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黒竜の御魂 ウェルシュ は 黒竜の使徒 アデル に投票した
白竜の御子 シメオン は 黒竜の使徒 アデル に投票した
裁き見届ける者 ディーク は 黒竜の使徒 アデル に投票した
黒竜の使徒 アデル は 黒竜の使徒 アデル に投票した
光の神子 ツィスカ は 黒竜の使徒 アデル に投票した
黒竜の血脈 カーク は 黒竜の使徒 アデル に投票した
白竜の左目 ウルズ は 黒竜の使徒 アデル に投票した
白竜の右目 シェイ は 黒竜の使徒 アデル に投票した
繋がりを持つ者 リヒャルト は 黒竜の使徒 アデル に投票した
黒竜の使徒 アデル に 9人が投票した
黒竜の使徒 アデル は村人の手により処刑された。
白竜の右目 シェイ は、黒竜の血脈 カーク を占った。
次の日の朝、繋がりを持つ者 リヒャルト が無残な姿で発見された。
次の日の朝、白竜の右目 シェイ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、黒竜の御魂 ウェルシュ、白竜の御子 シメオン、裁き見届ける者 ディーク、光の神子 ツィスカ、黒竜の血脈 カーク、白竜の左目 ウルズの6名。
「それよりホ・ラ。アンタも修行より一緒に!アタシの話し相手って滅多に居ないんだから、ちょっとはアタシに貢献しなさいよ。」
ちょっ、来るべき時に向けて修行しろって行ったのはシュラーフェンじゃないかっ。
そんなんだからアンタ友達居ないんじゃダダダダダ!ちょっ、まっ、イダダダダダダ!!!
[耳を思い切り引っ張られながら、下界の泥沼不倫騒動を見せられ、長話に付き合うハメになったのだった。
夢の世界の、夢の神の娯楽は少ない。他人のあれそれを口にした所で、突っ込む相手は自分しかいない。だから構われるのは仕方なかったわけだが………。
こうしてこの世界で、自分は物の見方を、それは色々と学んでいったのだった。
つづく。]
黒竜の血脈 カークは、黒竜の血脈 カーク を投票先に選びました。
白竜の左目 ウルズは、黒竜の血脈 カーク を投票先に選びました。
白竜の御子 シメオンは、白竜の守護者 タイガ を能力(復活)の対象に選びました。
黒竜の御魂 ウェルシュは、黒竜の血脈 カーク を投票先に選びました。
黒竜の御魂 ウェルシュは、白竜の左目 ウルズ を能力(襲う)の対象に選びました。
………やっと、見つけた。ウェルシュ。
[自分に言い聞かせるような言葉。>>399
今度は自分から、手を伸べる。
腕を上げる力が辛うじて残っているうちに。]
……何もしてやれなくて、ごめん。
お前を助けて、やれるのは きっと俺の役目…じゃ ない、けど…
お前は――愛されてる。 だから、
[ローゼンハイム…ツヴィンガー、タイガ。
死んで行った彼の知己は何を話したのだろう。
死したひとも、生きている者の中にも、きっとまだ、彼を想う沢山の人間が居る。]
……ッ――!!
[喉が詰まり、噎せる。唇から血が溢れた。
急激に体温が失われてゆく。
伸ばした手は力無く落ち、指先は最早、動かない。]
だから もう誰も…
誰も、その手にかけてくれるな よ。
お前に悲しい思いをさせた く
なかっ――――
[最期の息と共に、音にするのは呼び慣れた名。
旧神の身勝手への、力なき身ゆえの憎悪は変わらぬけれど。
個人の想いはまた別で―――それはまた、力無き人間の身勝手だとも思う。
けれど。何にも届かぬ自分が、“弟”に願うのは、それだけ。
解け砕けた魔力の残滓が中空に舞った。**]
シェイ君。
[絶命するシェイ>>4:401を抱きしめる。
彼岸から此岸の存在に触れることは叶わないが。
その心の内も窺い知ることなど出来ないが。
疲れて眠った子供を抱きかかえようとするかのように*]
裁き見届ける者 ディークは、黒竜の血脈 カーク を投票先に選びました。
………………。
[命の危険を感じて、無意識に目覚めさせてしまった力。理性を失っていたとはいえ、朧げながらその最中の記憶はあった。
血を啜り、真っ赤に濡れた口元を、乱暴に拭う。
よろめきながら起き上がると、膝をついて。]
………シェイ。
[既に絶命した少年の名を、呟いた。]
[アデルが最後何をつぶやいたかは知らない。ウルズが止めをさし、途中で人を殺す恐怖に動けなくなって泣いているイリスがいる。]
逝ったか。
[既に隠す必要も薄れてきた。
アデル。塔(Tower)のタロット。黒竜の使徒にて逸早く力を見抜き災いをもたらすもの。
そして、フレデリカとの片割れ。恋人(Lovers)のもう一方のリヒャルト、どこにも属することなく、ただこの運命≪だいほん≫がより悲劇的になるように、ただそれだけのために用意された配役。
味方がなにものであるか知らせ、或いは知ることで成すべきことをみつける調和の節制(Temperance)のシェイ。
三人を宿すカードのうち、恋人のカードは散り、残り二枚は、配役を回収するように僅か、光に染まる塔と闇に染まる節制のカードをみとめ、懐に入れ直した]
[3箇所で紅が舞い散る。
どれもこれも、見ていて気分が良いものでは無い。
一方では友が斬られ、一方では弟分が手を下し、一方では同胞と言ってくれた子が地に伏した]
……これも必要な犠牲だとでも言うのか。
[それは誰に向けた言葉か。
この状況を作った全ての『古神』に対してだったかも知れない。
それと同時に、もっと早くに自分が自覚していれば、と後悔の念も浮かぶ]
/*
はかろぐよみ つつ!
おれてんぺらんすかー!ありがとうありがとう。
わーくーてーかー
あとアリーセが
アリーセが
きてくれていて わあんってなったよね
わあん
光の神子 ツィスカは、黒竜の血脈 カーク を投票先に選びました。
― 遥か昔の記憶 ―
[両者が争うことなく共生の道をたどれないか
どちらかがどちらかを蹴落とす様をもっと見ていたい
二つの相違>>4:30。
タロットを手にした>>37ヴァーゲは考えた。
もう一人のこいつを、この劇の中に放り込んでしまおうと―――*]
……っつ
[左手で二本目の直刀を抜こうとして、痛みに手を見る。
アデルの光球を受けた左手は和らげられたとはいえ高熱で焼けこげ、薬指がかけていた。
痛みを堪えて、直刀を抜く。
たったいま、人の命を奪ったばかりの直刀と、抜いたばかりの二本目を、宙で水平に並べた]
……よ、と。
[すとん、と其処に降りる。
倒れ伏す自分の傍で、しげしげと“ソレ”を見詰めた。]
ったく、俺もシェイもこんな所で死んじまって…。
キノコの養分になったりしないだろうな。
[心底嫌だ、と、呟く。
後方からやがて来る面々が埋葬してくれると良いのだが。]
[死する覚悟はあったから、それはいい。
それにしても、それにしてもだ。]
此処は……?
