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― スヴァローグ・シャトル格納庫 ―
[シロウを乗せたシャトルがスヴァローグへと辿り着き、格納庫内でゲルトと対面する。
シロウが持ち込んだのは手に持つ王錫のみ。
軍刀は無抵抗の意思を示すため、レントゥスへ置いて来た。
供も敢えてつけていない]
わざわざの出迎え痛み入る。
[総司令自らの出迎えにそう答え、敬礼を返す]
……ああ、そこは気にせずとも。
元帥となったのも急な話だったからな。
[耳を突いた謝罪には首を横に振り、僅か、苦笑を浮かべた]
── 早速で悪いのだが、至急頼みたいことがある。
貴公と相対していたミツルギ少将麾下の艦隊の救助を急ぎたい。
我が艦隊は機能停止させているが、救助隊だけ、活動の許可を頂きたい。
[穏やかに緩めた表情から一変、真摯な表情を浮かべ真っ直ぐにゲルトを見詰める]
……俺を援けてくれた奴が負傷したまま漂っているらしい。
そいつを死なすわけにはいかん。
/*
>>-646ローさん
もうちょっとモテる風なロール回しとけば良かったとかだろうか…w
後半はね!いいんじゃないかなほら、弱い自分を裏切った時にチャラい所も無くなったんだよ……よね?(とちょっと首を傾げたとか
お休みなさーいノシ
>>-647ユーリエさん
うんうん。色々押してたから次に行っちゃったけど…惜しかったよねー。
ハーレム艦…w
/*
落ち着こう、私。[すーはー]
不意打ちでこられるとこう、涙腺壊れやすくてっ。
……戻る標にもなれたのなら良かったぁ。
うん。
ロー少佐はおやすみなさい。
良い夢が見られますように!
/*
>>-643 フランツさん
が、がんばるー! ありがとう!
>>-645 シロウさん
あ、はい〜 ちょこちょこっとは返せると思うので、振っていただけたら幸いです。ありがとうございます。
>>-648 ローシェさん
はい。メモで罵られたいと伺ってから、額に汗しながら6837pt程撮りダメしていた罵詈雑言記録媒体をお届けするまで死ねませんわ(撮ってません
いっしょの病院で入院してるかもしれませんわね。
皆様遅くまでお疲れ様です。
/*
白を改めて読み返しつつ。
>>67 ゲルト
くっ。またさりげなく混ぜ込んでくる…!!
こういうところがゲルトすぎます よねえ(へにゃり)
>>77 フランツ
わあい、ひろわれたっ。
しかも初めて後輩呼びされた 気が!!
…しかしこの台詞、なんか物凄く言いたかったから言ったけど。
どの時間軸で言ったかは思いっきり謎なのでつっこんではいけない(
えへへ、>>80>>81もね。すごく嬉しい。
繋がってるなあああ、と思えてね。うん、いいなあ。
想い受け取ってくれてありがとーー!!!
/*
閣下の対応の早さに全ミツルギが涙しましたw
ええ話やなぁ(←
>>-652
ではふわふわ漂っていますわ。いろいろ託してしまってすみません。
/*
>>-653 ユーリエちゃん
どだろw? ローシェさん不死身の男だからねぇ
さて、来てあまり経っていませんが、私もいたりいなかったりな感じになります。
ではまた〜
/*
>>-652下段 ユーリエ
その光景を想像すると楽しそうですw
>>-629 ロー・シェン
番外編(?)でよければ、
>>6:-196で笑顔を送って差し上げていますよw
>>-646 ロー・シェン
ほら、チャラい男がモテるのは割とお約束ですからw
[シャトルから現れたひとは、供もなく、
ただ王錫だけを手にしていた。
それだけなのに、
そのひとには大軍を指揮する風格が備わり、
覇を背負って立つ気が滲んでいる。
会談の時には感じなかったそれに、
僅かに見上げた姿勢で、目を細めた。]
ええ。―――あの時以来です。
[一瞬目を伏せ、会談の場にいた者たちのことを思う。
握った手は、引き締まっていて厚く、温かだった。]
[続くシロウの要請には、頷いて了承の意を示す。]
わかりました。
すぐに許可を出しておきましょう。
[兵のひとりに目をやれば、
意を汲んだ兵士がすぐに艦橋へと走る。
救助隊の活動許可は、総司令の名で速やかに出されるだろう。
援けてくれた奴。
その言葉に、萌葱が思考のどこかを過ぎっていった。]
では、こちらへ。
[案内した先は、やはり飾り気の少ない応接室。
部屋へと入れば、兵士を部屋の外へ追い出してしまう。]
殺風景なところですみません。
なにか飲みますか?
