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[ヴェルナーの提案>>201に従い、タイガの指揮の下で、
細々とした武器が調えられていく>>244]
──…それで、トブレシェット型投石機の出来は。
[メリオールの技術、その成しえる投石器>>3:630
技術者を招けとのヴェルナーの進言は的を得ている>>3:253
その力を得て、投石器は組み上げられていく]
ヴェルナーが戻るより前に、
リアンダール候が動く可能性もある。
防備は固めねばならんが…、ああ。
小さな落とし穴程度なら、間に合うかも知れないな。
[水を引くには害も多い。
けれど穴を作りおくことは、圧倒的に有利であろう
リアンダール候軍の足を、乱す手立てになるのかも知れなかった。
無論、こちらの騎馬隊も気をつけねばならなくなるわけだが]
/*
メモを読み返すたび、どう見てもテオドールにラブコールを送っている俺! そうだよ! 俺はどうせ髭好きだ!(違います。
…――ああ。ルート。
[きっとあきもせず名前を呼ぶ。
繰り返し、繰り返し、刻み付けるように。
手を、伸ばして。掴むように。]
―砦―
…――現状の続くを望んでいる、
変革を望まないものもいるだろうよ。
内乱だ、お家騒動だ…そんな風に。
けれど、これだけの者たちが動いた今。
「変化」へ、風の方角は向いている。
その行き着く先を決める。
勝利のために、力尽くすのみ。
[――そう、謂って]
ッ…!!
[しまった、失態だ――とばかり羞恥に赤くなりつつ]
急ぎ衣を変える!行くぞ!!
[ドレスの裾を翻し、砦の中へと向かったのだった。]
― デュ・ボック村:ジル出征の後 ―
───…来たか。
[知らせに、村の空気が揺れた>>275
ゆるりと紫水晶の双眸を上げ、周囲を見渡す。
おのおのの腕には、真紅の布が結ばれていた]
[凪の森についての地形は、
ロヴィンの力を借りて大まかに調べておいた。
それを基にして、布陣の位置を慎重に定める]
…なに、心配は要らぬ。
今日この日のために、備えてきたのだ。
その力、試す日の来ただけのこと。
[さも自信ありげに笑ってみせた。
強気に微笑んで、周囲の動揺を抑えていく]
ヴェルナー殿が来るのか?
[ぱちん、と目を瞬いてから首を傾ける。
それから、ひとつ息を吐いた。]
………わかった。
受けられない理由は、主にこちらのことだ。
気にしなくてもいい。
………こちらから送る人員については、なんとかしてみよう。
[懸案事項の最たるものが、誰を送るのが相応しいか、
というものだったため、この場で口にすることはせず、
ひとまずの承諾を返す。]
ただ、すぐにというわけにはいかない。
今日のところは、宿を用意するから休んでいくと良い。
なんなら、村を散策してくれても構わない。
[隠し立てすることはなにもないから、
とばかりに笑って、退出を促した。]
行くぞ。
タイガ、ロヴィン、カスパル、皆……
────イングリッド軍、出陣する!
[蒼穹に、真紅の鷲がその翼を*広げた*]
…タイガ。
[慌しい出陣の最中、囁きかける]
ヴェルナーからの連絡がまだない今、
我らだけで正面からリアンダール候軍に対しても勝ち目はない。
……ゆえに、”焦らし”を行おうと思う。
まず、軽装弓兵を前線に配置する。
彼らには弓を射るだけ射って、逃げて来てもらう。
この挑発を何度も何度も繰り返す。
相手を苛立たせたところで、歩兵で仕掛ける。
つつかせてから、これも本気で逃げさせる。
穴を掘った、あの地帯を逃げさせれば逃げ切れるだろう。
逃げさせて、引き込んだところを───
投石器と弓で狙う。地点は、例のあの道。
[森と川で道の狭まるところ。
既に幾度も地図を共に見たタイガには、通じるはずだ]
簡単な挑発と見破られようが、兵は兵。
逆上させれば勝機は見えよう。
先陣を叩けば、相手はより慎重になる。
その分こちらは時を稼げる。
─────どうだ?
[深刻さを感じさせない、ごく軽い口調で問い掛けた**]
― 砦 ―
………どうした。
[弓騎兵隊の部下の一部が、なにやら楽しげに話しているのを見て不思議そうにそちらへと近付いていく。
何でも美女を見たとか何とか、一部噂になっているらしい。]
美女……衛生兵に当たる修道女でなく?
[実際彼女らがここまで来ているかは見聞きしていないのだが。
どうやらそれとも違うらしい。
何となく気になり、どういう容姿か尋ねてみる。
顔については美人だという事で固定されていて要領得なかったが、来ていた服装に覚えがあり。]
なんだ、リア―――
………………。
…………何でもない。
気にするな。
[確か候は忍びだったはずと、慌てて口を閉ざしその場から逃げた。
追求されても首を振って応えなかった。
その後、開戦までの一時。
一部で「リアという幻の美女がいる」
という噂がまことしやかに囁かれたとか*]
………………。
…………何でもない。
気にするな。
[確か候は忍びだったはずと、慌てて口を閉ざしその場から逃げた。
追求されても首を振って応えなかった。
その後、開戦までの一時。
一部で「リアという名の美人がいる」
という幻の美女の噂が、まことしやかに囁かれたとか*]
突然の申し出でありながら一考していただきありがとうございます。
私も任を果たせそうで荷が降りた思いです。
[確たる言葉はもらってはいないが、なんとかしてみる、というひとまずの承諾>>327を得られる。これで無理ならば諦めるしかないだろうとは思う]
ではお言葉に甘えてしばらく滞在させていただきます。
あ、それと
[退出を促された>>328ところで、一つ止まって懐に手を入れて緑地の盾に描かれた、月を背負う梟の紋章が刻まれた短剣(>>1:703)をウェルシュに向けて両手で差し出す]
交渉の場でこれを出すことははばかられましたので出せませんでしたが…ヒースクリフよりこれを預かりしもののです。
私に一度、王太子を見て欲しいといわれて今この時まで会うことは叶いませんでしたが…彼からのものはあなたが持っていたほうがいいでしょう。
彼からの紹介をうけたものとして、こちらに派遣されることとなりましたら、我が力。存分に発揮する所存です。
……そうそう。
[思いついた風で、付け加える]
弓兵も歩兵も、民兵らしい者が良い。
適切に指揮するものを加える必要はあろうがな。
[引き際が重要な作戦。
その人選の重要さも伝わるだろう]
リアンダール候の軍は、正規兵が主であろう。
正規兵は民兵を侮る。
…いかに指揮官に止められようとも、
逆上までさほどの手間は掛かるまい。
[どこか、苦笑する風に息を零す。
少し前の自分の姿が、言葉のうちに重なっていた**]
/*
開戦前にどっか行く理由が見つからない見つからない。みー。
暇しているので噂撒いといた(こら
いずれ…あなたの思う、王…国の在り方をお聞きしたいとは思います。
[そういって立ち上がり、引き止められなければ退出して、村の中を歩き、愛馬とシェイのところへとまず*向かうだろう*]
[変装時の格好のままだということで、早足に戻ったが。
聞こえてくる囁きに、羞恥だけでなく赤くなる。
重なる声。]
ささやきも、想いも、…… …幾らでも、…届けるとも。
[だから、と。呟く声は吐息混じりに]
/*
メモに盛大に突っ込み入れれる箇所はあるんだが、どう突っ込んでいいのか私には!(
エディがやっぱり面白いなぁと思うわけでした。
[話を終える間際、ヴェルナーが取り出した短剣を見て、
顔色が変わった。]
これは……。
[見忘れることのない月と梟の紋章。
ヒースクリフの名と共に差し出された短剣を、
受け取ろうと伸ばす手が震える。]
…そうか。ヒースと会ったのか。
彼が、そんなことを…
[追憶に漂いかける心を引き戻し、
ヴェルナーの目を見つめる。]
この宝剣を受けるほどに、彼の信を受けていたのだな。
ヒースの友であれば、私の友だ。
共に戦うこととなった暁には、よろしく頼む。
それと、これを届けてくれて―――ありがとう。
[ただひと言ではあれど、想いの全てをこめて、礼を告げた。]
情報技官 カサンドラは、猛将 テオドール を投票先に選びました。
ああ、いずれ話そう。
私の抱く国の形を。
今見いだしている、そこへと至る道を。
[退出するヴェルナーを見送った後、
一旦、軍の主立った者たちを集めることとした**]
民兵が主力となりゃ、将軍もさぞ頭を悩ませような。
あちこちで打ち合いの声が聞こえた。
ぐるっと見て回ったが、士気は高いとお見受けするぜ。
[副官の手によって、物資配分が絶妙な具合で調整されていること。
それを知ることがあれば、舌を巻くのだろうが。]
そうか。祭具用だと火力なんか多少違うのかも知れんが………それでも用意出来るというだけで大きいし、話が通るのは助かる。
鍛冶を営むもんか、近いうち合流する元鉱夫が詳しいだろう、何とかしてくれるはずだ。
[ふと、ロヴィンのことを思う。
王都に注文の品を届けに行った後、どうしたか。
彼が手隙ならば、協力を要請出来れば最高であったのだが、と。
王女の意志に共鳴し、彼らの元で武具作成を行っていることはまだ知らない。]
ん……?
