情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
──…、そなたも…な。
[ウェルシュ・エーレンフリート・クリスティン、と。
名を呟いた声は、立ち去った従兄弟の背には届かず、
ただ周囲の空気を、小さく密やかに震わせた*]
― 天幕 ―
[案内されたのは、陣の奥にある天幕のひとつだった。
案内の者に礼を言い、入り口の布を掲げてくぐる。
陽の光が遮られた薄暗い天幕に踏み込んで、
最初に五感に触れたのは、においだった。
濃い―――とても濃い、血の臭気。]
リアンダール候…
―――――ジル。
[目が慣れるまでの数秒間、
入り口に立ち竦み、死の匂いに近しい香に取り巻かれながら、
会いたかったひとの名を呼ぶ。]
/*
王女はお相手ありがとう。
そして、二人にしてとか言ってごめん。
いやぁ。なんか、なんかそう言う流れだったんだ…!
―天幕―
[遠ざかった足音が、
何れくらい経った頃か
再び近づいてくる。
かれらの間で交わされていた内容は知らず。]
――――、 …
[痛むせいか立ち上がれない。
地に座ったまま、相対する。
血の気の失せた人形じみた蒼白。
上半身は血塗れの有り様で――――
ウェルシュ、と
小さく唇を動かした。]
[薄い闇と濃い血臭に漸く慣れて、
低い位置にある二つの人影を認識する。
上半身を持ち上げているもの。
横たわったまま動かないもの。
ああ……と、小さく息を零した。]
ジル―――
きみに、…会いに、来た。
[動かぬ影のために短く祈りを捧げて、
座ったままの相手に視線をあわせるべく、膝をつく。]
/*
ダーフィト落ちをどうするか。
1.こちらから手を差し向ける
2.ウェルシュ追いかけて来てもらう
この2つで、まあ2が楽といえば楽…か?
―――――、私に?
[眸を合わせてくる。
こんな風にしたのは
いつ振りだか、わからない。
憎まれこそすれ、―――他の理由はジルには見当たらず]
……何の、用だ。
― 天軍本陣 ―
──…、
[短く息を落とす。
先の遣り取りを聞いていただろう、
ユーリエとタイガはどのような表情を浮かべていたか。
タイガを呼びかけ、傍らにユーリエあるを見て思い留まった]
少し失礼する。
[断って、外へと出る。
控えていた黒騎士を呼び寄せ、指示を与える。
兵へと指示を下す、その瞳に感傷の色は残っていなかった]
真実と、真意を知りに。
きみが知っていることと、
きみが望んでいることを、聞きに来た。
[茶色い髪の友に、密やかに告げたのと同じ言葉を言う。]
繰り返さぬために、
きみが、なにを目指しているのかを。
[共に学んでいたあの日、国の未来を語ったのと同じ語調。
違うのは、痛みを抑えるような眼差しだけ。
それは、傷ついたジルへの気遣いと、
これから知り得るかもしれない闇への予感。]
本陣周辺の警備を強化をヴェルナーに命じよ。
賊の襲来する可能性がある。充分に警戒するよう。
ああ…、内側にも気を配るよう。
[ちらりと視線の向かう方向、
リアンダール候ジルとウェルシュ王太子がいる。
ウェルシュが忍んで来たなら、後を追う者がいても不思議はなく、
また、彼らが共に脱出する可能性があってもいけなかった。
──王太子らが手引きする。
その可能性だけは、考えていない]
アイリ・リーフェンへ伝達。
王国兵のうち、顔見知りの者らを通じ、
王国正規兵らに戦闘の停止並びに武装解除を働きかけよ。
リアンダール候は捕らえられ、傀儡の王を用いた策は潰えた。
これ以上の戦いは無意味である。
同胞の血をこれ以上流すには及ばず、とな。
[指示を与える。真ではあるが、重要な点もひとつある。
この指示は、イングリッドの名の下に出される。そういう事実だ]
併せてデュ・ボック村周辺並びにビーケン神殿周辺の村々にも、
我が軍の勝利並びにリアンダール候捕縛の報を知らしめよ。
…出来るだけでいい。良いな。
[怪我人も多く、命を失った者らも多い。
どこまで手が回るかは未知数ながら、必要な手を打っていく。
リアンダール候捕縛といえど、エリオットはまだ城にあり、
未だ王の名乗りは上がっていない。
───時は、もうさほどの長さを残していないのだ。
鋭く紫水晶の瞳が見据える向こう、見えぬ彼方に王城の地はある*]
―天幕―
…… …
[少しだけ、目を見開く。
蜂蜜色の髪は血色の影を落とし]
… …物好きなことだ。
私などに構っている暇は、 無いだろう。
[一度伏せた後、静かに青を向けた。]
……―― …
[王子の動きに呆れたのか
痛みを逃がすためか
わからない、息を吐く。]
…… 王政を廃し
[沈黙。 ぽつり、と口にする。
ウェルシュをまっすぐに見ることはない]
……――国民に、主権を。
[太陽を返す、その意味。]
今まで何度も王位を巡った戦争が起きた。
……―そのたび国は疲弊してきた。
……終わらせたかった。
私は―――きみの想いを無にはしたくないんだ。
きみを信じて戦った者たちの、想いを。
[構っている暇はないだろう―――、と
俯いて揺れる蜂蜜色の髪。
その間から小さな槍花車の銀が覗く。
傍らにて動かないひとの耳にも、同じものがあった。
―――そんなことを、頭の隅で考える。
上げられる青に、意識を凝らす。
その唇が動くのを、息を潜めて待つ。]
王制を廃して、
―――民に、主権を。
[それは、考えたこともない形だった。
王が国を統治することは当然で、
民は王の統治を享受するもの。
それ以外の形を知らぬ身に、
ジルの言葉は、異様なものとして響く。]
民が、王となる……
いや…、『ただ一人の王』がいなくなる…?
