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いけしゃあしゃあと…。
[>>367言う男を睨む目は、相変わらずきつい。そこにある賞賛もまた素直に受け取る事は出来ない。
会話を重ねる度に、戦場で見せた残忍さと、目の前の様子がどうにも少しかみ合わず。さっきから何なんだと、苛立ちと、奇妙なもの目の前にしたざわつきがあった。
故郷に重きを置いた自分には理解しがたい理由が耳に届く――否、本当は理解はしているのだ。ただ納得できないだけで。
故郷の草原を風を、酷く愛してしまっていたから。
国とは心だと言う悪魔もいた。
考えが、想いがぐらりと揺らぐ。
――ふいに自分が重きを置いている物が、小さいもののようにも感じた。
面影を見てないのか、面影を見ていないから後悔していないのか。
語る言葉を聞いていたら、逆に問われた。
人がぐらついている痛いところを。
後悔、願い、欲しかったのなら、自分から欲しいと言うべきと、口にしたのは自分で。]
[揺れるのは一瞬。
見せてしまった隙を再度塞ぐように、歯を喰いしばり弓の弦を音立てて引いた。]
――――っ、貴方は何なんだ。
貴方の言葉は耳に、痛い。
[再び己の形を保つために、睨みつけた榛の内に小さな焦りが見え隠れしていた。]
/*
なんだこの戦いは(
違う精神力を 使う……!
あれだ、すごくアイリにとって苦手な部類なんだこれ。
えぐられるえぐられる(ダメージ大
[一度森へと下がり、負傷者を離脱させた後、合流するべく動きだす。
中央の戦況は、ここからははっきりとは見えぬものの、そちらの状況への不安はなかった]
……いるひとがいるひと、ですしねぇ。
[ぽつり、と零れるのは独り言。
そこに込められる意図は様々だが。
移動する上で妨害はあるかどうか。
いずれにしても、密集しきる事はなく、編成しなおした組を維持した状態で。
後背を目指して進む王太子の部隊に合流するべく、白に率いられた部隊は地を駆けた]
/*
そしてがりがり削られて中身ちょっと見えちゃったよ!
いたいいたいこのぉぉ(しばはえそうだ
しかしこれは生死若干迷い気味だったが、あっさり死ねそうなフラグでもある。
/*
ログを読めてない身でなんだが。(そして今日もすでに鳩)
ぶっちゃけ暴れたりないんだー!(じたばた)
混ざりたい。ちょう混ざりたい。
― 魁軍本陣後方 ―
[森の中、一旦は捨ててきた薄い木の板を並べて、
王太子の隊は剣や槍の届かぬ距離を、
これ見よがしに進んでいく。
少々の矢であれば、木の板で防ぎつつ、
王都と戦場を断ち切る一に向かって動く。]
敵の部隊が来たら、同じだけの速度で下がれ。
相手が走ってきたら、走れ。
ゴールは、マリアンネ大橋だ。
[ユーリエの隊が一旦森に消えたのを見届けて、
伝令をもう一つ送っておく。]
現在、私の隊は渓谷方面進軍のついでに、
相手本隊へ再度の陽動を試みている。
私の隊を追いかけてくる部隊があれば、
可能であればこれを横から一撃して、追撃を鈍らせてから
合流するように。
[相手の部隊がしつこく追ってくれば困るが、
ユーリエ率いる遊撃隊の支援を期待することとした。
マリアンネ大橋を確保できなければさらに困るが、
それは、先行を頼んだダーフィトを信じることにする。
相手の全軍がこちらに向かってきたら
―――その時は、本格的に逃げるだけだ。]
[こちらを強く睨み、相変わらずきつい言葉を重ねるアイシャ>>373に、にやにやといやらしい笑みを浮かべようとしたけれど、刹那の瞬間に見せた色>>374にその気持ちも失せる]
この国は変わる。
俺がいようがいまいが、誰が勝とうが死のうが、もう昔のままではいられない。
その先に何かあるかはしらん。まあどいつもこいつも今よりよい世で目指すのであり……同時に欠点も孕んでいるだろうがな。
[王女の理想にも、まだ聞いてもいない、王太子やリアンダール候の理想にも、だ]
だからアイシャも、今までのままでいられなくなるだろうさ。
後悔してからじゃ遅い。
死んだ相手の言葉も、死んじまった自分の言葉も、もうどこにも届くことはねーんだからな。
[焦りが見え隠れするアイシャ>>375を揶揄るでもなく答える]
あ?俺は鬼だよ鬼。
この世の遍く必要悪を背負い生きてる鬼だ。
[できうるならば、他のものが背負わぬよう――]
戦争なんざする屑は弱肉強食の理の元、俺が全て喰い殺す。
一殺千生…一人殺して後の千人を救う。その為ならば誰であろうと、何を使おうと殺す。例え敵でも味方でもだ
[その末に描かれるものを形にするために]
…地獄は鬼の棲家だが、人の棲家は平穏な世だ。
アイシャはどちらに生きたいんだ?
わからぬなら…変わってみたらどうだ?いっそのこと、最近は自由きままに生きてる俺の下でな。
/*
いやぁ…ルートヴィヒのところに中々近づけねぇわ。
うん、この兵力差で、一番守られてるジルの元に行くってのがそもそも無理が(ry
頑張って近づいてる、多分、きっと!
しかしこれルートヴィヒ倒した後、壊滅状態だぜ俺の配下。
切り込み隊長やってるよーなもんだ。
/*
吹いた、ちょ、嫌な誘いが来たwwwwwww
なにこの乗りたくなる誘いwwwwwwwww
ずるいっwwwwwww
/*
お。ヴェルナーがアイリをたらしこんで勧誘してる。
よし、そのまま手を取り合って援護にくるんだっ(こら)
…いやでもマジ辛いのだぜよ?
―魁:本陣―
[銀は風を裂いて降り注ぐ矢は兵を傷つけ、声は上がる。]
っ、弓兵各隊、左右に振れよ!
[同時に盾を掲げて矢を防ぐ。
されど間隙を突き抜けて裂くものもあり、倒れるもの、退く姿が散見される。]
[左翼から本陣へと攻め上がる者の名を聞く。
タイガ・ツー・ダンテ。
私怨を持つ相手、本来ならば、相手にはしたくない。
が、親衛隊で阻止できる男ではあるまい。
一度、本陣を標的と定めたからには、何処までも追いかけてくるだろう。
自分はともかく──ジルは総指揮官だ。
指揮の手を止めさせてはならない。
今、指揮が止まれば、全軍が崩れたつ。
だが、踏みとどまるにはこの猛将を退けなければならない。
それも、乱戦を避けて、速やかに。]
彼に一騎打ちを挑むつもりでいる。
彼の部下も騎士ならば、一騎打ちの間は手を出してはいけないことは承知のはず。
我らが刃を交えている間は、黒騎士団の攻勢は止まる。
おまえは、このまま指揮を。
それは、そうだろうな。
…リアンダール候は、太陽を民に返すと言っていた。
[>>380それはきっと戦乱の道。上手く行こうが行くまいが、まず間違いなくメリオールとは戦争になるだろう道。
王太子と王女の理想は知らない。だがこれだけ人を動かせるだけの未来を口にしたのなら、希望ある輝かしい未来なのだろう。そんな予感はあった。
もしも戦乱を歩むなら、その道を歩こうと思っていた。
もしもそれが叶わないのならば、一族を光ある方へ。どこか宝石の原石を思わせていた、王太子の方へと逃がそうと思っていた―――自分の命を対価にして。]
……今のままでいられなくても良かった。
声が届かなくても、魂だけは、何れ自由に……っ
[途中で言葉を切るのは、周囲に部下がいる事を思い出したからだ。まるで死を願うような言葉は、聞かせるわけにはいかない。]
……勝手な人だな貴方は。
誰もそんな事は頼んでいないだろうに。
[>>381この世の必要悪を背負うと、鬼だと抜かす相手を見据える。
思い上がりのようにも、自己犠牲のようにも聞こえるが。
覚悟と意志に、その先に思い描くものが薄ら見えた気がした。
殺す事に変わりないというのに。]
わたしは………
[どちらにと問われ、戸惑う。
行きたい場所がどちらなのか、分けた事もなかった。
戦う事に誇りがあるが、平穏を望まないわけもない。
わからないならと指摘されたその通りで、また眉が寄った。]
………貴方の下で?
