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よかった、ここまで誰にも会えなかったから。
[二人へと近づき、そう声を掛ける。
見知った顔に出会えて、ほっと笑顔を覗かせた。]
あの、二人とも大丈夫か?
しっかり歩いているみたいだし心配はいらなさそうだが…。
[回復魔法は得意だ。
もし怪我などがあれば治癒するつもりでそう申し出た**]
/*
取り敢えず白竜陣営の人とお話したかったのと、ここが一番多角ではなさそうだったので合流しました。
なんか私はお邪魔っぽいけど、気にしないよ…邪魔だったらごめん。
― スマラクト島南岸 ―
[名を呼び返されて>>111剣を脇におくと右腕に力を入れて上半身を起こす。その状態でしがみつかれ、小さく目を見開いた]
シェイ君……大丈夫だよ。
[ゆるゆると息を吐き出し、嗚咽を漏らすシェイを抱き込むと宥めるようにゆっくりとその頭を撫で始める。
海水で冷えた身体に人の体温が感じられ、ホゥゥ、と安堵の息を吐き出した]
大丈夫だよ。
……まだ。
[ツヴィンガーの声>>130に顔を上げながらもう一度繰り返す。
付け足された呟きは囁くように小さくて、しがみついているシェイにも聞き取り辛かったかもしれない]
グラッドストーンさん。
はい、大丈夫そうです。手足がちょっと痛いですけど。
[見える範囲では素肌の覗いていた手足の裂傷以外に深刻な傷もなさそうだった。海水が染みてジリジリ痛みはしているので眉を下げて答え、濡れていた顔を擦って笑顔を作った]
シェイ君も、大きな怪我とかはしてないのね?
大丈夫。無事な人は他にもいるよ。
[慰めのような言葉は、どこか確信をもった響きで。ウルズを抱いてツヴィンガー>>133が戻ってくるのを待った]
指輪、持っててもらっておいて良かった。
これがシェイ君のところに引き寄せてくれたのかも?
[傍らに置いた剣のうち、自分が手がけた方を見たりしながら]
ウルズさん、大丈夫ですか?
[心配そうにその様子を窺いつつ]
ずっとここにいても、埒が明きませんよね。何が出てくるかも分からないし、村のあった方に向かいませんか。
他の場所に着いた人もそうしてるはず。
[遠い声もそんなことを言っていたから。
何はなくとも無事な者と集合するのだって必要だろうしと、そう提案してみた**]
/*
東:アデル、リヒャルト、フレデリカ
西:ウェルシュ、タイガ、ツィスカ
南:ツヴィンガー、シェイ、アリーセ、ウルズ
北:ディーク、シメオン、カーク
か、綺麗にわかれたな。
は、いいが。>>124。
さすがだ、どうつつけば転がるか、わかってらっさるwwww
と、言わせていただきたい……!
>>122とか、アリーセの赤の拾い方とかもね……!
/*
東海岸:アデル、リヒャルト、フレデリカ
西海岸:タイガ、ウェルシュ、ツィスカ
北海岸:シメオン、ディーク、カーク
南海岸:ツヴィンガー、シェイ、アリーセ、ウルズ
現状こうだな。
ローゼンさんはリヒャルトが放った船に拾われて、早めに着いて既に集落に居れば良い←
― 西部海岸 ―
……タイガ兄さんになら、できそうな気もするけれど。
[その内なる想いは知る術もないまま。
けれど、似たような想いを感じつつ──それは表に出す事もないまま。
2人は、というタイガ>>125に向けるのは、冗談めかした言葉だった]
でも、あんな事の後だし、兄さんだって、万全じゃないでしょ?
……無理はしないでね。
[辛くなったら、という言葉>>126には素直に頷き、連れ立って細い道を歩き出す。
道中、背負われたツィスカに案ずるような視線を投げつつ、同時、彼女が連れていた白き翼や他の面々の姿が見えぬか、と周囲を見回した。
歩み自体は、確りとしたもの。
実際、外傷などは皆無に等しい。
嵐自体に、少年を害する意図が全くなかった故の事──と。
認識できているのは、ごく僅かな者だけだろうが]
[歩み進めていく内に道は確りとしたものとなり、僅かながらも往来がある事を伺わせた]
……集落、近い、かな。
[進む道には、いつしか比較的新しい足跡もみられるようになっていて。
誰かが最近、ここを通った事はすぐにわかった]
みんな、いるといいんだけど、ね……。
[言いながら、タイガを見上げるのと、その変化>>127はほぼ同時だったか。
位置的に、直接それと目の当たりにはできなかったものの。
感じ取るものは──少なからず、あった]
あ……なんでもない、平気。
[刹那浮かんだ驚きの表情は、笑みに紛れて。
無意識、右手が愛剣の柄頭を掴む。
微かに鳴る、りん、と言う音。
それは、難破前に響いたものと同種のもの]
それより、急いで行こう。
……ツィスカ、心配だし。
[ね? と首を傾げて訴える、ものの。
そこに、僅かな──焦りめいたものがあるのは、隠せていない。
そんな違和、それ自体から逃げるように数歩、駆け出せば、やがて。
寄り添うように小さな建物の並び建つ、集落の入口が目に入る。**]
…アデル!
[大分遡った頃、海岸線を辿る青年の姿を視認した。
どうやら相手も此方に気付いたらしい。>>134]
良かった、無事で。
あの荒波に放り出された後、誰も波間に確認出来なかったから、脱出してくれていてほっとした。
……幽霊じゃあないだろうな。
[二週間の間に、乗員の事はその名も姿も頭に入っている。
長い船旅、言葉を交わす機会も少なくは無かったし、 何より、彼の場合雰囲気と傭兵という肩書きとのギャップに何度か名簿を確認したものだからより印象は強い。
安堵の笑顔を受けてほっとしたのだろう、そんな軽口など叩いてから]
ああ……、頼んでも構わないか。
投げ出された時に、彼方此方打ってる。
[軽度の打撲傷と、後は腕の切り傷を少しではあるが、
治癒の申し出には遠慮なく甘えることにして頷きかける。>>135]
あと……
[フレデリカへと視線を落とす。
怪我があったら頼むといい、天色の瞳は告げていた。]
…と、そんな事言ってる場合じゃないな。
"Dieu, la lumière"
"Le pouvoir de guérison"
"La miséricorde"
[リヒャルトの怪我をしているという部分に手を近づけて呪文を唱える。
淡い光がリヒャルトを覆い、怪我は綺麗に治っていく。]
これで大丈夫だろう、フレデリカ、君は?
[フレデリカに声を掛けつつ、ふと自分の来た道を振り返る。
ここまで誰にも合わなかった、リヒャルト達も同様だろう。]
…集落を目指した方がいいんだろうか。
皆無事だといいんだが…。
[島の中央を目指せばそのうち集落へと辿り着くだろう。
頼りになりそうなリヒャルトの意見を聞いてみたいと、彼を見た。]
/*
今日中に集落に移動だから、そろろろ集落目指した方がいいよな。
後半で鉱山入口崩落をPCによる行為にしたいなら、明日中にメモで報告か。
崩落させるとしたら黒竜陣営の誰か、だよね?
私かカークかな。
ああ、でも夢魔とか死神も有りなのか。
崩落描写とか楽しそうだけど、今のとこそれをやる理由がないな。
[抱えられた少年。
零れてぶら下がった腕が揺れて揺れて。
(どこに、つれていくの?)
