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―エティゴナ商会・回想―
[…は、目的のものを手にしつつ、質問をした]
…ねぇ。
おじさんは…何で逃げないの?
逃げてる人が一杯いるのに。
―夢の中??―
…ママ…
し…んじゃ…やだぁ…逃げて…。
[燃える火の中に、逃げ惑う人々…それは、数年前…自分の母親が死んだときと一致していた]
―夢の中??―
[花街の片隅。そこで、ぼくは暮らしていた]
…ママ…?
[母親は、ぐったりとしていて動かない]
お薬、持ってきたよ。
ちょっと、たかかったけど。
[それは、”神様”…アウルク神からいただいた、宝物。コレを使うと、体調が良くなるということで、娼婦の間ではひそかに流行っているのだ]
ママ…。
ねぇ、おねぇさん。
[...は、看病に来ていた仲間の娼婦をみた]
ママ、しんじゃうの?
/* 母親の病気ってなんだろ。
なんか娼婦とか書いちゃってるから梅毒とかだとおもうんだが!!(吐血)
そうだと思うけど、色々悲惨なので詳細の描写はぼかそう。
というか知識がほとんどない。
あ、レンタル漫画でJIN-仁-かりてくりゃいいのか?読みたかったから借りるけど…。
しっかりこの子、見た目は正常だから先天性梅毒とかじゃないと思うんだが…よくうつんねかったな…ガクブル */
―夢の中??―
[彼女は、何も答えなかった]
…。ままぁ。
「…多分、助からないわ」
ぼく、ひとりぼっち?
「何かあったら、貴方は私が引き取る事になってるわ。お母さんの、お願いだからねぇ…」
[彼女は、髪を掻きあげながら言った]
「あたしも、長くないかもしれないけどね」
…ぅえ…
「…あたし達は一瞬だけ咲く、美しき花なのさ」
―夢の中??―
[彼女は、遠くを見るような目をした]
「そして、戯れる蝶を捕まえる事で、命をつないでる。
…蝶を捕まえれなくなったら、あとは枯れて捨てられてしまうだけ、さ。
世の中そんなもんだよ。
弱肉強食っていうのかな…」
[そんな話をしてると、パチパチという音がひびき、部屋の中が暑くなっていった]
「つ…火事かい!さぁ、逃げるよ!!」
[彼女は、強く手を引っ張る]
ままは??
「動けるかい、ねぇさん…。うん、立って。
…く、…ちゃん、一人で逃げれるかい?」
―夢の中??―
こわいよぉお。
「分かってる、分かってるから」
[彼女は、ぼくを抱きしめた]
「だから、早く…」
[とん…彼女は、ぼくの背中を押す]
うううう…うわぁああん。
[ぼくは、わけが分からなくなって必死で逃げた。
逃げながら、何故か襲い掛かってくる人間を手に持ったナイフで切りさいて行った。
…そして、帝国の兵士に保護されたときには、
母親は 今、反乱軍といわれてる奴らに切り殺された事
そして、混乱目的の為にここに火をつけたらしいという事を教えられた…。
この場所は、燃やしても実際の被害が少ないという判断によるものらしい。
あそこには、貧乏人と娼婦ぐらいしかいない、そんなの捨ててしまえ。
あそこには、怪しい病がはやってるから燃やしてしまえば、むしろ消毒になっていい。
燃やしたのは…そんな理由だと]
…イラナイの?ぼくは。
「そんなことないよ」
そう、言ったのは赤毛の青年…ギィ様だった。
ほんとに?…あり、がと。
―金鹿門―
[夢うつつ状態になりつつ、懐から神様からもらった”香”を取り出した]
…。
これ、ありったけを、あの大きな火にくべたらどうなるかな??
― 回想 ―
……いいえ。
[苦笑混じりの謝罪を受ければ>>315、どうして、とゆるり首を振る。
恐らくは、此方の動作もぎこちなかっただろう。
捉えてしまったのは、常に泰然自若たる上官として自分の前に在った彼の、今迄見せたどの表情とも違う、別の顔。
相手が隠そうとしたならば、例え振りでも気付かぬ振りをするのが努めだったのかも知れないと。
そう、ちらと思いもしたのだが]
[逸らしてはいけないと、何かが告げた為に。
束の間の沈黙に任せ、視線は置いたまま]
― 回想 ―
……いいえ。
[苦笑混じりの謝罪を受ければ>>1:315、どうして、とゆるり首を振る。
恐らくは、此方の動作もぎこちなかっただろう。
捉えてしまったのは、常に泰然自若たる上官として自分の前に在った彼の、今迄見せたどの表情とも違う、別の顔。
相手が隠そうとしたならば、例え振りでも気付かぬ振りをするのが努めだったのかも知れないと。
そう、ちらと思いもしたのだが]
[逸らしてはいけないと、何かが告げた為に。
束の間の沈黙に任せ、視線は置いたまま]
元公国軍所属 グレートヒェンは、SG ドロシー を投票先に選びました。
― 回想 ―
[軍から離れた時間は、短いようで余りに長い。
何のことはないという風に定めた刻限は、早急に勘を取り戻したい焦りがつい生んだもの。
けれど、難なく受け入れてくれるその言葉>>=1:75に救われて。
常の様、救われて。
―――何だか、懐かしい。
愛馬を慈しむその動作に、静かに微笑を零した。]
では、参りましょうか。
[やがて、離脱部隊への命を聞く。
ジークムントが指示したならば、そこに声を差し挟む必要など最早無い。
銀蛇門へ馬首を向けた直後、悲痛な叫びを、背に聞いた。
咄嗟に振り返れば執政官の名を呼ぶ女性の声と――崩れるように倒れる燃えるような緋の――執政官、ギィ・ルヴィエ・ド・コルベール。]
あ………っ!?
[息を呑み顔を前方へと戻すも、併走する軍師は速度を落とさない。横目で見るも、どうにも読み取ることの出来ない表情、否、読み取らせまいとしているのだろうか。
それ以上言葉を継げず、以後は馬を駆ることに専念する。
喧騒が遠ざかり、城郭の外周を沿って元来た平原を辿った]
[自身の言葉を汲んでくれたのだろうか、途中で小休止を挟むと。短い言葉には頷きを返し、同行させた兵を振り返る。]
各々、馬を連れて休憩を取って。
水を飲ませるなら、向こうに見える家屋の向こうに井戸があったはず。
――え、偵察…?
[一人の兵の声に、緩く握った片手を口元に当て、逡巡するよう周囲を見遣り。
そのまま一本の木を指差した]
大きな木が見えるでしょう? 此処とあの木までの距離を半径にした円の内側、大体その範囲なら許可するわ。
周囲の偵察も結構だけど、あくまでも目的は馬と貴方たちの休憩。だから絶対に無理はしないように。何かあれば即座に伝達をお願い。
[同行した兵に休息の指示を出す。
場の空気に何かを察したか、各々距離を取ってくれたのかも知れない。]
[沈黙が破られたのは、少し後のこと。
ひとつ、ひとつ。時折何かを捜すようにゆっくりと語られる言葉。
その様子をじっと見詰めていれば、先の表情の意味が、少しずつ繋がる]
………ご友人、ですか。
[王都で、また王城で、幾度となく目にした姿を思う。
ひとことふたこと、言葉を交わした――交わさなければならない機会があったものだ。
侍女時代の自分は、帝国側の人間を見かける度に痛い程握った拳を長い袖に隠していたものだ。
彼もまた例外なくそのような態度の対象ではあったのだが、それはさておき。
心のどこかで、納得をしてしまう。
纏う空気に、通じるものを見た気がして。]
それで、あのような表情を…?
