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よーいしょっと
しゅっぱあつ!
[初回探査の予定を聞いたりしながら鉱山を目指す。
集落を出る際、昨日口げんかした子供の姿が見える。その表情はとても不安そうで、目に焼きつく。ニッとした表情で軽く手を振った。
ざわざわとした胸中は、穏やかな風とは正反対だ。
移動中はゆるい浮遊をする。歩いているようにもみえる。
昨日岸まで歩いて思い知ったが、こちらの方が消耗が少ない。
体力的な意味で。]
/*
崩落事故ねーーー
ちょっと起こしてみたかったんだけど、
今晩鳩なんだよな!!
あと俺地味にイベント!多いから!
他の人に譲ってみたかったりもした!
ここが…スマラクト島の…鉱山…
[入口を見詰る。
鉱山のほうから吹く風は、決して心地よくはない。
けれど、行かなくてはならない、と。
ならない――と。
周りの風も、囁くようで。
少しの間、立ち尽くしていた。]
― 出発当日/集落 ―
[今後の注意や方針を聞く為、朝早く集合場所に赴いた。
非常物資や携帯食>>745の配給が行き渡ったことを確認し、最終的な調整にかかる。
リストにある面々の名と、各々の能力とを再度照合するのもその一つ。]
さ… 行こうか。
[号令の声に続き、周囲を促して歩く。
腰元に提げた剣は、昨夕、集落のちびっこが持ってきてくれた。
二本あった剣のうち、片方は捜索の手間を省いてくれた礼としてあげる事にした――遊び道具にせぬこと、無闇やたらと抜き身で振り回さぬことを約束した上で。
思い入れもないではないが、思わぬ宝物を手にした少年の満面の笑みと引き換えなら、そう悪い取引ではなかったと、思う。]
― 鉱山入口 ―
――…物々しい。
[勘だ。
異様な、と形容するには少し早かろうか。
けれど、見る者が見れば徒ならぬ雰囲気が充満していることは容易く察知出来そうなもの。]
魔法鉱の反応か、 ……いや。
[足を止める幾人かを見遣れば、魔力の有無に関わらず何らか感じるところはあると知れた。
鉱山から吹き付ける風が頬を撫でる度に心にかかる暗雲は、自らの内に働きかける性質のものでは今のところ無いようだ。
他の面々が何を思い其処に立つのかは知りようもないが。]
…っと。
[鉱山に足を踏み入れる直前、何かを探すよう周囲を見回し。
目当てを視界に映せば、其方へと歩いて行く。]
おはよう、シェイ。
君のお目付けを頼まれている。
暫くは俺が目を光らせることになるから、宜しくな。
[少年の肩に手をかけ、良い笑顔で宣告した。
船上での指令>>0:491が、鉱山へと引き継がれた形。]
ああ、別にぴったりくっ付いていろって訳じゃない。
男にくっ付いていたって嬉しくなかろうし。
…視界の中にきっちり居て貰うだけだ。
[慰めにもならぬ言葉を付け足したが、少年はどんな顔をするか。
集落でそれとなく様子を窺った彼は、無茶をしたり単独で行動している事は然程多くないように見えたから、今のところ余り心配はしていなかったが。
何れにせよ、目配りしておかねばならぬ対象がもう一人増えたことは確かだった。**]
/*
さて。
頑張って追いつこう。
しかし、あれだなあ。
発言設定、集団戦でよかったよな、と。
有り余ってしまっている赤を見て、思う。
赤、会話のみ空間なんだから、そんなにいらんだろ、と……!
― 出発当日/集合場所 ―
おはようございます、ウルズさん。
[挨拶と共に皆に配給を行っていると、ウルズ>>763から声をかけられた]
昨日、ですか?
…見た限りでは魔物の類は見かけませんでしたね。
中は、どうなってるか分かりませんが。
それと……プレッシャー、とでも言うのですかね。
上手く説明出来ないんですが、……威圧されているような、そんな感覚を受けました。
何か、居るのかも知れませんね。
[後半は気圧された形になった自分を恥じるように微苦笑を浮かべながら、左手で首の後ろを撫でた]
― 出発当日/鉱山入り口 ―
[一通り配給も終え、箱を片付けてから鉱山の入り口の前へと立つ。
前日に来た時と同様、自分とは相容れぬ何かを感じ取り、眉根を寄せた。
こくりと唾を飲み込んで顎を引き、気圧されぬよう、未知への顎門を睨め付ける]
(20年前に『何か』が落ちた場所…。
『古神大戦』の舞台となり、
『黎明の黒竜』が眠るとされる島…。
何が、あるってんだ?)
[自身の出自を知らぬが故に役目を知らず。
役目を知らぬが故に成すべき事を知らぬ。
好奇心とは全く違う、己が身の奥に潜むモノ。
相容れぬ力に対しざわめくそれは、早く、と自分を急き立てる。
けれど何を早くと急き立てているのかが分からなくて、もどかしさを感じていた]
─ 早く ─
─ 目覚めて ─ ─ 自分の力に ─
─ 気付いて ─
[腕輪から流れる意思はタイガに未だ届かない。
とても懐かしく、優しい、彼を愛した声なのに]
[眼を閉じ、大きく深呼吸して気を落ち着ける。
再び眼を開くと、先へ進もうと言う強い意志が瞳に宿っていた]
皆さん、出発しましょう。
[師であるローゼンハイムからの出発の号もあり、周囲に声をかけながら鉱山の入り口へと足を進めて行く]
[その途中、ツィスカの傍に寄り声をかけた]
フランツィスカさん。
鉱山の中では何があるか分かりません。
出来るだけ離れないようにしてください。
離れる場合でも単独行動は避けるように。
必ず、誰かと行動してください。
万一魔物などに遭遇した場合は後ろに下がって───。
[それからツィスカを見詰め微笑んで]
この先何があろうとも、貴女は私が護ります。
喩え離れていたとしても、必ず。
[はっきりと口にして伝える。
船が難破した時は何も出来なかった。
だから、この鉱山で何かあった時は必ず護り切ろうと。
強く、心に誓う]
さぁ、行きましょう。
[相手の反応を見てから、鉱山に入ろうと移動を促す。
相変わらず相容れぬ力を感じていたが、それに負けぬよう、力強く*進んでいく*]
さぁ、行きましょう。
[相手の反応を見てから、鉱山に入ろうと移動を促す。
相変わらず相容れぬ力を感じていたが、それに負けぬよう、力強く*進んで行った*]
― 出発前日:集落広場 ―
……え、と。
[『私もいるから』という言葉>>708に、上がったのは、困惑した声。
次いで告げられた想いにも、どう答えたらいいのか、の判断がつかなくて口ごもる。
ツヴィンガーにもふもふされていた影響も、少なからずあるだろうけれど、まあ、それは余談。
独り言のようなディークの答え>>702には、数度瞬いた。
支えと感じているものはいる。
先に、はきと宣する事ができたのも、その存在に因る所が大きい。
これまで慕い、頼っていた『兄』にあるものを感じた事もあってか、無意識、『彼』へと頼る想いは強くなっていた。
とはいえ、そんな内面は言葉にできぬから。
ただ、はい、と頷くに止めて離れるディークを見送った]
ええ、と。
それは……。
[頷きを返したツヴィンガー>>719から向けられた言葉に、視線が彷徨った。
彷徨いながらもきっかり一方向は避けている辺りはご愛嬌、というところ。
恐らく、彼には察しもつくだろうが]
……養父さんも、です、けど。
大事な人、みんな、です、よ。
[間を置いて返したのは、それもそれで、偽りのない言葉。
手を振り、離れるツヴィンガー>>720には、こちらこそ、と頷いて。
紅の姿が遠ざかると、ひとつ、息を吐いた]
さて、と。
準備があんまりない、って言っても、ただぼーっとてるだけじゃなんだし。
俺、戻って剣の手入れとかしておくよ。
ツィスカも、ゆっくり休んで、ね?
