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―天幕―
[意識が混濁して、浮きかかっては沈む。
落馬した時の衝撃が大きかったらしい。
青ざめた顔はなお白く、疼くのは、傷と、それから。]
…――、 っ …
[ぎゅ、と僅かに眉を寄せる。
ぼんやりとした、覚醒には至らない
光のない青が薄く覗いた。]
タイガ。
────”のちほど”、な。
[にこやかな言外に、さっさと医師のもとへ行けと滲ませておく。
副官のカスパルに目を向けると、得たりと彼は頷いた]
― 回想・セルベシア>>3:516 ―
[セルベシアには、弓、槍、斧、それぞれの兵種で
騎兵部隊が常設されていた。
その中のひとつ。
槍騎兵部隊の隊長を努めているブルーグレーの髪をもつ男は、
斧騎兵隊の詰め所近くで、ある男を捜していた]
あ、お前らのところの副隊長どこにいるんだ?
[兵士を捕まえて尋ねてみると、訓練場にいると告げられる。
教えられた通りに訓練場に向かうと、
部下の訓練を鋭い眼差しで見ている、短髪の若い男がいた。
時折、声を出しながら熱心に仕事をこなしている様は、
いかにも理想の副官に見えたが、内情はとにかくやんちゃで
上の頭を悩ませる存在だった。]
ジェフロイ。
[訓練場を仕切る柵の上に腕を乗せた体勢で、
ジェフロイに声を掛け、彼が振り向くと、
ちょいちょいと手だけを軽く振って呼び寄せ、
挨拶抜きでいきなり用件を切り出した]
この間のうちのところとの模擬戦な。
さすがにやりすぎだったって、偉い人に言われたぞ。
[斧騎兵隊副隊長ジェフロイと、槍騎兵副隊長クラウス。
副官同士が指揮をとる模擬戦が、つい先日行われたのだった]
― 天幕 ―
[タイガと別れて、ひとり天幕へと足を踏み入れる。
質素なそこは、布一枚隔てられただけで随分静かだ]
──…久しいな。
[人の気配が途絶えれば、ジルに向けて小さく囁く。
別に親しかったわけではなく、宮中で顔を見かけていた。
ただ、それだけの関係だ。
けれど、ローゼンハイム王の庶子との密やかなる噂、
感情を凍らせたような青の瞳、その奥に、
どこか自分に似たような感情を少しだけ感じてもいた。
それだけの関係であり、
それほどの関係でもある]
……そりゃ、怒られるさ。
お前ら、模擬戦ってこと忘れたのか、
熱が入りすぎて、怪我人が続出するは、
あげくの果てには、橋を叩き壊すんだもんな。
[模擬戦が行われた場所には、
深さがそれなりにあるやや広い川があり、
そこに古い木造の橋が架かっていたのだった]
お前のところの隊長が、今お前の顔を見ると憤死するかも知れん、
なんて言うから、俺が代わりに叱りに来たんだ。
……と言いたいところなんだけどな。
[どことなく決まり悪げな、表情を浮かべた]
俺にもそういうの、覚えがあるから。
若くても出来るってのを見せ付けたかったのもあるし、
模擬戦だからって、適当に馴れ合っておしまい、ってのじゃ
実戦で使い物にならないしな。
それで隊長が怒られてたってどうってことないさ。
責任をとるのも上の仕事なんだから。
[こんなことをしても、気にはされてしまうのだろう。
自分は彼女を護る盾であり剣なのだから、
どれだけ傷ついたところで構わないというのに、
それでも自分のことのように――痛む彼女を知っているから。
少しでも軽いものであったように、振舞いたいと思うのだ]
[柵の上に置いてあった右腕を伸ばすと、
これくらいなんでもない、という風にぽんとジェフロイの肩を叩いて]
ああ、でも。
器物損壊は少し面倒くさいことになるからやめろ。
それと俺がこう言ったってことは内緒にしておけよ?
叱りに来たのに、叱ってないんじゃ俺の立場もないからな。
じゃ、それだけだから。
戻ってよし。
[最後にそう告げると、自身も持ち場に戻っていった*]
[彼の意識は未だ混濁をしているのだろう。
夢とうつつの狭間を漂う青を、引き戻すでもなくじっと見つめる。
同情ではない。けれど憎しみとも違う。
ただ少しだけ、彼の抱いていた影を知る気がする、
それだけのことだった]
/*
そして将軍とおねーさまの会話がためになりすぎる。
立ち位置は悪く、キャラは悪くなく、というのは、なかなか難しいなという印象。
ジルの考えが最新すぎて民がついて行けないは、多分そうなのだろうなと俺も思っていて、何十年か後とかに花が咲くかも知れない種的なものになるのだろうとイメージしてた。
[短い祈りの時を過ごしたあと、
二人と一頭は戦いの地を離れて、さらに南下する。
やがて遠くに、天幕や柵、大勢の人間が集う場所が見えてきた。
活気に溢れるざわめき。
どこか沸き立つような空気。
戦勝に高揚している気配が、離れていても伝わってくる。]
/*
うーん。落とすことを決めておいて好きにしていい、は割と酷い無茶振りじゃなかろうかな。
これだけきっちり組み立ててくれているのだから、利用しないと申し訳ない気がしている。
日常パートは楽しいだろうが、残り3日どうするよ。
/*
>>+183 ルートヴィヒ
識字率とか考えてるの!?
下段のようなうぃきは……むしろRP村のうぃきじゃない……
ぽちぽち返事書いていたら、ライナーのいいところにつっこむところだった危ない!
― 天軍本陣前 ―
[隠れることなく近づいた二人と一頭は、
誰何する兵の前に足を止める。]
ウェルシュ・エーレンフリート・クリスティンが
戦勝の祝いを言いに来た。
イングリッド王女に取り次いでもらいたい。
[広がる驚きと戸惑いのざわめき。
ほどなく、兵が報告のために陣の中へ駆けていく。
それを半ば見送りながら、
ゆったりと本陣の様子を眺めていた*]
…、 ……――、
[小さく唇が動いた。
もう一度、眉を寄せて。
漸く青に掛かっていた靄が薄れはじめた。]
…――、イ ン、グリッド … 王女 …?
[深く息を吸うとそれだけで痛んだ。
く、と小さく息を飲んで]
……、 …――、 そう だな
[ほとんど息に乗せたような声で、
紫水晶へ青を向ける。
かの男《王》へ抱くであろう感情、
重ねる部分、なかったわけではない者]
[けれど、と思う。
あのとき>>5:=15は、届かなかった距離。
今は手を伸ばせば届くけれど、だからこそ]
…、みくびるなよ?
