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― 礼拝堂の外 ―
あれ、カレルさん。
[二人並んで外へと出ると、
短い金髪のひとがやってくるのが見えた。]
え? ごめん…って?
[きょとんとしたものの、
エレオノーレの言葉で納得する。]
ああ、さっきの。
ううん別に謝られることなんて無いですよ。
私たちのことを思って、言ってくれたんだし。
[うんうん、と頷いて、エレオノーレに同意する。]
/*
←この顔で剣を突きつけて「…退きなさい」
とかやったら
ちょっと怖いよね
やってみたいけれども(ネオロマンスですってば
[剣のことについて聞かれれば、
ね、とエレオノーレと顔を見合わせて、]
そうそう。すごい魔法の剣なんだよねー。
きっと作った人の心をもらってるから、
剣だけど心がある気がしたんだもの。
ひとりは、やっぱり寂しいよ。
[エレオノーレが剣の形を変えるのを眺め、
照れくさそうな彼女の顔も、にこにこ眺める。]
それにほら、私が持ってると危ないから!
きっと、カレルさんみたいな人に振っちゃうから!
[優しいとか言われたら、慌ててぱたぱた両手を振った。]
[二人と別れてから]
また心配かけるのもなんだしな。
あいつもな、うん!
ジークにこの事言ったら、納得してたようだしな。
それにぐだぐだ言うのって、俺らしくない!
ぶつかっていくまでだ!
[っと思いながら、中庭へ]
― ちょっと前、礼拝堂:キアラ ―
そうだけどさ。
俺、エレオノーレには言ったけどさ。
キアラが聖乙女≠セけで、守りたいんじゃないんだ。
一人の人間として、キアラ。
君を守りたい!
そうやっていつもやさしい、キアラをさ。
[真剣に見つめる。
剣には確かに、っと苦笑いを浮かべながら]
ふふ、ありがとう。
[おどけたような誓いの仕草には、
こちらも気取ってお辞儀して]
……好きなもの?
[問いかけには、目を瞬いたあとに、
ぱぁっと顔中に笑顔を広げた。]
えっとねぇ。
お花も好きだし、可愛いお洋服も好きだし、
おいしいお料理はなんでも好きだし、
可愛いアクセとかも好きだよ!
そうそう。ちっちゃいふわふわの生き物も可愛いよね〜。
[いつのまにか、ちょろちょろっと肩に登ってきた
白リスの頭を撫でてから、ぽんと手を叩く。]
あー。でもやっぱりお菓子かなぁ。
甘〜い、お菓子。とろふわさくっ、な感じの。
[うっとり、と目を閉じるのは、
頭の中にたっぷりと想像している最中だから。]
― 中庭 ―
あはは!八つ当たりして、気分が晴れたか!
ほら!晴れてないだろ!どーせさ…
[ヴェルナーを睨みつけて、挑発して]
まあお前からこなくっても、俺から行くけどね!!
いつまでも、力を制御できない人間じゃねーぜ!
[っと前方に火花を散らすと散開させて、ヴェルナーに散らせて]
こういうのも得意なんだぜ!!
[火花を散らせたと同時に、上空から回し蹴りを繰り出す]
―礼拝堂外―
[うっとりと想像を巡らせるキアラを
微笑ましげに見た。]
…うん、…お菓子も、すてき ね。
[たくさんたくさんある、女の子の好きなもの。
ふわふわのそれは、キアラによく
似合うだろうな、と思いながら。
カレルがこれからヴェルナーと
やりあおうとしているなんて、
思いも寄らないことであった。]
――――――!
……、
べ、べつに私なんかぜんぜんやさしくないよぉ。
[カレルに守りたいと言われて、軽く息を呑む。
両手のぱたぱたはさらに忙しくなった。]
エレオノーレちゃんのほうが、断然優しいって。
ねー。
[おとなりさんにまで話を振ったりしつつ、
ちょっと黙ってから、頷く。]
…うん。そういってくれると嬉しいよ。
ありがと。
そっか!エレオノーレも好きなんだ!
甘いもの。
そうだよな。ずっとここに…
いや、ごめん。何でもない。
[さっき反省したばかりなのにと思いながら]
では麗しきお嬢様方に楽しんでもらえるよう、わたくしめがご用意いたしましょう。
[っと召使の真似〜っと言ってからを、笑った]
― 礼拝堂外 ―
ね!
やっぱり、女の子は甘いものも食べないと!
乙女の元気の源は、なんと言ってもスイーツよ!
[どことなく微笑ましげなエレオノーレに向かって、
頷いたり力説したり、忙しい。
カレルが用意してくれると聞けば、
やったぁ、と軽く飛び上がって喜んだ。]
ほんと〜? 嬉しい! ありがとう!
それじゃ、期待して待っちゃおうかな。
[ふふふ〜、と笑みが止まらない。]
[それから、はっとしたように自分の格好を見下ろした。
あんまり、飛び跳ねたりするような服ではない。]
あー…。私はそろそろ行こうかな。
この服、早く着替えちゃわないと、汚しちゃいそう。
カレルさん、ありがとう!
エレオノーレちゃんもお疲れさま。
ちゃんと、しっかり休んでね?
それじゃ、またね!
[二人に手を振って、小走りに部屋へと駆けていった。
このあと、なにが起きるのかも知らずに。]
―中庭―
……八つ当たり?
手前勝手な思い込みで、物事を考えるな、クソガキ。
[火のない煙草をくわえているヴェルナーは、身に覚えのない言葉を耳にし、眉根を寄せた。
次の瞬間、赤い炎がぱっと目の前に咲き、カレルの回し蹴りが飛んできた。それを腕で防御し、煙草を吐き捨てた。]
――…ほう。
小娘の一撃は甘んじて受け入れてやったが、
俺は男には一切の容赦をせん。
歯の2、3本、肋骨の5、6本ですむなら御の字と思え。
[カレルの左頬目掛けて、拳を振り下ろした。]
[思ったより元気そうな二人に、ほっとして]
エレオノーレとキアラが喜んでくれたら俺も、うれしいよ!
やっぱり笑顔がいいな!
[俺も笑顔ってしつけーな!っと笑いながら、思わずキアラの頭を撫でて]
じゃあ俺さっそく!ふるうわさく!のお菓子を求めて調査開始してくらー!