でも、どうやって民が国の統治を―――?
[ジルの言葉を呑み込まんと、
自分の言葉でかみ砕こうとする。]
[咳き込むジルの顔に視線を向け、
青白く生気のない顔色に、改めて気付かされる。]
……無理をさせて、すまない。
もう少し―――もうすこしだけ、私に話を聞かせてほしい。
[幾度か迷ったあげく、
躊躇いがちに、ジルの背へと手を伸ばした。]
/*
しんぼるとしての王様だけ置いて、議会が開けてしまうのだろーか
それともダーフィトが華麗に落ちて両者対決しかない状況になって戦争するのか
どーなるんだろ
…――、…
そう、思うだろうな。
当然だよ、…それが
[言えばよかったんだ
――それはタイガの言葉
問えば、混乱は必至だったと、思う。
何が最善だったかなどは、もう――]
…、…――
[背に添えられる手に
小さな震えと強張り、微かな戸惑いが滲む]
>>+204 カッツェ
実は私もそれは思った。あれここ神殿の膝下だよな?ウェルシュが演説やってほんと大丈夫かな?と。
それで村人に賛同者がいるという事はやっぱり現体勢がよほどの悪政なのでは・・・・・・と考えていた。
今の時点である程度裕福に暮らしている村人がウェルシュに賛同し志願するというのは考えづらいしな。
そうだな、私が墓上にいたら戦争続行を促したかもしれぬな。
多分ウェルシュ軍のそういう部分をうけもつ事になると思っての合流でもあったし。不甲斐なく早々に墓下で床に着いてしまったがげほげほ。(まだ微妙に治ってないらしい
/*
テオドールさんの風邪よ、どこかにとんでけ〜
いやほんと、お大事に。
僕ん周りでも風邪っぴきさんが日々増えてきてます。
そういう季節なんですよね、やっぱり
[触れた手に伝わる、震えと強張り。
それが、今の自分たちの距離。]
きみとの戦いは終わった。
―――だから、今は分かりあいたい。
[傲慢だろうか。
そう。勝者の驕りだろう。
それでも、本心に違いはなかった。]
きみが、なにも考えずに、
民の主権、なんて言い出したとは思わない。
方策は、考えていたんだろう?
民が、主権を持つまでの道を。
[一度言葉を切って、深く息を吸う。
混乱している頭に、新しい風を送る。]
私には、きみが言う国の形は見えない。
きっと、王が国を統治する以外の形は、
これからも、私には想像できないだろう。
でも、理解できないからといって切り捨てるつもりもない。
[タイガとの遣り取りは知らぬ。
だが、確実に言えるのは、
その場にいれば双方の言葉を聞いていただろうこと。++]
…―――、…
[ふ、と苦く、笑ったようだった。]
そうだな。
私は敗者だ。
[――信じると言ってくれたものに
何も、残せないままだ。“影”にも。カッツェにも。]
>>+224 ヒース
民の代表に一番近いのはジェフロイだろうな。あとヴェルナーも遠くはないと思う。
どちらにしろ一般市民視点のPCがいたら面白かった気はする。そこから今度はこの国の背景がもっと色濃く書かれ、それに対しての3人の政治方針や主張に対してのレスが生まれたのではないかなと。
この国のどんな所が民にとって不満であり、そしてそれを誰が救済してくれそうなのか。例えば他の国から攻めこまれそうとか、もともと治安が悪いとか、前にも言ったがそもそも貧しいとか文化レベルが低いとか。その基板があってウェルシュの軍縮やイングリッドの隣国から帰還する王女の効用とかがもっと絡んで彼ら3人の立ち位置がもっと面白くなったのかもなと。
[忠告めいた言葉に、
短く鋭く息を吸って―――ゆっくりと吐き出す。]
………だから、きみの言葉を聞くべきではないと?
[押さえた怒りが、言葉の端に色を添える。]
なにをしたって、過去はもう戻ってこないんだ。
私は―――先を、見たい。
だからきみを……利用する。
[敢えての言葉に叫びたい衝動を閉じこめて、
ことりと置いた//]
…――、
[声に、抑えた怒りが感じられる。
すこしばかり眼を伏せた。]
……そうか。……――
……では 話半分にでも聞くがいい。
[触れられることに強張る、
本当の理由は、まだ]
……貴族が本当に、…
民を、縛っていたことを…知らしめす
傀儡の王を使ってな。
不満を抱えているものは…今も、大勢いる。
彼らの思いを、掻き立てて
[多分、それはある種の毒だ。]
…己のものは 己のものとして
絶対主義から 搾取、されるべきではないと
そう、…己の国は己で支えるのだと……見据えるように なる。
…――指導は。しばし 私とその周辺になったろうが
[咳き込んで付着したか
血の色を掠れさせて 地面をなぞる]
民から 代表を 選出し 議会を 立てる
議案は、……多数決で
――賛成。反対。マルか、バツか、
……書きこむのはそれだけで、…… 良い、
[ふ、と一度息を吐く。
端折った部分、整えた準備の分についての
言及は抜かしていたが。]
……―― 、…そうして
ただ一人の暴虐で
……苦しむものがもう居ないように
[こぼしたのは
張り詰めてきた糸が 解れてしまった結果だったかもしれない//]
しかし、この展開はこの展開で美しいな。
ここでウェルシュがジルを抱えて議会制への転換を掲げて王女軍と激突というのは個人的にすごく見てみたい。もっとも王女側の出方次第だろうが。
別に、あんたが謝ることはない。
[謝罪>>267には、緩く首を左右に振った。