あのとき浜辺に打ち上げられた少年を自分の代わりに運んでくれた漁師は、笑って「君のおうちでいいんだろ? 違うのかい?」答えた。
本当は、自分でしたかったのだけれど、抱えるどころか引きずるのもやっとで、おかげで少年は漂流中とは別の傷をこさえることになったわけだが。
行き先を確認して、向かう先も自分の家へ繋がる道で安堵するのだが、それでもすぐ後にはまた、うちにいくのよね? と聞いた始末だった]
[無意識に、自分を運んでくれる人の服を掴む。
あのとき、揺れる少年の袖の端を掴んだように。
(ねえ、ほんとうに、おうちにつれていってね)
はいはいと笑う漁師。
何度も念を押す。
しんでんはだめ
みずがみさまのこえをきいたひとが、
このこをころしてしまうかもしれないもの――*]
どうするかな。
…どちらだとしても、一緒に居て貰おうか。
一人より二人、二人より三人ってね。
第一、アデルは悪霊などにはなりそうもない。
[考えるような仕草で怪我をした腕を捲りながら、
彼への印象だけで適当な事を言って、口元を上げた。
傷を示して差し出せば、呪文が奔る。>>152]
ふうん。
治癒魔法には一度ならず世話になったが、本当に一人一人文言も術式も違うらしい。
[淡色の光に包まれるや否や、腕がふっと軽くなった。
屈伸させたり、掌を開閉させてみる。違和感は無い。]
便利なものだ、治癒魔法。
戦闘あるところでは特に重宝されるだろう。
俺も学んでみようとしたことがあるが、どうもそちらの才には恵まれなくてね。
助かった。
[礼を言って、フレデリカが治癒を受けるのならば、それが終わるまで見守ったのち]
[問うような視線>>152には]
ああ、その心算でいる。
他に生存者が居るなら、海岸で散り散りになっているよりはいい。集落という分かり易い目標もあることだし…
[スマラクト島の地形図を記憶から引っ張り出しながら、
目星付けていた方角を指し示した。]
記憶が確かなら―――向こうだ。
……無事だといいな、皆。
[恐らくはアデルの予想とそう違い無く、
指先は島の中央部を示していた。]
― スマラクト島南岸 ―
[>>128残念という言葉に疑問をいだいたけれど、それにつっこみを入れられる状況ではなかった。
今ついたと言われると眉を寄せ瞬く。
>>129船の末路をきいて、一度だけ、ゆると辺りを見回した。
残骸になった欠片たちは、その量から何か大きなものだったのだろう、という事が解るくらいで。
ゾっとして、口元を戦慄かせた。]
――… 人間 に ――…?
[頭の中に残るのは、>>8ゆるゆるとした頭痛。
ツヴィンガーを見上げた頃には、手の力はずいぶんと緩まっていた。
聞けなかった言葉の先を、少し待っていたけれど、
帰ってきたのは言葉ではなく頭の上にのる手の暖かさ。]
…
[アリーセの声が聞こえてきたのは、そんな時で。]
[>>136身を起こしたアリーセにしがみつく。
大丈夫だと聞こえて、安堵したのはこちらも同じ。
宥める様子が優しくて、>>130ツヴィンガーの声が聞こえるまで、ずっとしがみついていた。
ささやくような呟きは、自分の嗚咽にもかきけされ、届く事はない。けれど、唇が動いた気がして、少しの間心配げにアリーセを見上げていた。]
…あ、うん
俺は、ツヴィンガーに…
あっ
[>>138ここで漸く、自分は彼に助けられたのだと自覚する。
ばっと彼を振り返った。
>>131アリーセをお願いと言われると、うん、と頷く。
頷いたが何か言いたげな顔で。
彼が立ち去ろうと後ろを向いた時に、その後ろから声をかける。]
あ う つ ツヴィンガーっ!
―回想 とても幼い頃の記憶―
[小さな頃に捨てられた私に、両親の記憶はほとんどなく。]
ねぇ、ね。
ツィー、ねぇね、しゅきー。
[しかし、ねぇね―恐らく姉の事だろうが―と呼ぶ人に甘えたり、
疲れた様子の姉を、無意識に使った魔法を使って撫でたりしていたような。
意識が戻る前の、夢の淵で浮かんだ優しい記憶のカケラは再び沈んでいく。]
人それぞれ得意分野が違うだけの話しだろう。
治癒魔法は便利は便利だが、それだけで生きていける程に甘いものでもないしな。
[剣術などは苦手だ。
一応訓練してみた事もあったが、どうにも向いてなかった。
自分からすればフレデリカのように剣を扱える人の方が羨ましかったりする。
悔しいので口には出さないが。
リヒャルトの指し示す方向(>>159)へと視線を向けて頷く。
自分の予想した場所とほぼ同じで、結論も同じようだ。]
あの嵐で大した怪我もない人間が3人もいたんだ。
きっと他の人も無事だろう。
ここで立っているよりはそっちの方がきっと皆に会えるだろうし。
それに誰もいなかったとしても、集落の人に搜索を頼めばいい。
[リヒャルトとフレデリカに行こうと促た。]
―そして現在―
………ん………
[タイガに今も背負われているかは分からないが、ゆっくりと目覚める。]
……ここ、は?
[未だ覚醒していないのか、ぽやん、と周りを見回した。]
― 西部海岸→集落 ―
…お前、俺を何だと思ってんだ?
[頼りとされているのか、化け物染みてると言われているのか。
ウェルシュの冗談めかした言葉>>140に返したのは、良い笑顔だった。
しかしこうやって会話出来るだけ、精神的には楽になっているのかもしれない]
ああ、俺も無理はしない。
辛くなったらきちんと言うよ。
[大丈夫、とウェルシュ>>141に告げて。
ゆっくりとした足取りで道を進んだ。
歩みが遅いのは脇腹のこともあったが、ツィスカを背負っているために違和感を与えることは無かっただろう。
あまり揺らさないように歩いているのも事実だった]
[隣を歩くウェルシュは歩行には特に問題無さそうで。
その様子に安堵の息を漏らした。
自分のように怪我をしなかったのは素直に良かったと思う]
[しばらくして、道がそれなりに整ってきていることに気付き、集落が近付いていることを知る]
そうだな、もうすぐだろう。
……大丈夫、皆無事さ。
[見上げてくるウェルシュ>>142には力強い笑みで答えた。
ここで不安にさせてはいけない。
自分を奮い立たせるのに加え、そんな意識が強く根付いて居た]
……ウェルシュ?
どうした?
[こちらを見上げた直後、様子がおかしいことに気付き訊ねるも、否定の言葉>>144が返って来る]
そう、か?
ああ、早く行って彼女を診てもらおう。
[僅かに見えた焦りのようなものも含めて疑問は残るものの、追求はせず。
ツィスカを診てもらうのが先決と、駆け出したウェルシュの後を追った。
そうして見えてくる、集落の入口。
ゆっくりとした足取りだったが、着実に集落へと向かって行った]
― 集落 ―
[そうして集落に辿り着いた時]
っと。
眼が覚めましたか?
[背から聞こえる声に、人を探そうとしていた足を止め、ツィスカへ声>>168をかけた]
どこか痛む所などはありませんか?
……そう言えば、そうだった。
[傭兵だから、という言葉>>*18に微か、笑う気配を声音に乗せる]
とはいえ、『我』も完全な覚醒には到れていない……『不測の事態』には、備えておいてもらいたいものだな。
……『
[そう、伝えつつも。
それを誰から感じたかは、言葉に乗せない。
無意識の忌避が取らせる行動、揺らぎ。
封じの影響を残したままの『御魂』は、ある意味では未だに不完全な存在と言えた]
― スマラクト島南岸 ―
そうだったの。
[大きくはない声で、それでもツヴィンガーにお礼を伝えるシェイ>>161の頭を、それまで以上に優しく撫でた]
やっぱりシェイ君もそう思うよね!
この性質をもっと積極的に使えたら、応用範囲も広がりそう。
そのためにはやっぱり共振増幅かなぁ。
でもやりすぎると前みたいに剣が暴れるから、そこはそっちでもバランス調整してもらいながら……
[こんな時でも、つい、研究の話に意識が集中してしまう。
或いは『黒き光』からの逃避行動だったのかもしれないが。
それもシェイの苦笑>>163にハタとなって止まり、ハァと溜息を吐きながら、頷く]
そうねぇ。道具も揃ってないし。
今ここで離れたりするのは不安すぎるわ。
[指輪が触れた剣の柄を、トントンとリズムつけて叩く。
視線はそれより幾らか古びた剣の鞘に。その対となる月桂樹の指輪もまた、同じ島に在るとは知らず。
波間に砕けた過去の泡沫>>166も当然のよに知るはずもなく]
ああ、ウルズなら大丈夫だろう。
戦………いや、水の神殿の騎士なんだしな。
[イリス>>110やカーク>>112にいうようためではなく。妙な確信があるような感覚。理解できるというよりも、本で読んだ何かのような。]
なんにしてもここでじっとしててもはじまらない。
[ざっと見たところこの海岸に流れ着いた他のやつはいないわけで]
ああ、いくか。
[消えかけた街道をイリスを先導するように歩きだすカークに、前を任せながら、後ろについて、街道を進んだ]
― 集落 ―
[道中向けられた『良い笑顔』>>169には、似たような笑顔で返していた。
他愛ないやり取りは、普段のそれと変わらぬもの。
力強い笑み>>171には、安堵と同時に、微かな羨望も抱いていた。
華奢で頼りない、と称される事の多い自分とは対照的に、確りと立ち行く、頼れる、という印象を自然に抱かせる者。
それ故に、自身も兄と呼んで慕っているのだけれど──いろいろと、複雑な思いがあるのは否めなかった。
駆け出した理由の一つには、そんな思いにちょっと凹みかけたから、というのもあったらしいが、それは余談として]
……養父さん!