[相手が誰でもあまり関係ない、
とばかりに、そんなことを、まず尋ねた。]
至急、少佐の元へ救護隊を差し向けるように。
ああ……、君。レントゥスへ同行してくれ。
救護隊の指揮並びに、ヴァレール王国軍よりの要望あれば、
連絡をするように。
彼らからは直接言いにくかろうから…うん。任せる。
[士官の一人を呼び止めて命じる。
彼らはレントゥスに少し留まり、
一定の橋渡しとして機能することになるだろう]
― 戦艦シュバルツ ―
アレク。久しぶり。
[懐かしき友と、再会を果たすことになる。
迎えも全ては簡略なもの。
何故なら今、シュバルツの人員は出払っている。
アレクシス率いる艦隊との戦いの傷跡は深く、
艦の損害総数は半数を超えることが予想された。
被害の数の多さゆえに状況は未だ判然とせず、
続く状況確認や怪我人救護に走り回る艦内はざわめいている。
友を招いたのは、そんな艦内の応接室だ。
ごくシンプルに飾り気もない一室。
一応の体裁は整えられているがそれだけといった部屋に、
紅茶のセットだけがきちんと置かれてあった]
こんなところで言うのも…、だけど。
[何と言ったらいいだろう。
少しだけ言葉に困って、一度言葉を切る。
彼に椅子を勧めながら、自分は紅茶のセットに向かった。
かちゃりと陶器の音を響かせ、振り返った。
ひどく懐かしい気がして目を細める。
───ああ。昔も、こうして彼と紅茶を飲んだ]
…アレク。
[もう一度名を呼ぶ。あのときみたいに]
────…会いたかった…。
[長い、時の流れを思うように告げた声は少し掠れて、
囁くようにひそやかに、紅茶の香りに紛れて空気を揺らした*]
/*
おお。さんどいーっち!
アルヨネー。
>アレク
ちょっと呼びつけた挙句に、応接室まで強制呼び出ししておいたわ(
/*
表のあれそれにそわそわしつつ。そわ…。
でも死んじゃってるから見てるだけなんだよねー…。
死んだ時にどっか返したいなーって思ってた箇所があったんだけど、何処だったかなー!
わーんメモ取ってればよかった…。
連邦兵長 整備士 ローレルは、あ、寝た人お休みなさい!(まとめた
/*
しかしグレートヒェンが生きていてよかった。
ずっとグレートヒェンがいなくなったら男ばっかだよ!ムサイよ!とか思ってました。
/*
王錫は王国が勝てば抜けて幻の刀身が、連邦が勝てば抜けて錆びて崩れるとか、そんな象徴になると妄想していたのは遥か昔。
>>-664
確かに死ぬとやる事ないなw
リーザロールでもやろうと思ったがこの顔でするのはちょっと…w
>>-666
野郎だらけの地上もいいんじゃね?w
/* こんばんはだ。
>>-668
誰かに伝える縁故がないから寂しくないぜ!(友達がいないから寂しくないみたいな顔w)
どこかのラトリンみたいに、亡霊で励ますとかないしw
>>-669
刀身に文字が彫られてて覇者へのメッセージみたいなとかw
[握ったゲルトの手は自分に比べていささか細く、どこか頼りなさげな印象を受けた。
それで居て彼自身は力強い意思を備え、それを体現している。
周りが奮起する自覚無き才子。
トーマスの評は的を射ていると、そう改めて実感した]
承諾感謝する。
[要請の許可が出ると、表情に安堵の色が浮かぶ。
許可を受けたレントゥスの救助隊はすぐさま目的のエリアへと救護艇を飛ばし、活動を始めることとなる。
グレートヒェンのみならず、彼女の艦隊の負傷者を少しずつ回収していくことになるだろう]
[ゲルトに案内され足を踏み入れた応接室。
そこは飾り気の少ないシンプルな部屋だった]
ごてごてと飾られた場所よりは気楽で良い。
ああ、なら珈琲を。
何も入れずとも良い。
[飲み物を訊ねられて希望を口にする。
その後、勧められるのを待ってから、応接室の席についた]
/*
あ、レオンさんだお帰りなさーいノシ
>>-667
それは何だかファンタジー的なロマンがw
なのだよね。後は昇天でいいような気もするのだった。
その前に返そうと思ってたものを発掘しないとどこだったか(
リザちゃんロールは気になるけど、うん、ギャップがね……www
心の目で見れば 何とかなる か なー(弱気
あ、そうだレオンさんは返事ありがとう!