[大人二人と別れた後。
できる限り、いつもと変わらぬ口調でこう言って、一先ず戻ろう、借りている空家へと向かいかけたが]
…………。
[数歩進んだ所で足を止め、それから、おもむろに振り返って]
― 出発前夜:空家 ―
[その後、運び込まれた漂着物の中から幾つかの私物──個人の遺跡探索で使っていた愛用の小物類との無事の再会を果たしたり、それらや剣の手入れをして。
明日の事を思えば、と早目の休息を選択した──のだが]
……くっ……。
[訪れる眠りは、穏やかならざるもの。
地の底の『揺り籠』に眠る躯。
その変容の痛みの記憶が意識を苛む。
それが訴えるのは、完全なる復活。
それを果たし、再び覇者たらんと。
眠れる『御魂』が、咆哮する]
……っ……、れ、はっ……。
[言葉にならない抵抗の声が落ちる。
僅かに──ほんの僅かに残る、拒絶の意思。
それを押し潰そうとするかのように、痛みが意識を揺さぶる。
攻防はやがて、漣のように痛みが引く事で、途切れ。
それと共に、夢現の狭間から、現への帰還が成された]
……封、を。
[間を置いて、零れるのは、掠れた呟き]
縛す、力……それを、もたらした、ものを……。
…………滅し…………とか、ねば…………。
[封を施したもの──養父を、滅すれば。
不安定さが齎すこの痛みからは解放される、と。
本能によって刻まれた認識が強くなった直後に、意識は夢のない眠りに堕ちた。*]
― 出発当日 ―
[深夜の一幕もあり、目覚めが酷かったのは推して知るべし、というところか。
それでも寝過ごさなかったのは、昨日と同じく養父が起こしに来たから]
……養父さん……。
[挨拶もそこそこに、じ、と見上げた。
聞きたい事、言いたい事。
数え上げたらきりがない。
そんな思いは伝わったのか、養父は後でな、と苦笑して、頭を撫でてくる]
……だから、何度同じ事…………ったく、もう。
[結局、問う事はできぬまま、部屋を出て行く養父を見送って。
支度を整え、集合場所で携帯食を受け取った後、鉱山へと向かった]
― 出発当日:鉱山入口 ―
……ここが、魔導鉱鉱山。
[調査目的地である、鉱山の入口に立つ。
冥く開いた入口の先には坑道の薄闇がある。
にも関わらず、そこには光があるような気がした。
それと共に、何か。
光とも闇ともつかぬものの気配も感じるのだが]
……随分と、知らぬ気配が増えた……な。
[光とも闇ともつかぬのは、恐らくは異変の影響で生み出された異形たち。
とはいえ、それをどうするか、の『結論』は、既に出ている。
故に、脅威とは感じていなかった]
[ふるり、と首を軽く振る。
鉱山から感じるのは、ただ、呼び声のみ。
……それと共に、微か、響くのはか細い泣き声。
それが、誰の声かは知る由もない]
出発……か。
[養父の号令とタイガの呼びかけ>>782に、もう一度首をふるり、と振る。
何かを振り落とすような仕種の後、ゆっくりと、薄闇の内へと踏み込んだ。*]
最初に伝わったのは、足元の揺れ。
地震、というには、いささか唐突で不自然な揺れは、突き上げるような震動を経て、静まる。
その揺れに重なるように、異様な響きの声が坑道内に木霊し、そして。
何かが崩れ落ちるような轟音と、今度は坑道全体が揺れるような、そんな衝撃が伝わった。
その衝撃が意味するのは──入口部分が突然の揺れで崩落した、という。
単純で──非常に質の悪い現実だった。**
─ 回想・出発前日 ─
うん、ありがと。
綺麗にしたら、もうちょっと慣らすつもり。
[カークの助言>>758に、笑顔を返し頷く。
無理はするなと言われたのには、きょとんと瞬いて。]
大丈夫だよ。
多少短くなっちゃったけど、これ自体が変わった訳じゃないもん。
[そう言って、また笑ってみせた。
折れてしまった柄は木材。
耐久性を考えれば接ぐ訳にもいかないから、柄自体を替えるしかない。
全く同じものと替えられるなら良いが、それは不可能に近いだろう。
ならば、持ちなれた柄のまま変わった長さと重さに慣れる方がまだ早い。
そう思う胸の内は、カークに無理はしていないしするつもりもないと伝わっただろうか。]
─ 回想・出発前日 ─
[集落に戻りカークと別れた後>>759、アリーセの姿を探し。
見つけると同時、彼女に駆け寄った。]
リセ、今手、空いてる?
柄は短くなっちゃったけど、刃自体は無事だったから。
傷みの程度とか、リセに見てほしくって。
[柄が半分程の短さになった自分の武器を見せて頼むと、彼女も気にしてくれていた>>746らしく了承を得られて安堵の息をついた。
リヒャルトがまだいたのならここでようやく気付いて、へにゃりと眉を下げ。
ハンカチはまだ乾いてなかったからこの場で返すことはできなかった。
リカの手直しが終わるまでは傍を離れず、終わるとすぐにお礼を言ってグレイヴを受け取り。
その後は誰かに呼ばれたならその人の手伝いをして。
そうでなければ今の武器に身体を馴染ませる為、集落から少し離れたところで鍛錬に励み。
昨日から借りたままの空家に戻ると手早く出発の準備をしてから、翌日に疲れを残さぬよう早めに休んだ。]
ルト、ルト、まって。
[ふと気がつくと、幼馴染を追いかけていた。
けれど、どこかおかしい。
彼の名を呼ぶ自分の声に、視界に、違和感がある。
手も、身体も、小さい。
呼びかける彼も、よく見れば剣を教わりに来た当初の姿で。]
ルト、ルト。
だいすき。
[あ、これ、夢だ。
待ってくれている彼にかけよって、嬉しそうにまとわりついている自分を見ながら、思った。]
ルト、ちょっとこっち、来て。
[ルト、と呼ぶ声に緊張が混じっているのが解る。
頬を赤くしながら彼を見上げ続けるのに疲れ、繋いだ手を引いて移動したのは椅子の前。
その上に立って目線を合わせ直すと、深呼吸の後。]
ぼく、今はまだこんな、ちっちゃいけど。
でも、ぼく、がんばって、いろいろ、がんばるから。
だから、ルト。
おっきくなったら、ぼくの、ぼくを、ルトの。
あ、ち、ちがっ
いまのは、ちがうのっ
[およめさんにしてと言いたかった。
おむこさんになってと言いたかった。
そのどちらを言おうか悩んで、悩みすぎたせいでごちゃ混ぜになって。
一世一代の告白は、台無しになった。
束の間の沈黙の後、両親や周囲の門下の失笑に耐えられず大泣きした自分を慰めてくれたのは告白を向けた相手だったか母だったか。
告白の返事はどうだったか、普通に考えれば実現不可能なお願いなのだから無かったことにされたかもしれない。
でも、もう一度言い直す勇気など持てるわけもなく。
後になればなるほど、改めて言うことなど出来なくなって。
結局あやふやになったまま、けれど今も変わらず抱いている、願い。]
おとーさん。
ぼくに、剣のつかいかた、ちゃんとおしえて。
つよくなりたいの。
だれよりも、ルトよりも、つよく。
[いつの間にか、情景が変わった。
さっきよりも少しだけ大きくなった自分が、父親を見上げて頼んでいた。
どうしてそんなことを、という父からの問いに、表情を曇らせて。]
だって、ルト。
剣もつの、あんまりたのしくなさそう、だから。
だから、ルトが、剣をつかわなくて、すむように。
ぼくがつよくなったら、ルトが剣をもたなくても、よくなるでしょ?
