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放浪者 ヴェルナーは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
― フリート村:ユーリエと ―
うん。よろしく頼む。
定刻までに村の門まで来てくれ。
[急に声を掛けると、鳴き声みたいな声を上げるところも、
あんなに嬉しそうに笑うところも、
やっぱり可憐だなと思いながら、かり、と頭を掻いた。]
― デュ・ボック村 ―
───リアンダール候を支持する者がいると…?
[そんな話が聞こえてきた>>341のは、少し経ってからのことだ。
用心するようにと囁く者の声に、イングリッドは苦笑した]
そのようなこと、知っている。
[目を見張るものに、軽く息をつく]
そうした者がいること、来る前より聞き及んでいる。
だが構わぬ。わたくしは言ったな?
そなたらに選んで欲しい…と。
ならば、選ぶも選ばぬも自由だ。
構わぬ、好きにさせよ。
皆にも申し渡す。
リアンダール候派、ウェルシュ王子派だからとて、
これまでの友誼を捨てるな。
わたくしの名で罰することも厳に禁ずる。良いな。
[命じ下がらせ、息をつく。
紫水晶の瞳に、深く物思う色が浮かんでいた*]
武装修道士 ルートヴィヒは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
― 弓騎兵隊詰所 ―
手?
[>>359何の話だと首を傾げるが、考えても意味が分らない。
美童だとか少女趣味の噂は、幸いと言っていいのか聞いていなかった。
聞けば悪魔への印象が何段階か下がるわけだが。
縁についての言があると、少し眉が動いた。]
縁か、そうだな。そちらに会うのは4年ぶりとなる。
……あの時は草原で。
当事もまた言葉も交わさなければ、名乗りもしなかったものだが。
その草原と対極の赤い色だけは、忘れる事はなかった。
[そう感情抑えた声で告げた。]
/*
>>362
ふふふ。
ある種の嫌がらせだな、これは。
あれを延々言われる未来が見えて、痛い。
wwwwwwwww
情報技官 カサンドラは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
セルベシア王女 イングリッドは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
セルベシア王国弓騎兵隊隊長 アイリは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
/*
セルベシア王国弓騎兵隊隊長 アイリは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
指差しと。
ははは、はい、大事なお届け物があります。
[ロヴィンはヴェルナーに軽く会釈をしたあと、
イングリッドの前に跪き、言葉を発した]
お約束のものが完成しましたのでお持ちいたしました。
[そして、慎重にゆっくりと剣を差し出した。]
/*
ちょwwwwwwwwwwwww
エディ様wwwwwwwwwwwwww
というか。
わああ、ト書きで可憐て書かれると、中身が慣れてなさ過ぎてちょっと転がるんですがwww
お仕置き。
[こともなげに言うと、
ギシリ、
ベッドに戻り、仰臥したジルの顔の横に肘をついて、頭を支える。]
/*
死にませんでした。
いつ死のう。
がんばれ俺!
死ぬならウェルシュにいちどくらいは会いたいけど。
まあ……なんだろう。
しにそびれた気しかしない。うん。
─ セルベシア城 ナネッテと>>343 ─
…――… そうか。
[ナネッテの銀灰色の瞳を見つめ、
静かに頷く。]
確かに――な。
[最後の会話、悟ったように穏やかだった彼。
高らかに友への思いを、告げたかもしれない。]
クラウゼヴィッツ候を
再び捕らえられなかったのは失敗だった。
恐らくはウェルシュ王子らと接触を持っているだろう。
[ナネッテの表情を、やはり見たまま。
知っているのだ――と、そう感じながら]
[>>344
ヒースクリフの残した言葉に、
ひとつ瞬き、それから眼を閉じる]
…――は
[…あいつらしい。それは言葉にはならず]
夢、…か。
ナネッテ。貴女には夢があるか。
……なくば持つもいい、…それは決して、悪いものではない。
[>>345
問いの後。たおやかに、音もなく一礼するナネッテが
一見すればとても“影”と見えぬ者たちを迎え入れた。]
…――彼女らが、か。
[立ち上がり、
すべての者たちをひとりひとり、見て行き。
神像より変じる双剣に眼を留めた。
胸に手を当てるさまは、祈るようであった。]
――心強い。
どうか、力をかしてくれ。
[――そうして。“影”らには
ジルの願いが、伝えられたであろう。
“影”としてある以上、大きなざわめきなどはなかったかもしれないが//]
ああ、ロヴィン・ベルムデスか。
[ヴェルナーはこちらに気づいたらしい。
鍛冶職人の青年を伴って歩み来る>>367のに目を向け、
そして緊張しているらしきロヴィンへと視線を返した]
──そうか、出来あがったか。
[跪く青年に笑顔で頷き、差し出された剣を取る]
セルベシア王太子 ウェルシュは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
戦巫女 ユーリエは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
[さらりと謂われて、一瞬言葉を失った。
叱れば、という言葉を、受けてだろうか]
っ、……、 待っ、
[軋む音。手首を動かそうとしたが
きっちり縛られていた。]
そうげん?
[首を傾げる]
四年前と言えばちょうど、余がいけ好かない商人に今のやり方を伝授して……ん?
そう言えば、あの時の雇い主の相手は……
[腕を組み、目を閉じる。そして何かを思い出すように何度か小さく唸り声を漏らす++]
[>>363尊大にも聞こえる物言いに、抑えていた感情が揺れる。
眉根が寄った。どう転んでも好感が持てずにいた。落とし穴の話を聞いた時も、何の嫌がらせだこの悪魔、と思った弓騎兵隊だった。]
無論、万一隊の者が傭兵団に向けて射抜いた場合は、わたしが斬り捨てる。
……叛徒の意が見えぬ限りはな。
[友人への印象など知らぬまま、会った当時の事は先の言葉に代えた。]
[賊徒たちは基本的にそれぞれの盗賊団ごとに動いているが……最近つとに見るに各徒党の距離が近くなっているように感じる]
まぁ、ありゃあ効くよなぁ……。
[テオドールによる鍛錬は精神修養の効果もあったらしく、空いた時間に自ら剣を振る者まで出始めた。
自分の経験上、暇な時は酒を飲んで昼寝というのが相場だったはずなのに。
着実に伸びている実感が嬉しくて自分を抑えられないのだろう――自分が変わりつつあることに自信を持ち始めたと言っていいかもしれない]
あぁいうのが嫌がらずに務められる軍隊って無いもんかねぇ……。
[こういう風景ならば、ウェルシュはあるいは軍を嫌わなかったかもしれないなと思いつつ、次の施策を打つべく]
[それはさておき、と声をかけるのは、女性陣のリーダー格となりつつある、アマンダという名の女性。
この場をしばし離れる事を伝え、現場の事を頼んでおく]
多分、薬や包帯はいくらあっても困りませんから。
……でも、採りすぎても後が大変ですから、その辺りは加減お願いしますね?