[意とは違うことくらいは知っている。
けれど言葉にするのは、からかうようなこんな軽口]
……。
…………。
………………。
はっきり言わせてもらう。
ちょっぴしだけ見損なったのであとで殴るわ。
アンタは今立ち止まって後ろとか過去とか振り向いてる。
ウェル個人の話のためにね。
……アンタを信じてついてきた連中にとってね、事件の真相なんてどうでもいいの。
そんなものが無くたって、成し遂げるものが変わるわけじゃない――ってことは忘れないように。
それは有能な方だな。
[>>205とても使い所を得ている、と思って口にする。
原因云々には緩く首を振った。]
誰が傷つけたはもう意味が無い。
それを言い出せば、貴方に傷を作った一端はわたしに原因があるのだし、なにより人を殺しておいて、友人の怪我を心配するのはおこがましいような気がする。
[ぽつりぽつりと、先ほど思っていたこと含め口にした。
リアンダール候を駄々っ子と称されると首をかしげたが。
王女の下へ運ばれたと知ると、そうかと吐く息と共に落とした。]
生まれたときから?
何か呪いでもかけられたか。
笑えない。
[生まれた時から罪人という存在がよくわからず。
生贄か何かで押された物かと解釈して告げる。
笑えるだろうと問われれば、真顔でそう言った。
本当の名を耳にすると一度瞬くが。
戻り方を聞かれると言葉に詰まり、後ろめたく視線を逸らした。]
……ま、会ったらヒースの墓がどこか聞いといてよ。
ちゃんとクラウゼヴィッツ家の墓地に埋葬されたとは思えんしね。
ったく、あたし甘いよなぁ……。
[頭を掻いた。
けれどウェルを叱りきれない自分は嫌いではない]
──…、ああ。
[名を呼ぶ声に、頷いてみせる。
掠れる弱弱しい声、苦しげな様に手を添えることも何もしない。
けれども見下す色を乗せることもなく、紫水晶は青を見下ろした]
このように再会するとは、思ってもいなかったが。
[────、いや。
心の中に別の声が落ちた。
いや。彼とはいずれ対峙する運命ではあっただろう。
共に王を憎み、その冠《力》を欲していたならばこそ]
違うよ、フィー。
[反論したのは、別に殴られるのが嫌とかそういうわけではなく。
……もちろん、それも少しあったけど。]
確かに、真実を知りたいというのは
後ろを向いているかもしれない。
でも、私は先のことも知りたいんだ。
ジルが、ただ野心だけでこの戦いを起こしたとは思えない。
彼だって、民のことを考えていたはずだ。
『太陽を民に返す』
彼が言った言葉の意味を、
なにを実行しようとしていたのかを、
そして、なにを準備していたのかを私は知りたい。
ああ、うん。
ちゃんと聞いておくよ。
[ヒースの墓については頷いて了承して、
それからへにゃりと眉を下げた。]
本当にごめんよ。
心配ばかりかけて…。
/*
まあ……戦争しにくいことになりましたな……
うまいことやってくれると、信じているが……
話し合いをして……ダーフィトをどうやって落とすのだろうとは、ちょっと怖くはあるのだけれど……むむ。
とりあえず、アイリへのお返事は明日にしよう。
エピではアイリ争奪戦が起こると思う俺!(笑)
おやすみなさい。
[脚を動かすと拘束されているらしいのがわかった。
けふ、と一度咳き込む。
口の中に鉄錆の味が広がった。]
…――、… …ふ
[一度、息を継いでから 恐らく、笑った。 ]
…――嗚呼、本当に
…いや こうは なったんだろう。
火蓋を切るのが 私が先か 貴女が先か
…それだけ
/*
あ、戦争しないんだ。わりと拍子抜け。
王女炊きつけないかn(おい
それよりちょっとメモなにやtt
…、… そうだな。
[僅かな沈黙を味わうように微笑んで、同意を返す。
互いに知っていたのだろうと思う。
そして今はもう、隠すことひとつとてない。
だからこそ、奇妙に自由な心地すらした]
わたくしたちは、
───…同じものを欲していたから。
[その先に見た未来は、別の形をしていたけれど]
……ウェル自身は気付いてないみたいだけどさ。
「民のことを考える」って時点で、民から離れてる。
そうでしょ? 離れてるから考える。
ド平民にとっちゃ、何考えられたって離れてるんだから全部的外れ。
何考えてたのか知らないけど、なんにも参考になんないわよきっと。
上から目線の考えなんてね。
ウェルはね、フリート村で過ごして、民の生活や気持ちを……目で見て、耳で聞いて、肌で感じて、鼻で嗅いで、舌で味わって――民に近付いたからみんなついてきてる。
国を良くするために、国から考えてる連中とアンタは違うんだってこと。
……あたしが心配してるのは。
王都に乗り込んだとき、貴族階級てか保守層はどうすんの? ってところ。
あと鉱山のほうから追加を呼んだらしいけど、何やんの?
…。わたくしと、候。
時と場が違えば、立場も逆であったろう。
言っても仕方のないことだが、な。
[思いは移ろい、彼の目指したものを聞いてみたいようにも思う。
けれど同時に、聞かずとも良いようにもまた思った。
争いのない世界。ロヴィンの口にしていた、それは真か偽か。
それすらも、今となっては大きな問題などではなく、ただ]
…候は、目指していたものが見えたか。
[暗い思いの向こうに、光を見たか。
それだけを問う]
そうかな?
―――私は、そうは思わないよ。
為政者として、民のことを考えるのも、
民の立場に立って、国のことを考えるのも、
どれも必要なことだと思うんだ。
私がフィーと出会って、初めて盗賊団の気持ちを知ったように、
ヒースと出会って、初めて城の外のことを知ったように、
人と出会うことは視点を広げることに繋がる。
いろんな視点から物事を見ることは、
きっと、理想を実現する道に繋がる。
ジルには、私には見えていないなにかが見えていたはずなんだ。
……それに、ジルもまたセルベシアの民の一人だ。
その心を知らなくてもいい、とは思わないよ。
― 天軍本陣 医務処 ―
[前回肩の手当てをしてもらった医師に、
またですかとか呆れた顔をされながら手当てをしてもらう。
というか、頑張ってきたのに、その表情もなんだとは思わなくもないのだけれども、我ながら酷い有様だったので、大人しくしておく。
実際、その医師の調合してくれた痛み止めの薬がよい出来だったので、
左肩の負傷が戦場で大きなハンデにならずに済んだのだ。
ちなみにこの医師もメリオールから連れてきた人間である。
進んだ医療技術の恩恵を、我が身をもってまざまざと実感していた。
左膝裏の腱断絶をみると、医師に一層顔を顰められた。
歩けるよな?と聞けば、
「普通は絶対安静です」と返される。
今は普通じゃない非常時だからな、と言い切れば、
「間違ってませんが、自慢げに言うことではありませんでしょう」と一蹴された]
丈夫そうだから大丈夫だろう。
[>>220冗談は無い、本気で言っている。
憎くてやりあった訳でなくあれかと、残忍ともいえる殺し方を少し思い出すが――なお内臓が見えようが焼かれようが、兎を裂いたり焼いたりに慣れているので、やや嫌悪感は薄い。それでも人と兎は違う為、消えるものではないが。
素直に喜べと言われると、そうだなと少し視線を下げた。
あの時のように喜べばいいと、自分に言いきかせて。]
…ふふっ…
[くすりと笑みが零れた>>=12
笑い声など乗せてしまったら、甘くなる。
だから乗せないつもりでいたのに]
[ちなみにその遣り取りを、じーっとカスパルが睨んで見ているのである。
なんだか針の筵のようだった。
とりあえず、おまえも治療に専念しろと言っておく。
実際、己と連動して特攻を繰り返してきたカスパルの傷も酷いものだ。
鮮血と傷跡は似たようなものではなかろうか]
貴族? 私に反対する人達のこと?
