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/*
まあ残り二日がどうなのか。ってのをたらたら考えたのだな。
別に地陣営がかつこと自体はなんら問題を感じることはなかったりする。(むしろそっちでいいんじゃなかろうかねぇとか思いつついたやつ)
ああ。わたくしも中央を突破する。
───そちらは頼む。
ヴェルナーの様子も気にかけてやってくれ。
[戦いの最中。届いた声にはこう返したものだが>>=7]
… …なに?
[間を置いての囁きに、紫水晶の瞳が見開かれた>>=8]
タイガ。
[何をしている。と、言外の問い]
西、だと―――、
[言葉を失う。
道の先で待ち受ける騎馬は紛れも無く将の物。
何を問う間もなく寸先に騎馬と大剣、赤い鎧が迫り、
咄嗟に構えた戦斧で間一髪、受け止めた。]
………逃がしたのか。
[何故ここで、という言葉が浮かぶが、直ぐに押し殺す。
それは、追い込む側としては似つかわしくない思い。
否、これほどに力量のある敵将のこと、戦況を敏感に察知しての判断なのだろう。
或いは、何か彼女なりの流儀なのかも知れなかったが、それは知りえぬこと。]
……そりゃ守る兵に指揮官がいない場合さ。
守れって命令出てるならそう騙せやしなよ。
まぁ降伏勧告も手だけど……ウェルだと「脅し」にならんからなぁ……時間稼がれるわけにいかないんだし、制圧しかないと思うよ。
あ、一芝居打つんなら。
そこまでにいる守備兵から装備分捕って王国兵に成りすましたら懐飛び込めるね。
[さすがは賊の思考である、奪う発想が出て来るまでが早かった]
うわ、ひどいなぁ。
私だって、王太子なんだから、少しくらい…。
……うん。わかった。
でも、なるべくなら殺さないようにね。
[語る男の声に、シアンの双眸はわずかに重い瞼を開く。
次第に冷えてゆく指先が、鞍に提げたクロスボウに触れている。
けれど、ルートヴィヒがそれを使うことは、もはやない。]
――――勝敗は決したッ!!!
[一喝。円を描くように周りを囲っていた敵味方全兵士に告げるよう、
よく響く声が戦場の空を割った]
約定は守ってもらう!
[…とそこで、改めて思い返すとこちらが勝った時のことは、
ルートヴィヒは何一つ言ってなかったことに気づく。
あんの狸め、と心の中で毒づいた。やっぱあいつ嫌いだ]
リアンダール候、およびルートヴィヒを丁重に捕縛しろ!
[此処まで突破してこれた部下に向けて、そう命を出す。
気迫に飲まれている間に、なし崩してしまえという魂胆である]
………ッ!
[少しでも読み違えれば首の飛ぶ大剣を、まるで遊戯のように打ち交わす。殺す心算でかかる一撃ではなく、敵の剣は明らかに牽制だった。
威力こそないものの、己の操る獲物以上の速撃を受け続ければ戦斧を打ち下せない。将の思惑通りであろうか。]
例の“伝言”、か。
[不意に打ち合いが止み、よく通る声が平野に響く。
息を整えて、戦斧を縦に構え握りなおした。
敵将の依頼の内容は眉ひとつ動かさずに聞くが、“落し物”に話が及べば、表情は僅かに苦い。]
―決闘の後―
[決闘は、タイガ――女王側の軍、勝利。
タイガが背を向け>>476、ジルが馬を駆り駆け出す。
張り詰めた空気の中、ざわめきが揺れた。
決闘のことが外まで伝われば、
この円陣が何であるか、すぐに知れようか。]
…っ、――ルート、
…ルートヴィヒ……ッ!
