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美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が4名、囁き狂人が3名、共鳴者が6名、夜兎が1名、首無騎士が2名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
そうか。動くか。
[目を細めて笑みを浮かべ。
門を閉鎖するよう伝令を走らせる。]
将たちにも、城に戻るようにと。
騎馬隊は、いつでも出発出来るように
準備をさせておけ。
[それだけを告げて、自らも城へと向かいかける。]
ごめん……
[つ、と手を引き身体を引き寄せると、少しの間だけ、身体事に抱きしめる。
本人の気付かない震えが、少しだけ揺れている]
……それでも、君が居なくなるのだけは。
耐えられないから。
[だから、せめて許して欲しい。
もし――彼女に刃を突き立てる悪夢が、来たとしても]
[しかし、意思は伝令よりも早く]
では、始めようか、諸君。
……会議室で、という形式を取りたいものだが、
まあ、軽く話し始めても構わないだろう。
/*
うわあっ。
最近の台詞、軍議を「軍義」って誤字ってることに今頃気付きました。
義は大事だけれど、違うよねうん。
箱が悪いんだ!悪い子!
軍議、です。
誤字と重複とニホンゴチョットダケ デキマス orz
ま、ここでサボるのも逆に目立つし、大人しく働いて住居でも確保するかな
「兄さん。ガンバ」
こんなときだけ兄さん呼ばわりかよ…
[ぐっと握りこぶしをつくっていうユーリエに苦笑しながら道具を荷物から出す]
どうなるのかね…
[今回の戦は…と少しだけ考える。
下のものには、立場も見得も建前も全て必要ない。
もちろんよりよい暮らしを求める声はあるだろうけれど、被害を受けるのはいつも名も記憶から外れていくものたちだらけ。
例えば、兵糧攻めなどしても、本当に飢えてほしい人間は最後に飢えるものだ。
最も食糧は大量にあるらしいのでそういうこともないだろうけど]
―直廊―
[一度城塞の状況を確認して置くべきだろう、汗を拭いながら
銀髪の分け目を気を使う]
門は六門、重点的に守ろうとすれば
・・・いくつかの門は最初から捨てる覚悟で行くべきか
破城槌の数などを確認し忘れましたね
敵陣陣営に行っておきながら、情けない
[完璧という言葉が、自身の辞書からは欠落している]
[そして、城内へ、走る]
>>0:733
…声に出てるわよ。集中集中って。うふふふ♪
[小さくつぶやきながら、...は更に顔を寄せた。]
…目を閉じてみて。
[そう言って、コツンと額を当てた。]//
>>734
いやぁこれはどうも。
お互いが勝者となるのが良い取引でございますれば。
えぇ、すぐに用意いたしますよ。
[見苦しい揉み手で契約書にサインをもらって送り出す]
『"魔王"ですか……あれ? いつの間にこんなに在庫が? 仕入れ台帳には載ってないんですが……』
ウシシッ、戦争にああいう品は必要不可欠じゃ。
こないだ城外で採集させてきたんじゃよ。
タダで入手はできても手間がかかるなら立派な値がつく……それが商売じゃ。
明日、鉄籠の納品にかこつけて引き渡せ。
なに、金をよこせと言わなければ突っ込んではこないだろう。
さて、この白紙契約書、何に使おうかのぅ〜?
[小躍りしながら懐に仕舞い込んだ]
嗚呼。──戦のにおいだ!!
[意思の言葉も、相変わらず。しかし策立てが苦手というより、嫌いなのも相変わらず。それをきみたちは、とりあえずは知っておいた方が、楽に話せるかもしれない。]
ええ。
…ああ、500での先行部隊ですがね。ただ牽制として、行けばよろしいので?
[ギィに遅れて歩きながらまずは報告だけでも済まそうとする。]
ギィさま。
コリドラスに用件は伝えました。例のものは1〜2日後には納品になるようです。それと商売があるのですぐへ内陣への移動はしないと。
……それから、避難用の割り当ての倉庫がせまいので、もっと広い倉庫をと。
[自分はお遣いなのだから、報告すべきことは報告はする。]
[名を呼ばれたことでジークムントの位置を把握すれば、波間を縫うように近づく。]
さっき、リヒトハードという、護衛だか近衛だかに聞いたが――
旧市街からの攻略を考えているそうだな。
もう少し、詳しく教えてくれないか。
人数とか、目的とか。
ああ、後でいい。
今は、御大将の演説を。
[振り仰ぐように視線を投げる。]
最終的に16人てスゴイ!w
うーん、これはちょっと最終日は無理そうね。
どっか良さそうな落ち時を考えとかないとw
我等が勇敢なる解放軍の将兵達
時は満ち 期は熟した
我等の祖国が流す涙は この戦の後微笑みに変わる
神は正義を貫くための剣を 我等におあたえになり
我等はその剣を 正義を貫くためにのみ用いる
友よ 勇敢なる祖国の戦士達よ
大義の旗をかかげ 正義の歌を歌おう
我が風は 祖国を包む霧を晴らす
闇夜を晴らす太陽は 明日の我等の頭上に昇る
時は今 我等の未来を勝ち取りに行こうではないか
楽しそうだな、カスパル。
―― 500騎の役割は、ひとことで言えば牽制でいい。
動き始めたところを一撃し、素早く撤収する。
なに。
たかだか数万の雑兵の中を突っ切って
敵の総大将に挨拶して帰ってくるだけだ。
簡単な仕事だろう?