だから。
ぼくが、ルトの剣に、なる。
[真っ直ぐ言い切った自分に、父はどんな思いを抱いたか。
それは解らないが、この願いは受け入れられた。
それこそ、過剰とも言われる程の指導で応えてくれて。
そのおかげで、幼馴染と共に居られるようになれたのけれど。
でも。
本当は、不安でたまらない。
この時の決意に、今の自分は釣り合っているのだろうかと。]
・・・・・・・・・・・・・あ、れ
[気がつくと、見覚えの薄い天井をぼうっと見つめていた。
ようやくぱちり、瞬いて。]
……目、さめたん、だ。
[見た夢は、懐かしいものだった。
でも、今感じるのは懐かしさよりも、恥ずかしさ。
昔の話なら、子供の時だからと笑い飛ばせもするけれど。]
───…変わってない、なぁ。
[年を経てきたというのに、変わらない自分に呆れる。
そう、初めて会った時から、ずっと。
あれから十年以上経っても、変わらず。
でも、幼馴染は変わってしまった。
頭を撫でてくれなくなった、抱きついたりするのはいけないと諭されるようになった。
最初は小さな子供相手だったのだから、これが当たり前なのだろうけれど。
いつか、自分ではなく違う人が彼の優しさを独り占めする日が、くるのだろう。]
/*
にしてもwwwwwwwwww
www それにしても、さ
しっかし可愛いな。
これだけ懐かれて慕われりゃあ、内心穏やかで居られないだろう。
えー、単純に8歳差、だっけ? ははん。(←
[自分はただの幼馴染で、しかも年が離れていて。
子供扱いでも優しくしてもらえるのが嬉しくて、変わりたくなくて。
でも、それはきっと自分だけで、幼馴染は変わっていって。]
…さみしいな。
[こう思うのは、やっぱり子供じみているからなのか。
鉛を飲み込んだような重みを感じながら、身支度を整え集合の場所へと向かった。**]
/*
フレデリカ可愛いな。
いいな、リヒャルトはこんな可愛い幼馴染がいて。
いや、タイガも可愛いけどね!?
所で各自の関係が色々とごちゃごちゃして混乱気味なのでwiki見直してて気づいたんだが。
黒竜陣営→男ばっかり
縁故関係→男ばっかり
アデルの周りは男ばっかりでむさ苦しい。
魅力的な女性キャラ沢山いるというのになんという…。
/*
にしてもなであさん可愛いなぁ。
[わざとの中身褒め]
リヒャルト羨ましいぞこの。
……あっ、また蒼さんと絡んでなi
/*
くらいもの準備してたら目に入った連投に和んだの巻。
さて、養父さん食う前にやりたい事があるんだが、できるかなぁ……?
わかった!ツヴィンガーの野郎だな!?
相手が上司だからって従う事ないぜリヒャルトおー
お前もガキのお守りなんてヤだろー?
[肩にある手をぱっぱと払おうとしながら言った。
自覚はある。]
─ 回想・出発前日 ─
……ふぅん。
それなら、今回のリヒャルトさんは無敵かしら。
なにせ。
[リヒャルトの言葉>>755を、真剣な面持ちで聞いた後。
不意にクスリと笑った。師から、リカが本格的に修行を始めたと聞いた時の、一世一代の告白>>802を思い出して]
お婿さんが一緒なんだもの。
[茶化したわけではない。ただ。
その言葉は説明を求めたりするものではなく、心の在り様として受け止めておくべきものだと、どこかで感じていて。
話題としてはは自然と流れただけ、だったはずだ]
─ 回想・出発前日 ─
リカ!
見つかったのね。良かった。
それはリカのためを考えて用意された一品だもんね。
[噂をすれば何とやら。そうこうするうちにフレデリカ>>799が戻ってきた。自分からも手招き、受け取ったグレイブの状態を確認する]
んー。流石に刃は少しやられてる、ね。
柄が短くなったってことは、少しだけ軽くなっちゃっても大丈夫かしら。
[研磨と付け根への巻鋼を何度か調整して、その度にリカに確認して貰った。打ち直しまでは出来ないから、応急処置に近いものだったかもしれないが]
少しは使いやすくなった、かな?
いつものようにとはいかないから気をつけてね。
[妹のようにも思う少女が身を守るための大切な品だ。
出来うる限りのことをして、彼女に返した]
― 出発当日 ―
あ、生活品のことまで気が回ってなかったわ。
ありがとう、タイガさん。
[集合場所には結構早くからいたとか。
携帯食>>745を運んできたタイガに礼をいい、荷物に加えた。
採掘道具一式は結構な重量もあるが、慣れた様子で背負っていた。見た目よりは鍛えてあるのだ、これでも。
リヒャルト>>754の言っていた通り、剣の師である恩人は半年だけでもみっちりと指導をしてくれたから。
号令>>782が出ると、集団と離れることなく鉱山に向かった**]
― 回想:出発当日 ―
[>>762 空家を出発する前に、自分を心配して気にかけてくれるロシェルに一瞬きょとりとしてから、少し笑って]
はい、気を付けます。
もう、ロシェ姉様ったら…危険な魔物だっているかもしれないことくらい、わたしもわかります。
……ロシェ姉様も、気を付けて
[口許から笑みが消え、消え入りそうな声で紡ぐ。
ロシェルの両手をとって、両手で包むように握り、胸元に寄せた。]
姉様が強いのはよく知ってるのに…ふふ、変ね、ごめんなさい。
この調査が終わったら、里に帰る前にちょっとだけのんびりしましょう。わたし、日焼けってしてみたいのです。
[己の不安を打ち消す様に、少しはしゃぐようにし、
ローゼンハイムが呼びに来ると、そっと手を離した。]
行きましょう。わたしたちの役割を果たしに。
[常の柔らかな声で、そう告げた。]
― 空き部屋の一室 ―
[白と黒の騒乱をみて―――望むもの在り
黒と白の相打ちをみて――望むもの在り
わかたれたか、黒き光よ。
眷属を差し向けたる、白き闇よ。]
……ぁあ…俺は、どっちだ。
[白黒の集いをみて―――]
― 鉱山第一層 ―
……ん。
[中に踏み込んだなら、感じるのは湿った空気]
どこかに、水場でもある……のかな?
[零れ落ちるのは、どこか暢気な呟き。
元より、この場所には違和など感じてはいない。
だから、その様子はいつもと変わらない──かわらなすぎるようでもあり。
愛用の小物の一つである、自身の魔力を込める事で灯りを生み出す硝子瓶を翳して周囲を見回す様子は、無邪気とさえ見えたかもしれない]
……道は、繋がっているようだな。
[周囲を見回しつつ、同時に辿るのは、力の流れ]
しかし、さすがに一本道、という訳にはゆかぬ……か。
それに……。
[ほんの僅か、声が、冷える]
どうやら、招いた覚えもない客も、居座っているようだ。
― 鉱山入口 ―
[集会場でタイガの持ってきてくれた携帯食>>745を荷物に加える。
ディークに持ち運べて必要と思われる量を調整してもらう。
里がディークに護衛を依頼したのは、旅慣れた者が必要だったからだった。
>>782 皆と共に、鉱山の入り口まで来る。]
………、
[護衛であり、出発してたら傍らに居たディークの服の裾を掴む。
その手が、微かに、ほんの微かにカタカタと震えていた。
裾を離し、その手をもう片方の手で押さえる。
ディークが何かと此方を見たならば、唇に弧を乗せて]
………こんなに深い洞窟は初めてですから、少し緊張しているだけです。
すみません、しっかりしなきゃ。
[見ておくべき景色は、この瞳には映らない。
そんなものは、知らない。
少女の生きる世界は、今も昔も白い白い闇に塗りつぶされている。
ふるっと首を振り恐怖を振り払うと、皆に続いて己の足で踏み出した。]
― そんで出発 ―
[準備。といっても、護衛役。
文献の必要もなければ採掘の道具もいらない。常の武装と医療道具を整えた後部屋より出る。出発前にイリスの荷物も整え、不足分は自分で持つことにした。
タイガより携帯食料>>745を頂く。現地調達が可能じゃない以上必要だろう。ローゼンハイムの号令>>782を聞き、イリスの傍らにてともに鉱山を目指し進んだ。]
―出発当日:空き家―
…ん…。
[ゆるゆると眼が覚める。
とても近しいものと共にいる夢を見た気がして。
名残惜しくベッドで転がって見たものの、
そうしてはいられないのも理解しているから。
手早く着替えなどを済ませると、
集合場所へと向かい携帯食を受け取って、鉱山へと。**]
― 鉱山第一層 ―
[鉱山入口で僅かに生じた躊躇いは、近くで起きたシェイとリヒャルトの掛け合い>>811によって吹き飛ばされた。
クスクス笑いながら、止まりかけた足を前に出して鉱山の中へ]
ヒカリコケは、まだちゃんと生きてますね。
奥に行けば発光鉱石が露出してるところもあるんですよね?
