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シリー空軍司令官 フェリクス は 研究員 オクタヴィア に投票した
技師 クレメンス は 研究員 オクタヴィア に投票した
少尉 リヒャルト は 研究員 オクタヴィア に投票した
ケルコム軍少尉 ミヒャエル は 研究員 オクタヴィア に投票した
新聞屋 シェイ は 研究員 オクタヴィア に投票した
人界に紛れしモノ フィオン は 研究員 オクタヴィア に投票した
シリー空軍中尉 シュテラ は 研究員 オクタヴィア に投票した
研究員 オクタヴィア は 研究員 オクタヴィア に投票した
探求者 リーゼロッテ は 研究員 オクタヴィア に投票した
ケルコム長老代理 アデル は 研究員 オクタヴィア に投票した
東部戦闘航空団指令 マリエッタ は 研究員 オクタヴィア に投票した
研究員 オクタヴィア は村人の手により処刑された。
技師 クレメンス は、少尉 リヒャルト を占った。
次の日の朝、新聞屋 シェイ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、シリー空軍司令官 フェリクス、技師 クレメンス、少尉 リヒャルト、ケルコム軍少尉 ミヒャエル、人界に紛れしモノ フィオン、シリー空軍中尉 シュテラ、探求者 リーゼロッテ、ケルコム長老代理 アデル、東部戦闘航空団指令 マリエッタの9名。
オクタヴィア、シェイ、お疲れさまでした。
空の上より、今暫し、物語を見守っていてください。
■業務連絡
本日は、吊り/襲撃の希望提出日です。
各自01:00までに、メモにて墓落ちを推挙するキャラクター2名を選んでください。
1名or3名落ちを希望の場合は、その旨も並記してください。
(3名落ちは、必ず天魔を含みます。)
ばれたら、怒られそうだなァ
[抜け駆けだと。
行かない行かない、と言い訳して。
通信はしない。すぐに大学に向かうから……そのまましばしの音信不通になることなど、思いもよらない**]
【霊判定:オクタヴィアさんは人間でした!】
うわーん、シェイ君が無残な姿にー!
…無残て…どんな感じなんだろ(どきどき)
[そうして笑っていながらも、
背伸びした少女の、柔らかな桃の唇が
荒れて薄い自分の唇に触れると、さすがに目を丸くした。]
―――では、お嬢のために約束致しましょう。
必ず、戻りましょうぞ。
ええ。Special One ですからな。
[小指を絡め合う儀式は、騎士の誓いに劣らず真剣なもの。
桃の花びらに似た指に、自分の指をそっと合わせれば、
そこに、深い絆が生まれる。そんな心地がする。]
シェイはマリエッタが食いましたw
男しか、食われてないねw
今日の投票デフォはクレメンス
ランダム襲撃は<<ケルコム長老代理 アデル>>にアタック!
[リヒャルトの案外としっかりした説明>>4:357に、突っ込むべきところもないように思える。]
あー。うん。大体そんな感じで。
……。
一応補足すると、ヴィレムの隊は西側。俺らのほうは東側。な。
迷うこともないと思うが、なにかあったらそれを目安に飛んでけば、大体はなんとかなる。
[負けず劣らずの軽い口調であった。]
儂が戻るまで、お嬢も元気でいてくだされよ。
これは、約束ではなくて、儂からのお願いですがな。
[思いを込めた指を離し、やっぱり冗談めいた言葉に紛れさせ、
心からの祈りを伝える。
そうして、数歩後ろへ離れてから、
鴇色の娘に背中を向け、その場を後にした。//]
/*もうちょっと地上で粘れるかなーと思ったけどオシマイだったようです。全面戦争の戦闘で死にたかった。きー。
ギィの人3日目はありがとうございました!心残りのない看取りでした。
/*はっ!しまった!
死亡かどうかメモに遺さなきゃいけなかったんだった。死亡ですが。申し訳ないです。と、こっちで謝罪しておきます。
― ロッヘン号前 ―
[鴇色の娘との、小さな儀式を終わらせて、
何喰わぬ顔で、アデルの前に戻ってくる。
―――が。よく見ると唇に、
ほんのりと桃が移っているかもしれない。]
お待たせしましたな。
では、参りましょうか。
[乗船を手助けするために、手を差し出した]
/*>>+8
このオクタヴィアってキャラ造形失敗しちゃってる(人と絡む余地があまり無い)んで、ギィが居なければ空気に徹していたと思います。ホントありがとうございました。
メモ見る限り、今日はクレメンスとフィオンが出会って殺し合い落ちが鉄板なのかなー。
>>2
Special Oneにお願いされたら聞かないわけにはいかないわ。
ん……大丈夫。私には翼があるから。お父様と貴方がくださった翼が。
[名残惜しくも小指が離れ
彼が離れていく。背が小さくなっていく]
いってらっしゃい。おじさま。
ちゃんとお帰りって言わせてね。
[彼から授かったタリスマンは少女の胸の中で揺れる。
その煌めきに願いを込め……少女はただその背を見送った]
/*イヴェールって何やねんと自分で分からなくなったので、調べなおしてみたらフランス語で「冬」って意味だった。春きたのかな。
[少し困惑した顔で、"彼女"の"死"を見守る。
魔の姿を目にしても、驚きも怯えもなかったのに。
直感に過ぎなかったが、様子がおかしいと思った。]
イヴェール?
[呼び掛ける声は、死に逝く彼女の耳に届いただろうか。]
/*>シュテラ
全く気にしてませんよー。むしろ、いきなり戦闘無茶ぶりワガママに応じてくださって有難うございました。おかげで死ねました。
― ロッヘン号前 ―
いいえ。
[差し出される手で、艦内へと乗り込む。
ふと見上げたクレメンスの唇が僅かに色を変えていることに気付くと、少々の驚きを見せた。]
………マリエッタ嬢ですか。
[別段問うような事はせず、一瞬微笑ましげな表情を向けるのみだったが。]
― ロッヘン号内/移動中 ―
[非公式の会談の結果は、特に聞こうとはしなかった。
両国が、ここで和平を選択することはない、と、
半ばは、"非常識"の部分で、確信していたから。
予定通り、ケルコム長老代理を船に迎え、
―――ベルティルデが帰らないことを知れば、
ほろ苦い様な嬉しい様な、複雑な笑みを浮かべる。]
ああ、ベルは、そちらの道を選ぶか。
アルベルトが聞いたら…
[きっと、今の自分と同じくらい複雑な顔をするだろう、と
想像を巡らせて、肩を竦める。]
ところで、エルヴァスティどの。
[ロッヘン号を操りながら、
ただ1人となった客人に声を掛ける。]
先程まで儂はシリーの軍属だったわけだが、
館を発つ前に、退職してきたのでな。
一民間人としてなら、
ケルコムへの通行許可をいただけるかね?