[思ってもなかった唐突な誘いの言葉に瞳が開いた。
鬼の下で弓振るう、己の姿が瞬時思い描かれる。
残酷だが勝利の為に優秀とも思える相手。
己の力を存分に奮える居場所。
それは恐ろしいほど甘い――戦の誘いに聞こえた。]
[自分が敵を引きつけている間に、ジルをより安全な場所へ移せばいいと理性は考える。
だが、心は納得しない。
タイガを迎え撃ち、自分が破れた場合、返す刃でジルも討たれ、あるいは捕われるとしても、
離れたくはない。
それが我が侭な──魂の願い。]
[だが―――と首を振る。]
違う、違うそうじゃない。
わたしは、民を生かしたいんだ………
[それは二番目の願い。
一番目の願いは、再び奥底に沈めようと苦く噛み締めて。]
貴方は酷い人だ。
人の心をゆする術を心得ている。
……いや鬼ならば当然なのか。
[言葉交わしただけで心を抉られたようだった。
一瞬、疲れたような、泣いてしましそうな表情が過ぎるも。]
わたしがもしも、己の思うままに生きるために変われるとしたら。
それは本当にアイシャ・アブドゥル・ターリックに戻った時だ。
今はまだ、アイリ・リューフェンとして―――
[もう一つ、仮初の名を口にしながら。
一度目を閉じる。心を宥めるための癖。
そして再び開いた時。
迷いは消えていた。]
ヴェルナー・イーズヴェルク、貴方の首を貰う!
[名を呼び大きく弓を引き絞った。
目の前の鬼の心臓を狙うように*]
つまりPLは、ルートヴィヒの死でジルを縛り、魁軍敗北をさせようとしているのだ。 (酷
いやだって、「ここはおれに任せて先へ行け」は1のトールや3のノーラでやったし、
こいつの性格を鑑みるに、「離れるくらいなら一緒に死のう」だろうと (←
― 数刻の後:魁軍本陣奥 ―
[それは天を割る稲妻のように。
琥珀の眼光を爛と光らせた黒い狼が、
敵陣の喉元を食い破らんと、怒涛の勢いで戦場を駆けた。
厚い正規兵の防御壁を、
先程敵軍左翼を破ったよう一点集中で突破せんと、
血を流し犠牲を払い、満身創痍になって辿りついた――――その最奥]
[頭のリアンダール候さえ抑えてしまえば、
後は正規兵ならなんとか丸め込むことも可能かもしれぬと踏んでいた。
正規兵は、国の兵。
徒に命を散らさせる必要はない。
こちら優位の戦局とはいえ、元々の戦力差があるのも明確な事実。
ゆえに狙うは、敵総大将の降伏…であろうと]
…――リアンダール候、そこか!
[親衛隊が立ち並ぶ敵陣奥を見据え、獲物を狙わんと獣が吼えた]
太陽を民に返す…な。
[その言葉だけ脳にとめおく。少なくともこの状況下でそれがどういう意味を成すのかはわからぬことだ。
だが例え誰であれなんであれ、結局なんらかが起こる。王の崩御より転がり落ちた場所から這い上がるというのはそういうものだ
魂だけは自由にといいかけて、そして口を噤むことにはいちいち指摘をすることもない。]
逃げ…か。
[ぽつりとそんな無情ともいえる言葉を呟いた]
ああ、来るんだな!アイシャ・アブドゥル……いや、アイリ・リューフェン!
[二つの名を口にするアイシャ>>390に、どこか自分と似たものを感じたから、おそらく誘ったのかもしれない。今更ながらそう思いつつ、今はアイリと名乗るならば、アイリとこちらは応えよう。いずれアイシャと呼べる日がくるまで、その名は胸にしまうことにした。
番える弓に合せるように戟を振るい矢を落とし、極悪人の名にたがわぬ笑みを刻む。
先程までのどこか戦場に有りて日常のような気配から、戦場≪じごく≫へ加速的に突き進んだ。そう、左右の王女陣営の突撃。王太子陣営の迂回。と場が大きく動き出したのと同じように*]
[親衛隊の列が息を呑む。
幾重にも重なる陣を食い破ってきた、そんな形容がしっくりきそうな姿だった。
まだ敵に触れてすらいない親衛隊とは対称的に、彼らは血と泥と汗にまみれ、ひとりとして無傷な者はいない。
それでいて──なお闘気を燃え立たせている。
その最前列にいる黒髪の将と、視線が、あった。]
やはり──おまえか。
[王女の元へと走らせた伝令が短い言葉を囁く。
刹那瞳を見開くも、直ぐに憮然とした表情が浮かぶ。]
あん?王女から……持ちこたえられるのか、だと。
……援軍要請じゃあねえって言っとけ。
[刃交わす戦の舞台、近接だけで構成された部隊。
何か作戦があってのことかと問われることもあったが、何のことは無い。後ろを任せるに値する弓手が居なかっただけのこと。
他の者の提言もあり育てようと試みてみたこともあったが、荒くれに近い民兵たちだ、そう上手くは行かなかった。
背後から射抜くよう敵陣を睨む、前弓騎兵隊長と――榛色の瞳はもう、無い。
戦場の香りも、今はもう昔とは違うものだ。
エドナ隊が己の軍と大きくは違わぬ構成であったのは幸いだった。
力量に差もある。持ち堪えられず、もっと早くに崩れていただろう。]
[乱戦と化した戦場で白刃が閃いている。
しかし、流石に敵の動きはソツがない。
傭兵軍が攻勢を続けているのであれば、押し潰そうと迫る壁のようにじりじりと前方から自軍が東へと押し込まれ続ける。]
[……押し込まれる、振りをする。]
[中央で立ち上る喚声と土煙。]
「今だッッ!!」
「うおおぉぉぉおおッ!!」
[突如、騎兵の群れが西から押し寄せた。
後方に向かい姿を消したのは、敵と対峙することのみならず、
湧出地点を迂回して伏流水の向こう岸へと疾駆させるのが第一目的。
王女の仕込んだ橋を用い川を渡り、背後から敵騎兵ごと東に―― 一気に中央へと押し込まんとする。]
……話は終わりだ、エドナ・アバァウンテイン!
