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―少し時間をさかのぼって―
ありがとうございます!!
皆様のご負担にならないように早急に済まさせていただきますね。
[イングリッドの言葉に、頷くロヴィン。
その顔には感謝の色があふれていただろう]
噂についてはそこまでしなくても、すぐ動くかはともかく、王太子側も動くとは思うが…
[とはいっても手を打つのは大事なのでそこは否定せず、その見解については聞かれたら答える程度で]
どうせリアンダール候が粛清してる噂も広まってるんだ。このままだと恐怖政治の到来だ。とでも追加で流しといたらいいんじゃないか?だからこそ王太子と王女は協力するっていう理由にもなるしな。
─ スカルディス平原南 セルベシア正規軍 砦 ──
暇だったので掘ったというが
いや しかし。 ……よくやるものだ。
[半眼であった。]
馬が脚を折りでもしたら大事だ。
重々伝達しておかなければ。
私は――――、民の全員が国を守る気概を持つ、
そんな国になればいい、と思っている。
侵略する力を持てば他国に警戒される。
だが、他に対する脅威となる軍を持たず、
それでいて国民全てがいざという時に武器を持ち、
国を守るために戦おうとする国は、
他国にとっては攻めるに益が少なかろう。
それが、私が目指す、最終的な国のあり方だ。
[口にするのは、一見荒唐無稽なほどの国の姿。++]
─ スカルディス平原南 セルベシア正規軍 砦 ─
[カッツェと話が出来ただろうか。
後に隊列に戻ると鷹の声がして空を見上げる。
軽く口笛を吹くと、鷹が肩へと降りてきた。
手紙の類はないようなのを確認してから、疲れただろう身を撫でて労う。]
お前にも、働いてもらうから。
矢に射られないように気をつけて。
[それから鷹を伴い、砦への道を進む。
到着すると、まずは一度隊を動かす許可を得た。]
すまないが落とし穴の場所を目視で確認してくる。
正直それが一番厄介だと思っているから。
[許可は下りるだろうか。]
―デュ・ボック村:村の新工房―
それではご要望のあったスパイクシールドをまずは作ろうと思います。
みなさーん、ちょっと集まってもらっていいですか〜?
[ロヴィンは周りの職人に声をかけて、
作業工程を説明する]
まぁ、こんな感じでいかがでしょうか?
ちょっと、造るうえでは手間なんですけど、
実際の戦場ではメリットがあるんですよー。
[スパイクシールドにも仕掛けをするようだ。
その仕掛けがどのような効果を発揮するかは戦場で明らかになるだろう]
─ スカルディス平原南 セルベシア正規軍 砦>>722 ─
[さて、アイリから隊を動かすという要請があったならば]
ああ、構わない。
ただし、重々注意してくれ。
[許可は下りる。
空を舞う鷹のなき声が時折澄んだ空へ響いていた。]
― 夕闇の刻 フリート村 ―
……っ!
[甲冑の隙間に暗器が刺し込まれ、重装の供2人がやけに軽く膝をついて倒れる。]
(来たわね……)
[闇に溶け込み色が消える暗い服装の中で、両目だけが微かに瞬いて見えた。
半歩足を引き、提げていた長剣を抜き構える。
問には答えない。
相手が王太子の声を知っていれば露見する。
代わりに、切っ先を向けて応えた。
黙っていればウェルシュと大きく異なるのは髪の色ぐらいだが、それもこの明るさではそうそう分かるものではないだろう]
[ジルの専属侍祭という地位で参戦しているルートヴィヒは、軍事行動には特に口を挟まなかった。
ただ、従軍した修道士たちについてのみ、軍議の席で認可を求める。]
後方にある池の近くに救護所の設置をしようと考えています。
炊事班とは別の水源を使用させてください。
兵を割いていただく必要はありません。
救護所の運営は、従軍修道士たちの方が慣れています。
[もっとも、治療にあたるのは軍医たちだ。また、軍馬の手当をするために獣医もいる。
兵たちを鼓舞し、死の際には祈りを捧げる従軍修道士たちは、同時に救護所の護衛にあたる。それ以外の戦闘はしない。
交戦規定にのっとって救護所には薬瓶のエンデレムが掲げられることになるが、相手が正規軍でない以上、救護所も攻撃対象となる怖れがあった。]
腕輪状の盾…アームシールドっつーのかな。
手首から肘まで覆う楕円形の盾を、こう、腕輪みたいに装着するってやつ。
ちと大きめの篭手みたいなもんかな。
そういうの欲しいなと思ってたんだが、
他で作ってもらってもあんまりしっくりしなくてよ。
でも王の剣を鍛えたロヴィンなら――安心して頼めるだぁろ?