[ダーフィトの問いに、双眸は一つ瞬き、
そうして彼をじっと見詰めた。]
元々、王都に付随する施設の一つとして発達したもんだからなあ、ボーレンス鉱山ってのは。
それこそ昔は罪人や問題を起こした者の左遷先としても使われたからか、未だにそういう意識を根強く持たれていて労働者としての地位もすこぶる低いのさ。
それに、あの立地だろ。安定した交易ルートとしては王都が九割がたを占めていて、独自ルートの開発も困難だった。
だから、ダーフィトの申し出は鉱山の近辺に住む者にとっては願ってもないこと。今は提示された条件で十分だ。
先のことは、ウェルシュ王子が夢を現実にする段になってから―――――腰を据えてさせて貰うさ。
[柔らかな物腰に、自然と表情に笑みが刻まれる。
荒くれを束ねると聞いていただけに、どれ程の強面かと思っていたが。
この男との協力の約定は、口約束とはいえ信頼の置けるもの。
互いにそう確信が出来たならば、それはまた夜明けへの第一歩だと思われた。]
――決まりだな。
それでは、足の速いのを一人借りる。
急ぎ、あちらに残った面々に手配を頼もう。
[鉱石、鉄塊、既成武器、各種宝石類をウェルシュ軍が買い取る旨、自筆の簡易書状と略紋とを持たせ、馬を差し向けた。
数日もすれば大きな荷車が数個、フリート村へ到着するはずだ。*]
/*
あれこれ裏で考えつつ、かんがえつつ…。
兵の人数がな。どう設定したもんかなーと悩む。
まぁニュアンスだし適当でいいとは思うんだが。
でもある程度はいるよなあ。
手数分散させすぎると各個撃破だし、
程よい数っつーのが。ううん。
うー、美人かぁ……
ウェルが言うならきっとそうなんだろうけど…………
[どうしてもあの時の自分とはイメージが違って、悩む呻きが伝わったことだろう。
……ウェルシュが戻る頃には化粧自体はもう落として男装に戻ってしまうわけだが、後ろで束ねる髪がいつもより綺麗に丁寧にまとめられるようになった。
意識してというわけでないのだが。*]
[出陣の最中の、重くて軽い作戦会議。
今までメリオールでもこういった作戦会議は、やった。
だがそれは課題だったしゲームだった。
今は違う。――本物の人の命が懸かった実戦、だ。
けれどその深刻さを感じさせない口調を彼女が敢えて作るから。
やっぱり此方も同じ調子で返すのだ]
ふむ…。
弓兵にはこの間、自分用の杭を用意>>170するよう言っておいた。
姫さんの作戦だと、挑発に乗ってきたのが騎兵だと、
足の速さ的に逃げるのが辛いだろう?
そこで、この持ち運べる杭を使う。
[にやり、と声色に企んだ笑みが乗る]
騎兵が攻めてきた時は、すべての弓兵に、己の前面に杭を打ち込ませる。
その際、地面に打ち込まれている一方の端は自分の方に向けて、
もう一方の端は腰の高さで敵の方に向けて打ち込ませるんだ。
そうすりゃ騎兵は、杭が目に入る位置に来た時には慌てて後退するか、
危険覚悟で突っ込んで杭の餌食になるしかない。
その間に弓兵は悠々と逃げる、っつーワケだ。
あと気をつけなきゃならねぇのが遊撃隊だな。
前面の敵ばっか挑発していたら、
気がつきゃ側面に回りこまれてた…という可能性もある。
前にこの村で、北を目指していた傭兵に会った。
っつーことは、リアンダール候は正規兵だけでなく傭兵も雇っている。
傭兵はしたたかだからな。挑発もモノともしねぇだろう。
…ただ正規兵と傭兵であれば、見た目である程度区別はつく。
だから相手を見極めて正規兵狙いにすりゃ、これはそれでいい。
そこでうちも騎兵の遊撃隊を仕向ける。
此処は俺が担当しよう。騎兵100を率いて出る。
数は少ないが、半分おとりだから、こんくらいでいい。
人数が少なく組しやすいように見える上に、腹心までいる…
獲物としての魅力は充分だ。
自信に胡坐かいているから少人数なんだと思って油断しくれりゃ尚いい。
こいつを少し離れた位置に潜ませておく。
敵方の遊撃隊が加勢に動いたら、弓兵や歩兵との間に割って入るし、
こっちを狙ってきたんだったら、それはそれで相対する。
…んで、少し競り合って逃亡して、…あとは歩兵と同じだ。
穴掘り地帯に逃げ込んで――…
[どん、と。擬音を口で作る。
投石器を意味しているらしい]
あっちがなかなか手を出してこない可能性もあるしな。
挑発はいい手だと思う。
民兵らしい、か。
何人か覚えのいい奴がいるから、そいつらを使ってみよう。
[解った、と頷きを返す。
続く苦笑には……こちらも釣られて苦笑が滲んだ。
浮かんだ姿は、自分ではなく…
亡くなった次兄のものだったけれど**]
話自体は受けたほうがいいわ。
あたしたちが身体張って戦ってる姿――夢を見せないとさらに人を集めることはできない。
となったら全軍が誰の目にも映らない森の中とか論外よ、森の西のほうは全部イングリッド王女のほうになびいてしまうわ。
あと、ヴェルナー将軍を派遣してきてでも手を組みたがってきてる。
ウェルが今でも話し合いでの解決を望んでるなら――仲良くはしとかないとダメよ。
派遣する将軍は……
テオドールはあたしたちの軍の統括責任者。
外したくはないけど……あのおっちゃんが仕込んできた布陣は開けたところでの決戦用のもので、森を抜けて急襲ってタイプじゃない。
もともと遊撃向きな人じゃないねあれ。
主力を街道側にどれだけ回すかはこれから詰めて行かないといけないけど――多めに出すならこれって人選ね。
無難なのがジェフロイ。
個人の強さ、指揮能力ともに申し分なし。
あたしは森で確定だろうし、ユーリエは部隊の指揮は難しいので単独で任せるのはどうかと思う。
……。
…………。
………………ウェルが行くってのも無くはないんだけどね。
[最後はぽつりと零した、けっこうな鬼手のつもりのようだ]
―フリート村―
王子を狙った暗殺者あ!?