[手を開いたり握ったりしてみれば変わらぬ感覚があった。
自分の骸に手を伸ばす――すり抜ける。]
つまるところこれは、魂…ってことなのかな。
青い、死後の世界。
ふうん。こんな場所があるなら、カークを気長に待っていられるな。
[一通り事態を把握したのち、他に誰か居ないだろうか、と、周囲を見回した。*]
――其は朽ちたり。
[右手の剣は水平線で。
左の剣は地平線を表すのだという。
水神の――突き詰めれば白竜の祭式で送られること、アデルは厭うだろうが躊躇う気持ちなど無い。
そうしないとタイガの元に送れない、そう思ったわけでもない。断じて。
祈りを述べた後、直刀をしまう]
どうして、こっち、来ちゃうの。
無茶をして。
[膝をついた姿勢から立ち上がり。
戸惑っているシェイの、河を渡ってきてしまった身体>>+4を抱きしめようと、手を伸ばす]
…っても。
今の私は言えないかなぁ。
[冗談めかした言葉に哀しみは隠して。
クス、と笑った]
シュトラール。
終わった……か?怪我は……?
[落としてしまっていた剣を拾い上げ、尋ねた。
シェイの体を貫く際に浴びた血で、やはり赤く染まりながら。**]
― 遥か昔の記憶 ―
[ヴァーゲは考えた。双子であることを利用して残りの力をつかい、同化することに賭けて。
運命の輪が廻り始めた*]
[堪えきれず毀れたものを押さえながら。]
こんなこと…
[毀れるのは、本音。
いつまでこんなことが続くのかと。
特殊な血族でありながら、未だ18歳の少女の感性は、良くも悪くもありふれたものだった。
見知った人の死を目の当たりにし続け、談笑した人を殺すような状況に耐えうるものではなく。
酷く参っている。
それでも、視覚に依らない自分にはロシェルの手が>>6酷いことになっているのは気が付くことができて。]
姉様…手…
ああ…ごめんなさい、わたしが、弱いばかりに
[直刀>>7を仕舞ったロシェルの手を取ると、泣いたまま回復魔法をかけた。
失われた指を戻すことはできないが、傷と痛みは癒えるか]
……かもねぇ。
[>>+2タイガが睨みつけるよう見、吐いた言葉にそう落とす。
少なくとも、人と神との生き様を余す所なく見尽くす事を望むシュラーフェンは、こうなる事を望んでいただろう。そういう戦いだったと端役の自分は見て取れる。
だから割り切れるかと言うと…。
ふぅ、と息を落とした。]
/*
あー… ちょっと墓を見て、文献をもう少し活用しておくべきだったかと思った。
せめて近くにいた事情を知らないフレデリカには見せておくべきだったな。又貸し?とか余計なことを考えた自分を叩いておきたい。
いや知らないままの無垢さがまた可愛いんだけどね(何かちがう)
― 第三層 ―
[見知った仲であるアデルが死んでも動揺することはなかった。
傭兵となる以上雇用主が違えば敵対することなんてある話だという割り切りもあれば、そのような感情を排さないといけないというのもある。
だからウルズとイリスとの仲に入らない。分かち合えるものなど、俺にはない。と
そしておもむろに、一枚のカードを取り出す。
煤けたように見えるカードは何をやっても何かは見えない。それは己の役割をしめしたタロットカードのはずだが――]
[意識を
アリーセの傍にはシェイ>>+4が、リヒャルト>>+5>>+6も姿を現したようだった]
……アデル?
[2人の姿は確認したが、地に伏したのはそれだけではない。
友の名を呼んで辺りを見回してみた]
黒竜の血脈 カークは、白竜の左目 ウルズ を能力(襲う)の対象に選びました。
なぁに?
[動けなくなっている>>+9のを、ぎゅっと抱きしめる。
意識としては温もりを伝えるように、優しくとも強く]
他の誰に見えるの?
[少しだけ腕の力を抜いて、顔が見合わせられるようにした]
……で。
[と、言いながら、つい今しがた現れたリヒャルト>>+6を見た。
おそらく先にフレデリカが既に彼の元に行っているのだろうから、邪魔になるかもしれないが、あえてそちらへと近付いていって。]
アンタもよくまぁ、割合無茶したモンねぇ。
[そう言い、暫しの間、言葉を探すように無言でいたが。]
同じって…いや、元が違うだろう。
[やはり自分の指のことをみていたのか。わかっていたことだが、それと知って尚、そのようなことをいうウルズ>>13の態度に苦笑する。]
……そんないいもんじゃねーぞ。
[自らそうだ。とまではいわずとも、肯定する言葉を口にした]
/*
自分の傷を相手に見せるなんて悪趣味全開な気がしてきた……R15ってどれほどだろうと。
行き過ぎかな、どうだろうううう。
[眼を開け、
遺体となったシェイの近くへ行き、
本来あるべき場所から欠けた部位を見て、少女は青褪める。]
………約束、護れなくて、護れなくさせて、ごめん、ね。
[本来ならば、謝罪できる立場ではないのだろう。
けれど、言わずにはいられなかった。
一度、遺体となった少年の冷えた手をぎゅ、と握り。]
……そっちにいる姉さんを、護ってね、お願いね。
[願いを祈りのように口にして、
そ、と手を離し、遺体の両手を重ねて。]
…ウェルシュ、大丈夫?
[青褪めたまま、リヒャルトと戦っていた少年の元へと**]
悪いです…
[>13首を振って、いつかの逆の問答をする。
ついさっきだったはずのそれも、もう遠く感じる。
しゃくりあげ、鼻を啜りながらも、どうにか涙を止め]
……わたし、ロシェ姉様に出会えて。
この世界のこと、好きになれた。
なのに。ただ、守られているばっかり…
[結局、自分の手を汚すこともできず。
できることは、たった一つ。
風が、あの優しい風の気配がなくなったことにようやく気づいた。
リヒャルトが亡くなったことには、未だ気づけない。
けれど、うつむいて沈黙したまま、ディークとロシェルの会話を聞いていた。]
行かなくちゃ…
[ぽつりとつぶやいて、ふらりと立ち上がった**]
何で謝るの。
[しがみついてくるシェイ>>+14の背中をポンポンと撫でる]
文句は言っちゃったけど。
シェイ君は、シェイ君の出来ることをしてきたんでしょう。
それを怒ったりはしないわよ。
……私の方こそ、ごめんね。
ちゃんと話さずに来ちゃって。
イリス。何もな、守るってことは武器を振るうことだけだとおもうならばそれは誤解だ。
それだけはしっかりとわかっておけ。
[慰めというわけでもなくイリス>>16にいうと、もってかれたナイフを返してもらう]
[そういえば、アデル。敵対するものだったのに、祈るのだなと今更ながら思う。
白竜側の祈りではなんとも皮肉だったのかもしれないがそういう嫌がらせというわけでもないだろうが]
埋葬、するのか?
