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見物人達が村を立ち去りました。
さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。
そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。
例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。
問題は、だれが人狼なのかという事だ。
占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。
どうやらこの中には、村人が7名、人狼が3名、占い師が1名、霊能者が1名、狩人が1名、共有者が2名、C国狂人が1名いるようだ。
楽天家 ゲルトが「時間を進める」を選択しました。
― 夜・自室 ―
[宿の仕事を終え、自室に戻った青年は小さなランプを点けて薄暗い中で本を開いていた。]
──旅の安全を祈る模様がいいな。これと…あれを組み合わせて…。
[紙切れに、木炭で簡単にいくつか図形を描いて。ニコラスの持っていた麻袋と似た色の端切れを木製の刺繍枠にはめ込む。]
……ディーターとかが見たら、鼻で笑うんだろな。
[お守りと言えば聞こえはいいが、まじないじみた刺繍を施している自分が客観的に見ればどうなのか想像してため息をつく。]
ま、別にいいけど…。どーせ武闘派みたいなのには、なれっこないし。
[そんな呟きをもらしながら作業を続け、深夜になる前にそれを終えて部屋の灯りを消した。*]
/*
で、人狼弾かれたかー。だよねえ。赤ログに憧れてたんだぜちょっと。
両親の仇打つよ!路線の子と見せかけてそうじゃない子の予定だったんだが、村人となると気を抜くといい子ちゃん路線にシフトしそうだ。気をつけよう。
― 少し前:宿 ―
[なるべく、目に留まらないよう静かに動く。
ディーターの、酔っ払って大きな声が響いていた。
絡まれでもしたら冗談じゃない。
薪を配達してくれるというヤコブに頷き、>>0:515
トーマスに出会えば、常の愛想笑いくらいは向けただろう。
ジムゾンには、立ち去る前に出会えたか。
顔を合わせられれば、ヨアヒムに差し出したと同様、
情けない顔でパン入り布袋を差し出したものではあるが。]
…、…あ。僕は、か、帰るよ。
[誰かの問いが聞こえた気がして、呟くようにそう応える。
談話室のクララなどとは視線が交わっただろうか。
オットーは、ひたすら曖昧な愛想笑いで適当な会釈を返す。]
村長、情報が早くて驚くよ。伝書鳩を駆使してるのかな?
たまの外での食事くらい見逃してほしいもんだけど。
[そう言って苦笑したのだった。]
― 回想・了 ―
― 宿・談話室 ―
[果たして、暖かく火の燈る談話室にトーマスの姿を見つけることが出来たわけだが。
直ぐに父を追い立てるようにして連れて行こうとするヤコブの背に声を掛ける。]
あれ。ゆっくりしていかないの?
吹雪になりそうだってのに、俺だけ此処にいて配達させてるみたいで何だか悪いな。
御代は先にここで払うよ。ちょっと待って。
[ごそごそと袋を探って、硬貨を手渡す。
配送料のつもりだろうか、野菜と薪代よりも少し多い金額がヤコブの手に渡ったなら]
それじゃあ頼むよ、ありがとう。
トーマスさん、お酒入ってるみたいだけど足元気をつけて。
/*
ここで裏設定纏め
・霊能力編
過去1回発動。17歳の時。
村では開始時に能力者の言い伝えが残されており、初日CO。2-2陣形の初日黒判定のライン戦状態。
対抗霊(狂)が噛まれた途端『人間でも人狼でもいいから殺せ』状態になる。
狼占が破綻したお陰で死なずに済んだがその時を切っ掛けに、人狼騒動に置いては完全なる人間不信になる。
どうせ疑われるし殺されやすくなる故に、序盤は吊襲撃があろうが恐らくCOしない。
――…さてと。
ヨア兄さん。俺も食事貰って行っていい?
実のとこ、薪と食料を分けて貰いに来ただけんだけど。
もうそっちの問題は解決したからさ。
[ヨアヒムを見かければ、机で白い湯気を立てている料理を指差して問いかける。
許可が出たなら、テーブルの隅を陣取って口にするのだろう。
例え駄目だと言われても、きっとこっそりと食べる。]
[やがて、ニコラスのリュートの音が響き出す。ヤコブたちも直ぐに立ち去ったわけではなく、足を止めて聞いているようだった。
焼いたジャガイモをもごもごと頬張ったまま、その音色に耳を傾けた。]
…………人狼。
[街の人間の間でも、この村でも幾度と無く耳にした噂。
確か、この村の資料室にも書物が残っているはずだ。
内容は見たことがあったような、なかったような。]
不思議な唄だね。
聞き手に解釈を完全に委ねてる感じ。
紡ぎ手の真意は、何処にあるんだろうね?
何が言いたかったんだろう。
[旅芸人の手によってその後も演奏が披露されただろうか。
周囲では様々に言葉が交わされたようだったが、自身はひとり、静かに思い耽る。]
…………。
[やがて、興味を持ったリュートの音色を知ることが出来て満足だった、とでもいうように顔を上げた。]
[ふと見回せば、談話室はどこか剣呑な雰囲気に包まれている。
面倒事に首を突っ込むことは避けたい。
口を出さずとも、「見たこと」「聞いたこと」に因縁を付けられないとも限らない。
必要以上に関わらないが吉だ。]
………、ご馳走様!
ニコラスさん、例のリュートの演奏良かったよ。
俺は家に戻るけど、この村に滞在して行く人は“ゆっくり”していってね。
[にこりと笑う。
礼もそこそこに食器を片付け、もう一度談話室を振り返って。
横殴りになり始めた雪風の中、再び宿を後にしただろう。**]
…………。煩いな…。
[タネンバウム家には、明日代金を支払いに行こう。
だから、早く雪がやめばいい。
オットーは、暗くなった窓の外を見つめる。
風に紛れて何かの声が、響いた気がした。*]
ああ、腹、減った。
渇いて渇いて渇いた腹減った…。
喰いたい。
喰いたい喰いたい喰いたい喰いたい。
喰らい尽くしたい。
ああ、くそっ。
血の匂いがしやがる……。
ちくしょう……喰いたい…。
[狂おしいまでの悲痛な呟きは、銀樹の村に引き取られてきた当初より止まずに続く。
その飢えは幾ら人間の食事をしようとも決して*渇かない。*]
/*
・ニコラス裏設定
出来ればこの村の出身にしたい……!!とりあえず。
本名は ニコラス・ライネル(Nicolas・Linar)
7歳時、森で迷子になって生まれ村に帰れなくなり行方不明に。
何とか生き繋ぐことは出来たが、両親含め誰も探しに来なかった事が傷になる。極力七歳以前の事は忘れようとした為、既に故郷の記憶も掠れ切っている。
ヴィトルマと言うのは、殆ど忘れられた母の旧姓or七歳以降の育ての親から貰った苗字。
元々髪の長さは単発で大きくなればシモンっぽい元気子
※ヴァルターの埋葬には要出席。
共同墓地にてライネル夫妻(両親)の墓標発見が銀樹出身の必須フラグ
あれ、狼は赤で相談すればいいのではないかな?