[ダーフィトとの話を終え、村で情報を収集する。
ウェルシュの留守中に起きた騒動を知れば、つい声も大きくなったか。]
それで、影武者が襲われたんだな?
そいつは無事なのか…そうか、それは僥倖。
[事前に影武者を用意するダーフィトの手腕に感嘆しながらも、大胆な侵入者に眉を寄せる。
まず考え及んだのは、北の村々に流布されている噂。
流したのはまず王女軍、王子軍と一旦は手を結ぶかのように見せる細工。
あの噂がフェイク…油断を誘う為の布石である可能性を考えて、いや、と直ぐに否定する。]
単体で王国軍を相手取るのはまず不可能に等しい。
現状での王子暗殺などイングリッド軍にとって全く利のない行為だ。
ナネッテ、と名乗った。
………、まさか、いや………。
[過去の日に聞いた噂話と、余りにもそぐわない。
その一方、目撃者の語る仕置き人の容貌とその名の奇妙な合致。
おかしい。否、そぐわぬからこそ暗殺者なのかも知れず]
……いや、結構だ。
[もう少し詳しく聞くかと顔を窺われ、首を横に振る。
カッツェの名を知った者はその場に居たか、いずれにしても死傷者に黙祷を捧げる。
怪我を負ったのがテオドールだと知れば、
猛将の様子を見に赴いて傷の程度を問うたりしただろう。]
/*
利はあるぞ、それもかなり。>暗殺
王太子の意思や思想を一切継がずとも、王太子の残党や思想に共鳴した者全てを取り込めるゆえ。
そもそも二人とも、兵の集めどころがダブっておるのもあるしな。
というか正直、候の方が利ない気がする。
王国軍も、王女が戴冠するのにはそんなに抵抗ないであろう故。
二つの頭より一つの頭のほうが敵として厄介な気が。
でも余は忠臣ではないので、その辺きにしなーい。
―砦での噂―
[ともあれ、指揮官のための部屋に戻り
隠れてドレスから着替えたとはいえ
馬に乗っていれば見るものもいるのは仕方ない。
さらにアイリのひとことにより名前までついていた。]
…… …リア?
……。
[ありそうな名前だから困る。
兵士に尋ねたことを少々後悔しながら]
そうか。だが、あまり浮かれるのではないぞ。
[当の本人は
それはそれは渋い顔をしていたという//]
―少し後―
……もう紅はとれているかな
[拭ったとき手の甲についた
口紅に視線を落とし、それから先ほど拭われたうちビルの端に触れる。ひとつ息吐き。]
意外と似合うとも謂われたが
……複雑だな。
[ウェルシュに謂われたことをふと反芻し]
…――要らぬことまで口走ってしまった。
気づかれることは――ないと思うがな。
大体、もう、“何もない”……はずなんだ。
[それはウェルシュとの
血縁関係を示唆することであり。]
…使われれば面倒なことになりかねない
[――それから。
ルートヴィヒの方を気遣うような
そんな眼で見たのは――月、を思ってだろうか。
複雑な色が眸に揺れた]
……ともあれ、
はやく着替えてしまわねば な
[謂って。首裏のホックに指をかける。
噂になっていることはまだ知らなかった//]
―砦にて:報告―
[いくらかの後、>>226
ジェフロイよりの返事もカタリナから齎される。
ナネッテの判断でもあったのだろう。
時は、すれ違ってしまったようだが。]
――そうか。ご苦労だった。
ゆっくり、とは行かないかもしれないが
“時”まで休んでいるといい。
[一礼をする影を見送り短く息を吐く]
柔軟な相手ではあるらしいな。
言葉上、だが。
[目ぼしい勢力、そのひとつを地図上の駒に見立てて移動させた。]
…―― 謂っても、 足りないと
思うことも、ある
[そろ、とシアンの目元に触れるように。]
[問われなければ、なかなか口に出来ない性質でもあり]
…続けば。いいのに
―砦:報告―
[共に向かった“姉妹”たちから
刃の折れたことが伝わるのも、それからそう遠くはないだろう。
影武者の在ったこと。
“将軍”が刃を振るったこと。
白い花びらの、空に舞った折を何故かふと思い出す。]
…―――、そう か。
[責めるでも、罰するでもなく。
静かにひとこと、落とす。
拳を静かに握り締めた。
カッツェがその場に居り、
ナネッテのなきがらがビーケン神殿へと運ばれたことは
彼女が戻るまでは恐らくは聞くことは、ないだろうか。//]
/*
今更気づいたんですけど
王の妹の子供(つまり近親相姦)とかにすれば
さらにどろどろで精神的に不安定だった。
もういいな。
もういいですね。すいませn
王族にはありがちかなあと思ってな…
/*
生き残ればいいと
カッツェには本心から謂いましたが
自分自身は死ぬ気まんまんですけど
死ぬならルートも巻き添えにしたいです(ヤンデレ
まあ、良いではないか。
[暗殺失敗の報を聞けば、軽く慰める。知り合いでもないナネッテ個人への思い入れはなく、その組織や背景も特に聞く事もない。だからこそ失敗という結果だけに反応を見せる]
王太子と王女、互いの思想信条は相容れないのであろう。
打倒、候でのみの関係だ。
下手に片方が消え、その残した力だけを片方が引き取る方が厄介かもしれぬ。
というか王女からすれば実は、王太子はむしろ今葬った方が良い。
王太子の思想は継がずに、ただ死に涙する素振り一つでその残党を、遺産を手にする事ができる。
王太子が興した蜂起も、そのまま自分に吸収できるからな。王太子に同情する者も全て与党とできる。
王女の軍は様々な立場を王女一人にまとめる手法をとっておるらしいから、そこに元王太子派が加わるのは容易であろう。
[質よりもまずは数――という考えからするとあり、の話だと思っている]
しかも、全て候の責任にできるオマケつきだ。
[王太子に告げた忠告もあながち嘘ではない]
王女の性格は知らぬが、あまりその気はなさそうだがな。**
[ジルの静かな笑みと、素直な想いに魂が満たされる。
ふたりきりの部屋に戻り「紅はとれているか」、そう問われれば、ジルの顎に手をかけて仰のかせ、間近に覗き込む。]
大丈夫、わからないくらいになってる。
[吐息の触れる距離。零す。]
意外と──と言った者は、おまえのドレス姿を想像したことがなかったのだろうな。
確かに、複雑だ。
[「複雑」の心中はいささか異なるかもしれないが。]
むしろテオドール将軍負傷の方が朗報である。
戦いは数と言っても、率いる将で逆転劇もあるからな。
とは言え……戦場の雄を仕置で潰すのは、な。
[王太子には暗殺でも構わぬ顔をしながら、将軍に対しては憂い顔を見せる。塔で矢を受け、力尽きていったヒースクリフの顔が脳裏によぎった]
まあ奇麗事を言っても仕方がない。
是としようぞ。
[軽く首を振る。振り払うように**]
[ジルが「要らぬこと」と言うそれ。
ジルとウェルシュが、それぞれに母親似でなかったら、もっと早い段階で皆に気づかれていたかもしれないもの。]
おまえが王家の血をひいていて、エリオットを擁立するのはむしろ、おまえの野心が権力にないことの証明だけれど──
どう利用されるかは未知数だな。
ウェルシュ王子なら、どうするだろうか──
おまえの方が年上だからと、民のためなら譲れると素直に屈するだろうか。
それをひとまず受け入れた後で、時をおいて暗殺、あるいは追放という手をおまえは選べるのか。
そうだろうな。
実際、本質的なところでは袂を分かっている。
ローゼンハイム王と
王女の父の間の確執からも、
王の嫡子であるウェルシュ王子とは
融和することはないのではないかな。
[血の確執。――というよりは、
心情的なものだろうか。