[アデルの遺体をみながらどちらともなく言う。
後を追うならば、埋葬をしていては時間がかかるぞというのと、僅かに黒竜のものだったからというのとを口にしながら、必要ならばやっておく。とでもいうのだろう。**]
あっ。
馬鹿ってのは酷いなぁ。
[泣きながら悪態をつくシェイ>>+16の額を人差し指で、ぐいと押した。
そのまま、正面から視線を合わせようとしながら]
ちょっと焦ってたのよ。
自分が自分でなくなっちゃう気がしてて。
閉じ込められた空気に中てられてたのかも。
……だから。
シェイ君の風は、心地好かったんだよ?
[だから自分が死んだのはシェイのせいではないのだと、そう言うように、笑った]
[シェイとアリーセのやり取りは、少し離れたところで見遣るだけ。
2人共、思うところがありそうだったから、割り込むことはしなかった]
……。
[視線は一度
目端に立ち上がるシメオン>>16の姿が見えた。
刻が近付いている。
彼女の命を背負う、その*刻が*]
[暫く歩を進めれば、彼方此方に見慣れた顔がある。
生きて動いている人々と既に死んだものとが同じ風景に混在している様は一種異様で、不思議なものだった。
少し離れた所にシェイの姿を見つける。
言いたいことは幾つかある。
視線は向けたもののアリーセが確りと支えていたから、今は声を掛けることなく。]
[フレデリカの顔を見ることは出来ただろうか、見付ければ困ったような微笑を向けただろう。自分に対して向けられた顔に、だ。
手を伸ばして何かを言おうと口を開いた時――聞き慣れた声、もうひとつ。>>+12]
……ツヴィンガーさん。
水場へ行くと別れたあの時ぶり、ですね。
あれからどの位の時間が経ったのか、さっぱりですが。
ひどく、長い時間だったように思えて…
おばかさん。
[今度はこちらが、馬鹿と呼ぶ。愛情込めて、笑顔のままで]
わがまましちゃったって、言ったでしょう。
殺されたんじゃない。助けてもらったの。
……自分の心臓抉るのは、覚悟してても、ちょっと。ねぇ。
[最初から死ぬ気だったことは分かっていると思ったから。
当初考えていた
視線逸らされたままの頭>>+18を、ぽふん、と叩いた]
[無言を埋めるように、ふ、と笑った。]
魔導部隊は特に無茶するんで有名でしょう。
今更ですよ。“上官”。
……、結局、何も出来なかったですけどね。
“ウェルシュ”がまだ其処に居ることに気付けた、だけど、それだけだ。
[彼の溜息>>+13に重なるのは、また意味の違う嘆息。]
/*
そういえば灰じゃなくて青に落とすべきだったのかと思ったけども、今更アレを青に落とし直すのはあれそれなので止めよう…。
/*
ごめんなさい、とディークに言ったら先を急ぐ形になるか、だな。
もうひどい。
そしてひどいしか言っていない。
むにゃー(かべがみがりがり)
[シェイをアリーセが抱きしめているのは、どこか安堵の面持ちでちらと見つつ。もう一人の姿も探したが、現れただろうか。おそらくは従兄弟が行くのだろうから、こちらは邪魔しない心算で。
…部下の方邪魔しないでやれよと思わなくもなかったが、俗物シュラーフェンにすっかり毒されたためなのか、そんな思惑は一旦闇に葬った。]
そうねぇ。
…こっちからしてみれば、わりと短い時間だったけどね。
[>>+21長い時間だと言う部下には、そう口の端を上げて。]
………そう。
[ウェルシュがまだ居る>>+23、と聞けば、
自らの見た物を思い出して微かに目を細めた。
そういえばタイガにその辺話してなかったが、まぁ後でも良いだろう。
少しは希望に繋がる話にもなるだろうから、と。
無茶云々には半目になりつつ、びしりと音のするデコピン一発。]
アンタそれ、フレデリカの前で言う言い草じゃぁないわよ?
……まーさっくり殺されるとか不甲斐ない事してくれるよりは上等だったと思うけど。結果はどうであれね。
戦いを誇れ、なんてカッコイイ事は言う気もないけど、
何の抵抗もせずに死ぬより数倍マシだったかしら。
[だから、と。
息をつき一度言葉を切って。]
まぁ、少しゆっくりしてなさい。
あとは見ている事しか出来ないんだから。
[そういい、まだ蠢く者らへとちらと視線を移した。]
…ぐすっ、
[思考が他のところへ行き始め、
涙が落ち着いてきたら、周りの状況が見えてくる。
――、人がたくさん居る。
そろりとアリーセから離れようとした。]
あら。
はぁいシェイ、泣き止んだ?
[>>+29ちらとアリーセ達の方を見て、丁度離れようとしているシェイと目が合えばいい笑顔でひらりと手を振った。]
[口の端上げる仕草に瞬く。>>+24]
ふーん。時間の流れは同じ筈ですけどね。
[ですよね?と、確認するように視線向けて。
まあ、ツヴィンガー自身何か別の次元に生きていそうな(良い意味だ多分きっと恐らく)感じも受ける人だから、そういうこともあるのだろうと納得することにした。]
しょうがないじゃない。
他に手段が思いつかなかったんだもの。
[口先を軽く尖らせてシェイ>>+27に言い返し。
寄せられた身をもう一度抱きしめて、サラサラと髪を撫でた]
んー、じゃあね。
二人とも馬鹿だってことで。おしまい。
[前後して届く、妹>>15の声]
大丈夫よー。
[届かぬと分かっているけれど、口に出して言う。
シェイはそう思わないだろうが。
誰かを支えようと思うことは、そのまま自分もしっかりしようと、支えることに繋がるのだ。
それもまた、護ってもらっているのと同じこと。
そこまでは恥ずかしいから、言葉にはしないけれど]
[落ち着いたらしい>>+29と見て、離れようとするのは引き止めず。
速攻で揶揄われている>>+30>>+31のを見るとつい]
プッ。
[いけない、とは思いつつも吹き出してしまうのだった**]
…って、痛て!