何だか続いてしまいそうなのだけどもう生前の話だから、あそこで切っとこうかなーと思ってほくほく胸にしまったのでした。
/*
>>-668アレクさん
どこぞの守備隊長さんの気持ちが、ちょっと解った気がするよ…。
>>-670ユーリエさん
うん、見てるだけー。まぁ仕方ないのだけど…。
あわわ、そっちも無理しないでね。
[撫でられたので、こっちもぎゅーっと抱きしめた。ふわふわ。]
/*
>>-674 フランツ
もらったものにお返し出来てない感がひしひしと……。
>>-675 シロウ元帥
そんな楽園いやだwwww
>>-677 ローレル
うん。お祭りとか参加したかったよ……(とおいめ)
/*
>>-671
遺言状もあるし、仮にするなら村終わった後のSNSでかな。多分コミュで立つだろうし。
>>-673
いやむしろこっちの返事すら要らないと思ったが、他にする事もないしぐらいに蛇足っただけなので気にせずだw
>>-676
おめでとう! とか書いてあんだよきっとw
/*
>>-670 ユーリエ
>>-677 ローレル
見ているだけが寂しいなら、
心のままに動いていいと思いますよ?
(僕みたいに←
どんな姿になっても、言葉も想いも――…伝わりますから。
/*
>>-679アレクさん
ほんとね…!ごろごろできるねごろごろ。
とりあえず生者の特権のお茶会楽しんできてね!w
お休みなさい!
>>-680レオンさん
やー、構ってくれるからつい!
うん、ぎりぎりまでお世話になってました楽しかった…w
おめでとう王錫は何か嫌だwww
[救助隊の活動許可に、シロウの顔が安堵で緩む。
本当にたいせつな人なのだろう、と
自分と引き比べて思う。
逆の立場であれば、自分も同じことをしただろうから。]
[応接室では、誰かが気を利かしたのか、
ブラカップではないセットが置かれていた。
珈琲や紅茶も、いつもの安物ではない。
―――とはいえ、淹れるのは機械任せだ。]
―― どうぞ。
[淹れている間に椅子を勧め、
カップふたつをテーブルに置いて、自分も座る。]
[2種類の香りが漂う部屋で、
しばらく、なにを言おうか迷った顔をしたあと、
シロウの顔を見つめた。]
此度の戦い、形としては私たちの勝利、となりました。
戦争を終結させ、交渉をまとめる権限は、
今はまだ、私にあります。
[父でもある首相から"全て任せる"と言われていることを、
端的に口にする。]
私のほうから提案もあるのですが、
まずはあなたにお聞きしたい。
あなたがた…いえ、あなたから見て、
女王陛下とはなんだったのか、と。
[問いは唐突に、
まるで停戦に関わりなさそうなところへ飛んだ。]
/*
いろいろ悩んだあげく、
一番聞きたいところから聞いてしまった。
そうか。明日は週末なんだよな。
シロウさんは、時間に余裕あるのかな?
/*
おっと、寝た人お休みなさーい。
>>-686ラートリーさん
う、うん。ただどこでどーしよーとか、考えてるとついぼーっと見てしまうのがね…(
色々抜けちゃってるのかなーとか。ごろん。
[せめてパパの所に顔出せるといいなぁと夢を見るのでしたとさ。]
/*
発言ptがありえない量になっててわらた
延長手続どうもありがとう。
あと、あれやこれやは後でっていうのも把握した。
ログ読んでこようかなっと。
/*
[もそりとした]
おう、グレーテ生きてた、良かった……!
>>103とか、ころりらするなあ……渡しといて良かったw
ともあれ、これで追悼へのお返しが書ける!
……もすこししたら、動こう。
[まだしばし布団から離れがたい気分だったりする。**]
/*
コンラートおはよう。
……っと。はは。俺もお布団に戻りたい。
返せるものは返してたと思うし、灰レス……は、途中だなぁ……。とりあえずそれだけやって、落として、軽くソロールさせてもらって、寝るか。(寝るのか
/*
>>0:-69 グレーテ
あ。ああ……!!なるほど!!