それは自分も、人のことは言えない。]
暗殺者を動かすであろうは
こちらと思われているだろうから
その手を取られると面倒だったな。
良くも悪くも、潔癖な者が多いらしい。
[下地作りの情報操作は
存分に行われて入るわけだが。]
ああ…――
テオドール将軍は実際注意すべき人物であるからな。
ヴェルナーという者と並んで な。
かれが100の力を出し切れぬ状態ならば――
[エディの表情を見、一度言葉を切った]
戦いを好み、剣を交えたいと願うならば
その想いもいたしかたなし、だな。
確かに、綺麗ごとではある。――嫌いではないが。
戦では、此方に有利だと喜ぶべきだ。是、だな。
[月の残した爪痕。それははたして戦況にどう響いていくのかはまだ見えず//]
/*
軍配者(富樫倫太郎三部作読破w)キャラで入ろうと思っていた時期もあった。募集直後辺りで即開始だったらそっちであったと思う。
イメージは出ると負け軍師こと郭図。
策がどうというよりも、
易によると、気候がこうであるから、とか言うダメキャラで。
味方に嫉妬して足を引っ張る役で。
…――。
さて、な、どうかな。
正直、どういう使い方をされるかは
分かったものではないよ。
貴族どもの腹の中は黒すぎて読みきれん。
余計に分裂して、王国が混乱するかもしれんな。
好ましくない。
…――さあ、 な
[一瞬だけ過ぎって、すぐさま切り捨てた可能性。
少しばかり眼を伏せる]
それで近づけるならば、
そうする だろうな。
…きっと。
連携の取れ始めた既存兵を割るよりも、これから王子軍の戦術を叩き込まにゃならん新入りごと向かった方が手間もリスクも低かろう。
迅鬼――ヴェルナーと言ったか、民兵を受け入れる姿勢だと彼が告げたのなら、妙な遠慮も不要ということでこちらも気が楽だ。
……尤も、彼の戦いぶりを一度近くで見てみたい、という気はしてたから、惜しいものもなくはないが。
それはそれだ。また機会があるだろ。
[どうだろうか、と王子へと首を傾げた。返答を待つように。*]
― 平原 ―
[真紅の一部を身に纏った兵たちが張り詰めた緊迫感に包まれて、デュ・ボック村から幾許か離れた平原に布陣していた。
場所は、森と川で道の狭まる箇所を越えた向こう。
王都を見据え対峙する形である。
陣の中央後方、毅然と蒼穹にはためくは真紅の鷲。
羽ばたく旗が全兵士を鼓舞するかのように、頭上でしかと存在を誇示している。
平原を吹き渡る風が、王女の凛とした息吹を陣全体へと運ぶかのようであった。
林立する槍や剣、そして堅牢な盾の多くは、ロヴィンを筆頭とした鍛冶職人たちが寝食をする時間を惜しんで造ってくれた品である。
槍は先端が十字の槍、もしくは戟>>3:251が多い。殺傷力をより高める為に。
大盾やスパイクシールドを手にしておらぬ兵は、代わりに厚い板に何重にも布を重ねた木盾>>203を構えている。
更に軽装の者は、小型の投石器>>202や、魚油の染みた頑丈な投網>>201などを手にし、刃物を持てずとも出来ることはあるんだ!と意気込んだ表情を、緊張の上に重ねていた]
/*
そしてちらっと見えたから言うけど、トレブシェットなんだ実は、俺が最初に間違えた……すまんことした。
ついでにトレブシェット型なんかあると、火薬とかあったんじゃね? とか思うけど、銃がなければいいのかな……うっすらギリシア火とかほのめかしたら怒られるかな。なんか雰囲気だらけだけどな。
― フリート村・影襲撃後 ―
[暗殺者の潜入と撃退、テオドール将軍の負傷については特に情報を伏せなかった。
警備強化は上の叱咤も必要だが警備に就く者の意識が緩ければどうにもならない。
これで皆が気を引き締めてくれることを期待した。
負傷についても隠しようがなかった。
誰も彼もが全力で働かないと伸びて行かない自勢力の構造上、テオドールが人前に出ていない日などまず無い。
治療のため表に出なくなるだけで何かあったなというのは容易に想像がつく。
よって緘口令を敷いてもほとんど効果が無いということ、「負傷したけど健在」としたほうが皆が不安がらないということだ。
隠して噂が流れる状態にして、いらないことを考えさせるより遥かにマシと踏んだ。]
……無理かけてるのは分かってるんだけどね。
[医者の話では決戦に参加できるかすら危ういレベルらしい。
ただそれは常人の回復力の話なので、彼ほどの剛健なら復帰にかかる時間の参考にならない。
とはいえ……命を長い目で見れば自重させるほうがいいに決まっている。
それでもと言ってくるのであればおそらく引き止められないだろう]
[過ぎた、もしもの話――その、合間にふと]
そういえば。
懐かしい者に似た姿もあったな。
覚えてるか、猫みたいな、兎みたいな迷子を見つけたって、
……ああ、あの時も叱られたか。
[小さく笑い]
…――妙なこともあるものだ、
そんなこと、あるんだろうかな。
[戦巫女とは、詳しく知らないが。]
― 共闘使者来訪時 ―
[ヴェルナーを通じて王女が出してきた提案には目を丸くした。
まさかこれを王女側から言い出すとは思っていなかったからだ]
……。
…………。
………………。
[部隊の交換しあうのは公平な条件に見えるが、どうみても王女側のほうが不利だ。
開けた平野部での戦いに派遣するのと、暗く狭くて何が起こっても外から分からない森の中へ供出するのでは危険の度合いが違いすぎる。
戦力的に王太子側には裏切る選択肢が無いとはいえ、ヴェルナーほどの者を投入するのはリスクが高すぎる上、自分たちの正面が薄くなるのを覚悟するのはそうできることではない。
ウェルシュから密かに助言を求められたが、鬼手も含めて最大限に応えるよう返した]
テオドールの負傷についちゃ……考慮してない。
あのおっちゃんが行くと言えば行けると信じてる。
ま、ジェフロイが名乗り出ているし、それでいいと思うけどね。
/*
初手を仕掛けるのはこう、どきどきすんだが…。
しかし合戦してこそ!だよな。
小競り合い大事だいじ。
ってことで、勇気を出していくのだぜっ。
― 平原:砦近く ―
[しばらく後――…
リアンダール候らが砦を構える場所から少し離れた位置に、
軽装弓兵100の影があった。
格好を一見すれば判るだろう。全て民兵からの構成である。
全員、杭のようなもの>>171を持参しているのが特徴的だった。
隊の中央で金髪が陽光を受けてきらめく。
この軽装弓兵隊を率いる隊長――シモンが、前方に展開されている、横隊で並ぶ騎兵の一群>>33をじっと眺めていた。
彼はデュ・ボック村自警団出身である。
ヴェルナーの覚えもよく>>3:251、指導の腕を買われて隊長に抜擢された。
緊張は、ある。
だから彼は腕に巻いた真紅の布にそっと手を当てた。
深呼吸をひとつ。
大丈夫。やってやる。民兵の意地を見せてやるっ。
――持ち前の負けん気で、彼は大きく頷いた]
[シモンの片手が大きく前に振られる。
その直後――――兵から一斉に矢の大雨が、
前方の正規兵に向かって発射された。
陣奥深く届く程ではない…致命傷にはならない程度。
だが運が悪かった者は傷つきもしよう、
そんなうざったいと感じるくらいの鏃の連撃。
さほど間も置かぬうち、シモンは腕を地に下ろす。
鉛の雨はすぐさま止む]
へーん、どうせてめぇらは手なんて出せねーんだろ?
そんな御大層な格好しててもよ、俺らが怖ぇーんだろ。
民ってのは、国の礎だ。
だから―――…侮んな。
なにより強ぇーーんだ、よ!!