―内壁の上部―
[責任者のもとにいけば、あっさりと通される。
それは自分が何でも屋だとかしってるのか。既にギィの指令が行き渡っているのか。
そして鉄環を据えつける作業に移る。
ここが崩れては洒落にならない。より強固に…と]
ここに橋があれば便利だと民はいう。
王はそれに従い橋を作る。
橋はまだできないのかと民は文句をいう。
王は人々を増員して急ぎ足で作らせる。
性急すぎて疲れる。と民は不平を言う
王は人々を休ませる。
まだできないのか、やめるなら最初からするなと民は非難する。
[ぁあ、なんたる不満の連鎖か。
鼻歌交じりにいうそれは、しかし民をよくあらわしたものであるといえるか。
近くで聞くものに奇異の眼差しを受けながらも着々と確実に仕事を行っていく]
―――………
[その言葉に、思わず開いた口が、何か言葉を搾り出そうと、喘ぐが。
揺れた瞳は、抱きしめている彼からは窺い知る事ができずに]
――……
[小さく漏れた吐息が、自嘲に融けた。
こんな事まで言わせなければ、自分は覚悟も付かなかったのか]
―…
(せめて、最後には穏やかであるように)
>>8 シュテラ
chu☆
[ぎゅっと目を閉じたわずかな時、ほんの一瞬、唇に触れる。が…]
…そうねぇ、長くないわね…
[相手の反応を待たずに、...は不吉とも思える言葉を続けた。]//
戦いが始まるのですね。
では私も剣をとりましょう。
あら、心配はいりませんわ。
だって、テオドール・フォン・ロートシルトの娘ですもの。
[抱きしめた彼の身体を離した時。
幾分も、まともな面立ちになっていた]
……行こう、シュテラ。
せめて明日、穏やかで居られる様に。
僕は、君がそうある為に、ここに居る。
[ふんわり、柔らかい笑みと、手を彼に向けて。
いよいよ――開戦が近い]
― 内陣 → 城 ―
[近づいてきたゾフィヤに視線を向けて
その言葉を歩きながら聞く。]
…ふ。相変わらず商売熱心だな。
――ああ、だが、悲しいかな。
反乱軍が攻めてきたら、全て手遅れだぞ。
[まだ移動しないという報告に
そんな感想を零して。]
倉庫の件は、鉄籠の納品が今日中に終わったら
考えておく、と言うべきだな。
――ところでゾフィヤ。
あの男に、なにかされなかったか?
[口の端に微笑を見せて、そんな事を問う。]
…―――
こういう役割は、得意じゃないんだがな
[将兵に向かい、言葉を投じた後
私は、指揮官達の元に戻る
細かい事を、話し合う必要があったから]
旗の仕事は、終わった
今から私は、疾風だ
兵力の配置を決める
希望のある者は、前に出よ
うふふ♪
赤ログが見えますw
ただ、冷静になって考えてミマシタ。
通常なら、「赤ログ」が見えるのは非常に有益な情報。
ただ、こと役職公開のRP村においては、赤ログが見えてもそれに参加出来ないって、単に中途半端な狼ではないでしょうかww
意味なーいじゃーん!!wwwww
[そしてその歌の通り進みそうなのが解放軍なのだろうか?
もしも今の帝国だと、この歌は一節で終わるだろう
”王はここに橋があれば便利だとわかり橋を作らせる。”
民に優しいか優しくないか。それとも民に易しいか民に易しくないか。]
ま、考えてもしゃあねえこったな。
そういやグレートヒェンさんとジークに俺がこっち選んだんだってすぐにでも知れるかね?
[まあそれどころじゃねえだろうけどと小さく呟いた]
書簡はジークムント殿が御覧になりましたが、
予定調和でしょうか。降伏するつもりはなく・・・・
これは、”解放”の戦いであるとのこと
[顎に手を添え、なにやら考え込む]
/*
あわわ。真面目な話になった!!
今度は邪な独り言が恥ずかしくなった。
[ごめんなさい、と、すらいでぃんぐどげざ]
― 一方そのころ ―
[内陣を囲む城壁に
いくつもの丈夫な鉄環が取り付けられていく。
敢えて言うならば、係留索を繋ぐ為のような
そういった形のもの。
城壁の上、外側寄りと内側寄り
2個ずつの対となって、
等間隔に並べられていく]
ゾフィヤも戦いに出るのか?
やれやれ。おてんばな姫だ。
私の目の届くところから、あまり離れるなよ?
…… ああ、でも。
あの人の技を受け継いでいるのなら、
心配は要らないかな。
あっ……。
[ギィの言葉に息を呑む。
確かに鉄籠の一日でも早い納品がギィの望むところ。宝石細工と引き換えにされて、頭に血が上ってしまい、交渉を打ち切ってしまったことを恥じているのか、幾分曇った顔をしながら]
いいえ……なにも……。
[その表情とあいまって、主にはどう移ったのだろうか。]
>>12
[何をされたのか一瞬わからなかった……わけでもなかっただろう。唇に残る僅かな感触に、呆然とする暇も与えられず紡がれた言葉。……これはむしろ予想通りなのであったが]
い、いまので寿命縮んじゃいましたよ。もぅ…びっくりさせないでくださいよ。
あれ? もしかしてこれってファースト……
いぃ、いぇいいんです。いいんですよ。それは。
……でも、お姉様まがい物じゃなくて、ちゃんとした占い師なのかな?
長くない…そうですね。私もそう思います。自分の身体ですもの。自分でわかってます。
じゃあ、それを踏まえてもう一つだけ。
私は風に憧れて、風に乗って……ここまできました。
守りたいモノ…救いたいモノ…拾いたい未来……そのために
私がその行く末を……一助となれる時の欠片を
未来を見る暇を天は与えてくれそうですか?
……長くなくとも、紡ぎたい未来は……私にもあります。
[彼女の目を真剣な眼差しで見つめ返す]//
ああ、ただ若い者よりも、馬慣れした者がいいかな。[と、付け足す。]
[聞こえた言葉に、はっ!と、喉からの笑いを漏らす。]
──解放!随分、良い看板だ。
それは果たして──見ものではないかな。
見ていようじゃないか。
"解放"のための戦い、その為に──民を殺しでもしたなら、お笑い草だ。
アルフォード。
彼らにとっては"解放"だろうが
我々にとっては、明らかな反逆だ。
ここを失えば、帝国への危険が増す。
忘れるな。
/*
希望、なの か?
希望・・・ではない、よなあ。うーん。www
話し合った配置案を説明せよ、なら出来るのかもと思いつつ
最早ひたすら眠いのをどうしたらいい。
…… どうした?
[俯くゾフィヤの肩に、そっと手を添える。]
あの男がお前に何かしようとしたなら、
遠慮無く私に言えばいい。
相応の罰をくれてやらねばならないからな。
>>*4
書状をジークムンドさまに?
