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アルフォード・ルートヴィヒ殿。
解放軍軍師ジークムント・フォン・アーヘンバッハより返答を伝えます。
───我ら、武装を解くを望まず。
これは反乱ではない、解放である。
…但し、貴卿らが武装を解き、モアネット城の明け渡し及びランヴィナス公の解放を約するならば、マレッツ帝国への帰投を認めましょう。その返事には、塔に白き旗を掲げて全ての門を開放されよ。
──…、我ら無駄な流血を望むにあらず。
なれども解放なくして引くこと能わず。
風は、慄く事を許されない
暗殺者がいるからと言って、引く事は出来ないのだよ
風が止まれば、雲は留まり、やがて散り行く
私に出来るのは、私の後に続く万の兵達に
時の風の姿を、垣間見せる事だけなのだ
[この姿を、彼が追うと言うのなら
私は、それは良くないと言うのだろう
ただ、私には、こう言う生き方しか出来ないのだ]
シュテラ、いいかい
私の生き方を、目標にする事は無い
私は、戦場の人間だ
戦場でしか、生きられない
この戦いの後は、復興の時代が来る
そんな時代に、生きられる人間になりなさい
[そう口にして、再び微かな笑みを浮かべる。
そうして、更に言葉を続けた。]
──…逃げる者、降伏する者に無残な振る舞いは致しません。
願わくば、
───我が友の、旧来より変わりのあらんことを。
…これは、私個人からの挨拶です。
[お願い出来ますか、と小さく笑った。]
/*
Σまずいコリドラスが好きすぎる!!!
(この段階でか)
商会三是とか、台詞回しとかきゅんとしませんか…。
あと見た目ちょうかわいい。
― 商会 ―
どもーっす。
[とんでもなく気楽な調子で商会を潜る。コリドネスの姿は見えないが別に彼自身に毎度接待してもらうような立場ではない。単なる客程度。
最もその注文の内容から少しは目にとまっていてもおかしくないかもしれないが特にそこから変わった話が出るでもなく。コリドネスに拳骨を落とされていた若い定員が応対する。]
生憎、ここでしたためることは叶いません。
口頭で宜しいようでしたら、お帰りになられるが宜しいでしょう。
───書を受取りにいらっしゃいますか?
危害を加えは致しません。
[そう告げて、騎士の意志を待つ。
やがて告げられる返事に頷くと、天幕へと向けて踵を*返した*]
暫く待ってる、かな。
[身を起こし、その場で小さく胡坐を作る。
程なく、"彼"もそろそろ戻ってきてもいい頃合だろう。
――こればかりは、告げなくてはいけない]
……僕は、それまで……
[気付いた時には、小振りの地図を広げていた。
記憶に新しい、軍議での内容と照らし合わせ、全隊の動きを想定する]
うん、大体の動きは、良い具合に攻撃的。
シュテラ様の隊は……
[ちろちろと、地図の上を、視線が練り這うかのように動き]
…………橋が落とされた場合、架橋にて攻撃続行。でも橋は多分落とされない。
城壁からの抵抗だけならいざ知らず、打って出てくる場合、僕が単騎で敵将を撃破。
錬度の低い民兵の被害を最小限に抑える事を第一の名目に置き、前線の兵力を、槍と弓を用いた二人一組(ツーマンセル)。盾のファランクス部隊で構成する。重歩兵で構成する程の防御力は無きにせよ、『防ぐ』だけを考えた兵が居れば、その安全性は三割程は上がる。
攻撃力には乏しくなるけれど、門の破壊まで、兵力の攻撃力による影響は少なく、大きな差異は無いと考えていいかな。
足場の狭い橋ならば、橋の手前に控えるだろうシュテラ様に危険が及ぶ事はほぼ確実に無いと考えて良し。
[まだ覚醒しきっていない脳を叩き起こすように働かせると、脳からの鼓動と、いくつか、脳の周りを感覚の筋が駆け巡るのを感じる。
余程回転させて居る証拠か]
直廊への突入時には、先行している陽動隊へ使用される策があるかを見届け、その後一気に直廊中央までを蜂矢陣の形で雪崩れ込む様に蹴散らす。この際には、先のファランクス隊の半数を突撃力のある槍兵に転換させる。
間違いなく配備されるだろう敵将は、単騎なら撃破。二人以上の場合につき、残るファランクス隊の防御と陽動隊に一将任せたい所だけど、固まられたら厄介。
[板に縦水を流すかのように、一人、早口で戦闘に置ける戦術の考案を反芻する。
普段の彼には、到底考えられない程度に、深くまで掘り下げている事を、もし誰かが聞いていたら驚いたろうが。
必要に迫られて、戦術の一つをまともに考案しない程には、愚かではなかった]
…………そして……
盟主死亡の際には、旧市街部隊か、シュテラ隊が実質上の本隊になる。
[踏み込んで、その最悪の事態も考える]
大将死亡に混迷する解放軍を抑え付けきれるのは、実質上第二位のジークさんか、ランヴィナス公国領を預かるシュテラ様のどちらか。
勿論、何事も無ければいいけど。こればかりは無闇に相談してはいけない。
この際に必要なのは、軍全体の集結率。
無駄に広い陣を保つと、士気低迷の広がりすら早くなる。
[そこまで考え、ふぅ、と溜息を付きながらぶんぶんと、頭を振った。
――幾ら能力があれど、疲れる事は疲れるのだ]
この辺は後でシュテラ様のご意見も聞いて……。
[再び、身を横たえようとするが。
やめた。また寝入ってしまえば、それこそ恥の上塗りになりかねない。
愛刀の手入れでもしよう、と砥石でも手に取ろうとするが。
それが終わった後、もしかしたらやっぱり、寝入ってしまっているかもしれない##]
んで、頼んだもの…できた?
飛距離のテストもした?…さっすが。
[受け取ったのは、鏃の中央に小さな穴を空けられた上スクリューのようにして削られた特殊な鉄の矢尻。殺傷力としては大きく変わることもないだろう。]
んじゃ注文通り50本…普通の矢より飛距離長くなるし狩りのとき便利なんだよな
…ま、こんな時期に狩りもへったくれもないけど…ああ、ちゃんと金は払うから心配しないでいいよ。
[時期が悪かったなと、嘆息しながらも律儀に受け取りにきたのだ。まあ反故にしたほうが怖いわけだしね。
それとは逆に、彼ら…商店のものからすればこの時期に軍事に転用できるものがあるのはよかったのかもしれない。
そのまま注文どおり50本の矢束をもらう。]
村の設定が変更されました。
■業務連絡 / 地図について
門の名前があった方がわかりやすいという意見がありましたので、地図を更新しました。
http://1st.geocities.jp/enju_loup/map3.html
「金鹿門」「銀蛇門」「銅猪門」です。
名称は門の素材とは関係ありません。
これらの動物をかたどったエンブレムが門の上に掲げられていることから、そう呼ばれています。
■業務連絡 / 開始予定
次の00:30から第一日目がスタートします。
各自、役職希望に間違いがないか、再度、ご確認ください。
15人目、江賊の頭領 ノーラ が参加しました。
江賊の頭領 ノーラは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
16人目、神の使い ノトカー が参加しました。
神の使い ノトカーは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[最もそれを活用するかどうかまでは知らないわけだ]
後、これとこれと…
[と、一つ一つ、薬草、香草の類を注文する。]
後食糧と油…って、油は今無理?
[それは帝国より注文があったかららしいがそこまでは聞かないで]
魚油ならあるだろ、あれ水より軽くて持ち運びに便利だからあれも少しくれね?