彼らも、私が王になれば表だって私を排斥しよう、
などということはできないよ。
それに、貴族には貴族の役割がある。
……彼らの交渉能力を、これからの私も必要とするはずなんだ。
[くすくすと、笑みが零れる。
不機嫌も何もかも、嘘はこうして全部ばれてしまう]
…そんなこと、良く知っているだろう?
[間近に琥珀を見上げるように、笑みを乗せる。
少しでも、届いていればいい。
心も、そして積み上げてきた想いも]
ああ、なるほど。
……悪習に見えるが。
[>>221そういう話もあるのかと、初め聞くそれに瞬いた。
とはいえ感心や同意できる事はないのでそう零す。
逃げかという棘が刺さると少し眉が下がった。]
そういうつもりじゃない。
……だが帰れないのだから仕方ない。
[本当の願い、望郷の念。二番目の願い、一族の安寧。
順番をつけているが、どちらも譲れない願いで。
生きている限り、それは折り合いがつかないように思えていた。]
[身体のあちこちに薬を塗られ、包帯を巻かれる。
左膝については木板を沿わせて包帯でぐるぐると固定された。
目立つから嫌だと子供みたいなことを試しに言ってみたら、
黙って静かに睨まれた。
何か言われるよりも迫力があったので、しぶしぶ従うことにする]
鉱山の人達は、見せる『力』としてね。
交渉をするにも、なにをするにも、
力が必要だというのは、私にもよくわかった。
まずは、王女に私の言葉を聞く気にさせる。
なにをするにしても、それからだろう。
[…一通り治療が終わり、ふ…と周りを見渡せば、
ヴェルナーの姿と、もう一人…見かけない女性が視界に入る。
どうやらなにやら会話をしているようだ。
親しげとは言い切れないが、よそよそしいとも言い切れない、
そんな雰囲気]
(へーえ?)
[興味と共に、意識は自然とそちらを向いた]
…―― そう かも 、 な
[まだ ぼんやりと、
どこかたゆたうような意識の中で]
…見たよ
―― ……
[――届かなかったけれども。
叶えたいと願ったものがあったのだ と。
そのために傾けた年月は 長く もう]
───…、そうか。
[ならば良い。それだけを思う。
願いは聞かなかった。聞こうとも思わなかった。
互いに別の形のものを望み、争った。
───その果てに見ていたものがあるなら、それでいい。
そう、思った]
[やがて、程なく。
沈黙を破り、天幕の外から遠慮がちに呼ぶ声がした。
ちらりとジルへと視線を遣り、断って天幕の外へと歩み出る]
────、なに。ウェルシュが?
[未だ舞台の幕は下りず、時はいまひとりの英雄を呼び寄せる。
意外な名に、紫水晶の瞳が少し大きく瞠られた。
僅か思案の色を浮かべ、イングリッドは新たなる客人の元へと歩を向けた*]
……クラウゼヴィッツ候にも釘刺してたんだけどさ。
あたしらが民の力で上がってきたところに貴族が混ざると、上前はねられたみたいで、民にとっちゃあまり面白くないのよ。
民が自分たちの手で押し上げるってのに意味があるからね。
候はそのへんわかってて一歩引いててくれちゃいたけどね。
ま、議論のぶつけ合いはあたしのアタマじゃ勝てっこないからヤメとくわ。
王になるって凄いなとは思った――頑張んなさいよ。**
…知ってるよ、ばーか。
[笑みに、頷きそうになる自分がいる。
傍にいないのに、紫水晶の眼差しをすぐ真下に感じる。
視線をほんの少しずらせば、目が合う。そんな幻の感覚。
唇だけは悪態をついた。
近すぎる距離は、…嬉しいけれど、やっぱり、逃げたくも――なる]
― 天軍本陣前 ―
[堂々とやって来た二人組に、兵らは軽くざわめいた>>213
ユーリエが漆黒を手にしていたなら、警戒の視線も向けられただろう。
戸惑いと不審。それらを混ぜ合わせた視線が向けられている]
───待たせたな。ようこそいらした。
[やがて奥から、イングリッドが足を運んできた。
既に甲冑纏う姿ではなく、
動きやすい服装に真紅のマントを方から羽織る姿である。
彼らを奥へと招き入れ、口を開く]
戦勝の祝いとのこと、ありがたく思う。
だが…、そなたはもう、
マリアンヌ大橋でも渡ったかと思っていた。
よもやこのような場所に来られるとはな。
[笑みの気配を乗せて、ゆるやかに言葉を向ける。
紫水晶の双眸が、問うように細められた]
───…祝いのほかに、気になることでも?
それは誘惑にも似ている。
だから、あまり近づきすぎるな、とも思う。
抑えなければいけないものだ。
そんなことは、ずっと昔から…解っていること。
なぁ…アイリ・リューフェン…お前の望みは、"誰がため"であり"誰のせい"だ?
[誰かのためというならば、それは誰かのせい。という責任転嫁に過ぎない。それを、民をいかしたい>>5:388を問うように…]
なんて…な。だからさっさとこの国の戦終えて、お前を"アイリ"たらしめんとしてることを済ませて、"アイシャ"になれ。
あの時、俺の誘いに一瞬興味を引いたアイシャが…平穏か…争いか…どっちを気になってな。
[本心と建前。競合する願い。それを持っていたゆえにどういう風になるのか…あちらは知らないが同種のものを感じていた]
そうなったときのお前は酷く…魅力的に感じそうでな。だから俺の下にこないか?といったのも、まだ期限を終わらせたつもりはないぜ。
[静かに笑みを刻む。最も引きずり込むつもりはない。*ただ誘うだけだ*]
貴族も平民も、私にとっては等しく民だよ。
同じ、なんだ。大切な民。
……うん。フィーの言うこともわかる。
ここまでついてきてくれた皆への感謝を、
どうにか形にしたい。
その気持ちを、無にはしたくない。
………凄くなんかないよ。
私には、まだ足りない所だらけだ。
ばか。とはなんだ。
… ひどいな。
[それは、どちらに対しての言葉か。
どちらにせよ本気の色は乗らずに、戯れのように言葉は繋がっていく。
軽やかに言い交わす、これが心を軽くしてくれるのを、
───それがどれだけ大切なのかを、
彼は本当に知っているのだろうか?