[思い出すのは、隠そうとして隠し切れていなかった、一瞬の。]
大切であればあるほど――揺れるのは当然のこと。
それは恥じることでも、ましてや甘えでもありません。
第一、これ以上びしっとされてどうするのです。
[自身の記憶から何かを辿りながらも、少し、笑って。
頭を下げられれば、数度首を振った]
……先刻のこと。
実のところ、とても心配していたのです。
ですから、お話して下さって嬉しかった。
こちらからも、ありがとうございます、ジークムント様。
[そうして、少し躊躇いがちに口を開いた]
……ジークムント様は、軍に在れば兵の目に常に映っていますから。立場もおありでしょう。肩に担う責任も重い物かもしれません。
[でも、と言葉を継ぐ]
もし、何かお力になれる時には、仰って下さい。
――揺れず動じず真直ぐに立つ堅木は、時に危うい。
例え揺れたとしても、惑ったとしても。
撓って押し返す為の一助となれるなら、私はそれを幸いに思います。
[顔を上げてそう言って、ふと微笑を見せた]
……差し出たことを申しました。
[伝令が軍師にいくつかの報告を伝えたなら、此方も兵へと集合の合図を送る。
少しの後、持ち場に戻るべく再び馬で駆けていた*]
―回想・銀蛇門付近―
[工兵により組み上げられた投石機の運用は順調のようだ。
一定の間隔をおき、絶えず衝突音が響く。]
……けれど、近くに住んでいたら眠れないでしょうね。
近辺の住民が、皆避難出来ていると良いのだけど。
あ、おかえりなさい。
[伝令を持った兵が近づくのが見えたので、片手を上げて合図を送りながら草原と浮島とを繋ぐ橋へと歩み寄る]
片耳を押さえて必要以上に大きな声で喋る兵士へは、少しだえ苦笑して]
…………ええとね、もう少し声を落としても大丈夫、聞こえてるわ。
金鹿門では破城筒が一機炎上、投擲によるもの、ですか。火炎瓶かしら。
もうひとつ、怪しい薬…? 聞いた印象だと、帝国軍が敢えて投入しているわけでもなさそうね。
[ふむ、と顎に手を添えて]
まあ、まだ可能性だけとはいえ、何が飛び出してくるか分からない。
まさか密売人が証拠を持ったまま外をお散歩してくれる、なんてことは無いでしょうけど、近辺の警戒を怠らないようにね。動きがあれば直ぐに知らせて頂戴。
それから―――
[内容を把握した後、再度持ち場に戻るよう指示を。
付近の城壁上に、見知った金髪の青年とその妹が居るなど、当然のことだが知る由もない。
少しの後、彼らから放たれた矢が一人の兵を貫いたことも、死の瞬間を目に焼き付けてしまった兵士達の絶叫で振り向くまで。
門と橋から背を向ける形でいたために、また背後の指示に懸かりきりであったが為に――判断が、遅れた。]
え……っ。
[続けざまの爆破に、熱を帯びた爆風が浮島のその先まで届く。
特に橋に居た者には、紛れも無く止めの一撃となった]
第3小隊、浮島へ。二人一組で救出にあたって。私も直ぐに行くわ。
第4小隊と第5小隊は速やかに移動、第3小隊と陸で連絡して、本陣まで出来るだけ早く。
此処まで熱風が届いてる、遅れれば負傷者は増えるばかり。一刻を争うわ。
可能なようなら、運搬前に簡易処置を。
―――急いで!!
[直ぐに機能出来る分隊の幾つかに指示を飛ばし、浮島に走れば]
……よかった……
[解放軍軍師その人は無事な姿を見せてくれたので、一先ずは胸を撫で下ろした。
ノーラの船が重傷者を送り届ける事が出来ると聞いただろうか、頷いて]
ありがとう、ノーラさん。
でも貴方、目――― 一時的なもの、ですよね……?
[ジークムントに支えられながら陸へと上がるノーラを気遣わしげに見、よろめくような足取りを見れば眉を寄せた。
とん、と一度軽くンーラの肩に触れる。此処に居ることを示すよう。]
[敵将死亡についての見解は概ねその場で交わされた意見に同意であった為に多くは口にせず、ただ頷いた。]
ヴェルナー殿、重症の者はノーラさんの船で、ということです。
軽症や、生命に別状はなくとも動けぬ者などは本陣に運ぶよう小隊に指示してあります。
死者は……この有様では正確な人数の把握が難しいですが、何とかします。
[改めて橋の方向に視線を向ける。
余りに酷い惨状に言葉を切り瞳を伏せるけれど、一呼吸の後、真直ぐに前を向いた]
……兎も角、息のある人が皆本陣に戻るのを見届けてから戻ります。至急本陣の方で医療兵を動かしてはいただけないでしょうか。
[そうして、向き直って]
………軍師殿、貴方もです。
[異常が無いわけがない。
不自然に庇う腕を示して、念を押すように見上げた。
娘が本陣に戻ったのは、それから数時間後の事だっただろう。**]
/*
巻き巻き巻き。
ひどい連投だった。とてもごめんなさい。
ちからつきたのであと1時間くらいは寝ます……Zzz
[>いのちだいじに
―内陣 自居住地―
どうすっかなぁ…
[銀蛇での出来事は詳細に、銅猪での出来事は遠目に軽くはしっていて、金鹿のことだけは知らない...は未だカスパルの死も知らず、ただ此度派手にやったことで帝国側は何かおかしいと感じていることだろうと考えている]
― 自室 ―
[秘密裏に文官を自室に招き入れ
戦況の報告をさせる。]
―― 銀蛇門は、想定以上の成果だな。
爆発が起きた原因は、不可解だが…。
巨大な弓を引く、黒ずくめの二人?
なんだ、それは? ……兵の噂…?
銅猪門の橋は、落とせなかったか。
放水船とは、なかなか面白いものを。
…まあいい。
一定の損害を与えられているなら十分だ。
[そして金鹿をこっそり見にいっていた妹が帰ってくる。]
ありゃま、帝国側の将はずたぼろだな
[一人戦死で二人負傷。後はあの少女(ドロシー)とゾフィアだけ。
また怪しい薬だの火事だのともあったなどとも聞くがいまいちどちらがやったのかはわからない。噂では解放軍が行ったといっているが流言飛語なぞないほうがおかしいので...はゆるく流した。それを民がどう捉えるかまではしらないが]
しかしまあ……なぁ
[どちらかというと味方も敵も見境なく殺した騎士について反応を示した。
とはいえ戦争中にほんの些細な手違いで、間違えて味方を殺してしまうことなんて多々あるが、今回のは種が違う。
それをなかったようにあっさり済ますのか。
それともなんらかの処分を下すのか。
民はどう思うのか。]
[クッションを背に当て、
ベッドに横たわったまま
深く、ゆっくりと息をする。]
……金鹿門方面軍の被害は深刻だな。
そうか。カスパルが。
………。ああ、いい。
遺体は向こうが引き取るのが、筋というものだろう。
[沈黙。長い、息。]
大義とか正義ってなんなんだろな
「ただ殺し合いたいための言い訳」
[ふと我にかえったように呟く言葉に帰ってくるのはわが妹の辛辣なコメント。
それに思わず*苦笑した*]
……兵達は…?
――まあ、そうだろう。
戦闘中で、どこまで情報が錯綜したものやら。
[執政官戦死、の報は、
なによりも将兵の混乱を招いていた。
戦闘中に、慌ただしく短時間で伝達され
未だ、正式な場での報は出されていない。
なにより、それを伝えるべき将のうち、
一人は戦死、一人は重傷。
もう一人は、未だ公国の人間と思う者も
末端の兵士には、少なからずいる。
信じて悲嘆する者。
誤報と主張する者。
戦闘の狂乱が引いてみれば、憶測が入り乱れて
動揺と混乱が広がり始めていた。]
……本当は、次の戦闘くらいまでは
死んだふりをしていたかったものだが…
…些か、将が足りぬな。
策は惜しいが、
重篤だが一命を取り留めた事にしておくか。
[呟いた直後、数度、咳き込む。
口元を押さえた掌が赤く染まるのを、
醒めた目で眺めた。]
…ああ。
これ以上、三門を守るのは難しいだろうな。
次の攻勢で、金鹿門を保てるかどうか。
自警団連中の士気低下も目に余るか。
……それも仕方あるまい。
反乱軍どもは連中にとって
街を破壊しに来た外敵というよりは
祖国解放しに来た友軍と思えるだろうよ。
問題は、いつ切り捨てるか、だが…。
とりあえずは、自警団の連中を使って、
東直廊門の完全封鎖を急がせろ。
周辺住民を徴発しても構わない。
加えて、市街地に居残っている連中の中で
動けない者、老人子供、負傷者等は
市街地東側の中でも、北部に集めさせておけ。
戦場と最も遠い、と言ってな。
自警団連中も、その手の仕事ならまだ動くだろう。
[タールの燃える匂い、負傷者の呻き。
目が見えぬ分、それらがいつもより直接、突きつけられる気がする。
そんな中で届いたグレートヒェンの声は慈雨に他ならない。
生存を確認して「よかった」と呟く視線の先は、自分ではなくジークムントだろうと予想はつくのだけど、妬けたりはしなかった。]
正規兵は、最小限の歩哨を残して、
休息を取らせておけ。
全軍に、後ほど重要な伝達事項がある、と
司令部より通達を回せ。
ああ、半旗はそのままでいい。
私は、もうしばらく休む。
[一礼して下がる文官を見送って、
身体を楽な姿勢に変えて、目を閉じる。]
やれやれ。
今、"兎"か"蝙蝠"にでも来られたら
ひとたまりもないかもな。
[まことしやかに囁かれる
暗殺・諜報集団の名を呟いて。
そんな事を考える自分に苦笑した*]
[小鳥のように軽い指の感触が肩に触れ、名ざしで呼ばれた。
自分で気をつけるより、あんたが気にかけてくれた方が嬉しい、とからかったのは出陣前。
確かに嬉しいもんだなと実感する。]
この暗闇を取り去るには、瞼に、優しい女性のキスが特効薬なんだけどな。
[グレートヒェンの背丈にあわせるよう、上体を傾けてみたりする。]
――恥じらうあなたの顔が見えないのが残念だ。
ようやく、昨日、他の門で起きてたことを把握した。
リアルタイム発言だと、どうしても自分の周囲にいるPCの動きしか読めないとか、スペック低すぎる。
全体指揮官とか無理無理。
質問/提案投げると、速攻で返事が戻ってくるヴェルナーの能力に感歎しつつ。
そして、既にカスパルが死亡確定してたのに軽く吹いたww
48h更新村なのに!