恨むなら、それは命を下したリアンダール候になるだろうと]
…そう、か…――。
[どうして王宮に侵入したんだ、という舌打ち混じりの疑問は浮かぶけれど、それは眼前の相手に言い募っても意味のないことだろう。
巡り合せた時期の不運さを呪っても、時はもう戻らない。
妹のゾフィヤから、王都でクラウゼヴィッツ候より親書が2通届けられたことは聞いていた。
危険を顧みず周りの貴族のことも気に掛ける、流石大貴族だけある勇とした居姿だと、そう思ったものだ。
宛名は長男のものになっていたそうだが、きっとその勇たる精神は、クラウゼヴィッツ家全体に通じるものだったのだろうと、父親を救うために死力を尽くしたヒースクリフの顛末を聞きながら思う。
だから、原因となった彼のことも、憎めない。
……結局、行き場所の無いやるせない想いだけが、窓の無い部屋で宙を彷徨う煙のように、ゆらゆらくすんだ色を心の裡に投げた。
殺した相手の名を聞いたら、更なる因縁に皮肉な笑みが浮かびもしようが、それれだけだったかもしれぬ。
その相手も――もう既にこの世にはいないのだから]
言っとくが俺は謝らんぞ。護る為に必要だったからやった。
同じ場面でもきっとそうする。
だから、 …――あんたも謝るな。
[お互い、護るもののために、
最善と思い行動してきたのだから、と。
琥珀の眼差しで榛色をしかと見据えて、低く笑った]
[ジルが語る、新たな国の仕組み。
そこへ至る道筋。
ひと言も余さず聞こうと、意識を集中する。
地に描かれる、その形に見入る。]
民が、代表を選んで、話し合う。
民が、自分の国を自分たちのものとして、支える―――
[ああ、それは、自分が目指す理想とどこか似ていて、
けれども、決定的に違う形。++]
ああ、無理なことなんて言わねぇよ。
純粋な興味だし。
[と受け答えつつ、さてわざわざ機会を作らずとも、
もう一つ戦はあるだろうか…心の片隅で考えるのはそんなこと。
だが、と思う。
あちらにどれだけの将が集まったかは知らないが、
リアンダール候を破り、正規兵を懐に招き入れている此方の現状を鑑みると、
多分、その戦力差はしかとある。
それでもなお――競う場を、戦いの侭にするか、どうか。
平和を謳うウェルシュ王太子の一手は、何処に指されるのかと。
何処か愉しみにしながら待っている自分に気づき…
黙って薄く口の端を緩める]
/*
話し合いで解決出来る感じだろうかな。
ならば、その方が良いね。
リアリティより主張と主張の戦い大事。
大丈夫、黙って待つさ。
解った、直ぐ行く。
[今は万全の状態ではない。寧ろ満身創痍という言葉の方が相応しい。
――それでも。
主が自分を呼んだという…そこに籠められた意味が解るから。
すくっと立ち上がると―――したり顔でカスパルが肩を貸しにきた。
……気がまわり過ぎて、まったく時々嫌になる。
でも仕方ないからしぶしぶ肩を借りた。
天幕に入る直前で、もちろん振り切ったけれども。
…ちなみにカスパルは、呆れてそんな上司の背に笑っていた*]
――― ただのひと言で、
存在を否定されるものがいないように…?
[こぼれ落ちた言葉(>>323)を掬い上げる。
あの日の言葉(>>4:173)と、交差する。]
きみの生は、
―――王によって狂わされた、のだろうか …?
[導き出される、結論//]
狂わされる どころか
最初から 決められていた
[搾り出すような言葉。]
…――、私は
――あの男 が 憎い
[低い呟きで問いかけを肯定した。
憎悪は消えること無く青の奥に揺れた]
[あの男が憎い。
初めて聞いた、その言葉。
最初から決められていたというならば、
最初から抱いていただろう、その思い。]
本当に、私は―――
なにも知らずにいたのだな…
父に成り代わって謝罪することはしない。
―――できない。
[王太子という立場ゆえに。]
その代わり、きみの想いと、
繰り返さぬという意志は、この身に刻みつける。
そして―――
それにも関わらず、私と親しく接してくれたことに、
礼を言う。
[その意図が何辺にあったとしても、
自分にとって、紡いできた友誼は大切なものだったから//]
/*
この流れだとダーフィトを殺すのは王女か?
いや退場=殺すになるのかわからぬが(汗
それが引き金で決戦……ジェフロイしか後押しできないな。ユーリエがするのも面白いが。
うぇるしゅ「貴様のようなのがいるから、戦争は終わらないんだ! 消えろ!!」
いんぐりっど「私を戦いに駆り立てたのは貴様だ! そのようなこと言えるのか!!」
いんぐりっど「私は貴様ほど人を殺しちゃいない!」
うぇるしゅ「俺は…人殺しじゃない!」
いんぐりっど「私がこの手で殺してやる!そしたら戦わずに済むだろう」
/*
ジルは強硬姿勢の癖に理想主義、
王太子は一見理想主義に見えて、衆善説。
王女は良くも悪くも王権思考。
ジルは王政の否定の為だけに民を持ち出し、
王太子は民への片思いが拗れておる。
二人して民民言っておるが、一番民にとって幸せなのは現状維持の王女の道であるよな。熱血路線万歳である。
/*
だが難易度高く動きが熱いのは王太子であるので、ジルが応援したくなるのはわかるな。
この手の奇麗事は言うよりも否定する方がとても楽である故。
王太子の発言は良く考えられていて、勢いで頷きたくなる気持ちもあるぞ。
