。しゃーねーか、せめてこう、胸を…や、透けるか。幽霊だし』
[素早く、帰ってくる]
おか。
『ん。ま、無理みたい』
[しばらくして、移送が開始される。
ノーラ他、なにやら騎士の首やらもあるらしいし、エティゴナ商会のものもおり、数人の兵が守るようにいる。
そんでカークはというと中にいた。まあぶっちゃけなくとも見張りです。
動けそうにないけど、時折窓から覗き込みながら目指されるのは金鹿門]
[しばらくして、移送が開始される。
ノーラ他、なにやら騎士の首やらもあるらしいし、エティゴナ商会のものもおり、数人の兵が守るようにいる。その中にカークもいた。
動けそうにない様子のノーラを時折窓から覗き込みながら目指されるのは金鹿門]
/*
移動が馬車なのは、動くのが辛いからという設定。
最初は、輿も考えたんだけど、
さすがにビジュアル的にどうかと…。
多分、戦場に行ったら輿になると思う。
/*
それにしても、ジークとアプサラスが大人気だw
私はノトカーにフられたしw
さてどこに行こうかな。
……って、市街地ぐるっと回って帰るか!
(ぁーあ、こりゃ痛そうだ。もちっとゆっくりいきゃいいのに、ってまあそんなもん気遣うはずねーか)
[そもそも凹凸だらけなんだから気遣うも無理があるかとおもいながら、守る兵の一人として付き従う。
きっと死ぬ手前まで痛めつけられたのだろう。
両目を焼ききって両腕両足の筋肉に腱を切り取ってしまうだけでいいのになぁ。…なんて内心の思いはおくびにもださない。]
暇だし、キッスで人間なるかためそーか。
ってかもーちょっと紳士っぽくしゃべれない??
『うっさいなー。ジェントルマンじゃねーんだぞ、俺は…。紳士っぽいってどんなんだ。くさいセリフでも吐けってのか?
”…ふっ、おじょうちゃん。今日も愛らしいな”
こんなんか。違うな、何かが違う!!』
[ノーラの乗った馬車に、ノーラ以外がなかったなら
あるいは、馬車を通すかもしれぬ
即ち、そこに策の入り込む余地なないと言う事だ
通った馬車がどこにいくのかは、知らぬ事だが
私の所に来るのなら、対応するだろうし
ジークの元に行くのなら、私は知らぬ事だろう]
そうだ…執事がいい!!
『何だ、そのとーとつさは』
なんか乙女のあこがれじゃん!?
『乙女じゃねーだろ、てめー。
ま、ちとおまちあれー』
[...は、ごそごそと、蝶ネクタイをさがして付けてみた]
あーそれじゃイマイチだよ!?イケメン度がたんない!!
[覗き込めば容易に分かるだろう。
馬車の中には、ノーラひとりが入れられているのみ。
仮に、底板まで調べたとしても、何も出てはこない。]
『男とのキッスじゃあかん。
ここは月のパワーと*彼岸花*の力をかりたりかりなかったりしてー
へ・ん・し・ん!!』
[...は、ドロシーの妄想力によって、あでらんすが執事服を着たような姿になった]
『いかがですか、お嬢様…。
あー数分しか持たないと思われますので。さくっとしやが…いたしましょう』
ピンクのウサ耳、でてるよー。でも、かわいいー。
/*
さすがの私も、人の落ちシーンに自分の計略を差し挟むほど無粋ではないということで。
というより、返されるノーラの体そのものが計略なのかもしれないけど。
解放軍を揺さぶる、という意味では。
[ノーラのみだと確認した後、馬車を通すが
その周りには、100名ほどの監視がつき
自由に行動する事も叶わぬし、隙など作らぬ
行き先はどこだろう
軍師の所か、私の所か
軍師の所に馬車が行くのなら
付き添いの者は尽く縄打たれ
他に用がないなら、すぐに追い払う事になる
伝言かなにかがある者がいるなら、私の元にくるだろう]
これ、ミルクじゃん。
『ふふ、子供扱いされたくないなら、もうすこしレディとしてのたしなみを覚えた方がよろしいですよ』
あー、なんか口が悪いのはかわんないんだね。
[パンをほおばりつつ、現世の様子を見ることにした]
『執事喫茶 あの世店!?に来る方の為に先に、色々さぁびすを用意しなくては…。何がいいですかね』
[相棒は、うさ耳をぴくんとふるわせて、にっこりわらう。超かわいい!!]
