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しかし、プロローグから皆さん、深夜進行で驚いた…
半月も深夜コアは、わたしには無理だ…
まあ途中で墓下行く気満々だけど(^^;)
…ローゼンハイム公。
あの方は、今は隠居なさっていたはずだが…。
……少し、様子を見て行きませんか。
[若者たちを振り返る。
問われれば、ローゼンハイム公が代々モアネットに居を構える公国貴族であること。
武力制圧と時を同じく法務官を退き、今は半ば幽閉にも似た隠居の身であることなどを説明していく。無論ローゼンハイム家は、ランヴィナス公国の他貴族とも親交があったのだろう。
穏やかな現当主の人柄は名に聞こえ、人望は厚い。
一触即発のこの情勢下、その立場は酷く──危うい。]
ヴェルナーたちが、あっさり市街地に入った描写したのにはちょっとビックリしつつ。
自分なら、門の前あたりで描写止めて、防衛側が「検問してる」とか「誰でも自由に出入りしてる」とか描写くれるの待つかなぁ。
ところで、ギィが民間人を内陣に入れたのは「人間の盾」作戦も考慮していると予想してます。
こっちとしては、内通者を忍ばせておきたいな。
シャドウ来たら頼めるかな。
まあ、その情報をノーラが入手できればですが。
あまり長居するわけにもいきません。
早く済ませなくては…ね。
[見るべきもの、聞くべきものは既に幾つか収穫した。
そうして、内陣の向こう。城砦の上を見上げる。]
──中を拝見、というわけにはいきませんしねえ。
挨拶するにも遠そうです。
[冗談めかした口調で呟き、肩を竦める。
やがてその姿は、再び雑踏に*紛れた*]
/*
熱が下がらなくて昨日さっさと寝たら始まってて驚いたCO。
今日の晩だと思ってました(汗)
というわけで準備不足も否めませんが、がんばって生きたいと思ってますぽるぽです。
とりまヴェルナーさんは中身が敬愛して止まないあの人で、ミヒャエルはヤコブだよね?
守護者…ヴェルでなくてボクなんだぁ〜
もしヤコブなら直近の村に続いて思いっきり守られてるってどーゆーことだろw
ジークは三毛にゃんさんかしら?
地味ちゃんは参加してるのかな?
[解放軍の間では、“疾風のアンデルス”の名を口にする者は皆、目を輝かせていた。
いわく、公国では最年少で軍団を任された英傑であると。
「民の生きる場所を守る剣でありたい」と語っていると。
怪我をした息子に声をかけてくれたと目を潤ませる者。
胸当てに“疾風のアンデルス”の頭文字を刻んで意気揚々の若い義勇兵。
金工は帝国貨幣の刻印を削ってヴェルナーの肖像を彫り、それがお守りとして絶大な人気を誇っていた。]
/*
ノーラに会いたいなああ!!!
遠い、とおい。すまん、とおいww
ちょこっとだけ遠隔で何か出来たらいいのに。
そしてノーラの肩書きに、めっさ幻水を把握した…。
─旧市街─
[門から左手、城のざわめきより少し遠い辺りは旧市街だ。
この城塞都市を囲む大堀の水が、市街に浸食しつつある場所。
2人と共にざわめきを少し避けるように、路地を歩く。]
………。小舟が、あれば。
[侵水した市街は瓦礫が無造作に突き出し、港などとは程遠い。
だが、技術と装備があれば、]
──或いは。
[脳裏には、先だって書簡の遣り取りがあった江賊の名がある。
素っ気無い文章だが、感触は悪くなかった。]
──…。
[未だノーラの参陣を知らず、思わしげに息をつく。
市街の様子を記憶に収め、若草色の瞳を*細めた*]
…ん、人の流れが変わったな。
何があった?
[本来の稼業で使い慣れた遠見筒を取り出すと、モアネットの方向を伺う。
レンズの向うに、家財を満載した荷車とともに城門から出てくる数多の民衆が見えた。]
沈没間近の船から逃げ出すネズミ…といえば解放軍には幸先はいいが、
上の許可なくして、あんな大移動はできまい。
わざと出て行かせた、というところだろうな。
逃げてきたヤツらのほとんどは、戦列に加わる気もないだろう。
そんな無駄飯食いなぞ、とっとと何処かへ去れと言いたいところだが、
戦争が終わったら元の家に戻る気満々で家財抱えて出てきたんだろうから、守ってくれそうな解放軍から離れまいな。
解放軍は、とんだお荷物を背負い込まされたもんだぜ。
反対に、帝国軍のヤツらは、空になった市街地をどうしようと自由にできるようになったワケだ。
――まあ、お手並み拝見といくか。
[誰何されたら、ジークムントに取り次いでもらえばいいだろうと、彼からの書状を納めた辺りを軽く掌で叩き、そのまま、視察を継続している。**]
─旧市街(裏通り)─
[...は、血まみれの服を着替えると、ごく普通のそこらへんにいる街の少女…のような格好になった。
別に少年の服でもいいのだが、その辺りは趣味も入っている]
あでらんす…だっけ。どんな奴なんだろう。
[...は、『ターゲット』について書かれた、資料に目を落しつつ、『いつもの店』へ向った]
─旧市街(裏通り→いつもの店)─
ヴェルナー フォン アンデルス
解放軍の2代目リーダー。
その身のこなしの素早さ、剣の鋭さから疾風のアンデルス(Anders des Sturmes)と呼ばれている。
…疾風!!…ぼくのコードネームと同じじゃないか!
……
…………
……うむ、困った。
ここは…どこだ?
[目的地に近いのか遠いのかすらも定かでなく...は辺りを見回しながら途方に暮れていた]
― 会議室 ―
退去した連中の、家の取り壊しの方は進んでいるか?
貴重な資材だ。使えるものは内陣に運び込め。
内陣の城壁や、直廊に近いところを優先させろ。
調度などはいらんぞ。
市街地に何カ所か積んでおけ。
後で燃やしてしまえばいい。
衣類や貴重品は接収する。
内陣に避難している者の持ち物なら
後日返却出来るようにしておけ。
街の外へ逃げた連中のものなら、
我々が使って問題なかろう。
ともかく、内陣と直廊の周囲は
ある程度広く空けておくように。
馬車二台分程度は、空白地帯にしておけ。
それと、橋を落とす準備も抜かりないな?
いや、2本でいいと言っただろう。
全部落とすと、後が面倒だ。
[成すべき指示を一通り終えて、ひとつ息をつく。]
─旧市街(裏通り→いつもの店)─
[...は、イライラしつつギィ様からもらったクッキーをむさぼりつつ、ドアを開けた]
…ウサギの餌を。
[...は、むっつりとした顔をする]
『おや、ご機嫌斜めですね。疾風の幽霊(Der Geist des Sturmes)さん。失敗したんですか?それともギィ様に…ふられましたか』
うるさぁいいい!!
[店主は、肩をすくめると、奥からウサギの餌=毒薬を持ってきた]
─旧市街(裏通り→いつもの店)─
[...は、いそいそと、ウサギの人形の腹に毒の小瓶を入れる]
正義の味方ヅラした、解放軍の事知らない?
薬買いに来る人の中に、こいついないかな。
[...は、店主に『ターゲット』の資料を見せた]
『ははは…こんな裏どうりの怪しい薬屋に来る奴なんて、そうそういませんって。
一番売れてるのは、怪我薬じゃなくって麻薬と毒薬、でさぁ』
そうだね。ねぇ、惚れ薬はあるかな?
『それは…ないですね』
店主は、残念そうに言った。
そっか…残念。ありがと。何かわかったら、伝書鳩で城に連絡してね。
[そういって、店を出てしばらく旧市街をふらつくと…>>137おろおろしてる人を見つけた]
そうだ、アルフォード。
[不意に思い出したように一つ手を打って、
会議室に控えていた騎士に声をかける。]
お前に、任せたい仕事があったんだが
聞いてくれるか?
[言いながら、懐から取り出したのは
一通の封書。]
反乱軍に、降伏を勧告する文書、だ。
[ぱさり、と軽い音を立てて
封書を机の上に置く。]
ひと月も立たぬ内に、帝国軍の本体が到着する。
そうなれば、反乱軍などたちまちに潰えよう。
武装を解き、郷里に帰る、というなら
反乱を企てた罪、減じても良い。
…おおむね、そんな内容だな。
聞き入れるとは思えぬが、形式は必要だ。
だが、使者の役に適任者が居なくてな。
お前になら安心して任せられるんだが。
[見つめる瞳が、すっと細くなる。]
我らの同胞が命をかけて得たこの街、
むざむざ戦火に晒すのは、私も忍びなくてな。
対話の可能性を、こちらから切り捨てたくはない。
いずれにせよ、危険な任務だ。
今回ばかりは、お前に命令を拒否する権利を与える。
だが、お前なら無事に使者を務めて
ここへ帰ってくると信じている。
… やって、くれるか?
