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/*
>>5:+93
ああ、これ墓のみで読むと分からん仕様か。僕宛だね。
wwww向こう脛くらい蹴飛ばしてやってくれよ、ケルコム。
なのでマリエッタ投票をした日もありました…。
幹部落とさないと、シリーの本気が見られないのじゃないかと思って。
>>+104
/*
落とし方はバランス重視しないといけませんからねぇ…。
シリー幹部落とすなら先を見て順番考えなきゃいけないところなのですが、だからといってケルコムから落とせた情勢かとなると難しかったでしょうね。
……ほんとに、ちゃんと休めよなー?
どーせお前の事だから、事後処理全部一人で引き受けたんだろ?
……そういうとこで無理しすぎなんだよ、ったく。
ま、俺がいたらいたで、お偉方と悶着起こしたかも知れねぇけど。
[自慢にならない事を言って、浮かべるのは、苦笑]
それでも、さ。
一人で抱え込まなくていい事は、回りにも投げろよな?
でなきゃ、なんのための仲間なんだ、って、そういう話になっちまうし、それに……。
……お前が覚えてるかどうかは、わかんないけど。
俺が今、こうやって……『俺』としていられるのは、お前のお陰なんだから、さ。
だから、その分は、ちゃんと返させろよ……な?
[自分が、ファルケンマイヤー夫妻の実子ではない、と偶然知った時。
在り方を見失って飛び出し、路地裏で蹲っていたのを一番最初に見つけてくれたのは、幼馴染で。
その時に、『ここに自分の居場所が在る』、と気づかせてもらえた事が、嬉しかったから。
言葉で表しはしないけれど、感謝は絶えた事はなかった]
……んーじゃ、俺、行くから。
非常事態になったら、叩き起こしに来るから、気にせず休めよ?
[軽い口調で言ってひら、と手を振り、ミヒャエルの部屋を出る。
廊下に出ると、碧を刹那、金色へと落とし。
ふる、と軽く首を振ると、再度、滑走路の方へと足を向けた。**]
/*
さて、後は帰還組から前線の情報を仕入れねば。
しかし、まだねむいにゃー。
もう少し、寝た方がいいかにゃー。
くぅぅ。
頭突きだのチョップだの、わたしに対してそんなことをするのはおまえくらいだ。
どれだけアウトローなんだ、おまえは。
[揶揄するが、その声にあるのは安らぎ。]
[所属に因ってでなく、感情の執着ともまた離れ、損得も吹っ飛ばして、
ただこの個人に「私は、味方」と言ってくれる者。
その存在のもたらす心強さ。
国を人民を、
守っているつもりが、自分もまた守られているのだと。]
いつも君は欲しい言葉をくれるなあああ、リーゼロッテ(と中の人)。
その才に焦がれるよ。
感謝を伝えきれるクオリティで返せないのがもどかしい。
好きだ。
あと、
日付またいだけど、
フィオンの軍人RP格好いいぞw >>5:344
動作のキビキビ感と、礼儀正しさの中の威圧は軍人の肝だよなw
/*
天魔ふたりには感謝してもしきれません。
投げっぱなしにしてたこと、拾って消化(昇華)してくれてありがとう。
そしてべる、ダーリン浮気中!
[ステッキが届けられ、ゆっくりとした歩調でリーゼロッテと並んで歩き出せば、遠目にはマリエッタといるように見えたかもしれない。
本物の妹はいまだ僚機とともに空にあり、その翼を守る者とまた少し距離を寄せて、信頼を分かち合っていたのだけれど。
やがて、その流れはひとつにまとまり、再び流れ出す。]
── シリー空軍基地 / 日没後 ──
[幕僚たちと短い会合を行った後、
ローズウォーターで洗面し、絞ったタオルで髪と躯を拭って身支度を整えた。
軍服は白の礼装に換える。
先ほどまでの状況とは確り一線を画したのだと、見る者に視覚で知らしめるために。
シリーは、一敗地に塗れたままではならなかった。]
[整備班が残骸となった此彼の機体の中から使えるものを修理工場へ移し、工兵による滑走路の補修作業が急ピッチで進められ、高射砲隊には新しい弾薬が補給され、命を巡る医務室での激戦もひとまず落ち着いた頃、
フェリクスは、出撃する者しない者、食堂等の後方支援業務の軍属民間人を含め、手を止められる者すべてを本部前に招集させた。
犠牲者のための黙祷。
そして、躯の前で黒檀の杖に両手を置き、兵たちを見渡す。]
[どの顔にも悔しさ、あるいは不安と疲労が濃く色さしていた。
苛烈な暴力行為が一瞬にしてどれだけのものを奪い、精神に影を落とすか知った顔だ。
集団心理がそれに拍車をかける。
いつまでこれが続くのかと──]
[絶望へと滑り落ちるか、踏みとどまるか。
結束か崩壊か。
それを決めるのは指導者の態度であると、人の上に立つために育てられてきたフェリクスは知悉している。]
諸君──
[固唾をのんで見守るひとつひとつの視線を受け止めながら、ゆっくりと語りかけた。]
見よ、
傷ついた基地と同胞の姿を。
ケルコムの横暴を許せば、いずれシリーの全土にあの“飛行機”が現れることになる。
そして、この光景が繰り返される。
我々はそれを阻止しなければならない。
打ち拉がれている余裕はない。
我が同胞よ、顔を上げよ。
祖国が自分のために何をしてくれるかではなく、自分が祖国のために何をなし得るかを問いたまえ。
[ひとつ呼吸を置き、声を強めた。]
シリー空軍に籍を置くすべての者に告ぐ。
我々は空を、そして祖国と同胞を守るために志願した戦士である。
平時と戦時とに関わらず、勇気を力に変えて活動する者である。
行動によって秩序を語り、人民の模範たらんと努めよ。
多くの目が我々を見守り、後に続かんとしている。
国の正義の主張バトルと、士気高揚演説をクリア。
指揮官としてやりたいことはやった (←
陣形戦はできるのかねー
相手に飛行船部隊ないから、ちょっと無理っぽい。
旗艦の名前「イシュタル」についての裏話
イシュタルは聖書では<天后>だけど、<風の精霊>と揃えたいのもあって<暁の女神>という漢字をあてました。
「金星の女神」とか異名はもろもろあるけど、元になった神話のイシュタルは「暁の女神」ではないです。
ただ、架空世界であるルー・ガルーの世界に地球歴史地理そのものの固有名詞をいれるのはあまり好ましくないので(3の「ヴァルハラ」発言にも灰で指摘はいれたけど)、あえて属性換えました。
ここまで<風の精霊><極光><月光><銀河>等、船の名前を空系で揃えていたしね。
>>75
「祖国が自分のために何をしてくれるかではなく、自分が祖国のために何をなし得るかを問いたまえ。」
これはJFKの演説から。
───そうだよ、
フェリクス・ヴェンダーヴァルト・フォン・フリーゲンベルク。
戦いとは横暴なものだ。
けれど独善の元に他者を踏みにじり続けるのも、また横暴。
……だから、キミとは気が合うと思ったのだけれどねえ。
自らを信じて、その信のまま他を蹴落とせ。滅ぼせ。
そうでなくては、”なるまい”?
