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さて、と。
カークさん達ってどこから歩いてきた?
あ、そういえば昨日ツヴィンガーさん達と一緒だったよね。
皆同じとこに着いたの?
[海岸沿いを目指す道すがら、昨日の様子を思い出しながら話をする。
とはいっても見知った人達が無事だった事の方が大きくて彼と同行していた大きな猫は目に入っていなかった為、それについて問うことはなかった。
通常だったら、まずあの猫のことを問いただしただろう。]
― 集落・広場 ―
うん、そう。
[感嘆に近い声>>586は、あっさりと肯定して]
ああ、それで姿見えなかったんだ。
……今の内に、飛び回っておいた方がいいだろうしね。
[白梟の話題には、ちら、と空を見上げて、それから]
あはは……うん、なんていうか。
初めて探索に行った時、色々とあって、リィ兄さんに一緒に来てもらったんだけど……。
[そうなの、と問われて>>592、浮かんだのは苦笑]
まあ、なんていうかその、うん。
色々と、迷惑、かけて、ね。
[ペース配分間違える、という初歩ミスから始まって、素でトラップを踏み抜くとか、自分から危険位置に突っ込むとか。
天然の一言で済ませるには、いささか心苦しい事をやらかしていた、16歳の思い出であった]
……迷惑かけたのは、あれなんだけど。
それから、縁ができたのは、嬉しかったんだよ、ね。
[ぽつり、と付け加えたのは、心からの思いの一端]
違和感とか言うなよ。
それに見栄を張る必要はどこにもないし、大人ぶりたいなんて子供でもない。
[アデルの揶揄い>>599にはじと眼で返す。
自然とそんな口調になってしまうのだから、仕方が無いのだ]
― 集落・広場 ―
よぅ、ウェルシュにフランツィスカ。明日の準備は整ったか?
[どの辺の会話をしていたころかは聞こえてないので知らぬまま、手を軽く振りながら二人に近づいていった]
― 集落広場 ―
[>>589二人が聞いたらどう受け取るかは想像に難くないが、その程度で喧嘩売るほど若くも、ローゼンや従兄弟の研究についての思い入れも無い。
興味が無いというよりは、神々、引いては竜の事を調べる事は自身の範疇ではないからだ。
他が、何の他なのか。
言い回しの微妙さには、なにやら似たような物を覚えつつ。]
そうねぇ、残念ながら。アタシは父親に似なかったし。
[>>590どちらかと言えば女性よりの顔立ちは母親のものが色濃いおかげだった。口調も相まって、周囲からあらぬ誤解を受ける事も多々あるがそれは置いておいて。
心配なんだなと言われると]
そーなのよ、あの子ローゼンに心酔して入門してから、浮いた噂の一つもないからさぁ。年上のお兄さんとしては、色々心配なのよ。
[実際無いのか、自身が聞いてないだけかはさておいて。
世間話全開で話していた。]
…それアンタの方が殺されるんじゃないよの、猫隊長。
[好奇心は猫をも殺す。>>591と言いながらちょっかいかけに行こうと>>593してる様に、じとんとした目を向ける。
言葉の裏には違う事も浮びながら、お約束のようにそれを口にする事はしなかったが。]
んー…。でも折角だから行こうかしら。
[結局はおばさん根性のような物のせいで、ついて行く事にった。]
/*
>>607
正しい感性は持ってるんだろうが、研究一直線だったので興味を抱いたことがない、と言うのが実情。
まぁ心配にはなるよなwwwww
― 集落・広場 ―
はぁいお二人さん。
お邪魔だったかしら?
[ひらりと手を振りながら、ディークに続いて声をかけた。]
うん、近くにいない時は大体そう。
たまーに、他の人の近くに現れたり、ね。
[そのたまーに、が起きた時に誰かの伝言を持ってくる、という事はあるが。]
そう、かな。
…でも、うん。
流れてきてくれてると良いな。
[軽い口調と足取りのカーク>>603に、こくりと頷く。
一所に向けた視線を気付いたらしい様子には、ちょっとバツの悪そうな顔をした。
何か問われない限り、口にはしないけれど。]
ふふっ。無理に変えろとも言わないけど。
私も場所によっては使い分けるのが当たり前になってるから。
[苦笑してるタイガ>>598にニッコリと笑い。
アデルの揶揄>>599に小さく吹きだした]
まぁまぁ。じゃあ追々でよろしく。
もっと気楽に付き合ってくれたら、おねーさんも嬉しーです。
[話題を持ち出した責任、ではないが。
じと目>>604に、パタパタと横から手を振ってみたり]
― 集落広場・少し前 ―
[言い回しの微妙さはお互い様だろう。ともし心の声が聞こえていたらそう答えたかもしれない。だがそれを表に出さなければならない理由もなかった。
ツヴェンガーとタイガの血縁関係についてはふむふむと頷いたり世間話にはひたすら聞き役に徹しながらも]
じゃ、一緒に殺されにいくか。って違う違う緊張してないかとか心配だしな。
[ジト目>>608には笑って答えながら二人のもとへとむかった]
― 集落・広場 ―
……?
[何か視線>>596を感じた気がして、ふと、視線をそちらへと向ける。
その頃には、フレデリカはこちらを見ていなかったが。
何なんだろう、と素で首を傾げていたら、別方向から声をかけられ]
あ、ディークさん。
ええ、とりあえず、自分の準備は。
[投げられた問い>>605に、こくり、と一つ頷いて]
あ、そうなんだ。
じゃあ結構範囲広いのかな。
[カークの話>>610を聞くと、最悪一周しなきゃいけないかなと思い眉を寄せた、が。]
あんなこと、って?
[続いた言葉に、きょとんと首を傾げてカークを見上げた。
返答が無いなら重ねては問わないが。]
小さな小さな人間の声、ちゃんとききなさいよ。
[一度、気持ちを静めるために息を吐ききると、
腰に下げた直刀を2本、抜いた。
剣舞。
鎮魂の儀式で己が常にそうするように。
神に奉納する舞を舞う。
魂を導く香炉もなく。
祈りを上げる神官もなく。
ルーン文字の刻まれた剣は、別々の生き物の様に動いたりはしない。
生と死は、常に表裏一体なのだから]
/*
く……話はしたいが、今日は健康日なんだぜ……!
どこまで、頑張れる……!
つか、週の頭から早番二連はつれぇwwww
いやまあ、一番の問題は、14・15が遅番→早番、という事実だが!
[右の直刀が天を掻き、左の直刀が地を薙いで]
水平線に重ねられるよう、2本の刃が左から右に空を切って、止まる]
すべての魂が安らかならんことを。
[小さく祈って、剣を納めた]
[年上だと余計に敬語になりやすいのだが、年齢についてを言うと女性に対して失礼だと言うのは理解しているため口にはせず。
アリーセの願い>>614には僅かばかりの苦笑を浮かべた]
追々、ですか…。
善処はし……、する。
[承諾の意味も込めて砕けた口調で応じようと思ったが、やはり敬語が口を突いて出て。
気付いて止めて、少し間を開けた後に言い直した]
お前だってあるんだろ?
それと同じだっての。
まぁ、今回は長丁場になる、ってのは確かだが…。
[笑顔で受け流された>>620のはいつものこととして。
続いた言葉の意味も理解出来るからこそ、善処しようとは思っている。
自然に出てしまうことについては長い眼で見てもらうしかない]
[そんな会話をしている間も足は止めなかったから、程なく海岸にたどり着いて。
[10]分程海岸沿いを歩いたところで、キラリと見覚えのある輝きが見えた。]
……、あ…れ。
あった!あったよカークさん!
よかっ……ん?