勢いって怖いね。
まあ、カスパルがここで落ちると、後はいつでも最終日体勢になるのですね。
それもいいか。
カスパルはきっとenjuとは初対面の人ですよね?
地の文で自分のことを「この人」と書くとか、非常に特徴的な文体だし。
そして、こんなに嬉々としてアルカイック表情差分を使うキャラも初めて見た!
[水門警備にはヴェルナー配下の騎士500がつくという。
直廊で石だの油だのを被ってきた直後らしいが、渋々請け負うといった調子はなかった。]
騎士ってのは大変だな。
[労いと感歎の言葉は皮肉にも聞こえたかもしれないが、騎士たちは恬然としたもので、銅猪門前の橋を燃やされないようにしてくれたおかげで退路を断たれずに済んだと礼まで言って寄越す。]
ああ――あんたらを孤立させはしないさ。
なるべく早く戻る。
設置した《竜水砲》10基はそのままにしておくから、水浴びしたくなったら使ってくれ。
[堀内に入れていた船を重傷者の搬送に提供し、操船担当の江賊たちも一度、解放軍陣営まで戻ることになっていた。
自分も“負傷者”にカウントされていると思うと、不思議な気持ちだ。]
よし、出航。
[銀蛇門近くには、戦闘をしていない元公国軍騎士団1000名が、
整然たる連携を保ちながら陣につく。
とはいえ、城壁から最も遠い陣である。
弓も届かず、その様は互いに小休止を保っていると言えるのだろう。
城壁を脅かしていた投石器も今は沈黙を保ち、
モアネット市街にも漸く、静かな日が訪れていた。]
─解放軍本陣─
…ああ、少し爆風にやられただけです。
ええ、他には。
[軍医の言葉に、小さく頷く。
爆風と共に、何かが飛来して袖を切裂いたのだろう。
それへと熱風が吹きつけ、左上腕を肘まで灼いたのだ。
ただそれ以上の異常はなく、他に怪我もない。
きちりと包帯を巻きつけ処置すれば、概ね普段の通りと相成った。
──とはいえ、当面盾は手には持てまい。]
…、……。
[伝令が何やら告げていく。
その様子に黙って頷き、それ以上は何も言わずに歩を進める。
向かった先は──、]
失礼、ヴェルナー殿。
[ヴェルナーの天幕だ。
ひょこんと結んだ髪を跳ねさせた少女が、目を丸くしてお辞儀する。]
…ああ、ミーネ。
そうか、あなたはここにいたんですね。
ミーネ、申し訳ないが私はヴェルナー殿に話がある。
少し外して頂けませんか?
[小さな少女に、丁寧な口調で話しかける。
こっくり頷く少女の頭上で、またもひょこんと髪が揺れた。]
[重傷者の中には、帰陣を待たずして息絶える者もいた。
船乗りの流儀ならば、そのまま水葬にするところだが、傍らの兵が「全員で戻りたい」と希望したので、手はつけないでおく。]
死んだ人間のためにしてやれることは多くない。
望みを叶えるのは、この先も生きていかなきゃいけない連中のためにだ。
[金鹿門での戦闘で、シュテラが姉を討ったらしいと聞いたのを思い出す。]
この先の戦いは、悼みを忘れさせてくれるのか。
あるいは、より傷を深くするものなのか――
─ヴェルナー天幕─
──ヴェルナー殿、先ほどの件ですが。
[少女が退席をしてより後。
男は若き盟主へ、厳しい顔を向けていた。]
改めて了承しかねます。
[はっきりと、告げた。]
[やがて、次々と入る報告によって、銀蛇門が焼け落ちたことを知る。
ギィもルートヴィヒも負傷。カスパルは戦死。ドロシーは将としては役には立たない。
つまり、今まともに戦えるのは自分だけ――。
本当に?一般の兵士ならいざ知らず、ヴェルナーやジークムントと正面から対峙すれば敵うはずがない。
――降伏。そんな考えが頭を掠める。
だがギィがそんな考えを許すだろうか?]
ヴェルナー。
[かつてのように、ただ名を呼ぶ声は、常よりも遥かに鋭い。
そこに居るのは解放軍「軍師」ではなく───、]
あなたは民への責任をどうお考えか!
テオドール様はそのような教育をなさいましたか。
良く思い出すが良いでしょう。
良いですか。
あれは策だと、言ったはずです。
喪が真ならば、彼らは一旦引くと見せかけ本国の応援を待つでしょう。
──その折の最上策は、解放軍リーダーの抹殺。
喪が偽ならば、更にことは簡単です。
大物が釣れれば良し、釣れずとも油断した敵を叩くのはいとも容易い。
[───厳しく叱咤する、「師匠」のもの。]
…宜しいか。
貴方が責任を取るべきは、ここの民だ。兵だ。
それを投げ出すことは、許しません。
貴方の矜持を守るほど、手は足りてないのです。
リーダーが命を粗末にして、その後の軍の混乱はどうする。
──それも分からぬほど、愚かかッ!!!!
[若草の瞳は鋭く燃えて、青年を見つめる。]
……。だから貴方は残りなさい。
宜しいか。
これでも分からぬなら、テオドール卿を嘆かせると知りなさい。
そのような軽率が騎士の道だなどと、あの方は仰りはせぬ!!
────…。
貴方には貴方の為すべきことがある。
慣れなさいと言ったはずです。
彼らの──…
[ふと、視線が天幕の向こうへ向けられる。
あちらはシュテラとミヒャエルの居る方角。]
…宜しいですか。
城方の罠が閉じれば、解放軍は混乱をします。
万が一に備えて貴方は残り、緊急の際は陣を把握するのです。
纏める者がなければ、所詮5万の烏合の衆。
1/10の敵にも容易に破れることでしょう。
それをさせぬことが、ここでの貴方の民への責任だ。
[そこまで告げて、漸くふと気配を穏やかにする。]
──…どちらにせよ、出方を探るべく城へ行く必要はあります。
宜しければ、予定通り私に行かせて下さいませんか。
彼らともっとも面識が深いのは、私でしょう。
それに…そうですね。
ノーラの怪我が回復しないようであれば、グレートヒェンを。
武力制圧後も城にいた者です。
何か城内の変化で、気付くことがあるかも知れない。
[もっとも、彼らの意志が優先する。
そう付加えた男の顔は、穏やかな軍師の顔に戻っていた。**]
ギィさま……。
[後は言葉にならない。
彼の望み。そして自分の望み。
どうすればいいのかわからなくなって。
涙が零れた。]
カーク。
服装の描写ミス + 粉塵爆発の限定的描写、すみませんでした。
熱血プッシュの村なのだから、派手にぶちかまして、派手にくらって、派手に回復するのが常道ですよねー
ここの感覚の差異があるといろいろ齟齬がでるんだ。
徹底できず、申し訳ない。
ところで、カークとユーリエの正体は吸血鬼か人狼ですか? その手の感染系(?)魔物だと予想。
皆みたいにメモでキャラクターにエールを送れてないですけど、コリドラスとか楽しみでしょうがないCO
色物だけど、筋がとおってるとことか大好きだw
もっとヤレー!
今日くらい時間がとれる日でないと、独り言もできないという目まぐるしさよ。
だが、そろそろリアルで腹が減ったので、ランチだー
♪I am a rabbit.
It is a girl in the village ...goodness! wow!... rumored.
A pure-black lobe is worn and it walks.