[三日月斧を両手で掲げ持ち、手綱を引いた*]
[ジルと並ぶのは武装修道士。
決起以来、常にそうあるがごとく。
タイガの吼える声を聞き、ジルの姿を確認しただろう彼が攻撃の指示を出す前に、手を上げる。]
続き──をしようか。>>1:594
タイガ・ツー・ダンテ、
おまえに一騎打ちを申し込む。
私が勝ったら、そこにいるおまえの部下含め全員、この場で武器を捨てて投降してもらう。
貴君が勝ったら──私は死んでいるだろう。生き残った者が運命を掴むといい。
[ジルの命運さえ巻き込んだ、それは賭けではなく──神に捧げる勝負。]
/*
見直すに、色々と決定的にタイミングが悪かった。 ?www
わああ。と思うも、あと2時間SIGOTO山に登っていなきゃならんので、動きの悪さに悶えることも叶わないw
最終日の前日だけど、明日もまた投票迷うであろうと思うと眉間に皺が定着してしまいそうだ。
[その傍らで――…
居並ぶ親衛隊らを見据えながら、
手勢で仕掛けて相手を討ち取れるかは正直なところ厳しい、
…と冷静に計算する心の裡もあった。
此処まで来るだけでも、死力を尽くして駆けてきた。
まだ無傷な兵らと争ってどこまで競えるかは未知数。
であるならば――寧ろ、此方にとっても、この提案は好機]
全軍南下っ!!
[元々東へ押し込もうというこちらの動きに、逆手を取って挟み込んだ加勢に押しやられようとすれば、そう叫ぶ。両手で掴み損ねた鰻のように、ジェフロイ軍と迂回軍の合間を縫って軍を南下させる。今度は蛇の尾が先頭となって一気に軍が南へと下がっていく]
折角だ。
王女軍の背に回り、あの娘の尻、蹴り上げに往くとするか。
[ジェフロイが手綱を引けば、わざとそう言ってからさっと背を向けた。全軍の最後方として、殿として、自軍に絡みつく兵を騎兵と共に払いのけに向かった*]
―魁:本陣―
あれが……タイガ…、
ダンテ家の、…
[青の眼に鋭い光を宿しながら、
赤黒く血にまみれた獣のような気配を纏う一騎を睨む。
剣を手にかけて――――]
/*
ところで防具も言われてついさっき決めたという行き当たりばったりな俺であった。
(とても適当すぎる中の人←)
ルートヴィヒの着ているチェインメイルって、効果高い割りに身動きしやすくて、ほんとは便利なんだよな。
TRPGの装備だと割りと不遇だけど。
肩当てあるのにカッツェの攻撃(自作自演だが…)受けてたのか、っていうのはあるんだが、なんとなく少しやられといた方がいいかな、だったんだよなアレは。
…あの時点で防具さっぱり考えてなかったのがバレバレである。
[タイガの笑みは、夜の村で会った時と同じ──闘いを楽しむ者の恍惚。
ルートヴィヒの理性はそれを嫌悪する。
だが、刃に感情を乗せることはしない。
ルートヴィヒがその理を乱すのは、ただひとりのためだけだ。]
[受諾の意を受けて、親衛隊と黒狼の麾下がおのおの半円を作る闘技場、その中で二人は対峙する。
全員が、この円陣の一歩外へ出れば、敵である。
だが、一騎打ちの間は手を出すことは許されず、肩を並べる。
それはある種、異様な光景だったろう。]
──いざ。
[波形にうねる刃をもったフランベルジュを右手に構えると、馬の腹を軽く蹴り、時計回りにゆるやかに円を描いてタイガの動きを誘う。]
/*
それはそうと、ルートの大暴れが俺は大変楽しみです。
明日死ねるかなあ。無理だろうかな………。
死のうとして死ねないことほど恥ずかしいことはないが、そも、死にに行けてないからな。
どうも論戦っつか文官寄りになってしまう。
こんなの似非脳筋やああ![ちゃぶ台ひっくり返した]
っ、――――ルート…!?
[思わず、口をついて出る
彼の愛称。
決闘の申し込みはジルにとっても予想外。
睨むようだった澄む青が僅か、色を変え]
[何十もの視線が交差する中央に、泰然と対峙する二騎の将。
不思議な興奮と不安が入り混じるような、
呼吸をすることすら憚られそうになる緊張の一幕を、
どちらの兵も、目を逸らすことなくじっと見つめる]
――ああ。
[刃に僅か残った赤を一閃して散らしてから、
改めて構えた太刀を右手に、こちらも愛馬の腹を蹴る。
動きは同じく時計回りの円。
相手の背を追うように、そして追いつかれぬように。
ゆるやかに機を伺いながら、互いに半円を交互に描く]
[と、一転、静に動が加わる。馬の腹を強く叩く、と、
描いていた円は崩れ、
孤ではなく馬蹄が直線を作ってルートヴィヒとの距離を詰めた]
――――せやっ!!
[低い呼気と共に、相手の顔目掛けて太刀を横に薙いだ]
/*
…まあまず無理だと思っておくに越した事はない。
orz←期待してるとこうなりかねんからな。
尤も、三つ巴のまま最終日をこなすのは厳しいから、6日目→7日目の間で何処か脱落するんじゃないかとも思う。
ジル+誰かなら、王子陣営が落ちないと不味かろう、軍の損傷バランス的に…くらいの気持ち。
三つ巴のまま乗り切る可能性も案外あるんだろうかな。
ううん、今までとは彼方此方が大幅に違うだけに、何処に落とし込むかが全く分からん。
/*
しかしリーチ的には太刀って不利だろうといつも思う。
他の皆、槍系だしな。
太刀にしたのはまあ趣味と(←)あとは、
護衛って馬乗らない時のが多いよなっていう理由で、
いつでも持ち運べる太刀にしたんだよな。
さて。…確定でダメージ決めていいとは言われているが、
まずは様子見の軽い打ち合い。
[刃が飛んでくる。顔面。
タイガの大剣の間合いと速さは、デュ・ボック村で一度、見ていたが、いささかの疲労も感じさせぬほど、その太刀筋は揺るぎない。
カツッ、と小さな金属音をさせて薙ぎ払われたのは眼鏡。
もう指一本近かったら、目をやられていた。]
[不意にぼやける視界を睨み、目の前を流れてゆく太刀風を追うように馬を乗り出し、タイガの懐に入る。
近すぎて逆に、切っ先から貫くほどの間合いはとれず、波打つ刃の半ばをタイガの脇腹に押しつけながら、駆け抜け、一端、距離をとる。]
―――――っ、…
[きり、と密かに唇を引き結ぶ。
心のうち、押さえ込めない心臓の音が痛むようだ。
見据えて、何一つ、見逃さないように]
姫さん、 …――ちっと、暴れてくるわ。
[一騎打ちを承諾し、刃を交える前の僅かな間に。
主へと報告を兼ねて囁く]
今度は問題ねぇ場所だから。
[脳裏に浮かんでいるのは、デュ・ボック村での夜の一幕。
あの時は斥候の任務があり、目立つのはご法度だった。
だが……今は]
ルートヴィヒの野郎を黙らせて――…
リアンダール候を姫さんへの土産にするぜ。
[待ってな!…と自分を鼓舞するように心に声を発し、
太刀の柄を強く握りこんだ]
[長物を持っているのに逆に距離縮めるように懐に入ってきた相手の動作に、一瞬対応が遅れる。
脇腹を波状の刃が掠めては、すぐ離れていった。
軽い舌打ちをひとつ]
距離を取ってばかりか?
こないのなら、こっちから行くぜ?
[距離を取ったルートヴィヒの息が整わぬうちにと、
馬首を反転させ、再度人馬一体となって間を詰める。
次に狙うは――武器を持った右手。
力いっぱい太刀を振り下ろす。
……カンッ!!