[そんな挑発台詞を吐いて、シモンはさっさと兵を引き上げる]
[彼は、これを何度も何度も行った。
途中、もし敵歩兵が追ってきたら、
最初の距離を生かしてそのまま逃げるだろう。
もし騎兵が追ってきたら、「構え!」と鋭く響く号令ひとつ。
即座に弓兵全員が、自分で持ち運んできた杭を、ぐっ、と前方の地面に突き刺す。
前一列、そうして一部の杭は前の列の杭の位置の中間――ようは互い違いになるように打ち込んだ。
地面に打ち込まれている一方の端は自分の方に向けて、もう一方の端は腰の高さで敵の方に向けて……。
不意に現れた針のような杭の柵に、真っ直ぐ騎兵が向かってきたら、当然突き刺される危険を負うことになるだろう。
それを避けるには後退するしかない。
…そんな風に時間を稼いでいる間に、まんまと逃げおおせるという寸法だ。
――――シモン率いる軽装弓兵は、こうやって挑発を*繰り返した*]
義賊団長、通称 ダーフィトは、猛将 テオドール を投票先に選びました。
迷子の兎── ああ、
[思い出す。
ジルが、城下町で髪飾りをつけた小さな女の子と会ったという話。
拾ってきたら大ゴトだった──]
その子が大きくなって、ウェルシュ王子の傍らに?
──拾われたのは王子の方なのか、兎の娘か。
[ジルが二の腕をあげて首裏のホックに指を伸ばせば、髪が絡まぬよう掬い上げて、ごく当たり前に着替えに手を貸す。
掛けがねが外れれば、ジルの悩みを剥ぎ取るように、その肌から衣を剥いた。]
[拾ってきたら――それはもしもの話。]
さあ、本人かどうかは分からない。
だが、珍しい色だったからな。
…意外に覚えているものだな…と、そう、思って。
[思い返せば森での邂逅のとき
あの少女は立ち尽くしていたように思う。
彼女もまた記憶に辿りついているとはしらず。]
どちらだろうな。
……やはり、兎が拾われるんじゃないのか。
[少しだけ、首を傾いだ。]
/*さっきから見ているのは
あれです
号令が綺麗に纏まらないとの
ちょっと 急ぎ 別作業がですね
す すいません
日が暮れるまでには・・・
― フリート村、ジェフロイと ―
……森を迂回するのも大変だしねぇ。
何とかできりゃいいんだけどね……。
[ジェフロイの指摘する、ボーレンス鉱山の事情。(>>342)
鉱山のあの立地から王都まで輸送する場合、凪の森を迂回すれば日数がかかりすぎる。
かと言って森を通過する場合、最短距離だがかなりの危険を伴う。
どちらにしても輸送コストは高くかかり、その皺寄せが鉱山や鉱夫に及んできたのだろう。
これを王都以外に変更できれば環境は大きく変わるに違いない。
……その原因が自分たち賊による襲撃なため、本人としては肩をすくめるしかなかったがさておき。]
あっはは、鉱夫が罪人だとかここでは誰も気にしないって。
何せこんな野盗でも王子の傍にいるんだからさ。
だから胸張ってコキ使われてちょうだい。
期待してんだから。
[賊であることに存在意義かプライドがあるのか、ジェフロイに無駄に胸を張ってみせた。
ゆったりした長衣で曖昧にしていたものが明確に見えるかもしれないがそれはただの墓穴。]
[手を貸すほうも、貸されるほうも
ごく当たり前に、自然な動作。
するりと袖も抜け 衣の剥がれた肩に軽く触れた]
もう当分は懲り懲りだな、この格好は。
[少々、冗談めかした言い方。
砦には似つかわしくない衣服だった故に。
愛嬌、にはしたくないらしい。]
そうしてくれると私の心も穏やかでいられる。
おまえは、おまえのままでいい。
[生まれたままの姿を前にして、言った。]
[ボウルに卵の白身だけとりわけて、少し蜂蜜を加えて、束ねた小枝で泡立てる。
白いクリーム状になるまで泡立てる。
お菓子を作っているわけではない。
シャンプーに使うのである。]
[部屋には、金属製のたらい。
兵士たちが行水に使うのと同じものだ。]
頭を下げて。
目を閉じて。
耳を塞いで。
[リズミカルに指示する。
ジルの準備ができたなら、ぬるめの湯をその髪にそそいで濡らし、先の卵白シャンプーを指で揉み込んだ。]
どこかかゆいところは?
[やはりどこか楽しそう。]
/*
そーいえば挑発何度も繰り返せた、っつーのも確定描写か…。
テンポ悪くしたくなくて出かける前にある程度進めてしまったが、魁陣営の人、気ぃ悪くしてたら御免な。
― 影襲撃後・幕間 ―
以後、影武者の話はしないように。
………………あんま知れ渡ったら次同じ手が使えないでしょがッ!
[暗殺者の襲撃とテオドールの負傷についてはオープンにしたが、その刺客を釣り上げた影武者については箝口令を敷いた。
単純に恥ずかしくて話題にされたくなかっただけである。
ちなみに違反への罰則規定は無い。]
ん。
[ルートヴィヒの手際は非常に良い。
声のままに従って、]
…や。…きもちいいから、
だいじょうぶだ。
……楽しそうだな。
[ちら、と見上げながら。]
― 砦 ―
[斥候の任から戻る、ビーケン神殿から凪の森を迂回するルートをとれば戻るに日はかかろうが。
メリオール勢――今はイングリッド軍と名乗っている――への斥候も兼ねる道筋。
赤一色に染まる集団は士気が高く、急ごしらえであったろうが、意思の統一ははかられているようだった]
トレブシェット型……
[職業柄、配備された巨大な竿状の腕木を持つ攻城兵器に目がいってしまう。攻城兵器は対人には効果があまり見込めないが]
すごいな、命中精度の改善はどうやったんだろう。
[思わず見入っていた]
― 砦 ―
[セルベシアには森も川もあるが広い平原もあり、情報部の元で指揮官のたてた戦術通り陽動、撤退ができる歩兵が育てられたのは当然の流れであったと言える。
平原での戦闘は地の利、待ち伏せよりも、陽動攻撃からの敗走、後の反撃という手段で戦いに勝利した記録が多かった。それをなしえるための、統制が強く仕込まれている。
イングリッド軍の統制を試すにも役立つ。ひとつは、こちらの手。
もうひとつは、テオドール将軍を失ったかもしれない王太子の軍を叩くこと。ここでの勝利がなされれば、相手の勢いをくじくことができるだろうと踏む]
>>*45から抜粋
-----
ん。
[ルートヴィヒの手際は非常に良い。
声のままに従って、]
…や。…きもちいい
----
ええ、もういくらでも。
── 魁軍 砦 ──
[時は動き、"影の姉妹たち"から届けられる報告。
ジェフロイからの返答と、ビーケン神殿およびエーレンフリート村の現状。]
……。
ジェフロイというのは、リューフェン隊長から紹介のあった男ですね。
ボーレンス鉱山の労働者たちのまとめ役だとか──
[正確には、アイリは「ジェフ」と呼んだが、その後でロヴィンが「ジェフロイ」と呼んでいる。
すでに死んだはずの男の名でもあった。]
ジルがお忍びで偵察に行ってウェルシュ王子と会った当初、商隊に偽装していた彼らは「鉱石の買い付けに」と言ったのだったか…
あながち嘘というわけでもなかったようだ。
実は、ちょっとした策に硫黄を使おうと思っていたのだが、最近、ボーレンス鉱山からの品は王都への流通が止められているらしく、手に入らなかった。
書状にはこうあるが、形だけウェルシュ王子になびいてみせて、オイシい方につこう、という訳ではないだろう。
それならば、もっと色目を使ってくるはず。
現時点での引き抜きではなく、ウェルシュがその道を譲った場合に、我らに助勢しないかと働きかけるのがいいと思う。
[戦の先を語る。]
― 砦 ―
[自分の部隊にできることは限られている。
いずれにしても、報告を兼ねてリアンダール候には会わねばならないと思う。
ナネッテの最期を思うと、ふと、候の影のように付き従うルートヴィヒの顔が思い浮かんだ。
>>234彼女の死を利用したこと。影の姉妹の誰も、怒るまい。ただ自分の中にだけある、ささくれの様なもの]
[自分がビーケン神殿から出る頃には、エーレンフリート村でシスターが殺された、と、誰にやられたあそこに駐留するのは? と噂が立ち始めていた。
こんな時期に巡礼で各地を回る者は少ないだろうが、情報部が動くよりも真実味を帯びた噂と成るだろう。
わずかな間でも、民兵の補給を滞らせる事ができればよい。そう、思う*]
―砦―
鉱山の者たちは出自は様々だが例外なく屈強だ。
そうでなければあそこでの暮らしから逃げ出している。
それを束ねているものがあちらについた――ということは
兵だけではなく、剣、防具の類。
ほどほどには流れているのではないかな。
[予測を口にする。それでも、装備を整えるのは
厳しいだろうが。どのような手を打ってくるか。]
…――そうだな。同感だ。
[テオドールの負傷については]
テオドール将軍個人の武力は削いだかもしれないが、かの御仁は指揮もまた卓越していると聞く。
戦場に慣れていて、策のレパートリーもいろいろお持ちだとか。
かの猛将の姿が前線にあるだけであちらの兵の動きは違うだろう。
[率いる将で逆転劇もある──エディの示唆するとおりだと頷く。]
できるならもう一押しして、ご退場願いたいものだ。
そういえば、
エディ殿は馬に装填したクロスボウを提げておられましたね。
あれはなかなか便利そうだ。
私も真似させていただいてもよろしいか?