[団長であるローゼンハイムに話しかけながら、早速壁に触れたり、一部を擦ったりしていた]
― 鉱山第一層 ―
[ふるる、と首を軽く振る。
島に到着してから増えた仕種。
以前はなかったものだが、当人はそれと気づく事もなく]
……水場があるか、先に確かめておいた方がいいですか?
飲み水確保できるのは、悪い事じゃないですし。
[そんな問いを養父に向けて、投げる。
最初の揺れ>>#1は、その問いに養父が答えるよりも早かったか]
― 鉱山入口 ―
……怖いか?イリス。
[イリス>>818に裾を掴まれそこを通して震えているのがわかり周囲に聞こえぬようそっと聞く。洞窟は人を誘うようで捉えたものを離さない、まとわりつくような空気が漂っている]
謝ることじゃない。怖いことが悪いことじゃねぇ。
下手に勇気を出されるよりいいもんだからな。
あまり気を張り続けるなよ。もたないぞ。
[昔よりも随分高くなった背丈になったイリスの頭を軽くなでると、自分も続いて坑道へと入っていった]
― 回想:広場にて ―
へ?
………ああ……
懐かしいね、あなたにも聞かれていたんだっけか。
[一瞬、何のことだろうと瞳を瞬くが、悪戯っぽい笑顔が何を指しているのかに思い至れば、バツが悪そうに頬を掻いた。視線を暫し宙に留める。]
……フレデリカは、強いよ。
強くなった、とても。あの頃からは考えられない位に。
[今や優秀な前衛として足る能力の持ち主であることは認めている。
…認めている、のだが。認めているからこそ、前に立たせる事に迷いもあって。]
[言葉を接ごうと開いた唇は、足音によって再び閉じられ。
フレデリカが自分に気付いてから、軽く片手上げた。]
……お帰り。その顔を見るに、武器は見付かったみたいだな。
[彼女がアリーセに手渡した武器の状態を見遣れば、説明していた通り、随分と柄が短くなっている。僅かに表情が曇ったが、アリーセならば出来得る限り最適な状態に近く戻してくれるだろう。
職人と武人とが言葉交わすならそれを暫く見守ってから広場を後にしようと腰を上げた。どうなるものか見ていたい気持ちはあるが、サボっていると思われるのも困る。]
…悪いね、アリーセ。
どうにか、こいつが調整に苦労しないように応急処置してやってくれ。頼むよ。
[そして、ふと視線を金髪のもう一方に向け。]
そうだ、フレデリカ。
明日からの鉱山調査だけど、出来るだけ傍に居ておけよ。
任が最優先になるのは俺もお前も同じだが、目の届かない場所だと助けにもなれないからね。
[余計な不安を呼んではいけない。
胸中過ぎる嫌な予感は、口にはせずに。
軍人という枠を超えぬ程度の表現に留め、二人に注意を促したのだった。]
― 回想・了 ―
[睨まれた。が、怖くはない。>>810
寧ろまだまだ可愛い盛りに見える、などと口にしたら怒るだろうか。自分が軍に身を寄せた頃とそう変わらぬ年であることを思えば、一種の感慨が浮かびもするが。]
気が合うな。
[肯定された箇所には、そうだろうともと頷く。
シェイの抵抗を柳に風といった態で受け流そうとして――ひとつ、聞き捨てならない単語を聞きとがめ、もう一度払われた手を伸ばす。
彼に触れることが出来れば、むに、と良い音立てて頬が摘ままれることだろう。]
― 鉱山第一層 ―
[ツィスカから付かず離れずの位置で鉱山へと足を踏み入れる。
入って直ぐは真っ直ぐな道。
入り口付近は自然光が入り、道具が無くとも視界は明るい。
奥に行くにつれて自然光が届かなくなり、代わりにヒカリコケの光が行く先をぼんやりと照らしている]
灯りが全く無い、と言うわけじゃないんだな。
けど光源はあった方が良いか。
[背負い袋から取り出すのは以前の発掘作業の時に見つけた、魔力持つ者が触れると光る魔法鉱石。
ウェルシュが持つ小瓶と同じ原理だが、こちらは石そのものが光を発するものだった]
へぇ、発光鉱石も。
これと似たようなものなのかな。
[アリーセの言葉>>823を耳にし、自分が持つ魔法鉱石を掲げてみる。
眩しく発光するほどのものではなく、辺りを照らすには丁度良いものだった]
「野郎」じゃない。
ツ、ヴィ、ン、ガー、さ、ん。
せめて、ツヴィンガー呼びに留めとけ。
[にっこり、と笑みを張り付かせたまま。
注意というより、警告ともいう。
ツヴィンガーは基本的には寛大であるが……過去、己自身、色々とやらかしたこともある。]
悪いね、軍属の身、上官命令は絶対だ。
本当は船上でのお守り…おっと、お目付けを頼まれたんだが、そんな暇がなかったしな。ま…不満も不便も不信もあるだろうけど、我慢してくれ。
[正確には“絶対”ではないが。そこはそれ、時と場合だ。]
― 鉱山第一層 ―
[鉱山内部は皆の足音やざわめきなどで多少は騒がしいが、それでも静かだった。
外は風が吹き爽やかな空気を感じられたのだが、ここは少々湿っぽい。
近くを歩いているウェルシュは普段と変わらぬ様子に見える。
鉱山へ入る時は他の皆はそれぞれ、何かしら思う所があったように感じられたのに。
それは自分自身が入る事に躊躇いを覚えていたせいで、他の人もそうだと勝手に感じているだけかもしれないが。
それでも、ウェルシュの変わらなさは違和感を感じる。
まるで作っているような。
>>824のウェルシュの言葉を聞いて頷き。]
そうだな、必要なら私が先行して調べに行ってもいいが。
[ローゼンハイムに指示を仰ごうとしたその時、>>#1の地面の揺れを感じる事になる。]
― 鉱山第一層 ―
[その異変に気付いたのは、足元が揺れる少し前。
右手で近くにある壁に触れた時、岩が、咆えるのを聞いた]
────………え?
[岩の声を聞いた直後、不自然な振動が足元を揺らす>>#1。
揺れと共に岩とは別の、異様な響きの声は木霊部分だけを耳が捉え。
それを気にする前にタイガはツィスカを庇おうと手を伸ばした。
揺れと、岩の咆える声でどこかが崩れると言うのが察知出来たために]
― 踏み込み前:鉱山の入り口 ―
へ?どんな顔してた?
[あまり自覚がなかったのか、きょとーんと。>>764]
ん、ん。
何が出てきても驚かないようにしとけば充分だろ。
[そう言って笑うも、続く言葉には>>765]
んー、そうだなあ。
俺が知らないロシェルがいるのと同じじゃないか?
[居心地のよかった彼女の家。それから、孤児として預けられたが、どうにも馴染めずにいた水の神殿。ロシェルが自分に会いに来てくれるのがすごく楽しみで。慣れ親しんだ数年はよく知っているが、神殿から離れた数年は、あまり会わずにいた。だからお互い様だろうと思う。]
[轟音は自分達の後方から響くように伝わって来た。
濛々と上がる土煙。
それが晴れる頃、その先に見えたのは、ぽっかりと開けていたはずの入り口部分が、瓦礫の山に埋もれている様。
閉じ込められたと、理解するのに然程時間は掛からなかった]
― 鉱山第一層 ―
[リヒャルトにむにられた頬を軽くさすりながら。]
アリーセっ
…さっき笑ってたろう
[彼女の傍に行くと軽く睨む。
ヒカリゴケの話なども聞きながら、キョロキョロと見回した。]
……
[興味深そうな顔は誤魔化せない。]
― 少し回想。入口前で ―
なん……だ?