>>1:*15 グレーテ
俺って勤務成績優秀だったのかww
大学から士官系の学校に入ったんだけど、多分成績は悪くなかったと思う。内職(物品販売)ばっかりしていたので色々おろそかではあった……
つかここまじびっくらした。
そうか、>>1:*17ここでシロウも推薦してるから、死後のメールのお返事はああなったのか。
なるほどなぁ……。
ビリヤード回想次第で遺書メールには文章が追加されるのかもしれん。
後方支援イエーイ……っ、て、あっれーー!?ってなってたw
バトルロールとかもマトモに回したことないっすよぎゃひーって。まあ色々ごまかしました。
/*
まいったね。
'俺'が抜けそう。つか抜けてるのに無理矢理引き戻そうとして四苦八苦している。珍しいこともあるもんだ。
村の中の中身発言って、おいらの隣にいるリエヴルが打ってるって感じだったんですが、……ヤツはどこへ行った。おーい。帰って来ーい。
/*
>>-713 リエヴル
その時間のメモ確認してきた。
そうそう、たかしのかあちゃんが出てきてふいて、同時にリエヴルの中身を特定したんだよ。
だから桃をつかったスイーツを出したのだった。
/*
>>-718 リエヴル
www
通常顔もいけめんで好きだけどね!
うん、確かそこまでわかってなかったなぁ。
純粋でRPのみで中身特定してるのはコンラートとグレートヒェンだけだと思う。あとの人はメモとかも見ながら透ける感じ。
/*
おぅ、アレクシスもおはようさん。
そういやかーちゃん居たなwwww
あれ見て箱前で噴いたわw
リエヴルの変顔は可愛いな、うん。
皆の変顔も可愛いんだが、ラートリーのは酷かったwwwwww
/*
おはおー。朝からリエゥルさんのチャーミングなお顔が拝見できて嬉しい限りですわ。
おしごとがんばれますわ
>>-706
輸送隊だとなかなか前線で活躍の機会ないし……で、奇襲と絡めた機会を伺っていたら、思いの外早く近くにおられたのでw
/*
>>-703 コニー君
あんないいものいただいておきながら、使えないとか私まじありえない!! だったので、どこかでは必ず入れようと思っていたのだけど……
もっと劇的に記録媒体使うつもりでいたのに、昨日は時間なさ過ぎて><
コニー君の音wktk
>>-719 アレクさん
しゃるさんには速攻100ばれてると思っていましたさw
同村したことある方にはばれちゃってるわよねーな気ゆんゆんで進めて参りましたグレートヒェン・ミツルギでございます(お辞儀)
oO(某場で『ももさん良きスペースオペラを〜応援してます(ミ☆』とか他人事のふりしながら、まったく隠せる自信なんてなかったとかそんなorz)
/*
>>-724
……
…………
ひゃい! お、おはようございます。(わたわた)
跪くとか似合いすぎて中身がバクハツしそう……(ぷしゅー)
ではお仕事逝ってきます。また後ほど ノシノシ
/*
>>-723 リエヴル
そ、そか……。
リエヴルの>>4:-173みて、照れまくってたよ。
とはいえおれには全く自覚ないんだけどな……。
― いつかのどっか ―
――…どうしてお前、来たの。
早すぎるだろう?
[その手を取りながら、困ったように囁いた。
でもどこかでこうなることが、わかってはいたのだ。
……彼のことはよく、知っている]
――……ジェンダが。
John Doe を名乗り始めたのは10年以上前のこと。
輸送船の事故は、父の部下であったジェンダの父親の命も奪っていた。
彼には父のほかに、身寄りがいなかった。
母は私と彼を連れて、王国に身を寄せたのだった。
多額の賠償金、事故に端を発する様々な呪い。
連邦は、誰にでもチャンスがある(ようには見える事もある)が、転落者には容赦がない。
矢面に立ったのは母だったが、私にもその寒風と痛みは伝わってきていた。それなりの痛手も受けていた。
……それでなぜ、父と同じような副業に携わったのかは、私自身にも判然としない。
貴方はそれが好きなのだ、とジェンダは言う。
多分、それが正しい答えなのだろう。
王国に来て、父の姓を捨てた。
なにもかもを新しく始めなければならなかった。
養子になることが叶わなかったジェンダは、アザーシュリングを名乗れなかった。
彼がJohn Doe……名無しを名乗った理由はわからない。
本人に聞いても、困ったような笑みが返って来るだけだった。
……彼は彼で。
何かを捨てなければならなかったのかもしれない。
ジョンと呼ぶのはあまりにあまりであったので、私は彼のフルネームを勝手に短くしてジェンダと呼び始めた。
女の名前みたいだ、と、彼には抗議されたが、私は引き続き彼をジェンダと呼んだ。
本当は。彼の本当の名前を口にしたかった。
それが叶わないなら、せめて私の付けた渾名で呼びたかった。
意地のようなものだったのかもしれない。
彼と私は、連邦に居る時はよく喧嘩をしていたが。
王国に来てからは、彼は私の周囲とよく喧嘩をしていた。
異端者への冷ややかな視線や侮蔑などはあったが、私はまったく気にしていなかった。
気にする余裕がなかったのだと思う。