[風に紛れて、声なき声が嗤った。*]
/*
よし。魔のオシゴト終了。
>>+107ラルス
むしろ勤勉といって欲しいね。
まったく、シェイといい人のことを誤解し過ぎる。
エコ……あ、ほら。
エコといえば、僕ってシリーとケルコムの往復に、
多分交通機関使ってないぜ。気が向いたら乗るけど。
>下段
なんだとwwwそれはww
そうだねえ、ならば銛だな。
30分あたりで、どう最終攻撃来るのか時間を気にした覚えがある。
個人的目途は40〜30分前に相互に攻撃か。
見返したら、9分に聖水鉄砲攻撃、21分にお返しの照明弾攻撃。銛射出が43分だから、お互い様にもうちょっとだったね。
ラルスへの攻撃も、あと出来ればダメージ描写ももっと濃くやりたかったもんな。
/*
とはいえ、そこは僕の初動の遅さも申し訳なかった。
やはり夕刻のうちに対峙するところまで進めても良かったな……あれだ。シリーさんが、ケルコムに向けて出撃する時間が要るかと思ってねwww
居るのはフェリクスくらいかと思ってたんだ…。
まさか全員でお待ちになるとは予想外。
ラルスを落とすのも、もっとしっかりがっつりやりたかったもんなあ。むしろリテイクしたらいいのか、そうかも知れん。あとで気が乗ってたらやろうかなw
/*
それはそうと、フリーゲンベルク。
キミはメモに名前を省略するな。
コピペで拾うのが実にめんどい(えらそう)
>>78
司令よりのお話の通りです。
作戦開始時刻をシリー現地時刻25:00に定め、
進軍を開始します。
[時は少し遡る。議論は紛糾した。二度に亘る基地襲来に、屈強でならした流石の精鋭達にも不安の色が影をおとす。
延期し次に備える道が最も建設的なのだろうとも思えたが、それでは士気の低下は必至]
状況の報告は確認致しました。
進軍規模の縮小は余儀なくされ、本来なら再編成が必要な状況。
識者が見れば足並みを揃えることも困難な状況です。犠牲になった者達も大勢おられます。
けれど……
逆に言えば、それを逃げ帰った敵機は報告でも致しましょう?
とてもすぐに侵攻を再開するには無理があるであるということを。
そこに隙も生まれましょう。
太陽の鏡を含めれば、都合3度、この短期間で立て続けに侵攻を許しています。
今回の戦果を知れば、有効と判断し同じようなことを繰り返す……これでは守勢に回り
志半ばに大地へ還る者達を増やすばかり。
ただ黙って指をくわえていては、向こうを喜ばせるだけでしょう。
幸いに改造艦の無事含め、主要な部分は被害を受けていません。
ならば、今もまた攻め時!
[作戦には若干の変更は余儀なくされることだろう。作戦続行は可能としても、兵力の摩耗も無視できるものではなかった。
当初はお披露目が主たる<暁の乙女>もまた武力としてアテにしなければならない]
今、司令閣下が、私の申し上げたきことは仰っております。
ですから、私から改めて長くを語ることはありません。
祖国のために何をなし得るか…それは翻れば
守りたい者のために何をなし得るか
掴みたいモノのために何をなし得るか
愛すべき全ての者達の為に翼を広げなさい
掴みたい未来のために戦いなさい
貴方達の守るべきものために生きなさい
その力が、シリーを支えましょう。
[やがて、急ピッチで作業が進められ、艦隊は星の大海へと繰り出していく]**
……ん?
ああ、待機するのに、滑走路、戻った所だけど。
なんか、あったか?
[戻った、という物言いから、一度どこかへ移動していた、というのは伝わるか]
[先刻のきっぱりとした宣言から、実力行使が為された事を知り、少しほっとした表情になった。
通信機の声で起さぬよう、リヒャルトに語りかける声はより、トーンを落としたもの]
実は、郵便屋さんからお届け物を預かっているのです。
…リヒャルトさんに、って。
早めにお渡ししたいのですけど、お時間取れますか?
私から滑走路に赴きますけれども。
[表情の変化は知れぬものの、落とされた声のトーンから、何をやって来たかは伝わった、と判断する。
こちらも、届ける声はやや小さめに]
……郵便屋から、俺に?
あ……届いたのかな、こっちからの手紙。
[他に、自分への届け物に思い当たる節はないのだが]
ん、俺は大丈夫。
これからまた、忙しくなりそうだし、早目に受け取っときたいしな。
― 空軍基地・滑走路 ―
[ミヒャエルを部屋に送り、その後食堂に寄ってコーヒーを一杯もらう。
今日はアップルパイないの、と何気なく聞いたら、おばちゃんに複雑そうな顔をされた。
件の菓子の作り手が誰かは知らぬままだったから、その表情の意味はわからず。
代わりに、と渡された、カラフルな包み紙のキャンディを数個ポケットに入れて、滑走路へと戻る]
……おっと。
[戻ったそこでは、作戦から帰還した味方機の整備が急ピッチで進められていて。
慌しい様子に、邪魔にならぬようにと隅の方へ]
結構、減った……なぁ。
ほんとこれ、長期戦になるとジリ貧っていうか、なんていうか。
[人員的にも、物資的にも。
決めるなら、短期決戦が必要だな、と。
浮かぶのは、そんな考え]
[『姫抱き』なる単語を聞いたときは、ものすごーく嫌そうな顔をした。>>62
どうにか自分の足で部屋に帰り着くと、寝台に転がる。
額には嫌な汗。それを腕で拭った。]
……別に、無理なんかしてねーよ。
[抱え込んでいる。>>63
その言葉は、別のことに意識を向かわせたが、それを出すことはしない。]
なんだよ、急に。気持ち悪いなぁ。
そんなこと言ったからって、別に俺はなんとも思わないし、なにか返して欲しいとか思わねーよ。
ええ。
何故か私に、渡してくれって。
[返事を聞くと同時、歩き出す。]
良かった。
では、これから伺いますね。
近くに居ますので直ぐにお届けできると思います。
[通信機に音を乗せる。]
[会う時間が取れる事を確認すれば、滑走路へと赴いた。
待機中の軍人に紛れ、周囲を見回して、蒼の機体を探す。]
― 空軍滑走路 ―
[果たして、相手を見つけたのは機体の傍であったのか、それとも滑走路の隅か。>>82]
―――居た。
リヒャルトさん!
