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[ぶるぶると震える右手に、今、初めて気付いたようで、はっとして、見た。
小刻みに震えるそれは、左手で抑えてみても止まらない。
眉を吊り上げる。]
また!また!臆病な右手だ!!
嗚呼。日に日に臆病になるではないか!
何が勇気だ!?勇気をどこに私は失くした!?
ツェーン、フィル、ルドルフ、コンラド、
戦場で殺したことを、まだ、私を恨んでいるのか!
何度私の枕元に、立とうというのか!!
父よ、私の瞼の裏に、いつまで張りつこうというのか!!
[右手で机を殴りつけ、叫びざまに立ち上がる。]
勇気、…勇気、勇気を……嗚呼。
ひ、ひ、日々、私の勇気は失われていくのか…
[懐から取り出した薬包紙。
呻き声を上げ、粉薬を口の中に注ぎ込む。
飲みこんで、また深くため息。]
──シュテラ。会いたい、シュテラ。
[悩ましげな表情で、ぽつりそう呟いたが。
少しの間その状態で俯いてから──
上げられたその顔は、いつもの、カスパル。
マントを翻し、部屋を出て、自らの馬のもとへ行った。]
貴殿に渡した兵の運用は、貴殿に一任した物だ
貴殿の判断で、好きなようにするといい
民の運用も、そこに危機がなく、志願した者なら構わぬ
その代わり、その身を盾として守れ
国の根本たる民を、死なしてはならぬ
カスパルさま。ルートヴィヒさま。
騎馬500を失いました。直廊へのひきずりこみも出来ていない。ダチュラはいつまで効果は持つのでしょうか。
少し案を練り直さなくてはならないかもしれないと思うのですが、お考えは?
……ギィさま……。
本当に。良かった。
[本当は泣いて縋りたかった。でもそんな状況ではなかったから。言葉少なに呟いた。]
まず。
橋には油と、裏側からコールタールが塗ってある。
火矢で、容易に着火し、焼け落ちる。
東西共に敵の半数を門の中へ通し、橋を落とす。
直廊の門は、西直廊門だけ守備を弱くしておく。
直廊内に引き入れた敵を処理しつつ、
市街西側へ逃がした敵を、配置してある伏兵で追い打ちを掛ける。
といったところでどうだ?
浮島に組み立てられている攻城鎚(>>256)はいかがなさいますか?
[さすがに浮島で組み立てられていては、報告はあがっているというもの。]
>>*99
いいえ……私こそ申し訳ありませんでした。
それと、お礼をいってませんでしたわね。
護ってくださってありがとうございました。
[一言だけで。それだけで十分に伝わったから。]
[軍は、進む
見る限り、意識するような危機も今の所ないようだ
だから私は、その眼は行軍を見つめながら
意識を、過去のアルバムの中に飛ばす
私が、唯一安らぐ時間
私が、唯一私でいられる時間
その中に、私に足りぬ物があるような気がして
追憶の中から、宝物を掬い出すように
私は、頭の中のページをめくる]
―― 追憶の中 ――
─こちらも回想─
[>>372にて、一通りの収容を追えた後、自責の念は未だ潰えず]
報告はミヒャエルからあった通りだ。>>=77、>>=86
帝国もまた騎士と、その発想が後手を踏んだ。面目次第もない。
被害は死者はそこまでいかぬとはいえ、重篤な者も多い。そのままの数と言って良いだろう。
矢へ備え盾の壁をと破城筒周辺に集中させたのが、そのまま仇となった。
そうだな被害はもう少し多いかもしれぬな
…彼の言うように、些か不気味な集団…あれにも随分と手こずった。
ああ、暫く直接やりあっておったのでな。あの手の集団には少し覚えがある。
十中八九麻薬の類であろうな。
そして、それを用意できる者にも覚えはある。あれほど長時間『飛べる』のは純度も、量もうかがい知れよう。
帝国本国でなく、このモアネットでそれだけの物を抑えられるは……うーむ、やはりコリドラスであろうか?
>>=94
まったく……君は…そういうことは話さなくていいんだよ。
[ため息混じりに……おそらく横にいたであろう彼に軽く蹴りでも食らわせた…はずだ]
我とて無策にそこまで絡まれたりはせぬわ。
……全員殺してしまっては水の泡であったわ。逃げる者までやってしまうとか、君は私のことになると見境がなくなるから困る。
[領土に人さらいが増えたと聞いての探りだった。当然そういう風にも振る舞ってみせたし、囲まれることも想定に入っていた。
まあ流石に30人以上にわらわらと来られるとは思わなかったから、いろいろと覚悟くらいは過ぎったのだが……貞操とか貞操とか貞操とか……
自身が囮役になると言えば、絶対反対するするだろうと、彼に言わなかったのがそもそも失敗と言うべきか、そのおかげで助かったことも否めず……まあいろいろと思えばちょっとくらい感謝してんだかんね! と頬でも膨らませて見せたか…はてはて]
ま、まあともかくだ。ヴェルナー様の言うとおりだ。
君はもう少し殺さない方法というのを覚えた方が良い。
領土を預かれば、与奪の裁権も与えられる。悪漢といえ法の元で裁かねばならぬ。
為政者たる者その力に溺れしは外道の道ぞ……
それに殺してしまっては、たの…コホン
って、あれれ……あ……はぃ
お忍び…だめです……よね……あはは…ごめんなさい。
>>=99
これ! 君は何故私の恥部をこうべらべらと!(げしげし!)
ま、迷子と言うな! 迷子ではない!
ただ、人よりちょっとだけ遠回りが好きなだけだ。
遠回りは良いぞ。目的地だけど目指しては普段のことしか見えぬ。
目の届かぬ所、そこにも教義は眠っておるのだ。見識も広がろう!
私はそれをだな……
[まさしく詭弁…いや開き直ったとばかりに胸を張ってやる。どうだ、これでも男だから胸を張っても強調などされないのだぞ…と]
……なんだそのジトっとした目は?
昨日とて、遠回りをしたから佳き占い師の姉様にあったり、旧市街で面白い童と逢えたのだ。
……まあ童…あれはおそらく危惧すべき存在なのだろうがな。
浮島にあるのは、投石機と攻城鎚、だな。
投石機は、確かに火矢でも打ち込むのが良いだろう。
直廊に引き込んだ敵の殲滅は、全て城壁の上から行う。
見たところ、弓の用意はそれほど無いようだから、少人数でも問題あるまい。
いかな重装備でも、上から落とされる石や煮えた油には無力だよ。
西直廊門を開けておくのは、相手の退路を断たないがため。
とはいえ、伏兵が優先すべきは確かに、金鹿門の相手だな。
[ふ、と目を開く。
ここはどこか、と周囲を見回す。
傍らに、ゾフィヤの姿を見つけて、手を伸ばす。
遠くから、重い音と振動が、伝わってきていた。]
ん? 旧市街からのルートがでておるのか?
