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[村長の質問には、一瞬答えに詰まり]
い、いえ……ですが、頭痛など、響くといけませんし……。
[手にした籠へ、視線を落とす]
……急ぎの事態なのは、わかっております。
申し訳、ありません。
―宿屋―
[>>379村長の言葉にビクリと身体を揺らし]
…んだと? 誰が…っ!
[食ってかかろうとするも、さっさと退出する村長の後姿を睨みつけることしか出来なかった]
…けっ。
……。
[何故、あんな男に拾われたのか。
親しみを感じられたことなど、一度もない。
それなのに"村長の養い子"の肩書きだけは、
狭い村の中についてまわる。……気がしている。]
───関係ない。
[あの男も、すべて。
布袋の中にドライフルーツ入りのパンと、
保存出来るように、やや硬く焼いたビスケットを詰める。
がさがさと、些か乱暴に2つの少し大きな包みが出来た。]
[扉の開く音へ、再び顔を上げた]
ゲルト、さん。
ああ、やはりお顔が赤くなっていますわ。熱が出てきたのではありませんか?
……失礼します。
[青年の額へ掌をあてる]
ごめんなさい、手が冷えていて、よくわかりません……えっ?
冷たくて気持ちいいって、それはやはり、熱があるかと。
[窯に、暖房に。
パン屋は存外、大量の薪を消費している。]
…薪。補充しないと。
[ちらりと薪の在庫を確認し、やれやれと息をつく。
オットーは再び、布をぐるぐると首に巻きつけ、
意を決したように、再び雪の中を踏み出した。]
─→村内の道─
[ 横合いから聞こえて来た声に、眉根を寄せて振り向く。]
なんじゃと、いつまでも口のきき方を覚えんガキめが。
こんな風に育っては、トバルカインの奴も浮かばれんのう。
[ 厭味を込めて、先に亡くなったアルビンの養父の名を出す。
そして、ヨアヒムの声を聞けば、そちらに向き直る。]
なんじゃと?
ふん、ならば、しばらくはあのやかましい女にどやされずに済むのう?
それより、いつも通り頼んだものは揃っておるか?
[ レジーナの心配より、自分の注文の心配をする。]
ただいまーなんだけど
ねむくてしぬ
かみんしてくりゅ。。。。
つーかwwwwwww独り言もう200ptきるとかwwwwww
/*
外にいる活動中の人間は、ペーター・ヴァルター・フリーデル?個人的には、さっさと宿に行きたい。
あったかいところがいい……中の人が(←
関係ないな!!!w
― 雪の道 ―
[さくさくさくかさ さくきゅ ぎゅ]
[気温が下がってきているのだろう。
足元で雪が、硬い粉を踏みしめるような感触に変わってきた。
は。と、息を零して見れば、名の通りの銀樹の森。]
………氷の檻。
[そして、墓場でもある。
本当の両親は、あの森の中で死んだと聞いた。
酷く寒々しい木々の牢獄。]
[視線を逸らした先に、席に座る神父の姿を捉える。>>361]
(あの野郎…俺を見て笑いやがった…)
[村長の話に気を取られる一瞬前、視界の片隅に入った神父の笑み。その目に男は嘲りの色を確かに感じ取った。]
…あんな奴が神父だなんて反吐が出る。
[聖職者など、「救済」という言葉にかこつけ、他者を弱者だと決めつけ優越感を感じたいだけの人種だと思っているが、あの男・ジムゾンは違う。自分に対する侮蔑を隠そうともしない。「レッドキャップ」と呼ばれたこともあった。]
ふん。そんなもん…ガキの頃から言われ慣れてんだよ…っ
[レッドキャップ。人殺しの悪鬼。
人間は見かけだけで他人を見下せるのだと思い知り続けた自分が、今更そんな言葉に傷つくはずもないと信じていた。
その思いと裏腹に憎憎しげに、軽食を取っているらしいジムゾンの後姿を睨みつけた]
[僅かな手の反応に気付ける筈がなく。
高い位置のカーテンレールでも背伸びすることなく届いてしまう彼の身長に、「いつ抜かされたっけ」と記憶を呼び起こす。
そこに返ってきた問いの答え。]
……そうだったんだぁ。 冬だと痛み治りにくしなぁ。
日頃、酷使し過ぎたんだろうね。
[心配だね、そう言い足した後]
ってことは、ヨアヒム一人なのか。
何やらいっぱり人が来てるようだし、私手伝うよ?