[彼女の魂が傍に来れば、溶け合うように混ざり合うように、重なり合う。
彼女が傍に居る喜びは、今までに知るどんな感情よりも高揚している。]
もう逢えないと思っていた。それでも、傍で囁き続けられるなら幸せだっただろうけど……こうして傍に居るほうが、ずっと、幸せだ。
[愛しい魂とひとつになろうとするかのように、ずっと、傍に**]
昨日の最後読み直して。
シェイ君の失踪はさすがに数日後くらい?と思ってたんだけど。
会談の直後にオクタヴィアさん特攻だったんだ。
ちょっと描写がおかしいとこあり。ごめんなさい><
でもそうなると、ケルコム軍はアデルさんの会談結果を待たずに攻撃を仕掛けたってこと?
会談は非公式だから、アデルさんの独断で、軍には全く報告なかったってことなのかな?
それだと、もしアデルさんが話をまとめて「戦争回避」になってたらまずかったっぽくない?
あれ?どうなんだろ?
[――――死を運ぶ魔性の訪れに、無力な人の子が如何に抗い得るだろうか。
黒い爪の禍々しい輝きと、耳に落とされた低い呟きに射竦められて、無力な翡翠は声すらあげることも出来ない]
――――……。
[眸を見開いたまま、避けられない最期を待てど、
シュヴァルベに寄り添った魔性は死を齎すことはないままで。
最期に血の色の視線だけを遺して、蒼穹の向うへと堕ちて行く]
ああ、そっか。
囁き(通信)があるから、アデルさん自身が帰還してなくても、戦争継続ということで動いて問題ないのか。
全く星の欠片はこれだから。重ねてごめんなさい><
[ちなみに、唇に残ったマリエッタの桃は、
アデルに指摘されて、慌ててごしごしした。
ここ十数年で一番、というくらい
赤くなっていたのは、言うまでもなく。]
――――――、、
[真面目な顔で操舵輪を握っていても、
まだ顔が赤かったり…、も、する。]
/*
あ! 微妙に混乱させてるっぽい!?
一応現在一覧に行方不明って書いてみたけど【】でくくっておいた方が良かったのかしら。
それにしても意外と俺の生死にそんなに興味しんしんとは思わなかったので、なんだかちょっと嬉しいようなごめんなさいなような。
今日の予定。
・ミヒャリヒャvsマリシュテ:空バトル
・クレフィオ:妖怪大戦争
・フェリリロ:お茶
・アデル:野宿
こんな感じ?w
…………?
[瞳を瞬くも]
……、
シリーの船ですから、ね…。
警戒網を一時的に解除する事になりますけれど、事前通達が回れば………
[難しい顔をしたが、考えてみる、と答え。]
あ、あの、何かあったのですか?
そちらの状況に変化でも。大丈夫です……?
フィオンとはやっぱり脳内が被ってる気がする。
私も、まずシュテラにミヒャリヒャのどちらかが落とされて、残った方がシュテラを落とす、もしくは相打ちが、空の戦いとしては盛り上がる気がする。
[突っ込まれないことに、不思議がられているとは気付かなかった。大体、当人には、そんなに突っ込んでいるつもりはないのだ。そうすることが自然すぎて。]
[何も言わずに、コックピットに乗り込む。
前の出撃から、ほんの少しだけしか経ってないのに。]
(――やっと帰ってきた。)
[口の端を僅かに弛めると、いつも通りの起動の手順に入る。]
/*
ごめんねごめんね、そこまで気が回らなかったんだ。
そして死んだなら死んだでそれはそこだと思うところもあります。
戦争してるんだしねー というか。
ぶっちゃけ石に躓いてでも死のうとしてたからねえ。本当、NPC的なキャラだったなあ。見物人とか希望すれば良かった……リーゼロッテにはお世話になりっぱなしです、感謝(ぺこり
ん。いや。
これから出撃するから、そっちに行くのが少し遅くなるかもしれない。だから……と思ってさ。
無理なことはわかってるけど。
退職―――!?
それは……長い間お疲れ様でした。
[驚きを見せ、少しズレた労わりの言葉をかける。
続く言葉には、考え込む素振り。]
通行許可、ですか。
知っての通り、ケルコムは現在警戒網が敷かれています。シリーの船を通すとなると、少々手間の掛かることになりますが……それより。
念のため確認しますけれど、ケルコムにご滞在を?
目的を伺っても?
[他国からの旅行者すら、今のケルコムで受け入れられるかどうか。悩ましいところなのだった。]
[蒼の内、身を沈めて一度、目を閉じる]
……マリオン、アナ。
もーちょっとだけ、辛抱しろ、よ。
[合間に見せてもらった、避難民名簿。
養母と弟妹の名は、そこに確認していた。
未だ会いに行く余裕も、手紙を書く余裕もないが、生きていると知れただけでも、心は落ち着く]
……ってぇ、と。
[ゆっくりと、目を開く。
慣れた機動手順に、蒼が目を覚まし]
『Blaufalke』、リヒャルト・ファルケンマイヤー、出るぜ!