そうだな。ノーラ殿の危惧されるように私も危険に思えるな。
かの場所は公国時代より、虐げられ行き着いた民もいる。
公国の負の遺産も色濃く残っておる。
先の童の話ではないが、帝国を是とする者もいるだろう。
みだりに軍を向かわせば、感情を逆撫ですることにもなろう。
こちらが配慮に配慮を重ねても、帝国の中に人道を軽んずる者がいれば
その機に乗じて事件でも起こすか?
毒でも……解放軍を装った者の凶行でも……
民の心に火がつけば、その矛先はこちらに向こうな。
触らずに済むのなら触らぬが良いとは思う。
[私が騎士となった頃、軍部での私の評判は悪かった
騎士となった歳もあったし、私の身分も問題だった
成り上がりの小僧、と言うのが私の通称であり
何処の馬の骨ともわからぬ者に騎士などと、と
騎士団の老獪共は、あざ笑った物だ
そんな境遇からか、私は前戦にある事が多く
武運にも、良い部下にもめぐまれた
その時、一兵卒であった者達が、今の私の騎士団員達
だからなのか、私達は主従と言うよりも
戦友と言う、感覚が強い
私が、疾風と呼ばれるようになる頃には
私の友は、戦場にある騎士団員のみとなっていて
戦場にある時だけが、私の心休まる時間となった
ここが、そもそもの間違いの始まりだったのだろう]
/*
ギィ様がきたはー
きゃーーー[男装した男の娘の声]
という効果音がなぜか浮かんだ
しかし俺好き勝手すぎっ、やりすぎ感満載っ。だが二人だけだしねー。今のところ。
軍儀みたいなのもないしねー。
数の上では我々が不利。避ける人数は限られている。
となると、逆に金鹿門側は放棄……というわけには参りませんか?
我々のやることは結局、如何に狭いところに敵をおいこむか。それと攻城用の武器を破壊するか。それだけの気もします。
市街地に火を放つのはまだ生きてるのでしたわよね?
市街地に火、は、まだ生きている。
旧市街から敵がくるのを待ちたかったが…
早々に金鹿門を放棄して、市街地の民を金鹿門の方にでも追い込むか?
実のところ、市街地は早めに放棄したい。
[先生は、私にそのような道を教えなかった
私が、自分からそのような間違いを犯し
私が、自分から何かを何処かに置き忘れ
こうして、この立場に立つ事となった
私を羨む声も多い中、私は思うのだ
私のような、人生よりも
友と笑い、愛する人と寄り添い、子を成し
人として生きる事の方が、随分と幸福だろうと
私のように、友と矢の雨を走り
一人を愛する事なく、民に博愛を注ぎ
何を成す事もなく、戦場に散る
そんな人生に、何の価値があろうか
出来る事なら、私のような人生を歩む者が
二度と必要のないように
私は、戦を終わらせる必要があるのだ
私の想いなど、二の次に]
ああ、そうか。
城壁づたいに敵の侵入を許す事になるか。
む。ならば、今回は直廊に誘い込む敵の殲滅だけに全力を注ぐべきだな。
よし。
ならば、カスパル。
ルーに代わって、金鹿門の守備を任せる。
兵力は、そのまま、正規兵950、自警団700。
もっとも、数は減らしているだろうし、自警団は薬漬けで使い物になるかどうかは知らないがな。
>>*106
その最低限の兵には伏兵はいらないと思ったのですわ。
門が破られなければ伏兵は遊兵と化す。破られれば、一時はよくても結局は数で圧倒されるのではないでしょうか。
それでしたら、一部でも金鹿門側の城壁にでも上らせておいたほうがよろしいのでは……とそう……。
[話しながら段々自信がなくなってくるのか、最後は途切れ途切れに。]
私の想い・・・?
[記憶の海から戻って見れば
私に足りぬ物が、なんなのか
どことなく、理解する事が出来た]
そうか、私には感情が足りぬのか
[なんとも、面白い事だ
私には、人間らしい感情という物が足りぬ
民のために、泣く事は出来るのに
友のために、泣く事は出来ぬ
民のために、怒る事は出来るのに
他の何かのために、怒る事はない
ああ、やはり私は未熟なのだろう
騎士として、いかに強くなろうとも
人としては、赤子にすら劣ろう]
油……残っていたら内側の城壁に塗るとか……。
それで昇りにくくなるとかは……。
……ダメですよね。はぁ。
[少し恥ずかしいらしかった。]
[軍師の確認に、頷く>>=106]
はい、ただ、敵が破壊するにしろ、見立てでは火薬が必要と考えましたが……
そうですね。堀の消火用にも考えてましたが。
最初から開門しておいたほうが、憂いがなくなるかもしれません。
――わかりました。
[その後に告げられた、軍師の判断に反対する事無く、首肯する]
[告げられる、敵将の負傷には、一瞬目を瞠る。
新しい進展――しかも、最高の切り出し]
僕もジークさんに同じ。
この手を逃す道理はないはずです。
[その後、一瞬、隣に居る彼に気を取られている事で、言葉を口にする前にその後の事が決まってしまったが。
――容赦なく攻め、敵将を『捕虜』とし、『慈悲』と『寛容』を以って帝国へと叩き付ける。
そんなシナリオを、思い描いていたのだが、その時は言う事は出来なかった。]
[暫く後、首領の言葉には、特に言葉を返さず、頷く
ちなみに、何故一言も声を返さなかったかと言えば。
その時点で、結構疲弊しているからだ。
傷の上に、隣の彼から照れ隠しのように脛のあたりをゲシゲシと蹴られ。
市街地でやはり想像以上に面倒に巻き込まれていたり、余りにも笑えない冗談を飛ばされたり――]
……頼むから、あんまり心配させないでよ……
[適当な頃合に、捨てられた子犬の様な目で、そう上目遣いに懇願したとか]
……わかってますよ。
[彼の手から口を離して、そう小さく笑い掛ける。
とは言え、もう暫くは、ほんのりと舌に残る感触を、気づかれない様に残しては置くのだろうが。
どうせこんな掠り傷程度、めったに菌等入らないんだし]
そういう意味では
カスパル様や、ゾフィヤ様は、よほど私より有能だ
我が軍の将達も、私よりは人の心を知っていよう
仁と信は、同居せぬと言う事か
いや、私が未熟と言う事なのだろうな
[小さく、笑みが零れた
この戦が終わったら、感情と言う物も学ぼう
私が戦う事も、もうなかろうから]
ゾフィヤは、直廊城壁上の攻撃部隊の指揮を任せる。
銅猪門の開門タイミングと、橋の焼き落としも、任せる。
敵兵力1万弱。その先頭集団がなだれ込んできたあたりで、橋を落としてやれ。
兵力は、正規兵1000。自警団300。
加えて、直廊内各門の守備に、合計500
―銀蛇門付近・城壁―
>>408
[戦況を俯瞰しながら、建物から建物へ、軽やかに移動して行く先、城壁の上に、二つの人影が見えた。]
兵隊…?