[複雑な感情が眸に滲む。
隠すようにまぶたを下ろした]
礼など いらない
……――私が、お前を利用しようとして
やったことだ。
[――否。
引き合わされたのは クラウゼヴィッツ候によるもので。皮肉な縁、だった。]
[ウェルシュを見る。
ほんの少しだけ、眼を細めた。]
……お前は 王都に行くのだろう。
……行って 思う国を描くのだろう。
その道行へ……――ひとつだけ
願いたいことが ある
恥知らずの願いと
……一蹴してくれても かまわない
それでも、
あれは私の中で、良き日々だった。
[ゆるりと首を振って、立ち上がる。
その"真実"だけで十分だった。
二人の縁を知るものは数少なく、
それを語れる者はさらに少ない。
そのうちの一人であるクラウゼヴィッツ候は、
今はまだ、沈黙を保ったまま。]
王都の……リアンダールの邸宅に
……私の母がいる
もう……声が届かなくなって久しいが
もしかしたら、……――ということも
あるかもしれない。
だから どうか、あの人には
私のことも
戦のことも
何も
報せないで、ほしい―――//
>>+234
ウェルシュ「そんな事言っているから戦争は終わらないんだー!!」
・・・・・・というような某熱血ロボットアニメっぷりを出してもらえると私は嬉しい。無茶だが。
そういえば私も白ログで書いてた気がするな>不満なければ無関心
ヴェルナーも似たような事を書いていたし、将軍がそろって達観的だったのは面白いな。
今の流れだと現状維持が民の望みに見えるが、きっとジルやウェルシュの中には「今のままだと民が不幸」という主張があるはずだ。それが明確になっていない為そう見えてしまっているのかもしれん。王女は逆に前の二人ほど民の平和について触れていない為、現状維持のように見えるが。
ウェルシュの主張から立ち位置まで難易度は高く、その中で説得力のあるRPをしているので最後まで私も応援している。
ジルの、母君に―――、
[気が触れた女だと、
口さがない宮廷のうわさ話に聞いたことはある。
狂わされた―――
言葉の鍵が、鍵穴に嵌りかけ―――薄れて消えた。]
……わかった。
母君にはなにも知らせないと約束する。
そして、何不自由させない、とも。
[目を伏せ、約束の言葉を口にする。
全ては、真に『王都に入って』からだけれども、
せめてその約束は守りたいと願う。]
―――随分と長居をしてしまった。
無理をさせて、すまない。
私からも最後に一つ、聞きたいのだけれども、
―――ヒースの遺体は、どうしただろうか?
[湧き上がる思いを押さえて、淡々と問う。
正しく埋葬されたのか。
墓所はどこなのか。
自分と同様、茶色の髪の友もまた欲している情報だった。//]
[ウェルシュを見上げていた青が僅かにぶれて]
…――…… ああ。
……頼む
[項垂れるように頭を下げた。
願いが扉開く鍵となりそうなのを知らずに。]
…――…ヒースクリフは葬った。
墓所に往けばいい。
彼の剣を、墓標にさせた。
[静かに、答える。
声は、静かに、少し、弱く]
/*
くらうぜヴぃっつのくれめんすさん
大臣くれめんす「××伯、××村で卿の嫡子が暴れたことが問題になっている。××伯爵家の問題のうちに速やかに解決せよ。比較的穏便な方に」
××伯「はっ(まじこいつ真面目うぜえ)」
大臣くれめんす「○○君、今年は天候が悪く麦の価値が上がるだろう。今のうちから国庫の備蓄量の確認と貴金属と麦の交換を進めるように。後、君、背筋曲がってる」
○○君「はっ (うざー)」
▲▲男爵「クラウゼヴィッツ侯! 某国からこんな書が!どうしましょう!?」
大臣くれめんす「時が来れば私が明かす。それまでは誰にもこの話は明かすな。責任は私が取る」
▲▲男爵「ははっ(よっしゃー!トラブルなすりつけたー!)」
大臣くれめんす「王。民あっての国家。今年は凶作故、王家も節制に務めるのがよろしいかと」
ろーぜんはいむ「えー、宴会したいのにー。ぶーぶー。暗いぜヴぃっつ侯の馬鹿」
大臣くれめんす「民も我慢してます。それからクラウゼヴィッツです」
くらうぜヴぃっつ家のくれめんすさんは、それは実直で、それ故に信頼されましたが、面白味のないやつだとか融通が利かないやつだともあちこち言われていたそうです //
……そうか。
[ちゃんと葬られたのだと、僅かな安堵が滲んだ。]
……―――。
[彼が葬られた原因に想いを馳せれば、
笑みは浮かびようがないのだけれども。]
……では―――… 邪魔を、した。
[辞去の言葉を選びかね、
短い言葉を告げて、天幕の入り口へと歩み寄る。]
―――――…ジル。
[外界を隔てた布をくぐり、外の世界へ戻る前、
振り返ることなく、小さな声を掛けた。]
/*
王女の主張はわかりやすく富国強兵ですからね。
民が今不幸か幸福かは置いといて、もっと国を富ませてやんよ〜、みたいな。
メリオールと比較して遅れているところが具体的に出てきたらおもしろそうですね
―――――― どうか、
できうるならどうか、
生きて、ほしい …
[掠れた声で呟いて、
天幕の入り口を、開いた//]
/*
せっかくウェルシュにあてた遺言が、ウェルシュの耳に届くことがこれでなくなってしまった!
残念!
ナネッテはウェルシュ暗殺に行く時に伝えると思ったがそこもダーフィトのお色気が美味しそうだったから仕方がない!