[不自然な揺れ。
声音が僅か、険しさを帯びる]
……寝返り……と言うわけでも、ないだろうに。
[眠れる躯が、『御魂』に反応した可能性は、なくもないが、と。
そんな事を考えたのは、僅かな時間]
………ん。
それは何となく感じている。
[ぽん、と肩に置かれた手。>>822
ほんの少し引き締めた顔には真摯なものも見え隠れしていたが故に、此方も真面目な顔をして。]
ま、危ない目に遭うのが役目だからな。
とはいえご忠告は有り難く受け取ろうか、ありがとう。
[走るんじゃないぞーなどとシェイの背に声をかける。
一行が鉱山へ入るのを見届け、背後に何者の気配も無いことを確認してから、内部へと足を向けた。]
[>>825 頭を撫でられ、ふっと緊張が緩む。
なでる指は、やっぱり6本あった。]
正直に言って……怖いです。
でも、行きます。
[歩きながら、小さく、しかし俯くことなく言う]
わかってます。
ディークさんは、わたしがつよいの、知ってるでしょう?
[悪戯めいた笑み。
里から港までの道中、行程を短縮するために危険な場所を通ることもあった。
その時にイリスが一方的に守られるほど弱くない―――むしろ攻撃能力を備えていることをディークは知っているだろう。
とはいえ、炎属性の力は密閉空間との相性はあまり良いとは言えない。]
でも…頼りにしてます、護衛さん。
[ぺこりと小さくお辞儀をした]
― 鉱山第一層 ―
[リヒャルトにむにられた頬を軽くさすりながら。]
アリーセっ
…さっき笑ってたろう
[彼女の傍に行くと軽く睨む。
ヒカリゴケの話なども聞きながら、キョロキョロと見回した。]
……
[興味深そうな顔は誤魔化せない。]
……て、わっ……!
[最初の揺れの後にきた、一際大きな震動。
同意を示したアデル>>833に、返そうとした言葉もどこかに消えて。
続いた轟音に振り返り、そこにある光景に、ぽかん、と瞬く]
……閉じ込め、られた?
[上がるのは、惚けた声。
一見しただけでも、置かれた状況は理解できる。
──あらゆる、意味で]
―――ッ!!
[足元が揺れたかと思えば、突然の大きな振動。
咄嗟に光の壁を展開して、周囲にいる人を護ろうと。
音がした後方へと振り向けば、大量の砂煙と未だ光が見えていたはずの入口が塞がれているのが確認出来る。]
…崩落か。
ここは大丈夫なんだろうな。
[パラパラと細かな砂が天井から落ちて来るぐらいでここには被害はなさそうだ。
しかし油断は出来ない。
崩落した入口付近は再度崩れる可能性は高いかもしれない。
救助を期待していっそ奥へと進んでしまった方がいいのだろうか。]
怪我はないか?
[心配そうにウェルシュへと声を掛けた。]
ああ、そうだな。
そんだけいえれば心強いもんだ。
[ついでにいえば、イリス>>839が闇の中においては無類の索敵能力を誇るのも知っている。
温度などを偽るようなものがいなければの話になる。
それに、その場に応じて使いこなせなければ意味がないが、そこは口には出すことはなく撫でていた手をどける。
触れるのは苦手だというのもあった。指の数を知られるからだ。]
そのためにここにいるんだ。当たり前だろう。
[任せろというように笑みを浮かべた]
[昨日入口まで来た時に、いっそ入口を壊して閉じ込めてしまおうか。
そんな事を考えた。
考えただけで実行したわけではなかったのに、何故。
――抗う事は許さないと、そういう事なのか。
覚悟を決めろと、きっとそういう事なのだろう。
やるべき事をやるしかないのかと、暗い気持ちで目を伏せた。]
……『
[問う声>>*67に、低く、返す]
……『我』の力の隙間に、己の力をねじ込んできたのやも知れぬ……厄介、な。
……急ぎ、封を。
対する『力』を、得なくては……。
[封を、と。
声にする時に走る痛みは、押さえ込んだ]
― 鉱山第一層 ―
あ、タイガさんいいもの持ってるのね。
多分そうじゃないかな。ホラ。
[タイガ>>831の掲げた魔法鉱石を見て頷き、ポーチから小さな欠片を取り出した。
光を殆ど失ってしまった小指の先ほどしかない欠片。20年以上前に採られた物の残りだ]
だって。
[やってきたシェイ>>840に、また笑ってしまう。
調査も出だしは順調。そう思った矢先のこと、だった]
― 少し回想。入口前で ―
いへえいへえいひゃいっへ!
[音があふれる程度に摘ままれた頬に抗議をあげるが、相手の脅しに声が止まった。]
ら らってあいふ!!
[怖じ気付きながらも反論を試みる。
でも許される雰囲気ではなかった。ぐぐぐと残りの言葉は消える。つまむ手にぺちぺちと抵抗をした。]
かっカマ野郎じゃねーだけマシだろっ!?
[フォローどころか更に怒らせそうな発言をひとつし。
けれども我慢してくれと言われると、返事は返さず軽く沈黙する。
言葉にしたくはないけど解った。と言う意味だが伝わらなくても仕方はない。
>>838感じているとの言葉に、そっか、とひとつ返し。]
…大変だなあ、軍人ってのは
[先程の゛絶対゛とやらにもまとめて言った。
礼を言われると素直に受け取り、へへっと笑って、*鉱山へと*]
― 鉱山第一層 ―
[徐々に自然の光も消えていき、鉱山内に存在する光源。ヒカリゴケだけが暗闇を照らす。前衛を進むのをカークに任せ。自らは中衛に属する。
軍人らがいるのにわざわざ前に出張る必要もない]
これだけみればただの洞窟なんだがな…
[異変があるならば、『世界』が動くはずだと、腕を組むようにして袖の中のカードに触れていた]
あ、はい。
大丈夫、です。
[アデルの問い>>842に、こくりと頷いてから養父を見やる]
養父さん……どうするんです、か、これから?
[とはいえ、こうなっては本当に取れる術は限られるだろう、と。
そんな想いもまた、あるのだけれど]
[崩落は入り口部分だけで、自分達が居る場所は揺れの余波で砂が落ちてくる程度で済んだようだ]
フランツィスカさん、大丈夫ですか?
[ツィスカを庇えたかの可否に関わらず、彼女の安否を問う。
それから壁にもう一度手をあて、地質のチェックを行った]
……可能性として、なくはない。
[呆けた声>>*70に返るのは、嘆息]
『我』……か。
『
拙いな、今ので崩れやすくなってる。
一旦ここから離れた方が良い。
[地質から得た情報を口にし、ローゼンハイムにも同様のことを伝える]
きゃ、何っ。
[不気味な揺れ>>#1、続く振動、轟音。
鉱石も放り出して耳を押さえた]
な、に……?
[振動が収まってもまだ、耳を押さえたまま目を瞑っている]
― 鉱山第一層 ―
[ディークと>>843話しながら、鉱山へと踏み入る。
鉱石などには詳しくないので、古神に関わるものが感知できないか注意しながら進む]
……まだ目立ったものはな
[>>#1 そこで響く地鳴りに、はっと入口の方を振り向く。]
危なっ…
[>>846 アデルが光魔法の防壁を展開すると同時、入口の方の空気が一気に凍結して盾となり土砂が調査団の方に飛散流入するのを防ぐ。
崩落が収まる頃、奪われた熱を戻された氷の盾は、細かな結晶と水分となって落ちた。
アデルが怪我は無いか、と聞いているのを耳にしながら]
……入口が…
[塞がれた入口の方へ向いて、立ち尽くしていた]
― 鉱山第一層 ―
だってじゃねえよ
助けてくれてもいいのにさあ
[言いながら、二人の持つ発光する魔法鉱石に、へえと笑みを見せた時に。]
――っじし……
[足元に伝わる揺れに眉を寄せ、次には酷い縦揺れがある。]
うわっ
[思わず地面から浮き、音に耳をふさぎ目をつむった。]
………―――………
はじまったか…
[地面の揺れに足元を乱すことなく独語する。
坑道を揺らす振動>>#1に異様な響き。続く轟音は崩壊の合図
それは出入口のものであり―――日常の崩壊を意味した]
イリス!大丈夫か?
