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― 物見の塔、周辺 >>639―
いえ、でも「悩んでる」って、謂えると
…すこし、楽になる気が、するんです。…
聞いてもらえるだけでも…
だから、謝らないでください。
[ね、と見上げた。]
…、はい。
では…カレルさまが困った時は、
言ってくださいね…?
[覗き込まれると少し赤くなって、眩しげに目を細める。]
あの。…また、見ましょうね。
[それからうん、と頷いて宮へと戻る。
手を握られるのには少々緊張気味に、けれど嫌がったりはせず。]
―礼拝堂― >>654
謝る必要はない。
――…いや。俺はお前の「謝罪」を聞きたいとは思っていないし、それを受け入れるつもりもない。
お前がそれを告げて「はい、それまで」にするのは至極簡単だ。時間も掛からんし、手間もはぶける。
だが、俺はそういうやり方は嫌いだ。
[ベンチの横の席を、親指で指し示す。]
神に用があるんだろ、キアラ。そこに座んな。++
/*
ヴィクトリアの抱えている問題が解決できるなら、
アストラル界に行ってもらうのは問題ない、
というシスメセであった。
確かに、墓下描写をお任せするに足る人材だと思うの。
今回、墓下ともお話し出来るから、
別に、そこまで悩む必要は無いと思うのだけれどもね。
[完熟木イチゴを収穫し (つまみ食いし) ながら、聖騎士たちのこととか、もう少し話したいと思ったけど、後から木イチゴを摘みたい(多分)人たちが来たので、そういう話のできるチャンスを逃してしまった。
採った木イチゴはキッチンに持っていって水に晒しておくことにして、ローシェンと一端わかれる。]
ありがと!
ローシェンから、いろんなものをもらえた気がする。
また、静かで落ち着ける場所、見つけたら教えるね!
/*
ニコラスさんは、立候補撤回してもらったけれども、
もはや昨日の時点でニコラスさんメインで相方誰にしよう、
と考えていたので、今から方向転換は難しいのでした。
自分の発言を見直してて。
>>432
「許してもらえるだろう」
これ…SNS日記で書いた「相手の行動半確定」にまた該当するって言われそうだなぁ。
書いている意識では「 (ペーターの考えでは) 許してもらえるだろう (と思っている) 」と補完される自分視点文章なんだけど、きっちり「と思っている」と書いた方が誤解がないのは事実。
気をつけるよよよ。
― 物見の塔、周辺 ―
ああ、ありがとうな。
じゃあエレオノーレを心配してから、笑わすな。
それならいいよな。
[そうすればエレオノーレに、気を使わせないだろうと考えてそう言って微笑んで]
ほんとだ!聞いてくれるっていってくれるだけで、落ち着くな。
俺はあんま悩まないけど、エレオノーレになら聞いてもらうな。
またいこうな!
[そっとやさしく手を握って、温かさを感じながら、聖宮へと戻った*]
── キッチン ──
キアラたちにプレゼントする分でしょ、
うちへのお土産には、ジャムにした方が保つでしょ。
でも、ジャムの作り方がイマイチよくかわらないな。
一緒に作ってくれないか申し込んでみよっと。
キアラたちの気晴らしになってくれれば一石二鳥だし。
作り方、知ってるかな?
他には誰が作り方知ってそうかな──
― 礼拝堂 ―
不器用な生き方をする人なのね。
[謝罪を受け入れないというヴェルナーに
ぽつりとこぼれ落ちるように言葉を落とす。]
別に、神様に用がある訳じゃないの。
自分に、聞きたくて。
[答えながら、示されたそこへ、素直に座った。]
――― 私に、 用…?
[胸の前で組みかけた手を止めて、
身体ごと、ヴェルナーの方に向く*]
[ひとりでそんな計画をたてているうちに、ふと、さっきの出来事を思い出して、壁に額をコツンとつける。]
「 あー… ああー 」
[茂みの奥から聞こえた例のうめき声を、壁の中から聞こえるように再生してみた。]
[やっぱり怖かった。]
うわ…
[そのままにして逃げ出したから、効果が切れるまで聖宮に怪談がひとつ増えたかもしれない。]
― 広場 ―
よっしゃー!早速調査だ!
っとその前に…
[目安箱の前に建ち、また依頼をしようとしている
『ダーフィットへ
ふるうわさくっといた甘いもの。できたらそのレシピを頼みたいんだ!
よろしく頼むな!』]
よし!探偵さん、すげーからな。
頼むべし!
俺も調査してこよー!
[こんな事態だから少しでも、彼女らが喜ぶものを求めて聖宮内へ、意気揚々と歩いて行った]
― 物見の塔、周辺>>665 ―
はい。…おねがいします。
[カレルはきっと、人を笑わせることで
ひとも、自分も、幸せになるのだろう。
あたたかな炎の側面だろうか。
笑みを交わす。]
…ね?
[落ち着く、と肯定されれば穏やかに頷く。]
悩むようなことがないのが、
きっとよいのかもしれないけれど…
……そうもいかないものだと思うから。
…ええ、きっと。
[手のぬくもりが心まで伝わるよう。
そののち、わかれて部屋に戻るまで、緩やかに手を握っていた。]
― 大広間 ―
そうですね、ジョーカーあっての手役ですが、
[>>641乗せたジャムが溶け出した紅茶を一口啜る。苦く甘い味が口の中に広がった]
ええ、次に――何も無いよりはずっとマシです。
[口に含んだ紅茶を飲むと、続く言葉>>645に小さく口を開いた]
生きているなら、ですか。
バルタザール。
貴方は、どのような生き方をなさっていたのですか。
いえ、御職業とか。
―礼拝堂― >>667
ははは…痛いところを突くな。
もうちょい器用に生きてたら、俺はお前に平手打ちさせたりしないさ。
それよりも…だ。
キアラ、ちょっと手を出せ。
危害は加えないから安心しろ。
[こちらを見上げるキアラの目を、一瞬だけ見つめた。
そして、ポケットから小さな金属の塊を取り出す。]
― 廊下 ―
……は?
いや、うめき声と言われても。
さすがに壁に穴を開けるのはどうかとおもうけれど。
[侍女がそんな話をしている(>>669)のを聞かされた。
重力とは関係がなさそうだが、聖騎士なら誰でもどうにかできると思われているのかもしれない]
……呪いかもしれない?
うーん……
[間が悪かった。
そういう怪談ものは全て王国を襲う呪いではないかと不安に感じるのは仕方がないことかもしれない]
ここって……お墓とかあるの?
呪いじゃなくて幽霊とかの話かもしれないし。
[特に真摯に対応したわけではなく、軽く答えてみた。]
…はい。
そう、思います…。
――…、手紙を受け取って
顔色を悪くされていたのは、気になる、けど…
[気遣わしげな色が滲む。]
マシではなく、ジョーカーは一番強い手札だろう。
[口にしたコーヒーは冷めていた。]
俺は田舎町の生まれで、幼なじみと二人で都会に出てきて、煙突の掃除や荷物の配達や代筆などをして生きていた。
騙されたり、ひもじい思いをしたりもしたが、平凡な人間だった。今は平凡な人間代表かな。
この世界を救うきっかけを得た、身の内の力がたまたま目覚めた、普通の人間。だから、ほかの人間にできない分闘うつもりだ。
もしまだ聖乙女が決めかねているなら、名乗り出ようかと思っている。俺を戦いに赴かせて欲しい、と。
―私室で>>547―
[ひとと離れ、剣を抱く。少しの間だけ。
窓の外で時々チカリと星が流れていく。]
…あなたはここで…
ずっと祈りを捧げてきたの…?