王女軍が正規軍を破ったことをわざと王都に流す。
あのトブレシェット型投石機には王都の城壁も役に立たない――ってね。
んで、王都防衛をあたしたちが買って出る。
ただで門が開く上に、正義も手にできる。
問題は城内の工作だけど……クラウゼヴィッツ候の線からどうにかしてくれるんじゃないかと見てる。
王女派の貴族なんぞいないだろうし。
/*
この、2人の沈黙というか間にじれったい気持ちがこみ上げてくる
すごく転がりたくなったから転がる。
ごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろ
本当に物語上仕方がないけれども、じる様がもっと外交的な性格であれば、他にもどこかでじる様が歪みを正せる機会があれば、こんな別れにはならなかっただろーにー
[天幕の隙間より差し込む眩い陽の光。
自分の影が、後ろへ長く伸びているのだろう。
ジルの方を差して。]
私はもう、誰も亡くしたくないんだ。
友の死を―――見たく、ない。
[小さな声が聞こえていたのか、否か。
ほのりと笑みの形に動いた表情を見せることはなく、
天幕から出て行った。*]
[見えない薔薇をその指に握りしめて、透明な血を流して。]
ジル──
もう いい
[寄り添う その声も、届かぬ。]
/*
でも捕まえたのは王女であるから、生殺与奪はそっちにあるのである。
まあ王女側は王太子ほどジルに怨恨はないので、
条件次第で引渡しもありえるが。
その策を有効にするには、
王女が王都の敵である、という前提が必要だよね。
私たちも、正規兵と戦っているわけだし。
……うん。でも大筋はいいと思う。
王都の連中は、肝を冷やすと思うよ。
正規兵が破られたことに。
城内の貴族に働きかけるのも、
ヒースが手を回してくれているから、きっとうまくいく。
メリオールの新技術を引っさげてきた、あっちの王女でもあるイングリッドを迎え入れるかねぇ?
王女の軍は強いけど、大義名分に繋がる知名度が無い――王都にとっちゃ未知の存在で怖い……ってのがあたしの読み。
まぁ貴族の動向ならウェルのほうが想像つきやすいだろうし、承認あればやる。
[連合軍を組んでいたことについては]
あはは、だーいじょぶだって。
あたしたち弓騎兵一隊にてんてこ舞いの空気だったじゃん。
[身も蓋もなかった。*]
[遠ざかる足音、背。
うつむき静かに首を横に振った。
再び、小さく咳き込む。
青い布に隠れた手には、
慈悲の短剣が、握られた ままだ**]
/*
>だーふぃとのメモ
7日目に王都到着は大丈夫じゃないんですかね?
最終発言で
(そして3日後―― ××の姿は王城にあった)
よし、これで継承者さえ決まればOKだ!
相手を過小評価すると、多分足を掬われる。
私も、王女も等しく王位継承権をもっているのだから、
堂々と王都の開門を命じることができる、
……と思っているけど、どうかな。
いずれにしても、リアンダール候が破れたと知れば、
ヒースが手を回してくれていた貴族たちは動いてくれるだろう。
[ヒースが残し、クラウゼヴィッツ候が伝えてくれた
様々なこと>>2:1293は、フィーにも当然伝えてある。]
内側から開けてくれるのが、本当に一番楽だよね。
[うんうん、と頷く気配はきっと伝わるだろう。]
………弓騎兵隊一隊に手も足も出なかったことは、
恥ずかしいから、内緒にしておかない?
[くすっと笑って、肩を竦めた。**]
…――だから。
[己の血について、口にしない。
――或いはそれは、ウェルシュへの
憎しみと仮初ながら友として過ごした日々との複雑な交わりの果てだったかもしれない、が。]
アンタがここいないからでしょがーッ!
[怒った声、でもどこか笑ってると伝わるようならきっと信頼の証]
……ったく。
ウェルが王都に入ったら、一騎討ち受けてくれると思う?
あたしはイングリッドに会ったこと無いから、この判断はウェルに任せる。
ウェルを王都に入らせて、一騎討ちを申し込む。
ウェルが王都に入ろうとするのを追いかけて突出したところを包囲して一騎討ちを申し込む。
この2本で考えてる……どっちにするよ?
― マリアンネ大橋 ―
捕らえたか!? よしッ!
内容は? ……ふむふむ、いいじゃないか。
こいつをそのまま王都まで持っていきな、王城前で派手に転げまわって慌ててみせるんだ。
事後は……あたしからの使いの商人が行くから連絡員として動け。
[偽装正規兵に橋を守らせ網を張ってわりとすぐ、砦から王都に向かう伝令兵が何人か引っかかった。
狙いは……リアンダール候が率いる王国軍が敗北を喫したことについての詳細、そして侯爵の安否について伝えられたもの、そしてその続報。
正確なものだけでなく、誇張や誤認が入り混じったものもあったろう――情報の錯綜がうかがえた]
この通信文に加えて、続報として今から言うことを口頭で伝えるんだ。
一度にじゃない、それぞれ小分けにして……情報が古くて雑把なものが先に到着するように、時間をずらしてここを出るんだ。
あとは王都内で勝手に決めてくれるさ。
"王都"の身の振り方をね。
『リアンダール候はイングリッド王女軍によって捕縛され帰還不能。
なお、王女軍に攻城兵器が存在するのを確認。』
『王女軍の攻城兵器はメリオール式のトブレシェット型投石機。
その飛距離と高さは凄まじく、王都セルベシアの城壁をも軽々と越えると思われる――至急防備されたし』
『王太子軍が単独で王都に接近中、スカルディス峡谷に到達の見込み』
[嘘は伝えない。
代わりに、真実の情報をよりすぐって特に強調して伝えるように――そのうち届くであろう正確な情報が裏付けをしてくれることだろう。
侯爵を撃破し、王国を戦乱に叩き込んだ元凶を討伐した功績――を、あえて王女側に譲渡した情報を流し込む。
王太子と違い王女は、王位継承のために王国への勲功がほしいところだろう――リアンダール候撃破の功績を独り占めしようとしてくるのではないか……ならば全部くれてやろう。
どのみち王太子軍は撹乱だけでたいしたことをしていないので、無理に名前を連ねることにこだわらずにすませられた。]
王女軍は王国軍を撃破できるほど強く、難攻不落のセルベシア王都を陥落させられるだけの攻城兵器をもっている……ことにする。
王女はメリオールに縁深く、トブレシェット型投石機の技術もまたメリオールのもの。
……さぁ、城の連中はどうする?
もうリアンダール候がいないから自力では守れない。
メリオールから来た王女に白旗を揚げる?
それとも――誰かに守ってもらう?
