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……助かったよ、オセロー。
皆に警戒されてるのか、誰もそれ伝えてくれなかったんだ。
[処刑に持って行くにせよ、占いに宛てるにせよ。
理由がないと、主張はしにくい。短く、礼を述べて。]
[>>601ヤコブが血痕の話をすれば、
またぶり返すシスターへの疑いがあって。
自身を落ち着かせるように髪をくしゃりと混ぜ返して、
そうだ、と伝える]
シスターの服にも、ドアノブにも血の痕があった。
だから、ゲルトを襲った人狼だと、思ったんだ。
だが…
朝見せてもらった彼女の手は、「血が拭かれていた」んだ。
まだ少し残っていたが。
[言おうか悩んで、先を続ける]
…彼女が人狼なら…手の血を拭いたときに、気づくはずだろう?
自分の部屋にはいるまでに触ったものに…血がついてることくらい。
隠そうと思えば、隠せたはずだろう。
/*
私もレジーナは襲撃したいと思っているのですが…、片白扱いと言えども。襲撃を考えるとそうもいかないのかな?と。
セットし忘れ怖いので暫定シモンにセットしましたがシモンさんは大丈夫なのだろうか。
アルビンと話させてあげたい。
[疑いを集めていることも、今この部屋でまさに自分への疑惑が口に上っていることも、気付いていた。
だが、それも全ては自分に課せられたものなのだろう。
無実の人が処刑されるよりは、罪人が処刑される方がいい。
そう思い、投票用紙を手に取り。
記載した名は――――、
……………………Cecilia. ]
[用紙を投票箱へと入れれば、席へと戻り、座り込みながら小さく息を吐いた。
贖罪か、それとも己が咎から逃れたいのか。
どちらともつかぬままに。
ただ、再び生死に関わるような事態に巻き込まれたこと自体が、やはり自分には平穏に暮らすことなど許されないのだと、そう思えて。
静かに、唇を噛みしめた。]
/*
よく考えれば、心配する素振りを見せながらそれ以上をしないヤコブって普通に怪しいんだけど、
ほら、恋は盲目っていうから。←
つらかったね……
[許されるならば、傍に寄って。
ジムゾンの頭を撫でようと手を伸ばした。
いつも父が自分の頭を撫でてくれるように――]
怖かったね……――
[人をなだめる方法をそれしか知らなかったから。]
[…………同時に、願う。]
……。…………。
[……自分の身がどうあれ、彼は恩人。
全てから庇う事はできないだろうが、それでも、せめて。
――――……どうか。信じて差し伸べた信念の御手を、フェガリに抉られる事だけは無いように、と。]
[確認するような問いかけに、力なく頷く。
青い顔で自らを掻き抱くようにしながら、震える声で]
……鏡越し、だったんです……鏡に、人狼、と……首のない、司祭様が、映って……
鏡に映った、私に気づいて、向かってくる人狼が、怖くて……逃げる事も、振り返る事もできなくて……
そのまま、怖くて、怖くて、気を失って……
気を失う前に、此処の前任司祭様の声が聞こえて……次に目が覚めたときには、この村へ向かう馬車の中、で……
[其処まで言って、口元を押さえる。口に出した途端、よりはっきりと記憶が蘇ってきて。]
[中央にいた頃の自分なら、先ほどのレジーナのように、意見が違う相手には強く反発し、むきになって意見を主張しただろう。しかし翠緑の村に来て、やたらと突っかかるだけが手段ではないとようやく気付いた。
反論してこないレジーナ>>607に、ゲルトの部屋で発見したというメモ>>525についてねぎらいの言葉をかける。]
先ほどは探索お疲れ様。収穫があって良かった。まだ議事録に目を通していない人もいるだろうから、この情報は皆の役に立つだろう。
助かったよ、ありがとう。
[ぺこりと頭を下げて、メモを見つけた功績に感謝する。ただし、ゲルトについての言及は、ショックを与えるかもとの懸念から避けた。]
[口に出した事で、より歪にゆがめられ、「ジムゾン」に刷り込まれ作られた記憶。
自分も、他人も騙して、傷つけ続ける。
自分は潔白だと思い込む、猾い涙を流しながら。]
/*
んーと……さっきも言った通り襲撃6手。
確定役職が2人と、村側最終灰1名に、LW。最終日その状態で「さあどっち?」になってもいいなら、レジーナ襲撃でも大丈夫……かな。多分。クレイルは灰で計算済らしいので、そっちも聞かないとちょっと……わかんない。
うん……諸々了承とあったからきっと、時間見て必要そうなら……なんじゃないかな、と。
/*
シスター吊回避フラグくる…?(わくわく
そしてクララがこない…><
ログに埋まってるかと思って一人になってみたけど、そっちの方がダメだったかなぁ…
/*
そして共有編成の弊害が解った。
役職が増える? 確白多すぎ? ううん、欲望襲撃しにくいのか。そうか……そうなのか……。
……もし次やる時は、C・Gの編成でカスタムしようか……それかいっそEのハムスター人間入り……(まがお
[そうして、いくらかの話し合いが交わされただろうか。
恐らくは、平行線だっただろうが。
シスターが静かに、用紙を投票箱に入れた]
…… く、そ
[先ほどの、リーザの言葉が頭の中で繰り返される。
『すごく…、おかしいよ。変だよ。』
俯いた少女の表情を見ることはできなかったけれど、その声は確かに困惑していた]
違うなら、違うって…言ってくれ、シスター。
[いくら質問を重ねても、彼女の身の潔白を証明することはできないだろう。
いくつかの"おかしなこと"はあっても。
彼女自身が何か、諦めてしまっているように思えた]
−宿屋・廊下−
[処刑が、始まる。
クララに声をかけてくれたきれいな瞳をした、アルビンという名の青年、そしてペーターはあの本の中に出てきた共有者で、人狼を探し出し、処刑するのだという。
今日から。
でも、誰を?