そうですか。あの方も……なのですね。
[流れからいって当然のことでもあるので、左程驚きもしてないのだが]
[希望者を募るヴェルナーの言葉に、ためらわず足を踏み出す。]
俺は軍団戦については門外漢だ。
ただ、思うところを述べておく。
俺としては、まず水門を攻略したい。
うちの船を使うことで、川と陸から、包囲の形もとれるしな。
希望、か…。
[ヴェルナーの言葉を口中で呟き、口を閉ざす。
先に軍議で述べたのは、案であって希望ではない。
そうして諸将の顔を、若草の瞳が静かに見つめる。
説明の指示はないまま、軍師は盟主の傍らで沈黙を保った。]
いえ……本当になんでもないのです。
何かあればこの者が護ってくれたでしょうし。
[後を無言でついてくる供をちらりと振り返りながら]
それより、ギィ様がそのように気にかけて下さることが、私には嬉しいのですわ。
イクセル・ノーラ
水門の攻略は、城塞都市攻略に際し必須事項だ
必要な兵力をのべよ
軍師、城塞都市攻略の概要を
雨の日は、剣を研げ研げ、錆を作るな
[内側と外側が対になってるなどと知らずに作業を行う
その作業は徐々に集中力をますごとに、はやくなっていく]
…戦…か…懐かしいな
[解放軍のあげる声にまぎれるようにぽつりと呟く。
そうかつては己もいた。ジークは知りもしないが、ユーリエも供にしていた左胸に一度手を当て]
ま、今は今、過去は過去
[考えるのもつかの間。*作業を続行した*]
そうですね。
イクセルさん、あとグレートヒェン、さんは軍議に居なかった。
それに、後詰や、北に詰める予定の、他の将校達への通達の意味も込めて、もう一度始めから、確認の為にやり直しませんか?
さて。
我々はこれから、4000の兵で5万を相手にするわけだが、なにか妙策はあるか?
私に腹案はあるが、
皆の意見があるならば、それも聞きたい。
……ああ。
自警団の1000は数に入れなくて良い。
奴らを下手に使おうものなら、
武器を持って寝返りかねないからな。
水門付近の陸地は狭隘だ。むしろ大人数は動きがとれない。
敵を水に叩き落とすには歩兵200かそこらでいいだろうさ。
操船の方は、おれの配下でまかなう。
[ヴェルナーの傍らに立つジークムントにも理解してもらおうとするように]
水門さえ押さえてしまえば、堀に船を侵入させられる。
そうすれば、堀は障害物ではなく、俺らにとって平地同様だ。
門にこだわることなく、あの外壁の何処からでも挑みかかれる。
そこまでのお膳立て、俺にやらしちゃくれないか。
>>*15
真面目にやって下さいな!もう。
[それだけ告げて、考え込む。
10倍の敵を抑える方法?そんなこと今まで考えもしなかったからすぐに声は出せなくて。]
>>19 シュテラ
…あなた、自分の身体のことを知っていて、その上で「紡ぎたい未来」なんでしょ?
だったら、大丈夫よ。
あなたは、相応の未来を望み、そしてそのために懸命に努力する。だから、その望みはかなうわ。
…占い師としては、落第の答えなの。
だから、誰にも言っちゃダメよ。
[...は誰にも聞かれないよう、少年の耳元へ顔を寄せて囁いた。]//
そうか。
なら、いいんだ。
[供の姿を見て頷き、
ゾフィヤには柔らかな視線を注ぐ。]
だが、君にこんな顔をさせるのは
立派な悪行だな。
…彼とは近いうちに、私が直接会う事にしよう。
[とりあえず、避難と鉄籠の件は
使いを送って早めに知らせるか、と決めつつ
城の中に*入っていった*]
[自信を持って告げるノーラの言葉に、目を瞠った。
正直、あの堀から、外壁を越える事は、ほとんど不可能だ、という認識の元に動いていたから]
……流石は、江賊、ですね。
イクセルさん。
危険な事には変わりありませんが。
幾つか、策の練り方が変わってきます
[サーベルを鞘から抜き出す]
[日ごろの手入れのためか、自身の顔を映していた]
血がつくと、手入れがいつもの倍大変ですからね
―サーベルは手首の返しだけで10センチ切り込める
[”商品”の大半は、用途が決まっているが
残りの扱いを考えながら鼻歌を*歌っていた*]
/*
そうそう…。5万の分割とか、多い。
襲撃に200とか、そうですねとしか言いようがねえわ。ww
5万は包囲戦か平地での大規模戦がやれる人数だなあ。
赤ログは普通の会議です。
てゆーか、今回あれこれ作戦考えるのはむしろ共鳴側?w
見えるだけって、ひょっとしたらそこはかとなく寂しいのかも知れません。
シュテラたん、大したこと言えなくてゴメンよぅ(涙)
堀の中で運用するには、小回りの効く小舟の方がいいだろう。
大型船は水門を通れないし。
小舟なら数は揃えられる。
つないで浮き橋を作るくらいは雑作もないぜ。
ああ、楼船担いで陸を越えて、堀からいきなり城壁の上に同じ目線の高さで「こんにちは!」というのも面白いがな。
まあ、堀に浮かべた小舟からでもロープのついた鉤爪を投げてよじ登れば、城壁の上を制圧できるだろう。
いわば、敵の頭上をとることが可能なワケだ。
/*
そういや、歩哨があったりしないんですかね…
ないか、ないない。ないでいいか!?ww
wwwwあってもいいけど、書いてないよな。
ああ、リヒトハード、作戦の全体の絵を描くのはおまえさんたちに任せるつもりだ。
正直、陸にあがった後の俺の戦力に期待はしてくれるなよ。
俺のイキる場所は水の上だぜ。
そいつを了見して使ってほしい。
”ダチュラ”を焚いてみるのはいかがでしょう。
直廊は狭い通路ですし、煙は充満するやもしれません
全ての妄想が行動になり、獣のような行動をとる
といわれております、
ある程度耐性がある者には効果が薄いでしょうが、
民兵であればひとたまりもないかと
[時には非情になろうと*行動する*]
― 回想―
[公国がまだ公国だった頃のこと。
父親は一人娘を平気で仕事場に連れまわしていた。
跡取り娘だったから、あわよくば大勢の自分の部下の中から誰かを選んで後を継いで欲しいと思っていたのかもしれない。
そのおかげで公国軍の人間とは多少は面識はあったのだけれども、とりわけヴェルナーとジークムントは、父親に一番近い立場の人間だったからなのか、よく顔を合わせていたものだった。]
― 少し前の事 ―
[慌てて駆け込んだ天幕の中。
ジークムントの的確な指示は流石というべきか、兵士の告げた荷物は無事に、伝えられた通りの姿で椅子の上に鎮座していた。]
いそが、ないと――!