たいして扱い慣れているわけではないけれど、初手の牽制にはなりましょう。
[少しばかり話が脱線した後、ルートヴィヒからは、帰ってきた偵察部隊からの情報を伝え、地図に印を書き込む。
陣の位置、隠すことが困難な大物の兵器の存在、湖に設けられた艀など。]
これは、全軍が把握しておくべきものですが、出陣後の動きは、自由に動くと宣言しておられるエディ殿はもとより、他の部隊への指示も、あまり細かくする必要はないかと。
どれだけ策を練っても、計画どおりにいかないのが戦場の常です。
勝利は王子・公女の捕獲または討ち取り。
負けない条件は、戦線の維持。
それだけ心して挑めと。
個々の局面では、現場判断でないと対応しきれない。
ジル様は全体を見て、極端な話──「戦闘」か「撤退」の見極めだけ間違えなければ大丈夫です。
/*
一騎打ちでわざと負けて逃げて、追いかけてくる相手を撃って牽制し、襲い掛かるというお約束な手、用です。>クロスボウ
三国志で言えば、ホウ徳が関羽に仕掛けた奴。
そうだね。
私が行くことも考えた。
[鬼手、とフィーが思っていることも知らず、
あっさりと頷く。]
ただ……うん。
ジェフロイか。
[うん、ともうひとつ頷く。]
[地図に視線を向ける。]
メリオールの技術か、
将の策か。大物を用意してきたものだな。
[無論、そのほかに何かしらの策を用意しているだろう。
予測はすれど、それがどのようなものかまでは分からない。
ルートヴィヒの言葉に頷く。]
条件は全体にいきわたらせておかねばな。
それから――深追いは危険、用心せよ、とも。
――ああ。
[顔を上げ、シアンの眼を見て。]
タイガの策>>363>>364にどこまで乗るべきか。
冷静なこと言うと、初撃はくらったとしても2回目からはこちらも弓兵を前に出して、互いの射程ギリギリあたりで牽制合戦になると思う。
本隊が対処する必要はない。
PCの騎馬隊を出しておいでませ。
そっちの突進力の方が脅威のはず。
私なら包囲陣やりかけて抜かれる気まんまん (←
なにより華だ。
今夜には合戦始めたいよな!
皆が揃うのが更新2時間くらい前であることを鑑みると、このタイミングで戦端をきってくれたことは相当にありがたい。
コアになったら本隊でぶつかれるよう持っていきたいところ。
/*
むむ?
あんまりまにあでないからわからないけれど。
硫黄の一般利用って時代としてどの変なんだろ?
銃器だめ=火薬ない
原始的化学兵器は存在しない って認識だったんだけれども
単に個人的興味である
― 軍議 ―
[ヴェルナーがもたらした、イングリッド軍との共闘について、
集まった主な者たちに諮る。
共闘することに関しては、決定事項だったが、
先方からの要望である将の派遣について、
誰を送るべきかの検討が、主な議題だった。]
――――――…。…そうだね。
[いくつかの意見を聞いて、頷く。]
ジェフロイの意見が妥当だと思う。
先方の軍への協力と監視、こちらとの連絡の役目、
ジェフロイに任せたい。
[配下の民兵ごとイングリッド軍と合流するように、
との決定が下される。
この決定は、村に滞在しているヴェルナーにも
間をおかず伝えられた。]
今更ながら。
昨日の決定票の村建て判断の説明が不足しているかもなので付け足し。
「自分落ち了承はカサンドラの方が早かった」は、0時の締め切りの時点で、カサンドラが1票保留=自分投票も考えていた、という点から。
バタバタし始めた後の譲り合い的な自分落ち了承の早さではありません。
[続けて、他の部隊もまた数日以内に出立すること、
との決定を行う。
それに先立って、ウェルシュの名による檄文を
進行途上の村々へ発布するよう指示を出した。
軍の到着に先立って各地へ使者を送り、
檄文を届け、読み上げること。
そう言って、皆に示した檄文は次のようなものだった。]
「 セルベシアの民よ。
私、ウェルシュ・エーレンフリート・クリスティンは問う。
今、王都を占拠し、国政を徒に操っているのは何者か。
リアンダール侯爵なるものは、
何の権限を以て軍を動かしているのかと。
皆も知るとおり、私は不当に王都を追われ、
国王殺害の汚名を着せられた。
私がいったいどうして、敬愛する父上を弑することがあろうか。
全ては、リアンダール候の謀略であり、
候が権力を握るべく、私を陥れた結果である。
候が擁するエリオット・フォン・リルヒェンフェルトを見よ。
まだ幼き彼に、なんの意思があろうか。
リアンダール候が、いとけない少年を傀儡とし、
権勢を恣にしようとしているのは、明らかである。
セルベシアの民よ。私はここに宣言する。
私は、流浪と雌伏の時を終えて立ち上がり、
混迷に揺れるこの国を再び一つにまとめ、
争い無き地平へとこの国を導くことを。
そして期待する。
セルベシアの民が、セルベシアを愛し、
みずから、国を守るべく立ち上がることを。
心ある者は私の元に集え。
私と共に、セルベシアの明日を守ろう。
そして共に、セルベシアの未来を築いていこうではないか。
セルベシアに、真の夜明けを! 」
これを持っていく使者は同時に、
「既にメリオール留学中であった王女が、
檄に呼応して軍を発している。
この機に遅れてはいけない」
…とも伝えておいて。
[錯綜する噂の中に、さらに一石を投じる指示を出して、
ぱちりと片目をつぶってみせる。
いずれにしても、どの噂を信じるかは民しだいだ。]
― 少し前/ダーフィトと ―
あの森は奥深いから、荷運びに通るのは至難だろうなあ。
ま、だからこそ色んなモンが棲んでる。
―――俺たちのような。
[肩を竦めるダーフィトに、にやと口の端を上げる。
そう、その昔凪の森近辺を根城とする賊の掃討命を受けて打って出たこともあった。
事前に通報をして逃がした王子、王子に救われたダーフィトと手を組むなど、裏舞台を知ることがあれば実に不思議な縁だ。]
そう言って貰えると嬉しい。
あいつらも…まあ、遠慮するようなタマじゃあねえが、堅っ苦しいのよりは働きぶりも違うと思うぜ。
[胸を張る姿に、自然視線が吸い寄せられた部分。
はて、とひと瞬きして、“彼”の性別に思い至れば目を瞠る。
稼業の関係で隠しているのだろうと特に問うことはしなかった。
何を思うかといえば、何時ぞやの王子と似たような感想を抱いたりしたのだが、それはまた別の話。
どのような道であれ、堂々と誇り高くある姿は好ましいもの。]
―――ああ。
どんどんコキ使ってくれ、体力バカばかりだから寧ろ喜ぶ筈だ。
こちらも相応の働きが出来るよう、全力を尽くす。
[話が一段落つくと、しばしの中座を詫びて砦の屋上へ出た。
澄み切った日差しの下。
今はひとり。
刀子を出して髪を一房、切り取る。
眼鏡を外すと、片方のレンズを利用して太陽の光を集めた。
単焦点で結ばれた陽光は銀の髪を焦がす。
わずかな煙と髪の焼けてゆく独自の香り。]
[しばらくしてジルの傍らに戻ると、ルートヴィヒは、少し時間をいいか、と呼びかけた。]
今回の会戦でも、戦死者が0ということはないだろう。
大怪我をして軍務を辞めざるを得ない者、あるいは日常生活にすら支障をきたす後遺症が残る者もいると思う。
国の責任で、そういった者たち、そして戦災孤児たちが暮らし、働ける場を作りたい。
──その施設には、彼女の名をつけたいと 考えている。
[特に強い反対がなければ軍議は解散されるだろう。
自らも出発の準備のために歩き出しながら、
胸の上に手を置く。]
―――ジル。
きみの理想を、意思を知るために、
私は、きみを止める。
そうしなければ、
私はきみに近づけないのだろう―――?