ああ、軽いんだぜ。船に吊るしたり、水の上を浮かべたり流せたりするぐらいにな。
今度から商売で輸送するとき利用してみたらいい
[これもまた軍事に活用するかいなかは知りもしないこと。その会話は他のものにも届いたかもしれない。
だがそんな気配など一切出さずに、教えたのだから少しまからない?というようにいったが、そこは若くてもコリドラスのところの店員しっかりしている。
高めの料金を支払ったのであった]
―モアネット市街地―
[普段よりも人通りの減ったうらぶれた路地。
そこの一所に寄り集う、数少ない人影たち。
立ち竦み、あるいは膝をつき、何がしかの言葉を、彼らは繰り返し続けている。]
かつー ん――
[薄い人の輪の中心に居る人物―濃緑色の頭巾と目の下から顎の下まで覆われる覆面を被り、薄い色の瞳以外、風貌は定かではない、その中肉中背の男の持つ、杖のいしづきが地を打つ。
その男の一方の手に杖、一方の手には香炉。
香炉から絶え間なく立ち上る、独特の甘ったるい香り。]
>>460 シュテラ
おや、お久しゅうございますな。
お変わり無いようで……。
いえいえ、お客様はお客様でございます。
変わったのは「主要な」取引先なだけでございますれば。
……金が唯一無二なのは我ら商人だけではございませぬ、生きとし生けるもの全てに光ある太陽でございます。
例の薬はもちろんございます。
えぇ、旧市街で出回っているものとは比べ物になりません……評判は全てお客様の声でございますがね。
あの御方は……今の職務では何もございますまい。
武功を積み上げる機会でもあればいいのですがなぁ、ウシシッ。
[もちろん機会がありそうなのを知っているからである]
>>602
「情報」でございますか?
我ら、商いのために様々な情報を常々仕入れておりますれば……。
えぇ、その情報を元に我らが儲けられる額よりも高く買っていただけるのであればお譲りいたします。
もちろん、商いは世界を動かすものでございますから、世界を買える額を頂戴いたします。
[売らないと言っているのか、本気で足元見ているのかは判別つかない]
いやいや、本日はご来店誠にありがとうございました、どうかまたご贔屓に。
[当人と、捜しに来たらしい護衛の姿を見送ると、下卑た笑いを浮かべた]
――次の薬は高値をつけられそうだな。
[メモをとっている若き定員。なかなか勉強熱心でお兄さんは嬉しいです。
いや、兄じゃねえけど]
ん?他には?いや、これでいいかな。
もしかしたらまた消耗品とか頼むかもしれねーけど…いや、さすがにもう半年後までにという注文はしねーよ。色々終わったらまた頼むかもしれねーけどな。
[と、半年の期間がかかるような特注の矢など今頼んでも仕方ないとばかりに肩を竦めてみせる。]
[メモをとっている若き定員。なかなか勉強熱心でお兄さんは嬉しいです。
いや、兄じゃねえけど]
ん?他には?いや、これでいいかな。
もしかしたらまた消耗品とか頼むかもしれねーけど…いや、さすがにもう半年後までにという注文はしねーよ。色々終わったらまた頼むかもしれねーけどな。
[と、半年の期間がかかるような特注の矢みたいに期間がかかるものなど今頼んでも仕方ないとばかりに肩を竦めてみせる。]
祈りなさい。
[杖を身体から少し離し立て俯いた体勢と、覆面ごしのくぐもった声。
祈りなさい。
神の使いを自称するその男の声が繰り返す。
杖の先端にある、奇妙なかたちの神の偶像。
それは微動だにしない。*]
[今日の仕事は、後いくつあったろうか
エスクワイヤを、持つ事が出来たら
仕事上の負担は、幾分か緩和する事が出来るのに
エスクワイヤは、ただの騎士見習いや、従騎士とは違う
いわば、執事のような物だ
騎士の技術や心を教え、衣食住を保証する代わりに
騎士の身の回りの事や、雑務一切をこなし
スケジュールの管理なども行なう、重要な仕事
騎士にとっての、財産は
剣と、馬と、有能なエスクワイヤだとも言える
私には、先生からもらった剣以外の財産は、何もない
こんな者がリーダーだと言うのだから、笑える話だ]
…―――
[肩を落としていても仕方が無い。
軍義が終わったのであれば、そちらを訪ねても構わないだろうか。躊躇しながらも、一際大きな天幕へと足を向ける。
暫くその高さを眩しげに見上げた後、先刻と同じように警備の兵へ言付けた。
奇遇にも、その兵は旧知だった。身に付いてしまった敬語も、自然と緩む]
そう、分かったわ。まだ中なのね。ありがと。
………え? ふふ、冗談言わないで。 こんな裾でどう剣を持つっていうの。
[軽口をあっさりと流すが、意味は伝わらなかったかも知れない。
所用があり居残っているのなら、邪魔すべきではないと思ったけれど。幸いにも、その心配は不要のようだ]
……行きましょうか。
[陣営の方に引き返しながら、足下の土を踵で削ってみる。]
この土質なら、藁を混ぜれば日干し煉瓦が造れるな。
戦う気のない避難民たちには、自分たちの手で、家財を納める倉庫や簡易住居を造らせるといいんじゃないかね。
人間は暇してると腐ると、御大将も言ってたし。
あんだけ人数がいれば、大工や煉瓦工もいるだろ。そいつらに監督させればいい。
――ふむ、軍師に提案してみるか。
[ジークムントをはじめとした各将に軍議招集が行われたことにはついぞ気づかないまま。]
― 軍義用天幕 ―
[入り口が開けば、一礼して広い天幕の内部へと足を進める。
しっかり握られた手を少し引き、共に来た少女が隣に立つのを待ってから]
お疲れの中失礼します。
お約束通り、この子の着替えと食事とを済ませました。
この子に、幾つか話を聞いてみたのですが。とても聡い子のようです。
見たところ他の子供達とも直ぐ打ち解けられるのではないかって……さ、ご挨拶なさい。
[促しに頷いて、おずおずとお辞儀をする少女を見守る。
小さな姿に、自然浮かぶ柔らかな微笑。
そうして、解放軍盟主へと視線を戻した。
彼は何を思って彼女を連れて来たのだろうか]
/*
どうするかなーってことで、考え中。
まあこのまま収容でいくかぁ。
別に仲間になるわけでもないけど、妨害にしろなんにしろ色々思うとこっちのほうがつじつま合わせやすい。
[シュッ、と擦り合わせる金属の音が心地良い。
元々、ニッケル鋼は最硬の金属で出来ている。刃毀れ一つ無い滑らかなソレを研ぐ音もまた、澄んだ金属音を響かせている]
……コリドラスの奴は、殺す訳には行かないか……
[敢えてもう一度言おう。本音では、とても殺したい。
"主"をあの様な胡散臭く、危険な者と繋がらせるなんて、油断した途端に手痛い目を被る。
しかし、彼の比類せぬ交商ルートは、まだ、今の"彼"には必要。
……早く、傷が治れば良いのにと、思う。
だから、それまでの間は、けして、今日見かけた時に向けられた、あの途轍もなく下卑た笑みでも、ガマンしなければならない。
――ちなみに、"彼"が薬に頼る必要の無いほど、傷が癒えたら。
決まっている。
あのびよんと伸びた髭の一つ切り落とす為だけに、リヒトハード家の名誉の証である『マスカレイド』を用いる腹積もりだ]
[外から、声が聞こえる
軍にあり、女性の声がする事は少ない
外にいる人間がどの者なのかは、すぐに理解した]
ああ、そうだった
フロイラインに、あの子をあずけたんだった
悪い事をしたな
/*
実は負縁故を結んでみたのは初めてですが。
こういう関係の負縁故だと、何故か良いギャグ要因、清涼剤になるんだなという新たな発見。
髭だけの為に愛刀用いる。
つまり、幼稚園児が落書きするのに、超高級万年筆使うのと同じww
ん…―――
ああ、フロイライン
態々、すみません
[中に入って来た、侍女姿の女性
私は立ち上がり、挨拶をする少女の姿を見た。]
うん、子供らしくなった
友人も出来たようだな
今は、存分に遊び、学びなさい
お二人共、椅子をどうぞ
今は、すこし時間があります
[少女と、侍女姿の女性に、椅子を勧める]
― 旧市街 ―
[旧市街にこれほどそぐわない男も無いだろう。
身分を隠す事も、身なりをやつす事もなく、
堂々と、ごみためのような路地を歩いていく。
いつ、狼藉者に襲われてもおかしくない土地だが、
手を出してくる者はいなかった。
底辺に住む者は、それだからこそ
手を出して良い者と悪い者をわきまえている。
やがて、薄い板や廃材を組み合わせた、
粗末な家の前に立ち止まり、中へ入っていった。]
――長老。
変わりはないか?