[動き出したそれは、今は昼夜の別の知れぬ──空へ]
いや。半分は趣味のようなものでしたからな。
[アデルの労りに、なんとなく照れた笑みを浮かべる。
だが、それはすぐにかき消えた。]
―――調査目的、というのが正しいでしょうな。
必要があれば、滞在も致しましょうが。
/*
現在一覧ってなんだよ! と自分の独り言に突っ込む。
メモの現在地に行方不明って書いたけどわかりにくくてごめんなさい。ギィみたいにはっきり一番上に括弧書きすればよかった。でも別に死んだら死んだでもいいかなと思ってはいるのでいいようにして貰えればと思うと墓下で言うけどそれはそれで地上の動きの邪魔になる気もするので本当ごめんなさい。
儂の妻と娘を奪った仇が、
この近辺に現れておるのですよ。
そやつは、対立の火種を煽り、
小細工をして火花を散らして、
戦争を引き起こしては楽しむやつでしてな。
……奴を仕留めねば、戦は終わりはせぬ。
[それは、一般的には老人の妄執としか受け取られぬ言葉。
それでも言葉には、鬼気迫る瞑い情熱がこもる。]
最初に、極光号に細工をして、
落ちる様にし向けたのは、間違いなく、奴でしょうなよ。
技師として断言しますが、
細工がなければ、船があのように落ちることはない。
あやつを追いつめ、仕留めるには、
シリー国内だけでは到底無理でしょうからな。
許可頂けるとありがたい。
[許可がなければ勝手に行く、と、
ちらり振り向いた視線が雄弁に物語っていた。//]
[その後、無理な急上昇と翼に受けた傷で失速し
墜落同様の螺旋機動を描きながら高度を下げたシュヴァルベを
どのように制御して、滑走路に降り立つことが出来たのか全く覚えてはいない]
…………。
[覚えているのは、地に堕とされ無残な残骸を晒す滑空機と、或いは死に、或いは怪我の痛みと苦しみに呻吟する仲間たちの姿。
そして――]
『シリーの軍人よ、シュテラ、カフコヴァよ、
死ぬが良い』
[禍々しき魔性の呪詛と血色に染まった眼差し]
……なんだ、
[ほ、と息を吐き]
折角ですから、待っていますよ?と言いたいところですけれど。
……成功した後も、お仕事があるでしょうし。
私自身、余り長く不在にしているのも、問題でしょうか。
となれば、シリー艦に対して現在敷かれている警戒網に関して、事前に通達をお願いすることになるかもしれません。
丁度、クレメンスさん――今乗っている船の操縦士さんなのですが、軍の退役に際しケルコムに民間人として入国したいのだとか。
時期が時期ですし内容にもよりますけれど、いずれはそちらの許可も必要になるでしょうしね。
寒い……。
[唇を戦慄かせ、未だ赤の零れる右上膊を押さえながら、
傷ついたシュヴァルベのコクピットを降りた。
ふらふら揺れる身体を引き摺り数歩歩けば、がくり膝が落ち、
やがて意識は闇に飲み込まれた]
/*
反省しつつ寝る。
と思ったらギィありがとう。
正直言うと……本当にどっちでも邪魔にならないほうでいいなと思う。
おやすみなさい。
俺も反省しつつ、おやすみなさい。
[ミヒャエルとアデルのやり取り。
特に、口を挟む事もないかな、とただ、聞きに回っていたのだが]
……クレメンス?
[覚えのある名前に、つい、声が上がった。
それは、いつか、居場所を尋ねて歩いた人物の名前で。
養父母が、何か、引っ掛かりを覚えていたはずのもの]
……その人、こっち、来るのか?
[それ以上、胸元に向けて話しかけることはしない。
迷った末、こちらを優先させると決めたのだから、そのことについては、もう考えない。
ただ、漆黒の空を見据えて――。]
なんもかも、思い通りになるって思うなよ!
出撃準備完了!
行って来る!
[これが最初の一歩になることを願って。空へ。]
― 『太陽の鏡』付近 ―
[西の『鏡』へと向かうヴィレム機に、見えぬと知りつつサインを投げた後。
一路、向かうのは東の『鏡』]
そういや、何か武装追加した、とか、整備班が言ってたけど……。
ほんと、あのひと、どっからこんなの……。
[そんな呟きは、すぐに掻き消える。
闇を切って進む内、目に入るのは、目指す──『鏡』と、それを守ろうと動く影たち]
……各機散開、てめぇの相方、見失うなよ!
[通信機越しに、そんな言葉を投げかけつつ。
蒼を更に、前へと進める]
[ごしごし擦って、頬を染める姿。
不躾とは思うものの、ついじいっと見てしまった。
曽祖父も、祖父も、そして父も。自分が年端も行かぬうちに他界してしまったし、仕事で顔を付き合せる人間はこういう表情をしないから。]
………
[くす、と小さく笑みを漏らした。]
調査………ですか。
[そう明言するからには、内偵というわけではないようだ。
続くクレメンスの言葉を聴くうち、驚きから疑問、更には困惑へと表情が変わった。]
ご事情は分かりました。
その、仇敵というのはシリー軍の者なのですか?
戦艦に細工が出来るとしたら、民間人では無理でしょう。
[軍の工場は、機密として一般の立ち入りが禁止されている場所も少なくない。]
[“人ならざる者”を知らぬ身、彼の言う仇敵が“人間”であると思っての問いではあったが。
本質と離れた問いかけだと何となく察したのか、思い直したように首を振る。]
…済みません、少々混乱しているようです。
それでは、その者はケルコムからシリーへの国民感情を悪化させる為に細工をした…と?
[クレメンスの元シリー軍属という経歴が、判断を迷わせる。
暫し難しい顔をして思案していたが、やがて口を開いた。]
分かりました。ケルコム入国を許可します。
極光号の墜落に煽りを受けたこと。それだけが宣戦布告の背景ではありませんが、こちらの威信にも関わる内容です。
[リヒャルトの声>>=5に、僅かに首を傾げた。]
? はい。
入国名目は“調査”との事。
一応、内偵ではなさそうなことは私の方で確認済みです。
あの、リヒャルトさんのお知り合い…ですか?
[不思議そうに問いかけた。]
[笑われた気がする。
これは恥ずかしい。
アデルのことを男と思っているから未だマシだが、
きっと、実は女だと知ったら、もっと恥ずかしいだろう。
そんな仮定はさておき、
悪意のある笑いじゃないとは察して、頭を掻く。]
いや、お恥ずかしい。
長年、機械の相手ばかりしているせいか、
未だに、若い娘には慣れませんでな。++
― 『太陽の鏡』付近 ―
[上昇するほどに、漆黒から藍色へ。僅かに色が変わってゆく。]
(へぇ。こんな色もあるんだ……。)
見たことのない空の色に少しだけ見とれて。
ついで入る通信に>>21機体側の通信のスイッチを入れて、全機宛に向けて放つ一言。]
リヒャルト……。
かぁ〜っこいい〜。
[恐らく、この性格は一生直らない。]
風が吹いてきた。
……気をつけろよ。
奴は―――…
[説明しようとして、言い淀む。
奴は、好き放題どこにでも現れられるのだ、と
説明して、信じられるはずもなく。]
おそらく、両国を行き来して不自然ではない姿で
うろついておるのでしょうな。
―――郵便屋とか。++
……知り合いって言うか、一回だけ、会った事ある……人かも。
前に、同じ名前の人探すの、手伝った事があったんだ。
[その後の事を思うと、視線は一瞬、金色へと落ちるが]
ん、まあ……いいや。
来るなら、会う機会もあるだろうし。
とりあえず、俺もこっち、集中する。
[それだけ告げて、黙り込む。
声にある、困惑の色は隠しきれてはいなかったかも知れないが。
そこまで、考えている余裕は、なかった]
[と、“クレメンス”という名に反応を示した、通信機の先の相手。]
…………?