[採取量の調整やら何やら、細かい事を頼んでおく。
採りつくしてしまっては、後が続かない。
それは何事においても変わらない。
その他、あれやこれやと動き回りはするものの。
出発の定刻前には、準備を終えて村の門へと立っていた]
[イングリッドに剣を渡したところで立ち上がり、
ロヴィンは説明の姿勢へと入る]
剣としては使い勝手の良い標準的な大きさにさせていただきました。
また、持ち手から唾の部分にかけては、拝見させていただいた紋章を参考に作成させていただいております。
鞘については、イングリッド様の髪の色を基調に瞳の色の宝石で装飾と致しました。
お気に召していただければ、幸いでございます。
[手にした剣の鞘と柄を持ち、すらりと刃を抜き放つ。
鈍く銀灰の輝きが、まず目に映った]
…ふむ。
[剣は抵抗なく、するりと抜けてイングリッドの手に収まる。
鍔の意匠は鷲>>204、鞘は紅を帯びて輝いている。
手に握る下方、ちょうど重みを支える箇所に宝石が煌いていた。
[けれど、この剣の価値はそれよりも]
あれじゃろ? ――草原の民の一族。
なるほど、確かにな。
あの時は確かに、な。
悪魔などと呼ばれておったからどれだけ暴れた相手かと思えば、そういう意味か。
[あの戦では商人の商売道具として振り回された。矢鱈滅多ら草原に火を放つは、似た者に似た赤い服装を着させて兵を分け、あちらこちらに出没させてはやりたい放題に相手を煽り倒した経緯を思い出す]
そなたらが素直に民を引いてくれたので、余にとって更に酷い事になる事態はなくなった。
[その時に一緒だった傭兵達には今でもからかわれる事が多くある。その商人の目的――は金儲け以外ないのだが――は完全には果たせなかったようだが、何をどうしてこうなったと今思えば羞恥の至りである]
まあ良かったではないか、そなたらも生きておって。
そなたの父?か。
余の事情を差し引いても、引き際は見事であったぞ。
[相手の心境を無視して、笑った//]
────…。
[ひゅん。と、試みに振り払う。
細身のその剣は、使い慣れたもののようにぴたりと手に馴染んだ。
軽い動きに従って、主の思うがままに軌跡を描く。
知らず、イングリッドの瞳が輝いた。
そのまま数度、振り下ろし、払う動作を行う。
たんっ!と突く動作で、漸くその動きを止めた。
そのまま、滑らかな動作で刃を鞘に収める]
…ライナーが?
[手紙に目を走らせるイングリッドの表情が緩む>>325のと、零れたその名が気になって、ひょいと上背を生かして斜め後ろから手元を覗こうと試みる、と。
くすと笑って手紙をよこしてくれた。
ちょっとバツが悪そうにそれを受け取る]
おー、…いい土産持ってきたじゃん。
やぁるねえ。
[目元を嬉しそうに綻ばせて、ぴゅうと口笛を吹く。
期待にちゃんと応えてくれる友というのは、なんだかこっちまで気分が高揚するものだ。
元セルベシア軍人がこの手紙を持ってきた――
ということはつまり、そう仕向けたのもライナーの工作なのだろう。
おまけにロヴィンの名。
なんだか先日彼がこの村に来たのも、ライナーが運んできた縁のように感じられてくるから不思議なものだった]
/*
ここでタイバニネタに乗られるとは……!!!
何なんですか。ライナーさんは英語がちゃんと発音できない側で、こっちはライナーさんをおじさん、って呼べばいいんですか…!
── セルベシア城 ジルと ──
[神殿付近が如何なるかを案じながら、デュ・ボック村周辺でイングリッド勢力が活動しているとの話題が出た時>>341、ルートヴィヒをじっと見詰めた。彼が家族のことならば心配ないと口にするなら、何も言葉を向ける事はなく、ただゆっくりと瞬く。
それから、>>336無事に戻れと言うジルに微笑んだ。]
──……
夢ならば、今 見て居りますわ。
それから私が戻らぬ時は、
姉妹の誰かが、必ずジル様とルートヴィヒ様の元へ。
姉妹は、ルートヴィヒ様に動かしていただくのが適切やもしれません。
[後は、ルートヴィヒが懺悔したいと言っていて、そのままになっている事が気に掛かる。それは今出来る話なのか難しい話なのか、出立までに、彼と話をする事が出来ればと想いながら。]
んじゃ、アンタたちは森の偵察。
変なモノができてないか探してくるんだ。
あと……メインの縦断路は、脇の木を切り倒して障害を増やしてしまいな。
こっちの方が数が少ないんだ、あたしらより大勢が通れる道は必要ないよ。
[義賊団の子分たちに命令し、凪の森に行かせる
自分たちの庭と言ってもいい場所だが、自分たちが掌握しているときの話。
場合によっては森を通っての奇襲や電撃戦もあり得るので、迷いなく進めるようにしておきたかった]
[月光が滑るように現われたナネッテの "姉妹たち"
死と生殖は狂気を司る月に仕える者たちだった。
その静かな呼気は同じ長さに揃い、暗殺を生業とする職能集団の非情さ、没個性さの中に、不思議な調和を作っていた。
ジルが彼女らに声をかけるのを見守る。
同じ儀式がかつて──あの男と姉妹たちの間にもあったのだろうかと、かすかに胸を掠めた。]
/*
>>385
ハッ!!!
これ、エティゴナ商会なんじゃ……
wwwwwwww
wwwwwwwwwwwww
そんな気がするwwwどうなのwww
護衛長 タイガは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
[自信が造った剣を振るイングリッドの姿。
その華麗な佇まいだけで、ロヴィンはもう満足だった]
…………。
[感想はまだ貰ってないものの、
本人としてはやりきったと断言しそうな様子だった]
[神殿へ発つ前に──ナネッテの視線に頷く。
自分もそう思っていたところだ。]
ナネッテ修道女、神殿まで送ろう。
[ジルにもその許可を仰ぎ、ナネッテとジルの話が済んだ後、共に部屋を辞すことにする。]
残念すぎるるがる5 その5
[王城にて]
なねって「これが、今この場に姿を表す事の出来る姉妹達でございます。」
じる「この子も?(どうみても齢5歳…)」
なねって「はい」
じる「このご婦人も(どう見ても齢120歳…)」
なねって「はい」
じる「この……生き物も?」
なねって「はい」
すのう(♀)「にゃー」
じる「……流石にこれは無理があるのでは」
じゃん「ワタクシは乙女なのにひどいわ! うわーん」
なねって「姉妹が泣いたのでお別れです。さようなら、じる様」
じる「Σ!!!!!!!!!!!!!」 //
…ああ、すまぬ。
[ロヴィンの説明>>382も半分に、剣を振るって笑う。
豪奢な剣は華麗で美しかったけれど、
イングリッドはそれ以上に中身を重要視した]
握りやすく、使いやすい。重みもちょうど良いな。
刃の輝きも申し分ない。
見事だ、ロヴィン。
これならば充分、王者の剣に相応しい。
[華やかな剣を手に微笑む。
細工の色が自身の色とあいまって、
剣は、自らの居場所はここだとばかりに輝いていた]
― 厩のあと、ウェルシュの部屋 ―
[寝ずの番で見張っていた旧臣たちに手を振って、少し休憩をとるように勧めた。
忠実な彼らであったが、気を遣って言われるがまま扉の前から離れていった。]
ウェル……落ち着いた?