[砂に半ば埋もれたその煌きに駆け寄り、手に取る。
無事に流れ着いたと安堵したのも束の間、違和感を感じて手を止めた。]
おう、そうか。そいつはよかった。
[ウェルシュ>>616の言葉に答える。
まあ細々したことは他に任せるってのは、この二人も同じだったか。
この二人もまたあまり世慣れしてない雰囲気があるからこそただの好奇心ではなく、二人を下から上まで眺め見て]
変に緊張をしてるわけじゃないみたいだな。
喋ってて気が紛れたならいいことだ
[>>619 浜辺に舞うロシェルを、その質量と熱を”視”る。
その動きは、通常視力で見ていない自分ですら、美しい、と思う。
淡く、淡く浮く魂は、己が導き切れなかったものたち。
深く深く昏い水の底から、救い上げる舞いは水神に仕えるものだからこそ
この島は、一体幾らの魂を糧としてきたのだろう。
唐突に、そんなことが胸を過る。]
………どうか。
[先への不安を吐くように、ぽつりとそう呟いた。]
― 集落・広場 ―
うん、でも、気負っちゃうと、逆に休めないから、いつも通りがいいと思う。
[その辺りも、経験からくるもの、というのはさておき]
……縁ができるのは、ね。
小さなものでも、後で繋がって、嬉しくなるものってあるし。
[笑いかけながらの言葉>>621には頷くものの]
……苦しくなる可能性も、あったり、するけど……。
[こんな呟きが零れたのは、半ば、無意識]
― 回想:前日 ―
[ローゼンハイムの元で、生存者照合と現状確認を行う。
隊長の指示で疑問を覚えることがあっても、そこは上官が抜かりなく確認してくれていたから、口を差し挟むこともない。]
昨日の今日ですからね。
再会の安堵や高揚で身体は十分動く気で居ても、大事を取る方が良いかと。
[途中、ツヴィンガーに向けられた視線>>477には、そう返す。
村の危険性については氏に言われる程は楽観出来てはいなかったものの、長く海水に浸かったことで体力は確実に落ちている。自らの身も持ち物も、…出来事も、整理の時間が取れるのであれば享受する心算でいたが。]
了解。
見張りが不要というなら、見回りまではしておきます。皆が寝静まるまでは。
[二人で話の続きと言われたのには、調査隊隊長と上官をと交互に見、それからローゼンハイムの居所を辞去したのだった。
休むようにとの指示を、無言の視線でそのまま上官へと念を押すように返しながら。]
― 回想:前日>>509 ―
水浴び? ああ……
[フレデリカを誘いに来た女性陣を遠目に見て、軽い会釈を。]
良いよ、後は俺がやっておくから。
海水はベタ付いて気持ちが悪いだろうし、さっぱりしておいで。
[宿の場所や部屋割り、待機指示を受けている旨の伝達はある程度済んでいたので、頷いて手を離そうとして。その時に漸く、随分前から握られっ放しであった事に気付いた程だった。]
[改めて伝えられる礼には、意外そうに瞬いたのち、少し笑う。]
ばぁか。今までだって身の危険は結構あったし、それに、付いて来ようとするうちは出来る限り守るって、昔、言ったろう。
[数え上げようとすればキリがない。子供の頃のおイタから、迷子(これは結局二人で迷ったのだが)やら何やら。武芸を習いに出向く度、何時でも何処でもくっ付いて来る小さな子には、散々手を焼かされたものだ。だから当時のそれは、諦め半分の言葉だったのだ、が。]
そう簡単には死なない。
ま、折角だから礼は受け取っておこうか。
[頭に手を伸ばそうとして、止めて。
やがてフレデリカの方から手が離された。
輪に混ざりに向かう背に向け、ハンカチは返さなくて良いと言ったけれど、果たして届いていたかどうか。]
―回想:了―
― 集落広場 ―
[>>615突っ込みは聞こえない聞こえない。
なので特に妙な挙動はせずに、ディークとの会話は何事も無く進んだ。
言い直しにはホントかしらと言いながらも、足は二人の元へと進む。]
んー?会話のお邪魔じゃなかったかしらってだ、け。
[>>617首傾げる様子には、薮蛇にならないようにーっこりと笑って返した。]
何話してたのかなーってのと、後はディークと一緒ね。
[様子見に、とは憚らず言い二人を交互に見た。
なお部下その1がカークと連れ立って何処かに行くのは、視界の端に一応いれておいた。]
……あぁ。
[手に持った得物は、まぎれもなく自分のもの。
けれど、その形状が。]
仕方ないか。
…木、なんだもんね。
[1m以上あったはずの柄が、短くなっていた。
恐らく船が壊れた際に折れたのだろう。
荷物を括っていたせいかもしれない。]
― 翌日:少し前 ―
[翌日。
集落の集会場でローゼンハイムから、今後の方針が語られた。
集まった面々をぐるりと見回した際に抱いた感想は、恐らくは他の者と然程変わらぬものだっただろう。探索を行う意向であることも、矢張りと思うだけ。]
……… ま、なら、探索が始まってからだな。お役目は。
ああ。そういえば、住民が浜辺に拾得物を集めているらしい。
積荷を探しに行くもよし、必要そうなものを集めておくのもいい。
調査に向けて万全を期しておいて下さいね。波には注意を、くれぐれも。
― 集落広場 ―
[>>615突っ込みは聞こえない聞こえない。
なので特に妙な挙動はせずに、ディークとの会話は何事も無く進んだ。
言い直しにはホントかしらと言いながらも、足は二人の元へと進む。]
んー?
会話のお邪魔じゃなかったかしらってだ、け。
[>>617>>635仲良く首傾げる様子には、薮蛇にならないようにーっこりと笑って返した。]
何話してたのかなーってのと、後はディークと一緒ね。
[様子見に、とは憚らず言い二人を交互に見た。
なお部下その1がカークと連れ立って何処かに行くのは、視界の端に一応いれておいたりもした。]
今回に関しては、任せたほうが確実、っていうのもありますし。
[誰に、というのは言わずとも伝わるかな、と思ったから言わず]
緊張は……全然してない、って事は、ないですけれど。
でも、俺は調査探索は初めてじゃないし。
ちゃんと、気は抜いてますよ?
[ディークの内心は知らぬまま、かけられた言葉>>628に、こくり、と頷いた]
[告げるよりも先に、既に海岸を目指している者も居ただろう。
場が解散となり、めいめいが思う所に散ってゆく。
広場の片隅に座したままその流れを目で追いながら。]
そういえば、剣、流されちまったっけね。
無いよりマシか、いや…
[内心の逡巡を声に出し、それよりも、と。
近く探索に赴くという、魔法鉱鉱山の方角に興味が吸われ、口を噤んだ。
今日は各々翌日の準備に時間を費やすことが分かっている。そう危険も起こらぬだろうと踏んで、脚を組み替えた。]
ああ、それが重要だ。
緊張しすぎると体が思ったように動かねーからな。
だからってだらけてても反応が鈍くなる。
[似ていたような会話をしていたとは知らず、ツィスカ>>632にもウェルシュと似たようなことをいいつつ、ツヴェンガーのお邪魔じゃないという言葉に二人して同じ反応をするのを面白そうにみていた]
[>>624 ロシェルが舞いを終える。
暫くの間、少しだけ、昇る魂を見送った後]
お見事です。
これでこの海もしばらくは人を引くことは無いでしょう。
[シェイが居たならば、シェイとロシェル二人に向かって]
戻りましょう。
わたしたちも準備をしなくちゃ。
[言うと、大きな猫に乗り、二人も乗るようなら乗せて海岸から集落へと戻った]
/*
しまった ひとと からめ な
今日も遅くなったからなあ。く。
続きのログ読んで来よう。どこからだろう。
え…っ
シメオンさんとディークさんって、そうだったの!?
[海岸に着く前。
重ねた問いに対してのカークの返答>>638に最初誤解しかけて目を丸くした。
続いた言葉に誤解だとは解ったけれど。]
お、おどかさないでよカークさん。
交わしてたとかいうから、てっきり。
[顔を赤くしながら、非難がましい目になった。
内緒と言われたのには、解ってるよ!と半ば八つ当たりな感じで返して。]
あ、それなら、大丈夫ですよ。
[会話の邪魔を、という言葉>>639を疑う様子もなく、にぱ、と笑う。
少年の天然さは、こういう時にはより強く発揮されるものだった。
ここに来る前の大人二人のやり取りを知ったら知ったで、イロイロと反応があったかも知れない、というのは余談としておいて]
いや、まだ行って居ない。
さっきまで携帯食の準備をしていたからな。
[アデルの問い>>647にふるりと首を横に振る]
行くなら付き合うぞ?