甲高い音が一度響いた。篭手に当たって阻まれたのだ]
ふん。なっかなか頑丈なもん装備してるじゃねぇの。
[初撃を繰り出した後も、タイガの動きは速い。
すべてひと呼吸のうちに繋がっているような勢いのまま、馬首が巡らされ、今度は上段からの一撃。
フランベルジュの刃は相手の勢いを止めるにも、受け流すにも向いていない。
かろうじて鍔で弾こうとするも、タイガの渾身の力を込めた一撃に、鍔は根元から折れ、止まらずに落ちた刃は右手の篭手を強打する。]
──… っ !
[苦痛の声はこらえた。が、そのせいで湿った鈍い音は周囲にも聞こえたか。
おそらく骨がいっている。
ロヴィンの作った篭手がなくば、腕ごと切り落とされていたと思う。]
[視力を補うレンズを失った今、ルートヴィヒは、タイガがどんな顔をしているのかはっきりと見ることはできない。
それでも、笑みを刻んでいるだろうと確信した。]
軽口を叩いている暇はっ
[左手を添えて剣を持ち直し、馬を斜め前に出すと同時に低い位置で刃を振り抜いた。
狙ったのは鎧の薄い膝の裏の腱。
だが、これ以上、剣を持ち上げるのがつらいゆえの苦肉の策でもあった。]
──なくしてやる。
― 魁軍背後 ―
コンニャロ……お人形ってレベルじゃねーぞ。
おい、我慢してねぇでアンタらの大将呼んで来いってンだッ!
[自分たちと正規兵の最大の違いはと今訊かれれば、装備でも練度でもなく……その沈着さと答えただろう
背後に回り好き放題に暴れているにもかかわらず、あの弓騎兵ぐらいしか増援は来ていない――実際にはユーリエが押しとどめていたぶんもあったがさておき。
挟撃に横腹からの必殺と、相手にとっては対応に追われている状態に違いない。
増援のいるところいらないところをしっかりを見切り、背後に回られても撹乱目的で背後から打ち破る気が無かったことを看破した敵軍総帥には、腹が立つという格好で素直に脱帽した]
[微かに響いた鈍い単音。そして腕に残る感触に、軽く唇を舐めた。
…悪くは無い。ここまでは。
だがルートヴィヒは、今の痛打に些かの動きを止めることなく、
寧ろ添えた左手の腕力に、馬が駆ける勢いをも乗せて、
身を低くし剣を振るってきた。
下段、膝のあたりで刃が鋭く煌く。
突如生まれた痛み…いや熱さ]
―――…っ!
[防具の隙間を突いた刃が、やすやすと膝の裏の腱を切り裂く。
振り抜かれればその動きに合わせて、鮮血が宙を散った。
痛みを呻きごと飲み込まんと、きつく唇を噛む]
この…やり、やがって…っ
[振り抜き通り過ぎたその背の位置を、
目で追わず目測だけで、反射的な動作で太刀を斬り下ろす。
チェインメイルをなぞるように、
刃が駆け抜ける背を撫ぜた。白い火花が散る]
[ウェルシュからの声。
正しい、戦力的に足りていない自分たちにはその方が有効だろう。
ただ、理屈が合っているからといってそれが通るものでもないはずだ]
……でっかくなりやがって。
[魁軍本陣への攻勢は戦力的な面で王女軍に任せて王太子軍は撹乱と援護に回らざるを得なかったが、リアンダール候から直接的な被害を受けて因縁があるのはウェルシュの方である。
王都を追われたことやヒースクリフを失ったことなど、彼と決着をつけたい想いはいくらでもあるだろう。
そこまでの道を無理にこじ開けようとしなかったのは、ウェルシュの成長の証のひとつだろう。
面倒をみてきたつもりだった自分には少し寂しいものがあるが]
― 魁軍背後 ―
アンタたち、いったん退くッ!
軽装の足が速いモンを前に組換えて縦列!
あたしらは次のおたから――連中がやりあっているうちにマリアンネ大橋をいただきに行くよッ!
――人の上前をはねるので賊が遅れとるんじゃないよッ!
[ウェルシュからの声(>>355)を受けての命令の伝達はあまり早くはなかったが、守勢の魁軍後衛からは隙を突かれる不安はあまりないだろう。
やがて距離をとり、賊徒兵たちは東に走り始めた。
マリアンネ大橋、魁軍の退路を断てる地へ――あのときの、あの場所へ]
[右手だけで剣が握れない。
気づかれたろうか。
思った瞬間、背を斜めに刃が走った。
青い
一瞬の空隙の後、青と銀を押しのけて血が溢れた。]
/*
ただいまー
もうざんねんなるがるせんきが、出先で俺をわらわせるんだたすけて(はらいたい)
ら神さまがあらぶりすぎた。ねーさんのはんぷくよことびみてみたい。きっとすっげえはやいんだ
[魁軍から離れつつありながら指示を飛ばす]
伝令3人走れッ!
1つは森で休ませてる負傷兵に。
もう毒気も弱まっているだろうから、合流するように。
そのとき、置いてきた我が軍の旗を持って来させな。
……アレがないと賊が占拠してるって思われちまうよ。
[この戦場でも多くの部隊が旗を掲げているが、自分たちは迷彩仕様で隠密強襲したのもあり、王太子軍であると立派にアピールできる大きな旗は森に置いてきていた。
しかしマリアンネ大橋では王太子の帰還を大々的に知らせる必要があった]
/*
らいなーもあらぶっているのはあく。
対策として、いち.表ログに魂参加、に.墓下でうっかり戦記、をじょうほうぎかんとして提案します(ぎかいふう)
伝令2人め、王女軍にいるジェフロイに。
"落盤"のおそれを感じたら、部隊はまず戦場から離れること。
王女軍がどう動いても「関わらない」そぶりを見せるように脱落を、と。
[戦闘が一段落すれば王女軍は出し抜かれたことに気が付くだろう――そうなればジェフロイ隊は孤立を避けられない。
その危険度とその予兆を感じて素早く対応してほしいという意味で鉱夫にわかりやすい単語を使った。
もしイングリッド王女がジェフロイ隊を右翼に配置すれば森に飛び込ませればいいのだが、用心深く左翼に配置された。
この人質に構わずウェルシュは北上を決めたわけだが――見殺しにはできない。
ジェフロイ隊を一手早く離脱させ、自分たちがわざわざ掃討する余裕を王女軍から奪えれば救出も可能かもしれない。
伝令につたえて――少し考えてひとこと付け加えた]
重要な役どころおつかれサン。
……もう1つ頼むからよろしく。
/*
這狽サうか!
うんにゃ、いーい仕事だ、姐さん。
そうだった、孤立してんのすっかり忘れてた。
タイミング測んの難しいが、頑張ってみようか。
[肩口に走ったアイリからの矢傷に軽く触れ、毒がないことを確認しながら、自部隊より、周囲を見渡す。
幸か不幸なのか。三軍入り乱れ、数が減ったことで見渡しやすかった。
自分から左手のほうは激しき音がするのだが…右手のほうが]
音がほとんど…ない?
―決闘の決着―
[青と銀を裂いて、
赤色が噴き出し零れ溢れる。
眼を見開いて]
ッ ――――――!!!
[声にならない声、
駆け出さんとする刹那//]
/*
ただいまー、しかし疲労困憊でぐったりしてます。
あらぶってるならきっと、墓で大暴れしてしまえばいいんじゃないでしょうか!!
僕も、IFロールとか落とさせてもらいましたし。
[確かに負傷によって獲物の切れが落ちてはいただろう。それでも、戦慣れた敵傭兵軍の動きは後方に向かった騎馬隊を足止めした。
策を成す好機に持ち込むまでに相応の時間を要したのはそれ故のこと。
手間をかけたが相応の効果を上げはした。
獲れる、そう思った。
―――だが、]
南、か――!