いや、フレデリカに付き合うならその位じゃないと務まらないですし。
[突き刺さるようなデコピンに顔を顰め、額を擦る。
別に彼女がより無茶をすると言いたい訳ではない。]
………。
心配、させたのは自覚してる。自覚してます。
[其処に未だフレデリカが居たなら、ごめん、と言って。]
ゆっくり、ですか。
まあ、そうですね。こうなってしまえば。
[生者と死者を隔てる青。
薄靄を確かめるように片手で掬いながら。]
旧き神と、眷属。縁ある者達。
そうじゃない俺達まで何故呼ばれたのか。
結局、分からず仕舞いでした。
[思えば、フレデリカは何も知らぬ儘だったのかも知れない。
ウェルシュに借りた文献について話したいことは幾つかあったのだが、難破後から探索までの雑事に追われ機会を逸してしまった。]
ふふふふふそんだけイイ口が利ければ上等よねー。
後で覚えてらっしゃい。
[>>+31笑んだままさらっと言うのは、いつか船上で見せた笑みと変わらない。
が、ふっと笑みは一度柔らかいものになり。]
あんたも頑張ったわね…お疲れ様。
[と労わるような、穏やかな言葉を一度かけて。]
だからまだアリーセにくっついててもいいのよ?
[またすぐ戻った。]
[シェイの盛大な「おおばかやろう」には目を丸くして、思わず噴き出してしまった。微笑ましさに。>>+31
少し離れたところで自分が発したのと同じような音を聞けば>>+35、そこで漸く二人に向き直って]
……久し振り、アリーセ。
シェイは、あんまりサポートしてやれなくて済まなかった。
[と、先刻の戦闘のこと、気に掛かっていたことをひとつ。
そうして、周囲を見回す。もうひとつ、ふたつ、だろうか?何処かに感じる気配は誰のものかと。
ひとつはタイガだろう、ではもう一人は―――それがアデルなのか、他の白の眷属なのか、未だ知らない。]
ああ、それはそのはず…だけど。
まぁこっちで色々話し込む事が多かったから、そう感じるのかもね。
[生者が死者に関係なく進んでいくのに対して、
こちらはこちらであれそれやっていれば短いようにも思える。
とはいえこの辺りの感覚は人毎に違うだろう。
誰かにしてみれば長い時間だったかもしれない。
>>+32問われた時間の流れに関しては、そう返した。
シェイに向けたようないい笑みをしていたのは、リヒャルトの思考を読んだわけではない。多分。]
アンタそれ、フレデリカの技量不足って言ってるようなモンよ。
まぁ否定しないけど。
[>>+36とはずばっと一言。
年齢のわりには上出来すぎる腕の持ち主だが、年嵩の自分からしてみればまだ甘い。まだまだ伸びると期待を込めての裏返しでもあるが。
彼女がいたなら、ちらとそちらも一度みたりして。]
死ぬまでは色々と大変だけど…
死んだら後は、生きてる人間にできる事なんて一つだけだからねぇ。
[即ち見届けるだけ。
>>+37青い世界の断片を掬い取る部下を見つつ。
何故自分たちがとの問いのようなそれには、少し目を細めて。]
アンタたちがココに集められたのは、
……多分、ただの偶然よ。
[そう落とすように告げた。]
…! おまえ
[カークとの戦闘で必死だったゆえ、彼までも、と。
ようやくここで気付く。]
そんなの!
そんなの、俺のほうこそ
――…、ごめん
あらぁ、ちっとも遠慮しなくていーのよ?
何倍返しがいいかしらねー。
[>>+44速攻忘れると言った少年には、そう言い放ち笑む。
微妙な既視感を覚えるのは、あの時の事が影響しているからだろう。
小さく呟く声にはそれ以上何も言わなかったが。
分投げられた言葉にはけらりと笑った。]
まぁいいじゃないの。
アリーセもとっても心配してたのよ?
彼女の為と思って、もうちょっとひっついてればいいのに。
[シェイが死ぬ前の時の事を思い出しながら言って。
リヒャルトやアリーセの笑い声も聞こえれば、明るい笑みはニヤりとした物へと笑ったりもした。]
まあ、そも、今何時かなのかも分からないですし。
[それはそうだ、と頷く。>>+41
閉じ込められてから時間を気にする事は無くなったから、その辺り細かい事は詮無いことだろう。]
…って、いやそうではなく!
何でツヴィンガーさんはそういちいち深読みを。
[年次を重ねた者から見れば上官の言う通りではあるのだが。
武器も魔法も、互いに色々と癖がありますからね、と言うに留めた。]
偶然――――。
別に何があるとも思っては居なかったですが、ただ。
[ただ―――…
その先は言葉にならず、双眸を伏せて首を振った。
思うことは山とあれど、口にして良いものか逡巡した末に噤む。
何を言っても、現状が変わるわけでもない。]
やっぱり、神など癪に障るだけだな。
[そして、漸く気付いた態のシェイに、片手挙げて見せる。]
シェイが上手い事胞子を浴びせたところは見てたから、有利だな、と思ったんだけど…… …こっちも必死だった。
それに風の防御壁、あれがなきゃ直ぐに毒でやられていただろう。
そもそも不利な状況でもあった。仕方ないさ。
[謝罪など、とゆるく首を振った。]
……自分は兎も角、人の命を仕方ないとは言いたくはないんだけどね。
[そして]
……ツヴィンガーさん。
あんまりからかわない方が良いですよ。
その年頃の少年てのは目で見えるよりか繊細ですからね。
周囲からあれこれ言われると却って反発してしまう。
黙って見守るが吉です。
[特に異性の事に関しては、とは口にせず進言した。>>+46]
そうよねぇ。
少しでも外の明かりが漏れてれば良かったんだけど。
[>>+41既に下3階まで来てしまえば、その期待も薄いだろう。
まだ1日過ぎてはいないはずだが、正確なところは分からない。
フレデリカを話題にあれそれ言っては面白い反応返してくるリヒャルトには楽しそうに笑う。微妙な所で止めた言葉を、彼女はどう受け止めただろうか。何かあれば余すことなく見つづけて。]
まぁさっき言ったこと忘れたの?
