情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、薔薇影の騎士 アヴェ が参加しました。
薔薇影の騎士 アヴェは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
…キラリ
太陽の欠片のように、輝く水晶の核があなたの下へ舞い降りる。
それは、救国の戦士に選ばれた証。
そして、新たなる出会いへの召喚状。
―― 『フルウ・ワの聖乙女 2』 開幕 ――
2人目、補佐官 オクタヴィア が参加しました。
補佐官 オクタヴィアは、恋天使 を希望しました(他の人には見えません)。
この度は、ご参集いただきありがとうございます。
案内役を務めさせていただきます、オクタヴィアです。
立場上、説明口調になるのは、どうぞお許しくださいませ。
[…は「業務連絡」と書かれた紙を取り出して読み上げた。]
参加予定の皆様が全員おいでになられたことが確認できたら、手動更新で開始します。
遅くとも7/31中にはお集まりくださいね。
聖宮では、おのおのに個室が与えられます。
聖宮および個室の内装設備飲食入浴などは随時、演出してくださいませ。
基本的に先行描写優先のルールですが、世界観を大切にしてくださいね。
進行中は、基本的に聖宮内で物語を進めてください。
封印・浄化の儀式も聖宮内で行われます。
封魔のお役に就かれた (=精神のみアストラル界へ移動した) 聖騎士の肉体も、特別にお申し出がなければ、各自の個室に安置されます。
なお、今回の聖乙女は、アストラル界とも会話できるようですわ。
素敵ですね。
システム上の役職が同じ聖騎士同士の間には「絆」が生じ、水晶核が同じ色になりますが、現時点では透明です。
(1日目開始後にメモで役職COしてください)
「絆」によって、他にどのような影響が生まれるか、詳しいことはわかっておりません。
ご自身たちで発見していただければ幸いですわ。
突然死なし設定にはなっておりますが、リアル事情などで参加継続が難しくなった場合は、メモにて、ご一報くださるとありがたいです。
では、わからないことがありましたら、どうぞお尋ねください。
システム的なことはメモで質問していただいても結構です。
匿名メモも使えます。
[…はホールのサイドテーブルに、クリスタルの呼び鈴を置いた。]
それでは、わたくしはしばらく下がっております。
また後ほど、お会いいたしましょう。**
3人目、槿の聖乙女 キアラ が参加しました。
槿の聖乙女 キアラは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[まだ星が薄く輝き、空が紺色に色付いてくる頃。
多くの人達が夢の中に遊び、寝ぼけた鳥がどこかで鳴く頃。]
せぃ、のっ …っと、
[学園寮の石造りの壁を登り、一番上で伏せる人影があった。]
―――うん、思った通り。
この時間なら、見回りはいない、っと。
[そおっと下を覗いて周りを確かめる。
塀の高さは身長の倍より低い程度。
下はなだらかな斜面と、ふかふかの草地。
いける、と、ぐっと拳を握る。]
いくよ、
自由への脱出ーーっ! 、 っきゃぁ。
[大きな掛け声と同時に塀から飛び出し、
ころりころころごろごろと草の上を転がっていく。
どこまでも、どこまでも。]
[その後、寮から1人消えたと大騒ぎになる頃には、
キアラ = セレーニの姿は寮の近辺でも、
近隣の街でも見つかることはなかった。
なぜなら。]
―――えーと、
…ここ、どこ?
[太陽が燦々と注ぐ小径の真ん中、聖宮へと続くその道に、
キアラ = セレーニは呆然と立っていたのだから。
額に水晶の嵌った白リスを、頭に乗っけて。**]
4人目、知識の聖騎士 ジークムント が参加しました。
知識の聖騎士 ジークムントは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
”ふさっ。”
[まるで舞踏の所作を見せるかの如く
滞りのない優雅な動きで
まとった最後の服をためらいもせずに床に落とせば
耳に届くか届かないか程度の軽い音。]
・・花の名を持ちし 聖なる乙女
その瞳に何を映して 微笑むか
[今は亡き母がよく口ずさんだ歌を唇に乗せる。]
[そして大理石の床に足を進め
身を清める冷たい流れに目を閉じた。]
/*
名前の由来豆知識。
Clara (クララ)のイタリア語形。ラテン語のclarusに由来。clarus : bright , clear, famous 等等
でも、薔薇の下国はフランス語ベースだったはずだから、これもフランス語名前なんだろう。
フルネームをキアラ・コンティにしようと思ったら、実在の女優さんがいたwww
ファート(fato)…イタリア語で運命
[水がしずくとなって
白皙の肌の上を転がり落ちてゆく。
少し細身ではあるが
若く引き締まった体には全く無駄な脂肪がない。]
[やがて濡れた髪をかきあげて
ふとため息をもらした時
奥から聞こえてきた自分の名を呼ぶ声に
顔を上げて静かに応じる。]
・・・もうそんな時間か。
わかった、婆や。すぐに仕度を整える。
[ジークムント=シュタイン。職業医師。
聖宮から知識の聖騎士として召還され
禊を行っている最中だった。
左右の鎖骨の中心、そこから少し下くらい。
埋もれた水晶核が淡い光を*放っている。*]
村の設定が変更されました。
5人目、炎の聖騎士 カレル が参加しました。
炎の聖騎士 カレルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― カレルの家 ―
ふー、今日もがんばりましたよっと!
明日はもっと。たくさんの人を楽しませられるといいな。
[満足げににっこり笑うと、ベットに横たわりすぐに眠りについた]
はいどうもありがとうございます…むにゃ。
[旅芸人のカレルは久々に家の近くで曲芸をして、帰ってきていた。
お客さんも盛大に喜んでくれたのがうれしくって、夢にでも見ているのだろうか。終始寝言を言っている]
…ん。なんか明るいな。もう朝?
[目の前に光が差して、寝ぼけ眼に起き上がる。
眩しくなかなか目が開けられないけれど、周囲を見るとまだ暗い]
なんだろこれ…
[光を発する丸い物体が、ふわふわと自分の前で浮いていた。これはもしや?]
聖騎士に選ばれた!!
[フルウ・ワに住むカレルは、聖乙女と聖騎士についての伝説を知っていた。
自分が選ばれるとは、思っても見なかったが]
すげー!マジかよ!!
俺、がんばんなきゃな!
[光る水晶体を握ると、ぱたっと横になって寝た
明日からの、冒険の日々に備えて]**
6人目、光の聖騎士 バルタザール が参加しました。
光の聖騎士 バルタザールは、魔術師 を希望しました(他の人には見えません)。
聖騎士に選ばれたからしばらく留守にする。
[そう告げた時、幼い時からの付き合いで今は仕事の助手の男の、初めての表情が見れた。ものすごく間抜けで面白い顔と思ったけど、笑顔とは遠い怒っているみたいな表情のまま助手と見つめ合う。
長い付き合いだし、怒ってないのは理解してくれているだろうけど。]
なに。異世界に行くわけではないしすぐにまた会えるだろう。事後は任せる。
[助手に任せておけば大概は心配ない。]
俺がここに戻って来ることがないとしても。
[呟きは事務所を出てからの事だから、助手に心配をかけることもない。
ズボンのポケットに入れた水晶が輝くけど布地に遮られて光は漏れない。]
[聖宮への道を往く。
野辺に咲く花が綺麗だなどと、長い事思っていなかったのに。ふと、立ち止まって見つめてみたりする。]
どうかしてるな。
[自嘲気味な呟きは、風に消されたか、それとも、風に運ばれて誰かの耳に入ったか……。]
久々だから、なんか緊張しちゃうぜ!
初代ヒロイン。菫の聖乙女でした、カナランです。
今回は聖騎士で、参戦させて頂きます!
初代炎の聖騎士トールの威信にかけてw元気一杯がんばります!
というかいつも水晶体。眠ってる時に飛んでくるな。カナラン。
とか、そういう突っ込みはなしでwそういう気分なだけだからねw
7人目、重力の聖騎士 ニコラス が参加しました。
重力の聖騎士 ニコラスは、魔術師 を希望しました(他の人には見えません)。
― 王国内、工房区 ―
[細いピンセットの先につままれたるは、重力を知るもの。
一般的に分銅と呼ばれるそれが、小さくカタリと音を鳴らした。]
やぁれやれ……まだ調整が要るかな。
もっと精度を……う〜ん、そんなにずれてるのかなぁこれ……。
[小さなため息をつきながら、分銅をいったん取り除き、問題がある箇所を探すべく器材を覗き込む。
視線の先は、一台の天秤はかり。]
……。
…………。
………………わかってるってば。
王国を救うって話、断るとは言ってないんだから大人しく待っててよ。
こいつを仕上げて納品してからじゃないと……あそこ、納期遅れたら違約金凄いんだから!