どうやって?
占い師は二人出た。
物腰穏やかな旅人と、パメラが教えてくれたリーザという少女。
どっちかが偽者で、ひょっとするとどちらとも偽者なのかもしれない。
だいたい、占いなんて、男だったら金持ちそうなら、女だったら顔がきれいだったら、あなたの想いは叶いますと云う。
そうじゃなかったらほかに想い人がいます、と。
そう答えときゃ、だいだいそいつら自分で納得してる。
それだけのものだ。
どうして、信じられる?
ふと祖母の顔がよぎる。
祖母の占いは本物、だった]
………っ……
[軽い衝撃と共に、温かさを感じる。
この心は酷く弱く、脆い。
この後は、ゲルトの死を受け入れ、次からは誰かを殺す投票をしなければいけないというのに。]
[ひょっとしたら、彼らは祖母のようなことができるのかもしれない。
ううん、と首を振る。
本物の占い師様はどこかにいて、とっくに食われちまってるかもしれないじゃないか、人狼に。
人狼は、この村に、たしかにいる。
昼間は人の姿をして、何食わぬ顔をして人間たちのなかに混じっている、人の被った化け物。
クララははっとして、顔を上げる。
窓ガラスに赤い髪の少女が映った。
ならばあたしもまた、狼だ。]
[あたしは、母さんや、ほかのみんなとはちっとも似ちゃいなかったもの。
赤い髪も、灰色の瞳もすべて、父とその母親から譲り受けたものなのだと、複雑な表情で、母は幼いクララに語った。
赤い髪、白い肌。
この国の人たちと同じ皮を被った、異端者。
あたしは、狼だ。
それならわたしも狩られるだろう。
狼たちと同じように。
逃げなければ。]
[ニコラスの問い>>620、ジムゾンの様子を尋ねる内容を耳にして、振り返った。反対との意見に、同意だと頷いて。]
さっきペーターと部屋まで様子を見に行った。ノックをしたら目を覚ましていたから、ミルクとかペーターが作ったクッキーとか置いてきた。
[ただし口にするかどうかはジムゾンの選択だから、食べたかどうかの推測については口にしない。ほとんど残した形跡を確認したところで、気にしないのはハッキリしているし。]
それに、不在中に進んだ話し合いを確認できるようにするために議事録がある訳だしな。私もなるべく記入するようにしている。
[示した議事録には、許可証等でよく見る筆跡の文字が並んでいることはすぐに確認できる。]
…ぐすっ。
[談話室の扉の横で膝を抱え、鼻をすする。
中から、まだ議論の声が聞こえる。
もどらなきゃ。シスターが、死んじゃう。
思うのに、動けない。]
―食堂・カウンター―
[厨房からも出入りできるそこは、時折厨房を借りる自分にとっては馴染み深い場所で、
椅子を引き出してきては、そこに腰かけ一心不乱に”議事録”を読む。
人狼。
狂人。
共有者。
他にも「占い師」「霊能者」「狩人」。]
[あちこちで交わされている会話を少しずつ聞きながら、一人呟く。]
大体、議論の場にすら出てこないってのが、私は気に入らないんだよねえ。
人狼ってのは嘘つきだ。
そして嘘ってのは、一つつくと、その嘘を隠す為にまた嘘をつかなきゃならない。
それを避ける為に一番簡単なのが、黙ることさ。
[そう、黙る奴は、議論の輪に入ってこない者は怪しい。
ましてや、逃げるなんてもってのほかだ。
レジーナはそう考えながら、談話室の中を見回した。]
『人狼3、占い師1、霊能者1、狩人1、狂人1、共有者2。
おねがい。今度こそ、村の呪いを――…』
[談話室で女将が語った言葉>>525を復唱する。声にならない言葉で。
女将の言葉が真実なら、人狼は、3。
かなりの、数。
議事録によると、狼が一番恐れるのは占い師。
当然だ、すぐに正体を見破られてしまうのだから。
だから、占い師の偽物が出たとしても、すぐに処刑するわけにはいかない。本物なら大変なことになる。
そうやって、少しずつ人を弾いていく。
「今日処刑するに相応しくない人物」を。
占い師2人ともが、「よそもの」。
この2人と、自分を除いたよそ者(信頼できない者)は誰だ?
