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でかい、ネコ、って……。
[断片的な物言いからは、状況は全く想像できず。
笑うような声に、返すのは困惑]
……まあ、その。
怪我を、してない……なら、いい、けど。
[それから、間を置いてこんな言葉を零す]
─ スマラクト島・集落 ─
え?
あ、うん、任せて下さい!
[ふと笑いかけられた>>282のに気付くと、慌てて顔をそちらに向けて頷いた。
視線を外してしまったために、案じていた人達の到着に気付くのが遅れて。]
それで、ウェルシュ。
…島に辿り着いた感想は。
[船上で吐露された複雑な心境のこと。
行きたいような行きたくないような、と、表情を曇らせていた青年の様子が思い出される。>>0:306]
…此処に来て、何か感じるところでも、あったか?
[こう見えて、ウェルシュの身も真に心配していたのであり。相手にしか聴こえぬよう声を潜めて問う。]
無事なようでなによりだな。
[自分たち以外の生存者をみつけた
気楽に手をふるカーク>>293と同じように軽く手を振る。
姉としたうものの元へと飛び込むイリス>>291をみながら、調査団の軍人の中で身分が高いツヴェンガーの元へと歩き]
これからどうするか聞きにいくところか?
[ローゼンハイムの無事>>281などを聞いていたためまずそこを尋ねた]
― 集落 ―
あら猫ちゃん三人組。
[向こうの無事は村人に話しかける前に確認していたから(呑気に猫に乗って遊んでたわけでもないだろうと)さほど驚かずに、こちらに気付いた様子には>>286>>293ひらりと手を振りまとめて名前を呼んだ。]
無事で何よりよ。
アンタ達以外の、誰かとは会った?
[>>291シメオンがウルズに飛び込んでく様子などは眺めながら、他の者については男二人に問いかけた。]
/*
ん。
突如大きく流れるログに右往左往していたら、
幼馴染のサービスシーン>>258があったらしい。
しかし、昨日から思っていたけれども胸元の手を上手く生かしているなあ。紐通しておいてよかった。
よし、この猫借りよう。
これは見る価値のあるもんだ。
[密かに一人決意する。]
………ありがとな?
多分、黒竜サマの加護のおかげで大した怪我はしてない。
[身を気遣ってくれたことに対して、礼を述べた。]
― 集落 ―
[ウェルシュを見ると胸がざわつく。
理由は分かる、思い出したから。
――でも彼が?
確信は持てないでいる。
それにフランツィスカからも似たようなモノを感じる。]
―――…。
[確認する方法はある。
だがそれをしてしまえば後戻りは最早叶わない。]
[尤も―――
ウェルシュの手前一度は納得をして見せたものの、己には違和感が渦巻いている。
不自然な天候の悪化。難破。あり得ぬ潮流。
大事至らず流れ着いた者達―――
無事で良かった、その一言で片付けるには、
警鐘を鳴らし続けるナニカの存在を否定は出来ない。]
― 集落 ―
なんだその呼び名は。
[まあツヴィンガー>>301がいいたいことはわかるが、一応程度の反論をしながら]
いや、今ついたとこ。調査団の団長殿がここにいることだけは聞いた。
[こちらは聞き返さない。わかっていたら、自分たちにも集落の人間にもききはしないだろうと]
色々としぶといやつは生き残ってくれてるとは思うけどな。
……僕、ちょっと。
[タイガ達や幼馴染とウェルシュの会話に割り込むのも気が引けて、口を開かずにいたのだけれどどうにも落ち着かない。
誰か着ているかもしれないと、集落の入口へと足を向け。
案じていた人達の姿を見つけると同時駆け出して、上官の背中に抱きついた。]
ツヴィンガーさ…りせ、よか、よかった、ぶじ、で…!!!
ええ、とりあえずローゼンの所まで行くつもり。
先に着いてるみたいだから、国への連絡なり宿の手配なり、色んな事率先してしてくれててるるでしょうしねぇ。
[>>300ディークには同意するように告げた。]
ちょっと行って来るから、後お願いしていい?
[後、とは連れて来た3人の事を、だ。]
― 集落 ―
はぁ……全く。
だからって何も…。
[あんな風に言わなくても、と言う言葉は飲み込まれる。
自分のことは全て自分で背負い込みがちなのは、ほぼ自覚が無い。
そこが性質が悪いとも言えた。
アデルの言葉>>282は尤もだったのだが、それ故にぶつぶつと不満げになってしまったのは仕方の無いことだろう]
[また、何も言わなかった者>>292が抱く思いもやはり気付いていなかったりする]
[許せ、と言われて>>295も、すぐに機嫌が戻らなかったのは、タイガへのあれそれもあったからか。
なお、最初に撫でられた時は、それはもう、複雑そうな上目遣いでじいいいい、と見上げたものだった。
以降、撫でられる事はなくなった、ものの。
たまに、妙な気配を感じそうになるのは、余談。
そんな、少年的複雑な思いは、声を潜めての問い>>297に、一端途切れ]
……ん。
上手く、言葉に、できない……な。
[相反していた思い。
こうしてたどり着いた事で感じたものもまた、相反する性質を持つものだから。
消え入りそうな声で、こう返すしかできなかった]
それは───……申し訳ありませんでした。
[ツィスカ>>302の真っ直ぐな眼差しに心がちくりと痛む。
思わず顔を僅かに俯けて、右手で首の後ろを押さえた。
どうしたもんかと困惑しているのは眼に見えて明らかだっただろう。
その代わり、それ以上の反論は無い]
[借りるとか見る価値、とか。
一体何のことなんだ、と思いつつ]
……なら、いい。
『我』の眷属は、『
― 少し前 ―
[タイガを窘めるアデルの様子は堂に入っている。
はて、二人はどちらが年上であっただろうか。微笑ましいと同時、知己同士の絆にごく僅か、瞳を細めた。]
そうだな、大丈夫だと願うよ。
兎に角今は隊長殿――ローゼンハイム氏の判断を待つよりない。
[向き直ったアデル>>264の顔を見て、刹那飛ばしていた意識を現在に戻し、頷いた。
親しい人間の安否を案ずるが余り、口にした以上の何かが顔に出ていただろうかと思いながら。]
― 集落 ―
そうねぇ、島を離れるのはちょっと寂しかった。
でも新しい生活の方が、楽しみだったかな。
[シェイ>>298にはしみじみとした声で答えていた。
楽しみだった生活も僅か一年で崩れてしまったからなのだが、帰郷への感傷とも受け取れるものだったかもしれない]
……うん、19年も経てば色々変わる、よね。
特に人の生活空間は。
[ファンシー集団やら、シメオンとウルズの感動の再会やら。
横目で眺めながら、シェイの所に向かってきたカーク>>300と距離を取るような動きで、人の輪から少し外れて民家の壁に寄りかかった]
/*
>>312
1つしか違わないからほぼ同等だよ、うん。
[そう言う事にしておいた]
[←ヘタレないように頑張るつもりだったが無理だった人]
それはありがてぇな。
[交渉などといっためんどくさいことを引き受けてくれているのは楽なものである。これからやることの手間も省けるわけだが]
後のって…傭兵に頼むことか?…なんてことは今の段階じゃ仕方ないか。
[ツヴィンガー>>307の言葉に、シェイとか、アリーセとか、ウルズとかをちらっとみたりしながら、彼の部下がいない今、渋々程度に頷いた]
[上官はその場を離れようとしていたところだったか。
周囲にいた人は、唐突にかけてきた自分の行動に面食らったかもしれない。
そんなこと構いもせず、上官の背中にくっついたままで言葉を続けた。]
ツヴィンガー、さ、んっ
そと、いたかっらっ
しん、ぱい、しっ…てっ…ぶ、じでっ
[最後に上官と別れた時、甲板を見回ると言っていたから。
もしかしたら、とずっと不安があった為に無事な姿を確認できて涙腺が決壊したらしく。
だばだば泣きながら、背中にぎゅうぎゅうしがみついた。]
― 集落 ―
──…わかり、ました。
気をつけるようにします。
[ツィスカの言葉>>316を受けて、しばし逡巡した後、承諾の言葉を返す。
すぐには変われないかもしれないが、望まれるならばそうしようと。
返したのは苦笑だったが、その言葉に偽りは無かった]
……わかった。
[心配するな、と言われてもすぐに納得できないのは、少年の性分。
それでも、あっけらかん、とした物言いには気負いなどは感じられず、それが安堵を呼び込む]
……その言葉を信じよう、アロイス。
猫トリオでもいいわよ。猫隊長。
[>>304嫌ならと変えた先もまた微妙な呼び名だったが。
今着いたとディークに言われ、自分たちだけと>>306カークに言われれば、そう、と息を落とした。]
まぁね。生きててくれなきゃ困るだろうし。
[微妙な言い回しをしながら>>317渋々した様子には悪いわねと返す。]
そんなお守りまでしろとは言わないわよ。見ててくれるだけでいいわ。
ああ治療道具とか持ってたら、細かい傷持ってるアリーセたちの治療もお願いしたいところだけど…任せるわ。
[それじゃあ後はと頼みかけた時には油断していた、完全に。]
っと。
[ツヴェンガーをみつけて部下というフレデリカが背中にくっついて無事を喜んでいるのをみて、慕われてるねぇ。というような茶化すような口笛を一つならして離れる。
イリスはウルズに、シェイはカークといるからというのもあるが、静かにその場を離れ壁によりかかっているアリーセ>>314の元へと向かうと]
よぅ、アリーセ。どうした?偉く静かだな。
怪我でもしたか?