[呼びかける。伸ばした手は血に触れる。]
……あー…――
…終わった。
[長い空白に、やりきった満足感やら疲労やらよく解らない脱力感やら…そんな具沢山のスープみたいに色々なものが混じり合った、よく解らない感情を乗せて呟く]
[続けざま、伝令が二つ乱戦の中を到着した>>443>>445
馬を寄せ、伝令の報告を受ける。
イングリッドの口元に、短い笑みが閃いた]
…時期、だな。
[先に知らされた腹心からの報もある。
紫水晶の瞳に、鋭い光がきらめいた]
― 峡谷への道 ―
[先へ進みつつ、まだ気を抜けない、と思いながらも一つ、息を吐く。
元より持続力に関しては外見相応、あまり高くはない。
むしろ、劣っている、とも言える部類。
気を抜けば、簡単に崩れるのは、これまでの経験でわかっていた]
……ここは、どうにかしないとですねぇ……。
[息吐きながらも、移動速度は緩めない。
目指す先を思えば、急ぐ理由の察しはつくから]
落ち着いたら、報告とか、色々……やらないと、ですわ。
[率いてきた者を振り返る。
当初よりも減った数。負傷者は後退させてはいるが、死者がなかったわけではない]
時があるようなら、送りの舞も、しておかないと。
[ほんの少し、薄紅を翳らせつつ。駆ける音に紛らすように、小さく呟いた]
ジェフロイ隊に伝達。
目標はあくまで北にあり、南に抜けた隊の殲滅には及ばず。
無駄な殺戮はウェウルシュの望むところでもない。
凪の森のウェウルシュ隊に劣勢の報あり、至急反転加勢せよ。
…ああ、伝令は複数で行け。
ジェフロイが命に従わぬ場合は、報告。
[恐らく命は、無駄であろうとも思う。
けれど僅かに偽の情報も付け加えて、惑わせておく。
指示を与えて、彼のことを意識より切り離した。
南にある隊の重要視せずとは嘘でもない。
───目標はどちらも、北にいる]
橋の方はどうなってるのかな。
ともかく、占拠してしまうしかないんだろうけど。
……王都に入るんだったら、
鉱山に残してきたみんなも連れてくれば良かった。
人がたくさんいれば、いろいろ押し切れたかもしれないなぁ。
/*
橋、爆破されそう?
いや別に生きている人が自由に使えばいいと思う。自分的には仕掛けをした時点で満足しておるので。
単純に攻城戦を視野に置いてて、武器持ち込み放題とかそんなのないだろという感じ書いただけで。
まあ絵的なロマンとかもあったけど。せっかく橋だし。
死者の遺産など、生きている人が好きにしていいのだよ。むしろ触れてくれるだけで有り難い。
/*
まあちょっと反省だな。
同じ向きをみなむいてるわけではないのだ。当たり前だが、それにこれからによってそっちに向かうこともあるわけだ
最後まで人を走り回らせようってのか。
…機会があれば、な。
[深い嘆息は、吐き出される前に呼気へと変わる。
眼前に突きつけられるクロスボウの切っ先、
矢が放たれるまではほんの数瞬。]
――――!!!
[どう足掻いても避けようのない距離。
戦斧で遮断するように庇うも、
鋭い金属音を立てて逸らした矢先は頬に真一文字の傷を刻み、
耳朶の下を掠めて地に落ちた。]
…痛ッ…て!
ヴェルナーへ伝達。
既に我が軍左右翼は崩壊、中央突破も程なくである。
形勢は決しつつある───、
至急リアンダール候軍本陣近く、タイガ隊に合流せよ。
これより所属は戻るものと認識をせよ。
……そろそろ、遊びの時間は終わりだ。とな。
[華やかな笑みが鋭さを纏って零れ落ちる。
ヴェルナーの提案には分かったと返して、辺りを見渡した]
大丈夫だ。
[濃く滲み、頬を滴る血を指で拭う。
塗料でも伸ばしたかのよう、赤が広い筋を引いた]
………傭兵はいい。
契約失効と同時に、ただの民となろう。
[矛盾している。けれど、戦場ではそれが真理として罷り通る。
矛盾した物を抱えてばかりだ。
矛盾しながら、盾として民を生かし、敵を討つのだ。]
―――敵将を追えッ!!!
[即座に赤き騎影を騎馬が追う。
残念ながら敵将を取り逃がした、と、
騎兵隊から報が届くのはそう遠い時間ではない。//]
[ゆっくりと、白銀の頭が顔をもたげる。]
ジル…
[血の気を失った唇が紡ぐ名は、リアンダール候と、人前で呼ぶいつもの敬称ではなかった。
薄く焦点のぼやけた目で世界を見る。
伸ばされた手を握り、力を失った身体は、地面に重く崩れ落ちた。]
/*
そうか、ルートヴィヒが死ぬとこうなるのか。
この流れは予想外だったというか私どうすりゃいいんだ(
ちょっと、想定外で
自分の動きが困るwwwwwwwwwwwwww
ほんとどうしよう…。
あれか、救出ロールかっ!(無茶
それは仕方がない。
あれ以上森に連れて来たら、窮屈になって軍の動きにも支障が出ていたんだし。
……いっそ王都前で人集めるかぃ?