[偶然の邂逅の別れ際に見た
苛烈な意思持つ瞳の色を思い出して、
ひとり、拳を握りしめた。]
――……
[じ、とルートヴィヒを見つめる。暫しの間。
――ややあって、静かにひとつ頷いた。]
ああ。……――そのように、しよう。
名が残れば生き続ける。
見守るように。
[少しだけ眼を伏せるように閉じた。]
/*
どれくらいルートが
きずついてるかわからないので
だきしめたいですよ?
ウェルシュともう一回対話があるといい 兄バレ
いわゆる あにばれ
ルートヴィヒがこれだけ追悼するのはナネッテだけ。
ジルが先に死んだら?
闇落ちするから追悼ロールないよ。(真顔
そうだ、フィー。
[軍議が終わった後、ふと思い出してフィーの姿を探す。]
クラウゼヴィッツ家から預かった財貨は、
武装と食糧の調達に使って欲しい。
特に、食糧と薬の類は多めに。
途中の村へ、援助できるくらいだとなおいいな。
軍旗は良いな。
将兵の心の拠り所となる。
[直ぐ側に控える従者に声を掛ける。その手には彼女のやはり真紅の兜があった。そして彼女達の周囲には山燕の旗が翻っている。彼女達自身の旗はない。一度たりとも旗を持った事はない]
王女も赤が好きか。気が合いそうだ。
しかし野陣でトレビュシェットを見せ付けるとはな。
弾についての様子は探っておくか。
[鉱山から運び出した岩石あたりがそのアテか、どれほどの大きさであるかによって無視を決め込んでもいいと考えつつ軍に混ざった**]
―出陣時/砦―
[布陣を敷いた後、戦場において。
赤地に白薔薇の旗が翻る。青地に槍花車のしるしは、
ジルの青いマント留めに煌く。]
白き薔薇の元に集いし、誇り高き者たちよ。
見よ、反乱の兵は動き始めている。
彼らこそこの地を乱すもの。
我ら今このときより刃であり
そして堅牢なる盾である。
我らの背には王都、
我らが都を踏みにじらせてはならぬ!
守るべきは民であり、
守るべきは誇りである。
忘れるな。
天に戴く太陽は真に我らと共に在る。
天に太陽はひとつ。
王になるのはただ一人
―――我ら、この旗の下に!
[――赤と白薔薇の旗を振り上げる。
厭う薔薇、それを象った紋章。
真実を知るのは、己と、ルートヴィヒだけ。
数多を欺きながら 織り交ぜる、真なる祈りと願い。]
“戦いを終わらせ、
真に平穏と秩序を敷くために!”
[青のマントを身に纏い、
高らかにリアンダール候は、*謳いあげた*]
― 軍議 ―
―――…承知。
[ウェルシュの決定に頷いて、
立て掛けた三日月斧を手の中に戻す。]
連絡、監視………後はまあ、偵察も兼ねるか。
俺の所の副官の名はエーヴァルトと言う。何かあれば走らせることもあるだろう。
確認しておきたいのが、各所の動きだ。
こちらは北上して王女の布陣場所へ直接向かえば良いのかな。
近隣にサクラで仕込んだ100余名は、どうする?
例の噂もあってか予想以上に応える声が多くてなあ、大分増えていると報告を受けているんだが……道々で、王子の軍に合流させるよう促すのが早いだろうか。
[経路によっては王子自ら回収も可能かとも思うが、
最終的なルートを頭に叩き込んでおきたいと、問う。]
[――過ぎる。訴えかけるウェルシュの顔。
絶対の拒絶を突きつけてなお、そのように。
葬った彼の友といい、お人好しが過ぎる。
剣聖の剣は、墓標が如く彼のなきがらに捧げられた。
ジルは知る由もない名――“無垢なる片腕”は嘆いているか。
或いは終わらせるために切り伏せることを望むか。
されど主を失った剣は謳わない。]
[葬られた真実に気づけば
どうするのだろうか。そんなもしもの話。]
――――…知らずとも、良いことだ。
[あの時の言葉をもう一度、
誰にも聞こえないほどの声で、呟いた**]
― フリート村 ―
[こちらへと来る前にトレブシェット型の投石器をお目見えした。
岩は大きいの一つではなく散弾のように空から落とすほうが詰むのも野戦においても便利だとはいっていたが、どこまで技工を高めれていたのかは定かにあらず、凪の森を超える際に起きる戦について思考したり。しばらくシェイに個人鍛錬個人授業をした後休息していれば、王太子派の決定>>380を聞く。
シェイに伝令役として置いてきた兵に、『共闘の受諾と将の交換について了承をもらった。北上に合わせるようにしてこちらに頼んだ兵を寄越してくれ。俺はしばらくここにいる。また何か決まり次第、細かく連絡をする。』と伝えさせにいった]
― 軍議後 ―
先遣隊は森へ進行。
任務は主に3つ、かつての根城だった砦の確保と整備、その後方に補給物資の集積地を築く、あとは今からいう道の再確認。
スムーズに道案内できるように、ちゃんと踏破するんだよ。
これら以外は基本的に封鎖して迷路にしてしまうように。
……まぁ住んでる狩人や木こりや隠者が文句言ってきたら、侯爵軍が森に火を放つおそれがあるから近寄るなとでも言っときな。
1:縦断路の南入り口から中央まで。
そこから先は障害を設置しているはず。(>>3:391)
2:1から根城まで
3:森の南から根城まで
2が進行・輸送用、3が撤退用と使用を限定する。
何かあったとき混乱で動けなくならないようにね。
4:根城から森の北まで
王子救出時の。奇襲や陽動で峡谷を狙うことを想定。
5:根城から森の西まで
これは王女への派遣する部隊との連絡用。
6:根城から森の北北西まで
7:根城から森の北西まで
これがリアンダール侯軍への強襲用ルート
どちらを、あるいは両方使うかは戦況次第
[義賊団と一部の工兵がまず装備を整えて森に入っていった]
― 軍議後、追記 ―
……ん、わかった。
勝たねばならない戦いだけれども、勝った後のために立ち上がってくれたんだから、終わった後のことも考えてやらんとね。
[ウェルシュからの命令(>>393)にはほんの少し間をおいてから頷いた。
調達はすでに進めていたが、分配まではあまり考えていなかった。
頭の中で多少の修正を加えながら手配することになるだろう。]
― 軍議:ジェフロイへ ―
近隣の村に潜んでもらった者たちは、
本隊の方で回収できるだろう。
本隊は、一旦真っ直ぐ北上して、
鉱山側から凪の森へと入る予定だ。
[ジェフロイ(>>401)に答えて、進路を指し示す。]
ただ、きみの隊をあちらに合流させるのなら、
頭数は揃えておいたほうがいいかな。
檄文の到着を待たずに、さっさと出立してもらってもいい。
― 回想>>3:587 ―
[ふとよみがえる記憶は、一面赤に埋め尽くされたメリオール勢を見たせいかは知れなかったが。
イングリッド。
あの日は、気づかなかった。
上質の衣服に身を包む彼女が、なぜ苦しい表情をしているのか、思うこともできない時分の話]