[あれ?なんか違うなっと思いながら、キアラに手を振った]
― 中庭 ―
あはは!さすが軍人さん!
やるじゃん!
[防御された腕から、くるっと後ろに回転して着地]
上等だ!かかってきあがれ!!
[振り下ろされた拳を、またくるっと回転してよけた]
へー、軍人って武器だけに頼りっきりなのかと思ったが、そーじゃねーのな!!
[手から炎を出して、ヴェルナーに吹きかけた]
>>135
撃ち殺されたいなら望み通りにしてやってもいい。
だがそんなことをしては、俺も仕事をクビになってしまうのでな。
[身を屈め、カレルの手から放たれた炎を避ける。マントと髪が少し焦げる臭いがした。]
……貴様、庭を火の海にするつもりか。
[屈んだ姿勢から、カレルの胴を目掛けて体当たりする。]
― 礼拝堂外 ―
はい、……あの、…楽しみに、してます。
[うん、と頷いた。]
…――… ?
[>>129緩やかに一度瞬く。
言いかけた言葉の続きを追いかけはしなかった。]
― 中庭でなにかが始まるよりは、きっと前 ―
おっふろー。おっふろー。
あー、もう!脱ぐのくらい1人で出来るから!
今日はもうのんびりするの!
もう、エレちゃん以外立ち入り禁止!
[なにか垂れ流されていたこえが、ぷつっ、と途切れた。]
― 礼拝堂外 ―
[ふるうわさく?と背中を見送りつつ
首を傾げたが。]
うん、わたしも、着替えてくる。
また ね、
[カレルが行った後、キアラともわかれる。
腕の中の剣を見て、少しだけ考える様子。]
……――会えるといいね…
[剣は何も応えないけれど。
ふわ、とケープを揺らしながら、歩き始めた。]
俺だって武器使ったって、そうそうやられないぜ!
お!
[胴めがけてきたので、ヴェルナーの頭を押さえて後ろに飛んで]
火の海になんてするもんか!制御できるっていったろ!
[まだ調整段階なのに、強がりを言い]
ほら!なまっちょろいぜ!
シロート相手に、一発もはいらないのかよ!
もっとかかってこいよ!!
[手をくいっとあげて、挑発をする]
…?
[なんだろう、と思ったものの
あの沐浴を知っている身としては
ああ――と、あまり時間もかからず理解したところであった。]
― 某所 ―
……あれ? ファートくん、なにかした?
[ふんわりふんわり、淡い光が肩の上を漂う。
周囲には、水の気配。]
ちょっとまって。
今、なにか―――
[白リスに手を伸ばした瞬間に、
りん―――と鈴のような音が鳴って、
意識が、一本の線になる。]
[瞼の裏に浮かぶのは、剣と杖のイメージ。
今までよりも、ずっと、ずっと近く、
触れられそうな程にエレオノーレの気配を感じて、
思わず、手を伸ばした。]
>>139 >>140
[カレルの言葉は耳に入れず、地面に手をつき、地面を蹴りあげる。さらに低い態勢となり、先ほどよりも早いスピードでカレルに目掛けて突進した。
狙うは、脚を取った上でのマウントポジション。
先ほどとはうってかわって、大男が全体重を掛けて突撃するというものだ。]
―自室―
[けっきょっく侍女に声を掛けられ、
助けを借りて淡い青の衣をするりと落とす。
腕を透かす薄く軽い布は角度を変えると色合いが変わった。
それでは、と彼女らが部屋を辞した後
息を小さく吐く。]
…ちゃんと 似合うように
相応しく…ならないと…いけない、ね?
[肩に光揺らす蝶の水晶を見る。
己のところに来た御使い。眼を伏せた。
選ばれて、選んだはずの――]
…?
[りん と 不意に鈴のような音が鳴る。]
へん!そんなの俺には。
!!
は、はえー!?
[目では追えたがあまりの速さと、重心をかけられてもろにくらい、倒れこむ!]
くっ!!やりあがったな!!
[起き上がろうと、もがいている]
──礼拝堂→中庭──
[礼拝堂を出て、自室へ帰ろうとしていると、
黒水晶がチカチカと明滅する。
そして水晶が指し示したのは、中庭。]
……なんだ?
[導かれるままに中庭へ向かう。]
──中庭──
[辿り着いて、見た光景は]
……お前ら何やってんだ?
[倒れているカレルとその上にかぶさるように乗っかっているヴェルナーだった。]
わからない。でもなにか―――
[とても嬉しくてたまらない。
自分以外のこころが傍にある。それを感じる。]
儀式のせい、かな?
その剣を一緒に握ってたから、かも?
今までより、ずーっと近くにいる感じで、
なんだか嬉しい。
>>146
[馬乗りになって、カレルを見下ろす。]
勘違いするな、カレル。
……俺の武器は銃やナイフの類じゃあない。
鍛え上げた肉体そのものと、
力を振るうことの意味を「知っている」ということだ。
[拳を握り、動きを封じたカレルの顔に目掛けて振り下ろす。]
/*
本当は、あの喧嘩は乙女が止めに行って
両方の好感度を上げる場面wだろうけれども、
あの二人が、言って止まるとは思えないのよねwww
たぶんあれは、夕暮れ河原の殴り合いの場面。
―自室―
……聞こえる。
[長い耳に片手を当てる。
聖乙女の交信能力よりももっと近くに感じた。]
これは、…なに?……
[イメージが浮かぶ。剣と杖――あの魔法の剣を見て]
何かが つながった、 の?
儀式の…
……ああ、そうかも、しれない。
[うれしそうな声色だった。]
綺麗な鈴の音みたいなものも、…聞こえたの。
……
[照れ笑いするような気配がある。]
……うれしいな。ありがとう。
これって…わたしたちにしか、きこえない、…のかな?
目に見える通り……
[思案して]
事故、じゃれあい、喧嘩……
あ、お楽しみ中?
[ポン、と手を叩いてこれだ!という顔で言った。]
うん! 私にも聞こえたよ、鈴の音。
ふふ、剣と、タイガさんのおかげだね。
ひょっとしたら、ニコラスさんのも、かも?