…それだけで疑ってはいけないと、頭ではわかっている。けれど。]
(…きっと、こうなることをわかっていたから、貴方は私に何も言わなかった。)
[ぱたり。議事録を閉じて息を吐く。]
(私がこうなることをわかっていたから、貴方は私に何も言わなかった。)
[弾き出し、少しずつ絞る的。
羊飼いは、何かを深く考えるにはとても拙い。
恐らく育て主は、守ろうとしたのだ。自分のことを。拙く幼い自分を、傷つけないようにと。
(それが正しいかはわからないけれど。)
ぱたり。議事録を閉じた時は、後半まで全て読み終わった後。]
−宿屋・中庭−
[中庭に出たとたんに、強い風が吹いた。
その片隅に、いまにも風に吹き飛ばされそうな、小さくて華奢な後姿を見つけた。]
パメラ!
[思いかけず大きな声が出て、しまった、と口元に手をあてる。
あたりに二人以外、誰もいないことを確認し、クララはパメラに駆け寄り、手を取った]
こんなところで、なにしてんの?
あたしと、一緒にここから逃げようよ。
[今、リーザの頭にあるのは、
”狼の仲間がわかっているのに人を殺すのはダメ”
ということだ。
投票の流れがどのように向かうとしても、わたしはそう主張する]
[シモンの言葉にこくりと頷いて、謎は謎を深める。他の者の意見があれば耳を傾けただろう]
確かに、出来過ぎだけど…、シスターが人間なら、どうやって人狼がシスターの服と手に血をつけたのかというのも疑問だよ。
生きてる人間にも人狼はそんな事が出来る、のか?
そんなこと、資料には書いていなかったけど…。
偶然にしたって、それも出来過ぎだろう…。
さっきまで居たように思ったけど、クララと……パメラも居ないねえ?
ちょっと様子でも見てこようか。
ついでに飲み物でも取ってくるよ。
[その時は特に疑わず、軽い気持ちで談話室から出て行こうとする。]
…クララ…?
[アルビンが人狼騒動宣言をしたときには、確かに彼女の姿もあった。
処刑のこと、投票のこと、疑いで頭がいっぱいで。
…談話室に、彼女の姿はなかった]
/*だいじょぶだいじょぶ!
それぞれのロールでいいと思うのですー
神父様とのロール、素敵でした!
僕も、議論に入るね。
― 中庭 ―
[駆け寄ってきた友達に手を取られ、ほっと息を吐く。けれど、次の言葉を聞いて、固まる。]
にげ、る…?
クララ、いったい、なにを…?
[目の前の彼女を見つめ、]
だめ、だよ。狼を、みつけないと。
こわいかも、しれないけど。むらの、ひとを、こ、ころしちゃうのは、いやだけど、やらないと…
[そして、はっきりとした声で言う。
「殺す」この言葉を言う時だけ、少し言葉が詰まった。
「自分が殺されるかもしれない」と思い込んでいる彼女に、その言葉はどう聞こえただろうか]
― 206号室 ―
[ジムゾンの身体から体温が伝わってくる。
それは生きている人の"ぬくもり"]
ありがとう、神父様――。
[3年前に母が亡くなった時、優しく声をかけてくれたのは他ならぬジムゾンで。
父とは違う温かさに、何度救われたかわからない。]
大丈夫。
神父様は誰にも、迷惑なんて…かけてないよ……――。
[先ほど迷惑をかけてばかりといってたジムゾンに、そんなことはな無いよと伝えたくて。]
無理はしないで、ゆっくり休んでね。
父さんには僕から、伝えておくから――
[もう一度、言葉をかける。
無理強いはしない。したくない。
それでもジムゾンが会議に参加すると言うなら、共に。
そうでなければ、ヨアヒムと共に談話室へ移動しただろうか。]
→談話室へ
[シモンの指摘する不可解な点は、シスターが人狼なら、手の血が拭われていたのに、ドアノブの血が拭われていなかった事。
けれども、人なら、どうやって人狼はシスターの手と服に血をつけたのか。人狼がシスターに擦り付けようとした事と怪我をしてシスターが血をつけた事が偶然重なったとするなら、それも出来過ぎた話しだと感じた。]
[ちょうど自分が居たのはカウンターの死角で、村娘と書庫番が中庭に出ていったのには気付かない。
しかし女将が出ていこうとした>>650時に、カウンター隅のポットに気付いたのは偶然か。
ああ、そういえば朝から何も口にしていない。
温かい飲み物でも飲めば、皆少し冷静になるだろうか?
そこまで考えて苦笑する。
冷静になって何になる。
飲み物を運んでも、こんな非常時に悠長だと、罵られるのが堰の山だ。
そう考え、何も手に持たずにカウンターを出ようとする。
…と、不意に渡り廊下のほうから、声が聞こえた。>>653]
『にげ、る…?
