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黒竜の御魂 ウェルシュ は 白竜の守護者 タイガ に投票した
白竜の守護者 タイガ は 白竜の守護者 タイガ に投票した
白竜の御子 シメオン は 白竜の守護者 タイガ に投票した
裁き見届ける者 ディーク は 白竜の守護者 タイガ に投票した
黒竜の使徒 アデル は 白竜の守護者 タイガ に投票した
光の神子 ツィスカ は 白竜の守護者 タイガ に投票した
黒竜の血脈 カーク は 白竜の守護者 タイガ に投票した
白竜の左目 ウルズ は 白竜の守護者 タイガ に投票した
白竜の右目 シェイ は 白竜の守護者 タイガ に投票した
黎明を彷徨うもの アリーセ は 白竜の守護者 タイガ に投票した
繋がりを持つ者 リヒャルト は 白竜の守護者 タイガ に投票した
白竜の守護者 タイガ に 11人が投票した
白竜の守護者 タイガ は村人の手により処刑された。
黒竜の使徒 アデル は、光の神子 ツィスカ を占った。
白竜の右目 シェイ は、黎明を彷徨うもの アリーセ を占った。
次の日の朝、黎明を彷徨うもの アリーセ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、黒竜の御魂 ウェルシュ、白竜の御子 シメオン、裁き見届ける者 ディーク、黒竜の使徒 アデル、光の神子 ツィスカ、黒竜の血脈 カーク、白竜の左目 ウルズ、白竜の右目 シェイ、繋がりを持つ者 リヒャルトの9名。
黒竜の使徒 アデルは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
白竜の右目 シェイは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
白竜の右目 シェイは、黒竜の血脈 カーク を能力(占う)の対象に選びました。
裁き見届ける者 ディークは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
光の神子 ツィスカは、白竜の右目 シェイ を投票先に選びました。
黒竜の血脈 カークは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
[>>3:448 タイガの無残な亡骸の頬を撫でるアデルに半ば茫然としながら問う]
どう…して…
どうして、なんですか…? あなたは…
[>>3:458 ロシェルの腕を解くことも忘れ]
白竜の御子 シメオンは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
黒竜の御魂 ウェルシュは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
光の神子 ツィスカは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
黒竜の御魂 ウェルシュは、繋がりを持つ者 リヒャルト を能力(襲う)の対象に選びました。
― 第二層・墓守住居南 ―
[アリーセの死。それに対し、魔力でもなく、体の部位でもない。
器。魂。その一部を吸い取るようにして、力(Strength)のタロットは不気味な光を宿し、影の中へと消えていった*]
― 第二層・墓場前 ―
…さて。
[ウルズとシメオンへと視線を投げる。
二人がどう思っているのか分からないが、素直に自分を逃すとも思えない。
二人へと向けてにこりと微笑みかける。]
どうして?
私は
アイツと私は敵同士、ただそれだけの事だ。
[再度タイガの頬を撫でると、その手を離して立ち上がる。
血に濡れた指先もそのままにウルズとシメオンの二人へと向き直り。]
私を殺すか?
どうせ殺すなら、こうなる前にしてくれるとよかったんだけどな。
何もかも遅すぎたな。
[笑ってはいたけど、どこか悲しげに瞳は揺れていた。]
………シュトラール。
俺の荷物、その辺に放り投げてあるから、
それ拾って逃げてくれるか?
[沈黙を破ったのは、そんな提案。]
/*
第二層・墓守住居南:ウェルシュ、カーク、アリーセ(故)、シェイ、ツィスカ
この俺のピンチっぷり
単身乗り込みにもほどがある!!!!!!!
白竜の左目 ウルズは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
[荷物を、という声。>>*0
何かを堪えていた意識を、そちらへと向ける]
それは、構わないが。
……怪我を、してるんじゃ。
大丈夫、なのか?
[遠目にも見えた紅を案じて、問う。
声の力なさは、隠しようもない]
/*
>ウェルシュメモ
うひひひひwwwwwwwwwwwwww
狙ってやったに決まってるwwwwwwwwwww
[←この後最終日まで接触出来ないから、今やっておこうと思ってやった人]
>シェイメモ
よし頑張れ!