[あばら屋にいたのは、年月の侵食を受け
皺と白髪に覆われ尽くした老人。
丸い藁の敷物に、ちんまりと座っている。]
「執政官様のおかげさまで」
[平伏するのを押しとどめ、
自らはむき出しの地面に腰を下ろす。]
じきに、解放軍と名乗る連中が、ここにやってくる。
スラムの連中に、逃げ出す準備をさせておいて欲しい。
[ここ、と地面を指し、
旧市街の外、堀の方を指す。]
市街の連中も、ここから逃げ出す事になるだろう。
解放軍を名乗る連中なら、
喜んで保護してくれるだろうよ。
…なに。そう長くはかからない。
ひと月も立てば、またここに戻ってこられるはずだ。
[旧市街とは、権力者の支配を受けぬ土地。
時折の施しを除けば、保護も無いが、税もない。
為政者として、そういう土地を残し、
その土地に住む流民、浮民との関係を保つ益は
しかと心得ていた。]
――そう。
鳩を預けておくから、時折飛ばして欲しい。
後ほど、届けさせる。
[流民の中には、特殊な技能を持つ者がいる。
その力をあてにしてのこと。
無論、重大な情報は拾えないだろうが、
底辺にいるからこそ見えるものもある。]
[ジークムントの姿を求めて戻ってみれば、当人は大天幕に入ったそうだ。
なんでも、帝国側から、降伏勧告の書状が届いたらしい。]
メッセンジャーは、あの銀髪のお兄さんかい。
首を切られてもおかしくないお役目、ご苦労さんだ。
[必要なことを伝え終えて、あばら屋を出る。
後は、振り向く事もしなかった。
するべきことは多く、時間は少ない。
今度こそ、城へと足を向ける。]
[シュテラと時を違えて立ち去った>>344の男を見送った店員が耳打ちしてくる]
『――あの客、目付き悪かったですね……うちに恨みでもあるんですかね? 塩でも撒いておきましょうか』
バカモノ!
ワシに恨みのある客は大歓迎じゃ!
お得意様には(たまには)サービスせにゃならん。
だがワシを嫌ってる客が同じ品を買いに来たとしてみろ。
どれだけ足元見ようがボッタクろうが「……背に腹は変えられない」で済むじゃろうが。
ウシシッ! こんなに素晴らしいお客様は無いぞ?
この世に金という真理がある限り、縁は切れんのじゃ。
さ、分かったら仕事に戻りなさい、これからまだまだ忙しくなるからな?
[金がある限り人は平等である]
ある意味で、避難民のテントは遊びと学びの宝庫かもしれませんね。
戦前だというのに、不謹慎ですけど。
ここの子供達は、逞しいですから。
[勧められた椅子に少女を座らせる。足をぶらつかせちゃ駄目よ、とそっと注意を。
そうして、このような姿にて失礼致します、と前置きをした後。]
礼を失したことをお許しください。
――グレートヒェン・ヴィーラントと申します。
[明瞭な声で自身の名を名乗り、もう一度一礼し。
少女の隣の椅子に腰を下ろした]
ヴェルナー殿とはまだお会いしたことがございませんが、
彼にも同じような魅力があり、それに惹かれた方も
いらっしゃると私はおもっています。
[そういいながら、自身の肩のゴミを払う]
SG ドロシーは、栞を挟んだ。
戦など、子供には何の意味も意義もありはしません
私は、騎士として、子供達に輝かしい未来を
信じる心と、それを掴む力を、あたえたいのですよ
[子供を注意する姿を、微笑ましく見ていたのだが
名乗りを聞いたなら]
グレートヒェン・ヴィーラント・・・?
ジークの推挙した、士官ですか
フロイライン ヴィーラント
軍務に復帰した事は、報告を受けています
今は、一人でも人が欲しいというのも、本当だ
ただ…―――
どうして、貴女のような方が
[剣を握る必要があるのか]
― エティゴナ商会 ―
[コリドラスから菓子の包みを差し出される。(>>573)]
あら……。これ……いただいていいのかしら?
[幼い頃はよくお客さまが菓子をくれたりしたのだけれども、大人になってからはそんな機会もないので、突然のことに目をぱちくりさせる。]
>>600 カーク
若い店員『へぃ、いらっしゃいませ。
……はい、用意できております。
あぁお金あるんですね、助かります。
この非常時ですからツケは難しいんですよ。
あと、こちらと……こちら。
はぁ魚油ですか……売れるんですかねぇそれ。
ではお会計が……えっ!?
あ、ありがとうございます!』
[用途は聞かず、注文の品は引渡した。受けた以上は契約は守らなければならないからだ。
教育の賜物か、金払いのいい客は神様である。
魚油は便利だという話はコリドラスに伝わったが、単価と保管コストの都合で却下された]
― エティゴナ商会 ―
そう。じゃあお願いね。
[そこに、コリドラスから菓子の包みを差し出される。(>>573)]
あら……。これ……いただいていいのかしら?
[幼い頃はよくお客さまが菓子をくれたりしたのだけれども、大人になってからはそんな機会もないので、突然のことに目をぱちくりさせる。]
[そして商店を後にして]
―旧市街 自宅前―
ただいまっと…ユーリエ、準備はどうだ…聞くまでもないか
「完璧」
[返事は端的である。
既に様々な準備を終えたのだろう、二頭の馬に荷物をつけ、自分も手荷物をもって帰りをまっていたらしい白髪の女性…似てない妹。むしろジークのほうと兄妹といったほうがしっくりくる。]
「どちらにいく?」
……解放軍に知り合いがいた。
何年前だったかね。傭兵やらしながら二人で色んなとこうろついてた時期。
ジークムントってやつだが、覚えてるか?
「覚えてない」
そっか。歓迎するとは言われたな。好き勝手させてくれっかは知らないけど…いろいろあたからな。…報酬はお前の安全だとよ
[そういうと、無表情のユーリエに怒りが浮かぶ。報酬に、似てない兄の保障がないことと、守られるほど弱くないという二つの意味でだろうと、長年の付き合いでわかる]
[とそこにもう一つ今度は小さな包み。(>>580)]
うわぁ……素敵……。え……これを私に?
でも……これは……私がもらっていいものではないでしょう?
[若い娘のこと。もちろん宝石細工に興味がもてないわけではなかった。
それでも、菓子程度ならいざしらず、宝石細工を受け取る謂れは全くなくて、困惑した。
――次の言葉を聞くまでは。]
ジークがそういうのも無理はないって
[そりゃ守られてただけだものな。と、ぽんぽんと頭を軽く叩くと今度は不満そうにこちらをみるが気にしない]
ま、収容されっかね。
解放軍の中にいくのも、最悪一兵卒でっていうのよりは幅が聞くからそれはそれで魅力的だが、俺ら単なる小市民だしな。
[のんびりとしましょうかというぐらいの態でいい、ユーリエもそれに頷くだけで]
んじゃ、酒場の親父の手伝いでもして、内陣にいこうかねー
ぁあ…そういえば…
ところで…ローゼンハイム公は?
[その質問に対してもユーリエは静かに頷きを返すのみ]
ま、死んじまうだろうけど…ご苦労さんなことだよなぁ。
逃げなきゃだしな。
[そして似てない兄と妹は慌てるでもなく、旧市街から市街地の酒場へと向った]
―市街地 酒場―
よぅ、親父ー。
「遅いぞ!」
うっわ、ひでぇ、人が好意できてやったってのに、…ま、やっぱ一人じゃ大変だよな。
奥さんは馬にのせてしまおうぜ。
後まだ馬に少し乗せれるしそれで、俺と親父の二人でやればなんとか運べるだろ
[そんなことを気楽にいいながらも、勝手しったるなんとやら、せっせと働き出した]
[関係ないと切り出されたものの、コリドラスの口から飛び出たものは間違いなく対価の要求。
前で組んでいる手が、体が、震えてくるのがわかる。何とか感情を抑えて冷静になるものの、瞳だけは睨みつけたまま。]
私は。生憎賄賂を受け取るような躾はされていませんわ。
……帰ります。先程の依頼は忘れないように。
[そう言い捨てると商会を後にする。
父を捨てた娘であっても。それでも全てを捨てることは出来ないのだから。]
[若い店員の報告と合わせ、取引先台帳にペンを走らせてチェックを入れている]
次4ページ目。
◯、◯、……×!?