教えてはやらない、と思う。今は───、まだ]
よっ、ヴェルナー。そっちは彼女?
ああ初めまして。あんま見ない顔だな。
[ヴェルナーとアイリの話がひと段落したのを見計らって、
少々びっこ引きつつ覚束ない足取りで二人の傍に行き、声を掛けた]
あとで、だ。
…あとで顔をみせろよ。
──…報告がまだ、あるだろう?
[けれど黙って少しだけ。我がままを言おう。
報告にかこつけて、顔を直接見よう。
そうしたら安心できる。そう思えるから。
そんな内心も、今は黙って隠しておく。
……もしかしたら、
やっぱり、ばれてしまうのかも*知れないけれど*]
[>>236否定しないので、そうだろうとひとつ、頷いたりもした。
戦場であれだけ動く輩が弱いはずがないという、だいぶ思い込みもあったわけだが。]
……普通にしているつもりなんだが。
[そんな事を言うと、生きていたならヒース辺りが否定しそうだが。
少なくとも、今はこれが普通だとそう思っていた。
父を模した普通、だったが。]
……よくわからない。
血筋は確かに大事だが、罪は血に残らない。
子供はまっさらだと思う。
[>>237親の罪を子供が背負うという感覚は、なかなか理解しずらくそう返す。
当たっているという言葉には、なるほど確かに残忍な面を思えばと思うものの。戦争の最中の事が罪になるのかと言うと、今までのことや自分のしてきた事を思うと、そうだと言いきって良いのか少し困っていた。]
[誰のせいと言われて、眉は下がったままだった。]
………それは、一族の。
だが、せいだなんて思った事は……
[ない、とは言い切れない。
ただ深く押し込めて見ないようにしていただけ、というのをわざわざ知らしめてくるこの男はやっぱり鬼だと内心思う。
アイシャになれと言われると、困る。
それは禁じられている名で、だから本当は戻れない名でもあり。
非常にまずい相手に口にしたものだと思うがもう遅い。]
はいはい、怒らないおこらない。
[しれっと笑み混じりに紡ぐ声。
寧ろ先程の言葉は戯れを轍に乗せて、
くるくると勢いよく言葉を回す為であったかもしれない。
いつもの冗談の応酬。
変わらない遣り取り。
心を緩く触れ合わす、仄かな暖かいひととき。
――――それがどれだけ大切なのかを、
彼女は本当に知っているのだろうか?]
[戦場でその武に、手腕に惹かれた。
だからこそ、本当の名で対峙したかった――という欲がいまこの状況な訳だが。
そして自分の中に、平穏も争い、というよりは、力を奮う場を求む心というべきか。どちらも内在している事を知る事になったわけで。
それが同種だとは当然知る由も無い。
魅力と言われると、きょとと不思議そうにしたが。まだ先の誘いが続いていると言われると、また少し困ったように黙ったままだった。
ずいぶん長く沈黙した。]
[そうして……それゆえに。
…――更にと手を伸ばしたくなってしまうのが怖いのだと。
伸ばして、壊してしまうのが怖いのだと。
決して告げまい、と思う。これからも───、ずっと]
!
[>>240急に出てきた(実際は注意力が散漫だっただけだが)人影に、言葉は途切れ。榛は丸く、男を見た。]
彼女じゃない。
[ただ彼女かという問いかけは聞こえていて、そう見えたのなら違うのだとありのままの事実を首を振って返す。]
……そうだな、ついさっきこちら側に着たばかりだから。
アイリ・リューフェンだ。
[見ない顔と言われると、言外に王国軍に居たと告げながら、淡々と名を名乗った。]
/*
仮眠→熟睡の流れであった。
>>+113 ロヴィン
ジル派に付くのか、陣営多いなぁと思ってたらあっさりイングリ派につかれてて吹いたのであるw
>>+117 ライナー
王女は熱血派であるから、仲間にできそうなら皆口説く気であるぞ多分w
>>+121 カサンドラ
余はカサンドラが寝返る、ヴェルナーが工作する、などの計略系でジルは城の中で内乱や暗殺など自滅させられる展開と思っておったw そしてその混乱の中、2陣営が王城を落としに行く競争で勝者が決まるEND。
最初からジル勝ちはないと思っていた。
ただ一戦でここまで全滅するとも思っていなかったがw
タイガ…、ああ、貴方が王女の副官の。
[事前に医療所で集めた情報の中にあった、王女の副官。苗字まで聞いていたはずだが、すぐには思い出せなかった。
昔の本名まで知られているとは無論思っていない。
つっこまれていたら非常に気まずい顔をしていただろう。
意が伝わると少し頷いた。]
……まだ少し、ここに居るのは慣れないが。
王女の一存の下、働かせてもらう。
[宜しく頼むと、軍人らしい礼を取る。]
……いや、ついさっきだ。戦場で。
[ゆるく首を振りながら、問われた事には偽り無い事実を告げる。]
名乗り上げをしたから、面識があった。
[と口にして、そういえば名乗り上げにも憧れのようなものがあったな、などと、父や副官らの武勇伝を聞きながら、思っていたことを思い出していた。]
…あっれ、知ってた?
[有名だというのを自覚してるんだかしてないんだか
解らない笑みを浮かべて言う]
なぁに、そのうち慣れるさ。
…しっかし丁寧だな。
うちの軍は崩れた態度の奴が多いぞ。
[カスパルが遠くで、「それは一部だけですよっ」とか主張していたが、
その辺は勿論スルーする]
/*
そしてヴェルナーがだいぶ日本語怪しいのは把握できた(
意味が微妙に通じてない所があって翻訳しながら返答した よ
間違ってたらごめんなs
ああ、やっぱりな。
[ヴェルナーならさもあらん、である]
そういうことか。
ってことは、お互いに力量を認めた…と。
ふぅん。てことはあんた、――結構手練れだな?