……まぁ、胡散臭いわりに金払いもいいから仕事引き受けてるけど。
……アームの寸法ミスってこともないし……………う〜ん……。
[雑談は続けているけれど、眼と手は天秤に集中したままブレることはない。
天秤職人である彼が依頼を受けて……無事に組みあがった日に、来訪者と出会った。
仕事上、商人たちと交流があるせいか、伝説についてはよく耳にしていた。
聖騎士になることは名誉だと思った……が、製作中の天秤をそのままにして行くのは、職人としてとてもとても気持ち悪かった。]
[しかしそんな事情に構っていられない御使いは声に出さず急かすわけだが……やがて鋭い目で睨めつけ、怒気を顕に。]
あのねぇ……待っててって言ってるでしょ!
組み上がったら完成ってわけじゃないんだってば!
この秤が正しく機能して正確な重さを測れるかどうか試験して、それをクリアして初めて秤になれるんだ。
重力は嘘をつかないから。
軽いものは軽い、重いものは重い! 物にしても人にしても、その重さだけは繕えないんだ。
だから秤も嘘をついちゃいけない。
天秤職人は秤に嘘をつかせちゃいけない……だからこうして調整して……まったく、それぐらい分かってないと重力の聖騎士なんて務まらないよきっと。
[ブツブツ言いながら、秤の調整を続けている……が悪い部分がなかなか見つからない。
自身ではしっかり調整したつもりなのだが、弾きだす重力の答えは想定通りの正確さが出なかった。
雑踏で集中力が途切れるタイプではないが、ヒュンヒュン飛び回る御使いに八つ当たりしたくなるのも無理はなかった]
あぁもう!
秤の試験替わりに君を測ってやる!
[飛び回る水晶核を指さし、そのまま指先を下に向ける……と、水晶核がまさにストーンと真下に墜落した。
床に転がった御使いをピンセットでつまんで、天秤に乗せてやる]
チカラの使い方?
ふふーん、たった今覚えたよ。
君の重さは……こんなものかな。
[重力を最も知る者は、重力の使い方を閃くのも速かった。
当然のように使いこなしてみせると、ピンセットの先に感じた重さに合うように天秤の反対側の皿に分銅を乗せていく。
やがて、乗せ終わると……天秤は微かに傾いた]
……あれ?
そんなはずは無いんだけどなぁ……秤がまだ狂ってるのかなぁ…。
[正確な秤を作るのが天秤職人だけれど、その正確性を保証できるのも職人自身である。
水晶核の重さがどれぐらいなのか自信があったはずなのだが……やはり秤は正確な水平を指さなかった。]
……。
…………。
………………うわ、最低だ。
あはは、ごめんごめん、悪かったってば。
[自分の才能に自信を持って調べなおした結果、どうも分銅のほうが精密さが微かに失われ始めていたらしい。
とばっちりを受けた御使いに苦笑いで謝ると、晴れて完成品となった天秤を梱包し始めた。]
市場で納品してその足で聖宮に向かう、でいいよね?
あっちで制作に没頭なんてしないってば。
……ところで、君って魔法のチカラで重さが可変だったりする?
分銅が役に立たないし、代わりになってほしいんだけどさ。
重力の聖騎士の役に立ってよ! ねっ?☆
[聖騎士としての不安もなければ、王国の未来への憂いも無かった。
それは職人気質が故の世間知らずなせいであり……同時に、重力ある限り、渡れぬ世界は無いという自信があった。
…………聖宮へ行くのに、ついボロを纏ったままなことに気付かなかったが。**]
8人目、氷の聖騎士 ヴィクトリア が参加しました。
氷の聖騎士 ヴィクトリアは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 北の宮殿 ―
「"ヴィクトリア"を呼べ」
["北の国の女王"と呼ばれる女が玉座に腰を下ろしたまま、近臣に指示を出す。
世界がどうであろうと、世の中がどう変わろうとも、大地が氷結することですら珍しくない北の大地では遠い出来事。
ここは彼女が全てというだけのちっぽけな世界であった]
騎士ヴィクトリア、お召しにより参りました。
女王様にはご機嫌麗しゅう。
[薄黒い肌を晒し、豪奢な衣装を着膨れさせ、白いストッキングでも隠しようのない太目の足を品悪く組みながら玉座で待つ女王の前に現れたのは、
長い髪を後ろに一つで束ね、毛皮と獣革を重ねて作られた鎧を着た、恭しく片膝をついて拝謁する男。
女王からヴィクトリアと呼ばれ、自らそう名乗る者は三十手前程度の青年騎士であった]
「麗しくなぞないわ」
[憎憎しげな声。忌々しそうな態度。
そんな目の前の相手にも平然を腰を屈め、目を伏せながら主からの次の言葉を待つ。
その間、騎士から何かを求める事もなく、女王から何かを与える事もなく、
互いの間に言葉がないまま緊張の時間が続く。
そんな我慢比べにも似た時間を終わらせたのは、虫の啼く様な、それでいて吐き捨てるような呟き]
「件の事……赦す」
.
天秤座 A型さんの性格
A型で天秤座の性格は、相反する2つの性格になります。
几帳面で何事にも一生懸命なA型の性格と、風のように自由でいたい風流人の天秤座の反する性格があります。
2つの性格がうまくかみあわさったら、お互いにカバーしあって大変調和のとれた性格になるでしょう。
良く気配りが出来て、冷静で責任感もあり、人に好かれます。
でしゃばったりはせずに、平凡を尊んで自分の道を歩くタイプ。
良い面が出ると、相手をほっとさせるような信頼感のただよう人気者になりそうです。
安定感ということでは、バツグンです。社交上手で世渡りはソツがありません。
ただ、仕事に関しても、がむしゃらに進むということもないので、華々しい出世などは、気持ちの中ではどうでもいいことと思っている人も居るようです。
適当に趣味を満喫して、人生を楽しみたいタイプです。それでも会社などでは評価は高いでしょう。A型の実務能力に天秤座のソツのなさがあいまって、特に目上の人からは可愛がられることが多いです。
ただ、決断力に乏しいので、ときには思いきった判断を下しましょう。
はっ。王国の危機とそれに伝わる伝説の聖――
「煩いっ、とっとと去ねっ!」
[口上を遮るように癇癪を爆発させたような甲高い声]
聖騎士の務め、この"ヴィクトリア"=ロダン。
女王様の騎士として立派に果たして見せます。
[追い立てられるようになりながらも、騎士は最後までその姿勢を変えることはなかった。
この土地に水晶核が現れ、ヴィクトリアを聖騎士に指名した時からこの時が来る事は決まっていた。
それでも醜悪な女王は日々忌み嫌っていた騎士を最後まで憎み、不名誉な誹りを受け続けていた騎士は沈黙を守り続けたまま、二人にとって最後となる謁見を終えた]
(元、じゃろうが)
[騎士が去った後、より一層不機嫌さを剥き出しにした女王に関わろうとする家臣はいない。
所要を言い立てたり、無言のまま、彼女は玉座で一人になった。
彼女と彼の十数年来の因縁は、突然の天啓によって終わりを告げた]
(じゃが、
[そんな呪いの言葉を最後に]
/*
というわけで今回もお邪魔しております。
Yuunと申します。
前回で、星座や血液型を設定して乙女ゲーっぽくしよう運動に参加できなかったので……間違いなくこの星座と血液型しかないというキャラを立ち上げてみました。
上のとできるだけ合うように調整していこう自分。
苗字のブラキウムはてんびん座シグマ星の別名から。
一人称は決めかねているので出さないように努めてあります。
― 北の宮殿・正門前 ―
では参りますか……王国へと。
[住み慣れた北の大地から、遠い王国への旅支度は済んでいる。
気がかりだった妹の婚儀も済み、今は身一つの気楽な立場の筈だった。それでも、心残りは一つある。もう彼にとってどうしようもない事であっても]
御健やかに、女王様。
[宮殿に一礼し、荷物一つと傍らに鈍く光る水晶核一つを持って、一路南へと。振り返る事は*一度たりともなく*]
9人目、矢車菊の聖乙女 エレオノーレ が参加しました。
矢車菊の聖乙女 エレオノーレは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―深い緑の森の中―