うん!!裸エプロン!!!
『あ、はいはい…』
[荷を改めてからということより、ノーラを出すために一瞬だけ扉が開けられ、傍にいた己がノーラへと触れ、その一瞬でノーラに触れたとき、口元に手の平を軽く押し付けるようにして薬錠を放り込む]
素直に飲んどけ
[その声は矢傷を応急処置したときの男の声と思うか知らないし吐き出すかもしれない。
もし素直に飲んだならほんの少しだけ痛みが和らぐだろう。
とはいえ大きく何かを変えられるわけでもない]
金鹿門にですか。
分かりました、向かいます。
[余人に行かせると言わずに、自ら発つ。
馬に乗ってしまえば、脚の負傷など問題はない。
程なく、解放軍から50騎程の小さな一団が進発した。]
/*公主って。コランヴィナス公のことか?生きてたっけ・・・。や、あ、あまりよみきれてn(ごしゃ
個人的にはテオドール・クレメンスぐらいのおっさんのイメージ。BBSも選べるらしーのでヴァルターやおもいきってモーリッツもあり */
──ヴェルナー殿、お聞き及びか。
イクセル・ノーラ及びに騎士の遺体を受領のため、金鹿門へ向かいます。
グレートヒェン・ヴィーラント、江賊たちに知らせを。
頼みます。
[薬を握らせてくれたカークに視線が向けられる。
幾人もの人間に死を運んできたカークにならばわかるだろう。
その瞳に宿る光が、燃え尽きる前の命の最後の輝きだということに。
喉が小さく動いて、与えられた慈悲を体に送り込む。]
…死神の、お目こぼしか
[眼差しだけの笑み]
[ジークが、どこかに行くらしい
まぁ、私に使者が来たのとは違うのだから
内容は、よく知らないが]
…――――
まぁ、良かろう
後から私の所に来い、ジーク
貴公には、少し必要な話があるようだ
─金鹿門付近─
[既に連絡を受け、先に準備を整えていたのだろう。
門の周囲は物々しく、両軍側とも異様な緊張感を漂わせている。
そこへ、一台の黒塗り馬車が現れた。
門を守る者達が、厳重に検めている。
騎馬の一団が到着したのは、丁度そんな時だった。]
―解放軍陣地(シェイ)―
[グレートヒェン>>686の声を聞き、
安堵のあまり、泣き出しそうになった。
[そして少年は一つの決意をする。]
[やっつけてもらうためには、
あの悪玉の存在を証明しなければならない、
全ての事実を明らかにしなくてはならない。
そのために、呼び寄せなければいけない、あいつを。
ひっそり、シェイは心に決める。]
[取り調べの間の隙をついて抜け出しでもしたか、
どうにかして避難地の大人の信徒の一人へと伝える。
親玉を呼び寄せるようにと。
一番弟子であるシェイの言う事、だから鵜呑みにして、
そのままその信徒は行動した。]
[既に彼には死の翼が既についている。何せ、己がいかけて、死に誘う翼をつけたのだ
当然の如くわかっている]
さぁね…むしろ残酷な仕打ちかもしんねーな
[と、小さく述べる。
しかしこれで、ほんの少しだけ、命の灯火が延びただろう。
解放軍の面々と会話をまじわすぐらいまでは…
そして怪しまれるより前に離れようとする。
そろそろ馬車も全て改め終わっただろう]
―解放軍陣地(シェイ)―
[暫くして、やってきた司祭には、
トラブルが起きたのだと偽り、引き連れ――
落ち着かなく、辺りへ目を配る。]
[親玉の存在はやはり怖い。
怯えた顔で震えながらも、こいつを引き渡せる筈の、
軍人の姿を探す。]
───ご苦労。…、ああ。
[門を守る者らに敬礼を返し、馬車へ近付く。
少し離れて見えるのは、馬車をここまで運んできた帝国の手勢だろう。
それへ向けても、黙って一礼を向けた。]
馬車を揺らすな。
船をまわして貰います。──その方が良い。
[江賊への伝言を、グレートヒェンに言付けてある。
陣に戻るにしても、その方が青年にとっても良かろうと判断する。]
――ん……
[それは、彼を見つける前だったか、後だったか。
辺りを歩いている最中、本陣にそぐわない、子供の少年]
……君、迷子になった?