[低く笑って、お願いできるか?と緩く首を傾げた]
ま、俺にとっても王太子側にいくのは興味もあるし、約定もあるんで、監視こみとはいえ別働隊で共闘すること自体はいいことなんだがな
[さらっと約定があるとか会話の間に挟みつつ]
細かい戦術についてもあるが、とりあえず今は横においておく。
あちらとの交渉が成功次第、どの合図で動くか。なども報せる。
[連携を密にせねば成功するものもしないためにそれを追加して]
ま、後は二人の覚悟次第ってところもあるな。どれだけの指揮ができるか…それらにかかっている。あっさりと崩れたらはっきりいって王太子側は見捨てるではなく、戦略的に撤退を余儀なくされることになるからな。
[だいたいはこんなものか。と思いながら何か聞くことは?というように二人に視線を交互に向けた]
― デュ・ボック村:軍議 ―
───…確かに違いない。が、容赦ないな。
[ヴェルナーの言に、息を落とす>>711
戦いとは、はじめる前に勝利を収めておくべきものである。
当然のこととして教典で習うその言葉を、思い出す。
ならば確かに、劣勢を知り兵を起こしたものは愚というより他にない]
…分かった。肝に銘じよう。
[気持ちだけでは勝てないものがある。
当然の事実を、刻み込む。
天に憧れ、天を駆け───足元が空疎とならないように]
それと、リューフェン隊長がいたら、矢毒の解毒剤を救護所にも届けてほしいと伝言を。
[これは個人的に伝令を走らせる。
そうして、会戦の準備が着々と進められるのを、ジルの傍らで見守った。]
テオドール将軍からこの手紙が?
ふむ…、…そうか。
[忠告に、かの将軍の面影が過ぎる。
けれど即座に物思いは打ち払い、先へと意を向けた>>716]
いや。卿にはこの案の仲介も頼みたい。
どちらにせよ、向こうの戦力が整っていなければ話にならぬ…が、
生憎こちらも手が足りない。
[信頼し、力量を持つ将の数が足りないのだ]
ゆえに卿に直接、見極めと交渉まで頼みたい。
ああ…そうなるだろうな。
分かった。間違いなく、そのようにする。
[捨て駒扱いを戒める言葉には、こくと真面目な顔で頷いた]
ええ、気に入りました。
平和を維持するためには、強くあるべきだと思います。
それでいて、イングリッド様は優しさもお持ちです。
だから、そのイングリッド様の言葉に従いたく存じます。
[実際にフレーズは気に入るを通り越す位だった]
盾ですね、了解しましたー。
職人さん達とも話し合って、特に必要だという
スパイクシールドから着手しようと考えてました。
[ロヴィンは>>723で職人と話し合った結果を伝える。]
タイガ様からの注文も大歓迎ですよ。
僕、量産品の生産も嫌いではないですけど、
唯一つ、個人の為だけの武器を造ることに誇りを感じていますので。
― 夕闇の刻 エーレンフリート村 ―
しばしの別れ、か。
[少し旅慣れたといった程度の衣服、額当てもソードブレイカーもはずさぬままだが、まもなく戦という自分ではおかしくもないだろう。
斥候、とはいったが。
村の雰囲気を肌で感じることは、今後仕事をする上で便りになる情報だ。
何事もなければ、ふらりと通り過ぎるだけ。
念のため、自分の部下に、笛での合図を確認すると、村へと向かった]
[がちゃり、と鎧が崩れる音がする。
耳を済ませていなければ、神経を尖らせていなければ気がつかない音。
即座に動く。角を曲がり暗がりの中に身を投じれば、その先には女装、もとい変装したダーフィトと倒れた護衛兵、そして暗殺者の姿]
無論、そこへ至る道は遠かろう。
だが諦めなければ、ねばり強く民と向かい合えば、
必ず、達成できると信じている。
[ひとつ息を整えて、もう一つの問いかけに向かい合う。]
軍を完全に無くすことは、まだできない。
民の意識を変えるには、長い年月が掛かろうから。
少しずつ軍を削減し、その人員を国土の開発へ向ける。
国を守るという意思の硬いものならば、
その意思と、武術を民に伝えてもらう。
軍の維持に関わる費用が減り、
その人員が生産活動に振り向けられるなら、
セルベシアはさらに豊かになるだろう。
そうして得られた富を、新たな仕事の創設に振り向ける。
たとえば治水事業。水路の掘削。
仕事は、幾らでもある。
[描き出すのは壮大な夢。++]
───…、そうだな。
[噂についての進言には、頷きひとつ>>719
傍らのタイガへと、付け加えるよう目顔で伝える]
ウェルシュを動かすと共に──…
後顧の憂いを少しでも断ちたいので、な。
[民を味方につければ、敵は正面のみで済む。
その逆といえば、想像には難くないだろう]
[昼間のダーフィトの言葉を思い出し、声を出さずに剣を抜く。
ここで大声を出せば、暗殺者が逃げる可能性がある。
それに幸いダーフィトはまだ動いている。
盾を構え、ナネッテの方へと腰を落として突進をする。
できればそのまま、ナネッテとダーフィトの間に体をねじ込み守る体制になればと]
アームシールドですね、かしこまりました。
紋章などはいかが致しましょうか?