俺も墓下でやるけどな!!(
与えられた役割……か
[手の中に戻った力のタロット。影をつくるのに必要な力の一部であり、運命に関わってしまった配役。]
また、覇権を求めるのか…互いにあきねーなぁ。
[自分も、他のやつらも。どちらもだ。]
ん。
だから、後で手当てが必要だ。
荷物ん中に医療道具入ってっから、それ、大事なんだ。
ちょっとくらいなら、我慢するさ。
男の子だもん。
[冗談っぽく言ってみせる。
声に力がないのは感じているが、今は声をかける余裕が無い。アデルのことが気になっていたから。]
/*
>>1
これはどういう意味なのかあとで検証メモメモ
しかしディークのタロット使う方式はかっこいいなぁって思うのだった。
わかった。
[冗談めかした口調。>>*2
状況的に、きつくないはずはない、と思うものの。
今、ここで自分が動くことで起きるのは──恐らくは、混乱。
そうなれば無為な時間を過ごすは愚と知りながら、それを選ぶことはできず]
……必要そうなら。
『血』を分けて、癒すことも出来る、から。
[同意の後、ぽつり、とそう付け加えた]
……もっと、話したかった、よ。
ねぇ、さ……
[少女は受け取った剣を、
壊れ物を扱うように抱きしめ、静かに泣いていた。
幼い頃に手放していた力と、姉が持っていた力を受け取ったが故に、
力を増しながら『光』は『光』としての力を取り戻した。
白梟は静かに一つ鳴いた。
大丈夫だ、と、見えぬ誰かを宥めるように。]
[未だ自覚がないもの、自覚を徐々に帯びているもの。それでもまだ縛られているもの、様々だが、それはいいのだが。
シュトラールにまだウェルシュがいるのも、今はいい。そう、今は。]
― 第二層:墓守住居南 ―
[ふる、と軽く首を振る。
どこか、何か、いたい気がする。
どこか、何か、ほっとしている。
どこか、何か、軋んでいる気がする。
そんな混沌としたものを一時、全て飲み込んで。
周囲を見回し、近くに落ちていたもの──カークの荷物を拾い上げた]
[>>2 アデルの微笑み。
タイガを殺したことで、踏み越えたような声をただ聞く]
………黒竜を守る―――…
[そうか、と頭のどこかは冷静にそれを理解した。
すでに、黒竜と白竜の抗争が始まっていることを示す材料はそろっていた。
>>3 悲しげに揺れる気配を前に]
遅すぎた―――そうですね、その通りです。
[白竜の守護者が死する、それは即ち―――第4階層にあるという、聖域の話を思い出す。
何もかも、遅すぎた。
運命など下らないと、運命に抗えぬものを嘲る者は、時折居る。
けれども自分は抗った先、生き延びても自分のせいで築かれた屍に胡坐をかいて幸せになどなれない。
人を食らうような眷属のいる者の目的を達成させることを、容認するということはそういうことだから。
だから、アデルが彼の事情で己の運命に抗えなかったことを、咎めることはしない]
泣かないで―――泣くのはずるいです。
わたしは、いまからあなたを敵と認識し、命を奪いにくんですから。
[ロシェルの手を解き、自分の足で立ち、静かに、真っ直ぐにアデルに向けて宣言した。]
/*
さて。どうしようか。
シェイとも会いたいなあと思っているし、アデルとも何とかしたいなあと思う。欲張り。むりすんな。
[意識がたゆたう。
何も無かった空間に、ゆらりと現出する肉体から離れたモノ。
水面が揺れるような揺らめきを幾度か繰り返した後、それは人の姿へと形作られた]
[誰かが頬に触れた>>2ような気がして、閉じられていた瞼がふるりと震える]
……一体、どうやって。
[腹の傷を、という突っ込みは飛ばさなかった。>>*4]
うん……アデルさんを、お願い。
[代わりに紡いだのは、もう一人の眷属を気遣う言葉と。
それから]
……俺は。
進むよ、ツィスカ。
[それから紡ぐのは、小さな声。
『縛』を発動させる事はない。
『ふたつ』の一方は、それを望まないから。
けれど、それと告げる事はしない。
『ふたつ』の一方は、少しずつ、動きをひそめてゆく]
─────…………。
[目の前に広がるのは、倒れ伏す自分の骸と、それを成した親友の姿と。
自分を助けようとしてくれた、2人の女性の姿。
それらをしばし、ぼんやりと見詰める]
[笑みを消して真顔でウルズとシメオンの二人を見据える。]
私が手を出さなかったとして、アイツは助からなかったよ。
アレを生かしておく事など出来ない。
アレに手を出されるくらいなら、私がこの手で殺る。
[そうでなければ耐えられないから。
ただのエゴだと分かっていてもそれを譲る事はしなかった。]
戻るか。
[彼らと鉢合わせをする気はない。
まだ幻惑の術が残る墓所へと脚を踏み入れ、黒竜の者たちと合わないようにと思いながらイリスやウルズがいる方面へと向かった]
― 第二層・墓場 ―
アーーーーデーーールーーーーくん!!!
どーこかーしらー!!!
[その場に割って入ってきた大声。]
………あいたたた………
[でかい声を出してダメージを受けている。]
"Au nom de notre ordre du"
"La lumière, nous Mamoré une"
"Mur sera de cinq Habamo ennemis"
[五つの小さな光の珠が出現する。
それらは輪になって自分の前に光の防御壁を作った。]
ここでお別れだ。
[言うなり立ちはだかるウルズとシメオンへと向けて、光の防御壁手で押し出した。
防御壁は彼女達の足止めになるだろう。]
[一度、墓所の方を振り返る。
どこか泣きそうな──少年の顔が覗いたのは、一瞬。
感情はすぐに抜け落ち、冷たさすら感じる面持ちのまま、ゆるり、歩き出す。
目指すのは、先──第三層]
[シメオンを見つめていた視線は、死霊の気配を感じて一度外された。
>>+0揺らめきを繰り返して現れるモノ。
成るほど魂とはこうやって解離するのかと、場違いに感心さえ覚えて。
>>+1呆然と、今まで自分が居た場所を見つめる従兄弟の背後から近付くと、後頭部をコン、と軽く叩いた。]
おはよ。
[タイガに向けたのは、苦いの混ざった笑みだった。]
/*
さて。
シリアス前の息抜きに、きのこと遊ぶか。
ええ、もう、楽しみにしてましたから!
これだけは、絶対やるんだ、と!(
[>>18いつも通りの笑みに、カっとなる。]
…ッくそ!
[すぐに追いかけようとしたけど傍らのアリーセを一度見て。
アリーセを一人にしたくなかった。
けれどカークが向こうに向かった。向こうには他の皆もいる。
カークが向こうに去るのなら、こちらはまだ安全だろうと、どこかで思いもして。
泣いているフランツィスカを見る。彼女はここに留まるだろうか。]
――フランツィスカ…、
…アリーセの事 あとでたくさん、はなそうぜ
アリーセ、ごめん、できるだけすぐ、迎えに来るから!
[そう言うと、カークの後を追った。
自分の力じゃ彼女を運ぶには時間がかかりすぎる。
フランツィスカがついてくるのなら別に止める事はしない。]
[>>17 甘い戯言というアデルを静かに”視”る]
そうかもしれません。
人は人なんですよ―――どこまでいっても、ね。
[アデルとは少しニュアンスを違えて同じように人は人という。
彼には―――多分、今、胸に抱いている絶望を、理解しようがない。
自分が彼の絶望を理解しえないように。
失われた人を悲しいと思うよりも、この先の自分の運命に絶望した方が深いと知ったら。
周囲の人らは、自分の優しくない心根に失望するだろうか。
ああ、わたし、自分のことしか考えてない。
そんなことに気づいて、思考を今は隅に追いやりながら。
>>19 続く言葉を聞いた後]
そうですか。
―――…同情は、致しません。
Accipere calor...