[人々が畏怖を抱くほどに大きな大きな木がある。
風が吹けば葉のざわめきが音楽のように聴くものを包み込む。
隠れ里の者たちはかの木を「長老」と呼んでいた。]
…―― 長老様。
[今、その根元に一人の少女が立っている。
手にはいっぱいに青い花とつややかな赤い実を詰めた籐の籠を持っていた。
その籠の縁に、きらきらと光る
蝶のような形をした水晶の結晶が止まっている。
それは水晶核――選ばれたもの、“聖乙女”の証であると
この世界のものであるならば知っていよう。]
わたくし、 行ってまいります。
この世界の ために。
[少女は胸に手を当てて、祈るしぐさを見せた。
ざわ――と、「長老」は答える様に枝を揺らす。]
10人目、血の聖騎士 ヴェルナー が参加しました。
血の聖騎士 ヴェルナーは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
―異世界:リデール帝国、東の国境沿い―
[鬱蒼とした森の中に、ひとつの建物がある。
つい1時間前まではそこに争乱の音が鳴り響いていたのだが、今はすっかり消え失せ、静寂が建物を支配している。建物の中を観察してみると、壁には不規則な配列の穴が彫られており、窓は枠と硝子の棘だけを残して、外の空気を遠慮することなく取り入れている。
血の赤と、建物の周りを覆う木々の影が織りなす黒で包まれたホールの中央に、1人の青年兵士が立っていた。彼は薄汚れた草色の軍服を身に纏い、ヘルメットを目深に被り、サブマシンガンを左腕に抱えている。]
――…戦果を報告します。
撃破数、12。
逃亡者数は現在調査中。
こちらの損耗数はゼロ、負傷2。
負傷者はいずれも軽傷です。
それから、2階南東の部屋に無線通信機らしきものと通信記録を発見。直ちに回収しました。
―深い緑の森の中―
<i>“いっておいで エレオノーレ”
“おまえの、なすべきことをなすために”</i>
[少女――エレオノーレにだけ聞こえる声で、
「長老」は囁きかけた。]
…はい。
[エレオノーレは小さく頷き
籐の籠をそっと長老の根元へと捧げ置く。
籠に詰めた花の名前は矢車菊。
同じ色の髪を、幾度目か吹く風が揺らした。]
―深い緑の森の中―
“いっておいで エレオノーレ”
“おまえの、なすべきことをなすために”
[少女――エレオノーレにだけ聞こえる声で、
「長老」は囁きかけた。]
…はい。
[エレオノーレは小さく頷き
籐の籠をそっと長老の根元へと捧げ置く。
籠に詰めた花の名前は矢車菊。
同じ色の髪を、幾度目か吹く風が揺らした。]
/*
というわけでこんばんわ!
shellyもしくはleehaです。
なんかもう入村文が完全に自己紹介の場と化してるんだけどどうすればいいんだこれ。(自力で止める気無いでしょ…)
エレオノーレと入村タイミングが被ってしまいました。
うはあ。ごめんなさい。
しかも森の中ってところまで被ってる!
本当に!ごめん!ね!あずまさ(違ってたらどうするの?)
*/
……。
[少しの間、エレオノーレは眼を閉じる。
それは世界のための祈り、
それは暫しの別れを惜しむ祈り。
籐の籠の縁に止まっていた蝶の水晶核が
きらめきを帯びながらエレオノーレの肩に止まる。
穢れなき透明のその身に木漏れ日を浴びながら。]
…うん。
…行こう。
[ややあって、開いた眸は光に透けて
矢車菊色の青玉が如く。
見送る「長老」へと背を向けて、
エレオノーレは住み慣れた隠れ里を後にしたのだった。]
/* 表情差分使うの忘れてた!
←ラブラブ度MAXにならないとやらなさそうな顔を今のうちにやっておく。 */
スケジュール的に厳しくなってしまったのですが、
ドタキャンは迷惑が掛かるので。
しかしヴィクさん、
意外と表情選び難しいです。
―異世界:リデール帝国、東の国境沿い―
「上出来だ。…ところでお前さん自身の戦果はどうなんだい?『殺戮人形』。」
[空の薬莢を軍靴のつま先で軽く蹴り、青年兵士は振り返る。彼の右半身は、ところどころ血に染まっていた。]
『鬼髭の伍長』殿…おやめください、そのあだ名は。15歳の時のものですよ。もう俺は『人形』扱いされる程子どもでもないし、見た目だって可愛くない。それに隊には俺より年若く純真な者も大勢居るでしょう。
[青年兵士は、伍長が己を見つめる視線に気づき、肩を竦めて笑った。]
おや…伍長殿?この血が心配ですか?
どうかご安心を。これは「他人の血」です。俺はこの通り、何ともありません。
「…それを平然と言っちまうから、お前は『殺戮人形』って呼ばれんだよ。いやはや、戦争しか知らない世代は怖ろしいもんだ。俺の半分かそこらしか生きてねえのに、俺なんかよりよほど肝が据わってやがる。最前線で『舞う』のも、『他人の血』でてめえが汚れちまうのも恐れねぇとはな。おお、恐い恐い。」
[2人の男は、どちらからともなく小さな笑い声を上げた。]
……ええ、まったくです。
―そして少女は聖宮へと―
……、… …
[――そうして隠れ里を出たのが少し前のことだ。
導かれるように訪れた聖宮が見えた。
聞きしに勝るうつくしさを誇っている。
隠れ里から出たことのないエレオノーレには
何もかもが目新しく、眩しく、そして圧倒されるものだった。]
……、……どうしよう……
…い、いいのかな…わたし…
[呟いた声は小さく、力ない。
力づけるように肩に止まった蝶のかたちの
水晶核がきらきらと光った。
胸の前で手を握り、せめて背筋を伸ばしてと
心に決めて道を行く。]
「ところでヴェルナー。上等兵への昇級話は聞いたかい?」
ええ、伍長殿……身に余る光栄です。
とはいえ、俺のやることは変わりません。国を護る力となること……それが俺の為すべき「仕事」です。
その為になら俺は……
[突然男は耳鳴りを覚え、言葉を断ち、右手を耳に当てて眉を顰めた。]
……っ?
[何か透明なものが弾けるような澄みきった音が、彼の耳の奥を支配する。彼の感覚は心地よさと不快さの中間に捨て置かれ、彼はたまらず周囲をきょろきょろと見渡した。ひとつ瞬きをして、顔を上げる。そこには、純白の光が広がっていた。]
「どうしたヴェルナー?何かあったのか?」
いえ、その…。耳……が!何だこれ……
あ……正体は分かりませんが……真っ白な光、が……そこに。
「光ぃ?んなもん、どこにもねえぞ。」
……え?そんな……ありますよ、そこに……ほら。
[青年兵士の頬の上を、だらりと脂汗が落ちる。心臓が一度どくりと激しく波打ち、彼は何処からか「声」らしきものが聞こえるのを感じた。]
「血は生命と等しきもの。
血を奪うは生命を奪うこと。
血を与えるは生命を与えること。」
何だお前は……?
「血塗れた道を歩む者よ。
『こちら』に来なさい。そなたは『血の聖騎士』――…」
これは俺の声……?いや、女の声……?
違う、これは「声」じゃない……じゃあ何だ……?
胸が、痛い……
[ヴェルナーは、眼前に広がる光景に対応しきれず、全身から汗が噴き出すのを感じている。
「声」だと思っていたものは声ではなく、胸の奥から響いてくる「何か」だ。それは時に己の声と同じ響きを持ち、時に女の声のような響きを持ち、心臓の鼓動に呼応するかのようにヴェルナーの全身を駆け巡る。
そしてヴェルナーは、水晶らしきものが放つ光の眩さに目を細めながら、まるで誘われるように水晶へと手を伸ばした。]
「いらっしゃい。」
[ヴェルナーが水晶に触れた瞬間、指先の皮膚と水晶の表面の間で、白い光が大きく爆ぜた。
その光の色と衝撃は彼の上司にも充分過ぎるほど伝わったらしく、中年男の短い叫び声が穴だらけの壁にぶつかった。
だが、伍長が目の前の光景に怯んでいるその間にも、白い光の渦は轟々と音を立てながらヴェルナーの身体を包み込み――…]
「ヴェルナー…?」
[光が消えた次の瞬間、『鬼髭の伍長』の視界に入ったのは、複雑な音を立てて床に落ちたサブマシンガン一挺だけ。
彼が信頼する部下――『殺戮人形』ヴェルナーは、彼の目の前で忽然と姿を消したのだった。]
/*
あれっ 色がえが!できないよ!