[氷の雫を目の端に捉えながらも立ち尽くすイリス>>856へと声をかけ]
ほりかえせるかどうか調べても…と思ったが、長居できないらしいな。
[タイガ>>852の言葉、それはローゼンハイムからも伝えられるか。]
……アレは、昔からそうだ。
己自身は動かず、断片を放ち、『代行者』を動かす事で、事を成そうとする。
……留守宅に上がり込むなど、日常と言ってもいいのだろうさ。
[嫌悪を込めて吐き捨てる。
相反する存在であるが故の心情が、そこには込められて]
大丈夫だ。
……これは、『我』が成さねばならぬ、事。
[手伝える事は、という問い>>*71に、安堵めいたものを感じつつもこう返す。
痛みは、消えない]
/*
時間かければ掘れる気がするんだが、それをやったら元も子もないので離れる方で動かすのであった。
ただ掘ったらきっと精も根も尽き果てるwwwwww
[轟音の中でもハッキリ聞こえた声。
それまでよりもずっと近くに感じられた]
私も大丈夫。
ちょっとバランス崩しちゃったけど。
[ツィスカはタイガ>>851が助けようとしてたのなども確認しながら、肩をつけていた壁から離れてシェイ>>859の近くへ。]
あ、そか。シェイ君はそれが出来たんだった。
[浮かんで難を逃れていたと知れば、ホッと息を吐いた]
― 鉱山第一層 ―
へえ。ヒカリゴケ…
こんなに群生しているのを見るのは久しぶりだ。
[任で赴いた様々な遺跡に思い馳せながら、壁を這う軟体生物をちらと見る。
ナメクジのような動きが目に入るなり、ぴく、と眉が引き攣って、すすすとそこから離れるように歩いた。
ウェルシュと同行した遺跡探索の時に、巨大ナメクジのような生物に不意を付かれ、醜態見せたことは記憶に新しい。ウェルシュが剣でか魔法でか一刀両断してくれなければ危うかった。体力よりも、精神力が。]
……トラップにも気をつけてな。
念の為だ。
[前衛をカークに任せ、中衛、後衛と続く。
隊列が甘そうな場所に控えるように意識しながら、歩くこと暫し。]
全くだな。
[カーク>>861の言葉に同意する]
二次災害なんておきたらかなわん。後のことは後で考えてさっさと奥いくか。
[イリスにそして周囲に目を向けながら僅か足早に奥へと進みはじめた]
― 回想:出発前のある日 ―
あら、また行く事になったんですね。
前回の派遣は20年前でしたっけ?
[軍上層部から護衛任務、その全体監督の話が来た時、ローゼンハイムの名を聞く前に自分が該当した事は知っていたので驚きはしなかった。
その為に自分はこの国に来たのだ。
が、部下二人も共にと該当者の名と共に命じられると、やや困惑を示す。]
リヒャルト・ラウに、フレデリカ・フェルディナンド…ですか?
…いえ、特にフレデリカ・フェルディナンドは、派遣任務には少々若すぎるかと思って。
………。
…………はぁ。
[だからこ経験を積ませる為の任務だと告げられると反論し難い。
どちらにせよ、彼、彼女が選ばれなければ別の部下が宛がわれるのだ。
命のふるいにかける人間を、自分で選ぶ事は出来なかった。]
……なん、だ……!?
[低い地鳴り。間髪置かず響く轟音。
それが何であるかを理解して直ぐ、傍に居ればフレデリカを場に伏せさせ、天井に向け手早く術式を展開した。]
危ない!―――…伏せろ!!
……ՄՅՆ ՌՍՎՏՊՋՐ
[派手な音響もない、ただごく僅か、上空の空気が変わるだけ。
―――天井付近の重力を逆さに。瓦礫を砂屑に。圧し潰せ。]
(死ぬと決まったわけじゃない、けど。
…その可能性は高い。)
[自分の未来は神様によって決められている。
それを受け入れる事は易くても、それに部下を巻き込む事になるのは翳りを帯びた。
自分だけ、な筈が無い事は理解していたはずだ。
ただ運が悪かっただけなのだが。]
……仕方ないわね。
[必要以上の干渉は厳禁。
振り切るように、神の名を呟いて揃えた資料に目を通し始めた。]
[>>860 ディークの声が聞こえて、そちらへ向き直る。]
はい、ディーク、わたしは無事です。
………そうですか、そうですね、奥へ行きましょう。
[―――墓穴の中というのは、こんな感じなのだろうか
そんなことを思っていたのは、おくびにも出さず、ディークの呼ぶ方、奥へ向かって歩き出した]
他に出口が見つかると良いのですが。
何か……って、それに拒まれている、とか?
それは――
[訪ねると思案するとを同時にするような顔で、微苦笑するタイガを見る。首を掻く左手のブレスレッドに視線が吸い寄せられた。
(あら……)
そもそも彼がブレスレッドをしていたのか、と、そのレベルから記憶が怪しくて、結局なにも声をかけられなかったのだが*]
[タイガから聞かされた入口の状況>>852に、養父は深く、息を吐く。
一先ずは、ここを離れるべき、との判断に、反対する理由はなく。
奥へと向かう途中──無意識、養父の服の裾を掴んでいた]
……養父さん。
[振り返り、どうした、と問う、養父に向けたのは、どこか困ったような表情]
どうしても、聞きたい事が、ある。
いい、かな?
[問いに返ったのは、まず落ち着いてから、という言葉で。
一先ずは、安全と思える場所への移動を優先した]
[塞がれた入り口も調べておきたかったが、長居すれば二次災害が起きかねない。
入り口の瓦礫を吹き飛ばしたと同時に落盤、と言うのもあり得る話だったため、そこからの脱出は諦めるより他無かった]
師父、他に脱出出来る場所が無いか探しましょう。
救助は最悪、本国からの救援が来てからになりかねません。
[集落に居る人達の人数は高が知れている。
そちらからの救助はあまり当てにしない方が良いだろう。
そう告げて、全員に奥に進むよう促した]
[少し早く、防壁の展開が見えた。流石の判断力だ、と舌を巻きつつも、胸を撫で下ろす。他の者の対処も良かったのだろう、近辺の被害は一見少ない。]
…崩落現場は恐らくは入り口付近だ。
タイミングが良すぎる気はするけど……見に行ったところで、状況が良くなるでもなし、進もう。
[先へ先へと進む。
途中、指先で軽く弾くように音鳴らせば、元居た場所の上空に静止していた拳大の岩盤が、ばらりと音を立てて崩れ落ちた。]
[全ての中心と成るのは、魔法鉱鉱山第五層で発見された子供。おそらく黒竜シュトラール復活の核を担う者。
水神グレンデールの聖堂騎士。グレンデールは白竜アーベントの一部とされている。
白螺の里の当主。アルビノ色した姿を持つ者には、特殊な力が宿ると言われている。
魔導院の室長の息子。だが実子ではなく養子で、本当の両親は白竜を祀る集落にて健在とのこと。
そして―――従兄弟。
両親については没したため詳細不明、というのが書類上の彼の経歴だが、自分は従兄弟について既に十分過ぎるほどの探りを入れている。
思う所はここにもある。無事ではすまないだろうが、あの島へ望んで行くのだから止める事は出来ない。
―――役目、宿命、そんな言葉で片付けて良い物ではないが…。
部下らへ向けた物と似た苦みが蘇り、資料として用意した紙の束を裏に返した。]
[経歴不明の者も多い。
全ての人選を把握できたのは、出向間近に迫った頃。
揃えた資料は少なくまた夢を手繰る暇もなかった為、残りの人選については数人を除いて黒竜、ならび第3勢力の可能性が高い、と纏めるに留めた。
ただ知る限りシュラーフェンの眷属は自分しかおらず、裁定の古神ヴァーゲの眷属も状況を考えれば紛れているはずだ。
これが事前に調べた資料の全てだった**]
それは奥に行ってみないとわからないが、ちょっと苦労するが落ち着いたら掘り返すか。もしかしたら外の人間が助けてくれるか。本国からの救助待ちになるか。
[下手な誤魔化しもせず現実を見ることもできるイリス>>872にいくつか脱出について答えながらも、それは後で考えることと奥へと進み]
真っ直ぐと曲がる道と、どっちいくんだ?