クララ、いったい、なにを…?』*
[シモンの指摘する不可解な点は、シスターが人狼なら、手の血が拭われていたのに、ドアノブの血が拭われていなかった事。
けれども、人なら、どうやって人狼はシスターの手と服に血をつけたのか。
人狼がシスターに擦り付けようとした事と怪我をしてシスターが血をつけた事が偶然重なったとするなら、それも出来過ぎた話しだと感じた。]
[ジムゾンの無事について口にするニコラスの視線>>647を受け止める。
真剣な気がするが、それだけ心配だったのだろうと解釈した。確かに目の前で倒れたら吃驚するのが当然だろうと。]
おそらくジムゾン君は、ゲルトの身に何が起きたか分かって倒れたのだと思う。こういうことは、個人差があるし、訓練すればどうにかなる問題ではない。私ももう少し早くドアを閉めればよかったのだが、一歩遅かった。
[ジムゾンが倒れた理由を血痕にあると思っているから、反省する言葉を口にする。
しかしペーターを誉められると、照れつつも誇らしげな表情になった。]
ペーターは妻が亡くなって以来、家事をしてくれている。私の息子には似合わない、良くできた子だよ。
議事録については、気にするな。仕事柄、文章を書くのは慣れているんだ。
そうだな。具合もだが、倒れたことを変に気にしてないといいのだが。
[ニコラスに頷きつつも、ふと何故ここまでジムゾンを気にするのか?とは少し思っている。この二人は、従業員寝室で顔を合わせた以外に接点があったっけ?と。ここ数日いろいろありすぎて、咄嗟に思い出せなかった。]
[ニコラスの声に頷き、談話室を出た。>>655
食堂のカウンターに向かうと、カタリナの姿が見えて声をかける。>>658]
おや、カタリナ。 ……ああ、ここで読んでたのかい。
[議事録が目に入って納得する。確かに、議論飛び交う談話室より集中できるだろう。]
[3年前、ペーターの母がなくなったときは彼を励まし、葬儀を取り計らい、母を送り届けたのに。
今はその彼に慰めてもらって。
俯きながら、彼の言葉に耳を傾ける。]
だい、じょうぶ……あとで、いき、ます……
[精一杯の笑顔を作って、それだけ告げた。]
/*
もしかして、リーザはシスター以外を占う感じでしょうか。シスター以外の灰を占われて白が出た場合不味いと思うのですが。ちょっとメモで訊いてみましょうか
[他の人との会話の合間に、他の話にも耳を澄ます。なかなか忙しい。]
セシリア君を占う?
[シモンの提案>>649を、ニコラスが了承>>652した言葉が耳に入って、そちらに視線を向けた。]
なるほど。処刑を行うまでに至らない人物を占う、という訳か。
[納得した様子で呟き、さて他の人はどう思うかと周囲を見渡したとき、パメラとクララの姿がないことに気付いた。]
おや、二人ともいつの間に?私も中座したから人のことは言えないが。
[特にクララは、議論に参加していた様子がないから、人狼についてどう考えているか分からないのが不安だ。もしかしたら、誰にも言えない恐怖を抱えてたりしないだろうかと。]
むらのひとを殺す?
[一瞬、呆けたような表情で、クララはパメラをみおろした。
いったい、なにを言っているのだろう。このおちびさんは]
だって、どうやって見つけて、殺すのさ?
あの占い師ども、あんた信じられる?
嘘ついてるかもしんないんだよ。
よしんば、見つけられたとしたて、あんたもあたしも、その前に殺されちまったら、意味がないだろ?
むらのひとを殺す?
[一瞬、呆けたような表情で、クララはパメラをみおろした。
いったい、なにを言っているのだろう。このおちびさんは]
だって、どうやって見つけて、殺すのさ?
あの占い師ども、あんた信じられる?
嘘ついてるかもしんないんだよ。
よしんば、見つけられたとしたて、あんたもあたしも、その前に殺されちまったら、意味がないだろ?
―談話室―
ニコラスさんは、レジーナさんを占い、人間。
リーザはニコラスさんを占い、人間。
だから、狂人、と思っている、か…。
[リーザの占い師の名乗りには、どこか必死の色があった。それは真の占い師だからなのか、それとも…。かといって、ニコラスが明らかに偽物らしいというわけでもなく。
二人の真贋を見分ける為にはどうするべきか、
しばらく思い悩みながら、周りの話に、耳を傾けていた。]
― 少し時間は飛んで:墓地 ―
……で? 昨夜の話って……何?
[それは、何時の頃か。
少なくとも投票を終え、或いは襲撃も終えた、その頃だろうか。]
――――……いや。こっちにした方が聴かれずに済むかな、――――?
[彼の姿は墓地の奥にあった。
人の姿は無い。もっとも……万が一誰か居た所で、念の為相手には自身の帽子と……ちょっとぼろぼろだが、外套も羽織らせている。見られた所で【何故か緑が分裂した】程度にしか、思われないだろう。]
――――……わざわざこんな所に呼び出して。何の話?