やってみようかと思ってたのに。
対応してないのかなあ。
みー
あっ
あずまです。どうぞよろしくおねがいします。
みんなすてきだなあ、
お相手の聖乙女キアラちゃんかわいいなあ。
エレオノーレだったらキアラさんって呼ぶ気がする。
へんがおかわいいよへんがお!
11人目、風の聖騎士 ヴィンセント が参加しました。
風の聖騎士 ヴィンセントは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
どうした、グルーシェニカ。
[忙しなく肩口で鳥の羽が忙しなく揺れた。
御使と呼ばれる水晶核は、勿体無くも丁度その下というか
グルーシェニカと呼ばれた鳥が嘴で突付いて遊ぶ物と化しており
肩と首の境ほどに埋まる薄い青紫の鉱石には
今のところ威厳のようなものはない。
こつこつと、硬質な音はスタンドカラー越しに体に直接響き
そういう理由で男の口元は少しだけ緩んだ]
ああ、わかっている。
そろそろ、出迎える用意をせねばならん。
まったく…年寄りとは貧乏籤ばかり引く。
[そんなことをいいながら、男は手にしていた革表紙の本を
わざとらしく大仰な音を立てて閉じた。
勢いで生まれた僅かな風に、前髪が小さく遊ぶ]
―そして、フルウ・ワ王国:聖宮の門―
[次の瞬間、男は白亜の門の前に立っていた。
白い光で眩んだ目をゆっくりと開け、きょろきょろと辺りを見回す。
そこには、男にとって全く見慣れていない景色が広がっていた。
楽しそうにおしゃべりをする鳥の声、きらきらと輝く太陽。銃声は耳に入ってこない。そして彼の鼻孔には、嗅ぎ慣れた血のニオイではなく、芳しい花の香りが入ってくる。]
……ん?何だ、ここは……?
―フルウ・ワ王国:聖宮の門―
[門の前に居る人間達を一瞥する。
目の前に立っている門番達は武器を持っているのに、いかにも持ち慣れていない――…それどころか殺気のひとつも感じさせない様子だった。
ヴェルナーはその様子に眉を顰め、舌打ちをする。]
おい、そこの門番……ここはどこだ。
[門番は目を見開き、野良犬のように喉を鳴らして声を掛けてきた男を見た。
男は泥と垢にまみれており、饐えた臭いを放っていた。おまけに右半身に血を浴びた跡まである。異国のものらしき草色の軍服を纏い、左脇には小さな兵器――別の世界では「拳銃」と呼ばれるもの――を携えている。そしてヘルメットで押しつぶされた前髪の奥には、猛禽類のようにギラギラと光る金色の目。
それだけなら、彼ら門番は全力をもってこの「異国の兵士」を排除すべきだと判断するだろう。しかし…]
そして――…
「コイツ」を俺に寄越したのは、どこのどいつだ。
[そんな怪しげな男の右手には、赤黒く染まったコンバットグローブに包まれながらも、穢れることなく聖なる光を放つ水晶――聖騎士の証が握られていた。]
−聖宮の門へと続く廊下−
[本を閉じた男は幾らかの合間を越えて、
現在は門へと続く廊下を歩いて件の場所へと向かっている。
必要な出迎えは、オクタヴィアが行うだろう。
己が成すべきことは、唯一つ。顔と名乗りを確認することぐらいだ]
グルーシェニカ、どうした。
まだ何か気になることでもあるのか?
[頭上で示すように羽ばたく猛禽類に、細かく肩を揺らし
それでも歩みを止める気配はない。
自分が件の門を越えてこの地に足を踏み入れたのは
随分前のようにも思うし、この前のようでもある]
そうだな。懐かしい声がまた聞けるかもしれない。
[声を伝えたのは風。風を知るのは風により生きるもの。
グルーシェニカと呼ばれたそれもまた同様。
そして、男もまた同様]
―聖宮へと続く道―
[エレオノーレの表情には緊張がありありと浮かんでいる。
肩に止まった水晶核の蝶を見れば、
誰もが彼女が“選ばれた”のだと分かるだろう。
この世界のものならば。]
……、――
[ふと、己の向かう方角から吹く風に、
嗅ぎなれない匂いがするのにエレオノーレは気づく。]
…、…?
なに…?
[隠れ里の民はおもに果物やハーブを口にする。
狩をするのは男の仕事。
それが“血”の匂いであるとは、
エレオノーレには分からない。
門が視界に入ると、何事か言い争っているのが見えた。]
/*
キアラさん
拾おうかなどうしようかなと思ったけど
どうしよう どうしよう!
それにしてもへんがおがかわいいよ
―聖宮の門前―
[門番を威嚇するような目で睨み付けている最中に、右上空から微かな異音が聞こえてきた。]
……。
[ヴェルナーは左脇に携えた「小さな兵器」にそっと手を添える。]
(鳥…か?デカイな。…厄介だ。
訓練された鳥は生物兵器としても実に優秀だ。)
― 王国 ―
覚悟はしていましたが……国から出ると、暑いですね。
[南を歩き続け、王国内の聖宮のある都へと向かう道すがら、毛皮から重ね着に、重ね着から長袖にと着る物が薄くなっていった]
(この陽気でこの暑さです。南国とやらは焼けた石の上を歩くような暑さになるのではないでしょうか)
[王国内国家である母国を滅多に出た事のない身としては、聞いてはいたが実感としての暑さに顔を顰める]
(とは言え、これも慣れなくてはいけません)
今の私は、王国と聖乙女様に身を捧げる聖騎士なのですから。
[そんなことをブツブツ言いながら、聖宮のある方向へと歩き続ける]
―聖宮の門前―
[傍目からヴェルナーという男の様子を見ると、聖宮の門番を威嚇し、あまつさえ左脇に携えた銃を抜き取らんとしている。これではただの不審者だが、門番は門番で「水晶」を見せられてしまった以上、この不審者予備軍ともいうべき男を捕まえるわけにもいかず、困惑しているようだ。]
……チッ。
[背後に人の気配がする。
いったん門番を睨み付けるのを止め、背中に近づいてくる気配に目をやる。]
貴様、何者だ。>>47
馬鹿げている。色とりどりの花の、ひとつたりとも名前を知らないのに。バラくらいだな、わかるのは、多分。
[花から視線を外し、踵を返して聖宮へ向かう。何かを振り払うかのように足早に。
―聖宮/門の前―
っ、…
[鋭い金色の眼が少女へと向けられる。>>51
びく、とエレオノーレは胸元に置いた両手を握り締める。]
…あ、あの……、えっ と、
[恐る恐るといった態で、声を出す。]
わ、わたしはエレオノーレ です。
その、…あ、あなたは
[せめて眼を逸らさないようにしようと、饐えたにおいを纏う青年を見ながら問う。エレオノーレの肩にとまった水晶核を見た門番は、はっとしたように姿勢を正していた。]
−聖宮の門前−
だが、グルーシェニカ。懐かしい声より先に、一悶着ありそうだ。
お前の好きそうな匂いと、嫌がりそうな臭いがする。
[風は新たなる来訪者の存在を男に如実に伝える。
食事以外で血の匂いを得た猛禽類は忙しなく羽ばたくが
それ以上に硝煙の臭いに違和感を覚えるようで
宙でホバリングの姿勢を保ったまま、警戒を怠らない]
成程。随分とじゃじゃ馬そうな新人が、また。
グルーシェニカ、。お前、こういうタイプは好きだろう?
だが、今はそれより先に頼まれておくれ。
…なに。打ち抜かれたらどうするかって?