[首を傾げ、問いに返答をしたのは丁度その頃。]
/*
クレメンスさんとリヒャルトさんて、キャラチップも何か似ているのですよね。
リヒャルトさんは年を重ねるとクレメンスさんのように渋いロマンスグレーになるのか………♪
―太陽の鏡―
「……やはりおいでなすったか。
折角のお客だ。たっぷりもてなしてやろうぜ」
[『ケルコム機による東部戦闘航空団基地の襲撃』その衝撃的なニュースは各方面に伝えられ、各重要拠点には厳重な警戒を促すよう発令されていた。
飛来するケルコム機の先頭に立つアルバトロスの姿に、シリー軍に緊張が走る]
「いいか、仲間の敵討ちだ。いいとこ見せろよ!!」
[散開するケルコム軍機を迎え撃つべく、『太陽の鏡』守備隊も散開した]
そうでしたか。
[彼の事情も知らないし、胸元に落とされた視線も通信機越しでは分からない。
声色から、引っ掛かるところもありはするが、結局]
…あ………はい。
[簡潔な返答に留めた。]
……奴がのさばっている限り、
戦争は煽られ続け、和睦など夢物語になりましょうな。
[辺境の小競り合いが、全面戦争に発展するのを、
それが泥沼化して、双方の国が共倒れになるのを、
幾度か目にしてきた。
その実感が、声に滲む。]
[そうして、入国の許可を受ければ、
視線だけで深く礼をした。]
もし、調査させて頂けるなら、
極光号に細工が為されていた証拠も発見してみせましょう。
礼代わり、というわけでもありませんが。
[やや気が抜けた顔で、小さく笑う。
その視界の向こうには、合流地点が見え始めていた//]
あー。はいはい。すみませんでし……たっ!
[語尾が少し崩れたのは、前方に現れた防衛部隊の攻撃を、かわすべく、機体を僅かに右に傾けたため。
素早く元に戻すと、機関銃の引き金に手をかけて、今攻撃してきた機に向かって引く。]
[強い南風に後押しされ、滑空機が次々と高度を上げてゆく。
そのうちの一つを獲物と定めたか
ケルコムの蒼い翼が急旋回をかけ、機銃を撃ち放しながら猛然と上昇すれば]
「……何て速度だ! うわぁ!!」
[初めて対峙するアルバトロスに対処できぬまま、
追い縋られた滑空機は火を噴いた]
「単機で戦うな! 複数で当たれ」
[防空隊長の指示を受けた滑空機がロッテを組み、
風上方向から蒼いアルバトロスを迎え撃った]
「落ちろッ!!」
[蒼いアルバトロスが味方を攻撃>>32するのを見た滑空機が、
続いて侵入してきた白いアルバトロスを先制すべく、太陽を背にバレルロールを描く]
「馬鹿な。……アレをかわすだと!?]
[必殺の一撃を僅かな挙動>>33でかわされ狼狽する背中に、素早く背後を取った白い翼の逆撃が加えられた]
郵便屋さん―――?
[昨日の夜もフリーゲンベルク邸で同じ単語を耳にした。
自身が思い当たるのはフィオンしか居ないが、この国に郵便屋は数多く居る。
クレメンスは「不自然無く溶け込める姿」の例として郵便屋を挙げたのだろうと捉え、深く問うことはなかった。]
―――いいえ、礼には及びません。
細工の証拠については、こちらとしても是非依頼したいところです。
戦争を煽る、だなんて……そのような事が出来る人間が居るということ自体、思ったことも考えたことも無かったものですから。
[思わぬ形で齎された情報に、
まだ困惑の抜けない微笑を返す。]
[ふと窓の外を眺めたなら、小さく声を上げた]
あ………
……クレメンスさん、少々事情が変わりました。このままケルコムに向かって下さいませんか。
軍の方に、一時だけごく一部の警戒網を解除して頂けるよう通達をお願いしました。
国境に近い側の滑走路に着陸が出来る様要請してあります。
船については、クレメンスさんさえ良ろしければ、何処かに滞在中の停泊が出来るように手を回しておきますけれど。
[いかがしますか、と視線で問う。]//
……各機!
俺らの『目的』忘れんなよ!
防衛部隊を壊滅させる、じゃねぇ、すり抜けて、ゴールに飛び込むのが一番の目的だ!
無理に敵にくいつかねぇで、先、進め!
[言ってる当人が、一番食いついている、という指摘は。
多分、きっと、聞こえない]
「……いつの間にケルコムの連中は、
あれだけの機体を作る技術を身につけてたんだ。
[よもや、それが人ならざるものの仕業とは知らず、
蒼いアルバトロスの想像を上回る機動性>>39に、滑空機パイロットは驚きを隠せない]
「だがなぁ……。
俺たちの空で、いつまでも好き勝手な真似を出来ると思うな!!」
[急上昇から速度を上げ、追撃してくるアルバトロスに振り回されながらも、何とか喰らい付こうと懸命の回避をする]
んなこと、どうでもいいだろ!
戦闘中なんだから集中しろよ。
[2機にマークされたリヒャルトを追いかけて、そのまま急上昇する。]
お前が一番食いついてるんだろうが!
[言っても聞こえないと思いつつ、お約束のように突っ込む。]
るっせぇ、な!
売られたケンカは、買うもんだろーがっ!
[問題が明らかに違うのだが、それは気にしない。
捉えた機体に機銃を浴びせた後、離脱して先を目指す。
自分の後ろは、白の僚機に預けて、前へ]
……突っ込む!
到達したら、誰でもいい、すぐにヴィレム隊に伝令、こっちに合流させろ!
[全機通信に向けて怒鳴りつつ、蒼は『鏡』を制する場所へと駆ける。**]
[蒼い翼に機銃弾を浴びせられても、怯まずに追撃を掛けようとすれば、
時間差をつけ突入してきた白い翼の鋭い一撃に翼を大きく傷つけられる]
「くそ、これ以上は無理か!
向うも編隊機動が出来るとはな……。何て厄介な!
こちら、六番機……損傷大、戦線を離脱する」
[アルバトロスにその気があれば撃墜されていただろう。
滑空機パイロットは自機に痛撃を加え、
すぐさま離脱した蒼と白の翼に忌々しげな視線を向け、戦闘空域を離れた**]
どうせ、売られなくたって売るヤツが、何言ってんだか!
[一気に前に出た蒼に、喰らいつく影。
リヒャルトの更に上方につくと、後ろは任せろとばかりに、影に向かって機銃を叩き込む。]
まぁったく。好き勝手動きやがって。
だから他のヤツには、アイツの後ろ任せられないんだ。
―太陽の鏡・防衛指揮所―
[眼前で繰り広げられる空戦はケルコム軍が優勢だったから、防衛指揮官の眉が顰められる]
「やはり、連中は太陽の鏡が欲しいのだな」
[ケルコム側の目的はただ一つ。太陽の鏡の制圧だ。
――だから、最悪の場合は制御室を破壊してしまえば良い。
『太陽の鏡』が運用出来なくなったところで、困るのはケルコム側だ]
「……いや、今は勝つことだけに集中し、全力を尽くさねばな」
[防衛線が押し込まれつつある中、頭を過ぎる弱気な考えを振り払い、防衛指揮官は矢継ぎ早に指示を出していった**]
/*今更過去ルーガルの天魔チラ見してきた。人に対する悪意満々の天魔は今までいなかったのかな。ちょっと意外かもしれない
こまっけぇ事、気にすんなってぇのに……!