[扉を2度ノックし、反応を伺う。よければ中に入るだろう。
さすがに薄着のままというわけではなく、今度は上着を羽織ってはいる。]
― 出立の時・鉱山へ ―
[夕闇が迫ろうかという時分に、
村の入り口に馬を引いて現れる。
セルベシアの北側へ向かうのは、既に危険だからと、
主な行程は、夜の間に進めることとなっていた。
共に行くのは、森を熟知している義賊団の若者一人と、
荷運び用に荷車を扱えるもの一人。
あとは王太子と戦巫女だけという、小さなもの。]
それでは、いってくる。
吉報を待っていてくれ。
[見送りに出た者たちに手を振って、
一行は、ボーレンス鉱山の方角へ向けて出発した。]
ほう…
[ロヴィンの会釈>>372には会釈をしかえした後、一歩下がり、二人のやりとりを見遣る
えらく装飾が多い剣だ。というのが最初の感想。
確かにまだ重厚さまでは出ていないので、標準的な大きさというロヴィン>>382はいったが、おそらく己のような皮肉めいた視点ではなく、実際に見たままをとって作ったのだろうが]
(手に馴染んでいるな。これも目利きか
見たところさほど重くもないが、振り下ろしたときに重がかかっている。)
[イングリッドが舞うように剣>>387を振るうのを目を細め見る。装飾過多の武器などに興味はなかったが、これは…成程、戦いのための剣だ。]
あ、ありがとうございます!!
[心ではもうそれだけで十分と思っていた、ロヴィン。
しかし、誉言葉を改めて貰うと喜びで心臓が激しく鼓動した]
光栄です!!
そして僭越ながらイングリッド様が剣を振る姿その姿、
それを見た瞬間に僕の夢が叶ったと思いました。
誠にありがとうございます!!
[これ以上ないぐらいに頭を深く下げるロヴィン。
それだけ夢が叶ったことが嬉しかった様だ]
残念すぎるるがる5 その6
たいが「王都の椿屋をしっているか? あそこは本当に○○○で」
ヴぇるなー「そういう店が好みだったか。だがやはり△△△を××して」
らいなー「セルベシアはちょっと遅れてます。メリオールで人気の◎◎は▼▼▼▼してるんですよ」
たいが「そうそう、らいなー、わかってるじゃないか」
ヴぇるなー「メリオールにいく機会があれば、是非◎◎を▼▼▼▼して××したいな」
2人「「いいねえ」」
いんぐりっど「何の話をしているんだ、3人とも。暗号の話か?」
たいが「ああ、意味わからないか」
ヴぇるなー「嬢ちゃんだから仕方がないな」
らいなー「まあ、わからなくても困る話ではない」
いんぐりっど「気味が悪いな。教えてくれ」
たいが「わかった。(囁き)」
いんぐりっど「///////////////////」
らいなー「かたまっちまいましたね」
たいが「ほうっておいたらいいさ」
ヴぇるなー「まだまだ嬢ちゃんだな」 //
─セルベシア城 ナネッテと>>390─
… ――今?
[月の光のようなやわらかな微笑みに、
ジルは少しだけ眩しげに眼を細め。]
…――、…
[戻らぬときはと、そう修道女は言う。
それが“彼女”なのであろう。
少しばかり厳しい顔で、ひとつ、頷く]
ひぁ
く、くすぐるな、やめろ…!
[縛られた両手で抵抗を試みつつ]
……っ、なんだその二択…!
説教は 御免こうむる…
― 鉱山へ ―
それでは、行って参ります。
[出発に際し、見送る人々に向けるのは丁寧な一礼。
装いはここを訪れた時と変わらないが、場所によっては目立つ白を隠すための外套が加えられていた。
それでも、手にした漆黒のために目立つのだけは、避けられないのだが、それはそれとして。
くれぐれも、王太子を頼む、という声に頷きながら、夕闇の包む道へと出立した]
― 厩のあと ―
[不意にノックの音が聞こえて、
窓の向こう、追憶から意識が引き戻される。]
――――――…どうぞ。
[短く返して、椅子に座り直した。]
[入ってきたフィーを見て、仄かな笑みをうかべる。]
………さっきは、 …ありがとう 。
[声は、僅かに湿り気の名残を宿していた。]
[確かに、王太子を討つためとはいえ、ビーケン神殿へと戦火を逃れ集まる民を巻き込む事になれば、得策ではないのはあきらか]
ビーケン神殿か。
[エリオットの神託のあった場所。
何か疑問でも? と刺さる視線にあわてて首を振った]
―セルベシア城―
[>>394>>397ふたり、その背を見送る。
扉閉まるまで、そのまま]
――……、 …どうか
[加護を、と呟くそれは祈るようだった。//]
あの、ベリアン長官。
「歩兵」の位置は、どこに?
[>>315槍、あるいは長柄の斧を持ち、盾を構え、陣の先頭を進む兵。騎兵へ矢を打ち込む弓兵を守るための兵。
情報部の育てた歩兵は逃走して「みせること」も騎兵のために隊列を変えることも容易にこなす、よく訓練された兵だ]
是非、ご活用くださるよう、お話ししてください。
[言われるまでもないだろう進言]
ああ。これ程の剣となると、銘が必要だな…。
[少しの間、考えるように瞳を伏せた]
……フィルマメント。
どうだ?これをフィルマメントと名づける。
[蒼穹。鷲の翼の広がる空。
その向こうまで駆けんとする想いを、名に篭める]
似合いであろう?
