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神父 ジムゾン は 村娘 パメラ に投票した。
青年 ヨアヒム は 村娘 パメラ に投票した。
行商人 アルビン は 少女 リーザ に投票した。
旅人 ニコラス は 村娘 パメラ に投票した。
木こり トーマス は 村娘 パメラ に投票した。
少年 ペーター は 村娘 パメラ に投票した。
農夫 ヤコブ は 村娘 パメラ に投票した。
羊飼い カタリナ は 村娘 パメラ に投票した。
ならず者 ディーター は 村娘 パメラ に投票した。
村娘 パメラ は 少女 リーザ に投票した。
少女 リーザ は 村娘 パメラ に投票した。
老人 モーリッツ は 神父 ジムゾン に投票した。
司書 クララ は 村娘 パメラ に投票した。
神父 ジムゾン に 1人が投票した。
村娘 パメラ に 10人が投票した。
少女 リーザ に 2人が投票した。
村娘 パメラ は村人達の手により処刑された。
農夫 ヤコブ は、司書 クララ を守っている。
次の日の朝、神父 ジムゾン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、青年 ヨアヒム、行商人 アルビン、旅人 ニコラス、木こり トーマス、少年 ペーター、農夫 ヤコブ、羊飼い カタリナ、ならず者 ディーター、少女 リーザ、老人 モーリッツ、司書 クララ の 11 名。
/*
ログ読み途中なんだけど……
ジムゾンとディーターの最後ww
思い成就して良かったですねと、言えばいいのか。
いかん噴く。
[かつ。……かつん。
響き渡る、秒針のこえ。時を刻む音。]
………、…。
[夜の闇と黎明が交わる時。───気配が、増えた。]
/*
ヨアヒム・ペーター・カタリナだろ。
あとはアルビンかトーマスか。
トーマスの死体云々って、あれ赤COとかじゃないの?w
……また…。
[きっとまた、人が死んだ。
確認するのが恐ろしいように一度俯いて、
震えるように長い吐息を、微かに落とした。*]
―教会への道―
[幽霊の特権。出歯亀中になれてしまった烏]
……、ここか。これは、ひどいな。
きのうも二人、今日も二人……
襲われたのは神の使徒か。徳の高いものならばすぐに天上への門が開かれるやもしれぬが…
[神父の遺体を見下ろす。じきにまたカラスが集まってくるだろう]
シスターもだめだった、というしな。
未練があればだめなのだろうが。
望めが行けるといわれても、望んでもいける気が全然しないぞ。
/*
やったやったww
みんな大好き。ヴァルターさんもありがとう!!!
ずっとシリアスとか無理無理。
墓くらいゆるっと暮らそうぜ……
/*
昨夜の灰は寝ぼけてんなー俺……
ヨア兄さんからだまされてるパメラさんがGS狼寄りなわけないじゃないか…。
(青>木>)妙>商>|壁|>者>娘|発言数の壁|>老
あれ。ってことはアルビンさん狼も普通にあるのか…?
うーん、人間っぽい人多くて判断に迷うな。
俺村人は流石に透けてると思うけど、どうか。
― ??? ―
優しいその人は、幼い僕たちに向かってこう言った。
みぎのとびらのさきには おかあさんがいる
ひだりのとびらのさきは いままでいたところ
でもひだりのとびらをすすんだこは しばらく おかあさんたちのへやに はいってはいけない
どっちを えらぶ?
「おかあさんにあいたい。みぎに、いく。」
僕たちは声を揃えて言った。
同じ声、同じ笑顔でそう言った。でも……
夢の中で、その人はいつもこう、言う。
みぎのとびらには ひとりしか はいれない
ひとりは ひだりのへやに もどりなさい
そして、カタリナはいつもこう答えた。
「おかあさんにあいたい。ひとりでむこうにもどりたくない。」
僕と同じ顔で。僕と同じ声で。目に涙を浮かべて、こう言った。
その後のことは、よく覚えていない。
擦り切れた記憶の隅に残るのは…酷い頭痛と吐き気。
息ができるのに、息ができなくて…最期に、目の前が真っ暗になった。
それは僕たちが二人だった最後の日。
それは僕たちが一人になった最初の日。
全部失くした人間の子供が、薄汚い野良犬に変わった日
次の日、左の部屋に行った僕に、一緒に連れてこられた大人がこう言った。
「おめでとう ハンス 君は人間だ。」
もう一人の大人はこう言った。
「残念だ カタリナは 人間だった。」
ただ、それだけの記憶。
そして僕は、独り、人間を食う人間の世界に放り出された。
― 3日目・談話室 ―
[暫く談話室の椅子に座り、議事録に顔を付けるようにして読み込んでいた。
やがて開票結果が明示され、自室に籠っていた少女が引きずり出されるように連れて行かれるのを哀しげな顔で見送る。]
[一度部屋に戻り、眠らずに毛布の中に包まった。疲労からか、すぐに浅い微睡が訪れる]
―3日目・処刑後 ―
………。
[まだ日も昇らない暗い時間に、宿を抜け出し、表に出た。
夜明け間近の空の色は紫。薄闇に怯えることもなく、顔を上げて空に視線を向ける。]
…記録、見たよ。
パメラがあんなに…狂ったように怒っていた理由…やっと、わかった。
怖かったんだよね?
苦しかったんだよね?
