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[ケルコムパイロットの失速域からの立て直しの見事さ、正面から突っ込んだときの冷静さ等を口にして言葉を切り、一同の顔をぐるり見渡せば]
――――……。
[居並ぶ中隊メンバーの顔に浮かぶのは不敵な表情。
好敵手の出現に興奮を隠せないようだ。
やがて口々に意見を述べ、対ケルコム空軍の機動研究に熱が入り始める]
……これは指令殿。
わざわざ御足労頂くとは。
[暫くして、中隊長レヒネル少佐の声に一同の視線がブリーフィングルームの入口に向けられる。
そこには東部戦闘航空団指令でもある、鴇色の髪の空軍副指令の姿があった>>425]
― ケルコム・広場 ―
[会議の場を辞して、ケルコムの要人や軍の関係者らの施設が立ち並ぶ一角から少し離れた広場に向かう。
ベンチに座って包みを開けば、出来立てのサンドイッチが顔を覗かせた。端を小さく口に入れ、先刻の会議へと思い馳せる。]
案の定……だったけれど、
[度重なる飛行場での出来事には、ベクトルこそ違うものの過激派も穏健派も不快感を示した。
過激派はシリーへの不信を声高に叫び、何らかの実害が出た時は報復すると公言する者すら出始めている。
一方、穏健派は軍の上層部へとお叱りに向かったようだ。シリー側の機嫌を損ねるようなことがあっては困る、と。
今までもこういった報告例が無かったわけではない。 しかし今回は、自身やお偉方が目撃してしまったことで、これまでのニアミスや挑発行為の報告とは異なる受け止められ方をしたらしい。
会議の後、忙しなく響いていた靴音がちくりと胸を苛む。]
[穏健派から軍の頭へ。
軍の頭から、隊長格へ、そして小隊へ。
今までよりも強く、周知徹底が促されるのであろう。が―――
軍の内部に戦争への決意を強めている者が居れば、表面的な叱責に意味があるとは言いがたい。却って反発を呼ぶかも知れない。]
ブルムダール老、カールソン殿は、
一体、軍に何を働きかけて…。
[正午を告げる鐘が鳴り、視線は鐘楼へ。
事の次第を報告した曾祖母は、高い声で笑った。
どこか満足げな笑みすら浮かべ、自身を射抜いて。]
“挑発行為に即座に応戦しようとするとは、なかなか有望株じゃないか”…なんて、ばばさまったら。
…………、……。
[空を舞う三機を想えば、ふと視線は空へ。]
[小さな子供達の笑い声が響く。
思考を切って、広場の先を眺めた。]
子供は…無邪気だね。
あの頃みたいに、何も考えずに外を歩ければいいのだけれど……
君のおばあちゃんに出会ったのも、もう随分昔のことみたい。
[今は飛行場の一部となっている、嘗ての遊び場を想う。
膝の上の仔兎を撫でれば、毛玉はくるりとした瞳を向けてきた]
片割れの子孫は今、何処にいると思う?
ケルコムの農場、それともあの高い山……
もしかしたら空の上で飛行機に乗っていたり、するかも。
[くすりと笑って、掲げた指の先は―――鈍色。]
―シリー軍・東部戦闘航空団基地―
[東部戦闘航空団指令の肩書きを持つ、
マリエッタの来訪は職掌上ありえない話ではない。
それでも第7中隊を軍高官――ましてや指令級の要人が訪れることは相当に珍しい。
マリエッタの来歴や貴族としては
些か過激とも取れる言動は伝わっていたし、
専用の滑空機を駆る技量や美貌は著名であるため、
彼女に向けられる中隊員の視線は、なかなか複雑なものがあった]
― 軍駐機場 ―
[買ってきた荷物を自宅の工房に放り込んで、
そのまま駐機場へと向かう。
新しく手折ったナナカマドの小枝を見るに、
思い出されるは、奴のこと。そして、]
アマンダ、ヘンリエッテ。
お前達が、もし生きているのなら…
[あり得ない、と理性は告げる。
あればいい、と感情が願う。]
[じゃらり、と胸元から鎖を引き出し、
先についたロザリオを眺める。
ひっくり返せば、『Viel Gluck』の刻印。
彼女と揃いで誂えたもの。
息子が生まれれば、譲ろうと話していたもの。]
…詮無き話、ってやつか。
[呟いて、ロザリオをしまい込んだ時、
目の前に見えてくるのは、空軍旗艦、エアリエルの偉容。]
「カフコヴァ中尉、指令殿にご報告申し上げろ」
[>>426マリエッタの問いを受けた中隊長の指名に応え、
アルバトロス――敢えてケルコム機とは口にしなかった――との遭遇状況、収集したデータを告げ
『どうだった向こうのあれ』との言葉には、
マリエッタの瞳をじっと見詰め]
――――有態に言って、相当手強い空軍に
仕上がりつつありますね。
[手強いとは思うが、負けるつもりなど一切なかったから
率直な感想を口にした]
― エアリアル号前 ―
ほれ、届け物だ。
こっちは、アイアン・マーズの悪がき共に。
[整備の兵に手渡したのは、
今度、新たに取り付けられた、最新式カノン砲の運用資料]
所詮はでかいだけの虚仮威しだが、
威力も音も派手だからな。式典用にはうってつけだろうよ。
そういや、酒場の若造は、もう来てるのか?
久しぶりに、一杯飲んでいくか。
[そびえ立つ巨艦を見上げて、目を細める。
あいつの親父と一緒にこの船を造ってから、
もう何年になるだろうか、と思索を巡らせ――]
―――あの頃の仲間と、あいつの親父と、
皆で掛かれば、どえらいもんが作れただろうにな。
ああ、年を取るのは嫌なもんだ。
[ほんのりと浮かぶ寂しげな色を振り払い、
肩を竦めてエアリエル号の搭乗口へ向かった。]
/*
びっ…………くりした……!!
箱の近くに戻ってきたら、液晶が点滅しているんだもの。
恐らく接触が悪かっただけみたいだけど、焦りました。
/*
東部戦闘航空団の定数設定は、自己満足設定なので灰にのみ落とします。灰をご覧になった方は笑い飛ばして下さいな。
東部戦闘航空団(JG Ost)
第U飛行隊(U.Gruppe):第3滑空機中隊(Jasta 3)/ 第7滑空機中隊(Jasta 7)
第X飛行隊(X.Gruppe):(編成中)
中隊定数は18機(四個小隊+中隊長・副長機)で飛行隊(大隊)定数は36機
戦闘航空団の本来の定数は三個飛行隊(六個中隊)及び航空団本部付きを含め、約120機
従って36機+αでおよそ50機しか保有機のない東部戦闘航空団は極端な例だが、他の戦闘航空団も定数を割り込むことが多い。
特にJG Ostが定数を大きく割り込んでいるのは
『1.ケルコム軍に対応すべく、急遽空軍の所帯を大きくしたためパイロットの育成が間に合わない』『2.Jasta 3を前線に出さない口実にするため』『3.空軍指令に対する、一部空軍本部要人と貴族による牽制』
等の理由が挙げられる。
関連する話で、カレル・イェスタジャーブが空軍パイロットに登用されたのは、ケルコム空軍創設によりパイロットの定数増加の必要を感じた空軍本部が辺境区の人材を登用するためのテストケースでもあったとの話もある。
イェスタジャーブが優秀な軍人たり得たことは確かだが、政治的配慮がなければ彼の登用は無かったかもしれない。
[正式な軍人ではないが、軍属ではあり、
ある程度、行動の自由も利くのは、
PIT他の整備を手がけている故。
顔なじみの兵と挨拶を交わしながら、
エアリエル内にある海鷲の巣亭へと向かう。]
おお、若造。いるか。
なにか、軽いものを頼む。
[海鷲の巣亭の扉を開け、
ゲオルグの姿を確認もせずに、声を掛けて、
手近な席に腰を*落ち着けた*]
JG OstがJasta 3とJasta 7 で構成されるのは、技量の優越するJasta 7を配属することで、定数を大きく割り込む団の戦闘力を向上させるのが目的であり、中隊メンバーが僻むように『Jasta 7を貴族中隊の小間使いにするため』ではない。
また、練度や士気に問題があるとされがちなJasta 3ではあるが、問題意識と適切な技量を持つ隊員が少なからず存在しており、隊そのものの戦闘力は決して低くは無い。
悪目立ちするJasta 7と比較されることで、割を喰らっている側面もあるのだ。
/*
……以上、東部戦闘航空団に関する脳内設定垂れ流しでした。
どん引きされてたらどうしようと思いつつ、このコーナー終わりっ!!
/*
ちなみにWWUの独空軍がモデルなのは、指令官兄妹の姓がドイツ系っぽいのと、マリエッタの設定にルフトヴァッフェとあったのでつい、悪乗りしました。
るがる4が仮に議事国開催なら、人物の名前がイギリスベースなので、RAFをモチーフに悪乗りするわけですがw
― 執務室 ―
[ノックの音と声に書類を見ていた顔を上げた。]
入れ。
[そう言えば、リヒャルトとミヒャエルが二人で執務室に入って来たか。]
俺が言いたいことはわかるな?