[ぬるり、手と手の間を擦り抜けられる。
驚愕と敵愾心――其処に僅かな悦びが混じるのは、戦人ゆえであろう。
エドナの号令に合わせ、ざっと敵兵が南下する。
足の速い騎兵が即座に後を追い、幾らかは動きを封じることが出来はしたか。
しかし、思わぬ反応の良さに多くを南へと獲り逃した。]
/*
一日ぶりのただいま。
昨日は夜から出かけてたので、投票結果見るだけで力尽きてしまったわ。
今日も既に結構眠いので、更新までに未読表ログが読み終わるかあやしいの……。
伝令3人め、根城で待機している、テオドール将軍麾下の傭兵に。
王女軍が王都方面に動いたら、こっそり森から出てジェフロイ隊に合流、事後その指揮下に入るように。
[テオドールが集めた傭兵たち。
経験豊富でこの戦いの主力として期待されていた……が、その将軍が負傷により参戦できなかった。
本隊の一部としてウェルシュが率いるかと思われたが、民に戴かれる王太子は民兵を率いて出陣したため、予備戦力となっていた。
これを離脱して無害になったジェフロイ隊に合流させて強化し、王太子を追いかける王女軍の背後を襲わせる「死んだふり」作戦。]
……。
…………。
………………。
[戦場では何でも使えと皆は言う。
だから、弱者であることも使う――]
/*
ロヴィンとナネッテおねーさまおかえりなさい。
二人とも、無理しないのが良いですよ!
寝たらお布団かけてあげます。
追――… …いや、待て。
王子軍の伝令か。
[指示を飛ばそうと口を開くが、早馬が近寄るのを目視する。
怒号飛び交う中、指示を一時副官に任せた。
齎された伝令から“落盤”の意味を汲み取れば、
王子軍の状況と意図を知り、金を大きく見開いた。]
………
……くくっ。そうか、そうだな。
この冷静さ、頭が下がる。
[敵との将交換、それは戦況が変われば、即ち人質ということだ。
条件を呑んだ時には強く意識していたというのに、
戦場の熱で自らの立場が一時頭から抜けてしまっていた。
感謝するぜ、そう口元に掃く。深い笑み。]
フィー。
王女軍を攻撃しちゃいけない。
あくまで、私たちはリアンダール候の軍の退路を断つだけだ。
あちらから攻撃してくるなら対応しなくちゃいけないけど、
あくまでも、私たちはリアンダール候に対して共闘しているんだ。
その姿勢を崩しちゃいけない。
/*
何話してくれるんだwktk
とか思った結果がこうなったという
ひどいはなしだった。
さてカタパルト落としかな…多分ルートVSタイガ一騎打ちが始まる前の話と。
王女出てったあたり手薄を狙えば何とか・・・の流れかしら。
聞け。
[混戦模様だが、王女軍援軍には即座に命令が伝わるだろう。
腕に巻かれた赤い目印はこういう形でも役立てられる。]
援軍100!ボーレンス隊以外の者は、中央軍と足並み揃えて、現状の戦線維持を最優先で滞留せよ。
知っての通り奴らは弓騎兵隊程じゃねえ。だが油断すんじゃねえぞ!盾を使って上手く往なし、敵軍の疲弊を誘い矢を消耗させろ。
突出してくるものを狙い、焦らず削れ。
新たな敵軍を奥から引き出さぬ程度にだ。
["落盤"の気配をいち早く気取り、速やかな離脱を目指すのであれば王女軍との切り離しは必須。
全体を北へ押し上げようとしている今、純粋に王女軍の一派として見れば分割は痛手。かといって、南に抜けるエドナ隊をみすみす逃がすことも、右翼を疎かにも出来ない。
それらの状況が、単独で南に回る違和感を抱かせぬ理由になるだろうと踏んだ。]
―――伝令、先に走って王女軍へ伝えよ。
左翼敵将と隊の一部が南に抜けた、と。
ボーレンス隊は後を追う!ああ殲滅狙いだ。
わぁってる、王女軍とやりあうにしても最後だ。
……橋を占拠して王都に向かうそぶりを見せたら、王女軍から攻撃してくるしかないと思うけどね。
今の時点でもう裏切り扱いされてるんじゃない?
あたしらが大橋に向かう、王女軍が侯軍を蹴散らして後を追いかける――話し合いの余地はもう無いと思うね。
[平原の奥の奥を見るように視線を向けるが見渡せる距離ではない。
元々伝令の類はこちらからも送ってなければあちらからも送られてはこない。
わからぬものは考えても仕方がない。
それに王女自ら突撃してそうだ。こっちからしたら総大将が破れたら負けである。
それよりも――だ]
捕虜を作っていかねぇとな。
おい――――だ。いってこい。
[負傷して動かないもの、死んだふりをしている、敵正規兵。または捕らえられるものは捕らえ、それらを自軍に組み込むべきだという伝令を、腕が動かぬ兵の一人に王女に伝えるように指示した。]
―別場面:マリアンヌ大橋―
[>>3:632
マリアンヌ大橋を落とせるように――――情報部の“狸”ことベリアン長官はカッツェに命じていた。
セルベシア王城側には、ただならぬ状況ゆえに警備兵が配置されていよう。
戻らぬカッツェ、
かれの信を受けるオットーは負傷し後方へ―――先んじて橋へ向かうは、王太子の一団か。]
/*
>>+139 カッツェ
私は、流れの無い所に流れを作る事が出来るのも事前投票なんじゃないかなあと思うので、それがその日に通る通らないは別として、ジル様が投票に添えてた投票理由見て、あー、分かるなあと言う感じだったなあ。
後、3勢力あって、そのうち2つが手を組んだら、まず共闘してる方のどっちかが落ちれば良いじゃないって、考え方も出来るよ!
と言うか、私が地上に居たら、多分。自分がどの陣営に居たとしても、プレイヤの個人的な展開への好みでそういう投票にする気がする。>>+143みたく、英雄には48hかけて落ちるRPやって欲しいと言うのもあるなあと思いつつ、24hになったらなったで、落ちる人がどうにかするだろうとか思ったり。
先の流れを考えて。まず1英雄落ちにするか、何処かの副官をまず落として、3英雄に最終近くまで争ってもらうかは、どっちでも有りな気はしつつ。(前者の場合、2勢力で最終対決のログは濃そうだし、後者の場合、今まで直接対決が無かった英雄同士の対決になるのでそれはそれで面白そうだし。)
ボーレンス隊、続けッ!!!
[負傷者も、幸運にも生き延びている者も、
応!と拳を振り上げ強く応える。
瞬きひとつのうちに近しい者を眼前で失う戦場。
それでも士気低下の素振りも見せぬ彼らに救われているのは、他でもなく己かも知れぬ。]
……南下して外周から追い立てろ。
赤い鎧が敵将だ、目視したら速やかに伝達。
[動かぬ屍が累々と積み重なる、その傍らを駆け抜ける。
自然と奥歯に力が篭るが、今は黙祷だけに留めて。
今はただ敵軍を追う。//]
/*
個人的な好みだと、キャラクタの性質とか立ち位置的に、アイリとダーフィトには生存して欲しいかなあ。
ジェフロイあたりは負傷して生存(隻眼とか隻腕になって)だと何となく似合いそうな気がしたけど、一回瀕死になってる(って事は多分傷が残ってる)のにそれはクドいのかしら、とか。
/*
うっわ、やべ。
さっきの俺の発言、目で追わないのに目測ってどんなん(吐血)
推測のつもり、が焦って手が滑っ(ry
ま、まあニュアンスでな!