[――剣はこたえない。
念じる。剣は杖に変わった。]
……やっぱり不思議。
[ベッドの上、横座りして捧げ持つようにする。
りん――と鈴が鳴る様な音がした。]
その若さで、都会に出て起業を?
それこそ、なかなか出来ることではありますまい。
[代々の家業でもなく、腕と知恵で職を見つけては働いている>>676と聞けば、感心したような声を漏らす]
生まれ育ちに頼ることなく、自らの才覚で世に出た貴方が平凡である筈がありません。
[給仕に目配せし、バルタザールに珈琲のお代わりを用意して貰う]
深く広く経験を多く積んでいることでしょう。
その経験や、経験からの視野は、聖騎士としても、人生の先達者としても、他の皆様にお役に立つこと請け合いです。謙遜めされるな。
―私室で―
“Lelliyce(咲いて)”
[ふ、 と 青い光が杖に灯る。
一瞬それは花の形を取りそうになって
そのまま音もなく光の粒になって消えていった。]
……。
……やっぱり、…まだ だめ?
[呟くのは杖を降ろして俯いた後。
そっと杖を撫ぜると剣の形へと変化した。
ふる、と首を横に振ってから、寝台を降り、
部屋を後にした。]
→廊下へ
>>648
鳩からちらっと見えて、あわてて閉じた。
箱から見た……
だれこれ……。
このここわいwwwwwwwwwww
若さと無謀は同義語だからな。甘く見ていたんだ。一人だったら田舎に逃げ帰っていた。
[褒められて顔を赤くして、フレンチトーストの最後の一口を飲み込む。]
…謙遜してるつもりはないが。平凡な人間が、世界で一番多くて強いと思うし。
[コーヒーのおかわりを注文してくれたヴィンセントに頭をさげる。]
ありがとう。これを飲んで体を温めてから聖乙女に会いに行ってみようと思う。
― 廊下 ―
あ、エレオノーレ。
今ちょっと小耳に挟んだんだけど……。
[怪談(>>675)をどうにかしようと思ったわけではないが、エレオノーレを見かけるとつい声をかけ、咄嗟に話題に乗せた]
……でね、壁の中から声がするって話。
呪いかもしれないって侍女の人たちが心配してる……昨日まではそんなこと起こってなかったって。
むしろ……昔の聖乙女や聖騎士の幽霊が何か言いたくて出てきたんじゃないかなーって思うんだ。
行ってみない?
宮の奥に聖廟があるらしいんだけど。
……幽霊はともかく、先人に挨拶するのも大事なんじゃない?
[墓と聖廟は厳密には異なるが、天秤職人として工房に籠っていたためか知識が足りなかった。
どちらにしても一緒にいる理由があればいいのだ]
―廊下―
オクタヴィアさま、あの――
[補佐官を掴まえ、実際の儀式
―“封魔の儀式”と呼ばれるらしい―について尋ねる。
聖乙女の力と聖騎士の資質を共鳴させ
アストラル界へと送ること、
その儀式には定まった形はなく
都度、相応しい形で執り行われること、
アストラル界に行った騎士の声を、
聖乙女は聞くことができる――など。
うつくしい補佐官は丁寧に、説明をしてくれる。
キアラも必要な事項については、
水晶の声を聞いた後に“人”の口から聞いたであろう。
それが、少し前のこと。]
矢車菊ってもっと菊!って花びら多いのかと、思ってたけど違うんだねw
可愛らしい花だ〜[ぽけー]
エレオノーレは綺麗だけど!
は!!俺やっぱり彼女に、恋!?
いえ、こちらこそ話せて嬉しかったです。
少し、落ち着けました。
それに、貴方の生き方も知れてよかったです。
[残りの紅茶を飲み干す]
聖騎士として以上に、バルタザールとしても、
聖乙女様達の力になれる方だと私は思いますよ。
― そして今:廊下 >>683―
ニコラスさま。
なんでしょうか?
[――さて聞けば、何やら少々不気味な話。]
呪い……。…不安になってしまうのは、
…仕方のないこと、ですね…
[エレオノーレ自身もその噂が"呪い”ではないとは
正直なところ、言い切れない。]
ええ、…わかりました。
ニコラスさまの仰ることも、尤もですし…
行ってみようと、思います。
― 数刻前・ヴェルナーの私室―
ヴェルナー様、いらっしゃいますか?
ご依頼のありました花瓶、お持ちいたしました。
[片手で、大事そうに柔らかな布に包んだ花瓶を持ち、扉を叩いて部屋の主が出てくるのを待つ。程なくして扉が開かれ、ヴェルナーが姿を現した。>>535]
いえ、これが我々の仕事ですから、遠慮なくお申し付けください。
依頼をしていた者から街で販売されている煙草も頂きましたのでひと箱ずつ置いておきますね。
[先に頼まれていた煙草(>>425)の箱を4種類分を手渡し、花瓶の布を外す…と、部屋の主と同じ漆黒の色が現れる。
こじんまりとした大きさだが、とても上品で美しい形状をしている。]
…おや…黒色は、お気に召しませんでしたか?
詮索もなにも…ヴェルナー様の衣装に合わせて選んだだけなのですが…何か理由でも…
置き場所?
……………
[口調の割には、何か困惑した様子の相手に首を傾げる。
置き場所に困る花瓶に挿すものといえば、花。]
― 聖宮内 ―
[ペーターと話終わったであろう、そんな頃。カレルはふるうわさくの甘味を求めて、調査を開始!]
あのー!女官さん。
うわっと潤んで、さくってしたお菓子とか、デザート知ってます?
[女官の顔は???がいっぱい浮かんでいたが、聖乙女に献上したいと言ったら一生懸命、考えてくれた]
チーズを使ったケーキ?
うさぎのほっぺたみたいなお菓子!
何!!
できたら作り方も、教えてくれ!!
[それはわからない。コックに聞いてくれと言われてしまっていた]
………………………。
このように大事に扱ってもらえるなら、花を贈った方もとても喜ばれると思いますよ。
[にーーーっこりと、とてもいい笑顔を向け、丁寧に礼をして退室した。]
― 霊廟前廊下 ―
ん……?
やぁ、あなたもここに?
[こんな最奥の区画で見かけたのは風の聖騎士。
話しかけていくつか言葉を交わした後、霊廟を覗いてみた。
――重力のようなものを感じたから。
エレオノーレと離れて独りとなってもさほど気にしなくなった。]
こちらこそありがとう、ヴィクトリア。話せて嬉しかった。
[熱いコーヒーが少し冷めるのを待って一気に飲み干して席を立つ。]
決めるのは聖乙女なのでどうなるかわからないが、しばしの別れになるかも知れない。また逢おう。こう言っておけば間違いじゃないか。
[そう言って手を振って大広間を出た。聖乙女に逢えるのか自体が不安だったりするが。どうもタイミング悪いし。]
−霊廟前廊下−
[眠る魂が近いとあってこの辺りは余り照明もない。
それでも男の目には霊廟の外の光は眩しかった。
暗いところに慣れてしまった目は、
ゆっくりと順応化しながら先を進む。
今の自分がすることは、墓標に手間をかけることではない]
…グルーシェニカ?
[そわり、と蒼鷹の羽が震える。
自分よりも気配に敏感なその鷹を見つめて足を止めること暫し]
― 大広間 ―
コックさ〜ん いいですか?
[コックはまたきたのか、って思いでいたのかもしれない。せっかく着たのでお肉を注文してから]
ねー!コックさん!