[歓喜の様子を隠さないロヴィンへと向け、華やかに微笑みかけた>>399]
[>>363尊大にも聞こえる物言いに、抑えていた感情が揺れる。
眉根が寄った。どう転んでも好感が持てずにいた。落とし穴の話を聞いた時も、何の嫌がらせだこの悪魔、と思った落とし穴などの罠が苦手な弓騎兵隊だった。]
無論、万一隊の者が傭兵団に向けて射抜いた場合は、わたしが斬り捨てる。
……叛徒の意が見えぬ限りはな。
[友人への印象など知らぬまま、会った当時の事は先の言葉に代えた。]
[>>377>>378その後の反応も、半目で見ていたのだが。
>>385>>386素直に良かったと言えるほど、小波起こした感情は落ち着きそうにない。聞き耳立てている部下らも居るのではなかろうかと気にもかかった。
数で押し寄せられ、毎夜感じる赤の威圧に女子供は眠れず。
挙句、火を放たれるわ、一部であった小競り合いでは深手を負うわ――そこに何かしらの偶然が働いて、予想以上の傷を負ったのもまた不運ではあったが――。
原因があるなら意味悪魔当人も被害者であるのだが、誰の陰謀かなど知った事じゃない。赤色は暫くの間、民全体の心を疲弊させていた。]
── セルベシア王都 神殿への途上 ──
[ジルに一礼すると、王城を出て、ナネッテと並んで歩く。
いつもより歩調を緩めて、傍らの人を意識するように。
途中、花売りの子供に声をかけられた。
「優しい修道女さま、花を買ってくださいな」
差し出されるスズランの小さなブーケ。
ナネッテが手を伸ばすかどうか、ルートヴィヒは静かに見ている。]
/*
いんぐりっど様は俗世(というか田舎)を知らないが故に、これからも、たいがとヴぇるなーにからかわれながら生きるのであった!
娼婦はそろうのか!
いんぐりっどははたして男性側のそこらへんの事情を察するのか!
たいがは次はどんなコスチュームを持ってくるのか!
こうご期待
きっと次は【 カクテルドレス 】
[見回りをしていたらイングリッドが、ロヴィンからなにやら受け取っている姿>>376を見かけたので、もう剣が出来たんだろうかと、そちらにそっと近づいた]
…へーえ。
[この短期間で打ってきた、というその技量の速さにまず目を軽く見張った。
そして、長年彼女の持ち物だったかのようにイングリッドの手元に馴染んでいる剣――。
彼女の旗と同じ紅の鞘。煌いた紫水晶も、大粒の質の良いものだろう。
イングリッドの手元で剣が舞を奏でる>>387。
その仕草を見て、ああノってるな、とタイガには解る。
好ましい武器を手にしている時の高揚感。
剣と一体となって動くしなやかな舞技にも見まごう素振り――…]
あー……や、あたしも悪かった。
人前で殴っちゃったし。
[陣営の橋渡し役をしている義賊団長が王太子と懇意なのは周知の通り。
臣下の礼をとらないのは(礼儀にうるさいのがいないから)ともかく、王太子に手をあげたとなると話は別だ。
あのあと誰がどう取り繕ったのかはしらない]
痛くない?
……怪我はしないようにしたつもりだけど。
[近くまで寄って、夜目が効く瞳でちょっと覗き込む。
平手を張られる経験が豊富な王太子など世にそういないだろうから、痛みには慣れていないかもとちょっと不安]
はい!! フィルマメント、すばらしいです!!
銘までつけていただき、剣も僕も光栄の至りに存じます。
[ロヴィンは感謝の気持ちを表そうとさらに頭を深く下げた]
/*
[カクテルドレスにハイヒール、銀狐の襟巻きを巻いた女性が村を行く]
いんぐりっど「わたくしは次期せるべしあ女王のいんぐりっどだ」
絵になるね!!!
狩衣はすごく背筋が通ってそうで素敵だ!
………良いわけがない。
[あの時の無念、結果草原を離れてしまった事への後悔。
戦って果てたいという者らをどれだけ父が説き伏せたか――引き際の事を軽く言われると、榛が睨み上げた。]
父はその為、心労が嵩んで死んだ。
……あの時戦って果てたほうがマシだと言う者もいる。
もしも…
[もしも許されるならと、一瞬殺気が榛に宿り―――]
くく、そうは言っても割り切れぬか?
まあ当の相手に言われればそうであるよな。
でもな、
如何なる事情であれ死は全面敗北であるぞ。この世の全てに対してな。
[ボソっと言い放つ]
どうだ、バランスの良い剣であろう。
打ち合ってみたくなったか?
[観察するようなヴェルナーの視線>>398に気付き、目を向ける。
半ばは本気、半ば以上は冗談だ。
戦いの迫る今、そうした暇はないと分かっているのだけれど]
/*
昨日もタイムスタンプに絶句したのですよね、朝に見て……。
ほんとに、ご無理なさらずに、ですわ、皆様……。
[←最近は、寝る! と決めたら割と強引にぶった切って寝る子]
― 出立の時・鉱山へ ―
[鉱山へ赴くと言うウェルシュとユーリエを見送る。
本来ならば護衛として同伴したい所だが、この状況では村を離れるわけにはいかない]
さて、夕食前に戦略についての勉強会だ。
手が空いている者は集会場へ。
[野党に対して、以外にも今までの戦争の歴史からその中で培われた戦略、そして産み落とされた陣形についての講義を時間を見て行っている。
中には居眠りをしている者もいるが、体で覚えるより先に頭で理解する必要がある。
何故陣形が必要か。何故指令系統を重視するのか。
個では為せない戦果を多で出すという事の意味をしっかりと丁寧に叩き込んでいく。
野党だからと言って見下すことは無く、同じ兵士として教育する。それは若い頃から傭兵として命を賭して学んできたテオドールにとって最重要項目であった。
戦闘訓練は過酷だが、一人ひとりを立派な戦士として扱い育てる。
それこそが、テオドールが率いる軍の統率力の秘訣であった]
――――………。
[一端膨れかけた感情を、腕を握り締めて堪えた。
ひとつ息を吐いて、目を開ければいくぶん落ち着いた色に戻った。]
………失礼、した。
そういう事情だ、ここへはもう訪れない方がいいだろう。
経緯、現状如何あれど、快く思わない者も多い。
……戦場で先陣を切る時の後方援護は、滞りなくさせてもらう。
[感情と戦場は別だからと、退出促すよう告げた。]
― ウェルシュ鉱山へ出立の時 ―
[鉱山へ赴くと言うウェルシュとユーリエを見送る。
本来ならば護衛として同伴したい所だが、この状況では村を離れるわけにはいかない]
さて、夕食前に戦略についての勉強会だ。
手が空いている者は集会場へ。
[野党に対して、以外にも今までの戦争の歴史からその中で培われた戦略、そして産み落とされた陣形についての講義を時間を見て行っている。
中には居眠りをしている者もいるが、体で覚えるより先に頭で理解する必要がある。
何故陣形が必要か。何故指令系統を重視するのか。
個では為せない戦果を多で出すという事の意味をしっかりと丁寧に叩き込んでいく。
野党だからと言って見下すことは無く、同じ兵士として教育する。それは若い頃から傭兵として命を賭して学んできたテオドールにとって最重要項目であった。
戦闘訓練は過酷だが、一人ひとりを立派な戦士として扱い育てる。
それこそが、テオドールが率いる軍の統率力の秘訣であった]
ん、猫の子ならこうされて喉を鳴らすものを。
[声をうわずらせて抵抗するジルに、この上なく優しく、意地悪く、くつくつと笑いながら、体重を移動させる。]
ともあれ、説教が嫌なら、答えは決まりだ。
[ぽふりと、熱を帯びた身体を背後から抱きしめた。]
── セルベシア王都 神殿への途上 ──
[見送るジルに一礼をして去る。
ルートヴィヒの歩調が常よりもゆっくりである事に気付く。特に王城に入ってからは、ジルの副官として修道士の仕事とは異なる任務で早足の彼の背ばかりを見た。]
──……
あら、鈴蘭の花束?