でも彼はそうではなく――…彼自身へ投げられるつぶてには興味を示さなかったのだが――…よく、私のために喧嘩をしていた、ようだ。
気づくたびに私が諌めても、彼はなかなかその悪癖を捨てようとはしなかった。
事故にあった輸送船の操縦者は、ジェンダの父だった。
私はジェンダに対して、父の事故に巻き込んですまないと思っていた。
同様にジェンダは、私を、彼の父の起こした事故に巻き込んで、すまないと思っていた、らしい。
――…あの事故の後、私たちを繋ぐ友情に、別の意味が内包されたのだろう。
それが必要なものだったのかは知らない。
だが、それは生まれ、育ち、友情と絡まって剥がれないものになってしまっていた。
彼が私の部下として働き始めた頃から、彼の口調は何故か改まった。他のものの目もあるし、線ははっきり引くべきと言うのだ。
理屈で来られたら彼に叶わない。
しぶしぶそれを了解したが、なぜか彼はプライヴェートでも敬語を使うようになった。
どうして、と問うと、それが必要だからだと彼は言う。
意味がわからないまま、私はそれに淋しさを覚え続ける事になった。
――…貴方は本当に、誰にでもお優しい。
呆れるように彼はよく、私に言った。
そんな訳がないことは自分がよく知っている。
色々と面倒くさがりなだけで。
「いや、差はつけてる。……お前には厳しいだろ?」
「まさか」
……彼がそう言う理由を知ってなお、私の姿勢は変わることがなかった。
変えようがなかったのかもしれない。
私の死後、私の商談用アドレスに届いたメールは、彼に転送される事になる。
発注があれば、そこで処理される事になるはずだった。
届きませんでした、というメッセージと共にメールを叩き返すのは、なんだか躊躇われた。プライヴェートなメッセージが届くことはないだろうから、問題ないと思う。
/*
届くかもしれないと思ってなかった俺です
(グレーテごめんちゃい
プライヴェートアドレスに送ったのかもしれないが。
『俺の大事なもの、そうでもないもの。
全部あわせて、お前にやる。
それをどうしても構わない。
お前のためになるなら、使えばいい。
そうでないなら、捨てればいい』
……悲しい思い出や、しがらみごと。
そう思いながら打った、遺言めいたメール。
俺の全ては彼に引き継がれることになるが、彼の今後を拘束したくはなかった。
そろそろ、彼は彼のために生きるべきだと、ずいぶんと前から思っていた。
ここまで彼に甘えてきた癖に、ひどい話だと思う。
でも他に書きようもなかった。
彼の誠意と労力に見合う何かを差し出せていたのかはわからない。
残せるだけの何かを残しはしたが、それでバランスが取れるようなものではないだろう。
――……バランス。
取れるはずも、ないのに。
――…そうしてまたここで、取った彼の手は。
最初に会った時に、触れた感触のままだった。
とりあえず文句を口にして、それから。
言いたい事が多すぎて、言葉を選べないまま。
ただ笑顔を向けた。*
王国大将 シロウは、さていい加減表を出そう。[ごそごそ]
[用意された珈琲に礼を言い、喉の渇きを潤すために一口含む。
何か迷うような素振りを見せるゲルトを見て、こちらから口を開くのは止めた。
相手が口を開くのを待つ]
ああ、こちらは負けを認めよう。
権限についても承知した。
こちらは俺が一切を取り仕切る。
[交渉を主星に任せてしまったら余計なことをされかねない。
ここで纏めてしまうべきと考え、そう言葉を発した]
[提案の前に聞きたいことがあると言われ、対面に座るゲルトを注視する。
が、]
……俺から見ての陛下、か?
[持ち出されるであろうと予測した話題の斜め上を行く問いに目を瞠った]
ちぃと難しい質問だなぁ…。
[問いかけに瞑目して考え込む。
彼が何を意図して問うたのかと思考したが、それは途中で打ち切られた。
ここで取り繕ったところで何もならないと考えたために]
絶対的な国の象徴、なんて言う在り来たりな答えを期待してるんじゃないんだろう。
[先にそう答えて小さく笑う。
それから表情を正して、視線を珈琲の液面へと落とした]
国の御旗、民を率いる王者、軍を統括する上官。
覇道を掲げ、大業を為そうとする覇王。
この辺りは誰から見ても分かることだろう。
俺の中にもその側面を持つ陛下像は確かにある。
……だが俺にとっての陛下とは、援くべき
[表向きに口にしていたものと、ずっと内に秘めていたもの。
その両方を口にして、ゲルトへの答えとした]
陛下が王女だった時代から10年間、俺はあの方の傍に居た。
陛下のプライベートルームにも足を踏み入れることが出来る程にな。
我侭で手も焼いたが、ずっと支え続けていく大切なひとだと、そう思っていた。
[そこまで言って、答えになっただろうかとゲルトを見る//]
/*
おはよーございます、と。
布団を振り切って起き出してきたら、よいものが見えた。
……そーいや、鯨さんの甲虫部隊(航宙とかけていたのはどうでもいい裏話)は半壊とでていたが。
相方どないなったんだろね、とふと思い出した。
>>-725
いやいや、使ってもらえただけでも嬉しいんだぜ……!