[詠唱と共に、空気が軋む音を立てて、鋭い氷がアデルの方を向いていくつも現れる
>>23 しかし向かったそれは、アデルの展開した防壁に阻まれて砕けて消えた。氷はただの氷だから、魔法防御壁を突破はできない]
― → 第二層・墓場 ―
待てよカークッ!
[アリーセの纏っていた力。反発する力。
それは確実に自分にも影響をしている。
カークの怪我ほどではないが。]
にがさねえぞっ!!
[彼に追いつけただろうか。]
― 遥か昔の記憶 ―
[水球より見つめていた瞳は四つ。
黒き光(シュトラール)は揺り篭に、白き闇(アーベント)は森へと帰った。
両者の争いをみてわたしは考えた。
両者が争うことなく共生の道をたどれないかと。
両者の争いをみてワタシは考えた。
どちらかがどちらかを蹴落とす様をもっと見ていたいと。
古神大戦の結末を見届けた。双子のヴァーゲの初めての意見のズレ]
[墓場へと辿り着くとすぐにカークの姿が目に入った。]
…いくら盲ましの魔法がかかっているとはいえ、大声を出してどうする。
[居場所がバレるだろう、と呆れたような視線を向ける。
視線を下げれば腹部を負傷しているのが見え眉を寄せた。
カークには魔法が効かないから治癒魔法を掛ける事も出来ない。]
取り敢えず移動するか。
今はあまり戦いたくない。
[タイガとの戦闘で大分消耗した。
避けられるものなら避けたいのが本音だ。]
……ヴィッグ兄……。
[振り返るとそこには埋葬したはずの従兄の姿があり。
ああ、自分も死んだのだな、と改めて実感する]
──…俺、なんにも出来なかったよ。
[死の間際、眷属としての覚醒は進んだものの、それを最期に役目を果たすことは出来なかった。
従兄に向けられていた視線が下へと落ちる]
[『光』としての力が戻っただけでなく、
『贄』としての役割も認識できるようになっていたが、
それでも、今までと同じように真っ直ぐ前を向く。
カークの事を恨みたいと思う気持ちはあるが、
アリーセがどう思うか、と思えば答えは簡単で。]
[こぼれ落ちたタロットを手に楽しげに笑うヴァーゲ。
崩れ、肉体を失う間際皮肉げに笑うヴァーゲ。
そしてヴァーゲは考えた。
現世によって歪められ、あるいは伝えられなかった遠い記憶*]
/*
>>3:+117ヴィッグ兄
とwwwうwwwwさwwwwんwwwwwwwww
父さん似でごめんね(
>>3:+118
続いたwwwwwwwwwwwwwwww
[反する力を自ら引き入れ、晒されて。
このまま散りゆくものだと思っていた。
それが、何か>>3:468>>1に引き止められて。
魂の一部だけが現世を見詰めていた]
[その声が大きく聞こえたのは、きっと自分だけなのだろうと思う。
イリスが作り出した氷の刃がアデルに向けて放たれ、そして防御壁に砕かれて散って行くのを呆然と見ていた。
直刀に手を置くものの、柄さえ握らぬまま]
そうねぇ。その様子だと、まーアッサリ死んじゃったみたいで。
……だけどこれから出来る事もある。
[ちらと現世を見てから、タイガに視線を戻した。
タイガを悼む事はしない。
なぜならまだ、彼にも自分にも、する事と出来る事が残っているのだから。]
…もし、アンタ。
もしも、もう一度あの場所に行けるっていうんだったら。
今度はどうしたいか、ちゃんと口に出して言える?
[視線が落ちた>>+4タイガの頭をみながら、問いかけた。]
[放った氷を作ったときに奪った熱は、氷が砕け水に還る時に戻した。
エネルギー保存の法則から、奪った熱だけを消すなんてことはできないから、何処かに逃がすなり使うなりしてどこかで帳尻をあわせなくてはならないのだ。
>>38 アデルの背が知覚できなくなった頃、防御壁も消えたが、今から追って間に合うとは思えなかった。]
……逃がしましたか。
[タイガの遺体をきちんと寝かせ、手を組ませる。]
―――――…
[そっとその無残な遺体の耳元に唇だけで音のない囁きを。]
……ロシェ姉様。
行きましょう、下層へ。
彼らの目的が何かはわかりません。
でも―――阻止しないと。
[少しだけ、アデルの出てきた道の方を気にかけるように見て。]
ま、イテーけど、根性だ。
おう、知ってる知ってる。
行くぜ!
[第三層への道まで、確認済みだ。
あんまり清潔とは言えない布で傷を圧迫しながら、アデルを導くように走る。
途中にあった、アリーセの遺体も、乗り越えて。]
→第三層へ
― 三層への入口前 ―
[ゆっくりと歩みを進め、たどり着いたそこで一度、足を止める。
ふと、感じたのはごく微かな──『
……何をするつもりだ、などと……問う気は、ないが。
…………不愉快、だな。
[そんな呟きを、落として。
三層へ向けて、降りてゆく]
/*
あ、あと自分の癒しの為に、
ハムケツ!!ハムケツ!!
http://fta7.jp/box01/057.htm
― 第二層・墓地 ―
――…っ
[動かない。動けない。
周りに何も見えない。俯いた。]
カーク…
―― アリーセえ…っ
[名前と同時に涙がこぼれた。
先程手にした力の名残を掴むように、両手を握り締めた。]
後で手当は手伝ってやる。
[包帯を巻く程度しか出来ないが。
後ろはもう振り向かない。
先導するカークへと続いて走る。
途中でアリーセの遺体が見えたが、それもちらっと見るだけで。
第三層へと休まず駆け抜けた**]
―→ 第三層へ ―
― 第三層 ―
[降りてすぐは、一本道。
さて、どうするか、と思いつつ、先の方に意識を向け、力を飛ばす。
自身の『光』に応ずるものがあるか、否か。
いるならば、それは、僕として用いる事も叶うはず──なのだが]
……ん?