[集落に着くと、目に入ったのは見知った姿で。
安堵の声を上げて、そちらへ駆けていた]
[>>112 くすりと笑ってくれるから、ロシェルから聞いていた人物ということもあり、先程の悪寒を今は忘れて小さく笑い返す。]
信じましたよ?
[冗談めいた口調で言ったあと、続いて他の人の安否を口にするのには、表情を曇らせた。]
……ロシェ姉様…フレデリカさん…
[姉と慕う大事な人を、船で出会った新しい友人の名を小さく呟く。
二人ともこの周辺にいないのは、すでに知覚範囲を広げて確認済だった。
視覚で探す様に見回したり目を凝らしたりするまでもないから、見落としが望めない分、落胆も大きい。
カークの言葉に、眉を寄せて微笑む。落ち込んでいても仕方ないのだ。]
…はい、そうですね。
このあたりにわたしたち以外の人はいないようですし。
集落は中央と聞いています、そこにいなかったら、そこから探せば良いですものね。
[>>113 目隠しをつけ、飾り紐を後頭部で結び直すと、再び顔は隠される。
率先して先を歩くカークの後について歩く。
草が茂り足場にひっかかりやすいものが多い時は、ディークがフォローしてくれただろうか。]
鉱山には魔物が出るときいているのです。
この島自体はどうなのでしょう?
孤島ですから、独自の生態系を築いていたり?
[ふと、不思議に思う]
カークさん、この島、以前に来たことあります?
あ、いえ…足取りに迷いがないなって思って。
― 集落 ―
そうですか、良かった……。
[大きな傷は無いと聞き>>174、少しだけ後ろへ首を巡らしながら安堵の息を漏らした]
どこか休めるところまで移動しましょう。
海に居て体温も下がっているでしょうから。
[そう言ってそのまま歩き出そうとする。
ウェルシュがローゼンハイムを見つけ駆け寄った>>179のを知っていたから、そちらへ行こうと考えた]
― スマラクト島南岸 ―
[>>160入れられなかった突っ込みに関しては笑顔で置いておくことにして。
普段の生意気な様子が見られないのが、難破で受けた衝撃を物語っているようで。労るように頭を撫でたわけだが。
>>161アリーセが無事そうならとその場を離れようとして、背にかかる名を呼ぶ声と、小さな声はしっかり聞いたのか、一度振り返った。]
あらぁ、アンタちゃんとお礼言えるんじゃないの。
気にしなくていーわよ。
[お仕事だからねぇ、などと無粋な事は言わぬまま、ひらりと手を振ると、他の生存者や荷を求めて海岸を歩いた。
塩水に濡れた髪が服が、張り付いて気分は良くないが、贅沢は言っていられない。歩いていればそのうちにそれも少しずつ乾いていった。]
[ウルズは騎士とはいえ女性だ。上背のある自分と体格を比べればずっと華奢な彼女を抱えて行くのはそう辛くはない。安々と抱え揺れながら歩くと、小さな拒絶の声>>154が耳に届いて、つい苦笑する。]
ごめんなさいねぇ、アンタの王子様じゃなくて。
でももうちょーっと、勘弁してね。
[そんな言葉も彼女に届いているかは解らないが、未だ夢の中に居るだろう]
[ウルズは騎士とはいえ女性だ。上背のある自分と体格を比べればずっと華奢な彼女を抱えて行くのはそう辛くはない。安々と抱え揺れながら歩くと、小さな拒絶の声>>154が耳に届いて、つい苦笑する。]
ごめんなさいねぇ、アンタの王子様じゃなくて。
でももうちょーっと、勘弁してね。
[そんな言葉も彼女に届いているかは解らない。
おそらくは未だ、夢の中に居るだろうから。]
― 集落へ向かう道 ―
[海岸から島の中央部へと向かう途中で小さな道へと出た。
明らかに人の手が入った道に内心で安堵する。
これで集落へと辿り着けるだろう。]
方向は間違ってなかったみたいだな、よかった。
[小さな島だからそれほど長い距離を歩いたわけではない。
それでも遭難して海に放り出された事や、濡れたまま歩いていた事、何より精神的なモノのせいで疲労が溜まっていた。
早く休みたい、そんな気持ちで足を進めていると集落の入口が見えてきた。
昔ここに住んでいたと聞いている。
入口の前まで来て、足を止めてじっと見つめた。
あまりに幼い頃だったから記憶には残っていない、それでも。]
…懐かしいと感じるもんなんだな。
[ぽつり、と呟いた。]
― スマラクト島南岸 ―
あっ、気付かれました? 良かった。
[ウルズ>>175と視線が合えば、また安堵の笑みを浮かべて。
女性の身体をツヴィンガーに調べさせるのも悪いかもしれないと、まだ座ったままだった姿勢から立ち上がって傍に寄った]
― 集落 ―
[駆け寄った直後、見えたのは何故か苦笑めいた表情だった。
安堵しているような、慄いてもいるような。
けれど、それとはっきり確かめる間もなく、養父はいつもの穏やかな笑みを浮かべて、無事でよかった、と笑った]
うん、大丈夫。
タイガ兄さんと、ツィスカとは一緒だけど……他の、皆は?
リィ兄さんや、ツヴィンガーさんは……。
[問いには、まだわからない、との答えが返り。
そうなんだ、と僅かに眉が落ちた]
[>>178 ウルズは大丈夫というディークに、眼帯を付け直す直前、目を細めて笑みを向ける]
はい。わたしも…そう、信じています。
ロシェ姉様は、わたしよりもずっと強いくて素敵だもの。
ぜったい、水神様が死なせたりしない。
[自身はというと、半ば自分に言い聞かせるように言う。
此処でロシェルが死んだなどと聞いたらすっかり取り乱す自信があった。
しかし今はそんな場合ではない。し、]
……昔からそうだけど…
なんだかディークが言うと、間違いないって思えます。
最初からそう決まってるような…不思議ですね。
[眼帯を結び終え、瞳を覆った布で安堵をにじませて言うのだった]
― 北の街道 ―
[荒れた街道は足場も悪く、草や蔦が多い。
必要ならカークが剣で斬ったりしたか。足場の悪さに足元を取られそうになったときだけイリスに手を貸しながら進み]
怪物がでたとかいう話か。二十年前の話だが、今どうなってるのかはさっぱりだな。
変に怯える必要もないが、警戒しといて損はないだろう。
[なにせ最近使われた形跡がない場所ならば余計にと思いながら後衛についたまま、イリス>>181が聞く言葉に自分も同意するようにカークをみた]
[ローゼンハイムに微かに見えた、慄きのいろ。
それが何を意味するか。
少年の理解は及ばぬものの、『御魂』には、すぐにそれと知れる]
……気づいているか、人の子。
[零れ落ちたのは、小さな呟き]
しかし、いつかの事で、『我』の在り方は理解はしているだろうに。
何故、わざわざ『我』をここに導いたのか……。
[相手が、シュトラールが、どこか不安定なのは何となく感じ取っていた。それは、違う一人称が混ざることからも、時折、人格が重なっているかのような不思議な印象を与えることからもわかる。>>*15>>*19
自分とて、過去を思い出したばかりで、混乱が全くないわけではない。完全な覚醒ではない、というのは、仕方のないことだろうと結論づける。船の上では、彼はごく普通の青年にしか見えなかったのだから。懐かしい気配を感じてはいても。]
アーベント…か。
やっぱあんたを狙ってんのかね。
ま、早めの合流を心がけようか。
[軽い調子で言いながらも、そこに込められている感情は割と真剣で。]
― スマラクト島南岸 ―
アリーセです。私もここまで流されたみたいで。
[名を告げながら、シェイ>>165の疑問に片手を上げる]
一番家が集まってたのは、向こう。
南の浜はそんなに遠くなかったはずだよ。
荷車使う時はあっちの道を回るけれど、歩いてくだけなら、その木の脇からも抜けてけるはず。
[遠い記憶を引っ張り出して、あっち、そっち、と指差した。
それからツヴィンガーの判断を仰ぐよに顔を見上げ小首を傾げた]
[>>164早速こっちにやってきたシェイには苦笑する。
まぁお姫様が心配だろうから仕方ない。
>>139アリーセからも同じような問いがいたので、頷いて。]
だいじょーぶよ。水も飲んでないし、気を失ってるだけ。
他は……よ、っと。
[そうして一度、側らに寝かせると、すぐに反応があった。>>175]
あら、起きた?
痛むとこはある?
― 北の街道 ―
[カークのかき分けてくれる道を、時折ディークに手を借りて進む。
一緒に流れ着いたのが旅慣れた傭兵二人だったのは、僥倖だったといえよう。
進むうち、ふと立ち止まる。]
………?