むぅ、ここが逃げたか……わかった、次。
[台帳に大きくチェックを入れる。
解放軍襲来の噂が市街地に伝わって以降、商会で働く若い店員の仕事は増えたが、その1つが、『毎朝毎夕、取引先が消えていないか確認する』というものだった。
1日に2回も確認に走らせるのは大変であるが、昼に逃げたか夜に逃げたかで推測される事情が異なるからであった]
おい、そっちのお前は代わりの仕入れ先を探してこい。
バカモノ!
商人は物を右から左に動かすだけで利ざやを得ているんだぞ!
右がいなくなったら探さんとボロい商売できなくなってお前の給料もゼロになるんじゃ!
……ほれ、支度金も持っていけ。
[金貨の詰まった袋を投げてやった。
仕入れルートの確保は死活問題であるので出し惜しみはしない]
[祈りを捧げると、はっと気がついたように周りを見回す。人々は、こちらには注目してないようだった]
…ノトカー様、今きな臭い事になってますので、くれぐれもお気けください。
[軽く会釈すると、さらに情報を探るために街をうろついてみるか、エティゴナ商会で主から話を聞くか少し考えた]
[男性の提案は魅力的なものであったが]
いえ、あまり解放軍と親身にしすぎると
ギィ様を慕うものから、襲われかねません
[指で頬を掻きながら]
そして、親しみを持つと、戦場での判断を誤る
自分の立場を間違えることは・・・できないのです
また、お会いするのは戦場でしょう
[...は解放軍陣営から背を向け、移動を始めた]
― 城・会議室 ―
[既に戦場と化しているその部屋に入り、
報告を受ける事と、指示を出す事を平行して行う。]
ねずみは捕らえたか?
―― 火薬技師が混ざっていた?
城壁を火薬で吹き飛ばすには、準備も必要だろう。
内壁の歩哨には、壁に近づく奴に警戒するよう
通達しておくように。
>>635
[貴重な来客が去った後で独りごち]
世の中持ちつ持たれつ。
お互いに利となる取引だというのに、世間知らずじゃのう……。
[考え込む。
御用商人として堅実に納めている限り儲けは出せるが、あんな堅物を相手にしていて大儲けが可能であろうか……?]
それと、この街に居残る連中で、
内陣に収容しない者たちには、
街の東側に移るよう命令を出せ。
西側が主戦場になると言っておけばいい。
民の誘導は、自警団にさせておくように。
["解放軍"の接近に浮き足立つ自警団でも、
その程度の役には立つ。
呟いて、皮肉に唇を歪める]
―市街地 ―
[店主の情報は、おそらく伝書鳩で城に届けられるだろう、と判断し、市街地を巡回してみることにした]
むーー。
[通りすがる人々の中に、ターゲットが混じってないかつぶさに観察する]
…まだ街にはいないのかな…。うーむ。
ローゼンハイムを締め上げるのが、手っ取り早いのかな。
あー、もう。
イライラするなぁ。
[ぶつぶつ文句を言いつつ、足元の小石を蹴った]
―城砦都市・市街地―
…もちょっと、場所考えるべきだったわねぇ…あら?
[頬杖をついて一人ごちた矢先、一つ向こうの通りで歩調の変わった気配を聞く。]
身内に襲われる? そりゃ物騒な話だ。
あんたが不本意な死に方をしないよう、祈ってやるぜ。
[去ってゆく銀髪の男の背を見送る。]
――帝国軍も一枚岩じゃなさそうだ。
[他に、いくつかの指示を出した後、
すこし内陣の様子を見てくる、と言って
会議室を後にした。
相変わらず、供の一人も連れないまま。]
― 城 → 内陣付近 ―
お客様?
…にしては、物騒な杖をお持ちねぇ、うふふ…♪
[重い、しかし訓練された歩みが近付いてくるのを、...は視線だけ上げて見つめた。]
[子供の未来を語るヴェルナーに、頷きを返す。
復位の件はジークムントが既に伝えてくれたのだろう、そこにどのような遣り取りがあったかは知る由もないけれども。
自身へと向けられた問いには、暫しの沈黙を必要としただろうか。暫しの間の後、口を開く]
あの悪夢のような敗戦も、その後の出来事も未だ記憶に新しい。いえ、一向に遠ざかってはくれません。
友が、同胞が、幾人も命を落としました。
[過去を語る瞳は、僅かばかり伏せられた。]
目の届かぬ、手の届かぬ場所で。
…お恥ずかしい話ですが、帝国軍との戦争時、軍に居たにも関わらず、私は安全な場所で待機を命じられて居たんです。
[――女、だからと。
同期の友が言った一言が、刃のように自分を苛む。
共に稽古をし競い合い、机を並べて講義を受け。剣を振るい、馬を駆り、同じように地位を戴き。
大抵の場合において、同等であると思っていた。
しかし、戦には…非常時には、無意識下であっても何らかの配慮が働くものなのだろうか。
例えそれが、軍の総意でなかったとしても。]
>>572 カスパル
うふふ♪
いらっしゃい、ヒマでしょうがない戦士様。
運勢で物足りないようでしたら、明日のお天気から想い人の気持ちまで、何でも見るわよぅ♪
[飾りだけの水晶玉を軽くなでながら、...は逞しい客人にウインクしてみせた。]//
あの頃の私は。
愛する祖国を、皆を喪うのを、ただ見ていただけでした。
護りたいと思う者に、手を延べることさえ許されなかった。
今度こそはって、思ったんです。
解放軍が立つのなら、私も、と。
――もう、待っているだけなんて、御免です。
[努めて静かに、語る。
帝国の手で剥奪されたその道を、今一度選んだ理由]
しかし、あの男、あのまま帰していいのか?
命がけの使者に、酒の一杯も奢らずに帰したんじゃあ、解放軍はケチだと言われるんじゃないかね?
ああ、江賊の流儀とは違うのか。
[そして荷物を積んで、酒場の奥さんと妹を馬にのせて内陣へ]
―内陣入り口―
というわけで遅れました。
カークと、ユーリエの希望届けは出てますよね。
荷物の検分したければどうぞ。
あ、この人腰痛めてるから降りるのせかさないでね
[遅れていったのでかなりすいている。そういう意味では目立つかもしれない中、お気楽に帝国兵につげて、しばし待たされる]
急いで読んでいますが、パッと見で。
カスパルとコリドラスがいいキャラだなぁw
カスパルのアグレッシブさはぜひ絡みたいと思ったので、向こうから声かけて頂いて感謝感激。
そしてコリドラスのウシシ笑いに感動してる自分がいますw
[商会を出たあとも、コリドラスの言葉を反芻してしまう。]
『――ゾフィヤ様がよりお美しくなられることこそが、執政官閣下の喜びとなるでしょうから……』
美しく……か。
[確かに彼により愛されたいとは思う。でも自分はそれだけの存在なのだろうか。]
もっとあの人のお役に立ちたいのに……。
[コリドラスに頼んだ噂も所詮は女の浅知恵。兵ならいざしらず、将に伝わってしまえば簡単に噂だと見抜かれてしまうのだろう。
そんなことを考えていると]
――痛っ
[頭に何かがぶつかる感触]
[暫くして、"彼"が戻らなければ、少しだけ、外の空気を吸いに行こうと、天幕から出るだろう。別に彼の様子を見に行っても良いが。もしかしたら、何か食事でも取っているのかも知れないし。
時間を掛ける積もりはない。少し散歩して、それですぐに天幕に戻る腹だ
そうして歩いていると、大分豪快な雰囲気を漂わせた男を見掛ける。まだ会った事はないのだが]
……あなたは……イクセル・ノーラ……ですか?