[こえが、弾む。]
他の人には聞こえない…んじゃないかな?
私とエレちゃんと剣だけの内緒話、だよ。
[悪戯っぽく囁いた。]
― 某所 ―
つながってる、んだよね。
[こえじゃない声は聞こえないけれども、
青い友と同じようなことを考えながら、笑う。]
なんだか、女の子だけの内緒話みたい。
……あの剣も、女の子なのかなぁ。
[リボンで飾られた剣を想像して、ちょっと楽しくなった。]
/*
リボンで飾られた剣、というと、
るがるの塔を思い出すね。
……って、わかる人がどれくらいいるんだろう。
魔剣カレルであった。そうそう。
>>153
お楽しみだと思うなら、お前もこっちに来て「遊ぶ」か?タイガ。
手元が狂ってブッ殺しちまうかもしれないけどな……!
…おもしろいこと、…って
……このことだったのかな。
ふたりの、お陰。
[弾む声に、嬉しそうにこたえる。]
……内緒話。
……、…うん。そう、ですね。
[少し、くすぐったそうだった。]
―自室―
…剣の、加護 なの かしら。
[“声”を聞いて、くすぐったそうに呟く。
不意に ぴく、と長い耳が動いた。]
…何…?
[窓の傍へ足早に近づく。
建物や木々の合間から覗く空の向こう、
禍々しい色をした幾筋かの光が落ちて行くのが見える。]
[まだ遠い。遠いけれど。
酷い胸騒ぎがした。耳奥が鳴る。
警告するように水晶の蝶が瞬いた。]
…呪いだわ…
[言うが早いか部屋をかけ出していく。
テーブルの上の小さな花瓶に生けられた
カレルが奇術で出した赤い花が風にか、少しだけ揺れていた。]
ジョーダンだよ、冗談。
で、何で喧嘩してんだ?
食い物のとりあいか?それとも……
[指で空を指さす]
呪いにでも中てられたか?
[空には禍々しい色をした、光が走る。
それは途中で燃え尽きることもなく、地へ落ちていった。]
/*
カレルとヴェルナーはもうちょっとあとでわかりあうといいとおもうよ!
こういうのいいよね。
もっとやれってことでここで邪魔する鋼さんです。
―自室―
[侍女に手伝ってもらって着替る。
道草を食っていたのもあり
随分時間がたっているようだ。
だが一息つく暇もなく
窓の外から何か悪い気配を感じた。]
一体何がっ!?
[テラスに出ると
空から地面へいくつも光が落ちていく。
流星群なんてロマンチックなものじゃない。
まさに人々を苦しめる呪いの
到達を知らしめるものだった。]
[神官がオクタヴィアからの通達を持って
部屋を訪れる。
先発隊アヴェの名前を聞いて
顔色が変わった。]
呪いを制するために
情報を集めていたのですね?!
でも聖乙女の加護を受けない状態で
呪いに立ち向かって・・。
[背中に汗が一筋流れる。]
[神官にお礼を言って
部屋を飛び出した。
聖乙女がいつどこでこれを知るか。
どちらにしろ呪いを目の当たりにすれば
不安になるだろう。
オクタヴィアの言葉が蘇る。
>>1:732期待されたように
知識と誠意で聖乙女を助けねば。]
― 某所 ―
[先程の繋がりの余韻を楽しみながら
身体をゆったり伸ばしていると、
不意に、白リスが鋭い鳴き声を上げた。]
え? なに?
―――っ、
[つき、と胸の奥に痛みが走る。]
[ここは通さん、かかってこい―――、と、
どこか遠くから声が聞こえた気がした。
あれは、最初に騎士叙勲をした、アヴェの声…]
―聖宮の廊下―
[神官から聞いた
呪いの発生が良く見える場所に向かう途中
エレオノーレを見つけた。
礼拝堂で見た雰囲気とは全然違う。
もしかして自分と同じく
呪いの発生を知ったのかもしれない。
その思いでいっぱいになり
声をかける。]
エレオノーレ!
あなたも見ましたか?
呪いが空から発生し地を穢しているのを。
ならば一緒に行きませんか。
あれが良く見える場所を教えてもらいました。
―――呪い、なの…?
[視線を上へ向ける。
ここからでは、異変は見えはしないけれども]
…行かなきゃ。
[はい上がってきた寒気に肩を抱いて、外に出る。
手早くいつもの服を身につけて、白リスをポケットに入れ、
その部屋から外へと駆けだした。]
カレル……お前は何かを勘違いしているかもしれんが。
俺は「力を振るう」ことの素晴らしさを説いているわけじゃぁない。むしろ逆だ。
俺はな、「力を振るうことを怖れて」いるんだ。
国を護るために、人を殺す。
俺と同じ人間を、だ。
敵国(あいつら)が俺の家族を奪った苦しみに報復するため、俺もまた敵国(あいつら)を殺す。その報復を俺が受け、その繰り返しだ。
だが、何もしなければ、国は護れん。
それはこの国とて同じだろう……相手が呪いであれ、同じことだ。その出所が何であるかは、些細な問題だ。
お前は、人を殺したことがあるか?
己の手で、他者の人生を断絶する恐ろしさを、お前は体験したことがあるか?
目の前で、自分が傷つけた人間が崩れ落ちる瞬間を、見たことがあるか?
―廊下>>163―
ジークムントさま…!
[表情厳しく、名を呼んだ]
はい、…見ました。
部屋からははっきりと見えなくて…
っ…!!
はい、お願いします。
[強く頷いた。]
分かりました。
私達がいる建物を出て
右に行った庭園の先に
高台になっている場所があるのだそうです。
周囲にさえぎるものがなく
360度空が見渡せるのだとか。
そこなら確実です。
さあ、行きましょう。
[エレオノーレを促すと
先に立って道案内を始めた。
身長の差を考慮して
エレオノーレが自分のあとをついていきやすいよう
進む速度を調整する。
エレオノーレの厳しい表情を見ていると
心配になってきた。
部屋に戻っていたならば
たった一人で呪いを発見したのだろうか?