[呼び掛けて、手を振って駆け寄る。
大尉の特攻による敵機撃墜状況と、ケルコム軍の被害状況とについて、此方にも連絡は来ているのだろう。
警戒態勢をより強固に、軍備の補充にと慌しく人が行き交っている。]
……もう。十分返してもらってる。
返しきれないくらいに。
[彼の存在がなかったら、自分はもうとっくに潰れていただろう。
家出した夜。
何があったんだとまわりに問い詰められても、一切口を噤んだ。
だけど、幼馴染にだけは話した。色々なことを。
ずっと黙って聞いてくれて、一言ぽつりと言って笑った。
――ここにも、空がある。
その時思った。]
ああ。少し休めばなんとかなると思う。
非常事態じゃなくてもいいから、すぐに起こしにこい。
[出て行くリヒャルトを見送ると、目を瞑った。]
ふふ。彼方此方走り回って足が棒になりそう。
でも、私より貴方がたの方がもっとお疲れでしょう。
それで、お届け物というのはこれ、です。
[丁度去る所所だったらしい整備士の背に目礼しながら、
持ち物を探り、布で包んだ預かり物を取り出す。
彼の弟妹お手製の“御守り”。>>5:258]
アナちゃん…、妹さんからだそうです。
御守り、ですよね。すごく、お兄さん思い。
[離れていても、心は何時も近くにと。
想いを込めて作られた物なのだろう、と思う。
両手でリヒャルトへと差し出した。]
―夢の中―
──シリーを倒して、真なる平和を勝ち取るために。
真なる平和。
それを欲していたのなら、『魔』に屈したまま、あのまま出撃してきっと――。
だけど、欲しいものは違う。
平和を望むだけなら、シリーに逆らわなければ、平和を与え続けられることは出来たはず。それが緩やかに死を招くようなものであっても。
そうやって、後ろで走り回ってもらってるお陰で、俺らは前線で飛び回るのに集中できるんだけどな。
あと、俺の場合は、好きでやってる事にも繋がってるから、そんなに負担ってんでもねぇよ。
[冗談めかした口調で返して。
差し出されたそれに、碧を細める]
アナから?
ん……そっか、良かった。
手紙、届いて……あいつらも、無事なんだな。
[それが何より嬉しいから、自然、表情は穏やかに。
受け取ったそれは、本当に簡素なものだけれど──込められた、弟妹の想いは、感じられた]
そう、思うだろー?
素直だし、いい子だし。
二人とも、俺にとっちゃ自慢の弟妹なんだぜ。
[そんな諸々の嬉しさから、つい、転がり出るのは兄バカ発言]
望むのは、受け取ることが出来るはずだった正当な権利。
青い空。そして希望。
母親の元から離れて、パイロット候補生になっても、忘れることは出来ない。
空が欲しいだけなら、パイロットとしての才能を買われて、シリーに留学してしまう手段もあった。
選べなかったのは、どこまで逃げても、立ち向かわない限り追いかけられるのだ。と気付いたから。
ならば、大事な幼馴染もいる。
新しい友人も出来たこの場所で――。
理不尽な運命にも立ち向かおう。
[好きでやっていると聞けば、青磁を細めた。
そういう彼らが最前線に居るからこそ、支援組も力が入るのだと。]
あ、自慢されてしまいました。
妹さんのお名前しか聞いてませんけれど、戦争が終わったらいつかその可愛いご妹弟さん、紹介して貰おうかな。
私も、リヒャルトさんみたいなお兄さんが欲しかったです。
―――、
[うちの兄にも爪の垢を煎じて飲ませたい位です、ぽろりと滑り出しそうになった言葉は慌てて飲み込んだ。]
と、それから………、もう一つ。
これは多分、個人的にだと思いますが。
郵便屋さんから、伝言も預かっていて。
[伝言を伝える段になると、暫し躊躇する。
僅かな沈黙が落ちた。]
おう、幾らでも自慢するぞ!
どんだけやっても、したりないからな。
[どう考えても行きすぎだが。
血の繋がりがなくても、兄と呼んで慕ってくれる二人が本当に可愛いのは事実。
もっとも、当の弟妹は、血縁がない事は知らぬのだが]
ん、ああ、そーだな……戦争終わって、落ち着いたら。
どっかで、のんびりお茶飲みしながら集まるってのも悪くないだろ。
じ……あの人にも、会わせたいし。
[ごく小さく呟いて、片手を軽く胸元の金色へ。
一瞬、意識はそちらに逸れていたから、言葉が飲み込まれる事には気づかなかった]
って……伝言?
郵便屋から、俺に?
[思わぬ言葉と、躊躇する様子。
緩く首が傾ぎ、碧がひとつ瞬いた]
良いですね、お茶飲み。
そんな時間が取れるようになったら、是非。
………あの人?
[兄バカ全開のリヒャルトにくすくすと笑みを向ける。
言いかけた言葉には、少々首を傾げるが問うことはせず。]
伝言を心の中で反芻して、迷う。
けれど、預かったからには伝えなくてはならないだろう。]
……『守りたいものをこれ以上失いたくないなら、敵は容赦なく打ち倒すべきものなのだ』
………と、リヒャルトさんに伝えて欲しいと。
[音にすれば、より声と瞳は困惑の色を乗せたか。
そうして、リヒャルトを見上げる。
郵便屋の言葉は、何処か不穏な、不安を煽るような響き。
彼らの間にどのようなやり取りがあったのかは、知らない。]
[伝言を心の中で反芻して、迷う。
けれど、預かったからには伝えなくてはならないだろう。]
……『守りたいものをこれ以上失いたくないなら、敵は容赦なく打ち倒すべきものなのだ』
………と、リヒャルトさんに伝えて欲しいと。
[音にすれば、より声と瞳は困惑の色を乗せたか。
そうして、リヒャルトを見上げる。
郵便屋の言葉は、何処か不穏な、不安を煽るような響き。
彼らの間にどのようなやり取りがあったのかは、知らない。]
─────。
[魔は、今は囁かぬ。
けれども人の子よ、己が心に問うが良い。
──それもまた、真ならざるや?]
[お茶に関しては、だろ? と笑って]
ん、ああ、こっちの事。
……落ち着いたら、話せる……と、思う。
[あの人、については、そう、濁す。
話すとしても、やはり最初に、と思ってしまうのは昔からの事なのだが。
それよりも、今は]
『守りたいものを失いたくないなら』……。
[伝えられた言葉を繰り返して、目を伏せる。
言葉に込められた意図は、知れない。
けれど、確かにそれは真理の一側面で。
手段として──選択肢に、含めるべきもの、なのかも、知れない。
けれど]
……ったく。
あの郵便屋も。
ほんっと、わけわかんない事言うよなぁ、たまに。
[やや間を置いて、零れたのは、こんな呟き。
碧に宿る色は──穏やかなもの]
そういうやり方ー、って。
俺の柄じゃねぇってーのに。
『ミヒャエルは、お父さんそっくりね。』
『母さんには、あなただけしかいないのよ。』
――母さん。さびしくない?