[服の裾飾りがあれこれ絡まった気がするが、仕方が無い。
着替えを済ませると鏡の前に立つ。
長い髪は後ろで緩く一つに括る、嘗てそうしていた様に]
………ん、よし。
[寝台の下から自身の荷物を紐解く。
大事に布に覆われたそれは、愛剣―――
小さな声でその名を呼んで、鞘を一撫で。
しかし今は感慨に浸る暇はない、集合場所へと走る]
[軽く息を整えて、兵の列に滑り込む。
響く指揮官の声、熱を帯びた空気は忽ちのうちに将兵達の間に伝線する。
地を駆ける高揚、熱狂、高らかな歓声]
……始まる。
[緊張感に身を任せ、ひっそりと瞳を伏せた]
あ、内緒にしてくださいよ。お互いないしょですね。
いけない、あんまり長居も出来なかったんだ。
……また逢いたいですね。
[わざわざ変装していたにもかかわらず、辻占いの女性に素性を明かすこと……普通に考えれば異様ではだっただろう。どうかしていたのかも知れぬことでもあった。けれど……告げても構わないだろうという思いはどこから来たのか? それもまた彼女の魅力なのかもしれない]
では、お姉様にも幸運を!
[幾ばくかの路銀を置いて、手を振りながら歩いていく。
戦いの間際の一幕であった]
[ヴェルナーの言葉を聞き、間髪入れず踏み出した男へと視線を流す。どうやら初めて見る顔らしい。
同時に、江賊という単語を耳が捉えただろうか]
………、
[聞けば、成程水上は彼に任せるが得策なのだろう。
特に異論もなく、黙して流れを見守っている]
[確認するように見回す盟主をみて、そ、と手を挙げる。
だが、勿論それは異論、というよりも]
後一千、乃至、二千、増やしてみては?
元々水門の防備に当たる予定だったグレートヒェンさんは、兵力三千程を想定していましたし。
あの2人と戦う……。
[いずれはこんな時が来ても不思議ではないと思っていたのか、案外平静でいられた。
ギィの為に、再び剣をとることを選んだ自分。]
私は――貴方を護る「赤き楯」となりましょう。
[歴史に残る「赤き楯」の名は公国のものなのか、帝国のものなのかは今はわからないけれど**]
ノーラが、水門を攻略するまでの間
相手の注意と兵力を、我等が引きつける
フィンブルス伯、守護者と共に金鹿門の攻略を
反抗が無い場合、敵には策があると思われる
深く進入する事はせず、敵を外に出さぬ事を目標とせよ
兵力は15000
軍師、銀蛇門をおさえよ兵力は10000
水門攻略後は、この軍が城壁の確保に動く事とする
水門攻略までは、同じく封鎖を命題とせよ
質問は
>>31
…あんまり真面目だから、毒気が抜かれちゃったわ。
ホントは「んー、100年くらい大丈夫よん♪」て言っとくとこよ、
占い師の現実。
って、あら、ご領主って…やんごとなきご身分ねぇ。
お屋敷に迎えて下さるのかしらん、うふふ♪
[片目をつぶった少年の頬を、ぷに、と突っつく]
/*
ちょっぴり、ミヒャ死亡時だとかで、雰囲気が許せば奪ってみようかな、と思っていたら。
まさか兎ちゃんに初めてあっさり掻っ攫われるなんて!!w
いや、いいぞもっとやれ。
ミヒャの嫉妬が四角関係から互角関係になるだけだww
確かに、占拠より、確保しつづける方に兵力が必要だな。
そちら方面は不得手だから、連携をお願いしたいが――
[ミヒャエルの告げた将官の名が女性のものだったので、軽く口笛]
>>*19
ダチュラ……ですか。
それを直廊でとなると、我が軍はそこには配置しないということですか?
[別にいちいち確認しなくてもいいのかもしれないが、とりあえルートヴィヒに聞いてみる。]
>>32
いいのよぅ、秘密はいくら作っても♪
…そうね、もしもあたしに逢いたい時があったら…
夜空の月に向かって呼んでね。ふふふ♪
[手を振りながら立ち去る姿を、...もまた、手を振りながら見送る。兎の看板が、風に揺れた。]**
冒頭から掻き回してすまん。
協議の上の命令とあらばどうであれ従うし、足を引っ張るつもりは毛頭ない。
少なくとも、戦場で解放軍の旗がなびくのを見る前に、尻尾を巻いたりはしないさ。
背中の獣にかけて誓おう。
[軍礼の代わりに親指で背を示した。]
異存ありません。
旧市街の部隊がそのまま、銀蛇門へと以降する形ですね。
[その決定に、小さく頷き、あえて意見を言うなれば]
城壁の確保の際には、敵兵力を銅猪門へと引きつけては?
ともすれば、全門を同時に制圧できます
ノーラ。先程の質問に答えます。
──城壁の確保と共に、卿に旧市街と対岸の架橋も頼みたい。
[其れは先程、彼から詳細をと問われたこと。]
……内陣北東部に、僅かに緩みが見られます。
配下をやって、状況を調べさせておりました。
門の突破と共に、ここに──発破を仕掛けます。
その陽動及び、市街地内部からの門確保の支援に5000頂きたい。
───旧市街に残る民も、まだ多い。
彼らを無事避難させるため、更に500
これらの兵力及び避難民を、橋を使って渡したいのです。
我隊は銅猪門攻略 兵力は10000
グレートヒェン・ヴィーラント
貴女には、兵力を5000あずける
遊撃隊とし、自由な采配を任せる
が、最初の配置は、ジークと共にあるのがよかろう
私の側は、危ないからな
予備兵力は、9000
民の保護と、本陣の守りもかねる
兵力に不足がある場合
私に報告した後ここから呼び出す事
質問のある者は
実はローゼンハイムに雇われてたとか。
コインを投げてつく方を決めるとか。
色々考えてましたが、この展開なら、単純にシュテラたんに協力でもいいかもですねw
「卿」って何だ、詐称じゃないのか。
敬称つけたいなら「カシラ」か「アニキ」と呼ぶのが俺らの流儀だぞ。
いや、つけないでイイけど。
[頭を掻きつつ]
ああ、旧市街へは攻め込むんでなしに、脱出路確保かい。
そいつぁいい。
包囲するときは、相手に逃げ道を作ってやれ、というくらいは俺も知ってる。
覚えてはおくが、まずは水門が占拠できるかどうかに集中することにするぜ。
それでいいか。
──もっとも、先の話は門を確保せねば意味がない。
ですからこれは、城壁確保の次。
第2局面、ということになりましょう。
兵力は残存する部隊から、予備の兵を頂くやも知れません。
いかがでしょうか?