…そして相手ダメージ確定するのって、
許可あってもやりにくいよなっていう何かそんなものを改めて感じたり。
うん、すまんなっ。結局本人にお任せしてしまった。
バトル慣れてねぇのよ。
でもすっげー愉しかった! お相手ありがとな、ルートヴィヒ。
― 中央 ―
――――…。
[>>398初撃は落とされ、追撃の矢は“黒”だった。
取り違えたのは無意識かわからない。
ただ掠ったが逃した、という事実が残るのみ。
>>394逃げ、という言葉が刺さっていたが、今はねじ伏せた。]
/*
ロヴィンが用意してくれた羽布団がある!
いくらでも暖かくして寝て!(お布団すたんばいのかまえ)
>>+207 おねーさま
流れの無いところに流れを作れるのが事前投票制はちょう同意。
多分、もし、2日目であっても墓落ち推薦に、武将系の人が2人あがったら、まず間違いなく合戦に入ったと思う。落ちる人にあわせて場面がついて行く感じ。
あとPLの個人的な指針で投票する、についても、俺も同じ……あ、趣味では無いからちょっと違うのかもだけど、48時間かけてじっくりあたりは俺の嗜好なのだろうなあと思う。そして24時間で英雄落ちるとなっても(ここは多分、役職関係ないことなのだろう)誰しも自分でどうにかするだろうは、頷く。
/*
天陣営って、なんだかんだで絡め手苦手な気がす。
主も腹心も揃って。
真っ直ぐ空に手ぇ伸ばすことしか見てねぇんだもん。
…昔っから。今でも。
ってことで、まぁこれは明日俺落ちが美味しそうかな?
ふむ。
――等と言う前にまずは今日である。
ルートヴィヒには言いたいことがあんだよ。
―現状:峡谷へと至る道―
[出征した軍、そのうち歩兵隊の一部が峡谷の前に警備兵として詰めている。
数、凡そ50。
野営地を築き、
ものものしい気配を漂わせていた。
反乱分子や密偵の侵入を警戒し、
商人の出入りもまた、制限されている。]
― 魁軍後背 ―
[リアンダール候の軍の退路を断つ、
とばかりに移動してみせても、
候の軍からは散発的な矢が降ってくるばかりで、
目立っての攻撃はない。]
―――…手が回らないのか?
[見れば、風の森近辺の戦線は既に本隊とほぼ合流し、
川辺がある側の戦いもまた収束しようとしていた。
さらに、土煙の向こうを見透かせば、
中郡の厚い陣容に黒い楔が打ち込まれている。]
これは、本当に手が回っていないらしい。
………陽動としては失敗だけど、
追いかけて来るものがいないのは、今は幸いだな。
[呟いて、隊形を保ったまま移動させる。
戦況が収束しようとする中を、
王太子の軍は静かに離脱していった。]
[沈痛な叫びが魂を揺さぶる。
闇に消えかけていた意識が戻る。]
ジル …
[居場所を、探し求めるような 声。]
/*
続き。
共闘しているところを落とす、あたりの考え方が、多分俺の頭の固いところがあるのかなと、今になって思う。
共闘しましょう→と見せかけて後ろからばっさり派閥……誰?
共闘している相手を倒すぞ!→でもジル軍専守防衛っぽい。
これで英雄落とすの誰なの!?
という思考だった。
決まってから背後からばっさりいってもジル軍の誰かがやる気になっても他でもいいんだよね、それができる、事前投票制なのだし。
[首を振り周囲を見ると、見えなかった状況が徐々に見えてくる。
各々指示が無ければ前線を応戦しているようだった。
負傷者は少ないのは後衛故だろう。
左翼はまた少し削られてはいるだろうが。
背後の状況は良く知れないが押されているか。
どちらにせよ、そこまで弓騎兵は割けなかった。
初撃での読みの甘さが悔まれるか。
>>327歩兵隊が動いていた。投石に揺らぐ敵軍に、やはり押される。
今はそれは動いていないようだったが、いつまた動くか知れない。
今を維持するか、攻め込むか。]
リュカ、馬の扱いに自身がある者4名選べ。
投石器を燃やしに行く。
油壷を矢に繋いで、投石器へ投げ込んだ後火矢を放つ。
……私も行く。
[二択に後者を選んだのは、投げやりの気持ちからではない。
まだ戦線を維持できているのなら、今しかないと。]
/*
ログなげえ……
wwwwwwwってか、タイガの死亡フラグっぷりは、なんなんだいwwww待てよそこwww
天が落ちて綺麗なのは、こっちが先のようにも思えている。同時落ちは、あんまし美味しい感じがしねえなあ。
そこんとこ、どうなってるのwww
軍鼓!! 目一杯叩けっ!!
[振り返ることもせず、ただ背後に高声を放つ。明確な指示を伝える音が、急き立てるように連打される――と同時に]
「野郎共、転進!」
「転進、転進!!」
[彼女に先行して、南に疾走する軽歩兵たる傭兵達が一人、また一人と王女軍とは反対の西へと流れるように離れていく。その流れは鼓の連打と共に次第に増えていき、流れが止まらない。
右翼で戦った敵味方の屍骸と決戦場とそこで戦う友軍の崩壊に背を向けて、一路西へと、ただ西へと堤防が決壊するように離れていく。
川沿いに向けて、回り込む相手にも斬りかかる者はいない。逃げる、駆ける、ただ駆け抜けていく++]
「生きてたらまたよろしくな、あばよっ」
[騎馬隊と共に最後尾につく彼女の背に掛けられた声は主力を担っていた山燕のリーダーの者。彼もまた、戦場を後にする。足並みは揃わずとも、各々西へ。戦場と王都への道と、共にかけ離れた方角へ。決戦から遠ざかる雑兵に対して、追撃の手はどこまで伸びるか++]
ふう、ただいま。というかここのところ寝込みがちである失礼。
なんだかんだ言って完全復調せぬもので。。。。。。
事前投票はまあ良し悪しあるしな、流れの中で死にそうなキャラに投票するのもいいと思うし、流れを作るための投票をするのもいいとは思うぞ。
ただ今回は投票から死亡までの余裕がちょっと厳しかったシチュエーションはあるかもしれないな。普通の村ならもっとすんなりいったんだろうが、例えば戦争準備状態から将軍2落ちの猶予が24hとなると、そこから自陣営を軍単位でを動かさないといけない。個人ではどうにもならない部分もあるなというのは正直感じる。
― 大橋への道に向かい始め ―
回収は済んだかい?