…にしては、二人ってのは変ねぇ。
弓を使うなら、そのための場所があるでしょーに。
…ご同類かしらん?うふふ♪
申し訳ありません、遅れました。
ダチュラのほうは結局、自警団と
一部兵士の士気向上、敵の足止めぐらいにしか
使うことができませんでした。
金鹿門の件ですが、
正規兵950、自警団700。自警団は100名ほど
負傷、および再起不能のなってしまいました。
よって正規兵950、自警団600が現状の兵力かと
あと、ミヒャエルという青年に深手を負わされました
>>422 続き
[興味津々で目を凝らす...の左の髪が、不意にぴん!と反応する。]
…あらぁ、これは意外なところで…美少女発見?発見?
んっふふ♪
この兎さんの目とボディラインは誤魔化せないわよん。
てゆーか、微妙な変装ねぇ。でも褐色肌はグーよ♪
さぁて、どうしましょ♪
[カスパルに頷く。]
伏兵の使い道は、それで良いだろう。
市街地に敵を引き込まないならば、伏兵の使い道もない。
好きに使え。
>>410
[思案する...の目に、ふと、水門近辺に寄せる船影が見える。]
水門か…あそこは、上陸するのもめんどいのよね、確か。
誰か見てるかしらん♪
[遠眼鏡を構える人影が見えたような気がして、くいっと妖艶なポーズを取り、くるっと回って見せる。]
/*
も、戻りました………。
って、開いてすぐ目に入ったところではカスパル様が切なくも素敵なこと把握。心情描写が凄く好きなんですよ。
それと、ヴェルナーさんのそれは、核心部分ですね。
物語の序盤に自覚をされるということは、先に大いに期待してよしということ。なるほど掴めずに居たリーダーの目指す先が見えてきましたよ。
皆みたいに、ひとりの部下として私にも何か出来るかしらね。
それより、ログに追いつかないと…
ストーリー部分や人の深みの部分に関わる前に、進軍状況についていけてないとか、帰宅したらさらに進んでいるとか、何て素敵な状況……orz
さぁ、もうすぐ門だ
気を引きしめよ、皆の者
早く終わらせて、皆で祝杯を上げよう
勝利の女神を口説くには、一にも二にも押しだ
ラブコールは早く、多い方が良い
いい女を逃がすなよ
[銅猪門の橋に差し掛かった辺りで、そう指示を出し
その先に、破城筒が進軍して行く]
ルー。怪我は大丈夫か?
指揮に問題ないようなら、500を率いて、銀蛇門の開門、橋へ火矢を射掛ける、投石機へ火矢での攻撃、を任せたいが?
無理ならば、安静にしていろ。
代わりに、私が出る。
─ 金鹿門付近 ─
[伝令の報が届けば、それには二つ返事で答える]
うむ、誠正しきことよ。承知仕った。
ならば門を落とせず遅参などはできぬな。
外門制圧確保をもって赴こうぞ。
ミヒャエル。二の轍は踏めぬぞ。まずは我が旗下の騎士団はじめ騎馬隊の速攻にて、門までの道を確保。
次いで破城筒の隊を速やかに突撃させる。そういう形になろう。
るーと…ビュッフェ? ピスタチオ? だったか…かの将の出方も判らぬが、互いに手傷も負っておる。一騎打ちは後の機会にした方がよかろう? べ、別に私が斬り合いたいとかそんなことは思っておらぬぞ。
き、君の身が心配だとか…そんなこともだな……コホン
それよりあの自警団をどうするかだな。
私の見立てが正しければ、斬り合っても痛覚が鈍くなる分、こちらも押されよう。
まあ鈍くなるのは頭も変わらぬ故、いっそのこと堀に叩き落としてしまうが良いと思うが。
良き手だてはあるか?
/*
ジークムント様の振り把握!
鋭意お返ししたいところですが何せ読解速度の鈍さと拙筆遅筆のコラボレーション。暫しお待ち下さい…!
ごめんなさいごめんなさい、でもありがとう構ってくれて嬉しいのです。
シュテラとミヒャエルとカスパルの関係性にどっきどき。例のあれは目撃しちゃっていいのか悪いのか。
さあ、ログにダイブ。
ああ、ゾフィヤ。
壁に油を塗って敵が上れぬようにするのも有効な手だが、今回は我々が火を使うのでな。
城壁を延焼させるわけにはいくまい。
その手は、またの機会、だな。
>>*119
……そうでしたわね。
でも次の機会だなんてギィさまらしくもない。
今回で殲滅させてやるのではないのですか?
[銀蛇門。銅猪門。
二つの門に接続する橋からは、
微かな異臭――油の匂いが立ちのぼっている。
もしも注意深く見る者がいたならば、
橋板の隙間に、黒いものが染み出していることに
気がつくかもしれない。]
──なに。ルートヴィヒ殿まで、負傷?
[そこを通った誰かの副官を聞いて、状況を確認してみれば。
良く無さ過ぎる知らせに、つい、爪を噛んだ。]
ギィ殿に続き、か……。
なあ。この城は、長くないかな?
[そんなことを、自分より背の高い副官の目を見上げて言う。
副官は、「は」と目を丸くする。]
嗚呼、冗談さ。 [笑った。]
[ゾフィヤの頭を撫でて]
さすがに、5万を1日で討ち尽くすのは、私でも無理だな。
奴ら、1万やそこら失った程度では、諦めないだろうよ。
使える手は、多ければ多い方が良い。
――そうですね……
[数秒、考える素振りを見せる。
実はそろそろ、右手の感覚も戻りつつあるが、万一彼が戦線に復帰しない限りは、援護に徹するだろう]
しかし、大分深く切りましたから。
出てこないと思いますよ。敵将のルート…………
ん……?