掃除、洗濯……それから料理も。
[困ったように呟いて、一つ提案する。
任せてと自信ありげにとんと胸を叩いた。]
[その後に、逸らされた視線に首を傾げるのだが。
聞かされた内容に、声を荒げながらヨアヒムに詰め寄る。]
……そ、それ、本当なの?
[彼の視界へ滑りこんだは、徐々にその距離を縮める。
嘘だと言わなければ許さない。
双の琥珀は、そんな決意が表れているだろう。]
……お母さん。
― 村の中 ―
……何やってるんだろう俺。
さっきっから家と村と往復してばっかりなんだけど。
[外套を五割増しにした出で立ちで村の中を歩いている。
鞄に小銭を確かめながら、向かう先はタネンバウム家。
薪の補充、あわよくば野菜も買い足せたら良いと思ってのこと。]
トーマスさん!
ヤコブさーん!
[タネンバウム家に到着したなら、声を張り上げる。
ノックをするも、人が出てくる気配はない。]
[教会に向かう途中、ゲルトの家がある。
オットーはいつものように、下を向いて歩いてた。
これなら人に気付かずに済む──はずだったのに。]
……なんで…。
[何故ゲルトの家の前に、2つも人の影があるのか。]
― 村の中 ―
……何やってるんだろう俺。
さっきっから家と村と往復してばっかりなんだけど。
[外套を五割増しにした出で立ちで村の中を歩いている。
鞄に小銭を確かめながら、向かう先はタネンバウム家。
家を出た目的は薪の補充、あわよくば野菜も買い足せたら良いと思ってのこと。]
トーマスさん!
ヤコブさーん!
[タネンバウム家に到着したなら、声を張り上げる。
ノックをするも、人が出てくる気配はない。]
親父は関係ねェ……ないだろ。
[厭味たらしく出された養父の名に、小さく舌打ちする。
苦虫をまとめて噛み潰したように表情は歪み。]
守銭奴の耄碌じじいへの口の利き方なんてこれで十分だ。
丁重に扱って欲しかったらそれに相応しい人間になるんだな。
そしたら幾らでも敬ってやるよ。
……ふん。
じじいを黙らせられるレジーナが居ないのが残念だ。
[老人に対する尊敬など欠片も見せず、鼻を鳴らす。]
[親子の家から程近く、鶏小屋と作業場を覗く。]
……留守かなあ。
ヤコブさんも配達終わってないんだろうし。
お金を置いて薪の束を貰っていく訳にもいかないよな。
[怒りはしないだろうけれど。
人の記憶というものは、案外と消えぬものだから。
追々、余計な火種に成りかねない。
―――其れは、困る。]
―― 談話室 ――
なんじゃ、レジーナめ、自分が帰って来られんのに、話しておらんのか。
ええい、しょうもない。自分で探すわい。
荷物はどこじゃ?
[ ヨアヒムから荷物の在り処を聞けば、そちらを探りに*行くだろう。*]
[このタネンバウム家の次に、薪と食料を期待出来る場所といえば。]
――…宿屋、か。
[面倒臭そうに呟く。
二人が戻ってくるのを待つように道の向こうに目を凝らし、しばしその場で二の足を踏んでいたが、
やがて諦めたように踵を返し、親子の家を後にする。]
家に戻ると、外が余計に寒いよな。
[大袈裟に身震いして分かれ道を折れると、宿への道を辿る。]
村長さま。
私、ゲルトさんの支度をお手伝いして参りますわ。
[一度ゲルトを伴って家に入り、当面の身の回り品を鞄に詰める]
たいていのものは、宿で借りられますから。
まずは着替えと、寝巻を。
……そうですね、このくらいで。
[鞄を持って、玄関を出る。と、少し離れたところに佇む影をみつけた]
あれは……。
[村長の養い子。この村へ来て二年足らずの修道女にも、仲むつまじい親子で無いことは把握できている。
時折教会を訪れ、ひとり祈りを捧げている彼の姿は、どこか痛々しかった]
……お待たせ致しました。
参りましょう、村長さま。
[オットーへはそっと目礼するにとどめ、村長とゲルトを促して、宿へ向かおうとする]
……クソじじい。
[モーリッツが腹で笑うのを視界の隅に収め。
表情にますます苦々しさを増し呟くと、残っていたパンの欠片を口に放り込み咀嚼する。]
……、………。
あんだけ世話になっときながら。
ろくでもなく育った事くらい自分で分かってる。
でも…俺は……――。
[呟く言葉は小さい。]
[随分と人が行っては来たりを見守る間、酒とつまみを飲み食いしすぎた様だ。
既に夕食が要らない程に満腹になり、気分の乗ってきた]
――俺、ちょっとリュート持ってくるわ。
さいっこーに美味い。
[酒とつまみへの賛辞をその場で溢しながら、二階への階段を上がっていく]
― 台所 ―
[やがて色々と用を終えた青年は台所にいた。]
なんか、あっという間に晩ご飯の時間が近づいてるなあ。
……。っし…!