[女将校が確か、子供の面倒も見ていたんだったか、と思い出しながら、彼女の所へ連れて行くにも。
とりあえず、視線を返し、そう聞いてみた]
[だが、その直ぐ後に気づいた。
何やら怪しげな格好の――男か?
この少年の後ろのあたりに居ただろうか。どちらにしても怪しいことこの上なく。
一瞬、眉をひそめて]
はい?
[ノーラへと薬を渡したがそれは見咎められることもなく。
後は帰るだけとおもっていた気の緩みから、ふと、話しかけられたジークへとあっさり振り返った]
―解放軍陣地(シェイ)―
お、おにいさん…。
[泣き出しそうな顔つきになる。]
あの、ダチュラって知ってる?
あれをここにばらまいているのが、こいつだよ!
[少年は司祭を、青年の方へと突きとばした。]
……っ、ノーラ…!
[微かな呻き声。
蒼褪めた顔に、彼が酷く痛めつけられたことを知る。
青年らしい締まった身体には、無数の傷跡。
けれど、何よりもまず目をひきつけるのは、]
ノーラ、聞こえますか。………っ…
[苦痛に歪む、その表情。]
……
[泣き出しそうな顔付きになった少年を見て。
どうしたのか、と聞きたくなったが]
……えっ、ハァッ!?
[自分の方へと突き飛ばされた青年を、思わず受け止めるが。
受け止めてから、その名前を反芻して]
――っ!君名前はっ!?どう言う事!?
……巡回!!こっちに来るんだ!!
[そう大声で、周りの民兵達を呼び寄せて]
[いつもと違う沈痛な表情が、そこにあって
自分の状態が、この人にどれほどショックを与えているのかが察せられる。
それなのに、自分はこの人に触れようとするのだ。
砕けた腕で]
――今、戻った。
─────、カーク。
お前、医術の心得があったな?
……手を貸して欲しい。
[相手は帝国側だ。
ましてや馬車の護送に付き添ったなら、軍にも所属しているのだろう。
けれども、構わず助力を請うた。]
ぁーあ…
[やばいなぁ、見つかって失敗した。というように頭をかくと]
はぁ…んじゃ、ここの兵たち無事に帰してやったら…ね
[ジークならそれが己が手伝うための名目上の理由というのがわかるだろう]
ジークムント、大変だな。
俺とカークと対話しつつ、メモでゾフィヤから相談受けるとかw
さて、更新まであと1時間だねぇ
―解放軍内陣(ノトカー)
[混乱した様子の青年へ向かって、
グレートヒェンが知っているはずだ!早くそいつをやっつけて――!と
シェイが金切り声で繰り返す。]
……あーあ。
[集まってくる民兵たちが視界に入る。
ちらり、シェイを睨んで後、軍人らしき青年に密接したまま、]
私を、どうするつもりです?