[不安げ(な振り)な面もちで歩けば、およそこの時期のこの場所には似つかわしくない少女の姿>>141が目にとまる]
このような時になんとも場違い…いや、人のことは言えぬか。
[自分の姿をちらりと見やり思わず苦笑しながら、彼女?の元へ歩いていくと、身をかがめ小首をかしげてみせる]
こんなところでどうしたの? お父さんたちとはぐれちゃった?
[心配そうに眺めながら彼女の出で立ちを観察する。
変声期などという概念は存在しない程の高い声。むしろ、普段の方こそ努めて低く発声しているわけだが……作らずとも女性的な声色は、内心むずがゆくて仕方がない]
11人目、狂戦士 カスパル が参加しました。
狂戦士 カスパルは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
─北東門前─
[怠惰である。
─モアネット城門前。戦の無い普段は、少数の兵のみが見張りを行っているのだけれども、
戦の予感を前にして、見張りの兵を管理し、気を引き締めさせ、監視を厳しくさせる為、今日は一人の将が待機していた。
しかしなんとまあ、この将の性分に合わないことか!──数年前に帝国へと亡命した猛将カスパルは、見張りを兵に任せきりで、"待機"という名目を保ったまま、目をそらしっ放しでいた。]
[がちゃ。市街に足を向けていたその人は、身を固めた金属鎧を鳴らして、門の傍へとやっと戻った。]
おい。抜かりは無いな?
[兵に声をかける。すれば、槍を持ち、形だけ城門を見張っていた若い兵は「異常無しです!」と言葉を返す。
何人か不審者を通したかもしれないが──例えそうだとしても、誰にも知られ得ない怠惰というものである。]
………。
[ため息を吐いた。
少しのことでこの人の怒りに触れ、痛い目──軍中ならば、それ以上のこと──に遭った同僚のことを、傍の見張り兵は知っている。このような一度のため息に、兵は気にして、こちらへ一瞬視線をやった。
兵へ視線を返す。兵は目を逸らした。]
退屈じゃないか。
──戦の匂いが鼻先まで来ているというのに、我々は、門の前で立ち往生。
御預けを喰らった犬のようではないか。なあ?
[兵は、眉を下げて、「はぁ…」と、曖昧に返事した。
この人は、それ以上何も言わずに、ポールアクスを手に、門の向こうの遠くを見た。**]
というわけで、御世話になります。
皆さんオン時間がかなり早くて、ついていけるか心配ですが…頑張ります。
よろしくお願いします。
―― 酒場前 ――
ふぅん。思ってたよりもジークさん、やり手でしたね。
まさかあそこまで言葉遣いも変わるなんて思わなかったなぁ?
……ローゼンハイム公。さすがに今回ばかりは無茶してますね。
[先立って、出会った数ヶ月前を思い出す。
地方領とは言え、それなりに彼の公とは昔からもいくつか面識があった。比較的穏健である彼の人柄は、戦時には向かないと思って居たが]
まぁ、仕方がないですね。
……あの方は、只の温厚貴族とは二次元くらい違いますから
[そう。何てことはない。
"主"にだったか、側近の自分にだったかはこの際遠い記憶だ。
だが、久々に出会った数ヶ月前。
現『解放軍』の本格的決起を報せに来たのは――他でもない、ローゼンハイム公その人だ
その報せ無しには、わざわざ大人しくしていたフィンブルスから出る為に駐留軍を蹴散らす――正しく、官位持ちは皆殺し――事も無かっただろう]
……そういえばヴェルナーさん?
どうしたんですか、さっきから落ち着きの無い様子で
―― 旧市街 ――
……ヒドイな……
[真っ先に口に出たのは、そんな言葉しか思いつかなかったからだ。
汚らしい建物が無造作に風に曝されている。
そんな所で生活している人も総じて、先程の酒場に居た男達と比べても、随分みすぼらしい成りで]
最低限の衣食住すら確保できてないなんて。
…………
[実際に、これほどの規模で、彼等の様な飢えた者を目の当たりにするのは、始めてに近かった。
思えば、故郷では裕福な者こそ少なかった者の、逆に、飢えた者もコレよりはずっと少なかった]
[そんな中、ポツリと呟いた軍師の言葉に、耳を立てる。
水に侵食されつつあるこの旧市街]
……公国も帝国も、旧市街の修繕費をケチりましたね。
[脳裏に真っ先に浮かんだ一言は、そのくらいで]
(……でも……)
[前を歩く二人を残して、数秒足を止め、この辺りにまで届く堀の水を眺める。
脳裏に浮かぶのは、一枚の紙。この城塞都市の見取り地図。
深く考えるのは面倒くさい。
そう、一考した時点で、見つけてしまう
やがて飽きた頃には二人の後に慌ててついていくが。
少しだけチラ、と機嫌を窺うように、軍師に視線を向けていた]
(ジークさんは……気付いているかな)
[それは恐らく。この城塞都市、最大の欠陥]
―会議室―
[会議室は、作戦支部の様相をしており、
数名の文官が、なにやらせわしくペンを走らせていた。]
[ギィの周りにはなにやら女性がおり、近づきがたいので
壁によりかかり様子を伺うことにした。]
―如何してこうも人に引き付ける人なのだろう。
[何か特別な魅力があるように思えて、彼を眺めていた]
[騎士と言うのは、代々受け継ぐ爵位ではない
平時には、爵位を持たぬ貴族の意であり
貴族の家に生を受けた、と言うだけの騎士が殆どである
ただ、戦時においては違う
力と、技と、心と、美を持つ兵に
あたえられる、崇高な爵位だ
私には、騎士と言う称号に誇りがある
騎士として、恥じぬ行いをする義務がある
だからこそ、私は]
ミヒャエル 任務をあたえる
先ほど、シュテラによく似た婦人を見た
もし私の目が節穴でないなら
確認をする必要がある
探し出し、確認せよ
12人目、悪徳商人 コリドラス が参加しました。
悪徳商人 コリドラスは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[市街地の一角に位置する大店、エティゴナ商会。
老舗の風格とはまるで縁がなさそうな、成り上がり臭漂う店構え。
帝国の侵入時にいち早く取り入って力をつけたコリドラスという初老の男は、年齢を感じさせないバイタリティーを発揮して今日も陣頭指揮を採っていた]
よーしよし、台車は集まったな。
いいか、この騒ぎで空き家になったところの取り壊しが軍によって進められている。
おまえさんら、今日の「事業」は家具の廃品回収じゃ!
かさばるから燃やしてしまおうとする戦争屋より先に、台車に乗せて引き取って来るんじゃ!
よーし、今日も大きな声で商会三是唱和!
『天は金なり!』
『地は金なり!』
『人は金なり!』
……ハァッ!?
[素っ頓狂な声に、辺りの鳩が数羽、驚いて飛び去った。
実はここに来る前、陣営で探し回ったとき、"彼"の姿がどこにも見当たらなかった。
少し不審に思いながらも、置手紙という失礼で処理したのだが
忙しなく、空いたままの口と表情が、様々な形を作っては変えて]
――失礼しますっ!
[了承を取るまでもなく、盟主と軍師の二人を置き去りにしてまで、駆け出していく。
非常にマズいのは判ってはいるのだが。
しかし、それ以上に。嫌な予感がしないでもなかったから
結構奥まで進んでいた、この迷路の様な旧市街を抜け出すには、時間が掛かるだろう。
――最も、探し人は今、近くに居るのだが]
[旧市街地
いつからか崩落し、水没した箇所すらある
貧しい者、罪を犯した者、命をねらわれる者
そんな者達が、ひっそりと住む場所である
非合法な薬物や、武器、毒物など
表では入手出来ない物の、売買も行なわれている
城塞都市の裏の顔
私は、彼等のその日生きる事すら苦しそうな姿を見
その姿に、深い悲しみを感じる事になる]
――――…
[こう言った場所は、国家に必要だ
裏社会の無い国家と言う物は、存在しない
ただ、望んでここにいる者はともかく
そうでない者は、表に出したいものだと想う]
村の設定が変更されました。
シュテラに似た婦人が?