[無表情に淡々と言葉を紡ぐ。]
お前たちは子供じゃないし、わかってるならいちいち言わんし、気持ちはわからんでもないから言い訳も聞かん。
[椅子から立ち、手を後ろに組んだまま、二人と場所を隔てていた机から離れ、わざと靴音を立てて二人に近づく。
組んでいた手を離し、拳骨を形作り、二人の頭を一発ずつ殴った。頭蓋骨は硬いから、案外殴った手の方が痛かったりするが、表情にも態度にも出さず。]
以後、軽はずみなことはしないように。
[謹慎くらいさせなければ、穏健派が煩いだろうが、馬耳東風と聞き流すつもりだ。
制裁を終えた時、ベルティルデが執務室へ来た。]
二人とも、部署に戻れ。しばらくは飛行機で飛ぶ許可は出にくいだろうことは覚悟しておくように。
[戦争でも起これば、それどころではなくなるだろうが。現状、その予兆は見られない。]
で、何の用か。
[椅子に戻ってベルティルデに声をかけた。]
── 旗艦 <風の精霊(エアリエル)> 号 艦橋(ゴンドラ) 司令室 ──
[墜落したジンマーマン機の救難に向かったLS-29の護衛にあたっていた第7中隊から、「ケルコム空軍機」との遭遇の報告があがってきていた。]
ジンマーマン少尉の家族に弔電と花を送る手配を頼む。
[少尉の殉職に対する補償の書類にサインをし、墜落によるケルコム側への賠償にも許諾を与える。
補償はとにかく、賠償額はフェリクスの感覚からすればさして高いものでもない。
それだけ、ケルコムの通貨が弱いということだ。]
現場にケルコム空軍が偵察を送ってきたか。
彼らの領内だ、干渉はできんな。
こちらからも、人道的派遣の旨はあらかじめケルコムに通告してあったのだろう?
ならば、問題はない。
[フェリクスが「ケルコム空軍」と呼ぶとき、その口調には皮肉めいたものが混じる。
空はシリー空軍が守ってやるというのに、型落ちの滑空機をありがたがって集め、「軍」とまで称するのは子供じみていると。]
[サインのインクが乾くのを待って、副官へと指示を出す。]
式典を前に多忙な時期ではあるが、ジンマーマン少尉機の墜落原因の究明を疎かにするな。
機体の整備に問題があったのか、少尉の運転に問題があったのか、あるいは──
意図的に引き起こされた「事故」である可能性にも配慮せよ。
それと──報告にあがっている「ケルコム空軍機 = コードネーム : アルバトロス」の詳細を知りたい。
…プロペラ機、だと?
[内燃エンジンの噂も聞き知ってはいたが、うるさくて重い小型機体など、オーニソプター以上に趣味のものだと認識している。
少なくとも、フェリクスの美学では認められないものだ。]
風とともにあってこそ、空の民。
空を突き抜けて飛ぶなど、強姦にも等しい…
アルバトロスと遭遇したパイロットをここへ。
直接、話を聞こう。
[と、命じたところで、「すでに東部戦闘航空団長が事情徴収に向かっております」と返された。]
…マリエッタが?
相変わらず、コマドリのような素早さだな。
わかった、そちらはマリエッタの帰還を待つことにする。
/*
あうしまった、ある程度の権限が無いといかんとも動きにくい。
英雄陣営をまとめて下さっているギィ様の邪魔にならずに、シリー側のアプローチをさくさく受けるには……
いちいち国のTOPを通して描写すると、私自身もまだるっこしいですしテンポ悪いですよ、ね。
………やっぱり、ばーちゃんに死んで頂こうかしら?(小首傾げ
― 機銃砲座・横、廊下 ―
R『……6…7……8…9……70!
いーっち、にぃ〜、さん〜…』
オラオラぁ、へばってんじゃねぇ!
人間、最後は自分の身体しか頼るもの無ぇんだ!
気合入れんか!
S『は、はいぃ………しぃ〜、ごぅぉ〜っ……』
A『まったく、とんだとばっちりです……とほ』
[空軍の砲手が腕立て伏せをやる必要があるかは意見が割れるところだが、アイアンマーズでは体を鍛えることに積極的だった。]
終わらんとメシ食えねぇぞ!
……んっ?
(――カッ!)
[踵を鳴らす音が響き、若い衆を蹴り飛ばしていた隊長がピッと姿勢を正した。
腕立て伏せをしていた新兵は、誰かが来た(>>373)のかとふと見上げると驚いて動きが止まるぐらいの、芯のある敬礼を目の当たりにして動きが止まった]
誰が休めってった!
続けてろボケぇ!
[即座にカミナリを落とされた。
本来なら100回で1セット終了の予定だったが、空軍司令の前で小休止をとるわけにいかないので、エイルマー以下3名は、フェルクスが立ち去るまで腕立て伏せを延々と続ける羽目になった。]
明日、大砲の点検と調整を予定しています。
弾薬の受領は補給と調整中といったところです……特に問題はありません。
実弾撃たなくともだいぶ刺激すると思いますがね……ま、命令通り任務遂行いたします、と。
[礼砲について思うところはあったがそれ以上は口にせず、もう一度姿勢を正して後ろ姿を見送った。]
/*
>>444
[ドアをノックすると、ちょうどリヒャルトとミヒャエルの二人が執務室を出るところだった。作業着に沢山のオイルを滲ませたままの格好で、執務室に入り、二人のパイロットを真顔で見つめた]
入ります!
[二人が部屋を出ると、部屋の外にも聞こえるような大きな声で]
どういうおつもりですか!?二人にあんな無茶させて?
[フォン・フリーゲンベルク令嬢の実物を最初に目の当たりにしたとき
まだ小娘としか言いようのない年齢の彼女が、シリー空軍副指令 兼 東部戦闘航空団指令を名乗ることに対して
世の中の不公平さやら憤りやらを感じる以前に、先ず呆れてしまったことを覚えている]
「……あのお姫さん、相当な跳ねっ返りらしいけど、
貴族のお嬢様のアクセサリにするほど、俺らのボスの座ってのは軽いのかね」
[隊員の誰かが自嘲気味に呟いた言葉に、中隊の誰もが頷いた]
[――――お飾りのように扱われていた、彼女への意識が変わったのはその年の戦技競技会における、模擬空中戦のこと。
マリエッタが出場するというので、
女性仕官であるシュテラが相手役を勤めることになった。
表向きは接待であったけれど、空軍本部への面当てに
お姫様の鼻っ面をひっ叩いてべそをかかせるよう、中隊長からの暗黙の指示と同僚の期待があったのだ]
……多少はお姫さまにも、
華を持たせた方が良いですかね?
[そんな余裕は、Peach-PIT――当時は何てふざけた機体だと不快さすら感じたものだが――の挙動を見た瞬間、見事に吹き飛ばされた]
[結論から言えば、マリエッタ・フォン・フリーゲンベルクの腕前は本物だった。
高貴な生まれと美貌、そしてパイロットして優れた技能――若くして何もかもを持つ彼女に
パイロットとしての技量以外に何も持たないシュテラが
生まれ持つものの不平等さに何事かを感じても、それはある意味自然なことだろう]
[何も含むところはない――少なくともシュテラ本人はそのつもりだったが、地上に降りた後、腕を組み仁王立ちで空を見上げ
第3、第7中隊の猛者たちと戦技を続けるPeach-PITを睨む姿は恐ろしくて、声をかけられなかったと後に同僚から笑いと共に打ち明けられた]
――――……。
[確かなことは、この日以来シュテラを始め、東部戦闘航空団の隊員は複雑なものを抱えながらも、パイロットとしてのマリエッタには一目置くようになったということだ**]
― その少し後 ―
[腕を休めている部下たちに対しじゃあ腹筋をやれと命令し自分も付き合っていると……マリエッタが姿を表した。]
よぅマリちゃんイラッシャーイ。
おい新入り、茶でも淹れろ!
S『は、はいっ!(うわ…あの子だ、やっぱり可愛いなぁ……)』
A『あ、どうもこんにちは、プリンセス』
R『くっそっ、新入りめ1人だけ腹筋サボりやがってコンニャロー!』
[妙齢の女性の足元で腹筋することに罪悪感が無いのか、自身も続けながら応対]
[小言やらねぎらいを受けるがまとめて笑い飛ばした。
そんなもの意に介さないとばかりに。]
ガハハッ、細けぇこと気にすんな。
貴族のお偉いさんなんぞ俺たちにゃ関係ねぇ、椅子でふんぞり返るのが仕事な連中はそうしてりゃいいんだよ。
[半身を起こして砲座の方を指さして]
だがな、あの砲座は俺たちアイアンマーズのものだ。
こんなシンプルで安っぽい消耗品な命でもな、俺たちはここにいるんだ!