光の神子 ツィスカは、栞を挟んだ。
―――とぉっ!?
[勢いよく背後から抱き疲れて>>305、べチーンと思いっきり前に倒れた。
飛びついてきたのが18歳の少女とはいえ近衛兵に勤めて数年するのだ。しかも魔法の使えない生粋の武官。
打ち所は至極悪く、丁度背中にフレデリカを乗っけるような格好になった。
その後も>>318ぎゅうぎゅうしがみ付かれて、なかなか身動きが取れないまま。]
………………フレデリカ。
その様子だと、アンタは元気そうね。
はいはい、アタシは元気よ。
そんな目立った怪我も無いわ。
[無事だったのは良かったけどと、とはやや疲れた声で呟いた。]
― 南岸→集落 ―
[道中はあっという間だった。
というか、いろいろ気をとられていて時間を感じにくかった。
ツヴィンガーとシェイの王子様話に恐々としつつも耳をそばだてたり。
アリーセがシェイに生まれ故郷と話すのに聞き入ったり。
シェイがなんとなくせわしないので、こりゃいっそアリーセに並んでしまえと、彼女の隣を陣取って話しかけてみたり]
[短くなった髪を、似合う似合うと繰り返してくるシェイの様子に、最初はええとと言葉を濁らせたものの、自分でも髪に触れて。
自分が目覚めたとき、こちらが驚くほど安堵してくれた。
それは本当に有り難くて、安心感がうつるようで]
ありがとう。
[そのときの思いも込めて、笑みを向けたり。
――まあそんなこんなしていたら集落が見えてきたのでした]
とりあえず猫から離れろや。
[口悪くツヴィンガーにいいながらも、肩を竦めてみせ]
そりゃ誰も彼もお守りが必要とかいうなら、調査団の一員にはなれねーしな。
治療道具は荷物ごと流されてるが、なんとかしておく。そっちは任せた。
[そういって、離れようとしていたところで、走ってくる影があったとかで]
っと。
[ツヴェンガーをみつけて部下というフレデリカが背中にくっついて無事を喜んでいるのをみて、慕われてるねぇ。というような茶化すような口笛を一つならして離れる。
イリスはウルズに、シェイはカークといるからというのもあるが、静かにその場を離れ壁によりかかっているアリーセ>>314の元へと向かうと]
よぅ、アリーセ。どうした?偉く静かだな。
怪我辛いか?
[彼女の来歴はしらない、ただ細かい傷を負っているというのを聞いていたので、それかな?とおもい聞いた]
― 集落 ―
うん、無事だったよ。
ツヴィンガーさんも近くにいてくれて、良かった。
[だばだばと泣きながらツヴィンガー>>323に抱きついたリカ>>318の頭をぽふっとなでてから、少し離れた場所へ。
細かな裂傷が残ったままの腕を軽く抱え込み、大きく深呼吸をした]
カァグざ、んっ
ガァグざんも、ぶじで、よが…
ふえ、えっう、わああああんっ、うぅ〜
[自分がツヴィンガーに何をしでかした>>323かなど気付く訳もなく、背中にしがみついたままかけられた声に顔だけ向けて。
一旦崩壊した涙腺は留まるところ知らず、子供泣きになった。]
― 集落 ―
[困惑していた気持ちを落ち着けて、ようやく周囲に意識を向ける。
少し離れた場所にも賑やかな集団が居て、他にも無事な者達が居ることを知った]
ヴィッグ兄も無事だったみたいだな…。
[この場所で軍服を着た姿は目立つ。
直ぐに見つけることが出来て、安堵の息を漏らした。
──直後、従兄は地に伏していた居たが]
ああ。お役目程度の働きはする。
[アデルのように全面的に任せろとは言えなかったが、嘘は言わぬと頷いて。
ふと、繋いだままの手から伝わる震えに、腕の先に視線落とした。>>289]
……冷えるか?
そう言えばお前、濡れた服のままだったろ。
[上衣を脱いで水を切っていたのは見かけたが、内側は多分、海水を吸ったままだと推測された。推測だけだ。幾ら幼馴染と言えど不躾に見続けはせず、目を逸らしておいたから。]
風呂はあるのかな。
せめて着替えだけでも、時間を見てしておくように。
体調を崩されたら俺が困る。
[と、言っているうちに、何かを見つけたらしい。>>305
その先には遠目でも目立つ上官の姿。
一際大きな安堵が胸を掠めるが、ウェルシュと相対している今は内心の敬礼だけに留め置く。何より、真っ先に出迎えるのは柄ではないし、上官は笑うだろう。
幼馴染みが駆け出しそうとするのは気配で分かって。
それは止めず、手だけ解いておいた。]
[未だ不機嫌さの残る顔に流石に気まずげに苦笑を漏らしながら、言葉少なに返された言葉には。>>309]
………そうか。もし何か分かったら…
じゃないな、言える事があれば言ってくれよ。
上手く言えないが、俺も妙な胸騒ぎがしている。
[妙な音を聴いたこと。
幼馴染や同行したアデルには心配させまいと口にしなかったが、彼にだけは告げる。その必要がある、と思ったわけではなく。関連を手繰るように。]
こんな目に遭った後に口にするのもナンだとは思うし、お前に聞いた話が引っ掛かっているだけかも知れない。
ただ、俺の勘は割と――…当たる、から。
[ツヴィンガーが背中に乗られている様子に、内心にやにやしてしまったのは案の定顔に出ていた。
自分は常に彼には負けっぱなしだったから。]
よが、った、もう、あえない、がど、おもっ…!!
[リセの手が頭に触れた>>332のを感じると、余計に目に熱さが宿った。]
は、いっ
ルトと、アデルさんのっ、おか、げで…っ
ルトも、けが、してた、けどっ
アデ、るさん、が、なおじで、ぐれてっ
………あ、れ?
[ぐしぐしと泣きつつも上官>>326に答え。
そこでようやく、上官の背中に乗ってるのに気付いた。]
えっ?
あ、ディーク、さん。
[パチパチと瞬いて、声をかけてきたディーク>>330の顔を見た。最初に顔から見たのは初めて、だったかもしれない]
んー。怪我よりも、ちょっと疲れたの。
島には何がいるか分からない、って思ったから。
[出来る限り近しい者には不安な顔をさせたくはない。
だから、相当の逡巡と躊躇があった。]
言葉に出来ない理由、分からないけど。
形にならんうちは…無理には聞かない。
心配だけ、している。
[未だ指示は出ていないが、調査が続くにしろ引き返すにしろ、暫くはここに留まることになるのだろうから。
それだけウェルシュに告げて、頭の代わりに肩にぽん、と手を置いた。何もなければ一度離れようと。]
あらいいじゃない可愛い3人組っぽくて。
[ねぇ、と向けた先はシメオンだったが、ウルズに張り付いた彼女に届いたかどうか。
>>329なんのかのと了承取り付けたら、そっちは任せたわけだったのだが。
部下に優しい上司ですからねぇ、と茶化し>>330に返した笑みは、
地面に張り付いた現状引きつらざるをえなかった。]
/*
フレデリカかわいいな!