うさぎのほっぺのようなチーズケーキ
教えて〜
[コックはしょうがないなっという顔で、後で厨房へ来るように行ってくれたので、カレルは笑顔がこぼれた]
…この先に、何か御用ですか。
残念ながら、呪いを解く手がかりなんてものは
落ちてはいませんけれど。
[それでも彼は行くのだろうか。
口にしなかった言葉は視線を向けるだけに変わり、
ニコラスの背を眺めやる。
そこに在るのは聖宮に文字通り粉骨砕身の忠義をつくして
生を終えたものや、過去に死を得た乙女や騎士
聖宮に関わり、聖宮の内で眠りについた者の夢のあと]
あ、カレルだ!
[慌てた様子でキッチンから飛び出してきたペーターだったが、相棒カレルの姿を認めれば、嬉しそうな顔をする。
黄水晶もホバリングして上下に揺れた。
それでも、ペーターは足を止めずに、カレルの袖を引っ張りかねない勢いで移動を誘う。]
外に行こうよ! 湖の方!
はい、知識の聖騎士 ジークムントです。
最近夏だっていうのに、ちょっと気温が低過ぎやしません?過ごしやすいのはいいですが、何だか物足りない・・そんな寂しさも感じてしまう、今日この頃です。
さーて次回フルウ・ワ3の予定は?!(早すぎだよ
・村建てさんより早く脱げ!
・エンディングコンプリートなるか?
・皆でアヴェをいじってみよう
の3本です。
[懐から*プレッツェル*を出してかじりつく。
だが次の瞬間、画面を意識して作り笑い。]
おや?・・ふふふ。
・・んっがくっく!
何か思いついたから書いてみた。
−霊廟前廊下>>695−
[ニコラスの少し後を遅れて着いて行く形で
霊廟の近くへとやってきた。
静けさが降りる、この場所はむやみに立ち入るところではなかろうが。]
… …ヴィンセントさま?
[小さく名を呼んだ。
人がいるとは思わなかったのだ。]
― 湖 ―
いったいなー!たまちゃん!
すげーうれしそうな!ペーターがいると。
[言葉を聞かなくってもわかる。たまちゃんは、ペーターの側を楽しそうに回っている。
相変わらず空は気になる。ここに落ちてこないって事は、聖宮には入ってこないのだろうかと思っていた]
― 庭園・回想 ―
[前を歩くペーターが、時々盗み見るようにこちらを窺っている。
この年くらいの子に興味深げに眺められるのも、
慣れているから、気に留めることはない。
――そういえば半妖だったな。
と黄金色の揺れる頭を見ていると、ペーターから呟きが漏れた>>650]
……私の剣は、飾りだ。
[全く使えないというわけではないが、
本物の剣士ともなると、比べるのが失礼なくらいだった。
馬については特に答えず]
だが、お前は妖術が使えるのではないか?
[その言葉に答えはあったのかどうか。
だが、誘うように甘い匂いを発している熟れた果実を前に、
無邪気な笑顔を見せるペーターを見ていると、
たいしたことではないように感じた]
── 湖のほとり ──
[聖宮からも見える湖畔に立つ。
空を見やれば、星はまだ流れていた。
星の燃えるさまは昼の空より明るいから、四六時中、見えているのだろう。]
引っ張って来ちゃってゴメンね、カレル。
気合い出す練習でもしようかと思ったんだけど、予想外にビックリしちゃったって言うか。
[半ズボンのお尻のあたりを叩いて尻尾がしまわれたのを確認する。]
木苺はあいにく摘んだ記憶はないな。
[ペーターの手から苺をつまむと、口の中に放り込んで]
……。
ペーターは、木苺取りの名人なんだな。
[ご褒美のように、頭をくしゃくしゃ撫でてやる]
探偵?
占い師だけじゃなく、そのようなものまで出入りしているのか。
一体、この聖宮は何が目……
[何故ひそひそ話をしているのだろう。と思いながらも、
いつもの口調で話していると、聞こえてくる女の声]
……今の声、聞いてしまったのか?
ああ、あれはお化けだ。
私にかかれば、お化けなどものの相手ではない。
とはいえ、私が毎日お前に付き合ってやれるわけでもない。
危険だからあまりここに近付かないように。わかったな。
[お化けと勘違いしてくれているのなら、そのほうがいい。
あれは――子供の教育に悪い。
ペーターの両親が、ペーターの前でいちゃいちゃしていることなど、
全く知らないことだった]
[精神集中するために、平たい小石を拾って横スウィングで湖に投げてみた。
小石は{2}回、水面をバウンドする。]
カレルもやってみてよ!
[ペーターと別れる直前、彼に礼を言われて]
いや。礼には及ばん。
私も、ペーターのおかげで楽しい体験が出来た。
感謝する。
私もペーターが楽しいと思うようなことを見つけられたら
知らせよう。では、またな。
[ローブの裾をひるがえすと、自室に戻った]
― 湖のほとり ―
いや、気にしてないぜ!
儀式の様子、たまちゃんから聞いたから、ペータの事。
気になってたんだ!
一生懸命がんばるっていい言葉だったぜ!
ペーターらしい。
[思わず頭を撫でて]
気合って?なんか練習でもしてたのか?
キッチンでなんか作ってたのは、みたような気がするが
おや、貴女もこちらに?
…過去の先達に鎮めの祈願にでも行かれるのですか。
[呼ばれた名前、その声は酷くか細い。
静かな場所に相応しい大きさではあったが、
ともすればは気がないとも捕らえかねないほど]
この奥には、大して女性が喜びそうなものはありません。
先程…ええと、ニコラス殿でしたか。
彼もいらっしゃいましたが、話題にでも上りました?
[首を傾げると、蒼鷹も首を捻る。
男は、霊廟へと向かう者たちが求める
その理由がわからなかったから]
― 霊廟 ―
……なんで、重い罪を背負っていれば冥府へ落ちるのだろう。
軽ければ天に登れるのだろう――。
心にも、重力は働く。
魂にも、きっとそう……。
呪い、には――。
[霊力というものは詳しく感知できないが、重力の聖騎士的に言えば引き込まれるような重力を感じ、廟と向きあう。
偉大な先人たちは力を尽くしただろう。
彼らによって葬られたものは地の底に沈んだだろう。
呪いをどちらに区分するかとなると――]
誓いの言葉、褒めてくれてありがとう!
カレルも聖乙女と一緒に、呪いに立ち向かおうね。
もちろん、たまちゃんも。
[光る水晶核に向かって手を振った。]
キッチンにいたのは、何か作ってたんじゃなくって、その準備だよ。
木イチゴ採ってきたから、洗っておいたんだ。
カレルも一緒に食べようね。
気合いはね、さっきローシェンの格好イイ声を聞いたから。
剣が使えないボクでも、心は強くすることができる──と思ったけど…
ひとりだと、まだダメみたい。
[しゃがみこんで、小石を拾う。]
さっきのは、魔法じゃないよ。
うまく投げると、小石が水面を跳ねるんだ。
カレルは器用だから、きっとすぐできるようになるよ。
[もう一度、小石を投げてみた。
今度は、沈むまでに{6}回跳ねる。]
また…、迷惑かけたくなったら、
ジークムントさんにこうしてもらっても良いですか?
[照れ隠しのように笑って、首を傾げる。
そうして、ぺこりとひとつお辞儀した。]
ジークムントさんのおかげで、
とてもすっきりした気分になりました。
この調子で、お仕事がんばって来ますね。
―数刻前・私室前― >>687
お。さっそく煙草ありがとうな。
なんだかんだでお前らのネットワーク、すげえな。
前に貰ったやつを吸い終わったら、ありがたく吸わせてもらう。
特にこの黒いパッケージのやつとか、見るからにして俺好みな雰囲気だ。
[だが、こんなほくほくした顔は、あと数十秒しかもたなかった…]
―数刻前・私室前― >>690
な……っ!