怯えた草食動物が、草を食む為の歯で襲い掛かるように。
土を掘るための爪を相手を突き刺す針に変えるように。
きっと…とても…とても。
不幸なパメラ。
可哀そうなパメラ。
君の人生が見世物小屋で出し物になるとしたら、間違いなく趣味の悪い悲劇。
普段の君は、影に潜む泥や悪意から全部目を逸らして…氷に覆われた小さな村の生活を守ろうとしていた。
だから…僕みたいな余所者に優しく接してくれたし…
村中で嫌われるような人にも変わらない笑顔を向けていた。
だから…こうして呑み込まれた。
牙を持つ人間に、食べられた。
そして…僕も、もうすぐ…。
行くんだろうな。
他に、食べやすそうな羊なんて…いなかったし。
[寝る前に見た議事録の内容を思い出す。]
もし自分が、何も知らない村人だったら…「カタリナ」に票をいれるのが一番楽さ。
シスターは死んでいる。
残された占い師なら、人狼だと告発しても心もあまり痛まない。
ましてや、今日の占い結果は…―――だったのだし…ね。
[真っ白な雪を掬い取ると、両手で抑えて握り固め、雪原へと放り投げる。]
ここは扉の前。
もう、僕に選ぶことはできない。
きっと…
右にしか、進ませてもらえないだろうから。
[呟く内容とは裏腹に、楽しそうに微笑むと、ゆっくり*部屋へと戻っていった。*]
…僕は今日は、シェリーを人間だと言うよ。
議事録を読んでいると、無理やりに通そうとしたパメラの苦しい理屈でも、どこか気になってしまったから。
人狼が3匹いるなら、僕が居なくなった後、シェリーが人狼だったら、皆が疑えなくなると思ったから。
こうなってくると…霊能者、生きている方が都合がよかったかもしれないなぁ…
僕が処刑されたら、確実に人間だと判断してくれるし。
ここまで隠れているんじゃ、ずっと隠れて何も言わないかもしれないし、オットーの可能性も高いんだけど。
― 昨日夕刻・共同墓地 ―
[夕食よりも数刻前。
太陽が徐々に居り始める頃、男は墓地に来ていた。
片腕には、桶一杯に湛えた水に、布が用意されてある。
視線を彷徨わせると、偶然、そこにフリーデルの魂が見えた]
……フリーデル。
……あなたが本物の占い師なら。
少しでも安らかに眠って欲しい。
[占い師として、それは良くある事だろうが。
それでも、死者となった彼女へ、心ばかりの悼みを告げる]
俺、昔から人間不信だから。
特別怪しいとか思い込みは激しくないと思うけど。
信用できる証拠がないと、信じる事が出来ない。
今も正直、あなたかカタリナか。
どっちが本物なのかもわかりかねている。
……誰が人狼で誰が人なのかわからないから。
結局は、とりあえず怪しいと思った者を、処刑するしかない。
出来るだけ、無念は晴らす様にするよ。
[その一言で、男は、フリーデルの魂から目を離した]
[そうして、男は墓地にある墓の二つへと歩み寄る。
エルナとトール。
二人の名前が刻まれた、レーデ夫妻の墓。
野晒しで薄汚れた墓を、水に浸した布で磨き始める]
[一昨日、トーマスが言った重い言葉を思い出す]
……『呪いの掛けられた村』……か。
大人達はどんどん死んでいく。
子供は一人放り出され、寂しく育っていく。
[くす、と自嘲的に笑ってしまう]
その分で行くと。
俺もご多例には漏れて無いんだな。
親が死んだ、とは少し違うけど
……なぁ、エルナさんにトールさんよ。
お前さん達、もう天に召されたのか、ただ視えないだけかは知らないけどよ。
一つ聞きたい事があるんだよ。
[きゅ、と名前の掘られた溝の苔を丹念に甲斐甲斐しくふき取りながら、男は返事のない墓に問いかける]
俺はもう昔の記憶なんて全く忘れちゃったよ。
嫌な記憶を忘れようとしたら、良い記憶まで殆ど一緒にすっとんじゃった。
勿論、死にたくはないんだけど。
死ぬ気もさらさらないんだけど。
もし僕が、本当に占い師だとしたら…
こんな村滅びてしまえ。
絶対、そう思いたくなるに決まってる。
処刑台に引きずり出される時に後悔する位なら…今のうちに考えて、考えて…
村を滅ぼせるように、人狼を生き延びさせることができる作戦を考えてもいいんじゃないかなって
そう、思ったんだ。
[暫く後、男が立ち去った後の墓は。
丁寧に時間を掛けて磨かれた事を窺わせる程に清められて。
墓前には、花の代わりの様に、真っ赤な木の実が三つずつ並べられて]
― 翌朝・自室 ―
……ん……
[その日は、ここ三日続いていた夢見の悪さに頭を悩ませる事の無い、気持ちの良い起床だった]
――部屋を出たらどうせ気持ちの悪い朝だけどネ……
……さて……
パメラ、は……
[室内を見渡して、ついでに窓から外を見渡すが。
どうやらパメラはこの場には居ないようだ]
[笑うような口調を混ぜながら、人狼達に言葉をかけていき…やがて、うとうと眠り始めたのか、急速に気配が*薄れていった。*]
[魂は直ぐに成仏はできない。
そして昨日死んだばかりのパメラが、村から離れて居る事も考えにくく。
探せばすぐに見つかるだろうと]
仕方がない。探しに行くか。
[洗顔に身支度。
外套を纏ってから、一階に降りて、朝の挨拶もそこそこに、そそくさと朝の空気を吸いに外へと出向く。
昨日と比べたらまだ太陽が昇りきっていない、比較的早い朝の様だ。
恐らく、その時には未だ、ジムゾンの亡骸は発見されて居ないだろう]
― 宿屋付近 ―
……視つけた
[幸いにも、パメラは直ぐに見つかった。
大きく伸びを作りながら、彼女の魂に歩み寄る
昨日リーザを率先して糾弾していた。
そして自身の嘘を重ねる彼女の姿は、人狼だとしても納得の行く範疇だった。
しかし、人間としても納得の行く範疇でしかない]
君は、人間なのか?
それとも、本当に人狼だったのか?