[感じるのは、なんというか。
ざわつくというか、原生的というか。
とにかく、妙な気配]
[それからどれぐらいたったか。特に誰かとすれ違うというわけでもなく]
― →第二層・墓所前 ―
ようやっとついたな。イリス、ウルズ。…何がどうなっている?
[異臭を放つ遺体には、一目で誰かと築けずに、説明を求めるように二人を見つめた]
/*
さて、この天秤さんは、何がしたいんだい?おしえてくれないか?俺が困っているよ(なんか色々とどうしたものかなー状態)
…………この、感じ…………。
[毛色は違う。かなり違う。
むしろ、同種と認めたくなんてない──ないのだが。
ある意味、慣れ親しんだものと、その気配は似ている気がした]
……しょくぶつ?
[つい、棒読みになってしまったのは、已む無しか]
……こっちは、多分無事だ。
アデルと、何とか逃げてる。
一人で奥に行き過ぎないようになー…
[シュトラールへと向けた連絡を一つ入れて。]
[散らなかった意識の一部は、静かに泣くツィスカ>>9の髪をなでるように触れ。
確固たる意志を固め歩みだした彼女の傍の白梟と共に.
他の一部は、駆け出したシェイ>>26と共に。
無茶をするだろう彼を案じるように、風の外側に浮かんでいた]
……ごめんなさい。
[きちんと整えられたタイガに向かって、呟く。
全て手遅れ。
そんなこと、わかっていた、最初から]
わたしが、悪い。
[白竜の右目の役割が、生者を見通すものであるならば。
白竜の左目の役割は、死者の魂を見分けるもの。
その魂が、黒竜に繋がるものなのかどうかを見分けるために、自ら敵を屠る、先陣の役]
[>>50 現れたデイークの声と調子があまりにもいつも通りだから、少しぽかんとしてしまった。]
……タイガさんがアデルさんに殺されました。
アデルさんは、黒竜を守る為の存在なのだそうです。
[ぽつりと呟く少女の声が、冷静にふるまってはいても、強張っていたことに、気付く者はいたか。
―――…人を攻撃したのは、初めてだった。]
……別に諦めてる、わけじゃねー。
一度選んだ道を戻るなんて、出来ないだけだ。
[思わず落とした呟き。
戻ったら、それこそ、奪った命が無駄になるというものだ。
男はそう考えていた。]
……アイツと、戦いたくなかったんだ。
[それは逃げだったのかも知れない。
けれど、大切なものを壊したくないと思ったのも事実で。
アッサリと言う言葉>>+6に僅か、視線を逸らした。
自分でも馬鹿なことをしたと言う自覚はある。
抵抗と言う抵抗を、ほとんどしなかったのだから]
──…え?
もう一度、あの場所に行けた、ら?
[問い>>+7に顔を上げ、一度大きく瞬く。
それからしばらく考え込んで]
[>>53 ロシェルの声に首を振る]
……姉様は悪くないです。
―――…わるく、ない。
[一度だけ繰り返して、また緩く首を振った]
[名を呼ぶシェイ>>47の肩に、千切れた意識が留まる。
もう声をかけることも、頭をなでることも、涙を拭ってあげるようなこともできないが。
ただ、少年が動ける程度に落ち着くまでその場に添っていた]
……シュトラールの──ウェルシュの、下へ。
『
…喩え、どんな結果になったとしても。
[再び自分が死ぬとしても、この手で彼を殺すことになっても。
『
[己が意思を確りと示す声>>*7に、ふ、と息を吐く。
『ふたつ』はどちらも、その『光』を眩いと思う。
一方は、『贄』として、好ましく思い。
一方は、愛しい、と思うも、そちらは埋もれたまま。
そんな相違は、あるけれど]
― 第三層 ―
[第三層まで行けば、一度足を止めて、呼吸を整えた。
血が落ちて道しるべにならぬよう、注意しながら、先に行った者たちに追いつくべく、後を追った。**]
タイガが………?
[遺体を整え手を組んだ状態を見つめる。
今更祈りを捧げるなどということはしないが、しばしイリス>>54説明を頭に入れるようにして]
シュトラールの信者…遣い。まあどれでもいい、アデルはカークと同じくそれってわけか。
――阻止。
[名を呼ばれて、イリスを見直す。
まっすぐとした視線、布に覆われた下にある紅い瞳まで見えるようで、ひとつ息を吸い込む]
そう、ね。
行かなくちゃ。
[行く、その意味が無いとは、思いたくない]
それなら、いい。
[何とか逃げてる、という言葉>>*8に感じるのは安堵。
アデルも、というのが、それを更に増していた]
わかってはいるが……奥に何があるのかは、確かめておきたい。
……なんというか、嫌な感じがするから、ね。
[聞こえた呟き>>*9には、微かに笑む。
そこは自分も変わらないものだった]
[ディークが悪い、という>>59のにもやはり首を振り]
……悪くない。
―――…誰も、悪くないです。
[自分の死が決定事項となったことも。
―――誰も悪くない、自分が自分の運命に従うと決めただけだ。
泣き出したい衝動を抑えて、静かに微笑んだ**]
……戻るってことはさ。
アーベントの眷属に、許しを願って、降伏して。
魂差し出す。そういうことじゃねーの?
