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― フリート村、宿屋 ―
[その影武者の選定だが、身代わりとしても捨石にしてはウェルシュがあとでいい顔をしないだろう。
となると自衛できるだけの実力が求められるが……
ユーリエはウェルシュについて行ったため不在。
テオドールにしても他の賊徒にしても、ウェルシュとは風貌が違いすぎて影武者にならない。
そこそこの実力があって、ウェルシュ程度の身長体格で、この任務に生命を張れる者――となると]
しかないわよねぇ……まぁ仕方がない、よろしく頼むよ。
[選考の結果、思いついたのは自分。
四六時中いつも飛び回っているが、固定で何かしているわけではないので自由が利きやすいのもあった。
というわけで自分が影武者となるため、王都脱出時から仕えてきた共2人に護衛を依頼し、王太子になりすますことにした]
― 進軍の際 ―
[>>585カッツェと共に呼び出された時、彼女の仕事を少し見る。
提示された話はこちらの目にも入っただろうか。
入ればなるほど、とそれらに感心したようにも見えただろう。
同時に、友を案じるような眼差しも混ざったが。
あれから、忙しさからかあまり会ってはいない。
エリクの件について立ち直っているだろうか。
そんな気配は、混ざるがまた口には出来ずに。]
[>586それから名を呼ばれ、言われた事に一度瞬き、少し目を細めた。
リアンダール候の気使いに、空気を和らげたといった様子で。]
ご心配はありません。
反意無き傭兵隊に手を出せば斬り捨てる、と厳命してあります。
お察しの通り、弓騎兵隊一団、皆赤い鎧の剣士殿には思う所あります。
ですが、味方を背後から討つような愚は侵しません。
……誇りにかけて。
[本来であれば、一族の名にかけて誓う言葉。
だがそれは口に出来ないために、短い言い方になってしまう。]
……お気遣い、感謝します。
[そう一礼したが、繰り返さぬという言葉を聞くと不思議そうな顔をして見上げる。
この戦いは言うなれば王位継承戦。それを繰り返さないというのはどういう意味なのだろう、と。
不躾にならない程度、整った顔を榛は見ていた。]
―試着の間―
[ルートヴィヒの見立ては完璧であった。
肩幅も、体型の見せ方も。
それから似合う「色」をよく知っていた。
華美でなく、違和感なく、溶け込めるように。]
……、…はやり着慣れないな。
……あまり 見るな よ?
[隠れて着替えた。気持ちの問題だ。
いや見ないと試しにならないだろうと言ってから自分で思った。
だから出てくるが。必要だから、と考えるからこそやるが。
過去に少女に間違われた経験から
少々複雑な気持ちであることには間違いない。
このあたりは男装を選んだ
イングリッドとは対照的かもしれない。わからないが。]
[用意された長い金髪の鬘をかぶり
なじませるように手で梳いた。
肩を過ぎ、背にかかる。]
…… ……
どう だろう か。
[エプロンドレスは細身のジルにぴったりであった。
長いまつげは影を落とし、
白磁の膚、形良い唇はこの格好なら
娘といって何ら問題はないと、見て取れよう。
ごまかすように胸元に手を当て目を逸らし、思う。
――しまった。予想以上に、恥ずかしい。]
・・・・・・
[ダーフィトのあまりの剣幕に少し怯む。
思い返せば、フレイムタンに真っ向から意見する者などあまり居なかったのかもしれない]
ふ・・・・・・あーっはっはっは、これはかたじけない!
私の悪い癖だな、ついつい固く考えすぎてしまうようだ。
成る程、ダーフィトの意見尤もだ。配慮が足りず迷惑を掛けた。
[素直に頭を下げる]
影武者については考えていた。ダーフィトが来れば話をしようとしていたのだが、そうかではお任せしよう。
だが、君もまたあの王太子の心の支えだ。君にもしもの事があれば王太子も折れてしまうだろう。それは数日前に君も理解したはずだ。
[胸をこづいたウェルシュをそのまま見送る。
ウェルシュの影武者をダーフィトに、という案はテオドールの中にもあった。
これはつまり護衛対象を分散させない為である。
しかしダーフィトが余計に危険に晒される、いわば賭け。
そして、言わずともその見送った背中が”誰が影武者になるか”を語っていた]
・・・・・・無茶はするなよ。
いやーいかんいかん、王太子の下に使えてからというもの、どうも若者に情が移っていかんな!
[手で自らの頬を殴り、護衛の兵は数を減らすよう指示しながら自分は街中の巡回へと切り替えた]
―アイリとの会話>>596―
…――そうか。
やはりお前は優秀な隊長だな。
長、というのが本来なのかもしれないが。
[目を閉じる]
お前は嫌がるかもしれないが、
エドナはお前を高く評価していたよ。
私も賛同するところだ。
なにせ弓の指導も頼んでいたしな。
腕は折り紙つきだと知っているし―――
[そう、目を向けて謂う。嘘のない言葉だ。
こちらを見てくる榛色に、ほんの少し眼を細めた。]
……願いがあるのだ。
― フリート村、宿屋 ―
……。
…………。
………………。
[余計なことを考えてしまった。
背格好が近くて、ウェルシュの服を(無断で)借りて着たとしても……それだけで日陰者の義賊団長が華やかな王太子に見えるわけないのでは、と]
……ちょっと、この顔に手入れしようかな。
アイツ……美人だし。
[美麗なウェルシュの表情を間近で見てきた身、自分の今の容姿では天地の差がある。
埋めて埋まりきるものではないが……少しはマシにしようと。
宿屋の主人を通じ、村の美容師に化粧をしてくれるように頼んだ――男の影武者をやるために]
― 道中 ―
["影"に関する警告が、出発後に届いた事は知らぬものの。
それへの警戒は、自身の役目と心得ていた。
『戦巫女』の名はこの地ではさほど知られてはいない事と、自分の外見は、他者の油断を誘う事ができる、という点で多少なりとも優位は得られるはず。
勿論、携えるものを先に見られたなら、相応警戒はされようが。
それが、違う意味での『油断』を誘える事も知っているから、殊更に隠し立てする事はしなかった。
諸々の特異性から使いこなすに至るには修練を要する大鎌は、見た目の『派手さ』だけで判断される事が多いものの、その実、やり方次第で小回りも効かせられる。
この辺り、実際に立ち合った事のある者──母と対峙した事のあるテオドールなら、ある程度想像はつくだろうが]
……まぁ、何事もないのが一番ですけれど。
[そんな小さな呟きがもれる。
重責ではあるが、負担とは思わない。
定めた『主』を護るのも、『戦巫女』の『使命』の内と心得ているから]
……案外と気づかれない、って……。
[さらりと言う事なのか、と。
突っ込みたくなったのは、ちょっと抑えた。
気づかない方は元より、気づかれないのに慣れている、というのもどうなのか、とか。
一瞬だけ、そんな思考が過ぎって、消えて]
……はぅ……ジェフロイ、さん?