[袖をまくって気合いを入れてから、調理に取りかかる。]
ん〜、量はこのくらいで…いや、よく食う奴もいるし、もっと多くてもいいよな。
[カタリナが配達してくれた羊肉を必要な分だけ切り取り、更に手の平サイズに切り分ける。
塩と胡椒で下ごしらえをしてから、オリーブオイルに浸けているニンニクの瓶を取り出し、オイルごとフライパンに入れた。
途端にバチバチと油の跳ねる音を鳴り出して、慌てて羊肉も放り込む。]
あっ、ちょっと一度に肉入れすぎたか…? あ、くそ。焦げる、焦げるって…!
[レジーナが居る時にはやる機会のない大人数仕様の調理に悪戦苦闘しつつ、フライパンと木べらを動かしている。]
ん……?
あーーーーー!アルビン!
[思い出したように、突如馬鹿でかい声で叫んだ。
誰が寝てようが、なにしてようが全くおかまいなしである。]
お前、帰って来るの遅かったじゃないか!
もう少し早けりゃ、トバルカインを見送ってやれたのによ。
ホント、お前は親不孝ものだぜ。
[お悔やみより先に出たのはそんな言葉。]
/*
ヨア兄さんが頑張ってる!
男の子が料理してるのっていいよね。わたわた感があって。いやシェフ並に手際よくてもそれはそれでいいけど。
(身体は)成長期の少年が食料を食い漁りに伺います。
そうだねぇ。
レジーナさんの後を継ぐのも悪くな―――
[悪くないね。
それが何を意味しているのかは気付けぬまま。
言葉を失ったのは、突然腕に包まれた時。
ヨアヒムの視界から外れたところで、村娘の表情は険しくなっていた。]
ううん、遠慮しなくていいんだよ。
私、料理上手くなったの。
試しに、フルコースなんてどう?
[柔らかく腕を解きながら、穏やかな笑みを向ける。
予定通りの、セクハラ行為への意趣返し。]
次やったら、この腕が悪さできないようにしてあげる。
[少し強めに手首を掴み上げれば、多少は懲りるだろうか。
そんなやり取りの後の真剣な声色は、今だけは納得するに値した。]
……うん。
[大丈夫、そう自分でも言い聞かせて。
ヨアヒムとの距離を離し、カーテンを薄く開けて外を眺める。
風はより激しさを増し、粉雪は狂ったように舞い上がっていた。]
お腹空いたね。 食堂、行かない?*
/*
そんで、状況はギャグである。
見た目が非常にあほっぽい。
このまま宿についてしまうとか、それでいいかな。
ヴァルターの馬に普通に追いつかれそうww
ゲルトさん、寒くありませんか?