ここだけは誰にも譲らねーし、ここ以外がどうなろうと知ったこっちゃねーよ。
[最後に、マリエッタのお尻を指さして、とんでもないことを言った]
ガハハッ!
俺に言わせりゃ堅物なのはおめーのケツぐらいなもんだ。
礼砲はキッチリやるから楽しみにしてな!
/*
とりあえず、ここは。
ときめいておけばよい所と判ずるっ!
[おちつけ]
……てー、ボケてないで、雑事片してこよー、自分。
後、やっときたいのは歌ネタか、なぁ。
……今から作詞する、の、か?
いや、やり易いメロディラインだけど、あれ。
そっちは、間に合ったらやるー、程度でいっかぁ。
[お茶を淹れてきた新兵がカップが乗ったトレーをマリエッタに促す。
間近で顔が見られるのがよほど嬉しいのか、顔が紅潮しているのがよくわかる。]
S『あ、あの…その……よかったら、えっと、君、の名前を聞か……』
M『おぃおぃ、あいつマリエッタ口説く気だぜ?』
A『素晴らしい、新入りくん大物ですねぇ』
R『こりゃあ当分知らねーままのほうが面白れー……あ、言っちまいやがった』
[残念ながらロニィの期待は裏切られることになった。
さすがにフルネームで名乗られてはさしもの新兵も気付かないはずはない。]
>>457 ギィ
そうです。機体の管理は私の仕事です。
昨日みたいな空中戦を繰り広げられるほど、今の機体は完成されてません。今度同じ事をやったら、機体の安全性、パイロットの生命は保証できかねます。
それを一番ご存じなのは、少佐ではありませんか?
[最初の怒号からは打って変わって冷静な口調に戻った。
ギィの屁理屈には慣れていた。そもそも、ここ(軍)に彼らを連れてきたのは、この少佐である]
たとえ、挑発があったとしても、そこは抑えるのが上司の仕事と心得ますが?
[話が終わり、マリエッタが優雅に踵を返して立ち去った後も、新兵はショックで硬直したままだった。
トレーを落とさないようにとエイルマーがそっと受け取って隅に置くと、また床に仰向けになり、性格の悪い提案をした]
A『お二方、腹筋終わるまでに新兵くんが我に返るか晩ごはん賭けません?』
R『ギャハハッ、ぜってー腹筋が先だっつーの』
M『3人とも同じ方張ったら賭けにならねーだろ……筋トレに熱入るならいいか』
[――結局、新兵は淡い思いを打ち砕かれた上、知らない賭けで1人負け扱いにされて4人分の夕食代を支払う羽目になった。
踏んだり蹴ったりである。*]
― 数週間前の(回想)自宅 ―
[共栄100年記念式典のことを知ったのは新聞−羽風新聞−であった。その、シリーの新聞は、亡き父が新聞の名前を気に入って購入を始めた新聞である。亡き後も惰性で時々買い続けているようだ。配達に日にちを要するのであろう。若干日付は古い。
最近は開発室と整備場の行き来で手一杯で、世間の噂もニュースも耳には入っていなかった。
久しぶりの休暇をもらって、遅い朝食をとろうとしていた時に、ちょうどその記事が目に入った]
共栄…かぁ…。
[平和が続くのは幸せなことである。これが200年、300年と続くといい。そう心の中で思った。
しかし、この式典を巡って、両国で政治的謀略や、様々な思惑が交錯していることは、ベルは知らない。
ましてや、自分が今開発している物が、やがて両国の火種になっていくという運命には、まだこの時は気づいていない]
あれ…?これ…?
[新聞に掲載されている、シリー側からの式典出席予定者一覧のトップに写真付きで紹介されている男性が一人。フェリクス・ヴェンダーヴァルト・フォン・フリーゲンベルク。肩書きはシリー空軍総司令官。
しかし、写真を見るに、どう見ても、あの人にしか見えない。他人のそら似にしては、似すぎている]
まさか…ね。
[しばらくの間新聞を片手に固まった。勘違いであると思い聞かせようとするが、思えば思うほど、それは確信に変わっていった]
そう言えば…。
[ふと思い出したのは、羽風新聞の記者から取材依頼を受けていたこと。友人を介して、飛行機に関する取材をしたいとの申し出があったのだが、マル秘事項ということで、一旦断りを入れてあったのだ]
連絡とれるかしら…?
[取材申し込みの際に仲介してくれた友人に会いに、自宅を出た。果たして、羽風新聞の記者にはコンタクトはとれるだろうか。もしとれるようなら、フェリクスの写真を見せてもらえるよう打診するであろう]
― 数年前ある日(回想) ―
[その行き倒れそうになっていた青年を最初に見つけたのは父であった。まだ父が健在の頃である。ベルがまだ少女と呼ばれていた頃。
その青年はフェイと名乗った。高貴な顔つきからとても放浪の身には見えなかった。フェイは助けられたお礼にと、しばらくベルの自宅に逗留し、自宅の手伝いをしてくれた。また、ベルに勉強を教えながら、世界を放浪していたときのエピソードを語ってくれた。ベルは毎晩、フェイが語ってくれる世界の景色や文化、人々の暮らしに、熱心に耳を傾けた。やがて、その青年はベルにとって、初恋の人となった。
しかし、しばらくしてフェイとは別れを告げられることとなった。またケルコムに来ることがあれば…という言葉は、遂に果たされることはなかったのだが]
― 海鷲の巣亭 ―
よぅ大将、いつものヤツな。
メシも適当に頼むぜ。
[部下たちを連れてテーブルを1つ占拠すると、極めてくだけた注文を告げた。
マスターと特別仲がいいわけでもないが(主に悪い面で)顔が知られているということと、出されれば何でも食べるので具体的な注文が必要なかった。
予算については階級章を見ればだいたいの額に収めてくれる。
というかメニューや財布の中身を見ながら決めることが性に合わなかった]
S『うっ……うぅ……』
[俯いて嗚咽を漏らしている新兵に怪訝そうな視線が向いているのに気付くと]
あ、こいつか?
俺のところの新入りだ。
……ちょっと凹んでるだけだ、酒かっくらってパーッと騒ぎゃ治るだろ。
適当に飲ませてやってくれ。
[もちろん何があったかは第三者が知る由も無い……が、このアウトロー集団に配属になればこうなるのも無理もない、という印象があるかもしれない]
A『さ、今度は新入りくんが何上戸かで賭けませんか?』
R『えー……俺っち、ものすごーくイヤな予感がするんスけど……これ賭けのタネにするのヤメね?』
[ギィの言葉>>466に、待ってましたとばかりに]
では、少佐の責任を果たしていただけませんか?
先日来よりお願いしておりました、エンジン開発に関するスケジュールの先延べ及び、予算の追加、さらに人員補充をお願いします。
開発室のメンバーはここ数週間まともに自宅に帰っておりません。開発だけでなく、昨日のようなスクランブル帰投時のメンテナンスも請負い、体調管理もままなりません。
それと、開発に必要な資材の購入が先送りになっているのも解せません。部品がなければ、組み立てもできませんし。
あと、人員についてですが…。
[と、ようやくここで一息ついて]
どうして、人材をお隠しになるのですか?せっかくの逸材を第三分室になんか配属されているのはおかしくないですか?
[少々謎かけのような質問であったが、少佐は意味が分かるであろうか?ここ最近のオクタヴィアの噂は、少佐の耳にも入っているのかどうかを確認したかったのだ]
■業務連絡 / 役職について
全員の入村を確認致しました。
改めて、よろしくお願いします。
役職についてですが、立ち位置等を見るに、アデルに共鳴ログがあった方が、良いように思われます。
負担面で問題なければ、共鳴者枠を増やしますので、アデルの方は、共鳴希望で入り直して頂けますか?
その他の方は、今一度、役職希望に間違いがないかご確認ください。
0:30に最終的な役職確認と、村設定変更をして、
次の01:00から第一日目スタートとなります。
/*
ゆるゆるとON。
なんてまったりしていないで、さっさと地上に顔を出せって?
一応、中身隠しにチャレンジしているわけだよ。
さりとて、あまり人を待たすわけにもいかんなぁ。
/*
ちなみに、ファルケンマイヤーさん家の名前は、黒い森セットから。
……うん、悩んだんだけど、ね!
わかるひとは笑ってくれ、という事にしておく!
[執務室内で交わされている会話に、興味がないわけではないが。
さすがに、立ち聞きしてまで、というのはなく、その場を離れ]
さって、と。
……どーするか、な。
[飛行許可が下りなければ、昨日の動きを思い返しての訓練をする事もできず。
廊下を歩きながら、浮かぶのは珍しい、と言われそうな思案顔]
― シリー/辺境区 ―
え、ナタリーの店? すぐ近くだよ、トラック無理無理。
誰かにおみやげでも買うの?