[やがて距離が詰まり、相手の姿が見て取れるようになると、薄紅がきょとり、と瞬いた。
軽く手を上げるウェルシュと、瞬くジェフロイと。
その反応の差がなんとも言えず、ほんの一瞬、くすり、と笑む。
もっとも、すぐに意識を切り替え、周囲へと警戒を向けるのは忘れないのだが]
― 数時間後 ―
………………………うそ、だ……。
[宿屋の主人が気を効かせたのか、この作戦は重要だからと誰かが干渉したからなのか――手配されて来たのは、クラウゼヴィッツ家お抱えの、宮廷でも屈指の美容師だった。
芸術の都メリオールで長年修行を積んだらしい神業が閃いた結果――いっぱしの美女になってしまった鏡に映った自分を呆然とさせることになった。
ウェルシュ王太子は男性だけれど、女性らしさを追求したほうが映えます――とかいうお節介に突っ込む気力もなかった]
―回想 デュ・ボック村―
別に前衛で戦わせようとかではない。
…それにな、今のご時世じゃなくても賊に襲われる、天災に巻き込まれる、流行病に罹る。
死ぬ要因なんてそこら変にごろごろ転がっている。
ならば安全度など戦場も寝室も誤差ぐらいの差でしかない。
[と、危ないという感想をいうイングリッド>>437やスパルタというタイガ>>440にかなりの極論を、極論とすら感じさせぬほど平然と述べるのにはどう感じたか。]
もしかしたら役割を与えるかもしれないが、それ以外は遠くで見ていればいいだけだ。あまりに近くにいすぎても邪魔だからな。
[出すのか見せるだけなのかはその時次第。というように答えた]
……。
…………。
………………だぁぁぁッ!
黙って見てないで何かしゃべれ! 仕事の話しなさいよッ!!
[当然のことながら影武者の間は王太子がやるべきことを代行するわけだが……「ダーフィト」が代わりに決裁するとだけ聞いて資料を持って来た者の反応が恥ずかしく、本気で後悔した。*]
いえ……
[>>599優秀、と評価されると少し目を伏せる。
父のお陰です、とは口に出来なかった。]
ぁ………エドナ殿、が。
[一瞬、悪魔と言いかけ、言いなおし間が開く。
表情には複雑な物が混ざる。相変わらず苦手意識、敵視が強く、彼女の胸中を読む事が出来ない。
どうして、そんな想いが表裏に浮いてくるが、隠そうとはしなかった。知られているなら同じ事だ。
だが弓の事に話が及ぶと、いくらか表情も穏やかになっただったろう。]
鍛錬には開いた時間にでも、おいで下さい。
以前ほど多く時間を割く事は出来ませんが、可能な限りは。
[リアンダール候は優秀な生徒で、教える事は楽しかった。
とはいえ前隊長存命時には余裕のあった身は、隊長になってから縛られつつある。もっともリアンダール候も、現状は似たような所だろうが。]
[嘘と隠し事のない会話は心地よい。
表情の固い物を薄れさせながら、問いかけに返った言葉を耳にする。]
願い…?
[少し目を細めて、内情を零したような人へ榛が瞬いた。]
/*
と、いうか。
ユーリエでは、ウェルシュ様の影武者をやるのは大変ですよ!
[※身長差が15センチくらいあります]
ウェルシュ王子!
あ、ああ、奇遇というか……貴方を探しに戻ろうとしていた。
……こっちに?
[『そちら』がどちらであるのかに思い至る。
フリート村で王子と腹心に宛てた伝言。
無事届いていたこと、意味が通じていたことに安堵するよりも先、
爽やかに手を上げる彼の仕草へと向ける表情に迷う。]
……いや。何かあれば連絡を寄越すだろうと思って言付けたんだが、まさか俺は、王子自ら歩いて来るとは思わなかった。
幾ら戦巫女が居るとはいえ、供もほとんど無しに。
驚いた方だ。
[危うい方だ、とも内心で苦笑する。
隣の部下はといえば、自分の物言いに真っ青になったり、
王子が近づけば飛び上がったり、ともすれば元来た方角を上下逆さに覗きそうな勢いで頭を深々と下げすぎている。]
[荷車と供を合わせても4人。
隙なく周囲に警戒を向け始めたユーリエを見、部下にも視線でそれと促した。]
大勢で歩いてもかえって目立つもの。
俺達も、避難する商人の一家かとも思ったものです。
[ふ、と笑みを返してから。
冗談のように、しかし真面目な双眸を王子の瞳へと向ける。]
――――
もし、今王子が王太子を辞めて、
知らぬ地や、僻地の商人に転向しろと言われたら。
貴方は……出来ますか。
[荷車と供を合わせても4人。
隙なく周囲に警戒を向け始めたユーリエを見、部下にも視線でそれと促した。]
このご時勢、大勢で歩けばかえって目立つもの。
俺も、遠目では避難する商人の一家かなにかかと思った。
[ふ、と笑みを返してから。
冗談のように、しかし真面目な双眸を王子の瞳へと向ける。]
――――
もし、今王子が王太子を辞めて、
知らぬ地や、僻地の商人に転向しろと言われたら。
貴方は……出来ますか。
ん?何かあったか?
[暫く巡回していると、ダーフィトの配下であった者が非常に気まずい表情ですれ違う。
気になり声を掛けるのだが、どうも話の的を射ていない]
要するに、ダーフィトに異変があったという事か?ん?ん?
[何でもウェルシュの代わりに部屋で事務仕事をしているようだが、肝心な事を言わない]
・・・・・・まさか!
[既に暗殺者がこの村に侵入していたのか。
そう思うより先に、テオドールは走り出していた]
―出征行軍中:アイリと>>610―
[何を言いかけたのか、何をいえなかったのか。
問いかけることはない]
人の評価に関して
あの赤い剣士は偽らない。
…そう思ったから、謂っただけなのだろうよ。
[複雑な表情を見てまた少し苦笑した。
そういえば草原の民の弓兵に
少女や少年がいなくてよかったな、と思ったのは口に出さなかった。アイリも同じ事を考えていたとは知らない。]
そうだな。また、時間が空けば。
なかなかそうも行かなかったがな。
[事件以降ルートヴィヒも側を離れ
それからは、頓にそうであった。]
鍛錬は…うん。楽しかった。
教師(せんせい)がよかったからかもしれん。
[その目的が、必要となった時に
確実に射殺せるような――そんな手段の一つとして
学び始めたものだったとしても、だ。]
[刃の覆いは未だつけたまま切っ先は下に向け、漆黒の柄を横にして両手で持ち、足の感覚を気持ち広く取る。
左の手には柄と共に、真紅の長いリボンの端が握られていた。
刃の覆いの留め紐であるそれを引けば、即座に『動く』事のできる構え。
それを取り、周囲に意識を向けながらも、二人の話に耳を傾ける。
ジェフロイの投げた質問に、供の二人が何事か言いかけたが、それは短く静かに、と制した。
いつもならば反論の一つも来そうなところだが、常になく静かな薄紅は、それを無言で封じていた]
俺に手紙?…テオドールのとっつぁんからか。ご苦労だったな。報告を終えたなら後はゆっくり休め。
[そういって戻ってきてこちらに手紙>>542を渡した使者に労いの言葉を一つ。
王太子不在により代理で受け取ったということと礼の言葉。それだけならばなんの変哲もないわけだが]
大橋が揺れる…な。
[暗にこめられたメッセージを読み取りながら、目を細め内乱というのはめんどうくさいものだと改めて思う。
少なくとも己がしてきた侵略戦だとここまで気遣わない。王都にどうにかしてこもってもらって、大橋を壊すか、峡谷を埋めてもいい。経済封鎖でもいい。その後は放置だろうと思っている。
王都というものに価値を見出さない。取る必要性もなく、ただ抵抗分子を排除するだけであり、また時間制限ないからこその手段ともいえる。