[ナネッテ自身が、個人として自分から花束を欲しいと考える事はあまり無く。花そのものの可憐さよりも、花売りの身なりや発育状況を確かめてしまうのは、習慣なのだろう。]
食事が足りなければ、神殿にいらっしゃいな。
花を買ってくれる人も──良い香りね。
[人が多い場所の方が良いと、何時もの様にそう言い掛けて。
風向きの所為か、ふと気付く。]
構わぬ。頭を上げよ、ロヴィン。
見事な剣だから、見事なものと言ったまで。
これだけの期間で、良くぞこれだけのものを作り上げた。
[素直に賞賛の言葉を向け、
ふと、傍らのタイガへも目を向ける]
彼ならば充分だな。
…ロヴィン、他にも武具を持ってきていただろう。
それを見せてはくれないか。
― 鉱山へ…見送り ―
もし鉱山の連中がさ、戦争の余波で採掘した鉱石を捌けなくなっていたら、こっちで買い取る用意があるって伝えといてくれないかな。
……あのへんは戦場になる心配は低いけど、戦争することでいつもの生活ができなくなるなら戦火に巻き込んだようなもんだからね。
レフ湖の商人が鉱石を欲しがってたんで、あたしたちで仲介したい。
鉱山は売り捌く先ができてこっちにつく、湖の商人も新たな仕入れルートができて協力を得られる。
ンであたしたちは流通を仲介して金を稼げる、この村だって彫金技術でも覚えたらいい産業になるかもな。
[都合のいい夢だけれど、叶えばみんなが幸せになれるかもしれない。
そしてユーリエにはウェルシュを、先導役と運搬役の子分にはふたりのことを頼んで送り出した。*]
恨み妬みも生きていてこそ、であるよ。
[さらりとテンションを戻して笑いかける]
目先しか見えぬ有象無象は知らぬが、そなたの父は良き指導者であった。
国、そなたらにとってみれば部族か――は土地ではない。
その事を知っておったのであろう。
どこぞの莫迦な国は、
国と民を護るつもりで王族みな死んだが、
当の国民はその国を忘れ、支配された相手の国の民として生きておる。
国とは心であるよ。
そなたらが心を捨て去らねば、どこにいようとそなたらの国はそなたらのものだ。
――ま、余にはどうでも良い。詭弁でもあるしな。
.
彼は充分だな。
彼なら───鍛冶職人を指揮させるに値する。
[先の軍議で触れた構想>>297
これならば、盾もある程度は準備出来るかもしれない]
[肩を竦める。そして退出を促されれば]
そなたらの余に対する感情は理解した。
感情に関しては、好きにして構わぬ。
――無駄に、死ぬなよ。
[愉しい時間だったとばかりに笑いかけ、用は済んだとばかりに背を向けて、鼻歌交じりにその場を後にした]
[頭を上げよの言葉には]
恐縮です!!
[他の武器の言葉に]
村の厩舎に荷馬を預けてあり、
その荷馬に武器は置いております。
ただいまお持ちいたしますので少々お待ちいただけますでしょうか?
[同時に何かに気づいたような表情を見せて]
あ、それとヴェルナーさんがハルペーを二つご要望でして、
荷馬の武器の中にハルペーがあるのですが、
ヴェルナーさんにお渡ししてしまっても構いませんでしょうか?
[頭を上げながら質問をするロヴィン。
内容は先ほどヴェルナーと話した内容だった]
[肩を竦める。そして退出を促されれば]
そなたらの余に対する感情は理解した。
感情に関しては、好きにして構わぬ。
――無駄に、死ぬなよ。
[愉しい時間だったとばかりに笑いかけ、用は済んだとばかりに背を向けて、鼻歌交じりにその場を後にした]
フィルマメント、か…。
いい――名だな。
[蒼穹。届きたいと思って手を伸ばしていた其れを、
これから戦おうとする今、彼女が武器として――…掴む。
その符号に、なんだか小さく笑みが零れた]
良かったな、いい出来の仕立ててもらって。
流石はライナーご推薦の鍛冶職人だけのこたぁ、ある。
ああ……そうだね。
いや。あれくらいで良かったんだよ。
[平手を張られた頬に手を当てる。
痛みは無く、腫れていることもない。]
うん…。痛くはないよ。
それより、フィーの手の方が痛かっただろう?
[覗き込む瞳を力無く見返す。]
そうか。
[こちらもあっさりと頷いた>>418
ただ、少し試してみたい気持ちがあったことも否定しないが]
…そうだな。
[続く言葉に剣を握って、
浮ついた高揚を逃がすように、静かに息を落とした]
/*
余は死にたいのか生きたいのかわからぬな。
死ぬなら戦場で、の人だが、別段死にたがりではない――のラインのつもりである。
というか一戦して負けたらもう、離脱しそうであるよな、余の軍。緒戦は勝ちたいのだが……余が主力の時点で詰んでおる気がする。
すまぬすまぬ(AA略
ヴェルナーがハルペーを?
[そのような武器を使ったか。と客将を見遣る。
けれど、ロヴィンの問い掛けには迷いなく頷いた>>423]
それは構わない。
望むようにしてやってくれ。
―セルベシア城―
決して油断するな。
かのテオドールが一団を率いていると聞く。
[そして「迅竜」も。
ともすれば油断してしまうであろう者たちに
却ってそれは、効果のある戒めとなるか。
情報部よりの進言>>404、新たに加わった“姉妹”らの一部を諜報部隊として運用することを決定する。“姉妹”の動きに関しては秘密裏になる部分もあったが。
ジルが腰に帯びるはかの買い上げたロヴィンの策の剣。
王のものとして打たれた剣がイングリッドに送られたのはあずかり知らぬこと。
隊長たちとの会話の途中]
エディがアイリのところに?
[不思議な取り合わせだ、と思った。彼女らの確執は知らないのだ]
…私は猫じゃない!
[目元に朱がはしる。抗議した。
笑うルートヴィヒを本気ではないにしろ睨みながら]
…っ こ、ら…!
[抱きとめる腕は、心地よいものだった。]
ん……まぁアレよ。
殴った方も痛い、ってやつ。
[自分の左手を何度か握ってみる。
身体的に痛みの類はもう無いけれど――手をあげたことだけは深く刻まれている]
ウェルが戦争きらいなのも――
[花を売って生計をたてる子供。
ナネッテはそこに、戦争孤児だった自分の過去を重ねたのだろうかと思う。
ふと、ナネッテが何かに気づいた素振りを見せた。]
──気になることでも?