[顔を右手の森に向けて、意識をそちらに集中するようにして暫く]
………猫さん、でしょうか。
[ディークとカークが其方をみたならば、
猫というには、だいぶ大きい大きな金色の瞳が木々の闇の合間からぎょろりと覗いていた]
[自分にいい聞かせる様子のイリス>>189の言葉を黙って聞きながら]
お?そうか?
そりゃな、悪いことばっか考えてても仕方ないし、死ぬべきじゃない人間ってのは結構生き残ったりするもんさ。
[ただ船員全てが残ってるのかといえば、それは難しいのだろうなとは思っているが、それはそれでしかないと割り切っている。]
……ま、俺みたいにしぶとく生き残っちまうやつもいるんだけどな。
[最後はやや明るく冗談めかしていった]
/*
は。>>187傍に寄ったのは、距離を詰めたよな意味としといてくださいませな。>>193隣に寝てたみたいなので。
そしてリセはシェイ君の一目惚れを甘く見てる模様。
お母さん視点すぎるのかな?www
[身体の事をまず尋ねながら、無事だった自分の鞄を開けてみる。軍用の鞄は防水機能がついており、中の物はほとんど無事だった。
中から医療用に使う白い布を二枚取り出すと、さっき顔を塗らしていたアリーセに一枚を渡しておいた。]
無事なのあって良かったわ。
顔、塩水でらしたままだと、肌に悪いからね。
[と、拭くのに使いなさいと示唆させ手渡した
何で濡らしたかは口にせず、渡すだけ渡すと、もう一枚はウルズに。同じように顔を拭くのに使いなさいと告げる。
>>139>>192アリーセの提案を耳に入れるのは前後になるか。]
そういえば、モーントシュテルンは…?
[船内では確かに近くに居たのだが、先の嵐ではぐれてしまったようで。
きょろ、と周りを、もう一度だけ見回すと、上空に見慣れた白フクロウの姿が見えて。]
あ!
良かった、心配したよぉ…。
[ひらり、と舞い戻ったお供の無事を確かめるように撫でた。]
……あれと、『我』は、相容れない。
[それは本質的なものと、存在自体に刻み込まれている。
だから、そう言い放つのに躊躇いはない]
故に、『我』が目覚めようとするならば、阻まんとするは必然。
……自身は動かず、己を奉るものを用いる辺りの狡猾さも含めて、変わりはないようだ。
[呆れたような口調で吐き捨てた後。
僅か、間を開けて]
― 集落 ―
ええ、何か着る物も借りなければ。
いつまでも濡れた服のまま、とも行かないですし。
身体も温まりませんからね。
[そうツィスカ>>191に返して一歩踏み出したのだが]
───……あっ。
そっ、そうですよね。
失礼しました、ははは…。
[意識が無いうちは必死だったために気にしていなかったが、今になって女性を背負っていると言う事実が急に気恥ずかしくなり。
また、降ろすことすら忘れていたことに恥じて照れ笑いを浮かべる。
その場にしゃがみ込み、ツィスカの足を地面に着くのを確認してから、支えていた手を離した]
そうね…もうこの辺りには何も無いみたいだし。
[少なくとも生きている物は、とは言わないが。
周囲を確認もし終えた事だしと賛同するように頷いた。
ひょっとしたら無事な荷物はあるかもしれないが、自分だと判断がつかないので諦める方向に。]
村に行くってのは、当初の予定にも入ってたしね。
生きてる連中は皆そこに向かうでしょうし…行きましょうか。
/*
やはあ。
……分裂二面赤ログ、思っていた以上にめどいわー。
しかし、これがないと、ED分岐がね……!
全く救いがなくていい、っていうなら、ばっさりしちゃうんだけど、そうじゃないからなー。
勘か。…適当に進んで外れるなよ。
[振り返らずのカークの返答>>195を聞き。そのわりには、僅かにしかみえぬ街道をしっかりと進んでいるように見えるが、それを指摘せず、イリスが立ち止まった>>194ことで自分も立ち止まり]
何かあったのか?イリスって、猫?
[右手の森をみると、うっすらとした暗闇からぎょろりと覗く金色の瞳。
イリスにやや遅れてその全貌を把握するが]
…猫っていうには、でかいぞ。
[自然イリスと巨大猫?との間に身体を差し込みながら僅かに腰を落としみる]
…ふ。違いない。
[得手不得手に対する言に、笑う。
集落への移動に関しても異存はなさそうだ。
治癒と回復の間、流れ着いていた船体の船首像の一部に腰を下ろし両脚を組み投げ出していたが、アデルの促しに応じ頷く。]
ほれ。手。
[波で抉れて出来たのだろう、低い崖に突き当たればフレデリカに手を伸べて引き上げを手伝おうとする。
二人を気遣いつつ、海岸線を折れる形で林へと歩を進めた。]
…ふ。違いない。
[得手不得手に対する言に、笑う。
集落への移動に関しても異存はなさそうだ。
治癒と回復の間、流れ着いていた船体の船首像の一部に腰を下ろし両脚を組み投げ出していたが、アデルの促しに応じ立ち上がった。手早く裾の砂を払って。]
ほれ。手。
[波で抉れて出来たのだろう、低い崖に突き当たればフレデリカに手を伸べて引き上げを手伝おうとする。
二人を気遣いつつ、海岸線を折れる形で林へと歩を進めた。]
簡易的だけど、舗装されている。今でも使われている道なんだろうな。
…ああ、言っているうちに何か建物が見えてきた。
魔物が出るとも聞いていたが、島自体は思ったよりは安全なのか。
[他の道を行く面々にとってはそうでもないようだった>>194>>202>>203ことは、当然知る由もない。偶々運が良かったのかも知れないが。
少し先に在る小さな集落の入り口を仰ぎ見ながら、短く息を吐いたところで]
―― …ん? 懐かしい、…?
アデルは、来た事があるのか。此処に。
[アデルの呟きを拾い>>186、不思議そうに傍らを見る。
経緯は知らないが、王国出身だとばかり思っていたから。]
― 回想:ちょっと前 ―
[>>195 カークの返事にそれ以上疑うことはしない。]
勘ですか。
旅慣れていると、そういうことも多いのかもしれませんね
[その背を”視”て歩く。
…胸騒ぎ。不安に似た、揺らぎ。
理由は解らないけれど、気になる。*]
― 回想:ちょっと前 ―
[>>196 やや明るく冗談めかして言われる言葉に口許に笑みを象り]
そうですね、ディークが死ぬってなんだか想像できないです。
[さらりと失礼なことを言ってみる。
このあたりに流れ着いた死体はなかったようで、それをみることはなかったが。
犠牲になったであろう乗組員に心中で祈りを捧げながら、立ち上がった*]
[>>193と、ずいぶんと近くから声が聞こえて見上げるとツヴィンガーの顔も見えて……はたと、なぜだか握ったままだった服の裾をそそくさと手放した]
……はい、大丈夫です。
[立ってみる。
痛みはあっても行動に支障はなさそうだ。腕も足もついている。腰に下げたままだった直刀も、幸い2本とも無事だった。
>>197差し出される布を礼を言って受け取ると]
あの……ありがとうございます。
わたしのこと、拾ってくれたのはあなた……でしょう?
[夢を見ている間、誰かの声を聞いた気がした。
水神とは違う、導きのような、音。
確信などないから、酷く曖昧な礼を繰り返す羽目になったけれど]
[視覚に頼らない質量・熱量感知というのは、センサーと同様で360度のある程度の範囲を死角なく周囲を監視できる。
日常生活では何の利点にもならないが、索敵に非常に有利…というのはさておいて。
>>202>>203 剣を抜くカーク、自分の前に出て構えをとるディーク双方の服の裾を慌てたように引く。]
あっ、あの!
ちょっと、ええとだいぶ…っていうか小山?くらいある猫さんっぽい何かですが…っ
あの、害意は感じないというか…っ
怯えてるような…
[そのまま二人の前に出ると、手を延べる。]
…もしかして、お迎えですか?
[ローゼンハイムがすでに集落についていることなど知るよしもなかったが。
そろりと警戒心をにじませながら森から出てきた大きな猫の首には、首輪と鈴がついていて、にゃあと一つ鳴いた]
/*
あ、戦わないのね!?
マスコットか何かなのかそうか。
戦闘があるものだとばかり。
何か言ってしまった手前、ややっと恥ずかしい…
[>>205のリヒャルトの問いかけにそちらへと視線を向けて頷く。]
私は元々はここの出身なんだ。
2歳頃まで住んでいた、と聞いただけだから記憶にあるわけでもないんだがな。
[そのはずなのに朧げに記憶の断片が頭にあって。
でもそれは自分自身の記憶ではなく。
遠い昔の一族の記憶の欠片。
血に刻まれたそれは呪いのようなモノ。]
リヒャルト、君は私が幽霊でも一緒にいた方がいいと言ったな。
悪霊になりそうにないとも。
ある意味私は悪霊よりもタチの悪いモノかもしれんぞ?