と考えて。
胸が苦しくなったが、
極力顔色には出さずに
今課せられた役割に徹する。]
[再開された言い争いで、ようやく何で喧嘩していたかを悟る。
しかし、こういうものは変に止めるわけにはいかない。
どちらが正しいというわけでもないし、間違っているというわけでもない。]
[ここで鶴の一声とばかりに誰か現れないだろうか。]
―廊下―
…わかりました、
では、そちらへお願いします。
[行きましょう、という声に頷く。>>168]
…――っ
[びく、と眉を寄せる。]
…聞こえる… …――
[“ここは通さん、かかってこい”と
エレオノーレにとっては
あまり聞き覚えのない、けれど勇ましい声。
アストラル界より伝わるは、先陣切って向かったアヴェの気配]
戦っていらっしゃるのだわ…
…っ、…!
[速度を合わせてくれるジークムントに
せめて遅れまい、追いつこうとしながら
時折窓の外の空を気にした。]
>>170
俺は癒されにここに来たわけではないし、
俺はこんな生き方しか知らん。
だが、皆が国の平穏を求めて戦う中で、「自分だけ」こんな平和ボケした世界にブチ込まれて…故郷に残した戦友達に申し訳ないと思っているよ。
……俺は生涯、ずっとこんな生き方だ。
望むかどうかが分かる前に、手足が伸びきるずっと前の歳に、俺は爆弾を抱えて戦場を渡り歩いていた。
それ以外の生き方を、望むことはできん。そんなことをしたら、俺の芯が壊れるだけだ。だから、救われようだなんて思わない。これ以上、俺の心に土足で踏み込むな。
[胸ぐらを掴まれることには、特に何も抵抗を見せず、]
だが…せめて聖乙女達には、力を振るうことの恐ろしさを、力を振るう前に知って欲しいと願った。自分がこれから何をしようとしているかを。
力を振るうことは、自分をも傷つける。避けられるものなら、避けるべきだ。だが……逃げないのなら、覚悟が必要だ。傷つくことへの恐怖だけでなく、傷つけることへの恐怖に打ち克つ覚悟が。
「あの時」俺が言いたかったのは、それだけだ。
[べしっと派手な音を立ててカレルの頬を打つと、ゆっくりと起き上がった。]
連絡なんてなくとも……見りゃわかるだろ?
[どう考えても、異常と言える空。
異変の連絡を受けずともそれが呪いであることはわかる。]
変な臭いはするが、何が起こっているか詳しいことまではわからん。
補佐官殿にでも聞けばわかるかもしれないが……
いってーな!まあいい拳だな。
たく…お前も不器用だね。
ちゃんとそういえばいいじゃねーか。それに…
そんなのとっくにキアラも、エレオノーレも承知だったと思うぜ。
[ゆっくり起き上がると、ヴェルナーに]
まあよかったよ。
[何がとは言わず、空を睨みつけた]
俺は呪いについて聞きに行くけど、お前はいくか?
やりたりないなら、相手になるけどな。
―高台(通称星が囁く丘)―
[途中でエレオノーレが
”戦っていらっしゃるのだわ…”と言って
アヴェの戦っている様子が分かるのかと驚いた。
これも聖乙女の力のひとつなのだろうか。]
アヴェとは一度だけ直接お話いたしました。
彼が無事帰還するのを願っています。
[丘につけば空の一角から流れる光が
今までよりも明確に見えた。
その光景に声も出せない。
一言で描写しがたい、黒く重い陰。
その全貌が今明らかになろうとしている。
エレオノーレへ顔を向けて
話しかけた。]
ここへ来る間も
時折窓の外を気にされる様子を
私はずっと見ておりました。
あなたはお優しい方です。
責任感もあって・・。
[優しいといいながら
表情はどこか硬く
語尾はため息でかすれて消えた。
言葉を選びかねている様子だ。]
[ヴェルナーの回答を静かに待った。
カレルの目的は気持ちを吐き出させること≠ナあって言い合うことではない。
彼の気持ちが聞けて、カレル自身は満足そうな顔をしていたに違いなかった]
―高台(通称星が囁く丘)―
[は、と 上がった息を整える。
先導してくれていたジークムントの声がする。]
…――…そう、なのですか。
ええ、ええ――…きっと、
ご無事に帰られるよう、…祈ります。
祈る、だけではなくて
[それ以外に、聖乙女としてできることがある。
まだ眠ったエレオノーレとキアラに宿る
浄化の力は、世界のひび割れを嘆いている。]
…なんて … こと
[唇を引き結んで落ちる星と
その先を見つめる。]
―高台(通称星が囁く丘)―
…――ぇ、
[ぬるい風が吹き
ジークムントの白銀の髪が揺れる。]
…――、……いえ、…わたしは…
…目の前のことにいま、…必死で。
まだ、…まだ届かなくて。
[目を閉じて、それから、
ため息に憂いを含むかのような彼を
心配そうに見上げる]
あの、……気がかりなことが あるのですか…?
>>179
阿呆。何事も、見るとやるとじゃ大違いなんだよ。
だいたい、そんなことを優しい言葉で伝えても、記憶に残るか。怒りでも何でもいいから、負けん気をもって立ち向かえばいい。俺は憎まれ役くらいでちょうどいいんだよ。
それに、俺はこういう伝えかたしか知らん。
さっきも言っただろ。
「俺には」優しく笑顔で、ってのは性に合わん。
…あいつらは…聖乙女達は、強い。
運命から、逃げ出さなかったんだからな。
それだけで、俺が仕えるには「半分だけ」充分だ**
じゃあ俺たちはいくぜ!
お前は後から、こいよな!
行くぜ、タイガ!
[呪いの全貌と状況を確認しに、タイガと共に聖宮へ走っていった]**
ここまで来るのに疲れたでしょう。
そこにベンチがあります。
座りませんか?
[可愛らしい装飾が施されたベンチを指差すと
エレオノーレの為にハンカチを取り出して敷いた。
でも自分は立ったまま
星が降る空よりも遠くを見つめる。
まるで呪いの発生源そのものに挑むように。
ぽつりぽつりと呟くように話をする。]
気がかり・・というか。
この場所は夜空を見るのに良いと言われ
通称が「星が囁く丘」。
とても素敵な名前だと思いました。
ですが現実には
こんな残酷な風景が広がっている。
[エレオノーレに向き直る。
そして真っ直ぐに視線をぶつける。]
あなたは届かないと言いましたね?