…ああ。
[剣を手にすると、馴染んだ剣から温もりが伝わる。
フィルマメント。
そう名づけたばかりの剣を手に、自然と口元が緩んだ]
ライナーにも見せてやろう。
きっと驚く。
[くすりと笑う]
[イングリッド、タイガ、両名の許可にほっと一息]
ありがとうございます。
それではハルペーはヴェルナーさんにお渡しいたします。
では荷馬ごとになりますが今、武具をお持ちしますね。
少々お待ちくださいますよう、お願い致しますー。
[ロヴィンは一礼をすると急いで走り出した]
はぁ…そんな意外だったのやら。ま…いいか。
[何を意外に思おうが構わない。というよりもそう見られるというのはむしろ都合がよくて]
ああ、頼んだ。ロヴィン。
[走って去っていくのを見送る。
そして何か聞かれたりしたら答えたりしつつ、ロヴィンからハルペーを受け取ったりした後。]
二人も時には練兵所にくるといい。
[自分がどうやってるのかを見せたりというのもある。
それに兵と触れ合ってこそ彼らからの信も得られるというもの。
...は食事も寝るところも同じところでいる
シェイも含めて個人指導にでもいくかと兵の休憩時間が終わったところで*向かうだろう*]
[同時に声と、視線までもが被った。
見返すと、琥珀の瞳がやっぱりこっちを見ている>>430
半瞬の後に、笑い出した。くすくすと軽やかな笑い声が響く]
───ほんとうだ。
はぁ…そんな意外だったのやら。ま…いいか。
[何を意外に思おうが構わない。というよりもそう見られるというのはむしろ都合がよくて]
ああ、頼んだ。ロヴィン。
[走って去っていくのを見送る。
そして何か聞かれたりしたら答えたりしつつ、ロヴィンからハルペーを受け取ったりした後。]
二人も時には練兵所にくるといい。
[自分がどうやってるのかを見せたりというのもある。
それに兵と触れ合ってこそ彼らからの信も得られるというもの。
...は食事も寝るところも同じところでいるのである。そのほうが慣れていて過ごしやすいというのもあったが。
その後、シェイも含めて個人指導にでもいくかと兵の休憩時間が終わったところで*向かうだろう*]
―厩舎―
ええっと、いたいた、大人しくしててなぁ??
偉い人たちのところにいくからさー。
[ロヴィンは荷馬に跨らず紐で引いていった。]
[緩く、首を横に振る。]
なんでも、無い事なのです。
花の香り等、何時もあまり考えた事が無くて
嗚呼、鈴蘭は良い香りなのだなと……。
──風向きの、所為でしょうか。
[ヴェールから零れた淡い金色の髪を、指先でなぞりながら答えた。]
シェイの……、…なんだって?
[ぱち。と、瞬く紫水晶の瞳が大きくなった>>431
あれはまだ年端も行かぬ、子どもではないか]
後継とはそういうものなのか?
あの子を──…
[止めるという訳にもいかず、どこか困った風に声が途切れた]
危ないではないか。
[結局出たのは、ありふれた言葉]
……うん。
―――ごめん。私が、しっかりしていないから、
フィーにも痛い思いをさせて……
[俯き、視線を外す。
戦争、という言葉に、緩やかに首を左右に振った。]
やっぱり、嫌いだよ。
こんなことにならなければ、死ななくて済んだのに。
[呟いて、溜息を落とした**]
…ああ、また今度。
[ずっとこうして、この調子でタイガと剣を合わせてきた。
強者と手合わせをしてみたいというのはある。
そして、この剣を振るってみたいとの気持ちもある。
だからヴェルナーに返したこたえには、そんな未練が滲んでしまっていたのだろう>>431]
お待たせ致しましたー、こちらになります。
自信があるものを選りすぐってお持ちしましたが、
好みの武器防具があれば幸いですー。
[ロヴィンは荷馬を近くの木に紐で繋ぎ提示する。
そしてハルペー二つだけを取り出す]
はい、ヴェルナーさん、ハルペー二本になります。
[ヴェルナーにハルペーを渡すロヴィン。
訓練所に向かうならそれをとめることはしなかった]
[>>420相手の笑みに、一瞬出た殺気はより強い物へと変わる、が。
抑えて勢い殺げた頃に、言葉は静かに聞いた。]
そうだ、死ねば何も残らない。
[>>421国は土地ではないと、父の事を褒められると渋面になった。
割り切れぬ、まさにその通りで。]
あなたに言われたくなかった。
……だが父は。
あなたの言葉を喜んでいるかもしれない。
[>>422彼女が語った国の事は知らないが、それは目指そうとしている一つでもあった。だが彼女はそれを莫迦だという。
むしろいっそ、国の一員になれば良いと思っていた。
それは間違っているのだろうかと瞬時考えるが。
詭弁と最後に告げられて、半分瞼が下がったとか。
どこか迷うような色が見え隠れする。]
[>>424見透かされたような言葉に眉がよったが。
貴方も死ぬな、など口が裂けても言えず。
むしろ貴方が死ね、と言う気にもならず。]
……あなたらの働き次第だ。
[結局はそれだけ告げて、後は無言。
複雑な内情抱えたまま、鼻歌歌いながら出て行く赤を見送った。
詰め所を出るまで、部下らの視線が刺さるのは仕方がないだろう。]
ああ、私も良い香りだと思う。
季節の息吹そのもののような──
[風とは、ナネッテの金の髪を揺らすものとしか見えず。
ルートヴィヒは花売りに代価を渡してブーケを受け取ると、ナネッテに差し出した。]
あなたにプレゼントさせてほしい。
たとえ、旅立つ前の一晩、あなたの枕元を彩るだけにしても──花の記憶は残るから。
分かった。後ほど必ず行くとしよう。
[重要なことと知り、ヴェルナーへと頷き返す>>434
けれど極力兵らの間を歩くよう心がけても、時間が足りぬ。
メリオールへと遣り取りをする書状、既に幾人かから、
資金の協力を取り付けた。
王になった暁の見返りよりも、効いたのは恐らく、
メリオール王に繋がる血筋の王族としての立場のもの。
睨まれるよりは多少の恩を、売っておく。
そう判断をさせるよう、誘うよう言葉を綴る。
そうするうちに増える、主だった兵らの報告、村の長らとの顔合わせ。
見る間に時は過ぎて行くのだ]
やっぱ……バカヤロ。
[俯いたその頭に右手を伸ばして……ちょっと考えてから、それを引っ込めて代わりに左手をウェルシュの頭に置いた]
ウェルのために痛い思いするのは辛くないよ。
あたしがそう、他のみんなもそう……きっとヒースもそうだったさ。
[ふたりが培ってきた友情に比べれば自分がヒースのことを口にする資格はないかもしれないが、それでも。]
こんなことにならなければ……うん、そうだろうね。
けど……。
……キツイこと言っていい?