[そう。結局は外周が確保出来ねば、何にもならぬ案なのだから。
ヴェルナーの指示に、付け足すように口にした。]
多少、詳細や配置は変わったけれども。
この戦の根幹――主力を二つに分けた挟撃作戦その物には代わりありません。
……僕からは、今のところは、特に。
[傍らの"主"の様子を気にしつつ、地図を眺める。
最初の強敵は、やはり外周。
そして内周では、更に激戦が予想もされるだろうし]
互いの兵力の移動は、私に確認する必要は無い
各隊の都合で、自由にやるといい
水門、城壁の攻略後、全軍を持ち内陣へと突入する
その際の東西の分担は、残り兵力次第とし、保留
民間人の保護を第一とし
武器を持たぬ者を斬る事を禁ずる
武器を持ち、敵対する者は
女だろうと老人だろうと構わぬ、斬りすてよ
報告を密にし、情報は共有する事
他に何かあるか
[少しばかり、悪戯心が浮かび上がってしまった。
まぁ、この位は許してもらえるだろう]
……がんばりましょうね。
イクセル、『卿』
[にこやかに、からかって見た]
[事情が事情とはいえ、軍議に参加出来なかった身。
広げられた地図を追い、示された箇所と作戦との照合に精一杯だった。
軍から離れていたのはほんの少しの年月だというのに、全くこうも鈍くなるものか]
軍師殿と共に、遊撃隊5000。了解しました。
――兵力移動の報告は無し、とのことですが。
出来れば、自陣営についても常に最新の状況を把握しておきたいと思います。各隊との連携は、兵を使い密に行う方針でよろしいでしょうか。
[単身ならば如何様にでもなるけれど。
果たして復帰したばかりの今の自分に兵を動かすだけの能力は残っているのか。
芽生えた僅かな不安は決して声色には乗せない、だから、一先ずは軍師の傍にという指示は救いだった。**]
/*
眠気MAX…
ログは明日帰宅後に把握することにして。
妙なことを言い出さないうちに寝るですよZzz。
ごめんなさい…っ!
[軍師から、書簡を差し出され
一応手に取ったのだが、断ったと言うから]
ならば、読む必要も無いな
ジークの断る内容なら、私も断る
[そのまま、読む事もなく]
[盟主に差し出された一通の封書だが。
中身は気にすらならない。時間と視力の無駄にしかなら無い事なんか、わかりきっている内容だろうから]
……後は、勝つか負けるか。
それだけですね
さぁ、会戦だ
我が隊は、銅猪門に向かう
1万の兵に、準備をさせよ
破門用の破城筒も、何機か持っていく
兵達には、必ず盾の装備をさせておくように
弓の撃ちあいでは、民兵は一生勝てぬ
矢は、盾できっちり弾け
開門した後は、数で押し流す
数は力だ、そいつをわからせてやろう
よし、準備が出来次第出立
今からドイツ×スペイン戦だよ
皆お休みしちゃったが、いいの? いいの?
もー、大興奮中☆
ドイツ、今回超強いからなぁー
スペインのサッカーも、美しいから好きなんだが
アルゼンチンに勝ったと言う所は、ポイント高いよ
どっちかな、どっちかなぁー!
―市街地 東側―
[覆面や杖その他を収納した荷物をコンパクトにしたのは、自分の体のためでもあった。
この不自由な足の扱い方、消耗のペース、それらをコントロールできるようになっても、やはり運搬は、健脚な男に比べれば労がかかる。]
[東側に至ると、城と街がよく見通せる場所を探した。]
攻城んだから、解放軍は数には自信がぁるんだろ。
落とすには守る側の何倍だかがセオリーだったか。
[気だるくもねばっこい口調。]
内陣よりもこちらで
見る方が迫力があるって…期待したいところ。
[解放軍を待ちわびるでもなく、
帝国軍の支配の続行を願うでもない、
単なる観客の、瞳の光。
それでいてそれは聊か過剰に。熱っぽい。
まるで祭りの開始を待っているかのように。**]
そろそろ、じゃな……。
[商売の機運は人の流れ。
ここ最近の特別な状況からさらに動いたことは長年の目利きですぐ分かった]
よし、潮時じゃ。
「廃品回収」した家具に在庫を詰めろ。
出入りの鈍い品目から準備運びこむんじゃ。
[収納を目的とした家具は、物を仕舞うのに最適な設計がされてある。
輸送とは用途が違うが代用にはなる]
あとは……。
[一番の懸念は、金蔵の中身である。
ただの倉庫ではこれの保管は万全にならないのだ。**]
[天幕を出ると、いよいよ熱気が高潮に達している。
今すぐにも先陣を切らんと、盟主がうずうずしているように見えるが、気のせいではないだろう。
事実、その後暫く、殆ど先陣を切って出立したし]
シュテラ様。
兵力はもう暫くで準備を終えます。
今暫くお待ち下さい。
[そう言うと、彼の副官として、最終調整を各所に回す。
自分が直接に大軍を率いる事は無理な相談ではあるが、各所に細やかな指示を飛ばす。戦闘時には、最前線として、彼に代わり細やかな号令を飛ばすのも、自分だ。
やがて、揃う兵力は、総数実に、一万五千程だろうか。
陣営に乱れなく整列する全兵と向かい合う形、目の前で既に騎乗しているシュテラの元へと、歩み出る。
身に着けた装いは、相変わらずの身軽な、装備で。
その軽鎧には、フィンブルスの家紋が示されている]
我らが隊は、金の鹿を斬り伏せます。
破城筒も、架橋の準備も整ってます。
また、錬度に劣る兵達には、盾と槍。
もしくは矢を用いた二人一組のファランクスの構えをお勧めします。
敵の抵抗に警戒しつつ、堅実に攻め落とすのが宜しいかと。
[片膝をつき、頭を垂れる]
――時期は満ちました。
解放戦への、ご命令をどうぞ。
我が思慕と永遠の主、シュテリオール**
さくせんかいぎー。
『会議ー、きらいー。早く終わらせようぜー。腹減ったー』
もう、カンタレラったら食いしん坊なんだから。
[...は、お菓子をむさぼりつつ]
ぼくは、本陣にいってあでらんすを後ろからサックリでいいんだよね。…ってやる事いつもと同じだぁ。
本陣の場所は、分かったの?
あー。あでらんすの前にローゼンハイムかなー?