[そう、確認するように尋ねた人物は、正しかっただろうか]
悪夢、ですか
貴女達に、敗北の夢を見せたのは
私達、指揮する者ですから
[彼女の語る思いは、強い物であり
その心は、私のような者が何を言おうと
きっと、揺らぐ事のない物なのだろう]
貴女の気持ちは、よくわかりました
守りたいと言う気持ちは、皆平等にある物
ただ、フロイライン
私達騎士は、貴婦人を守る事を十戒に上げ
それを守る事を、誇りとしています
戦場に立つ事は、許可致します
ただし、私の騎士団をお側にお連れください
その身を盾とし、彼等は貴女を守るでしょう
いかがか
[後ろを振り返るとそこにはドロシーの姿(>>642)]
……ドロシー。
[――よりによって今一番会いたくなかったのに。]
― 内陣 ―
[もともとは貴族や官僚の邸宅が立ち並ぶ
瀟洒な一角だったその場所も
いまや、避難してきた人間でごった返していた。
解体して運んだ資材の一部を使った
急造の建物が日々増えていく。
貴族達の家も、ある程度解放させていた。
時に、執政官の権力を振りかざして。]
――民の収容状況はどうなっている?
[係の兵に状況を聞いていると、
入り口の脇に止められた馬車に目が留まった。]++
[頷きながら、笑顔と共に名乗りを返す。
胸元に腕を水平に添えて、小さく一礼して]
ランヴィナス公国直下。ザールロイス領伯が当主守護役。
ミヒャエル・リヒトハードです。
どうぞよろしく
[そう、軽く手を差し出した挨拶は、果たして、彼のお気に召しただろうか]
[ゆっくりとそちらに近づいて、
荷を検分している兵達の様子を眺める。
馬車の持ち主という4人の人間に視線を向け、
親子とも思えぬその様に、すこし首を傾げた]
元ランヴィナスの民、か?
[戯れに、彼らにそんな問いを投げかけてみる。]//
[差し出されたリヒャルトの手を握り返す。
剣を握り慣れた手だと思った。
護衛というからには、武芸に秀でているのだろう。
当の護衛対象はここにいないようだが、と背後に視線を投げる。]
―市街地 ―
つもる話はあるけど、後でね。
[今は仕事中でもある、身内と堂々と表通りで話すのはさすがにためらわれた。
反乱軍には、害意のない子供として、接触をしたいから]
…あ。
[去ろうとして、くるりと振り返る]
思ったけどさ、ぼくたち、なんだかちょっとだけ似てる気がするよ。
そう思うのはむかつくんだけどね。
―内陣―
[荷物の検分は、先程商店でかったものと、服やら生活用品
矢については狩り用であったと説明し、そこは訝しがられたが、動物を解体ようのナイフなどもあったのでそこはどうにかなり、酒場の夫婦についての検分に移ったところで]
えっと…こちらの夫婦が元ランヴィナスの民で俺とユーリエは前の戦の後やってきた移民です。
[地位ある軍人とはあまり縁はなかったが、さすがにこの人はしっているため。
幾分緊張したように答える]
巡回じゃないわ。ただギィ様のお遣いに来ただけですもの。
それに……私にしわなんてあるわけないじゃない。
[幾分むっとした口調で。]
貴方こそ、ヴェルナーを探しに行くだなんていってたのに、こんなところで石けり遊び?
[偶像の杖を取り囲むこの人々の大半がこの街の住人たちで、もう数時間後にでもここを出て行くのか、あるいは内陣へ移るのか、同じ順路でこの街中を巡り歩き、まま同じ顔に出くわしもするが、そんな内情までは覆面の男は詳しくはない。
ただそのなかにも、例外はいた。
またここに来れば会えると思った、だからここで待っていたと、
嬉しそうに待ち伏せを明らかにしたその相手。
数日前にこの偶像の前にやってきて、ぺらぺらと己の素性を語った男だった。
自分は帝国軍に身を置く立場だと。その時、告げて。
戦が怖いんだ――
神の使いの傍らの偶像に向かって、そう語りかけた。]
>>656 カスパル
戦の行方…?ふぅん…
[値踏みするように相手の表情を一瞥すると、...は水晶玉に手もかけずに答えた。]
…やぁねぇ、そんな分かりきったこと。
"戦は終わらない"
どこで何度占ったって、答えは同じよ。
ホントにそんなことが聞きたかったの?ふふふ♪
[いたずらっぽく笑ってみせる。]//
そのようなつもりでは―――。
[驚いたように瞳を見開き、慌てて言葉を継ごうとするが、言葉が続く気配を察して口を閉ざした。
立場が変われば、発想も変わる。
先刻実感した言葉を、今一度痛感する。
敗北の責は上にのみ在るわけではない、しかしこの人は今も昔も指揮を執る立場。
言葉に注意を払うべきだったかもしれない、と少しの後悔が胸を過ぎる]
[いたたまれない気持ちになったが、自身の心情を汲んでくれる様子に少しばかり心が和らいだ。
続く提案には、感謝を込めて微笑する]
十分です。認めて頂くのみならず、お心遣いまで。
有難うございます、喜んで。
リー……いえ、……アンデルス殿。とお呼びすれば良いでしょうか。
[そういえば、面と向かって名を呼ぶのは初めてのこと。
過去、言葉を交わしたことが無かったわけではないのだが。
公国軍に身を置いていた時分のことだ、覚えては居ないだろうと思う。
次々に武勲を重ね、瞬く間に軍内の地位を駆け上がっていくヴェルナーは軍の中でも何かと話題の種であった。
しかし、だからこそだろうか。
然程年も変わらぬこの青年をこのように呼ぶのは、実の所違和感がありもする。
何時かうっかり疑問符を付けてしまいやしないかと、]
[戦が怖ろしい?
だがこれが帝国軍の基準ではない、あの中でもとりわけこの男が臆病ということだ、その筈だ…、と。
黙しての独自の思考。歪んだ、覆面の奥の瞳。]
[いたたまれない気持ちになったが、自身の心情を汲んでくれる様子に少しばかり心が和らいだ。
続く提案には、感謝を込めて微笑する]
十分です。認めて頂くのみならず、お心遣いまで。
有難うございます、喜んで。
リー……いえ、……アンデルス殿。とお呼びすれば良いでしょうか。
[そういえば、面と向かって名を呼ぶのは初めてのこと。
過去言葉を交わしたことが無かったわけではないのだが、公国軍に身を置いていた時分のことだ、覚えては居ないだろうと思う。
次々に武勲を重ね、瞬く間に軍内の地位を駆け上がっていくヴェルナーは軍の中でも何かと話題の種であった。
身近ではないが、遠くもない。
だからこそだろうか。
然程年も変わらぬこの青年をこのように呼ぶのは、実の所違和感がありもする。
何時かうっかり疑問符を付けてしまいやしないかと、思考の隅で思う]
― 内陣 ―
[前の戦の後からの移民と聞いて、少し目を丸くする]
珍しいな。
帝国の者ならともかく
戦後にこちらに来たのは、
利に聡い商人達ばかりと思っていたが。
…狩人なのか?
[荷の内容をちらと横目で確認して。]
[だがその後、覆面の男は優しく話し、祈りの方法を彼にも教えてあげたのだった。
運命に怯えてはいけない、
勇気をもちなさい、と。
そして。]
……まだ、軍議からお帰りになってないようですので。
僕は少しだけ、散歩に
[握り返された手は、やはりと言うか、今まで見てきた中でも指折りな程に硬かった。
確か、江賊の首領と言っていたが……義賊なのだろうか。
――いや、そうで無ければ、そう簡単に軍議への出席許可も取り付けることは難しいのではないだろうか、とも思ったが]
[そう声を掛けるも、ドロシーは仕事中なのかすぐに居なくなってしまう。
自分達は似ていると声だけ掛けて。]
……確かに認めるのは癪だけれどもね。
……さっ、行きましょうか。
[傍らのお供に声を掛けた。]
―エティゴナ商会―
[帝国が贔屓にしている、商人の店で...は扉を開いた]
[外がなにやら騒がしい]
騎士団のアルフォードと申します
至急、”ダチュラ”を大量に用意していただきたい
[そこには店主がいたのだろうか]
>>564
和解…ですか?