[まったく同じものではないが、
ロヴィンは嘗て似たような物を作成した経験があった。
故に頭の中で、構想はすぐにまとまっていた]
イングリッド様と同じ紋章でよろしいですか?
[個人を象徴するような紋章があればと質問をする。
象徴があればより、良いものが造れると考えたようだった]
………これが、今まで私が温め続け、
そして、一連の出来事により変化して出来上がった、
"理想のセルベシア"の姿だ。
これで、答えになっただろうか。
[長い言葉を語り終えて、ジェフロイの目を見つめ返した//]
──…、約定?
[ぱち。と、紫水晶の瞳が瞬いた。
僅かに首を傾げて、ヴェルナーを見遣る>>730]
ウェルシュと面識があったのか。
[問い掛けたのは、そんなこと。
興味を引かれると同時に、その軽い口調に、
後ろめたいものでもないのだろうとも判断をする]
指揮は──…、そうだな。
一通りは修めたつもりだが、……必ず。
ここでリアンダール候軍を受けきってみせる。
…それくらいは、信じてくれ。
[あとは兵を、自らを信じるだけであろう。
覚悟を問う言葉には、瞳に強い光を浮かべて、
ほんの少しの笑みを浮かべた]
[夕闇に紛れて村を歩く。
よほど顔が売れていなければ、指さされることもなさそうで]
――!
[>>737視界の片隅に、機敏な動きをする人影。
テオドール将軍。
以前凪の森で名を交わした相手。
……王太子側についたのか、と。
後を追う]
/*
そして、自分が連投している間のログが、
全然読めていないという。
アンカ拾って、ログの伸びっぷりに驚愕した。
www
──……
[重装の供二名が倒れると、ガシャンと言う大きな金属音が響いたような気がした。
実際は、耳を澄まさなければならない程の小さな音だったのだろうが。
ナネッテの傍には二人の姉妹。彼女達から、ダーフィト長剣を握る手元へ絡め取るよう投げられるのは細い鎖のついた暗器。
ウェルシュ王太子の面は、幸い、ジルに祭り上げられるまで目立たなかったエリオットとは異なり、王都で何度が(謁見ではないが)遠くから拝顔している。
だが、この場にある明かりは、重装兵が落としたもののみで暗い。]
貴方も、ヒースクリフ様と同じ
月の女神の腕の中へ。
[いらえの無い相手に違和感を感じたナネッテの銀灰色の眸が、じっとダーフィトを見詰める。姉妹に長剣の押さえを委ねて、相手の顔を確認するため、間合いを詰める。]
[──軽い跳躍。髪を掴むようにして、首筋に暗器を当てようと。]
……あ
[ぬるりと手元に違和感。それは、ダーフィトをウェルシュに似せるべく入念に肌に塗り込まれた化粧の所為で、手が滑る感触。]
──……ッ
影武者、か。
[声を漏らした瞬間、背中に感じる衝撃。]
はい、僕は直接戦うことも多少は出来ますが、
やはり本業は鍛冶です。
だから、誰かを守れる強さ。
そして、誰かを救える強さ。
奪う強さじゃなくて、守る強さをこの手で造る道を進みたいです。
タイガ様が仰る様に、強さは誰かを傷つけることもあります。
だけど、そうではない強さを表現できる様な存在になって生きたいです。
/*
よく考えると、村に入り込むよりは外から来たほうが難がなかった。
見張りとか、かいくぐってきたのだろうか。というあれそれ。
/*
フィーへの返信を書いていたけど、
今、フィーは忙しそうだから、また後で。
アイリとルートヴィヒにも返さなきゃいけないから、
そっちを優先するかな。
[他国への抑止力なく、平和を維持できるとは思い難い。
それが、自分の見てきた『現実』。
それ故に、目指すべき『先』にて、それがどうなるのか、という疑問はあった]
…………。
[語られる理想の言葉に、薄紅は数度瞬く。
ふと、視線を向けたなら供の二人もどこかぽかん、としているようだった]
(……なんて、いうか)
[そんな気はしていたけれど。
これは、と。
色々な思いが、ぐるり、胸の奥で渦を巻く。
フリート村で最初に話した時にも思ったけれど。
近づけるのではないか、と。
渦を巻いた想いは、そんな風に深められていく]
(……でも)
[今の言葉を引き出したひとはこれをどう聞くんだろう。
どう、響くのだろう、と。
そんな疑問を抱えた薄紅がジェフロイへと向けられた]
紋章か。
いや、あれは姫さんの個人紋章だから…
赤い縁取りの盾型の、薄灰地に、眼光鋭い黒狼。
――こいつで作ってもらえるか?