それゆえにか様々な風評が流れ、または流しているものが色々とあるのだろうが、それらやこの国のルールというのは専門外の分野であった]
[聞くものも少なく、
それゆえかこぼしたた願いは、
一度口の中で反芻される。
高らかには口にできない秘めた理想。野望。]
そう 願い
……ひとつきりの太陽を、民へ…――。
…返せるような。
[目を伏せ、それから行軍先、草原の方を見やる。
翠の大地。森の深緑。そして、戦場]
まあ。そんなところだ。
おとぎ話の例えだとも思え。
[振り返ったときには、本気なのか――どうなのか、わからぬような表情ではあったが。]
― フリート村、仮執務室 ―
う〜ん……。
[小さな地図を貼った板を手に持ち、軍と見立てたピンを刺していく。
自軍をどこに布陣させようかという話である。
もちろんウェルシュやテオドールらと協議して決定することなのだが、何か集中していなければ今の風貌であることを思い出してしまう――無意識だが、いつもと違って足を組んでいない]
――やはり、ここよね。
[刺したピンは2本。
ひとつは、凪の森にあるかつての自分の根城、もうひとつは凪の森の西端とデュ・ボック村の中間位置。
奇しくも――イングリッドと同じ答]
[凪の森への布陣は、自分以下マイユマート義賊団にとって地の利がある場所……ここから森を抜けて奇襲もできるし、そうと匂わせて別の策を講じるのもありだ。
そしてもう1本が刺したところは、かつて自分が立って見回した場所。(>>1:266)
ここを封鎖すれば、セルベシア王国は南北に分断される――王国南部の流通経路を改造している自勢力にとって、南部の安全を保証する布陣は(工作次第だが)広範囲の支持を集める効果が狙える。
イングリッド王女と同盟を結ぶかは流動的だが、結んだとすれば前線の負担を減らせるため森方面へ多くの兵を回せる。
結ばなかったとしたら、イングリッド王女の軍はデュ・ボック村にほど近いところに布陣するウェルシュ軍をよく思わないだろう――動くように言われれば堂々と下がって王女に前衛を任せてしまえばいいし――いざというとき後背を突ける。
しかし三つ巴で勝つためには、策が二手必要……そこまでの余力がないのが我が軍の苦しいところか。*]
うっせ。
[素直っぽくすると碌なことがないと改めて思う。
次から>>608には、黙って肩を竦めた。
守りたい気持ちはある。…あるが、出来るのかどうかは解らないから。
この先どうなるか――未来は、これから決まる]
ああ、それ以外にもあるんだよ。
二名様程からヴェルナーに伝言を、な。
っとに顔が広いなぁ、あんた。
エディからは、「苛めないでくれ」。
ユーリエからは、「負けませんから」だとよ。
それと…ユーリエは、ちゃんと大事なものを見定めたぜ。
それを伝えとこうと思ったんだ。なんぞ縁深いって聞いたしな。
[フリート村を探す道中、互いに共通して知る人物なので自然話題にも出た。
ぽつりぽつりと、数は多くはなかったけれど*]
― 情報部のベリアン長官 ―
攻城戦、ねえ。
[セルベシア全土の地図を前に、ベリアンはつぶやく。
これから起こるであろう戦いの局面が「攻城戦」になれば、軍は危機に瀕するだろう。
攻城戦=籠城。
セルベシア王都は峻厳な山に囲まれ、通常、攻め込む道もスカルディス峡谷一カ所しかない。これは裏を返せば、補給も援軍も容易ではない、ということだ]
― フリート村 ―
『大変だぁあっ! テオドール将軍が倒れられた!(>>620)
医者だ! 医者を呼べ!』
[村は軽い混乱状態に陥ったとか]
[ さらに。
大型の攻城兵器>>1カタパルトやバリスタ。セルベシアの技術では難しいが、>>32メリオールならあるかもしれないトブレシェット型投石機を持ち出されれば、いくら堅牢な城壁を築こうとも、城は必ず落ちるだろう]
だから、正解。
[一見利を失うように見える平原への進軍。
籠城し、守るべき民に守られるような軍に与えられる勝利に意味などない]
― フリート村 ―
『大変だぁあっ! テオドール将軍が倒れられた!
医者だ! 医者を呼べ!』
[ショックで気絶した(>>620)のと、病で倒れたのは表面的に大差はない。
おかげで村は軽い混乱状態に陥ったとか]
はい、あのお馬鹿さ……カッツェ・ユンに伝令。
「兵を持って行って>>0:121マリアンネ大橋をいつでも落とせるように工作」。
ああ、こっち側だけでいいよ。万が一逃げ帰ってくるときに、時間を稼ぐためだから。谷底まで降りて、攻城櫓持ってくる気にはならない……なるかもなあ。
[>>4一部こちらの手に戻ってきた矢などの武具は、必要に応じて配布されたろう。
まあ他はおいおいでいいか、と、ルートヴィヒを通じてリアンダール候に報告するよう*指示を出す*]
ああ、もちろん峡谷の人の出入りは監視しろ。
止めなくていい。
……。
[>>621悪魔への評価には複雑な顔をしたままだった。
考えていた胸中は当然知れないが、弓引く自体にならずに済んだ幸いは後に何かに感謝するかもしれず。
>>622元々習っていたかは知らないが、自分が軍に入ってから間もなくの頃合に、歳が近いからと引き合わされた相手。仲介はクレメンスだったか、他の誰かだったか。
初見では女性か、とも思ったものだ。
そんな遠い記憶が時折過ぎる。
楽しかったと言われれば、笑みは少し柔らかになった。]
わたしもです。候は筋が良かった。
もう少し習い込めば、弓隊にも引けを取らないでしょう。
[手習いなので暇な時に、とは言わない。
候が弓を倣い始めた経緯は知らないが、弓に真摯に向き合う姿勢に、彼の人となりを見もした。時折その瞳に宿る強いものも。
何か目的があるのだろか、あるいは射落としたい相手でもいるのだろうか。微かに過ぎってはいたが、それを問いかけた事はなかった。
教師が良かったと言われると、凛としたものを胸に宿し。]
弓だけは、一族でも五指に入ると自負しております。
[そうはきと応えた。
その他に関しては色々と、至らぬ事も多いだろうが。]
― 出立後>>500 ―
[リアンダール候の命で王太子の動向を探りにでる。
その最中にナネッテからかけられた言葉には]
どうして……
[それを。
言いかけて、苦笑した。
相手の職業を、思い出したから]
ごめんナネッテさん、俺、見ちゃった。
[>>485好奇心に導かれた情報部の奥で見たものは、長官が集めたらしい書類の数々。書類の端々に踊る、影の姉妹という暗号名と、ナネッテの名。
影に身を置く、と続く言葉に、不思議と嫌悪感はわかなかった。彼女の「仕事」の内容も、予想がついているのに。
生い立ちも、なにも知らない彼女の、たわいもない思い出話を、もっと知りたいとさえ、思う]
ある人がね、生き方を教えてくれたんだ。
男で生きればいいんだって。欺いて生きていけばいいんだって。
[この相手に自らの秘密を語るのは、相手の秘密を知ってしまった罪悪感からではなく、共有したい欲がちらりとわいたからで。
懐からのぞかせる懐剣。
青い宝石が日の光を吸い込んで揺らめいた]
俺は……これの持ち主を捜してる。
俺の国、メリオールの南東にあったんだ。戦争のせいで、今はもう、形もない。
[戦禍をかぶるのは男女や老若の差はないのかもしれないが。子供ながら女として見てきた、受けてきた敗戦国としての扱いは耐え難く。
だから自分を女として扱わない、今の環境がありがたくもあるのだ、と*]
……太陽を、民へ?