若いのに物忘れが酷いってのは大変よぉ。
後で調べてあげるから。
[>>+48何をするか具体的に言いはしなかったが、まぁロクな事をしようとは思ってないだろう。大したことじゃないとも言えるが。
こちらはアリーセ見ては面白い反応してくれているのを、楽しく眺めてから。]
死にたてのホヤホヤだからねぇ。
そう簡単にすぐにはあれそれ変わないわよ。
[当然のように言った。]
/*
て、おうウェルシュのメモを見落としていた。
WIKIかコミュか…いや冷静になると改めてっていうのは此方にも結構なダメージg
文章成形ももっときちっと練ればよかったとかもっと読み込むべきじゃねとか色々あったりしたし
しかし、一度灰に落としたものを改変するわけにもいかないし(多少なら大丈夫か
もしかしたらウェルシュ待っていて未発言にしてくれてるのかもしれないし
分かった。あとでひっそりと落とす か。
……アンタ達は嵐で死んでたかもしれない。
[>>+49リヒャルトが押し黙り、零した言葉を聴いて、そんな事を呟く。]
まともに流れ着いた人の大半が、古い神の眷属だったりしてる中、アンタ達は運悪く…ほぼ無傷で辿りついたもんだから、ここまで入り込めた。
でもどっちが良かったか……なんては比べられないわね。
その中心に神の思惑があったとはいえ、ただそうなった。
いつか死ぬのが、今になった……それだけよ。
[手厳しくもあるが、軍に身を置く者なら、
常にある覚悟の時が今来ただけの話でもある。]
…っても、納得いかないってのは分かるから。
好きなだけ神様も他の誰でも恨んどきなさいな。
[そこまで止める権利もないし、つもりもなく。
どこか諦めたような笑みを浮かべるのだった。]
そう言ってくれると少しは救われる。
こっちは足止めにしかならなかったり、規模がデカ過ぎたりとまともな攻撃魔法が無いからね。防御だけでもと思った。
[そうして、瞑目するシェイを暫し見詰める。>>+54
何か言葉を探すようにそうしていたが、物思いは一喝に遮られた。>>+55]
え、いや……
少しくらい弄りたいじゃないか。折角なんだ。
[半分はシェイを思いやっての進言なのは間違いないが、
残る半分はやや確信犯だったと認めるような言葉だった。]
えー。面白いのに。
[良識的な部下に止められたら>>+51目に見えて分かるくらいに口を尖らせた。
いい大人が台無しである。
面白がってやってる時点で台無しどころの話でもないが。
異性の事云々に関しては、聞いているんだか聞いてないんだかの笑みをひとつ浮かべる。>>+51シェイの叫びひとつ聞こえたら、笑みが深くなったのは、止む無し。]
[やたらと視線向けてくる上官をじとりと見る。>>+52
世間話や噂話大好きな女性のようだ、と思わせられるのは死後も変わらないらしい。]
その嵐自体が神の手の中だったわけですからね。
まあ、運が悪いにしても何にしても。
……死に対しての覚悟はありますよ。何処にいても、どんな任でも。
それこそ軍に入るより前、魔力を自覚した時から。
あら弄って欲しかったの?
[>>+58リヒャルトの本音が見えれば一度瞬いて。
ならもっと何かしましょうかとシェイの方を見たりする。
酷い軍人共である。
何となく脅えているオーラを感じてついついつついてしまうのだった。]
いーのよ、アタシはそんなに若くないからねぇ。年相応。
[>>+59覚えておけと言われればあっさりそう言う。
死ねばそこいらは関係ないのだが、棚に上げておいた。]
[話の途中で急に少し萎れたシェイに気づけば、
近付いて、コンと手の甲で頭を叩いてやった。
痛みの受け取り具合はそれこそシェイの心根次第だろう。
言われてない事には正しく気づかないが、
自分が心底シェイに嫌われていない事くらいはまぁ分かる。
わかるからこそ“こう”なのでいい迷惑でもあるが。]
けど、神に対しての達観は出来ないです。
只の人間ですから。
[水場に同行しなかったから、ツヴィンガーが力持つ事は知らない。
が、年の功と言うのとは少し違う上官の物言いに、ああ、この人も神に近い人だったのだなと漠然と思う。
その差異はとても些細なものであり、ましてやそれそのものが人間関係に罅割れを起こすとも思っていない。ウェルシュに対し、他の親しい物に対し、自分が親愛を棄て切れぬように。けれども、容れられない物はある。申し訳ないような、人間ばかりが駄々を捏ねているようで癪なような、―――寂しいような。]
そうでなくても――
生きたい人は沢山居た、筈だ。
[平行線だろうと、この話題は打ち切って。
まだまだ物思いは終わりそうにない、と瞳伏せた。]
本拠地――そうか。
なら多少強化されたり、白竜の力が効き辛かったりしたのか…な…
[黎明にも黄昏にも属さぬ身では魔力にその手の影響は受けなかったので、それは盲点だったと瞬きした。>>+61]
……ふ。だーいじょうぶ。
カークは散々呪っておいたから、そのうちこっちに来るだろ。
まあ見てるといい。言霊の威力。
[にやりと笑みを作ってみせて。
またも「ごめん」と付け足すシェイの肩を、もう謝るなと言うかのように、ぽんと叩く。]
[口を尖らせる仕草>>+60に、どうコメントしたものか迷った。
フレデリカが上手い事フォローしてくれるだろうかと助けを求めるように見たりもしたが]
そこだけはツヴィンガーさんと一緒にされたくはないな。
行き過ぎだと思えば、さっきみたいに注意もしてやるよ。
でも、揶揄われるうちが花だとも言うし。
[少しだけは諦める勇気も必要だと説いて、嘆息にまたひとつ笑みを重ねたのだった。>>+62 **]
アンタねぇ、別に達観しろなんて言ってないわよ。
恨みたければ好きに恨みなさいって言ったでしょ。
神様嫌いで別にいーのよ。殺された相手を憎んだって構わない。
はいそうですかって、あっさり納得された方が怖いわよ。
死ぬ事に対して覚悟してたって、その言葉が聞ければそれでいいわ。
[それ以上は干渉するべき所ではないでしょうと、
リヒャルトの物言いに>>+66苦笑すると、そうも告げて。]
…それは否定しないわ。
[生きたい人との言葉には、ちり、と痛む者がある。
自分は神の手を取りほんの少し生きながらえた。
知りながら何もしなかった。
罪は等しく自分の手の中にも在る。]
[ウェルシュ…シュトラールが、リヒャルトの心臓を喰らうようであれば、その時間は待つつもりだったが、余裕がないのは知れている。アデルの稼いでくれた時間をあまり無駄にしたくはなく。
一度だけ後ろを見たが、すぐに前を向いて、ウェルシュとツィスカに近づいた。]
……行こう。
……つっても、このキノコなんとかしねーとだよな。
んーんーんー。
うまく使えっかな……ええい、根性だ。
[シェイの心臓を喰らうことで得た力は、
暴れ馬に乗っているような心持ち。
そんなに俺に使われるの嫌か、と苦笑しつつも、元は白竜のものなのだから仕方ない。こっちも切羽詰まっているのだ、手綱を無理やり引っ張って、言う事を聞かせる。]
―――護れッ、
[ブワッと、風が吹いた。胞子から身を守るように、風の幕を自分たちの周囲に張る。]
あんまコントロールできねーな……
[時間が経てば、うまく扱えるようになるのかもしれないが、練習する時間などはない。実戦には使えなさそうだ。せいぜい、空気清浄機の役割を果たすだけか。
それでも、胞子が降り掛かってこないのはありがたかった。]
おし、走れ!