[力無き弱者だからこそ知っているもの――強き者への、強き力への恐怖。
王女軍が強力で、かつ天険でも守り切れないと喧伝し、誰か救世主がいないかと頼らせる――弱者の同盟への誘導。
そういう状態にして王太子が門前に現れれば――溺れる者に藁を差し出せば、さてどうなるか]
クラウゼヴィッツ候にも伝令、代理でもいいからこっちに来てもらいな。
取りなしの窓口があったほうが連中も転びやすいだろ……もう呼んでる? へぇやるねぇ……。
[リアンダール候を支持する有力者にとって、国王殺害容疑をかけた王太子を頼れるかとなると不安もあるだろう――ウェルシュなら水に流す度量があるだろうが、彼らはそれを信じきることができないだろう。
そのためのワンクッション……政治の中心人物で、陰謀の渦中に巻き込まれたクラウゼヴィッツ家ならば取りまとめることができるだろう。
侯爵……体調的に厳しければ代理を呼んでと指示したら、もう手配されている(>>156)ことに舌を巻いた]
アイリは嬢ちゃんの陣営に属することになったのか。よろしく
[単に降伏しただけかとも思っていた。というより深く考えていなかった...は軍人らしい一礼をするアイリ>>250に改めて挨拶する。
そんなアイリの丁寧さとは対照的に、軽い挨拶をする崩れた態度の一角を占める不良客将。
知り合いかというタイガの疑問などは出会った場所やらはアイリが説明したとおりなので特に何かいうでもなく。]
そうだな。将としても、弓馬の腕前、どちらも力を貸してくれるならば心強いだろう。
[ただタイガの手練か>>253聞く言葉、そしてこちらを見遣るアイリ>>258の視線を感じつつには...なりに過不足ない評価を口にする。
そのまましばらくリアンダール候の話を興味深く。
途中出てきたエリク=ライナーという聞き慣れない名前。ヒースクリフの名や話なども聞いていた]
― 天軍本陣前 ―
[たどり着いたその場所で向けられる視線。
戦場に場違いと言える装いで、しかし、確かにそこにいた痕跡を残す姿は兵士たちに何を思わせるか。
警戒や不審、畏怖を向ける視線に込める者も中にはあるやも知れず。
しかし、そう言った視線を向けられるのは慣れているから──薄紅は、静かなまま。
漆黒の先の紅の月は寸も揺らぐ事無く、覆いの内に沈んでいた。
月を昇らせる──覆いの綴じ目を結わえる真紅のリボンからは、手は離れている。
ここで、紅の月を示す必要はない、と。
そう、思っているからこそ]
[冷静さを保っていた表情は、馬から下りる、という段になってほんの一瞬だけへにゃり、とした。
凹んだ理由は、下りるのに手を借りなければならなかった事なのだが、それはそれとして。
僅かに崩れた表情も、いつか、森で別れて以来の対面となる王女の姿を目にする事で、自然、引き締まる。
一歩、後ろに控えた位置で取るのは、あの時と同じ独特の形の礼。
今は腰の飾り帯に結わえた鈴が、しゃら、と澄んだ音を立てた。
漆黒を手放し他者に預ける意思は元よりなく。
控える位置で月の刃を己に向ける姿勢で、静かにやり取りを聞いていた──のだが]
……ありがとう、ございます。
もし、
……そうでなくて、本当に、よかった。
[告げた言葉は、心からのもの。
その道に添う事は選ばなかったものの。
彼の王女の気質に惹かれている事自体は、今も変わりないから。
この先どうなるか、は一時考えずに、ふわ、と笑みを浮かべていた]
― マリアンネ大橋、北詰 ―
旧街道に何人か分担して派遣。
マリアンネ大橋が封鎖されてるから、どうにか峡谷を越えようとこの旧街道を通ろうとしてる旅人や商人がいるはずだよ。
で、そいつらに依頼。
王太子が目前に来ている、そのうち王都に入城するので……そのときに。
『
いちばん大きな声を出した人に賞金を出す、その人を連れてきた人にも同じ額を出す……とね。
[賞金は結構な額。
金目当てに大声で王太子を称える声を競って挙げてもらうように――その声の持ち主を発掘するために、商人たちもいろいろ手配してくれることだろう。*]
まったく…人使いが荒いというか。こんな王女様ってことだな
[早速アイリにも指示がきているアイリにもそう伝えて]
王国兵がいる場所は知っているか?
[しらなければそれを教えた後、防具をまた付け直し、外套を羽織った]
/*
ふむふむ、よし、この流れからいってウェルシュ勝ちが美しそうだなやっぱり。
ということでどういう感じに敗戦するかを考えるか。
/*
これ本当に王都つくのか?