[この言葉は流石に想像していなかった。姉の所業を知らぬわけでもあるまい。
父を殺し、帝国へ下ったあの存在を]
そう……ですね
[ゆっくりと言葉を選びながら自らの傷口に手をあてる]
体の傷はいつか癒えましょう。
心の傷も刻が癒しましょう。望むのなら……ですが。
されど、民の心は誰が癒しましょう?
領の心は誰が癒しましょう?
その思いはどこに届きましょう?
あの人も家の犠牲者に他ならない。
けれど彼女の過ぎた欲が、民を…贄としたのも事実。
領を預かる身では……許すことはできないでしょう。
まぁ……今のあの人が和解の道を探ることはないでしょうけれど。
はて、私を殺せば考える気くらいは起きるのかな?
そうですね……それでも叶うのならば
[戻ることができるのなら]
戦場に流るる風だけを
世は欲してはおりませぬ
貴方には野に揺らめく復興の想いを届ける術がありましょう。
それが風の力
私が憧れた風の旅人なのだから
やがて巡る時代に立てると仰せならば
私の想いは変わりませんよ。
ええ……何も
[──その時が来たとしても
風と大地をstellaは照らす──
私に生きることを…教えてくれたのはそう……]
[ありがとうございました。
祈って祈り続けて、公国の奴らなんて、もうこわくない。
とても しあわせ な きぶん です。
かみさま かみさまのおかげです。
現在、偶像へ繰り返される、軍兵の謝辞。
その隣では、彼に連れられて来たらしい友人らしき人物が、胡乱な顔をしている。
お前もアウルク信徒になれよ、無邪気な声が友人を誘った。
しかし、アウルクなんて神の名は聞いた事が無いと、友人の方は引け腰だった。]
/*
>>678
ひぃいwwwwダチュラまで持ち出すかwww
まさか、5000の軍をバーサーカー化して強化するのか?ww
(今調べてみた。ダチュラ
一言で言えば、超強力な鎮痛剤になるが、副作用として、強烈な幻覚作用も及ぼし、理性が一時的に消し飛ぶ。つまりバーサーカー状態になる。
麻薬『魔王』として有名)
珍しい…でしょうか?
定住するならば、既に整っていて、入り込む隙間がない都市よりも、一度壊れてしまった都市のほうが仕事も多くていやすいですからね。
[実際そうだったというように説明しながら、静かに一つ考える]
いえ、狩人は副業…どの職業も全て副業な仕事…様々な手伝いをする便利屋ってとこですね
[その証拠にというように荷物からトンカチなど大工道具を出して示す…そのときに特殊な矢尻をした矢の束が地面に転げ落ちた]
[そろそろ戻ろうか。軽い散歩のつもりだったのだし]
では、僕はこれで。
開戦すれば大変になるでしょうが。
お互いにご武運を
[そうにこやかに告げ、そろそろ天幕に戻る。
果たしてその時、彼が戻っているだろうか]
フロイライン
私の名は、ランヴィナスに広く知られ
多くの民が、国を救う者だとの期待を
この身に注ぎます
私は、敗戦の将であり
民を守りきる事が出来なかった、敗残騎士だと言うのに
再び戦場に立ち
誇りを取り戻そうとする事すら、おこがましいのに
戦場に女性を立たせ、守りきる事が出来なかったなら
何が騎士かと、ヴァルハラの戦友が嘲笑するでしょう
私自身が、お守りしたいのは山々だが
生憎立場上、私の付近が最も危うい戦場だ
貴女の気持ちを、踏みにじるような事は致しません
ですから、私達の誇りも、尊重して欲しい
いけませんか、グレートヒェン
[ここにいる理由を言いよどんだミヒャエルは冷遇されているのだろうかと一瞬、勘ぐったが、自分が踏み込むことでもないと話題を変える。]
軍議か。
帝国からの使者が来たのを――いや、帰るのを見たか?
もともと形式だけとはいえ、和平交渉は決裂したらしいな。
てぇことは、いよいよ戦になるワケだ。
俺は襲撃なら数えきれないほど場数踏んでいるが、城攻めは初めてだよ。
さて、うちの大将は、あの城をどう攻める?
そういや、軍議に席を用意すると言われたんだった。
何処でやってるんだ?
ヴェルナーとお呼びください
アンデルスは、先生に頂いた家名で
私の名では、ないのですよ
[そう、呼び名を悩む彼女に語り
騎士団をつける事に同意してもらった事に、礼をした]
堅苦しいのは、嫌いなのです
― 内陣 ―
便利屋…か。なるほどな。
それなら、これからも仕事は多かろうよ。
[返答を聞いて、兵が希望を受理した理由も納得した。
街の機能を集約する以上、
種々の技能をもつ者は、多い方が良い。
と、荷の間から転がり落ちた矢束に目がいく。]
――ほう?
珍しい矢を使っているのだな。
この鏃の形…安定を増すためのもの、か。
[拾い上げてしげしげと眺めた後、
若者に差し出した。]
─ 回想・市街地 ─
[時は少しさかのぼる。そう、それは彼が天然系ド方向音痴を遺憾なく発揮する少し前の話]
えっと……確かこっちの方角で……ん?
[いつしかうらぶれた通りを闊歩していることに気がつく。...すでに発揮する少し前の話とやらは撤回し無かれ場ならないようだ]
はて……道を違えたかな?
[辺りをきょろきょろと見回せば、「運勢見マス」なる看板を目にする]
ほぅ……こんな時に易者とは…剛胆と言うべきか、いや運命を見据えているのかな?
こんにちは。お姉様。占い……ですよね?
あの、良かったら私を見ていただけませんか?
[未だ日は高く、この時点ならば心配をかけることもないだろうと、それよりも沸き起こった好奇心が...を動かした。建物の影にひょっこりと顔だけ覗かせれば、その占いの主であろう妙齢の女性に満面の笑みを浮かべる]//
軍議なら、あっちの天幕ですよ。
でも、もう終わってる可能性が高そうですけれど
エクセルさんは、ジークさんと共に旧市街から攻めあがる形。
詳しくは、彼に聞いてください
[帝国からの使者の事は興味を引いたが。
帰りかけに振り返り、そう返した。
――そう言えば、軍議と言えども、副長各位にもまだ通達は入っていないかもしれないし。
出撃前にもう一度、通達が全軍には入るだろうが]
ええ、定職のないやつと今まで言われてましたが、今回はそれが役立ったようです。
[ほっとしたように笑みを浮かべながら大工道具をしまい]
ぁあ…それですか、安定というのもありますが、飛距離を伸ばすための処置ですね。
狩りをするときは遠くからであればあるほど、獲物に気配を察知されづらいですから、本業じゃないんでこういうのがないと辛いんですよね。
色んなとこ回ってたときに聞いた偏屈な研究者の言が役にたったようです。
[丁寧であり機嫌を損ねぬような物腰で聞かれてもない話をしながら、差し出された矢束を礼をして受け取る]
─ 時は並行して現在にも巡る ─
[ヴェルナーと軽い食事を共にし、天幕を出たのはつい先程のこと。...と入れ替わるように一人の少女を、お付きと思われる侍女が彼の元を訪れたのは軽く見ることができた]
はて、随分と可愛らしい客人だが……まぁ詮索するのも無粋無粋…
ミヒャエルは少しは休めていれば良いのだが…
[彼のいるであろう天幕を潜り中を見渡せば]
むぅ…待たせすぎた……かな?
[もぬけのからの幕内で小首をかしげる]
[恐らく、情報はギィ様かルートヴィヒ様の所に集まっているだろう。その中には、ターゲットのいるであろう場所も入っているかもしれない]
…収穫は、少なかったなぁ。ギィ様、怒るかなぁ。
[買った赤いマントを広げて、ため息をつく]
そうだ、ついでに他の仕事をしてくればいいんだ。
…ゴミはいくらでもあるからね、処分してキレイキレイにしておこうっと。
あははははは…。
あははははは…。
[...少年は、闇夜に掻き消えた]**
SG ドロシーは、栞を挟んだ。
>>685 カスパル
もう、最初から大して興味もなかったクセに(ぷー)
うふふ♪こんな商売だけどねぇ…
いつもいつも時と場所を選べるわけじゃないのよぅ。
[拗ねた口調で、かぶりを振る。]
ところでそれって…あたしのハートが知りたいってこと?