あぁ。ルートビッラです。彼は
[今度はビールと素で間違われていたが]
――言っておきますが、僕に取っての最後方は、シュテラ様の一歩前ですからね
[そう、釘を刺すことも忘れずに]
よし、ルー。
ならば、銀蛇門方面を任せる。
直廊に侵入させた敵は、ゾフィヤにまかせておけ。
あくまで、狙いは攻城兵器だ。
その身体で、無茶はするなよ。
[ギィに撫でられるときょとんとして]
……やだ……。なにも1日でだなんて思ってませんし、この人数でなんとかなるだなんて、それこそ驕りですわ。
1ヶ月持ちこたえて援軍が来てから殲滅する。ヴェルナーとジークさまを失えば、今度こそ公国は再起不能でしょうから。
……ではそろそろいって参りますわね。
[兎も見ていることをカークは気づかない。
ただ意味深な視線を感じたのかユーリエは視線を感じたほうへ一瞬視線を投じる
その変化にカークはユーリエを見ると酷く乾いた声へと変調させた返事をする]
「…視線を感じた…」
[それに布に隠れ見えぬ口元をゆるくゆがめた]
いっそ、イクセルさん達の援護を待ってもいいですけど。悠長過ぎますね。
……幾ら痛覚が鈍くても、首を落とせば死にます。
[再び、小さく、手の甲と手首の二箇所に包帯の巻かれた手を顎にやり、熟考する]
……一度様子を見ましょう。
同じく歩兵を前線とし、交戦させます。
そして交戦と同時に、充分な平地に出るまで後退します。
ここまで釣られてくれたら、騎馬も投入して攻勢を掛けては?
釣られてくれなければ、そのまま歩兵による力押しでも良いかと。
今はまだ、不足の事態に備えて、騎兵の温存を図りましょう
[ゾフィヤの手の感触に、目を閉じ、
夢の余韻を、思い起こす。
が、それも僅かな間の事。]
―― 状況は?
[手早く確認して。
将兵の配置を改めて指示する。
ついで、付け加えた。]
ああ、それと。
全軍に、喪章をつけさせておけ。
――私は、しばらく死んでおく。
[橋を渡るのは、民兵と破城筒のみ
もし異臭に気がついたとしても、報告に来る事はあるまい
もし報告に来ていたならば、対応も変わったのだろうが]
―― 城→金鹿門内側 ――
[さて、遅れてしまった。馬に鞭を打ち、急ぎ市街地を駆ける。
向かう先は──金鹿門。
先まで防衛の指揮にあたっていたルートヴィヒは負傷し、もう、最前線には居られない。ならば、最も危険な位置に居た筈なのに、ぴんぴんしているこの人が指揮に当たるというのは、実に合理的な話だろう。]
──金鹿門守備部隊、整列!
[手綱を引き、馬を止めざまに叫ぶ。
城門に登り見張りを行っている者以外、門の内側へ各々休んでいた。
声に反応し、人々は立ち上がるが、どうにも自警団はだらだらしている。]
[「嗚呼、ダチュラか。」と、心中、舌打ち。]
うむ。では、各隊健闘を期待する。
私は、万が一の為に火計工作兵を準備させておく。
なに。少し思いついた事があってな。
しばらく死んだふりをするつもりだ。
あとの事は、頼むぞ。
― 直廊・城壁 ―
[帰った直後に門は急いで閉めさせておいた。
ギィとの再会を果たしたあと、急いで銅猪門方面の直廊によじ登ると、注意深く門のほうを伺う。
どうやら部隊はそろそろ橋に差し掛かるようだった。]
もうそろそろね……。
[ギィからは直廊の攻撃に帝国兵1000。自警団300。直廊内各門の守備に合計500を借り受けていた。]
[ようやっと整列。事前に伝わっている指示通り、自警団と正規兵は別々に並ぶ。
それらの正面で、全員を見回す。正規兵は900程度、自警団は…600くらいだろうか。
傍らの副官に、振り返る。]
おい、確か、市街地の西側に隠れている連中がいるだろう。
そいつらを引っ張ってこい。
[「は」と副官が馬を走らせれば、少し経って、大勢の歩兵がやってくる。
確か、1000の正規兵と聞いたかな──良い数だ。それらも並ばせる。]
良い眺めじゃないか。なあ?
[副官は相変わらず、曖昧に返事する。]
[自室の寝台の上、重い息をつき。]
私を治療した医師には、よく口止めを。
私が生きていると知っているのは、将だけでいい。
……なに。私が死んだと聞いた方が、動く兵もおろうよ。
それと、城の旗を半旗にするのも忘れるな。
[それだけを指示して、再び目を閉じた。]
>>431
あら?熱視線?うふふ♪
[気付かれたことがさも嬉しそうに、...はそちらへ向かって、弾むように歩き始める。]
〜♪
[まるで友人との待ち合わせのように、ひらひらと手を振りながら。]
[接近してくるのは配下の平底船が数艘。ただし、載せているのは兵員ではなく兵糧。そして灰を詰めた壷]
よし、積み荷を下ろしたら、水門の維持に200人を残して、残りはその船に乗り込め。
今日の任務は終了。宿営地へ戻ったら休憩だ。
居残り組も、次の船で交代要員を寄越すからな。
あらん、ギィ様、自分の仕掛を自分でバラしてるのね。
橋が落ちるとか、市街地の火計とか、バラして欲しいのかしらん?
うーむ、意図が読めない…
[破城筒と言う物の説明をする
門や城壁を破壊する用の、丸太のような物だと思うといい
閉まった門を、無理矢理開く兵器だ
だから、門が開いているなら使わない
当前だが、門は閉まっている
橋を渡り、破城筒が進み
その周りを盾を、持った民兵が守る
彼等の仕事は、門を開くまでだ]
…―――
[さて。いつまでも感慨に浸っている場合ではない。
整列した2500程度の兵らを見回してみたが、ふと目を細める。
副官へ、また見返る。]
──こんなに要らないな。逆に、こんなものは城門に乗らん。
おい、自警団の600と…あと、正規兵300。
連れて行って、直廊の防衛連中にくれてやれ。
[副官は返事をすれば、部隊を整理し、
言った通りの数を連れて、向こうへと行った。]
兵は返すが、野郎ども、お前らは飯食って、仕事だ。
俺の配下でいるのがイヤんなったら泳いで帰ってもイイぞ。
[無論、そんな者はいないという自負の笑顔]
堀の中へ入れた船のうち、10艘は銀蛇門へ迎え。
堀を渡るなら棹で充分だ。
操船担当の野郎二人と、矢防ぎ板を支えるヤツ2名だけで行け。
[攻撃部隊は、すべて城壁に立っている。その横には石やら煮えた油やら火矢やらの投擲武器。
門の防御人員は、門の後ろに控えさせ、市街地に抜ける門はそれぞれ100。内陣に抜ける門にはそれぞれ150張り付いている。こちらは槍と盾。そして予備のショートソードを装備している。
当の本人は先程と同じ装備。今は篝火の隣で、矢を手に構えている。]
ログ読み用に一つ。
書き込み用に一つ。
表情差分に一つ。
地図に一つ。
そしてメモ帳。
こんなに開いてると、もう私の骨董品PCは死にそうですorz
この上エクセル開いたら、どうなっちゃうんだろ。わーんw
その10艘からは《竜水砲》を外して、水門帯に設置しろ。
念のため、灰壷は全船に置いておけ。
[指示に従って、船から取り外されるのは、「矢いらず」とも言われた秘密兵器。
簡単に説明するならば、手押しポンプ式の揚水機だ。]
[...は、軍議を聞いていたが、途中で少し飽きたらしい]
うーうー。
ギィ様、怪我したのー。なめれば治るの。
なめてあ…。
おほんおほん。
[先頭には破城筒が見て取れる。それを使われる前に。]
開門!