百歩譲って殺されなかったとしてさ。
封じられるなり、閉じ込められるなり。
そんくらいはされるよな。
………冗談じゃねえ。
[かつての仲間たちと戦う辛さはあれど、
戦わずして、降伏するなど。
自分は、我慢できそうにない。]
大昔から続いてきた、アーベントとの戦い。
今更、何事もなかったかのように終わらせられるとも思えねえし。
また、先延ばしにするよりゃ……
勝って、終わらせようぜ。
[それが、自分の*進み方**]
[彷徨う意識に響いたのは、彼岸で誰か>>+12が宣じた声。
自らの遺骸の傍に残っていた魄がそれを受け止め。
ゆらりと、生前の姿と同じ影を取り戻した]
……リカ?
[最初に見えるのは多分、まだ泣きじゃくっているのだろうもう一人の妹>>3:+122の姿。
小首を傾げて。それから苦笑して。触れられるようになった腕を伸ばし、落ち着かせようと抱きしめた**]
そう。だったら仕方ないわね。
…だけどアンタは、後でその事を後悔するかもよ。
そのせいで、一人死ぬでしょうから。
[誰が、とはまだ言わない。言わないが、その時だけは視線を細めて、少しだけ睨むようにして、戦いたくなかった>>+9と言ったタイガを見つめた。]
……って、まぁ、もうこうなったら、
誰がいつ死んでも、大して変わらないかしら。
[フッ、と。すぐに視線は元の、何時もの調子に戻る。
そして>>+10問いに考えながらも答えを出した>>+12タイガに。]
取り戻す…つまり、元のウェルシュに戻したいって事かしら。
あの子…ウェルシュが、元に戻る保障なんてないし、
アンタ無駄死にするかもしれないわよ。
ウェルシュが元に戻ったとしても、
あの子は人を殺しすぎたわ。
きっとあの子を取り巻く怨嗟は止まらないでしょうね。
…それでも構わない?
……確かに、ね。
穏便に行くとは……思えないし、し。
[ここにいる彼らがどう判ずるかは、知らない。わからない。
ただ、『
降伏を良しとしない宣>>*12は、『ふたつ』の一方には特に心地よく響く]
……うん。
先延ばしにするのは、俺も選びたくない。
[もう一つの宣>>*13に、動きを潜めた『ふたつ』の一方は、少しだけ苦笑する。
繰り返されてきた螺旋、断てるだろうか、という疑問は──ある。
けれど、そこに囚われる事はしない──できない、が]
[進みすぎるな、と諌める声はあった。
しかし、どうにも感じた気配が気にかかる。
……少しだけ、一人でいたい、という気持ちも、どこかにはあった。
だから、本来ならば後から来る皆と合流してから進むべきなのだろうけれど。
単身通路を先に進み、突き当りを折れて。
幾つかの分岐を横目に見つつ、進んで]
― 第三層:巨大キノコ群生地・入口 ―
な……何、コレっ!
[そこに広がるもの──もっさもさ、とか音がしそうな勢いで群生する巨大なキノコの姿に。
思わず、ひっくり返った声を上げていた。**]
[止まらない涙に、小さな頃を思い出す。
疑問を感じ始めた切欠は今の養父。
彼が自分の集落に来たのはたぶん偶然で、
俺と会ったのもたぶん偶然だった。
珍しい来客に俺は興味を持ち、自分から関わった。
まずは力に驚かれ、今の暮らしにもまた驚かれた。
「その態度は本当に母親のものなのか?」と。
うちはうちであり、余計なお世話だったのかもしれないが、
そこで周囲の家に目を向けさせられた。
悪戯をしたら叱られ、優しさを与えられ。
親も子も楽しそうだった。
ぜんぜん違う。ぜんぜん違った。
母が俺を見る目と、その家族の母親が、子供を見る目が。
ぜんぜん、違ったのだ。]
[「あれが母親だ」と、彼は言った。
俺はなんともいえなかった。
だって、俺の母親は、あの人だけだったから。
その家族も、俺のことは別の目で見る。
俺が特別な事は、集落の皆が知っているから。
その目と母親の目は、とてもよく、似ていた。
「では試してみよう」
その言葉に頷いてしまったのが、分岐点。
彼がどういった意図でその言葉を言ったのか。
自分は今も知らぬまま。]
[母は、俺が彼に近づくのを厭った。
いつも心配していた。でも貴方なら大丈夫、と言う。
『だって、』
いつもの言葉を、言う。
ちょっと我侭を言ってみた。
叶えてもらった。
ちょっと悪戯をしてみた。
怒られなかった。
ちょっと偉そうにしてみた。
当然のように受け入れられた。
「ゾっとするな」と呟かれた声は忘れられない。
意を決して、この集落を出たいと伝えると。
母は顔色を変えた。どうして、と。だめです、と。
あの男に何かを吹き込まれたのね、と。
『だって貴方は、』
いつもの言葉を、また言った。]
[でも、――]
風が そう 導いてる
[幼い俺がそう言った時。
母は今までの態度一転、大喜びをしたのだ。
ご神託だ、と。
それを早く言えばよかったのに、と。
その反応に、覚えた感情はなんだったろう。
思い出すだけでも、泣きそうな気持ちになるのだから。
あまりいい感情ではなかったのだろう。]
おい、忘れたのか?
悪いときは悪いといえっていっただろう。
そんなこともいえないやつは動物の躾には向かない。イリスにはできない。ってな。
[そう昔にいってむきになって反論を受けたのを覚えている。]
お前にそんな顔させるだけの原因ってのが存在するんだろ。それを俺が何かできるかなんてわからない。何もできないかもしれないが、悪くない。の一言で済ませるな。
言葉を忘れたわけじゃねえんだからな。
それと余計なお世話だとかぬかしたら、今度、鈴だけじゃなくて縄もつけんぞ。
[言いたい放題いうと、その後幾度かそんな対話をイリスとしたか。
だがいつまでも続けれるものでもない]
で…どうせ、行くんだろ?