[思いつきなので具体策は無かったが]
[脇を走りぬけながら、イングリッド軍が動く音が聞こえた。
微かに焦る。だがもう走り出したのだ、戻れない。
もてばいいがと、隊長らや弓騎兵隊、リアンダール候らを思いながら速やかに馬が駆ける。
――それが叶わない事など知らぬまま。
草原の馬ではないが、マテウスが育て自分の目で選んだ駿馬たちは、乗り手に駆られて速やかに後衛を目指す。]
[ふ。と、呟きに安堵の息が零れた>>=13
深く息を落とし、軽く口を開きかけて閉ざす。
その、うちに篭められた響きのゆえに]
──…、おつかれさま。
[あの日から引きずり続けてきたのだろう。
口にはしなかった、彼の思い。
祝福でもなく小言でもなく、口をついたのは労わりだった]
/*
>>+222 おねーさま
[ひしっ]
うんうん。義賊といえども……って本人も言っているし、ウェルシュの望む未来が来るなら、その辺あれそれだし見てみたいなあ。
― スカルディス平原南 セルベシア正規軍 砦 ―
[王都へ続く喉元、スカルディス渓谷へ入る手前の平原に、
リアンダール候の軍が拠点として使っていた砦があった。
平原に立つ砦を遠望して、王太子は迂回の指示を出す。]
……こんなところで戦って、
時間を無駄にするわけにはいかない。
気付かれないように、そっと回り道していこう。
[攻撃、の指示を出さなかったのは適切な判断かはともかく、
赤い傭兵が手慰みで作った落とし穴に掛からなかったのは、
幸運といえるかもしれない。
砦の守備兵から見えていたのかいないのか。
軍は、砦から隠れるように、そっと移動する。]
っ、…!!
[>>497掴んだ手は冷たく、
ごく小さな声で呼ばれる名。
崩れ落ちる体の重みが鉛のようだ。
落ちる体を追い、馬から飛び降りる。]
― 峡谷へ至る道 ―
[街道の封鎖、あるいは連絡や補給の用途のためか、行く手には野営地が建設されていた。
ものものしい雰囲気は賊徒兵の接近にもすぐ気付き、迎撃態勢をとっている]
さっそく使うよッ!
弓使いを前面に!
3……2……1……射てぇーッ!
[後方の歩兵なのでそこまでの強さではないだろうが、野営地の柵などを上手に使われては手こずるかもしれない。
出し惜しみ無しで弓矢が用いられ……あのとき回収した"緑"(>>456)によって瞬時に無力化をはかった]
[大地に横たわる身体を仰向けに返せば、目に見える傷はひとつもない。
けれど、身体の下には緋の染みが広がる。
止めどなく失われてゆく命。
立ち上がる力はもう残っていない。]
/*
ライナーおかえり。
戦記物ですからねえ。
俺、最初ライナーのキャラ立て見たときに、早速イングリッド軍に入って大暴れなのかと思ってた。
…うん。
[緊張が僅か切れたように、呆とゆるく頷いた。
いつもの強がりも捻くれも剥げて、
今少しだけは……このままこうして、いたかった]
[兵は気圧されていた。
タイガの狙い通り、この決闘の勝者の一喝は
非常に効果的であったらしい。
行儀の良い――王国軍としての訓練を受けたものたちだったからこそ、かもしれないが。]
[馬上槍による突撃は効を奏して、
厚い陣を鋭いひとつの刃と化した騎兵が切り裂いていく。
それは奇しくも右翼で展開された作戦と良く似たものであり>>320
その演出者が異なっただけだということに、冷静に見つめるものがあれば気づこうか。
ともかく、陣を食い破られた中央部隊は崩壊の様子を見せ始めており、
いよいよ士気高くなった歩兵らの喚声が断続的に響いていた]
[>>506広がる赤い染みが否応なく事実を突きつける。
焦点のぼやけた眸、覗き込んで]
ルート、…!!!
っ、―― …ばかもの っ、 しっかり…!
[体を支えるようにして、必死に呼びかける。
他のものの前ではついぞ見せたことのないような取り乱し方だった。]
/*
今くらいの戦がこなせないと駄目なのだろうねえ。
終盤になると、クライマックスに向けての動きとかもあるから、もっと前半に戦えるようになると、純粋に戦を楽しめるのかもしれないけど……
この勢いをずっとというのは、できるものなのかな……
ん?…って…ルートヴィヒ?