[自分と言えば、いつまでたっても見つからぬ懐剣の持ち主を想い、また満足にこなせぬ軍事訓練と、思い通りにならぬ日々にささやかな失敗が心を折る、その一歩手前にあった。
ひどい顔をしている自覚があって、一層ひどい顔をしていたはずだ。
彼女を見つめたとき、自分は驚いた顔をしていただろう。相手に負けぬくらい。
そして驚かなければ、泣いていただろうと思った。だから少しだけ、感謝もしている]
他の人間の存在を一瞬消し去るほどに、相手を見つめて――先んじて笑って見せた。先に笑えた方が勝ちなのだと言わんばかりに口元を曲げて。それから]
[伝わったのだろうか。
伝わらなくてもよい気もしている。
懐剣の青い宝石が、赤を吸い込んだような色の瞳の持ち主。
こうして敵味方としてあるのに、思い出すと口元をゆるめてしまう、そんな記憶*]
―――ああ、
[思い出したように足を止め、体ごと振り返った。]
そうだ、実は王子やユーリエと別れてすぐ、俺宛てに使者が来たらしい。王子に助力をする以上目通りは出来ないと連絡員を介して伝えたが、念のため耳に入れておくべきかと思った。
では、準備に入る。
武運を。
[場の面々に一礼し、軍議の場を後にした*]
/*
ん、王子の思惑とずれたかな…?
急いで打つと打ち落とし多くて伝わっている気がしない…!
有志は有志で回収し、
サクラの働きで増えた分は王子の処に送りたい、そんな話。
細かい打ち合わせをしなきゃならんわけだが…あちらもそれように作戦を考えているだろうしな。
[挟撃するという話はしたが、あちらのほうが凪の森については詳しい。
ルートの選定、もしくはもっと別の手を考えるかもしれない。それをあまり口出すつもりはなかった。こちらにはともに戦う時には王太子に力を尽くすといっている以上、その旨はあちらにも伝わってることだろうと思うが]
(しかし…甘いな。)
[王でありながら、昔は将軍だったとはいえ、ここの国の身分では客将という微妙な立場であり、元は単なる放浪者を、友>>338というとはと。
最もその人となりこそがこの村の状態なのだろう。]
(リアンダール候は兵力において優っているが、この民の支持という武器はでかい。
後はどれほど自覚があるのか…平和という二文字は薬でキメタようにテンションがあがるが、その後一気に脱力することもあるわけだが…)
[そういう意味ではやはり興味がある。いずれ>>340という時間がくればよいものだ。
だがこの現状だけみると、もっと時が進んだ後であるならば、王女、更にはリアンダール候にとっての脅威はむしろ――]
/*
見えてると思うけれど
私はウェルシュ陣営勝利方向が
熱いなあと思っているのでした。
王国軍が落ちた後で反乱軍同士つぶしあいもなんか?
と思うので、イングリッド先落ちでどうだ、と
思っているのですがどうか。わからないが。
― 噂話とか ―
[以前からちょくちょく聞こえていたもの。
無視し続けていたが、気にかけたらしい者から相談された。]
うちに参加している盗賊が暴れてる、ねぇ……無視でいいよこんなの。
[盗賊が暴れたとして、被害に被るのは村人。
しかし村人にとってその盗賊に怯える毎日だったのが、王太子の旗揚げによってその脅威が無くなった。
村人たちからみて自分たちにもっとも身近なものについて確証があるのだから、そんな噂は長く続かないと。]
[次の案件は急な話。民兵が滞るのではという懸念(>>374)]
シスター……?
あぁ、あれか…………無事に埋葬されたんだな。
[この村で殺されたというのが正しいのなら、該当者はあのときの暗殺者しかいない。
それならば確かに太陽はここではない。
……あれ以来、神殿とこの至近距離なフリート村でたいした動きがない。
神殿全部が敵なら、暗殺が露見したらもっとなりふり構わないはずだ。
それがわざわざシスターだと明らかにした上で流言を用いるということは、神殿自体は動いていないと見える。]
……これも気にすンな、これ以上大きくなんないよ。
暗殺未遂が明るみに出たら困るのはあっちなんだし。
[特に痛手な表情を見せず、書類を投げ返した。
対立構造が明らかになれば、民兵への応募を自重するようにという要請は政略によるものと白状するようなもの。
嫌がらせにはなるが、本格的になるのは神殿側のほうが望んでいないのではないかと踏んだ。
信仰心という曖昧なものが武器である宗教が、はっきりと線引きしてくるとは思わなかった――手法で言えば王太子への名声もまたそうなのだが]
[シェイが伝令を終えたところで戻ってくると立ち上がり]
忙しいところ申し訳ないのだが、マイユマート義賊団の頭、ダーフィトというものに会いたいのだが、どこにいるか知らないか?
[凪の森を抜けるならば彼から話を聞くのが最も大事だ。監視という名目もあるが、そこを進む以上は彼の先導が必須であった。]
しかし…テオドールのとっつぁんが…な。
[負傷したと聞いた。戦列に加わるのか。そうじゃないのか。それは戦況という意味合いと個人的な意味で、気になるところではあった]
[自分への指名(>>418)にちょっと肩をすくめた。
マイユマート義賊団の頭という呼び方に肩苦しさを感じたかもしれない]
ヴェルナー将軍が?
……いいよ、どこにいるんだい?
[呼んでこい、とは言わなかった。
しばらく経てばヴェルナーがいるところに現れるだろう]
― 時は流れて:出立の朝 ―
[朝靄の立ちこめる中、
民兵たちが村の門の外に整列している。
これまで武器を持ったことの無いものも多い。
戦いとは無縁に生きてきた者たちがほとんどだ。
しかし、テオドール将軍による調練を経て、
そして、これから戦いの途に赴くのだという自覚を得て、
戦う者としての顔で、並んでいる。
そんな彼らの前へ、馬に乗った王太子が現れた。
身につけた軍装は緑。
背後に翻る旗は、軽やかな緑を染め抜いた、白の薔薇。
水を打ったような沈黙の中、王太子は、静かに口を開く。]
お。あなたがか。
[一目で、他のものとは違う気配を纏う者が現れたこと>>420に件の人物であると知る]
お初にお目にかかる。ヴェルナーと…いや、やめた。
[なんとなく相手を見て、硬く振舞っていた口調をやめる。
とはいえ見下すというのでもない。単に相手からしてそれは堅苦しいだろうと思ってのこと]
ヴェルナーだ。嬢ちゃん…王女のところで客将をしてるわけだがしばらくこちらで世話になるんでよろしくな。
そして早速だが今後の…北上についてのことを聞きたい。
なにせこっちはあの嬢ちゃん王女と護衛長が一方的にこうしたいとしかいってないんでな。
[大げさな身振りで肩をすくめながら聞く]
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