準備と言う準備は一応終わったしな。
そうよね。
[アデル>>620の同意に、コクコクと頷きながら]
……プッ。
完全に癖になっちゃってるのね。
うん、無理にじゃなくていいから、本当に。
[わざわざ言い直すタイガ>>625にまた小さく吹きながら言った]
ああ、こっからいくのはずっと未知の場所になってるとこだしな。それ以前から緊張してたら話にならんから置いていかれても仕方ないしな。
正直もう少しばかり準備をしていったほうがいいとは思うんだが…っと、失言だな。
[素の感想をうっかり養子のウェルシュ>>641の前で口にしてしまい言葉を止めて]
ま、期待してるぜ。
[適度な緊張を保ってる様子をみてとり、そう笑いかけた]
だから言ったでしょう、癖だって。
[笑われて>>651、苦笑しながら小さく息を吐く。
また敬語になっていたが、今度は気付いた様子は無かった]
付き合ってくれるなら一緒に行こうか。
[実は準備らしい準備はしてなかったりする。
自分の荷物は流されてしまったし、携帯食などは後で貰いに行けば大丈夫だろう。
魔法を主体に戦う自分はそもそも必要な物はそう多くない。
アリーセはどうするのだろうと視線で問いかける。
着いて来るというのなら一緒に、別行動をするのならそのまま見送るつもりで。]
― 集落の一角 ―
[大猫に乗って戻る途中、聞き覚えのある声に猫の首を少し撫でて止めた。扱いを飼い主に聞いたらしい。
そこには、タイガ、アリーセ、アデルがいたか。
ロシェルやシェイには、もし行きたいところがあればこのまま乗って行って大丈夫、と言って猫から降りる。]
お疲れ様です。
えと、アデルさん、でしょうか。
確か回復や補助魔法を得手としているのは調査団の面々ではわたしとアデルさんと聞いていて、ご挨拶しておかなくてはと思っていたのですが…遅くなりすみません。
鉱山では、何かあれば分担することもあるかもしれませんから。
[一緒に調査団として洞窟に入るのだと、今はそれが真実。
ぺこりと一つお辞儀をした。]
…うん。
でも、皆準備で大変だと、思うし。
このままでも、大丈夫。
これが戻ってきてくれただけでも、良かった、から。
[>>640肩を叩いてくれたのに対しては顔をあげられないままに頷いて。
せめて柄の先折れたところは削って綺麗にしておこうと内心思いながら、顔を上げた。]
[純粋な二人をみて、大人たちは穢れてしまってるねーなんて、なんかそんな視線を僅か、ツヴェンガーに向けたりしながら]
いや、寝れなくなるだとか休めないってよりマシだがな。少しぐらいは緊張しないと駄目だぜ?
[思いっきり言い切るフランツィスカに苦笑する]
ま、違うこと考えたり、こうして誰かとしゃべったりしてればどうにかなるもんだ
[どうやっての理由のほうを埋めてみたりしつつ、そういえばと]
そういや、あの白梟。鉱山の中にいれても大丈夫なのか?
[梟は夜目がきくとはいえ洞窟という密閉空間のことを考えているのかな?というようにツィスかにきいた]
……準備に関しては、言わないで上げてください。
[万全ではなかろう、という察しはつく。
けれど、それで止まるような養父ではないから。
ディーク>>652にほんの少し苦く笑いながらこう返して。
大丈夫かなあ、なんて思考は、ツィスカの問いかけ>>646に、止まった]
……あ……えっと。
大丈夫、うん。
大丈夫だよ。
[繰り返す口調は、どことなく言い聞かせるような響きを帯びていた]
― 集落広場 ―
[二人して同じ反応しているのには面白そうに笑いつつ。
ディークも似たような反応しているのだから内心同じなのだろう>>643
穢れた云々の視線には、まぁアタシらは健全な大人だし?と同意してるんだかしてないんだかの笑みを返しておいた。
まぁそれくらい>>649ウェルシュらの反応が清清しかったわけで。]
そ。それは良かったわ。
明日の、ね……楽しみ?
[とは二人に尋ねてみる。
気力云々>>654、脱力しようと返すツィスカにはちょっと吹いた。]
うん。
本当に見つかって良かった。
一緒にきてくれてありがとね、カークさん。
[ここまで付き合ってくれた人に笑顔で礼を言う。
周囲を見回すも、船の残骸らしき木片は見えるが荷物等は見当たらない。
自分は知らぬことだが、集落の住人がここに流れ着いた荷物も回収していっている。
グレイヴは柄が折れていた為にこの場に残されたのだろう。
他に気にかかるものなど無ければ、集落へと戻ろうと踵を返した。]
いいえ。今日はまだ集落から出てもなくて。
でも、私じゃ外からだと何も分からなさそう。
[少し重たげな袋を腕に抱え直して、アデル>>647に答えた。
彼のように彼の地に近づきたくなる衝動はない]
私は集会所の方に戻ることにするわ。
色々調達できたから、武器の手入れとか本職の仕事してくる。
うん、癖みたいだね?
[唇に指を当てて、またやってるよ、とタイガ>>655に教える。言葉には出さないことで、別にいいのだという意味も含めながら]
[鉱山の入口を見に行こうなどとタイガ達と相談していた所に声を掛けられ(>>657)
そちらへと目を向けると巨大な猫が目に入った。
一瞬猫が喋ったように勘違いをしかけるが、その上に人がいるのを確認し。]
ああ、アデルだ。
こちらこそ挨拶が遅れてすまない。
治癒魔法はフランツィスカさんも使えると聞いている。
彼女の事も頼りにすればいい。
だが、もし戦闘があるようなら前線での回復は私に任せて貰いたい。
貴女やフランツィスカさんは後方をお願いする事になると思う。
[そもそもタイガやディーグが彼女達を前線に出る事を許すとは思えない。]
/*
つまり現状はアデルは鉱山に行こうとしていて、アリーセは集会所に行こうとしていて、タイガは現地に立っているかんじなんだろうか。
そこにうっかり猫が突入と。
さて。どうすべな。
[楽しみ、という問いかけ。>>662
何事もなければ、是、と即答した所だろうが]
……楽しみ……ですけれど。
[ふ、と視線が地面に落ちる]
……少しだけ……怖い、かも、です、ね。
[彼の地に赴くのは、『目的』にも通じるけれど、とは。
言葉には、しない。できない]
[アデルの視線>>656には、いってらっしゃい、と微笑んで。
シメオン>>657に軽く頭を下げた。
用事があるのはアデルの方にらしいので、また後で、と手を振り集会場のある方に向かい歩き出した]
― 回想:ちょっと前 ―
[>>659 歩いちゃだめ、というロシェルに猫が頬をすりすりと寄せた。]
此処から村まで少し遠いし…
…猫さんも、ロシェ姉様のこと好きみたいですよ?
[だから、なんて服の裾をひっぱって半ば我儘につきあわせて乗せてしまうのだった。]
おぅ。
[行こうか、と言うアデル>>656に同意して隣に並んだ矢先。
例の巨大猫が現れ、背に乗っていたシメオン>>657がアデルに声をかける]
……乗り物なのか、これ。
[昨日見ただけでは用途は分からなかったため、また眼を円くしていたりした]
[アリーセから指摘>>665を受けると、「あ」と声を漏らした後、苦笑を浮かべながら首の後ろを撫でる。
口にはしなかったが、眼ですみません、と謝っておいた]
武器の手入れですか。
分かりました、ではまた。
[鉱山には行かないという彼女>>664に頷きを返すと、視線は隣のアデルへと]
[そだな。健全だよな。それに当事者と見てる側という温度差ってのは案外こういうものかもな。なんていう意思疎通をするような笑みなんてツヴェンガー>>662に返しながら]
いつでもなんでも最高の状態で物事がすすめれるってことはないから仕方がないことなのかもしれないが、ま、最善は尽くさせてもらうさ。
[自分がどうこういったところで、自分の雇用主もほかからの意見もない以上無駄なこと。またウェルシュ>>661にツヴェンガーみたいにローゼンハイムの様子を聞くのははばかられたしとで]
なぁ、船の上で教えた、立つことに意識しろっての覚えてるか?