[告げられた店の名前に、きょとりとする。
この技師がトラックで乗り付けるのだからきっとなにか大きな資材を買い付けに行くのだろうと思っていた。
ひょこひょこと手招きをすると並んで歩く間に]
え! えェとォ……
[すっぽり忘れた話題を再度振られて、視線が泳いだ]
[笑わないかと尋ねれば、からかうような口調に言葉を詰まらせるけれど。目の前の技師ならなんと答えるか、の興味が勝って]
家って言うか。これ、ここ。
[そっと指さす、シリーの大地。
技師はなんと答えたか、沈黙か。
言う最中から新聞屋の顔は真っ赤になっていって、技師の顔を見たらきっと笑っているんだろうと思ったから、地面を見たまま後は何を言ったか覚えていない]
― 海鷲の巣亭 ―
[軽い食事をつまんでいると、
4人ほどの男達が、どやどやと入ってきた。]
…なんだ、アイアン・マーズの悪たれどもか。
[相変わらず騒々しい、とぼやいていると、
1人女々しく泣いている男に気付く。]
おお、どうした。
また、新入りからかって楽しんどるのか?
[グラスを手に、勝手にマーティン達のテーブルに移動して、
隊長に声を掛けた。]
[ギィの型にはまった返答>>477に、]
わかりました。
[と、あっさりと引き下がった]
では、人員の件だけ、ご考慮ください。仰るとおり、この開発は誰でもできる仕事ではありませんので。
開発は「できる範囲で」なるべく急いで進めます。
では、失礼いたします。
[と、言ってから、踵を返して執務室を出ようと]
― →滑走路付近 ―
……あ、そーだ。
今の内に。
[ふと、思い返すのは、まだ開封していない実家からの手紙のこと]
……待機時間に読んでても、ま、わるかないよな?
[小さく呟いて、自室へと向かい。
机の上に置いたままの封筒を手に取り、再び外へ。
慌しい空気の所以は、噂の式典か。
そんな事を思いつつ、滑走路からやや離れた場所の草地に腰を下ろして。
白の封筒を開いて、『家族』から届いた手紙に目を向けた]
― 辺境区/空き地 ―
それにしても、意外。
[ぱたぱた顔を手で仰ぐ。まだ熱が残っている気がした。
ラルス・クレメンスを独り占めの時間……まあ最後の方はよく覚えていないけど]
ナタリーの店、かァ……あれ?
[立ち去るベルティルデの耳に、重いため息が聞こえただろう。
なにに対してのため息か、...本人が一番わかっていないかも知れない。]
/*
読み違えと裏読みすぎはしてないと思う、よ!
一番ストレートに読んでるつもりだから!
[ここで言っても伝わりません]
さて、どう出して行こう。
……接触しないと、自覚のしようがない気がするんだよなーw
[少佐のため息>>481に、振り返らないまま]
中間管理職である、少佐のお立場は良く分かりますが、パイロットに万が一のことがあれば、私も夢見が悪いですから。責任論は別として。
[とだけ言い残して、部屋を出た**]
― 執務室→整備場 ―
[整備場に戻ると、整備士の姿が見あたらなかった>>412]
あら?みんなはどうしたのかしら?メンテナンスを放っておいて…。
[機体に積み込むエンジンを再度調べ始めた]
ん…?
[エンジンを触るまでもなく、その異常にすぐに気がついた]
なに、これ?
[自分が手で造った物である、すぐにその異常さは分かった。どれも新品同様になっているのである>>416。
自分が少佐の執務室で談判をしている、僅かの隙にこれだけの作業ができるはずもなく]
何があったの?
[異常は異常と感じていたが、徹夜の後の、少佐との談判で精神的に疲れていたのもあり、それ以上追求する気力はなかった]
― 海鷲の巣亭 ―
A『わぉ、新入りくん飛ばしますねぇ』
R『知らね……俺っちぜってー知らねーかんな、部屋に連れて帰るしかしねーぞ、しねーぞ!』
[新兵の急ピッチな飲みっぷりに笑顔で拍手を送るエイルマーと、我関せずと背を向けてちびちび飲んでいるロビィの好対照。
三者三様の姿に、周りのテーブルからの注目も否応なく集めてしまうだろうか。
遠巻きに様子を伺ったり煽られたりする中、グラスを手に移動してくる人物1人。]
あ、クレメンスさんどうもお世話なってます。
ん、あぁこいつですか……久しぶりにシゴキ甲斐のあるヤツが来やしてね。
最近の若い連中はなかなかモノにならんし、すぐ逃げちまうんですが……こいつはチビっと見込みありってとこですかね。
[親指をクイッと向けて新兵を指さす。
こうなっている理由はさすがに説明できないが]
あぁそうそう、資料もらいましたよ。
さっそく明日触ってみるつもりです……はぁ…こんなゴツイ大砲、何に使うんだか。
[紙束をバラバラとめくりながら小さくため息]
……っとに、もう。
ほんと、心配性なんだから。
[義母からの手紙に綴られているのは、生活や、身体の事を案ずるもの。
無理や無茶するな、規律を重んじろ、と諌める文面は、筆跡の堅苦しい義父。
『相棒』の話を聞きたがる弟、霧の上の空の話を強請る妹。
血の繋がりはない、けれど、『大切』な者たちからの言葉に触れる内、片手は無意識、軍装の下の金色へ]
― 海鷲の巣亭 ―
ほほう。しごきがいのある奴、ねぇ。
[かなりのハイペースで酒をあけている様に、
じとっと疑惑の目を向ける。
が、隊長がそう言うのなら、そうなのだろうと頷いて]
おお、それか。
今までより射程と装填速度を向上させた最新型だが、
図面通りの性能が出るかは、まだなんとも言えん。
お前さんの所で、じっくり確認してくれ。
[新しい砲の話になれば、我が子の事を話す顔になる。++]
― 整備場→開発室 ―
[開発室に戻ると、案の定スタッフは地べたや机の上で爆睡していた。誰もが徹夜の作業で疲労困憊していた]
…。
[皆を起こさないように、そっと、開発室の奥の部屋に向かう。奥には、ロッカーに隠されるようになっている、厳重に鍵の掛けられた扉があった。そこに鍵を差し込み、扉を開ける]
良かった…。
[扉の向こうには、ほんの小さな小部屋に、一発のエンジンが置かれていた。量産型、や開発中の改良型とは似てもにつかないほどの小型エンジンであった。改良型からも大体半分程度の大きさである]
この子の登場はなさそうね。
[そのエンジンは見るからに未完成の代物。しかし、完成に至れば、量産はもちろん、出力も桁外れに向上するであろう、次世代のエンジンであった。設計はすでに済んでおり、あとは資材の調達と、最終調整だけである]
[ベルと室長は秘密裏にこのエンジンの開発を進めていた。もちろん、少佐もこのことには気づいていない。いずれ、蒸気機関にとって代わって、ガソリンエンジンが一般化する頃には、このエンジンがプロトタイプとなり、一般の車両にも搭載される。との思いで開発に着手したのである。亡き父の遺志でもあった。しかし、これを開発するには、一旦大型のエンジンの量産を実施してみないとならない。そういったジレンマがあったのだ。そして、それに費やす膨大な費用も必須である。
そして、ベル達が最も恐れていたのは、このエンジンを軍事転用しようとする軍の動きであった。もし、この技術が転用されれば、今以上に軽量な機体で、俊敏な動きのできる飛行機が実用化されることは間違いない。
しかし、先ほどの少佐との会話では、まだ軍も全面的に予算を配置してまでは考えていないようだ。それで、ベルも安心したのである]
あなたの出番はまだ先になりそうよ。
[そう言って、まだ産声を上げていないエンジンを撫でた]
実際、そのレベルの砲は、拠点攻略でもしない限り
必要ないがな。
示威行為だろうよ。
[ため息に苦笑を返して、ついでに肩も竦める。]
式典に間に合うように、というお達しだったからな。
やれやれ。別の作業も抱えているというのに。
[最後は、ぼやく調子にもなった。//]
[ベルティルデが執務室を出た後、下士官が伝言を告げにきた。]
穏健派のお呼び、か。
[わかっていたが気は重い。]
すぐに行くと伝えてくれ。
[下士官が執務室を出た後、物凄く嫌そうな顔で準備をして穏健派のお小言を聞きに赴いた。]
― 食堂 ―
[それから二時間あまり、穏健派の小言を聞いて、終わってから食堂に移動し、ぐったりしている。]
あいつら、……上の賄賂目当てで和平とか言ってやがるくせに。
[思わず、わかっていても言ってはならないようなことを言ってしまうくらい弱っている。]
[ロザリオを残した人の事を知るのは、無意識に避けていた。
事実を教えられた時に一緒に教えられた事以外は、聞いてはいない。
知っているのは、とても辛い目にあって、大切な人といられなくなった過去を持っていた事と。
揃いのロザリオを持っている人が、血の繋がりを持つ人なのだという事だけ。