─城・会議室─
ただいまー。
[...は、ナニカが入った袋をごろん、と転がした。その袋からは、血がにじみ出てる]
ゴミ処理、してきたよ…。
えへへへへ。
『ドロシー、おなかすいたよーすいたぞー』
[ウサギの人形の手が、パタパタ動いた]
はいはい、今日はたーっぷり食べましょうねー。
『わぁい、御馳走だね!』
そうだよ、御馳走だよ。
うふふふふ。
[...は、ギィ様に上げるつもりだった、赤いマントを懐にしまった]
『あれ、あげないの?』
あぁ、これはね。よーくみると赤味が足りないもん。
特別な染料で、染めてから、あげようと思ってね。
『わぁー。あでらんす染めだね』
…行くよ。
[少年は、いつものとおりボロ服を着て、街に躍り出る]
そして、街についてすぐ見えたのは、占いの店だった。
…。
『ん、どうしたー』
ん…あー。その、恋占いもできるのかなー、かなーって。
『…えー。相性はバッチリだと思うけど』
でも、最近一緒にお風呂はいってくれないし。一緒に寝てくれないし…。あのおばはんの方がいいんじゃないかって…。
『んー、気になるねー』
うん。
─市街地─
占い師さん。
ぼ…あたしには、好きな人がいるの。
すごく、かっこよくって、偉くて、強い人。
で、年上で…。
あたしの事、子ども扱いするんだ。
あたしは…夜の相手だって出来るのに…、そーいうのはあたしには早いって思ってるみたい。
イライラするから、こっちからきせーじじつ作っちゃおうかな…って。
あたしは、彼のためならなんだってできるのに…。
なのに、なんていうのかな。
…冷たいって言うか。
ううん、そんなクールなところもいいんだけど。
こう、もーっとベタベタしたいっていうか…。
ギィ様!ギィ様のためなら死ねるよ!!
( ゚∀゚)ラヴィ!!
ずんずんずんずんずんずんずんずんずんずんずんずんずん
( ´_ゝ`)ふん〜んん〜んんんんんん〜ん〜んん〜んんん〜
( ゚∀゚)ラヴィ!!
ずんずんずんずんずんずんずんずんずんずんずんずんずん
( ´_ゝ`)ふん〜んん〜んんんんんん〜ん〜んん〜んんん〜
( ゚∀゚)ラヴィ!!
/* フルコーラスは後で考えよう
http://www.wretch.cc/blog/surudo/17542810 */
/* きみのためなら死ねる天国と地獄 sega
これもいいなw
http://www.youtube.com/watch?v=bgdcCsb0oTM&feature=related */
/* 覚書しておこう。
ほむほむ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1130148516 */
―― モアネット郊外 川辺 ――
[合図を受けた江賊たちの船が集まりつつある。
柳葉様の快速艇やら、馬匹運送用の平底船、釣船まで様々だ。]
兵を乗り込ませるなら、簡易桟橋があった方がいいな。
工兵――てか、解放軍だと民間の職能集団? に頼むか。
[配下が寄せた船に飛び移り、群れの中に出てゆく。]
おう、野郎ども。
俺は、この解放軍を名乗る暴徒集団に加勢して、あの城を攻める気だ。
民間人には手を出すなと、軍規にはうるせぇぞ。
飯は出るが、報奨金はねぇ。
公国が再興されたところで、俺たちゃ街に住む気もねぇ。
ただ――今より風通しがよくなるだろう。
それと、俺たちでも世界を変えられるというプライスレスな誇り。
期待できンのは、それだけだ。
[川面に、風とともに声が渡る。]
というわけで、
おまえらの中で有志の者だけ連れてゆく。
[残った連中を見渡し、目線で握手をかわす。]
軍師は、俺らに堀で船の浮き橋を作れとご所望だ。
そのためには、まず水門を制圧して、堀に出入りできるようにせにゃあならねぇ。
それが、最初の仕事になる。
と言っても、俺らは川からの援護だ。
攻め掛かるのは陸兵がやってくれる。
狭い場所だ。
押しまくれば、敵は堀にでも飛び込むしかあるまいよ。
やたらと殺すと御大将が渋い顔をするから、川に落ちたヤツは拾ってやれ。
それから、《矢いらず》だが、数は集めてあるか?
後で御大将に実演してやろうかい。
後は、陸兵の用意が整うまで、交代で休んでろ。
[白い歯を見せて笑い、自分もそこに座り込む。]
ああ、やっぱり水の上の方が落ち着くぜ。
モアネットの江賊には「矢いらず」と言われた秘密兵器《竜水砲》があるのさ。
簡単に説明するならば、ポンプ式の揚水機だ。
羊の腸で作ったホースに水を送り込んで使う放水砲だな。
俺らはよく、こいつで、襲撃先の船員を吹っ飛ばす。
外城壁の上にいる敵兵にも有効だろう。
なにしろ、弾というか水はいくらでもあるからな。
船から降ろして使うこともできる。
ポンプの操作は、井戸端会議の好きな奥さん方でもできる代物だぜ。
まだ今回は使う場面じゃないと思うが、準備だけはしておくさ。
[思案気な顔をしていたが]
ギィ様は、こちらから仕掛けるおつもり……でしょうか。ならばそのような案を考えねばなりませんね。
ただ城を守るだけなら、いっそ内陣までがら開きにして、避難させた人を盾にする……。などという考えもありますが。
ギィ様が敵を前にして芋虫のように丸まってるだなんて想像つきませんもの。
─解放軍本陣 天幕内─
[軍議を終えると、諸将は己の陣へと散る。
いよいよ出撃の準備である。
陣営内はざわめき立ち、戦いの前の高揚の中にあった。]
───以上、これが最終決定となります。
いくつか異なる点がありますが、良いか?
ノーラ・グレートヒェンの両将とは特に密な連携を心掛けよ。
伝令は…、ああ。無論。
──任せていますよ。
[天幕内に、暖かな笑い声が響く。]
[自らの天幕の中。
グラスを手にした麾下の幕僚に、作戦の説明と指示を行う。
途中、言葉が切れた辺りに笑い声。
最後まで言わずとも通じる、そんな信頼感がある。
──彼らは、元ランヴィナス公国軍人。
旧来よりのジークムント麾下…正確には、
テオドール・フォン・ロートシルトその人が遺したものも含まれる。
部隊長、隊長、小隊長…系統立てた精鋭と言える兵の数、およそ3500
決して多くはない、公国時代から見れば僅かなものだ。
だが、これらを中核として、今は元地方駐留軍兵、志願兵、
地方領主等の私兵などが加わり、数と力を増している。
此度率いる兵の数、総勢10000]
戦局が劇的に変わる新兵器──…?
その中身は?