洞窟っていう足場の悪い場所でこそ役に立つ、ちょっとだけ意識してみな。もちろん余裕あるときでいいからな。
[話題をサラっと変えた]
[勢いづくように頷くフランツィスカ>>669に忍び笑いを漏らしながら]
そうか、賢いやつだな。
[得られる回答とは違うが、まあ鉱夫たちが働いていてそれなりの広さとも聞いているからなんとかなるか?と思う。無理ならどっかいくだろう。とこの場では納得することにした。後でタイガにでもあったならそれとなくいっておけばいいだろう。自分が覚えてたらだけど]
まあ、楽しみなのはいいことだが
[どこか自分の依頼人と同じツィスカの様子に内心苦笑しながら、ウェルシュの落ち込む気配に視線をそちらにむけた]
[カークの声>>667は、気遣ってくれてると解るもの。
戻ろうという促しに、こくりと頷いたのだが。]
あ…ちょっと待って。
[カークから少し距離をとると、柄の握り方を改めて横に払うように空を薙いでみた。
集落に戻ればあまり武器を振り回すことは出来ないと思って、ここで確認しておきたかったのだ、が。
やはり柄が短くなった分力加減が難しく、少し身体がふらついた。
もう1度、2度と腕を動かしてみて、感覚を確かめ。]
少し、力抜く方が良いのかな。
あ、ごめんね。
もう良いから、戻ろ?
[この長さの得物を操る力加減はある程度把握できた。
距離感も変わっているのだが、それは実地で確認する他ないと腹をくくって。
カークと共に集落へと*戻った。*]
[>>670 軽い会釈と去る気配を感じれば]
あっ、お邪魔してすみません…!
[少し慌ててそんなことを言って見送った。
>>666 アデルからフランツィスカのことを聴けば、それは初めて聞くことで]
そうなんですか!
よかった、3人もいれば誰かの魔力が尽きるような事態になっても、安心ですね。
前線での回復、ですか…わかりました。
すみません、大変なところをお願いしてしまって。
あ、でも、わたしも多少の戦う方法を学んではいます。
大変なときは、遠慮なく呼んでくださいね。
[そう言って、微笑んで小首をかしげる。]
― 集落広場 ―
そ。…まぁ物事は成る様になるものだから。
そんなに怖がらなくてもいいのよ。
一人で辛いと思ったときは、信頼できる人を頼りなさい。
ふふ、誰とは言わないでおいてあげるけど。
[>>668楽しみだけれど少し怖いと言うウェルシュに対しては、どこか含むような言葉を返しておいた。]
護衛に腕利きは何人もいるんだから、そっちの面の心配はいらないしねぇ。
[と、別の事を添えもしながら。]
あら、元気良いわねー。
なんだか女の子の方がしっかりしてるみたいじゃない。
…でも、気をつけて。
楽しいばっかり見て油断しないで、ちゃんと全体を見る事も忘れないのよ。
[>>669ウェルシュより気力に溢れる様子を見れば、
その容姿が部下と似ているのも相まってか、微笑ましくて笑みを浮かべる。
首傾げる様子には、気にしないでと誤魔化すように頭を撫でた。]
うん、本当に。
……ひとりじゃ、ないから。
[笑みと共に紡がれた言葉は、どこか唐突なもの。
けれど、確信めいた響きを帯びて。
背伸びの意味>>674にはすぐには気づけず、頭を撫でられる結果となるのだが]
……あ、あのねぇ。
俺って、そんなに、撫でやすいの?
[養父筆頭に、なんでみんな撫でたがるのか、と。
口をついたのはそんな、ズレた疑問だった]
[>>672 タイガの声が聞こえれば、ふわりと笑って]
はい、猫さんは乗せて運んでくれる良い子なのです。
[嬉しそうに大猫を撫でながらそんなことを言った。
実にもふもふだ]
おや、ウルズさんも。
[慌てて降りたらしいウルズ>>676を見て、会釈で挨拶を1つ。
シェイも居るなら同じように挨拶したことだろう]
入れ違いで失礼します。
鉱山の入り口まで行って来るので。
[ウルズだけでなくシメオン達にもそう告げて、アデル>>678と並んで鉱山へ向かおうと。
勿論、ついてくるなら拒否するつもりは無い]
……立つ事を意識……あ、はい。
覚えてます。
[何となく情けない気持ちに陥りつつも、ディークの言葉>>675に頷いた。
いきなり撫でられたりなんだり、もあって、さらっと話題が変わった事には気づいていない]
そう、なんですか。
[シメオンの言葉>>685に頷いて、大人しくしている巨大猫を見上げる。
昨日のカークのこともあり、人語をしっかり理解してることと良い、きちんと躾けられているのだろうと感じる]
シメオンさんにも懐いているようですね。
[嬉しそうな様子に、微笑ましげに視線を向けた]
[>>678>>686 アデルとタイガの鉱山を確認してくるから戻っているといい、という言葉に頷く。
何せちっとも準備をしていないのだ。準備らしい準備があるかと言われると、あまり思いつかないのだが。
そこらへんは、ディークに任せきりな箱入りであった。
それに、焦らずとも明日にはいくのだという気持ちと
―――できれば、そこには行きたくない、そんな気乗りのしなさがあった。]
はい、解りました。
気を付けていってきてくださいね。
[そう言って二人を見送った。
>>676 怖かったというロシェルに、きょとりとして]
…こわい、ですか?
[首をかしげたりもしたのだった]
頭丸いからじゃないの?
[撫でやすいとかいう言葉が聞こえると>>684、何となく手を伸ばして撫でてみる。
あらホント、いい形。とか言いながら後ろの方をなでなでしてみた。]
もしくはご利益があるとか?
― →集落・広場 ―
[大猫とシェイはどうしていたか。
一緒に移動したなら賑やかなことになったかもしれない。
集会場に向かうと広場を抜けるような形になり]
あれ。どうされました?
[ウェルシュ達のいる賑やかな一角から少し離れた所にいるリヒャルト>>642を見つけて、声をかけてみた]
― 集落・広場 ―
あ、はい。
大丈夫です、よ、気負っているわけじゃない、です、し。
[ツヴィンガーの言葉>>681にも、一つ頷いてからこう返す。
頼る、という部分には、迷うように視線を彷徨わせただけで、何も言わず]
そう、ですね。
護衛の人たち、みんな、頼れますし。
[付け加えられた部分には、素直に頷いた。**]
もっとも、自分と、自分が護りたいもののためくらいは。
頑張ります、けど。
─ 回想 ─
う…
それはそう、だけど。
[リセ達と一緒に水浴び…実際は湯浴みになったのだが、行く前に幼馴染から言われた事>>634に言葉をつまらせた。
初めて会った時からずっと、彼が来る度くっついていた。
剣を握った理由だって、彼の真似をしたかったからだ。
そんな自分がかけた迷惑は数え切れず、今彼があげた言葉も溜息混じりに言われたことを覚えているから。
自分の頭へと伸びかけた手に気づいたけれど、いつからか撫でてくれなくなったそれはやっぱり降ろされて。
手を離さなきゃいけないことも含めて、ひどく寂しかった。]
― 海岸への道 ―
[浮遊はせずに、道を歩く。潮風の来る方向。多分こっちでいいはずだ。迷ったら空から探せるのはとても便利である。
道端に小さな花が咲いているのが見えた。]
うん?
[呼ぶ声が聞こえ振り向いた。
その場所に居る人物を見止めるとパっと顔が輝いた。]
ウルズ!ああ、うん、ちょっと
・・・ウルズも?
[海にと言われて少しその輝きはなりを潜めたが。飴を差し出されると、]
こどもあつかい〜 へへ、でもいいや、ウルズに貰えるなら
ありがとう嬉しいよ!