[まだビーケン神殿にいるものだと思っていたり、そもそもリアンダール候の腹心であったなど一切知らぬ...は若干驚いたように目を瞬かせる。
しかもいきなりクライマックスだ。驚きもひとしおである。]
「戦場では生きなさい。死ねばいいなんて言う人は――」
[その後の理屈は彼女からすれば暴論寸前の、到底理解し難いものであった。そして結局わかったのは]
…、 …。
[ふと。気配だけで笑んだ。
囁きはすれども距離は遠く、だからこの指先も届きはしない。
少しだけ素直になった男に、常に傍らにある無二の腹心に、
気配でだけでも今は温もりを伝えたい。
そんなことを、思った]
――…っ ルート、
いやだ、 ――
[ぼやけたような焦点、それを繋ぎとめるように]
……――、私を見ろ、ルート…!!
/*
>>513
wwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwww
wwwwwwヴぇるwwwなーwww
いきなりクライマックスwwwww
てらわろたwwww
[懸命に振り絞られる声。
冷徹な人形と呼ばれた青年が取り乱す姿は、周囲には非力なものと映ったろうか。]
ジル──、
[離脱を、と告げる最後のチャンスだった。
ここでジルが墜ちれば、ジルの目指した道は途絶える。
数多の将兵が、指揮官を失ったまま運命の濁流に呑まれてゆく。
あまりに多くのものが、失われる。]
― 峡谷へ至る道、野営地 ―
[自分たちをおおいに苦しめた毒矢がこれほど頼りになろうとは……守備兵たちは身動きがとれずにその場に崩れ落ちていく]
まぁ死にゃあしないから。
……降参の証ってことで、装備はもらっていくので抵抗しないように。
大人しくしてたら殺しゃしないよ。
[長剣で頬をぴたぴたと当てられていれば、降伏以外の選択肢は無いだろう。
隊長らしきものの受諾を得ると、子分たちに声を挙げた]
(――だからこそ、余は生きる。)
[戦場で死ぬ――その日まで、生きる。
生きる事を、続けていく。余人の生き方は知らない。
彼女の生き方は、彼女が知っている生き方はただ一つ――]
おぃおまえたちッ!
こいつらの身ぐるみ剥いじまいなッ!!
……。
…………。
………………。
[子分たちが装備を剥ぎとっている中、大きく伸びをして]
ん〜〜〜っ!!
あ〜気持ちいぃッ!
久しぶりに言ったからスーッとしたぁっ!
[賊は賊であった。]
/*
>>515
後方撹乱が効果薄かったせいですw
ヴェルナーの強襲はもっと即本陣突けるぐらいを狙っていたんですが、地軍が役に立たないもんでw
― イングリッド陣営・後部 ―
[陣中で勝敗が決するのはその前か、後か。
走り込む黄土色の一団に、気取られ矢が射られようとも素早く避けた。
あるいはマントに遮られてその身には届かずに。
大回りしながら背後までまわり、投石機からは距離300程。駆けながら狙うにはぎりぎりと言われているが、走り込む5名にはまだ易い距離。
投石機の周囲に工兵はいただろうが、風のごとく走る馬に対応するまでには時間がかかるか。
先ず先行する他の者に、油瓶をつけた矢を放たせた。
その間に火を起こし矢を燃やす。
じわりと投石機に油が染みるのを見てから、炎の矢を飛ばした。
―――――ゴオッ!
音を立てながら油の効果で、勢い良く黒い炎があがる。
それを見届けるのも走りながら。
五騎は速やかにその場を離脱しようと、今度は西側へと駆ける――――が。]
[――上手く頭が働かない。
離脱せよと、散開せよと、
そう告げるべきだ。
――うまく、体が動かない。
此処で、囚われては、潰える。
信じると謂ってくれた者の声と、
戦うと頷いた者の声と、
数多摘んできたひとの屍と――]
[横からの殺気。どこから放たれたのか矢が飛んできて、それが愛馬の足に突き刺さった。精鋭がいたのかまぐれなのか、それは預かりしらぬ所。
ヒヒィィン!!と馬は鳴き声と共に暴れだし、振り落とされた。]
っ、落ち着け!
――――…
[馬に名をつけなかった為に、呼べぬ事に気づいて、微かに榛は後悔で揺れた。
暴れる馬は治まらず。
先行していた4騎が騒ぎに慌て振り向くが、先に行けと合図し自らは草陰、もしくは物陰に隠れた。
荒れ逃げる馬を残し、目立つマントを脱ぎ捨て、草や物陰に身を隠しながら、その場から静かに移動する。人影に身動きが取れなくなるまで。
暫く身を隠し、日が落ちてから移動出来るだろうか。
そんな思惑も抱きながら。]
これぐらいの強行軍、慣れていたと思うがな?