[キノコが菌糸を伸ばしてきても、切り払うだけ。
途中、風のバリアがあるのをいいことに、キノコを踏んで敢えてジャンプして先へと跳んでみたり、それで勢いがつきすぎて水場に突っ込んで、まあおかげで血を洗い流したりしていたが、何とか第四層への入り口を見つけたのだった**]
/*
ふろってきたらこのカークのこの楽しそう。
すばらしいな!
ありがとうありがとうw 暴れ馬ありがたい!
とらんぽりんうらやまああああああああああ!
/*
>>3:+117>>3:+118
wwwwwwwwww幾つだよwww
10歳にもならず何を言っている…
そしてその原因www
>>4:+47
wwwww
(とても芝)
メモの理由がやっと分かった。
しっかし……!!wwありがとう、こっちもつらい。
>>4:+88
うわああありがとうありがとう。
何と言うかお姉さんのような近い年の異性の知人みたいに思っていたんじゃないかとは。
/*
>>4:+147
シュラーフェン…wwww
何かこう、ツヴィンガー上官と最初に顔を合わせた時もこんな感じだったんじゃなかろうかとか咄嗟に想像した。
― たぶんなかったむかしのはなし ―
[クビになった特別合同訓練指揮官の後任が来るらしい。それは心底安堵できる事で。
ばっと顔を向けたら、そこには今まで見たことの無いくらいに綺麗な人がいた。但し、女性にしてはイカツイ。背がでかい。
その人は綺麗な顔を、より綺麗に見せる方法を熟知しているかのように微笑むと。]
「はぁい、アタシ ツヴィンガー。
ベルンシュタイン王国兵団の上位士官で、今度からアンタたちの指導を担当しろって言われてる上官よ。宜しくね★
ああ、アンタの呼び方は“ヒャ”でいい?」
[…なんというか、出会い頭にウィンクしながらそう名乗った上官は、上官と名乗るわりにはなんだかフランクな感じで、思わずぽかんと口をあけて見つめていた。
そしてその予想は大よそ当たっていた…というか。
フランクどころの上官じゃなかったのだった。
なお、呼び名については普通に呼んで下さいとお願いした。
つづかない。]
/*
Q:モーントシュテルンって何者?
A:ただの白梟でs というのは、冗談として。
ヴィッセンスの眷族の一つである事は確かです。
……ヴィッセンス自身が眷属の一つの姿を借りている、
という見方もありますけど、ね。
(その辺はのーぷらん)
― 第三階層 ―
[>>17 守ることが武器を振るうことだけではない。
そう言ってくれたディークに、俯く。
彼は悪くない。何も間違ったことは言っていない。
けれど、目の前で地に臥す人が語ってくれた強さ>>2:427の事に似ていて。
いっそ、弱さを詰ってくれたら、楽なのに。
それもまた甘えだと解っている。優しい言葉が、苦しかった。]
[>>18 埋葬の言葉に、周囲と、今いるメンバーを考える。
何かを考えている間だけは、少し気が逸れる。]
埋葬している時間は…ないと思います。
けれど、戻ってきたときに、遺体が無事であるように、一時的に処置をします…。
[なにせ、ここにはあの虫が徘徊している。放置はできない。
片手を壁に突く。
奥に水場の気配がする―――湿気は十分だ。大がかりに奪った所で大きく影響はしないだろう。]
Accipere calor
[壁についた手をアース変わりにして一気に熱を逃がしながら、アデルの遺体を凍結する。
氷の棺に包まれた彼の身体は、冷えた鉱山の中、暫くはそのまま保つだろう。]
[先を急ぐというロシェル>>21に続いて心ここに非ずという態で早足で歩く。
そこで、今やもう見慣れてしまった胸部をこじ開けられ、内臓を抜かれている死体を見つけることになる。
視力の無い自分でも、すでにイビツになってしまったその物体がナニカを問う必要すらなかった。
可笑しい程に何も感じない。
多分、麻痺しているだけだ。
シェイとは短い間だったけれど、互いに心配しあい、声を掛けあった。
やんちゃで活発な彼の内面が、優しくて少し寂しがりなことが伺えたから。
傍で手を繋いで。
ゆらり ゆらり 揺らした手は、もう、氷のように冷たい。
―――死ぬってどんな感じですか?
問いは、音にならない。
―――もっと、お話ししたかったね。
そんな言葉も場違いで、口を開きかけてやめる。
急に、哀しみがこみ上げた。
吐き気がして、口元を抑えた。嘔吐はしなかったけれど。]
[ロシェルは、ディークは、どうしただろうか。
半ば茫然と立ち尽くす。促されれば、アデルと同じようにシェイの遺体も凍結するだろう。
それまでは、ただ関係のないことばかり、思い出して。
里を出た日。多分送り出す元老院の長老たちは、自分が戻らないことを知っていた。
彼らの常と違う様子に気づいたけれど、その時はちっともかまわなかった。
ディークと里の外に行ける。それがただ嬉しくて。
タイガの協力要請に、本当に感謝した。
叱られたり、呆れられたり、迷惑をかけたり、それでも笑って二人で歩いた港町までの道中。
船に乗ると、とんでもなく嬉しいサプライズがあった。
ロシェルが調査団の一員だったのだ。
嬉しくて、嬉しくて。ただ、嬉しかった。
嗚呼、白竜は最後に自分にを幸せな夢をくれたのだ、と今は思う。
白竜の御子とも呼ばれ、白竜に近しい存在だった初代シメオン。
その血族である子の命を使うことに対する、白竜なりの慈悲だったのかもしれない。]
[船の上、食事を作ってくれた船員はもう居ない。
ローゼンハイムは何を思って息絶えたのだろう。挨拶程度しかしなかった彼のことは、良く知らない。もう知る機会もなくなってしまった。
ロシェルの髪を切りそろえてくれて、鉱山の中でも心配して声をかけ支えてくれたフレデリカも、もう居ない。
船でも鉱山でも、皆をまとめて導いてくれたツヴィンガーも居ない。
フレデリカの遺体の前で、一緒に泣いてくれた、そして泣いているだけじゃダメだと言ってくれたアリーセももう居ない。
アデルも、シェイも。
そういえば、リヒャルトも見当たらない―――知覚範囲には、もう一つ、人間大の微動だにしない物体。
死んでしまった―――殺されてしまった。殺してしまった。
そして、彼らを蘇らせることは出来ない。]
[幼いころに昔よく見た夢。
―――生き返らせてくれ、できるんだろう、お願いだ、未練があるんだ、生きて居…
縋ろうとする無数の死者の手が伸びてくる。
―――ごめんなさい、ごめんなさい…
怯えながらそう繰り返すしかない自分。
魂送りの祈りに込めるは、だから、今でも”ごめんなさい”
あなたを選べなくて、ごめんなさい。
幼少期の自分にとって、世界は怖いものでしかなかった。]
[シュトラールだと言うウェルシュも。
親しかった人たちを殺め続ける彼らと共にいるフランツィスカも。
挨拶を交わした程度しか知らない。
ただ、その他の人にとってはそうでなかったのだろけれど。
もしも、親しい人を殺めて殺められて、その屍の上に乗って届く望みを求めているのなら。
きっと、解りあえることはないのだろう。
死者はきっとこう思っている、自分が苦しむことなんか望んでない、なんて生者の都合のいい解釈。
そも、人の心など、誰にも解りはしないのだろう。
それでも、カークの事を思えば―――ロシェルの事の苦しみに胸が痛む。
あの時、自分が間に合っていれば、フレデリカは死なず、カークは踏み越えずにいられたのか。
もう後悔は、沢山だ。
ロシェルの背に、誓う。
―――もうなにがあっても、逃げない。**]
― 回想:アデルの遺体の前 ―
[>>20 渡されたハンカチは、鼻はかまずに涙を拭いた。
そういえば、ロシェルのハンカチは2枚目で、1枚目は返せずに、まだ持っている。
顔についた生ぬるい液体を拭くのは、大人しくされていた。]
……姉様も?