なきかたかわいい!
子供泣きはしようとおもって
できなかったよね
環境的な いみ で orz
[フレデリカが駆けて行き、その先を視線で追うと駆けていった理由を察する。]
皆無事だったようだな。
[抱きつかれて転ぶツヴィンガーに思わず笑みが溢れる。
呆れるほどにほのぼのとした和やかな空気に包まれている。
こんな中気持ちが沈みがちな自分は浮いているのではないか、と心配が頭を擡げてきた。]
…すまない、少し行きたい場所があるので失礼させてもらう。
何か…治療の手でも必要になれば呼んでくれたらいいから。
[その場にいた面々にそう告げると、近くにいた集落の住人に声をかける。
墓の場所を聞くためだ。
墓の場所を聞くと、その場から離れようと。]
まーそりゃ、何がいるかよくわからないってのは同意だが…
[何がっていうと、さっき運んだでか猫を一度みたりするが]
それだけか?
[初めて顔からみた、更に刀に目をやらないアリーセ>>340いれば不振も募るというもの]
ま、そのままじゃなんだし治療するか…怪我したままでいたいなら別だがな
[そういいながら、腕を軽く揺らすようにしたら袖から一枚のカードが手の中に滑り落ちる]
……ん、わかった。
[言える事が、という言葉>>337に、素直に頷く。
その後に聞かされた話は、息を詰めるように聞いて。
妙な音の話題には無意識、愛剣の柄頭を掴んでいた]
……心配だけ、って言われるのも、何だか複雑なんだけど。
ありがと、リィ兄さん。
[無理に聞き出そうとしない事に、感じるのは強い安堵。
肩に乗る手>>343に、僅かに目を細めた後、離れていくリヒャルトを見送った]
[ロシェルにしがみついて、安堵のあまり一頻りすすり泣いていたが、>>344 声が自分に向けられていることに気づき]
ぇっ…は、はいっ…?
[気が付いたものの、話の内容をさっぱり聞いていなかったので、とりあえず返事をしたのだった。
それから漸く気が付いて]
あっ…あの、わたし、治癒魔法使えます。
怪我している人がいたら、治します、教えてくださいね。
[慌てて言った。]
― 集落 ―
ええと。
さっきのウェルシュの話だと、休む場所の確保は出来てるんだったな。
[辛うじてそこは聞こえていたらしい。
それ以外のことは自分への総突っ込みでいっぱいいっぱいになってしまい、ほぼ耳に入って居なかったが。
近くに居る者に確認するように言って、肩に掛けたままだった荷物を手で持った]
ん、遅くならないうちに戻って来いよ。
[行きたい場所があると言うアデル>>345には了承の意を返して。
離れようとするのを見送る]
俺は師父のところに言って話をしてから、その休める場所に行くな。
現時点で集まってる人達の報告もしてくる。
[集落であればずっとツィスカの傍に居る必要も無いだろうと、近くに居る者にそう言って、ローゼンハイムの居るところへ向かおうとする]
うん、あれは危険じゃなさそう、だけど。
こんな時には、それも心強い存在かな。
[順番が変わっただけで、結局意識は刀に向くのだが]
は?
好き好んで怪我してたい人はいないと思う。
やりたいことも出来なくなるじゃない。
[それは心外、と顔に書いて、唐突にカードを取り出したように見えるディークの手>>346を見た]
……えと。お願いします?
[何をされるのだろう、という不安と半々の表情になった]
まー外に居ようが中に居ようが、そんなに変わらなかったしねぇ…。
[>>318辛うじて聞き取れた言葉には、そんな風に言う。
こっちはさほど大事に考えていなかったのだが、どうにもフレデリカにはそうでなかったらしく。
なんとなく背中が暖か温く、とはいえ慰めるにはとにかく起き上がるなり仰向けになるなりしなければならない。
何とか仰向けになり、フレデリカの頭に手を伸ばせるようになるのは、ようやく泣き止みかけたころだろうか>>339]
そう、リヒャルトもアデルも無事なのね。
[後はタイガにウェルシュ、フランツィスカが主な主船のメンバーだったが、そのうち二人に関してはあまり心配していなかった。十中八九生きてるという核心があったからだ。]
……? ああ。
[複雑という言葉に不思議そうに首を傾けるも。
やがて何かに思い至れば、軽く噴き出した。]
信用している。信頼もな。
[礼には及ばないと、ひらりと後ろ手に手を振った。>>347]
で。
なにやら楽しそうなことをしてますね。
ツヴィンガーさん。………否、上官。
[乗られているツヴィンガーに、
のし、と、新たな重みが加わることとなった。]
[一人になると、小さく息を吐いて、空を見上げる。
アデルから視線を向けられていた事、その内にある想いには気づいてはいなかった。
──知ったならば、内にて目覚めたものには何かしら、思うところもあったろう、けれど]
…………。
[しばし、空を見上げた後、ふるり、と軽く首を振る。
何かを振り払おうとするかのような、そんな仕種は、傍目にはどう見えたか]
/*
あ、違うか。
仰向けになっているのか。
………仰向けの処に乗るのは、何と言うか何と言うかだが。
乗ってしまったものは仕方が無いな、うん←
[傷の放置は良くないと、治癒を施してくれたアデル>>285。
彼が集落への道すがらに何を感じ思ったか>>287は知らない。
幼馴染の気遣いは小さな頃から変わらないから。
感謝はいつでもしているけれど、当たり前になっていることでも、あって。]
ううん、だいじょうぶ。
それに、濡れたのはみんな同じ、だし。
[上官の姿を見つける前、かけてくれた言葉>>335もそうだった。
ふるりと頭を振って、返して。
それ以上話を進めない内に見つけた姿に彼も気付いたのだろう、解かれた手は少し寂しかったけれど。
無事を知って逸る気持ちのままに駆け出していた。]
ああ、人を輸送してくれて便利だ。俺らが落ちたとこからここまでは人が長くつかってなかった道だったぶん余計にな。
ま、そりゃ怪我したままよりいいよな。ほれ
[刀に意識はまあ向くのをみたから偽物じゃないな。などと失礼なこと考えんがら、と手の中に入ってるカードを裏面をむけて差し出し受け取らせる。
カードの絵をみようとしたら、タロットカードの『力』が見えるだろうが]
これはアリーセの体にとって…相性がいいだろうからな。
[傍にいるアリーセにだけ聞こえるような小さな声でいうと、アリーセの手の中でカードは薄く光り、その身を癒すと、役目を終えたようにカードはアリーセの手から消えることだろう。]
[>>350 抱きとめ、抱きしめる腕に応えて抱きついた腕に力を込める。
その存在を、温もりを、確かめるように身を寄せて。]
…っ、うん…うん…っ
だいじょうぶ…ロシェ姉様には水神様…ついてるからって…おもって…
でも、心配で…よかっ、た…ほんとに…
[最後まで、水竜に仕える彼女が何をしようとしたのかは、想像がついたから。だから、きっとかなり危険だったはずで。
すすり泣きながら、必死で泣き止もうとする。
目を覆う布の下、手を差し入れて涙を拭った。]
はい、わたしは、ディークが助けてくれたのでなんともありません。
カークさんとも海岸でお会いして一緒にきたのです。
ロシェ姉様こそ、どこか怪我してないです?
[漸く涙を止めて、しかしまだ鼻を小さくすすりながら、確かめるようにひたひたとロシェルの身体に触れた]
/*
>>345
KYなギャグ要員で実にすまない(
初回落ちだからおもいっきり無邪気なキャラをしたかったんだ…!!!