何だい、お前の羽なら避けられないこともないだろう。
怖気づくとは、らしくないね。…まあ、用心に越して高く高くおゆき。
[聖騎士との顔合わせより先に、新たなる乙女の案内を
グルーシェニカと呼ばれる猛禽に言付ける。
良く高く舞い上がる鳥の影を見上げてから改めて
血の匂いのする新米らしき遠い影へ視線を向けた]
―聖宮の門前― >>53
……俺か?
[左脇に添えた手を離すことなく、男は少女の問いに答える。]
俺は、リデール帝国陸軍第四師団第一歩兵部隊第一分隊所属一等兵……名は「ヴェルナー」。
[泥と垢と汗と血の臭いを同時に纏う「器用」な男の視線が、エレオノーレの肩に止まる水晶格に向かった。]
……貴様、その肩のモノは何だ?
[そっと指先で拳銃を抜き取りながら、少女に問う。]
偶然だな。俺もそいつに似たようなものを持っている。
[結晶核を入れているポケットが熱を発した。ポケットに手を入れて結晶核を握ってポケットから出した。
水晶核を乗せた手を開く。昼だというのに自己主張が激しすぎるくらい光ったが、それが発する声はひそひそと小さく、辛うじて聞こえるくらいの囁き。]
近くに聖騎士がいるのか。だが、いてもおかしくはないだろう聖宮の近くなのだから。
― 聖宮近く ―
聖宮はあの見える建物で……はい。ありがとうございます。
(この分では既に聖乙女様や他の聖騎士も揃っているやもしれませんね)
[近くの人に尋ねつつ、聖宮の方へと向かっていく。聖宮で騒ぎ>>51が起きている事にまだ気付かずも、遅刻しては大変と気もそぞろに駆け足気味でそちらへと向かっていた]
―聖宮の門前― >>54
……まったく。
前からも後ろからも怪しい奴が近づいてくるわ、オマケに空からも急襲…たまらねえな。
よく分からん場所に飛ばされた挙げ句、いきなり前後を囲まれてやがる。
いきなりの危機だし、突然ズドンってのは最悪だなァ。
さァて…どう暴れてやろうか。
[前方から近づいてくる影を感じて、知らず知らずのうちに口許が歪んだ。]
―聖宮の門前―
……、リ、リデール 帝国……?
[聞き覚えのない名に少女は戸惑いを隠せない。
青年が手を添えたところに武器があるなど、
エレオノーレは夢にも思わない。]
ヴェルナー さん、です、か。
[しっかりしなくてはと思いながら、
どうしても里の外の人に慣れないのもあって
少し声が震えた。
抜き取られる小さな兵器。
重い気配のするそれに意識を向けるほどに余裕はない。]
え。
[青玉の眸を、まあるく見開く。
握っていた手をゆるく解いて肩に手をやった。]
この子と、似たようなもの、を?
なら、あなたは…聖騎士さまなのですか?
[問いかける声が少し高くなって
近づいていった。]
あの、わたし、聖乙女として、選ばれて―――…
/*
基本:デフォルト・真顔・驚き口閉じ
喜:微笑>目閉じ微笑
怒:冷笑>睨みつけ>怒り
哀:困惑>半目困惑
楽:半目>呆れ
こんなもんかな。携帯用。
*/
聖宮の方角じゃなくて、後ろにいるって、うーん。
[振り返った視界に人の姿>>57
こちらは立ち止まっているので、手に乗せた水晶核に気づかれなければ、駆け足気味の相手にはたちまち追い越されると思われる。
それでも急いでいるのを引き止めて挨拶しようとは考えない。彼も聖騎士なら挨拶する機会はいくらでもあるはず。]
―聖宮の門前― >>59
そうさ。
「世界で最も凄惨な紛争地帯」のド真ん中の国……もうかれこれ30年は戦争中ってトコが、俺の故郷さ。
そんな場所で生まれ育っちまったせいか、こういう「不慣れ」な場所じゃァ「全力で警戒しろ」ってのが染みついてンだ。
……特にお前さんのような、見た目が不可思議な奴には、な。
[右手に拳銃を握り、頭の中で残弾数を数える。
だが、その思考を「水晶」が邪魔をする。]
……何なんだこの石。
さっきから俺の邪魔ばかりしてやがる……
― 聖宮の門へと ―
あそこが聖宮ですね……
ん? 何事か揉めているようですが……なっ。
[事情も良く判らないまま、ヴェルナーの撒き散らす気配と、それに震える少女の姿を見た瞬間]
―聖宮の門前― >>60
聖騎士ィ?何だそりゃ……
オマケに「聖乙女」……?
[耳の長い少女に銃口を向け、その目を見下ろす。]
お前さんもこの「誘拐犯」……この石のお仲間かい?
俺を突然こんなよく分かんねぇ世界にかっさらってきた奴の策略の片棒を担いだのか?
―聖宮の門前― >>64
[エレオノーレに近づいた男に向けて発砲をしようと、右の人差し指に力を込める。]
何だ、そこの男。お前もそいつの仲間か――…ッ!?
[引き金を引こうとした瞬間、ヴェルナーの右手に水晶が刺さり、彼の動きを制していた。]
――…っ痛ェ……クソッタレ!
何なんだお前は!俺をよく分からん場所に連れてくるわ、オマケに撃たせないわ、何でいちいち邪魔しやがるんだ!
―聖宮の門前―
[空を飛ぶ猛禽類。
その存在にはエレオノーレは気づけずにいる。
重ねられたヴェルナーの言葉に、困惑は深まる。
彼の浮かべた笑みもそれを加速させた。
血の匂いのする青年。]
え、…
そ、そんな戦争をしてる国、
わたし、聞いたこと、な……
[かちり。
音がしそうなほどに真っ直ぐ
銃口がエレオノーレに向けられる。
“それ”が 何か分からず少女は眼を見開いたままとまった。]
−聖宮の門前(猛禽)−
[猛禽は主の命令に従い
日の光を頼りに、風の導くままに高く舞う。
やがて、新たな乙女と思しき姿と
血の匂いのする影を見つけた丸っこい瞳は
暫く上空で伺うようにしていたが
やがて勢いを持たないままゆっくりと降下する。
勢い良く現れれば打ち抜かれるとでも判断したのだろう。
様子を伺いながら乙女等の傍らへと高度を下げた]
ほう。なかなかの健脚。
[ばひゅんとでも効果音をつければいいのか、そんな感じに追い越して行ったのに目を細める。]
若いな。
[呟いて。なにやら騒ぎが起こりつつある聖宮の門に向かう。ほうっておいても収まるようなら口出しせずに*聖宮の中へ*]
ち、違います、誘拐だなんて…!!
[其処へ一喝と共に
割って入ったひとがいる。>>64
状況が把握できるまでに一瞬の間がある。
おろ、とうろたえながら庇ってくれたらしい人と、
今度は痛みを訴えるヴェルナーを交互に見た。]
/* やっぱりトラブルメーカーになった☆
いやぁ、いずれそうなるんだろうと思っていたんですけど、まさか初っ端からとは!(爽笑)
爽やかに笑うな。
てか本当にごめんなさい。
ヴィクトリア回収してくれてありがとう! */
(この男も聖騎士!?)
如何なる事情があろうとも、少女に向ける"気"ではありません。
[構える銃の事はわからずとも、身を挺して少女を庇う。その際、水晶>>66を目にして相手も聖騎士の一人だと気付いた。ただ庇った相手が聖乙女とはまだ気付いていなかったが]
私の名はヴィク…
[一瞬言い澱む]
ヴィクトリア=ロダン。
北方の王国領より天啓を受け、招きに応じてこの聖宮に参った聖騎士の一人。
貴方も聖騎士のお一人ではないのですか?
[落ち着かせようとヴェルナーに語り掛けた]
>>70 >>72
[ふん…とひとつ鼻で息を吐き、銃をホルスターにしまう。]
テンケイだかコッケイだか何だか知らねえが、お前らもここに連れて来られたクチか。…ったく、何の目的だか知らんが、俺まで巻き込むんじゃねぇよ。
[水晶が刺さり、血を垂れ流す右手を一瞥する。
その臭いをかぎつけたのか、彼の目の前に一羽の鳥が飛来した。]
鳥……フクロウか?
いや、フクロウは夜にしか飛ばねぇな。
しかも随分と訓練されてやがる。お前は野性じゃァないな?