[誰に、でもないが、引率者達へと問いかけた]
― 翌日:出発〜鉱山 ―
[翌日タイガらから用意された食料>>745はリヒャルトに預けておいた。]
基本アンタ魔法使うんだし後ろの方だから大丈夫よね?
[というのがその理由。他にもあるが、口にはしない。
あえて言うなら、前線に出さない理由付け、といった所か。
渋々でも受け取ったなら、邪魔になると判断したなら捨て置きなさい、とも加えておいた。判断はリヒャルトに任せる形を取り。
そして自分はローゼンハイムに合わせてやや前方を歩く。
なおこれ>>778>>779とか、あれ>>810>>811とか、それ>>829>>832とか、このやろう>>847>>848とか子供の声はよく通るので全部聞こえていたのでいい笑顔でいたのは余談。]
そんな所だな。
[彼の白に対する話題は、それで切り上げる。
話題に上げるのすら、疎ましい、という思いがある。
それでいて、なくてはならぬもの、と言う意識もどこかにはある。
黒と白、光と闇。
螺旋を描く所以は、人の子の知るべき領域ではなく]
……ああ。
ありがとう、アロイス。
[肯定の言葉>>*74には、短く、呟いた]
/*
あ、ウェルシュについてローゼンの夢で見たって書くの抜けてt
…大丈夫か。
資料使えるのってリヒャぐらいだけど多分そこらは解ってくれてるはず。
二手に分かれて一度様子を見に行った方が良いかも知れませんね。
[ディークの問い>>879にそう言って彼や師を見遣る]
師父は一度来ているのでどこがどうなってるかを知っているかもしれませんが…。
何かが居る、とも限りませんし。
はいはい、押さない・駆けない・死なない、を厳守して
速やかに避難するんだよー。
[天井の様子を見ながらも、「お・か・し」のルールを用い、一番後ろで避難を促している。殿を務めるつもりのようだ。
パニックを起こした方が危険と知っているから、冷静すぎるくらいに冷静である。]
[ウェルシュのローゼンハイムへの言葉(>>874)に僅かに眉を寄せる。
始まってしまうのだろうか。
いや、もうすでに不自然なまでのタイミングでの入口崩落を思えば始まっているのだろうか。
天井を見上げればパラパラと落ちる砂礫もなく。
入口より大分外れたおかげだろう、崩落の危険性は薄くなったと判断する。
二手に分かれている道へと来れば。]
…ローゼンハイム氏。
この辺からは魔物の気配も特には感じませんし、お二人で話されたらどうでしょう?
ウェルシュもあまり聞かれたくないようですし。
その間に我々は二手に分かれて探索でいかがでしょうか。
[近くにいるツウィンガーへも確認するように視線を送った。]
/*
>>883
おお、「おかし」のルールの人がいた。
「おはし」を主張する人も居るんだけど、これ、年代なんだろうかな。
かけない、が、はしらない、に変わっただけなので内容は同じなんだけど、語呂がイマイチなのと慣れもあって俺は「お・か・し」派です。
そうか。なら俺は曲がった道のほうの様子見てくる。
何か危険なものがいるならば、優先的に排除したほうがいい。多少遠回りになろうとも背後を脅かされるよりマシだからな。
あまり離れすぎずで、単独行動は控えてな。
[それで構わないか?というようにタイガ>>882やローゼンハイムをみたりして、その後イリスが断らなければ共に、違うならばウルズとともにいるようにしてもらうよういって、道を曲がったほうへと進んだ]
[前方から聞こえてくる>>883声に、ふと首を傾げた。]
死なない?
喋らない、じゃなかったか。
それとも、カークの習った地域ではそれが正しいのかな。
ま、間違ってないけど。
[若干野暮な突っ込みを入れた。]
そうね。
[自分と同じようなこと、相手も考えたのだろうか。
自分の知らぬ事を経験し、知らぬ顔を見せる相手に僅かな不安や嫉妬を覚えたり、するのだろうか]
いいえ、と、ゆるり、首を振る]
わたしは――カークと初めてあったときから変わらない、なにも。それでもあなたの知らない私がいる。
[先陣は任せろと言う男の後ろについて鉱山へ向かう]
[>>879 誤魔化さず応える声に頷く]
どうにせよ、此処でただ待つというわけにはいかないのですね。
[そして、分かれ道を>>885曲がるというディークに]
一緒に行きます。
灯りが必要になるかもしれないでしょう
[自分は要らなかったが、ディークや共に来る人のためにポゥと手の中に小さな白い焔を灯し、灯りとした
/*
正直ウェルシュ待ちだったりした(ころころ
や、どこでやるのかなー、と思って。
ちょっと動かしすぎたかなー。
― 鉱山第一層:崩落>>#1直後 ―
……ひぇ!?
……。
……………ローゼン大丈夫?
他は?
[直後こそ驚いたような顔をしていたが(顔だけじゃなく何か出たが何時もの事だ)その後は後方の安全を確認し、崩落についてはタイガらの声を聞くまでもなかっただろうか。]
…あーぁ。
食料多めに用意して正解だったかしら。
[暫く外へは出られない事を悟ると、やれやれと息を付く。内心では外と分断された事に、何物かの意図を感じざるを得なかったが顔には出さずにいた。]
今ので怪我してるのは居ないわよね?
[誰ともなくそう声をかけ、ひとまず離れようとの方針には逆らわなかったが。>>874ウェルシュとローゼンハイムが何やら話しこんでいるのを耳にいれ、それに同意するかのような>>884アデルの視線には微妙な顔をする。]
………一応、アタシはアンタらの護衛できてるから、目の届かない所に行ってくれるのをあんまりイイわよ、とは言いたか無いけど。
ここじゃローゼンが頭だからねぇ。
アンタがそうしたいってんなら、止めやしないわ。
二人とも気をつけるのよ。
[渋い顔は見せたが、強く反対はしなかった。]
― 鉱山第一層・分岐点 ―
[分岐点で投げられた問い>>879と提案>>882 >>884。
二手に、というのは、養父も考えていたようで。
自分たちはここにいるから、二手に分かれての探索という形での、人払いを選択した。
もっとも、人の気配が遠ざかっても、すぐに問いたい事は浮かばなくて。
かなり間を開けてから、ぽつり、と小さく]
……どうして?
[と、問いかけた]
[ツヴィンガーの言いつけ通り、どちらかと言うと後衛に近い所に今は居る。配分された非常食の余りを小脇に抱えていた為だ。
後方からはカークの表情見えず、答えが聴こえることもなかったが、ほんの僅か恐い沈黙を察知した。とか。>>891]
[アデルの師へ対する進言>>884を耳にしつつ。
師から何か視線を向けられるなら、どうぞ、と微笑むことになる]
では、私はもう1つの道を確認してきましょう。
[ディークの言葉>>885に頷いて、自分は更に続く道の確認しに行こうとする]
ええと…どなたか前に出られる人が来て頂けると嬉しいのですが…。
[自分はツィスカの護衛もしなければいけないため、万一を考えると自由に動ける人が居るとありがたく。
そう声をかけてからディークとは別の道へと進んで行く。
自然、ツィスカに対しても共に、と声をかけることになるのだが、彼女はどうだったか]
……ああ、そうだ。
其処彼処に草が生えているだろ。
見たところ、平たいヤツは薬草の筈だから、少し集めておこうか。
よく似た形の、花を付けている草は毒がある。
摘むときは、気をつけてな。
[話題を変えるように、足元の草を引き抜いた。
麻袋でもないか荷を探る。その間、道を逸れようとしている者達にも注意を喚起しておいた。]
― 鉱山第一層最初の曲がり道 ―
ああ、正直ついてきてくれると助かるが、何か気配があったとかいざってときだけでいい。
下手に消耗しても仕方ないからな。
[どちらにせよ長期戦。洞窟の中でどれだけ休めるのかというと難しいかもしれないとイリス>>892が出す灯りについていいながら、イリスと距離を離れないようにしながら、進んでけば]
また、二つに分かれてるのかよ。
[近くの石を拾い二箇所ともに投げてみると真っ直ぐの道のほうが音が遠く反響したから]
こっちいくか。
[奥行が広そうな道を選ぶことにしようかと提案しながら壁に手をつく。いつの間にか掌に張り付くように着いていたカードが三枚。壁――影を通して消えていった。]
―現在―
[ウェルシュの様子に若干の違和感を感じて小さく眉を寄せる。
だが、ソレをどうこう言える状況ではなくて。
恐らく何事もなければ、タイガと同じ方向に向かうこととなる。]
/*
神どころか微妙な齟齬ありそうだけどっ!>ウェルシュメモ
ま、まぁこの程度なら大丈夫かしら
なんか余計なことまで書かなくてよかったー!!