[ぽつりと零した疑問は、掻き消えたシェイの気配に先を急ぐため、そのままに。*]
うん。それは、ね。
タイガさんは、タイガさんだもん。
神様のことは神様にしか、わかんないよね。
[幼馴染達がこちら側にくる、前。
タイガ>>4:+209に、変なこと言ってごめんねと言ってから。
続いた言葉に、顔を伏せ、小さく頷き。]
……うん。
[続く言葉は、出てこなかった。
もしも何か言葉を見つけられたとしても、口に出すことはなかっただろう。]
……うぇるしゅ、さん…
[進むと決めたと。
幼馴染に言い切る声>>4:399は、一瞬泣きそうな色があった。
あぁ、上官が言っていた、自分自身で決めたことだと。
でもそれを、信じたくはなかった。
黒竜の意思に操られているのだと、思いたかったのに。
上官が言ってたことは、本当だったんだと。
その一瞬が、そう思わせた。]
……… ───っ
[幼馴染が、彼を見上げて>>405。
手を差しのべ、語りかけるその姿に、唇を噛む。
その手が、下に落ちて──
動かなくなった彼の傍らに、現れた姿>>+5を見ても、動けなかった。
駆け寄りたい。たくさん伝えたい言葉がある。
でも、足が動かない。
こちらに気付いたらしい彼>>+21に、ようやく口を開きかけはしたけれど。
上官>>+12と言葉を交わす様子に、また、口を噤んだ。]
[視線を少し動かすと、シェイの姿も見えた。
アリーセが傍にいる、少しだけ、ほっとして。
アデルの姿は見えたかどうか、彼にはタイガ>>+10が傍に行くだろう。
じゃあ、自分は。
幼馴染の傍に行きたい、でも、行けない。
シェイも交えて賑やかになった幼馴染の周囲、気付かれぬようにそっと、離れて。
この時>>+69はすでに傍にいなかったから、幼馴染の期待には添えられなかった。]
[本当は、幼馴染の傍にいたい。
でも、どうしても会話に入ることができなかった。
そんな気持ちになれなかった。
だから、離れて、誰もいない所まで、逃げて。
生きている者も、死んだ者も。
誰の気配もしないところまで逃げて、蹲った。]
……っ、
[顔を伏せると、幼馴染のいまわの際の光景が、浮かぶ。
どうして。
どうして。
どうして。
あの人は、ルトの命を、奪おうとしてたのに。
ルトを殺すことすら、自分の意思で決めたのに。
ルトは、最後まで、最期まで彼を想って、死んでしまった。
嫌だ。悔しい。ずるい。赦せない。
頭の中が、胸の中が、黒いもので塗りつぶされていくようで。]
…くるし、い
[自分がすごく、汚くなっていく気がする。
違う。
だって、ずっと、思ってた。
幼馴染を独り占めしたい。
自分だけを見ていてほしい。
それを表に出したくなくて、ウェルシュやツィスカをずと避けていた。
幼馴染に、知られたくなくて。]
……あぁ。
やなヤツだな、僕。
[ふ…と、自嘲する呟きが*零れた。*]
〜〜…
[何で俺がお前らまもらねえといけねえんだよ、ばかやろう…
そう思う気持ちと。
白竜の力が黒竜を護る。
その事に対して、軽く、白竜にたいしてざまぁとも思う。
白竜様の為に。
何度も何度も言い聞かされた言葉を脳裏に浮かべると、
やっぱり泣きそうな気持ちになったけど、泣きはしなかった。]
[カークの事を好きだといったのは本当だ。
あいつの言葉も、きっと、多分うそじゃない。
でも、カークの事は許せない。
アリーセに剣をたてた事も、
あっさり遠い所にいってしまった事も、
悔しいほどにいつもどおりな事も。
でも。
ウルズと会った時にも、いつも通りなら。
……あわせたく、ないなあ。]
[この調査の先が、ここじゃなければ。
きっとさあ。
絶対さあ。
楽しかったよなあ。
だからこそ、悔しい。
血のせいで、宿命のせいで、こんな事になったのが。
白竜のせいだ。――黒竜のせいだ。]
[やがて自分の遺体はシメオンの手によって凍結された。
別に虫に食われても構わない、それは地に還るという事でもあり自然の摂理であるから。
ただその優しさには素直に感謝して、死に際に呟いた言葉を唇に乗せる。]
心配だな、皆優しすぎる。
[ウェルシュもカークも、目の前にいるウルズやシメオンも。
皆優しすぎて、壊れてしまわないかとても心配だ。
いっそ感情など捨てて割り切ってしまえば楽だろう。
人としてではなく、ただ義務として動く事が出来れば。
そんな"願い"も込めた最後の
なあ、そう思わないか?
[近くに自分を呼び覚ました声の主――タイガに、そう問いかけた**]
…リヒャルトさん。
その話は、本当ですか?