[リヒャルトのとってもいい笑顔と、その口から発せられた言葉を聞き、顔がみるみるうちに赤くなる。]
ちょっとまてお前それ誤解……!
違うこれは、く……
[「薬」と言いかけて、やめる。だいたい薬を花瓶に挿す酔狂な人間などそうはいないし、花瓶に挿すようなもの――花を「薬」と言う者は、この聖宮広しといえど、1人(正確には人間ではないのだが)しか見当たらない。]
……いい。なんでもない。
[つい数分前に彼らのネットワークの強さを目の当たりにしたせいか、リヒャルトには何も言い返せなかった。]
― 霊廟>>709 ―
…、――ええ、それも勧められましたが。
噂を、聞いて…
気になって、確かめに。
[と、ヴィンセントに宮の中で流れている
諸々の噂を説明する。]
…この状況ですから、
不安が生んだ噂では、とも思うのですが。
[首を傾げる鷹を見る。
主人と同じような首の角度だった。]
仲良し ですね。
…ヴィンセントさまも、こちらに用があったのですか?
延長ないと、更新まで@90分だけど、もう吊り襲撃先は決まってるのかな?
自分のとこには来ないんじゃないかという甘い予測の元に、湖とか来てるけど (←
― 廊下 ―
[ニコラスの時の二の轍を踏むまいと、今度は使用人に聖乙女の居場所を尋ねてみたが運悪く、今現在の居場所はわからないという返答を得て困惑している。]
ありがとう。場所がわかったら知らせて欲しい。
[使用人と別れて廊下を彷徨い中。]
― 自室 ―
[ローブの下に提げているサーベルを、目の前で掲げる。
全身黒ずくめの格好に不釣合いな白い鞘には、
銀で複雑な模様が施されていた]
やはり此れは、飾るのに相応しい……
[言葉の割りには冷めた表情で呟き、
それでもサーベルを元の通り腰に差すと、部屋を出てどこかへ]
おう!がんばろうな!相棒!!
たまちゃんも…ありゃ?
[たまちゃんは手を振る、ペーターを回っていたので、あはははっと思いながら]
何!!木苺!!食べる!
一緒に食べような!
ローシェンが…!?そうか…
ペーターも、強くなろうとしてるんだな。
えらいな。
剣とか武器とかは関係ねーよ。
お前は聖騎士に選ばれたんだから、もっと自信もてよ。
不安や辛い事なら、俺いくらでも聞くからさ。
[小石を拾って、思いっきり投げたけど、やっぱりダメで「あちゃー」っと言った]
― 礼拝堂 ―
…変な人。
でも、そうかも。
あんな風に言わなきゃ、平手打ちなんかしなかったのに。
殴って、って顔に書いてあったんだもの。
[あながち冗談でもなさそうに言ってから、
ぱち、と目を瞬いて、右手を開いて出した。
出てきた金属の塊に、小さく、息を呑む。]
………なに…?
[>>711手に伝わる微かな震えに
安堵しつつも必死に考える。
まだ呪いは始まったばかり。
キアラはまだ幾度も辛い思いをするだろう。
何度決断をせまられるんだろう。
その時自分は何ができるか?
だが顔を上げたキアラには、
その気配を見せず
いつもと同じように笑ってみせる。]
どういたしまして。
甘えたくなったらいつでもどうぞ。
[だがほんの一瞬
凄く真面目な顔で呟く。]
・・いえ、違いますね。
あなたが辛い顔をしていたら
問答無用でさらっていくとしましょう。
あなたの泣き顔は、私だけが知っていればいい。
[さっき見せた飴と新しいハンカチを
キアラに差し出す。]
さ、こんな時こそ甘い物で栄養補給です。
あと、ハンカチ貸しますから、
どこかで濡らして軽く目に当ててください。
誰かに聞かれたら
”ちょっと目にゴミが入って、痛くて・・。”
と説明すればいいですよ。
[それは予めキアラの赤い目を
誰かに見られたらと想定しての行動だった。]
では私はこれで失礼いたします。
あなたも礼拝堂へ行くのでしょう?
またのちほど。
バルタザール。
貴方は良い友をお持ちのようですね。
[...は珈琲を一気に飲み干して席を立つ彼>>692に言葉を送る]
ふぅ……。
[一人になったところで空になった紅茶のカップを眺める。溶け残ったジャムの色がカップの底に覗いていた]
(美味しくない紅茶に、果実そのままのジャム――あの独特の味は、ここでの紅茶では再現できませんね)
[甘いだけで、子供の頃は御馳走だった。お茶のお代わりを尋ねる給仕に断りを入れつつ、そんな感傷に耽っていた]
やった!あんなに跳ねたぞ
平らで重過ぎないやつな!
[楽しくなってきて小石探しに、やっきになっている]
そりゃー!!
[水面に[16]回。トトトーン!と跳ねる]
噂?
…ああ、もしかして声が聞こえるとかその類の。
聴こえて当然ですよ、人がいますからね。
[人、と言いながら指差す先は自分。
仲良し、という言葉に反応したのは
グルーシェニカだけだったが]
私は元々ここであの霊廟の管理を請け負っていたもので。
用事、というよりは最早惰性というか、習慣というか…
考え事をするには最適なのです。
滅多に人がきませんし、静かですし。
―礼拝堂― >>723
さて、何でしょう。
[キアラの手にぽとりと落ちたのは、長さ3cm程度の、鈍い光を放つ黒い金属の塊。円柱状だが、片方の端は円すい状。よく見ると、口紅の形にも似ている。]
……なんて、多分お前は知らないんだろうけど。
/*
カレルやジークみたいに初日からがんがんいくのよりは、
少しづつ想いを積み重ねていくほうが好きなのだが、傍目からみれば桃る気のない人に見えてるのではなかろうか。
1… 2… 3、4、 5. 6 789──10!
見た見た! 今度は16回!!!
[水面に並んだ波紋を数え、歓声をあげる。]
カレル、すごい!
やっぱり、器用だね!
[スナップをきかせる手首をしげしげと眺める。]
― 霊廟 ―
[主が大広間で過去に思いを馳せている間>>728、自由気侭な彼の水晶核はニコラスを追って>>691霊廟へと。誰に見られようとも気にせず、蒼い色を薄暗い空間の中に飛び込ませながら、暫し宙に漂っていた]
ねぇ──
カレルは、ここへ来る前は旅しながら、あちこちの町で芸を披露してたって聞いたんだけど…
旅芸人って、頭にリンゴ乗っけて、ナイフ投げられたりとか、そういう危険な出し物もあるんでしょ?
そういう時も、スマイルしてなきゃいけないってホント?
[ふと真顔に戻って、見上げるようにして訊ねた。]
―霊廟近く廊下―
はい、そういったものです。
……え?
[きょとん、と一度目を瞬かせた。
グルーシェニカが反応したのは見ていたが
ヴィンセントは変わらずの表情。]
そうだったのですか…。
確かに、…このあたりは、
とても静かですね。
時が止まったみたいに…。
…ぁ、では…お邪魔してしまったでしょうか…?
―大広間―
おや、こちらにいらしたんですか。
ヴィクトリア、こんにちはー。
[両手で抱えるほどの
大きな花瓶を運びながらの登場。
研究院に行く途中で
侍女達が二人ががりでうんうん運んでいる姿を見かねて
つい手伝いを申し出てしまった。]
えーっと、ここに置けばいいんですねー?