[仰向けになろうとしていた所に乗ってしまったらしい。まあ別に背中だろうが仰向けだろうが、構わず乗ったのだが。
こんな状況だ、少しの戯れは許されると思いたい。
上官を足蹴にするのが少しかどうかは兎も角。]
上席が空かなかったことに感謝すべきでしょうね。
まだまだ出世はしたくない。
………ご無事で何よりですよ。
[少し捻くれた言葉は、色々な心情を内包している。
退けと言われるまで、悠々とツヴィンガーの上に足を組んで座り込んでいるだろう。]
― 集落・墓地 ―
[墓地は集落の外れに位置していた。
皆が無事に辿り着き、喧騒に包まれていた入口付近とは違いここは静寂に包まれていた。
ネルソンの名が刻まれた墓標の前に立ち。]
私は貴方の顔も覚えていない。
それでも感謝している、ありがとう。
[ぽつぽつと呟くように語りかける。
孤児院での思い出。
傭兵になってからの苦労。
それからここに来るまでの経緯。]
…貴方に会いに来たつもりだったが、本当は違ったらしい。
[胸に渦巻く何かを堪えるように、じっと地面を見つめている**]
/*
さ
て
アリーセ
どうやって
と か そ う ね ?
プランはない!
でも黒竜の眷属なら、それだけで理由になるよね。
白竜の眷属だからね。
[シェイをからかいながらも、ちらりと視線は、シメオンに抱きつかれているウルズへと向く。]
…………………。
[彼女を見る目には、少しだけ複雑そうなものが混じっていたが。
すぐに逸らした。]
う、ん、ごめ、っん
でもっ、ほんと、ぶじで、よか、った。
[困った顔のカークに、ぐしと目を擦りながらなんとか笑みを作ってみせた。
上官が自分の言葉を聞き取ってくれた>>353のにも、頷きを返し。
いい加減上官の背中から降りるべきなのだろうが、そこまで気が回る余裕はまだなくて。
上官が自力で仰向けになろうとしていたことにも気付くわけはなかった。]
[師の下へと向かう間際、ウェルシュの様子>>356が見えて、一度移動の足を止める。
空を見上げるのにつられて上を見たが、何かが見えるわけではなかった。
首を捻ってから視線を戻すと、今度は振り払うかのような仕草をしている]
───ウェルシュ?
[流石に不思議に思い呼びかけてみたが、彼の耳には届いただろうか]
へぇ。お役立ちだったんだ。
[差し出されたタロット>>359を受け取って、絵柄を確認する。
どんな意味があるんだっけ、と思い出すよりも早く届いた小さな声に首を傾げかけ]
私との相性?
……ヒッ。
[薄く光ったカード>>360に身を強張らせて息を呑んだ。
それはさながら、光、を怖れるかのように]
ぎゃー!
ちょっと、リーヒャールートー?
アンタまで何乗ってんのよっ!?
[重いっ、と叫んで抵抗、すなわち二人を背に乗せたまま起き上がろうとするが、疲れた体にはちょっと厳しかった。
そんななので残念ながらシェイの顔まで>>338見る余裕はなかった。見ていたら小突いていただろう。
>>363非常にリヒャルトらしい安寧の言葉を聞くと、あー、ハイハイと疲れたように返す。出世云々には、少しだけ複雑な物が胸中を過ぎった。]
そっちも無事で何よりよ。怪我もないらしいわね。
[とはいえそれは見せずに、先ずは再開と無事を祝う。]
あ、ルトっ
[ウルズやディーク達も見ているとも気づける訳もなく。
けれど流石に幼馴染が自分の前に座った>>355のには気付いた。
つまるところ、上官の上に更に重しが乗ったわけだが。]
る、とっ
ツヴィンガーさん、ぶじ、だった!
リセも、カークさん、も、ぶ、じで…っ
でぃーくさんや、シェイさ、…シメオ…っさ、も、ウルズさん、もっ
よか、っ、ほんと、よかっ、たっ
[今度は幼馴染に抱きついて、びーびー大泣きし始めた。]
[空から視線を下げて周囲を見回せば、賑やかな一団は遠目にもはっきりと見えた。
その中にある人影をひとつ、確かめると、安堵したような息を吐く。
意識は完全にそちらへ向いていたから、呼びかけの声>>367は唐突に感じられて]
ならいいわ。
じゃ、ちょっとローゼンの所まで行くわよ。
アンタ達もついてこれるなら来なさい。
[それから今後の事については真面目な声で語った、が。]
……でもその前に、 降りろっ!
[と〆る時には伏せたまま、叫んでいた**]
/*
フレデリカがかわええwwwww
さすがwwwwww(
ていうか、一個反応し損ねてるんだよなあ……くう、どっかで接しておきたいんだがっ!
[ウルズ>>362より見えた目礼に対して、一度じっとウルズの顔を見たあと。護衛任務だから。とか、礼をいわれることではないとでもいうように、軽く頭を左右に振った]
ごめんね。たくさん心配させてしまって。
[>361泣く子の頭を胸に抱いて、よしよしと撫でる。
泣きやもうとする気配に、自分の服のポケットを探ると、海難と乾燥とでしわしわになったハンカチが出てきて]
……ほら、はなでもかみなさい。
[さすがに涙を拭きなさいとは言えなかった]
そう。ディークさんにはあとでちゃんとお礼を言わないとね。
わたしは、ほら、大丈夫でしょう?
[体に触れてくるのを止めはせず。
打撲程度はあっても、それですめば大型帆船の沈没に巻き込まれたとは思えないほどの、幸運だ]
いや、どうかしたって。
お前がどうしたよ。
[ひっくり返った声を上げられて>>373、こちらも驚いた表情になった]
空見上げて首振ったりしてたからさ。
[なんだかでかにゃんこがカークに連れられているのを横目でみつつ]
おいおい、そんな怯えんなよ。
……ほら、もうしまいだ。体も治ってんだろ?
[光に反応をしめし怯えるアリーセ>>368。
そんな相性の良さを静かに見つめながらも、カードは消え、秘かに自分の所持品としてもどっていく]
え……あ。
[驚きを返され>>377、瞬き数回]
いや……別に。
なんでも、ない、よ?
[そう、返しつつ。
一歩、足が後ろに引いたのは、無意識の作用]
あ……ごめんなさい。
ありがとう。
[怯えとは裏腹、確かに光はよく身体に馴染んだ。
見た目に全ての傷が消えてしまうほど、効果は抜群だった]
[>>365視線の先には気付いてしまった。
複雑な表情の理由は全く想像がつかないけれど、ただ、なんとなく。――なんとなく。
行ってみる>>396という言葉には頷いたけれど、その後の言葉にでっかいにゃんこを見る。見た後、カークをみる。]
…ねえ
あれっていったいなんなの?
[思わず疑問を直接ぶつけた。
別に動物好きというわけでもない。嫌いでもないが。]
――だな
一回俺も、やすみたいし
たぶん、休んだ方がいい人はたくさんいる…
[またちらっと自分のせいではない大騒ぎの現場に視線を送る。ツヴィンガーの上に人が増えていたり、大泣きに拍車がかかっている様子がみえ小さく笑った。
先に向かう事をアリーセには言おうと思い辺りを見回して]
[>>376 鼻でも、と差し出されるハンカチ]
はい…ありがと、です…っ
[ずびーっと鼻をかんで、そのまま返すわけもいかず、後で洗って返そうとひとまず自分の懐にしまう。]
……よかった…
なんだか、あの嵐、変な感じがして…
上手く言えないのですが、普通じゃない、何かの意志のような…
水神様は、それからロシェ姉様を守ろうとがんばってくれたんですね。
[目だった怪我がないことを確認すれば、服の下の打撲までは見つけられない。
もう一度、ぎゅうと抱き締めてから、その腕を緩めて]
えへへ…わたしも、姉様も塩水でべたべたですね。
服はかわかしたんですけど…久しぶりに一緒に身体を流したいです。
ローゼンハイムさんにお願いに行きましょう
[気が付いて、まだ少しだけ鼻を啜りながら、少し笑って。
村の中央の方向を指して、*言った*]
アリーセっ
俺たち先に休んでるからー!