やった猫は大事にしてくれてる?
母さんにも絶対に見せてあげるから。
この世界は、もっと広くて美しいってことを。
―――…ふふ。
[伏せられた瞳が、動じぬのを見て取れば。
ほ、と息を吐いて微笑した。]
そうですよね。
第一、青いと言われても別の方法を選びたいって、この間皆で話したばかり。
[ただ、状況が刻一刻とそれを許さなくなっているのは確かだ。
そして、本音と建前を使い分けなければならない立場であることも、確か。]
うん………安心しました。
私がお預かりしたものは、これで以上です。
そーいう事!
理想だけじゃどーにもなんないのは、わかってるけど。
でも……。
最初に抱いた願いを、大切にしたいんだよな、やっぱり。
[甘い事しか言っていない。
自覚はある。
けれど、『繋がり』から得た光は、その決意をより強く、揺るがぬものへと変えていたから。
迷いは、ない]
ん、そっか。
わざわざ、ありがとな。
んじゃ、御足労いただいたお返し、ってわけでもないけど、これ、持ってけよ。
[言いながら、ひょい、と手渡すのはおばちゃんからもらったキャンディ]
/*
にしても、難易度たけえなあ。
頑張りなさるといいwww
本当はどっかでシリー憎し!暴走のターン!!辺りから、反省と思考を抜けて…とかあっても良かったかもだけど。時間も有限だし、むずかしっすね。
/*
これ以上のところに、養父の名前を出してあげれば良かったのぅ。お父さん殺されましたよね?という煽り。
人の死の重みが見たい。という我侭。
戦争の先に、新しい光を見出す為に。
変わるといいですね。いえ、変えましょう。
きっと、変わる。
貴方達が居れば、大丈夫だと信じられる。
っ、と、?
[不意に手渡されたのはキャンディの包み。
破顔して、礼を言う。]
ありがとうございます!
……あ、そうそう、ミヒャエルさんは何処に?
ちょっと覗いてきます。角生やして。
[冗談めかして、でも半分は冗談でもなく、去り際に問うた。]
/*
ハーレム>
もうフェリクスに抵抗できるほど男達は残っていない……。
フェリクスは残った女性陣を全て掻っ攫い、別の獲物を求めてシリーを去っていった。
シリーに召集をかけられた時点で、実はシリーに女性陣が全員集まっていたのですよね。
あ、オクタヴィアさんは入れ違いでケルコムにいた、かな?
ああ……色々と、変えなきゃなんない。
『あおいそら』に、届くためにも……な。
でもって、その言葉はそのままお返ししとくわ。
[信じられる、という言葉にさらりと返して]
ん?
ああ、ミヒャエルは、あいつの部屋に放り込んできたから。
……うん、そうしてやるといい。
[角出して、という部分には全く突っ込みを入れずに、居場所を教えた]
ななな何ですか。
さらっと返されると恥ずかしくなります。
お返しされても、もう何も出ませんよ……!
[前半部分には同意を重ねるように頷き返して、それでも軽く睨んだりもしてみて。]
場所は……あちら、ですね。
では、行って来ます。
お話できてよかった。また!
[軽く手を振って、くるりと向きを変えた。]
― ミヒャエルの部屋 ―
[教えて貰った通り廊下を行き過ぎ、角を曲がる。
こんこんこん、とごく軽くノックして、通り過ぎた下士官に不思議そうな顔をされつつもドアノブを回した。]
…………寝てます?
[寝ているなら返答が返るはずもないのだが、兎も角そう問いかるだけ問いかけて、ドアを後ろ手に閉めた。]
勿体ぶって言うとか、俺の柄じゃねーもん。
それに、別に何か返さなくてもいいんだし。
[睨む視線にどこまでもさらりと言って]
ん、じゃ、あいつの事、頼むわ。
……色々、ありがとな。
[手を振り返した後、ふ、と空へと碧を向けた]
……さて、と。
ちょいと、色々、確かめておくか。
[アデルを見送った後、小さく呟く。
表情は、真面目なそれへと引き締まっていた]
あっちとこっちの被害状況……それによって、これからどう動くか変わってくるんだし。
向こうさんがすぐに突っ込んでくるとは……あんま、思えんけど。
余力次第だからなあ……。
[そんな事を呟きながら、足を向けるのは司令部の方。
そこで、今回の特攻作戦に関する報告書を見て、それから。
数人が目撃した、という飛行船の情報に、嫌な予感を覚え。
帰還した者たちにその時の状況を聞こうと飛び出すのは、もう少しだけ先の事。**]
―自室―
[非常時に備え、僅かな物音でも起きれるように、訓練されていた所以なのか。パタンというドアの音に、ぴくりと身体が動いて、薄目を開ける。>>107
顔を扉のほうに向けると、そこにいる人影に気付いた。]
……。
緊急事態?
[本当に寝入っているのだろうかとじいっと見詰めていたが、
ドアが閉まるや否や素早い反応を見せるミヒャエルに軽く飛び上がる。]
起こしてしまいましたか……って、今の、ドアの音で?
[出来るだけ音を立てないように努めたけれど、と彼と扉とを交互に見て。]
……それだけ、神経使っている…ってこと、ですね。
緊急事態ではないから、まだ横になっていて大丈夫ですよ。
椅子、借りても良いですか。
[と、傍らの椅子を指差した]
/*
こんちゃw
>>+86フィオン
私は基本的に無茶振りOKですから、ロールはどんどん拾っていっていただいて、結構でしたのにw
なるほど、フィオンの立ち位置は分かりました。それでも、「いらない子」発言があったので、さっくりヤッテくれないかな〜とか、実は「期待」してたとこもあったんですけどねwww
ベルは飛行機開発についてはそれなりに重要なポイント占めてた「つもり」でいたので、ケルコム不利な状況下でしたから、「お前がシリーに行けば、均衡が崩れてしまう、ならここで死んじゃえ」みたいな流れも想定にはあったんです。愛する人の前で死ぬとか、美しいなぁ…とか妄想してたんですけどね。残念w
別に気にすることじゃない。
戦時中なんだし、みんなこんなもんなんじゃない?
[起きたことで、気を使わせたのだろうか。
そう思って、口にした。]
いや、寝てんのも悪いし。起きるよ。
……別に椅子くらい断らなくていいのに。
[起き上がると、寝台に腰掛けた。]
/*
俺がやると、どうしてこう真面目に起きる子になるんだか。
リヒャルト相手なら寝っぱなしだけど、アデルの前では寝てたくないんだよっ!