[ヴェルナーが名乗り上げをする、ということはそういうことだろう。
その程度の推測は容易につく]
/*
>>+125 ルートヴィヒ
余が忠臣なら持ち場を捨てて、単騎で候を連れて王都まで逃げたであるな。
あと、余のままでも、候を連れ去って再起を図ると言いつつ国を捨てるように言うシーンも考えたが、ジルが拒絶する台詞が増えるだけだと思った故止めた。
>>+126 ライナー
深入りしない系の余が入ってしまったので、テオドール達が別陣営にとなったのも痛かったかも知れぬな。
>>+136 ナネッテ
ジル陣営にいるとジル良い人過ぎてどうしようと思っておったがなw
でも良い人過ぎると民の蜂起とかできぬので、兵を集められないとは思った。
>>+157 ルートヴィヒ
余は村々が国に税を払わなくなり、国が崩壊するであろうという説を採っておる。そして村同士が小さな国家となるであろう、村の身内を戦に借り出すより、金で他人をとなるであろうから傭兵としては困らぬ、みたいな言い分を用意しておった。
ただジルの方が遥かに理想主義であったよなw
手練れの王国軍の兵…か。
[ふと物思いに沈んだような呟きを零した。
相手がどの程度の立場の人間かはさっぱり解らない…
というより隊長職などとは、全然予想がつかない訳だが]
…なあ。あんたさ、王国軍ってことは、
リアンダール候についてたんだろ?
[今頃イングリッドとジルが対面しているのかなと思いを馳せれば、
自然と、唇をつく何かがあった]
…――リアンダール候って、どんなところが魅力だったんだ?
[自分は本人を前にして、
それはもう盛大に容赦なく詰った訳だけれども。
それでも……彼についてきた人間の多さを思う。
此処まで国の一部を動かせたことを思う。
であれば、きっと、何かはあるのだろう。
自分はそれを見ることは出来なかったけれど――…
王国軍であったという目の前の彼女なら、
何か見えていたのかもしれないと。
榛色の瞳を捉えながら、
琥珀が戯れと真面目を半分ずつ混ぜた色で問いかけた]
/*
痛いところをついてくるな。
なんだっけか、ええと…(考えていたはず
それにしてもタイガは人外ですk
この短時間での返事の多さは…!
…あっれ? 他に報告なんて、あったっけ?
[なんて一度惚けてはみせるけれど]
…はいはい。
後で、な。
[あちらの意図はわかるけれど。
顔が見たいのは此方も一緒で。
だから、誘いに乗った振りをしてしまおう。
自分の意志ではなく、相手の我がままに従った形を作ってしまおう。
そうすれば、いつもより少し長く相手の顔を眺めてしまっても。
きっと、誤魔化されてくれる。
…そして。
その微笑みを少しだけ独占してしまっても、
沢山働いた今日くらいは、きっと目を瞑って…くれるから*]
/*
>>+167 テオドール
であるよな。
ただ一方でジルと繋がりの深い設定のデュ・ボック村で蜂起はどうかとは思ったが。
3ヶ月のヴェルナーより信用低いのか、ルートヴィヒとは思ったw 演説もスルー扱いであったしなw
>>+178 ルートヴィヒ
やはり、わざと言わなかったのか貴様w!
もしやわがまま云々ってそこかw
>>+180 ナネッテ
余は地図見る限り、隣国としか国境がなく、そこにイングリ出す程度ならそう戦争もないだろうなと思っておった。隣国の文化度からしてセルベシアの魅力も微妙であるし。だから王国軍も戦場経験は乏しいぐらいにして戦力のバランスを取っておるのかなとは思っていたな。
ダーフィトはジルの残党?が橋爆破でそれに巻き込まれかと思った。
そして戦争がもうない……だと(汗
王女が王太子の理想を入れればありだが、現実的ではないゆえ、王女戴冠で王太子が政権に加わる流れ?
しかしそれでは王太子に従って戦った者が納得しないから突き上げ――ああ、それでダーフィトが落ちる流れもありか?
丁寧、だろうか。
上官と話すことも多いから、自然こうなったんだと思う。
[父を模したために丁寧というか男らしいと言うか。
その辺はわりと気にしていない。
遠くで何か聞こえた気がしたが、一端視線を向けて瞬くだけ。
すこし目が合ったような、訴えられたような気がしたが、よくわからなかった。
慣れると言われると、少し言葉が止まる。]
…いや、それも、なんだが。
ただ…
[と少し言いよどみながら。]
以前、戦争が始まる前。
この軍の人間を捕らえた事があって。
……知り合い、だったんだが。
彼…エリク殿はそのせいで死んでしまった。
だから少し、彼に申し訳ないというのも、ある。
[だから慣れないのだと告げた。
エリクの名を伝えたのは、副官なら彼の事は知っているかもしれない。ならば伝えておきたいと、そういう思いもあってのことだった。]
/*
テオドールがおれば、王太子を一喝してまだ戦争はできたと思うが……ジェフロイに期待である。ダーフィトと共に尻を叩いて、王女軍を襲うが良い。
決戦しないならあと3日?もいるまいと思うのであるが……どう落とし所を考えておるのであろう?
とまあ、寝起きの頭で思ったところで失礼する。**
…ああ。
[>>253力量を認めたと言われると、やや間を開けた後に肯定した。少なくとも自分はそうだった。
ヴェルナーの方も…確かに賞賛してくれた覚えがあるし、まぁそうなのだろうと少し鬼の方も見て答えた。
勝てなかった事への不満はある。お互い様なのだが。
手練だといわれると、弓の腕なら自信はあると返した。
そこだけは驕る事も、卑屈になる事もない、自信と自負がある。]
[>>254物思いに沈むようなら首を傾げ様子を見ていたが。
リアンダール候の事を問われると、少し瞬いた。]
リアンダール候の、魅力?
……私見が入るが。
[彼の弓の指南役でもあったために、客観視点ではないと前置きして。
考えるようにやや間を空けた後。]
強い意志と、それに向かうだけの努力を怠らない、物事に真摯な方だった。
対価と報酬をきちんと見極められる人でもあった。
弱者を侮る事もなかった。
……そしてどこか寂しそうな人だった。
[そう言った後で、少し苦笑する。]
……それを魅力として加えるのは、少し違うな。
そういう人だった、と言う事だ。
[琥珀色にある色には少し気づいたが。
答える方は真っ直ぐに、知れる範囲の事だけ口にした。]
エリク…、
[は、と瞳が大きく開く。
予想外の名前だった]
エリク=ライナー?
あんた、あいつを知って…?
そうか――…
[深い嘆息を、ひとつ吐いた。長く細く…感傷を篭めて]
俺もあいつのことは、少し知ってる。
時々会うくらいの仲だったがな。
それでも――…いいやつだってのは、よく、知っている…。
あんたが、捕らえたのか…。
[別に恨みは無い。
彼女はその時の彼女の役目を果たしたのだろうから。
ただなにやら遣る瀬無い思いが、小さく胸を打つだけ…]
なあ、あいつは、どうして捕らわれることになったんだ?