[ヴェルナーの言葉に、同じく驚きの表情を向ける。
礼もそこそこに身を翻す青年を見送り、額を押さえた。]
──俄かスパイが、ここまで幅を利かせているとは。
[他人事ではない。]
…、ヴェル。
民の姿は見えましたか。
我らが陣に逃げ込んだ民が多数います。
彼らの面倒も見なくてはならないでしょう。
──彼らに、家を。故郷を返さねばなりません。
…そして。
[言葉を切って城を見上げる。
帝国の旗が翻る、ランヴィナスの城を。]
国を、取り戻さなくてはなりません。
──早く、陣に戻りましょう。
あまり空けては、皆が心配します。
[シュテラのことは気掛かりだが、ミヒャエルに任せるより他はない。
傍らの青年を見遣る。
この盟主こそは、希望の旗印だ。]
…ローゼンハイム公も。
いざとなれば、お助けせねばなりません。
[そう語り掛け、痛ましいものを見るように旧市街を見つめる青年の肩を叩いた。**]
[ミヒャエルの走り去る音を、聞いた後
私は、近くに蹲る、少女の方に歩いた
市街地で走り回る子供とは、明らかに違う
暗い瞳をし、人生を楽しむような事もなく
ただ、明日を生きる事だけを、強く望む
いずれ、裏の社会で生き、ひっそりと死ぬのだろう
先生のペイジになる前の、自分のようだ
私は、戦災孤児であった
父も母も、古い戦に巻き込まれいなくなり
その日の食事にも、困る日々が続いた
そんな私を拾って下さったのが、先生だ
先生は、私に雨にぬれない寝所と
その日の食事と、生きる意味を下さった
神の導きと言う物を、信じる気になったものだ]
[側に立つ、軍師から肩を叩かれ 私は、一つ頷いた]
はい、私達は、民を救わねばなりません
戻りましょう
しかし、もう少し待っていただけますか?
[そう言った後、目前の少女に顔を向け
目の高さを合わせるため、片膝をついた]
貴女は、この街が好きですか?
[私は、少女に問う
昔、先生に問われた事と同じ事を]
ウシシッ、ほとぼりが冷めたら売りに出して大儲けじゃわい。
さてと……おい、こないだ発注あった鉄籠、そろそろ倉庫から出して拭いておけ。
錆びないように油を塗ってあるはずだ。
[とっくに用意はできていたがまだ納品していなかったのだ*]
─北東門→旧市街地─
>>160
[暫く真面目に見張り位置に立っていたというのに、突飛に「おい、また巡回してくるから、見張っていろ。」と兵士に言い、困り顔をさせたのは少し前のこと。
ポールアクスを肩にかけ、堂々と胸を張り──その実態は、見張りのサボタージュであるが──旧市街を宛も無く、ぶらついていた。盗人は、明らかな騎士の威風に畏縮して隠れ、乞食は縋る。この人は、無視をする。]
…いつまでこのようなことを?
ああ、全く、燻っているというのも、疲れる。
[独り言。乞食は、自分が言われたのかと思って、「へ」と声を出しただけ。縋りつく乞食の腕を払って、旧市街の奥へ行く内──
──ミヒャエルが走り続けていたのなら、この人は、正面から来る、そのよく知った懐かしい顔を見ることになるのだが。]
[少女は、何も言わなかったが
その瞳の中には、確かに
昔の自分と同じ、憎悪と悲しみの、蒼い炎があった
希望を失った者は、皆同じ所に至る
私達は、解放戦争と言う大義の旗をかかげ
この少女のような子供を 子を失った親を
恋人を失った女性を 友人を失った戦士を
大量に、生み出す事になるのだ
一度地獄に落ちたくらいでは、償いきる事など出来ない
だから、私も、先生のように
目前の、救う事の出来る者を、救わずにはいられない]
もし、貴女の心に勇気が残っているのなら
ついて来なさい
教えてあげましょう
この世には、神が存在するのだと言う事を
行きましょう、ジーク
民を救い、私達の誇りを取り戻すために
風は再び、戦場へ…――――
[軍師を傍らに、私は歩き出しました
だいぶ後ろから、ボロを纏った少女が私の後を追い
解放戦争への、最初の一歩を踏み出します
後に、この戦争が存在した事を人々が知る事になるのは
この少女が、この争いを記録し
後の世に、残したからなのです]
『ちょっとそこの兄ちゃん。こっちこっち』
……?
[旧市街を抜け出すため走っていると、見知らぬ男に声を掛けられた。
建物の中は……怪しげな薬品が見える]
裏の薬屋さんが、僕に何か用?
『いや何だ。その綺麗な剣が二本もあるのが気になったんだよ。
……ちょっと、見せるだけ見せてくれない?』
断る。これは見世物じゃないんだから。
……お金も要らない。
[取り付く島もなく断ろうとしたら、男はじゃら、と音のなる袋を見せまでしている。
その音は魅力的と言えば魅力的ではあるが。
この様な所で、そういう物に引っ掛かる人間は、そもそもこのような所に入ってはいけない]
―― 旧市街地→市街地→解放軍本陣 ――
[カスパルと出会う事がないなら、そのまま市街地へ
その後、市街地を通り、本陣に戻る事になる]
進軍ルートは、頭に入りました
地理が変わっていなくて、良かった
『何だい、ケチくさいの。
それとも、見せたくない、じゃなくて、見せられないのかい?』
――どう取って頂いても結構
『なんだよ、怪しい奴だな』
[それ以上付き合う気にはならなかった。
早く、"主"を探さないといけないし。
そう、店主の存在を無視して再び雑踏に踏み込もうとする前に]
『とんでもなくお高い剣なのかい?
例えばぁ……そぉうさなぁ……
――ニッケル刀剣。だとか』
『お?アタリか?それなら仕方がねぇな。あぁ、仕方ない』
[一瞬、足を止めて振り返ると、その店主は、ニヤニヤと汚らしい笑みを浮かべていた]
『東欧の隕鉄とウーツ鋼を混ぜ合わせたニッケル刀剣は製造も難しい。数も限り無く少ない。
うちらの業界じゃあ、鉱石の女神様とも呼ばれてるな』
へぇ、そんな鉱石があるなんて知らなかった?
それで?
[まるで初耳であるかのように答えては見たが。
少しばかり、店主の目が怪しく光った]
『帝国でも、ニッケル刀剣の数は非常に限られている。
しかもそれが二本もあるとなれば。
……百二十年くらい前に帝国から出て行った、とある騎士様の愛刀……
その剣の愛称は――『マスカレイド』じゃないのか?』
[少しだけ、目を大きく開いて、まじまじと店主を見つめてはみた。
薬屋……にしては、やけに物知りな事で。
そして、ごそ、と懐をおもむろに探ると]
悪いけど、急いでいるんだ。
……それ。
『珍しい鉱石の情報料』だよ。
[無造作に投げた、金貨の幾つか詰まった小袋。
それを受け取る店主の姿には目もくれず、今度こそ、その場を辞した]
うーーわーーーはさまったーーー
どうしよう、悪いことしちゃったなぁ
ミハは、キャスとシュテラのイベがあるから
ソロにしちゃったが、良かったろうか?
書簡受領と、ノーラとの会話が今日の任務だにゃ
[再び、"主"を探し出すために走っていると。
正面から、やたら剛毅に見える、騎士然とした男が歩いている。
物好きではあるが、戦時下には『裏通り』の需要が増えるのは当たり前……なのだろうか?
そう、視線を投げかけるわけでもなく、すれ違おうとした時]
――――え……?