/*
ひょっこり、実はぽちぽち見ている。
>>+114ベル
ああ……。実は死後でねww
軍関連描写を拾ってみようかと思ったんだけど、メモでミヒャエルに難色示されて止めておいたとか、何かそういう。置き土産の収拾的意味合いでね。その意味で、昨日は機体名やらコードネームを使えて良かったな。
うん、期待は感じた。
感じたので悩みましたが、いらない=興味ない。なのですよねww 興味ないから、殺しもしない。
あと重要なのは、人前で魔が正体見せてキリングしちゃうと「戦記」から外れ過ぎるのですよ。なので可能だとしたら、フェリクスを意識操作して殺させ(ry が精々、かなあ…。
PCはクレメンス以外、基本的に手を掛ける気はありませんでした。シェイにはローゼンハイム関連の負縁故振ってたので、人知れず魔で対峙しても良いとは思っていたけど。それすらも割に消極的だなあ。
それもあるでしょうけれど、訓練……とかで違うものなのかな。
普通は寝ながら直ぐになんて、反応出来ませんし。
[椅子を寄せて腰掛けながら、起き上がる様子をじっと見て。
それから寄せた眉を解くと、息を吐く。]
……まったく。
リヒャルトさんが居てくれて、良かったです。
無理しないでって幾ら言っても、無理するんですから。
抱え込むし、何も弱音吐いてもくれないし。
仕方ないのは分かってますけどね。
[頬の傷に目を止めれば、応急テープを切って。
貼り付けようと手を伸ばす、無意識。]
……疲れ、少しは取れましたか?
/*
>>+116フィオン
ああ…。あれは、まあ、あの、その。としか…w
昨日拾ってもらえたのは、とっても嬉しかったです!
いらない=興味ない…ですね。なるほどです。
ええ、人前で出てくることはないというのは暗黙の了解だと思ってました。ので、あの毒みたいな、間接的な何かを他に落としてくれないかな〜という期待をしてましたw
ただ、落ち方については、固定観念はなかった(別名ノープランとも言うw)ので、皆さんとの間合いで落ち着いた結果だったので、あれはあれで全然OKでした。
/*
あとは、せっかく生きてたので、エピで何か落とせるよう、上の動きをみつつ、考えよう…。
お嫁さんの線が薄くなりつつあるので、クレメンスさんの遺志を継ぐってのもいいかもなぁ。クレメンスさんの承諾があればですけど。
マリエッタと仲良くなれそうだし。その線かなぁ…。
んー……。
じゃあ、丁度起きるくらいだったんじゃね?
[自分でも、そんなに深く寝入っていたようには感じない。]
だから、無理はしてないって。
そんなに、大変そうに見える?
どうして、リヒャルトもアデルも、無理してるようにしたがるんだか。
仕方ないって……別に頼りないって思ってるわけじゃないから!
[それは本音。だがそれと弱音を吐かないのは別問題だから。]
疲れ?
……ああ。大分楽にはなったかな。
だって、そう見えるもの。
[少々むっとしたように。
疲れだけではなく、色々な物を見せようとしたがらないような気は薄々していたから、今まで問うことはなかったけれど。]
…………分かりました、もう触れません。
……楽になったなら、それでいいです。
[再び眉間に皺を刻む。
リヒャルトには、『角出してきます』などと勇ましい事を言ったのに、結局言葉を噤むのだ。
今はもう触れないことにして、それから困ったような嘆息。]
それで。どうします。
食事にします、それとも先に出撃にします?
[視線で手に持った袋の中身を示した。
卵とか、いろいろ。]
/*
おはよう(←
寝過ぎて眠いな。
ぱっと開いて目についたが、儂の遺志?
ええと、魔を滅ぼす?
お嬢と仲良くしてやってくれれば、
儂としては安心じゃなぁ。
/*
クレメンスさん、おはようございます。
遺志というか、技術の継承?
マリエッタさんとは仲良くしたいです。ぜひ。
えっ……いや。
……参ったな……。
[大きく肩で息をする。
なんだか怒らせたような気がしたから。]
ごめん。
[小声で謝って。]
……食事?出撃?
[手にした袋の中を見れば、食事の内容は想像がついた。]
や、出撃っていうからには、メシ食ってるヒマないんだろ?
だったら、後でいい。
……それより。なんだっけ。あの大尉。あの話どうなった?
謝るようなことでもないです。
[後と言われれば頷いて。]
じゃ、これ、このまま此処に置いておきます。
私もこの後仕事ですからね。
命令は、まだ来ていませんけど……
[出撃命令が出れば、直ぐに慌しくなる。
出来れば戦争の話は避けたかったけれど、仕方が無いか。]
さっきの件、は。
出撃した大尉の名前はやっぱり名簿に見当たりませんでした。
だから、事実関係の調査依頼と一緒に司令部に報告してあります。
[自身の要請に関しては口にすることは無いけれども。
いずれ命令が出れば、指揮権がミヒャエルとリヒャルトにある程度委ねられることは上から伝えられるだろう。]
そして、ご本人は戻られていません。
作戦から無事に帰還した方曰く、“機体は大破、遺体は発見されていない”そうです。
いずれにせよ。シリーからの報復、いえ、カウンターが来ることは予想されますね。
明日か、早くて今日の夜か――多分、そう遠いことじゃない。
/*
やあ、のんびり。
>>+117ベル
はは、まあ仕方ないね。
そうか、ありがとう。そう言って貰えたら、僕も嬉しい。
興味ないは、本当にすまんww
Σ毒以外にか。なんという。
ちなみに毒は、フェリクスの副官ネタをどこかで活かしたくてね。上手いことやってもらって、見てて楽しかった。
生きてる人は、エピに期待しておこう。
僕はのんびり見守って、にやにやしとくわ。
どうせ数千年のうちのひと時だし(のほほん)
>>+119ラルス
おはよう、おはよう。
キミはかわい…じゃない、執念深いなあ。
というか、キミもそれじゃ滅ぶじゃないか(えがお)
そっか……。
おかしいって言われるかもしれないけど。俺もそんな人いたのかってちょっとあやふやになってきてる。
ま、どっちにしても。
シリーを怒らせたってことは確実なワケだ。
じゃ、すぐ準備しないといけないな……。
[慌しくて、ゆっくりと話も出来ない。そのことにため息をついた。]
/*
あっ、離れようと思ったらレスが来た。
>>+122ラルス
だよなあ、リテイクするかな。
再戦だと……確かにそうか。よし、やるか(←
魔に転生でいいのかい、ラルスww
僕は歓迎するけれどねえ、イヴェールは行っちゃったしさ。
数千の時、別段困るようなもんでもないが、構う相手もいないのは詰まらないものさ。
うんうん、宿のアレは顔見せだったな。
アレをやらずにいきなり対戦する気もなかったし。
撃たれたときは心底噴いた。
……なあ。アデル。
お前さ。
人のこと言うより、自分だってそうだろ?