これが俺の個人紋章なんでよ。
後から、なんか描かれたやつ持って行くわ。
[ダーフィトへと襲い掛かったナネッテの背中に間一髪のシールドチャージを決め、体制を崩させる。
ナネッテとダーフィトの距離は開いただろうか、そのままナネッテへと対峙しつつレイピアを構える]
前途有望な若者を月の女神の下へ連れて行くのは少々刺激が強いのではないかな。
悪いがせめてこの老人を連れて行くがいい。
[自分が語っている間、
後ろで睨みをきかせていてくれたユーリエを視線で顧みて、
謝意を表すように微笑む。
今はそれだけ。
声を掛けることはしないけれど、
それで伝わるような気がしていた。]
─ スカルディス平原南 ─
[>>725許可は口頭にて伝達される。]
ありがとう……承知した。
リアンダール候に感謝すると。
[伝令兵にそう伝えて、馬を駆った。
空からはリーフが倣うようについてくる。高い声が草原に響いた。
率いる一隊を伴い件の場所へと向かい、周辺をよく覚えさせておいた。
平原を馬で駆る時は、自然表情は精悍となり、瞳の榛に光が宿る。
草原を駆け、今ここで生きているのだと、そんな想いを滲ませながら。
馬から下りて、落とし穴らしき跡を見る。
目視で分りやすい所、分り難い所といくつか混在しているようだった。]
ここに嵌れば、楽なのだがあまり期待しても…か。
この辺りに追い込むのはいいが、追いすぎないように注意しろ。
我らがここに落ちては元も子もない。
[部下らへと伝える。
戦時に夢中になって場所を忘れないよう重々注意させながら。]
……草を編む時間はないか。
[草同士を結び、地に輪を作る罠。
足を転ばせるだけなら、馬がかかり難く歩兵がかかり易いそれも有効な罠だったが、時間はそう無さそうだった為に止めた。
日が落ちる前に、砦へと戻り。
少し遅れて、別の伝令を受けた>>732]
[三人組で合っているのだろうか、話しかけてきたのがリーダーで配下が2名か――姉妹という名とかは知らないが]
(……捕物か!)
[賊徒としては誘拐身代金目的で似たようなものを用いることがあったため、鎖がついたものだという判断が一瞬だけ早かった。
右足を大きく引き、正体していた身体を半身だけに変える。
2本とも武器狙いであれば身体の脇を通っただろうか、最初から身体を巻き取る狙いなら避けきれなかったかもしれない。]
……。
…………。
[身体は横に向いているので、長髪に横顔が見え隠れするぐらいだが――どこまで見破られるだろうか]
『 散 』
[視線だけで姉妹に送る合図。
ぶつかった衝撃から、相手の体格と盾を装備している事を理解して、毒を塗った細い暗器を咄嗟に草むらに捨てる。地を転がり、崩した体勢を立て直しながら、抜くのは細身の剣。
ダーフィトとの距離は開いてしまっただろうが。
相手がウェルシュ王子で無いのなら、あまりそれは問題ではないと言える。
今は、月の影になっていて、顔がよく見えない盾持つ男を見上げる。]
──……
老人と言う、貴方は、
― デュ・ボック村:軍議 ―
それぐらいの状況だってことを知らずに呑気にいて死んだ後に言われるよりはましだろ?