[茶化すように軽い口調で言う。
だがその目はどこか真剣な色を宿していた。]
― 集落 ―
いえ、お気になさらずに。
当然のことをしたまでですから。
[礼を言われ>>207、照れを残しながら笑んで受け取るも、気にせぬよう言葉を添えて。
白梟がツィスカの下へやってくる>>198のを微笑ましげに見た]
集落に居る方に頼んで風呂を借りられませんかね。
その辺りも聞いてみましょう。
[行きましょう、と移動を促して、先ずはローゼンハイムの下へと向かう。
未だウェルシュはその場所に居ただろうか。
居たならばツィスカが眼を覚ましたことも告げることになる]
…ま、冗談だ。
[すぐに表情を緩ませると、集落へと向かって歩き出した。]
この集落には私を拾ってくれた恩人の墓があるはずなんだ。
その事を思い出してな。
[後で墓参りに行こう。
記憶にはないが、それでも育ててくれて、どういうツテを辿ったのかは知らないが魔導王国の孤児院に預けてくれた人。
しかしその前に皆の無事の確認が先だろう。
集落の中へと入れば、少々ざわついているように感じる。
ざわついている原因へと視線を向ければ見知った顔がそこにいた。]
タイガ!
…と、フランツィスカさんも。
二人とも無事でよかった、他には人はいないのか?
[二人へと駆け寄り、無事を確認してほっと息をついた。
ウェルシュやローゼンハイムは離れていて見えていないようだ。]
<b>― スマラクト島南岸 ―<b>
そう、それなら良かったわ。
[大事無いとの返事には安堵を見せた。
ウルズからの問いかけには隠すことでもない。]
ええそうよ。
王子様でなくって、残念だけどね。
[>>209掴んだ袖をさっと離す様子に、さっきの声もあって、くすりとまた笑みながら答えた。
眠っていただろうと思った彼女が何か聞いていた事などは特に気付かず、また気にしなかった。]
/*
うおおおお、前後した。
ウェルシュもローゼンさんも俺に隠れて見えなかったってことで良いんだろうか(
[どんだけでかいんだ]
猫の怪物の肉って旨いかな。
[へらと口元を歪めて、剣を構えるカーク>>203軽口を叩きながら、猫の特徴がそのまま反映されているかわからないまま思い出していたところでイリス>>210に裾を引かれて]
イリスに猫の気持ちがわかるのか……って首輪?
[明らかに人工的なもの、誰かにつけてもらった。と考えるべきものが見えて、目を瞬かせる。敵意も感じられないが、それでも最低限の警戒を残したまま、イリスに手を延べられ、素直に森から姿をだしてにゃあと鳴く猫に肩の力を抜く]
その鈴はここの集落の人間にそれつけてもらったのか?
だとするならば、先に集落についたやつが探してくれるように頼んだやつ…なのかもしれないな。
[にゃあと鳴かれても猫語はわからない。推察を口にする]
[>>211>>216 剣を収めるのを背後に確認してほっとして。
人が3人は乗れそうな大きな大きな猫に手を伸ばすと、顔を擦り付けてごろごろと喉を鳴らす。]
そうですね、これは確実に飼われてます。
えーと猫さんの気持ちはわからないのですが、人でも動物でもぴりぴりしてたりするときの気配はなんとなくわかるです。
この島に集落はひとつでしたよねー…?
[むーん、と少し考えて、ぱむっと手を合わせて嬉々とした声を出す]
そうです!
この子に、乗せていってもらいましょう!そうしましょう。
だめですか…?
[二人に向き直って、おずおずと、とてもうずうずした様子で聞く箱入りがいた]
― 集落 ―
そう、か。
……それじゃ、養父さん以外のひとは、まだ来てない……ってこと、か。
[自分たちの到着が二番手であった事を聞かされて、ため息ひとつ]
それで、これからどうするの?
[気持ちを切り替えるように問えば、今、本国と連絡を取っているところだ、と告げられて。
休息のために、空き家になっていた家を幾つか借りたから、そこで休むように、と告げられて]
あ、じゃあ、休めるところ、あるんだ。
……みんなずぶ濡れだし、ね。
[そこには、本気で、安堵した]
― 集落 ―
アデル!
良かった、無事だったか。
[かけられた声>>214に振り返り、アデルの無事を知る。
他にもリヒャルトとフレデリカの姿も見え、安堵の息を漏らした]
3人とも無事のようで何より。
俺達の他は、ウェルシュとローゼンハイム師父が居る。
他はまだ確認出来ていない…。
[アデルの問いに答えながら、ウェルシュとローゼンハイムが居る方を示した。
ローゼンハイムのところへ向かうため、「歩きながらで良いか?」と訊ね、移動しようと]
……またうちの姫さんのいらない好奇心が出てきた。
[こちらに向きおずおずと聞く>>217イリスに、慣れたとはいえ、皮肉げにそういいながらも]
乗るんだとしても、俺らにいうんじゃなくて、こいつに頼まないと駄目だろ。
[本当に大丈夫かな?というように横から手を述べて頭に手を伸ばして撫でてみる。
しばらく撫でていても抵抗しないし、イリス>>217のいうようなぴりぴりではないが怯えのようなものは徐々に減っていってる]
/*
とりあえず、ここででかいふかもふがでるとは思わなかったww
ていうか にほんご どこいった 。
動詞が重複してるーよ……。
― 集落 ―
そうか、ウェルシュとローゼンハイム氏も無事だったか。
他の人もきっと大丈夫だろう。
…後で捜索隊を出した方がいいかもしれないが。
怪我で動けないなんて事も有りうるしな。
[きっとその手の手配もローゼンハイムがしてくれるだろう。
彼の元へと移動しようとするタイガには頷いて同意する。]
所で二人とも、怪我はないか?
[必要なら治癒魔法をかけようとそう問いかけた。]
[>>220 皮肉も普段ならば頬の一つでも膨らませるところだが、今はそれどころではない。
>>222 ディークと同じく、猫が良いなら良いというのに、ぱぁと表情が明るくなったのは口許だけでもわかるか。
カークの伏せ、という言葉に伏せようか半端な姿勢で猫が此方を見たので、猫の方を向く。]
…わたしたちね、あなたの村に行きたいのです。
乗せてくれますか?
[お願いして猫の額を撫でると、猫はぺたんっと地面に伏せた。
くるりと二人に振り返ると、]
猫さん、良いそうです!
[あながち間違いではなかったのだろうが、嬉々として言った。
ちなみに、動物の言葉がわかったりはしない。]
[王子様なんて話し、したことはないし。
そもそもそんな色気のある単語に心当たりがない。
けれどつまり要するに運んで貰らっている間に何か自分が口走ったのだろうからして。
でもそれは確認するには恐れ多くてというかあれそれだが上手く言葉にならなくて]
〜〜〜〜〜。
い、行きましょうっ
[アリーセに、こっちでしたっけ、と唐突に確認しながら歩き出した*]
― スマラクト島南岸 ―
[>>183振り返られるとどきっとして、顔を強張らせる。
言われた言葉に、「おう」とだけ返してそっぽをむいた。
>>176研究の話に集中しかけるアリーセの様子に、ふっと一つ笑い声がもれた。
彼女のこういうところはとても好ましい。
基本的にこういう部分は同類の気もあり、心配事がなければ自分にもそれが伝染してしまっていただろう。
同類だからこそ、研究中の意見の対立があった時の言い合いはとても賑やかだったとかなんとか。
>>177道具もそろっていないという言葉に、「そういう問題か」とじと目つっこみもしながら。離れると不安という言葉には、ただ頷いた。]
― 南岸 ―
……ありがとうございます。
[海水ではなく塩水と言われたこと>>197に目を逸らしながら感謝を伝えてツヴィンガーから白布を受け取り、頬は特に念入りに擦ってから提案を投げた]
はい。ウルズさんも。
[そのまま布は借りたまま肩にかけ、身を起こしたウルズ>>201に、もう一度頷いた]
20年前の異変か。確か多くの避難民が出たな。
[調査員にも、スマラクト島の出身だと言う者は何人か居た。
避難民の一人に数えて差支えが無いのか、それとも違うのか。どちらにしろ、アデルの出自の裏付ける以上の意味が見あたらず深くは問わなかった。
知ったとて疑問、疑念を抱くというものでもない。しかし。]
………島に呼ばれて?