赤相談だめだっけ?
共有の最初の擦り合わせは仕方がないけど、赤はアクト使いすぎるとシステム的に割れてしまいそうな
パン屋 オットーが「時間を進める」を選択しました。
/*
8時に発言補充来るのかな。どうなんだ。
情報欄眺めても良く分からず……
48hで1500pt足りNeeeeee
ってなって、死にそうな気がする。何となく。
/*
明日の死は、本気で計画的にだ。
ptのご利用は計画的に過ぎる。
土壇場で喉ありませんとか心底噴くしな。
それ以前に死ねるといい。
/*
俺のこの性格で狩人だと、いい人で冷静だから狼に疎まれ、初回でさくりと喰われるのがおいしい気がしてならない…
いい人は襲撃される運命よ。これは悩む
―夜・談話室―
[ヨアヒムと共に談話室へと向かい、そのまま台所の方へ。
料理を手伝うというのは半分冗談だったが、食事を運ぶ程度の手伝いはするつもりでいたのに]
食べ尽くされてる?
それは困る!!
[まんまと予防線に引っかかり、村娘は足を速めて食卓へ。
食卓にはアルビンとトーマスの姿。
遠目でも分かる雰囲気の悪さ。それはアルビンが醸し出しているように思えた。
通る声>>0:453を聞ながら、溜め息一つ。]
まぁたそんな事言ってる。
余所者余所者って、
アルビンがそう思われたいだけなんじゃないの?
[ねぇ、トーマスさん。
アルビンを睨み付けるトーマスが、同意を求める眼差しに気付く筈がない。]
[やれやれ。
困ったように前髪を掻き、どう雰囲気を静めようかと考え…
トーマスが置いたビール>>0:459を一気に煽る。
勢いで立った泡は、村娘に白い髭を生やさせて]
わしは金が恋人じゃ。
[モーリッツの真似をしてみる。
きっと二人は笑ってくれない。
では、少し離れた位置に座るジムゾン>>0:462とディーター>>0:408は?]
…………、
[駄目だ。この二人の雰囲気も悪い。
談話室に現れたクララ>>0:469に救いを求めるような眼差しを送るも、傍に駆け寄る見知らぬ男>>0:483に気が付く。]
ヨアヒムの仲間だ。
[そう呟く唇は孤を描いている。
何食わぬ顔で読書を始めるクララを尊敬しつつ、村娘は常のように、談話室に漂う雰囲気を鎮めようと動いた。]
[やがて、時は進み。
ヴァルターが宿から出て行くのに気が付いて、傍へと駆け寄る。>>0:491]
外、だいぶ吹雪いてるから気を付けて下さいね。
何だかんだ言って、村長さんのこと皆慕ってるんです。
今の村があるのだって、村長さんのお陰なんですから。
だから、事故とかに遭ったら嫌ですよ?
[柔らかい笑みを向ける。
アルビンやディーターのように、煙たがられるだろうか。
それでも村娘は屈しない。
ヴァルターを見送った後、再び食卓について食事をとる。
オットーのパンはヤコブやペーターが居なければ出来上がらない。力の源となる肉料理も、カタリナのお陰。]
ふふっ、
助け合って暮らしてるじゃん。
[空気の表面は読まない。
村娘は嬉しそうに食事をとって、自室へと戻るのだった。*]
―夜・自室―
[自室に入ると、ベッドに入る前にストーブで身体を温める。
窓際にかかる暖色のカーテンをみつめながら、談話室から聞こえてくるリュートの音色に耳を傾ける。]
名前、聞くの忘れちゃった。
まぁ明日でもいっか。
[ベッドに身を横たえて、そっと瞳を閉じた。]
いつもと変わらなかったけど……
[雪の彫刻に混ざる、雪の払われた墓石。
どんな思いで、石に刻まれた名を深青に写したのだろうか。
その墓石のすぐ近く、暫く参っていないことを思い出して]
―――誘ってみようかなぁ。*
/*
処刑に反対して結社員につっかかって、怪しまれる役とかもいいかもなぁ
んで吊回避狩人CO、と。(笑)
もうちょっといい人路線で行ってみっか。
ちなみに、ヤコブはいい人のふりしてだいぶ猫被ってるぜ。
村娘 パメラが「時間を進める」を選択しました。
/*
空気読まずに殺伐としない村娘。
疑いたくない気持ちから、容赦なく疑うようになる過程を描きたいんだけど果たして。ちなみに、初回吊り狙ってます!村長発見して、できればゲルトも発見したいんだよなぁ。明日は日勤だから、ゲルト発見は厳しいが。
……ぁ!あの手があった★
うし。結社員だったらこんな感じ。
ジムゾン・ヴァレファール 27歳
四年前に赴任。
結社の一員として少年時代から繰り返し人狼討伐に派遣され、辛くも生き残って来たが、既に人間らしい感情や死への感覚が擦り切れている。
余りが情動が動かぬ上、自らも意識して抑え付けている為、喜怒哀楽が薄い。
誰かに執着しても、それを自らの手で処刑せねばならぬ事を自覚しており、その為か気にいっている相手でも疎み、嬲るような態度を見せることがある。
心の奥底では自分の死を望み、処刑には一切の容赦は無い。
容赦したがために過去の相方を犠牲にした記憶の為。
漆黒の髪、紺青の瞳。
過去の相方似の人カモンだが、まあ成り行きだな。
[何かに導かれるように少女は共同墓地のほうへ歩みを進める。
どうして、そちらに足が向くのか
少女には分からなかったが
唯、本能が、匂いが、
共同墓地のある墓の前にたたずむ一人の男を見つけた]
ドクン