[そういって、ぱくっと口の中に飴を入れた。
ころころと口の中で転がしているせいで、怒涛の口説き文句は少なかった。現在の心境も、一つの理由ではあるが。]
っと、ああ。
[意識が巨大猫に向いていたところに促され>>691、アデルと共に歩き出す。
ちょっとだけ、巨大猫を振り返ったりもしたが、今はまだ撫でる気にはなれないで居た]
[撫でられているのをみて静かに笑う。馬鹿にしたといわけではなく]
ふ……ま、そうやって支えてくれる人間がいるうちは、一人で立つなんてこと考えずに済むから問題ないか。
[独り言のようにウェルシュ>>687に答え]
中に人がって…そんなにもか。すげーな。
まあ、そんだけフランツィスカに懐いてるから、ってことだろ。
誰かがいるからがんばれるってのは動物にだってあることだからな。
[苦笑していた思いもあるが、にこにこと屈託なく笑うツィスカ>>689につられるように笑みを浮かべ答えた]
― 集落広場 ―
[>>675ディークにそうそうと同意しつつ。 温度差はそうよねぇ、だから噂とかが面白おかしく広がっていくのよねぇ。などという風に頷いておきながら。
準備やらに関しては口は挟まず、聞いておくだけに留めておいた。
変わった話題も何となく、そんな事してたのねぇと、耳に入れるだけ入れておく。
情報はあって損はないのだ。
それが傍観者の神を信望する物の役割。性分でもある。]
んじゃ、俺はそろそろいくな。ちょっと周囲回って何か起きてないか見てくる。
[イリスはそろそろ帰ってきてるだろうか。そのように思いながら昨日と動揺に集落をうろつきはじめた*]
― 海岸 ―
えっ、そ、その猫に? いやそのえっと、遠慮 したいなあ
ほら俺飛べるし!
[警戒ばりばりである。]
シメオンもウルズもさーー
そいつ危険じゃね?
だって昨日そいつ、カークの頭食ってたぞ?
[それでも乗っていってしまうのなら止められない。
自分はもう少しここに居る予定で。]
き、きをつけろよー!?
あとウルズ!
さっきすっげえ綺麗だったー!
[と、一言を加えて、彼女たちを見送った。]
─ 回想 ─
[幼馴染の態度の変化に気付くたび、怖い。
いつか自分から離れてしまいそうで、でも、それを口にする勇気もなくて。
だから、寂しいと口に出してしまいそうになるのを、飲み込んで。]
それじゃ、リセ達待たせちゃうの悪いし行ってくる。
お仕事任せちゃってごめん、ルトも後で洗ってね。
あ、ハンカチもちゃんと、返すから!
[そう言って、リセ達の元に向かう。
背に投げられた声は、聴こえていなかった。
最も聴こえていたとしても、返すと返事を返していただろう。]
─ 終了 ─
[集落へ戻ると、ディークの姿を探す。
運よく出会えたならば、猫を解放しつつのんびりと歩み寄って]
ただいま戻りました。
ところで、準備って何したらいいんでしょう?
[なんて、今更尋ねるのだから、ディークの道中の苦労が忍ばれるというものである*]
― 集落 ―
お、戻ったかイリス。
[イリス>>709にどうだった?とはきかない。
人の死を痛む彼女と、人の死にドライな自分とでは思うところが違うしそれが交わることは…おそらくないだろうから]
って準備ってな。えーっと必要なものとか、あまり消耗しないで休憩も仕事でー
[食料などは向こうで用意するからさほど多くないが、そんな説明を若干疲れた顔でしたのであった*]
― 出発の日 空き部屋 ―
[集合と出発の時刻より少しだけ前に起きた...は窓をそっと開きながら、取り出されたカードを一枚、指の間にゆらしながら、器用に移動させていく]
どうなるかは…神のみぞ知る…ってか?
[皮肉気にいいながら伸ばした人差し指の上を浮くタロット―世界(ワールド)のカードは薄く明滅を繰り返し空気に浸透するように消えていく。
それと同時に、出発のために呼び集められるノック音が響いたか**]
― 出発前日・鉱山入口 ―
[タイガと連れ立って鉱山までやって来た。
隣に立つタイガの"力"が邪魔をして上手く感知出来ないが、奥底から感じるモノはあった。]
―――…。
[呼ばれている。
呼んでいるのは主である黒き竜。
本能に抗いたいと、そう願う自分もいるのに呼び掛けに答えたいと願う自分もいる。]
[明日、皆が鉱山へと入ったら入口を壊して閉じ込めてしまおうか。
そんな事が頭を過ぎる。
そうすれば否応もなく、彼は本能に従って動くだろう。
そして目覚めるのだろう、その姿を見たいと願うのは。]
…本能、か。
[あまり考えたくない、とゆるりと振るとちらりとタイガを見た。]
あまり、入りたくはないな。
嫌な予感がする。
……ああ、 …アリーセ。
[広場に近付く幾つかの足音。中には大きなものも混ざっていたかどうか。>>693
名を呼ばれると顔を上げ、文献をぱたりと閉じる。
や、と片手を挙げるが、少々間があったのは旧知二人と見間違いそうになったからだ。]
いや、少し暇が出来たものだから、たまには知識でも容れようかと思って。ウェルシュから借りた書物だ。
……折角スマラクトに居ることだし。
[『黎明の黒竜』が眠る地だと聞いたことも告げる。
或いは、この島出身というアリーセならば詳しいのかも知れない。
何という訳でもないんだけど、と、何事も無いかのように言いおいて]
アリーセこそ、どこかに出かけてたのか。
何か、面白い物でもあったか?
― 回想:出発前日、海岸にて ―
[>>705 舞い散る花弁を見ることはできなかったけれど、彼の紡ぐ風が、優しくて悲しくて。
ロシェルが舞っていた時のように、一緒に祈る。
―――…どうか
かき消されそうな祈りは、音無く唇だけで。]
シェイさん…ありがとうございます。
[共に、祈ってくれて。
そして、帰る段で>>706猫への警戒を聴けば、カークがマミられていたことなど知らないのできょとりとして]
???
とってもいい子なんですよ?
きっと、もう少しよく知れば、シェイさんもこの子とおともだちになれます。
[などと言いつつ、見送られただろう*]
[ディークが去ってから暫くの間、ツヴィンガーとウェルシュと会話していただろうか。
会話が終わり、二人と別れ、
戻ってきたモーントシュテルンと、
自分が使わせて貰っている空き家へと向かって。
そして、出発の日を向かえる**]
― 前日:海岸 ―
[二人が去った後の海岸。
ざざん 波の音が響く。]
なあ
さっきの花は、追悼なんかじゃなく、
道しるべだからな――…
[呟くと、さっきウルズが座っていたでっぱりにちょこんと座った。
遠く海をみつめる。先程のひかりが思い浮かぶ。
潮風を身体に浴びる。
今夜はちゃんとお湯を被ってから寝ようと思った。
しばらく海を見詰ていたけれど、立ち上がる。
右目を眇め、軽くおさえた。
*それから集落へと戻ると、思いつく限りの準備をする*]
/*
>>695>>707
フレデリカーーー!!w
うんいやその、錘つけておかないと際限なくシスコンになれそうでな… ←
ちっちゃい頃から知っている子が成長していっちょ前の女性になって行くのを見るのはおにーさん的にも複雑なのでしt wwww
― 集落広場 ―
[>>696フランツィスカには、そうよと笑みながら。
養父の忠告と重ねて素直に応じる様子や、撫でられて目を細める様子なんかも、どことなく部下に似ていて親しみを覚えた。
>>694ウェルシュの様子にはひとつ、瞬きつつも、
素直な返事が返ればこちらも、頷いて返す。]
護りたい者、ね。
…それはローゼンかしら、それとも別の何かかしら。
[返事は期待せずに、軽くそう告げてから]
さて、アタシもそろそろ行くわ。
明日からヨロシクね。
[ディークが去った後、こちらも二人に軽く手を振って、その場から離れる事に。]
光の神子 ツィスカは、栞を挟んだ。
― 出発の日 ―
[朝、随分と早く目が覚めた。
島を吹き抜ける風は潮の香りを仄かに含み、爽やかなものだったけれど
―――――覚悟を
そんな思いばかりが、胸に広がり、とても爽やかな目覚めとは言い難かった。
自分は白竜に力を与えられし一族。
その血が、何かを伝えようとしているのであれば。
そして、此処は黒竜縁の地。]
………どうか
[小さく、小さく祈った**]
― 出発前日/鉱山入り口 ―
[鉱山の場所は事前に聞いていたため、辿り着くのに迷うことは無かった。
アデルと共にその入り口が見えるところまでやってくると、思わず一旦足が止まる]
(──なん、だ、ここ)
[先程土に触れた時の比ではない、大きな反発力を感じる。
物理的に押されるわけではないため、そこから進めないと言うわけではないのだが]
(こんなにも”相容れない”力を感じるなんて…。
今まで遭遇したことが無い)
[声にすることも忘れ、呆けるように鉱山の入り口を見詰めていた]
え、ああ。
そう、だな…。
さっきより、変な感覚が強い。
[アデルに声をかけられ>>714、我に返るようにして声を返す。
ただ、嫌な予感とはまた違う、別の感覚を自分の奥底に感じていた。
けれどそれが何なのかまでは分からなくて、入り口を見詰めたまま眉根を寄せる]
でも、さ。
師父はきっと調査を続行するよ。
今を逃したら、次にいつ来れるか分からないからな。
― 広場の一角 ―
リカと間違われました?