[懐の書状を門兵に示し、報告の連絡を待つ。従う兵はなく、どこをどう追いついてきたのか彼女の忠実な従者が一人、荒い息を隠そうともせず、側に控えていた]
ん?
[揶揄する主人に無言でその手にしていた円状の木の盾を見せる。矢が数筋、刺さっていた]
行くな…!
…――許さな い、と……
[絞り出すような声は微か。
血を吐くようだった。
いつかと同じ。いつかと違う、悲鳴のように。]
離れることは許さないと、そう謂ったはずだ……
流れ矢か、いつの間に。
[ジェフロイ軍に矢を放つ者は射なかった。従って、どこで射掛けられたのか、心当たりも思い当たらない]
― 渓谷へ至る道 ―
[砦を迂回して、先へと進んだ王太子の隊の前方で、
矢音がぱらぱらと聞こえた。
駆け通しだった皆を叱咤して、もう一踏ん張りと先を急ぐ。]
フィー! おつかれさま。
加勢が必要かと思ったけど、心配なかったね。
…もらうのは、変装に使う分だけだよ。
[それでも、到着した時には決着はついていた。
警護の兵らの身ぐるみ剥がしている盗賊らの間をすり抜け、
労うついでに、釘も一つ刺しておいた。]
……。
[何も言わない。言い返さない。
…それでも想いは、あったかい何かは、
静かに優しく伝わって。
だからしばらく…味わうように、ゆるりと瞼を伏せて其れに浸った]
/*
今回は最初にどちらの陣営につくのか、決めないでの開始だったしな。
事前の縁故もなしだったし。
3陣営だったけど、みんな、ある程度どの陣営につこうとかかんがえてたのかな。
───、聞け!
[凛とした声が、戦意を挫かれた王国兵の上に響き渡る。
はじめは投石器の大音声に、やがて加えられた攻撃に、
疲労もしただろう傷つきもしただろう。
けれど何より、左右翼から伝わる不利の戦況。
援軍なくば孤立するを知れば、兵らの意も挫ける]
わたくしは、セルベシアに従う者に害をなす意に非ず!
幼君を担ぎ上げ、王権を恣にする逆賊を退けんとするものである!
こたびの戦、兵の責に非ず。
そなたらを咎め立てるつもりはない。
セルベシアに忠義を尽くすものらは、我に従え。
────王に従え!!!
[頭ごなしに、戦場に王女の声が凛として響き渡る。
呆然と見上げるものがあり、逡巡を顔に浮かべるものもある。
幾分かは従う意を示そうか。
従わぬ者は或いは制し、或いは武装を解いて放逐とする。
刃向けぬなら命は奪われぬ。
そうと知れば、次第に戦場の抵抗も弱くなりつつあった。
次第に、南の戦火はその炎を収めつつある*]
ああ、わかったわかった。
[その矢は彼女に射掛けられていたものであろう。言われずとも理解できる。だからこそばつの悪い顔を浮かべて従者から目を逸らす]
はいはい余の油断であったー 超反省しておりますー
[エドナ・アバァウンテイン。御歳弐十弐歳。
へぇ……バカヤロな賊がいっぱしの兵士に見えるじゃんか。
[少し経って。
守備兵の装備を分捕って身に纏った子分たちに目を細めた。
剥ぎとったついでに尋問したところ、マリアンヌ大橋に警備隊がいるらしいとのこと。
王国兵に偽装して接近しようという腹であった]
……あの毒矢、何本残ってる?