[問いかけても、答えが返ってくるはずもない。
よしんば帰って来ても鵜呑みにすることもないが]
[彼女の瞳と、視線を絡み合わせる。
昨夜の議論の果てに、人狼は処刑できたのか]
……パメラ・アードラーは……
[視る
新たな死者の魂を視定める。
彼女の本質を。彼女の本当の姿を。
この眼に曝け出す]
[男の表情が、悔しげに歪んだ]
パメラ・アードラーは――
――人間だ……!
[彼女の姿が、獣のそれに変容する事はなかった。
またしても、自分達は人を殺めた。
――人狼は、まだ一匹たりとも殺せて居ない]
どうしてウソを重ねたんだよ、パメラ。
どう思っての事だったか、正直に言ってくれたら。
皆だって、考え直したかも知れないのに。
[そうすれば、もしかしたら人狼を処刑する事ができたかも知れない。
そう思うと、やり切れない思いがあるが]
……いや。
ただ、君も皆と同じ。
疑われるのが。
殺されるのが怖かっただけなんだろうな……。
次こそは。
……次こそ、は……
[視る事しか出来ない自分の力に歯痒さを覚えるが。
きっと、今日こそは人狼を処刑して見せると、心に誓って]
……戻るか
[踵を返すと]
――っ……いってぇ!?
[両眼に刺す様な痛みが生じて、思わず眼をキツく瞑る。
生理的な涙が眼から滲み出てきて漸く、自分の眼が酷い事になって居る事を理解する]
いって……
ったく。幽霊ってなんでこんなに目に悪いのかなぁ。
[霊視能力の反動なのだろう。
死者の魂を視ると、自分の場合、眼に強い負担が掛かるから]
――顔、洗いなおすか。
[そうして宿に戻った男はそそくさと顔を洗うが。
その後戻ってきても、彼の白目は聊か酷いだろう。
左眼は真っ赤に充血して。
右眼は血を塗った様に真っ赤に充血していたが]
あぁ……
この三日間神経張り詰めてるし、寝不足も祟ってるし。
本当ヒドイ眼だろ?
[誰かに聞かれれば、困った様にそう笑うのだった**]
旅人 ニコラスが「時間を進める」を選択しました。
はふーおつかれさま
えっと、次回への参考として。
この村の設定だと、結社の負担大きすぎます…
この村のままの設定でいくなら、第二段は共有は事前CO制にしたほうがいいとおもう
弾かれ結社楽しかったけど、
でも参加時間に余裕の無い人間には、あちこちの伏線と進行上必要な部分を進めるだけで精一杯
俺はものすっごいはしょってたけど、やりたい事が殆ど出来ませんでした 進行7:純粋にやりたいこと1くらいかな
そしてその部分を全部ディーターにそそいd
まず、結社の設定上が徹頭徹尾悪役になってるから(俺最初ぜんぜん把握してなくて、え??だったんだけど)、村人が処刑に基本非協力的。
吊り占いに持っていくまでが結局かなり苦労することになったし、あちこちの伏線を回収したり、やりたいRPを極限まで削って対応しても間に合わない
フリーデル追悼結局出来なかったんだぜ…
もうね、殺伐と言うより自分がクレーマーなお客様をご案内するクレーム係のように途中から感じ始めてきてた辺りが…。
いかんと思ってキャラを更にドSに変えたわけだけどもテンション保つのが難しかったorz
村建て発言なりで進行の補助をするとかして、次からの結社さんはもうちょっと楽させてあげて欲しいなーと
で、この村コアが超深夜なので参加し始めの全体の動きが余り見えないのに、結社はそこから全部把握しなきゃならないのな
吊り先占い先の決定とか、ログ全部読まなきゃ出来ないわけですよ ものすっごいはしょって読むしかなくて、結局読み飛ばしが沢山発生する
そして無論基本鬼多角
無理
俺には無理orz
時折村の「無理するな睡眠時間削るな」という要綱をじっと眺めつつ
ほう、いいんだな?
全部すっ飛ばして寝ていいんだな?
もう処刑なんか知らんぞ… ふはは…
という気分に陥っていました
他の村人はそれができても
結社には できません orz
/*
わあわあ。その話拾ってくれるとむっちゃ嬉しい。
霊能者については、そろそろつっつかないとなぁ。
あ、あとやっちまったもんは仕方ないので、印がらみでクララとお話したい。
しかし、ふたりで取り入れてた情報が、基本ひとりになってしまった相方は大丈夫だろうか…
処刑周りはもう軌道に乗ったんで大丈夫だろうけど
本当にお疲れ様、たすかりました!
時間かな。
[一番気温の下がる夜明け前。
少女は布団から起き上がった。
だれにも見つからぬように宿の外に滑り出ると
やがて少女は白銀の雪と同じ色の毛をもつ狼に。
つい先日までは腕や牙だけだった獣人化だったが、
いまや少女はどこからどう見ても狼であった。]
[神経を研ぎ澄まし、雪道を歩み進めるとやがて教会へと向かっているのろうターゲットの姿を見つける。]
いた。いた。
[小さくつぶやいたその声は、風に掻き消えてだれにも届かなかったはずだが、
その直後、神父はふと足をとめ、何かを語り始める。]
[少女はその端正な唇が紡ぎだすことばの
すべてを理解したわけではなかったが]
雑種が。
お前たちは、生きる価値の無い屑だよ。
[その言葉は
まだ迷い、人間と狼の間を、快楽と哀しみの間を行き来している 少女の精神を
完全なる人狼へと変えるのに十分なものであった。]
[男は外套を翻しこちらを見た。
おそらく神父はその白銀の小柄な狼を、見据えただろう。
男の放った刀子は狼の後ろ足の片方を掠りおちた。
仔狼はとびあがると、男の喉笛に喰らいつき
男はぐらりと、仰向けに倒れた。
返り血を浴び赤くそまった白銀の狼の毛を、男はぼんやりと見、
静かに微笑って、そのまま落命した。]
[残酷な仔狼は、安らかな死など赦さない。
もう、何も感じることのなくなった男の躯を蹂躙していく。
肉を裂き、骨を砕き、それはこの男がかつて生きて動いていたなどと
微塵も感じさせないような、無残さであった。
血の快楽と神父の言葉は、
先日までたしかに唯の少女だった魂を、完璧なものに変えた。
ほとんど何も残っていない、というところまで食べ尽くすと
白銀の狼は凍てつく空気に溶け込んで、消えた。**]
うむ、キャラ口調に戻そうorz
ひとつ悩んでることが、俺がずれていたのだろうかと思ったことは、正縁故・負縁故の捉え方。
今回はかなり気をつけてラストに残らないキャラ作りをしていったこともあり、「PCへの正の感情」を俺は基本的に流れのままに制御していない。
無論あえて殺伐させた相手もいるが(カウンター負縁故な相手だな、緑とか)、
←このひと、性格悪いんじゃなくてSなだけなんですよ。
いやほんとに。
― 村役場・地下 ―
[辿り着いたそこは、一層寒々としていた。
自然の冷気だけじゃない。もっとなにか別の――寒々しさ。
あちこちに並ぶ、拷問具に顔を顰めながら。]
ひでぇもんだな。こりゃ……。
あの村長、こういうのが趣味で?