[号令とともに門が開く。
こちらとしては門が開いたところに兵が来れば、半数が渡りきったところで、橋を火矢で落して分断するつもりなのだが、果たして上手くいくだろうか。]
[ノーラ率いる江賊は、これを放水砲に改造して、水流で襲撃先の船員を吹っ飛ばすのを得意戦術としている。
なにしろ、水上で戦っている限り、弾は無限にあるのだ。
それを10機、南外壁に向かい合うように設置する。
目的は壁の洗浄――などではなく、城壁上にいる兵、殊に弓兵の行動阻害だ。]
[城門の上に、弓兵の姿が見える
かがり火なども見えるなら、火を使うと言う事もわかるが
ここは堀の上の橋
いざとなったら、水中に逃避する事も叶おう
こちらには船団がある、拾う事には問題あるまい]
構うな、こじ開けよ
[そうして、金鹿門の守備に残った兵は──正規兵1600。
統率のとれた整列を眺めて、「これぞあるべき兵だ」と呟く。
──それらの正面に立ち、ポールアクスの柄で地を叩いた。]
これより、我々は、先とは別の部隊と成る!
──門は、決して開かない。
1400は左右の城壁に登り、二列横隊。
弓、あるいは石を使い、近付く兵を潰せ。
敵の弓を持つ者は、優先して狙え。
攻撃を行えば、即座に後列の者と交代。これを繰り返せ。
兵器を引き出してきた場合は、火矢を使え。
残る200は閉じた門の裏で、待機。
門を破られた場合、パイクを真っ直ぐ構え、
来る敵を突き返して、殺せ!
とりあえず、合図があるまで《竜水砲》は矢防ぎ板で目隠ししとけよ。
ポンプの操作は単純作業だからな、井戸端作業の熟練――おまえらの奥さんたちに来てもらうか?
[居残りの兵たちに問いかける。]
まあ、今から呼んだんじゃ間に合わないだろうケド、戦場にも目の保養は欲しいトコだぜ。
[嘘とは思わなかったが、まさかああも親しげに接近してくるものにさすがに驚く
それでも声を上げなかったのはいいとこか
その横で、ユーリエは同じように親しげに手を振り返しながらも]
「誰?」
[端的に酷く乾いた声へと変調させた返事をした]
この列と、この列。
お前らが200の槍だ。
よし、配置につけ!
[そう号令を出せば、兵らは、城壁に登り、二列横隊を組み始めた。
この人は、まだ登らない。]
おや、銅猪門の城壁上に敵兵か。
御大将、
支援用の15艘のうち、何艘かそっちに回す。
積んである《竜水砲》はうちの部下が扱えるから、欲しいときに指示だけ出してくれ。
[設置作業と平行して、空になった10艘の船がジークムント隊の担当する銀蛇門前の浮島へ漕ぎ寄せてゆく。
川から吹く風で、異臭は届いていない。
だが、水面の高さから見上げて、橋梁に仕掛けがあるのではあれば話は別だ。]
ご随意のままに。
[大方はそれであっているだろう。
もし彼が負傷により、撤退してくれていたら、城門には寡兵しか居ない事にもなる。
士気的に、ものの三時間もたてば落ちているだろうと、思う]
門が開く、か
[破城筒がたどり着くより早く、門が開き
火矢が至る事もないし、出兵するようにもない]
作戦通り、民兵8000は後退
逃亡する者を、捕獲する事を第一に
無駄に血を流す必要は無い
騎士団1500は続け 城内に乗り込む
[何か策があるのだろうが、意に介する必要もない
騎士団1500は、城門に向かい馬を走らせる
火矢がいつくるのかは、わからぬが]
国葬か。悪くないな。
演説を誰がしてくれるのか、楽しみにしているよ。
いや、なに。
私の喪中を口実に、数日の停戦を言ってみようか、とね。
向こうが応じなければそれまでだが。
ん? 先程とは配列が変わっているな?
見ろ城壁の配備が増えている。
守りを固めたな……別の将でもついたか?
まるで兵達の雰囲気が違う
[仮に、橋を下からよく見る者がいたならば
おそらく、そのものは気付くのだろう。
橋の作り出す影に紛れてはいるが、
橋板の裏一面に、コールタールが塗りつけてある事を。
一度、火が回れば、橋は炎の壁と化すだろう。]
>>454
[一息で駆けられる距離まで近付き、...はにこやかに返答する。]
あたしはウ・サ・ギ♪
占い師にして情報屋ってとこ。
あなたは?
ここで何してるの?
[かなり主に少女の方に向かって、...は問いかけた。]//
[直廊内に敵が入ってくれば、彼らを相手に石やら煮えた油やらを城壁から次々と落下させていく。
自身も弓を番え、次々と放っていく。]
……え?本当ですか?
[失礼、と言い置き、一人馬で、門の様子を見渡せる場所まで走らせる。
暫くそれを確認したあと、彼の隣まで戻ってくる]
シュテラ様。門外に白兵が居ません。
城壁に弓が見えますが……明らかに、先程よりも守りは堅いです。
如何しますか?
当初の予定通り、破城筒を囲む円陣にて突破も可能ですが。
まだ火の可能性も考慮しなくてはいけません
[南外壁の一端、銅猪門の上に敵兵が出現したと見張り役が報告してくる。
攻撃目標は門に攻め寄せているヴェルナー軍だろう。]
残りの船から10艘、そっちに回せ。
《竜水砲》を使って橋に放水。
橋上に味方がいても構わん。落ちたら拾えばいい。
以上だ、急げ!