[そんな言葉が唇から漏れたのは、海原へと投げ出される直前に聴いた“音”が、耳の奥で響いたような気がした故。
誘うような、荒ぶるような、嘆きのような。
声ならざる音。
冗談のような声色は耳を素通りし。
ただ、傍らの青年の揺らがぬ瞳に天青をひたりと据えた。]
…思ったより冗談好きな奴だな。君は。
[返答を求めての言葉ではないから、答えは求めない。
緩んだ表情>>214に調子を合わせるために、わざと意識して引き締めた唇を解くが、声色は真剣なまま。]
それは、故人も喜ぶだろう。
死んでしまったら、気軽に会いに来ることも出来ない。
生者を只管待つだけだろうから。
[“古神”は死したる者か。それとも今尚生きているのか。
海泡のようにふつりと意識の片隅に浮いた思いは、今は沈めた。
集落の中へと、歩を進める―――。]
― 集落 ―
[とりあえず、今聞いた話を伝えてこよう、と。
タイガたちの方へと戻ろうとして]
……アデルさん!
リィ兄さんたちも……良かったぁ……。
[丁度、こちらへ向けてやって来る姿を認めて。
安堵したような声を上げてそちらへ駆けた]
肉食か。
[こちらもカーク>>222と同じ罪悪感を抱いたからこれ以上いわなかった。
だがそうやって、毛並みとかも綺麗ってことはやはり飼われているんだろう]
いいこだな。
[カークが伏せといい、イリス>>228がお願いをしたのにちゃんと動いてくれる大きな猫に僅か驚きながら]
んじゃまあ…乗っけてもらうか。頼むな。
[ダメなら振り落とされるだろうと思い、先に乗るかってことで、巨大猫の後ろのほうに跨ぎ乗ると、いい子している]
振り落とさないな。なら大丈夫か、乗っていいぞ。イリス。
[前のほうに乗れと毛皮をぽんぽんと軽く叩きイリスを促した]
― 集落 ―
[礼についてのツィスカの言葉>>223には少しだけ苦笑を滲ませつつ、「分かりました」と答え。
アデルの同意>>226を受けて移動しながら]
ああ、無事で居ると思う。
その可能性は否定出来ないな…。
師父に可能か確認を取って進言してみよう。
[捜索隊の話には今度はこちらが同意した]
怪我は。
…ああ、大丈夫だ。
[問いかけには少し間を空けつつも、大事無いと答える。
海を漂っていた時に付いた掠り傷はあれど、大きなものは無い。
左脇腹の打撲以外は]
/*
現時点での好感度すけーる、縁故と遭遇者限定
ツィスカ>タイガ≧リヒャルト≧カーク>アデル>ツヴィンガー≧ディーク>アリーセ
てな感じ。
二段目に兄貴的存在が揃っているのは笑うしかない。
ていうか、カークのめもwwww
『ねこのうえ』てwwwww
ウェルシュ!
[駆けて来る姿>>234に、今度こそ声のトーンを和らげる。
よ、と片手を挙げて迎えた。]
お前の顔を見るのが、何だか一年振りのような気がするよ。
皆、流されたんだな。
…よく、無事で。
[調査船と調査員の護衛。
思わぬ速度で思わぬ海難に見舞われたとはいえ、任に際し何も動けなかったことを恥じるような表情も少し、浮かんだ。暇潰しの名目で適当に受けた任だ。それでも。]
ウェルシュ!
[駆けて来る姿>>234に、今度こそ声のトーンを和らげる。
よ、と片手を挙げて迎えた。否。迎えられた。]
お前の顔を見るのが、何だか一年振りのような気がするよ。
皆、流されたんだな。
…よく、無事で。
[調査船と調査員の護衛。
思わぬ速度で思わぬ海難に見舞われたとはいえ、任に際し何も動けなかったことを恥じるような表情も少し、浮かんだ。暇潰しの名目で適当に受けた任だ。それでも。]
[フランツィスカの返答(>>238)には納得したように頷き。
しかしタイガには胡乱気な眼差しを送る。
じっとタイガを見つめると溜息をついて、小さく呪文を唱える。]
…全く、嘘が下手なヤツだな。
いいか、例え擦り傷だとしても破傷風の危険性もあるんだぞ。
お前は調査をしにここへやって来たのだろう。
体調を万全に整える必要がある、違うか?
[ぶつぶつと文句を言いながら治癒魔法をタイガへと施しすと、フランツィスカへと向き直り。]
コイツは痩せ我慢が大好きなんだ。
覚えておくといい。
[そう告げると今度は駆け寄ってきたウェルシュ(>>234)へと視線を向けた。]
ウェルシュも無事でよかった。
…で、ローゼンハイム氏はなんて?
他には誰と会えた?
ウチの上官や、隊長らは。それに―――
[問うより早くウェルシュの後方に人影を認めると、そちらにも強く会釈をした。]
タイガ。君もね。
[辿り着いた集落で顔を見ることが出来た面々に、それぞれ無事を喜ぶ声を掛ける。
行方の知れぬ者のことを確認して表情を曇らせるが、ともかく待つ意向を示す態。]
[途中、ウルズにゆれる長い髪がない事に気付くと、]
ウルズ髪いつきったの
まさかさっきの嵐で…!?
あっでも短いのもすごいイイ!にあってる!
[などと、歩きながら話しかけた。
とりあえずは今は、嫌な事や不安事など、あまり考えたくなかったのもあるかもしれない。]
[>>235 先に乗って確かめるディークに、だいじょうぶでしょう、とばかりに小首を傾げる。
乗ってもいいと言われ、猫によじ登ろうとして手を引いてもらいつつ、>>239カークに背を押してもらって漸く猫の上に跨る。
巨大な猫の上にのる3人というファンシーな光景が出来上がれば、猫はのそりと立ち上がった]
わたし、猫さんに乗るの、初めて。
[景色が見えるわけではなかったが、走り出した猫の上、流頬を撫でる風、温かな毛並みに平素おっとりとしている自分にしては珍しく興奮してはしゃぐ。]
ディークやカークさんは乗ったことありますか?
みんなこの子みたいに良い子なんでしょうか…!
[先頭に乗せてもらったのでそんな風に言いながら猫の毛並みを撫でていれば、集落はすぐに近づいてきただろう]
[よじ登るイリスに手を差し出し、カークの助けも借りて、自分の前にはイリスが、後ろにはカークが乗るという。ファンシーな図が出来上がる。
野郎にとってファンシーというのは酷く微妙な気がするが、整えられてない街道を潜るのもはめんどうくさい。
それに船が破壊されて流されて、という経験を今まで外にほとんど出てないイリスが楽しむならば、仕方ないかというのもある中。]
普通初めてだと思うぞ。
[無邪気に楽しむイリス>>246に返事をする。
少なくとも大陸で猫に乗ったなんて話聞いたことはない]
普通猫はこんなでかくないからな、どっちかっていうと人にそこまで懐かない猫ってのばかりみてるから、こいつが良い子なだけじゃねぇか?
[振り落とされるほどの心配もないようで、時々背後からイリスを支えたりしながら、風を切るように走る巨大猫の背とはしゃぐイリスとを集落につく間、味わうことになる]
― スマラクト島南岸 ―
[実際は駄々などでもなかったが、からかい半分そう告げる。
アラ落としたわよ>>227、と落ちた布を拾い上げて叩き、
もう一度渡そうとしたが、たったと先に行かれてしまい苦笑した。]
じゃ、皆歩けそうなら行きましょうか。
[>>240アリーセの冷たい視線にはちょっと眉を下げて肩を竦めたが、
彼女が先導すると言うのを止めはしなかった。彼女がここの出身である事は知っている。]
あらシェイは知ってるの?ウルズの王子様。
[言い出しっぺだが、彼女についてそこまで詳しく夢見は行っていない。
だから彼女の王子が誰なのかは知らず、むすっとしている>>243シェイに楽しそうに聞いてみたりした。
足はしっかり動かしたままだが、行程がどうしても女子供に合わせてなので自分にとってはゆっくりとした物になる。]
[駆け戻った先、タイガの背から降りて立つツィスカの姿にほっと安堵の息を漏らしつつ]
一年ぶり、って。
……多分、まだ一日もたってないのに。
[リヒャルトから向けられた言葉>>241に、ほんの僅か、眉が下がる]
ツヴィンガーさんには、まだ会ってない……養父さんの他には、まだ俺たちしか来てないみたい。
[他にも、無事と知る者はいるが、それには触れず。
アデルからの問い>>242には、先ほど聞かされた事をそのまま伝えた]
とにかく、今日はゆっくり休んで、って。
……でないと、何にもできそうにないし、ね。
― 集落 ―
[アデルからの視線>>242が痛い。
どの怪我に対してもこの程度、と思っているからこその返答だった。
のだが]
っ……。
普段ならほっときゃ治るって言えるんだが。
それを言われるときついな。
すまん、助かった。
[紡がれた呪により身体が軽くなっていくのを感じる。
掠り傷だけでなく、左脇腹の痛みも引いた]
っ、おいっ!