[文句を言いながら、それでも。
蒼が自在に駆けられるのは、白への強き信があるからこそ。
開いたままからの全機通信からは、被弾や追撃への焦りの声が時折り届く]
てめぇの相方見失うな、っつったろーが!
相手は編隊組んでくる、距離、見誤るな!
飛べない、と思ったら、無理せず戦闘空域から離脱!
風に煽られて、敵さんに落とされるんじゃねぇぞ!
[そう、激は飛ばすが、出してもらえた人員には空戦経験のほとんどない者も多い。
離脱が間に合わず、地へと堕ちる者も少なくはなかった]
……ちっ……。
[進む先に見える、巨大な『鏡』。
数百枚の鏡で構成されるその基部が、目指す場所]
入り口……どこだ!
[上からの機銃掃射を回避して、『鏡』の傍へと近づき。
飛び込むべき場所を探して岸壁沿いに蒼を旋回させた。
この距離まで近づけば、対空攻撃も警戒対象となる。
銃撃の音に、時折り、砲撃の音も混じって響くか]
時間、ねぇんだよ……!
[もう一基へと陽動に向かったヴィレムの隊からの通信も、時折り飛び込んでくる。
あちらの方が、戦力は少ない。
深追いせず、『攻めあぐね』を演出しながらの陽動が目的のため、実被害は少ないだろうが限度もあるはずだ]
……っ!
みっけ!
[一度岸壁を離れ、高さを変えて再度接近した時、碧は飛び込むべき場所──岩盤に穿たれた、洞を捉えた]
っと、確か、これがこうでっと……。
[確かめるのは、オクタヴィアの手によって追加された、という新装備]
……よおっし……行くぜい!
[位置を確かめて、一度大きく上昇する。
闇の領域を抜けた先に、光をまとった空が一瞬見えた]
……っ……。
[まだ、遠い。
そんな事を考えつつ、機体の向きをぐるりと変えて、下降に切り替え、再度の高度調整。
目指す場所を真っ向に捉えつつ、射出機の照準をあわせ、そして]
いっけえ!
[叫びと共に、新たに搭載された力──中型爆弾を一つ、洞へと撃ち込み。
その爆発の直前、急旋回で向きを変えつつ、一度距離を取った。**]
― 東部戦闘航空団基地 ―
ケルコムの飛行機が!?
[少女がその報告>>4:305を聞いたのは、事が既に終わった後のことで……]
警戒機は出ていたのでしょう? 何機来襲を?
え……1機で…そんなやすやすと?
アルバトロスとは別の機体……
応戦したのは誰? シュテラ?
[入る情報がことごとく想像の範疇を超えたもので、
少女の胸中に焦燥感が渦巻く。]
息を切らせて基地へ赴けば、その被害状況>>4:319、>>4:336を見聞きし。各重要施設方面へ警戒を発令もしただろう。
その後、未知の攻撃など、気に留めるべきなのだったが…少女はまず、僚機たる彼女の安否を優先させた。
意識を失ったシュテラが収容された病院へ赴くと]
……
[ベッドに寝かされた彼女の傍らで、心配そうに暫し眺める]**
/*
リヒャルトとミヒャエル引き離しは人気ないか、なるほど。
ミヒャエルもせめてwwwリヒャルト以外と会話すればなあwww
白ログで他と会話してないのが残念。
ちっ……。
さすがだな。
風に乗るのは、お手のもん……ってわけか。
[ベルティルデとオクタヴィアの手によって、チューンナップされた機体は、より速くより強く――。
ここはシリーの領域。
経験のないものが、相手を上回れる場所ではない。
だが、ケルコム本土の守りを割くわけにもいかない。元々、こんな作戦に人員を出してもらえたのが奇跡なのだ。]
どうか……無事で!
[望みは少ないと、わかりながらも口にせずにはいられない。
ゴーグルをかけ直して、戦いに集中*していく*]
おや、あそこに置いた飛行機は
あのままでよろしいので?
……ああ、いや。儂が問うことではありませんな。
ならばこのままお送りすることとしましょうぞ。
[アデルの要請に頷いて、ロッヘン号の進路を変える。
申し出に対しては、口元の皺をくしゃりと増やした。]
そうして頂けると助かりますな。
お手数をかけて申し訳ないのだが、
お願い申し上げますぞ。
[やがて、小さなロッヘン号はケルコムへと降下し、
国境に近い滑走路へと舞い降りる。
アデルを下ろし、その背を見送った後、
自分もまた、ケルコムの街へと向かう。
飛行船はそのまま、軍空港にほど近い空き地
―――薔薇園の跡を間借りして、翼を休めていた*]
― シリー上空 ―
──────。
[魔は、見つめていた。
血の如き色の飛行機がシリーに至り、無謀といえる様で、
シリー空軍東部戦闘航空団基地に単機特攻を仕掛ける姿を、
その同胞の姿を、ただじっと眺めていた。]
愛……?
[何を言い出すのか。
囁かれた言葉に、僅かに眉が上がる。]
─────、知らないな。
[生きるために、勝利を得るために、
”執着”が必要なのだと、”彼女”は言った。
或いはそれを愛と形容するのかも知れず、
──けれども”愛”は、
目前で同胞自身を殺そうとしているではないか?]
[人の子の憎悪は、彼らの親しいものを死へ追いやれば、
更に一層濃く燃え上がった。
あの日、炎に揺れていた金のロザリオ。
炎の向こうから飛来した銀の弾丸と、憎悪の気配。>>0:179
あれも”愛”とやらの産物であったのだろうか?]
……うん?
[魔は、僅かに眉を顰めた。
”郵便屋”として残る記憶>>2:387が微かに脳裏を引っかく。
だが、すぐに思い至ることはなく、首を振って目線を下げる。
空に、ぱっと華やかな赤が広がっていた。>>4:339]
[そう、お前はもう魔ではない。
心を揺らし、心を捉われたお前は魔ではない。
愛の味、人の子の心を知ったお前は魔性ではない。
───魔は、闇を属性として生きるもの。
満たされざるがゆえに完全であり、滅ばざるもの。
人に与えるための光。>>4:300
そのようなものは、必要ない。]
…は。そうやって、キミも死ぬのか。
[あの日告げた言葉は、戯言ではない。
同じような同胞の死を、魔は幾度も見てきた。]
……だから、
[言葉が途切れる。
ただ伝わってくるのは、安らかな気配。
満足げに笑むが如き、同胞の気配。>>4:364
けれども、あたたかさど魔には、]
―東部戦闘航空団基地・併設救護棟―
>>*0
アルバトロスが鏡を? では昼の航空団襲撃はブラフ?