フン。アイツなら、おかしくもねぇか。
[死者となったヴァルターに遠慮もせず、そんな感想を漏らす。]
[泣きながら部屋に戻る。
誰にも見られぬように細心の注意を払いながら。
泣いているが、その表情は嗤っているようにも見える。
そのまま泣き続け、朝まで泣き続け
一睡もせずに、皆の前に出ることになるだろう。**]
が、なんというか…うん、俺は疑い合いより疑い愛を求めていたのだが、まんぼう聞くとそれが余り求められていないものだったのかなと思った。
元からの関係をクラッシュする方向も確かに楽しいんだが、
元の関係は色濃く残っていた上で、
好きだから信じ切れなくて辛いとか、
誰かの死をきっかけに壊れてしまったり復讐を誓うとか、
そんな方向でもいいよね、と思ってたんだな。
だから結社になった途端躊躇い無くそちらに切り替えたわけだが
あれ ういてね? このひと\(^o^)/
orz
個人的には、やはり、「PCへの正の感情」が負の結果に結びつくパターンって好きなんだよな、すごく。
すれ違い殺伐に萌える。
でもこのパターンを負縁故じゃないとしたら申し訳ないとしか… うん
ディーターに関しては特に、もう、絡みたい絡みたいからみたいよう、って思った時点で、この怖がりな子を変えて、殺伐させたら楽しかろうね、という野望のような嗜虐欲がふつふつと…
てへ★
なので俺とディーターは負縁故なのだと思ってるのだよ。ものすごく愛してるけど。
[十三階段を昇るパメラ。
階段が外されたところで、漸く大人しくなり。
ヨアヒムがその場に居たなら、御守りを投げ返すところを見るだろうが。
だが彼とパメラの親しさなら、そんなこともあるのだろうと気にも留めない。]
……戻りたいな、あの頃に。
[呟く彼女の声。]
もう……戻れやしない。
[その言葉は彼女の耳に届いただろうか。
既に呪いは動き出してしまっている。
首尾よく人狼を退治できたとしても、一時でもお互いを疑いあった記憶を忘れることはない――と。
自身が少年の頃に、散々聞かされた老人の昔話。]
11>
そろそろ狼吊らないとまずいわけなんだが
ガチで行くつもりなのかなあ…
なんですね
狼三連もつまらんがストレート勝ちもつまらんので
そろそろ吊ったほうがいいんじゃねというか
せっかく狩2COから霊黒から共誤爆から色々フラグ立てたのに全無視してくれやがったな狼withうゆきんぐとか\(^o^)/
いろいろ言いたい事はある俺だZE!
もう占い先指示する気力なんてNEEEEEという
あれ以上面白い占い先なんて思いつかんわー!
単に気付いてないのだろうけどなあ…
ガチPL視点持ってるひといないのかなと思う赤に
なのでやっぱりトマは白だと思ったり
農夫 ヤコブは、旅人 ニコラス を能力(守る)の対象に選びました。
――降ろすぞ。手伝ってくれ。
[その場にいる男達に声を掛けると、息絶えたパメラの身体を、ひんやりとした床に寝かせる。
その場で何かのやりとりはあったのだろうか。
その全てが済むと、パメラの遺体は教会に安置された。]
農夫 ヤコブは、羊飼い カタリナ を投票先に選びました。
[街路上に散らばる肉片。
千切られ裂かれ呑み込まれた生き物の残滓。
――残された赤黒い血の痕が、まるで人の手を模した様に中空に影を伸ばし。
ゆうるりと、黒衣を纏った男の姿を取る]
[ 漆黒の髪。
漆黒の外套。
――けれどその瞳からは常の紺青が失われ。
最期に彼が焦がれた紅い色を宿して、ぼんやりと、空を仰いだ]
………。
[男の紅い瞳にとって、それは、白と黒だけの世界だった。
くっきりと、目の前の血溜は黒。
敷き詰められた石畳は白。
凍りついた針葉樹達は黒。
空は、白。]
――…見慣れた、空だ。
[天を仰ぎ、呟く。
記憶の全ては曖昧に現実感を失わせ。
けれどなにか。
大切なものを置き忘れてしまったような、そんな気がした*]
/*
おお、そうきたか。
モノトーン世界はいいなあ。
子猫ちゃんの赤毛は何色に見えますか、先生。
じゃなかった、記憶どうなってんだろ。
―雪道―
[鶏たちの世話をした後、村役場に行ってくる、と父に告げて家を出た。村長の馬にも餌をやる為だ。役場から教会へ向かう道に差し掛かった時]
………。
[視界の隅に、赤が見えた]
[血の臭いが辺りに充満している。
あまりに夥しい量の血は、襲われた人間がこの世にいない事を示していた。]
……黒髪、に。聖職者の服……
[指の一本くらいも転がっていただろうか。さくりと雪を歩み出せば、何かを踏んだ。血の付いた刀子だった]
………外した、か。
[服の上から、胸のペンダントを押さえた。十字を切ると、踵を返し。人の集まる宿へと報せに行く**]
―集会所―
[ふと目が覚めるとそこに神父の姿は無かった]
ん、何だよ。まだ帰ってきてねぇのか。
[直ぐ帰ると告げた神父の姿と共に、夕べの遣り取りを思い出し真っ赤になる]
くそっ…何だったんだあいつは…
[そうして少し逡巡したあと、急に顔を見たいと思い、迎えに行ってやろうかと、腰を上げた]
―雪道―
[集会所を出ると、宿のほうへと歩いていくヤコブの後姿を見かけた>>34 随分と急いでいる様子に、何かあったのかと胸が騒ぐ。ヤコブが来た道へと走っていくと、
そこに広がるのは血の痕とバラバラになった肉片と、黒髪。そして見覚えのある修道服]
…何、だよこれ…
[震える足で、それらに近づく。修道服の切れ端を拾い上げ、散らばる黒髪をその上に乗せてみる。その色を確かめるように指でなぞった]
てめーなのかよ…っ
嘘だろ…帰るって…言ったじゃねぇかっ!