/*
ヴィクトリアをヴィクトリヤと間違えそうになったり、
普通に打つとロリヤになったりとか、いつ大事な場面で間違うか今からガクブルです。
―聖宮/門―
…ヴィクトリア…?
[小さく、ごく小さく呟いた。
其処に居る人は確かに男性であるのに
何故、女の名前を名乗るのだろうか。
庇うように立つその背を見上げていたが、
不意に風を起こす翼の羽ばたきの音を耳にして>>68
少女は空を見上げた。
諍いの横、新たな人が訪れ、
様子を見ていたろうが、>>69
少女には其処まで確認はできなかった。]
俺の名はヴェルナー。
リデール帝国陸軍の「殺戮人形」とか呼ばれてる、とっても心穏やかな兵隊さんだ。
ああ…そういやこの厄介な石が言ってやがったよ。
「聖騎士」がどうたら、ってな。
[と、そこに聖宮の門をくぐらんとする男>>69の姿が見える。]
ひょっとしてアレも……か?
聖騎士さんに聖乙女さんよ。
す、すいません…ありがとう、ございます…。
[ヴィクトリアの背へ、礼を述べてから
エレオノーレは彼の前へと控えめに顔を覗かせた。]
あ、…怪我、
だ、だいじょうぶ、ですか?
[うろたえながらも、手を差し出そうとした。
舞い降りてきた梟は、ぱちりと瞬いてエレオノーレのほうを見たようだった。肩にとまった蝶のかたちをした水晶核はその眸に映ったであろう。]
伝承では異世界から召喚された聖騎士もあると聞く。
貴方もその口かも知れない。
私も詳しくは知らないので、ここで聞くといい。
[武器らしきもの(銃)をしまうヴェルナーに安堵し、そんな事を言って聖宮への入場をすすめたり、不自然な動きをする鳥に目を潜めたり、]
ええと、お嬢さんもこの聖宮に仕えるお方でしょうか。
宜しければ案内を。
[門番達や本人から、彼女の正体を聞けば平謝りな事を口にしていたりしていた]
>>76
……ん?
ああ。こんなモン、怪我のうちにも入らねぇよ。
さっきはコイツに邪魔されて、少し苛ついただけだ。
[差し出される手を監視するように見つめるが、特に止めるそぶりは見せない。というより、止めればまた一悶着が起こるような気がして、ひとまずは様子見に回ったというのが正しいかもしれない。]
こんなモンは舐めときゃ治る。
[そう言うヴェルナーの首筋には、左の首筋から鎖骨の中心に向けて、深く刻まれたような裂傷痕があった。]
−聖宮の門/聖宮側−
[猛禽は、血の匂いに一瞬の反応を見せたが
それよりも勤めを優先したようである。
何より、血の匂いのする彼に答えるための声帯もない。
見上げる少女の目前に姿を示し、新たに現れた
長髪の聖騎士の脇を抜けて、聖宮へと続く道程と、
遠くにある門の先にいる主の姿を三人に示すだろう]
…ああ、実に威勢がいい。
[まるで駄々っ子の子供を相手にするように
ごく僅かに男は呟いて視線の先にある騒ぎを見守る。
傍らを抜けていく男>>69を横目に見送り、
男自身は彼等と彼女の登宮を待つばかり]
グルーシェニカ、乙女にくれぐれも失礼のないように。
それと、彼等は得物ではないから突付いてはいけないよ。
[風の流れの一筋に言葉を纏わせれば
それは猛禽だけではなく傍らの来訪者たちの耳にも届こう]
>>77
異世界……何だそりゃ?
[リデール帝国のことを知る者が居ないどころか、目の前にいる人間達が、銃を見て怯えるものの、いまいちどういうものかを把握していない様子を見せている。足りない頭をぐるぐると回し、そして―…]
――…ああ。あのさ。
今さら聞くのもアレだけど。
ここ……何ていう所?
[猛禽は、梟という評価に不満そうに
嘴をカタカタと鳴らして抗議の如く羽ばたく。
詳しいものが見れば、蒼鷹であるとわかるが
詳しくなければただの猛禽である]
>>79
……何だ貴様。
[眉を顰めて、近づいてくる男の方へと視線を送る。]
なァに。
突かれたら撃ち殺すまでだから、特に問題は無い。
……痛ェよ、クソ石ころ。
[右手に刺さりっぱなしの水晶が、ヴェルナーの手の甲でくるくると回っている。]
/*
嘴を鳴らすで梟のお面が頭を過ぎってやばかった。
あ、今更ですが匿名C3ことazumiです。
コルダやってたら久しぶりにネオロmしたくなったので
お邪魔させていただいております。
*/
……で、でも。
血が出てます。
[警戒は感じつつも、払いのけられないのを見て
自分の荷物から香りのよい葉と
柔らかな布を取り出して傷に巻きつけるだろう。
彼の水晶は退いてくれるであろうか。
首筋に走る傷を見て、エレオノーレは痛ましげに眉を寄せた。]
……、…痛いものは痛いと思うんです。
[謂って、手を離す。
ヴィクトリアに声をかけられれば>>77
ぱちり、とひとつ瞬いてから
酷く申し訳なさそうに眼を伏せた。
ああ、やはりまだまだ
聖乙女には見えないし、
しっかり出来ていないのだと思いながら]
あ、あの…わたし、その
聖乙女に、えらばれ …て、その。
[そのとき、ふわりと風に乗って
>>79 誰かの声が耳に届いた。]
ここか。
ここは――
《フルウ・ワ王国》
[エレオノーレに心配されていたヴェルナー>>80に答えたその言葉には深い敬意と、感嘆が込められていた]
[誰の声だろう、辺りを見回す。]
…え…?
[それから、ヴェルナーの問いかけも続く。
ようやくそこで、彼が“この世界のものではない”と
気づいた。語り部から聞いたことがある。
運命に導かれて、
異世界より来訪するものが
現れることがある、と。]
お出迎えがきたようだ。
[門前を騒がしていた間、現れなかった相手>>79に警戒と若干の叱責のようなものを込めた目つきを向けるが]
>>83
血なんてモンはすぐに止ま……ああ、すまない。
[ヴェルナーの手の甲でくるくると回って踊っていた水晶は、聖乙女の手が近づいたらそっと離れた。]
石ころのくせにやたら調子がいいな、貴様。
聖乙女様たらいうモンには従順ってのは、なかなか人を見る目がありやがる。
[水晶はふわりと浮き、手当を受けているため動けないヴェルナーの頭にコツンと体当たりをした。]
ひとまず、礼は言っておく。
それからお前……エレオノーレ、だっけか。
薬に詳しいのか?これを塗られたらあっという間に痛みが引いたんだが…凄いな。
も、申し訳ありませんっ!!
このヴィクトリア、聖乙女様の騎士にあるまじき振る舞い、ご無礼仕りました!!
[がばっとその場で両膝をつき、両手をついて頭を下げた。そこへ道草でもしていたのかフラフラと漂ってくる水晶核。チカチカとエレオノーエの肩にとまった水晶核に呼応するように反応していた]
弁えて堪える鳥よりも、人間のほうが
節を弁えないとは嘆かわしい。
願わくは物騒なものは控えていただきたいものだが
…まだ、やんちゃなお年頃と見える。
[ゆっくりと歩くと、長い上着の裾がひらりとはためく。
首筋に隠れる薄青紫は、舞い揺れる蝶が乙女の水晶核と訴え
本人の言とグルーシェニカの弁える姿が予測を確信に変える]
心得ていますよ、新たなる乙女。
…グルーシェニカ、お戻り。
[指笛が一つ響くと蒼鷹は舞い上がって、
持ち上げた男の手元に戻り、行儀良く羽を畳む。
フルウ・ワと聴こえた国の名に僅かに目を細め
長髪の男の言葉を肯定するように口元を吊り上げる]
>>85
フルウ・ワ……?
[深い呼吸と共に紡がれた国の名。
その様子に、ヴェルナーは首を傾げた。]
そういやそこの門番が持ってる武器も随分と前時代的だしな。おまけに、ぼさーっと突っ立ってるだけで俺を刺しに来ねぇし。
何というか、こう……穏やか過ぎて気持ち悪いくらいだ。
>>91
歳じゃあない、習慣の問題だ。
わきまえる節ってモンがいかほどのものかは知らねぇが、時々は物騒になった方が命が助かることもあるぜ?