いや…そんなことはないか。単騎で攻める意味がまるでないもの。
[昼の攻撃と、夜の攻撃、同時侵攻ならともかく、これでは警戒されるだけ…]
謎の最新型は、独断行動だったのかしら?
状況は? そう…押されてる。
[防衛指揮官の思う通り、
太陽の鏡ははケルコムにとってこそ必要な物。
先のように交渉カードとしての力はあっったけれど、
直接シリーに関わるものではない。
立地的にも大陸の中心からは遠く、
従って防衛優先度としては他の拠点に比べれば些か下がる。
通常の飛行機隊を相手とするならば、防衛も可能だろうが、
相手がアルバトロスとなれば、長くは持たないだろう。]
[無線を手にする]
お兄様、情報は届いていまして?
アルバトロスを使ったとなれば、防衛隊の戦力では維持が難しくも思います。
現状なら、こちらの被害が増える一方。
徹底応戦ならばそれ相応の戦力を割かねばなりませんし…
けれどケルコムは奪取した後、どうやって維持し続けるつもりなのかしら?
かれらにとって敵陣で孤立しながら…
ともかく、破壊をさせるなら簡単でしょうけれど、あれは有効なものでしょう?
その、飴にしても鞭にしても。なければかの国は生きてはいけませんし、破壊してまた直すのもばからしいですわ。
[少女の本意は別にあったが、特段それを言うつもりはない]
空の孤島で孤立させて後、本気で制圧するならそこまで難しくはありません。兵糧の備蓄も知れていますし。
もしアルバトロスが駐留してやっかいなのなら、例の侵攻作戦を早めてみてはどうかしら?
会合終了まで大規模な作戦は控えておりましたけど、準備は滞りなく進んでおります。
体勢さえ整えばいつでも…
彼らは光を取り戻す代わりに爪を捥がれる
アルバトロスが留まれば作戦の成功率は高まりましょう。
戻るとなれば苦労して奪取した鏡は手薄になりましょう?
― ケルコム/極光号解体現場 ―
[ケルコムへと到着した後、
先ずはアデルとの約束を果たすために、
極光号が置かれているという場所を訪れた。
既に話は通っていたか、すぐに極光号の残骸の側へ通される。
飛行船技師。何憚ることもなくそう名乗ったために、
周囲の作業員から向けられる視線には、
奇異と不審と敵意が満たされていた。
だが、そんなものは、若い頃に散々慣れていたので、
気にすることなく、黙々と作業に取りかかる]
[現場では、極光号の事故原因調査は完了したものとして、
既に解体が始まっていた。
飛行船としては二度と使い物にならないが、
素材はいくらでも再利用出来る。
その解体工事を見ながら、調査結果を一瞥し、
あっさりと首を横に振った。]
ガス圧の急激な低下は、内部気嚢の断裂による、だと?
ほれ、見い。外郭装甲と気嚢の破損箇所が一緒だろうが。
そんなもの、事故後の破断に決まっておるわ。
[現物を見ないまま言い切って、
取り外した部品を持ってこさせる。
それは、気嚢に取り付けられている、ガスバルブだった。]
…細工出来るとすれば、ここだろうよ。
[ぼそり呟いて、早速バルブを分解し、調査を始める。
内部の部品をひとつずつチェックしていたが、
しばらくして、中央にある弁を指した。]
これだな。通常使用は問題ないが、
一定高度以下に降りると、異常動作する様に加工されとる。
[ご丁寧に、ケルコム産のゴムを染色したらしき弁を、
解体現場の責任者に手渡し、手についた黒い粉を払う。]
あとで、報告書をまとめておくでな。
エルヴァスティどのへの報告は頼むぞ。
[そう言い残して解体現場を離れ、
その日の寝床を探すために、街へと向かった*]
―ところで―
[極光号は、シリー側の意向を無視して、とある軍需工場に入っていた。
そのようなところからも、ケルコムが降伏する気がなかったのは、明らかだった。]
/*
や、イロイロ拾おうと思った日に書こうと出先では思ってたんだ!
帰って箱前についた時は忘れてた。
やることメモを紙媒体にするか、家にメールしておくか(メールは使える)本気で考えたほうがいいかも。
/*
これで余計やりづらくさせたら、ショック死しそうだな……。
懸念はわかるのだ。やりづらいだろうなぁ……。ごめん。
/*
呪詛…いや、加工か。うぐぐ。
たまたま極光号に使われたとか……?
どうしようかなww
やってねえって一度言い切ってるからなあああwww
/*
極光号のことは、どこにも白ログで描写は無かったと思ったが
…見落としかのぅ。
フィオンは、勝手に悪行を増やしてすまんwww
[実のところ極光号への細工に、
この魔は直接手を下してはいない。>>3:293
極光号を異常を引き起こすほどまでに空から引きずり下ろし、
落としたのは別の魔の呪>>2:621である。
極光号への細工。これは単に、
───いくつかある細工のうちのひとつに過ぎない。]
[シリーとケルコムの緊張に先立って、
魔はシリーに、いくつかの細工と改悪をばら撒いた。
ケルコム風を装ってなされた細工のひとつに、
飛行船への弁付け替えもある。
魔は、単に欲深い死の商人に囁いただけだ。
ケルコムにシリーの飛行船が、続いて落ちればどうなるだろう?と。
ケルコム産ゴムの部品>>63を渡したのは、そのときのこと。
その後、シリーの緊急チェック>>2:462で、
幾つかは異常が見つけられもしただろう。
けれど、シリーにとっても、
また、魔を追うものにとっても細かい経緯は関係あるまい。
重要なのは、”魔と思しき者の意志により、シリー飛行部隊に意図的細工が成されていること”それだけだ。]
― ケルコム市街 ―
[昼夜を問わぬ影に閉ざされた影の国の街角には、
ひやりと冷たい霧が凝っている。
それでも常ならば賑やかに走り去る子供らの姿も今はなく、
どこか閑散とした町並みには、道の脇に瓦礫が積まれている。
あれは、極光号及びにエアリエル墜落の混乱の中、
シリー空軍の攻撃に破壊されて降り注いできた街の破片。
人通りの少ない街角を、”元”郵便屋が歩いていた。
やがて、前方からの人影に浅緑がきょとりと瞬く。]
…あれ、シリーの……?こんばんは。
[何気ない風で、宿を探す老人に声をかけた。]
― ケルコム市街 ―
[久しぶりに降りたケルコムの街は、
相次ぐ事故や戦闘による被害の跡があちこちに残されていて、
まるで、見知らぬ街の印象であった。]
やれやれ……こんな時では、
なかなか宿も見つからない、か。
さて、こうなると、今夜は野宿かのぅ……
[呟きながら歩いていると、突然、
前方から声を掛けられて立ち止まる。]
…ああ、こんばんは。
……はて、どこかでお会いしたことが…?