[イリスとウルズをみてから、タイガの遺体を見下ろして]
一刻も早くいくっていうならあっちに奥行く道があった。向かっとけ。
俺はさっきあった墓守にタイガのこと頼んでからいく。
[そういって、墓所の、先程墓守がいたところに向かい幻惑の術が消えた墓所を歩き出す。その後、シェイやリヒャルトにも会ったりするか。
どちらにせよタイガだけではなくアリーセのことも頼むことになるのはそう遠くない未来である**]
[集落を出て行く時に、養父の手を握っていた幼い俺は。
今みたいに、泣いていたような記憶。
どこかとおくに 置いていかれたような、気持ち。
ああ、今の気持ちは、それと似ている気がする。]
[俺がよく悪戯をしたりするのはきっと、
叱ってほしくて、構ってほしくて。
特別な眷属としてではなく、”俺”を見て欲しくて。
甘えさせてくれる相手には甘えまくるのもそれが原因。
だから、アリーセが。
母親――いや、俺の家族であってくれたらよかったのにと。
何度も、何度も、思った事がある。
ツヴィンガーだって、カークだって。
兄みたいな、父みたいな。
そういうものだったら、絶対に楽しいと思っていた。
嬉しいと思っていた。]
どこ、いくんだよ…っ
[涙声で呟いた。もうこの場には、誰も居ない。
先程の絶叫を思い出す。聞き覚えのある声だった。
カークが呼んだ名は、アデル。
あいつも仲間なのか。
自分からの苦手意識は特になかった。
女みたいなヤツーと言って見た事はあったけど、反応はどうだったろうか。
あまり反応がなければすぐに構わなくなっただろうし。
幻術は解けないまま。
暫く待つと墓所前などから皆は戻ってくるだろうか。
アリーセがカークに殺された事を伝えると、あいつらを追う前に、
アリーセを墓地まで運ぶのを手伝って欲しいと頼む。
>>72その後はタイガと同じく、墓守に頼む形になるのだろう*]
― 少し前 ―
違うのか?…いや、大きくは違わないだろう。
同じシュトラールに属するものだ
もっと簡単に上手い言葉は浮かばねーが…調査団の裏切り者…とでもいえばいいのか?
[心臓を喰らう食らわないという差はあったが、大きな差ではないと思ってウルズいう]
…って、殺せってこともいうのか、えらく物騒な水神様だな…
[じゃあカークは…とも思ったがそこは口にはせずに、それができるのかなというようにウルズを見つめたりしていた**]
え……。
[>>+14 自分のせいで誰かが死ぬ。
誰が、と思うも、続く言葉>>+15もあってそれ以上は訊ねなかった。
心に引っかかることにはなったけれど]
[問いかけには頷いて、一度瞳を瞼に隠す]
ああ、あんな冷たい表情をする奴じゃなく、今までみたいに人懐っこく笑うウェルシュを取り戻したい。
喩え戻る保障が無くても、何もしないよりはマシだ。
相手が神である以上、簡単にいくとは思っていない。
だからと言って諦めたくないんだ。
アイツは──ウェルシュは、俺の大切な弟分だから。
[そこまで言い切って、再び瞼を開き、従兄を見詰めた。
瞳には強い意志が宿っている]
戻せるか、戻せないか。
戻った後どうなるかは、その時にならなきゃ分からない。
けど。
…誰かが、支える人が居れば、きっとアイツは、立ち上がれる。
自分の手で、その先を切り開ける。
[脳裏に過ぎるのは、彼を慕っていた少女の姿]
俺は、それを信じたい。
/*
俺の骸って埋葬しても良いんだろうかwwwww
シメオンが言うのを見る限りは、埋まってても良いのかなw
損傷激しくても何とかなるって言ってたし。
[>>+16問うような視線には答えない。
そのうち言う時がくるかもしれないし、
言わずともすぐに知れるかもしれないが。
それより先にすべき事がある。]
[>>+17タイガの覚悟をじっと聞いてから、
フッと笑った。
なんというか、甘いと、思わなくもない。
思わなくもないが…。
ウェルシュをシュラーフェンと別と考えているタイガには、驚く物があった。
絆故にかしらと、そんな事を思いながら。]
……いいでしょ。
そんだけの覚悟があるなら、アンタには見せてあげるわ。
アタシが今まで視て、蓄えてきたものを。
アンタに残ってた、父親と母親の記憶。
そして…ローゼンの記憶を。
[言いたい放題のお説教が続いて、鈴とか縄とか説教にはふさわしくないような単語も聞こえて]
……。
[最初ぽかんとしていたけれど。
こそこそとイリスの脇、ディークとは少しでも遠い方にしゃがんでその耳元に口を寄せて]
スパルタなのね、ディーク先生。
[若干イリスの背に隠れる形になったろうか。
まがおで言った声は多分、ディーク先生にも聞こえただろう。そのあとさらに小声で「うらやましい」と言ったのは、ふふ、と小さな笑みを添えた]
[だから現状なにが変わると言うことも、無いのだけれど]
ええ、物騒なの。
暴れん坊で困るわ。
[なんだか少しだけ気持ちが楽になった気がした。
物問いたげな視線を向けられても、黙り込むことなく居られる程度には]
先ずは知りなさい、アンタ自身の事を。
そして、アンタが助けたいと思うモノの事。
ローゼンハイムとウェルシュが出会った時の…
いえ、ローゼンハイムが、黎明の黒竜シュトラールの魂を、この島から解放させた時の事を。
それを全部知った後に、他の疑問には答えてあげるわ。
[そう言うと、生きていた時からはめていた白手袋を外し、
手の平を、タイガの額に乗せた。]
我は古神シュラーフェンの眷属。
神の第二の名、ガイストの名を持つ者。
我が内に残る記録の束を、
ひとひら我が血肉同じくするものへと移す事を赦し給え。
[祈りのような呪を紡ぎながら、目を閉じる。
そしてゆっくりと、記憶の底から見た物を思い出すごとに、その情景は、タイガの脳裏にも鮮明に焼きついて行くだろう**]
[ウェルシュが『
けれど、彼と過ごした日々も、確かに記憶に残っているのだ。
甘いと思われても、譲れないものがそこにはあった]
見せる?