/*
ヴェルナー相手なら全部情報開示して、向こうで適当にダメージ受けてもらったほうが上手くいくような気がした。
「胡散臭い」
[声は変調させたまま、敵意もないが、きっぱりというユーリエ。]
「ただの兵。見張ってる。城壁の下。水路」
[むしろ女装姿で話してもボロもでるのでカークも会話は妹に任すことにする]
「あなたは?情報屋の仕事?」
― 医務室→銀蛇門内側 ―
[無理やりではあるが止血し、体はなんとか動ける状態]
―瀕死の状態のはまだまだ遠い
むしろ、まだまだ死ぬわけにはいかないのです
[新調した甲冑と、500名の兵士を連れ再び戦場へ赴く]
弓兵を中心とし、先ほどは勝手に使用されてしまったが
”火炎瓶”を本格的に利用することに決定した。
各人、火種を絶やすなよ
[今度は失敗はできない]
[船乗りならば、防水に使うコールタールはよく知っている。
その可燃性もまた。
船で近づいたノーラの部下が、銀蛇門に向かうジークムントの兵に、橋の下に仕掛けがあるから退けとサインを送る。]
ゾフィヤ。
あまり直廊内に多く引き込もうとしなくてもいい。
城内に入るのは騎兵だけのようだから、
民兵と破壊筒が橋にいるうちに、火矢を射かけるといい。
矢など気にするな
我が隊の戦略的目的は、水軍から目をそらす事にある
城壁の兵が我等を射るならば、望む所
その分、進行が早くなろう
我が隊は、敵の目を引けば良いのだ
思う存分、薙ぎ倒せ
我が隊が時間を作る事で、他の者が助かるのだ
ヴァルハラで、共に酒を飲もう
引く事は、許さぬ
[何騎、直廊内に進入したのかわからぬが
槍が降ろうと、火が噴こうと、石が落ちようと
何人死のうと、意に介する事などなく
ただ目前の兵を撃ち、突進力で貫く]
重槍隊第3隊まで前に出よ。
歩兵隊は我と共にそれに続け。先程とは比べものにならぬ矢の雨が降ってくるぞ。
いいか盾で防御を怠るな。破城筒は円陣。中央を直進! 壁に近づきすぎては投石もある。矢の射程だけに留めよ。
盾と鎧で周囲を囲め。移動人員は盾に隠れることを忘れるな。
破城筒の防御は増やしておけ。水も余分目に確保。
門を破れば、敵の波状攻撃もあろう。決して気を抜くな!
後方の民兵は弓を持て。両脇の牽制及び伏兵に備えよ!
いくぞ! 此度こそあの門を破る!
進撃!
[直廊には兵はいず、ただ門の後ろに3人づつ隊列を組んだ兵がいるだけ。
槍で突いては盾で押し返す。ここを通すわけにはいかないのだから、みな必死だった。それに錬度はこちらのほうが高いのだろうから。]
>>465
胡散臭い。ふふふ♪
[同じ口調で指摘し、...は楽しそうに微笑む。]
あたしは、「知る」のがお仕事だから。
あと副業で、時々可愛い子をこっそり助けるの。
ほら、あそこの橋と、この直廊。
罠があったんだけど…何とかなっちゃいそうね。
あなたたちは、その弓であそこの兵隊を狙うの?
[無造作に指差しながら、...は風にはらんだ髪をかき上げる。]//
[息を切らして戻った副将を迎える。]
あなたは、200の槍の指揮をしてくれ。
私は、城壁の上で見物でも。
[にっと笑って、そのように。
──城壁にかけられた梯子を、登り始める。]
─ 金鹿門付近 ─
[...は、商店や旧市街地での用事を済ますと、フラフラと金鹿門付近の方へ行った。別にどこでもいいのだが、正門の警備は多いほうがいい、とそれだけの理屈である]
んしょ…。
[木の上によじ登り、望遠鏡で様子を見る]
[彼の出す、進撃の号令を隣で聞きながら、少しだけ、辺りを巡らせると、中隊長格の姿。
今まさに進撃しようとしているが、軽く引きとめて]
モーガン。ちょっと弓貸してよ、弓。
『……はい?……あぁ、どうぞ』
[右手――既に、新しく鉄鋼が取り付けられている――でその弓と矢束を受け取り、馬に矢筒を取り付ける。
何をしようかと言うのだと怪訝な顔をしているが。
まぁ、使い道は一つしかないだろう
最も、技の冴えは、期待するだけ無駄だが]
>>*139
あ、いいえ。
そこのヒマそうな子供の相手をしてやる時間があるなら、どんな些細なことでもお声掛け下さいな。
[錬度に劣るのは、兵の話
我が目前に将の姿無く、我を抑止せんとする事がないなら
少なくとも、私は兵卒の壁くらい貫く事だろう
一騎が抜いたなら、後はそこに続くのみ
将を抑止するには、将が必要である]
命を惜しみ、引いた者は斬る
名誉こそ、騎士たる者の魂なり
刺し貫け
「疑うのが仕事なのは大変ね」
[胡散臭いという言葉にはそう返し次の言葉に無感動だった感情を怒りに染める]
「私は、知られるの嫌い…放っておいてくれれば…いいのに…!」
[だがそれは、この場面が見つかったことについての感情ではないのが観察眼が鋭い彼女には伝わるか。
感情を治めるように...はユーリエのわき腹を肘で小突けばすぐに怒りは鎮火する]
「うん。でも仕事は他にもある。必要なければやらない」
[さてと。
見物するのに最適な場所──門の真上、即ちど真ん中に立つ。
向こうから、整然と並んでやってくる大部隊を、腕を組んで眺める。]
嗚呼、あれこそ全く、壮観だ。
私もあんな部隊を率いてみたいものだよ。なあ?
[隣の兵に声をかけた。まだ、射程範囲外。
──だけれど、少しだけ時が移れば、ゆっくりとポールアクスを掲げ、]
[江賊の船は突撃も想定して、金属板で補強してある。
燃えないというワケではないが、燃えにくい造りはしている。
むしろ、矢防ぎ板の方が火はつきやすいだろう。
渡し板に使ったりして多少は濡れているが]
[城壁を走って移動する。先頭は思ったとおり、ヴェルナーだった。]
門をこじ開けるくらい、兵にやらせればいいのに……。
[呟きながらヴェルナーが射程範囲に入ったところでとまり、狙いをつけて弓を放った。]
[敵部隊の先端が、射程範囲内に届いたと思った頃。
──ポールアクスを、正面へと振り下ろす。]
──打てェッ!!
[前列700の兵が、少しだけ弓を掲げて、一斉に矢を放つ。]
[進めば矢の雨も激しさを増していくことだろう]
狼狽えるな! 盾を天に翳し前を見よ!
死なんと戦えば生きる!
志なき帝国の矢など当たろうものか!
己が眼光で金色なる鹿を射殺せ!
後方部隊! 先陣の目となれ。狩人の豪腕を見せつけよ!
>>478
がーん!?
うう、あたしはただお話したかっただけなのよぅ
[少女の怒りの波動を受け、...は潤んだ目ですがるように傍らの女装青年を見上げた。]//
[空に響く声に、目を取られ。
城壁に目を向けた先に輝くポールアクスが、指揮官を知らせる]
……キャス様……!!
[一斉に放たれた矢の雨に、盾を翳しているとは言え。
幾つか以上の悲鳴はどうしても聞こえてしまう。
ちら、と隣を見た彼は、既に気づいているのだろうか。
どちらにせよ、彼より前に出るように、馬を走らせる]
[中衛程、ぎりぎり矢の届く所まで馬を走らせ、そこで馬を止める。
幸い、今は追い風が吹いており、向こうの矢もぎりぎりで届かないだろう
キリ、と矢を番え、弓を引くその様は、ある程度は様になっている。
一応、昔は騎士として、弓の扱いは最低限、教えられては居たが、可もなく不可もなく
当たるとは思っていない。しかし狙いは
――彼女一人]
――……っ!