―モアネット城・開戦前夜―
[宵闇の中、いつもの鼻歌混じりに城壁へと降り立つ。生来の身軽さと跳躍力、そして僅かな道具さえあれば、いかに高かろうとも、石壁を超えることなど容易い。]
………………
[そっと息を潜める真下を、兵装の男が二人、通り過ぎて行く。天井付近にわだかまる闇には、壁にかけたランプの灯も届かない。「会議室…」そんな会話が感度の良い耳に届いた。彼らが十分に遠ざかった後、...は音もなく舞い降りる。]
…よっと。
会議室へ、ごあんな〜い♪
[しばしの後、...の姿はは城の外壁にあった。
手甲とブーツに仕込んだ、いくつもの小さな鉤を、壁の割れ目や窪みに掛け、まるで平地のように軽やかに移動して行く。]
この辺かしらん…?
[執務室、会議室、寝室…目星を付けた区域に来ると、...は壁にピタリと身を寄せ、「耳」に意識を集中した。
交渉も、聞き込みも、賄賂も、...にとっては、情報収集の補助的な手段でしかない。この通常では聞き取れない音を聞く聴力こそ、兎の兎たる所以だった。]
…うふふ♪ばっちり作戦立ててるのねぇ。
まあ、地の利と人数考えれば、色々仕掛けて迎え撃つのは定石よね。あっちの軍隊に比べて人数が一桁少ないのが、聞いてて微妙に切ないけど(よよ)
あら、あらあら、まあまあ♪
ここの執政官サマも隅に置けないわぁ。悪いオトコ。
いい具合にこじれそうなヨ・カ・ン♪
こーゆーのの方が聞いてて楽しいぃ〜♪
[こうして、夜な夜な街を、城を、城壁を。兎は軽やかに飛び回って行く。]**
― 回想・エティゴナ商会 ―
>>103
ウシシッ、簡単な話じゃよ。
周りを見てみぃ、あれだけ避難しろ避難しろ五月蝿く言われているのに、人はまだおる。
需要――ワシの品を買いたいと思う人があるから、ワシは品を売って儲ける……それだけじゃよ。
……戦争は一部の人間しかできんくせに周りを巻き込む。
じゃがワシの店には誰でも来ることができるし、好きなように買って行けばいい。
もちろん金は払ってもらうぞ?
『人は金なり』と言ってな。
人間と人間を繋ぐものは金なんじゃよ。
お金があれば人間は優しくなれるんじゃ。
旧市街への食料品配布、執政官様にツケられなかったらやりゃあせんよ。
金が支払われるから、おまえさんのお願いを聞いてやれるんじゃよ。
おおそうじゃ、ここに名前を書いてくれんかな。
お前さんがワシの店で買物をして、旧市街の人に飯をおごったという証じゃ。
[城に請求するために領収書にサインが欲しかっただけである。
子供がサインした領収書に何の効力もないが、このスパイ=即処刑のご時勢に悪戯目的で執政官名義で請求上げる者などいるわけがない]
……あれは本当に濃いぞ。
売れた以上は取り扱いで何が起ころうとワシには関係ないが、気をつけて使えよ。
もしおまえさんが死んだら、次に売るために取ってある在庫が残るからワシが困るんじゃぞ?
―城砦都市・金鹿門城壁―
[城壁沿いで金鹿門に辿り着いた時、既に狂乱は終りを告げていた。]
…あの爆発がなければ…あーもうっ!
[まだきんきんする耳を抑えながら、遠目に状況を把握する。見知った姿が、あり得ない形でそこにあった。]
わからないんです……。どうしていいか……。
もっと貴方に……触れたい。
お傍に参っても……よろしいですか?
[彼の声が聞きたい。今会いたくて堪らなかった。]
>>62
…何よ。次に見たら、襲い掛かってくれるんじゃなかったの?
[蒼空を見上げ首を振る。黒衣と黒髪が、ばさりと風をはらんだ。]
…つまんない。
[誰にも聞こえない、つぶやき。]**
― 自室 ―
[時折入ってくる文官は、
実にいろいろな懸案を持ってくる。
一見、わざわざ執政官の判断は
必要ないようなものまで。]
……土葬許可証?
そんなもの、わざわざ私に――いや、まて。
エティゴナ商会か。
[暫し思案のあと、許可の判を押す。]
内陣に場所は少ない。
市街地西側に、新たな墓地を設ける、と。
解放軍が攻めてきている時以外は、
市街地への通行を認めてやれ。
…ついでに、今回の戦死者の埋葬も
請け負うように、と。
いずれにせよ、埋めてやらねばならん。
ああ、もう一つついでだ。
棺桶ひとつと、葬送用の花を…2組み
発注しておくように。
★カスパルの襲撃立候補を確認しました。
【カスパルは襲撃を「おまかせ」にセット】
【ギィは襲撃を「カスパル」にセット】
【投票はドロシーのまま】
としてください。
なお、選挙権のある方は、明日の参院選投票もお忘れなく!
★銀蛇門崩壊後のマップ
http://1st.geocities.jp/enju_loup/map3.html
そういや、カークの爆弾で被害にあった3人ですが、
ジークムント =爆炎爆風
ノーラ =閃光
アプサラス =爆音
と、ダメージ理由がバラけていて、面白いと思いましたw
― 前庭付近→ ギィの部屋 ―
[銅猪門で率いていた兵。それと金鹿門でまとめた兵を前庭で休ませる。ひと段落着くと、後を士官に任せ、ギィの部屋へと向かった。
部屋に入ると文官たちが慌しく報告をしていた。
邪魔にならないように後ろに控え、部屋に2人きりになるとギィの傍に近寄った。]
ギィさま……。貴方の望みは……。何故貴方が公国を……攻めたのでしょうか。
執政官 ギィは、狂戦士 カスパル を能力(襲う)の対象に選びました。
― 自室 ―
[ゾフィヤが入ってくるのを横目に見て
文官の報告を、さっさと切りあげさせる。
文官を追いだしてから、
近寄る彼女に、ベッドの隣にある椅子を示した。]
ゾフィ。
君が、そのように、思い悩んでいたとは。++
―― 私は、帝国軍人であり。
それ以前に、帝国の貴族だ。
私には、国を守る、義務がある。
マレッツ公国は、
我が帝国の喉元に突きつけられた刃だった。
交易都市として、我が国への輸送路を握り
同時に、豊かな資金力を背景に、兵を蓄える。
政情も、決して安定していたとは言えず、
時折、我が国への敵対行動を取りさえした。
我々は、マレッツ公国が除かれねば、
我が国の平穏は守られぬ、と判断したのだよ。++
だから、国は私に、公国の攻略を命じた。
私はそれに従った。
ああ。命じられたから、と言うだけではない。
私にも人並みに、国を思う心はある。
私は、私の国のために、この国を攻めた。
そして、私の国を守るために、ここを守る。
それだけだよ。//
[サインを書け、といっても元々ちゃんとした身元もない身だし、そもそも本当の名前もない。
困った末、疾風の幽霊(Der Geist des Sturmes)と書いて、懐から代金を出した。それは、輝くばかりの宝石類である]
重いから、金貨じゃないけど。コレで足りるかな?
足りなかったら、ギィ様に付けといてね。
[は、少し肩をすくめながら”惚れ薬”をまじまじと見た]
で、これがおススメの惚れ薬?
ん、精力剤なの?どっちでもいいや。
[その商品の横には、店主の似顔絵入りの派手なポップが飾られていた]
そう……ですか。
[黙ってギィの話を聞いていた。
帝国と公国の関係については、知らなかった。
名門の娘として、蝶よ花よと育てられていたのだから。
彼が祖国の為に戦うということなら、降伏など選ぶことはないのだろう。]++
当店おススメ精力剤!
男性の元気を力強くサポート!副作用もなく安心して使用できます
『デ・カナール』
今なら3本買うと姉妹品『エ・ロクナール』のサンプルをお付けします!!
デカナールって…あー。うん。
…随分単純な名前だなぁ。
まぁいいや。もらっておくね。
カスパル…死んじゃらめぇええ
(ぶんぶんぶん)
は…あそこにいるのは犬…?
パトラッシュ、疲れたろう。
僕も疲れたんだ…
,.-─-、
/ /_wゝ-∠l
ヾ___ノ,. - >
/|/(ヽY__ノミ
.{ rイ ノ
らめぇえ、ちょーらめー。
それでしたら……私は。
貴方についてゆくだけですわ。
[静かに微笑んで。でもきっぱりと告げた。
自分にとって何より大事なのは、彼の望みなのだから。]
ゾフィ。
[手を伸ばして、うなじに触れる。
黒髪を上に束ねて、むき出しになった
白い、その場所。]
君だけでも、安全なところに。
―― なんて言ったら、怒るだろう?