[言いかけて言葉を切って……いちおう許可を求めたのはウェルシュへの配慮だろうか、自分が甘いだけだろうか。**]
/*
カッツェいいなぁと思っている( ノノ)
地陣営、いいな!どっか行きたい…。
エディと話出来たから、先行して出れないなぁどうかなぁ。
[情報部による城下の聞き込み。
誘いかけに全ての人間が応じたわけではないから、
捕らえられた時点で自分が何をしていたかは、明らかになるだろうが、
そのことがイングリッド陣営にとって問題にならなければ知られても良かった。
その聞き込みの過程だろうか。
宿屋から黒鹿毛の愛馬が引き出された。
息を詰めて――。
もう既に息はしていないのだから、息を詰めたつもりで、見守る。
どう主張しようが、リアンダール候から見れば謀反人には違いない。
謀反人の持ち馬として処分されてしまうよりは、あの榛の娘に]
― 退出後 ―
いやあ、良かった良かった。
色恋沙汰でなくて本当に良かった。
[安堵した素振りを見せる]
あれだけは理ではどうしようもないからな。
少なくとも、いきなり軍単位で刺される恐れはない。
それだけで収穫だ。
[綱渡りな状況自体は気にせず、気楽になったせいか鼻歌も出ていたことも気づかず]
これは……良くこれだけ積んで来れたものだ。
[ロヴィンの荷馬を見て、最初に出たのはそんな感嘆の声だった。
歩み寄り、武具を手に取る]
ほう…、これは作り置いたものだな?
[標準的な大きさに加え、独自の工夫が凝らしてある。
使い手のことを考えたつくりだ。真っ先にそう思った]
……あ。
[白く可憐な花束は、子どもの小さな手から、ルートヴィヒの手へ。
男性の手からそれを受け取って、銀灰色の眸を伏せる。]
ルートヴィヒ様?
──その。
花を頂く等、はじめてなのです。
……本当に、良い香り。
[眸を伏せたまま香りを確かめて。
何時もとは少し違う様子で微笑んで、相手を見上げた。]
[手にしたのは小手だ。さすがに若干大きいのだが、それでも、
───かちり。
留め金を嵌める。
ある程度、大きさを変える仕掛けがしてあった]
…なるほど。
[小手を置き、その他のものも手にする。
いずれも見事な出来栄えだ]
ええ、ちょっと無茶ですけど、運ぶコツをつかみました。
そうですね、申し訳ないんですが作り置きの在庫です。
新規に作ることも出来るのですが、多少お時間をいただくことになります。
設備と材料さえあれば、この村で生産なども出来なくないのですが…。
[確かに多少無理があったけれども、
ロヴィンは今回は入用だと思い多めに積んできていた]
[ダリエは良い馬だから、処分するよりは、
と考えただけかも知れなかったが、
くりくりとした目をアイリに向けて、
甘えるような仕草をしているダリエを見ると、ほっとした]
お前、今日からアイリがご主人様だからな。
たっぷりと可愛がってもらえよ。
[愛馬に向かって、そう心の中で思う。
それからアイリに視線をうつすと、苦笑いをする]
ただいまって言えたら、良かったんだろう。
だけど、まだ、ただいま、じゃない。
俺がただいまと言えるのは、
王女が王冠を戴き、その玉座に座ることが出来た時だ。
しかしまあ、変なことになったものだ。
他人事であったが、そうでもなくなったな。
[剣聖として剣を交え、その後早死にした旧き旅仲間。今は敵の拠点となった村へ案内して貰った元隊長の兵士。そして旧縁の敵との同陣]
どう繕っても死は過去にしかならぬ。
[あまり人の名は問わない。聞いても忘れる事も少なくない]
生きて愉しまねば―――申し訳が立たぬではないか。
[彼女にとって愉しむことは義務でもあった]
[>>446隊に美童もしくは美少年と呼ばれる年の頃の者がいなかったのは幸いだった。絡んでひと悶着あれば、背後から遠慮なしに、その身と揃いの“赤”を打ち込んでいただろう。
無い可能性の話はさておき、僅かな時間の邂逅だったが、感情が昔のように荒れ出したのが自分でも分った。
詰め所の中がざわついている気配がする。赤い悪魔に各兵胸中荒れているのだろう。
こんな時にと内心毒づきながらも、今時分が出て行っても駄目だろう。
今の自分は父親じゃない。
一端全てを抑えるために椅子に深く腰掛けて、背を預け、額に手を当てた**]
―――無駄には死なない。
死ぬ時は、自らの首を最大限役に立てる。
一族の為に……。
[花を愛でる者、育てる者、手折る者、そして──
花を贈られるのは初めてだと、ナネッテは言った。
孤児だと告げた生い立ち。
隠密行動に香りは禁物なのだろうとも思う。ならば、]
本当に一夜を過ごすだけの出会いかもしれない。それでも──
この巡り会いに感謝を。
よくお似合いです。
[再び並んで歩き出す。
今度は、スズランの香りもともに。
白い小さなブーケは清楚なナネッテの手の中で、精一杯、咲き誇っている気がした。]
[神殿が見えてきたところで、ぽつり、任務の話に戻る。]
巡礼護衛団の兄弟たちから、私のところにも情報が届いている。
中には、ウェルシュの顔を見たという者もいた。
実際に現地を通ってきた者の報告は熱を帯びている。
こうして、話を聞く術をもっている自分はまだましだ。
農村、あるいは貴族たちですら、断片的な情報で不安になっていよう。
だから、確かな目をもったあなたが偵察に行ってくださるのは大変に助かる。
けれど、ビーケン神殿への道中、どこまでイングリッド公女やウェルシュ王子の手が及んでいるかわからない。
どうか気をつけて。
…ロヴィン・ベルムデス。
[一通り武具を手にとって確かめ、青年の名を呼んだ。
紫水晶の瞳が、ごく愉しげな光を宿している]
そなた、わたくしに力を貸してくれぬか。
今、わたくしの軍では早急に武器防具を揃えている。
だが──…
いかんせん、急げば質を維持するのがなかなかに難しくてな。
メリオールから職人を呼んだが、それでも足りぬ。
[ヴェルナーの大盾のこともある。
スパイクシールド>>251に至っては、なかなか揃いそうにもない]
よって、そなたの力が欲しい。
我が軍に逗留し、鍛冶職人らを指導して欲しいのだ。
そなたの工夫があれば、効率も随分変わろう。
…どうだ?
フィルマメントを真に王者の剣とするため、力を尽くさないか。
[はきと告げ、真っ直ぐにロヴィンの目を見つめた//]
義賊団長、通称 ダーフィトは、刀鍛冶 ロヴィン を投票先に選びました。
あ。そうそう、ロヴィンさ。
ライナーって知ってる?