…ちくしょう…っ
ちくしょう!
[ぎゅ、とそれらを握りこむ。そして視界の隅に血と泥のついた刀子を見つける]
これは…?
・・・
[それを拾い上げ、髪を包んだ服の切れ端と共に懐に入れる。そして、宿への道へ歩いていった**]
ならず者 ディーターが「時間を進める」を選択しました。
―昨夜・集会所―
[毛布を被り、蹲っているところへ物音と共に聞こえた声に身体を震わせる。声は先程まで糾弾されていた村娘の声だった。数人の足音とともに、地下に消えていく]
処刑が始まるのか。でも、なんでここに…?
[物音のした方へ、そっと着いていく。たどり着いたのは地下の処刑場。こんな所がこの役場にあったのかと息を呑む。
見れば、パメラが抵抗を試みながら部屋に設えられた絞首台の階段を、上らされていた]
・・・・・・・・
[苦い気持ちで、その一部始終を見た。「ありがとう」と笑うパメラとヨアヒムのやりとりをぼんやりと眺める。
ギシ、と縄が揺れた。]
[集会所に戻り、座り込むとパメラの遺体を運ぶ人々の足音が聞こえ、そして遠ざかっていった]
…俺は、絶対死なねぇ。死なねぇぞ…
[震える手を握りこみ、蹲る。それは先程「パメラ」の名前を書いた手。
そうして、ジムゾンの足音が聞こえるまで、そこに座り続けた。**]
─開票後・村役場─
[最後まで抵抗していたパメラが、処刑台の上へと到達する。
諦めたのか、パメラはヨアヒムへと何かを投げ渡し。
震える手が自らの首に縄を掛ける。
行われる「処刑」。
腕を組み、その光景を冷たい緑青の目に焼き付けていたが――。]
………。
…………………なんで。
[唇が掠れた声を紡ぎ出す。]
そんな目で見られたら……。
惜しくなるじゃねェか。
喰うんじゃなく、処刑台の上に追いやった事。
[酷い苦しみ―――飢えを覚える。
閉ざした目の色は、きっとぬらりとした輝きを帯びている。]
/*
ジムゾンのことはもっとじっくり回想しても良かったなと思いつつ…俺は真っ先に遺髪を手に入れたかったんだ(キリッ
*/
/*
これまで参加した関連村で何故か多かったパターンに「初回吊り→村人、初回襲撃→死体なし、三日目処刑→潜伏狼」があったけど、
鬼門?の三日目処刑が無事に村側で終わったから…そろそろ狼側吊りのターンがいいかなー?
どう動こうかな…。PL視点で狼陣営が全員透けてるんだとしたら、無理にヨアヒムが吊られにいくのも微妙か…?
とりあえず、狩人道連れにして死にたいな!
ヴァルター養父さんも、門の向こうに居るのかな…。
[また会えるのかも知れない。
そうすれば、ひょっとしたら。
何か、変わるだろうか…?]
…あなたまで。
[生前と変わらぬように───否。
生前とは異なる紅を宿した神父の姿に、薄蒼の瞳が揺れる。
やがてその姿へと、オットーは静かに一礼をした。**]
[ひょっとしたら、何も変わらないのかも知れない。
それでも、もしかしたら───変わるかも知れない。]
……会いたい、な。
[黒い鳥を相手に、ぽつりと一度呟いた。*]
/*
+9のあとにこれはあって良かった……
wwww会いたい!!が、わっかりにく!!!
