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守るもの?
[吐き捨てるように、軽く嘲う。
ああ、それが例の”執着”か。弱き者らの、拠り所。]
───必要ないから、ねえ。
[返し、手元のレバーを引く。その先に狙うもの。]
[>>425 自分の言葉に従い、シュヴァルベとロッテを組もうと機体を寄せるPITに、一先ず安堵する]
ええ、ロッヘン号がどうしてこんなところに……。
[急上昇する飛行船>>411が、空軍機でないことには気付いていた。
無線で呼びかけようとロッヘン号を振り仰いだ瞬間
生まれた太陽>>410が、シュテラの視界を白く染め上げた]
――――――!!
[閃光手榴弾のせいで霞む視界の向う、マリエッタを狙う気配を感じた>>422]
[埃の匂い。
黴の匂い。
古い書物の中から、比較的新しい大きなファイルを取り出し、該当者が居ないかどうか捲って行く。]
ヴァ………
ヴァル………
ヴァルカマ、ヴァルタサーリ……ヴァルヨネン。
姓じゃない……?
じゃ、名前……?
[幾ら探しても、現空軍の中に該当者は見当たらない。]
そんな、ことって……。
[足を引いて滑走路脇の重機関銃にとりつき、トリガーを絞った。
その重さに歯を食いしばる。]
──させるか!
[恨むまい、憎むまい、
そんなキレイごとは吹き飛んで、
男はただそこにあるものを守るためだけに銃を撃つ。]
[通信機の声は、途絶えていて。
兎に角只管に手を動かして、名簿を調べ終えたなら。]
…………、
ありません。
[音に乗せるのは一言。]
[睨み付けた先が一瞬歪む。まるでその気で体中を縛られるような感覚……酷く胸が痛い。目の前が霞む
その刹那の混濁から解放された……全てはほんの一瞬の間であったのだろう]
ぁ……
[目の前に今まさに己を貫こうと構えられた死神の鎌>>437
避けられる時間も場所もなく……その時]
……はっ…、っく……は…。
[ざくりと、魔の身体を斜めに引き裂いた銛は、
完全なるまでに機体をも引き裂いた。
その銛を引き抜こうとし、]
───────ッ…
[魔の手が、滑り落ちる。
浅緑が、信じられないものを見たように瞠られた。]
[手元に衝撃が伝わる。
銛は、狙い過たず、飛行機を貫いていた。]
戦の始まりも終わりも、人間が決めねばならん。
ならば、お前はもはや必要ないのだよ。
お前は儂が、地の底まで連れていく。
[銛から伸びた綱は、飛行機と飛行船とを繋ぎ、
二機を引き寄せていく。]
[視界は失われても、培った技量と誇りは屈することを許さない]
させるか!!
[PITを庇うように、機銃音の方向へと黒い機体を滑らせる]
[乱舞する命の下。じっと見上げる。]
…いる。何かが…でも…
[轟音がつぶやきをかき消す。闇の中、より濃い闇を探して。]
あ……っははははは。あははは!!!
あァ…、見事だ。見事だよ、ラルス。
これほどの光を、───生み出す”執念”見事だ…。
[魔の瞳が、ぎろりとクレメンスのロッヘン号を捉える。
次の瞬間、不自然に機体が捻じ曲がる。
壊れた飛行機は動力によらず動き、
酷く不自然な速度で飛行船へと肉薄し、]
……は、ははっ。
[魔がわらう。酷く、愉しげな笑いだ。]
(……ああ、)
[この数百年、なかったほどの、
─── この、愉快さよ。 ]
……あんま、アデルには迷惑かけたくない。
[裏を返せば、リヒャルトになら、いくらでも迷惑を掛けていいと思っているということ。>>435]
なんていうか……。
哨戒なんてやってる場合じゃない。すぐにシリーに向かわないと。って頭ではわかってるつもり。なんだけど。
……俺、疲れてんのかな。
そんなヤワなつもりなかったのに。
現在所属している方は、此処に載っているはずなのです。でも、無かった。
……稀に、資料作成などで一部が持ち出されていることも考えられなくはないですので、その線でも確かめてみるつもりです。
………
それで。
そこのいっっつも無理ばッッッかりしてる人は、休む体勢に入っているんでしょうね!?
[語気に静かな怒りが滲む。]
[硝煙の匂い、連続する弾幕。
弾帯を撃ち尽くせば、ガチリ、トリガーが空撃つ。
PITはまだ天にあり──…
視線の先、長槍に貫かれる十字。
そして、墜ちない機体がロッヘン号へと空を這う。]
わかった、そっちは任せる。
[資料関係は、アデルに任せた方がいいのは明らかだからこう言って]
いや、まだだが。
……最悪、実力行使してでも休ませるから、大丈夫だ。
[怒りが滲む声には、真顔で言い切った]
────は。
ならば……、……共に見るかい?
人の子らが、本当に自らの闇を御しえるのかを。
[それが可能ならば、人の子らは、英雄ともなろう。]
[ただ呆然と見ていることしかできなかった。
目の前が閃光に包まれ白銀の銛がケルコムの機体を
そん禍々しい紅蓮の機体を突き刺した]
……な…に
[吐息のと共に零れ出る不可思議な現象への疑念。歪に揺れる機体を目の当たりにしながら、それが収束すれば、次の瞬間飛び込んできたのは死神の一閃>>448]
[神もなく、魔もいない空。
光と闇の混沌を抱いて、人の子よ飛べ。
大空は我らのもの―――
西の空を鮮やかに染めた夕暮れが、今、終わる。**]
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