一人で事情抱え込んで、弱音も吐かない。
お前さ。いくつになった?
何年も付き合ってきて、まだ誤魔化せてると思ってる?
/*
>>+123クレメンス
はい、ありがとうございます!
技術者としては、やはりその方向がいいかな〜と思ってます。
そうそう、三羽烏ですが、勝手に三羽烏にしてしまいました!カーチス室長も含め、結構その時のノリで出しちゃいましてwここで、頭下げておきます(ふかぶか)
後世にクレメンスの名前は残ると思いますよ!
>>103
……ま、綺麗ごとね。
仲間が死んでも、身内が死んでも、友が死んでも。
それで言い続けられるなら、
その証を立ててごらん、人の子らよ。
[くつくつと、闇の中に声だけが響く。]
それにしてもあの頑固さは───、
───…”血”かい?ラルス。
[流された浅緑が、自らを撃ち落した姿を見てわらった。**]
ええ。交戦の詳しい内容については、現状だと私よりも軍の方のほうが詳しいと思いますからそちらで聞いて貰えれば。
こちらは連携が上手く行っていなかったことも含めて、指揮系統の建て直しに総力を挙げます。
………、
[適切な言葉が思いつかない。
労いも違う気がして、溜息を吐く人に曖昧に微笑した。]
………え。
いくつ、って、年齢? 23、ですけど…
[突然の言葉に、面食らったように瞳を瞬いて。
それから、眉を下げた。]
………事情、とか、弱音とか……
ほら、私は立場がこう、ですし……ある程度、仕方ないことでしょう?
[言わんとすることを正しく汲み取れているのか。
それとも、そういう意味ではないのか。
視線は僅か、斜め下方を彷徨った。]
どういう、こと?
/*
>>+130フィオン
フィオンさんは、またです〜ノシ
ベルは色々騙されまくってますから、いまさら(ry
>>+131クレメンス
気のせいですよ、きっとw
>>+132クレメンス
受けていただいたなら、なによりです!
そういう関係だったらいいな〜という希望的観測からでした。
出来たら、銅像でも建てようかしら…(笑
[
ぽう シリーの星空に、ひとつ、灯が混ざる。
ゆらり 闇が、奇妙に歪む。
魔と人が撃ち交わしたその場所から、ひと筋の煙が立ち昇り、
夜空にまあるく形を成していく。
煙はやがて平たい船体をもつ飛行船となって、
静かに、闇の中へと*消えていった*]
……。
わかんない?俺のいいたいこと。
俺には、お前がおかしく見える。
年の取り方が……。男にしては。変に感じるんだ。
………っ
[動揺してはいけないと言い聞かせるけれど、手遅れだろう。]
………童顔なんです、じゃ通用しないかな、もう。
[明るい声を出そうとして、失敗して、青磁が揺れる。
シリー総司令官ですら、たった半日で見抜いた。
出会いから五年、彼が気づかないと、どうして思えたのか。]
…そう、私は男じゃない。
黙っていて、ごめんなさい。
― どこか ―
[名前を、呼んだ。
空の手が握りしめるような格好。
降ってきた何か、掴もうとしたのに。
うめき声、自分の声。
硬い地面、しめった香り。
目を開けても、なにも見えない]
……ここは……どこ……
[手を、つく。ぬるりとした感触。
痛い。起きあがるだけなのに。
立ち上がれない。座り込む、目を瞑っているのに、酷いめまいだ]
[記憶が、警鐘を鳴らす。
以前にもこんなこと、あった気がする。
あの時は、滑空機で空から落ちて]
……また怒られ……
[背中、古傷、その下の痣。
あの時と同じなら。
助けを、呼んで。血を、止めて。あの時は偶然、助かったけれど。
ああでも、ここはどこ。
すごく寒くて、すごく、眠い*]
……や、別に謝ることじゃないからいーけど。さ。
[今、指摘するべきことだったのかどうか。
その表情を見ていると、微かに後悔も過ぎるが、こうなった以上そうですかで済ますわけにもいかない。]
……で。ワケは?
そうやって、男のフリしてるワケ。
アデルの………兄の、代わり、です。
ディルドレの補佐は、元々兄の仕事だったのですが、彼は六年前にシリーに留学してそのまま行方不明になっています。
国際問題になっては困ると、留学中のみの代役だった私が、それ以来兄に扮して……、
[言葉に詰まり、つっかえつっかえではあったが何とか、話して。]
………。
ミヒャエルさん。いつから?
[最後にそう、問う。]
[再出撃の時間を確認する。]
確認するが、
ハナトフリューゲルによる遊撃は作戦から外すということになるか?
それと、
ケルコムの「閃光爆弾」への対処は何か考えているか?
ある程度、離れていればなんということもないが、間近でやられるとな──音と光、なかなかにやっかいな代物だ。
技術者、あるいは実際にあれを体験した滑空機乗りからの意見も聞いておくといい。
……そうか。兄さんの代わりね……。
[兄が行方不明。
身代わりになること以外にも、肉親がいなくなった。
そのことだって、何か声を掛けるべきなのだろうけど。]
ホント寂しいよなぁ。
5年も付き合ってて、ずっと隠されてたんだから。
……ああ。えっと。
最初から、男にしてはとは思ってたけど。
確信したのは……2、3年くらい前だったと思う。
>>*4
現時刻で既に通常時における威嚇攻撃の時刻は過ぎておりますし、先ほどの襲撃で何機かは飛行不能に陥っていると伺っております。
それに…あんな襲撃を受けて尚、いつものように威嚇飛行を行うのも不自然に思われますので、ハナトフリューゲルは護衛任務に切り替えようと思っております。
[マリエッタが指揮に復帰し、再出撃の決定がなされた後。
基地では死傷者と破損機を外し、攻撃隊の再編成が急がれた。]
了解した。
マリエッタ、
無事に戻り、指揮をとってくれることを嬉しく思うぞ。
[クレメンスの飛行船が、マリエッタを狙っていた敵機と激突──し、技師が死亡したのはこの目で見届けていた。
理性を守ろうとする本能が、記憶を一部、書き換えてはいたが。
近しい者を失った妹へ、気休めの言葉はかけられず、ただ、マリエッタがそこにあることを肯定した。
自分を責めてはいけない。
君には生きるべき定めがあるのだと。]
わたしの怪我は、見てのとおり、杖があれば歩行に支障はない程度のものだ。
軍務に問題はない。
囮艦隊の運用はわたしが担当する。
あくまでも指揮官は君だ。
[騎士が忠誠を誓うさまを真似て、マリエッタの手に唇を落とす。]
>>*5
そうですわね。それは少し…対処法を考えておく必要がありますわね。
一撃離脱戦法で接触を短時間にすれば、閃光リスクの軽減、回復の時間稼ぎとしては有効でしょうが、護衛隊はそうもいきませんし…
時間もありませんが、可能な対処が施せるか早急に検討致します。
[程なくして東部戦闘航空団基地に技術者及び閃光弾を目撃した滑空機隊員が集められたことだろう]
………ごめんなさい。
[膝に揃えて置いた両手を、ぎゅうっと握って。
また、謝罪を紡いでしまう。]
国家機密、というか…
ケルコムでこれを知っているのは、ディルドレと、大昔から関わりのある数人のみでした。
信頼していないとか、そんなのじゃ絶対に無いんです。
ただ……言えなかった。
どう言っていいかも、分からなかった。
[ぽつり、声を落として。]
2,3年……
[何か、確信の持てる出来事でもあっただろうか。
僅かに驚いたように顔を向けた。]
……いや。
そういう事情があるってのは、知らなかったから。
[エルヴァスティ家の人間がシリーに留学中で失踪する。
確かにそのままにしておけば、重大問題であり、それを考えれば言えないのも仕方のないこと。]
……俺も聞いて悪かった。
……ん?なに?