生まれてすぐに?…そっか。
でも、それじゃあ……寂しかったね。
[それとも。
そんな感慨も勝手なものなのだろうか。]
退屈、か。そうかも知れない。
なら、君は早くに行けるといい。
[おいで。と、腕を止まり木のようにして招いてみる。]
僕……、か。
うん。村のことは気になるよ。
─────、……ずっと、過ごしてきた村だから。
[別に好きだったわけじゃない。
何度も嫌だと思っていた。
でも、───憎んでいたわけでも、ない。]
―― 回想:老人の部屋にて ――
おお、来てくれたか。
[ そう言って、部屋を訪れたタネンバウム親子を招き入れる。二人に椅子を勧めると、ひとつ、大きなため息を。]
……もう、四人も死んでしもうたのだなあ。
[ ヴァルター、ゲルト、オットー、フリーデル。指折り数え、またひとつ溜め息をつく。]
…僕は…、
もう一度養父(とう)さんに…会いたい…んだと、思う。
[養父と会って、どうなるだろう。
ひょっとしたら、何も変わらないのかも知れない。
それでも、もしかしたら───変わるかも知れない。
黒い鳥を相手に、ぽつりと呟きが落ちる。
そうして少し微笑み、艶やかな羽根を撫でるように指を伸ばした。*]
正直に言っての、自分の命など惜しゅうない。いずれ、長くは生きん身じゃ。
人狼が、この枯れた老いぼれの肉を喰らいたいのであれば、喰らえばええとすら思っておる。
じゃが……
青年 ヨアヒムは、ならず者 ディーター を投票先に選びました。
/*
ふと気づけば、今日のデフォ投票がリーザだった。変更変更…w
現在軸についてくのに必死で、設定出すの忘れるなー。過去話もさっぱり投下できてないし。
そろそろ目が金色に光ったりしなきゃ。
エリーが死んだのは、ヴァルターの嫁と娘のせいじゃと、ヴァルターに恨み言をぶつけたりもした。
じゃが、ヴァルターが死んで……ようやく、分かったんじゃ。誰を恨んでも、恨んだ相手がおらんようになっても……失ったものが帰ってくる訳ではないのじゃと。
トーマス。ヤコブ。
わしは、おぬしらが生まれた日の事とて覚えておるよ。おぬしらだけでのうて、この村で生まれた者ならば、皆。
……村の皆には、もうわしより先に死んでほしゅうないのじゃよ。
[ 暫しの沈黙。
そして、老人は話を続ける。]
わしは、さっきも言うた通り、皆の生まれた日すら覚えておる。そして、どう育ったのかも眺めてきた。
わしにはのう、この村で生まれ育った者の中に人狼がいるなどとは思えなんだ。
おぬしらは、どう思う?
[ トーマス、ヤコブ。二人の答えを聞いて、老人は更に言葉を続ける。]
外から来た者は……信用ならん。
かつて、この村に現れた人狼は、村の者達を次々と手に掛け……最後には、殺されていったという。死に際に、この村が人狼に滅ぼされるだろうと言い残して。
わしは、人狼は外からやって来たのではないかと、この村を滅ぼしに来たのではないかと思うておる。
人狼に喰われでもすれば、人狼ではなかったのじゃろうと思えるという程度じゃ。
この話をおぬしらにだけにした理由は、余所者には聞かせられんということもあるが……村の中で、頼りになりそうなのがおぬしたちじゃからでもあるのじゃ。
ヨアヒムは何処か頼り甲斐がないし、子供に話すには、良く考えてからにした方が良いじゃろう。
パメラは……この村から逃げたいようじゃった。その心根では、信用して話をする訳にはいかん。
じゃから……おぬしらだけに話す事にしたんじゃ。
そして……これは、わしの我侭なのじゃろうが……
リーザを守ってやってくれ。年端も行かぬ娘じゃ。寄って集って疑われれば、反論すらままならぬままに人狼に仕立て上げられかねん。
わしは、そのような事だけは見とうない……
[ 偏屈として知られた老人は、しかし、それと裏腹な真摯さを滲ませ、トーマスの、ヤコブの手を取り懇願する。]
……では、わざわざ足を運ばせてしもうて済まなんだな。
[ 話を終えれば、二人は部屋から立ち去ったろう。
この話が、トーマスとヤコブの行動に影響を与えたのか、否か。それは本人だけが分かる事だろう。]
―― 回想:老人の部屋にて 了 ――
とうさん、か。とうさんとはだれだ。生きているやつか?
お前に似ている村人はいなさそうだがー……
それとも、あの若者ら若づくりしているが実年齢は……
とかだったりするのか。ニンゲンの年齢は分かりにくい・・・
[悩むカラス。]
/*
そういえば狼陣営が誰なのかほとんど考えてなかったのですが
カタリナ・トーマス・モーリッツorリーザ でヨアヒム狂人とかなんかしら
*/
― 早朝・宿 ―
[冷たい水をグラスに注ぎ、一思いに飲み干す。
宿に部屋を取ったものの、今朝は異様に夢見が悪く、随分と早くに目が覚めてしまった。
処刑の直前まで…最期まで抵抗を試みたパメラの声が耳に残っている。]
……はぁ。
[骨の折れる嫌な音、今際の表情にも心は揺れることなく。
一目たりとも逸らさずに、処刑の一部始終を見届けたのに]
この宿で死んだゲルトさんとオットーさんの幽霊でも出たかな。
パメラさんと並んで呪いに来たんだったりして。
…村長が死んだ日の朝と同じだ。
メモやら手紙やら、飛ばすのが好きな村だな。
無くしたらこうやって拾った人に読まれちゃうんだから、プライバシーも何もあったもんじゃないね。迂闊すぎるだろ。
[ぶつくさとごちながら拾い上げて、紙面へと視線を走らせる。
今度は殆ど雪に濡れる事無く、一部を除いて判別できる程度には綺麗な状態で残っているようだ。]
……借金がどうとか…
これはアルビンさん宛て、か?
[アルビンの養父の名が差出人の欄に書かれているのを見れば困惑の表情を浮かべ、一度は折り畳みかける。
が、次に目に飛び込んできた「罪」という単語へと視線は縫い止められ、結局文字を追っていた。]
[数分か、十数分か。
雪の中、身動ぎもせず立ち竦んでいた。
拾った手紙はいつしか手の中で潰れ、渇いた音を立てる。]
―――…
…………嗚呼。
本当に、迂闊だよ。
[朽葉は、澱む。]
俺も、貴方も。
……。
[何処か訝しげに、紅は。
白と黒の世界を、くるりと見回す。
見覚えがあるような世界。
けれど決して愛おしくはない世界。
己が何故此処にいるのかを不思議に思うように。
何かを、探すように、襟元に触れる]
ストールを。
……置いてきて、しまったな。
[ふと思い出し、ぽつり。
首を包むふわふわがないと、
なんだか落ち着かなかった]
[両親の不可解な死。
手紙やメモに綴られた“罪”。
神父が口にした“外部協力者”。
そう、思い出した。
幼き日、耳を掠めた噂は――
『■■の嫌疑がかけられて、■■に突き出されたらしい』
『多額の■■と引き換えに』
てんでバラバラだと思っていたパズルのピースが。
こんなにもすんなりと、一つになって行く。]
― 少しの後・宿屋前 ―
神父が、死んだ?