[一瞬、思わず振り返ってしまう。
知らないはずのその騎士の後ろ姿を思わず、見ようとして]
/*
裏設定
所有武器:双剣マスカレイド
隕鉄とニッケル鋼で作り上げられた、最も美しく、最も切れ味の良い剣。
刀身の表面には、精製の際に、不思議な、貝殻の裏のように、虹色に光る模様が浮かび、これは美術品の様、同じ物は一つとしてない剣。
数代前は、マレッツ帝国に仕えていた騎士が帝王より賜った二振りで、以来、リヒトハード家の家宝として受け継がれてきたらしい。
標準的な刀身と通常の鉄材よりも軽い素材であるため、二振りでも難なく扱える。
ちなみに、このニッケル鋼とは、別名ダマスカス鋼と呼ばれ、一部ではミスリル、オリハルコンの用に、精製不可能の超次元金属として誤解されやすいが、実在物である。
但し精製は現代より二百年ほど前に失われていたが、近年、製造法発見に成功したようだ。
中心となってダマスカス鋼が製造されたのはインド辺りの、少しだけ東らしい。
/*
余談
マスカレイドの名称は、実は調べたときの勘違いで、プチオリジナルになってます(・ω・:)
ダマスカス刀剣で有名なのは、クリスナーガ等ですが、このクリスナーガをクリスナイフと混同したのがそもそもの始まり。
湾曲した刀剣のクリスナイフが真っ直ぐになると、マスカレイド・ダガーと呼称されます。
それをそのまま、長くしてダガーじゃなくしたらマスカレイドになるじゃないか、と(・ω・`)
実は今回、ミヒャエルの武器は二刀流は確定していたものの、剣の品質は名前で決めよう!と思い立って、マスカレイドで探していた結果がコレだよ!w
尚今回、ミヒャエルの部隊指揮能力を奪ったのは、守護者補正+マスカレイド補正で、1vs1がチート気味になると危惧した故の実力調整だったり。
>>184
[新たな乞食──老婆が、「騎士様」と腕に縋りついてくる。進行を妨害してくる老婆の顔を、忌々しげに見下ろして、]
どけっ!
[鉄防具をつけた膝当てで蹴り、道の端側へと突き飛ばした。舌打ちして、さて路地の正面を見通してみると、
──走ってくる懐かしい顔がいるではないか。「お」と反射的に僅かな声を漏らす。
声を発するよりも先に、その懐かしい顔はすれ違ってしまって、振り返れば、目が合う──]
──久しぶりじゃないか、ミハエル。
[昔通りの発音癖だ。この人は、きみの名前を呼ぶ時に少々違った発音をする癖があった。
肩にかけた物々しいポールアクスを降ろし、柄で地を軽く突いた。
ふ、 と、微笑んだ。]
13人目、何でも屋 カーク が参加しました。
何でも屋 カークは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―旧市街―
[掃き溜めのようにためられた住人たち
そこは廃屋なのか、それとも雨風が防げればいいだけのために機能した家々が並ぶ地
その中でも比較的整った、市街地にも近い家に一つの打撃音が響き渡った]
[突き飛ばされ、呻いている老婆が居たならば、先に助けようとしただろうが。
生憎、その存在に気付く前には、ほうほうの体で逃げ出し、気付く事は無かった]
……キャ、ス。さま……?
[言葉を交わせば、行方の知れなかった――少なくとも、彼には――彼女の物だと知れた。
少しばかり特別な呼び方も、張りのある声も、変わった様子はなかった。
――些か以上に、男装が強くなり、男にしか見えないとは思ったものの]
[物々しいポールアクスは、まるで彼女には似つかわしくなかった。
確かお屋敷に居た頃は、こんな無骨な武器までは使って居なかったと記憶するが……知らなかっただけだろうか]
……今まで、どこにいらしてたんですか
[動揺から、そのくらいしか言葉を出せなかった]
SG ドロシーは、栞を挟んだ。
>>187
[きみに行き先を告げることなく、帝国に亡命したその人は、一体いつぶりに微笑みを浮かべただろうか?そして、「キャス」などという呼び方をされたのは、一体何年ぶりだろうか?具体的には分からないが、ただ久々だという感覚を受けた。
きみは随分驚いているようだが、こちらは反面、そこまで──明らかに相手は、公国の侵入者であるというのに──驚いたり、動揺する風でも無い。何せ別に、屋敷に居た頃は単なる長剣を使っていたとか、思い出すこともしないから。]
帝国に、少し。
[尋ねられれば、ためらう様子も無く、平然とした表情で答えた。しかしすぐに言葉を続ける。]
──ああ。しかし、今すぐ逃げ出さなくても良いさ。
私は"公国からの侵入者"、だと上にすぐさま報告する程、薄情者ではない。
例え私が、帝国の、軍務につく者だろうがね。
―旧市街 自宅―
ご…はっ!
…朝の目覚めにしちゃぁちと手荒すぎんか?
「もう、朝じゃない」
[しばし目覚めの一発に悶えるほどの愛を感じた後吐き出すようにいう同居人こと妹。
他称でいえば似てない妹はつっけんどんにそう返しテーブルの上に軽食を置く]
目覚めたときが朝だっつーの。全く・・・
[そんな後姿をみやりぼやき、軽食をとりながら未だ部屋からでていかない妹を眺め]
どした?
「通知が来た。収容されるか。出るか。どうする?」
……ぁー……どうすっかねぇ。
プレシャスがいらっしゃるらしい
ふむ、今度はこちらにバランスが・・・いや、大丈夫か
何か間柄があった方がよいのだろうか?
騎士道物語的な、愛の形を作るのに
女性PCが欲しかったのよね
[正直にいえばどちらが勝っても構わない。
別に帝国に恩があるでもなければ、公国に恩があるでもない。
街に知り合いは増えたが、そのために尽くすほどのことも思わぬ、移住民]
じゃあ、―――ってことで
んじゃまあ仕事でもいってくるわ。
[似てない兄の決断にこれといった文句も言わずに頷きそれのための準備をする妹を背に、自宅から出る]
今日は確か酒場の手伝いだっけかな
[奥さんが腰をいためたとかなんとかでのヘルプのため、市街地の酒場まで足を運ぶ]
― →市街地方面―
風の憧憬に詩をつけると言うの
昔、私もやったなぁ
喉がこんなんじゃなきゃ、歌いたいくらいさ
次にPCを作るときは、そういうやり方にしようかな
なんで、帝国なんかに……
[平然と答える、彼女の様子にもまた、動揺を隠せるものではない。
そこでようやく、落ち着きを取り戻してきたか。
ここまで動揺したのは、数年前のあの時くらいだった
薄く微笑を浮かべそうな、余裕の表情をしている彼女は相変わらず、ひっそりとした魅力を見せてはくれるが。
まだ、少しばかりの戸惑いを覚えもする]
キャス様……なぜ、帝国に居るのか、お聞きしても?
[そう問う頃には、比較的、普段どおりの表情に戻っていた]
[また一歩、真っすぐにきみを見つめるのは、どこか"昔"と違った人工的な──]
きみの家にも影響が及ばなかったか?
きみ、最近何か面白いことは、
何か、変わったことは、
[一歩、きみの言葉を無視して続けられる質問には、どこか影があるような、]
[また一歩、真っすぐにきみを見つめるのは、どこか"昔"と違った人工的な──]
きみの家にも影響が及ばなかったか?
きみ、最近何か面白いことは、
何か、変わったことは、
[一歩、きみの言葉を無視して続けられる質問には、どこか影があるような、]
[自分にも、聞きたいことが――それこそ山程――ある。
が、それを押し留め、言葉を返す]
……何とか。持ち直しました。
公国陥落時、まだお若いシュテラ様の元を離れた奴らも何人も居ましたが。
[思い返す、あの混乱の中、何人も去っていった。
特に彼女を――当時、"主"がまだ子供だった事も含め――次期当主へと望んでいた者の多くは、いよいよ没落かと絶望し、多くが野に去っていった]
帝国からも、些少の駐留軍を置かれた程度で。
――シュテラ様の手腕の才は、しっかりとお父上から受け継がれていた様です
14人目、元公国軍所属 グレートヒェン が参加しました。
元公国軍所属 グレートヒェンは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
―解放軍陣営内 とある天幕―
ちょっと我慢してね。
……駄目、巻かないと良くならないでしょう。
[城塞都市モアネットより少々の距離を置き。
かの地を一望出来る丘を挟み広がるは、解放軍の駐屯地。
幹部達の天幕から離れ、後方にやや密集ぎみに立てられた小天幕群。
それらは主に生活物資や食糧、医療品など兵装以外の倉庫としての役割を担い、また幾つかは、時に簡易な医務室として使われている]
………ん、おしまい。
さあ、外で待ってるお母さんの所に戻りなさいな。
いい子だった、って褒められたって教えてあげるといいわ。
[目の前の少女は、足の包帯を確かめて満面の笑みを浮かべる。
ぴょこりと手を揃え頭を下げ、手を振って出て行く彼女を天幕の外で見送って]
>>183
あ……そう…なんだ。変なこと言ってごめんね。えっと……
[戦災孤児の類か、にしては身なりはしっかりしているし、スラムの子ではないのだろう。では何故此処に? 疑問がよぎった時に迷ったのかと問われれば]
綺麗な服? そう? あーたしかにここでは綺麗になるのかな?