[視界が揺らめいたのは、降る雪のせいだけではない。
低い姿勢で狙いを定める。
そう、それは紛れもなく獣が獲物に迫るしがたそのもの。]
ヒュッ
[少女は小さく息を吐き駆け出した。]
[毛皮のコートを着たその男はこちらを振り向き。
少女と目があったのだろう。
目を大きく見開きこちらを見るが、しかし、
男は命が潰えるまで 二度と声を上げない。
少女の鋭い爪は男ののど仏を大きく引き裂き。
男は口からゴボ と音を立てて赤い血を噴き落とす。]
[少女はもう魂の宿らない男の身体を
悪戯に裂き、千切り、
そして勿論、それは彼女の食事。
目覚めたばかりの小さな狼は
きれいに食べることなど、知らない。]
/*
おお…アルビンさん狼だったのか!なるほど。
これまでの腹減ったの台詞を思い返すと切ねえ。
しかし、位置的に早期に吊られかねない…?村側の人達の狼予想がどこっぽいか気をつけとこう。
そしてもう一人はリーザちゃんか。男だらけの赤ログは回避できたな!(笑)
青年 ヨアヒムが「時間を進める」を選択しました。
― 夜半・自室 ―
……ぅぅ……っく……
[既に明かりを消した部屋の中で。
男は魘されて苦悶の声を暗い部屋の中で漏らす]
……ぉ……ち……どこ……
[悪い夢の中で、額には汗が噴き出している。
部屋の中にはほんの微かな冷気が男の頬を撫でる。
そして明かりの無くなった部屋は、男を暗い空間に包む]
― 深夜・宿屋 ―
――…。
[暗闇の中、青年は目を覚まして体を起こした。]
(なんだ…? この感覚……。)
[自室を出た青年は、階下に降りると鍵の壊れた玄関から外に出る。辺りを見回して。]
…気のせい、かな?
/*
朝は、つい匿名メモの方に書いてしまった。ごめん。
お仲間の皆さん、よろしくお願いしますー。
リーザちゃん、襲撃ありがとう。描写お疲れさま!
ヨアヒムは白ログで早めにPL視点での狼COする予定です。と先に言っておきます。
[食事を終えた彼女は立ち上がりその場を立ち去る。
眼の端に何か紙切れのようなもの
(それは誰かが男を呼びだしたものだったか)
が風に吹かれ飛んでいく様子が目に入ったが、気にも留めず。
紙は吹かれ雪に埋まり、雪が解ける時まで誰の眼にもとまらないだろう。]
[残されるのは見るも無残な男-ヴァルターの姿。
もっとも、その少女が、その食事は、かつてその村の村長だった男だったのだと知るのは
翌日彼の死骸が、村の何者かによって発見された後のこと。]
/*
よろしくお願いします。
リーザは襲撃お疲れ様。
割りと即死しような予感なので俺も早めに出る予定だったが、ヨアヒムがでるなら隠れている。
それと村長呼び出しは俺がした事にしようかな、と。
/*ごちそうされた。
素敵な殺伐ってどんなだろう。と突っ込みを入れてしまいたくなる僕。
みなさんお疲れ様ー。もっと絡みたかった。
具体的にはドラマの家なき子程度のバイオレンスはやりたかった。子供殴ったり子供蹴ったりペットの足折ったり。残念。
/*はい。どーもー。
お疲れ様です。
村長ごちそうさまでした。
今日は誰がゲルト食べます?
リーザは狼になったばかりです。
初潮が来たので狼化しました。
そのうち描写します。
ぱめらおねえちゃんあたりに相談すると思います。
ちなみに狼化といってもご飯のときに爪が鋭くなったり牙が出たりするくらいの身体的変化です。
/*
村長呼び出しの件、了解。
アルビンの位置は確かに少し心配。ヨアヒムは白ログでパメラを懐柔してみたいだけなので、アルビンの命優先して下さい。
2狼が表に出るのが微妙そうならヨアヒムの早期COは考え直しますし。
ゲルト襲撃についてですが、ヨアヒム実は村人食べれない事情が。ごめん…。
殺害は可能なので、食わずに殺すか仲間に協力かのどちらかならOK。詳しくは夜に書きます。
リーザの事情も把握。また夜に。**
/*呼び出しのこと了解しました。
お互いが狼だって知るチャンスが欲しいですね。
それとも匂いとかで分かることにしますかー?
/* 御主人様方初めまして。
羊の世話真っ最中の夜コアC狂です。夜まで時間無いので白ログ潜伏ですが、必要でしたら騙りや狼偽装で表にでますので、存分に踏み台にしてください。
殺人幇助上等です。
/*
事情把握。狂人さんもよろしく。
実はアルビンも今まで禁人間食を貫いていたりするのだが、食欲はあるし、一度喰ってしまえば解禁なのでゲルト襲撃に問題はない。
早期落ちは想定だけれど初回吊りだと残り狼が辛い気がするし、ちょっと村人に喧嘩売りすぎた。ごめんなさい。
できれば先に出させて貰うか、赤示唆させて貰える有難いかも知れない。
呼び出した村長に会いに行ったところでリーザの姿目撃できたらなぁとも思ってる。
とりあえず、それらは*また後で。*
― 朝 ―
[朝目覚めたら、やたら扉が重かった。
どうにか開けて外を眺めると、うんざりするほどの白い世界。]
あーあ…… …めんどくさ…。
[道はともかく、店の前は少しはあけておかなくては。
客の為というより、自衛のためだ。
雪はこまめにかかないと、家が、埋没する。]
[一通りの雪かきを終える頃には、頬が何だか痛かった。
瞬きすると、目が少し張り付く感じすらする。寒い。]
……?