頼りにしているとも。
/*
公国と帝国の関係は、
一応誰かに聞かれるかなーと思ったので
ぼんやり考えておいた。
大義も名分もなく侵略行為をするのは、
さすがに辛いよね。
/*ところで思ったんだけど、『花街に火をつけたのは、本当に反乱軍のやつらだった』のかね?
この子ども使えるwとか思ってギィは最初から利用しようと思ってたんじゃないかなぁw
さて、答えは闇の中に… */
―市街地のどこか―
[それは半旗を見上げる前のこと。]
[突然、呼びとめられた。>>95
面識がないのにこちらの名と顔を把握している相手に、警戒が走る。
滔々と語られる話を聞けば、エティゴナ商会、この街の者なら誰でも一度は利用するほどのその商会は勿論知っている、
なるほど、大きな相手、ついでに言えば一筋縄ではいかぬ相手、そこには情報も集まるのだろう。
人の生死と冠婚葬祭と、カネの関わりは、切っても切れぬもの。
商う人の今回の申し出については、理解及ぶ気もしなくはない。]
話はわかりました。
あなたの篤志、素晴らしいものだ。
勿論、引き受けましょう。
…亡くなられた方々の、魂のために。
[巾着を受け取る一方で握手もするという、器用な真似をした。]
ドロシー…
白狼は、なにか妙にリアリティーがありすぎるから
勘弁してほしいぞ。
しかし、素敵な知人関係でいいとは
ずいぶん控えめだな?
巫女服は、その、
……未遂でよかった、と。
ええ。勿論
[悪戯っぽく笑って]
だって私が居たい場所は貴方の隣ですもの。
何も知らなかった子供の私に、こんなにも誰かを愛するということを教えてくれた、大切な貴方の為に。この身を全て捧げましょう。
[自分に触れられていないギィのもう一方の手に片手を伸ばすと、愛おしげに撫でた。]
―― 解放軍 宿営地 ――
[先に送り返した連中が、生者と死者の移送のために待機していた。]
愉快な仕事じゃねぇが、後は頼んだぜ。
遺族で、故人の死に様を知りたいと言うヤツがいたら寄越してくれていい。
「男らしく死んだ」――そう教えてやる。
[死者を送るのはここまでだ。]
怪我人は、快癒したら、俺らんとこに酒もって挨拶に来い。
待ってるぜ!
>>173
惚れ薬とか精力剤とかどんな層にも需要があるからな、誰にでも効果が分かるネーミングが必要じゃ。
ウシシッ、効果は……スゴイぞ?
規定の使用量を間違えたら必ずとんでもないことになる……が、効果は個人差があります
それにしても、古来より信仰され根づいている神々とは違い…残念なことに、執政官殿は、私の神を好いては下さらないでしょう。新参者は嫌われるものです。
これは彼の御方に限らず、大抵の施政者がそうでしょうが。
その嫌われ者に声をかけて下さるなんて、
随分と優しいのだねえ。
[先方の事情は知る由も無い。]
[戦乱のただ中でさえも、精力的に活動する、
この、商人。
こうして目の当たりにすれば、一種の賛嘆すら覚えたのだった。*]
[陸にあがった配下の江賊たちを振り返る。]
野郎ども、集合かけるまでは自由行動だ。
寝るなり、飲むなり、船磨くなりするといい。
ただし、ひとつだけ言っとく。
こういう時はひとりになるんじゃねぇぞ。
男でも女でも爺婆でも子供でもいいから、生きてるヤツと一緒にいろ。
タガを外れた戦場に戻る勇気を与えてくれるのは、人間のぬくもりだ。
おまえらの日常をしっかり掴んでおけ。
―金鹿門(現在)―
[火にあおられ、”香”が戦場に広がっていく]
「うぁあああ」
「どうした!」
「急に錯乱を…」
[仲間の帝国兵の方をちょっと巻き込んでしまったらしい]
あちゃーやっちゃった♪
[混乱する味方を軽く見下ろしながら、どうしたものかと考え込む]
「く、人が…だぶって見えるだと!?これは…まやかしの術でしょか!?うわー隊長ーーぎゃー」
「待てあわてるな!!これはあのジークムント卿の罠に違いない!!」
[そういったのは、隊長であった]
「な、なんだってーー!!」
「このようなあやしげな術を使えそうな敵将は、あのものしかおもいつかん!!」
「なんと恐ろしいまやかしを!?わなわな!!」
[激しい勘違いである]
あーー。うん。しーらない♪
俺は、まず御大将の処に出頭して――
[言いかけたところを、「頭領も医者に看てもらえ」と有無をいわせず引きずられる。**]
浮いてるw 俺だけなんか浮いてるww
桃とか薬とか裏取引とかw
戦がなくとも、人はたくましく生きてゆく (爆
そして、俺には絡む相手もいない罠。
ゾフィ、――…
[撫でるその手を握りかえし。
首筋を優しく引き寄せて、囁く。]
君の想い。
決して、無駄にはしない。
約束、する―――**
『どーする。
しばらくすれば、すぐに”香”の効果は薄れるとおもうけどー。風もでてっしなー』
[相棒は、淡々と聞いてきた]
…じゃ、放置でいいじゃん。というか、どうしろっての。
[むっとした表情で、見つめる]
『おー。それもそうだな。そいや、カスパルどこいったんだ?』
さぁ?さっきまで見えてたけど…。もし、倒れたんなら奴が弱かっただけだよ。
[軽く肩をすくめる]
『助けないのか?』
[その言葉に鼻を鳴らす]
兵士に治療できるのがいるでしょうが。彼にもそういうのがついてるはずよ。あたしより、腕がいいし、まかせとけばいいわ。**
[ギィの唇に人差し指をそっと当ててから、自分の唇に触れ。]
ここのほうが良かったのに……。
……いいわ。このままだとなんだか続きがしたくなっちゃいそうだから。
怪我が治るまではお預けね。
SG ドロシーは、栞を挟んだ。
― 回想 ―
[私はどこへいっても『父の娘』だった。
ロートシルトといえば、公国では名を知らぬものはいない名門。
誰もが一様に私に丁重に優雅に。それでなければその下に恥知らずな野心を隠して。
そういう男たちには、求められるままにそのように振舞ってやった。
ヴェルナーもジークムントも立派な騎士だ。それでも彼らも私の心までは察せていなかったのだろう。
――私の想いを知っていれば。もう少し私の動きに気を止めていたのではないか。そうすればあのようなことは起こらなかっのかもしれない。]
[少女が天幕を出たすぐ後、ジークが私の元に来た
やはり、私が行く事は許さぬらしい
その言葉ば、軍師の顔と言うよりも
出来の悪い生徒を叱る、教師のようだったが]
私の矜持を守る事は、叶わぬか
旗と言う存在は、かくも不自由で苦しい物か
騎士にとって、戦の相手と言うのは恋人のような物
ある騎士は、敵将を撃ったと自慢する兵を斬ったと言う
相手の事を想い、友に間柄を相談し
相手のために、力を尽くす
策とは、相手に送る恋文
兵法とは、自身を着飾るドレスや宝石
違うのは、愛を送るか死を送るかだ
私は、恋文を送る事も許されず
ダンスの誘いに、参る事も出来ぬ
一般人にすら劣る不自由さよ
/*
ふあぁ。おはようございま……
少し寝ることができました。(つやつや
改めて昨夜のログ…姉弟戦に号泣。
狂気と愛と、胸に迫るものがございました。
………カスパル様初回落ちですかー。ドロシーちゃんも。
さびしい。
正直な話を、しましょうか
私は、彼の騎士が憎いのです
私の主家を奪い去り、私の愛する民に苦痛を強い
私の弟達に、姉の死の花を贈り
銀蛇門では、爆発物まで使った非道
彼の死を痛む者がいる事すら、不可解です
ですから、確認したかったのでしょう
いかな策であろうとも、あの男のために泣く者がいるか
仁義無き者に従う者が、いかな顔をするのかを
ですが、貴方が否と仰るなら
それは、否なのでしょうね
ジーク、貴方に任す事にします
お好きな将をお連れ下さい
ただし、死ぬ事は許しませぬ
降伏勧告に、猶予を一日差し上げると伝言を
―内陣―
え?市街地にいっていい?…ああ、また戦になる前までは…ですね、わかりました。
ところでその…コルベール様は…?