こっちからひっそり投げるものがどうなるかはわかんないけど、うん。
/*
>>-749 コンラート
エーヴァルトはおれの想像では生きている!
ラストも出撃してるんだろうなぁと思うんだが、コンラートと同じクオリティで書けるはずもないので戦闘中は書くのを諦めた。
今後出せればいいけど、なにせこの遅筆なのでそこまで辿り着くかわからん。
[BGMと共に玉座が壁伝いに降りてきて、着地に合わせてフェードアウトする音楽の余韻に、床に玉座が降り立ちロックされる重い金属音が重なった]
おはよう諸君。
昨夜は一撃のみですまなんだ。
余が居るとシロウが喋りづらいだろうとは思うが、シロウならば成し遂げてくれよう。
ジョンB報道官より:
女王陛下の入場BGMでございますが、
やはり女王ということで『威風堂々』第一番中間部がイメージに合うかと思っております。
グレートヒェン補佐官にだけ分かるよう付け加えますと、特にランディ・サベージverが覇王らしいかと思われます――動画が見つからなかったのが残念でございます。
あと総旗艦では生演奏でございましたが、コンラート中佐の縁者の方がそこにいらっしゃったかもと思うと、拾う発想に至らなかったことを女王陛下は気にかけておいででございました。
/*
あ、余談ながら。
独り言にタイトルぽさっと書いてたから、まあ、ユーリエのひとにはわかったと思うんだが。
ピアノ演奏には、元曲ありました。
Senses Circuitさんの『雪解け春の芽生え』の(Classic)の方だったのでした、とひそり。
>>-752
突っ込み。
うん、間違いなく突っ込まれますよ、ね……!
>>-753
生きてたら、間違いなく出撃してますし、ね!
多分、残りメンバー全部混ぜて、4機編成4小隊とかにして飛び回ってたんじゃないかなあ、とかほえほえ考えてました。
出してもらえたら嬉しいけど、無理無しで、ですよ!
王錫については……
余では最後まで抜けないつもりではあったが、ここぞという時に抜けるのも熱いのでシロウは自由にしてよし。
和名キャラが提げていた方が似合うしな。
ただこれのルーツについては今後のるがるで描写される方が美しいかと思っておるゆえ。
錆びて固着しているのではなく、抜けないように意図的に細工されている、とだけ。
/*
とーとつに回線が落ちおった……何とか復帰。
陛下もおはようございます。
>>-757
見たい言われたwwwww
じゃあ、頑張ってみます。
>>-760
BGM解説がΣ
なんというか、陛下の音的なイメージは、オーケストラと、あと単独のイメージとしてグランドハープの独奏とか、そんな感じだったなぁ(わかりにくいです
そして、そこはお気になさらず!
軍入りしてたのは音楽赤点な叔父でしたし、拾って結びつけるのは難しかったかな、とも思いますので。
>>-762
あははw
単独で叫ぶよりかは、あの方が面白いかなあ、と思ったら自然にそうなったというオチなんですけどね、あれ。
ジョンB報道官より:
探し直したら動画が見つかりました。
こういう曲でございます。
http://www.youtube.com/watch?v=7AtDarCLRWQ
/*
そういや。俺のBGMは、カプースチンの、8つの演奏会用エチュードのトッカティーナです。
いや、好きなんですカプースチン。
アムランのも好きだけど、自作自演が好き。
低音の重厚さを出したかったけど、まあ俺の厚みがねえ。
俺のやるキャラクタにしては大人ではありましたが。
/*
>>-767
うんうん。
特に、俺は単独多かったから、余計に、でしたw
各隊員にびみょーな個性持たせるのが楽しかったです(
とりあえず、幕間ということで、何か書いてみよう。
[ごそもそ]
[シロウの口から語られる女王像に
柔らかく目を細めて聞き入る。]
……… 安心、しました。
[聞き終えて、最初に零れた言葉は、安堵だった。]
私はずっと、今戦っている相手が
―――得体の知れないなにかに思えていたんです。
こちらの理屈が通じない、
ただ、打ち払うしかない相手のように。
[それは、会談で言葉を交わしてから、
ずっと抱いていた印象。]
でも、あなたのような人が側にいて、
そんなことを言うなら
―――やっぱり、彼女も人だったんだなぁ、って。
…あ。すみません。
[しみじみと述懐してから、
失礼なことを言った気がして恐縮する。]
/*
>>-774 リエヴル
威風堂々ならおれも弾いたことある!