余計なことは言わなくて良い!!
[ツィスカに向けられた言葉を聞きとがめると、思わず大きな声を上げる。
そんな風に認識されてしまったら、万一の時に安心させるどころか心配させてしまうと思ってしまったために。
そう考える辺り、アデルは間違ったことを言っていないわけだが]
― 集落 ―
……あ。
本当に、大した怪我ではないですから!
怪我のうちにも入らないものなので…!
[おろおろとするツィスカ>>250に、慌てて訂正を入れる。
だが慌てすぎて怪我をしていたことは肯定する言葉を紡いでいたり]
[波に飲まれたのは一瞬だったか。
勢いに耐えられる訳もなく、海中に沈んだ衝撃に一瞬意識が遠のきかけた。
けれど、幼馴染の声>>119が引き戻してくれて。
抱えてくれていた腕の代わりに、身体と海の間に差し入れられた木切れを掴んだ。]
……っ、る…っ
[意識はあるが、呼びかけに声を返す余裕は無かった。
だから、気は失っていないことが伝わるように握られたままの手を確りと握り返し。
そして───]
─ スマラクト島・海岸 ─
───…、はっ、…ぁ…
[幼馴染の手は離さずに済んだまま、辿り着いた岸辺に上がるとその場に倒れ込んで息をはいた。
咳き込む声>>120に大丈夫かと案じるものの、身体が言うことを聞いてくれなくて。
背を撫でてくれる手に、小さく頷きを返すしか出来なかった。
一応着衣したまま泳ぐ訓練はしてきたけれど、訓練と実地は違う。
兵属しているとはいえ、荒波と海水に奪われた体力はそう簡単に取り戻せる訳もなく。]
僕、は…へい、き。
ルト、こそ。
[何度か浅く深く呼吸を繰り返して、ようやく幼馴染の顔を見られた。
海に投げ出されてから此処まで、自分を気遣い庇ってくれていたことが解らない訳じゃない。
きっと自分が負うはずだった分の傷も余計に負っていただろう。
申し訳なくて、眉が下がった。]
─ スマラクト島・海岸 ─
ぁ…いいな、僕も。
[リヒャルトがローブを脱ぎ捨てる>>121のを見て、重い手つきでネクタイを外して上着を脱ぎ、絞る。
更にそれを腰に巻いてズボンを脱ぐと同じように水気を切った。
上着の下に着ていたシャツも当然濡れているのだけれど、流石に幼馴染の前でこれまで脱ぐのは恥ずかしくて。
濡れたままのシャツの上にもう一度着直した。]
………ごめん、お待たせ。
[無意識に胸元に手を置きながら、リヒャルト>>123に声をかける。
その手の下にある幼馴染の瞳と似た色の石に何かの変化があったとしても、服に隠されていた為に気付くことはなかっただろう。
立てるかという問いかけに頷き、その場から移動した。]
[>>247 揺れる猫の上、返る返事に意外そうに声を出す]
ふーん…そうなんですか。
じゃあ、わたしはこの島にきて「お得」ですね。
[浜でカークに言われた言葉を思い出して、口にして笑う。]
とても良い子です。
子猫から育てたりしたのかな。
[ディークが後ろから支えてくれているお蔭で、上下に動く猫の背でも落ちることは無く、無事に集落に到着する。
猫から降りると、手を伸ばして猫の顎を擽るように撫で]
ありがとう。
とても、助かりました。
[更に頬すりして、ぎゅうと抱き締めた。
ついたのは、集落のどの辺であったか]
……兄さん。
[怪我とか、やせ我慢とか。
何やら断片的に聞こえた単語に、じと、とした視線がタイガに向かった]
……道理で。
[道中の動き、どこか鈍く思えたのはそれか、と。
そんな思いが、視線に宿る。
もっとも、気づいて指摘したところで、強くは出れないのだが。
自分の中の光の魔力は、癒しという形を結ぼうとはしない、と知っているから。
それでも]
……言ってくれればいいのに。
[ぽろ、と零れたのは、慕うが故の本音だった]
そんくらい、大変な目に遭ったって意味。
意識保ったまま、流されたり泳いだりしていたから…
……、お前に冷静に返されると、何だか少し腹が立つよ。
[ウェルシュに対し失礼な軽口を口にして。>>249
控えめな笑みを浮かべていた為にか、男たちよりも小柄だからか、気付くのが遅れてしまったツィスカにも、声が届くなら労りを述べた。>>224]
ん、有難うな。
仮住まいはローゼンハイム氏のお陰で確保出来たようだし、暫くは情報交換と身体を休めることに徹したい。
意外と和やかっていうか…割と皆、落ち着いているもんだな。
[知己同士の戯れを目に入れて、ひとつ、瞬いた。]
─ スマラクト島・海岸→東海岸 ─
ツヴィンガーさん、ウルズさん、シメオンさん!
リセ、カークさん、タイガさん!
っ、誰か、いませんかー!
[海岸沿いを歩きながら声を張り上げ辺りを探すも、暫くは誰の姿も見えず。
幼馴染に不安をこぼしそうになった時、彼の名を呼ぶ声>>134が聴こえてそちらを見た。]
…アデルさ、ん…?
─ スマラクト島・東海岸 ─
アデルさんだ、アデルさん!
よかった、無事で…アデルさんこそ、怪我は?
あ、そうだ!
ルトを治してくれると嬉しいんだけど、お願いできますか?
[こちらを案じてくれる彼の申し出>>135に、幼馴染の怪我を治して欲しいと頼んだ。
本人も自分から頼んでいた>>147のだが、黙っていられなくて。
幽霊かもという軽口を交わす二人の様子と、治癒を受けるリヒャルトを見てようやく表情が安堵のそれに変わった。]
─ スマラクト島・東海岸 ─
[リヒャルトの治癒を済ませたアデルの視線が自分に向く>>152と、ぱちり瞬き。]
僕?
えっと、僕はそんなに怪我はしてないと…
[思う、と自分の手足に視線を落とした。
細かい切り傷や擦り傷はあったけれど、放っておいても構わない程度のもの。
それでも治した方が良いと言われれば、アデルにお願いして治してもらい。]
― 南岸 ―
あれ、シェイ君にもそこまでは教えてなかったっけ。
私もまだ小さい頃はこの島に住んでたんだ。
……危なくなったからって引っ越しちゃったけどね。
[何が具体的に引っかかっているのかは分からないから、むくれ顔での話>>243は半ば聞き流すようにして。
こちらに向いた疑問には、軽く目を伏せながら、それでも素直に答え。
ウルズにまといつくよな様子は、なんだかなーと思いつつ、邪魔して馬に蹴られることもなかろうと少し先を歩いていた。
それでも気にはなるようで、話に混ざっているツヴィンガーも含め、時折チラチラと様子を窺ったりもしながらだったが。
リカの上官でもある彼のこと、島の大まかな配置も知っていたはずだ。怪我の痛みに鈍っている足取りは、先に立つと足を引っ張るようなものだったことだろう。
けれど追い抜きもせず任せてくれた優しさ>>248に気付くのは、身体を休める段になってからになりそうだった]
─ スマラクト島・東海岸 ─
うん。
怪我を治せるって、すごいことだよね。
アデルさん、ありがとう。
[便利だという幼馴染>>158に頷き、アデルに礼を言った。
彼>>167がどう思っているか、心を読めるわけもなく。
集落を目指そうという話の流れ>>159>>167には、こくりと頷いた。]
うん。僕も賛成。
船に乗ってた人は皆、島の地図は頭に入ってるだろうし。
あても無しに歩き回る人はいないと思う。
[そう答えると、二人と共に集落へと移動しはじめた。]
─ スマラクト島・→集落 ─
あ、ありがと。
[集落へ向かう道をリヒャルトとアデル、三人で移動する。
途中で幼馴染の手を借りなきゃいけない所>>204もありはしたけれど、特に危険も無く集落へとたどり着いて。]
道も悪くなかったし、此処まで来るのは大丈夫そうだね。
皆、もう着いてると良いけど。
[幼馴染>>205に頷きつつ集落を見てから、彼が拾った呟きの主>>186に視線を向けて。]
アデルさん、此処で生まれたんだ。
じゃあ、里帰りになるんだね。
きっと恩人さんも、アデルさんが来てくれたの喜んでくれるよ。
[彼の話>>213>>214を聞いて、にっこり笑った。]
― 集落 ―
[別方向からも痛い視線>>260が向かって来て、ぐ、と喉奥で息を詰まらせた。
年下に気を使わせる。
それが出来ないのは孤児院で長く兄貴面をしていたのが原因だった]
……辛いとは思わなかったからなっ。
[苦し紛れの言葉は、納得させるには程遠いものだろう]
―――食われるかと思ったけど。
集落、着いた。
[大きな猫と戦闘しかける所だったのを省いて伝えた言葉は、分かり辛いものだったろうか。]
― 北の街道→集落 ―
そだな。その点に関してはお得。だろう。
[景色が流れていくのを僅かに眺めつつイリス>>259に答えながらついた先は人が暮らす集落。さっと猫の上より降りると]
ありがとな。
[軽く二三度背中を撫でる]
んじゃ、他にたどり着いてるやつがいないか探すか。
こいつ寄越してくれたぐらいならば、誰か既にここにきてんだろ
[などといっていたぐらいに、おそらく集落の人であり、この猫の飼い主であろう女性がやってくる。飼い主とおもったのは、猫が嬉しそうだったからだが、そこから話をきくと
]
へぇ…ローゼンハイムがね。助かったんだな。
[どうやらいるみたいだぞ?というようにイリスとカークへと振り返った]
― 集落 ―
だが……。
[アデルの反論>>262に、更に返そうとして、口を噤んだ。
彼の言っていることが分からないわけではない。
しばらく黙って思考し、自分の中で答えを導き出すと、小さく息を吐いた]
……分かったよ。
箱から出てきたのに、ここでまた箱を作ったってしょうがねぇよな。
― 南岸 ―
えっ、う うん!