[その日、タネンバウム家に支払いに行くつもりだった足を、
墓地に向けたのに、理由なんて特にない。
ちょっと鴉が騒いでいるのが気になっただけ。
ちょっと気が向いただけ。
──本当の両親もまた、この村の墓地に眠るのだ。]
― 墓地 ―
[墓場は、何だか賑やかだった。
鳥が騒いでいる。奥のほうに溜まっているようだ。]
…雪……
[昨夜からの雪は、白く綺麗に地を覆っている。
足跡の消えた新雪を踏み分けて、墓地に歩み入り、
────異常に、気付いた。]
な…、に……。
[いくつも、雪の上にぽつぽつと並ぶ寒々しい墓標。
その前に、ひと際鳥の群れに囲まれ、無残に散った、
あ か ]
…………。
[オットーが歩み寄ると、鳥たちがバタバタと飛びあがった。
木々の合間を鳥たちが騒いで飛び交っている。
異常は、外を眺める村の者らにも知れようか。
それへと目もくれずに、雪を掻き分け歩み寄った先に、
何も映してない瞳。息絶えた顔が、転がっていた。]
…ヴァルター…、とうさん…?
[白い顔に、確認するように問いかける。]
[フラッシュバックする]
[あの時も]
[遺体は無残な有様だった。
或いは犯人の手がかりになったかも知れない痕跡を、
雪が覆い、オットーがまた踏み潰す。]
……、…。
[嫌味を吐くはずの、ヴァルターの口が開かない。
半ば呆然とそれを見下ろし、雪の上に膝をつく。
そうして何気なく手を下ろした、その先に、]
[ ぐちゃ ]
[湿った音がして、手が赤く濡れた。
それをじっと見てから、手近な雪をその手でかき混ぜる。]
[───こんな風に]
[ぐしゃ何度も何度も何度もぐしゃ何度も何度もぐしゃ何度も何度も何度も何度もぐちゃ何度も──]
─────。
[手が、何かに触れた。短剣だ。
鞘から引き抜かれなかったそれを、機械的に懐へ仕舞い込む。
いつの間にか服にも足にも、血の混じった雪がくっついている。
ヴァルターの遺骸に混じって、他にも何だか落ちている。
少しの間、その鍵やらを見つめて目を逸らした。
オットーには関係がない。]
……。
[振り向けば、実の両親の近くにある。
何かに食い荒らされ、死んだ親たち。
何故自分だけが助かったのか、記憶が途切れているのか、
何故ヴァルターが育ててくれたのか、そんなことは全て、]
……知らない……
[オットーは両親の墓参りも済ませず、踵を返す。
白い雪の上、血に汚れた足跡だけがパン屋の方へと伸びていく。]
[ふわり ふわ]
[白い粉雪が、再び静かに舞い落ちる。
足跡を隠すには足りぬ雪は、墓地を静寂へと引き戻す。
ほんの少しの間だけ、死者の上にも静かな時が訪れた。
儚いほどの、天上からの慈悲のように。**]
―自宅:朝―
ん……良かった。夜の間に雪治まったみたいだな。
何だか、鳥が騒がしいな……
[窓から差し込む明かりに目を細め、呟いた。
朝食を摂ったら、街道の様子を見に行かなくては。
そんな事を考えながら、チーズを温めていた**]
/*
どうすっかな……
省エネ省ptで教会行きたい。
情報伝達には第1発見者が動くべきだが、そこはpt的に人任せにするッ!!施設として教会と宿に情報回ればOKじゃね?違うかな。
―朝・自室―
[カーテンの隙間から差し込む陽の光に、琥珀色が薄く開く。
昨晩の吹雪は異常なまでの積雪を残し、既に姿を消していた。
少なくなった薪を足し、暫く身体を温める。]
絶好のお墓参り日和だなぁ。
[ベッドの縁に腰掛けたまま窓の外を見遣る。
空は青く澄んでいて、積もった雪は光を浴びて輝いている。
……そう、空は青く?]
あれは、
[青に混じる黒の点は多く、円を描くように動いていて。
窓に寄って、確認するようにみつめる。]
鴉か。
あの方角は、確か墓地だったよね。
……何かあった?
[何故か、服を着込む手が早まる。
常の着膨れ状態になると、自室を出てヨアヒムの部屋へ。
扉を叩こうとして、その手が元に戻った。]
きっと疲れてるよね。
何でもないかもしれないし、起こすのは悪いかな。
[昨晩、宿の主の不在の所為で動き通しだった青年。
それを思い出すと、足は奥へと進む。
同じ階の一番奥。確か、彼はよくこの部屋を選んでいた筈。
扉を叩く。返事はあっただろうか。]
私、パメラ。 ……起きてる?
ちょっと墓地に付き合って欲しいんだけど。
窓の外、見てみて。
―――鴉の大群。
[アルビンがついてきてくれれば一緒に。
そうでなければ、一人で墓地へと向かっただろう。
リーザは幼い。
そして、旅人を誘うわけにはいかないのだから。
昨日より一層深く積もった雪は、前に進むことを阻んだ。
晴れているとはいえ、木陰は寒く身体は大きく震える。
吐く息で手袋越しに両手を温めながら、慎重に前へ、前へと。
―――そして、鴉の鳴き声が近づいてくる。]
―共同墓地―
[墓地に入る直前、来た道とは違う方へ、赤い点が伸びているのに気がついた。>>28
近づいてみると、それは誰かの足跡で。]
……これって、血?
[この先に誰か居るのだろうか。
気になるも、鴉の群れは足跡の先ではない。
暫し迷った後に、村娘は墓地の中へ。
外れまで進み、そこで目にしたものは]
ぁぁぁっ、ぁぁあ…… ああ あ あああ
[腰が砕け、座り込む。今まで、こんなにも震えたことはない。
野犬にでも襲われたのだろうか。
身体は食い千切られ、周囲には肉片が散らばっている。
人は、こんなにも血を有していたのか。
そう思わせるほどの血は、引き裂かれた喉を中心に、大きな一輪の華を咲かせ、辺りに無数の花びらを舞わせていた。]
[ヴァルターのあまりにも無残な姿から、視線は逸らせなかった。
けれど、琥珀色には何も映っていない。
風に揺れるコートの毛並みを、ただ茫然とみつめて]
……このままじゃ、可哀そう。
[昨晩のヴァルターの姿を思い出し、掠れた声で呟く。
彼は、自分の言葉>>16に何を返したか。
思い出せない。目の前の現実が、思い出すことを阻む。
震える身体に鞭をうつかのように、村娘は大きな堂の中へ。
そこから台車を持ってきては、引き摺るようにヴァルターを乗せて、ひとまず堂の中に安置した。]
何の鍵だろう。
これに説明が書いてあるのかな。
[堂の中で、遺体の傍に落ちていた鍵と手紙を調べる。
けれど、血塗られたそれらが何か、村娘には分からなかった。
彼の養子である、オットーなら分かるだろうか。]
とりあえず、皆に知らせないと。
[アルビンが居れば、手分けしてと頼むだろう。
居なければ一人で、片っ端から村人の家の扉を叩き、ヴァルターの訃報と、遺体は墓地の堂の中に安置したことを伝える。]
えーっと、後はオットーの家か。
[彼の家を最後にしたのは言うまでもない。
どう伝えるべきか、答えが出なかったから。
墓地とは違う方角からパン屋へと。]
……あれ?