[どこか見覚えがある、とおもいながらも
はっきりと思い出せず、首を傾げる。]
ああ、
[首を傾げる様子に、人好きのする笑みを返した。]
すみません、一方的に。
僕、前にシリーにいたことがあって……だから、それで。
確か、飛行技師さんか何かでいらしたでしょう?
どうなさったんです?
見たところ、ケルコムに移住されたわけでもなさそうですけど。
……もしかして、シリーからわざわざいらしたんですか?
[困ったように首を傾げて、辺りを見渡す。
やれやれと肩を竦めた。]
こんな時期に、観光旅行でもないんでしょうけど。
どちらかをお訪ねに?
[ならば宿はそこだろう。とばかりに、
案内でもはじめる風で、親切そうな笑みを向けた。]
おお、そうじゃったか。
左様。シリーで技師をしておった。
[人当たりの良い笑みに、やや警戒心を解いて頷く]
ああ。暢気に観光旅行などといったら、
石でも投げられそうなものだ。
なに。ちっとばかり探しモノがあってな。
しばらくケルコムの街をふらつくつもりだが……
[探しモノ、のところで、無意識に右手で胸元に触れる。
その下に揺れる物を確かめる様な手つき。]
探しモノ…、ですか?
[小さく首を傾げるが、その先に更に問おうとはせず、
胸元を押さえる手に視線を向ける。]
お守りでもつけるのが流行りなのかな。
こんなご時勢ですしね。
[見えぬロザリオには、それ以上を示すことはない。
続いて寒そうに肩を竦める様子に、少し笑った。]
もしかして……、行き先未定ってやつですか?
なんなら、宿、お教えしましょうか。
そこの”跳ねる子馬”亭ってとこなんですけど。
一応今もやってると思うんだけどなあ……
あ、おばちゃんの料理は美味しいんですけど、量が多くて。
[そこだけ注意です。とか言いながら、
同意が得られるなら案内する先は、ごく普通のケルコムの宿。]
[お守り、と言われて、初めて自分の動作に気付いた様に、
胸元から手を離し、頭を掻く。]
あ、いや。お守りというか、妻の形見でね。
…ああ、形見というのも違うか。
[どことなく照れた調子で言って、笑う。
ロザリオは、服の下に隠されたまま。]
おお。宿を知っているならありがたい。
正直なところ、途方に暮れていたところでな。
[助かる、と笑顔で言って、案内には従った]
奥さんの……?
[瞬いた浅緑の奥、表情は伏せた顔の影に隠された。
照れた様子に僅かに微笑ましげに笑む様子で、]
───絆。という感じですか?
[からかうでもなくそう言って、宿へと導いた。
慣れた調子でおばちゃんに挨拶し、にこやかに手を振る。]
うんうん、そーそー。お客さんだから。
おばちゃんの料理、美味しいって宣伝しといたし。
えー、美人?さすがにそこまではなあ……。
[にこにこと適当な調子でおばちゃんとやりあうと、
まったくフィオンには敵わないよ。などと言い返された。
それに愛想良く肩を竦めて、クレメンスを案内する。
部屋の前につくと、宿の従業員宜しく扉を開いた。]
はい、どうぞ。
絆…、そうだな。そんなところか。
[ほのかに遠い目をしていたが、
宿に到着すれば、きょろりと辺りを見回した。]
ほお、なかなか良さそうな宿だな。
世話になるぞ。
[青年が宿の女将と親しげに話しているのを、
聞くともなく聞きながら、部屋まで案内される。
開けてもらった扉を潜りかけたとき、
ぱちりと目を瞬いた。]
……それとも、”愛”
[返答を求めない調子で返し、一度老人の瞳を見る。
けれど、すぐに浅緑の瞳は笑みに細められて、
その先の表情を窺わせることはなかった。
部屋に落ち着く風を大人しく見守り、]
────はい?
[名前の呼びかけに、自然と返して首を傾げる。]
フィオン、ヴァルトトイフェル…?
[部屋の真ん中に立って、入り口の青年を見据えて。
驚愕と、不審と、僅かな歓喜のいろが声に混じる。]
儂が探しているモノの名が、それ、なんだが?
……………。
[問いには答えず、浅緑の瞳に笑みが浮かぶ。
戸口に立つと、廊下の明かりを遮って青年の顔が沈んだ。
弱い光が、輪郭を淡く縁取っている。]
フィオン、という名前だけで決めるのは、
早いんじゃないですか?
それとも、それもまた──
──…絆の、成せる業なのかな。
さあな。
早いかどうかは、直接聞いてみれば済むことだろう。
[さらり。襟元から鎖を鳴らして、金のロザリオを引き出した。]
お前が、私の探しているモノなら、
そう。妻が導いてくれたのだろうよ。
[ロザリオに口付けし、短い感謝の祈りを唱える。
その間、もう片方の手を腰の後ろにやって、
ベルトに差してある小さな銃を確かめた。]
へえ……随分気の早い。
年をとると気が短くなるって本当なのかな……。
[どこか暢気な口調で呟いて、クレメンスを見遣る。
しゃらりと光を弾くロザリオに、魔の視線が、止まった。]
そのロザリオ──…
それが、形見だって?
それが、絆だって?
[どうでも良いものとして、
記憶の片隅に追いやられていたひとつの符号。
かちりと、記憶のピースの嵌る音がする。++]
/*
予想通りの盛り上がりになってまいりました。(中身的な意味で)2人で2日頑張ればいいじゃない。
俺、落ちるにしても別の日がいいです……。
っく……、はは。あっははは!!
なるほど……、なるほど?
これは面白い。
そのロザリオが、妻の形見?
───あァ。”あの時”死んだ妻の形見か。
へえ……良かったじゃないか。シリーについて。
ねえ、ラルス?
キミの大切なものは、
・・・・・・・・・・・・
──ケルコムに奪われちゃったんだからさあ?
[言葉を隠し、物を言わぬのも魔のやりくち。
あはは。と、愉しげな嗤い声が響く。
いつしか、階下の賑やかな物音は途絶えていた。//]
気が早い、だと?しかたなかろう。
儂が、どれほどお前を追い求めてきたか、分るか?