きいてないきいてない
[多分。と心の中で付け加えた。
「へー」で聞き流した可能性があるだけに、少しどもってしまったがそれはそれ。]
そっか、だったら確かに心強いな
…そっかー
ここ、アリーセの故郷なんだ
[ぽつりと呟いた響きは、少しトーンの落ちたもの。
その時には、ゆるく辺りを見回したりもした。
結局はすぐにウルズのところに行ってしまうけれど。]
……それって、どういう意味。
そりゃ、そんな状況なら。
途中から意識失ってた俺よりずっと、大変だったろうけどさ。
[軽口>>261に、返るのは拗ねたような声。
天然のほほん少年とはいえ、さすがに今のはちょっときたらしい]
……落ち着いてるっていうか、また会えて、ほっとしてるんじゃないかな。
少なくとも、俺は……そうだし。
[周囲のやり取りへの感想については、小さく息を吐いて、呟くようにこう言った。
喜ばしさと、厭わしさと。
実際には、二つの想いが鬩ぎあっているのだけれど]
― 南岸→集落へ ―
[>>257シェイの反応が想像通りだったので、くっくっと楽しそうに、一応忍ぶ格好をつけながら笑っておく。
体力はかなり奪われていたが、それでも歩く者らよりはマシな方だろう。
道中シェイやらアリーセの会話を耳に挟みながら、足取りしっかりと集団のやや後方を歩いていくと、思ったよりは早く集落が目に見えてきた。]
存外遠くなかったわね。
[やれやれと集落に入りつくと、何かファンシーな物が目に付いた>>259]
……は?
喰われ……って、一体。
[聞こえた、いろいろと省かれた言葉に。
思わず、惚けた声が返ったのは、已む無しか]
…なぁに、アレ。
[向こうがこっちに気付いたかは知らないが。
とりあえずファンシー3人組は置いておいて通りすがりを捕まえると、
ローゼンハイムの無事と、他にも生存者が来ている事を確認しておいた。]
そう…みんな集まって着てるのね。よかった。
大丈夫だ、彼女もやる気になってるし。
それにその方がお互いに離れなくて安全だろう。
[揶揄うように笑ってはいたが、半分は本気だった。
ただ護られるよりもお互いに気をつけていた方がよほど安全だ。]
フランツィスカさんも魔法は使えるのだったか。
無理はよくないが、お互いに気をつける事で君自身もより安全になるだろうから。
全面的な護衛は我々傭兵やリヒャルト達軍人に任せてくれればいいけどな。
[言いながらリヒャルトやフレデリカへと笑いかける。]
─ スマラクト島・集落 ─
[集落に足を踏み入れると、どこか落ち着かない雰囲気で。
一際ざわついた一角を見たアデルの口にした名>>214に、自分もそちらを見た。]
良かった…無事だったんだ。
[タイガ>>219にツィスカ>>224、ローゼンハイムの姿も見えて安堵に表情が和らいだ。
リヒャルトに駆け寄ってくるウェルシュ>>234も、怪我をしていないようで良かったと思った。
幼馴染を兄と慕う様子は、仲間意識のような、ちょっと面白くないような、少し複雑な気持ちではあるのだれど、今はそれよりも。]
[>>253 カークがディークに同意するのに、そういうものなのかと納得しつつ。]
― 集落 ―
[猫から降りると、
>>272 ディークが村にほかの面々が居ないか確認してくれている間、つい先刻とは打って変わってじっと唇を引き結んで立っていた。
耳を澄ませ、感覚を研ぎ澄ませ、探すのは―――
自分が知る事の出来る範囲に居ないことに、小さく落胆の息を吐く。
ロシェルを、探していた。]
そうですか、ローゼンハイムさんが…
[声をかけられて、少し遅れて表情を和らげて返した。
>>277 カークに頷く]
幾人か、見知った気配を感じます。
中央の方、でしょうか。
[人が集まっている気配のある方向へと向けて歩き出した]
じゃないと、唐突に漂流してきたやつを拾うなんて芸当できるわけもないしな。
[やはりというカーク>>277の言葉に同意して]
ってことで、他のやつが流れ着いてないかこの集落の中探したり聞いたりすりゃわかるだろうが…
ああ、いた。
[いつ到着したかしらないが、現地の人間に話を聞いているツヴィンガーを、そして周囲の人間を発見した]
― 集落 ―
……そう言うわけではありません。
あの時は、気を失ったままの貴女を置いていくわけには行きませんでしたから。
[半目になるツィスカ>>271に対し、苦笑を浮かべる]
やせ我慢しているつもりも無いのです。
現に、何事も無く集落まで辿り着きました。
余計な心配をかける必要は、どこにもありませんから。
─ スマラクト島・集落 ─
…ほかの人はまだ…
来てないん、だよね。
[視線を、集落の入口へと向けて眉を寄せた。
あの時甲板に出ていたはずの上官や、姉と間違われることも多い彼女の安否が解らない。
また話そうと約束をした彼女や、魔法を弾いてしまう彼の姿も、2週間を共に過ごした人達も。
ふるり、と濡れた服からだけではない寒気に身体を震わせた。]
― 南岸→集落 ―
あくまで子供の記憶だからね?
もう19年も経ってるし。
[シェイのどもり声>>274には、さっき>>230のお返しのよにジト目を向けたりもしつつ]
ほら、着いた。
やっぱりみんなここを目指してきたみたいね。
[ちらほらと見える人影に、いつのまにか緊張させ強張らせていた肩の力を抜いて息を吐いた]
[>>281 そこで聞こえた声と、感じる気配にはっと顔を上げてそちらを振り向いた]
……っロシェ姉様!!
[ツヴィンガーと共に集落に着いた居たロシェルめがけて一目散、船の上とは違い、今度は真正面から飛び込んだ。]
よか、った…っ
…………。
[苦し紛れの言葉>>270には、あえて、何も言わなかった。
周りから総突っ込みも入っているし、そういう気質、というのは、付き合いの中で見知っているから。
ただ、年下だから、という気遣いに、僅かながら寂しさのようなものを感じ続けていたのも事実なのだが]
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集落が多角すぎて読み落としが多い気がする。
人集まるのは当然だし想定内だけど、訳がわからなくなってきてる。
私の頭は非常に残念なできなんだよな…。
んー?
あ。
よう、無事だったかー?
[ツヴィンガー達の姿を見とめれば、大きく手を振った。傍らにはまだ、でかにゃんこがいる状態で。]
おいおい拗ねるなよ。冗談だ。
誰しも同じ位、身の危険に晒されていたことは分かってる。
俺も人のことは言えないね。
ほっとして力が抜け過ぎたらしい。許せ。
[自分の言葉にほんの少しの引っ掛かりを覚えながらも、そう言って。
じとりとしたウェルシュの視線>>278に眉下げ、片手を顔の前に立てた。出会った当初、まだ年若い少年のように見えた故かうっかり撫でてしまったことがあり、その際何とも微妙な反応をされたような気がする為に、手を伸ばすことはしなくなった。
しかし徹しきれていないのか、その名残か、時々ぴくりと片手が動くことがあるが、気付かれていないと思おう。]
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