……それは。
[>>625曖昧な表情に微かに首を傾げる。
太陽とは、尊きもの、高いもの、そして、簡単には手に触れる事の出来ない力。それを手にする事は果たして良い事なのだろうか。]
太陽を手にした物は、寒さに脅える事がなくなるでしょう。
もしくは、その熱さに焼かれるかもしれません。
あるいは……
[曖昧な物言いの中から、可能性を見つけ口にするのは難しい。
候の真の目的は知らぬまま故に、こちらもそういう物言いにはなり。
あるいはと、言いかけたところで止めた。
これ以上は、予測に予測を重ねた意味の無い物になる為。]
……いえ、御伽噺に現実を持ち込む事は良くない。
この戦いが、その魁になるというのなら。
我ら一隊、その夢の為の力に成れるよう、尽力尽くす事お約束します。
[勝利の為に、――一族の為に。
口には出さぬ思いを胸に入れたまま礼を取った。]
[ナネッテの陰りのない笑みはまるで満月のよう]
ねえ、「あの話」が成ったらさ。
[そう聞いたのは、好奇心だった。
あの話、リアンダール候の、個人的な話*]
ナネッテは、どうするの?
/*
現状:
じるさま「悪いうわさ! 暗殺!」
いんぐりっど「悪いうわさ! 交渉!」
うぇるしゅ「交渉! 交渉!」
ばとるはどこへ
―出征中の峡谷:アイリとの会話>>633―
[複雑な顔が変わらないのを見て、
根深そうだ、やはり、と思いはする。
草原の民の誇りに関わることなのだろう。駆って。駆られて。
初対面の時、自分と年も変わらぬ彼女が見せる弓の技に
驚き、奮い立ったものだった。]
それは嬉しい言葉だな。
――、…もう少し時間を取れればよかったのだがな。
まだ、狙いが甘い。
お前たちのようにはいかないな。
[手を空にさしのべるように翳す。]
[――思い描いていたのは。
射落としたいと願っていたのはあの頃は
紛れも無く国王だった。底光りする眼に、
何ゆえという表情をされたこともある。
――そして、今は。]
――。…
[アイリへと顔を向け直す。
凛とした空気が、草原の娘を彩る。]
――誇りがあるのだな。
[ゆっくりと、頷く。]
[そうして、続けたのは譬え話のようなもの。
直接的には語れない。
己の立場、利用すると決めたもの、様々に]
…――、… そうだな。
太陽は、…眩しく遠いもの。今は。
けれど、だからこそ――
[――静かに、口を噤む。
危うい異端だと分かってはいる。]
ああ。 そうだな。
[お伽話――夢物語としないために。
己が存在をかけて。]
頼りにしている。
誇り高き者たちよ。
[願う。]
/*
勧誘合戦や地盤固めに発言していて
いまいちひゃっはー感がないですね!
まだ軍と軍が激突していない、ってーのも大きいとは思いまするが!
/*
ああ、そうね警護官だからね……
今自分の肩書きを思い出して冷静になった。
自由に変えられると実はあんま意識しなくなるんだよな、肩書きって。
ウェルシュなんかもう、「王子」でいいと思ってるよ俺。
−フリート村 医務室−
[程なくして目が覚める。
若い兵士が心配そうに覗き込むが]
いや、もう大丈夫だ。失礼した。
[と言いながら額に置かれた濡れタオルを取り除きつつベッドから立ち上がる。
まあ、判っている。状況から判断してあれがダーフィトである事くらいは。
単純に脳で処理するのに時間がかかってしまっただけだ。
しかし・・・・・・]
/*
ておどーるさん!
ここは、ダーフィトに対して変になるところですよ!
そのうち恋や愛にかわるの!!
で、うぇるしゅはゆーりえとくっついた後にゆーりえが死ぬ
これでかんぺこ (何がだ
/*
キタァァァァァァァ!
変になったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! ひゃっほーーーーーーーーーー
喜びすぎである。
だがこれは死亡ふらぐ。恋の始まりとはすなわち別れである。
……こんなことになったから、ヒースは死ぬんじゃない。
「何もしていないから」こういうことになったのよ。
処刑ってことはさ……捕まえたんだよね。
昔のあたしだったら、殺さないで身代金いくらふんだくれるかなーってまず考える。
つまり……生かしておけばいろいろ使い道がある。
けど、ヒースは処刑。
ヒースを人質にして、あたしらに交渉や取引を持ちかける気は無い……ってこと。
ウェルは「力」に否定的だけど……力が無いってこういうことなのよ。
あたしたちにもっと力があったら、きっとヒースを生かしておいて何か企んで来たさ。
たとえ処刑するぞといってアンタを誘い出そうって罠だとしても――少なくともヒースはそれまでは生きてる。
けどね……今はそんなものですらない。
あたしたちに力が無いから、ヒースを殺しても構わないって思われてるんだ。
[頭に置いていた左手はいつしか抱え込むようにしっかりと]
あ、いや何でもない!何でもないぞ!!
[慌てふためき発言を取り消すが、そもそも誰の耳にも入っていなかった。
そして困惑しながら、先刻すれ違った若い兵士と同じような気まずい表情になりながら、医務室を出て村の巡回へと戻っていく]
/*
弓が
好きなんだ…。
Q:なんで英雄を選んだんですか?
A:
誰も魁でださないなあ
↓
ん?二人とも王の血族?
↓
落とし胤による復讐…
これだ!!!!
天啓が来た気がしたんだ…
最初は星の欠片のつもりでした。
あたしたちは……立ち止まってちゃいけない。
立ち止まって何もしていなくても、ヒースは死んでしまうのよ。
……ヒースを傷つけたのは、ウェル――アンタなのよ。
そして……あたしも同罪。
[締め付けるように強く、ウェルシュの頭を引き寄せて――]
だから、強くなろう。
ヒースみたいなことがもう起こらないように……人を集めて、モノを揃えて、兵を鍛えて、軍を育てて。
――誰とでも、話し合いで解決できるように。
[キツく言おうとした言葉は、口から出るときにゆっくりと丁寧に……激しくまくしたてて自分への悔しさなどが一緒に溢れ出たりしないように。//]
/*
Q:
ルートヴィヒ好きすぎませんか?
A:
私もそう思います。
いなくなったら死んでしまう程度には。
もう伴侶でいいと思いませんか……
ナネッテだめー!
って嫉妬する22才
どうしてこうなった …
── 試着の間 ──
[ジルが着替えると言って衝立の裏に隠れた。
待つ。 衣擦れの音。
掌が汗ばむ。
待つ。 身をくねらせる気配。
喉が渇く。
待つ。 ガーターを嵌る音か?
エプロンドレスをまとい、おずおずと衝立の裏から出て来るジル。
それを見た瞬間に──]
[>>642草原の民の誇り、そして――自分の口に出せぬ願い。
それに深く関わる悪魔へは、胸中絡んだ糸は解ける事はない。
嬉しい言葉、と言われ笑みは崩さない。]
ならばなるべく中央、それよりは少し上を狙う事です。
無理に狙う箇所を絞ろうとすると当たりませんし、遠当ては思ったより矢の軌道が下がる事が多い。
[翳す手を、その動作に視線が向いた。
思いは知らない。
それでも、彼の人につき従う道は違えない。]
[>>643頷きには、その言葉には、目を細め笑んだ。]
そうでなければ、わたしはこの場にはいませんから。
[強くなければ長とは認められない。
だからこそ、より強いものに従う。
ひとつ間違えれば強者へ諂いかねない理。
だがそこには毅然とした物がある。]
[>>644例え話に何かを感じながらも、それを形には出来なかった。
あるいはルートヴィヒなら知っているのだろうが、とは思ったが。
問う事はせずに。
遠い太陽、草原の民にはまた違う思いも宿るそれ。
それを民に返す方法とはどう言う事か。
候が自らを異端を感じている事もまた知らず。]
[──でも、ダメだ。
はっきりと悟る。
見るな、というのが命令であったとしても無理だ。
似合っているとかいないとかいう問題じゃない。
古着を着ていても、ジルの美しさは群を抜いていて、誤摩化せるもんじゃないとわかった。]
――はっ。
[>>645言葉には、短く返した。
胸中に何があろうとも、今自らがやるべき事は一つ。
勝利を。
その為に今は動く。
>>646休めといわれ一礼してから、立ち去ろうとして。]
候もどうぞ、お休みになれる時にはお休みください。
将が倒れては何も成りません故。
[どこか張り詰めた者を持つ人へと
気遣うような言葉をかけてから、再度一礼して辞した。]
──… っ !!