早く、お前を滅ぼしたくてたまらんのだ。
[小さな銃を引き抜いて、ゆっくり構える。
だが、突然の哄笑に、そして、語られる言葉に、
指の動きは止められた。]
な………っ、
お前、なにを言って―――…
["大切な物が、ケルコムに奪われた。"
毒たる言葉を聞いてはならぬと知りながら、
思いも寄らぬそれを、反駁せずには、いられず――]
妻と娘の死と、ケルコムは無関係だ。
あの戦争に、ケルコムは関わってなどおらん。
……いいかげんなことを口にするでないわ。
[音が消え、人の気配が途絶えた世界の中、
今にも詰め寄りかねない形相で、魔を睨む]
あァ、知っているとも。
どれだけいつも、キミが追いかけてきていたかも……
……そうそう。礼を言おうと思っていた。
先だって滅ぼした、あの森の都。
あそこでは、キミがあまりに動き回るので、
レスレー公は、ますます僕の言葉を信じてくれてねえ?
酷くやりやすかったよ。
───ありがとう?
[彼を傷つけるが為の言葉。
炎に沈み、今はなき都と人の名を挙げて、魔は嗤う。++]
/*
<時間軸>
会談日朝〜昼:ケルコム・シリー会談
↓
同日:アデル&クレメンスシリー出立
↓
(★1)
↓
会談1日後の日中:オクタヴィアさん特攻
↓
(★2)
↓
同日深夜:ミヒャリヒャ機動
★1でロッヘン号ケルコム着、クレメンスさん極光号解体現場へ…かなと思っていますが、フィオンさんとクレメンスさんは現在どの辺りの時間軸でしょう。
或いは、夜間にシリーを出立して★2で着いたことにしたほうが自然でしょうか…。
ああ、そうだね。ラルス、確かにそうだ。
あの戦争にケルコムもシリーも関わっていやしない。
アマンダとヘンリエッタが死んだのは、
キミが迂闊にも傍を離れた所為だ。そうだろう?
自分の過ちを、人の所為にするものじゃァない。
……なら、知らなくていいかなあ。
ああ、知らないほうがいいのかも知れないね。
───キミも、忘れられているくらいならさ。
[す。と、手を差し伸べるように指を向けたのは、
弱い光に輝いている金のロザリオ。]
/*
るがるで時間軸は飾りとはいえ、気になることは気になる。
緑の会話がどの辺りで為されたか。
ミヒャリヒャが忙しそう=機動が近いような描写があったので、やっぱり作戦日に到着したほうがよさそうです。
気安くその名を呼ぶでない!
[魔性の口から自分の名が、
なにより妻と娘の名とが出されれば、
穢されたような心地がして、思わず、声を荒げる。]
お前が余計な手出しをせねば、
あの時、戦争は終わっていたはずだ。
儂の愛しい二人を奪ったのは、お前だ。
[この数十年、呟かぬ日など無かった、憎しみの言葉。]
/*
出発時、ケルコムを昼過ぎに出発→午後3時に待ち合わせポイントへ→シリー着:ディナーには間に合っている。
つまり、南の山脈を経由してシリーに向かうと、6時間前後はかかるのですね。
なら、
会談日朝〜昼:ケルコム・シリー会談
同日夜:アデル&クレメンスシリー出立
↓
会談1日後の朝:ロッヘン号到着
同日日中:オクタヴィアさん特攻・クレメンスさん極光号調査
(★)この間クレメンスさん・フィオンさん遭遇
同日深夜:ミヒャリヒャ機動『太陽の鏡奪還作戦』
なのかな。
[それでも。
魔の言葉など、ひとことも耳を傾けずに撃てばいいものを、
応えてしまうのは、人のこころの弱きゆえ。]
わすれた、だと……!
一瞬たりとて忘れることなどなかったわ。
儂が、何を忘れていると言い出すつもりだ、お前は―――
あはははっ!!!
ラルス、まだ分からないのかい?
戦争を引き起こしたのも、滅びを求めたのも所詮は人間。
キミもそのうちの一人なら……
────彼らを殺したのも、キミだろう?
僕を責める前に、自分自身を責めるがいい。
己の同胞を責めるがいいさ。
……僕はね、ほんの少しの手助けをしてやっただけ。
まだ戦いたいと、願う愚かで可愛い人の子にねえ?
[くつくつと嗤い、こつりと足を踏み出す。
短銃に入っているのは、銀の弾丸であろう。
けれどもそれを恐れる風も見せず、歩み寄る。
こつり。こつり。
足音を響かせ、再び手を伸ばした。]
[否定。―――それは、老人を、
その生き延びるために取りすがった
拠り所を、否定するもの。]
詭弁を、弄すな。
お前がいなければ、滅びなかった国が、いくつある?
始まらなかった戦争が、いくつあると思っている!?
[分っている。違うと分っているからこそ、
主張し続けねばならぬ。]++
………お前さえいなくなればいいのだ。
それで、全てが終わる。
この戦争も、私の仇討ちも、全て、な…
[魔の言葉は、いつだって真実だった。
真実を語って、人を惑わす。陥れる。
故に、それを退けるため、自ら閉じこもらねばならなかった。
妄執という名の檻に。]++
[こつり。 足音を響かせて近づいてくるソレ。
こつり。 銃口など無いもののような振る舞い。
迫ってくるのを意識しながらも、動けぬ。動かせぬ。
それはさながら、猛獣を前にした小動物のよう。
だが、その均衡を破ったのも、魔の指先だった。]
――――――!…うおぉぉ…っ!
[魔の指が、ロザリオに触るか否か。
その気配に、弾かれた様に後ろへととびすさり
銃を構え、撃鉄を上げて、]
さあ……いくつあったかな。
キミが生まれる前からだからねえ、覚えちゃいない。
[悪びれず、笑顔で返す。
人の子の欲望が、愚かさが、憎しみが争いを呼ぶ。
魔の告げる、これは真実。
───けれども、それを煽り、膨らませたのもまた事実。
それをこの魔は、否定しようとしない。]
それで……?
また僕を、その銀の弾丸で撃ってみるかい?
確かあの時あたったのは、
ここ…だったかなあ……?
[弾の跡など、何一つない腕。
老人が燃やすのは、妄執だろうか。いや、執念だろうか。
憎しみの篭る瞳を、魔は愉しげに───
そして、ほんの僅かに不思議そうな色を込めて見遣る。]
[老人の怯えが、緊張が伝わって来る。
指先を差し伸べ、魔がくすりと笑んだその時、]
────── パァンッ!!!
[響くのは、乾いたおと。]
[ だらり]
[自らの額に流れる血を指先で拭い、
痛みなど感じぬ風で、魔は嗤う。]
……ラルス、これだけかい?
[血に塗れて笑うさまは、人ならば立ってもいられぬであろう。
けれども魔は、平然としてそこに───在る。++]
[ ザッ ]
[魔がクレメンス目掛けて手を振るうと、
赤が細かく室内に散った。魔性の血だ。
その先を見ることもなく、”青年”の姿が空気に”溶ける”]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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