はい、これでいいですかー?
・・・いえ、お礼なんていいですよ。
[侍女たちが去ったあと
ヴィクトリアの隣に来ると
真面目な顔で”呪いの発生を確認したか?”
と尋ねた。]
>>736何キロあるねんその花瓶!・・いや、大広間にありそうで、侍女が運ぶ仕事を請け負って、さらに重たいもんといえば、花瓶しか思いつかなかったんやー。
/*
延長はいいんだけど、喋る面子一緒なら変わりなくないかな?
聖乙女sだとバルとヴィンさえ喋れれば、いい気はしますが。
― 霊廟 ―
[蒼い水晶核は、霊廟内で何かを探すように浮遊、周回を繰り返していたが、とある聖騎士の眠る場所の前で止まると、数度点滅をして、そのまま動かなくなった]
― 廊下 ―
[その人物を見かけた時は、僅かに顔を顰めたが、
無視するわけにもいくまい。と渋々声を掛けた]
バルタザール。
何をしている。
肩透かしな結果で、すみませんね。
ですが、貴女の前で申し上げたとおりですよ。
真実は口を塞ぎ 汝等の傍らに在り
欺瞞は眸を染め 汝等の直前に座す
…と、ね。
[それは先達て口にした誓詞の一部。
きょとんとしたその表情を見下ろしながら
男は悪びれる気配もなく続ける]
ええ、静かですよ。
まるで…この世の総てから切り離され、
時間の僅かな隙間に取り残されたかのようで。
いえ、ずっとここで呆けていられるほど
平和な状況ではありませんからね。
乙女方のお考えをお聞かせ願おうと、丁度、出てきたところです。
― 大広間 ―
……ああ、ジークムント殿。
[紅茶のカップを片付けて貰おうとしていたところで、花瓶を抱えたジークムントから声を掛けられ、そちらにゆっくりと顔を向けた]
貴方はいい医者ですね。
病や傷を治す以上に、患者の心を和らげようと心掛ける方のようだ。
[軽薄とも取られかねない程の明るい態度を取る彼に対して、そんな感想を漏らす]
ええ、遠見鏡の間にてローシェン殿と目撃しました。
アヴェ殿ら先遣隊の動きも、聖乙女様達との話で聞いております。
[暗に儀式に至るまでの全ての事情を知っていると告げる]
ローシェンか。
[いつも通りの無愛想な表情。別にローシェンが特別嫌いだからこんな顔ではない。
光を正義で正しいとか、闇が悪で間違ってるとか考えていない。世界は光も闇も内包してひとつのカタチだから。]
聖乙女を探している。災厄に対応する者を決めかねているなら、俺に行かせて欲しいと進言するために。
― 礼拝堂 ―
……綺麗。
[手の平に転がったものを見て、
最初に出た言葉がそれだった。]
なにかの飾り物みたい。
[2つの指で摘んで、眺める。
滑らかな金属の肌は、丁寧に作られた装飾品にも似る。]
……でも、あなたがそんな顔するってことは、
そんな、良いものじゃあ無いんでしょう?
相手への信頼──か。
それがあるから…
[こくりと頷く。
カレルの態度から、師匠との絆の強さが伝わってきたから。]
あのね──、
[カレルに返す声には、憧憬と戸惑いが入り混じる。]
[ヴィクトリアが自分の態度をどう思うか
全然考えていない。
分かったとしても頓着しないだろうが。]
ええ、”病は気から”と言いますから。
どんなに良い薬も治療法も
本人の治りたいと思う意思には負けます。
では現時点で
知識の聖騎士たる私へ聞きたい疑問はない。
・・つまりヴィクトリアの意図は
こういうお話ですね?
[ヴィクトリアが暗に示した意図を
読み取ったと合図を送る。]
木イチゴを採りに行く前に、キアラと話をしたんだけど、
「聖騎士をふたり選ばなきゃいけない」って教えてくれたときのキアラの顔がね、
すごく無理してボクらに笑ってみせてる気がしたんだ。
カレルみたいに、「俺には絶対刺さらない」って自信があってのものじゃなくて、
不安と焦りを押し殺して、それでも期待に──聖乙女はしっかりしててほしいという期待に答えなきゃいけない使命感で無理に明るく振舞っているようにも見えた。
それが少しだけ、切なく、危うく思えて…ボク…
[拳を握り込む。]
強くなりたい──って思った。
―霊廟廊下―
…――風もまた 真実と欺瞞に同じ
彩無く 姿なく 知るは難し…でした ね。
[続きを紡ぎ、悪びれぬ男を見上げる。]
…いいえ、確かめに来たのですから…
肩透かし、というわけではない
…と…考えます。
[静かな場所。ここに声はよく響く。]
…―― …そう ですね
まるで 違う世界にいるよう……。
―図書館―
[木苺や木に生る実など、様々な菓子のレシピ本を集め、その上に地図をがさがさと広げている。
脇には、古い聖宮の成り立ちや、地理、建築に関する詳細な薀蓄・雑学本。
ぺらぺらとページを捲りつつ、手帳に重要な事項を書き写している]
ふーむ…。確か池は…ここらだな。
昔釣りをした事があるが、静かで風の心地いい、絶好の昼寝スポットだった。
[釣果については、言及しない]
花壇はあるな。しかし、何の花が咲いてるかは確認しないとならないか
/*
>バルタザール
私も基本、あんまり割り込みはし難い派です。
あと他の人がアピールしているのを見ると、応援するだけになってしまう癖もw彼のせいで村の注意書きが増えたと思われるカスパルで迷惑かけたリベンジというか、ほぼ対極なキャらでやってみようかなと。
…考えを、ですか。…
丁度、の時に…此処にあるなら
呼ばれた故かもしれません。
貴方は、…何をお聞きになりたいと…?
朝焼けは……。
[がさがさと、地図と雑学本、建築関係の本を漁り、ふんふんとうなずく]
へえ…。こりゃ面白い。
が…、……流石に聖騎士さんにゃハードルが高いかな?
次善の策も考えとこう。
[バルタザールが細かいことを考えているなど、
もちろん気付かない。
むしろ悪だと思っていない。とわざわざ考えていることを知れば、
当たり前だ。の一言で済ませるだろう。
聖乙女を探している、の言葉には呆れたように]
で、廊下を当てもなくふらついているのか?
お前が動かずとも、侍女に探させればいいだろう。
わからないと言われた?
聖乙女の居場所も把握できないとは、また随分と職務怠慢な侍女だな。
それか、お前がそれで引き下がるから、付け上がっているか。
一言いえば済むことだろう。
聖乙女を草の根わけても探し出して、
私の前に連れて来い!と、な。
―礼拝堂― >>744
……ご明察。
[左脇から静かに銃を抜き取る。]
それは、こいつの中に入れて発射されるもの。
「9mmパラベラム弾」というやつだ。
簡単に言えば、人殺しの道具。
キレイなんて言って貰って、今頃こいつ驚いてるんじゃないか?
[キアラの手の上に、銃をかざす。]
……これも持ってみるか?
ええ、今回の事に関しては。
[判らない事もあるし、気になる事もある。だが、誰かに聞こうとする気はおきなかった。少なくても今は]
ただ――
ローシェン殿と書庫に潜ったそうですね。
何か発見はありましたか?