いやん♪それは高いわよ。
[ちっちっ、と、...は指を振ってみせた。]//
[天幕を開いたとき、果たしてそこには、丁度小首を傾げていた"主"が居た。
大分遅かったが、何事も無く戻ったようで、良かった]
お帰りなさいませ。
……って、僕が言うのも変ですね
[そう苦笑して返すが。
無防備な背中に掛けた声は、唐突だったかも知れない]
旧市街から軍勢を乗り込ませるだと?!
どういう了見だ!
――ああ、軍師に詳細、聞かせてもらおうか。
[地面を蹴りつけ、教えられた天幕へ向かう。]
[それから暫くして。
かつん、と。杖のいしづきで地を叩けば、散会の合図。
三々五々、散って行く人々。]
[彼らの残して行ったものは、小さな箱の中に溜まったお布施。
その感触を指先で味わい、覆面の上の瞳が歪む。]
[一度でもアウルク神の力を味わったものは―「力の欠片」と呼ばれるそれを手渡した相手は、多くの場合、その後もそれに「依存」するようになる。
力の欠片を摂取し続けなくては、いてもたってもいられなくなる。
軍に属する者たちが去った方角を一瞥した。
知れ渡れば弾圧の対象となろう、こちらに自ら近付いてきた彼らだが。]
上に告げ口される可能性は……
[ま、今の所は大丈夫だろうか。それに、向こうも色々忙しそうだし。
楽観視。小さくもれる、欠伸一つ。]
―回想・市街地真昼の夢―
>>692
[うだうだと昼間からヒマを持て余していた時。右側のリボンで結んだ髪…美少年センサーが、不意にぴん!と逆立つ。]
軽く小刻みな足音…子猫のような息遣い…
あらぁ、これって…うふふふふ♪
― 内陣 ―
なるほど。飛距離が上がるのか。
なかなか面白い構造だな。
良いものならば、軍で採用するのもいいな。
[機嫌良く言って、
ふと、なにか思いついたように瞬く。]
――そうだ。
内陣の壁に鉄環を据え付ける作業が
予定よりも遅れ気味なんだが、
そういう作業は出来るのか?
[指し示す先では、兵や民間の技術者が
内壁の上部に、太い鉄環を埋め込んでいるのが見える。]
>>692 シュテラ
いらっしゃい、可愛らしいお客様。
悩み事なんて似合わないわよぅ。
おねーさんに何でも話してみて。うふふふ♪
[気配の主を迎え、...は満面の笑みを浮かべた。]//
― 市街地 → 内陣 ―
[城に戻る途中でギィを見つける。だがどうやら人と話をしているらしい。
恐らく声を掛けないほうがいいのだろう。そう考え、暫し内陣の様子を観察することにする。
自分が思った以上に避難の数は多いようだった。これだけの人間が戦火になろうとも、ここを捨てるのを望まないということなのか。]
/*
ああ、アウルク教、なんて胡散臭い…(うっとり
しかし、うちの軍の連中が麻薬漬けになったら
いろいろと困りますがな。
[可愛い悲鳴。
そう思いはしたが、言葉に出したらそれこそ怒られる。
少し睨みつけられた後、顔を覗き込まれ、労わられるが]
大丈夫です。何事もありませんよ。
……って……言いたい所なんですけれど……
[敗残騎士―――。
そう己を語る言葉が、僅かに苦い響きを帯びたように思え、ほんの少し翡翠を細めた。
言葉の端々に見え隠れするそれは、彼の思考や感情の欠片だろうか。]
……貴方の背負うものは、とても大きいのですね。
[不意にぽつり、と呟く。
目の前の騎士が紡ぐ言葉がどのように響いたかは、まだ自身にも纏められぬのだが]
お考え、とてもよく分かりました。
私も、貴方の誇りに傷を付けるようなことは決して致しません。
約束します。
神に――いいえ、祖国に、自身の心に誓って。
[最後に名を呼ばれたことに気がつけば、ひとつふわりと微笑んだ]
……それでは、ヴェルナーさんと。
ふふ。私も、その方が気楽で良いです。
[迷いが抜けたなら、明るい声色で彼の名を呼んでみて。
ヴェルナーお兄ちゃん、だって。と、横の少女にそっと告げた]
――シュテラ様。
お伝え……しなければいけません。
今日……僕……
[些か歯切れの悪い口調は、珍しく映るだろうか。
無意識に、彼の手を握っていた]
[その後も、一瞬の戸惑いはあっただろうか。
やがて、重々しいながらに、彼を真っ直ぐに見据えながら、口を開いた]
――キャス様と、お会いしました。
……旧市街で……帝国の、騎士として。
……それでは、ヴェルナーさんと。
ふふ。私も、その方が気楽で良いです。
[迷いが抜けたなら、明るい声色で彼の名を呼んでみて。
ヴェルナーお兄ちゃん、だって。と、横の少女にそっと告げた]
……この子は、どのようにしましょうか。
暫くお傍に置かれますか?
それとも、子供達の輪まで送りましょうか?
ええ、とはいえどういう仕組みかはちんぷんかんぷんですけど…
[空気抵抗だとかなんだとかいってたが、用がなせればそれでいいのである]
コリドラスさんの商会で頼んだので新商品ということで取り扱ってるかもしれないです。
…とはいえ商売のことなのでわからないですけどね。
[といいながら矢束を荷物に入れなおして]
はい、できますよ
ここにきた当初は壁の補修や民家の建て直しが主でしたからね。
どなたが責任者ですか?
>>706 カスパル
ふふふ♪ちゃんと教えるわよ。
多分流行るアクセサリーとか、お相手の好みの服とかなら。
あたしが誰かって言えば、見たまんまの占い師。
あたし個人に興味があるって言うなら…
まず花束と手へのkissが欠けてるわよ、騎士様。
[眉間を見た後、...は相手の持つ大斧を横目でチラリと見た。]//
私が背負うのは、祖国の明暗と
民の祈りと、将兵の希望
死した戦友達の魂と、生きる友の未来です
一人で背負うには、少々重たいが
このくらい背負わねば、自由の旗たりえぬ
[もうすぐ、会戦の時間だ
そろそろ集合させねば、まずかろう
私は、腰の剣を一度掴み
そっと瞳を、閉じる]
貴女の誓いを、信じます
参りましょうか、最後の準備です
将兵の配置を、確定しなくては
[半ば強引に彼を天幕の中へ引きずり込むと、一度その場を離れる。程なくしてポットといくばくかの茶菓子を携え姿を見せれば]
私自ら振る舞うなど滅多にないと思えよ。さて……
[軽く笑いながら彼に茶を入れれば、表情を和らげる。外では殆ど見せぬ表情に]
姉様、随分変わっていたでしょ? びっくりした? //
[ジークムントから書状が届いた日のことを思い出す。
解放軍の義を語るそれは、江賊ごときと見下した文章ではなく、助力が欲しいとおもねった筆調でもなかった。
それは、あのヴェルナーという騎士にも感じる気風。]
――ああ、軍議でおれが意見を述べてたら、彼らは考慮してくれてただろうぜ。
そして、まだ戦は始まっちゃいねぇ。
[書状にあったジークムントのフルネームを呼びつつ、その姿を探す。]
その子は、暫く側に置きます
この子には、学ばせねばならない
戦の悲惨さも、その先にある未来も
未来を作る、一人の子として
[そっと、出口に向かい手を差し出し
お先に、と腰を折り
彼女が外に出たならば、私も外に出]
戦の刻だ 将に集合を
[見張りの者に、そう伝言した]
― 内陣 ―
ああ、彼の店か。
さすが、何でも取りそろえていると
豪語するだけのことはある。
[商会主の顔を――
一度会っただけだが、とうてい忘れられない
あの丸い顔を思い浮かべて、忍び笑う。
男の快諾を聞けば、頷いて、
責任者の名と居場所を告げた。]
報酬は軍から支払われる。
その点は、心配しなくてもいい。
それと、軍に協力する者には
優先的に住居を割り当てられる。
後の通達を楽しみにしていると良いぞ。
[ふと見ると老婆が人のごった替えした中で難儀をしている。
荷物を持ち彼女の手を引いてやり、まだ空いてる空間を見つけると、そこに荷物を降ろしてやった。
あのお年じゃもう外に出るほうがきつい……のかしら。
そんなことをひとりごちながら。]
[ふと見ると老婆が人のごった替えした中で難儀をしている。
荷物を持ち彼女の手を引いてやり、まだ空いてる空間を見つけると、そこに荷物を降ろしてやった。]
あのお年じゃもう外に出るほうがきつい……のかしら。
[そんなことをひとりごちながら。]
[強引に引きずり込まれたが、特に抵抗らしい抵抗もなく、大人しくそれに従う。
軽く笑う彼に、少しだけ小さく笑い返しながらも。
目を落とした赤色の水面に、自分の姿を認めて]
…………どうして……
[ポツリと呟いて、俯いたまま、視線だけを目の前の彼に向ける。
然程動揺していない彼は、驚いてないのだろうか]
……あの人が、キャス様なんて。
[血走った瞳も、壊れたような笑みも全て、知らないハズの物。
でも、それを作っているのは、紛れもない彼女で。
ただ震える瞳を落として、耐えるしかなく]
――変わって、しまった……
>>710 シュテラ
んっふふふ♪
おねーさんには何でもお見通しなのよ。
あら?あらあらあらあら!