[それでも、変装をとおそうとするジルの努力は懸命なもの。
胸元に手を当て目を逸らす、儚げな仕草。
ほのかに染まる目尻は先ほどとは風情を変え、睫毛が切なげに伏せらる。]
── 出征 ──
[王都のメインストリートは、彼らの "青い薔薇の王子様" を見ようという人々で沸き返っていた。
「民を守る」と宣言したジルの言葉が伝えられると、歓呼の声がひときわ高まる。
馬上にすらりと背を伸ばした軍装のジルは、短く出発の号令を出す。
その傍らにあって、ルートヴィヒもまた馬を進めた。]
[ルートヴィヒの出で立ちは、他の従軍修道士たちとさして変わらない。
鎖帷子のうえに、太陽の聖印を刻んだ鋼の胸当てをつけ、太陽を牽く馬のエンデレムを縫い取った青い
佩剣は波打つ刃状をもつフランベルジュ。
そして、両腕には板金の篭手をはめていた。
内側に若き鍛冶屋ロヴィンの銘が刻まれたそれは神殿経由で届けられたばかりのもの。
同封された説明書の図に従い、今は弾き返しを可能にした重篭手である。
どこか無骨な感じのする乗騎は、騎手と同じく青の馬衣をつけていたが、手綱や鞍に宝石や華美な装飾はない。
馬具ごと父の手によるものだった。]
そんな大袈裟な… …
[奇跡、とか。そう謂われてうろたえる。
娘のようなしぐさ、どうすればいいだろうと、
試行錯誤の間。]
ジル、赤ログがいろいろありがとうすぎるw
昨夜から恋 故意の確定ロールしまくりだ。
いくらでも遊んでいたいが、時間がががが
続きはまたエピで (←
――――ルート、…?
[首を傾ぐように、窺うように見上げたのは、黙ってしまったルートヴィヒが気にかかったからで―――]
う、わっ…!!?
[姫抱きにされて、
声が裏返った。とっさに彼にしがみついたものの―――]
な、何するんだ、こら、ルート…!!
[混乱したのは、謂うまでも、ない。]
── 出立後 南下の途上での回想>>511>>512 ──
[命を受けて王都から移動をする日々。
まず何よりも、月の女神に身を捧げた修道女としてナネッテが祈りを欠かす事は無い。毎朝の祈りの中に加えられるのはやはり、ジルとルートヴィヒに向けたもの。
祈りにナネッテの名を加えると言うルートヴィヒの言葉が無くとも、自ら選んだ事だろう。]
「……嗚呼、とても。
失礼な事を、申し上げてしまいました。
私も祈りを捧げましょう……。」
[返した言葉は酷く控えめなもので。けれども。時折、眼鏡を外したルートヴィヒのシアン色の瞳の色が浮かんでしまう事に気付く。
ウェルシュ王子暗殺と言う命は、重い。自身の父親を王太子の元へ逃がしたヒースクリフの行動と最期の言葉、ルートヴィヒの懺悔、他、耳にする事の出来た王太子の人柄から、その使命の重さを感じる。]
― 道中・ジェフロイと ―
私を探しに?
それなら、ますます行き違いにならなくて良かった。
[安堵の言葉を紡ぎながら、
ジェフロイの隣にいる男の所作に、
困ったような、噴き出すのを堪えるような顔をする。
人を驚かせるのも嫌いじゃない。
悪友たちの薫陶よろしきを得て。]
私はどうして、女以外の何者にも成れなかったけれど
そうでなく生きられるなら、それも良い。
……カッツェが、カッツェらしく居られれば。
[青い宝石の埋め込まれた懐剣に視線を落とす。]
持ち主と、逢えれば良い。
本当に、本当よ……。
[微笑んで、カッツェの秘密の為に神に祈りを捧げる。]
[背後でユーリエが周囲を警戒してくれているのを、
それとなく肌で感じながら、ジェフロイにゆっくり近づく。]
なに。ついでの用事もあったし、
きみを呼びつけるのも、代理を立てるのも
違う気がしたから。
それに―――そう。これくらいの方が、
他の人達の目も誤魔化せる。
[商人かなにかに見えた、との言葉に笑ってから、
続く問いかけに、こてり、と首を傾げた。]
──嗚呼、そうだわ。
私の使命は、安全では無いから。
いざと言う時は、貴女は私を置いて逃げて。
貴女に生き延びて欲しいと言うだけではなく、
その方が、お互いの職務としても適切だと想う。
[ある程度は、影の姉妹達が、純情報部の面々を誘導するだろうと考えながらも。]
知らぬ地や、僻地の商人……か。
――――父上が御存命の時ならば、
頷いていたかもしれないな。
[知らぬ土地を、国を渡り歩き、自分の才覚ひとつで生きる。
それを実現した友に、憧れていたこともあった。
追憶を振り切るように、ひとつ、首を振る。]
/*
そうだ忘れてた、ヒースのとこ面会行こうとして時間が無かったんだ…orz
一方的面会をあとでしておこう。
それからロヴィンの夢とか森の事にかんしてとかも補完 を
時間足りるだろうか…。
[すでにナネッテの正体を知ってしまったカッツェを見て、それから同行していた情報部と影の姉妹を兼ねる者の一人カタリナを呼ぶ。]
……カタリナ。
貴女もジル様のお話を聞いたでしょう。
採掘場と言う厳しい環境で働くボーレンス鉱山の者達なら、
王ではなく、民が「主」となる国、
王を持たない国を望む可能性がある……。
用心して武装を固めてあるにしても、
非武装の修道女ばかりで訪れれば
無碍に追い返す人達では、無いと信じる。
ジル様の本心は、王都の奥にあって
直接地方の民と接点を持つ機会も無かったと思うの。
──カタリナ、貴女が行って、
彼等をまとめる者が居るならば、
その者がジル様と話が出来るよう道筋を付けて来て。
彼等に望まれる事があれば、貴女に水先案内人も頼むわ。
それから、鉱山を尋ねた結果は如何あれ、私ではなく
ジル様と情報部に直接報告を、ね。
[ジェフロイとカッツェに接点がある事を知っていれば、カッツェにも何か頼んだかもしれなかったが、今はそれを知らない。ナネッテ達は直接鉱山そのものに向かう事無く。]
── スカルディス渓谷 ──
[マリアンネ大橋を渡る。
カッツェの工作隊が、必要とあらばこの橋を破壊できるよう動くらしい。>>632
南へと下る道中は、特に戦闘は起きなかった。
敵の斥候くらいは峡谷にも入り込んでいるのだろうが、仕掛けてくる様子はない。
それでも、警戒をおこたることなく進軍する。]
―出征中:峡谷>>657―
―――――、…
[ひとつ、瞬き。]
…ああ、心する。
ありがとう。アイリ。
[生真面目な一礼を向けるアイリへ、笑みを向けた。
ここから降りきれば、
砦までは程近い。
ジルは草原と森を視界におさめ、見据えた。]
/*
すごい勢いでナネッテが自分の仕事をこなしている…!