俺たちはあいつがどう亡くなったのか、全然知らないんだ。
あいつが王都でやってくれた土産の恩恵には十二分に預かったくせに、
…最後の様子すら、なにひとつ知らねぇんだぜ。
ほんと、勝手にいなくなりやがって。
[…阿呆、と、口の中で切なさを込めて毒づいた]
ほー。弓使いなのか。
[じゃあ今度腕前を見せてほしいな、と
そんなリクエストをしてみた。
ヴェルナーに認められる程の腕前であれば、純粋に興味がある]
[寂しそうな人。…嗚呼、それは、一番思ったことかもしれない。
甘くて寂しそうな青年だと。
だからルートヴィヒが支えていたのだろうか。
そしてその支えが無くなったから――…]
成る程…、その言葉だけ聞くと見所のある人物を描けるな。
あんたにとっては仕えようと思える位の人物ではあったってことか。
最後のも、きっと込みで。支えたくなるような。
[…ということなのだろう。と、
勝手な思い込みかもしれないが――少しだけ解った気が*した*]
[>>261開く瞳に、知り合いだったかと思う。
フルネームで問われると、そうだとひとつ頷いた。]
付き合いがあったのは、エリク殿が軍を辞するまでの1年だけだが。
退役する前に少し色々とあって……父も関わって、気にかけていた。
[長い息に、彼に対する思いのようなものを感じながら。
いいやつとの評には頷いた。]
ああ………そうだな。
[間際に、会いたくなかったと言った人。
あれは会えばお互い傷がつくのを知っていたからだろう、と今は思う。]
……そうだ。すまない。
[言葉に恨みの色はないものの、口からは謝罪が零れた。
タイガの胸中知らぬものの、どうしてと問う声に滲むものがあり自然眉が下がった。]
エリク殿は、王宮に侵入した咎で捕らえられた。
……時期が悪かった。
本来ならば投獄になるはずだったんだろうが。
丁度、その少し前に。
[少し間が開くのは、原因を想ってのこと。]
ヒース……剣聖、ヒースクリフが、父親であるクラウゼヴィッツ侯爵の脱獄を図って、無理を押して、かなり王宮の兵を殺してしまったんだ。
だから、捕らえられたその場で処刑された。
[誰が殺したかは言わなかった。今更告げた所で仕方の無い事だと思っていた為に。口にしたら、ことさら因縁めいた物が浮かんでいただろう。]
…最後、か。
私とカッツェに捕らえられたまま死んだ、な。
[そうその時の事を思い出して呟いた。
事実、なのだが。
ある意味女に囲まれて死んだみたいな微妙な言い回しではあった。]
[>>263弓使いと言われればそうだと返し。]
腕を?……構わない。
無理のない事でなければ。
[リクエストには頷いた。何でも良いと添えて。
この手の腕比べは、弓兵隊の人員から受けた事があるが、負けた事は無い。女だからと侮ってかかってくるような相手に敵はいなかった。]
[>>264推察や思う所は知れない。
ただ零れた声に少しひっかかるものを覚える程度だった。
中央で何があったかは知らない。
まだルートヴィヒが死んだ事すら知らないのだ。
それを聞けばより彼の人の心中を憂う事になるのだが。]
少なくとも、あの方の為に戦に勝とうと思える程度には、な。
[>>265見所あると、敵将から口にされるとそう告げる。
一族の為ではあったが、それもまた嘘の無い事実だったと、少しだけ、笑った**]
/*
>>267
ヒース……剣聖、ヒースクリフが、父親であるクラウゼヴィッツ侯爵の脱獄を図って、無理を押して、かなり王宮の兵を殺してしまったんだ。
だから、捕らえられたその場で処刑された。
↓
ヒース……剣聖、ヒースクリフが、父親であるクラウゼヴィッツ侯爵の脱獄を図って、無理を押して、かなり王宮の兵を殺してしまったんだ。
それで城内はいつもより神経質になっていて…。
だから、捕らえられたその場で処刑された。
一文すっとばしていたorz
んー、襲い放題で討伐の心配がなくて、旨い飯と酒かっくらってぐーすかぴー……そーゆーのじゃなくて?
[ちろりと舌でも出してるようなおどけた声になって]
/*
気づいたら寝てましたorz
そして今日はもしかしたら遅くなるかもです!
来る時間によって一撃離脱になりそうな予感。
なんとか更新前には戻りたい所存です。
という事でお返事とかもろもろがまだですがいってきますー!**
賊のいうことだから理想国家なんて思い描けないけどさ……
[と言いながら、自分の理想郷をこぼし出し始めて]
フリート村での生活、楽しかったなぁ……。
ド平民も賊も王様も、ああいうふうに毎日を共にして生きていけたらいいなって思うよ。
宴のときのみんなの表情見ただろ?
[自分にとって理想国家とは幸せの定義に近いのかもしれない]
……王都なんて捨てちまえ。
いくら難攻不落に越したことがないにしてもさ、王都があんな隅っこじゃモノにしたって政策にしたって、国中に行き渡らせるなんてできやしないよ。
民なんてどうでもいいと言ってるようにしか見えん。
あんなところでふんぞり返ってたら、そりゃあ世間知らずで無駄に純粋で、放っとけなくてどっか寂しそうな可愛い王子サマとか生まれるわよねぇ。
ま……そのおかげか、何の縁か、今こうして一緒にいるんだけどね。
…………あたしの希望としちゃ、究極的には「ウェルと一緒にいられる国」だったら何でもいいよ。
共に生きて帰ったらって約束が実行できる国を目指して……だから勝ちたいね。
[声のみ伝わるから、それを告げるときの表情は伏せられたままで。**]
/*
そして昨日は自分の態度が悪かった反省。
拍手はあれだった。すみませんと遅まきながら謝罪を…
/*
おはようございます
あんまり話が進んでないんで、どうやってこれからジルはともかくダーフィトを落とすのだろうか
やっぱり、橋に巻き込まれて殉職!?
ウェルシュがダーフィト投票なのは、まだ戦うって意思表示だと思ったんだけれどどなんだろ
― 天軍本陣前 ―
[知らせに行った兵が消え、戻ってくるのを待つ間、
周囲の者たちから向けられる視線は、痛いほどだった。
風体は、軽い遠乗り程度のものだったが、
ユーリエに漆黒を置いてくるようになどとは言っていない。
警戒と不審の目を気にする風もなく陣の様子を観察して、
内心ひそかに息を零す。
連度の高さ。士気の高さ。そして技術力の高さ。
こうして見ているだけでもうかがい知れるのだから、
相当なものなのだろう。
イングリッド王女が姿を現した時の兵たちには、
加えて王女への信頼と敬愛、そして崇拝が見えて、
もう一度、心の中だけで息をつく]
忙しいときに連絡もなしですまない。
わざわざの出迎えに感謝するよ。
[王女の姿を見れば馬を下り、
手を差し出してユーリエが下りるのを手伝う。
そしてためらうことなく馬を近くの兵に預け、
招きに応じて、ユーリエと共に奥へと入った。
ただし、武器を預けるつもりはない。]
― 天軍本陣内 ―
まずは、改めてお祝いを言わせてもらうよ。
戦勝、おめでとう。
[ここへ来た建前を果たした後、
向けられた言葉に答えるでもなく、柔らかく微笑む。]
候の腹心を一騎打ちで下した、と聞いた。
あの戦場で候の本陣深くに食い込んで、
一騎打ちに誘い込める手腕は、見事だった。
それで、リアンダール候は?