[まずは一発。当たりはしたが。
その隣に居た兵だったが]
[その後、二発程、打ち込むが。
どうにも、隣の兵に当たる。微かに外れている。仕方が無いか。
そして、風向きが横に変わろうとする前に、もう一発だけ、打ち込もうとして――]
――――あ……
[突如、向かい風の突風が来られた事により、矢の狙いが外れた。
その後は、風は自分からみて右に吹いているのだが……
そんな事はいい。そんな事よりも]
―――………
[最前線で指揮を取っていた、マチスの兜に、多大な衝撃を与えていた。
いや、特に外傷という外傷もなく、不幸中の幸いなのであるが、いやまて。
もしこれがもう少し下で、首元に刺さっていたら、様々な面で問題だったのではなかろうか]
……もう、やめとこ
[やはり自分には弓は不得手だと思うのと同時に。
今度、弓の訓練もつけようと、こっそり誓ったとか何とか。
少し陰鬱な空気を纏わせ、シュテラの隣にまで戻ったのだった]
[城壁から降る矢や石を弾き、門を守る兵を挫き
そう言う事に、集中していたからだろうか
敵将の放った矢に、反応がおくれたのは]
…っつー
[肩に、鈍痛が響く
刺さる事はなかったようだが、右肩が上がらない
筋をどうにかしたらしい
矢の出所を、見る]
また、貴女か
[その先の姿に、小さく息を吐いた]
[先陣を征く。
次々に降りかかる矢の雨にも怯むことはない。
必死に周りを鼓舞しながら進む……ただ突き進む。
何も聞こえない。風を切る矢の音も
悲鳴をあげて倒れ伏す仲間の声も
…今は前を見据え、その目的を果たさんが為に。
傍らにいつもの姿がなくとも]
恐怖こそが魔を呼びし鐘と音となろう!
陣を乱すな! 足並みを揃えよ!
[その目的たる扉は……やがて迫る]
攻撃準備! 一気にいくぞ!
[こちらをすがるように見遣る自称色んなものもちの色っぽい女性に嘆息して、
銀蛇門へとやってきた船…その船員にむけて矢を放つ。
別にしとめるつもりなどないそれは板に阻まれることだろう。
ただそれで問題ない。音がなれば帝国のものが後は勝手に気づくだろう]
お話…ね…
[声は低く、ハスキーに聞こえるだろう。最もなんとなく無駄な気がしているが]
じゃあ一つ、占ってもらえ
[こちらよりもユーリエに興味があるようなのでさっさと流すと、ユーリエはしばし考えていう]
「最初は殺そうとして、負けて生かされた。
それからもそいつを殺したくて、時には殺しかけて、殺されかけて。
そんな関係って…何?」
[それは占う内容というより質問ではと思ったが...はまあ話すだけっていみならいいやとおもった]
[兵らは打ち、後列と後退、打ち、即座に交代、打つ。]
(なるほど、流石帝国の練兵ども。突然の注文に、よく対処するものだ。)
[そう眺めていたが──ほぼ列を崩さずに進む兵たちの中、
一騎だけ馬を走らせ、列を崩して進むものが見えた。
何だ、と、それ一人に注目し、視認した途端──矢が飛来する。
隣の兵が、倒れたというのに。 クッ、 と、笑った。]
───寄越せェッ!!
[口端を吊り上げた。目を見開き、叫び、
倒れた兵から、弓と矢を奪い取る。
きりりと引き絞って、放たれた矢は──
──再度後退する、ミハエルの、背面へと真っ直ぐ飛ぶ。]
[とは言え、何時までも馬鹿な事で落ち込んでは居られない。
――被害者に取っては冗談じゃないが]
……危ない!
[傍らの彼の前に、剣の腹を差し出すと、衝撃と共に矢の一本が弾かれる。
今の自分は兎も角、こうやって彼を護るだけに徹する。
それだけで充分だろう]
[敵の大将を城壁の上から見下ろす。
さすがにこちらに意識を途切れさせている間なら楽に当たるだろうが、こうやって見られているのなら無理だろうとは思う。
それでももう一度弓を番え引き絞る。]
ヴェルナー!覚悟!
[矢の行く先がどうなったかよりも、全体を見る義務があるらしい。
片腕を掲げ、指示を出す合図。]
前列、弓を続行!後方の弓兵を狙え!
後列、石を取れ!扉に迫る重装の頭をカチ割ってやれ!!
[その指示から、数秒後。城壁の下へと、同時に700の石が投じられる。
この人は、この軍の指揮する人に未だ、気付いていないようだけど。]
[《竜水砲》が人力により、堀の水を吸い上げて、銅猪門前にかかる橋にぶつけてゆく。
泥を含んだ溜まり水は、橋の燃焼性をいくらか低下させる。
ヴェルナーの騎馬隊1500が直廊に突入するのを見送った8000余の民兵は何を思って待機するのだろう。
城壁の向うにいっさい手出しが出来ないのは、江賊も変わりなかった。]
[その時、またしても矢が飛んだだろうか。
つい先程も、少しばかり落ち込んで戻るのを見計らったかのように――自分一人へと矢が飛来した。
余りにも濃い殺気だったので、何とか事なきを得たが。
飛来したもう一本をしっかりと避けた後。
自身を見据える彼女へと真っ直ぐに、笑い掛けて見せた。
少しばかり、困ったような笑みだったが]
覚悟、ですか
覚悟ならば、当の昔にある
[彼女の引き絞る矢に、意識を裂きながら
降る矢や石を、弾く
大丈夫、彼女の弓は達人クラスの物じゃない
不意をつくような物じゃないなら、大丈夫だ]
お引きください ゾフィヤ様
私は貴女を斬りたくない
なんか数が合わないと思ったら、カスパル隊の描写を読み間違えた。
1600のうち、1400が城壁上か。
2列、左右で各350人。
弓兵としたら300メートル以上の火線。
さすがに放水じゃあ、散らしきれんな。
そもそも遮蔽とられたら意味のない攻撃だし。
弦を濡らす役にはたつけど。
[矢が外れたのに、眉間に皺を寄せ、歯を噛んで舌打ちした。
弓を小脇に抱えたまま、睨みつけていたが──笑みが見えれば、その眉間の皺は、より一層深さを増した。]
──ついに私に、切っ先を向けたな、ミハエル!!
その行動がどういう結果を呼ぶのか、身を以て教えてやろうか!!