[異世界人の彼とは違う、この世界の人間である彼に尋ねる。尋ねてみただけだった。わざわざ声を掛けてきた相手を追い払うような真似はできないというだけの事]
[ハンカチと一緒に飴を受け取って、
小さく頷いた。]
…はい。
そうします―――
[うまく言葉が出なくて、それだけを言って、
一礼してから、逃げるように小走りでその場を離れた。]
[ジークムントの姿が見えなくなった頃、
漸く立ち止まって、少し、息を整える。
もらった飴の包み紙をほどいて、
ぱくりとひとつ、口に放り込んだ。]
………ん。あまーい。
[舌の上に広がる甘さに、とろりと頬を緩めてから、
思い出して、包み紙を見る。]
今日のラッキーカラーは、…■orangered、だって。
[レシピ本の貸し出し手続きを取り、
池と朝焼けスポットの確認へと向かったのは、その直後。
白鳩は、ジークムントの所に書簡を届けに飛び立つだろう。]
「ジークムント=シュタイン殿
ご愛顧を有難うございます。
先日ご依頼の二件につきまして、調査が終了致しましたのでご報告申し上げます。」
決定確認。
2日目を+24h延長します。
3日目は8/5の0時からとなります。
それでは、引き続き、乙女版世界救済の物語を紡いでください。
『池の傍にある花壇について』
聖地西側に、透明度の高い池がございます。
周辺は隠れた釣りスポットであり、
天然のマスが多くかかりますが、
普段は静かで殆ど人がおりません。
天候の良い日は絶好の昼寝スポットですので、
お役目に疲れたとき、お試しいただくのも宜しいかもしれません。
また、直ぐ近くに*山吹*の群生地がありますが、
そのほかに池に沿って2列6段の花壇が設置されています。
現在は*梔子*等が植えられているようですが、
空きスペースもあり、詳細は直接ご確認頂きました方が宜しいかと存じます。
詳細場所は、添付の資料をご覧ください。
[だが、次の言葉で、侍女に命令を出すつもりは無くなった]
……俺に行かせて欲しい。と進言、だと?
何故、自分からそのようなことを?
[自分から手をあげるなど、考えられないことだった]
あ。私の髪の色に似てる、かも?
[占い結果に声を上げてから、
包み紙を丁寧に畳んで、ポケットにしまう。
それから、弾むような足取りで、
まずは水場を探しに歩き出した*]
村の更新日が延長されました。
『朝焼けの美しい場所について』
古い資料を当たりましたところ、
聖宮には、朝焼けを愛でる為に作られた宮がいくつかございました。
聖地で最も荘厳な暁を望むことのできる場所は、
現在聖騎士様が宿舎にお使いになられている棟の東側の部屋にございます。
ジークムント殿のお部屋のヴェランダもそのひとつになります。
灯台下暗し、と言った所でしょうか。
良く覚えておいでで。
ああ、そんなに頑張って言葉を改めて戴かずとも結構ですよ。
自分の率直な意思を話しにくいでしょう?
[どうも、会話が途切れ途切れになる理由に
恐らくといった表情で理由を想定しながら告げる。
違う世界、という言葉に一つ瞬きした後]
…世界は、どこも同じですよ。
ご自分が今生きている場所が、いま貴女が生きる世界です。
どこにいても、何をしても、貴女が変わらないのなら
貴女という世界は変わらない。
住めば都、ではなく、都を以って住めばいい。
また、一緒に暁を眺めたい方がいる……、
けれどもっとカジュアルに、ということでしたら、
同棟の最高階からリネン室を通り、
屋根裏部屋から天窓に通じる階段を上った先に、
洗濯物を干すための小さな屋上がございます。
多少風が強いですが、朝焼けの美しさを直接楽しめるスポットでしょう。
簡単な建物内部の案内図を添付いたしますので、
詳細な位置はそちらでご確認ください。
貴方のキューピットとならんことを
ダーフィト・ユウガミ」
貴女方が、今のところ呪いをどう捉えているか。
どう対処するつもりでいるのか。
抑止するための手順は既にどこまで出来ているのか。
騎士を駒として扱うだけの覚悟があるのか
まあ、そんなところですね。
/*
ところで、今はいいのですが、
後で過去ログを読み返す時、
多角乱舞のログを上手く読むコツとかありませんか?>ALL
/*
どうもこんばんわ。中の人です。
中の人はゲームやってるプレイヤーみたいな視点で村ログ読んでます。
最初からカレルに萌えっぱなしで(第一印象から決めてました!的な感じ)、さらに昨日今日のあれやそれで、タイガ萌えも止まらなくなりました。なにこいつ鉄もりもり食べてるよかわいいよどうしてくれる←
「フルウ・ワの聖乙女2」が実際にゲームだったら、最初に落としにかかるのはこの2人のどっちかなんじゃないだろうか、とさえ思うのです。
実はひそかにヴィンセント(クール系を攻略するのって好きだ…!)や、ヴィクトリア(中間管理職っぽい雰囲気が魅力)とかも早期に攻略しそうな予感がするのです。
てか、全キャラに萌えすぎてノンストップですどうしよう。誰かここの村をゲーム化してくれ!お金払って買う!深夜に一人でこっそりゲームして全力でニヨりてえ←
え?ヴェルナーですか?
多分5番目から6番目…といいつつ、結構攻略が後回しになるんじゃないかと←
*/
そこに文句をつけられるとは思わなかった。確かに道理だな。だが、今まで自分で最初に動いてきたから動く方が早い気がした。
[素直に間違いを認めた。]
決断は聖乙女に任せるつもりなので強要はしないが。
……この世界のために戦う力が、この手にある。何かしたくてもできない者の代わり、と言ったら格好つけすぎだろうか。
居ても立っても居られない以上、できることをする。それだけだ。
──噴水広場──
[何気なく通りかかった噴水広場。
整った美しい景色にぽつんと一つ紙屑が落ちていた。]
ゴミはゴミ箱へ……っと
[器用にもその紙屑をピンクの箱に投げ入れた。
ちなみにそれが目安箱だなんて知りもしないので
ゴミ箱と評したのにはまったく悪気はないのである。]
[さらにゴミと称したものが、
聖宮のおとなしい侍女が憧れの<<占い師 サシャ>>へ書いた手紙である事など知りもしなかった。
さて、目安箱へ投じられたその手紙はどうなってしまうだろう。
それは探偵のみぞ知る……かもしれない。]
― 礼拝堂 ―
これで、人を―――?
[摘んだものの軽さと、言葉が容易には結びつかなくて、
穴があきそうな程に、その弾を見つめる。
続いて出された黒光りするものを見て、
微かに眉をひそめる。]
………持ってみる。
[弾を手の平の上に戻し、
両手を並べて差し出す。]
それで、あなたの持っている重さがわかるなら。
[小さく、付け加えた。]
[ヴィクトリアの問いかけを否定する。]
残念ながらまだ何も。
私が目にしたのはごく基本的な資料でした。
ローシェンは叙任式をお休みしようと思うほど
興味を惹かれる何かを見つけたらしいですが、
それが何かまでは存じません。
現時点で明確に言えるのは、
呪いの発現にはいくつも種類があり
何がいつ発生するかは
誰にも分からないそうです。
―霊廟付近廊下―
――――…、… ぁ、
…すい、ません 。
[微かに目を伏せた。
瞬きの間、改めて眸をあげて]
…わたし、という…世界…?
[ごくめずらしいものを
見たときのような表情となる。]
……都を以て住む、
そんな風に謂う方には…
初めてお会いした、気がします。
/*
百合にならなかった……だと?
大人しい侍女が聖乙女様に思いを募らせてうわぁをみたかった。
※ここは乙女ゲー村です
[頭を撫でて、ペーターのことを弟のように受け入れてくれるカレルに向けるのは、矜持をこめた眼差し。]
呪いは──退けなきゃいけない。
聖乙女にしかそれができないなら、お願いしますって頼みにいくのがホントでしょ?