[父と母と、師であるローゼンハイムの記憶を見せると、従兄は言う>>+20。
どう言う意味か分からないまま見返していると、従兄の手が額に触れた>>+21]
っ、あ。
[呪が紡がれた>>+22途端、眼にではなく、脳に直接情景が伝わってくる。
初めてのその感覚に、刹那、惑う声を零した]
[先ず伝わってくるのは、もう薄っすらとしか残っていない懐かしい記憶。
生まれたばかりの自分を抱き、幸せそうに笑う父と母の姿]
…父さん…母さん…。
[その先で語られる、母の身の上と、一族に課せられた役目。
自分が
この子は役目を負わなくて済むかも知れないと、そう零した母に心が痛んだ。
その願いは叶わず、自分は今こうして渦中に巻き込まれているために]
[それから場面は切り替わり、師の記憶が目の前に広がる。
そこで見た記憶に、驚きの色を浮かべるのには然程時間は*掛からなかった*]
繋がりを持つ者 リヒャルトは、黒竜の使徒 アデル を投票先に選びました。
[>>61 悪くないわけがない
そう言って、ロシェルが首を振る。
自分は少しだけ、失われた命のほんの一人分だけ、贖う術を持っている。
だけど、そうできるのは自分だけであり、優しいロシェルに罪悪感を負わせるのは辛かった。
けれど―――それ以上、否定を重ねることはできなかった。
誰もが遅すぎて、誰もが罪を重ねていく。
此処では祈る声も、ただ狭い閉鎖空間に反響して、天へは届かない…。]
[唇を引き結んでいたら、>>67>>68 唐突にデコピンされた。]
いたっ!?
え、えっ、ディーク?
[ひりひりと痛む額を抑えながら、思わず口をぽかんと開けて問いかける。
>>70 いつか言われた言葉と、ディークの強い声を、矢張りぽかんとしながら聞いていた。]
ディークも姉様も動物じゃないです…躾けるなんて。
[あの時と同じように、内容は違えどうっかり減らず口を叩きながらも]
……はい、……ありがとうござい、ます…
鈴はともかく、縄は嫌です。
[少し、泣きそうになって。すん、と鼻を啜って、それでも今はそんなときじゃないから、笑って見せる。
>>77>>78 ロシェルの小さな笑みも張り詰めた心を解きほぐし]
はい、ディークは厳しいんですよ、結構。
でも……厳しいけれど、優しいです。
[囁き返したのは、きっと聞こえていただろう。]
[>>76>>79>>80 アデルを調査団の裏切りものと話すのには、矢張り身を固くして]
―――あの方がなんであるにせよ…後戻りができないこと、覚悟されていると思います。
[あの時、悲しそうに揺れる気配に、その覚悟に応えなければいけないと、思ったのだ。
>>72 どうせいくんだろう、という言葉に、躊躇なく頷く。]
はい、お願いします。
[それから少し考えて、墓守の処に向かう背に問う]
ディークは…何か、此処にきて変わった事、ないですか?
[彼もまた、あの嵐を生き延びた一人だ。
今までは傭兵としての経験と実力からだと、そう思い込んでいた。
このために、古神が島へ着く人間を選定したのがあの不審な嵐なのだとしたら。
―――彼は、どんな役割を振られたのだろう。**]
― 第三層:巨大キノコ群生地・入口 ―
[思わず上げた声に反応するかのように、キノコが揺れた。
それにあわせるように、ぼふ、という音が奥から響いてくる]
…………群生してる?
[とっても嫌な光景が、脳裏を過ぎった。
もっさもさ、と揺れる毒々しい色が、その嫌な予感を助長する]
…………確かめて、みるか。
[小さく呟き、預かっていたカークの荷物を少し離れた所に置いて]
Nadel des Lichtes……Ungestümer Tanz!
[ずっと抜いたままで提げていた剣に魔力を通す。
銀の剣は蒼く透き通る月光へと転じ、横薙ぎに振るわれたその刀身から、複数の光の針が飛び立ち奥へ向けて撃ち込んだ。
間を置いて、奥から響くのは、先ほどよりも間隔の短いぼふぼふぼふ、と言う音と、なんとも表現し難い匂い]
……なんでこんなものが…………っと!
[かなり奥まった所まで、群生している、というのを確かめた直後に、何か、白くて細いものが迫ってきた。
とっさ、横へと飛び退きながら、剣を振るう。
蒼の月光は、しゅるりと伸ばされていた白い糸──巨大キノコの菌糸の束を切り払った]
……厄介、な。
少し、潰すべきか。
[他に抜け道があるかわからない現状、突破のために数を減らしておくのはありだろう、と思った。
……正直、コレが自分の意に沿うとは思い難い、というのもある。
沿うのだとしても、動かしたくない、というのは余談として]
……ちっ!
[別方向から菌糸が伸びる。
それを避けるべく、また、跳んで。
着地点にちょうど、少し小さめのキノコがあることには気づいておらず、結果]
え? わ、ちょ、ちょっ!?
[ぶに、という感触が、足に伝わってきて。
そうかと思うと、身体が大きく、跳ねた。
突然の事に対処できず、そのまま勢いよく反対側のキノコの茎にべし、と叩きつけられる。
直後に上からぼふ、と音を立てて、何か、粉っぽいものが降って来た]
……〜〜〜っ!