─ 出発当日 ─
[集会場に着いた時には既にタイガやローゼンハイム達の姿があった。
漂着した中から拝借した持ち主不明の鞄に、タイガの用意してくれた食料>>745を入れて背負う。
昨日リセが調整してくれたグレイヴ>>813に視線を落としてから、幼馴染を探した。
昔の夢を見たせいで幼馴染の顔を見るのは何だか恥ずかしかったのだけれど、昨日言われたこと>>828は大事なことだったから。
とはいえ、声をかけるまでは出来ず、結局鉱山に入るまで付かず離れずの距離を保ったまま話をしなかった。]
……ここ、が。
[20年前に父が訪れたらしい場所。
特別な力など無いが、何故か背筋に、ぴりとしたものを感じて眉が寄った。
無意識にリヒャルトやアリーセに視線を向けたけれど、それがどうしてなのかは自分でも解らなくて。
入りたくなかったのだと気付くのは、もう少し、後のこと。]
……、え
っ─── !
[鉱山の中に入り、暫く歩いたところでそれ>>#1は起きた。
唐突な揺れ、間を置いての轟音。
伏せろという声>>870に、咄嗟に地に伏せて。
何が起きたのかの説明を聞いて、閉じ込められたのかと言いそうになって。
護衛の立場にあるものが不安を撒いてはいけないと、飲み込んだ。]
大丈夫だったら。
ちょっと頬擦っただけだから。
[目尻に近い部分を手の甲で払って、気落ちしているシェイ>>881の肩をパシンと叩いた]
……いつかみたいに変なとこ掴んでシェイ君まで巻き込んだら、目も当てられないし。
[魔法の遠隔実験をしたことがある。指輪に魔法をかけ剣の方で発動させるという試みは、受けた自分が魔法を維持できなくて見事に失敗した。
今思えば、あんなに高い場所でやる実験でもなかったのだが。二人とも風が気持ちよいというだけで、テラスでそれを行い。
端から落ちかけた自分を助けようとしたシェイの手とすれ違い。掴んだ場所につい、爪を立ててしまったりして。
あまり酷い怪我にならなかったのは不幸中の幸いだったろう]
あ…っ
ルト、リセ、大丈夫!?
皆さんも、大事ないですか?
[は、と我に返って周囲の面々に声をかけて。
先を確認しようとしている人達にも声をかけようとしたが、上官がいた為に視線を外した。
そのため、ローゼンハイムとウェルシュの移動にも、気付くことはできなかった。**]
― 鉱山第一層最初の曲がり道 ―
[消耗するから今は要らない、と言われても、暫く手の中で鬼火のようなそれを転がして]
うん、でも…
[真っ直ぐの方の道の先―――その小さな焔をおもむろに放り込んだ。
ぱぁっと中が消える直前の鮮烈な焔に照らされると同時。
ザザザッと何かが蠢く音がする。]
ねえディーク。
そっち、何か居ると思うんですよ。
脚が沢山あるみたい。
[質量感知で先を視ながら、そう首を傾げた。
音はこちらへ向かってくるだろうか]
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どっちがどっちいってるか、早速わかんなくなった奴がここに(ry
地図常に出さなきゃなんねーのは大変だな、鳩からだと特に…
とか言いつつ、鳩でもなければ地図見ながらでもよくわかってないという体たらk
すまん、助かる。
[アデルの申し出>>909に感謝を向けて、ツィスカの隣を歩く]
分かった、離れないように気をつける。
万一の時は頼むよ。
[こういう時、信の置ける者が傍に居るのは心強い。
自分も前線に立てはするが、護りながらとなるとやはり1人では厳しいものがあった]
― 鉱山第一層直進通路 ―
すまん、助かる。
[アデルの申し出>>909に感謝を向けて、ツィスカの隣を歩く]
分かった、離れないように気をつける。
万一の時は頼むよ。
[こういう時、信の置ける者が傍に居るのは心強い。
自分も前線に立てはするが、護りながらとなるとやはり1人では厳しいものがあった]
[アデルの光魔法、イリスの火の魔法、リヒャルトの重力を操る魔法。自分は――]
本当に、何かいるっていうの。
[岩盤崩落に水で対抗するなんて命がけすぎる。
天井を見上げて、落ちてくるものを避けつつ呟いた]
― 鉱山第一層:分岐点より直進 ―
[二人を置いて捜索するのなら、どちらに進むか迷ったが。
止まったままではと前に進みつつも、あまり人数に差が出ないよう周囲を見回した。]
フレデリカ、アンタはリヒャルトと組んで移動しときなさい。
[>>910まだ足を止めたままの彼女には一言そう命じておいた。]
―――いてえ!
な、ちょ、カーク、何時の間に後ろに!
[気付かぬうちに背後に回られた。
ぐいぐい押されて前につんのめりつつ、手にしていた薬草を漸く引っ張り出した麻袋に放り込んだ。]
そりゃま 喋っても構わない、けど……!
君は! 押さない、のルールを早速破ってるじゃないか!
[振り向きざまに、カークに二度目の突っ込み。]
…ああ、見えた。ありゃ蜘蛛だろうな。
[焔のゆらめきに映る影。
形状は蜘蛛。大きさは集落であったでか猫の例にのったものであったが]
餌でも求めにわざわざきたってか?
あいにくと…お断りだがな。
[イリスと暗闇に映った化生との間に身体を挟むようにして投げナイフを片手に五本、刃のほうを指に挟むようにして構えた]
― 鉱山第一層:分岐点より直進 ―
ツウィンガーさんが来てくれるのなら有難い。
前は任せるので、後ろは私が。
[ツウィンガーが前を歩くように頼み、自分はタイガ達の後ろにつける。
他にも着いて来る者がいれば、適度な位置につける事だろう。
調査の目的で来ているわけだから、時々足を止めつつ歩みを進めていく。
自分はその手の知識はあまりなく役に立たない。
変わりに異変が起きればすぐに対処出来るように、神経を張り詰めて慎重に辺りを窺っている。]
[>>908叩かれて、瞬いて。]
ふっ
[アリーセの言葉に小さく笑う。]
なっつかしいなあそれ
すっっっげえ痛かったのは覚えてるぜ?
[テラスでと決めたのは二人のくせに、自分の怪我はアリーセのせいだと言い張ったのは自分である。
回復魔法も拒否して自然治癒にし、痕になるまでの一週間近く、アリーセに対していつも以上に上から目線だった。
でもそれは、失敗して危ない目にあいやがって!と言う部分への憤り、八つ当たりだったり、自分の魔法の掛け方の悪さ――アリーセに制御出来るレベルで行わなかった計画の甘さ――への八つ当たりでもあった。…結局八つ当たりだ。
自分も凹んで居たのはわかりやすかったと思うが、彼女が気付いていたかは解らない。]
[>>916 蜘蛛だというのに、こくりと頷いて]
蜘蛛っぽかったですねえ…すっごく、これ以上ないくらい。
[他に此方の道に来た人はいただろうか。
いたのならば、前方に出やすいように道を譲りながら、もう一方の道の索敵をする。]
……あっちには変なものはいないみたいです。
けれど、行き止まりですね。鉱物はあるようですが、入口付近のもの、特殊なものではなさそうです。
[戦闘はひとまずお任せ、という態で索敵結果を口にする]
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