[アデルの顔がこちらを向いた。
何事かわからずに問いを返す。]
── シリー空軍基地 2500 ──
[マリエッタが指揮に復帰し、再出撃の決定がなされた後。
基地では死傷者と破損機を外し、攻撃隊の再編成が急がれた。
戦力不足を補うため、当初は試運転をかねて高みの見物をする予定であった<暁の女神>号も前線へ出て、囮部隊を統括することに決まる。]
[囮部隊は、直援機を除き、あえてケルコム側に撃破されて燃えながら落ちるべく準備された部隊である。
最終的には、<暁の女神>のみが残っての戦いになろう。
そこに不安は──なかった。]
<暁の女神>なら充分に敵の目を惹きつけることができよう。
無粋な求婚者どもを、すべて地に叩き落としてやる。
圧倒的な火力、銃弾を弾く装甲、自在な推進力。
この空飛ぶ「城」は難攻不落だ。
[ 新たに指示された出航時間に、ケルコムの飛行場を叩くべく、作戦名 < 燃える狼 (ブレンネンヴォルフ) >は開始された。]
[<暁の女神>号が、しずしずと大陸を離れる。
見送る歓呼の声を除けば、ほぼ無音。
夜の闇の中に浮上した<暁の女神>の側舷に並んだ鰭が滑らかに羽ばたきだす。
すると、銀の巨体は、その場でゆっくりと旋回した。
他の飛行船はおろか、自動車にも真似のできない芸当である。]
素晴らしいな。
振動もほとんど感じない。
[フェリクスは艦橋にある司令官室の円形窓の前に立ち、シリーの夜景を見下ろす。
またたくまに遠ざかる人の営み。]
[推進機のスクリューが回り、浮力を同時に使いながら、<暁の女神>は前進した。
その勇姿はまさに闇をすべる銀の刃。
新しい女王の下に、炎の種を積んだ改造船団が、陪臣よろしく続く。]
>>*7
私には護ってくれる方も、支えてくれる翼もありますから…
ですから、私も護り支えなければなりません。
私が無事でなくなってしまったら、お兄様をお護りできませんし
またお兄様に困った顔をさせてしまいますわ。
…あ、もう既にさせてしまってますけれど
だから死にません。お兄様や私の片翼に格好悪いところ見せるわけにいきませんわ。
[無事にという言葉には少しだけ複雑そうな表情は浮かべたが、きっと唇を噛み締める
悲しむ事も泣く事もいつだってできる
生きていればいつだって…
だから生きて……障害を打ち破るのだ]
>>*8
では、オルブリヒ第3中隊とハナトフリューゲルはイシュタルへお預け致します。
大筋は変わらず、侵入経路の確保と乗組員の退避が済めば牽制しつつ後退。
その頃には滑空隊の波状攻撃もそちらに向かった敵影に届いておりましょう。
敵が囮に食らいつきすぎるようでしたら、こちらからも援軍に向かいます。
挟撃するような形になりましょう。
空の舞をイシュタルにご覧になって頂くだけのはずでしたのに、攻撃にも参加させてしまうことお許し下さい。
そのご様子だと…痛いのでしょ?
化膿せぬよう、手当はしっかりとなさってくださいませ。それと時折は休まれながら…
兵の目が気になるのなら、リロにお願いすれば良いかと。
たしかご一緒だったのでしょう?
…気は利く子だから。さりげにフォローもしてくれましょう?
お兄様は、イシュタルと同じく、シリーの太陽です。
どうか壮健でいたくださいませ。
何かあっては、兵も私も悲しみます。
えっ、なんで。
[思いもよらない言葉に驚く。]
普通。逆じゃね?
女だって知ってたのに、黙ってたなんて不潔!とかさ。
/*こんばんは。二日ぶりの箱です。
>>+116
>人前で魔が正体見せてキリングしちゃうと「戦記」から外れ過ぎる
ですよねぇ。結局は、オクタヴィアは「観察者」からは大分離れた立ち位置だった(正体を見せて何かするしか、天魔っぽくできなかった)ので、ちょっとくらいいいよね……ってことで、正体見せてのロールをちょとやりましたけど、どこまでやっていいのか悩みました。
今でも、マズかったかなと思ってます。
よし、ロール落とそうっと。
……え。不潔ってどうして?
[此方も驚いて、同じような返答になってしまう。
首を傾げてみたけれど、分からなかった。]
どうしてって、それは……。
だって。なぁ……。
[どうやって説明すればいいのか。]
そりゃ、メシ作れとか、迎えに行くとか。
そういうの。男相手には、言わないようなこと、言ってるんだし……。
/*>>5:+106
17歳ってことは、身長170cmあってもおかしくない歳ですよね。
……いやいやないない。
………そういう、ものなんですか。
男性同士だと、言わないんだ………。
別に、私は、嬉しかったんですけれどね。
[心底感心したように、こくりと頷いて]
なりきれなかったのは、こういう知識不足も問題だったの、でしょうか……
[真面目に分析している。]
/*
www
どうして?って…
普通問い返さないでおくべきところだった かも……w
素でお返ししてしまいました、ごめんなさい…っ
そしてこの緊迫感のなさはどうだ。
信じられるか、これって戦時中なんだぜ…。
や、そんなに真面目に考え込まれることじゃ……。
あ、そうだ。
前に好きな女の子いないのかって聞いたら、すげぇ変な反応したじゃん。
やっぱ、あれが大きかったかもなぁ。
……って、いけね。
こんなゆっくり話してる場合じゃなかったんだっけ。
[すっくと立ち上がると。]
お前も仕事あるんじゃなかったっけ?