……………、
………確かなの?
[やがてヤコブから齎された報。
語気強く、彼に向け念を押すように繰り返す。
その顔は酷く衝撃を受けたような、悲しみに打ちひしがれるような、また一方で憎悪のような。どれとも表現し難い、けれど激しい感情が浮かんでいる。
噛み締めた唇の皮膚が破れ血を噴出すほど。
昨夜まで大っぴらに不信を顕にしていた相手に向けるには、ひどく不自然なもの。]
― 回想・モーリッツの部屋 ―
……俺は。わからねぇ。
[黙って聞いていたが、真っ先に口をついて出たのはそんな言葉。]
どんなに恨んだって帰ってこないのはわかってる。
ましてや、俺の場合は、爺さんと違って、アイツが悪いことはひとつもねぇ。だけど、それでも恨まずにはいられない。
だから……ああやってヴァルターが無残な死に方をしたらせいせいすると思っていたのに。
なのに。こうなっても全然……気が晴れねぇんだ。
……畜生。
[村長、パメラの父。トバルカイン――結社。
記されていた名を口元で繰り返す。
彼らと同年代だった村の有志たちの名が書かれた部分は其処だけ酷く滲んでおり、判断不能だった。
未だ村に生きる『共犯者』の名も記されていたとしても、あの手紙からは知れぬこと。]
なんだよ。
…………畜生。
畜生畜生畜生…畜生ッッ!!!
みんなみんな皆みんな皆ミンナミンナみんな死んでる!!!
誰一人生きてやしないじゃないか!!!
今!!死ぬまでに!!憎めるヤツがいないじゃないか!!!
[足に枝先が突き刺さるも厭わず、宿の前の小低木を力任せに蹴り飛ばす。
ガァン!!と激しい音を立て、軟な幹が真っ二つに折れた。誰かが見ていたとして、気にもしない。
木の皮一枚で辛うじて枝先がその先にぶら下がる様は。
―――まるで、首をもがれた躯のよう。]
[口を衝く罵倒。沸き上がる憤怒は、己自身予期せぬ衝動。
乱れた息を肩で整え、それからふ、と虚ろな笑みを漏らす。]
いや……まだ居たね。
[忌々しい“結社”の片割れ、赤い髪の女性の姿が浮かぶ。
そして、密告者の養い子。]
知ってるかな。
罪は、死んだって消えないこと。
組織の暴挙は、構成員が。
親の不手際は、子が。
責任を取らないと、な―――?
[陰鬱に、昏く。
ゆるりと、胸元に隠したナイフの柄を*滑った*]
[とん、と。
地を蹴り、街路樹の枝に上る。
眼下に見える白と黒の肉の塊は、ゆらゆらと黒い紐の様な影をゆらし、なんだか、自分ではないように見えた
葬儀をする者もいないのだから、
コンパクトで助かったな、と。ぼうっと思う]
― 夜明け前・自室 ―
[自室のベッドの中で、議論の最中に神父が言った言葉を思い出していた。]
俺たちの囁きの数を観測できる占い師…か。
俺が思っていた以上に、結社は能力者を多く抱え込んでいるんだな……。
──ああ…全員呪い殺せればいいのに。同胞を占う奴も、俺を占う奴も皆、死んでしまえばいい。
シネ、シンデしまえ……。
[瞳を金色に光らせながら呪詛の言葉を吐く。
無駄な事と知ってはいるが、もしかしたら叶うかもしれない。
それに……自分を占った占い師を呪い殺す事は。>>2:*172
実は、過去に一度だけ成功した事があった。
──いや、真実は解らない以上、「成功したのかもしれない」というべきか。]
[ヨアヒム……ではなく「アイト」は、物心ついた時から自分が人狼だと知っていた。母親が人狼だったからだ。父親も人狼だったらしいが、自分が生まれた頃には既に死んでおり、居なかった。
親子で各地を転々としながら、喰らっても足がつかなさそうな人間を襲い、人間に紛れて過ごす日々。
母親は人間に擬態する術や方法をよく知っていて、アイトにそれを教えてくれた。
母は言った。
──見返りさえ伴うならば、人間は力を貸してくれる。こちらが与える事を約束すれば、きっと相手もこちらに与えてくれるだろうと。
単なる契約と割り切ってもいいし、心から約束してあげてもいい。ただ…人の中で上手く生きて行くためには、奪うだけでは駄目なのだと言う事は覚えておきなさい、と。
だから、お前の名はEidにしたのだと。]
あの時も……ちょうどこんな風に、街道が封鎖されて、俺たちは閉じ込められて。
いや、閉じ込められてなかったとしても……。
金がなかったんだ。アルマを助けられなかったかもしれねぇ。
だから俺にとっては、アイツだけが……頼りだったんだ。
医者を目指してたという、アイツの知識だけが。
それなのに……。
アルマを殺したのはアイツなんだ。
……母さん。俺も本当は…約束はちゃんと守りたい、よ。
言葉の表面上の意味だけじゃなく、心からの願いも…叶えてやりたい。
俺が人間に紛れて暮らして行けるのは、与えてくれる人間達のおかげだから。
でも……俺を殺すのも、人間だ。
どこまでが敵で、どこからが味方なんだろう…………。
[自分が、15に満たない年齢だった頃──母が死んだ時の事を思い出す。
滞在した村で結社の調査の網にかかり、村が封鎖された時の事を。
小さな村だった。自分たち親子の他に仲間はおらず、協力者の姿も見当たらない。その上、一人だけ名乗りをあげた占い師は……名乗りをあげるのと同時に、アイトの母親を人狼だと告発したのだ。
どれだけ泣いて懇願しようが、母親の処刑は避けられるものではなかった。そして息子である自分も人狼の可能性が高いとして、一人しか居ない占い師を襲撃できないようにと拘束された。