私も同じ気持ちです。
痛いくらい自分の力不足を実感している。
だけどそれ以上にあなたの心が聞こえてきて。
「聖乙女として頑張らなくちゃ」
その思いでいっぱいになっているのではと
気がかりで仕方ないのです。
お願いです、どうか正直に仰ってください。
私がどう思うかなんて一切構わずに。
あなたは何を考えていますか?
…あ、いえ、大丈夫、で……、。
……
[結局、小さく頷いた。
ハンカチを敷くのを見て
大丈夫です、と遠慮したけれど
彼が退かなければそのままやはり遠慮がちに腰掛けた。
眸は禍々しい流れ星に向けられた。]
…降り注ぐ 流星の呪い …
[囁きはきっと蝶の水晶核より伝わったもの。
く、と胸の前で手を握り締める。]
…、――ここの丘は
そんな名前 なのですか
…本当に。素敵な名前なのに――…
[眉を寄せる。これが呪いだ。
あれを退け浄化しなければ。気は逸る。]
…、…。
はい。
[>>192 ほとんど声にならないまま答える。
真っ直ぐにぶつかる視線に戸惑いと
見透かされたような気持ち少し]
…、――ぇ、あ
…――
[僅かに、俯いてしまったがまた、顔を上げ]
――…、…
足りなくて、…足りなくて
……がんばらないと いけない、とは
…思って、ます。
平和になって ほしいです、から。
……できるかぎりのことを。
―占い小屋の外―
[空を見上げ。わぁわぁと声を出して泣いた。溢れる涙は拭っても拭っても止まらない]
星が、星が落ちてる…よ
お父さん……お母さん……
ぅわあああん、ぅえっく
ああ、そういえばちょっと聞きたいことがあるんだが……
[目的地へ向かう途中、カレルに話しかける。]
聖騎士、他にどんな奴がいるんだ?
[知っていれば教えてほしいと頼んだ**]
2人の聖乙女様、10人の聖騎士様方
お願いです、どうかどうか…呪いを、呪いを…
[両指を組んで空に掲げ、祈る]
…うっく
ぅわぁぁぁぁぁん
/*
あえて、ここでもう一度言っておこうかな。
>>166
こういうことを言われると、乙女としては、呪いに対しての感情移入もしなくちゃいけなくなる。
本来この村は、呪いさえ誰が放っているかもよくわからない、つまりは敵の見えない村なわけで、なんか嫌なことが来たからぶったおそうぜ、というお気楽なもので良いはずなんだ。なにしろ、村の主題はそこじゃない。
目的は呪いを出汁に、聖騎士と関係を深めること、だろう。
そこで、呪いを倒すことに対する痛み云々を持ち出されると、考えなくて良いことを考えなきゃいけなくなる
ヴェルナーが言うべきは、呪いを倒す事に対する痛み、ではなくて、呪いを倒せと、血を流せと聖騎士に命じる痛みについて、ではなかったかな?
[>>195エレオノーレが話し終えるまで待って
視線を合わせてしゃがみこむ。]
足りないのが、ある意味当然です。
聖乙女二人と聖騎士全員が力を合わせて
やっと立ち向かえるほどの呪いですから。
ましてや呪いは始まったばかり。
この段階で完璧に聖乙女として
力を100%使える人はいません。
例え歴代でも優秀と称えられた聖乙女でも。
だから今、あなたが最も優先すべきは。
自分の気持ちを隠さずに正直に伝える。
・・私の考えはこうです。
[不安を溶かせたらいいなと思いつつ微笑む。]
聖乙女と聖騎士が力を合わせて戦うのに
意思疎通ができてなかったら困るでしょう?
あなたが願う平和な世界を取り戻すには
全員の協力が不可欠なのです。
心を晒すのは怖いから
思いを口にするには勇気が必要です。
・・それでも。
少しずつでいい。
あなたの本心を教えてください。
自分を聖乙女という枠で縛らないで。
聖乙女らしくと背伸びするのは
私には必要ありません。
/*
wikiで私が危惧していたのは、
こうやって、私の中のスイッチがシリアスモードに入っちゃうことなんだっt(ry
いやほら。
真面目に呪いに取り組んでたら、自分の中での恋愛ハードルが上がりますぜ?
口説かれて、なに言ってんの?今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ状態になるのが、な?www
そんな甘い事言う前に、現実見なさいとか素で言いそうで。
ああ。砂糖菓子砂糖菓子。
/*
ヴェルナー的な理論とは、ぜひとも他の村でお会いしたい。
個人的には、そういう葛藤大好物なんだ、が、
この村では厳しすぎる。
だからるがるで(ry
/*
よしよし。愚痴っぽいことはここでおしまい!
全力でお相手するって言ったから、がんばるもん!
気合い注入〜〜〜!!!www
― 物見の塔へ行く途中 ―
[お風呂から出て、どこか外へ駆けだしていく途中、
ちらりと見えた向こうの空が
不気味に赤く輝いているのが見えた。]
――――――っ。…いたい……。
[また、胸が痛む。
聞こえてくる、アストラル界からの声。
そして、赤い光が落ちていく方向からうっすらと感じる、
不安、恐怖―――救いを求める声。]
― 占い小屋の外 ―
大丈夫?
[なぜ、泣いているの、と声を掛けそうになって、
きゅ、と口を結ぶ。
空には、次々と降り注ぐ流星が見えているのだ。]
―――だいじょうぶ。
だいじょうぶだから、泣かないで。
きっと、負けないから。呪いなんかやっつけるから。
[声を掛けながら、少女の傍にしゃがんだ]
―現在・小屋の外―
星のささやきが、消えていくの…
お願い、これ以上…落ちないで
[組んだ両手を額に押し当て、何度でも祈る]
[と、ゆっくり声の方に振り返る]
だいじょうぶ…本当?
呪いは、ちゃんと消える…?