[詳細は不明だという。
火を吐くとも、地を揺るがすとも言うものあり…結局は、
『ものすごい新兵器』ということだけになっているらしい。
──胡散臭い事はこの上もない。]
……、…流言ですね。
[少し考え、そう断じる。
若草色の瞳に、楽しげな光が漂った。]
あちらにも、面白いことを考える将がいるらしい。
…いえ、兵には充分不安を煽ることでしょう。
特に民兵達に、通達。
危うげな飛語流言に惑わされぬよう。
念のため、各将の陣営にも伝達するように。
で、スパイですか。
成る程。これは…仕方がないな。
[あっさりと肩を竦める。
噂だろうと事実だろうと、どちらでも構わないのだ。
スパイが存在しないことなどないのだろうし、此方とて
そんな事情に変わりはない。
──お互いさま、というだけのこと。]
──カークは、いない?
[避難してきた者らの中に、そのような人物はいないという。
その報告には、口元に笑みが浮かんだ。]
あちらに留まったか。
構いません、ご苦労でした。
[それ以上は探すに及ばず、として頷く。
彼は彼なりの思いで、城内に留まったのだろう。
ふと懐かしむような目をしたが、そこまで。
彼も、彼の(似てない)妹の無事をも──思ってやる余裕は、この先はない。]
いよいよです。
我らが公国の解放、王都の解放。
───良く、辛抱をしてくれました。
テオドール・フォン・ロートシルト卿も照覧あれ。
今こそ、積年の辛抱の報われる時。
必ずや故国を取り戻し、我らが故郷を解放する!
[おう、と声が響く。
煌くグラスが、高らかに掲げられた。]
/*
おおう。ジークが拾ってくれてる。
うんうん。折角のネタなので、兵は動揺するけど、えらい人が動揺しないよう命じるみたいなカッコイイの見せてくれると振った甲斐があったのです。
/*
副官が完璧超人すぎてやることないねぇ〜w
これで軍は率いれませんとか能力矛盾で▼レベルだよぉミハ君。
布陣くらいはしたかったんだけど……まいっか。
伯爵貴族なら頷いてりゃいいのかな?
ああ、ドロシー。
ローゼンハイム公は、そろそろ役に立たなくなった。
処分してしまって構わない。
……そうだな。
余裕があれば、最後にもう一働きしてもらうかもな。
ドロシー、私の自慢のドロシー。
私のために死ぬなんてことは、
最後の最後にとっておくんだ。
でないと、私がお前で撫でてやれなくなる。
― 城・会議室 ―
[ゾフィヤを伴って、会議室に入る。
そこでは文官達が情報の整理と分析に追われ
ひっきりなしに伝令が出入りしていた。]
――物見からの報告はどうだ?
…そうか。なら、今日にも攻撃をかけてくるで
間違いはなさそうだな。
本陣の位置は、把握しているな?
…よし。
―内陣―
いや、だからここはこうしたほうが
「でもそうすると固定度に問題が…」
それはその後こうしたら…そしたら効率が…
[近くで話している同じ作業員は元公国のものか。帝国のものか。流れのものか…まあこうしていればただの人間なわけだ]
もう、そんな頑固にはげちらかしてないでちょっとは柔軟にいこうぜ!
「誰が頑固にハゲ散らかしてるんだー!」
そうか、ハゲ整ってるな
「俺だって若い頃はなぁ…」
[まあ今しばらくはこのゆるい空気を堪能できそうだ]
――それにしても …
相変わらずローゼンハイム公には
頭が痛いものだ。
つい先日もな。
反乱軍の連中が旧市街から来たら、
水門を投石機で破壊して
ゴミもろとも流すつもりだ、というのを
どうやってか聞きつけたらしくてな。
まったく。反乱軍に伝わっていなければいいんだが。
……本当に、困った御仁だ。
[額を押さえて、そんな事を言う。]
… ああ。出かけるなら、気をつけるんだよ。
反乱軍の本隊も、もうこのあたりにまで
迫っているそうだからね。
[地図上の一点を指してみせ、
出て行くドロシーを見送った。]
……無論。
ローゼンハイム公に流したのは偽の情報だ。
旧市街から攻めてくるだろう敵軍が
水の対策をしてくれればいい、とな。
さて。
そろそろ私の考えを示しておこうか。
第一に。
市街地は捨てる。
あのような、守り難いところ、
守っても仕方はない。
反乱軍もろとも、
派手な火柱を上げてやりたいところだな。
ふぅ…こんなものかな
[他の場所より幾分とはやいのは、外の歓声によって作業が中断したり戦争などの不安でいくぶんか緊張した他の区域と比べて、カークには緊張も中断も特になかったし、気楽なことばかりいっていたからか、同じ担当区域の面々も普段通りの作業ができたからであろう。そうこうしているうちに、責任者の人に声をかけられる。よくみれば後ろのほうに妹もいる。責任者からの内容は、執政官殿がいっていたように、住居割り当ての件であった]
場所は?
「ここがいいっていったら了解してくれた。荷物も運んでおいた」
そっかそっか、いい嫁さんになれるな。
兄さんは嬉しい
「なんならカークをもらってもいいよ」
それもいいかもなぁ
[そんな会話をしながら似てない兄妹は歩き、所定の住居にたどり着く。馬も近くに止まっている
狭いといえば狭いだろうが二人であれば充分。色々できるからという優遇はいらないしそれをユーリエも心得ているのだろう。優先度の低い位置をいただいてくれたらしい]
騎兵500で挨拶に行った後は、
可能ならば、連中を引っ張って、直廊に誘い込む。
奴らが掛かったら、東西の橋を落とす。
この仕掛けは、既に出来ている。
橋を架けようとするなら、
火矢を使ってでも阻止する必要があるな。
騎馬隊は、西側から市街へ抜ける。
直廊に閉じこめた奴らには、
ダチュラを使うのもいいな。
いずれにしても、上から矢と石を降らせて
殲滅する。
市街地には、火の用意をさせておく。
起点は、市街地東南部と、
金鹿門−旧市街間の中間地点だ。
火は、旧市街に向かって燃え広がるように、
そして、金鹿門から銀蛇門に向かって広がるように
手配させる。
着火のタイミングは、連中が旧市街に入ったら、
もしくは、金鹿門から連中を引き込んだら、だ。
東側にいる市民が、
旧市街からの侵入を押さえてくれるだろうよ。
―内陣内住居―
そういや酒場の親父の手伝いやらなんやらで忘れてたけど、他のやつらってどうしたんだろな?