お前もちゃあんとやすめよっ!
[声をかけたのはどのタイミングだったか。
遠くからそうとだけ言った。
カークと集落奥の方へと歩き始めた。
*でかにゃんこを連れて*]
……『
[先に感じたのは、間違いなく、それ。
決して相容れぬ存在のそれを、取り違えるはずもなく]
…………なんで?
[零れ落ちる疑問は、今にも消え入りそうな──泣きそうな響きを帯びる]
/*
魔術師って瘴狼や呪狼と違って心臓喰らって力にしたりとかそういうのないんだよな。
ポジション的に狂人なわけで。
それだけにタイガを襲う理由が今のところ薄すぎてどう動けばいいのか、かなり困ってたりする。
明確にご主人さまから命令されたらやりやすいんだけど、そういう流れにはならないよね…。
どこかで覚悟を決めてやる、という感じの流れをどっかで作らないと厳しいな。
覚悟の表れで鉱山入口を崩落させて、皆を隔離するっていうのは有りかな。
完全に悪役だなぁ
取り敢えず皆とあまり仲良くなりすぎると動きづらい。
ウェルシュ、カークとはもっと近づきたいかな。
[幼馴染の顔を見てまた涙腺が緩んでしまった為に、上官の重いという声>>370には気付けず。
リヒャルト>>363とツヴィンガーが言葉を交わしている間に少しづつ落ち着いていった。
そのおかげで、今後の事について告げられる言葉>>374はしっかりと聞くことができて。]
へ?
……あっ、ご、ごめんなさい!!!
[ようやっと自分が上官を潰したままだったことに気がついて。
上官の上から慌てて降りる時も、幼馴染は変わらず手を貸してくれただろうか。
そうでなくても、幼馴染の手を確りと握って。
彼がツヴィンガーと共にローゼンハイムの元に行くかは解らないが、どこに行くのも一緒に連れて行って欲しいと無意識に*主張した。*]
[抵抗>>370を感じ、ちょっとした悦びが―――というわけもなく。
別にそういう趣味もない。しかし少し愉しいのは確かで、口元は微かに上がっていた。]
ええ。怪我は、幸い同行者が治してくれまして。
アデルです。彼は治癒魔法に長けているらしい。
[無事を歓迎する言葉には、どーもと謝意を述べる。
自分の態度が諸々の裏返しだというのは、上官はきっと分かっている。信のようなものがあるから、余計な言葉は不要だった。昔からだ。]
………?
お前、何か変だぞ?
何でもないならそこで後退る必要無いだろ。
[無意識とは知らないから、一歩引くウェルシュ>>379を訝しげに見遣る]
海岸に居た時もそうだ。
何か─────。
[あったんじゃないのか。
そう言いかけた口は呆けた表情のまま言葉が続かなかった。
視線の先、ウェルシュの後方に居たのは巨大な、猫>>369>>383]
なん、だ、それ!?
[カーク達が連れていることから、人に懐いているらしいことは感じ取れるのだが。
流石に驚きは隠せなかった。
お陰でウェルシュから意識が逸れる]
[真っ白に塗りつぶされた過去の自分。
そこに最初に色を塗ったのは、褐色の肌。
着ていた教団の法衣は、海に落ちた時に水を吸って重くなったから、咄嗟に脱いでいた。法衣の下は普通の服装だったから、幼子の家に連れていかれた時も、正体を知られることはなく。]
「う……いたぃ……。……だれ?」
[気がついた時には、ベッドの上で。
体に出来た傷や引きずられて出来た傷が痛んだけれど、小さな子がまっすぐにこっちを見ていたのが気になって、声を出した。安心したように笑った顔が、お日様みたいだと思った。
昔を忘れてしまった自分に、親切にしてくれたあの子。
遊び方も忘れていたから――正確には、元々知らなかったから――たくさん遊びを教えてもらって、楽しい時間を過ごした、幼馴染。
今まで生きてきた中で一番、優しい記憶。]
―――っと!
……そんで、……お前はいい加減泣き止もうな。
気持ちは分かるけどね。
[隣から抱き付かれた。小柄な割に、女性にしては力が強い気がする。
いや、比べる対象がそう多いわけではないけれども、こんな風にくっついて来られてばかりだったのは小さい頃だったから、其方の印象が強く身体に残っているのだろう。
自分とは違い真面目に務めているらしい、と、ややズレた感想と、そして哀愁を抱くのは何故だろうか。]
可愛い顔が台無しだぞ。 ……って、言われるぞ。
[よしよしと頭を撫でることはしない。あの頃とは違う。
代わりにハンカチを差し出して、ぺふりと額に乗せてやった。]
[水の神殿――白竜に属する者に助けられるとは、
どんな運命のいたずらか。
さらに、黒竜の眠る地に彼女と共に来ることになるとは。
もし運命を司る神がいたら、さぞや性格悪いんだろーなぁ、
とぼんやりと思う。
穏やかに過ごせる予感が、全くしなかった。]
まあ、こっちも説明してなかったからな。
傷は治っても体力は回復してねーんだ。疲れてるなら休めよ
[消えたカードが秘かに自分の所持品に改めて戻っていることなど表にはださない。
どのような品かの説明もせずアリーセ>>380に答えると]
あー、まだやってんな。
[軍人三人をみる。ようやくどきはじめたようだが、平和そうなと呆れたように見ていた]
いやちょっと待ってください。
もふもふは良いんですが、いくらなんでもデカすぎでしょう!!
[動物は好きな方だが、過去に人が乗れるほどに大きな猫を見たことはあるはずもなくて。
思わず荷物──布袋を持った手で巨大猫>>392を指差した。
ゆらりと紐の先の布袋が揺れる]
[訝る視線と言葉>>387に、どう返せばいいのかわからなかった。
相容れぬ存在の力の欠片を感じていたから。
少年の中には既に──境界線めいたものも生じていて。
だから、この時は本当に。
どうすれば、と思い悩んでいた──のだけど]
…………。
[後ろから来たモノ>>392に、やっぱりこっちも色々と飛んだ]
……カーク、さん?
いやその、もふもふ…………って。
[そのもの過ぎる、とか。
思考はある意味、関係のない部分へと、逸れた]
[勿論、他の同行者の事も目に入っていた。
無事であったことに安堵の笑みを向け、何か声をかけられればそれに応じただろう。皆、各々の親しい者と再会を喜んでいるようだったから、深く介入をすることはなかったけれども。]
――御意。失礼しました。
[降りろ!と言われ、了解と応え腰を上げる。殊勝にも謝意を示してはいるが、表情に反省の色は見えない。
途中、フレデリカには手を貸して引き起こした。>>385
軍属になって以後…というより年齢を重ねて以後は色々と気を使ってはいるが、意識しないところで昔の癖が出てしまうのは我ながら複雑だ。]
……、案内しましょう。
ローゼンハイム氏は、あちらです。
[今後のこと>>374――それに何を言うでもなく調査隊隊長の休んでいる方向を指し示したのは、着いてゆけるという意味と、同行に了承するという意味、ふたつ。**]
[いたわるような声。
すぐには返せず、沈黙が落ちる]
……見つけた……が。
手出しは…………無用、だ。
[空白を経て紡いだのは、こんな言葉]
もし、必要と、あれば。
俺…………が。
[手を下す、と。
続ける心算だった言葉は、声にならない]
うん。こんな魔法、初めて見たから。
かなり驚いた。
[ゆっくり首を振って、まだ少し不安そうにディークを見た。
使われたカードが密かに戻っているとは思いもしないまま]
え?……あら、ま。
リカも相変わらずというか、なんというか。
[ディークの視線>>393を追いかけ、やっと普段の調子を取り戻して肩を竦めた]
[バシバシと抗議するように、慌てて猫の口を叩けば、唾液まみれになりながらも解放され。]
……………。
水浴びして、今日は休むか。
[色んな意味で疲れた。]
おお、そうか。
まあ俺は魔導大国や書物の世話にもなってない我流だからな。
[我流という一言で、聞いたことがないというのを流してしまう]
余程嬉しかったんだろう。ま、普通そうだな。そうやって喜べるような対象が無事だってのは……いいことだ。
[僅かに感慨深くみながらも、軍人グループがローゼンハイムのもとにいくのを見送り]
これからどうなるんだかな…
ま、怪我も治ったことだし、ツヴィンガーに頼まれたことはこんぐらいでいいだろ。
[ディークらの生暖かい視線>>393には、多少気まずげな表情を。
生存者と話をしたい気持ちはあれど、一先ずは連れ立ってローゼンハイムの元へ向かう心算。
己が此処に居る理由は、調査員らのそれと似て非なるものだから。………似て非なる?