ジルいなくなってるのにどっちもいけなかったりで、エリオットが擁立されるというひどいエンドを想像した
― 天軍陣内 ―
[周囲を警戒するように、防壁沿いに歩哨をたて。そして周囲。特に凪の森方面にはかがり火とともに、偵察兵を放つ。何かあればと一つ指示をだした。
そしてもと自警団を中心に、四人一組みで、死角を無くすようにさせながら陣内は巡回させる]
ああ、そうだ…ちょっと頼みたいことがあるのだが。デュ・ボック村やらその周囲の村の自警団員に、俺が呼んでる。とだけいっておいてくれ。
それだけで伝わる。後、宿にとまってる商人にだが
[さらに一つ頼み事をして、人を村へと走らせた]
あとは……。
[自分とウェルシュの間で取り決めた、ひとつの終着点。
そこへ向けて布石は打っているが……問題は最後の1つ。
これをウェルシュが首を縦に振るのかどうか。**]
/*
>>+199 おねーさま
え、あるの!?<年表
すごいな、その作り込み半端無いな。
でも、まあ、その方がぶれはないのかもしれない。この国は、結構まっさらな状態で村開始された気がするし。
もしジルが「代が変わる事に内乱が」って言っててウェルシュが「え……!?」ってなったら、もしかしたら困ることになるのかもしれないし。何となく、こなせちゃうような気もするけど。
/*
ただ敵同士って認識をあっさりもってしまうヴェルナーの行動を中身が制御しなきゃだがな(何)
ということで混ざるかというのに混ざらないということにした。
そして確かにダーフィトとジェフロイ暇だよなぁ。俺もこの二人とからみたいぞ、まったく
一騎討ちは、ただの勝負じゃない。
あたしたちの、あっちの連中のすべてを賭けあっての大勝負。
戦いであり、外交交渉でもある。
その話を纏めるのは大変だ……けど、ウェルは戦いに集中しないといけないだろう。
だから、あたしが行くべきだと思うんだけど……どうよ。
[ウェルが単身でどこに踏み込もうがもう心配しないかもしれないが、その逆はどうなのか。]
/*
>>+200 ライナー
[ぶいさいんをおくってみた]
>>+202 エディ
寝返る、は考えてはいたのだが……(とおいめをした)
……。
どおおおしても橋を落としたい誘惑がだな(わりとまがお) いや、なんか、ジルを放っておくのもなあ……みたいな気にもなりつつ。さらに動きが迷走の一途でした。
ここまで全滅は同意ではあるw
でもたくさんいるようでも各陣営5人くらいしかいないので、2人落ちたらまあ終了だよなと言う気もした。
王女は―――そうだな。
私に相応の実力が在れば、―――つまり兵力とか、だけど、
一騎打ちは受けると思う。
追いかけてくるのを包囲して、…は、
うっかりタイミングを間違えると、
配下の将に包囲網を破られそうだなぁ。
待ちかまえて、のほうが成算は高いかもしれない。
[わずかな間、取り戻して、また奪われた邂逅から学んだものは、決して「馴れ」ではなく。
喪失の ── 限界
ジルを地上に繋ぎ止めている事象が ひとつ ひとつと 帰らぬ谺とともに離れてゆき、
残るは純粋な孤独ばかりとなって…]
まあ確かに砦持っていて戦力的優位があるジル軍が1戦で全滅はかなり稀な展開ではあるな・・・・・・3割壊滅で投降というのが常だった訳だし。
バンザイアタックという名の全滅特攻は日本独自の文化。
王女の陣。
一騎討ちで雌雄を決すること、すべてを終わらせること――その決意の保証みたいなもの。
……まぁぶっちゃければ人質。
やましいことは考えてませんよって。
/*
ロヴィンおかえり!
墓下はむりしないでいいと思うのだ。
そしてぐるぐるひーすとえでぃのざんねんなるがるシリーズが、待望のあの人を迎えるにあたって、加速していることを把握。
/*
将軍もおかえりなさい。
うんそうだねえ。考えてみると、ジルは3000+500+300*3 = 4400 くらい兵がある。それもちゃんと訓練された国軍。
バンザイアタックするほど、減ってもいなかったんだろうなあ……兵。
――――――…。 …わかった。
それが、一番確かな策なんだよね?
交渉のできるひとを、王女の陣に、置いておく…。
―――フィーがそう言うなら、
私は、フィーを信じるよ。
橋を落とすは常套手段だな、この場合。
私ももし生きていてその局面になったら橋落とされるのだけは阻止しないとと思った。
逆の立場なら間違いなく落としたな。
本当に確かなのかは正直なところ自信がない。
動かせなかったら無駄死みたいなものになる。
……信じてくれるってすごくうれしいものなんだね。
心配でおろおろされたら、こっちも不安になったと思う。
ずーっと、ほんのつい最近まで慌ててたもんなぁ……
[これまでの軌跡を思い出す。
ウェルシュの純粋で無謀な行動を、たしなめたり叱ったりしてきたけれど――信じてあげられなかったことを少し恥じた]
/*
戻ったー。
どこかで出てたデュ・ボック村でのイングリッド決起?は言われてみれば確かに。
ルートも、村に向けて演説してたのだけど、そっちは村の誰もが興味ないことになってしまったのだろうか。
あそこでルートと会話したかったなぁ……。
これが――あたしの最後の戦い。
生きて帰って来るよ。
戦いに勝って――ウェルとの一騎討ちに持ち込ませる。
そんなわけで王都に入らないとね。
早めに戻っておいで。
/*
>>318 ジル
(あうあうしている。
声は届かなかった)
(手旗信号をこころみた)
>>359 ダーフィトががんばってる!
/*
橋が壊れてたらターザンみたいになんかロープで、
こう叫びながら飛びたい僕が一瞬だけ登場。
直す方が本職なのにあえて!?
そして、墓下に甘えて諸々を済ませてきます**
うん、ずっと一緒に……。
[女心なんかきっと分かってくれちゃいないんだろうけど。
だから純粋で真っ直ぐで美しい、ウェルの心。
このままがいい――って何度も言い聞かせた]
/*
>>+255 将軍
実際無理に進軍する必要ないですしね。
基本的には待つ、来たら徹底的に叩く、追わない。
まあ野戦で攻城兵器とか出してくるので……そこはなんかせねばいかんのかもしれないけど。
>>+256 将軍。
落としたいよねえ。
いろんな意味で落としたい。戦略的にも落としたい。
ロヴィンにぽよよーんってジャンプできるジャンプ台を作ってもらい、マ○オみたいに谷を飛び越えていくのはどうだろう。
― 天軍陣営内 ―
[ジルがいた天幕より外に出ると、
最初と同じ案内の者が立って、待っていた。
再びその後に従って、最初の場所へと戻る。
その場に王女がいないことは別段不思議にも思わず
待っていたユーリエに、まずは声を掛ける。]
待たせた。
話すべきこと、聞くべきことはすべて済ませたよ。
……んで、ジェフロイ隊なんだけど、帰還させる?