[目の前を横切る赤い点。見覚えがある。
そうだ。忘れていた。]
―――何で、足跡が此処に?
―パン屋―
[何度も、心の中で問い続ける。
けれど、答えが見つかる筈がなく。]
……オットー、居る?
[ならば、彼自身に問えばいい。*]
…え…、うん?
あっ。パメラ……
[いつも浮かべる、曖昧な愛想笑いは今日はない。
咄嗟にどんな表情を浮かべて良いか分からずに、
オットーは、口をぱくりと開いてまた閉じた。]
居た。
……おはよう。
[ヨアヒムと同年齢のオットー。
ヨアヒムと同じような親しい間柄ではないが、古くからの同じ村の住人。ある程度の事は知っている。
常の笑みが愛想笑いであることは気付けていないが、それでも常ならば笑うだろう。少なくとも、こんな表情は浮かべない。]
その傷、どうしたの?
[白い手袋、ヴァルターを運んだ時に付いた血。
そのまま、人差し指を彼の頬の方へ。]
あ、ああ。うん。おはよう。
居るよ。そりゃあ……
[冷え切った室内。
ろくに外套も取らずにいた様子は、
家で寛いでたと主張するには程遠い。
彼女の様子を細かく観察する余裕もなく、ただ、]
────…なに?
[びくりと、警戒するように身を引いた。
伸ばされた指の先、自ら頬に触れて顔を顰める。]
[店に居る事を当たり前のように言うオットー。
ならば、何故外套を纏ってるのだろう。
何故、室内からは温かな空気は流れてこないのか。]
いや、血出てるから。
[身を引かれれば、それを追うように人差し指は伸びて。
白い手袋で、親子の血が混ざった。
顰めた顔に「あ、ごめん」と謝った後]
あのさ。
この血、墓地から続いてるみたいなんだけど、
―――オットーの?
―深夜 宿屋の自室―
……なァ、親父……俺は俺なりに孝行してただろ?
それでも……足りないのか?
[ベッドにごろりと横になったまま、天井を見つめる。]
……苦しい……。
[天井に手を伸ばす。
血の滲む包帯の巻かれた左の手。
長袖の下に隠れたその腕にあるのは、完全に完治した古いものから、今だ赤く腫れた新しいものまで、幾筋もの折り重なった傷跡。
じ、と腕を見つめて、血のついた包帯を口元に持っていき、甘噛みする。
口内に広がる血の味――。]
甘い……。
[それは甘美な、飢えを一時的にも忘れさせる味。
耐え切れなくなった時は、何時も自身を傷つけ、その血で飢えを慰めた。
村人を喰らわぬように人を寄せ付けず耐えて、村を出て。
どんなに白い目を向けられようと帰ってきて。
それは、人ならざる者が人である養父母へ向けた精一杯の感謝の証。]
[あの養母の事故から、養父は帰って来いと言わなくなった。
むしろ、村を去るようにさりげなく言われたこともあった。
良心の呵責のためか。
それとも、義理の息子の真実を察して、結社が嗅ぎつける前に逃げろと告げたかったのだろうか――。]
………っ…
[パメラの白い手袋を嵌めた指先が、微かに頬に触れられる。
怯えたように咄嗟に一度目を瞑り、
やがて警戒する瞳が、村娘の琥珀へと向けられた。]
え…血が……?
[その言葉に、ほんの一瞬視線が机へと泳ぐ。
何故か手にしてきた、義父の短剣。
そうして、示された雪の上を見るオットーの顔に、
しまったとでも言いたげな表情が浮かんだ。]
『お前の罪を知っている。
今夜、共同墓地で待つ。』
[そんなメモを養父の家から帰る途中、腹立ち紛れに筆跡を誤魔化したメモを村長の家に置いて来た。
それは子供じみた些細な意趣返し。
あの村長の事だ。
開き直り、せせら笑われ、お前の養父も共犯だと逆に脅しめいた言葉を向けられるであろう事はよく分かって居たが、少しばかりの金でもせびってやろうと思っていた。
借金の存在を知ったときはばっくれてやろうとそう思ったのに、結局養父母への感謝は捨てきれない。
村を離れても清算だけはやってしまえればと。
だから――。
ヴァルターを無残な姿で発見するのは、完全に想定外。]
―深夜 共同墓地―
[そう、他の人狼が目覚め呼び出した村長を襲うなど完全なる想定外。
共同墓地へ向かう最中。
宵闇と降りしきる闇に視界は隠されど、人間よりもずっと敏感な嗅覚は異変を嗅ぎ分ける。
―――血の匂い。
暗い緑青の瞳が闇の中ぬらりと輝きを帯びる。
甘い誘うようなその匂いに思わず生唾を飲み込み。
足場の悪い雪の道を進む足を速めれば、そこに広がるのは予測通りの光景。]
―深夜 共同墓地―
[養父の墓のすぐ近く。広がる凄惨な光景に息を呑む。
喰い散らかされた肉片、飛び散った血。
そこからは湯気が立ち、殺されたばかりである事を示している。
ひゅうと凍て付く強い風にすら掻き消されぬ程の強い血の香りが、辺りを包み込む。]
ハッ。ざまァねェな。
何百回と殺してやりてェと思って、殺し方も何十も考えておいたのに、こんなあっさり死ぬか。
[もう何も聞こえぬ相手に掛ける声に感情は篭らない。
呼び出しに使ったメモは風に飛ばされ、雪に埋もれたか。
最も見つかったところで筆跡を変えたそれを誰が書いたかなど分かる筈が無い。
死体に背を向け、元来た道を宿へと戻った。
細心の注意を払ったので、誰にも見つかっていないだろう。おそらく。]
……腹、減ったなァ……。
[舌が無意識に唇を舐める。
自分の血ではない、本当の血の香り。
あんなにも美味しそうな光景。
飢えが、渇望が今までにない以上に主張する。
――喰らい尽くしてしまえと。]
[警戒する瞳は真っ直ぐで。けれど″血″という言葉に泳いだ。
移ったオットーの視線を追うも、彼の身体が壁になり室内は見えない。けれど、向き直った表情を見るや否や琥珀が細まる。]
オットーのじゃないのか。 じゃぁ、誰のだろう。
……墓地? 行ったよ。
あのね、オットー。
驚かないで聞いて欲しいんだけど、
[そこで一端言葉を切る。
オットーは村娘よりも先に、話すだろうか。]
あ……、そう。
[細められた琥珀の瞳は何かを探り出すかのよう。
その視線から逃れるように瞳を逸らし、けれど続く言葉に、
弾かれたように顔を上げた。]
/*
リーザの存在を発見、報告。
カタリナにはどう連絡つけるかなぁ。
オットーさんが怪しいことしてくれているし、別にアルビン無理に表出なくても大丈夫かなという気もしてきた。
ヨアヒムが出たいなら出ていいと思う。
吊られたらそれはそれでいいじゃないk
べっ、別に僕は殺してなんかいない。
誰の血かなんて、わ、分かってるんだろ!?