弓で射ってもしょうがないわね……。
[3本です、という答を聞くと――矢を折って短くし、懐に仕舞い込んだ。*]
/*
ただいま帰りました。
昼間以降のログは追えていないのですが〜
増えたなぁ。
ちなみに今回僕は、一番最初に出会った人に肩入れすると決めてました。
や、だって。最初から初回死亡狙ってるんだったらさっさと陣営決まってたほうがいいじゃないですか
[しかしこれを飲み込めば…大きいな。
正規軍。指揮官の差はあれど単純な強さでは民兵よりも強い。
そう、力だ。軍縮を謳う王太子よりも、わかりやすく富と力を求め突き進まんとする王女に従うだろうと。後は王女がどれだけ、こいつらを従えさせられるか。だ。
そればかりは彼女の王の器に期待するしかない。]
[言い訳せず、黙って剣呑な光を宿す姿>523に、この件を言い過ぎると何かヤバいことになりそうだという危機感知が働いたので、それ以上は何も言わないことにする]
あー、…まあ、そうか。
[言われてみれば>>527、である。
王宮に出入りでもしなければ知らぬ情報ではあった。
短い間だが、肩を並べて動くうちに、ヴェルナーが前々から自分たちの傍にいたような気分に陥っていたことに気づき、内心小さく苦笑を零す]
縁ってのはそんなもんだろ。…あんたと俺も。
[たまたまデュ・ボック村に行く途中に出会わなければ、こうはなっていなかったかもしれない――そんな運命の偶然をしばし思いながら、眼前で行われている別れの遣り取りを同じく眺める]
[首を横に振った。
体が矢張り、上手く動かない。
強張った手で、腕で、冷たくなっていくルートヴィヒの体を
血に塗れながらかき抱く。]
/*
>>539
な、なんたる無茶振り……
wwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwやめろこのおにwwww
ふぅ……。
[赤き兜を脱ぎ捨て、汗に濡れた顔を従者が差し出した布でぬぐう。兜は入れ替わりに投げ渡す。
このカンティヨン関所から戦場は遠い。
時間も過ぎ、今頃はどうなっているか予想もつかない]
貰った金の分は働いた。
少々、サービスが過ぎたぐらいだ。
[髪も少し解れている。激戦だった。四散した傭兵達も今頃どこでどうしていることか。山岳を得意とする連中を今回は用いた事から、それほど心配はしていない。逞しくあちこちでそれなりに生き延び、またギルドで会う事だろう]
― 峡谷へ至る道 ―
……つ。
つきました……の?
[目的地への到達。
それと悟ると、力の抜けた声が出た。
あれもこれも、と思いはすれど、色々と限界で。
ぺた、とその場に座り込む。
それでも、紅の月から手は離れなかった]
「ユーリエちゃん、大丈夫ー?」
[すぐ近くにいたレナーテが問うのには、とりあえず頷いた]
少し、休めば、動けます、わ。
[途切れ途切れの言葉に説得力がないのはわかっているが。
完全に崩れてなるか、というのは、半ば、意地のなせる業]
(……あれ、致命傷になってた、か)
[ジルとルートヴィヒの遣り取りを、
何処か辛いものでも見るように眺めながら…
心の裡で呟くのはそんな感慨]
……俺は、姫さん遺して逝くとなったら、
―――― どう、…すんのかな……。
[連想してしまった光景。
自分たちにだって、いつ同じことが起きても可笑しくは…ない]
― イングリッド陣営・後部 ―
『賊だーーーっ!』
[最初に警告を叫んだものは、矢に倒れたか>>526
どちらにせよ、風の如くに疾駆する馬に対して警告は遅すぎた。
咄嗟に武器を手に取り、矢を射掛けようにも遅すぎる]
────ヒュンッ!!!
[狙い澄まされた矢が、投石器に突き立った。
カカッ!と鋭い音に見上げる頭上、べたりと油が滴っている。
動揺の声が上がった。危険を叫ぶものもいる。
その混乱の合間、今d対応も出来ぬ間に、]
『火だあああああっ!!!』
[火矢が突き立った。
勢い良く炎をあげる、その黒煙は烽火の如くに天へと昇った]
/*
ヒースおかえり。
>>+232 ヒース
なるほど。
そういう決め方もあり、か。
それにしてもうまかったなあと思うけど。
勢いがあったし。
/*
エディさんは死ななかったか
死にそうになかったのに回想で死亡フラグを建てていたから死ぬのかと思ったら、何からしい結末になりましたねえ
王都の前は、さすがに人はいないだろうなぁ。
王都の門の前で、……というわけにもいかないだろうし。
王都に入ってしまいさえすれば、
ヒースが、手を回していてくれた人達もいるし、
なんとかなるとは思うんだけれども。
[瞳に宿るその飢えた光は別に怒りの矛先を他者に向けようという思いではない。
ただ強さを得ようとする異常とすらいえる執着なだけであった]
縁…な…確かに。
[タイガとルートヴィヒの因縁も知らぬ...だが、確かに奇妙な縁だ。
昔馴染には大勢会うし、そのわりに誰とも味方となることもなく。
たまたまあっただけのタイガ、その紹介からあった王女に客将として雇われ。
敵として相対していた弓騎兵の隊長も、どこか昔の己と完全にとは言わないが似通ったところを感じる
いや、そもそも、自分の始まりから全て縁がおかしかった…ともいうべきか。]
[気持ちの、伝わった気がした。
こんな風に囁けるのだ、
気持ちが繋がるのだと知ったのはいつだったろう。
ひどく不思議な気がした。何故とも思った。
けれど、いつの間にこんなに深く心が繋がっていたのだろう]
― 峡谷へ至る道 ―
ユーリエ。
[離れた所からで聞こえてきた小さな声に、
声を掛けて近寄る。]
大丈夫?