[聞かずもがなな事を、青年に問う//]
[金切り声の様に同じ内容を繰り返している少年は、正直情報的な助けにはならなかった。
が、観念したのか、どうなのか。
それを受け入れている様子の男――意外と若い声――を離す訳には行かなかった]
……ダチュラなんて代物をばら撒いているのは看過出来ません。
それに……もし、一昨日の一軒があなたの仕業であるなら。
――最悪、死も覚悟してください。
勿論、抵抗した場合も保証は出来かねます。
とりあえず、その布だけは取らせて頂きます。
[そう言って、男の顔面を覆う布に手を掛けて//]
執政官からの、言伝てだ。
このまま攻撃を続けるなら、
公主を俺と同じ目に遭わせる、と――
[聞こえる範囲にカークがいても構わなかった。
むしろ、彼はこの場の証人だ。]
[ジークが了解を示したので、去る帝国兵の一人に少しだけ残ることを告げ、去りいくのを見送ると]
あ、これ預かっといてね
[と、防具の類はそのまま、長剣などの武器の類だけ解放軍の近くのやつに自分から渡す。邪魔なのだ]
んで、先にいっとくが、ジーク…こいつの死は免れんぞ。
ちょっとだけ生存を長めることしか俺にはできない。
[無情にもあっさりと告げる]
んで、わかるとはおもうが丁重に運ぶようにな
骨も砕けてる。もし変に動かしたら砕けた骨が肉貫くからな
あ、後ナイフ貸して、消毒してるのが望ましいが多分ないだろうし、酒でもあればいいんだがな
……ノーラ。
[握った指先の冷たさ、その顔の色。
戦場にある者として、死の気配を濃く感じぬわけではない。
だが、だからと言って受け入れられるものではない。
───彼は、まだ生きているのだ。
すまないとか、悪いとか。
いくつもの謝罪や、後悔や、そういったものは胸に沸き起こるけれども、
今は。]
……ありがとう。
[身を挺した友に、一言の感謝を。]
ノーラとグレートヒェン、話さないのかなー?って思ったら。
囁きあるんじゃん!w
今頃みんな、緑ログで切なく盛り上がってるのかな?
ドキドキ♪
― 自室 ―
[既にドレスは脱ぎ、再び鎧姿に戻って、報告を受けている。]
……ノーラさまを拷問の上、返した……。
どうして……。
[捕虜として城内に留め置いて、反乱軍を罠に嵌めたほうが良かったのではと思う。
だが――あんなに簡単に忍び込まれて、しかも捕まえられなかったことを思うと、反乱軍を再び陣内に入れることの方が危険なのだろう。
あくまで目的は反乱軍を倒すことではなくて、援軍が来るまで持ちこたえることなのだから。]
[ひたひたと打ち寄せる水音が上がってくる。
全身がその優しい冷たさに包まれるまで、後どれくらいだろう。
カークの治療の申し出には緩く首を振り]
ジークムント、
俺を――川へ、運んでくれ。
[船に乗せろ、ではなく。
この躯を、川に還したいと。]
────…、…そう、ですか。
[どこか平坦な声は、どう聞こえたか。
一瞬、手が震えた。
彼をこのような目に合わせたのは、───あの男だ。
ふと、彷徨わせた視線が一点に止まる。
男の顔から、血の気が引いた。]
―解放軍内陣(ノトカー)
[彼と自分の身長はほぼ同じくらいだろうか。]
[布へと青年の手がかかる寸前、
それを手なれた仕草で自分で素ばやくはぎ取り、
青年の顔面へと投げつけた。]
[次の瞬間、ゆったりした司祭の服の下から取り出した、
道具は…マチェーテ(山刀)。]
[武骨に広い刃先の、
その先端の重みをもってしなり、
寸分の迷いも無く、青年の頭へと振り上げられる。
[戦闘技術などそこには無い、無造作との表現が相応しい、
ただし、殺意だけは極上の、――たったの一撃。]
/*
や、まあギィさまが赤を覗かれているといえば、一発解決なのですけどね。
折角の兎さんなので、赤からアプちゃんに話しかけてみたいだけという。
アプちゃんが、話しかけに応じなければ、なんら反乱軍に不利にはならないし。
ん……
[治療を断るノーラをみてジークを一度見遣る
彼が江族という人物かは深くしらない。
だからどういうものが最も満足であるのかのわからぬけど]
…水の感触を味わえるか?もし味わいたかったらいえ。
そんな薬もある。痛みも戻っちまうけどな
[ただ己の判断としていえるのはこれぐらいであった]
……、……分かっている。
[低い声。絞り出すように、声が響く。
カークの申し出に少し迷うようにして、ノーラを見遣った。]
───…、カーク。
この上の痛みは、与えたくないが。
[遣り取りが聞こえたのだろう。
ノーラが首を振る様子に、また表情が曇った。]
[馬車で、ゆっくりと市街地を巡りながら
思考は城壁の外に飛ぶ。]
――そろそろ受け取る頃合いか。
[視線を巡らせて、街の北西へ。
建物と城壁を越えて見通せるような
千里眼は持ち合わせていないけれども。]
[黒く胸を焦がす烙印が、ジークムントに呼び覚ました名――ギィ・ルヴィエ・ド・コルベール。]
あいつを恨むな、…
友 と呼んだ者 を、憎むのは…
…哀しい ことだ …
[唇が触れたか触れないか。そんなほんの感触がちょっぴりくすぐったかった。]
……もう少しお召し上がりになりますか?