「収容。逃亡。その二つ」
そうか…知り合いがあっちにもこっちにもか
[なんとも、酷く曖昧な会話のまま、荷を出したところでユーリエの耳に口を寄せる]
ところで…用意はできてるか
「どちらのも」
そんじゃまあ今日は…
[静かに呟くその一瞬。
似てない妹からは濃厚な血生臭い気配が漂って]
それはもう卒業
[苦笑しながらユーリエの頭を軽く*たたいた*]
/*
考えていると分からなくなってきたので、
自分用部隊編成メモ。
4000を500の隊に分けて考えると、8部隊。
内、1部隊は3つに分けて、自警団を指揮。
必要な部隊は、
騎兵
東西城門守備隊
正門守備隊
伏兵
外壁歩哨
内壁歩哨
着火部隊
/*
・騎兵500で先制攻撃。
・騎兵、直廊を通って、市街西側へ。
・騎兵は、そのまま西直廊門守備。
・東直廊門守備隊は、石などを積んで守備。
・正門守備隊は、門を開いて交戦。
・旧市街敵潜入の報告があれば、南へ撤退。
・放火
・背後から火で追い立てつつ、西直廊門近辺からも着火
・火で前後を分断、左右から挟撃
/*
・旧市街からの敵に対しては、
町に残る民を旧市街方面へ全て走らせて、足止め。
将帥の動き…
・私とカスパルが先制攻撃
・ジークムントは正門守備隊
・ゾフィヤは、内壁上で指揮
・ドロシーに、旧市街からの敵侵入合図を送ってもらう
先制攻撃後
・カスパルは伏兵部隊
・私は、直廊封鎖部隊指揮
/*
具体的な部隊数
・騎兵→東直廊門守備隊 500 カスパル→ギィ
・西直廊門守備隊 150・300 ゾフィヤ
・正門守備隊 750・300 ジークムント
・伏兵 1000 カスパル
・正門付近外壁上攻撃部隊 200・400 ジークムント
・内壁上攻撃部隊 500 ゾフィヤ
・直廊攻撃部隊 500 ギィ
・火計工作部隊 500 50 ギィ
よし。こんなものか。
─解放軍本陣近く 草原─
[出陣の支度には、時間がかかる。
ましてや大軍の移動には、どうしても時間は必要だ。
人、馬、そして城攻めの物資。
だが、少しの間と断って共も伴わずに出てきたのは、
別段暇だったからという訳ではない。]
────…
[遠く、城塞都市にマレッツ帝国の旗が翻る。
あんなにも盛んだった人の流れは途絶え、今は不気味な静寂の中にある。
その城影に若草の瞳を細める。
懐かしい風景は、旧き記憶を運んできた───]
『──そう、良い子だろう?』
『ひょっとしたら、私より優秀になるかも知れないぞ。』
[あれはいつの話であったろう。
別な時、別な場所であったのか──…面影は過去を通り過ぎる。
穏やかな瞳が笑う。
照れたか黙り込んでいたのは、黒髪のペイジの少年。]
──…また、会おう。
[最後に交わした約束。
赤毛の友に笑み交わし、そうして約束をする。
帝国からの留学生、共に学び語らいあった青年と。]
…… …、…
[あの日を境に凍りつかせた感情の色が、若草の瞳の奥で揺れる。]
……っ、…!
[凶報は突然だった。
必死に駆け込んできた人の顔を、覚えてはいない。
ただ、知らせに駆けつけたときは全てが終わった後だった。
倒れ臥す姿、伸ばされた腕、もう何も映さない瞳。]
───────!!!
[名を呼んでも、こたえはかえらず。]
[その日を境に、彼の娘の足取りは消える。
帝国軍執政官ギィ・ルヴィエ・ド・コルベールの元に、
身を寄せていると聞こえてきたのは、暫く経ってからのこと。
解放軍は、若き2代目リーダーを迎えていた。]
…… …、…
[どれだけ眠れぬ夜を過ごしただろう。
どれほどの悔しさを堪えただろう。
止められなかったのだと、思っても、考えても、
それ程までに、かの人を失った後悔は深い。]
────っ
[拳を握り締めて、痛みにハッと我に返る。
額に広げた手を当て、疲れたように草原に座り込んだ。]
……、だらしがないな。
[誰に見せられる顔でもない。
そう自覚した口元に、苦い自嘲の笑みが零れる。]
……、 …
[紡いだ言葉。
呼んだ声は、風に攫われて誰にも届かぬ。
ただ、草原に風が吹く。
暫しの後、男は立ち上がる。
その表情は、またいつもの『軍師』の顔に戻っていた。**]
[天幕を出れば、彼がすぐさま声をかけてくる。自称『ものぐさ』はどこへやら、せわしなく指示を回す彼の姿を目にするのはいつものことだ。]
軍を率いるに適さずとは…どの口が言ったものやら。それだけの器はあろうよ。
[用意された軍馬に跨り、苦笑混じりに彼の背を見つめる。やがて幕僚旗下1万を超える軍勢が眼下に並べば、各々に宿る決意に目を細めた]
>>43
金色の鹿を捕らえるに、奇策の必要はあるまい。
堅剛たる力を用いれば、物量が物を言う。
それに、卿がそういうのなら既にそういう準備も済ませておるのだろう?
[涼しげに微笑めば、幕僚を見渡す]
破城筒隊を中心に円陣をもって固めよ重鎗兵を前衛から両翼、上空から矢が降ってくるぞ、密集し損害は最小限に。両脇の堀より伏兵もあり得る。重鎗兵に並ぶ歩兵は細心の注意を払え。盾は必ず装備せよ。
火矢への備えも怠るなよ。
マチス、卿は義勇軍を率い中央からだ。歩調を乱さぬよう、破城筒を門につかせることを念頭に置け。
長弓、バリスタは後方より援護。2小隊は城壁への牽制役を担え。無理に狙わなくとも良い。
分隊化し、矢の雨は途切れさせるな。
いいか、今の作戦は敵を倒すことではない。金色の鹿を捕らえることだ。それを忘れるな。
門を越えた後は、速やかに場所の確保。決して先走ることはまかりならぬ。
[確認するように檄を飛ばす。次いで並み居る兵士達に向き合えば]
解放軍盟主アンデルス卿の言葉を聞いた者もおろう。
時は満ちたのだ。
見よ、落日に憂うモアネットの姿を
志半ばに露と消えた英霊の哭く様を
未だ圧政に苦しむ気高き民達の怒れる様を
今我等は、それを解き放ちに向かうのだ。
帝国を打倒せよと馳せ参じてくれた諸君達
その数を見れば、どちらに正義があるか
諸君等のその篤き眼差しよ
一点の曇りなき目映く光るその宝玉が何よりの印
正義の光はここにある!
闇を照らす聖の光は
風と共にある
我はその紡ぎ手となろう
汝らが掴む光の糸を紡ぎ
汝らが辿る輝ける未来への階へ!
これより半刻をもって出立する。
皆、準備を怠るな!
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