[通達された帝国兵からの話に、何も知らないような驚いた表情を作って聞いて、さりげなく執政官どのは結局どうなってきけば睨まれ、申し訳ありませんと謝る。
どうやら今も情報が錯綜しているらしい]
―― 解放軍本陣・どこかの天幕 ――
[程なく、数人が入ってきて、彼女の身体を綺麗にする為に。
ずっと其処に居る訳にもいかないので、一旦、天幕に戻る。
その際に、数人の護衛――なわけがないか。
監視がついてきているのは、よく分かっていた。
あれだけ。モーガンまでも、その手に掛けてしまった自分は、幾ら精神が危うかったとは言え……だからこそ、か。様々な面で見ても、放っては置けないのだろう。
大人しく入った天幕では、先立って取り上げられた装備が並べられていた。
どれも皆、赤黒い血を洗い流され、既にある程度の輝きを取り戻してもいる]
――…………
[一言も発せず、ただボンヤリ。その場で天井を眺めて。
色々ありすぎて飽和状態になった頭では何も考えられなかった。
勿論、眠れはしなかったが。
幾つかの顔が記憶から顔を出しては消えて。
そうしている内に、彼女は、綺麗に清められたのだろうか]
― 回想 ―
[幼き頃の遠い記憶。
あの頃は、太陽も。風も。緑の木々も。鳥達も。
すべてが私達を祝福してくれているようだった。
それが幻だったのだと気付いたのは、彼が軍を率いて再び公国にやってきた時。
この想いは――赦されないものになってしまった。
――君を迎えに。
ずっと信じて待ち続けていたのに。
これがもし運命だったというのなら。認めたくなかった。
その気持ちは、驚くほどの大胆な行動をも可能にした。]
「ギィさま……私をお傍に置いて下さい。」
[必死で彼の居所を探り当て、目の前に現れた私を、彼はどんな思いで見ていたのだろうか。
そしてその日から、私は『父の娘』という役割をすて、彼の為だけに生きることを決めた。]
― 回想・了 ―
ジーク、他に何か?
出来るなら、一人にして戴きたい
此度の戦、少々心が疲れました
将兵には、自由な時間を過ごさせてやって下さい
私は、本当に悲しい
私の指揮の元、多くの孤児や未亡人を産み
多くの悲しみが、世界を包む
そんな事を生業とするしかない、自分自身が
私には、大量殺人者であると言う自覚がある
罪の意識が、私の心を掴み離さない
その罪を抱きつつ、私は更に殺さねばならない
これほどの地獄が、他にありましょうか
[もし狂う事が出来るなら、なんと楽な事だろう
もし逃亡する事が出来るなら、なんと幸福な事だろう
ああ、私は騎士道を貫くには甘すぎる]
/*
これであれですね。
どうしようもないから斬首に処す→『俺はまだ死ねないんだ!!』→脱走、そしてライト側(シュテラ側)オルタナサイドへ
こんなのも少しだけ期待していたりする。
首脳陣の采配に期待あげ
― 市街地西部 墓地予定区画 ―
『……聖職者との連絡、棺や花の手配、穴を掘る道具の調達……は軍から貸与を受けられる、墓石や墓碑の石工業者との契約……大変だこれ。
……それにしても、即日で許可が降りるなんて』
ウシシッ、死体を放置すれば疫病の元じゃ。埋めにゃならんが、軍には人手を回す余裕は無い。
誰かがやらなければならないが、誰もやろうとしない。
『みんなが嫌がることを進んでやる』のが儲けの近道じゃよ。
[政治工作は準備と根回しが重要といつも言う主が思いつきのように葬儀屋をやると言い出したのは昨日、許可が下りるとしてもそれまでに商機を逸するのではないか――と店員たちは思っていたが]
……お前さんら、『お役所仕事』を面倒とか鈍いとか思ってるじゃろ?
まぁ平時はそうなのじゃが、トップが動けば物事はスムーズに進むんじゃ……だから行政というものが存在するし、ワシも連中には金を握らせとる。
あの執政官は優秀じゃよ。
ワシの跡取りとして養子に迎えてもいいぐらいじゃウシシッ!
入村した時は、毎回四時間以下睡眠だが
今回は、強くラインの繋がった相手がいないからか
あまり、気が乗らないな
相手の言う通りやると、いいのかもしらん
やりたいように、やらすか
城の防衛は5000あれば充分じゃがな……軍の職務は防衛と治安維持だけじゃないんだよ。
あの執政官は優秀じゃが視点が騎士じゃな……自警団の使い方を誤ったのぅ。
おかげでワシに埋葬業務の委託が来て大儲けじゃわい、ウシシッ!
さぁさ、埋葬予定数分は掘ってしまえ。
あと死者の持ち物で引き取れそうな物はしっかり買い叩いて来るんじゃ。
軍に負けん実行力があるからこそワシらは今儲け話が来ておるんじゃからな、キビキビ動かんかぃ!
[パンパンと手を叩いて店員を散らして]
ん? 執政官直々の依頼。
あぁ、高い棺を使えよ、あと場所も選べ。
……あと、これの分だけは副葬品をチョロまかすのはヤメておけ。
―直廊―
[特に何か頼まれるわけでもなかった...は似てない妹とともに、内陣より出る。
元々さほど広くない直廊には現在帝国のものに、街がどうなったのか見にいく者、更に商会のものがいそいそと動いていたのがみえた。
金鹿門付近はこの世の地獄をある程度集めた状態になってたものらしいからわざわざそこには行きはしないまま直廊を銅猪方面側へむかってあるいていく]
[馬を繋ぐと、本陣を早足で横切る。]
――報告が遅くなりました。
状況としては、既に報告のある通りです。
その後、銀蛇門付近での敵兵攻撃はなし。生存者は救出を終え、全て本陣に収容済みです。
重篤者は後方天幕にて手当を進めています。
……殆どの兵は陸側におり大事ありませんが、我が隊からは100余りが巻き込まれ、70強の死亡を確認。
炎上時に橋の上に居た者、爆心部で作業に当たっていた者です。
残りも――救出はされましたが、状態が思わしくなく、戦線復帰は難しいと思われます。
復帰可能な負傷者含め、銀蛇門周辺での被害総数は1000を越えると見てまず間違いはありません。
爆発の原因は未だ不明です。
空からの攻撃には十分に備えるよう通達の上、第1小隊へは引き続き調査続行を指示しました。
橋は落とされましたが、銀蛇門周辺で動きがあれば即座にご報告します。
――以上です。
[急ぎ伝え、声は遠ざかった]
・・・そうか、わかった
ご苦労だったな、フロイライン
実戦の空気は、こたえたろう
私も、こたえた
今日は、ゆっくり休むが良い
―金鹿門―
ご苦労。今のところ帝国もここをどうこうしようとはしていないようだな。
[狂乱の宴は一時の余韻を残し、……今はただ静かに閑散とした通りに風が流れていた。
一度軍を退かせ、門の直下に残るのは民兵を中心とした駐留部隊が少しだけ。視界の先には当然帝国の兵も見えるわけだが]
今は交戦は厳禁だ。そういう約束だからな。報告だけは欠かさずにしてくれ。
とはいえ、これだけの被害を被ってここまできたのだ。簡単に奪還されるわけにはいかないけれど……
[門の突破……この時点での被害は、多く見積もった意味では想定内だった。おそらく殆どが正規兵だったのだろう。矢にしても投石にせよ、精度と苛烈さは甘い目算を遙かに凌駕していた。応酬したとはいえ、方や後方からの牽制を旨とした散発、壁を盾に組織的に掃射される矢では比べるべくもないだろう。
門の中でのことは予想だにしていなかったのだが、姉に注視する間にも相当な衝突があったらしい。門の突破に注力を注いだ結果とはいえ、前衛のことごとくが200のバイクの波状攻撃によって餌食にもなった。
数でどうにか押し戻したとはいえ、その間に犠牲となった兵は数知れず……結局全てを併せればその数3500をくだらない。
一つ前の前哨戦とは規模も時間も大きく異なれど併せれば当初の四分の一以上を失う結果となった。
戦力として数えるべくもない民兵の8000余りを考慮に入れれば正規兵の甚大な喪失たるは見て取れる。
自陣にもどり確認すれば、そのあまりの被害に立ちくらみも覚えそうにもなった]
ああこれより本陣に一度行ってくる。
……いろいろ報告せねばならないこともあるからな。それに
[駐留指揮を任せる男に、少し寂しそうに笑う]
許可を得られればの話にもなろうが、姉をザールロイスへ届けてやらねばならんだろう。…それとモーガンもか。彼も古くからの忠臣…ああそうだったな。君の従兄弟であったな。
ミヒャエルに怒りを覚えたか? あれは私の半身だ。
虚と現を繋ぐ私の…一部、いや、もう一人の私なのかもしれない。
二人で一つ、そう仰せの方もいたしな。
[望まざるを望み、望むを望めなかった姉ももまた、私なのかもしれないのだけれど]
それに、私の命は彼に救って貰ったものだ。
もし……その怒りが彼に向くというのなら、責は私にある。
私を殴るなり斬るなりしてくれても……ああ、すまない。こんなことを言ってしまえば余計君を困らせるだけだな。
何からしらの処罰は覚悟せねばなるまい。彼も……私も……
[一足早く本陣に向かわせたダニエルには『目にしたことをしかと報告せよ』と伝えてある。少なくとも自身が姉に抱き寄せられたこと、戦時中のあの場において何かを交わしたこと……ミヒャエルの錯乱は目にしていたはずだ。
一騎当千と謳われようとも、戦場の中での個の錯乱ならば、その被害は敵味方併せても埋没する数でしかない。帝国の方にしてもなにやらおかしな事象が起こってもいたようで>>182、その場の空気は確かに自身を含め尋常ならざるものであったのは間違いない。
けれど、幕僚たる自軍の将校を斬った事実は重くはのし掛かることだろう。
彼がどう報告するかはわからなかったが…]
馬車を動かせる負傷兵に領土へ帰参させればいいだろうな?