[しゃくりあげながら、涙を拭かずに問いかけた。祈りを捧げた聖乙女と知らずに]
――――――…、だいじょうぶ。
私たちなら、できる。
できるよ。
みんなを、助ける。
[言い聞かせるように、言葉を置く。]
―丘の上―
[>>199赤い光に胸が痛む。たすけてという
悲鳴が聞こえるようだ。
ジークムントの眸が近くなる。]
…、――はい。
皆の力を合わせてこそ…立ち向かえる。
そう、聞き、思ってはいるのです。
けれど…
[一度言葉を切ってから俯き。]
……――焦ってばかりでは
いけません、ね。
>>200をぶっちゃけて解説すると、「一緒にお仕事するならホウレンソウ(報告・連絡・相談)が重要ですよー」っちゅー話や。・・こういうと途端に現実味帯びてきて恋愛要素がだだ減りな気ぃする。
[そっと顔を上げた。]
…はい。
……こまる、と 思います。
[自分の胸に手を当てた。
大人しすぎると、そう言われたいつかを
ふと思い出す。口にだすのは得意ではない。
蝶の水晶が、静かな光を届ける。]
……、…――
ジークムントさま。
― 占い小屋の外 ―
本当よ。
[ポケットの中から小さなハンカチを出して、
泣いているこの目元に手を伸ばす。]
あんな呪い、私とエレオノーレちゃんでやっつけるもの。
聖騎士さんたちだって、みんなとっても強いのよ?
だから、だいじょうぶ。
[覗き込むように視線を合わせて、微笑む。]
私たちに任せて? ね?
…いいえ、
…いいえ…だめなんて、ことは。
[首を横に振る。言葉が染み入ってくる心地。]
……ありがとう、ございます。
…本当に…心強く、思います…
――ほんとう に。
…――。キアラさん。
…うん。
――…、助ける…襲い来る、呪いを払って。
平和を。わたしたちなら…、…できる。
[繰り返して。]
ううん……。
私だって、エレオノーレちゃんがいるから、
ちゃんと立ってられるんだもの。
―――うん。一緒に。
がんばろう…!
―中庭―
[先に駆け出したカレルとタイガの背中を見ながら、呟く。]
阿呆。
俺は「ここの住人」であるお前らと違って、この世界に「思い出」を残しておくわけにはいかねえんだよ。余計なモンを残して「あっち」に帰るのは、……
[脳裏に浮かぶは、叙任式の時に見た、2人の聖乙女の麗しき姿。]
ああ、やめだやめだそんな考え!!
[足元に落ちていた煙草を拾おうと、地面に手を伸ばした。その動きで、片腕の辺りに痛みを感じた。]
……痛ぇよ、クソったれ。
カレルのやつ、意外といい蹴りもってやがる。あとはなりふり構わずブン回す癖さえどうにかなりゃ、いっぱしの戦士になれそうだな。
[拾った煙草に息を吹きかける。微かに焦げた前髪がさらりと揺れた。]
さて、と。俺もあいつらを追うとしますかね。
/*
キアラちゃんがかわいすぎt
(ころころ
わたしももうちょっとしっかりした聖乙女に・・・!
こう、窓から飛び降りて(方向を間違い始める
ぅん、サシャ、お姉ちゃんたちに任せる。
[向けられた微笑みに。ぎぎと頬を強張らせてはいるが、それでも笑顔を作って返した]
……えと、お姉……ちゃん?
"しか"、じゃないよ。
とっても、大切なことだよ。
[嗚咽を呑み込んだその背中に、
抱きしめるように手を伸ばす。]
みんなが信じてくれるから、
あなたがそうして祈ってくれるから、
私たちはがんばれるんだもの。
みんなの想いから、少しずつ力をもらって、
呪いをやっつけるんだもの。
――― だから、"ありがとう"
/*
先ほどの独り言、カレルに申し訳無いことを言ってしまったなぁ、と反省しきりです。ごめんね。
リアルの昼休みが終わりかかってて、一撃入らなかったらこの後どうするんだろう!そしてRPはいつ終わるんだろう!と本気で焦ってたのでした。脊髄反射で独り言書くの良くない。
結果的にヴェルナーが殴って終わりになって申し訳無いと反省しまくってます。
あと、ログと進行が気になり出すと、仕事に手がつかなくなる癖はまずいなぁ…とも反省。明日は真面目に仕事します。
*/
キアラ、だよ。
サシャちゃん?
これからも、よろしくね?
[それ以上の名乗りはしないけれども、
肩に乗って首を傾げている白リスの額では、
水晶核が強く弱く光を放っていた]
[背中に回された手。見上げればお姉ちゃんの顔が見えた。
目を閉じて。ゆっくりと、安心させるように言葉を紡いでいる。
『ありがとう』
その言葉に、先程とは違う、全然違う涙が零れてきた。
どうしよう、胸が熱い]
私もあなたと同じ意見です。
焦っても呪いを解く成功率は上がらないと。
でもそんな状況であっても
自分ができる範囲から
手をつけていけばいい。
継続すれば、例え一歩の幅は小さくとも
世界の果てまで到着する力になる。
[呪いを解くのも、思いを伝えるのも、
両方ともですよと小さく付け加えた。
エレオノーレの蝶が静かに光を宿す。
それを見ながら少し嬉しそうな顔で笑った。]
… …うん。
きっと、それは。 わたしも…。
[淡い光は、呼応するようにまたたいていた。]
…呪いを、…跳ね除け ましょう。
うん、キアラの為に、世界の為に、サシャは祈るよ
信じるよ
[顔を上げると白リスと目が合った。
そのまま恥ずかしそうに目を伏せて]
キアラ様…聖乙女様だ……
お会い、出来た
[嬉しくて…額を押し付けてしまいそうになる]
ありがとうございます。
あなたが言ってくださると
私は自分の力を十二分に使える自信がつきます。
[立ち上がってエレオノーレから空に視線を移し
思い切るような口調で告げた。]
・・そろそろ戻りましょうか。
他の方がどうしているか心配です。
新しい報告も入っているかもしれません。
[空では相変わらず星が流れていく。
その先で展開しているであろう風景に
こっそり心を痛めた。]
ふふ。ほらまた泣いて。
[背中をゆっくりと撫でる。
この子を安心させたい、と、今はそれだけ。
聖乙女様だ、と見上げてくる瞳に、
俯いた、身体の温度に、
自分の心にまで灯が移る。]
うん……聖乙女だよ。
みんなを、きっと守ってみせるから。
こんなふうに、サシャちゃんも守るから、ね。
[溢れる想いのまま、
ぎゅうっとサシャの身体を抱きしめた]
―丘の上>>217―
…はい。
[ジークムントが司るのは「知識」。
彼の中に在る知識の重さと、それから
彼自身の心の交差する言葉に、
エレオノーレは深く頷く。]
両方とも、… 成せるように。
確りと、歩んでまいります。
[心が少し、ほぐれた気がした。]
…そうであるならば、
わたくしも嬉しい、です。
[ジークムントが立ち上がり、
空を見るのと同じように、
エレオノーレもまた空を見た。
星が堕ちていく。]
…――はい。
[嘆きの声が聞こえる。
これもまた聖乙女の力なのだろう。
その光景を確りと焼き付けるように見てから、
ゆっくり立ち上がった。]
だって、すっごく安心したんだもん
[背中を撫でる手に、温かいと小さく頷く]
守ってくれる…。
うん、サシャのこと、サシャたちのこと、世界のこと…
絶対、守ってね
[言葉が力になるのなら、と。祈りを口にした。
抱き締められると少し苦しかったけど、何より女の人―それも聖乙女様に、と思うと、あわわと顔を赤くすることしか出来なかった]
あ、あ、あの、ね、キアラ様!