そうなのそうなの。叔父様の使いでね。この辺だったと聞いたのだけど……割と迷ったかも?
[困ったように首を傾げながら、さりげに彼女の手から逃れる。あからさまな警戒は見せない。ごくごく偶然に…
旧市街を歩くのに、そこまで不用心な商人などいはしないだろう。さりとて、なるべく自然を装い続けながら、メモを彼女に見せる]
ここになんだけど?
……キャス、さま……?
[ふと、可笑しいと気づいた。
まるで、声は昔と同じなハズなのに。
どこか雰囲気が依然のような、厳しくも暖かくあったそれとは違い……機械的……?
その違和感に、思わず言葉を止めたのは、どのあたりでだったろうか]
/*
ダメだ、やはりカスパルには強くでれないw
恐らく対決する時までにはそれなりに決意するだろうけれども……多分殺せない(・ω・`)
[さて次は、と振り向けば、眼前を横切る泥塗れのシャツ。
その軌跡を、信じられぬ物を見たとでも言うように瞳を見開いて追う。
無情にも、つい先刻洗ったばかりの衣類の籠に無造作に投げ入れられるそれを認め、暫し彼女の時間は停止した]
………。
………
…………
……こーらー!! そっちの籠は駄目!それは洗ったものだって前にも教えたでしょう。
ああ、また! もう、どうしてそういうこと…!
[間違いか勘違いか、否、やんちゃな年頃の少年だ、揶揄う為にだろうか。
ああもうどちらでも良い、兎にも角にも悪戯小僧を追い回し擽りの刑に処すのが先決とばかりに追い回す]
[色濃く漂う開戦の気配。それは国へ、都市へ、市街地へ、人から人へ、鈍色の足音と共に駆け抜けた。
家財道具を荷馬車に乗せ、或いは両手一杯に抱え、愛着ある家を永久に――或いは一時的に――捨てる者も少なくない。
圧制により困窮を極めた者が、解放軍の陣営を横切る際に怪我や病の治療を求めるのも無理からぬこと。
最早捨てる物はない、国の為にと息巻いて兵としての任を請う者も居る、縁者を失った孤児も居る。
一時的に彼らを預かる天幕は、既に多くの民が犇いており――特に今自身の居るその場所は、託児所のような様相を呈しており]
――…掴まえた。
[悪戯な少年をぎゅうと挟み込み、脇腹を擽ってやりながら。
何を思うか、娘は人知れず嘆息した]
―市街地―
[町並みを眺めなら散策、地面とすこしばかり踏み鳴らし
足を進めていった]
ローゼンハイム殿をお尋ねするべきか、
それともギィ様の旧友でいらっしゃいます
ジークムント様に・・・
名高い”疾風の騎士”殿にお会いするのも
また一興、といったところでしょうか
[一度考えをまとめるため、足は酒場に向かう]
市街地→酒場
―酒場―
よー、おっちゃん。きたぜ
ところで仕事してるようにみえねーんだがどうしたんだ?
「おう、カークか。ラッシュが過ぎたところできおって…そりゃそうじゃ、ほとんどのものは逃げてしまったからな。」
…そっかぁ。ついにおっさんの料理があたって、営業できなくなったとおもって…ってっ!いたっ!なにすんだ!
「ふざけたこといってるからだ。相変わらずだな御主は、だがおぬしのほうがまだマシじゃ。まったく、また戦とは…嫌になるわい」
戦争と比べられるのも微妙なんだがな…で、逃げねえの?
「息子がここにいる、逃げれわけないだろ」
[しんみりとした口調でいう酒場の親父、先の戦で息子を亡くしたといっていた。
ただそこには憎しみというより悲しみというものが多く、ただ戦争に対する嫌悪感が強くあるようで、邪魔してはならないかと手近な椅子に腰掛けしばし、酒場より外を眺めた]
―― 解放軍陣内 ――
[陣内は、異様な興奮が兵達を包んでいる
もうすぐ始まる、祖国解放の戦
心を高揚させる事で、死の恐怖から逃避しているのか
私は、連れ帰った少女に語る]
よく見るといい 皆、死が怖いんだ
人を殺したりも、本当はしたくない
平和に、穏やかに暮らしたいと、皆想っている
なのにどうして、人は剣を握るのか
人には、守りたい物があるからだ
誇りを、平和を 穏やかな日々を、愛する物全てを
守りたいと、人は剣を握り戦う
戦いは、悲しみしか産まぬのに
その先の希望を信じ、人は命を散らす
だから、記憶しておくといい
彼等が何のために戦い 何のために死ぬのかを
/*
というわけで、お邪魔致しますー。ノシ
[中身は手をぶんぶか振った]
キャラ、昨晩えんじゅさんに参加COのご相談をさせえ頂いてからおよそ6時間くらい悩んでたとか何とか。
おっさんプレシャス…もとい漢臭い解放軍も捨て難かったのだけど、戦力バランス的にどうかなーっと日和りました。
女性キャラを選ぶと「ごはんのおねえさん」になってしまうので、今回こそは注意しよう…戦線に潜り込みたいところ。
――っ!?
[反射的に、飛び退ってしまった。何も考えずに。
彼女の剥がれ落ちた表情を自分は。あの時にも、見てしまった
呆然と立ち尽くすしかなかった自分に向けられたあの時。
鮮血に崩れ落ちた領主を踏み躙って居た彼女の]
……キャスリーア様。
あなたは……
[何も返せず、ただ大きく離れた所から、彼女を見つめるしかなかった]
そして、知っておくといい
私が受ける賛美は、戦場で手に入れた物
その称号が、どれだけの悲しみの上に成り立つのかを
私は、この戦いに勝ち
平和な我が祖国を、取り戻す
戦場に、一陣の疾風が吹く
その後は、君達のような若い風が
勝ち取った平和を、維持し、守らねばならない
兵士達の、心を知りなさい
死に向かう者の、苦しみを知りなさい
そして、それを多くの者に伝えなさい
皆がそれを知ったなら
戦いは、二度と起こらないのだから
[彼女の寝所をどうしようかと
子供の集まる、場所を探し…――――]
[暫く、大きく呼吸するように、また動悸している胸を押さえつけ。
今度こそ、厳しい面差しで、彼女に問いつけた]
シュテラ様を、どうなさるおつもりですか?
― 城・会議室 ―
[細々とした報告の中に、エティゴナ商会が
「廃品回収」をしている、というものがあった。]
は。相変わらずだな、あそこも。
[一笑して、暫し思案した後、書類を一通用意させる。
題して、「廃棄物処理許可証」]
さて。これで何を引き出せるかな。
―酒場―
[扉をあけ、中に入る。軋む音が耳に残る]
[店主と会話している青年を見る]
[長身で二十代にみえる、身軽そうな体躯をしていた。]
[なにやら戦争に関する話をしていたようだったので]
私もできることなら平和に過ごしたいものですね
[建前ではあるがそのような言葉をかけ、少し離れた席についた]
[走りまわる子供達と、それを追う女性の姿を見>>202
あそこなら、この子の寝所くらいなんとかなるだろうか
そう想ったから、歩み寄った
遠目だったから、だれがそこにいたのかわからなかった
だから、少女は私の後ろに隠れ
私は、その少女を庇うように歩いた]
すまない
子供用の服はないだろうか
[相手が尋ねたことには、にたりと笑った。]
……潰す、──潰すのさ!!
あとから、この、十年程度もあとから、突然現れた癖に──私を"下"に置いたそいつ。
──嗚呼、嗚呼、そうさ、潰してやるのさ!
やつを、潰して、私の力を、力を証明してやるのさ!!
─旧市街?─
ねぇ、ひょっとして、超方向音痴?
あの趣味の悪い店なら、こんなボロイ場所じゃなくって、表どうり(市街地)の一等地にどーんとあるけど…。
ねぇ…表通りに、一人で出られる?
あぁ、出られなかったらのたれ死んじゃうかもねぇ。
あはははは…。
うふ、案内してもいいよ。
[...は、催促するように手を出した]
[閑散としつつあるなかまさか人がくるとはおもわなかったようにしばし二人呆然とルートヴィヒを見つめ]
お…あれは…幻といわれる客か。やっぱ平和がいいよなぁ
「若いのによくわかっておる…じゃなくてカーク!接客せいっ!」
[思わず零した言葉に脊髄反射的に振り下ろされる拳骨を上手く避けて椅子から立ち上がり、ルートヴィヒのところへ向かう。
そんなやりとりは親子とさえ見えたかもしれない]
いらっしゃいっ。
ご注文はどうしますか?