おれはエレクトーン単独と、エレとピアノの合奏でピアノパートと2回かな。
中学の下校タイムに管弦楽部がこれを練習してて、その練習を聞いて好きになったんだよなぁ。
/*
>>-769 リエヴル
う、うん。
好きといってもらえるのは嬉しいし、ありがとうというけどな!
そんなんじゃないんだよう。とか言いたくなる罠
[時を同じくして、シロウからの通信を受け取る>>73]
はっ、こちらも残念ながら敵に囲まれてしまい、
すでに戦闘を停止しております。
[簡単に状況を伝えて]
どうでしたか……?
[思い出されるのは、最後の戦いにおもむく前の会話>>5:214
もっとも聞かなくても、この状況が答えであるのだろうけれど]
/*
リエヴルはいってらっしゃいませ。
そして、思い出したように元帥閣下からの通信に、こたえておくのであった。
全然後まわしでいいというか、ゲルトとの会話優先で!
……は、 ははは。
そうか、そんな風に感じていたか。
[ゲルトから零れた言葉に一瞬呆気に取られ、その心情を知り笑い声を零した]
お互い、曲げられぬ信念を持っていたんだ。
理屈でどうにか出来るもじゃない、強い想いを。
……特に陛下は自分の過去を封じてまで、覇道を掲げその道を拓いたからな。
曲げられやしなかったんだよ。
[ぽつ、と。
話す心算はなかったのに、つい、頭にあったことが口を突いて出た]
ああやって進んで来た方だ。
陛下を理解出来ない、悪く印象を受け取る者だって多いだろう。
貴公のように”人ではない”と思う者も。
だが誰が何と言おうとも陛下は”人”だ。
人を愛し、人類を愛し、それを護るために覇道を敷いた。
……ま、不器用だったとは思うがな。
[方法が極端すぎたと、そう思う部分は少なからずある。
それでも、それが彼女が選んだ道。
師として、友として、臣下として。
成し遂げたいと思ったのはシロウの偽りない心//]
…………託すに足る相手だと思うぜ。
尤も、俺達が目指していた方法とは異なるものになるだろうが。
陛下が目指したものはひとつだが、それに至るための方法はひとつじゃない。
彼なら、きっと成し遂げてくれる。
[自分が感じたことを口にし、小さく、笑みを浮かべた^]
そうですか……。
[望みどおりの返答にこちらも笑って返して]
……私は、これから旗艦シュバルツへ。
フランツ・フォン・バルテン少将に会って参ります。
[笑われて、さらに恐縮しながら紅茶を一口含む。
温かさが、ほんのすこし気を落ち着けた。]
曲げられぬ信念、ですか。
[胸に手を当てて、自分に問う。
自分の抱いている信念はなんなのか、と。]
確たる信念を持つ人は少なく、
それを実行に移せる人はもっと少ない。
女王陛下は、そんな希有な人だったのでしょう。
[自分がこう言うのは偽善だろうか。
敵対し、殺した側の人間でありながら。
それでもあれだけの影響をもたらした相手に
抱く感情は、単純なものにはなり得なかった。
自分の信念とやらは、彼女無しでは成り立たない。]
私は―――結局、彼女に至ることはできませんでした。
[口にしたのは、演説を引いての言葉。]
至ることができたのは、
ラートリー…イクリプス中佐と、
ロー・シェン・フェン少佐。
彼らだけでしょう。
だから、私には聞く資格など無いのかもしれませんが…
[シロウの、細い目の奥にある瞳を、ひたと見据える。]
聞かせていただけますか?
あの人が求めたものを。
目指した先の道を。
― 少し前 ―
シュヴァルツへ?