ミヒャエル? 今は謹慎させている。ああ落ち着けば元にも戻ろうな。
戦いは得てして狂気を呼ぶのだから。
では行ってくる。ここは頼んだぞ、マチス。
[馬首を巡らし*本陣へ*]
/*
どうしよう、もうマチスと顔合わせられないよww
従兄弟切り殺したばかりか
その前は弓で兜撃っちゃってるんだし……w
― 回想 ―
『花街に潜んでいた反乱分子の掃討、
完了致しました。』
[部下の報告に頷いて。
まだなにかある風なのを、視線で促す。]
『それと――少年を1人、保護しました』
[――たかだか孤児の1人。
わざわざ報告する事でも無かろう、と
目に険を宿す。
だが、保護したその状況を聞いて、興味を持った。]
[連れてこられた少年は、
とても、話に聞いた子とは思えなかった。
目ばかり大きく、足も腕も細く。金の髪もくすんでいて。
両手の指に届くほどの人数を
ナイフ一本で斬り殺してきたなどと
にわかには信じられなかったが。]
おいで。
[差し出した手を拒まれ。
少し近づいて、膝をつく。
覗き込んだ瞳に浮かぶのは
怯えと、その奥に滲む、―― 狂気。]
[盟主の声>>=26には、一礼して]
有難うございます。
負傷した者達が気がかりです、少し天幕を回ってから―――
[ふと、言葉を切って]
……盟主殿、いえ。ヴェルナーさんもお疲れでしょう。
後程軽いお食事でも、届けさせましょうか?
[お持ちしますかと問おうとして、言い直す。
銅猪門で目撃したもの、そしてその後の報告を思えば、ヴェルナーの疲労も想像に難くない。
出来る限り盟主の意向を尊重するつもりで、問いかけた]
『…イラナイ、の?』
[そんな事を言う少年の目は、暗く。
どこか、硝子の切っ先のようで]
そんなことはないよ。
私は、君が欲しい。
[その力が。飢えが。狂気が。
その言葉を少年はどう取ったのか…
その日から、少年は、
赤毛の将の手元で養育されることとなった。]
― 回想・了 ―
[本当は、行く気にもなれなかったが、仕方が無い。
陰鬱とした表情を湛えてはいるが、天幕に上がる。
恐らく、彼も既に到着していただろうか]
……ただいま……
参りました……
ああ、報告は聞いた
失望せざるをえない報告だったよ
君達は、私の話を何も聞かなかったのだな
解放軍たる存在にある、意義を知らなかったのだな
自己を律する事をすら、出来ぬほどだったのだな
私は、君達を見くびっていたようだ
―――………
[淡々と、何か返す訳でもなく、ただその言葉を聞く。
最も反論する立場に無い自身は、言われずとも、言葉を開く権利すら、今はないのだろうと思うが。
苛立っている様にも見えるのは、気のせいではない気がする]
[>>=28彼女の言葉には、少し笑い
気を使わせたかな、とも思ったが]
ああ、もし時間があったら、頼むよ
一人になりたいと思ったり、一人は辛いと思ったり
私も、忙しい事だと思うが
話相手は、欲しいのだろうと思う
手の空いた者でいい、寄越して欲しい
出来るなら、私の話を聞こうと
不都合のない、人間がよいな
ミヒャエル
私は君に言ったな、斬るなと
他に方法がある、安易に流されるなと
君は、冗談かなにかだと思ったのか?
本気じゃないと、そう思ったのか?
私が君達の事を、そのくらいにしか思わぬと?
私達は、軍人だ
戦場で敵を斬る覚悟も、敵に斬られる覚悟もある
ただ、味方に、信じる者に斬られる覚悟など
一時として、した事などないわ!
[どのくらい前だろう、最後に人に対し声を荒げたのは]
―――っ……
[何時にない、目の前の彼の怒鳴り声。
一瞬身体は、肩を震わせながら、その言葉には内心冷静に、『ご尤も』反芻していた。
自分だってそんな覚悟持ってない。
だから、まだ何も言葉を返すことはなく、ただ黙って叱責を受ける。
怒鳴り声を聞いたとき、一瞬眼を瞑ってしまったかも知れないが]
/*
ね、パワーバランスは問題ですよね。
一見人数が多そう+参謀なんて無理無理無理!でライトサイドに入ったけれども、
蓋を開けてみれば実は純戦闘員が帝国側に少なかったとか…ごめんなさいー。
戦えないおにゃのこはやるつもりがなかったんだ。
だってごはんのおねえさんになってしまうから(目逸らし
しかしその辺りを考えても、カークや帝国側で暗躍している商人さんや教祖さん、占い師さんはいい動きしてますよね。素敵。
今私が、シュテラを斬ったとする
君は、私を許す事が出来るか?
ミスしました、で君は納得するか?
どの兵にも、家族があり、愛する者がある
たとえそこに、どんな理由があろうとも
君のした事は、どれほどの人の悲しみを誘い
憎悪を生み、苦痛をしいる、醜い事か
心を力に戦う軍にありながら、その行動が
いかに恥ずべき事なのか、理解出来るか?
そして、君達にこのような事を言わねばならぬ私が
いかに苦しく、悲しいか、理解出来るか?
/*
緑ログを読むと、団結しているように見えてそういうわけでもないという解放軍の様子が分かります。
あれこれと思う所を溜め込んで、言葉も剣も思い切り戦わせてぶつけ合って、磨かれて、徐々に纏まっていくと燃えると思うんだ…!
[ぐっと拳を握った]
─解放軍本陣 ヴェルナー天幕内─
──…、ヴェルナー殿。
平気になれとは言いません。
ですが、真に何が大切なのかを見極めなさい。
それは騎士にとってではなく、
──貴方自身にとってのものだ。
[声は穏やかに、青年へと向けられる。
愛しむように、若草の瞳が細められた。
少しの沈黙。]
…騎士であることを、貴方は学んで来られた筈です。
ですがもうひとつ、人たることもあの人の元で見てきたはずだ。
──"彼"は、君の成長を信じていました。
君がいつか、彼をも凌いで大きく成長するであろうと信じていました。
だからこそ私は君を支えたいと願ったし、事実君は成長をした。
……、ヴェルナー。
役割を担うのは、苦しいことです。
殊に貴方に託されたものは、あまりに大きい。
[そうして、一旦言葉を切る。
そう、かつて彼の元にあった年下の少年。
いつしか立派な青年となり、今こうして目の前にいる。
彼の重荷を除いてやりたいとも思い───
だが、決してそれを口には出来ない己を自覚する。]
/*
微妙に認識とずれてるかなぁ?どなんだろだんだんわからなくなってきたぞっ。
やってるうちはあまり考えないが、ちょっとはりつけておいてみよう。きっと流れるが
ライトサイド=性善説ベースの理想的世界の実現を信じて尽力する勢力。
ダークサイド=性悪説ベースの現実的秩序の確立に向けて尽力する勢力。
まあとはいう俺も
ジョーカー(風来坊/joker)
時折現れては、助言・助力・挑発などを行う謎の存在。人外であることも多い。
ができてるとは思えない…ぬぅ…いや、本当にどうしよ。
三つぐらい道は思ってるが…
分かりました。
では、そのように彼らに伝えましょう。
人選は───
[と言いかけ、続く言葉に目を見開いて小さく笑んだ。]
…ええ、死にはしませんよ。ヴェルナー。
[温かみのある声で、そう答えた。]
────…。
[そうして、黙って青年の言葉を聞く。
彼の心はやわらかく、酷く傷付きやすいものだったのだろう。
あの時、彼を解放軍の2代目リーダーにと推した日を思い出す。
元公国軍兵士の中には、ジークムントを推す者もいた。
年齢、実績。
テオドールの元で副官として培ったもの。
軍関係においてのみ言うならば、或いは男をと望む者の方が多かったのやも知れぬ。
しかし。]
[男はヴェルナーをと言って、譲らなかった。
その心根の優しさと、瞳に宿した光の真っ直ぐなことに。
その清廉なる風の姿に、確かにテオドールの希望を見たと思ったからだ。
──けれども、それが同時に彼を苦しめてもいるのだろう。]
[理解はまだ、出来ない。
言葉の意味その物が理解できても。
この幾人者の兵、その全ての一人一人を見ようとするには。
まだ自分には、大きすぎる、そして、細かすぎる定規。
或いは、早すぎると言い換えても良いかも知れないが]
――――……
[口で簡単に言う事はできる。一瞬口を開きかけたが。
結局、それを言う事はなく、口を閉じる]
私は、名高い軍師ではない
泣いて馬謖を斬るが如き事は、出来ぬ
まことに甘い事だと思うが、君に命ずる
君の斬った者達の遺族には、君一人で報告に行くのだ
自分のした事を、遺族に語り許しを請い
生涯をかけ、償え
罵倒されようと、殴られようと
いいわけも、反抗も許さぬ
自分の行動は、自分が背負え
次に我が命令を蔑ろにした時は
私とて、庇う事は出来ぬ 肝に命じよ
―金鹿門―
[やがて、戦場は次第に静かになっていく。兵を引く命令でもあったのだろうか]
…つまんない。
[木から、するすると下りると、部下(?)の一人に声をかける]
カスパル、どこにいったか、分かる?