………確信なき薄靄が心に掛かる。]
―――…、…。
[他に同行を申し出る者は居ただろうか。
傍らにフレデリカを伴って、数歩離れた後ろからツヴィンガーの背を見据えた。**]
[カークが巨大猫を貶した途端、カークの頭が猫の口の中に消えた>>400]
!?!?!?
[あまりの衝撃にしばらく動けないで居ると、抗議する動き>>401の後にカークが唾液まみれで解放される]
……大丈夫、ですか?
[怪我は無いようだが疲れたように見えるため、思わず訊ねてしまう]
[目の前で起きた一連の出来事>>400 >>401に、何をどう言えばいいのかと。
凄く、悩んだ。
そりゃもう、真剣に]
……この、猫も。
異変の産物……なの、かなぁ。
[やや間を置いて、零れたのはこんな呟きだった。
内容がズレているのは、きっと、現実逃避のため]
[僅かな後に笑みを象ったウルズ>>384の想いを知りはしないが、イリスのことは任せても大丈夫かな。とは思いつつ]
もう無事だからいいだろ。
アリーセは誰か無事を確認したいやつとかいるなら中央にでもいったらわかるんじゃねぇか?ま、どっちにしろあんま無茶すんなよ
[そういって、民家の近くから離れる。アリーセがついてくるならば特に拒みはしないまま、イリスとウルズの元へと向かい]
俺はちょっとこの辺り何があってもいいように軽く散策してくる。
……しばらくの間よろしく
[具体的にいわないが、イリスとウルズにそう頼み、集落の周囲を徘徊するように歩いて回りはじめた**]
[確かに、あのとき解きはなった魔力は、自分の思い描いたものとは別の形で発動していた。それが水神の意志であるならば、今だけは感謝しなければならない。
ゆるむ腕に、相手の顔を見直すと、一緒に、と提案が返ってきて]
えええっ でも……こんな時にいいのかな……?
[確かに塩気を流してしまいたい。ツヴィンガーから貰った布も落としてしまったし。
ためらいを見せたら、イリスはいつもの調子で手を引くのだろうか。まあ彼女が笑うのならばそれでもいいかと、ローゼンハイムの元を目指すことにしよう。
ツヴィンガーたちの後を追う形になるのだろうか。目的は、全く別だけれど]
……大丈夫……か?
わざとやった訳じゃない……よ、な?
[案ずる言葉というか、突っ込みはこちらで飛んでいた。
食われ云々と言っていたのはこういう事なのか、と。
ちょっと間違った認識などもしつつ]
……もし、他に『
それへの対処は……アロイスの望むようにして、構わない。
[白竜の眷属は、複数が集う傾向にある。
他にいるかどうかの確信は今の所ないが、もし居るならば、と伝えておいた]
ははは、そう、ですか…。
人の言葉が分かるのですね…。
[ぐったり答えるカーク>>407に、苦笑いが浮かぶ。
冗談が通じなくても、加減はしていたようだからある程度理解している、とも取れる気はするが、それはさておく]
ああ、空き家を借りたらしいので、そちらに行けば浴室はあると思いますよ。
その後は休んで良いそうです。
[だったよな?と言う確認はウェルシュへ向けたもの。
色々とぶっ飛びすぎて、先程の疑念はどこかへ消えていた]
我流で?
本当に底の知れない人だなぁ。
[本当に?と尋ねかけるような視線も軽く流され>>402て、感心したような呆れたような顔で言った。
その刀を年単位で制御できているだけでも底知れないのにと、初対面の時に言った時と同じように]
うん、そうだね。
私もリカくらい素直になれたらもっと……なんでもない!
[ブンブン、と誤魔化すように勢い良く首を振る]
え、グラッドストーンさんに頼まれて?
そっか。うん。
……あ、うん、そう。
[タイガからの確認>>410に、こくりと頷く。
話題が完全にそれた事への安堵は、押し隠して]
今は、ベルンシュタインからの連絡待ちだから……それを聞いてから、判断する、って。
だから、それまでは休んでて、って言ってた。
……もっとも、養父さんの事だから。
大人しくしてるとは、思えないけど……ね。
[もしも可能であるなら、予定通り調査に行くだろう、という事は想像に難くない。
その辺りは、タイガにも察しはつくだろうが]
………ま。俺からの要望は特には、ない。
シュトラールの邪魔はしないし、要望があれば何なりと聞こう。
[つまりは、タイガに手を出さないと聞き届け、他に殺しを命じられれば従うという意思を示したのだった。**]
わざとだったら、趣味を疑う所だった。
[冗談めかした口調で言うのは、気を紛らわせたいから]
ウルズ……ああ。
あのひと、か。
[言葉交わす機会はあまりなかったが、名は覚えている]
……白の『代行者』に関わるものであれば。
『我』らとは……相容れる事は、望めまい、な。
……わかった。
[要望はない、という言葉。
先の声に込められたもの、少年には感じる所はあれど──『御魂』には、響かない]
……では、そのように。
[だから、示された意思には静かにこう返していた]
[ウェルシュの予感>>412には、「あー…」と言葉を零すより他無かった。
折角スマラクト島まで来て、迎えが来るまでただ待っている道理など無いのだから]
そこは、うん。
已む無しだろうな。
まぁそう言うことなので、その空き家に行って休むのが良いと思いますよ。
[後半はカークに向けてのもの。
今までの話から同行していたシェイにも大まかな方針は伝わったことだろう]
っと、師父のところに行こうと思ってたんだった。
恐らく明日改めて今後の方針が伝えられると思います。
それまでゆっくり休んでください。
[カークとシェイにそう告げると、ウェルシュにも「じゃあな」と告げてその場を去る。
今のところ、先程の疑念を思い出す様子は無かった]
まあ、そこは養父さんだし、ね。
[已む無し、というタイガ>>414に、こく、と頷いて。
養父の所へ行くという彼に、また、と短く返して見送った後、自分もその場を離れる。
一足先に、宿舎代わりの空き家へ向かうつもりだった]
…………俺、は。
[揺らぎ。
揺らぐ。
目覚めたばかりのものは、未だ安定には程遠い]
…………なん、で。
[零れ落ちたのは、小さな小さな疑問の呟き。**]
うん。仕事の邪魔もしたみたいで、ごめん。
他に確認したい人?……ウェルシュ君と、ツィスカちゃんかなぁ。あの嵐の少し前まで一緒してた二人だから。
折角治してもらったんだし、行ってみる。
[途中まではディーク>>406の後をついてくような形になったか]
はーいはい。
シェイ君も、はしゃぎすぎたりしないようにねー。
[遠くから投げられた言葉>>383には大きく手を振って返し。
ツィスカの提案>>316には、用事が終わっていればリカも誘ったりしただろう**]
/*
赤の分裂具合が、思っていた以上であるのことwwwww
……二次覚醒で、どこまで吹っ切れるやら、だねぇ。
とりあえず、四次覚醒は偉い事になりそうですよ、リィ兄さんのおかげで。
三次覚醒が惨事になるかは、まだ見切れんが。
/*
ディークさん、こんなとこで拘束しちゃってすみませんっ!
無茶はしてないつもりなんですが、動きが何も浮かんできてくれない…。困った癖が出ています。参った。
明日は動けますように…。
[ローゼンハイムのところへ辿りついたのは、ツヴィンガー達軍人ズが向かった後のこと。
その時にはもう話は終わっていただろうか]
師父、ここに集まった人達のことは耳にしましたか?