いいなぁ、偉いなぁ。
私も仕事 頑張ろう(多分次回 か?<合戦
/*
ウェルシュを動かしにくいと思うのは、
芯が定まっていないからなんだろうな。
まあ、どんなキャラも別に芯なんて決めちゃいないけど、
自分とウェルシュの思考の乖離具合がなかなか苦しい。
なので、いまだにふらふらとキャラが定まらないから、
ログ書くのに非常に時間が掛かる、と。
/*
>>658
あおいwwwばらのおうじさま!!!www
きらびやか…
きらびやか…
wwwwwww青い薔薇の王子様ww
/*
最近一番の衝撃だった……
あおいばらのおうじさま……
どちらさんも大変だな。
wwwきらびやかつらいwww
[酒と杯を引っつかんで、タイガは村外れの小さな丘に上がった。
村には屋上のついているしっかりした建物は無い。
だから、せめて少しでも空に近い場所――
空がよく望める場所に、行こうと、思った]
……ばっかやろ。
本人戻ってこなかったら、土産も何もねぇだろが。
[毒づくように零す。
乾いた土臭い風が、呟きを無表情に浚っていく。
草の啼く音が聞こえた。
波打つ緑の丘。空は今日も青い]
[深くはない…けれど、浅くも無い付き合いだったと――今更ながらに思う。
セルベシア視察の帰り、少し寄り道する位ならいいだろうと、ある時、王都の酒を買って関所に寄った。たまたまいい酒が手に入ったとか、確かそんな些細な理由だ。
どちらからともなく青空を肴に飲むかという話になって、結局関所の屋上に上がって、昼間っから二人で飲んだ。
仕事は?と揶揄して聞いたら、特別休暇、としれっと返ってくる。
酒宴が終わってしまば忘れてしまうような、そんな他愛も無い意味もない、冗談めかした言葉の応酬。
白雲が気をきかせて、時折影という名の夜を作っていった。
心地よい酔いを妬んだ風が奪って、空に酒気を散らした。
どれくらい、時間を重ねたか。
何度もあの関所を通ったけれど、そんな風に酒を交わしたのは、あれが最初で最後だった。
……――最後に、なってしまった]
[杯に酒を注ぎ、……ばっ、と宙に撒いた。
此処には居ない誰かへ捧げる様に。
飛沫が青空に広がって、酒の香がふわと鼻腔を過ぎる。
じっと、睨むように空を仰いだ。
単なる感傷だ。解っている。失われる覚悟くらい出来ていた。
だから……今だけだ]
[琥珀の瞳に浮かぶ色。それを飲み込むように、伏せて]
…――――格好つけてんじゃねぇよ。…阿呆が。
[持て余す哀惜を詰る声に埋め込んだ*]
何もしていないから…
[言葉を繰り返す。]
私に、 …力があれば ?
[自分が殺した。
自分が、ヒースを殺した。
自分に力がないから。
自分が、何も知らずに過ごしていたから。
自分が、こんなにも甘いから。
乳母はどうなったか。
身代わりになってくれた
自分に力があれば、王都を脱出することもなく、
彼らも死ななかった。そして、ヒースも。]
― 進軍の際>>585 ―
[呼び出された先でアイリと顔を合わせる。
向けられるまなざしに混ざる色に気づけば、意識して口角をあげて見せる。
友が何も口にはしないから、こちらも何も口にはせずに。
あのときと同じように、あのときとは違う心持ちで、相手の腕を叩いた]
[そういえば古書庫でルートヴィヒに険のあるまなざしを向けたままだった。後で謝っておこう、と相手の顔を盗み見た]
流言、ですか。いいですよ。
[人員は任せると言われて、数度頷いた。
アイリとリアンダール候の話は、傍らにいることが許されたなら聞こえていたのだが――*]
[険しい景色の続く渓谷。
空は帯のように切り取られている。
「休憩」の声にルートヴィヒは革袋の水を飲み、胸に挿した花にも指先から水滴を落とした。
これは、王都を出る際に、見送りの民衆が撒いた花のひとつ。
パサリと、狙ったように手の中に落ちてきたスズランを、ルートヴィヒは捨てずにもってきたのだった。]
/*
あれだな。
ウェルシュが繰り広げる論理に、
中の人がツッコミを入れる状況を、どうにかした方が良い。
いやそれ無理だろ、とか、
ないない。そんなのただの理想論、とか、
つっこんでる場合じゃない。
突き詰めて考えるんだよう。
[アイリとの会話、
カッツェもその場にいることを選べば、聞けるだろう。
少なくともジルのほうから辞せとは謂わず、静かに語る。**]
/*
ライナー追悼受け取りやがれえええっ。
このやろ、格好つけやがって!だ。
土産頑張ってくれてるところ、読んでてもだえただろうが。
あと謀反人じゃないの下りとかっ。
[ジルの意に賛同する者を求める為、影の姉妹の幾人かをビーケン神殿に立ち寄らせた。ウェルシュ王太子を狙うにしても、防御線も張られているであろう向こうの拠点に大人数で襲撃は目立って出来ない為、少数精鋭を残して、姉妹を分散させる事に問題は無い。
神殿に向かった面々には、そこで何故か直接王都の神殿ではなく、間違ってビーケン神殿に届けられてしまったらしき、ルートヴィヒの注文の武器がそこにある事と、神殿に立ち寄った後、ロヴィンが皮を求めてイングリッドの拠点が置かれた後のデュ・ポック村に向かってしまったらしいと言う情報が入る。
ロヴィンの届けた品と、彼がもう王都方面へは戻って来ないのではと言う情報は、後日、直接ルートヴィヒとジルの元へ届くだろう。それから影の姉妹と共に、神殿から魁の英雄の元へ集う修道女や修道士達もあるだろう。]
/*
今気づいたが魁にいてくれてる星の欠片が
なんか女性率高いのか!
エディ、アイリ、カッツェ、ナネッテ
…これなんてギャr……
いや、なんでもない
…華やかで素敵だn !