養父母は、相手の名前も知っている様子だけれど]
……聞いたって、どうにもなんないし、な。
[問わないのは、こんな想いを抱えるがため。
自分の『家族』は、ファルケンマイヤー家の人々なのだ、と。
事実を伝えてからも変わらぬように接してくれる養父母の様子に、ずっと、そう、思っていたから]
……だってぇ、のに、なぁ。
[引っ張り出した金色を見て、浮かべるのは、苦笑]
なんだって、今んなって。
それが、気になったりするんだか、ね。
>>488
……だいたい、飛行船に大砲乗っけたってドンパチやる相手いねーんですから。
ケルコムを刺激すんなとか上は言ってますがね、防御に使わないシロモノ自体が示威行為だってのが分かってんですかねぇ。
……ったく、おかげで俺にお鉢回って来やがったんだ、チッ。
[機銃ならケルコム空軍や空賊の襲撃への対処という存在理由があるが、飛行船の防衛のためにカノン砲を撃つシチュエーションが無い。
それこそクレメンスの言うとおり拠点攻撃に使うしかないものである。
旗艦に搭載はされていても専属の砲手がいないのはそのためである。
シリーにケルコムを攻撃する意図がない限り、砲手を割り当てても意味が無い。
今回の場合、礼砲を撃つにあたり、艦内にカノン砲を扱える(上にヒマな)砲手がアイアンマーズしかいないのが今回の白羽の矢の真相だろう]
俺の愛機の機体の色の嫌味はいつものことだからいいとして。
[白地に、血が飛び散ったような赤を施した愛機、『heavens door』に、呆れない者は居ないのではないかと思ってさえいる。そのまま棺桶になるだろうという皮肉は耳にタコができるくらい。だから、それについては慣れている。]
だが、彼女のことを揶揄される筋合いは無い。
[朝飯抜きの荒れ果てた胃に珈琲を流し込む。
昼食前の食堂は人気が少なく、気持ちを落ち着けるには最適に思えた。]
>>498
……俺は今の女(機銃)の方が気に入ってるんですけどね。
ま、遊ぶにはいいかもしれやせんが。
[そう言ってグラスを掲げ返して]
……開戦するならケルコムは奇襲しかないでしょうな。
連中の航空戦力がどんなもんか知りやせんが、真正面から来るとは思えませんがね。
もし挑んできたら、アホウって言ってやりますよ。
[そう言って笑った。
ケルコムの航空機にアルバトロスというコードネームが付けられていることは知らないが何かの偶然だろうか]
―海鷲の巣亭/厨房―
>>372
「あれは特別な郵便屋だ…」
[店を後にしたフェリクスの言葉を
ゲオルグは思い出していた。]
(特別な郵便屋…特別な、か…)
[ゲオルグはその特別という言葉に
引っかかりを覚えながらも下ごしらへを進めていた。]
「てんちょ!てんちょ!
準備中の札取っちゃいますよぉ」
/*
……遭遇機には文字通りの阿呆の子がひとり乗ってましたが、何かっ!
[しょーもない突っ込み飛ばしてないで、動こうね!]
[しばらくそうやって、ぼんやりと金色を見つめて。
それから、それは元のようにしまいこみ、手紙はポケットへ入れて、立ち上がる]
……郵便屋、次来るのいつだっけ。
[それまでに、返事書かないとな、なんて呟いて、立ち上がる。
碧で見上げる空は、暗い。
見慣れた色。
けれど、その先に違う色があるのを実際に見てからは、僅かに違和感を覚えてもいるもので]
…………。
[ため息、一つ]
一応、待機しとく、かぁ。
[そんな呟きを落として、ゆっくり、歩き出した]
[厨房ではこれから来るであろう
仕官達の酒や食事の準備に追われていた]
「てんちょ!てんちょ!
食器やコップ類はたくさん用意しておいた方が
良いですよねぇ?」
「店長!魚っすが焼きで行くっすか?
それとも生でビネガーと合わせるっすか?」
「マスター。この味付けなのですが…」
[ゲオルグは各々の質問に最小の言葉で
的確に指示を与えていた。]
ちと休憩な。
[ゲオルグはそういうと厨房にあるグラスを
手に取り麦酒を注いだ。]
>>442
「おお、若造はいるか?」
[麦酒を注いだグラスを持って厨房を出ようとした時
店の扉が開き、懐かしい声が店内に響いた。]
「なにか軽い物でももらえるか。」
[男はそういうとカウンター近くの丸テーブルに
ドカッと座った。]
「ク、クレメンスさん…」
― →食堂 ―
[その前に、と立ち寄ったのは食堂。
諸々の前に気持ちを切り替えてから、と思ったのだが]
……あれ。
[そこに見えた先客の姿。
入るか戻るか、巡る思考。
入り口前で、ちょっと不審状態で立ち止まった]
/*
うーん、回想って難しいなあ。
なんとなく回想が挟まると感情がぶれるから嫌だっていう気持ちもわからなくもない。
けど、リアル都合とかあるし回想なしっていうのもぶっちゃけつまらんとは思う。
それとは別に回想って2種類あるよなーと思っていて。時間軸は進行していくけど、リアル都合で繋がっていない回想と、完全な過去回想。感情にぶれがでそうなのは前者だよね。
いろいろ取りこぼしているのを発見してorzである。
フィオンにはもっと見識甘くしておいた方が、この後、動きやすかった気がするるる。
警戒してる相手に密書は託せないしねー
信じてて裏切られた方が楽しいよねー (←
初動を間違えたorz
[ふと、入り口の方を見ればリヒャルトが居た。
こちらを伺っているようだと気付き、表情を緩める。]
別に貸し切りじゃない。
[説教は終わったのだし、怖がられる謂れも気を遣われる理由もない。]
ケルコム長老代理 アデル が村を出ました。
対話中だった相手の発言を「 」で引用して会話を続けるゲオルグの文章スタイルは独自だね。
たまにNPCと話してるのか? と誤解してしまったりするけど。
喉嗄らさないように頑張れー
>>504
いいご身分ですなぁ……俺も好きなだけ撃ちまくれたらどんなにいいか。
木っ端は命令通り動くだけでさぁ。
死なずに済めゃあ越したことありやせんがね。
[だからこそ上と何度も衝突してきた。
自分が死ぬのもまっぴらだが、部下を無駄に死なせないために。
自分のグラスも空になったのを気付いて店員を探そうと辺りを見渡すと、いつの間にか座席が2つ空いている]
……ん?
おい、新入りどこに行った?
A『さっきトイレに駆け込みましたよ。ロニィくんが様子みているので大丈夫でしょう』
[ロニィが何だかんだ言って面倒見のいいヤツで、エイルマーが一見して温和だがかなり要領いいヤツなのも知っている]
[ゲオルグはその懐かしい顔を見て口を開いた。]
「クレメンスさん…父の…
その…その節は…お世話になりました…」
[父とクレメンスは旗艦建造に参加した仲間であった。
事故により父が亡くなった後も
時々クレメンスはゲオルグの家を訪れていた。]
>>467
「よぅ大将。いつものヤツな。」
[ゲオルグが何か言いかけようとした時、
扉が開き静かだった店内が一気に騒がしく変貌した]
(クレメンスさん…また後ほど…)
[ゲオルグはクレメンスに向かって一礼すると
厨房に向かって声を発した。]
今回、皆が戦争のきっかけになりそうなアレコレをわざと置いているのが楽しいw
戦争のきっかけとして、天魔サイドの「悪意あるイタズラ」を求めているような感じ。
で、開戦したら、嬉々として出撃するんだろうwww
ユリア!!『いつも』のお客さんご来店だ!!
[マーティン率いるいつもの2人は
いつも同じ場所に座り、同じものを頼む。]
(なんとまぁ楽な客だ。)
[ただいつもと違っていたのはマーティン達は
3人ではなく、4人いたことだ。]
(見かけない顔だが…
他の二人にいじられている所を見ると、
新人がマーティンの所に配属されたのか。)
[ゲオルグは新人の今にも泣きそうな顔を見ながら
肩を竦めて口が緩めた。]
ざっと流し読みですが。
フェリクスの、ケルコムに対する見下しぶりがいいですねw
よくキャラが立ってる感じで、読む分に嫌味を感じません。
16人目、ケルコム長老代理 アデル が参加しました。
ケルコム長老代理 アデルは、共鳴者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 時は少し遡り、今朝 ―
賠償金、ですか? 金額は……ええ。
シリー側への返答は、なるべく本日中に。
[執務室は、忙しく人が出入りしている。
ディルドレの耳に入れる必要のある報告のみとはいえ、その数は早朝から数えてもう幾つ目になるか。
ひとつひとつに頷いて、手元の紙に書き付けながら指示を出す。指示しかねる問題は、曾祖母の指示を仰ぐ。]
/*
そう言えば、wikiでやりとりする間に独り言があればいいのになと思ったことを思い出した。
頑張れあと72時間、目指せ初回吊り!