[シェイは海岸に残っていたらしく、歩く足音には他の住人のものも混ざっていたことだろうか。
そういえば、船の中で彼に話しかけるのはフレデリカと一緒にいる時が多かったかもしれない。間が空いた>>715ことに少し笑って]
あら、それはお邪魔してしまったかしら。
……ウェル君が持ってた、黒竜の書物……?
[文献をじっと見詰めること暫し。フルリと首を振って]
研究してる人ほど詳しくありません。
だからきっとウェル君の方が詳しいです。
[ウェルシュの姿>>694が見える位置にあればチラリとだけ見て。首を振り流れた話題に乗った]
私はちょっと流された分の仕事道具の調達を。
あまり面白いものではないかしら。
リヒャルトさんは剣も使われるのでしたよね?
流されたりして痛んでたら、できる範囲で手直ししますよ。
[タイガの様子が普段とは違っている。
さり気なく様子を窺いながら。]
変な感覚か。
気にした所で行く事には変わりないんだろが…。
[2週間ばかり時間をかけてここにやって来た。
掛けてきた時間や金を考えれば調査中断は有り得ないだろう。
ローゼンハイムの思惑などは知らないが、表面のみを考えてもそう思う。]
あまり不安を煽ってもいけないな、すまない。
きっと大丈夫だよな。
ディークや……カークもいるし。
[実力を知っている傭兵仲間の名前をあげ、不安気な表情を隠すように笑みを浮かべた。]
[感覚についてはどう説明すれば良いか分からず、それ以上は口を噤むことになる。
行くことに変わりないと言う言葉>>727には頷きを返して]
師父が前に来てから今回の派遣が決まるまで、20年かかったんだ。
今何もせず戻ると、多分同じくらい待つことになると思う。
今回は急遽救援も要請したんだしな。
[いくら援助を受けていると言っても、それも無限ではない。
師のウェルシュについての思惑は知りようも無かったから、研究面でのデメリットしか頭に浮かんでいなかった]
そ…そう、だよな。
ヴィッグ兄達、軍の人達だって居る。
きっと、大丈夫さ。
[その言葉は言い聞かせているも同然だったが]
見られてた?
俺は別におかしいとは思わないが…。
[話題転換>>728はこちらとしてもありがたく、直前の会話の尾を引かないようそちらへと意識を向ける]
ずっと女だと思われてたんじゃねーの?
[お前女顔だし、と笑いながら余計な一言をつけつつ。
これ以上は明日にしようと言うことになり、集落への帰路へとついた]
フレデリカと…あとはツィスカとも。
尤も、髪が長いから直ぐ分かった。
[あの二人が背を向けて並ぶと、一見では見分けが付かない。そう言って笑む。
付き合いが長い分、間違う事は絶対に無いのだが。
邪魔かと気遣い滲む言葉には、単なる暇つぶしだから、と首を振った。]
確かに、こういったことはその道の専門家に聞くべきだろうな。
こちらも古神は殆ど素人だから…何かまた興味を引くような出来事があれば、訊ねてみよう。タイガなど、学者さんも居ることだし。
[そうして、文献を丸めて上衣に仕舞う。]
そうか、あなたは武器職人だったな。
調達出来たのなら、こちらとしても安心だ。
この人数で調査をするとなると、人にも武器にも相当負担がかかるだろうから。
[スマラクト島の遺跡がどの程度かはこの目で見ぬことには分からないが、以前ウェルシュと赴いた遺跡は、互いの不慣れを差し引いても相応の困難を強いられたものだった。]
お願いしたいのは山々なんだけど、実はあの事故の最中に流されてしまったらしい。
少ししたら探しに行こうかとは思っているが、俺はものぐさでね。住民が上手い事運んでくれるのを待っていたりする。
[剣の収まっていた場所をちょいと指で示し、
冗談とも本気とも付かぬ態で広場に居たもうひとつの理由を告げ、口元を上げた。]
/*
ログが落ち着いてくると、集中力が上がるというか。
全部に目を通して必要な部分を繋げてーという作業がじょうずくない。
確かに。リカとツィスカちゃん見分ける方が大変かも。
[何故か自分も見間違わない。その違いを表現することは出来ないけれど。
リヒャルトだってリカとは幼馴染でもあるらしいから、そうそう間違わないのだろう。そうと知ってて言ったとか。
文献を仕舞う動作>>731を見て、ホッと息を吐く]
やっぱり強行軍ですよね。
中がどうなってるか、前の調査以来、誰も知らないんですし。
[19年前でも魔物が鉱山の外にも出ていたことを思えば。気合を入れるように、ぎゅっと空いてる手で拳を握った]
あらま。それは。
省エネも極まれりですねぇ。
[自分でものぐさと言い切られ>>732て笑う]
どうしても見つからない、となったら言ってください。
私、短いものですけれど二振り確保できてますから。いざとなったらお貸しすることもできます。
シェイ君と相談もしてから、ですけど。
[リヒャルトは武器より魔法が得意だと聞いている。
そういう人に使ってもらったらまた何か違うだろうか、とか。そんなことを考えついてしまっていたりした]
まあ、使い慣れたものが見つかってくれるのが一番、ですけれどね。こういう時には特に。
[見つかりますように、と祈りの仕種をして]
/*
シェイへの回想は、かなりな自己満足ですすみません。
でもなんかいつもちゃんとお話しできないから、ちゃんとしたやりとりしたいなあと……思って……(くすん)
― 集落広場 ―
[雑談に勤しむ時間は一度区切りをつけて、見回りがてら集落を歩く。
日が傾きかけた頃にはもう一度、ローゼンハイムとの明日の打ち合わせに参加してから、仮部屋へと戻った。]
……。
[一人になると、考える事が増える。
それらを放棄するように、寝台に深く座り込んだが、眠らない限りは思考は巡る。]
― 集落広場→仮部屋 ―
[雑談に勤しむ時間は一度区切りをつけて、見回りがてら集落を歩く。
日が傾きかけた頃にはもう一度、ローゼンハイムとの明日の打ち合わせに参加してから、仮部屋へと戻った。]
……。
[一人になると、考える事が増える。
それらを放棄するように、寝台に深く座り込んだが、眠らない限りは思考は巡る。]
……あの方は、好きにしろって言ってたけど。
あの人の「好きにしろ」、は捻くれてるのがねぇ…。
[全部解った上での“好きにしろ”なのだ。
本当に好き勝ってに動けばいい顔しないのは目に見えている。
やれやれ、と思いながら、念のためにもう一度、枕元に置いておいた荷に手をかけた。
中には食料飲料燃料、簡易の医療道具などの軍からの支給品が少し。
十分には足りないが、護衛に身体を動かすのならこの程度が限界だった。
後は他に任せるしかない。]
― 出発前日/集落 ―
[集落に戻るとアデルと別れ、タイガは借りている空き家へと向かう]
……本当に、何だったんだ、あれは。