[>>679カッツェが笑むのが見えると、それが強がりでないか少し迷う。
だが腕を叩かれると、少しこちらも笑んで返した。
>>673リアンダール候の元を辞するタイミングは同じだっただろうか。もしも、彼女が先の御伽噺について表情変えていたなら、その理由を尋ねてみたりもしただろうが――。]
[再び、自己嫌悪と後悔の渦に呑み込まれてしまいそうな心を、
拳を握りしめて、堪える。]
強く…なる。
強く、なれば―――……
……誰とでも、話し合いで解決できるように…
[痛いほどに頭を抱きしめられながら、
呟く言葉は震え、熱を持つ。]
――――――でも、それが軍事力であるべきではない。
私は、…そう思う。
[こんな時でさえ、頑なな程にそれを主張する。]
― フリート村 ―
さて――。
[刺客を釣り上げるためにはそれなりに姿を見せなければならない。
一方であからさまにやっては罠だと看破される。
ウェルシュは様々な場所を訪問して回っていたのに倣い、実際に同じところを回る。
話す内容はウェルシュのときとは違い、軍の調整役としての様々なことであるが……会話の内容まで察知されることはないだろうから問題はない。
いつもとは回るルートを変え……建物に落ちる影か夕闇が場を支配しやすい時間帯を通るような順番に組み替えた。
自分は長剣を提げ、ウェルシュに仕える共2名を傍に並べて――]
― デュ・ボック村:ジル出征前 ―
[タイガがヴェルナーを伴って再び戻れば>>685
その概要を大まかに説明する。
政略。ウェルシュ軍への共同の誘いと、提案。
ヴェルナーに別働隊の全権を託すとの選択>>549
それに加え、ウェルシュ軍からの戦力供出>>561
噂を使う>>563との旨までを告げ、客将へと視線を向けた]
リアンダール候軍に対抗するには、
戦力を糾合するより他にないと判断した。
過日、卿が提案した通りにな。
ヴェルナー。
卿に別働隊全軍の指揮と、ウェルシュ軍の押さえを頼みたい。どうか。
…指針に疑問、もしくは提案があれば併せてそれも問いたいが。
[未だテオドールからの手紙の事は知らぬ。
地図を示しながら、簡単に指針を説明した]
―出征:そして―
[さて―――それは休憩中のことだったか。]
……ルート。
子供らが私を青薔薇の王子さま、などと
呼んでいたらしい。
……まったく、どうしてなのか。
皮肉なものだな。
[他のものに、聞こえないように、苦みばかりの笑みを浮かべる]
――――、
[自身の足で赴くべきと判断したと微笑み、警戒も無く近付く王子。
雑じり気も屈託も無い表情に、心が痛んだ。]
[何かへと想い馳せているのだろうか、
王子の瞳が僅かの間遠い空を移す。
静かな言葉に込められた意志を、沈黙のままに聞き]
…………そうか。
[息を、落とした。]
……いや、不躾な問いで済まなかった。
[ユーリエが押し留めてはいるものの、
ウェルシュを護る供の二人の視線は射抜くよう。
目礼して謝意を示せば、彼らも多少は落ち着こうか。]
あの村――今はフリート村、だったか。
演説を拝聴することになったのは偶然だったが、あれを聞いて、俺は。
貴方が、信じた道を進み切り拓く腕と足を得たのだ…と。
苦悩を、立って進む力に昇華したのだと。そう、思った。
[微かな光差す、緑の森での邂逅。
そこで告げた言葉をもう一度、繰り返す。]
/*
あおいばらのおうじさま 見るたびに噴く
青い薔薇のおうじさまwww
wwwwwだめだたまらんwwww
ジルの背景に
パアァァァァ……
って青薔薇が散っているのかも知れん
今の私たちには必要だけれども、
軍は―――純粋な軍隊は、容易に他を傷つける力になる。
強い軍を持てば、それを他国へ向かわせたくなる。
それに、今回のように、国を割る一因にさえなる。
それじゃ、いけないんだ。
軍に頼って力を得れば、より強い軍によって滅ぼされる。
私は、他の道を探したい。
今はまだ―――そこまでたどり着けてはいないけれど…。
[語尾は悔しげに、揺れて消えた。]
貴方の理想の手助けに上がる、と。
その気持ち、今でも偽りはない。
が……王子の目指す未来について、
あの時に聞かなかったことを、少しお聞きしたい。
[そう言い置いて、ひたりと王子へと金を据える。]
王子は軍縮の意志が強固であると聞き及ぶ。
それでは、セルベシアに平和を齎したのち、王子はどのように国を守るおつもりでいるのだろうか。
数多の軍人たち、軍に関わる産業従事者、技術者たち……数え上げきれぬ数多の民が職や居場所を失い、路頭に迷うだろう。
彼らは以後如何にして自分の生活を守れば良いのか。
[問いの意味を仄めかす。
今までに生きた道を捨てるのが、捨てさせるのが、
ひとにとって、如何に残酷なことであるか意識したことがあるか。]
……真に民を想うのであれば。
代替案をお持ちか否か、お聞かせ願いたい。
[彼の構想が成すものがもしも『仮初の平和』であれば。
夢や理想は、霞や蜃気楼でしかない。
………最後の、見極め。]
[問いの意味を仄めかす。
今までに生きた道を捨てるのが、捨てさせるのが、
ひとにとって、如何に残酷なことであるか意識したことがあるか。]
……真に民を想うのであれば。
その意志は未だ変わらぬものか、
そうであれば代替案をお持ちか否か、お聞かせ願いたい。
[彼の構想が成すものがもしも『仮初の平和』であれば。
夢や理想は、霞や蜃気楼でしかない。
………最後の、見極め。]
― 出立後 >>661- ―
知らないって、みんな興味がないだけだよ。
[自分の告白を聞いても、不愉快さを見せない相手に冗談めかして肩をすくめて]
もう無いからね。遠くない。
[ここにしかない、と。懐剣を入れていた胸元を手で示す]
俺も、ナネッテさんがナネッテさんらしくあれば、それでいいよ。
[女でいられた相手を、うらやましいとは思わない。
自分のために微笑んでくれる存在が嬉しかったから]
まあ、それは努力するけど。
危ない目に遭わないようにしようよ。
[>>665互いの任務の性質も、軍への有益性もすべてわかった上で、少し渋面を作って、答えた]
陽の下を?
[>>668答え、微笑む顔が、教会で見たものと重なる。
ずっといい物だと思っていた。それが今、すとんと腑に落ちる。
ああそうか。
まるで春の陽の下にいるようなんだ。
あなたとも。
そういわれれば少しこそばゆくて、くすりと笑った*]
── 夕闇の刻 エーレンフリート村付近 ──
[鉱山と神殿の途中の道でのジェフロイとウェルシュ王太子の出逢い。残念ながら、少人数の目立たぬ忍び旅には気付かない。
ダーフィトの工作もあって。拠点らしきエーレンフリート村に、王太子と彼が雇い入れた将軍が滞在していると言う情報を得る。王太子は軍縮派であったが軍事訓練が行われて居り、彼等の決起は近いであろうとも。]
昼間の情報収集とは違って、
……此処からは、危険。
夜の領域ね──。
カッツェとは、暫くお別れかしら。
嗚呼、少しの間だけ……よ。
[薄く輝きはじめた、月を見上げる。
遠くて月を見上げる人があるのかもしれない。
月光が肌に馴染む。街ではない、村の周囲はとても暗い。遠く、巡回する者を示す手持ちの明かりを追う事が出来る程。その闇も馴染む。陽の下をふわふわと歩いてみる──と言うのは、随分と先の事になるだろうと想う。]
[村を囲んで見下ろす位置に、少数精鋭の姉妹達を従えて立つ。ナネッテと姉妹達は身元の分かる修道服ではなく、風景の溶け込むような細作と言った暗色の服装、そして目元を除いて面を表さない。
他、少数の影の姉妹以外は、近場で待機もしくは、諜報が可能な者はエーレンフリート村に潜伏し情報を追っているはず。]
[目礼によって示された謝意は通じたようで、いきり立つ二人の険はやや、鎮まる。
完全には消えきらぬのは、已む無しか。
それでも、その後に続いた問いに、険は戸惑いに上書きされた]
……お静かに、ですよ?
[そんな彼らに、小さな声で釘を刺し。
薄紅は、言葉交わす二人へと]
[ジルも出征式を思い出したのか。
子供らに「青薔薇の王子さま」と呼ばれたと、そう話してくれた。
皮肉だと、ジルがそう感じる理由をルートヴィヒは知っている。
その身体に流れる、王家の血──日陰の薔薇。]
「王子」に比べたら、「候」という字が難しすぎるからだ。
[わざとそんな答えを投げて、吐息をつく。]
― デュ・ボック村:村の新工房 ―
[ロヴィンのために用意された其処が、
ある程度居心地よく片付いたと聞いて顔を出してみた]
よう、ロヴィン。
村は馴染んだか? 凪の森の工房と違ってちとやりにくいだろうが…。
でもあんたのアドバイスは的確だって、他の職人が感嘆してたぜ。
ほんと、若ぇのに腕いーのな。
あ、あとイングリッド様。
基本、村で作業をさせていただこうと存じますが、
稀にで結構ですので、工房に戻らせていただいてもよろしいでしょうか?