残念すぎるるがる5 彼の死因
うぇるしゅ「ちょっと行ってくるね。こそっといってくるね」
くれめんす「おまちください、うぇるしゅ様」
うぇるしゅ「何故ばれたし…!」
くれめんす「ひーすの野郎は、自分の得物をちゃんと預けてりあんだーる候に面会を申し込んだから、あーゆーことになったんです」
うぇるしゅ「え、そーなの」
くれめんす「はい。あやつは感情の動きに行動力がついてってしまうとゆーどうしよーもない欠点がありましたが、まともな剣を持ってれば地で一騎当千できる奴です」
うぇるしゅ「うんうん、そーか、ひーすは敵の兵士から奪った1本10G相当の剣を遣って立ちまわって死んだんだな」
くれめんす「然様。なので、たとえ交渉の場といえども、武器を携えているものが見える中で絶対に武装を解除してはなりませんぞ。」
うぇるしゅ「うんわかった!」
くれめんす「行ってよし」
うぇるしゅ「いってきまーす」
ひーす「親父殿、流石にそれは無茶ってもんや。剣聖はげーむでもやっつけ負けしやすいから単独で置くのには向いてないんやで」 //
―天幕―
[―――ウェルシュ、と、聞いて。
ほんの少し、表情が動く。
イングリッドの去ったのち、
痛みを堪えながらゆっくり上半身だけを起こした。
改めて自分の状態を確認する。]
…―――――
[武器、持ち物の類いは奪われていない。小さく苦笑する。
それから――――共に運ばれてきたらしき、ルートヴィヒの亡骸を見た。手を伸ばし、髪に触れる]
/*
実は秘話では人狼顔負けのドス黒い会話が繰り広げられているウェルシュ陣営。
だーふぃと「ここでひめとじるやって、いっせきにちょうよ」
うぇるしゅ「よーし、ぼくちょっとがんばってくるよ!」
いんぐりっど「いつからわたしがたいけんしていないとさっかくしていた?」
分かっていたはずだったのに
[――駄々っ子、と 向けられたそんな言葉に苦笑する。
多分もう、抱えたものも、
積み上げてきたものも、
此処には何もない。
唯一無二の支えが
折れてしまった時に
もしかしたら
すべて]
/*
てんまくのむこうがわ
じる「はむはむはむ」
うぇるしゅ「るーとヴぃひを…食ってる…」
いんぐりっど「めがねせいぶんを自ら取り込んでいるというの?ジル初号機が…」
[――隔てた場所。声は聞こえない。
奪われなかった武器。
それはおそらく、ある種の慈悲だろう。
此処に、ルートヴィヒと共に
運ばれたのと同じように、だ。
――捨て置くこともできただろうに。
見下ろしてきた琥珀の眼を、何処かうつろに思い出す。]
[“――私がいなくなっても、強く”]
でも、……聞こえないんだ……
[酷く、ひび割れたような声だった。
寂しそうな人、と
そう評されたこと。
知ればきっと、否定をしただろうが、――今は、どうか。]
[感謝、するのも。お門違いであろうけれども。]
…―― …、
[つと、探り当てた一本の短剣。
常に携帯しているものだった。
――それは“慈悲”と呼ばれる。]
/*
残念なるがる5 難しいことなのね
じる「しまった」
じる「懐剣刺しても即座に死なないどうしよう。傷浅すぎた」
じる「あ、誰か来た。たすけてくれー。死ねないんだー。るーとがタナトスから呼んでるのに!」
うぇるしゅ「何やってんの。どしよ」
いんぐりっど「そのままくたばるといい」
//
/*
夜になれば、じる様が退場するなんて……
PCはともかく、PLは心からお慕いしておりました。
ねたにしやすいという意味で
[魂は、側にある と。そう、彼は謂った。
けれども、聞こえなくて。
募り。幾度呼びかけても、
あの優しげな声は返らない。
取り乱し、駆けて、
漸く、奥にまで沁みてくる
唯一無二の彼、その 永遠の不在。]
― 天軍本陣内 ―
[何故だか、ウェルシュとユーリエの姿が見えたとき、
ほんの少しの違和感を覚えた。
内心首を傾げて王子を見直し、そうして気付く。
目前にあるのが、あの日森へ駆け去った青年ではないことに。
あの日と同じく正面から堂々とやってきた王太子は、
けれどあの日と違って、確たるものを携えているように思われる。
凛として立つ若き姿には、自信と自負が見え、それが彼を輝かせている。
ああ。と思った。
”あのとき”の腹心の囁きを思い出す。
───目が曇っているぞ、と。
確かに、そこに立つのは頼りない年下の従兄弟などではなかった。
堂々たる若き王位継承者、その人の姿だ。
内心息を落とす。……同時に、少し微笑った。
奇妙な満足のようなものが、胸のうちを浸している]
/*
ひび割れすぎだった。
うっかりしてた。
だめだ。ねむいのかな…(早寝大事)
ルートに退かれるレベルの依存ではないだろうかと
その えっと すまない… あいです。
───…、いや
[応じて、武器を預けよと迫らんとする兵を制した>>272
しかし、と言い募る兵へと向け、一言命じる]
タイガを呼べ。
[恐らくは彼らが背を襲うことはないだろう。そうは思う。
なれど無防備ではもはやいられないのも真実だ。
腹心が恐らくは重い怪我をしていると知れど、
唇は迷いなく、背預ける者の名を紡いでいた。
命は必ずや果たされるだろう。疑うこともない]
[建前へと向けられるのは、ごく軽い挨拶のみ>>273
柔らかな笑みにふと息を零すように笑み返して、
内心を覗かせぬ顔で唇を開いた]
あれはわたくしのみの手柄ではない。
そなたの軍勢が、候の後背を脅かしていたればこそ。
リアンダール候は──…
今は休んでおいでだ。怪我が思いのほか重くてな。
治療に当たらせているが、助かるかも分からぬ。
[本心であり、建前でもある。
少なくとも全力で助けたい相手に、
────武器など預け置きはしない]
…会いたいか?
[ウェルシュは真実を知らぬ。
となれば、ジルには残酷な対面となるのかも知れない。
そんな物思いを払い、短く意を問う//]
/*
共鳴をどうしようね……
あわせて返してきやがってwwwくっそwww
何か別の戦いになってきた。そんな気はする。
勝て、ない……ッ!