「はいっ!いつものお待ちどう様ですっ!」
[ユリアーヌはそういうと
麦酒を注いだグラスと料理を机に置いた。]
おいアベル!あいつらの食事量は半端ねぇからな。
食材の在庫見ながら準備しておけよ!
[厨房に顔を出し声をかける。
再び店内に顔を戻るとクレメンスが
マーティンの卓に顔を覗かしていた。]
疲れるにはまだ早いだろう、式典もあるのだし。
[疲れを見せていい相手はオクタヴィアだけ、と決めている。今はそれが出来ないからこんなところで立ち直ろうとしていたのだけれど。
食堂のおばちゃんに、朝のアップルパイが残ってるならリヒャルトに勧めるようにジェスチャーで伝えた。勿論、誰が作ったかは内緒で。]
―東部戦闘航空団基地―
>>430
現場の生の声が聞きたくて…ね?
[レヒネル少佐の声と共に、自らに注がれる幾重もの視線
様々な恩恵をあやかった貴族への嫉妬
年端もいかぬ身でありながら、滑空機を駆る乙女への羨望
まるでショウウインドウのビスクドールでも眺めるように見る者もいたかもしれない
数多の視線に晒されることは、もはや日常
いや、複雑な…けれど、航空機乗りとして評価がにじむ視線は
少女にとっては、貴族隊のそれよりは幾分ましなものではあった]
『東部戦闘航空団指令』
[誰かが呟いたその言葉に一瞬だけ僅かに肩が震える
その肩書きは確かに自らへ授けられたものなのだけれど…
少し……胸が痛む]
仕様的に旋回半径で後れを取るのは想定内だったけれど、上昇の速度の面でもか…
風に左右される分、巴戦は難しい。やはり……
え?…あぁ対峙したのはシュテラ・カフコヴァ中尉だったのね。
[収集されたデータ。当方の機体スペック、遭遇空域……
いくつかの資料に視線を落としていたら、彼女の名前が呼ばれた。
自身とそう身長の変わらぬ、けれど修羅場をくぐり抜け
雄々しくも艶やかに羽化して行くその最中の美貌を前にすれば
些かの羨望と…そして憧憬も覚える]
[彼女の報告を聞く。>>439
どこまで詳細であったかは定かではないが、
少なくとも必要と思われる事項は聞けた事だろう。
付随して、わざわざ前方からかすめるように交差し>>262
愚作とも自殺行為ともおぼしき意図的な下位の滑空>>298
…それらを耳にしたならば
そう、仮にこれを判断する者が違えば、
データ収集の範疇を超えたものだと
叱責もされようものかもしれない
しかし…]
どうだった? 向こうのあれ?
[シリーの飛行士として譲れぬものもある
幼稚と揶揄されようとも、通さねばならぬこともあろう。
彼女の行為に憤りの欠片すら見いだせなかった少女は
指揮官としては未だ幼く…未熟であるのかもしれない。
けれど、やはり父の血を色濃く受け継いだ飛行士であったのだろう]
>>439
…ご苦労様。少しの間だけど休んで。
[少女を見据え、完結なれど自信に漲った言葉を聞けば、
体中が火照るような気分にさせられる
躍動する翡翠の輝きに、
かのフィオンと名乗る青年から感じた深淵たる闇とは真逆の
そう…満ち満ちた色をたたえているように見えた]
次は式典警備の任となります。
けれど、ただの式典と思わないで。アルバトロス…来るかもね。
[高揚感からか少し掠れがかった声にもなっただろうか?
一同を労えば、書類等をまとめその部屋を後にした]
―軍港・エアリエル前―
…ファング
[そう…あの瞳は 彼女の宿したあの輝きは
知っていた。覚えている!]
──元シリー空軍中佐 第9滑空機中隊隊長。ゲオルグ・ファウスト
かつてのエースの舞う瞳によく似た輝き。
曰く 白狼
曰く 雲を裂く疾風の牙
空賊を相手に一歩も引かず、縦横無尽に空を駆け抜ける
蒼天を駆け抜ける『ホワイトファング』の御印は、兵たちを鼓舞し
幼き少女を魅了した。
/*
マリエッタは本当ありがとう過ぎるwww
あとゲオルグ可愛過ぎてどうしたものか。
てんちょてんちょ!!がすごいかわいい。
[マーティン、クレメンス達の様子を
カウンターでしばらく眺めていた。]
>>504
「おおぃお代わりを持ってきてくれ」
[クレメンスが厨房に向かって空のグラスを
振っているのが見えた。
飲み物の入ったグラスを持って厨房から出てきた
ユリアーネに声をかける]
俺が持って行こう。
[ゲオルグは自身のグラスと新しいグラスを持って、
マーティン達の机に歩いていった。]
あんまり新人をいじめるんじゃねぇぞ。
[マーティンに声を掛けつつ、
ゲオルグはグラスをクレメンスの前に置いた。]
…ファング、貴方は
[副司令であり、東部戦闘航空団指令なれば、
本来ならば数多の勲章も階級章もあるはずの制服
けれど、少女のそれは、かの新兵が見たように証一つも付けられていないない
少なくとも公式の場を除けば……
その襟の先をぎゅっと握りしめながら、少女は呟く]
…ファング、貴方はもう踊れないの?
[『東部戦闘航空団指令』が内定していたと聞いていた。
士官学校から遅咲きにして、一つの頂点へと上り詰めようかと、
そんな矢先に…
彼はその証を胸に携える事なく
軍を去って行った。
彼が兄の元を訪れ、その帰り際に呼び止めた。
兄には語ってくれたのだろうか?
私には語ってくれたのだろうか?
そして…去り行く彼の背にかけた言葉…最初の言葉。
彼はどう返してくれたのだったろうか?]
……え?
[国民から不満の声が上がっていると聞けば、顔を上げた。
意見書を受け取りながら、困ったように眉を下げ、どのように答えるか思案の末に]
…そうですね、懸念は残ります。
けれど、これは空側の誠意として受け取るべきでしょう。
実際は、今回の墜落による被害は大きくないのですから。
…ファング、貴方はもう踊れないの!?
[二度目の言葉は、しばしの時を巡り少女にその証が巡ってきた時。
それを素直に受け取る気には到底なれなかった。
彼の背を見つければ振り向かせ
胸ぐらをつかまんばかりに、証を彼の胸元に突きつけながら、
叫んだ言葉がこれだった
彼は突きつけられた証をどうしたのだろう?
少女は何を聞いたのだろう?]
― 数週間前(回想) ―
[結局、件の新聞記者にはコンタクトはとれず、軍の資料室で、シリーに関する資料からフェリクスの写真を探しあてた]
やっぱり、フェイさんよね…。
[新聞とは比べものにならない解像度の写真を見ても、明らかにフェイの顔だった]
まさか、初恋の人が、シリーの司令官だなんて…。
[しかも、資料によると、元々は王の息子。つまりは、王子。本来なら王となる人だったのである]
(また会いたいなぁ…)
[身分が分かったからには、実現できないと分かっている希望ではあったが、写真を見ながら、あの時のことを回想すると、会いたい気持ちが胸を満たし始めた。
ところが、その身分の差を急接近させる出来事が起こったのは、それから、間もなくしてのことであった。
自称、郵便配達人が現れたのは…]
シリー空軍副指令 マリエッタ が村を出ました。
けれど……
[シリーの全ての動向に対し目を光らせ、事あるごとに苦言を呈する国民は確かに存在した。
それが、飛行機開発に成功した近年は特に、看過できない程急増しているのも事実。]
出来ればシリー側から、墜落理由の報告書は取り寄せた方が良いかもしれません。
――…え? あ、いえ。そうではなくて、報告書作成の念のためです。単なる機器故障なら、何も心配はいらないでしょう?
[事件性が無いと知ることが出来れば、一時的とはいえ反シリーを叫ぶ声を抑えることも出来るだろうと。]
― 回想・了 ―
16人目、東部戦闘航空団指令 マリエッタ が参加しました。
東部戦闘航空団指令 マリエッタは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
…ファング、貴方はもう踊れないの?
[そして三度目の言葉…
シュテラ・カフコヴァの光にかつてのエースが重なりし
追憶と憧憬の輪廻
……言葉は空へと消えた。
東部戦闘航空団指令
マリエッタ・ヴェンダーヴァルト
・フォン・フリーゲンベルク
証を纏わぬ女の名
その握られた襟の裏に縫いつけられた白牙の刺繍は
未だ何人たりとも知ることはない]
東部戦闘航空団指令 マリエッタ が村を出ました。
式典……そーいや、そうでしたっけ。
[話には聞いていて、複雑なものの否めないそれに、一瞬だけ碧の瞳は細められる。
少佐の内心の矜持などは知る由もなく、やっぱ佐官は疲れんだなぁ、などと呑気な事を考えていた所に、ジェスチャーを受けたおばちゃんからアップルパイを勧められて]
え、わ、アップルパイあんの?