[……見られると。否。相手が気付かれると、拙い。
それでも。自身の疑念に繋がる物と思えば、聴く声は、赤い聲に溶けて*]
[差し出された、30年前の議事録を受け取る。>>665]
ああ……そうだよ。
[レジーナとアデーレの名があったという話に頷く。
しかし、続く内容は話が何か変わったようで。]
んん? ゲルトの部屋、言った、逃げる、人狼……?
[少しよく解らないまま、カタリナの視線の先を見る。
その時、何か話し声が聞こえてきた。>>666]
…しんじ、られないよ。
でも、しんじないと。
[呆れたようにこちらを見る友達の目をまっすぐ見返す。
口では、勝てない。勝てたことが、ない。それでも。]
にげたら、あたしたちは、生き残れるかも、しれないけど、ほかのひとは、どうなるの?
みすてるの?
あたしは、この村のひとが、だいじ。
だから、まもるよ。
[そして、]
クララも、人間なら、協力して。
[それは、もしかしたら「逃げようとしているお前は人狼なのではないか」というふうに聞こえたかもしれない]
― 1階・食堂 ―
[談話室に行くためには階段を下りて、食堂兼酒場を横切る形となる。
階段を下りた先、そこにはカタリナとレジーナの姿があった。]
遅くなっちゃった!
…あれ? どうしたのリナ姉――?
[見慣れた唇の動きは『人狼』『逃げる』、そんな不穏なもの]
― 深夜・部屋にて ―
[おまじないの相手は、…シスターだ。
今日、処刑がされないのなら、みんなに言わなくてもいいと決めて。
シスターのこと、家族だから信じてる。
でも、このままでは明日、シスターが殺されてしまう。
助けるために、この力を使えるなら、それは、”家族を守れた”かな、おばあちゃん…?]
わをん わおん となくは――
わをん わおん となくは くらきもりのおおがみ
きくははらがら おおがみかや
やみのよになかぬは おおがみのこえ
きけばうまれぬ のちのひとぞ
わおん わおん と なくはたれそ・・・
シ ス タ ー
[そうして、その答えは。]
……そうなんだよ、ね。
セシリアさんは疑わしいけれど、
人狼だとすれば、逆におかしな点も多いんだ…。
ニコラスさんが言ってくれたように、
セシリアさんを占うのは、ありだと思うな…。
ただし、占い師が2人いる以上、ニコラスさんだけが占っても、
その結果を、信用できない人もいるかもしれない。
リーザがよかったら、できれば、二人とも、
統一で、セシリアさんを占うのは、どうだろう?
もちろん、強制じゃないけれど…。
二人の真贋がどちらでも、結果が一致すれば、よし、
一致しない場合は……どちらが偽物か分かる方法がある、し…。
[色々と疑問点はあるものの、状況からは彼女が一番疑わしいが、
どセシリア自身の言動からは、人狼とは思い切れず。
リーザの「変だよ>>611」という主張と、ニコラスの「占いで無実が証明できる>>641」という言葉に、そう、自分の考えを告げる。
結果が同じなら、よし。割れた場合にも……あのメモが正しければ、この村には霊能者がいるから…と微かに残酷な事を、考えてします自分に、唇を噛んだ。]
[その揺らぎない瞳を見て、クララは怯んだ。それとと同時に、その小さな友人に、あらためて尊敬の念を抱いた]
あんたは、そうだね。
そして人間だ。どうしようもなく。
あたしはね、狼なんだ。
[『友達』の表情に驚きと緊張が走るのをみて、クララは軽く首を振って、苦笑した]
違う、違う。ゲルトを殺した奴らとは、違う。
でも、あたしは、あいつらみたいなもんなんだ。
だから、ここにはいられない。
[はっとしてクララはあたりを見回した。人影はない。だが、どこで誰かに見られているかわからない。
クララはそっとパメラを見つめたまま後ろへとさがった。]
さよなら。
神父 ジムゾンは、司書 クララ を投票先に選びました。
[談話室の投票箱と、まだ記名が済んでいない投票用紙を目の前にして、男は未だ悩んでいた。
シスターが怪しい、と口火を切ったが。
同時に、信じたい気持ちとが入り混じる]
……占う、なら。
[宣言どおり、ニコラスがシスターを占ってくれるなら。そして明日彼が生きていてくれるなら。
人間かどうか、わかるかもしれないのだから。
今日の、処刑先に書くべきではない]
………
[結局、男は処刑先に誰の名前を書くことも出来ず。
投票用紙を投票箱に入れる。
奥には、昨日パメラから貰った編み紐が入ったままだった]
/*
アルビンがメモで言ってる、どことは言えないけどベリルに気づくフラグ建ててるってのを探していた。
>>475
ここかな? アデーレの手記の暗号…。
それにしてもアルビンの伏線の張り方好きやわあ。
[談話室の投票箱と、まだ記名が済んでいない投票用紙を目の前にして、男は未だ悩んでいた。
シスターが怪しい、と口火を切ったが。
同時に、信じたい気持ちとが入り混じる]
……占う、なら。
[宣言どおり、ニコラスがシスターを占ってくれるなら。そして明日彼が生きていてくれるなら。
人間かどうか、わかるかもしれないのだから。