それぞれのスタンスはあるんだろうけど、
聖乙女に対して、頑張れ、ああしろ、それで大丈夫か、じゃなくて、
ボクらはこう考えてるけど、どうかな、とか、ここはやっておく、とか、
まず、ボクらが、信頼されるに足る聖騎士にならなきゃダメだと思う。
[言葉はしどろもどろになったけど、一気に告げた。]
/*
ヴァルターと話していると、
濃いお茶を飲んでいる気分になります。
(意訳:落ち着く)
ああ。所詮、私はそちらの世界の人間なのです…。
/*
にしても、このところヴァルターさんが
だんだんフルウ・ワ人になってきたので、
ひと安心、なのでした。
昨日辺りいろいろ言っていて、ごめんなさいね。
ボクは──
聖乙女を安心させられる大人の聖騎士になる。
背丈は急には伸びないかもしれないけど、心は成長できると思うから。
ボク、カレルからもいろいろ学んでみせるよ。
身の軽さとか、勇気とか。
先輩として、手ほどきしてね。
―霊廟近く廊下>>766―
――――…、…
[答えるべきことは幾つもある。
考えを述べるべきもまた然り。
けれど、]
……騎士を、…駒として
[ざくりと引っ掛かったのは、それだった。]
その辺は、聖宮であっても……ですか。
[失望を込めたため息。
呪いについてはあの凍える邸の書庫で、擦り切れるほど読んだ伝承となんら変わりはない。
ただ聖騎士の口伝でもあるというそれは、子供の頃の彼にはとても眩しく、求めていた騎士の佇まいが描かれていた]
結局、聖騎士と言えども今は座して待つしかないのでしょうかね。
──大広間──
[扉を開き欠伸をしながら中へ。食べたら眠たくなってきた。]
……ジークムント、ヴィクトリア。
[大広間で見覚えある二人を見つけ声をかけた。]
/*
バルタザールさんww通りがかれとwww
わかりました。
このキアラ、どこへでもひとっ飛びで参りましょう。
…って、どこにいるんだっけ?
文句ではない。
当然の権利をお前が主張しないからだ。
[その件はさらっと流し]
……気持ちはわからないでもない。
だが、別にお前だけがその力を持っているわけではあるまい。
それに……後悔はないのか?それで。
歴代の文献にも、聖騎士が命を落としたことはない、とあるから、
向かうこと自体は、聖乙女たちが感じているほど、恐ろしいものではない。
[一人になりたい。と思い詰めていたようなキアラを思い出す]
それでも、聖乙女たちに呪いが浄化出来るほどの力がつくまでは、
実体をもたなくなるのだぞ。
ああ、タイガ殿。
[ため息をついていれば、入り口から些か大きな声>>777]
(逃げそびれましたね)
[最初に浮かんだのはそんな感情]
>>774
ボクは成長するよ宣言すると、馬鹿やりづらかったりするかもしれん (←
2d半ばで宣言するのがペース配分としてどうなのかわからんけど、目指す素敵PCであるところの「吸血鬼の城」のトーニャは、24h進行3dでヘクター落ちた後の覚醒だったから、経過時間としては似たようなものか?
ヴェルナーさん、
………もとの世界に帰りたいのかな。
とても、大変な場所に聞こえるけど
―――でも、帰りたいんだろう、ね。
[異世界のひと。
ローシェンと、ヴェルナーと。
全然違う二人だけれども、]
重たいものを、持ってるんだろうな…。
[言葉に触れた感触に、小さくため息をついた。]
ペーターは賢いな。
俺なんか呪いに、向かっていっちゃったぜ!
[っと冗談をかましながら]
そうだな。
さっきのりんご投げ≠ノ例えるとだな。
投げ手も、相当訓練するんだ。
間違った方向に剣を投げたら、相棒である人物が危ないからだ。
受けるほうも、何もしないわけじゃないんだ。
投げ手が投げやすいように、自分が危なくない位置をしっかり決めて、やるんだ。
ペーターが言うように今はお互い信頼出来るよう、準備する段階なのかもしれないな。
[そう…。だからエレオノーレとキアラと話したい∞知りたい≠チて思ったのは否めない
でもそれだけなのか、俺は??]
/*
なんだってwwwww
バルタの立候補(?)の意図がわからないながら、やりにくいで立候補だと寂しいから、止める方向にもっていこうとしてるん、だ!
[>>776ヴィクトリアの失望のため息は予想通り。]
何故予測不可なのかは分かりません。
でも発生するまで詳細が分からないからこそ
対処方法があっても恐れられている。
私達聖騎士の司る力が全て異なるのも
そこに原因があるのかもしれません。
あなたは北の出身でしたよね?
こちらへ来る前は呪いについて
何か勉強とか知識を得られた経験は?
―礼拝堂― >>769
そうか。お前はやはり勇敢なんだな。
じゃあ立ち上がってくれ。俺が背後から支えるから。
[親指で上を指し、まずは自分から立ち上がり、キアラが立ち上がるのを待つ。
キアラの肩をつかみ、己の胸にキアラの背中をつける。そしてキアラが誤った持ち方をしないよう、己の手でキアラの手を包んで、銃を持たせた。
ヴェルナーは、背後から静かに語りかける。]
弾は全部抜いてあるからまず暴発はしないと思うが…念のため、そこの引き金は引くなよ。それを引くと弾丸が発射される仕組みになってるから。あくまで、そっと、手で包むようにして持つだけだ。
――…重いか?
これが、俺が祖国で使っていた「力」の重さだ。
おや、タイガ。こんにちは。
[あくびをしながら入ってきたタイガ見て挨拶。]
・・ああ、今思い出しました。
大広間の扉、新しくなっていますね。
タイガはこれについて
何か知りませんか?
ああ、がんばれよ!ペーター!
[彼の体は小さいけれど、大きな希望に感銘を受けて]
俺は人生の先輩ではあるけれど、騎士としては同期だからな。相棒!
[ペタの肩をぽんっと叩いて、思いっきり笑った]
…私は、謝りたくなるような顔をしていますか。
[謝る声に肩を竦める。
息を吐き出す重みはなかなかのものだった。
それでも、一人称が僅かに変わったことが
彼女なりに少し言葉を楽にした結果なのか。
珍しいものを見るようなその眸に、
首を一つ傾げた男の姿は映るのか]
それは、初めてでしょうね。
私がいま適当に思いついて言ってみただけですから。
発想の逆転は大事ですよ、いつだってね。
[言葉半ばに口篭ってしまった様に
また一つ溜息を吐き出した]
上に立つものなら、考えなくてはならないことです。
私情を挟めば、いつか足を掬われる。
― 霊廟前廊下 ―
や、廟って涼しいんだね。
長く居ると身体が冷えそうだ。
[特に誰かに向かって話しかけるわけではなく、独りごちのように口にしながら出て来ると、「駒」という単語。]
……。
…………。
[何か思うところあったか、今度は反応を顕にすることなく飲み込んだ。]
むしろ誰も、我こそは、と名乗りでないことのほうが不思議に思う。
戦う意志は固めた。むしろ、後になる方が怖くなりそうな気がする。
[実際どうだか、そうなってみないとわからないけど。]
傍で護りたい女はいないし、聖乙女のためなら戦いに赴くほうが、傍で護るよりも役に立つ。
心配なことがあるとすればそれは……
ローシェン、お前が俺の体にいたずらしないかだけだ。
[冗談のつもりだが、伝わるだろうか。]
……かえりたいのだと、思う。
何もかもが違う世界で、
……自分の世界は、遠くて。
……
[かえれるのかしら。
幾度か呟き思った言葉。
かえれると、いい。
でも――――…、…]
……うん。
[かすかに頷く。]
子供の頃、読んだ伝承で幾つか知った程度です。
呪いやその対処については具体的なものはなく、抽象的な書かれ方をしていたのですが、今思えば納得です。
[騎士について書かれていて、文字を覚え始めただけの子供に読めた唯一の本だった]
長じてからは、御伽噺や伝承とは離れた生活をしていたので……。
― 聖宮・廊下 ―
…ヴェルナー様、予想以上に早くこちらの環境に馴染まれてきたのでしょうか。花瓶に飾るようなお花をプレゼントされているとは…素敵なことです。
[先ほど部屋で交わした会話を思い出し、くすりと笑みが浮かぶ。規則正しい足音と共に廊下を進んでいたが、ふと外を見て表情を曇らせた。]
……流星…既にここからでもはっきりと見える。
近々、聖騎士の誰かがアストラル界に向かい、呪いと対峙することに…
[今までの記録では、乙女により選ばれた騎士が一組ずつ、災いに立ち向かっていることが多い。大広間に居た聖乙女、聖騎士達の姿を想い出し、掌をきゅっと握りこむ。
何かを思い出したように顔を上げ、歩く速度を速めた。]
>>794
いたずらして欲しいのか?