よーしよし、弓が得意なヤツに優先して配るんだ。
[集めさせて来たのは、あの弓騎兵隊が使っていた毒矢。
馬から引きずり倒したところに転がっていた未使用分。
効果はよくわかっている、特に瞬時の制圧が求められるときに真価を発揮するだろう]
追ってきたか――そらっ。
[一方で彼女は追撃の指揮をとる一隊――その将に騎馬を寄せ、大剣を握り直し、じゃれ合いのように打ち合いに掛かる。片手で打ち合う牽制の剣。軽々とはじかれるかかわされるか++]
私は比較的物語全体の展開から見たキャラクターの役割みたいなものを感じて投票する事が多いと思う。
ただこれは個人の物語への趣味もあるので難しいな。
カッツェとノネッツのように、共闘した軍に求める展開が中の人がそれぞれ今までどんな作品をたしなんできたかというのにも影響受けるだろうしな。
私か?当然片方裏切って挟み撃ちだ。そして裏切ったほうが無残な死に様を晒す。それが美学だ。偏ってるな。
[やがて。王太子の命を受けた伝令が一人、
戦闘が終わる頃に、王女の本陣へと辿り着くだろう。]
『リアンダール候を取り逃がさぬよう、
我が軍は退路を断つために先行しました。
迅速を第一としたため、連絡があとになったこと、
お詫び申し上げる、とのことです。』
[使者の口上は、そういったものである。]
/*
>>+208 おねーさま
うわーん、ありがとう。
なんとなくなんとなく、地上にいた頃の俺の投票の悩み方を思い出したらなんて気楽に言ってるんだろうと、申し訳なくなったん だ 。
と、ついレスを返しつつ。
アイリとダーフィトは生きていたらいいは、同意だなあ。ダーフィトには後の世界を見てほしい。
だから、速さが勝負だよ。
それに、たとえどんな理由があったとしても、
こちらから先に王女軍を攻撃してはいけない。
私たちは、王都に捕らえられている者たちの
安全を確保しに行くだけだ。
王女軍と敵対しよう、という意図はない。
油は無くても良いかもしれないが、念のためだ。
[そう言うも、敵陣に乗り込む危険を自ら買って出ると言い出すと、部下は難色を示した。]
矢の腕も馬の扱いも出来る人間でないと生還が難しいのなら、私がいくべきだ。
……大丈夫だ、すぐ戻る。
その間お前が中央を指揮しろ。
基本は前線維持、前衛を守る格好は変わらない。
使う矢は、“黒”と“緑”のみにしておけばいい。
判断に迷うようならフーゴーを頼れ。
矢避けのマントは?
[部下に不在時の命令を告げると、マントを用意させ全身を包む。
フードも被れば怪しげな黄土色の一団になるだろう。]
[敵部隊と戦いながらも、やはりか敵の士気が低い。
腰が引けている。今までの威を、恐怖を与え続けたからだ。秀逸な指揮官がいないせいもあるだろう。だからか叩き潰すというよりも追い払うような戦闘をして、突き進んでいく。時に、自分で陣を荒らしたのちの容赦ない突撃。
乱戦。弓兵の斉射。]
…どうやらあっちで精一杯ってところか
逃げるやつはそのまま放っておけ!!我らはただ進むのみ!!
― 魁軍後背 ―
[先行する王太子の部隊とは一定距離を開け、白の率いる部隊もまた駆けてゆく]
さすがに……と、いうべきかしら。
[零れ落ちるのは、小さな呟き。
薄紅は、中央方面へと向けられていた]
……戦い方とか、やり方とか。
前にも見てはいたけれど……。
[やはり、強い、と。
今は亡き母が認めていた、黒髪の将への認識を強める。
幼心に感じた恐怖心は、今は、強引に押さえつけた]
――なんだ、全軍で追って来ぬのか?
[数合、打ち合いというよりは先手先手を打って、思うように斧を振るわせないだけの牽制の剣技。右手のみの太刀筋はあまりに弱いが、肝心の左手は手綱と共に鞍の上]
おい、お前。ジェフロイとか言ったな。
王太子の将よ! 機会あらば王女に伝えよ。
[そして再び、エディは目の前の将に再び声を掛けた++]
[口笛を吹き、投石機上空を飛んでいた鷹を呼び戻し、残ったものらへの補佐へとつけた。]
後を頼む。深追いだけはするな。
[言い残し、早駆けに近い速度で少数がイングリッド軍最奥へと向かう。
罠の敷かれた可能性が高い森へは入れない。ならば前線を突っ切って、隊列の横にあたる箇所を駆け抜ける道を選ぶつもりだった。
左翼が崩れたと、伝令が来るのは飛び出してからになるか。]
ただまあ――
[そこで一拍]
送り届けるのが
伝えたぞっ。
[その言葉と同時に、左手からクロスボウを取り出し、至近距離でその顔に矢を放ち、同時にその脇を騎馬で駆け抜けていく//]
/*
布団の刑は将軍か!
[寝込みがちの将軍を後ろから羽布団を持って襲ってみる情報技官]
無理せずで楽しんでくれ!
>>+212 将軍
うん。舞台が大きいだけに、自分や周りが動ききれない、動かし切れないで、時間切れというのはあると思う。コアタイムとかもあるし、その辺が個人戦でない戦記物の難しさになるのかも。
そしてさらっとおねーさまの名前を間違えてみせる将軍にお茶目さを感じる技官です。
裏切って挟み撃ちの返り討ち!
うわあ、なんか任侠の世界だ……そういうのも好きだ!
[ふるり、と軽く首を振る。
今はまだ、気は抜けない、と自らに言い聞かせつつ]
それにしても、追撃は出さない、というのは。
余裕がないのか、逆にあるのか……。
[何れにせよ、好機と言えば好機なのだろうが。
ともあれ、先行する王太子の部隊が戦線を離脱するのを見届けたなら、しゃん、と鈴を鳴らした]
このまま離脱、本隊と合流します!
[しゃん、という音に重ねて指示を飛ばした後。
白の部隊もまた、戦線を離脱した]
[帷子の連結する鎖ごと叩き壊すがごとく、重く走った太刀の一閃。
外衣も鎧も斬り裂いて…その奥へ深々と溝を刻んだ。
肉を抉る確かな感触――…
肩を大きく上下させ荒い息を零しながら、タイガは切った姿勢のまま動きを止める。
時が止まったかのような、
音が全て消えたような、
…一瞬の空隙。
ルートヴィヒの背から、どくりと禍々しく血が溢れた。
血痕を纏ったフランベルジュが、
…カラン。場違いに軽い音を立てて大地に落ちる。
それを、一騎打ちの終わりの音を――タイガは静かに耳に聞いた]
[今だ塞がらぬ左肩の傷が、
度重なる激しい動きにじわりと包帯を赤に染めていた。
先程切られた膝の裏の腱も灼熱交じりの痛みを訴えている。
あちこちに矢傷や刀傷。黒衣はとうに受けた攻撃と血でずたぼろだ。
だが、それでも――――
馬首を回し、ゆっくりベアトを歩かせる。
琥珀の双眸だけが、別のイキモノのように強く爛と…射抜くように、
馬の背にうずくまるルートヴィヒを見下ろした]
ルートヴィヒ。…俺はあんたに言いたいことがあったんだ。
[語る声は、静かに冷たく]
あんたは俺の兄貴を殺した。
確かに兄貴は暴言を吐いたかもしれない。
だが……あんたはどうだ?
[琥珀の双眸をひたと相手の後頭部に据えて]
あんたは言葉で言い返すことなく――手を出したんだ!
自分の感情の侭に動いて命をひとつ奪ったんだ!!