[ウェルシュのことを口にする>>+23のを聞き、真剣な表情でリヒャルトを見る。
あの時、意識はアデルの方へと向いていて、彼らのやり取りを見聞きしそびれていたのだ]
……ヴィッグ兄、そのくらいにしておけよ。
リヒャルトさんも。
[その後のシェイに対する従兄とリヒャルトのあいの口撃を眺めて、一応諌めるような言葉を向けるが、効果はあったのかどうか。
その進言が無くてもそのうち収束に向かうのだろうけれど]
[カークが風を操りキノコ群生地を突破する>>24。
『
ほんの少し、物思うように瞳が細まった]
[『
奪われた『白竜の右目』の力。
もし、自分が輪転の力で再び生を得たとして、どこまで対抗出来るのだろうか]
[そこまで考えて、ふるりと首を横に振った。
自分が今為したいのはそんなことではない。
それはおそらく最終手段だ。
どう足掻こうとも手を尽くせなかった場合の、手段]
[ふと意識を
どうかしたかと視線を返すも、傍で聞こえた声>>+85>>+86に意識がそちらへと向く]
優しい、か。
そうだな、そうかもしれない。
けどそう簡単に割り切れるものでもないだろう。
だからああやって悩み、苦しみ続ける。
感情の無い人形じゃないんだ。
……お前だってそうだろう?
[無抵抗の相手を殺すことが”重い”と言ったアデル。
完全に割り切れていないだろうことは、容易に想像出来た]
―第四層周辺―
………あ、あれ?
[ふと気付けば、またモーントシュテルンの姿が見えない。
つい先ほどまで、傍にいたはずなのだが……。]
………き、きっと戻ってくるよね!うん!
[無理やり自分に納得させて、第四層へと足を向けた。
その頃のモーントシュテルンは、ディーク達の傍に出現していたとか*]
[タイガの返答(>>+90)にゆるりとそちらへと視線を向け。]
別に殺した事を後悔はしていないが。
[当の本人に言う言葉ではなかったか、と頭を掠めるが何くわぬ顔で話しかけた時点で今更か。
気にせずそのまま話し続ける。]
何も感じないわけではないな。
まあ、私は人を殺すのが初めてではないし、嫌な言い方だが慣れている。
…そういう事でもないか。
結局のところ始まってしまったものは止められない。
血を流さずに話し合いをして解決しようなんて無理なんだ。
だから、止めたければ自らの手を汚すしかないし。
止められないのなら自分が血を流すしかない。
だから心配なんだ。
[割り切れと言っているわけではなく。
割り切れないであろうから心配だと、そう感じているだけ。]
あんな風に泣くくらいなら私の事を憎んだらいいのに。
[死者の言葉が生者に届く事はない。
こんな傲慢な言葉聞こえない方がいいのかもしれない。
ウルズもシメオンも自分で決めてやった事だ。]
…まあ、苦しむのも悲しむのも好きにすればいい。
[そうする事で救われる事もあるだろうから。]
/*
んー…モン(白梟)の扱いにはちょっと注意したほうが…。
好きに動かして欲しいのは分かるけど、
ディークとかシメオン絡みで今日から大変だろうし…。
(墓もわりとモンに構える余裕がなくなって…)
投げるとしても、自己回収できるようにしてあげた方が優しいかもしれない。
勿論構って貰っても泣かない精神で。
あとちょっとした事だけど、モンについてのメモの書き方が少し気になるかな。
余計なお世話かもしれないけど…。
― 第三層:キノコ群生地内 ―
[いつかに似た情景、というのは、こちらも過ぎってはいた、けれど。
あの時のように手を伸ばす事はできなかった。
見つけた、という言葉、伸べられる手。
ぎ、と唇を噛んだ]
……だか、ら……。
そういうこと、言われるの、わかってたから。
……気づかないで、ほしかったのに。
[零れたのは、小さな呟き。
カークの状態には気づかない──感知はしていても、意識を回せない。
俯く。けれど、下から見たなら、表情は丸わかりだろう。
泣くのを堪える、少年の意地張り顔は]
……謝る必要なんて、ない、でしょ。
俺が、自分で決めて、やってる事、なのに。
俺が、傷つけてる側、なのに。
……傷つけられてる方が、謝らないで、よっ……!
[いっそ詰ってくれれば、と思うのは。
拒絶してほしかった、という思いと同じく、逃げなのだろう。
楽なほうに流れているだけ──いつか、言われた言葉が、過ぎって、消える。
憎悪を向けられて、心の奥深い所で安堵していた事が、掠める。
非同一にして、同一。
互いを浸蝕しあいつつ、しかし、確固たる『ひとつ』となれぬままの魂たちには、優しさは、ただ、いたい]
俺、は。
[手にした月光が、微か、震えた]
悲しんでなんか、いないっ……!
[振り切る。振り切ろうとする。
『
ツィスカの静止>>25が聞こえていても、手を止める事は──動きを止めた鼓動の源をもぎ取るのをとめる事は、しない。
ここで手を止めてしまうのは、添うてくれた二人への裏切りでもあるから。
どんなに痛くても、それだけは選べない]
[あかを喰らうのは、これで、三度目。
一度目は、本能の赴くままだった。
二度目で、大分慣れたと思った。
三度目は、少し、息苦しい。
咳き込んで血を吐きそうになる、けれど堪えて余さず飲み込んで。
喰らい尽くしたそれが与えるものに。
ひとつ、息を吐いた]
……ああ、大丈夫。
大した傷は受けていない……すぐに、癒える。
……先へ、行こう。
[促す声>>22に、ひとつ、頷く。
今の自分が成すべき事は、それと知るから。
先へと促した、もうひとつの光に応えるためにも。
道中、カークが風を用いて防壁を張るのには、僅かに目を細めるだけ。
それが、食らう事の作用と知るから、何かいう事もなく。
四層にたどり着くまでは、声も、囁く声も、出す事はしなかった]
― →第四層へ ―
血を流さずに話し合いで解決するのは無理、か……そうだな。
それでも、それに縋りたい気持ちは多分にあるんだろう。
[恐らくそれはそのまま自分に当てはまる。
今はもう、以前よりも覚悟は出来ているけれど]
憎めないから泣くんだろう?
それが、彼女の在り方なんだよ、きっと。
[シメオンの真意を図ることは出来ないのだが。
感じたことを口にし、シメオンへと視線を向けた]
―第四層―
………。
[無言で第四層へ向かう少年を案じながら、
そ、と肘の辺りに触れようと。
少年が嫌がるようなら、そのまま手を降ろす。
魔導院時代は好意も隠さず、
魚雷レベルの勢いで飛び付いていたりしたのだが。
不用意に飛び付いたりしなくなったのは、
状況をわきまえた上とも言えるし、成長の証とも言えるか。]
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