うん、もらうもらうっ!
[一気に相好が崩れた。
これでかなりの甘い物好きなのは、知り合いの間では有名な話だったり。
こういう時にあっさりと出てくる素の表情は、年よりも幼い、少年めいたもの]
ちょっと失礼するよ。
[ゲオルグは空いている席に腰かけ、
紙タバコに火をつけた。]
おい、二人はどこいったんだ?
[ゲオルグはタバコを咥えながら、
机においてある書類に目をやった。]
新しい砲台か何かか?
ユリアー!飲み物足りてねぇぞ!
[厨房に向かって声を掛けると、
マーティン達が頼んだ料理を右手で掴み
口に運んだ。]
16人目、東部戦闘航空団指令 マリエッタ が参加しました。
東部戦闘航空団指令 マリエッタは、首無騎士 を希望しました(他の人には見えません)。
― 執務室 ―
[いいたいことも、これからやることも大抵想像はつく>>443
それが彼の仕事なのだから、自分に今できることは歯を食いしばることだけ。]
>>514
ま、そういうこってす。
軍人が好きなだけ仕事したら問題なんですよ、税金泥棒ばんざーい。
[グラスを持ったまま両手を上げておどけてみせた]
おやっさんの作ったモンは信用してますぜ。
あれで当たらなかったら整備が不充分か俺たちの腕が悪い。
死んだら出来の悪い坊主だったと笑ってくだせぇ。
[司令部兼旗艦ということで貴族階級が混ざるせいか、この船には信頼できるような年季の入ったベテランは決して多くない。
目の前に居るのは軍人ではないにしても、視線をくぐり抜けるために背中を預けている大事な戦友だ。**]
[アップルパイに喜んでいるリヒャルトに、ちょっぴり和んだ。
嘗てのフェリクスの笑顔も思い出して、同時に複雑な心境にもなったが。]
式典、か。
[立場上、出なければいけないのはわかっている。
再会してしまったら、どんな顔をしてしまうのか、想像もつかない。]
― ─ 少し前:シリー路上 ─ ―
[魔は、気づいていなかった。
少し前、シリーの断崖に、もうひとつの姿があったことに。
それは彼女が丁度岩壁を覗き込んでいたからでもあり、>>385
別のことに気を取られていた所為でもある。
───或いは、”否定”による影響であったのかも知れない。>>414
ともあれ、リーゼロッテが青年に気付いて見直したときに、
既にその姿は消えていたであろうが。]
―ブリーフィングルーム―
[>>519輝き増す碧色の――翡翠より更に深い色持つ碧の瞳に見詰め返され、熱に擦れた声で労いの言葉と次なる任務を告げられる]
「隊員へのお気遣い有難うございます。
式典警備は全力を以ってお引き受け致します」
[マリエッタの言葉をレヒネル少佐が引き取り
その号令に合わせ、中隊員達がぴしりと自分たちの指揮官に敬礼を向ける。
その動作には他の貴族出身の高官に向ける敬礼よりも、敬意が籠っていることにうら若き司令は気付いただろうか]
[それでも、目の前に拡がる無数の星――は、幼い頃に読んだ図鑑でしか知らなかったけれど。
傍らで返事をするリヒャルトに、あれやこれや突っ込みたくなるのも、どうにか抑えることに成功し。]
……了解しました。
[この場で尤も常識的な台詞を上官に返した。>>444]
[口に運んだ料理を食べながら、
マーティンに声を掛けた後//クレメンスの方を見る。]
>>534
「しかしお前さんがこの船に乗るとは…」
[クレメンスの痛ましげな声を聞きながら、
ゲオルグは目を閉じ、ふと昔を思い出した…]
さーてと……、
[郵便屋の青年は、のんびりとシリーの路上を行く。
見知った相手には適当に愛想を返し、手などひらりと振ってみる。
愛想良く、仕事ぶりも信用が置けるとの評価を得ている
青年の素性を、敢えて詳しく問おうとする者など、そうはいない。
居たとしても、調べれば簡単な経歴くらいは出て来るだろう。
ごく平凡な……平凡過ぎる、青年の”素性”
だが、簡単に整えられた”素性”は、
あるところで、ぷつりと途絶える。
その様は、あたかも記録する者が
飽きてしまったと言わんばかりに唐突だ。
シリー司令官フェリクスをして、
素性が掴みきれない>>372と言わしめる所以である。
それでも、常の者はそれで満足するだろう。
そう。───ある痕跡を”探す”者以外であるならば。]
[マーティンのおどけたしぐさに苦笑を返し、
続く言葉に眉を寄せる。]
あほう。
儂より先に死ぬでないわ。
儂が死んで泣く奴が減るだろうが。
[年寄りが先に死ぬもの。
戦争ともなれば、そうも言っていられないことは、
分かっていたけれども。]
[和みになっているとはさすがに思わず。
相変わらずねぇ、と笑うおばちゃんからパイとコーヒーとを受け取って]
……しょーじき、色々と突っ込みたいとこは多いんですけど、ね、アレって。
[ぽつり、と呟く声に滲むのは苦い響き。
それを飲み込むように、ぱくり、とパイを一口]
ん、美味い。
いいよなぁ、こういうの作れるのって。
[一転、のんびりと呟く。
まさか作り手がそこにいるとは思っていないわけだが]
―旗艦エアリエル号内・海鷲の巣亭―
……へぇ、さすが旗艦詰めの士官様御用達のバーラウンジは違うね。
[ぐるり頭を廻らせ、自分たちの基地の煤けた酒保と比較する]
に、してもとんだ無駄足だったな。
[マリエッタが去った後、軍務局から緊急呼び出しを受け
シャワーを浴びる間もなく赴いたら、航空団司令、中隊長に報告済みの内容を延々と聴取され、解放される頃には夜も遅くなっていた]
― ケルコム/広場 ―
ていうかさァ 俺のせいじゃないでしょうが。
[ぶつぶつと言いながら、広場を歩く。
シリーと比べれば格段と暗い国だ、靄の掛かった『影の国』とはよく言ったものだと思う]
だいたい自分のところで伝言止めておいたくせに。
[取材先からの返事は友人の元で2週間も止まっていたらしい。今更連絡しても、望み薄だ]
[執拗な尋問にも近い聞き取りが行なわれたのは、ケルコム側からジンマーマン少尉機墜落に関して照会要求があったこと>>528
そして、空軍本部の反司令派がマリエッタが直々に第7中隊に聴取に赴いたことを勘ぐり、探りをいれようとしたというのがその理由なのだ。
だが現場の人間には、そのような政治的思惑が絡んでいることなど知る由はない]
[暫く搭乗許可は降りないとの言葉に、やや理不尽さを覚えながらも、反論できる立場でもない。
一礼して、執務室を去ろうとすると。]
おっと。ベルティルデ?