[降って来たのが何か、はすぐにわかった。
毒性を含んだ胞子の雨──それと悟ると、転がるようにキノコの傘の下から抜け出す。
被ったそれをどうにか振り払い、しばらく咳き込んで。
呼吸が整うと、じとり、と群生するキノコたちを睨みつけた]
……原生植物如きの分際でっ……!
[不用意につつくから、という突っ込みは、仮にあっても聞こえない。
蒼の月光を握り直すと力を込めなおし、そして]
Blitz des Lichtes!
Ich tanze, und Feuer!
[上へと翳した剣を、呪を紡ぎながら思いっきり振り下ろす。
刀身から複数の光球がとび立ち、それは螺旋の如き軌道を描きつつ、キノコの中へと飛び込んだ。
キノコに触れた光球は更に複数に分裂し、広範囲に広がってゆく。
結構、奥の方からもぼふぼふ、わさわさ、という音が伝わってきたが、完全に静かになる様子はなかった]
……どうなってる、この階層。
[最下層である『揺り籠』と、四層に出現した『白竜の領域』。
二つの場所から滲み出る力を受けて、異常成長したキノコの群生地とは、知る由もない。*]
― 第二層:墓守住居南 ―
[「そこ」に到着するまでには、思った以上の時間が掛かった。
光の屈折が歪められている為か、見える筈の物が見えず、見えぬ筈の物が見える。
在る筈のない壁に阻まれて遠回りを余儀なくされたり、確かに前に進んでいたのに気付けば後退し、苦戦を強いられた。
所々にある綻びに呪を返してみたりもしたが、それが如何ほどの効果を生んだものか。]
[歩けども続く
見慣れた金が地に伏すのを見るのは、二度目のことだ。]
……アリーセ。
シェイ………。
[既に息を失っているのを言葉無く確かめたのち、近くに居たシェイの名を呼ぶ。
彼の顔にはまだ涙が残っていただろうか、表情を見ることが出来ればその肩に手を置いた。先を行こうとするシェイを呼び止めた時とは違い、静かな手つきだった。]
[脳裏に過ぎるのは、初めて出会った頃のアリーセの顔。
あの頃は自分もまだ、年若い少年で。
関わる時間はそう多くはなかったものの、ほんの少し年上の彼女には姉貴顔で色々と助言を受けたこともあったように思う。
戸惑いや遠慮もありはしたが、家族というものを知らぬ自分にとっては恐らく、彼女もまた大切なひとりで――…]
アリーセを手にかけたのは?
……また、カークか。
[シェイの説明に、感情の乗らぬ声で呟く。
先行したアリーセとカークとの間に、どんな遣り取りがあったのかまでは想像することしか出来ないが。出血の箇所と度合いを目で視て確かめる――流石に服を開くようなことはしない――と、怪訝そうに瞳細めた。]
…今度は心臓は無事、か。
何故、手出しをしなかったんだか…いや、無事であるに越したことはないか。無闇に遺骸を損傷させるなど、悪趣味の極みだ。
[致命傷は剣による創傷だろうか?
付近に残る魔力の残滓が気にかかるが、恐らくは一部始終を目の当たりにしたシェイに事細かに問うのは気が引けた。]
……仮の安置は、さっきの墓守のところでいいね?
[運ぶ手助けをする旨シェイに告げ、アリーセの身体半分を支える。
ディーク一同>>72と合流しタイガもまた物言わぬ姿となったと知るのは道中か、それとも墓所でだろうか。
居揃った面々に事情を聞き、またも欠けた顔ぶれを知れば、彼らが向かった先――第三層へと急ごうと提案するだろう。]
/*
あとウェルシュの口開け顔はどれも可愛いんだよなあ。
カッ!って威嚇している猫のようで。
ウェルシュコーギーはわんこなのだけど、猫顔っぽい。
幼馴染が可愛いのは言うまでもないことだからいいな。
― 第三層:巨大キノコ群生地・入口 ―
[一先ず、蒼を銀に戻して鞘に収め、先に荷物を置いた辺りまで下がり、座り込む。
距離を開ければ、キノコの反応も徐々に鎮まっていった]
……知覚範囲内には、無差別に仕掛ける……か。
あの時のと、同じ……だな。
[何気なく口にして、それから、苦笑する。
『あの時』──とは即ち、初めての探索の時で。
トラップを踏み抜いたり、巨大ナメクジに奇襲されたり、と、まあ、色々とどたばたとしながら、先へと抜けて。
最下層に広がっていたのは、ここよりは規模は小さいが、巨大なキノコの生えた空間で。
──最後の最後でどれだけ酷い目にあったのかはまあ、推して知るべし、という所。
結果的に、見つけたものも資料的価値はそう高くもなく。
『調査探索』という意味では、無駄足といえた──のだけれど]
……それでも……。
[零れれるのは、ごく小さな呟き。
怒られたり感謝したりされたり。
そんなやり取りが、どこか新鮮で、どこか楽しくて、なんだか嬉しかった。
タイガに最初に接した時のような、無意識の反発を感じる事もなくて。
それに安心していたのも、少なからずあったのだと思う。
古神に関わらぬものであれば──そんな無意識が抱かせていた、淡い安堵は、けれど。
ここに到り、砕けた。否、自ら砕いた]
…………。
[ふ、と、目を伏せる。
ツィスカとリヒャルトとの間のやり取りは知らない。
けれど、再度顔を合わせたなら、穏便には済まぬだろう、という予測はある。
そうなった時に、動くに躊躇いはない──『ふたつ』の一方には、躊躇う理由はそもそも、ない、から]
…………また、感傷……か。
[だからこんな言葉を紡いで、気持ちを切り替えて。
ふる、と首を横に振った後、銀の横笛を取り出し、唇に当てた。
緩やかに響く音色は、静かで、どこか、寂しげで。**]
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