貯蓄してある材料や、運べていない武具を
お持ちしたいと考えております。
── スカルディス平原南 セルベシア正規軍 砦 ──
[やがて、軍は前線拠点へと到着する。
城塞というには小さいが、拠点としては充分に使える規模。
古い砦の中には遺棄されたものもあるというが、ここは王都への入り口とあって、雨漏りのするようなことはなかった。]
エディ殿の部隊が設置した落とし穴というのは──あちらか。
[地図と照らし合わせて確かめる。]
……軍事力、か。
それもそのひとつだけど……。
人間、何か自慢できる取り柄があったらそうそうナメられやしないよ。
……じゃあ、あたしらには何がある?
今のあたしらに、リアンダール候に響いてヒースの処刑を思いとどまらせることができるだけの何がある?
軍事力ってのはそのうちのひとつでしかないさ。
それに……軍があったって戦争に使うかどうかなんて、決めるの王様だけでしょ。
ウェルが王様になったら使わなければいい――そんだけよ。
ああ。やはり聞いていたのか。
[フリート村の祭で見かけたので、
もしや、とは思っていたが、
聞かれていたことに、仄かな照れと、嬉しさを表す。]
ああ。私はもう心を、―――覚悟を決めた。
一時は民の血を流すことになるだろう。
国土を荒らすことにもなるだろう。
だが、私を信じてついてきてくれる者がいる限り、
私は、理想のセルベシアの姿を掲げ続けたいと。
[繰り返す決意は淀みない。
向けられる視線に対しても、揺らぐことは無かった。++]
無論。
[ロヴィンの問い>>706は、短く音楽的な響きの答えが返る]
ただ、じきに道も危険となろう。
ひとたび戦闘が起きれば、そなたの無事とて保障はされぬ。
ゆえに、ことは早急に運ぶが良い。
便宜を図るよう、他の者に申し付ける。
荷馬よりは多く運べるようにな。
[縛り付けるつもりはないが、
事態が緊張の度を高めているのもまた事実。
端的に事実を告げ、ロヴィンの希望を肯った]
―――最終的に、軍を廃する意向は、今でも変わらない。
力を持てば、それを外に振るおうとする者は現れるもの。
軍を持つから、他国へ攻め込もうと考えるものがいる。
―――或いは今回のように、
軍事力を背景に、権力を握ろうとする者も…。
軍は―――常設の軍は、国を守るのには必要ない。
[きぱり、言い切る。]
だが、力無き国が他国に侵略されるのは、
火を見るよりも明らか。
皆の心配は、私にも理解できる。
いや、今までその不安に答えられなかったことこそ、
私の落ち度だろう。
[だからこそ、城を追われることになったのだ。
苦い認識を噛み締めて、言葉を続ける。++]
[イングリッドから説明>>688を受け、タイガに言葉を添えられて>>697しばし考えた後。]
ま、そうなるな。
意地はって共闘できないなんていったら逃げるかやめろ阿呆。というところだった。
なにせ本来ならば、嬢ちゃんと王太子とは戦争をするべきじゃないからな。
戦争は勝てないとおもったらやったらいけないものだ。動かすと決めた時点で既に勝利を得てるべきものだ。その点ではリアンダール候は理に適い、こちらは理に反し、土台を完全に無視している。
いうまでもないかもしれないが、二人はしっかりとこのことを認識しておいてくれ。
[共闘については特に驚くこともない。そもそも最初に提案をしたときから己の政略段階では既に大前提だったのだ。少なくとも己の知識ではそれが限界だ。だから改めて、現状を認識させるように、厳しく口にする]
―デュ・ボック村:村の新工房―
[ロヴィンにとって新しい工房は清潔で心地よい空間だった。
それを自分の使いやすいようにと炉などの配置を少しずつ買えていき、新工房は完成した]
あ、タイガ様、はい、ここの工房は大変心地よい空間です。
それに設備もある程度配置の許可をいただけたので、
やりにくさは、ほとんどございませんー。
本当に恐縮です、僕も他の職人さんの工夫や細工を見て、
よりいっそう勉強になってますよー。
そして、アドバイスが生きているなら僕にとっても何よりです。
イングリッド様、タイガ様のお力に少しでもなれれば幸いです。
つよき、セルベシアの為に!!
[フレーズはロヴィンに深く浸透していた。
それだけ、王の剣を献上したことがうれしく、
また、剣を振るうイングリッドの姿が感激だったようだ]
−フリート村 夜−
[日も落ちたが、まだ大きな動きは無い]
さて、本番はこれからだ。
[部下からダーフィトの巡回とルートについて耳打ちされる。
あまり接近しないよう、かといって到着に時間のかからない所をこちらもふらりと巡回する]
これで、ダーフィトに何かあれば私の落ち度だな。
[にわかに汗が頬を伝った。緊張感が体を支配していく]
―ルートヴィヒとの会話>>702―
…――そういうものか。
[小さく苦笑した。
わざとだ、わかっている。]
――…… ああ、
でも、…何も知らないんだ
[かれらは。己が憎み
薔薇を握りつぶして散らすような癖、それを持っていることも――]
── 夕闇の刻 エーレンフリート村 ──
[ 夜を統べ、死を司る月の女神に捧げる祈り ]
[ 襲撃の合図 ]
[エーレンフリート村の中、ダーフィトが扮するウェルシュ王太子の影武者を、音も無く闇纏う姉妹達が襲う際、それは刹那で終えなくてはならない。
──手順はこうだ。
護衛の従者二名を暗器で落とす。
ウェルシュ王太子の口を覆い目立たぬ連れ込む。
念のための面の確認。手違いでエーレンフリート村の村人や、兵士を殺害してしまっては任務の達成とは行かない。そして殺害。死亡を確認しての逃亡。可能で有れば、それが王太子であると示す品を奪って持ち帰るのが望ましい。]
[ 長剣を携えたウェルシュ(に扮したダーフィト)を目標に ]
[ 音も無く、死の闇が降り立つ──。 ]
[ ダーフィトの傍で、二人の共が倒れるのは刹那。 ]
とりあえず…平原に出てくるのは間違いないだろう。
とっつぁんの手紙にもあったし、そもそもこもる理由もない。
[そういってテオドールからの手紙>>542を二人に見せるようにテーブルに広げ]
別働隊を指揮するのは構わない。平原と凪の森から挟撃でいいだろうが…王太子側にはこの連絡はしたのか?こちらで全て決めるってのはちとこっちの都合が良すぎる。
その辺の交渉も俺にっていうならそれはそれでいい。
戦力供出も将の交換でお互い人質をあずけ合う…というよりも監視をしあう形になっていいだろうしな。
[お互いがお互いを信頼できるという状況ではない。ゆえに、自分が監視するのと同じように、あちらも監視するべきだろう。と]
問題点としては別陣営同士だからやはり連携に難があるところだが、そこはもうお互いの意気込みにでもかけるしかないな。
こっちに将がきたとしてもしっかり耳を傾けろ。捨て駒扱いするようなことはするなよ。絶対にな。
──……
ウェルシュ王太子で、
間違いはございませんでしょうか?
……王家の血を持たぬ「民」と言う大陽を
セルベシアに昇らせる為、
その──お命、頂戴いたします。
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>>712
wwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwww繰り返されるのはずかしいwww
www( ノノ)
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