[向けられた顔は、少し怒っているようにも見えて]
そんな顔してたら、美人が台な……し。
[いつもの軽口は、当然聞き流されたのだろう。
心の中で、様々なことに滂沱の涙を流しながらも、執務室を後にした。]
―シリー国軍会議室―
「…の件は以上。次に新造戦艦についての話を…」
[『新造戦艦』という言葉に会議室内の一同がどよめく]
「現状我々の保持する戦艦はいずれも旧時代の
硬式飛行船ばかりである。
次期主力戦艦の建造はいずれ訪れるであろう
戦争において必要不可欠であり、
また、その建造は我が国において急務と言わざるを得ない。」
[政務官が延々と前口上を述べているのをゲオルグの父は会議室の端で聞いていた。]
/*
ギィさん、フォロー済みませんねぇ。
いや、あまり業務連絡を表ログに差し挟みたくなかったので、
つい匿名メモで出しちゃったんだけど、
あれ、読みに行くの大変なんだよなぁ。
気付かれやすさを考えると、表ログで村建て発言しちゃった方がよかったかもね。
そんな灰@0
部署に戻れったって、今日俺休みなんだけどなぁ。
[だからこそ、朝寝坊できたわけだ。]
お前はどうす……。
……お前がそんな顔するの珍しいな。
[まるで、お約束のように、リヒャルトに突っ込んだ。>>473
その後一度自室に戻るリヒャルトと別れると、こちらも一度自室へ。]
―旗艦エアリエル号内・海鷲の巣亭―
[そんなこんなで不機嫌そうな顔をぶら提げて歩いていたら、
かつての飛行学校の同期で旗艦詰めの知人に出会い、ここ――海鷲の巣亭で一杯引っ掛けて気分転換をするように薦められたわけだが]
……麦酒と、あと適当に抓めるものお願い。
[値段はお高いのかも知れないが、
美味くても不味くても、土産話にはなるかと判断し
自分と同じ栗色の髪の店員に声を掛けた]
来てはみたものの……あの人結構怖いんだよねェ
[素直に会いに行く気にはなれない、し。
冷静になって考えてみれば、たかだか写真一枚で、自分の望む取材が出来るとも思えない]
それとも、それほどこの人が気になるってことかなァ
[頼まれていた写真、ぴらりとめくる。シリーでもっとも有名な人物のうちのひとりだろう]
どんな関係だろうねェ 訳ありだったりしてね。
― 少し前:シリー路上 ―
おおっと、ごめんごめん。
[明るい日差しが降り注ぐシリーの路上は、
ケルコムとは別の明るい活気に満ちている。
軽快に響く蒸気の音。
ぽん、ぽん。と、音を響かせているのは蒸気トラックか。>>380]
…………、へえ。
[刹那、嘲笑に似た笑みが青年の口元を過ぎった。
雑踏の中、見咎める者のないほどの瞬時の刻。]
…………、…。
[向けたのは、視線のみ。
けれど、彼がトラックに掲げたナナカマドは萎れよう。
ごく楽しげな光が、”郵便屋”の青年の瞳に踊る。]
しおらしいなあ。
[簡易なる結界。
それが破れた意味を、彼はきっと悟るのだろう。>>380
魔にて傷を負わせた者。その力を、有する人間。
稀なるその力は危険であり、同時に───力ともなる。
”否定”は魔性の力を失わせる。>>414
ならば魔性を憎悪し、追う者の想いは、
───魔にとっては甘美なる妙薬ともなる。]
[皮肉な有様に、彼は気付いているのだろうか。
くつりと笑みを噛み殺して、トラックに背を向ける。
やがて、互いの姿は雑踏の中へと紛れて消えた。*]
―シリー国軍会議室(回想)―
誰との戦争なんだ。
[ゲオルグの父はボソリとつぶやきながら
政務官の話を聞き流しながら、手元の資料を
手持ち無沙汰にめくっていた]
「次期主力戦艦の構想としては
既存のものよりも大型化…
戦闘機を搭載した…」
[政務官の声に所々から不満の声がもれる]
「そんな大型な戦艦をどうやって飛ばすんだ!?」
「戦闘機を常駐?何を考えているんだ?」
動いてるのさ、金が。
[さも見てきたかのように吐き捨てるように呟く。]
そか、美味いか。良かったな。
[笑みに変わりそうな口元を珈琲カップで隠す。]
さて、式典の用意とかいろいろやることはある。
[おばちゃんにカップを返して、食堂から出る。]
やること、か。
[オクタヴィアに、開発部に移るつもりがあるか、打診するだけしなければ、と思うけれど。
彼女が色好い返事はしないだろうと思っているし]
式典が終わった後、顔を見に行く時でいいか。
[一旦執務室へ戻ることにした。途中で会うことがあれば切り出してみるかも知れないが**]
/*
あ、なるほど、アクションだけ先にでたのか。
とりあえず、式典開始までのんびりしてよう。無理に動いても今日は良いことがない気がする気がする。
しかしみんな上手いなあ……
せめて穴開けないでプレイしたいなあ。頑張れ自分。
>>527
王子wwww
それはケルコムに流布するデマですよwww
あれか、擦り合わせwikiで、マリエッタの設定が「亡き前王である父(元々は貴族出身のパイロット)の娘」のままになってるからwww
― ケルコム・広場 ―
[サンドイッチを食べ終わってしまってから、丁寧に包み紙を折り畳む。
そうして広場に視線を向ければ、何処と無く見覚えのある姿。>>546]
………あら?
あれは確か……ええ、と。
あ、何時だったか、取材で来ていたシリーの?
[何を取材したいと言われたかは、実のところ余り覚えていないのだけれど。]
「……麦酒と、あと適当に抓めるものお願い。」
[ゲオルグはその声に現実に引き戻された。
不安そうな顔をしているシュテラに適当な
場所に座るよう促し、厨房に声を掛ける。]
初めて見る顔だな。
じゃぁこれはサービスだ。
[そう言うとゲオルグは麦酒の入ったグラスを
ユリアーヌから受け取りシュテラの前に置いた。]
>>447>>449
あたりの情報をゲットしてから進めたいと思ったけど、誰からもレポートがあがってこないw
自分で報告書をゲットした、と書くしかないのかー
― ケルコム広場近く ―
やーっぱり、こっちは暗いなあ。
じめっとしてるし、べたっとしてるし。
[勝手なことを言いながら、青年は霧に閉ざされた街角を歩く。
ぼやきながら角を曲がったところで、知った姿を見つけた。
おや。とばかりに、一度瞬く。]
あれ。シェイ=W=ホーセスじゃないか。
[はろー。と、適当なノリで手を振ってみる。>>546]
……金……ですか。
[吐き捨てるよな呟きに、小さく呟いて。
浮かんだ笑みには気づかぬまま、食堂を出る背を見送った]
……なぁんか、なぁ。
[さく、とパイにフォークを刺して、独りごちる。
政治的な柵とか、そういう所には強く興味は及ばない、けれど]
……やっぱ、いい感じ、しねーなぁ……。
待ち合わせか何か…でしょうか。
でも、それにしては……
[邪魔になっても悪いだろうかと、数度きょろきょろと周囲を見回してから。
いちど首を傾げて、客人の動向を見守っている。
幸い、今は仕事外。]
/*
>>527
!?????
王子設定、消えたんじゃなかったのかwwwwww
wwwww消えた気がしたぞwwww
激しくふいた。
―浮遊大陸/断崖・しばらく前―
[フィールドワークからの帰路。断崖絶壁の遥か上方から垂れたロープを見上げて、...は風防眼鏡を上へずらした。]
ここは…確かガスが出てたはず…
[常人なら目もくらむような下方を、ひょいと見下ろす。折しも、どこかの岩壁から漏れでた浮遊性ガスが、風に煽られて上方へと昇って行った。]
よしよし♪
あとは運任せ風任せ、っと。
[お気に入りのクラシック『蒼穹』を鼻歌で歌いながら、...は長めの外套の裾についたベルトを、ズボンに結んで固定する。そして風防眼鏡を再度下ろしたところで、強い風が舞い上がり始めた。]
きたーー!
ロープロープ…
[ロープを片手で握り締めると、風に紛れた浮遊性ガスを見極め、ばっと身を躍らせた。外套の内にはらんだガスによって浮力を得た体が、強い上昇気流によって一気に巻き上げられる。]
んー…しょっと!
[十分に上方へと舞い上がったところで、手にしたロープを、女性らしからぬ力でぐいっ!と引き寄せると、その身は岩壁の窪みへと軽やかに着地していた。]
/*
今広場いくと色々大変そうか。
じゃ、食堂ルートかソロールルートかなぁ。
ソロールするほどの設定決めてないんだけど。
― 海鷲の巣亭 ―
[ぼんやりと物思いにふけるうちに、
入り口の扉が開いた気配に気付いて、目を上げる。
入ってきたのは、幾度か見かけたことのあるパイロット。]
赤い盾にカラスが描いてある機の、か。
一度、あの機体も触らせてもらいたいものだ。
[パイロットよりも、機体で覚えているのは、
技術者としての習性のようなもの。
楽しげな顔で、そちらに視線を注いでいた。]
―シリー国軍会議室(回想―
[一通り政務官からの話が終わった後も、
会議室内は各人がざわついていた。]
「静かに!」
[その声を聞いた会議室内は今までのざわつきが
嘘のように静まり返った。
席を立ち、壇上に向かって歩き出し
シリー国空軍総司令官が話を続けた。]
「ここにいる皆が各々思う所はあるであろう。
ただ、今回の新造戦艦建造はこの国の
いやこの世界の技術の結集を具現化するもの…
と、そう考えて欲しい。」
…あー、楽♪
ガスが出てくれてると、行きも帰りも助かるわー
[高空ゆえの強い上昇気流と、そこかしこに漏れ出る浮遊性ガスを利用した移動方法は、何度もフィールドワークに足を運ぶ中、自然と見出したものだった。]
…最初に落っこちた時は「死んだー!?」って思ったけどねー
あそこでグライダーに引っかかるって、やっぱ半端ないでしょ、私の運!
…そーいや、マリエッタは元気してるかしらねー
[慣れない岩場で風に煽られ、足を踏み外した時。偶然飛行中だったグライダーに引っかかったのも、今は友人との良い思い出だ。]
[店主と思しき男性――どこか見覚えのあるような気がするが、空軍関係者だろうか――に促され、カウンター席に腰を下ろす。
『これはサービスだ』という言葉と共に麦酒のグラスが目の前に運ばれれば]
――――……。
[じっと男の顔を見詰めてから]
……ありがとう。
[小さく会釈をしてグラスに口をつけた]
…何、あれは…?
[咄嗟に、風防眼鏡を外す。およそ、人など立ち入るはずのない断崖の遥か上方に人影>>362を見て、...は自身の目を疑った。]
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