俺の知り合いなんだが――
ロヴィンのこといい腕の鍛冶職人だって推薦しててよ。
うん。今、その通りだったなって思ってるとこ。
/*
!????
な、なんか必死に無骨な話をしているところに
すっげ甘いものが見えた ぞ……
おおおお。ルートヴィヒさんとナネッテさんのデートだーーーッ!!!いいなあいいなあ、ここの組み合わせ。いいなあ、好きだ。
[だが死は誰にでも訪れる。所詮は、限られた時間でしかない]
あの女、余に死ねと言いたげだったな。
名は何と申したか――アイリだったか。
あの目は良い。ああいう者こそ――ん?
[そこで口篭り、少しして首を横に振った]
いかんいかん。
あー、やっぱコツってあるんだ?
たっしかになぁ。俺、この荷詰めやれって言われても自信ねぇわ。
[品ごとに大きさを揃えて隙間なく、綺麗に互い違いに重ねられた武具。
それだけでも、ひとつの腕だなぁ、と感嘆する]
申し訳ないなんてねぇって。
寧ろ、こんだけたくさん作り置いてくれてて大感謝っつー。な?
[イングリッドに剣を叩いたように…ひとりひとりに合う武具を作るのが確かに鍛冶職人の本来なのだろうけれど。
戦ともなれば、そんな贅沢は言ってられぬ。寧ろ欲しいのは数だ。
とはいえ、もちろん質と量の両立が出来れば一番良いので――…
ロヴィンを勧誘するイングリッド>>458に場を譲るように、腹心は一歩下がった]
…そうか。
[返答に、ふわりと微笑が広がる>>461
ライナーの名を聞けば、それへも笑顔で頷いた]
では、ライナーが戻ったら礼を言うがいい。
ロヴィン。
設備は大方を整えているが、そなたの目で見た方が良かろう。
材料は仕入れてあるが、それも確認をすると良い。
話は通じるようにしておく。
準備は任せるゆえ、良いな?
ああ。期待している、ロヴィン・ベルムデス。
存分にそなたの力、振るうが良い。
[礼に鷹揚に頷いた。
───『鼠』>>272
そう名乗る人物から、悲報が知らされるのはそれから程なくのこと**]
[花が似合う等はもっと、考えた事が無くて。
心臓がドキリと音を立てた事、それがルートヴィヒに聴こえたかが気になって、花束を持つ手を、自身の胸に当てた。]
……有り難う、ございます。
勿体のないお言葉です、わ。
[何か満ちた事の無いもの、望む事等考えた事の無いものが、満ちるような心地。それは、ルートヴィヒと別れても、香りと共に今夜だけはずっと残り続けるものかもしれない。]
そうですねぇ、大体の種類と作ったゆえの見立てで、
荷詰めのスペースの詰め込み方は把握できるんですよー。
[ライナーが戻るという言葉に]
おお、ライナーさんも直ぐにいらっしゃるんですね。
お酒の席があるならば、是非お願い致します。
[タイガの言葉にロヴィンは喜びを隠さない。
その日が来ないことを知らないが故に]
[途中、香りはそこにあり続ける。
けれども、任務の話に戻れば、静かに頷いて。]
イングリッド公女の軍勢とウェルシュ王太子の軍勢は──、
実の王都に入ると言う目的が同じ。
協定を結び得る間柄と言う意味でも……、
[こちらが知り得ないような情報伝達が成されているかもしれず。]
……用心して参ります。
ルートヴィヒ様も、ご無理をなさらず。
[眸を閉じて、片手をルートヴィヒに伸ばし、神に祈りを捧げる。
王都でのルートヴィヒとジルにとって、信を置ける味方はどれだけ居るのか。イングリッド軍の拠点とされたらしき村や、一部の修道士達の中には居るとしても、彼等の孤独を案じずにはいられない。]
ありがとうございます!!
是非、設備と材料を確認させていただきます。
そしてご期待に答えれる様がんばります。
[実際、なれた工房ではないと出来ないことも会った。
フィルマメントのような渾身の作品の作成などだ。
しかし、ならばこそ早く設備を確認してなれればいい話だった。
ロヴィンは期待に答えるべく気合を入れた**]
― 出征前 ―
侯やルートヴィヒ殿はあまり軍事に慣れておらぬようであるので、伝えておく。
要は政治と一緒でそう難しく考える事はない。
[話す機会があればそう話しておく]
軍も派閥があり、時には勢力争いもあるのは承知しておろう。
基本として今の軍で最大派閥、もしくは軍の主力となる者を立てよ。
それが有能か無能かはさておいてだ。
例えば余の考えはルートヴィヒ殿に伝えたが、それは表に出さずにおくと良い。
軍議の際も末席におる余に一切構わず、勢力のある者と相談するといい。
[正規軍とは言え不安要素は潰しておくべきであり、連中こそが大事であり頼りであると思わせるべきであると説く]
連中の意見が意に沿わなければ、些細な事は候自身が大事な事はルートヴィヒ殿か誰かに役割分担をして否定し、思うが儘に事を運ぶと良い。
[勝ちが続けば、その作業もいらなくなるであろうが]
アイリ殿の弓騎馬隊はどれほど発言力を持っておる?
あれは勘所になるかも知れぬ。
信おければだが、大事に用いると良い。
[アイリと話した事を知られていれば、そんな話もして彼女を買っている風に話をした**]
── セルベシア王都 神殿 ──
[孤独を知る者が、孤独を案じて祈ってくれる。
ルートヴィヒは膝を屈めて額にその祝福を受けた。]
祝福も、ジル様と分かち合うことにしよう。
では──
[聖印を掲げた扉をくぐる。]
[ビーケン神殿より年代は新しいものの、王都の神殿も堅牢で立派な建造物だった。
内部は、案内がなければ迷うほどだという。
懺悔によく使われる小礼拝堂に入り、ナネッテに対峙すると、ルートヴィヒは両膝を床について、神に対する畏怖と恭順の姿勢をとった。]
あなたに、私の懺悔を聞いてもらいたい。
[静かな声で、淡々と語り出す。]
私は、過去にウェルシュ王子に恩義を受けたことがある。
父が病に倒れたと知らせがあり、急いで実家に駆けつけようとした私を、王都を囲む城壁の守備兵が夜間閉門の規則をたてに通行を拒んだ。
今にして思えば、賄賂をよこせということだったのかもしれない。
だが、そんなことは私の概念になく、父の容体のことで気がたってもいたから、押し問答は危うく流血沙汰になりかけ──そこにウェルシュ王子が通りかかって便宜をはかってくれなかったら、私はよくて牢に放り込まれ、悪くすれば斬られていたろう。
ウェルシュ王子のおかけで私はジル様の手配した医師をつれて村に駆けつけ、父を助けることができた。
それだけの恩を受けておいて──
私はウェルシュ王子に敵対する道を選ぶ。
[上目遣いに、ナネッテを見上げた。]
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