[平原を割くような、雷のような大喝を発した。]
[兵たちが色めきたつ。
破城鎚を押し出し、重装備の歩兵がその周囲を固めている。
ノーラ隊がやって来るより少し前、罠の只中へと部隊は入り込みかけていた。]
『え……罠?』
『ひ、……引け……ッ!!』
『何をしている、すすめえええええ!!!』
[戻ろうとするものと、先に行くもの。
銀蛇門に至るタール塗れの橋の上、小さな混乱が起きようとしていた。]
いくぞ! 金色の姿は今此処にあるぞ!
シュトルムボックの一撃を!
打ち付けよ! 未来を開く一撃を!
[直後矢に代わって石が降り注ぐ]
あたるものかあたるものかあたるものか!
[盾がひしゃげ砕けた破片が飛び散る、投石に運悪く直撃した者が崩れ落ちる
それでも止まらない
退かない 顧みない
ただただ進む
破片が頬を掠め、石の刃が己の皮膚を抉っても]
あたるものかあたるものかあたるものか!
二撃! 何度でもいくぞ!
何度でも!
[堅固な門が軋みをあげる]
[やはりヴェルナーに矢は当たらない。いやそもそも、この男に敵うような武術は持ち合わせてないのだろう。
だが――]
……退くわけには行かないわ。
私はギィさまからここを任されたんだもの。
だから絶対に貴方を通すわけにはいかないわ。
/*
ΣΣおいつい・・・と思ったらめっさログ伸びてるー!!(がーん)
もー、もー、もーー!!
………解放軍の連中はバケモノか!?とかそういうノリでひとつさけんでもいいでしょうか。(真顔)
/*
死人稼業は、気楽だねぃ、と。
前線を女の子たちに任せて、昼寝を決め込む総大将というのはどうなんだろう、とか。思ったり思わなかったり。
それでいい……キャス様。
[当てる事なんて考えて居ない。
しかし、彼女へと、覚悟を見せ付ける事だけが大切だった。
コレにより、彼女は完全に、自分を意識から外せなくなるから。
しかし今は何よりもシュテラの身を庇わないといけない。
幾つかの飛来する刃から、出来る限り護りながらも、声をあげる]
シュテラ様!危険です!
僕が出るから下がってくださいっ!!
[この人は、弓を投げ捨てて、踵を返す。
隣の兵が視線でこちらを追うけれど、全く構わない。
肩で息をしながら、目尻を怒らせ、梯子を伝い、城壁の内側へ降りる。]
──止めてくれるなよ。
[副将に振り返り、声をかける。
その声は静かで、落ち着いていたようだけど──
言葉の内容と、興奮し切ったような、震える表情は、平常でなかった。
副将が、「は、」と言うけれど、]
私に、女性を斬る不名誉を負わせないで欲しい
私に、先生の遺志を踏みにじる事など…―――
[ゾフィヤを無視する事も、出来るのだろう
ただ、私には出来ぬ事
兵達には、敵対する者なら女だろうと斬るよう言った
だから、私以外の者に彼女の相手をさせるわけには
ゾフィヤのいる所には、どうやったら行けるのだろう
流石に、天馬に乗らずば空は飛べまいに]
私は、民のために引く事は出来ぬのです
『おー、あれは結構殺気たけーな。カスパルが本気になると、色々危険だからなー。
敵味方区別せずにやっちまいかねんぜー。で、生きてたってるのはあいつだけ、そんな感じ?』
[相棒が、ブルっと震えた]
…それはそれで、頼もしいからいいじゃん。
[...は、にやりと笑うと、軽く手を振る。と、同じように隠れていた兵士が反応した]
援護するよ…!!
……ゾフィヤ。
私は、死んでいる事にしよう、と……。
まあ、重篤状態で、戦の最中に死んでおけばいいかな。
さほど、問題はあるまい。
1400の勇士よ、地に降り立て、
来るドン亀連中の頭部を、刺し貫いてしまえ──
開門しろッ!!!
[ポールアクスで、門を示す。
城壁上の兵らは動き出し、門は、ゆっくりと開かれる──]
>>509 続き
…うん、ごめん。
やっぱこの水晶玉ダメね。
んー、殺したいけど殺せない。
殺そうとしてるのに殺されないって…
師匠と弟子みたいなもんかしらん?
[人差し指をくるくる回しながら、...は首を傾げた。]//
[勿論、自ら門を開くなどというのは、全くの作戦無視だ。
だけど、そんな事は全く関係無かった。
この人が戦争をする理由は、殺すべき人を、殺す、
ただ、それだけなために、]
/*
ところで炎の壁になります。
って書いてあったので、炎の壁にしました。
これ、どんくらい燃えるものなんですかね…
[いつしか至る所に痣を作り、飛び散った破片で頬を切った
けれど気にしなければ気付かない
聞けばわかるはずのあの人の声も
そう、それが地を揺らすような大喝であっても気付かない
彼の叫びも届かない
前しか見据えていないから]
もう一踏ん張りだ。がんばれ!
門を開けねば未来は掴めぬぞ!
[ここまでの攻撃に晒されて
退いたところで何も残らない
そびえ立つ壁に、己が剣は届かない
だから 征くしかないのだ
その槌が崩れ去らぬ限り
門が開いて初めて
進めるのだ
運命の階に向かって]
「……もういいわ」
[懐かしい人という言葉に、心底呆れたというようにユーリエがいった直後。
凄まじい音とともに火炎柱があがる。あれでは既に橋は役に立つか否かは考えるまでもなさそうだが、それでも火柱をはれるまで一応まつらしい]
[唸りを上げて、門が軋み――開き始める。
その咄嗟に、一瞬だけ反応が遅れたが……まだ間に合う?
その場、前線で乱暴に馬から降りる]
シュテラ!下がれっ!!
[何が来るかも分からない。咄嗟に取った判断は。
騎馬の尻に、容赦ない蹴りを浴びせ――門の中にただ一頭でも、突撃させた]
―回想気味 市街地―
[自分の荷は先程勝手に拝借した部屋に隠すようにして置いてきたため、今はてぶら。
金鹿門の方へと進めかけた歩を、止める。
遠いながらも、街の外から迫る馬蹄の響きを微かに聞き取ったために。]
…また解放軍、か?
だとしたら
[門へ押し寄せてきた解放軍。それに対してはつい先程のような感覚もある。
大勢には影響しなさそうとはいえ銅猪門で解放軍側にも被害が出ていたのも見て取れたが。そこからの動きの速さも彼らの優秀さの証か。]
解放軍のが勢いが…良い、か?
もしも、趨勢が固まってしまう、なら…
…つまらない、 が。
[門から躍り出し、大きく、第一歩。
振り切られた斧は、丁度シュテラの目の前の、
重歩兵の頭を粉々に打ち砕き、原形を失わせた。]
[ぴち、 ぴちゃ、ぴ ッ、 と、
頬に、鮮血をつけたその人は、
今ぶっ殺した人の、後ろにいた子供らしい人の、
顔を、見つけて、]
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