[無事に集落へと辿り着いた人数についてを確認し、人数の把握をして。
今後のことや空き家の場所を聞いているうちに、徐々に雑談へと内容が移り変わっていた]
え?
花が咲くはずだった薔薇の鉢植えも流された?
残念なのは分かりますが、命を拾っただけ良かったと思いましょうよ。
て言うか咲くところが見たいからってわざわざ遠征先まで持って来ないでください。
家に戻れば沢山の薔薇が師父を待っているでしょうに。
[仕方の無い人だ、と思ってしまうのも仕方が無いことだろう。
本当に薔薇が好きなんだから、と良く招かれる師の家の薔薇園を思い出した。
立派な薔薇園があるだけでなく、魔導院にある研究室も薔薇だらけなのだから相当である。
初めて研究室を訪れた時、古神ではなく薔薇の研究をしてるのではないかと思ったほどだった]
戻るまではその造花で我慢してください。
それと、この島に新種の薔薇が無いか探すのとかも止めてくださいよ?
[冗談で言った言葉に対し、そんな暇は無いよ、なんて言われて。
それを聞いただけで今後どうするのかが容易に知れた。
恐らくウェルシュが予想した通りなのだろう]
それじゃあ俺はそろそろ休みます。
[それでは、とローゼンハイムの傍を辞し、休息を取るべく空き家の1つへと向かう。
布袋に入っていた海水に濡れた着替えを先ず洗濯し、干して。
その間に風呂へと入って纏ったままだった海水を洗い落とす。
今まで着ていたものも洗った後、干してタオル一丁のままベッドへと倒れ込んだ]
ダメだ……乾くまで待ってられねー。
[怪我は治されても疲労は回復しない。
それを癒すべく、身体は睡眠を欲していた。
微睡みの中もそもそと掛け布の下へと入って。
そのまま朝までぐっすりと深い眠りに*ついた*]
/*
人数2回確認してるΣ
消したつもりだったのに…(´・ω・`)
>>0を見てたら何かやりたくなったのでやった。
後悔はしていない。
1日目になる前にローゼンさんのところに行けたら、その時に絡めようと思ったんだけどねー。
ところで空き家は流石に男女別になるよね。ね。
タオル一丁でうろついてるの誰かに見られたらどうしよう←
[だったらあんなロール回すなと]
[休息のためにと提供された空家の一つにつくと、すぐに湯を借りて纏わりついたままだった潮気を落とす。
私的な荷物は殆ど流されてしまったようだが、一先ずの着替えは借りられた]
…………。
[日が暮れたなら、小さな集落は闇に包まれ眠りに落ちる。
その様子を、明かりを落とした室内で、窓越しにぼんやりと見つめた]
……俺、は。
[ウェルシュ、という名前のひとである、と。
そう、当たり前に思っていた。
けれど、ここに──『黎明の黒竜』の眠る地に立ち、それは揺らいでいて]
……なんで?
[幾度目かの呟き。
未だ完全な目覚めに至らぬ『眠れるもの』は、少年の不安と共に、揺れて、揺らぐ。
そんな揺らぎを振り払うように首を左右に強く振ると、疲れの導く眠りの淵へと逃げるように堕ちた]
[眠りの淵に堕ちた意識は、遠いとおい刻の夢を見る]
[『古神大戦』の終局。
相打った二竜は、それぞれの領域へと堕ち、眠りに就いた]
[眠る事で傷を癒し、力を蓄え]
[来るべき刻に、雌雄決するために]
[けれど、その眠りは、天から堕ちた流星により、妨げられた]
……く……。
[記憶に刻まれた痛みが、意識を苛む。
天より堕ちてきたものによって黒き竜鱗は引き裂かれ、激しい焔に灼かれた。
この『世界』に属さぬもの──全く未知の力。
だが、覇者たらんとする黒竜は、それに屈するを是とはせず。
浸入してきたそれを喰らい、取り込む事で存在を繋いだ。
同時、躯から引き剥がされた『御魂』と、溢れた『光』は、人の子へと宿る事によって、その存在を繋ぐ。
『御魂』は、黒竜の血を継ぐ胎児の内へ。
溢れた『光』は──]
……『光』。
『
[取り戻さなくてはならない。
失われた『光』を喰らう事で、完全なる復活がなされる事は、半ば本能的なものとして刻まれている。
けれど]
…………。
[迷い、惑う。
『御魂』としての完全なる意識の確立をも阻むものがある。
それは、『光』の存在をすぐ近くに捉えさせつつ──それと認識させる事をも妨げていた]
…………俺…………は…………。
[消え入りそうにか細い、泣きそうな声。
けれど、それは『本質』たる『御魂』を押さえ込むほどの力はない。
ゆらゆらと、揺らぎながらも。
『御魂』が、己が在り方のままに動き出すのもまた──自分にとっては、正しい事で、だから]
……封を。
この、不自然な縛を。
とかなく、ては……。
[幼い頃、偶然の目覚めの際にかけられたもの。
それをとかなくては、という方向に、意識は流れてゆく]
― 漂着翌日:集落 ―
……ん。
[こんこん、こんこん、と音がする。
目覚めを呼び込んだそれがドアのノックである、と気づくまで、しばし時間が空いた]
……ん…………はぁい…………どなた?
[身体を起こしつつ、寝ぼけた声で問えば、私だよ、と聞きなれた声が返る]
あ、養父さん……ん、構いません。
どうしたんですか?
[入ってもいいか、という問いに承諾を返し、やって来た養父に問う。
養父は僅かに目を細め、どことなく観察するような視線を向けた後、良く眠れたか? と問いながら頭を撫でてきた]
うん、ちょっと、夢見よくなかったけど……って、もう!
撫でられて喜ぶ歳じゃないですってば!
[むう、と睨み上げつつ文句を言うと、養父は笑いながらぽふぽふっ、と頭を軽く叩いてから手を離す]
……で、どうしたんですか?
[まだ少し、拗ねたように問うと、朝食が済んだら、集落の集会場に集まるように、と伝えられた。
そこで今後の事を話すから、という話に、ベルンシュタインからの返答があったのか、との察しはついた]
わかりました、支度したら行きます。
[何となく予想はつくけれど、という言葉は飲み込んで頷く。
常と変わらない、と言えば変わらない様子。
けれど、養父の方も何かは感じているのか。
向けられる視線には、どこか複雑ないろが宿っているように見えた]
……どうしたんですか?
俺は…………なんとも、ないですよ?
[その視線に、何を言えばいいのか、わからなくて。
苦笑しつつ、向けたのはこんな言葉。
養父はそうか、と、こちらも苦笑めいた面持ちで一つ、息を吐く。
その後、他の者にも伝えてくる、と言って養父が部屋を出ると、知らず、ため息が漏れた]
……そんな顔、しないで、よ。
[一人になると、口をつくのはこんな呟き]
……俺は……。
[後は言葉にはできず。
振り切るように、首を強く横に振った。*]
― 漂着翌日:集落集会場 ―
[どうにか気持ちを切り替え、支度をすませて向かった集会場。
主だった者が揃った所で、養父は皆を見回し、口を開いた。
話は、思わぬ事態に陥った事への謝罪と、ここにいる者が無事だった事への安堵から始まって。
次いで、ベルンシュタイン本国とのやり取りに関する説明。
魔導王国の方でも先の嵐は感知していたらしく、救援のための船団が編成されている、との事だった。
もっとも、大規模船団を一つ送り出した直後の事、すぐにどうこう、というのは難しいようで。
後続の船団が来るまで、二、三ヶ月はかかるかも知れないらしい。
そして、それだけの時間があるならば、と]
……あー……やっぱり。
[その時間を有効に利用し、少しでも魔法鉱鉱山跡の調査を進める、と。
まったくもって予想通りの決定に、浮かんだのは苦笑。
それでも、反対する理由などはない。
魔法鉱鉱山という場所には、自分自身も強い興味と──いかなくてはならない、という認識があるから]
それにしても、まったく。
こういう時って、妙にはしゃいでるよなあ……。
[各自、準備をするように、と告げた後、一時解散を宣言する養父を見つつ。
零れ落ちたのは、こんな呟き。**]
/*
使いにくいかなー、と思っていたら、思いの外、上目遣いを使う機会が多い件w
なんかこう、ね……!