[鉱山に行った時の奇妙な感覚。
嫌な予感とは別の、奥底から湧き出づるかのようなもの。
理解しなければいけないのに分からない。
まるで今朝の夢のようだった]
──明日、行けば分かるかな。
[中に入れば何か分かるかも知れない。
そう考えて、今は準備をしっかり行うことにした]
[着替えなどは空き家に置くことにして、空になった布袋を背負い袋の形態へと変える。
それに採取道具やタオル、そして携帯食を詰めればそれで準備は終わった。
採掘道具や武器は己が身ひとつである]
後は明日の朝に携帯食を配れば良いか。
[携帯食の箱は運べば良いだけにしておき、残りの時間は休息へと充てる。
ベッドへ倒れ込むと、すぐさま眠りへと誘われた*]
あ、良かった。マカロン無事ねぇ。
[中にはそんな軍人らしからぬ物がちらほら見受けるが。
甘味にささやかな喜びを見出しつつも横になると、
まだ抜け切らぬ疲れも相まってかゆっくり眠りに落ちていった**]
― 出発当日/空き家 ―
[また夢を見た。
今度も白い羽根が舞う暗闇の中で。
舞い散る羽根の奥に、何かしらの存在を感じる。
昨日より強く感じるそれに抱くのは、その力の大きさに対する畏怖であり、同じような力を感じる共振であり。
鉱山で感じた力と真逆のものを感じていた。
── メ…メ…ヨ
…レラ…眷… ──
昨日と違ったのは、途切れ途切れに聞こえるコエ。
はきとは聞こえないが、呼びかけられていることだけは理解出来た。
どうにか聞き取ろうと、気配の方へと歩み寄るが、姿が見えることは無い。
不意に舞い散る羽根へと触れると、昨日と同じくその時点で目が覚めた。
今回はベッドから落ちずに済んだようだ]
……………。
[無言のままベッドから起き上がり、左手で首の後ろを撫でる。
あれだけではやはり理解が及ばず、大きな欠伸をして終わった。
ブレスレットがまた変化していたが、それにも気付かないでいる]
[支度を整えると、携帯食の箱を持って空き家を出た。
今日は早めに起きれたらしく、途中で皆を集合場所へと呼びに回るローゼンハイムと遭遇した]
おはようございます、師父。
携帯食、確保出来たので運んでおきますね。
[挨拶と集合場所についてを聞き、師とはその場で別れた。
集合場所に携帯食の箱を置くと、各自で持てる分持ってもらうよう、指示を出す*ことになる*]
リカのはどうしたかしら。
集会場の中にいるより、ここで待ってた方が早そうかも。
[その場で自作の剣の手入れを始めようかと道具を取り出した。
こういうものです、と、リヒャルトに見せる意味もあっただろう]
/*
ちょっとメモ。
ウルズは
1.水神さまの声が聞こえますが
2.ある日海に誘われていってみるとカーク少年がいて
3.ついでにそれを海に落とすように言われてびっくりして
4.ああ神様って信じるばかりじゃいけない怖いものだなーと思って
5.じゃあ神様っていったいどうすればいいの?
6.知りたい
7.じゃあ神殿に入ればいいや。
8.祈るばっかりじゃなくて、神さまと戦えるのがいいよね
9.じゃあ聖堂騎士になればいいじゃん!
10.成りました(いまここ)
/*
鉱山に入るまでが今回のノルマなので。
夕方覗いたら入るところまでやってしまうのも手かな。
崩落とか、ローゼンさん襲撃のこともあるし。
急ぐ必要無さそうだったら21時頃になるかも。
[←用事あって遅くなる人]
……って、今週いっぱい残業の可能性大だったorz
無理せず動くのは夜にしよう。
/*
まあ水神の声が実は自分の心の声だとかを妄想したりもしますけれど。
……寝よう。いい加減寝よう。お休みなさい。
/*
あ!
明日にはローゼンさん死んでしまわれるのでした。
判定どうしよう!
つまりアデルの判定をどうするかだ!
能力の発現は鉱山に入ってからにすれば、とりあえず今までのとは矛盾しないはずだ。
よし耳飾りを使おう(ちょう思いつき。再考を求む!)
[アリーセの言葉に頷く。
強行軍という見解がちらほら囁かれているのも耳に入れていた。]
道程は注意すべきだと思う。
………、此処まで来て引き返す訳にも行かないんだろう。
20年前の異変、その時の“落下物”ってのを調査するのも任の一部だったんだが、正直、其処までは手が及ばなさそうだと踏んでいる。
[詳しくは知らないから、落ちてきたというからには島の何処かであろうと想像をしていた。魔法鉱鉱山に人員を割くのが精一杯の現状、そこを単独調査するのはお手上げだ。
内心は分からぬまま、アリーセの握る拳にも視線を向けたりも。>>736]
魔導師の精神力や魔力は限られているから、
何気ない日常生活でも、コントロール能力は鍛えないと。修練の一貫だ。
[そう澄まして嘯いて、明るい笑顔>>737につられるよう笑った。]
ありがとう、アリーセ。
ああ、研究に関わる大事な剣なら、気軽に借りるのも忍びないな。
拾得物の中に紛れている事を願うよ。それなら、状態を見てから修復を頼めばそれで良いからな。
[研究開発に熱心な彼女が、魔力と剣術との相性にまで思考を巡らせていることには当然ながら思い至らない。とはいえいざとなったら借りることを約束して――しかし]
…ま 尤も、ここ何年かは剣を抜いていない。
物の役には立たぬかも知れないけどね。
ああ、あいつも武器を探しに行ったんじゃないかな。
さっき広場を通り過ぎる時、見かけた。
…
[カークと一緒だった事を、ふと思い出す。>>594
海辺の道に向けた視線は、直ぐに傍らの金属音の方に奪われた。>>746]
ほー。
流石に手馴れてる。それに…面白い。
[見せてくれる道具の数々を感心したように眺めたり、
手入れされてゆく剣の見事さに、息を吐いたりもした。]
はい。気をつけます。
でも少しは出来るんじゃないかなって私は思います。
『何か』が落ちたのは鉱山の一角だったはずですから。
[それは父が一緒したことからも分かっていること。
握った拳を自分も見ていたから、リヒャルト>>747にも見られているとは知らないまま、過去に少し思いを馳せていた]
一線に立つ魔導師さんは大変ですねー。
[澄ました嘯きに>>748に、またクスクスと笑わされて]
いえ、いいんですよ。
使えるものは使わないと。でしょう?
[それは剣のことなのか、使い手としてのリヒャルトにもかかっているのか。両方というのが本音だったかもしれない]
それを言ったら私なんか素人ですから。
フェルディナンド様にはよくしてもらいましたけど。
[謙遜するよな言葉には、そう言って肩を竦めた]
ああ、やっぱり。
ちゃんと見つかってるといいんですけど。
[彼女の得物は全く違うものだから貸し借りの話にはできず。
戻ってくるのを待つ間にこの作業は済ませてしまうつもりで]
まあ、受ける数は一番多い仕事だったりしますから。
面白いですか?