…………僕がやったんじゃない。
[じり。と、身体が下がる。]
……オットー?
[僕じゃない――その言葉に不思議そうに首を傾げる。
琥珀は常の、柔らかいものに戻っていた。]
何か、勘違いしてない?
私は別に、オットーのこと疑ってないよ?
だって、明らかに獣の仕業だもん。
あんなこと、人間ができる筈がない。
うん、誰の血か分かってた。
でも違って欲しい……そうも思ったよ。
だって……
[義理とはいえ、父親だ。
あの無残な姿を放置して欲しくなかっただけ。
琥珀に、哀しみの色が宿った。]
……………。
[人狼。吟遊詩人の語る化け物。
自分の両親は、一体何に襲われたのだろう。
ヴァルターは、一体何に襲われたのだろう。
身体の奥が、芯が、震えている。
気付かれないように、きつく拳を握り締めた。]
パメラは…、信じてくれる…?
っ、僕はあんなことが出来る人間じゃない。
あんな、風に、とうさんもかあさん、も……
[言葉が途切れる。
オットーの薄蒼の瞳は、もう現在を見ていない。
迷子のように彷徨った視線が、優しく伸ばされた腕に止まった。]
/*
あれ、まだ半分以上が発言0なの!? みんな夜コアか。
早めに動ける人たちに負担かけちゃってるかな。ごめんね。
感情の調整と色んなものの理由付けに手間取り中。
暫くお待ちください。
[オットーが怯える理由が分からない。
彼も見た筈だ。
あの惨状を見て人間の仕業だと思う人は居ないだろう。
それなのに、何故彼はこれ程までに保身をはかるのか。
この時の村娘には、村に潜む存在に気付けるわけもなく。]
……言ったでしょ?
[これ以上迷わないように、伸ばされた手をとって]
あんな事、できる人間なんていない。
だから、
―――信じてる。
[彼が欲っしている答えを与えると、柔らかく抱きしめただろう。
拒もうと思えば、解けるほど柔らかく。
それは、いつしかヨアヒムがしたセクハラ行為と同じ。
零れた呟きに、村娘はただ無言で一つ頷いた。]
―朝 宿の自室―
[ノックの音にベッドから身を起こす。
心など全く痛まないのに、あまり眠れなかった。]
パメラか。
朝っぱらからなんの用だ?
[半眼で睨むように扉の前に立つパメラを見る。
それは寝不足の様にも、何時ものように不機嫌なだけの様にも見えただろう。]
墓地に鴉ぐらい珍しくもねェが……。
吹雪の後にしちゃ多いな。
[日差しに緑青の目を細めて見た窓の外。
無数の鴉が鴉が青い空を舞っている。
すっ呆けているがその理由は知っている。
あそこに餌があるからだ。]
―共同墓地―
[少し待てと告げ、コートを着込みパメラと共だって共同墓地へと向かう。
さくり、ざくり雪を踏む音だけが響く。
自分からパメラに積極的に話しかける事は少ない。]
……血の足跡?
誰か、来たのか。
向きからして、去っていくものだが。
[昨夜は気がつかなかったそれに眉を顰める。
方向が違うので自分のものではないのは確かだが、何故死体を見つけたと騒ぎ出さないのかと疑問が浮かぶ。
どうすると目で問えばパメラは墓地の――死体の方へと進んでいく。
何が待っているか知りながら止めず、後をついていく。]
[朝の日差しに照らされたそれはより鮮明。
急速に凍りついたためだろう、血臭こそ治まっているが血の赤の鮮やかさは目を見張るほど。
特に驚きはしないが、顔は顰めておく。]
……パメラ、見るな。
[パメラが死体を見てへたり込むのに、僅か申し訳なさげに眉を下げる。
怪我をしていない右の手でその両目を覆い死体を視界から隠そうとするが。]
……は?可哀そう?
お前、意外と豪胆だな。
でもなァ、なるべく目は逸らしとけ。
幻影は一生ついて回るぞ。
[呆れと感心混ぜこぜの表情を浮かべ。
死体を台車をに乗せ、堂へと運ぶ作業を手伝う。
凍りついたとはいえ、両手は血で汚れる。]
―昨夜・回想―
[教会に戻ったのは、夕餉の前後だろうか。
物置を覗けば、薪が蓄えられ、厨房には新鮮な野菜が綺麗に仕舞われていた]
……。
[けれどそれを見つめる目は、何故かうかないもので]
旅人 ニコラスが「時間を進める」を選択しました。
―宿―
おい!誰か起きてるか?
ヨアヒム!