ぽやん、とした雰囲気が、一番出てる気がするのですよ。
カーク!?
おおおおおおおおおどかすなよお前脅かすなよ!
[驚きやら心配やら何やらを真剣に感じてしまったので開放されたカークに詰め寄り八つ当たりした。相手がぐったりしてようがお構いナシだ。
けれど、よだれまみれになった姿を改めていると、ぷっと吹き出した。]
ざまあ
[笑い飛ばす。無事だと解っているから出来る事だが。
>>405ウェルシュの呟きを聞くと、ふむと猫を見て、]
異変…20年前に落ちた何かってやつか。
確か、危ない新種がたくさん出始めたんだっけ。
もしこいつが本当に猫だとすると、現れた、のではなく、
―――変質した…?
[だとしたら何の影響で?いやでも推測が正しいとも限らない。
何が起きるか解らない。そんな言葉を思い出して、少し表情を引き締めた。]
ベルンシュタインからの連絡待ちね、りょーかい
噂には聞いてたけどローゼンハイムってほんとう…
でも…
[>>412>>414今後の方針や空き家について頷きながら。
多分俺でも、そうするだろうな、という言葉は飲み込んだ。]
解った、タイガも無理すんなよ
[>>415その噂の元に行くという彼を見送って、>>416離れるウェルシュも見送った。]
さてと。とりあえず今の話アリーセたちにも伝えてくるな。
その後、俺もやーすも
カークもまたなー
[でかにゃんこを飼い主に返しに行くだろう彼とも離れ、先程の場所へと戻る。アリーセたちには会えただろうか。会えたなら今後の事>>410>>412>>415を伝え、あえなかったら諦めた。
そして、自分も空き家の1つへと向かう。]
― 前日:空き家 ―
[キィと扉の開く音は物悲しい。思わず表情をしかめた。
緩やかな頭痛は続いている。
頭の中では、何かを考えようと。頭の奥が、動いている。
身体中がべたべたする。海水のせいだ。
身体がだるいのも、嵐のせいだ。
嵐の時に使いすぎた魔力はまだ戻ってなくて。
低空浮遊すら行えない。
そのままの状態で、どさっとベッドに沈みこみ、*眠りについた*]
/*
に、しても。
タイガ兄さんが抱え込みタイプでいまいち踏み込みきれないせいか、飾らないカークに対しては安心感がある、的な意味で懐き度急上昇中の子わんこです。
これは、5d→6dでかなり大きな反動がありそうだなあ、と思いつつ、思いつつ。
まあ、最終的にどうなるかは、やはり分岐結果次第なんだけど、ねー。
― 漂着翌日:空き家 ―
[体中がきぱきぱする。目覚めはとても不快だった。]
っくしょーしくった…
[どうして海水だけでも洗い流さなかったのかと。
昨日の自分に後悔しかない。
ベッドも塩まみれである。ぱんぱんっとはたいた。
朝から浴室にて水を被りふるふると頭を揺らす。
服も全部洗い塩気を落としてぎゅっと絞り、濡れたまま服を着込む。]
―、――、―――…
[口の中で小さく呟くと、周りに風がおこった。
浮遊をする時よりも勢いのある風が身を取り囲むが何を傷つける訳でもなく。
少しすると、服も髪も乾く。ぼさぼさになった髪は手でぱっぱと払うだけ。
魔力はずいぶん回復しているようだ。今の無駄遣いは気にしない。
そんな時に聞こえたのが、集合を告げるノックの音だった。]
― 漂着翌日:集落集会場 ―
[集まった面々は想像したよりずっと少なかった。
船員なんて一人も居ない。>>429謝罪、安堵、その言葉に少しだけ俯く。
感知できていたという話に、あの嵐の規模を思い出しぞっとした。
今ここに居ない人と繋げてしまい、眉を寄せる。]
2、3ヶ月…
[期間を復唱し、次の言葉に。]
当初の目的だったしな。方針了解、出発はすぐ?
[訊ね返し、一時解散の言葉に「はあい」と返事を返した。
解散後。――海が見たい。と思う。大して遠くもなかったはずだし。
何かに遭遇しても、最悪飛んで逃げればいいやと。
*集落を出て、岸へ向かおうと*]
― 翌日・集落の端 ―
これはね、こうやって……
[集会場でローゼンハイムから、今後の指針を聞いた。
昨日あれだけ賑やかに再会を果たした仲間もいたから他にも……と期待したが、集会場は生存者が全員集ってもまだ閑散としていた。
それとも生きてここに流れ着いたのが、このメンバーだけ?
出発前に見せて貰った地図を思い出す。
他にも誰か生きて別の場所にたどり着いた人も、いるのだろうか]
ここを……
[直刀を少しだけ抜いて、封蝋をごしごし削る。
始め遠巻きだった子らが、次第に近づいてくる]
こうして。
[集落の端。
海岸に打ち上げられていた荷物を物色してきたのだろう、数人の子らが集まっていたのだ。
見知らぬ自分が近づくと、逃げるのと怯えるのと半々の様な有様だったが、「それ、あけてあげようか」と、見覚えのある缶を開けるのに手こずっている少年に声をかけた]
ほら開いた。
[ぱかり。音がして缶が開く。
周りから人数不相応の歓声が上がる。まあ、開いて当然だ。海に沈めても中身が濡れないよう複雑な蓋だったとしても、この缶は自分の物だから]
はい、どうぞ。
[子供達に中身を配る。
飴だ。色とりどりの。
様子をうかがう彼らに先んじて、自分もそれを口に含む]
[それからいくらか子供達と話をして、集落の様子や坑道のことなどささやかな情報を得て]
あんまり遠くに行かない方がいいか。
[イリスの事もある。
過保護に成るべきではないと思うが、一言言っておくべきか]
それにしても、戻ってくるとはね。
[からから、と缶を振って。
集落を見て回るよう、*歩き出した*]
― 漂着翌日/空き家 ―
[夢を見た。
闇の中に幾つも散る白い羽根。
その奥に何か居るようなのに、はっきりとは見えない]
────な、に……──。
[魘されるように声を零しながら、ベッドの上で何度も寝返りを打つ。
そのはきとしない存在は何かを訴えているようなのに、言葉として届いてこない。
それを理解しなきゃいけない気がしているのに、受け取ることが出来ない]
だ、れ……何、を────。
[もどかしくて、夢の中で気配のする方へと駆けて行く。
腕を伸ばして感じる存在を捕まえようとして白い羽根に触れた時]
[もがき過ぎてベッドから落ち、額で床のモーニングコールを受けた]
っ────てぇ〜〜……!
………ぁー、朝、か。
[窓から差し込む光に時間の経過を理解し、床に座り込みながらぶつけた額を撫で窓を見上げる]
何だったんだ、あの夢……。
意味分かんねー………けど。
何か、懐かしかったな。
[何故かは分からないが、暖かさがあった。
長く遠ざかっていた懐かしい感覚。
それが何なのか分からなくて、困惑した様子で首の後ろを撫でる。
夢を見ている間、左腕のブレスレットに羽毛翼の意匠が浮かんでいたのだが、目覚めと共に消えていた]
[そんな折、扉をノックする音が聞こえ、それに対し返事をしたのだが]
……あ。
ちょ、ちょっと待ってください!!
[慌てた声を上げ、どうにか乾いた着替えを引っつかみ素早く着込む。
流石にタオル一丁で応対に出るわけには行かなかった]
― 前日・墓地 ―
[じっと立ち尽くしていたら身体が冷えてきた。
思えば遭難してからずっと服は濡れたままで。
感情が入り乱れて落ち着かない。
やらねばならない使命と、何事も起きずに平穏に済めばいいという想い。
相反する気持ちはどちらも本当で。]
…彼は…彼らは本当にそれを望むのか。
[このまま一人の人間として生きていく方がいいのではないか。
魔導書を見つめる。
本来の力は"本質を見極める"力。
試してみるべきか、と考えて否定するように首を振る。
その前に一度話をしたいと、そう思った。]
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