[フランツに会いに行くと聞いて、僅かばかり驚く声。
次いで聞こえたのはシロウの知り得ぬ繋がりだった]
そうか……そうして来い。
旧交を温めて来ると良い。
[
18年前に離れたきりであろう彼にそんな言葉を投げかける。
申し訳ないと思う気持ちは残念ながら抱けなかったが、この面会で彼らが再び手を取ることになれば良いと、そう願う*]
[ゲルトの言葉を聞きながら、カップを口に運び珈琲を含む。
口の中に苦味が緩やかに広がっていった]
そうでなくば、あのようには振舞えまい。
[女王を評するゲルトの言葉に同意を示す言葉を紡ぐ]
その2人は…そうだな、至れたと言えよう。
方法はどちらも異なるものだったようだが。
──…だが、貴公が今後至る可能性は、残っている。
そして俺は、貴公にはそれが為せると思っている。
[そこまで言って、こちらを見据えるゲルトをしっかりと見返した]
陛下が目指していた『銀河一統』。
その根底には人類の統一がある。
それは単に国を力によって統一するものに非ず。
人類の『一統』とは、総ての人類に平等が齎されること。
身分も、国境も、人を分け隔てるもの総てを取り払った世界。
それが、陛下が求めていたものだ。
総てをひとつとするため。
そのために陛下は覇道を掲げ、その道を歩んだ。
…会談の時、貴公の問いに陛下が「統一後に何があろうかなど知らぬ」と言っただろう。
それは”陛下”と言う唯一無二の存在の下、自由に世界を作れと言う意味だったと俺は思っている。
人が集う以上、どこかに争いの種は蒔かれる。
それを抑制するのが”陛下”と言う存在であり、平等を維持するシステムであると。
平等を維持する代わりに未来を作る者達に口出しはしないと、そう言う意味だったんじゃねぇかと思っている。
俺も、陛下の想いを聞いたのは間際のことだ。
その時は陛下が半ばで斃れることを前提としていたからな。
貴公と会談した時の、生きて成し遂げる時の想いは想像することしか出来ん。
[そこまで言って、喉を潤すために珈琲を口に含む。
話し続けて水分を欲していた喉に、コーヒーが染み渡るようだった]
陛下が目指した先はひとつだが、目指すための道はひとつではない。
貴公ら連邦国が歩む道───その先にも陛下へ至る道があると、俺は思っている。
今はまだ至れて居ないかもしれない。
だが、様々な立場の者達を受け入れた貴公ならば、きっと。
[可能だと、そう断言するようにゲルトを見詰めた//]
[怪我人の収容、修理可能な艦への対応など
いくつか必要なことを連邦軍に頼むと、
武器も護衛もつけずに迎えのシャトルでシュバルツへと向かう]
ああ、あいつは俺の昔の友だちだから……大丈夫だ。
それに何かするつもりなら、あの場で撃ってればすむ話だろ?
[心配するステファンにはそう声を掛けた。
恐ろしく真剣な目で見ていたので、彼なりに思うところはあるのだろう]
―戦艦シュバルツ・艦内―
[簡素な出迎えのあと、フランツがいる応接室に案内される。
人の出払った艦内にかつかつと足音が響きわたった。
――シャトルの中でもずっと考えていた。
いざ、遭うとなるとどんな会話をすればいいのだろうか。
彼が連邦軍に亡命した後、お互いに色々なことがあったはずだ。
だが僅かな面会時間では、とても語り尽くせるものじゃない。
本当に昔のように話せるのだろうか。
離れていた時間が長すぎて、不安が過ぎる]
[応接室に入ると、フランツがそこにいた。
会いにきたのだから当然のことだ。
だけど映像だけでは感じられないリアルな質感や空気が、
本当にそこにいる、という気持ちを思い起こさせる]
うん……、久しぶり。
そうだね。
……こんなところで会うとは、思ってなかった。
[こんなところ、がなんだか可笑しくて少し笑った]
[勧められるままに椅子に座ると、
紅茶の用意をするフランツ背中が視界にうつる。
制服ごしから推測するのは伸びやかな筋肉。
白兵戦の技量はいかほどであろうか。
――つい、そんな思考で彼を見てしまうことに気づいて、
慌てて目を逸らした。
彼に掛ける言葉がすぐには見当たらなくて、気まずい。
シンプルな応接室には、絵や花といった鑑賞に耐えうるものも
存在しなかったから、
仕方なく秒針を刻む時計をぼんやりと眺める。
少しすると香り高い茶葉の匂いが鼻腔をくすぐりはじめた。
茶葉の種類については全く知識がない。
ただ、フランツと彼の母がいれる紅茶が
一番美味しいことだけは知っていた]
[細められた目。
やや掠れた声。
どちらも少年の頃には持たなかった、大人びた雰囲気。
それなのに、紅茶セットを持って静かに佇む彼は、
記憶の中の少年と重なって――]
おれも…………。
あいたかっ………。
[あの日からずっと我慢していた想いが胸に溢れて、
紡ごうとした言葉は詰まって最後まで音にならない。
怺える目からぽたりと熱いものが白い手袋に落ちると]
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