[宿の壊れた扉を開けるなり、客室に向かい大声で声を掛ける。
それで誰かが出てくれば、村長が獣に襲われて死んだらしい事。
その死体の在り処をいつもと変わらぬ調子で淡々と説明しただろう。*]
―教会・厨房―
[パンを貯蔵庫に仕舞い、適当な紙を取り上げる。
考えながら言葉を綴る]
シスター。
宿で、夕飯を買ってきた。
もし食べてきたのなら、暖めなおして、明日食べるといい。
トーマスが君を心配していた。
余り無理をしないようにと。
それから……
[皸の酷い手で、重い荷物など持たないように。
寒さは女性には毒なものだと、聞いた事があるから。
………ぐしゃりと、紙を握り潰した]
……本当に、面倒なものだな…。
[他人と暮らすのは。
唇の中で呟くと、嘆息して紙を破り、ゴミ箱に捨ててしまう。
もう一度紙を用意し、簡潔に食事を買ってきた事だけを書き記す。
厨房の目立つところに貼り付けると、其の侭自室に戻り、晩課の支度にかかり始めた*]
ぶっちゃけ此処から正縁故たてまくって派手に襲撃されたほうが盛り上がると思う
処刑的には遠慮はまったくしないが てへ★
さむぃ・・・
[宿の二階に用意された部屋で目を覚ます。
どうやら長時間眠っていたらしい。
まず目に入ったのは白い息。
空気も凍てつくこの村の冷気は
夜消したストーブのぬくもりなど少しも残さない。
少女は何とか温かなベッドから這い出るとストーブに火をつける]
うぅう・・・寒いぃ・・・
[朝が苦手な少女は、また温床に戻り
部屋が暖まるまで待つ]
―朝未き―
[早朝から降る雪は、窓の外を白く染めて尚足りない。
白を無味乾燥なものだと、誰が言っただろう。
それは死の象徴の様に美しく、艶麗で、けれどとても儚かった。
凍りついた息を吐き、軋んでガタつく裏口を開ける。
――倒木が取り去られたら。春になったら。
扉を直さねばならないなと、そう頭のどこかで考える。
氷の張るこの季節には毎年難儀して、けれど、融けてしまえば忘れてしまう。
この四年間、ずっとその繰り返しだったから]
………
馬鹿な事を……。
[ 苦く笑み、さくりと雪を踏んで歩き出す。
もう、この村に春は来ない。
元通りの時間など流れない。
もう直ぐ、すべてが終わりなのだというのに。]
[やがて、オットーの涙が枯れた頃。]
そうだ。
これ、村長さんの傍に落ちてたんだけど何か知ってる?
[何かを思い出したように、ポケットから鍵と手紙を取り出す。
オットーはこれらに気付かなかったのだろう。
村娘はそう思っていた。
彼が受け取るのなら渡し、受け取らなければ再びポケットへ。]
私は宿に戻るけど、オットーはどうする?
こんな日は大勢で居ることをお勧めするけど……
[彼は何と答えたか。
答えはどうあれ、村娘は宿へと戻る。
足は自然と、赤を消すかのように雪を蹴っていた。*]
―→宿―
― 朝・自宅 ―
……ん…眠い……。
わ、外が白み始めてる。少し寝過ぎた。
[目を擦り、怠そうに体を起こす。毛布の端から、寒さの余り中に潜り込んでいた牧羊犬が顔を出し、ふんふんと空気をかいで欠伸した。つられて大きなあくびを一つ。]
…風邪ひきかけかなぁ…なんか気持ち悪い夢を見た気がして…気が滅入る。
[盛大に溜息をつき、毛布を巻きつけたままベッドから降りる。突然冷気に曝された犬二匹が情けない声を上げて後ろからついてくる。]
まだ、朝食時間には間に合うよな。
宿に、ヨーグルト…持って行ってみようか。
[自分の作業速度と、宿での朝食の出される時間を思い出す。手早く犬に餌を与え、羊の牧草と水だけを取り換えてから外套を着込んだ。]
[袋の中に、普段レジーナに配達をしているヨーグルトと、教会に届ける為のチーズも底に仕舞い込む。]
うぁ…嫌だね。
天気は良くなってるけど、こんなに積もってちゃ羊は出せないよ。何でこの村、こんなに雪が多いのさ。
[外に出た瞬間、降り積もった雪に心底嫌そうな表情で顔を顰める。腹立ちまぎれに雪を蹴ると、足先が呑み込むように吸い込まれ、更に顔を顰めて引き抜いた。]
まぁ…生きていけるんならどうでもいいか。
凍えても金がなくても、どこかに泣きついたらとりあえず死ぬことはないし…ね。
[小さく笑い、雪道をゆっくりと*歩き始めた。*]
―昨夜・宿―
[談話室は、思いの外賑わっていた。
見知らぬ男が、楽器を弾きながら歌っている]
旅の方、でしょうか。
しばらく、出立できなくなってしまいましたね……。
ああ、クララさんも。
[歌を邪魔せぬよう、小声で村長に話しかけた。が、相手は聞こえているのかいないのか、さっさとゲルトを連れてヨアヒムの元へ向かっている(>>0:464)]
ゲルトさんは、私がお連れしますね。
ヨアヒムさん、お忙しいでしょう。
[村長と別れ、教えられた部屋へゲルトと共に向かう。
一通り、彼が休める環境を整えた]
ゲルトさん。何かあったら、宿の人に頼っていいんですよ。
そのために、村長さまがここへ連れていらしたんですから。
私も、なるべく様子を見に伺いましょう。
どうか、お大事になさって下さいね。
もう、四年か。
[さくさくと雪を踏みながら、呟く。
息が吸い込まれそうな曇天は、白い花弁の様な雪片を、肩にも頭にも落としてゆく]
……随分と、長かった。
増してこんな村では、な。
[今まで訪れたどの村よりも厄介ごとが多い、面倒な村。
名残が惜しいわけではないと、そう思う。
既にそんな感情は擦り切れてしまっている]
――だが。
[幾つかの顔が、頭をよぎり。
けれどその先は、形にならずに泡のように融けて消えた]
―???―
……ああ、待っていてくれたか。
急に呼び出して、済まなかったね。
[人影をみつけ、微笑みかける。
そのひとの髪にも肩にも白い雪が舞い、羽毛の様に柔らかな結晶を宿していた。
そのひとは決して友好的ではなかったかもしれないし、
逆に決意に身を固めていたかもしれない。
何も語らなかったかもしれないし、
何かを、神父に向かって語りかけたのかもしれなかった]
……此処は寒い。話はさっさと済ませようか。
[黒い外套の釦を外し、首に掛けたロザリオを探る。
しゃらりと、銀鎖の鳴る音。
首元から外し裏返すと――複雑な魔方陣に囲まれた、ダヴィデの星の紋章。
それは昨夜ヴァルターが火に透かした、複雑な紋様とおなじものだった]
/*
きゃー、神父様かっこいー!(薔薇の下国ジムゾンファンクラブ会員)
なんでジムゾンって皆かっこいいの…。(自分がやったジムゾン除く)
ego Alpha et Omega
(私はアルファであり、オメガである)
primus et novissimus
(最初であり、最後である)
principium et finis
(初めであり、終わりである)
[ゆっくりと魔方陣に刻まれた文字を読み上げ。
それを、目の前の人に手渡した]
ヨアヒムさん、すみませんけれど、ゲルトさんのことお願いしま……
[談話室へ戻ると、ヨアヒムの傍らにオットーの姿が見えた(>>0:548)。
周囲を見回し、村長の姿が無いことにほっとする]
お願いしますね。
……え?まあ、そうなんですか。
ありがとうございます。
[神父が一人分の食事を持って帰ったことを聞き、慌てて宿を後にした]
――ここに。
[とんと、自分の左胸を指で叩く]
『それ』で施された焼印がある。
幼き頃のものだ。
君がどうであるかまでは、知らないが。
――少なくとも、同じ紋章を持っているのではないか?