ずいぶん、無理させてしまったけれど……。
[荒い息をついている真珠色を覗き込むように、
軽く膝をついて、すまなそうな顔をする。]
目的地、もう少し先だから…、
しばらくは休むから、 …頑張って。
― 渓谷へ至る道、野営地 ―
んー?
まぁ要る分だけね要る分。
[ウェルシュからの釘(>>534)は適当にとぼけたけれど、どうやらあまり多くの数は誤魔化せそうになかった]
あたしらは先に行く。
民兵はちょっと休ませたほうがいいんじゃない?
[座り込んだユーリエ(>>543)のほうを顎でしゃくった]
[銀の髪に繊細な指が触れる。
そのかすかなおののきのうちに、後頭部が優しくもたげられ、柔らかな感触に支えられる。
視線の先に、逆しまに俯くジルの顔。
ここが──死に場所。
望み得る、最高の。
ジルの指を求めて、手を伸ばす。]
[ジルの耳朶に留まる槍花車の小さな銀のピアス。
自分の左耳を貫いているものと同じ、それ。
不思議と、はっきりと見えた。
残してゆくものを思わず、今はただ絆を想う。]
[ジルの身体を穿った日のことを思い出す。
主の身体を傷つける禁忌を犯して、それでも欲した結びつきの証。
自分でも信じられないくらい緊張していた。
その震えを感じられないよう、穏やかに言葉をかけながら静かに押し込んだ。
背に回された指先は堅く強ばっていたけれど、ジルは 泣かなかった。
少し痛かったけど、これでいいんだ と言ってくれた。
今は── 冥みゆく視界に 揺れる 銀。]
[血の潮が引いてゆくのがわかる。
それはこんなにも、安らかだ。]
ここは あたたかい
[吐息を洩らすと、絡めた指先から、静かに力が抜けた。
もう二度と──戻らない。]
……開けてもらうしかないさ。
次はあたしらが王都を守る番なんだから。
踏ん張ってたら開けて助けてくれる……とかないかなぁ。
[その目は対王女軍のほうを考えていた]
/*
エディ死にませんでしたね。
うっかり死亡しに行くのかと思ってしまった……うん、確かにらしい。らしいという意味では、俺、将軍が生きていているエンドもらしいと思う。
残念すぎるるがる5
るーと「(ここは あたたかい)」
じる「自分の鼻血で死ぬな、るーとぉぉぉぉぉぉ!」←ありすえぷろん姿
だが矢張り、敗戦は辛いな。
[勝敗は兵家の常とは言え、勝つという事よりも負けるというものに惹かれる]
生きていれば、また、である。
[生きてこそ――その言葉は、常に胸に抱えている。信念に命を捧げる清廉な生き様は彼女にはない。
金の為、日々の暮らしの為、目先の喜びと、愉しみを友として、いついかなる時、最期を迎えようとも
――後悔せずに、生きる]
兵を取り纏めよ。
被害の状況を纏めて、報告。
傷の深いものは下がらせ、無理をさせるな。
正規軍のうち、従うものは編成する。
降伏した者に対する武力の使用は、厳にこれを禁とせよ。
…ああ、ロヴィンから武器の補充も来ているだろう。
必要に応じて分配せよ。
[細やかな指示を与えた紫水晶の瞳が、ふと上がった。
陣の後方、立ち上る煙がある]
────っ、置き土産か!
[咄嗟に浮かんだのは、敵右翼を指揮していた将のこと。
軽い舌打ちとともに、馬首を巡らせる。
後方には今、将がない。混乱すれば厄介だった]
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しかし これ どうしよう
王子の所に行く予定がなんか王女の陣営いるし…
う、ううん自分の未来が読めなくて( ノノ)
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将軍は生死どちらに転んでも美味しい立ち位置じゃないかと
生きていて、かつウェルシュ王さまエンドだったらハッピーエンドですし
生きていて、かつウェルシュが敗北した場合だったら「年よりばかりが(以下略)」でおいしいですし
ウェルシュに準じて死ぬならこれはこれでおいしい
まとめると、私のつぼは疲れた中年おじさんである
なあ、そなたたち。
お前達は――生きておるか?