[...は、首を横に振る]
…まぁいいか。城にもどれば、分かるでしょう。
さて、どうしようかな…。
[ぼんやりと考えつつ、懐から紙袋を取り出した。
中には、ギィ様からもらったお菓子があった、はずだったが、空っぽになっている。
食べつくしてしまったらしい]
分かりました。
イクセル・ノーラの負傷状況を見て判断致します。
最悪の場合は、単身をお許しください。
緒将も今は多忙なはず。
[そう。
何よりも、自分の指揮下であった銀蛇門隊の被害が大きいのだ。
そのためにグレートヒェンも、忙殺されているようだった。]
では、失礼します。
───少し休まれますように。
[案ずるように言い置き、一礼をして踵を返した。**]
――……はい。
[ようやく出した言葉は、今度こそ音として響いた。
――まずは彼だろうか。
ただ感謝に歩み寄ったろう。決起の際にも、彼に尽くした老臣。その従兄弟に最初に。
自身ですら、誰を手に掛けたのかすら曖昧だが。
唯一記憶にある彼から、まずは始めなければいけないか。
自身とて、子供の頃から世話になって居たのだ。
でも――恐らく、当人が目の前に現れたとしても、ただ困った様に笑うだけで、彼は、詰りもしないのだろうが]
お話を聞いて不都合がない者、ですか。
かしこまりました。
[暫し思案するような様子を見せるが、やがてこくりと一つ頷いて]
……それでは、後程。
腕を揮っておきますね。
[一人になりたい時、一人になりたくない時。
盟主としての顔を保ち続ける彼は、心中いかばかりであろう。
戦の最中では決して零すことはないその言葉が、何処かで引っかかった。
場を辞したなら、ヴェルナーの元に向かうシュテラとミヒャエルと擦れ違う。
報せは受けている。沈痛なその表情に一瞬眉を曇らせるが、努めて常の表情を保ち、一旦の戦を終えた指揮官達に一礼した**]
『ぉー、どする。ローゼンハイムとあでらんす殺しにいくかー』
[相棒が、聞いてきた]
…あー。ローゼンハイムはあっさり死んでそうな予感がするよ。だって、あの人は武の人じゃないし。
死体になってるかもねぃ。ぶっちゃけ火事に巻き込まれたんじゃないの?って思うんだけど。
[木の上からは、彼が居たといわれてる銀蛇門のほうから煙が出ていたのが、見えていた]
だとしたら…。
[『葬儀屋、はじめました』
そんな看板の立っている、髭親父の店の事を思い出した]
…案外、あそこに死骸がころがってるかもねぃ?
見に行くのは、損はないし。お菓子ほしいから、買い物したいし。というか、高くなる前にお菓子買わないと!
『おー、おかしは大切だよなぁ…甘いの大好きだもんなー。よーし。いってみっかー』
[僕は、部屋の外で待たされていた。
本当は今すぐにでも部屋に飛びこみたかったのだが、
侍女に押し留められて、入ることは出来なかった。
何時間も前に、突然屋敷中が大騒ぎになった。
そうしてすぐに、大きなお腹を抱えた、苦しげな表情の母上が、
何人かの下男に運ばれて、この部屋に入れられた。
閉じられた部屋から何度も聞こえる、
母上の呻き声と、悲鳴に、
この扉は地獄へと繋がっているのではないかと、
僕は少し、身ぶるいをした。]
[僕は、傍らの次女に、いつ済むのかと尋ねた。
次女はただ、眉を下げて曖昧にして答えない。
だけれどすぐに、部屋から、歓声が巻き起こる。
男の子です、と、下女が口ぐちに叫ぶのが、聞こえた。
歓声の隙間で、僕が今までに聞いたこともないような、
奇声。いや、甲高い泣き声が挟まっているのも、聞こえた。
僕は侍女の制止を振り切って、扉を開けた。]
[まず目に入ったのは、真赤に染められたシーツ。
それは僕の足を僅かに竦ませたが、
下男が即座に白いものに取り換えたこともあり、
その程度では、僕の歓喜が留められることはなかった。
玉のような汗を顔中に張りつけて、ぐったりする母の傍ら。
湯につかったそれの顔を初めて見た時、
僕とは全く違うような、猿のようなくしゃくしゃの顔を、
少しばかり醜いと思ったけれど、
同時に、
いとしいとも思った。]
よろしい
―――… 難しい話は、終わりだ
シュテラ、ミヒャエル
辛い戦だったが、よく無事に戻ったな
姉上の事は、報告を受けている
私には、君達の傷を癒す事など出来ぬだろうが
解放軍の風ではなく、ヴェルナーとして
君達と、悲しみを別ち合うつもりでいる
つらかったな
─回想─
…そうか、遂に帰国か。
[赤毛の友の言葉に、息をつく。
同国の友よりも尚、学問を、想いを、そして未来を──語りあった。
彼がいつしか、黒髪の少女を愛するようになっていたこと、
その密やかな思いがひとつの約束になっていたことを、
───あの時は、まだ知る由もなく。]
[いつか祝福することは出来たのだろう。
いつか笑顔で、彼らの未来を祝うことも出来たのだろう。
…そう、かの帝国の侵略さえなかったならば。
軍を率いた名を聞いた日のことを、覚えている。
あの日砕けたグラスの破片は、手よりも深いところを切裂いていた。]
[彼らの想いを知ってたならば、あの悲劇は防げたろうか。
おとなしやかに見えた娘に秘められた激情を感じていれば、
或いは未来は変わったろうか。]
────…。
[既に過去となった時の変えようもなく、男は黙って腕を押さえた。**]
―銅猪門付近―
お疲れ様でーす…ぁあ…いえ、散歩ですよ
内陣のなかにずっといるってのも精神的にきついんで…ええ、邪魔はしませんよ
[休戦中につき遺体を片付けているものたち、向こう側には解放軍のものもいるだろうか?]
(橋は残ったんだな)
[どうするのかなと思いながら、このまま気配を消して解放軍陣地まで足を伸ばしてみようか。それとも市街地または旧市街にいってみようかとしばし思案する]
[穴掘り作業の指揮は陰鬱な表情が似合う幹部に任せた。
あの沈んだ表情を見れば無償で手伝うと言い出す市民は必ず出てくるに違いない。
そして他の商売の話]
『……貞操帯、さらに値上げするんですか?
今の売れ行きなら少し上げても大丈夫とは思いますが……やっぱり戦況が良くないので敗北を懸念して?』
ウシシッ、逆じゃ逆。
お前さんもまだまだ経験が足りんのぅ。
まぁこの埋葬の顛末を見ておれ。
危機感どころか、軍の士気は間違いなく上がる。
……勝つと信じて戦うからこそ、残す婦人のための貞操帯は売れるんじゃよ。
男が心置きなく命を賭けられるようにな。
――……
[その言葉にこそ、本当に何も返せなかった。
ありがとう、とでも、気の聞いた言葉の一つ、返す事ができればよかったのだろうが。
ただ、その言葉が、暖かくはあったが]
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