[こうして言葉なく交わす意識は近いのに、
口に出さない想いは遠くをくるりと回るばかり。
けれど、知っている。
疑いもしない。
背を預けるべき場所は、ここにある───、と]
[イングリッドの微笑の裡に含まれるものはなにか。
それを悟るには、未だ年若く、経験も不足していた。
それでも、この邂逅が森で出会ったあの時以来と思えば、
ある種の感慨が、胸の裡に去来する。
自分はようやく、ここへ戻ってこられたのだと。
この鮮やかなひとと、正面から相対せるようになったのだと。]
[王女の口から、護衛長だと名乗っていた男の名を聞いて、
密やかな息を零す。
狼のような目をした人。
牙を隠すことなく見せてくれた―――強い、ひと。
確かな信を置いてその名が呼ばれるのを耳にして、
胸によぎる思いは複雑なものだった。
怖れと安心と興味と―――ごく微かな嫉妬。
いずれにしてもそれを出すことはなく、
彼の姿が見えたら、小さな笑みを送るだろう。]
/*
おwwまえはwwww
wwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww
もしかして斬らずに折る気かな……
wwwwwwww
[建前へ返される謙遜と世辞には、特に反応しなかった。
お互い、建前だけの会話などに、なんの益があろうか。
そんなものを続けるのは、宮中の貴族だけで十分だった。]
リアンダール候は、やはりこちらだったか。
話ができるならば、会わせてもらいたい。
[捕らえられたか斬られたか、或いは取り逃がしたか。
確かな情報を得ぬままに来た顔に、安堵の影が差す。
それがここへ来た目的なのだと、隠そうともせずに頷いた。]
[王太子の内心は知らず、その奥を知ることはない。
だから刃鈍らせる物思いは、裡へと秘めて蓋をした。
甘く見て対する相手ではないのだと──、そう、思う]
…、ああ。
[建前を排した言葉は心地良く響く。
いや、彼は建前と思ったのだろう。
真の幾分かを織り交ぜた言葉はそのままにして、頷いた。
これ以上は、さほどの意味もない]
良かろう…、が。
候は弱っている。刺激は好ましくないと思うが。
[目顔でユーリエの漆黒、ついで王子の剣を指した]
武器か供は、置いていくが良い。
[どちらかを選べと告げる]
[ふと、ユーリエへと目を向けた。
彼女は今、見つけた主の傍らにあるのだろう。
あの折の短い出会いを思い出し、表情を和ませる]
これを──…
[懐から包みを取り出し、彼女へ差し出した]
戦場で手渡さずに済んだな。
[布に包まれた、それはたおやかな桜草の髪飾り]
/*
姫さんからの「タイガを呼べ」にちょっと悶えた。
嬉しいんだよなあ。なんか、こう、信頼がすごくね。
…そしてウェルシュの嫉妬って何www
候の容態は、それほどに悪いのか。
[仄かに語尾を上げて言い、思案する顔でユーリエを見る。]
―――両方置いていく。
代わりに、少しの間、候と二人きりにしてもらえないか。
[王女へと視線を戻して、そう問いかけた。]
そんな盗賊天国だったら、私も盗賊になろうかな。
[おどけた声には冗談を返しておいて、
続いて聞こえてくる"声"に耳を傾ける。]
フリート村の―――…うん。
[言葉に誘われて思い描く。
あの日の演説から始まったフリート村での日々。]
……だれもが生き生きとしてて、
盗賊も村の人も旅人も関係なく一緒に騒いでいて、
明日への夢に溢れていて、やる気に満ちていて、
[情景を、ひとつひとつ言葉にしていく。
みなが幸せに生きていける国。
それはなんて眩く見えるものか。]
────…。
[少しの間、口を噤んでウェルシュの顔を見た。
彼らがかつて、共に学んでいたのだと聞いたことがある。
ならば友誼があろうか、想いがあろうか。
───その血、濃きことを知らぬとしても]
[王城なんて捨ててしまえ、と言われた時には、目を瞬いた。
続く言葉を聞くうちに、口元に理解と共感の笑みが浮かぶ。]
そうだね。王都はどこからも遠い。
……ならいっそ、凪の森のアジトを王都にしちゃおうか。
[くすっと笑って冗談だと示しつつ、
以前に語った夢を思い浮かべる。]
―――そうだな…。
覚えてる? レフ湖の近くに新しい街を作るって話。
新しく王都を作るなら、そこがいいな。
あそこなら人も集まる。物も集まる。
きっと、活気溢れる街になる。
[頭の中に描く地図に、また一つ新たな夢が加わる。]
…、分かった。
[果たしてリアンダール候が望むかどうか。
それは分からないと思った。けれど叶えようと思った。
───それは計算ではない]
案内を。
[自ら行く気はないと示す。
控えの兵に命じ、ジルの元への案内をさせる。
紫水晶の瞳が、暫し複雑な色を思案のうちに沈めていた*]
……って、
その世間知らずで無駄に純情で、……って、私のことか?
ひどいなぁ。
―――うん。
お陰で私も、格好良くって口も回ってみんなから頼りにされてるけど本当は優しくて照れ屋さんな盗賊さんと出会えたからね。
[負けずに言い返しておく。
これもひとつの照れ隠し。]
[考えに沈む王女の、心の裡を王太子は知らない。
彼女が知り、悟っていることを、何一つ持っていなかった。
ジルが望んだとおり、未だになにも知らぬ。
なにも知らぬままにある。
故に、王女がなにを考えるかもまた、
知り得ることの彼方にあった。]
―――ありがとう。
[承諾を受けて浮かぶのもまた、純粋な感謝の念のみ。]
すまないが、少し待っていてくれ。
[二振りの剣をユーリエに預け、
よろしく頼むと視線で伝える。
案内に従ってその場を立ち去る前に、
思い出したように王女を振り返った。]
―――そうだ。ひとつ言い忘れていた。
きみが無事でいてくれて、
―――本当に、良かった。
[向けたのは、裏もなにもない、あの頃と変わらぬ笑み。
また、と軽く片手を挙げ、王女の反応を見ることもなく、
案内の者と共にその場を立ち去った。*]
…、どうした?
[感謝>>292には言葉を返さなかった。
親切、或いは慈悲。
それとは縁遠いところにある思いもまた、知っている。
すべてが美しくあるわけでも、ない]
………うん。そうだね。
[戦いの前に、二人で交わした約束。
二人で生きて帰って、初めて実現できるもの。]
二人で一緒に―――いい国を作ろう。
戦いに勝って、生きて、ずっと一緒に。
[声に込められたものだけで想いを悟るには
人生経験も足りず、女心の機微にも疎く。
だからこそ出た言葉は、衒いのない真っ直ぐなものだった]
────……っ…
[ウェルシュの言葉には、その響きには嘘がない。
だから純粋でつよい。
思わず大きく見開かれた紫水晶は、半ば呆然と背を見送り、
少しの間呼吸を忘れた唇は、すぐには言葉を紡がない。
──は。と、零した息で、時が戻った。
それはさして長い時ではなく、ほんの短い間のことだったけど]
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