現行はプランB(>>~57)になってるけど……
あたしが王女軍に行って空けるから、代わりに軍の面倒を見てもらいたいなと。
[>>361普通、普通になってしまった感情と表現と今。
否定されればまた眉下げる事になるので、置かれる事に今は少し安堵していた。
子が親に似るのは道理で。
だから、そう言われて肩を竦められると何も言えなくなってしまう。
鬼はそういう物なのかもしれないと、思うことで喉に流した。
少し苦い気がして、それが何故なのか説明がつかない。自分は両親に、きちんと愛されていたからかもしれない。]
[そして、近くにタイガがいれば彼に、
見あたらなければ、案内してくれた者に、
王女への取り次ぎを願う。]
手間を取らせた。
王女の配慮に、感謝すると伝えてくれ。
これ以上留まっても迷惑だろうから、
私は戻らせてもらう。
/*
>>+256 エディ
(手ぽむ)
むしろ、ジル軍が橋を渡ろうとする直前で爆破して、退却でき無くすれば寝返ることができる気がしてきた。
うん。落としたら、城で攻城戦は時間内には無理だなあ……でも、俺、かなり本気でジル勝利させようとしていた時期あるよ。というか、勝利を望むならそう動けるようにしてた、かな?
[>>362欲が浅いといわれると眉が下がった。
むしろどちらにも欲があるから葛藤している気もしたが、それが判明しても悩みの解消になることはない。
そしてまだ心定まらないまま開いた口は一度閉じられる。
闖入者には救われたかもしれない。
>>363年上が好みでないと言われると、そういうわけではと濁す。
むしろその辺り、考えた事が無かったわけだが。
とはいえ年下はヒースをだぶらせ弟視するので、自然と上を見る事になるのだろうが。
存外にまた後ほどと言われると、言葉を詰まらせながら浅く頷いた。
どう足掻いても、いつか結論は出さなければならないのだと思うと音無く息が落ちた。
>>364味方となっての改めての挨拶には、気を取り直したかのように、こちらもとまた同じように一礼を返した。]
攻城兵器については、城門突破用の槌以外は即効性無いからな・・・・・・カタパルトでどんだけ岩投げても、砦の壁に緩衝材貼っておくなどで結構持ちこたえるし。
メテオストライクを唱えられるなら話は別だが。
傭兵の取り合いは個人的には面白かった。
ただそもそもこの国内で傭兵を雇う場合、どれくらい集められるものなのだろうというのは悩んだな。
一般兵を除くという案は個人的には同意だな。
ただ将軍どもはいいとしてユーリエとかは兵を持ちづらいキャラクターなので、これらの対処は考えないといけない。
そうだね。
軍全体を任せられる人がいると心強い。
ジェフロイには、帰還するように伝えられるかな。
近くにいるなら、私を迎えに来てもらうのもいいかもね。
[>>324>>325>>326エリクの事を話し、代わりのようにタイガからカッツェの話を聞いたが恨む資格も憎む理由にもならず。ただそうかと口にして、おあいことの言葉には、曖昧に笑んだ。
カッツェはまだ生きているから愛顧かどうか、とは口に出来なかったが。
謝罪するなの言葉に全て含まれているような気がして、頷く事で内にある物を消した。
>>329勝負事に関してもまた頷いて返す。
王子の事を考えていると読めはしないが、すぐ見せることになる可能性がなかったわけではない。
だから薄いどこか楽しげな笑みには気づくが、量られているようで、こちらは笑むことなくそれを静かに受け止めていた。]
[もう、会談は終わった頃合だろうか。思う頃、伝令が来た。
会談の終わりを知らせる報告に、少しの間沈黙をする]
──…、そうか。
[話の内容は知らぬ。
ジルがその出生を明かしたのかも、どうしたのかも。
ただ、何事もなく王太子が帰り来たとの報に、ほんの僅か息を吐いた。
安堵とも───他の何かとも取れる、複雑な思い]
[>>330候の事を語り終えた後あたりか。王女の命はこちらにも届く。
タイガが辞するようなら見送る――なにやら重症そうなのには眉を潜めたが、止めるわけにもいかず。
気をつけてかけようとした声は鬼に先を越されたので、結局黙って見送る事になった。]
北の、陣があったあたりか。
散会したのなら、凪の森あたりに潜んでいるのかもと思ったが。
[>>373正しい位置は知らない。ヴェルナーに教えてもらいながら。
同時に少し散った者を探しに行くべきだろうかと、思った頃合いに、鷹の声が聞こえた。]
……弓騎兵隊が来たようだ。
[行って来ると、防具をつける鬼に告げた後、一足先に医療所を出た。]
───タイガ。
[その一方で、腹心へと囁きかける。
その響きは甘さを排した、冷静なもので]
ユーリエを監視せよ。動かしてはならぬ。
…対処はそなたに任せるゆえ。
[ことこの期に及んで、かの主従をただ帰すつもりは毛頭ない。
場合によっては切り捨てるも厭わぬ、
苛烈なる指示を、かの桜草の乙女へと向けて発した]
― マリアンネ大橋 ―
着いたばかりで悪いんだけど……
王太子から特命が出てね、あたしはここから離れないといけなくなったのよ。
王太子かジェフロイが戻って来るまで留守番を頼む。
……誰も攻めて来ないから大丈夫だって。
王都から使者が来たら、王太子はこっちに向かってると正直に言っていい。
[野営地から皆を引き連れてきたイェルク(>>155)に留守居を任せた。
ウェルシュやジェフロイといった全体を統括できる者が戻ってくるまでのつなぎ]
伝令、ジェフロイ隊に。
王太子が王女軍の陣から出て大橋に向かうので、拾ってくるように。
ならびに、先の指令は撤回する。
ごめんねー。
[どう事情が変わったのか、ウェルシュに会って話せばわかるだろう。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新