[ポケットから煙草を取りだし、口に咥える。]
ああ、そうだ。
アンタここの城の者なら、井戸貸してくれないか?
血の臭いを纏わせっぱなしじゃぁ、フクロウやら野犬やらに襲われる危険性もあって困るんだわ。
[どうやら先ほどから己が発している汗や泥や垢の臭いについては気にしていないらしい。]
出迎え、というよりも
物見遊山、かも知れないね。
[咎めるような視線の長髪の男に
蒼鷹を連れた男は動じる気配をまったく見せない]
まあ、これくらいのことでへこたれていては
聖騎士なんて務まらないだろうよ。
ちょっとの騒ぎぐらい、自分たちで上手く収めるか
…乙女に両成敗の仲持をしてもらえばいいんじゃないか?
[自分は一切手を出すつもりはなかったことが
言葉からその場の面子にはっきりとわかるような言動。
包み隠すことはなく、実にさらりと零した本音らしい]
[>>89水晶が場所を空けてくれるのに
ありがとう、とエレオノーレは礼を謂った。
問いかけにはまず頷く。]
あ、えっと、はい…その、少しですけど。
よく効くでしょう、
わたしの里で取れる薬草なんです。
[謂って笑む少女にまたひとつ風が吹く。
声の主が姿を見せて>>91
蒼き鷹は空をひとつ羽で叩いて空へ舞い上がる。
――あなたは、と
問いかけを口にする前に――]
>>94
それに関しちゃ俺も賛成だ。
ま、適当によろしくドンパチするもよし、ただ黙って見守るもよし。見守ってりゃァ逃げおおせることもできるさ。流れ弾にさえ当たらなければな。
[自分がトラブルの大元であることは、完全に棚に上げている。]
…!!?
[>>90ヴィクトリアが盛大に頭を下げたのに
エレオノーレは大いにうろたえた。]
あああ、あのっ
お、お顔を上げてください!
わ、わたしがまだまだなのが、悪いのです…!
[おろおろと胸の前で手を握り締め必死で訴えた。
ふわふわと漂う水晶に、肩の水晶蝶が
きらめきで答えている。]
では郷に入るなら郷に入ることを勧めよう。
それと野犬なんて滅多に見ないし、
付け加えるならグルーシェニカは梟ではない。
しかしまあ、その形では補佐官殿が卒倒しかねない。
宮に入り次第、その希望はかなえよう。
部屋に通されたら、風呂を使うといい。
[カタカタと嘴の鳴る音はまさに抗議と呼ぶに相応しい。
余りに宮とそぐわない形に軽く肩を竦め]
>>95
へぇ……軍医殿もこんな凄い薬は持ってなかった。
お前の所の里って、こういうのがいっぱい採れるのか?
ああ、これを隊に持って帰れれば……
あいつ等にも少しは楽させてやれるかもな……
死ななくて済む人間も増えるし、死にゆく者も苦しまずに済む……
[先ほど見かけた蒼鷹を連れる男には]
貴方も聖騎士のはしくれならば、聖乙女に危害が及ぶような騒動は止めに入っていただきたい。
[そう言って不快の色を隠さない]
それに私達聖騎士とて、儀式の為の大切な身体です。
不要な争いごとは避けるべきでしょう。
見ていた民衆に不安を与える事もなかったでしょう。
誰も傷つく事がなかった以上、煩く言うつもりはありませんが、聖騎士というものをもう少し大事に思っていただきたいものです。
[男二人>>94>>96に対してはそんな事を言いながら]
/*
りーはさんかくしてなさすぎわらった
だがきらいじゃない
きらいじゃない
いいぞもっとやr
乙女ですしっかりします!!!!!
すごいアンジェリークです!!!!!!!
うろたえる!!!!
いえ、私こそ、私こそが至らぬ身であったゆえに……
[エレオノーレ>>97には暫くずっと謝り続けていた。その水晶核は我関せずとばかりに、エレオノーレや他の水晶核と交信したりランデブーしたり*していた*]
→聖宮内
>>98
じゃあ、「鳥」。
[分類がより大雑把になったのだが、ヴェルナー本人が気にする様子は全く無い。元々学がないのだから仕方ないのだが。]
風呂……?面倒臭い。
だいたい風呂なんてのんびり入ってられるか。
………おい。何だその目は。
郷に入りては何たらかんたら、ってか。
ああ分かったよ。「揉め事を避ける為」に、お前さんの指示に従ってやる。
どこに行けばいい。この中か?
[顎をくいっと上げ、聖宮の中に入れろと催促する。]
何、そんな極端に危なっかしい輩を選ぶほど
水晶は狂っていないだろうし、乙女とて
選ばれたからにはそれくらいの些細な難事は
どうにかできる能力を持ち合わせていると思うがね。
難事は越えられるものにしか与えられないものさ。
自分を選んだものと同じものであっても信用できないかい。
[ぱたた、と蒼鷹が身を震わせるとそんな音が響く。
それから長髪の男をじっと見たかと思うと
不意に真面目な顔をしたかと思うと]
ああ。実にいい額だね、君。
清清しい美しさだ。
[話の腰を勢い良く折って言葉を漏らした]
い、いえ、本当に、
お気になさらないでください、
わたし、もっとちゃんと
聖乙女って分かってもらえるよう
しっかりしますから…。
[>>102ヴィクトリアとはお互いに謝り通しだった。
>>94蒼鷹の主の男性の言葉には
困ったような、考え込むような表情を浮かべた。]
…やれ、大雑把な。
[大まかどころではない分類に肩を竦め、
溜まった不満を発散するように男に向かって鷹が啼く]
井戸よりも風呂のほうがお勧めだけれどね。
そう、そのまま真っ直ぐ。
では、乙女。我々も宮へ参りましょう。
ここでこのまま立ち話では貴女も疲れてしまう。
[血の匂いのする男をとにかく身綺麗にするのと
宮の中で補佐官に引き合わせることを同時に達成するべく、
物は試しとばかり長い耳の乙女へ声をかけてみた**]
[>>99ふと、ヴェルナーの声が耳に届く。]
…隊、…怪我…してるひと、
居るんですか?…――。
使って、もらえたら、いいけど…
[エレオノーレの知らない、遠い世界の話だろう。
少なくとも戦争からは縁遠い少女は
痛ましげに眉を寄せた。
彼が蒼鷹の主と会話を始めれば
口は挟まないで少しの間、見ていた]
[>>107声が掛かった。
蝶の水晶核が淡く光る。
そうだ、彼は「心得ていますよ」とそう謂っていた。
聖騎士。きれいな色の眸だとエレオノーレは思う。]
ぁ、え、ええと。
[しっかりしなければ、と改めて背筋を伸ばす。]
はい、そういたしましょう。
お気遣い、ありがとうございます。
わたくし、は
エレオノーレ、です。よろしく、お願い します。
[両手を体の前で組んだまま、頭を下げた。
騒動もとりあえずは収束し、共に*宮へと向かう*]
>>107
鳥…お前、人間に言いたいことがあるなら言葉で喋ってくれ。ああ、文字で伝えるのは勘弁な。読めというのが無理難題だとは思わないか?
[こちらを子ども扱いする男には、ひらりと手を翳して合図を送る。]
了解。心に留めておくことにさせてもらう。
井戸に血が入るなんて、お前さんらにとっちゃ厄介事そのものだろうし。
[裂傷痕のある箇所を爪で掻きながら、ヴェルナーは聖宮の中へと入っていった**]
/*
3時くらいまではいるとおもうとかうそだった
せいだいにおーばーした
ちゃんとニンゲンするよ!
ニンゲンする!
>>108
いや、何でもない。
ちょっとした夢物語ってやつさ。
[エレオノーレに背を向けて、ぽつりと呟く。]
死んだ人間の顔をひとつひとつ思い出して、「あいつの怪我なら助かっただろうか」なんて考えたところで……俺には帝国に帰る方法が無いからな**
/*
ヴェルナーのは機械文明があるファンタジー世界?
いやま、リデールに食い付いただけなんですが。
☆4つ〜
/*
ヴェルナーはwikiでのやりとりから何となく。
ヴィクトリアも申告通りの堅物。
ヴィンセントもまとめ役のために引っ張られてる?
年長組がかなりシリアス系っぽい。
年少組がほんわか癒し系になればバランスとれるかな?