[ギィに尋ねた。]
ぅわっ!
[手に掛けようとした布を、逆に投げつけられた。
一瞬視界が塞がるが、その時に刃の取り出された音]
……っ!!
[そこにある殺気だけは、極上の物で。
だから勝手に反応した身体が。
彼の動作よりも素早い抜刀で、彼の身体を切り裂こうと動いた//]
そういえば、今って赤ログ3人、緑ログ6人なんだ。
今回ノーラが落ちても、赤3人に緑5人。
うーん、赤緑どうなってるんだろうwww
[既に死ぬものを治療するなどしない。
治療など死なないものを治療するものなのだ。
だから己がやろうとしてるのは荒療治どころの話ではないゆえの行為ということをジークに説明しようとしたが
二人のこの会話を邪魔などできず、ただ押し黙る]
───…、分かりました。
[船へ、ではなく川へと彼は言う。
その意味するところを察して、短く息をのむ。
分かってはいる話だと、理性は告げているけれど。]
……馬よりはいいでしょう?
[出発する前の、他愛もない話。
それを思い返すように、声に柔らかな笑みを含ませて、
可能な限り優しくノーラを抱き上げた。]
……、…ノーラ、この、傷も……
[恐らくはそうなのであろう。
彼の胸に押し当てられたのは、ギィ・ルヴィエ・ド・コルベールの個人紋章。
余人が軽々に押せるような代物ではない。]
────…
[友の身体を抱いて、俯くようにその言葉を聞く。]
[見事な反応速度でもって、素早い抜刀が、胴をないでゆく。]
[道具と布が地へと落ちた。同時に、紅色も。]
看過出来ないだと?
覚悟して下さいだと?
くだらない。
そんな言葉は私に通用しない。
何もそんな丁重な言葉で対応頂かなくとも結構。
紛れもなく、私は悪人だ。
[シェイの悲鳴が響いた。]
─────…
[変わってはいない、と笑った友の顔がある。
変わってはいないと、頷いた己がいる。
けれども同時に、
───決定的に、変わってしまったものもあるのだ。]
……っ…、ノーラ。
[震える声で、その名を呼ぶ。
憎むなと、優しい声が静かに諭す。
腕が震えて、その微かな震えは彼にも伝わるだろうか。
顔を俯かせると、静かな微笑と目があった。]
─────、ええ。
[静かに、頷く。
そうして、無理にも笑みを浮かべてみせる。]
― 市街地遺体安置所、裏手 ―
――ドッ! ドカッ!
[場所はかつて高額で捌けた焼死体があったところ。
今は別の遺体が順次運び込まれていた。
取り扱えない品は無いと豪語するエティゴナ商会と言えど、安置していた遺体の首を切り落とすのはやはりあまりいい気分ではなかった。
派遣された極めて有能な首切り役のために順番に遺体を運び、処置が終われば血抜きのために別に移され、後に仕分けする……店員にはやや過酷であったろうか]
……まったく、面倒を押し付けよってからに。
追加料金じゃな。
あと……この作業に関わった全員は今日このあとの業務を免除して帰してやれ。
儲けにならんことで無理を強いたんじゃ、ケアもしてやらんとな。
[……なおこの翌日、城には超高額の請求書が届けられた。品目は砥石*1であった]
/*
赤で「話したいので、話す気があるなら白いハンカチ(仮)でも結んでください」
で、反応あったら、協力を要請してみる。それで断れればそれまで。なければないで、まあそんなものよね。
なのだった。ただこれは、終わった後に赤とあわせるから楽しいのであって、表で話すんならまるで意味がないという。
今もヒント出しすぎかなぁとも思うし。や、別に反乱軍不利になることじゃないからいいかもとも思うんだけどね。
考えてごらんなさい。
こんなみすぼらしい私が、強大なあなた方を敵に回して何の利がある。
ちょっと頭、働かせればわかるでしょう?