[そのひとの返事がどうであったのか。
男はただ唇を引き上げると、続けた]
……君がどう振舞うかは自由だよ。
隠れていても、表に出ても。
ただ、もう直ぐ――始まる。
此処に来る前に倒木を見てきた。
――結社の付ける隠し印が、あった。
[いや。それよりも、だ。]
……この村にいる人狼は俺だけかと思ってたよ。気付かなかったな…すっかり感覚が鈍ってる。
それにしても、リーザか…。
──…リーザ。聞こえるか? 聞こえてたら返事をしろ。
綺麗に殺せたか? 証拠は隠滅できてるのか?
もし村人にバレたら殺されるぞ…! 必要なら手伝うから、返事をしてくれ。
[彼女がどこにどんな状態で居るのか解らないから、懸命に呼びかけた。]
/* わ。結社きたー!神父様似合いすぎるよ。素敵だよ。
結社周りのロールも濃そうな予感でわくわく。
もふもふ陣営は、これまた良い具合にもふってました。
頑張って殺伐しなきゃ! */
俺は任務をこなすだけだ。
……君は、君のしたいようにするといい。
[どんな答えを望んでいるのか、それをもう一度繰り返す。
やがて話が終われば、静かに踵を返し。
男は、未だ静まり返った教会へと*戻るだろう*]
初回占いどーしよー
ゲルト:毎回ゲルトでもつまらんのと今のところ占う理由が無い
トーマス:「白なら頼れそうだから」とか何とか
ディーター:疑われそうなところだから、という理由だけど白出しちゃうと本人も動きに困りそう
いきなり狼引いた場合のプランは一応あるけど相手を選ぶのよねえ。
羊飼い カタリナが「時間を進める」を選択しました。
神父 ジムゾンが「時間を進める」を選択しました。
―昨夜・教会―
[厨房に入ってすぐに、メモをみつけた。
簡潔な文面へ目を通し、テーブルの上の包みに手を触れる]
……神父さま。
ありがとうございます。
[包みの中には、美味しそうな焼き色のついたジャガイモとヴルスト。
もうだいぶ冷めているそれを、温めぬまま皿に並べた。
食前の祈りを捧げてから、口へ運ぶ]
…………。
[目の前に置かれたままの、短文のメモへ目を落とす。
すぐ傍らの屑籠に捨てられている反故のことなど、気づくはずもなかった(>>71)]
俺が見た限り証拠は残ってなかった。
派手に喰い散らかしやがってて、あの野郎の死の隠滅は無理だがな。
[さくりざくり、冬を踏み宿へ戻る足を速める。]
あのクソガキに言い聞かせて。
野犬か普通の狼の仕業だと押し通すしかねェだろ。
[爛々と、暗い色合いだった瞳は緑の輝きを灯す。
目の前をちらつくのは一面の赤。
喰らわぬ理由である養父母を失い、今は抗いがたい誘惑に晒されていた。]
アルビンメモ
>宿の皆さんに村長終了のお知らせ
村長修了噴いたwww
さて、村長終了後の時間軸へ行かねばーねばねば
馴れ合う気はなかったからな。
[人喰いの化け物とは。
その言葉は流石に飲み込み、むっつり黙り込んだ。
余程のことが無い限り、その日の夜はもう返事を返さなかった。*]
―回想・宿→共同墓地―
[一番奥の部屋から出てきた彼は、何時もと同じに見えた。
緑青色に宿るのは、常に負の色。
この様子だと一人で行くしかないか、そう思ったのも一瞬で。
連れ立ってくれる彼に、安堵の息を漏らす。
墓地へと向かう途中も何時もと同じ。
彼から口を開くことはまずない。
だから何時もこんな調子で、村娘は口を開く。]
5点は酷い。倍にしてよ。
それから、
[足を止める。
自分の息で温めた手で雪を掬い、背に向けて投げた。]
―――どんなに望んでも、私は思わないよ。
[墓地に辿り着き、血の足跡を見つけた時も違和感は覚えない。
琥珀は足跡を追っていたから、顰めた眉に気付かなかった。
この先に待つものが何か既知のことなど、止めずに後をついてくる彼からどう悟ることができようか。
目の前の惨状を見せまいとしてくれる手に手袋の手を重ねたのは、無意識に……けれど、意識的に。
見るなという言葉は、音としてしか響かなかったが。
遺体を運ぼうとした時には、言葉の意味を理解できる程までに気は回復していて]
アルビンは、何かの幻影に……
[追われることを知っているかのような口ぶりに、「追われているのか」と問いたかったが、何故か言葉は最後まで音にならなかった。]
―回想・了―
[食事を終える道すがら
突然聞こえた紅い声にビクリと肩を震わせる。
今の自分が何者なのかさえわかっていない
生まれたての人狼は、声に警戒し物陰に隠れた。
しかしどうやら、声は物理的に空気を震わせ耳に届いたわけではないらしい。
耳につくのは、唯、雪の降り積もる音。]
たすくりすと
・出方次第で人狼の本をクララに借りに行く
・村長の死体発見
・役場で
・拷問部屋を発見有効活用
・みんなの前で結社CO
・処刑に関して言及
1日じゃwwwwwwww足りないwwwwwwww
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