[先程のふざけてた調子とはまた違う営業スマイルで話しかけた]
/*
ログ読んでいたら。
広い訳じゃないってミヒャエルさんが言ってたのね…っ!
天幕のことなのか陣営全体の事なのかはっきりしてないけれど、総員で出しているわけじゃないでしょうし中規模位で想像しておけばいいのかなー。
矛盾あったらごめんなさいなのです、とひとつぺこり。
そういえば、カスパルはどうしている?
[問いかけに、城門の警備との答えが返ってくると
軽く肩を竦める。]
なら、そろそろ飽きてきているころだな。
さて。あれに頼みたい事もあるんだが…。
……まずは、着替えるかな。
[呟いて、歩き出す。]
― 会議室 → 自室 ―
―― 解放軍 宿営地 ――
[さすがに本陣付近は元公国兵が固めているらしい。
行く手を阻まれたので、ジークムントからの書状を見せてやると、警戒の色は隠さないまでも、物腰丁寧に控えの天幕に通された。]
ふむ…訪ねてきた者は、見てくれで差別するなと申し渡されているらしいな。
[良く見れば、先程、彼女を見間違えたのは――仕方がない。
だって、あの時と身体がそもそも、違うんだから。
男性がこうも変われば、『変貌』だろう。
――そして。女性がこう変われば、『変容』だ
次に踏み出された一歩には、下がる事無く、その場で踏みとどまるが、代わり、瞳が揺れる]
……何故……お父上を……
[小さく呟いてしまったその言葉は、届いただろうか。
――届かった方が、両者共にまだ幸せだろうが]
/*
ゾフィヤたんが来るまで、暫し休憩です。
来なかったら、少し回想でも飛ばしていようかな。
ああ、いいかげんに一旦入り直さないと、
まだ希望が智狼のままだ。
明日の日中には、必ず…。
……っ……
[何故、と思わないでもない。
彼の領主は、厳格ではあったものの、冷たくは無かったと思う。
彼女の事も認めていたと、思っている。
――勘違いなのか……?]
っ、そうして、何になるんですか!
それで、何が得られるんですか!
[控えの天幕には頑丈な長櫃が用意されていた。]
剣やら何やらはここへ置いていけ…ということか。
――そういや、解放軍の初代リーダーは騙し討ちされたんだったか?
[呟きながら、剣や遠見筒、財布や薬袋、靴に押し込んだナイフまで、所持品の一切合切を長櫃に放り込む。]
さぁ、どうした物だろうか
戦争が始まるより早く、仲間とは会話しとかないと
まずいよね、リーダーとしちゃ
というか、人に希望を持ち〜と言うPC
こんなんで、大丈夫だろうか
熱さ的には、戦場で表すから良いとして
>>225
[ポールアクスから右腕を離し、僅かに掲げた。革手袋を嵌めた指一本一本に力を込めて、ゆっくり、手を閉じる。まるで何かを抉り取るような動作を行う。その手が完全に拳となれば、指の関節は、ぽき、ぽきと音を立てる。]
──"ちから"を証明したのさ……シュテラが跡継ぎ……"上"などという愚かな父に……
……知ると同時に、逝ってしまわれたけれど。
私の"ちから"を認めなかったのが悪いのさ。それが、死を招いた。
お前はどうだ、ミハエル。お前はどうなんだ?お前は…?
嗚呼、何年、何年前だっただろう…私が折角、シュテラを始末出来そうだった、そんな、時。お前も邪魔していたよな。お前も私の成功を、阻害して──え?どうなんだ?
[記憶を蘇らせて、途切れ途切れに話す時俯いていたが、最後に、痙攣を起こす眼で相手を見やった。]
得られるものは、証明だ。
[思うは、今や帝国下へと堕ちた愛すべき祖国。
嘗ての軍人としての立場を奪われてからというもの、王城での――半ば侍女のような任に就いていたとはいえ、育ち盛りの子供を追い回す機会はそう無い。
四苦八苦して捕獲した後ほっと息を吐いていれば、背後から掛けられた声]
リーダー……、 あ。
[子供達や兵の手前、軽々しい口は利けまい。
かといって兵とは見目を異にするこの姿、敬礼も似つかわしくない。
少年を取り押さえた儘で軽く立ち上がり、一礼する]
子供服なら洗い立てのものが―― って、
少し待って下さいな。
はい。かしこまりました。
少々お待ちくださいませ
親父ー!!コーヒー砂糖抜きと黒パン!
「おう!」
[注文内容にかえってくる威勢のいい声を聞きがてら、品ができるまで待つ中]
どうかなさいましたか?お客さん。
体調が優れぬのでしょうか?
こんな時期ですから気をつけてくださいね。
まあ何事もなくすんでくれる道でもあってくれればありがたいんですけどねー。
[どこか緊張し、右手がかたかた揺れている様子を見て聞きつつ...は気楽な笑みを浮かべる]
[横に置いた籠、そこから先刻見事な軌跡を描いて収まった泥シャツを摘み上げて眉を下げ、やがて気を取り直したように悪戯の影響の少ない服をセットで取り出して見せた。
白いシャツ、もう一つは]
女の子ですか、男の子ですか?
[スカートと、丈の短いパンツを並べる。
ふと見上げる視線は、何故子供服を求めるのかと問いたげな色を乗せ]
[案内役の少年は、長櫃に鍵をかけ、革ひもに通したその鍵をノーラ自身に渡した。]
盗みはしないってか。あるいは、必要以上の詮索はしないと?
良心的なことだな。
[しかし、手だれの暗殺者なら、この革ひもでも目的を果たせるだろう――と、指摘する間もなく、次の指示を申し渡される。]
あん? 服も脱げってか。
[暗殺用の針やワイヤーが仕込まれていないか確認するためだろう。
促されたノーラは衣服を脱いで係の少年に投げ渡す。]
[あらわになった肩口から腿にかけて、青黒い逆波が立ち、その中央に、モアネットの伝説の水獣が、身をくねらせる、勇壮な入れ墨が彫り込まれていた。
水に生きる男たちが受け継いで来た文化の粋。]
ビビるなよ。
おまえは、“逆波のノーラ”の獣を拝んだと、自慢できるんだぜ。
[怯む少年に破顔してみせ、返された服に袖を通す。
後は、呼び出しを受けるまで、供された茶を飲んで過ごすことにした。]
SG ドロシーは、栞を挟んだ。
[彼女が言葉を紡ぐ度に、両の拳が、ギリ、と小さく鳴る。
途中、一瞬だけ、右の脇腹を走る物に意識を向けたが。
引き攣けを起した様な目に射竦められ、何も言えなくなり]
……………さま……
[殆ど小さな声で彼女を呼んだと思ったが。
それきり、俯いて何も言えない]
ああ、ありがとう、フロイライン
お恥ずかしい話なんですが
子供を、拾いまして
[私の後ろの、少女に
挨拶をしなさいと、背を軽く叩き]
スラムの子です
寝所など、どうした物かと思いまして
私と一緒でも良いのですが
兵の目もありますし
― 自室 ―
[留め金を外し、肩から外套を落とす。
襟元の金具も外して、首周りを広げる。
くつろぐ姿になりながらも、思いを巡らせるは
未だ、街に残る公国の貴族たちのこと。]
ローゼンハイム公…か。
―――… 少し、泳がせすぎたか?
いろいろと、面白い話を拾ったが
そろそろ潮時だな。
[手慰みに放ったダーツが
すと、と的に突き立つ]
[そうしていると、兵が一人、私の方にやって来て
ノーラの来訪を、告げる]
…――――
ふむ、わかりました
客人を待たすのも、不礼という物
参ろうか
すみません、フロイライン
この子に、服と食事をおねがいしても良いでしょうか?
終わったら、私の所に案内してください
ああ、勿論、お時間があるなら
[殆ど眼前で、その眼光に曝され、萎縮しないでもなかった。
しかし、無理やりそれを、振り払わないといけない。
『今の彼女』を、引き合わせるわけには――]
……お断り……します……っ!