次の日になれば、占い師の力によってアイトが人狼である事が確定してしまう。もう、どうすることもできない状況。]
[鎖で壁に繋がれ、冷たい石の床に転がされた自分にできた事と言えば、呪いの言葉を吐く事くらい。
母を殺した占い師の顔を思い浮かべながら、
《シンデシマエ》と何百回、何千回と呟き、指が削れ血が出るのも構わず石の床に呪いの言葉を延々と綴る。
そして翌朝。占い師が死んだ。
偶然、何かの病で死んだのかもしれない。他に人狼がどこかに居たのかもしれない。
けれど、指が届く範囲一面の床に血で綴られた呪いの言葉と、掠れた声で呪詛を吐き続ける少年の様子に、村人達は怯えきった。]
[それ以上犠牲者が出なかった事も有り、村の封鎖は解かれ結社員が呼ばれた。
彼らは呪狼に対抗する手段を研究するのだと言い、少年の額に何かの印を焼き付けた上で連れ帰ろうとしたが──少年は隙をついて逃げ出す事に成功し、それ以降は様々な人間に成り代わりながら逃亡を続け、やがて現在に至るのだった。]
― 夜明け前・自室 ―
[自室のベッドの中で、思いを巡らす。]
──…「ヨアヒム」になって、もう七年くらいか…。長かったけど、もうじき、終わる。
[自分が死ぬか、村が滅ぶか、どういった結果になるかは解らないけれど、ヨアヒムで居られる時は近い内に終わる。
結局、ヨアヒムの本当の願いは叶えられなかった。あの子は、親代わりだったレジーナを悲しませたくない一心で、死ぬ前に自分に「ヨアヒムを貸してくれた」のに。]
所詮……馬鹿な願いだったんだよ……。人狼である俺が、代わりに幸せな人生を送ろうとしたところで、結局いつかはこうなったんだ……。
──…なあ、オットー。やっぱり、死んじまったらどうにもできないよな……。
お前と村長がどんな関係だったのか、詳しくは知らないけど、さ……。
もし村長の事、大事に思ってたんなら……お互いが生きてる内に、何とかして欲しかったって、どうしても思ってしまったんだよ。
俺の勝手な願望だし、オットーが努力しても無理だったのかもしれないけど……。
でも、だってお前は……俺みたいに「代わり」じゃなく、本当にオットーだったろ…?
[>>2:248「普段から大事にしとけば良かったのに」と言った自分に対し>>2:252オットーに言われた事を思い返しながら、独りの部屋で呟いた。*]
/*
ようやくまとめられた!長ぇー!
>>*16
こっそりとG国10人村編成を出してみる( ゚∀゚)
(※楽村村村村村狼狼占霊で、狂人も狩人もいない。ガチ風に言うと、この場合は潜伏占い師が黒を引いてCOという感じ。)
青年 ヨアヒムが「時間を進める」を選択しました。
[暫く考え]
子鴉なら、柔らかくてうまいかもしれんな。
子羊のように雑味が少なそうだ。
……幽霊用の食事は、あるのだろうか。
ああ、村の外から来たヤツは信じられない。
[脳裏に浮かぶのはジムゾン。そしてクララの姿]
……だがな。爺さん。
じゃあ、この村のヤツらなら信じられる。
本当にそう思うのか?
人狼は、人間を喰ってその人間に成りすます。
そういった文献はいくらでもあるんだ。
それにこういうこともある。
アンタが人狼で……リーザが仲間だったら。
リーザを守らせる為に、俺らにこういう話をしたかもしれねぇな。
[赤い髪の男は膝を突き、嗚咽をこらえているようだった。
彼を撫でるように、しゃがみこむ。
触れた感触はきっと感じられないだろうけれど、手触りを覚えているその髪を、形ばかりに、梳いてやる]
………。
そうか。……俺は、
[彼の髪ばかりが、胸に灯る炎の様に赤い。
血だまりすらも漆黒に見えるこの村で、
……鮮やかに、色づいて]
君を、置いてきてしまったんだな……。
[ぼんやりと蘇る記憶に、
よかった。と、呟く。]
――君には、俺の屍を見せたくはなかったから。
[夜明け前に抜け出したのは、彼を巻き込みたくはなかった故のもの。
結社としていつ襲撃されてもおかしくない状況で、
夜明けを彼と迎える事は憚られた]
[取られた手を振りほどくと]
なあ、爺さん。外部の人間がってんなら、ソイツらの中から人狼を探して証拠をつきつけてくんねーか?
それが信ずるに足りるのなら俺も乗ってやらなくもない。
それとアンタには……。今の状況が見えているのか?
[大袈裟にため息をついてみせると]
今……この村で大きく動いているのは、アンタが疑う外部の人間……。結社員だぜ?
俺らにこんな話を聞かせるヒマがあんなら、そいつらを止めたほうがいいんじゃねーか?
……で、話はそれだけか?
[言いたいことを言い終えると、モーリッツの部屋を後にした。]
交配期がない分、求愛の方法がややこしいのかもしれないね。
[くすくすと、初めて此処にきて笑みを零し]
自分でも自分の気持ちがわからないくらいだから。
神父の、したしいニンゲンだな。
[霊の感情表現はわかりやすい。何となく、まあるくなった感じがする]
神父のいっていることは難しいな。もしもあったとしたら……
こういうことを言うのも変だが、神父は幸せか。
[雪の上に降り立つ。妙なものがあるな、と刀子に目をやり]
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