聖乙女に負担かかってるうちにポイントを稼ごう(←
12人目、鋼の聖騎士 タイガ が参加しました。
鋼の聖騎士 タイガは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
──聖宮へ続く道──
ふぁ……
[馬車に揺られながら大きな欠伸。馬車の揺れは実に心地良い。]
もうすぐ着くな。
よーし、あと少しだからなー。頑張れよ。
[馬車を引く馬たちに声を掛ける。
乗せているものの重量を考えたらなかなかの重労働だろう。
馬車には里で作った金属工芸品などが積んである。
街と聖宮へそれを届けるのが今回の目的だ。]
それにしても久しぶりだな、こっちまで出てくるのは。
[父がいきなり『今回の配達はお前がいけ』と言いださなければ
ここまで来ることもなかった。]
父のきまぐれだったが、これはこれでいい気分転換になるな。
― 市場 ―
あ、どーもです。
出来上がりましたよえぇ。
[仕上げた天秤を依頼業者に納品。
実際にこの秤が使われるのはもう少しいろいろなことを経る必要があるが、機能的な面では完成している。]
重力は正義。
正確な秤は清く正しい商取引をもたらしますよっと。
[機嫌がいいのかにこにこと微笑みながら報酬の入った革袋を受け取る]
……あ、次の依頼ですか?
ちょっと思うところありまして、しばらく旅に出ようかなと。
えぇ、重力で世界を救うんです。
愛は世界より重いって証明できるのは自分だけですから。
皆さんもお元気で。
[呆気に取られて疑問符が頭の上で踊っている依頼業者の店員に微笑みかけてから市場を後にした。
向かうは聖宮。自分の正義を賭けられる地。]
……ん?
[そう呟いていると、ふと何かの気配を感じた。
あたりを見渡すが特に変わった様子はない。
この時に水晶核が己の背後に現れたのだろうが、
それに気がつかなかった。
なぜなら、水晶核は己の背中にぴったりと張り付くように
くっついて浮いていたからだ。
そして、変な気配と共に、街についた。]
[街での配達。
依頼主たちへ物を配達しにいく。
配達ありがとうねぇ、なんて感謝されるのはなかなかいい気分だった。]
[ただ、どの人も背を向けて次の配達へ向かおうとすると決まってこう言うのだ。
『ああ、君がそうなのかい。頑張れよ』
なにがそうなのかは分からないが、
ええ、頑張りますとそのたびに返した。]
……?
[疑問を抱きつつも最後の配達先、聖宮へむかう。]
今回初見の方は初めましてー。
そうでない方はお久しぶりー。
いつもあなたの隣にいる、そう、その名も蕎麦です。おはようございます。・・というのは冗談です。
ここのテスト村には良く顔を出しますが、本格参加は久しぶりですねー。これでも昔はBBS中心のガチ議論者でした。いわゆるクローンにはあんまり参加してなかったです。
取り敢えず自己紹介はこのくらいで、皆様改めてよろしくお願いいたします。
―聖宮の門の前―
・・これはこれは。
想像以上に瀟洒な場所ですね〜。
[ゆったりとした動作で馬車から降りる。
白亜の門を見上げて目を細め、思わず独り言を。
きらきら差し込む光をさえぎるように
右手を額のあたりでかざした。]
──聖宮の門──
鋼の里のタイガです。
今日はここへ、コレを届けに。
[門番へ、ぐるぐると布の巻かれた包みを見せる。
中に入っているのは装飾の施された守り刀。
俺の自信作だ。
それを見せると、訪問の通達は受けていたのだろう
すんなりと中へ通された。]
ああ、お疲れ様でした。
”私は無事聖宮に着いた。”
皆にはそう伝えてください。
[背後でかしこまる従者に丁寧に声をかける。
馬車が走り去る音を聞きつつあたりを見回せば
>>119一人の青年が門番にはなしかけている姿が
目に入った。
彼らに用件を言えばいいのかと
自分も”知識の聖騎士として召還されました”
簡潔にここに来た理由を述べれば
すんなり中へ通された。]
[青年はまだいるだろうか?
もし会えたならば
にこやかに声をかけるだろう。]
ええっと、こんにちはー。
あなたも聖騎士として選ばれて
この地に来たのでしょうか?
[背後より声を掛けられて振りかえる。]
ああ、こんにちは。
[聖騎士という言葉には首を振って]
違いますよ、俺はこれを届けに。
[背後の水晶核にはまだ気が付いていない。]
おやあ? そーなんですか?
[他人が聞いたらいささか呑気過ぎる口調を
振り返った青年に向ける。
目を丸くして綺麗に首を右に倒しつつ
青年の背中を指さした。]
・・でもあなたの背中には
聖騎士のしるしとなる水晶核がついてますよ?
へ?
[指さされ、気の抜けたような声を上げる。
背後は見えない。
背に手を伸ばして探る。
水晶核はその手から逃げる。
そして、水晶核は肩の上あたりから飛び出した。]
うわっ、なんかいたっ
[それを見つけて、驚きの声を上げる。
水晶核は慌てるようにまた背後に隠れた。]
自分の発言ながら突っ込みたくてしゃーないわ。
>>120、門番あっさり入れすぎ!(実はタイガと会えんかったらどないしよと焦ってたんのと、描写省略した手抜きやねんけどな。
聖騎士名乗る不審者やったらどないすんねん。
最大の証拠となる水晶核も見せてへんしな!
っていうか、いくらなんでも呑気すぎやろーこの男。
ジークムント=シュタイン Siegmund=Stein 26〜8歳の医師。は一番の突っ込みどころや、よろしゅう?
これ終了後に全ログ読んだお人が驚きそうや。
いわゆるひとつのギャップ萌え?
あの、さっきちらっと見えた水晶みたいなのが
そうなんですか。
[聖騎士に選ばれたもののところへ現われる水晶。
始めて見た。]
……ところで、もしやあなたは聖騎士なんですか?
[先ほどの発言、あなた『も』などと言っていたなと思いだした。]
― 聖宮へと続く小径 ―
わぉ☆
これはいい重力。
[太陽が燦々と注ぐ小径。
聖宮への道を歩いていると……頭に白い生き物のようなのを乗せた少女が呆然と立っていた。(>>10)
この道に用があるなら聖宮関係者なのだろうが……聖乙女だという発想が出て来る前に、頭の上にあるものの乗っかり具合に食い付いた]
こんにちは。
素敵な重力ですね、その乗せ方はあなたオリジナルの?
[秤職人だからこそ感銘を受けたのは、頭の上に絶妙のバランスで上手く乗っていることだった。
ただでさえ丸そうな頭に、あの大きさや重量だと滑り落ちるのが関の山なはずだが……
自分も帽子をかぶっているのと、重力に心惹かれた人間であるから、あの白いものの乗せ方にファッションリーダー的なものを感じた。]
[青年と水晶核の動きを交互に見て
ふうむと顎に手をやった。]
気付いてなかったようですね。
もしかしてその水晶核は照れ屋さんなのでしょうかー?
はっ?
ああ、はい、そうですよ。
[青年の問いに頷いて肯定すれば
聖騎士なんですかと問われて
慌てて頭を下げた。]
えー、すいません、申し遅れました。
私はこのたび知識の聖騎士として招かれた
ジークムント=シュタイン と申しますー。
王国で医師を務めております。
以後お見知りおきを。
なんか変な気配はするなと思ってたんですが……
まさかこんなのがいるとは。
[こんなの、はやっぱり背後で浮いている。]
[そして青年の名乗りをきくと]
あ、ご丁寧にどうも。
俺は鋼の里のタイガです。
聖騎士、なのでしょうかね……
[背後の水晶核が背中にコツコツ当たる。
『ハガネ、ハガネ』
と、別に声が聞こえたわけでないが、水晶が訴えている気がする。]
ハガネ?
>>123の驚き表情差分見て、ジークムントの目の色が黄色っぽいと分かったなんて。
・・自分、面倒やからって表情差分確認するの、手ぇ抜くなっって。馬鹿。居場所明記するのと同時にこっそり修正しとこ。
……。
…………。
………………。
えーと、もしもし?
むしろ身体の方が重力が抜けていらっしゃる?
[歩み寄ってみると、呆然とした少女がここはどこだと言わんばかりの様子。
もしかしたら道に迷ったのだろうか。]
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