本拠地がもっとしっかりあるなら、待ち伏せ、奇襲を何度も繰り返して小出しに嫌らしく小突き回して削って疲弊させると言う、凄まじく鬱陶しい事をするってのもいいが、あまり現実的じゃない。
[容赦ないという言葉>>731には大げさに肩をすくめて答えつつ、次に浮かんでいたことを言うが、下手したら一発で死亡だしな。とか機動力が重要だとかでやっぱり却下気味である。]
わかった。任せろ。王太子の性格がよくわからないのが難点ではあるが…な。
[仲介、見極め、交渉についてはそう応じる。
とはいえ不確定要素とてあるのだ。繋ぎをタイガが作ったといっているが、そこはいってみてのお楽しみということかと内心で呟き、捨て駒扱いしないという言葉には鷹揚に頷いて返す。噂については簡単なことはいったので後は任せることにして]
ああ、――…そうだな。
俺も護衛長っつー役柄だけあって、守るのが仕事だ。
… 守るために、強く在る。
それはきっと大事なことだよなぁ。
[低く笑って、ぽんとロヴィンの肩を親しげに叩いた]
よっし! その想いがあるんなら尚更期待できる。
俺たちは、あんたの言うその守る強さを造るために、王になる。
だから…その未来のために、
これからも――宜しくな、ロヴィン。
[稀代の鍛冶職人に向けて、改めてそう笑いかけた]
[唐突に扉が開いて、村人と鉢合わせないよう建物の陰をぬってテオドールの向かっただろう方へ進む。
『前途有望な若者を月の女神の下へ連れて行くのは少々刺激が強いのではないかな』
聞き覚えのある声に、そっと様子を伺う]
お――!?
[鎖を捌いた後の動きの速度で完全に負けた。
その次に出る前に髪を掴まれて、首筋を狙われて――声が聞こえた。
顔は目しか光らないが――漏れた声は女のもの。
狙われたのが男であればもう少し驚いたかもしれないが――
暗殺者がテオドールの突進で転ばされると、次の行動は早かった。
低く滑るように踏み込み、鎖を投じた2人を狙いにかかる]
[瞬き。見覚え──ではなく、声に聞き覚えが有る。
風体は随分と違うような心地もする。
相手は老いて、また当時とはあらゆる事柄が異なっているのだろう。]
私の名はナネッテ……。
[テオドール将軍が王太子側に付いたと言う情報は耳にしていたが。
まさか──と、背筋に震えが走る。
ナネッテが幼い頃、家族と共に逃げ込んだ砦を焼き落とした。
住んでいた土地のすべての井戸に毒を投げ込んだ──鬼の名がテオドールだと、幼過ぎてナネッテは知らなかった。]
また、街を砦を焼き滅ぼす為に?
軍縮派の王太子に?
……何故ッ!
[震える声。しかし、銀の一閃は真っ直ぐテオドールの急所だけを狙って//。]
―砦―
[石造りの窓。
格子の向こうへ 顔を向け
暫しそのまま物思うように、僅かに眉を寄せる。
無事に戻れと。
そう、 命じて――]
指揮官は兵を選ばないものだ。
善く戦う者は、之を勢に求め、人に求めずして、之が用を為す
[戦闘が巧みな指揮官が戦いに臨むときは、戦闘に突入する勢いを利用して勝利を得るのであり、勝利の要因を兵の個人的な能力や勇敢さなどには求めない。という意の言葉を口にする。
だから己もだいたいにおいて兵を選んだことはなかった。最もそれを知るのは当時の自軍内部を知るもの。ユーリエが小さいながらにわかってない限り、それを知るものはこの王国には存在しない。]
じゃあ、後は嬢ちゃんとタイガを信じるか。
まずはこの一戦に全部かけろ。ここで負けても次があるなんて状態じゃないしな。
─ スカルディス平原南 砦 ─
解毒剤を?
………予備はどれくらいある。
[フーゴーに尋ねると、それほどの余裕はないようだった。
元々自分たちが使う分しか揃えていないのだ。
別隊に使わない、という意ではなく。
毒も解毒も製造過程などが門外不出の為に、誰かに渡す、という発想が無かった。
一族一隊のみで戦ってきた弊害ともいえる。]
とはいえ、万一矢傷がささって救護班が解毒剤を持っていないのも問題だ…失敗したな。
仕方ない、予備分は全て救護所へと回せ。
万一救護所の分が切れた場合は、我らの所持分から回す。
ただし各自2人で組んで、どちらか一方だけは必ず所持するように。
各人“赤”と“緑”の使用にはより注意を。
[命じればすぐさま副隊長は動き、程なくして解毒剤は救護所へと運ばれる。]
…では、生きているうちにしっかりと聞いておくか。
[肩を竦める調子には、素直に負けを認めた>>716
続いて語られる戦術には瞬きひとつ]
本拠地がしっかりあり…、
かつ、統制が取れた機動力のある部隊があれば、か?
[それならば、寡兵をもってして抗することも出来るだろうが]
確かに不向きであろうな。
いっそ、マイユマート義賊団辺りなら得意かも知れないが。
[想定の先をそう語り、客将の瞳を見つめた]
────任せる。
[そこに、信を置く]
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