引きとめて悪かったな。
……で、こうしてお前の秘密を知ったからには。
もっと、甘えて欲しい。
[秘密を知るのと、甘えるのに、どう繋がりがあるのか謎だが、一番言いたかったことはそれだから。]
/*>>+142
わーい、だーりんー。
ちょっと前に貰ったレス(ロール)返せてなくてすみません!いまやります。
/*>>+143
あ、いえいえ!全然重要な話じゃないのでオッケですよ。
プロローグで宣言してたシリー連続殺人事件に巻き込もうかなと思ったんですけど、タイミングを捉えあぐねてる内に無かったことになりました。
いいもん。クレメンス襲ったもの。
/*そうか分かったぞ。人に敵意バリバリの天魔だと、殆どどーしても正体を明かさなきゃいけない(話の一部を占める)から、敵対天魔がいなかったんだ。
そういえば、そんな事もありましたっけ。
あの時は咄嗟に良い返答が思いつかなくって。
[どんな顔をしたのかは、忘れてしまったけれど。
納得したように頷いてみせて。]
……あぁ、あ。
角生やしに来たのに失敗してしまいました。
[少し力の抜けた態で、肩を竦めてみせる。]
いいえ。第三整備工場に用事があったのですけど、そう離れていませんし。
ゆっくりお話できるのも久しぶりな気がして、つい長々と。
[立ち上がるミヒャエルに続いて椅子から降りると、元の位置に戻した。]
…………甘え、る?
[一瞬、青磁が大きく瞠られて。
それから、微笑が広がった。]
……そんなこと言われたの、すごく久しぶり。
だから上手に出来るかはわかりませんけど、
有難う、ございます。
角?
[何か怒られるようなことをしたか。なんて疑問に思う。
全く自覚はない。]
あー。うん。
あんまゆっくり喋れなかったからなぁ。
欲を言えば、もっと時間があってもいいくらいだけど、そういうわけにもいかないし。な。
── "空" ──
[風が、過ぎてゆく。
"黒"が、小さくなってゆく。
空が、去ってゆく。
死が、近づいてくる。]
──……
[けれど、不安じゃない。
寧ろ、死を待っていたようにも思う。
最早私は、自分に意味を見いだせなかった。
心が人である故に魔ではなく、
身が魔である故に人ではない。
出来ることなど、何も無かった。]
[そうだ。
私が人でも魔でもないのなら、土と成ろう。
人も魔も、何の区別も無く、
全てを"愛"し、その身を全ての者に踏ませてやる、
そんな大地と成ろう。
死とは、大地への転生なのか?
大地への転生とは、不幸か?
──いいや、幸福と言えよう。
全てのものと一体になれる、純然たる幸福と言えよう。]
[そうだ。
今、あの説を、書き換えよう。
"執着"とは、生命ではない。
"執着"とは、幸福であると。
自分の"意味"を手に入れる幸福であると。]
別に、そんな難しく考えなくても。
疲れたら疲れたーって言うくらいでも、全然違うし。
女の子に頼られるってのは嬉しいもんなんだから。さ。
……特に。好きな子なら。ね。
[言うつもりがあったわけじゃなかったけれど。]
── "どこか" ──
[感覚なんて存在しない筈なのに。
冷たくないから、喜んだ。
暖かいから、確信できた。
魔の身を脱ぎ捨て、ゆけたことを。
感覚なんて存在しない筈なのに。
聞こえたから、喜んだ。
触れてくれたから、確信できた。
また"彼"の傍に、来れたことを。]
……不安、だったんだ。
私は独りなんじゃないかって。
魔と人は、決して一緒になれないんじゃないかって。
……でも──
──ギィ……
ギィ、なんだろう。
[白い光の中で、確信を深めるために、"呼び掛ける"。>>5:+16]
[角の理由が様子に、少し眉を下げ困った顔になる。]
そうですね。
時間は欲しいけれど、今は――――
何だか、戦争になってから、限られた時間をすごく大事に感じるようになりました。
――――?
[礼だとか、そういうものを紡ごうとしたのだが、続く言葉に動きが止まった。
最初に疑問符を浮かべて、その後瞳を瞬いて、考えるように下向いて、その後、じっと見上げた。]
…………
[見ている。]
……。
や、あの……さ。
その……。そうやって無言で見られると、なんていえばいいか……。
[嫌がられるかも。そればかり気にしてた。
肯定も否定もなく、じっと見つめられるなんて思わなかったから、答えに詰まる。]
………え、あっ。
ご、ごめんなさい。
だ、って……それって。
[「咄嗟に良い返答が思いつかなくって」の二の舞。
あわあわと胸元で手を振りつつ、もう一度見上げた。]
…………その。私のこと、で、いいのかなって。
うん。そう。
アデルのこと……だけど?
[改めていうのは、随分と気恥ずかしい。]
いや、だからさ。
ずるいかな……って。女って気付いたのを隠してたこと。
ケルコム軍少尉 ミヒャエルは、シリー空軍司令官 フェリクス を投票先に選びました。
そ………、っ、
[熱くなる頬を押さえて、それから首を振った。]
ずるく、は、ないです。
でも。
…もう少し早く気付きたかったなって。
男として過ごそうとしていた時間、が、勿体無い……って、そうじゃなくて。
[何を言っているか自分でも分からなくなってきたから。
誰も居ない部屋なのに、周囲をそっと見回しながらミヒャエルに一歩近づいて。]
/*
わああああ。
周囲から激しく様子をうかがわれている気がしてならない………!!
今日のタスクリストからこう派生するとは色々と想定外だった……っ
[灯りの点っていない、冷えきった部屋。
安らげる場所の筈の我が家。"ただいま"と言っても、木霊すら返らぬから、帰りついても何も言わなくなったのは、いつからだっただろうか。
寂しいとも、悲しいとも、思えなくなった心。空いた穴から砂が零れ落ちるような感覚だけ時々起こったけど、気にしないようにしていた。
胸の穴は塞がらないと思っていた、"彼女"と出逢う以前の事。
男が死んだ後、帰る者が居なくなった家は時の流れで朽ち果てるだろうか?
戦闘ではなく病に倒れた男は歴史に悪名で刻まれるのか、美談にされてしまうのか?
何れにせよ、最愛の人の隣で幸せな夢に微睡む男には、現世の事に対する執着は無いだろう**]
[囁かれた声はしっかりと心の奥まで届く。]
……うん。
それなら言って良かった。
でも、そうならもっと早く言えば良かった。かな?
……あ。いけね。
今度こそ、時間。
[置かれている状況を思い出した。]
アデル。
俺のことならもう心配ないから。
アデルのおかげで、すごい元気になった。
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