…頑張りすぎてもダメなんだよ。
頑張る聖乙女様方と聖騎士様方の為に、サシャは…聖宮に来たんだから。
[呪いを確認するため、
高い場所を目指す者たちが居れば、
はち合うこともあったろう。
事実、神官の何人かとすれ違った。]
…補佐官様が報告を受けていらっしゃるのですね?
[足を早めた。もう伝令は広がっていようか。
空を見上げれば、わかることだが。
聖騎士のうち、2名、任命し
呪いと戦うために送らねばならない――]
サシャ、占い師なんだ。
占いとか、おまじないとか、出来るよ!
サシャにも、少しだけど…お手伝いさせて欲しいな。
[涙の跡は少し残っていたけれど、にここと笑顔を向けたあと、恥ずかしそうに再び*俯く*]
…あ、あのね、キアラ様…
サシャ、もう泣かないから……ね。そろそろ…
― 占い小屋の外 ―
そっか。安心、したんだ。
[言葉が嬉しくて、つい自分の方が泣きそうになったけど、
暖かな色調の髪に顔を埋めて、がまんした。]
[エレオノーレからハンカチを受け取り
”どういたしまして”と答えた。
戻る途中すれ違う人達を見て
自分達と同じように
じっとしていられなかったかと思う。
その中の一人から
研究院が呪い解析で
てんてこ舞いしていると聞き
自分はそちらに行くと告げた。
果たしてエレオノーレは何処へ行くだろうか。]
―――うん。
わかった。頑張りすぎないように、頑張るよ。
占い師さん…?
[ぱち、と目を瞬いてから、笑顔で大きく頷く。]
わぁ…!
サシャちゃんが、占い師さんだったんだ。
うん。また後で、占いしてもらいにくるね。
[恥ずかしそうに俯いたサシャをようやく解放して、
その頭を撫でてから立ち上がる。]
― テラス ―
む〜〜ん……!
[気力を練ってみたものの、諦めるのも速かった。
遠い空に向けて手をかざしてみたものの、流星は止まるわけもなく]
……扉やベンチを動かした程度の重力じゃ無理だよね。
けれど……。
[重力の聖騎士として、あれを重力以外の手段で止める方法は思い浮かばず。
それでも自分がやるしかない――効果のなかった掌は握りしめられ、決意の拳になった]
わかった。
それじゃ、
―――行ってくる、ね。
[もう一度、ぽんとその頭に手を置いてから、
サシャに背を向け、その場を離れた。
―――結局、サシャが男の子だということには
最後まで気付かないまま、だった。]
[途中でジークムントと分かれて少し早足に。
蝶がふわりと先導するように飛んでいく。
一度丘の方、
星が流れていくのが見える方を振り返る。]
…かならず呪いは 祓います。
[胸の前で手を握りしめ、
再び歩き始めた。]
→宮へ
……隕石、か。
本当に呪いなんだな。
これはさすがに対戦車砲もかなわない。
[キアラの声が頭の中をこだまする。]
……悪いこと、言っちまったかな……
確かにこりゃあ必死になるわ。
後おっかないのがいたよ。闇の聖騎士 ローシェン
魔術に詳しいって言ってたぜ!
後はちょこちょこって、話しただけかな?
もっと知りたい?
[タイガをちらっと見て]
探偵のダーフィットがすげー仕事が早くって、依頼内容も詳しく教えてくれたぜ!
占いもやったんだぜ!まじないとかもしてくれるんだ。
可愛い女の子みたいな、男の子が占い師で俺びっくりしたぜ!!
― 物見の搭 ―
なんだありゃ!
[前にここに来た時とは、まったく違う空だった。
空は黒々として、綺麗と思われる流星な姿は微塵も無く、降り注いではすごい音を立てていた]
ちっくしょー!どーにかなんねーのかよ!!
[手から火玉を飛ばして見たものの、遠すぎて届くはずが無く、途中で火花が散っていた]
[黒水晶が澄んだ音を立て、ヴェルナーの耳元を浮遊している。]
…うるせえよ、吸血水晶。
[黒い水晶の向こうに、己の暗い記憶が見える。]
何なんだよ。
よりによって一番最悪なモンじゃねえか。
『おかあさん…
わるいやつは、ぼくが、やっつけたからね。』
[血の色以外は、全て白と黒と灰色の世界の中に、まだ年端のゆかぬ少年が映っている。少年の手には、血塗れの包丁。]
『おとうさん…ぼく、おかあさんをまもったからね。
おとうさん、ぼくをほめて。』
[少年の足元には、見知らぬ男の死体が転がっている。
赤い赤い色に包まれ、少年は無邪気に笑った。]
──聖宮内──
ジークムント、は確かあの長い髪の……
そういや良く気がつく奴だったな。
[背に隠れていた水晶に気がついた、長い髪の男を思い浮かべる。]
幻惑の聖騎士のペーターは可愛いっと……
へぇ。ちょっと会うのが楽しみだ。
/*
まだバルタザールさまとヴィンセントさま
いちはつげんもしてないよ!