[自分の剣ならそれこそ慣れたもの。リヒャルト>>749が見やすいように時々手を止めたりもしながら、準備を進めていった*]
鉱山の一角? そうだったのか。
それなら調査は出来…… ――いや、折角減った筈の仕事が戻って来たみたいなものか。
素直に喜んでいいのやら。
[“何か”と鉱山とに関連があるのなら、自ずと目的にも辿り着けよう。
楽が出来ると思ったのに、と苦笑しながらも、何処か遠くに意識を向けているかのようなアリーセの様子>>750を見れば、彼女が戻ってくるまで静かに待ったのち]
使えるものは使わないと……か。
道具や武器は勿論だが、聞き様によっては少し怖いね。
[どう捉えたかは深くは語らぬまま、表情を和らげた。
本音の一端がその声色に滲んでいたのを感じ取ったのかも知れない。]
――フェルディナンド師は、イチからご指南くれるからな。
あの方に僅かでも何かを教わることがあったのなら、素人を脱したとして差し支えないんじゃないか。
[フレデリカが、時折愉しげにアリーセの事を語ってくれたのを覚えている。
自分がフェルディナンド師に師事したのは15の頃から数年だから、彼女が王都で修行した時期とやや重なる。当時も今も、本当の姉妹のように見えたものだ。>>751]
[彼女は己の言葉を謙遜と受け取ったのだろう。
肩を竦める様には特に否定もなく、思うまま言葉にして応じたが]
………魔導師は、優秀な前衛さえ居れば、
こいつと、
[見下ろすは胸元。]
あとは――…腕一本あればいい。
[話題と興味がアリーセの道具に向いていたので、深い話になる前にそこは早々に切り上げたが。
その言葉に嘘や虚飾はひとつもなかった。]
[誰にも話していない。
悟られることもない。
短くはない修行のお陰か、辛うじて型は保てているものの。
長年傍に置いた剣技――習得した武力を、数年前に手放して。
今は、軍人を名乗るには憚るほど、皆無に等しいこと。]
ん、見付かることを祈ってる。
あれは特注に近いと聞いているし、なにより、大事なものの筈だから。
[あの日の奇妙な潮流に乗って打ち上げられていれば良い。手元に戻って来さえすれば優秀な職人が近くに居る、修理は期待出来るだろうと。
面白いかと語尾上げ問われたなら、真面目な顔で頷いた。]
近くでこういう作業を目にする機会が無かったからね。そういや、アリーセに修理を依頼したことも、数えるほどだったっけか。
[明日の準備の邪魔にならぬよう、それでも興味の赴くままに長いこと手元を眺めていた。
ひと段落着く頃に礼を言って離れ、調査団の護衛としての些事雑事に戻るのだろうが。**]
[集落に着いて、フレデリカと別れれば、用意を意外と手早く終わらせる。皮袋に詰めた、必要最低限の荷物。回復魔法が利かない体だから、医療品が若干多めではあるが。]
ん、良し。
後はうだうだしていよう。
[体が鈍らないよう、体操やら腕立て伏せやら腹筋やらをしつつ、合間でうだうだと怠けていた。]
……明日、か。
…………ま、だいじょーぶだいじょーぶ。
[不安が全くないと言えば嘘になるが。
例え、積み上げてきた“
いい加減、吹っ切るべきだろう。一つ、息を吐いた。]
― 出発の日/鉱山入り口 ―
…………………。
[鉱山の入り口に着けば、何かに思いを馳せるように、しばらく見つめていたが、それも短い間のこと。]
………よし、前衛は任せな。
[変わった様子も、なるべく見せず。
見つめていたことについて問われれば、「何となく、なんかすげーモンがいる気がした」等と笑うだろう。気のせいだろうと付け足して。
戻れない予感があっても、足を止めることはなく**]
― 出発当日 ―
[目が覚めると、常にするように水神に祈りを捧げる。
いつもならばそれに答えるよう、声が聞こえるのだが、今朝は海鳴りのようなざわめきしか聞こえない]
…………。
[小さく口を引き結ぶ。
すぐに荷の確認を始めた]
イリス。鉱山では猫さんとは違う子もいるかもしれないから。気をつけるのよ。
[出かける前、何に対してもすぐに心を開いてしまう妹の様な子に、一応注意する。まあ多分、その辺はディークが上手く立ち回ってくれるだろう。お願いね、と心の中で呟いた。
ローゼンハイムが呼びに来た。
彼の心境を知れるほどのつきあいはない。ただ船上の頃より少し性急に見えて、ああ鉱山の探索に力を入れているのだなと思った]
わたしの知らないカークも、いるのよね。
[鉱山の入り口を見つめる横顔を思いだし、ぽつりと言葉が漏らした。
実際、彼が傭兵として戦うところは見たことがない。
よく知っているのは、たった数年。馬鹿みたいに食べて、なのも覚えていなかったけれど自分が笑えば笑ってくれて――海から打ち上げられ、神殿を去るまで。
去る相手を見送るときは悲しくて、顔が汚くなるまで泣いたけれど、同時に思っていたのだ。
ここにはもう、来ては駄目、と**]
― 出発当日/朝・空き家 ―
[ガバッ!]
…
[目を開けると同時に、跳ね起きる。
どきん、どきん、どきん、どきん。]
――…
―― は…
[息が漏れる。涙がこぼれる。
黄昏も、黎明も、同じなのだ。
戻れない――、ここまで来てしまったのだから。
対立する運命。
心の奥底にある、それは。
解っているけど、まだ、解っていない。]
― 出発前日・鉱山入口 ―
………誰が女顔だ。
[>>730の言葉に心底嫌そうな顔でタイガを睨みつける。
しかもなんだか微妙に笑顔で言われて腹が立つ。
今まで傭兵仲間達に連れられて色々と、アレなおねーさま方と遊んだりしてきたが綺麗や可愛いとは言われても、格好いいとは言われた事はなかった。
悲しい事である。
内心でずっしりと落ち込みつつ、こういった馬鹿馬鹿しい事で落ち込めるのはある意味で有難かった。
まるで日常がそのまま続きそうな、そんな錯覚に浸っていられるのだから。
帰り道もなんだかんだでお互いに揶揄いつつ、しかしどこかぎこちない空気を纏いながら集落へと戻って行った。]
― 出発前夜・空家 ―
[集落に戻ってきてタイガと別れ、割り当てられた空家へと戻って来た。
鉱山の入口で感じた事。
呼ばれている。
抗いたいのに抗えない。
今ならまだ戻れる、このまま何もなかったフリをして、このまま島を去ってしまえばいい。
しかしそんな事が出来ないのもよく分かっていた。
一人だけ戻れない、そんな物理的な理由ではなく。
もうすでに気持ちは本能に身を委ねる方へと傾いていたから。]
[普段とは違った様子のタイガの事を思い出す。
彼がどう感じていたのか、それは分からない。
だがその前に地面を調べていて拒絶されているようだと言っていた。
誘われるように感じている自分とは正反対で。
それの意味する所は。]
―――"la lumière, me……。
[魔導書を手に呪文を唱えかけて止める。
本質を見抜く力、これを使えばタイガが何者なのか分かる。
分かってどうしようと言うのだろう。
――知ってしまえば、きっとこの手で。
目の前が昏く。
見つめる手が赤く染まるようで、絶望的な想いにきつく目を閉じる事しか出来なかった。]
― 出発当日・鉱山入口 ―
[鉱山入口にはすでに何名か来ていた。
じっと真剣な目つきで入口を眺める。
ここに入ってしまえば、きっと後戻りは出来ない。
覚悟も決められないまま当日を迎えてしまった。
後少しだけ。
何も起こらず、平穏に済む可能性を信じてもいいのだろうか。]
…私も甘いな。
[自分の弱さに自嘲するように笑みを浮かべる。
割り切るしかない、そう言い聞かせるように足を一歩踏み出した**]
― 出発当日/集落 ―
[今日は朝から調子が良かった。
>>735昨日ウルズの笑顔を貰ったからかもしれない、というのは多分単純すぎる考えだ。
猫に大好きだといわれても仕方ないと言われた時には「じゃあ俺が」とキリッ。としてみたりもしたが、すぐに猫の視線に怖気付いてしまった。ぐぬぬ。
>>716シメオンの祈りを目の当たりにしたからかもしれない。あれで少し、持ち直した部分があるのは確かだ。
礼を言うのは、こっちだった。
でも多分、調子がいいのはそういう理由じゃない。
―――そういう理由じゃないんだ。
さわさわと風を感じる。一度目を伏せた。]
風が…
……
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