今日の、処刑先に書くべきではない]
………
[結局、男は処刑先に誰の名前を書くことも出来ず。
投票用紙をポケットに入れた。
奥には、一緒に昨日パメラから貰った編み紐が入ったままだった]
[走りながら、『友達』の顔を思い描く]
おねがいだから、死ぬんじゃないよ。
[クララは虹色のお守りを握り締めた]
パメラ、これね、あたしの、ずっとすっといっとうの宝物だよ。
初めて友達からもらったものなんだ。
/* ただいま。諸々確認したらギリギリの時間に。
……外務省、ツェーレの管轄な気もしてきた。二人で共同だねわかります。
狩人さんの関係について、了解しました。OK問題ない。
1回のGJなら余裕で予測範囲だし、今日明日で無ければ、陣営の勝敗がほぼ見えちゃう様なGJにはならないと思いますと見解。
青年 ヨアヒムは、負傷兵 シモン を能力(襲う)の対象に選びました。
[ニコラスの言葉>>678を最後まで聞いて、記憶が甦る。]
書庫か!思い出した。橋を見に行ったあと、ニコラス君は教会に資料を取りに行ったんだっけな。私は別行動だったにしろ、忘れているとは情けない。
[これも年のせいだなと苦笑しつつ、驚いたとの意見には同意と頷く。]
私も聞いたよ、ジムゾン君の唸り声を。まあ、あんな無残な場面自体見る機会なんてないから、目撃した結果相手がどんな反応するかが分からなくても無理はない。
[教会で具体的にどんなやり取りがあったかは誰にも聞いていない。だが、ジムゾン洗濯物放置の件と、ヨアヒムが教会に戻る直前それについての懸念を口にしていたことを思い出せば、何があったか言わずもがな、という奴だ。アーメン。]
―→ 中庭 ――
[中庭の彼女を見つけたとき、クララはまだその場にいただろうか。
パメラに近づき、どうした?と問いかける]
何か、あったか?
[クララのことを、パメラは告げただろうか。
おかしな様子であれば、何が起こったのか聞き出そうとしただろう]
[会話の内容を聞こうと、黙って耳を澄ませていた。
けれどパメラの、「まって!」という大声に、思わず身体が前に出る。>>682]
どうしたんだい、パメラ!
[バタバタと廊下を走って中庭へと。]
いやっ!まって!
[走り去る赤い髪を追いかける。
本当は、残って他の人に知らせるべきなのだけど。
足は勝手に動く。]
まって!クララ!
[ああ。なのにこの足は遅くて、どんどん彼女との差は開いて行くばかり]
クララが!クララが!
村から…
[近寄ったシモンや、他の人たちに、クララが村から出ようとしている。と告げた。
レジーナ達の会話。
「逃げ出したものは、処刑する。」
それを、きいていなかった。
だから、]
おいかけ、ないと。
[おねがい。捕まえて。と言って、返事も待たずに走りだした]
/*
ボクは外務省偽占先課、クレイルは外務省襲撃先課ですねわかりまs
だよね、今日明日を越えれば恐らく確白・確霊襲撃。
ただ、あまり遅くなると逆に娘まで最後に残っちゃうから、そこだけ気を付けて……かなぁ。まあ、流れ次第かな?
(判定機能破壊後なら逆に灰の中に居るしCOさせず残して……って方向も、あるにはあるけども。まあ、お任せ)
いやっ!まって!
[走り去る赤い髪を追いかける。
他の人も、いただろうか。自分は着いて行っても足手まといにしかならないとわかっているのに、
足は勝手に動く。]
まって!クララ!
[この状況を招いたのは、自分。
本当は、シスターの次に守りたい人だった。
大事な、友達。
なのにこの足は遅くて、どんどん彼女との差は開いて行くばかり]
いやっ!まって!
[走り去る赤い髪を追いかける。
他の人も、いただろうか。自分は着いて行っても足手まといにしかならないとわかっているのに、
足は勝手に動く。]
まって!クララ!
[この状況を招いたのは、自分。
本当は、シスターの次に守りたい人だった。
大事な、友達。
なのにこの足は遅くて、どんどん彼女との差は開いて行くばかり]
/* 襲撃先、シモンで問題なさそうなので。
【俺もシモンにセット完了しました】
後、>>*256 などで、今後の予測される展望についての計算。
多分、現状赤で考えられてる希望を加味したらこういう流れになります。飽くまで私見ですがこの流れになるかと。
2d ▼書 ▲兵 15人 灰9人(宿除外)
3d ▼修 ▲妙 13人 灰6人
4d ▼旅 ▲羊or娘 11人 灰6人 狼3人
5d ▼狼 ▲宿or娘 9人 灰5人 狼3人
6d ▼屋 ▲長or娘 7人 灰4人 狼2人
7d 年・商・羊or娘・狼・狼
※4日目以降の襲撃は、基本自由利く為、順不同的な解釈。
但し宿長を確実に噛むか、GJが発生しなければ、詰みます。
※6dに連続で狼が落ちる場合、7dは灰3狼1。
流れや縁故を展望するに、6dでオットーを処刑するか狼を処刑するかで、狼勝利か村勝利かがわかれる案外イーブン寧ろ狼優勢かもな展開になります。
[パメラの言葉を聞いて、先程のカタリナの言葉>>665も思い出し、合点がいく。]
まさかクララ、この村から逃げようってんじゃないだろうね!?