探偵さんも!
やはり温存タイム……かしら…
[よくしゃべる]
闇の聖騎士はローシェン。
魔術に詳しいおっかない奴?
[黒いローブを被ったやつを想像した。
会ってみればすぐわかりそうだ、と思った。
イメージとその人物があっていれば。]
ありがとな、カレル。
探偵も占い師もいるのかこの聖宮。
至れり尽くせりだな。
あとでたずねてみようか。
―黒水晶が映す記憶・異世界にある山間の村―
[少年の胸には、紫色の鉱石が光っている。
それを抱くのは、炎と槌をモチーフとした、銀色の台座。少年にとって、父は鍛冶職人だったということを示す、ただひとつだけの証拠。]
『おかあさん。わるいやつはやっつけたよ。』
[血まみれの少年を抱きしめ、母親は嗚咽を上げている。]
『ねえ、どうして泣いてるの?おかあさん。
おかあさん、こわい思いしていたのに。
やっつけたんだから、ほめて。
ぼく、おとうさんに、おかあさんを守るって、約束したんだ…』
―現在・中庭→―
[うねりのようなどす黒いヴィジョンを映す黒水晶を携え、ヴェルナーは石が導く通りに聖宮を歩く。]
鍛冶職人…『鋼を司る』、か。「耳長」もよく言ったモンだ。鋼の聖騎士と妙なつながりを持っちまうとは、奇縁としかいいようがねえ。
[火のついた煙草が、ヴェルナーの目の前に見える。というより、黒水晶の方を見ようともしない。初めて人を殺した記憶が蘇るのを防ぐために。]
――…こういうのもまた、「呪い」の一種なんかね。
― 聖宮内 ―
ああ、いいぜ!けっこういっぱい聖騎士いるからな。
俺も全員話したか、自信ねーんだけど。
そういえばさ、タイガ。
お前何が得意なん?ぜんぜん聞いてなかったから。
[そういや合ったばっかりだったよな、っと走りながら思っていた]
──物見の塔──
[黒々とした空を流れる流星は、大地に降り注ぎ
そこにあるものを破壊していく。]
[カレルが横で火玉を飛ばしている。
けれど届かない。
届かないのを分かっていたとしてもそうしたくなる気持ちはわかる。]
どう、しようもないな。
[一方、己にはそうした悪あがきの手段も、
この呪いに対しては持てない。
ただ、目の前の光景を見ているだけだった。]
──黒水晶の見せるヴィジョン──
[吸い込まれそうなほどに黒い水晶。
鋼に、その黒い水晶がヴィジョンを見せた。]
[赤を纏う少年。その胸に光る紫の石。
彼は女性に抱かれ、そしてその女性は……泣いている。]
『ねえ、どうして░▓▒░▓▒るの?░▓▒▓█▓░░▓▒。
お░▓░░▓▒ん、░▓▒▓█▓░░▓▒いしていたのに。
░▓▒▓█▓░░▓▒んだから、ほめて。
ぼく、░▓▒▓█▓░░▓▒さんに、░▓▒▓█▓░░▓▒を守るって、░▓▒▓█▓░░▓▒たんだ…』
[ノイズ混じりで良く聞こえない少年の声。
足元には男が倒れている。]
―聖宮―
[補佐官の姿、あるいは報告がわかる者の
姿を探し歩く。宮の空気がざわついていた。]
……、
[自然表情も厳しくなるというものだ。
廊下を歩く、その途中で黒い外套が視界に入った>>241]
…!あ、あの…!
[呼びかけた。声は届いたろうか]
― 物見の搭 ―
どうしようもないって。そんな…
くっそ!!
[隣からタイガの声が聞こえて、どうしようもないのはわかるけれど、悔しさのあまり再度火玉を打って見るけれど、だめでうな垂れる]
きくしょー!!
[目の前の強大な呪いになす術が無く、叫ぶしかなかった]
─現在:物見の塔─
……呪い、か。
[紫煙を吐き出しながら、カレルとタイガの背後に立つ。]
隕石か。このままただぼーっと見てるしかないのかよ。
ああ。誰かを責めてるわけじゃねえよ。
そこら辺間違えるな。
アレを止めるのは俺らの仕事だ。
──物見の塔への道中──
ん、俺か?
俺は……まあ、武具を作るのが得意かな。
鍛冶師だしな。
副産物として、それなりに腕っ節が強いぞ?
[そう言って、右手と左手に嵌めたナックルをガンと鳴らす。]
お前は炎の聖騎士だろ?
いいな、炎出せるんだったら鍛冶に便利そうだ。
―聖宮― >>245
[背後から聞こえた声に、一部が焼け焦げたマントを翻して振り返る。]
ああ、エレオノーレか。
ちょっくらカレルとタイガを追うところなんだわ。
お前も一緒に来るか?
あいつらは今、物見の塔で「呪い」の正体を見てる。
― 物見の搭の道中 ―
へー!鍛冶屋!すげーな!!
そんなかっこいいなりしてるから、そうは見えなかったぜ!
あはは!確かに強そうだな!
後で筋肉みしてー!
[思いっきり笑って]
なんだよ!俺は便利道具じゃねーっつーの!
強がったけど、まだ少ししかコントロールできてねーしな!
―黒水晶が映す記憶・異世界にある山間の村―
[ヴィジョンは砂嵐を立てて景色を変える。
少年は、村の片隅で小さく寂しそうにうずくまっていた。]
『まだ、かなあ。
おかあさん、ごようじおわるの、おそいな。』
[ふと見上げると、目の前には見知らぬ男が立っていた。]
『おじさん、だあれ?』
[少年の前に立っているのは、異国の服を着た男。
手にはナックルを嵌め、頭には寝癖がピンと立っている。]
『おじさん、寝癖立ってる。』
──黒い水晶のヴィジョン──
[少年の容姿は幼いころの自分によく似ていた。
けれど、これは自分の記憶ではない。]
(ヴェルナー……?)
[思い浮かぶのは少年と同じ髪と眼の色を持っていた男。
血の聖騎士の名。
奴の記憶だろうか。]
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