「お客様」の注文があったんですよ。
そのお客様の名は、ギィ・ルヴィエ・ド・コルベール。
[調べればすぐに真実が判明するであろう事を、
それでも述べ立ててつつ、
…ゆっくりと、地へとくず折れた。]
[ジークムントの上体が力ない躯を支える。
その肩にもたれさせた頭に、彼の鼓動が届く。
――最期に触れるぬくもり。
前へと運ぶ足の動きが深くなる。
もはや、そこは誰の領土でもなく]
[飛び散った血は、手際よく避けて。
露わになった素顔は、まだ若い青年とも言える。
だが、彼が笑顔のまま、謳う言葉には。
警戒の色を見せないまま、睨つけて]
ノトカー、間に合うかな?
もし、こっちの返答に気付いてなかったらどうしよう?;;
ああん、もう、こっちがフォローしなきゃいけないのに!
ごめんねぇT▽T
[そのままギィの口の中に入れる
――と見せかけて、直前でひょいと手を動かして、りんごは自分の口の中に]
ふふ。残念でした。
[カークは静かに、傍らで見守る様子。
それをどこか醒めた意識の片隅で感じながら、川へと足を運ぶ。
やがて見えてきたのは、滔々たる川。
彼ら、江賊の故郷たる水だ。]
シェイの悲鳴って、そこで斬ったってことなのかしら!?
助けなきゃいけないとこ!?
でも邪魔しちゃったら!?
ああもう、あたしってヘタレだ…orz
そしてね、私は悪人で…
あなたがたのヴェルナー様の… 民 なんだよ。
[小さな呟きは拾われたのか分からない。
最後まで悪意に満ちて聞こえたかどうかも。
ひどく、ゆっくりと、動作が止まる。]
[心配そうに、
シェイがミヒャエルを伺っていた。*]
[そして、自分から悪人と自称した、青年から漏れる言葉は――帝国の執政官。
ゆっくりと地面に倒れ伏した彼を見据える。
――咄嗟の事だったから、もしかしたら、もう助からないかも知れないが]
――念の為、この人の治療を。
話も幾つか聞きたいから。
後誰か……その子を。
グレートヒェン・ヴィンラートの所へ。
彼女に話を聞いてもらうのがよさそうみたいだから
[恐々と近寄る民兵達に、そう、指示を出して]
……ノーラ…
[掠れた声が、彼の名を呼ぶ。
朦朧としてきているのだろう。次第に、彼の息が荒くなる。
その耳朶に、そっと唇を寄せ──]
…はぁ…
[彼らの会話は終点を迎える。
みていてももう長くないのが手に取るようにわかる。
拷問はともかく、それにいたる捕虜になってしまう行為は自分がやったことだ、可哀想だとか祈ることも別れを告げることさえしない。
運が悪かった。ただそれだけ]
[最後に呟いた、『民』の意味は何だったのだろう。
ただ悪意だけを持って聞こえはしなかったが。
ただ、その言葉の本当の意味を掴む事はできずに]
――……
[彼の近くへと駆け寄った民兵に、手を振る。
――もう、医療班に連れて行った所で、ムダだと知って]
/*
よし。セットを三回確認した。
ここで襲撃ミスとか、シャレにならない。
更新間際は、いつも緊張する……!
そして、赤でいちゃついてて、すまん!
――言葉の意味なんて、あなたにしか分からない。
あなたが何をしたかったのかも。
僕に、分かる訳がない。
[既に動きを止めた彼の亡骸を。
責めて仰向けに、手を組ませてやって]
――安らかに。
あなたが導かれる所が。
天国か地獄か。
それとも煉獄かなんて、僕にはわからないけれど……
― 自室→前庭―
[カスパルもドロシーも失って。人材が少なすぎるのは痛いほど判っている。
それを判ってかギィは誰も責めない。だからこそ苦しい。
考えるのに煮詰まったのか、久々に握る剣の感覚を取り戻すためにも少し身体を動かすことにした。]
だれか……私の相手をなさい!
[声を掛けるも、誰も動き出さない。それはそうだ。傷でもつけたら大変だと皆思っているのだろう。]
大丈夫ですから……。ではそこの貴方!
[無理やり兵の一人を引っ張り込んで、剣を構えさせる。]
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