[記憶が蘇る。30年前、姿を消した一人。
今度こそ、捕まえて殺さなければ。
パメラの後を追うようにして、レジーナも走り出した。>>693
しかしその速度は、あまり速くはなかったのだけれど。]
神父 ジムゾンは、負傷兵 シモン を能力(襲う)の対象に選びました。
少女 リーザは、シスター フリーデル を能力(占う)の対象に選びました。
まて、パメラ!追いかけるな!
[クララが「自分は狼だ」と言ったとカタリナが伝えたなら、そうでなくても、「逃げるやつは人狼だ」と聞いていたから、男の投票用紙にはクララの名前があっただろう。
姿を消した眼鏡の女の子は、深夜までに見つかっただろうか。
どちらにせよ、夜遅くまで捜索は続けられない。
獣の牙が襲い来る可能性があったから。
そうして、男は深夜一人、眠りに落ちただろう。
長い、眠りに]
[ニコラスの、そっくりとの言葉>>679は苦笑のみで返す。ペーターを誉められるのは嬉しいが、肯定すれば自画自賛だ。照れくさい。]
ああ、そうだな。
[目を見つめられて頷く。ペーターが勝利を導く・・・即ち生き延びること。父親としてこれほど嬉しいことはない。
ニコラスの発言>>680に反応しようとしたとき、パメラの大声>>682が聞こえた。]
あれはパメラ?姿が見えないから、どうしたと思っていたんだ。
すまない、ニコラス君。君の意見を聞いている途中だが、気になるから見てくる。でも、占い師について勉強になった、ありがとう。
[申し訳なさそうに頭を下げると、談話室から走り出した。]
[ただ、男の眠りは穏やかだった。
「シスターがもし人間であれば」
「助けられたのかもしれない」
そう、軽々しくも思ってしまったから。
母と父。
泣いている少年、少女。
戦友。
たくさんの、戦場で死んでいった人たち。
何も助けられなかった、と何度も思った彼の生は。
その夜、終わるだろう**]
クララ……!?逃げる、って……
[走ろうとするも、立つのに精一杯の足は動いてくれない。
どの道、自分の足では追いつけないのはわかっているけども。それでも。]
だめ……駄目……っ
[行く先には、道はないのに。]
/*
あ、後パメラの扱いについて追記で明記。
幾つかロル上で、"狩人騙りの準備"をしてます。
連続してGJがでる危険性が無いと判断+俺生存中ならば、俺の狩人騙りで、【場合と状況次第ではパメラ吊る事も不可能じゃない】と判断してる事を明記しときます。
まあこの辺は流れ次第だね。
今日の襲撃……二人のどちらかに任せていいかな!?
毎日俺が狩るのも味気ないし。
あ、途中で話が出てましたが。うん。
【赤ログで描写すれば、それをヨアヒム視点で転写します】。
少年 ペーターは、司書 クララ を投票先に選びました。
―それから―
[逃げ出した書庫番を追いかけず、自分はどうしていただろう。
恐らくは降りてきた神父>>689に気付き、やつれた様子の彼を気遣って。
…逃げ出した書庫番を追いかけた>>693村娘は、どうしただろう。
恐らく羊飼いは、伝聞でしかそれを知らない。
今は、投票箱の前。
誰もいないそこ。日没はとうに過ぎたか否か。開票>>703すら終わった後か。
投票箱にどれだけの投票用紙が入っていたかはわからない。
けれど羊飼いは、確かに名前を書いて、そこに1票投じた。
「クララ」。
それは、羊飼いなりのけじめ。
…もし、あの一件がなくても、
恐らくは自分は、彼女の名前を書いたから。**]
/*
やっぱり、シモンさん襲撃なのですか…
しくしくしく…お伝えしたことが、
けっこうあったのですが…。
明日の御弔いか、墓下ロール、かな…。
それにしても、赤さんの襲撃筋が…。
シスターも、シモンさんも、
初回吊・襲撃に??……が少し。
どういう基準で、なのかな…赤が楽しみです。
シモン兄…これは、かなり寂しいです><。
明日、お礼代わりというか、弔いロールを…しくしく。
― 談話室 ―
[談話室へ降りた後も話はいくつか出たろうか。
それは、占い師としてリーザが名乗り出、ニコラスが人間だと。
つまり、リーザにとっては、ニコラスは占い師を騙る狂人なのだと宣言したり。
そういえば、今朝方ゲルトの件の際、セシリアの部屋に血が付けられていた事を思い出して。
彼女も処刑の候補となりかねなかったが、寧ろ彼は占い師達に判断させる流れとなったり。
そして……]
[クララの声が聞こえたろうか。逃げる]
…………おいおい。
とんでもない事になってねえか?