[遥か遠く、戦場の方角に呼びかける主を、従者は軽く額に手を当てて、見守っていた。関所の方から、責任者らしき男がやってくる。それはライナーの旧知か、他の者か]
[唇を噛む。
きつく、きつく唇を噛む。
失われていく体温を繋ぎとめられない。
触れる指は変わらないのに。]
…――、ッ ルー ト、…
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>>+237 ヒース
エントロピーの減少(笑)
確かにヒースなら弁慶仁王立ち並に、君主を守って立ち往生とかできそうな気がする。
1日目は……まだまだお話したい気がする感じとか様子をみたところもあったのかなあ。
ライナーも言っていたけれど、村は自分の想定したようには動いてくれないものですねえ。とはいえ、二人とも、俺からは想定してたかのように見えていたよ……(じめんとなかよくなった)
[肉体は、もう命を失っているのだろう。
痛みも、戦場の騒がしさも、ここにはない。
絆が結ぶ囁きだけが通う。]
― イングリッド陣営・後部 ―
[工兵らの手により、投石器に水が浴びせられる。
幸いにして、水場は近い。
後方につめたものらには警告が出され、弓兵らは警戒態勢を敷いた。
逃げる騎影に射掛けられた幾本の矢、
そのうちひとつには確かに手ごたえがあったのだが>>529]
『逃がすな!!』
『まだ近くにいるはずだ!』
[兵らは、物陰に潜む人影を見つけられずある>>530]
[――震える。]
[痛い。 痛い。 裂かれるようだ。]
[己に傷はどこにも無いのに]
……―― っ
[どうしてこの傷を引き受けられないだろうか。]
[――どうして。]
/*
>>+239 ひーす
[ざんねんなるがる!
ぐるぐるひーすメータのなにかがふりきれたことをはあくした!]
かっつぇ「……。(あれでこえさえあれだったらなー)」
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ここは あたたかい
夢の中でルートヴィヒさんとシンクロしつつ寝ていた僕です。
更新前にはぎりぎり間に合いました!
往くぞ、シダ。
[今日の日は今日で終わる。
真紅のサーコートを翻し、丁重な案内と共に関所を潜る。そこにもう感傷の色はない。振り返ることはない]
(それが王族である、余の生き様である)
[馬を
――生ある限り、その歩みは止まる事はなく**]
[弓は背にあるが矢が少ない。隠密にシャムシールは向かぬと置いてきて、足にはロヴィンから貰ったダガーがある。が、そも接近戦は不得手。
見つかれば死ぬかと、息を殺して静かに周囲を見ていた。
炎の鎮火に走り回る者が隙間から見える。
遠く、西へと敗走する傭兵は見えないだろうが。
そこから戻ってくる兵らは見えるだろうか。
聞こえる足音に、沈めるために拳を握った。]
― 峡谷へ至る道 ―
私と最後まで行くのなら、
その癖はやっぱり直してもらわないと。
[苦笑しながら、盗賊たちが取りすぎた分を
警備兵に戻すようにと、もう一度釘を刺す。]
[弓は背にあるが矢が少ない。隠密にシャムシールは向かぬと置いてきて、足にはロヴィンから貰ったダガーがある。が、そも接近戦は不得手。
見つかれば死ぬかと、息を殺して静かに周囲を見ていた。
炎の鎮火に走り回る者が隙間から見える。
遠く、西へと敗走する傭兵は見えないだろうが。
そこから戻ってくる兵らは見えるだろうか。
聞こえる足音に動揺を沈めるため、拳を握った。]
[元は両親が罪人というだけで虐げられて生きてきた。
今も左胸の少し上にそれを示す焼印がついている。
ゆえに、呼ばれたのがイーズヴェルク(極悪人)
シェイと同じように路地裏の一角をテリトリーとして、弱肉強食を生きていた。
そこを拾われて…民兵、傭兵、見習いの正規兵まで混じっていてまじって戦いを学び、そして知恵を仕込まれて―
『ならぬ、お前がおらねば、誰が余を止めるのだ?』
ふと、昔の主に言われたことを思い出す。
おそらく、二人の腹心が死闘を繰り広げた、その名残のせいだと思っておこう。]
[眼を伏せた。
悲痛な色を宿す青が、
最早眼を覚まさない彼へ向けられる。
――静かに、そのまま触れるほどに近づき。
影を、重ねた//]
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