[いざとなれば、その剣を引き抜く覚悟も。
例え折れそうに心苦しくても、決めないと行けない]
ちょっと高いところにのぼっていまして
風が肌に心地いいと思っていたらこの様です
[右頬を指で掻きながら応える]
[コーヒーで体を温めて、体調を取り戻そう]
解放軍は5万人規模だと聞きました
そして大半が民兵であるということも
衝突が起きれば、この地域も無傷ではすまないかもしれません
帝国も本格的に準備を始めている
[戦火に包まれる街が浮かんでいた。]
/*
ふろいらいん。wwww
う、うん。なんとなく、こっちドイツ系
向こうはギィ的にフランス?なの?www
wwwwwだめだ噴く。
では、行きましょう
客人を、私のテントにご案内して
粗相の無いように
[そう言った後、少女と女性に礼をし
自分用のテントに戻った。]
>>234
へぇ〜そうなんだ。じゃあ、君はあたしの恩人さんってことかしら? じゃあお願いね。ちゃんと届けてくださいな。あ、あたしはステラ。君は?
[商店へ向かう道すがら、世間話がてら街の様子を聞いてみる。ギィの名には覚えがあった。……確かローゼンハイムから聞いた名であったか。彼女? の言葉からギィへの思慕が感じ取れれば、いかにも興味本位らしく、彼のことも聞いただろう]
ふぅ〜ん。ギィ様のおかげで良くなったんだ。
[良くなった? 旧市街が? ここは...の記憶と大きくかけ離れる。……実際スラム街なのは昔とさして変わらぬところであったが、少なくともあそこまで多勢が流れ込むような場所であったか?
明らかに貧富の差が見て取れ……そして戦争がはじまらんというこの状況下をさっ引いたとしても、鬱屈とした街の空気は……自身の知っている王都ではなかった]
[今一人は、手中にある幼き者。
亡き公王の跡継ぎにして、この街の名目上の支配者。]
ランヴィナス公には、戦いが終わるまで
部屋に閉じこもっていただく他はないだろう。
まだ切るには早すぎるカードだな、あれは。
そうでございますか。
お体には気をつけてくださいませ
五万人…ですか。
それほどまでに集まるとは、驚きなのか当たり前なのか
[この地域で高いところ。と一つ頭におきながら、不満をもっているものの数、声。それを意外ともそうでないとも思うような玉虫色の言葉を述べて]
そうですね。ここも、ここまで復興するのに時間がかかったと聞きましたが…
荒らされるのはいつも…下のもの…
[静かにいって、何事もなかったように店主の声をきいて注文の品をとりにいって戻る]
っと、食事ぐらいは楽しく過ごさないとね
ごゆっくりとお楽しみくださいませ
[注文の品。黒パンとコーヒーを置くが、そのコーヒーは運ばれたにも関わらず微動だに揺れていないのに彼は気づくだろうか]
>>240
[舌打ち。
当然ながら、相手が弟の居場所を易々と教えることなど、期待していなかった。
相手の鼓膜に響かせた大きな舌打ちも、ぎらぎら光る生命の炎に燃えた瞳も、額に谷を作る眉間の皺も、僅かに開いた唇の奥で噛む歯も、両手で力強く握り締めたポールアクスも、低く這うような声で要求したのも。全て無意味な威嚇に過ぎない。
ただ、自分の"ちから"を示すためだけの。]
[相手の顔から、自分の顔を離す。]
──どうだ、剣を抜いてみるか?ミハエル!
そうして、私を殺すか?
シュテラを殺す、私を殺すか?
[クッ!と、喉から音を立てて笑う。顎を引き上げた。]
子供、を――……
[目の前に立つは解放軍のリーダー、彼の落とした視線の先を追えば。
よくよく注視したところ、その背後から小さな顔が覗いていた。
彼に促され躊躇がちに挨拶をする少女の表情には、少しばかり緊張か警戒が混じっていただろうか]
あら。
[抱えていた子供を離せば、少年もまた興味深げにその少女を眺め、逃げることはしなかった。
腰を折り視線を合わせ、微笑と共に挨拶を返す]
[いくばくかの会話を交わし無事に商店へ辿り着けば]
はい。ありがと。約束のご褒美
[予定より1枚銀貨をおまけして彼女? へ手渡した。ひらひらと手を振って彼女?を見送り商店へと入っていく]
あのぉ……コリドラス様にお目通り願いたいのですが?
こんにちは。初めまして。
私はグレートヒェンって言うの。
……そうね、少しの間、此処に一緒に居ましょうか。
[そうして、ヴェルナーへと視線を戻す。
一緒は不味いとの言葉には、そうですねと少し笑った。
と、来訪者を告げる兵。急ぎの用ならばと、続けられた話には素早く頷きを返して]
ええ、着替えとお食事を済ませたら、改めてこの子を連れて伺います。
その時にでも、また。
[立ち去る背が見えなくなるまで見送って、
興味深げに少女へと対話を試みる悪戯小僧の額を指先で軽くつついてやった]
[少しよそよそしく店を巡り、彼へと取り次いで貰う。彼と直接顔を合わすのは3回目だろうか?
一度目はザールロイス…我が領土
二度目は姉の行方を辿る時その線上に……
ただの客ならば、向こうも覚えてもいまい。ただの客ならば……だ
もし、彼と逢うことが叶うならば会釈がてら自らの家紋をみせてみる。これで合点もいくだろう
赴いた理由もある程度含めて
……自身を蝕む病魔からその身をを保てる程に強力な鎮痛剤…
それはもはや麻薬の類に他ならないのだが……をほぼ牛耳っているのは彼を置いて他ならない。
帝国ご用達にもかかわらず、その縁が切れぬ理由はここにあった]
こんにちは。初めまして。
私はグレートヒェンって言うの。
……そうね、少しの間、此処に一緒に居ましょうか。
[そうして、ヴェルナーへと視線を戻す。
一緒は不味いとの言葉には、そうですねと少し笑った。
と、来訪者を告げる兵。急ぎの用ならばと、続けられた話には素早く頷きを返すに留めて]
ええ、着替えとお食事を済ませたら、改めてこの子を連れて伺います。
その時にでも、また。
[立ち去る背が見えなくなるまで見送って、
興味深げに少女へと対話を試みる悪戯小僧の額を指先で軽くつついてやった]
/*
なんかプロなのに早速前哨戦が始まりそうなふいんきだけど大丈夫なのかな。
まぁ、一日目までは、両者手傷無しで終わらせるつもりなので、会戦したら程々で逃げるかw
しかし戦いたい程にキャスが魅力的だ。
たらし込んでも戦っても美味しい男女のお姉さま。
……
というわけだ。卿らには名誉の死か、不名誉な死か、何分小さな領土でな。我からの餞はこれくらいしか出来ぬ。
[ザールロイス伯シュティオール=フォン=フィンブルス……弱冠の齢にて当主の座に着いた名である。
曰く姫伯爵、童騎士…その容姿を象って付けられた渾名は数知れず。概ねは間違っていない。
華奢、病弱、童顔…歳だけを重ねながら一向に成長の兆しを見せぬその体格。
そう、家督を継いだあの日から何も変わらぬその姿。いや……正確には『肉親によって切り伏せられたあの日』からだろうか?]
ん? 冗談に聞こえたか? それは失礼。なればこれでもご覧になられて酔いを覚まされるとよいだろう。
[手を翳せば、荒々しく扉を開け諸々武装した兵の群れがなだれ込んでくる。
この容姿にはほとほと手を焼いた。
何しろぱっと見では威厳のいの字すら見せられないのだから。
傍らのミヒャエルや、重臣を当主と勘違いした者も一人や二人ではない。
とはいえ、なにも不都合ばかりではない。
相手の多くははこの様を見れば、十中八九なめてかかって来てくれる。
姉の出奔時に未来を憂い姿を消した者も少なくはなかった。
それはそれで構わなかった。
忠義は強いるものではない]
[そして与し易しと画策した者もいた。
彼らはすぐさま後悔することになる。
...が逆に期に乗じて、一掃しようとしていたこともわからなかったからだ。
そう、今目の前でようやく身に迫る危機に気付いて泡を吹いている、帝国貴族共も同じ類だ。
なめているから気がつくことも気がつかない。
蹂躙し跋扈し私腹を肥やすばかりで何も見栄やしない。
初めから帝国への忠誠心など欠片もなかったことも
来るべきこの日のために爪を研いでいたことも
怒声とも悲鳴ともつかぬ声で浴びせかけてくる罵詈雑言
……やれ裏切り者だのやれ卑怯だの
陳腐の一言でかたづけても良いような言葉が続く]
裏切り? 我が忠誠を誓うはランヴィナス陛下だた一人なるぞ。
卑劣? 我が領土を蹂躙し虐げてきた卿らにほざく口があるとでも?