[談話室にまで響く、中庭のパメラの声。
村から逃走するつもりだろうかクララの様子。
走り去る赤毛は見えたろうか。しかし。
意外な人物から、意外な、複雑な心境を思わされた事は、しかしおくびにも出さず]
橋は昨日落ちたばかりなんだぞ!?
おまけに周りは深い森と険しい山岳だ。
どこからどうやって逃げるつもりなんだよ。
[そして村の者達は、何人がクララを追いかけようとしたろうか。
然し、逃げおおせても掴まっても。
この状況では死ぬだろうな、と。思わずにはいられなかった]
―深夜―
[音もなく、仔狼は「ジムゾン」の昔馴染みの部屋の前へと立つ。
ノックをして、開けてほしい、と言って。
それが彼の意思で開こうが頑として閉じたままでいようが、関係ない。
力任せに扉をこじ開け、その際に腹を切り裂きながら押し倒し馬乗りになる。]
こんばんわ。
[煌々と輝く赤の瞳で見下ろし、哂う。]
バイバイ♪
[狙うは、首の頚動脈。]
−かつて橋のあった場所−
[息を切らし、駆け出しながら、幾度も幾度も後ろを振り返った。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
誰も追いかけてはいない。
はやく、はやく、ここから出ていって。
川辺に茂る、草を掴んで、そっと足を川の中に踏み入れる。
先だっての雨のせいで、川の水量も勢いもいつもの何倍にも感じられた。
胸まで水の中に浸しながら向こう岸へと向かって、無我夢中で足を進める。
石を踏んでしまったのだろうか、足が滑った表紙に掴んでいた草から手が離れ、あっというまにまだ急流に身体が捕らわれた。
胸が、顔が沈んでいく。
手ばかりが空を切り、とうとうクララのすべてが川の棺のなかに閉じ込められた。
その死へのわずかな抵抗手段すらも、しだいに動きが緩慢になっていく。
手がパタリと落ち、クララの身体と一緒に水底へと沈んでいく。]
[まだまだ若い者には負けない、とは思っていても、そもスタートダッシュの時間が違う。中庭には出たが、クララとはどんどん距離を離される一方。]
一体何があったんだ?
[談話室にいて、クララとパメラとのやりとりを聞いてなかった身としては、わからないことだらけ。
あとで説明を聞こうと考えている。]
しかし、クララ君はどこにいこうというんだ?
[レジーナから頼まれた仕事の件を、クララに話してないことを思い出す。彼女に追いついて話をしなくてはと思っても、現実は残酷だった。]
…………出奔者、かな。
[文献に稀に見る存在。
今日は処刑は取りやめか、さもなくば。いずれにせよ書き入れたのは、クララの名。
彼女ならば。理由も*付けやすそうで*]
[その手が、何かを掴んだ。
虹色の、お守り。
その虹の欠片は光の粒をまとわせ、あたりを照らした。
虹の橋が対岸へとかかっていた。
その橋の向こうには、クララが待ち望んで、待ちくたびれた、旅芸人の一座が、あたたかな笑顔を浮かべてクララを見つめていた。
クララは、ぎゅっと両の手を胸の前で握り締めた。
駆け足で、橋を渡る。
ああ、やっぱり、あたしを迎えにきてくれたんだね。
あたしね、算術を教えてもらったんだよ。
文字もいっぱいいっぱい教えてもらって、ホーリツとやらもきっと覚えてみせるから。
もう、あたし、役立たずの赤髪じゃないよ。
―夜・部屋―
[いつ、どうやって部屋に帰ってきたのか、覚えていない。
クララが、死んだ。
逃げよう。言った彼女の手を、自分はとることができなかった。]
ごめん。クララ。ごめん、なさい。
[もし自分が説得できていたら、彼女は死なずにすんでいたかもしれない。
彼女を殺したのは、自分。
そう思うと、涙が止まらない。
投票でも、結局、名前を書くことができなかった。]
ふっー
[泣いて。泣いて。しばらくして、顔を上げる。
自分は、狩人。狼から人を守る、守護者だ。
役割を、捨ててはいけない。]
あか・・・は、いや。
[箱を空け、数本の糸を取り出し、髪の毛を一本抜くと、昨日の様に飾り紐を編む。]
ぁは、ごめんね、かすっちゃった♪
[けらけらと人の姿のままで哂う。一撃で致命傷には至らせない。]
ん、まーいーや。へいしさんだったもんね。
じゃあつまんないや。
[今度こそ、心臓に爪を立てて。]
でき、た。
[そして、部屋を出ると、こんこん。
とある人の部屋をノックする。
誰何の声があれば、自分の名前を名乗り、]
こんな時間に、ごめんね。あの、ね。あの。
おまもり。つくったの。うけとって。
[そうして、不思議そうな顔をされても、拒否されても。無理やりにでも、持たせた。]
こんな夜遅くに、ごめんね。おやすみ。
[そう言って、部屋に帰った。]
[おまもりを渡すとき、もしかしたら、緑色の光を一瞬見たかもしれない**]
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