恋占いはご不要?いいわねぇ♪
きっともうすぐ必要になるわよん(にぎにぎ)
…って、私のセイって…命ってこと?
[改めて相手の手、そして顔を見直す。伝わってくる鼓動に、見た目の年齢相応の生命力が感じられない。一瞬、すっと目を細める。が…]
それは、もーっとよく見ないとわからないわねぇ。
顔とか顔とか顔とか♪
[両の手の平を少年の頬に当てると、...はくいーっと自身の顔に引き寄せた。]//
ええ…本当、見たことないものまであるんでびっくりですよ
[何に笑ってるのかを気づきながら、頷く。
確かにあの商品の種類は凄い。高いけど]
了解。じゃあ、荷物とかを片付けたら尋ねさせてもらいますね。
何でも屋のカークです。よろしく。
[最後は商売文句のように締めくくる。
既に酒場の夫婦の検分は済んでいるし、似てない妹も動いている]
[ヴェルナーの言葉で、もうそのような刻限なのだと気づかされた。周囲を見回すが空の色は分からない。
子供の処遇を聞けば頷きを返し、立ち上がる。
彼女が少しばかり心細げな表情をしたならば、大丈夫よと頭をそっと撫でてやる]
では、参りましょうか。
……ありがとうございます。
[気遣いはスマートに受け取って、先に天幕の出入り口をくぐった。
それからは逆、彼が前を歩くなら、少し距離を置いて後ろを歩く。何と言っても、彼は将であるのだから。
開戦の刻限が迫る―――]
[戦時にしようするであろう物品を要請し、そろそろ城にもどろうかと思い始めていた]
代金は、帝国宛にお願いします。
[書には署名だけを書き、商品の欄は”故意に”空ける]
持ちつ持たれつ、それが一番最良の形なのかも
・・・しれませんねぇ。
[少し早足で、城に戻っていった。]
―エティゴナ商会→直廊―
>>730 カスパル
やぁねぇ、次に会った時知らんぷりなんかされたら、
あたしが退屈でしょ。
ちゃんと見つけてね、騎士様♪
[相手の大きな背中に向かって、...はひらひらと手を振った。]
― 内陣 ―
ああ。コルベールだ。
またなにか頼む事もあるだろうから
そのときはよろしくな。
困るようなことがあれば、私の名を出して構わない。
壮健でな。
[手を上げて、男の名乗りに答え、
身を翻してその場を去った。]
我が騎士団にも集合を
勝利の女神を、守る仕事だと伝えろ
あの馬鹿共なら、すっ飛んで来るさ
[私の後ろを歩く、二つの華
普段は、気配りを忘れる事はないのに
戦の風が吹く頃に、私の心は高揚し
段々と気にしなくなる、私は
やはり、異常なのだろうか
ああ、帰ってきた、我が疾風の名が]
[招集の声がかかる。]
ああ――風が、吹くか。
[動き出す兵の流れに逆らうことなく、足を進める。
始まりを、見届けるために。]
― 内陣 ―
[カークに背を向けた後、
係の者に、彼の申請に関する書類を出させる。
その書類に、"軍協力者"とサインを入れながら
はて、と首を傾げた。]
―― どこかで、聞いたような名だな。
[無論、良くある名前には違いないのだが…。
少しだけ引っかかるものを感じつつ、
記憶を呼び起こしているところに、
伝令が駆け寄ってきた。]
さすがにあなたの名は知っていますよ。
ええ、なんであれ、変わらぬ明日が迎えれるのならばそれに越したことはないですからね。
[さすがに名前を出していいとまでいわれたのには内心で驚きつつ]
ええ、コルベール様もご無理なさらず…ご武運を
[とこたえ、その場を去るギィの後姿を見つめて、自分も荷物を片付けるために動き出す]
[ふん!と鼻息を残し、占い師のいる、その場から大股に立ち去る。
表通りへ行く道を戻って、途中に立ち止まり、少し振り返る。]
──不審なやつだ。
[それだけ感想を呟く。余計な時間を過ごした!
さて次は──ああ、もう準備を済ませておこう。
そう決めて、城の方向へと歩を進めた。**]
[天幕から出ようと促す彼の手を取り。
少しだけ、その掌を、自分の額へと押し付ける]
……僕は、シュテラを護る為にここにいる。
だから、君の為なら、幾らでも戦える。
君を護るためなら、例え誰が相手でも……殺す。
……その、ハズなんだけどね……
[最後の覚悟が決めきれずに、躊躇する自分の馬鹿らしさに、自嘲する。
でも、何と無く、わかっては居る。
恐らくその時が来たら、自分は迷わず、殺すのだろう……彼女を。
そして、それが傷として自分を蝕むだろう、そんな事も]
― 内陣―
[ギィが動くのを認めると、慌てて小走りにギィに駆け寄って。]
ギィ様……。お話終わるの待ってたのに……。置いてくなんてひどいですわ。
[ギィは自分を認識してはいないので完全にやつあたりなのだが。]
―旧市街―
[…は、自分のねぐらに帰りついた。
頭巾と覆面を脱げば、血色の悪い若者の姿が露わになる。
杖を布に包みこみ、まとめあげた小さな荷物の中にしまいこむ。
ここに物をあまり置いていないため、荷作りもこれで終わり、楽なもので――]
これでいつでも逃げ出せる準備が整ったわけだ。
[少しばかり不機嫌な面持ちで荷物を叩く。
昼間にはあちらこちらで建物の取り壊しの音が響いていた。
戦場の気配が近付いて来ている。]
[首筋をかきながら、ねぐらから首を突き出して、
路上を、街並みを、故郷を、眺めやりつつ、小さく欠伸。]
あの酒場の親父、避難したのか……ねえ。
[ふと、本当に何気なく、そう口にした一瞬…といった風情だった。]
[そして、数歩歩いたところで]
………あ、っ。
[そういえば、先刻の兵が軍義の他に重要な事を伝えてくれていた。装備も手配済みだ、と。
開戦間際の重要な日、まさかこの薄いドレススカートで立つわけにも行かない。
急ぎ着替えに行ったとして、間に合うだろうか――?]
ヴェルナーさん、忘れ物を取りに…その、服を。
直ぐに召集場所に向かいます!!
[ぱたぱたと走り出しかけて、重要なことを忘れていました、と手をぽむと打つ。
振り返り、ひとつの問いを発すると、自身が身を寄せる天幕へと走り出した。]
[ヒマでしょうがない戦士を見送ると、...は小さくつぶやく。]
…でも実際…
あたしの占いって面白くないのよねぇ…
それは認めるわ。すっごく。
おかげでお客なんてろくに来やしない。
はー、やっぱ才能ないのかしらん。
[傾きかけた日を仰ぎ、...は大きく溜息をついた。]
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