民を思い 国を思うが当主の務め
この我を支えてくれる領民に、貴様らが野犬に尾を振る者などおりはせん!
[頭に血が上った帝国への一人が、怒声をあげながら走り出す。
それが合図だった。
王都奪還に高まる士気……戦闘は一方的な物だった。
...はただその場に身じろぎ一つせず見つめ続けた
迫り来る刃も、怒りの矛先も意に介すことなく……
凶刃は自身の最も信頼する彼が止めてくれよう
黒い情念を受けるは自身の役目
いずれその思いを彼らの主君の喉元に突きつけるために
やがて最後の兵士が崩れ落ちる。
血にまみれ名残惜しげに伸ばした手が...の裾を掴む。
それをただじっと眺め、最期の刻を向けた]
帝国の兵はこれで全てだったな?
ならば駐留兵は哨戒へ、叔父上、留守は頼みましたぞ。
王都へ向かう者は鋭気を養え。
明朝の出立には遅れるな。
[全てを見届けた後、...はゆっくりと広間を後にした]
君には苦労をかけるな。すまぬ。
[出て行く最中、返り血に塗れた一人の男、ミヒャエルを見つければふわりと笑い、軽く肩に手を置きながら労いの言葉を贈る]
戦いとなれば…貴方はそこにいるのでしょうね? 姉上
[自室の扉を閉め、思うは消えた姉のこと
望む望まざるはともかく、たった一人の肉親]
そんなに欲しくばくれてやったものを……
急くことなどなかったのに。
けれど、今は差し上げません
そう……今は コホ……
[咳き込みながらその場に崩れ落ちるように倒れ伏す。
額から滝のような汗がしたたり落ち、
歯を食いしばりながら漏れる苦痛の呻きを必死に留める
掻きむしらんばかりに抑えた胸元
あの日つけられた傷口から血が滲む……]
ああ、行くよ。
[案内されて、ヴェルナーの前へ。]
忙しい時に時間をとらせたな。
互いに無駄足にならないことを祈るぜ。
おれは、イクセル・ノーラ。
あるいは、“逆波のノーラ”と名乗った方が通りがいいかな。
[自分とたいして年の差もなさそうな青年騎士から視線を逸らさず名乗る。]
もうこの薬では持たないか…アレを頼るのはいささか……まあ背に腹は替えられぬか
ええ、姉上、まだ差し上げません。
風が空を駆けるまで
私が空を越えるまで
貴方が大地に戻るまでは……決して**
[響かせるような舌打ちにも、表情が更に曇る
見上げた彼女への瞳が、微量に、縋るように揺れる]
手を引いてください……キャス様
シュテラを殺して、フィンブルスの名が欲しいと言うのなら
……僕は嫌でも、あなたと戦わないといけない……
僕はシュテラを殺されてまで、生きては居られない……
お願い、ですから……
[その彼の様子が、どんな風に映ったか]
[コーヒーを啜りながら、呟きを逃すことはなかった]
―荒らされるのはいつも・・・下のもの
[心なしかパンをちぎる手に力が入っていた]
[旧市街の状況は聞いているが、お世辞にも良いとは言えない
貧富の差はあり、今日を生きるので精一杯なのか]
そういう視点もあるんでしょう
しかし、私にも立場がある
[呟きは聞こえていたのかはわからない]
[お互いの理想を掲げる、勝ったものは理想を手にし
負けたものは相手の理想に屈するだけの話だ]
[気づけば口の中にはコーヒーと黒パンが半分飲み込まれていた]
[テントに入って来たのは、まだ若い男
たしか、ジークから聞いていた男だ]
私は、ヴェルナーと申します
他の名は、頂き物
私を指す名は、ヴェルナーのみ
だから、そうお呼びください
さて、ご用向きは
此度の戦、ご助力くださると言う事でよろしいか?
そうでしょうね。
[呟きに批判はしない。この男はなにせ移住民だから、ただ店主にまで届かなかったことを幸いと思う。
帝国の重税などで帝国を憎むものは多々あれど、この戦で家族を失ったものの中には、なぜ戦った?降伏しておけばよかったのでは?とさえ思い、戦争そのものを憎むものも少数とはいえいるのだから]
ところでお客さんは帝国の軍人さん?
[と自然と聞くが、もし大きな音や声をたてそうになったら、しーと口の前に指を一本立ててみせるだろう]
[これまでの対応役にも増して物腰の柔らかな青年だった。]
ふぅん、これが騎士ってもんか。
――そうだな、本題に入る前にひとつ聞いてみたい。
モアネットからの避難民だが、大将…ああいや、ヴェルナーさんはどうするつもりだ?
/*
わああ女の子難しいなああ!!
適当にふらふらできるタイプ、に性格設定したはずなんだけど、いきなり頓挫気味うわあん。
[ギィの返事(>>108)にひとつ頷く。
前は、着替えの手伝いだなんて侍女のすることだ。なんて窘められていたのだけれども。言われなくなったのは、気持ちを察していてくれるからなのだろうか?
そんなことを考えていると、ついで耳に入ってくるのは、命令――というより頼みごとのような感覚(>>113)]
承知いたしました。
[そう返事をすると、コリドラスへの連絡を兵士に頼む。
さすがに大勢の客の前で話すわけにもいかないので、会う前には兵士を介して連絡することになっていた。
それなら兵士でもいいのではとなりそうなところだが、何しろ権力の匂いに敏感な彼のこと。一兵士と女と、どちらの言い分が通りやすいかは明白だった。]
シュテラが死病もちか。
おれもそのつもりだった (爆
所持品に薬袋と書いたのはそのせい。
あれはただのサービス(?)シーンではなかったのだ、伏線だったのだよ、と言い訳しておくw
どーしようかなー
シュテラの演出を見つつ考えよう。
[一瞬だけ、その柄に手を触れた。
どうしようも無いのなら、いっそ、今此処で、まだせめて、自分の手で――
今、自分は恐ろしく甘いのだろうと、わかっていた。
普段はドライでいるだけに、ここまで甘ったるい自分を、後で責めたくもなるかもしれないが]
……今のキャス様は、僕には勝てません。
だから、今は。考え直してください。
[根拠もない言葉だけを捨て置いて、背を向けると、あても無く駆け出した。
今は兎に角、一人になりたい]
そう、これが私の騎士道です
[慈愛や寛容は、騎士道の基本
私は、その道を守る者だ]
…――――
私達は、国が欲しいから戦うのではないのですよ
民ある所が、即ち国であり
民の心が、国の心なのです
脱出した者は、我等騎士団の誇りに誓い、保護します
投降した兵も、敵国の民も同様
保護し、終戦後解放します
我が大義は、民を守る事にあり
祖国を取り戻す事に、あるのではない
えぇ、そうです。
[あまりにも自然に、きっぱりと言い放つ]
衣服のせいでしょうか、
神父と勘違いされることも、多々ありますが。
[こちらも声を細め、店主などに聞こえないように]
このような一触即発状態で
呑気に黒パンを食べる軍人がどこにいますか?
[口を少々動かしながら硬いパンを飲み込む]
[正直自分でもいつ襲われるのか身構えしてるいるのも事実]
─モアネット市街:少し前─
───…。
[少女に声をかけるヴェルナーの背を、目を細めて見遣る。>>169
──かつて、"彼"もヴェルナーをこうして拾ったのだと聞いた。
副官として傍らにあった日々、ペイジであった少年は、いつしか公国の将へと成長を遂げていた。
面影が、重なる。]
…、ええ。
やはり、ローゼンハイム公の救出は私たちだけでは成らない。
あれだけの警備、抜け出すのも至難の技でしょう。
──それに。
[と、見上げたのは城砦の塔。
恐らくはそのどこかに、ランヴィナス公その人も居る。
嘆息を落とし、踵を返す。
懐かしいこの街は、今はまだ──敵地、であった。]
─陣へと向かう道─
…ミヒャエルはまだか。
[繋がれていたのは、3頭の馬。
少し考え、2頭を繋いだままその場に残す。]
シュテラとこの場所へは来るでしょう。
私は問題ありませんから。
[少し困ったような顔をする若きリーダーを説き伏せ、
馬で先に行かせたのは少し前の時間の話。]
[口が裂けそうに、嗤った。]
<b>──お前はシュテラを護れない!!
絶対にだ!!!</b>
[きっときみは、聞こえただろう。]
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