ならば、お前が此処にいる間にだな。
でないと、嫌がるお前の貌が見られない……。
/*
だから、それは乙女村じゃなくて薔薇村……。
― 占いの館 ―
えぇと…お邪魔します。
占い師様…はいらっしゃいますか?
[土鈴の軽やかな音と共に扉を開ける。元の物置小屋を掃除していた様子を知っていた為に、見事な占い小屋の内装へと変化していることに感心。つい珍しそうに辺りを見回した。]
…わぁ…噂には聞いていたけど…確かに…
[「女の子と間違えそうだ」との言葉を辛うじてのみ込む。]
確かに、予想以上にお若い方ですね。
初めまして。聖宮内部でお仕事をさせて頂いております、リヒャルト・ホルストと申します。
先ほどから呪いが観測されはじめ、あちこちで気の流れに乱れが生じておりますが、占い師様は異変や、御不自由を感じることはありませんか?
もし、もう少し結界の強い場所に移動されることをご希望なら、聖宮内に仕事のお部屋を移しますのでお申し付け下さい。
それからこれは…もし甘いものがお好きでしたら…
[目の前に、かわいらしくラッピングされた>>466ベリーベリーキャンディ、檸檬バター飴、蜂蜜飴を差し出し、何か必要なことや物資があれば聞き出そうとする様子を見せた。]
いえ、扉については何も。
ニコラス殿ほど、扉そのものに拘りはないもので。
[そう言えば、今頃自分の水晶核はどこに行っているのかなと思った]
そのアストラル界のことは良く判りませんが、
肉体のみが取り残されるのでしたら、むしろ身体には何も入れない方がいいのでは?
[病人の世話に近いものを感じて、ジークムントに問うように視線を向けた]
いいえ、私は大広間に来たばかりでした。
それにヴィクトリアと会ってすぐに
話題が呪いになってしまったから
尋ねる機会がなかったのです。
[顔色を変えずに
>>795ヴィクトリアを見るタイガに説明する。
まさか扉を壊した本人が現れたから
質問を思いついただなんて言えない。]
・・私は食事が用事ではなかったのですが。
タイガの忠告はもっともですね。
気遣いありがとうございます。
― 礼拝堂 ―
[言われるままに立ち上がって、
背後に回るヴェルナーを、肌の感覚だけで追う。
危害は加えられないとわかっていても、緊張した。
これほど、間近に体温を感じるとあっては。]
こう…?
[肩を掴まれたときは、息を呑んだが、
それよりも、持たされた銃の冷たさが心を打つ。
背後から、ほとんど頭のすぐ上から聞こえてくる声に、
耳を傾けた。]
重いわ。
―――軽くて、重い。
[しばらく黙って、銃を持ったあと、
ため息のように、伝える。]
見た目より重かったけれども、
これで人を―――そう考えたら、軽すぎるの。
…でも、それはやっぱり重たいことだから。
それと…ついでにお願いしたいことが。
いえ、私に関する占いではないです。占いに必要な星周りの提供事項が欠けておりますので、多分正確に結果がでないかと。
[苦笑しながら手を振り、肩を竦める。]
………お願いしたいのは、非常に漠然とした内容ではあるのですが…
聖乙女様、聖騎士様に、幸運が訪れる様な呪いがあれば、かけてあげてほしいのです。
[しばらく持っていた銃の肌は、
次第に体温と拮抗して暖かくなっていく。]
こんなふうに―――
これを自分の身体の一部みたいにしていたのね。
こんな重いものを、ずっと持っていたのね。
[背後から伸びる腕に、指先でそっと触れた。]
聖乙女様も聖騎士様も、これから、呪いを退治するために力を奮われる大切な身。
だからこそ、少しでお力になれることがあれば、と考えまして。
[建物の外に目を遣る。流星は見えなかったが、不気味な紫がかった空は、相変わらず呪いが続いていることを示していた。]
それでは、よろしくお願いいたします。
[小さな占い師に丁寧に礼をし、何か頼まれることがあるならそれを聞いてから、占いの館を後にした。]
ありがとう! 同期の先輩の相棒、カレル!
[肩におかれた手に頬をスリッとする。]
そうだね、準備いるよね。
まず…
ちゃんと会って挨拶してない聖騎士と話をしてこないと。
[ペーターにとっては、ジークムント、ダイガ、ニコラス、バルタザール…ということになる。]
カレルと手分けできると楽だなー
―霊廟近く廊下―
そ、そうじゃないんです………
[また謝りそうになって堪えた。
耳が少し下がる。
胸の前で手を握ったまま。]
…いま、思い付いたんですか…?
目から鱗の落ちるような…気がしました。
[これまた不思議そうに。かつ真面目に言った++]
皆、残してきたものはあるんだろうけど、今は、聖乙女を支えようって話してみるよ。
手を差し伸べなきゃならないのは、そこだよって。
自分の事情は後回しにして、聖乙女と世界を救う、それが聖騎士なんだ。
──だよね?
[もう一度、小石を拾って投げた。
パシャン、と跳ねた水の王冠の上に、小さな虹ができた。]
名乗り出ないその中には、当然私も入っている、のだろうな。
[短く笑う。]
そうだな。本来なら、私が真っ先に行かなくてはならないのだ。
此処は私の国ではないけれど、国民を護る。
ということはどこだって変わらない。
話を聞いてくれてありがとう、カレル。
いろいろ気持ちの整理ができた気がするよ。
ん…ボク、そろそろ、行くね。
たまちゃんも、また。
[腕をいっぱいに伸ばして手を振った。]
だが――。
一方でもう少し傍で見ていたいとも、思うのだろう。
聖乙女たちが、どう呪いに立ち向かっていくのか。
悩んで傷ついて。
そのたびに彼女たちは美しくなってゆくのだろう。
叙任式に美しく装った時よりも、もっと――。
直接聖宮と関わらない人々の知識は
そのくらいが普通だと思います。
私も聖騎士に任命される以前は
ヴィクトリアと似た程度の知識しかなかったように
覚えています。
[もし必要以上の内容を知ってしまったら
恐怖に耐えられなくなるかもしれないと
思っている。
ヴィクトリアはどう考えているか知らないが。]
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