それは言い逃れ出来るものじゃねぇ。
あんたは――――…まごうことなき罪人だ。
[ゆっくりと右手が太刀を振り上げる。
曲線を描く刃が、血を滴らせながら陽光に鈍く煌く。
柄を握る指先に、力を…篭めた++]
/*
まぁ、大橋確保は全然考えてなかったのでウェルシュのアイデアです。
私としては魁軍撃破後にその場で決戦を考えてました。
ジェフロイへの指示はほぼ一緒でしたが。
― 本陣>>+173- ―
[さて。
王女の一言もあり、カッツェ・ユンの扱いは捕虜とはいえひどいものではなかったかもしれないが、当の本人は現時点で知るよしもない。
そしてもうひとり、自分のために骨を折ってくれた人物がいることも――]
[歩く武器庫。
そう呼んだ相手がどうやらイングリッド軍と接触したらしいというのは小耳に挟んだことだった。そして少し、意外にも思ったのだ。彼の真面目な少年は、王となる者のために、たった一振り、この戦いに剣を捧げるのだと思っていたのだ。
それは、無意識のうちに、少年の鍛冶としての技能の高さを評価し、彼がどこかの軍に属して武器を作ることとなれば、やっかいであろうと思ったからに他ならない]
[かつて情報部で。
『癒しの石?』
オットーが文献に文句をつけたことがある。
『パワーストーンとかそういう伝承じゃないのかしらね。あるいは生薬とか』
カタリナが文献の文字を指で追いながらつぶやいた。
『カッツェ、この文献どこから出してきたの?』
結局、情報部ではこの石の利用価値はないと判断され文献も古書庫へと戻されたのだが]
/*
まあウェルシュ陣営が王都にいったかどうかとかは実は関係なく。
ジルがどうするかが読めないから・・・どうしたいのだろうかと
/*
エディも生存予定か。
死んどいてつくづく良かったと思う。
タイガの追悼も見られたし。
返しがあれだけなのがなんともだけど……。
/*
…しかしヴェルナーS.Kさんだろうか。
たすくさん以外読めないんだ!
あ、ヒースは確か中身確定してたはず。
[現在。
ロヴィン・ベルムデスが打ち上げた一振りのソードブレイカーがどうなったのか、やはり、カッツェ・ユンは知るよしもない。
ただ、その手に握ることがあったなら、手放すことは、無いだろう。
そして剣も、その手から離れずにいるだろう、それが作り手と持ち主の意志である限り*]
/*
そういえばロビン落ちたとき、追悼(しんでないけど)ロールしてなかったので兼ねて返す(書いてすごく満足)
/*
メモより
○め○
ウェルシュが囁きを「秘め事」と言うもんだから。
桃ってるけど、秘め事はなんもしてないーっ!
/*
>>+213 ておドール
最終行がとっても偏ってますwwwww
[色んな意味で、布団に包まってすまきになるといい。名前間違い分、暗器でつんつんつついておこう。]
PLさんによって違うだろうけど、共闘する時点で(そのまま仲間になる/一定条件を満たすまでの共闘って区切りをつける/真っ黒な裏切りも視野に入れる)等、どうとでも動けるようにしておくーって人も居そうかなとは、確かに。
>>+214 カッツェ
墓下は気楽な場所だと思うの。[ぎゅうぎゅう]
ダーフィトは、今まで義賊だけど盗賊で裏稼業、今回ので表に出るかな!って感じで未来が気になる、なる。
/*
ああ、そうか。
ジルとウェルシュの対立軸のほうが面白そうだと思ったりだったのだろうな。だがそれはあくまで個人的なものだ。
これはこれで違う展開になりそうだものな。っていう風にして丸なげよう(ぇ
― イングリッド軍:中央本陣 ―
[騎兵は地を揺らし、未だ土煙の収まらぬセルベシアの野を往く。
編成したのはV字形となる隊形、敵陣を突き破らんとする攻撃の形だ]
────、ふ。
[前方に陽を反射する、巨大な鏡が現れた>>342
否。整然と並べられた盾だ。
その姿を認め、イングリッドは口元に仄かな笑みを刷いた。
その性分は、前線にあって兵を指揮する将のもの。
苛烈にして恐れを知らず、天へ羽ばたく赤き鷲]
/*
ただまあ最終日まで行く必要はないのだよな
ウェルシュ入城。そののちどういう感じに展開されるのか…それを少し考えるのだが…うーん…入城したと同時に勝利ぐらいのが綺麗におさまりそうだなって思ったのだろうなぁ…反省。
……戦列、ひらけ!!!
[サッと腕を横へと一閃する。
騎兵が、対応するように横隊の形へと切り替わった。
自らの私兵、それに元王国兵とメリオール兵らを加えた混成騎兵。
陣の整えは、民兵らとは比ぶべくもない。
数ゆえに歩兵よりも幅は狭く、なれど集中する文攻撃力は高い。
剣を収め、馬上槍を手に取る]
怯むなよ。
───突き破る!!!
[通る声が指示を叫ぶと、おうと地響きのような声が返った。
馬上槍とは、すなわち木を切り出しただけの棒である。
騎兵を突き落とし、或いは障害を打ち破るための槍は、
今は真っ直ぐに盾の上部へと狙いを定めていた]
『わあああっ!!』
[喚声と共に、歩兵構える盾へと槍が突き出される。
それと同時、手綱を絞って各々が馬を跳躍させた。
歩兵を踏み潰し先に往く者、或いは馬ごと斃れる者。
狂乱の戦場が現出する]
足を止めるな、このまま抜くぞ!!!
[フィルマメント、ロヴィンの手になる優美なる宝剣が閃いた。
剣の閃きの見えるごと、剣戟の音が高らかに響き渡る。
月毛の馬に騎乗する王女の姿は、遠目にも目立つのだろう。
敵兵らの注意が、集中する]
─────控えよ!!!
[キイン!!と、金属音が響く。
幾度目かの音の後、王女は敵兵を一喝した]
そなたらは、何に忠節を誓ってセルベシアの王へと剣を向けるか!
大義なき戦に向ける忠義とはいかなることぞ!
そなたらは、セルベシアの民へと剣を向けるかっ!!
[小娘、である。だが兵は、その威に呑まれた。
王は冠のみにて王ならず、その自覚をもって王となる。
その自覚をもって発する故の、気迫であった]
[後方では、三人一組となって抗する兵らに、
弓兵の援護が更なる後方より降り注ぐ。
投石器の周辺にあるのは200の程度、うち150は工兵である。
主戦場よりは遠くあり、ゆえにその守備は手薄い*]
/*
…あれ。
今見返したら、俺が勝った時にどうこうってルートヴィヒ言ってねぇじゃん。
わーあ、狸。
そしてうっかり乗ってしまう俺はやっぱり武人で、
こう、策謀には向かないタイプなのだとつくづく思う…。
今更、謝っておく、
タイガの武器をずっと「太刀」ではなく「大剣」だと思い込んで描写していたことをっ
曲線を描く刃>>472見て、しまったって思った。
/*
いや、ジルの動き次第でどうなるかがわかる。
ようするにまだ色々と未知数だ。それを知ってからどうするかと考えなければならない。
罪…
[自分を背後から斬った男、今も背後から届く声に溜め息を零す。]
知っている。
そして、私は 最後の最後まで──罪を抱いて 死ぬだろう。
― 渓谷への道 ―
[ゆっくりと歩いていたのは、戦塵が近い間だけ。
十分に離れたと見るや、一斉に走り始める。
まずは先行するダーフィトに追いつくこと。
そして、橋を確保すること。
橋を落とす工作が成されていることは知らない。
だがたとえ知っていても、向かっただろう。
王都への喉元を押さえること。
戦場にてさしたる功を上げていない自分たちには、
それが必要だと認識していたから。]
[遠く響く軍鼓の音。
兵の誰しもが、新たな策かと警戒も顕に南下する。
追いつく頃合になっても、兵の姿は見えない。
ただぽつりぽつりと疎らに、不運にも追い付かれた兵の屍が転がるばかりだ。]
「な……、いました!!あそこです!!」
[騎馬隊の一人が指差す方向は、目測を付けて目指した方角とはまるで逆方向。
戦を続けるのであれば、向かう筈のない方角だ。
四散して平野を駆け抜け、戦場を離れてゆくのは、刃を交わし続けていた傭兵たちか。]
フィー。
……一芝居、打とうか?
渓谷に居る兵には、勝敗なんてわかっていないだろうから、
ジルが負けたって言えば通してもらえるかも?
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