[青年へ声をかけながら、村長がオットーに気づかないことを、ひそかに願う。
ここで避けたところで、いずれどこかで顔を合わせることにはなるのだろうけれど。
オットーが背を向けた時には、我知らず安堵の息が漏れた]
……あの、村長さま。
ヤコブさんから伺ったのですけれど、街道が通れなくなっているとか……。
[オットーの後ろ姿(>>430)との距離を測るようにしながら、宿へと歩く。
村長の気を逸らすように、話しかけた**]
[ざくざくさくさく、ぐさ さくさくさく]
[来た時より足早に、細い雪道を辿っていく。
足場の悪い雪の道。
人の足同士なら、さして距離も詰まるまい。
馬の足なら追いつくことも、あるだろうけど。]
…………。
[オットーは下を見て、雪道を歩く。
細い道を辿って向かう先は、村の宿屋。
避けるつもりで、結局向かっている先は同じ場所。]
[>>428 細かく刻んだハーブを入れ、ワインも入れてから蓋をして蒸す。]
肉がメインって事で、後はジャガイモと、オットーのパンと…。
それでもなんか、腹減ったって言う奴が出そうな気がするなあ。確かパスタもストックしてあったはず…。
[特に冷やす必要はないので、半地下で凄く冷える食料庫ではなく戸棚から取り出したパスタを、湯が沸いた鍋の中にバッサバッサと放り込んだ。]
ああ、肉、肉! 皿、皿皿。
[慌ててフライパンを火から下ろし、ラム肉を大皿に乗せてからザワークラウトを沿える。]
常備した漬け物でお手軽料理っと…。
[それから、小さく切ったソーセージが入ったペペロンチーノを作り、またジャガイモをカリカリに焼いてようやく準備を終える。]
よーっし出来た!
ねー、運ぶの手伝ってくれない?
[台所の中か談話室か、近くにいた者に声をかけてから料理を食堂に運ぼう。]
……、…………だからなんだ。
[遠慮なく告げられる親不孝の言葉。
それに、短くない沈黙の後に、冷やかに言う。]
俺は受けた恩ひとつ返せない恩知らずさ。
それくらい知っている。
あーあ、親父の為に薬手に入れになんて行かずに傍にいてやればよかったなァ。
残念ながら俺は気も利かねェし、お優しくもなくてなァ。
[もう何度も繰り返された、養父の死に目に間に合わなかったことを責める言葉、視線。
口端を自嘲気味に歪める。]
/*
嫌な深緑である。
ちょっと、負縁故というか色々喧嘩売りすぎだ。
希望変えたほうがいいかな。まあ、即死してもいいか。
結局まだ
・ニコラスと会ってない
・ヨアヒムが帰ってきてレジーナが残ってること知らない
・アルビンが帰ってきてること知らない
[足音が増えた。
足を止める。音は止まない。
ざくざくと雪を踏む音が、近づいてくる。]
オットーさん………?
――あ、そこ!
枝が低いから気をつけた方がいい。
[下を向いて歩き続ける青年に迫っている、低木の枝先。パン屋の青年に向けて思わず声を上げていた。
声が届いたなら、避けてくれるだろうか――]
[足音が増えた。
足を止める。音は止まない。
ざくざくと雪を踏む音が、近づいてくる。]
オットーさん………?
――あ、そこ!
枝が低いから気をつけた方がいい。
[下を向いて歩き続けるパン屋の青年に迫っている、低木の枝先。思わず声を上げていた。
声が届いたなら、避けてくれるだろうか――]
[晩ご飯のメニューは焼いたラム肉と、切ってカリカリに焼いたジャガイモ。そしてオットーのパン。それでも物足りない人のためにソーセージ入りペペロンチーノ。
それぞれ大皿に盛られており、各自で取り皿に取ってもらう方式だ。
飲み物についても、頼まれたものを持ってくる。ただし、もしディーターから酒を要求されれば相当渋るだろう。]
レジーナが居ないとやっぱり大変だ…。肉、焦げてない?
[食べている者にそんな事を聞いたりしつつ、青年は宿屋の主人代行として忙しく立ち動くのだった。**]
うわあ……っ!?
[顔ごとつっこんで、間抜けな声が響く。そこへ、]
あーーーー!!
[撓った枝の上から、大量の雪が落ちてきた。]
―回想・宿屋談話室―
[>>419トーマスの言葉にしれ、と]
恨まれるのは別に構わん。期待をさせて、それを裏切ったのは確かだからな。
ただ、私は恨む対象のあるお前を少し羨ましく思う。
忘れてくれ。言っても仕方がないことだ。
[男が一人で暮らす理由。誰も責めることのできない、家族の喪失が故]
[望まれてもいないのに生まれいなくなるものもいれば、望まれて生まれて望まれない別れを強いられるものもいる]
神はみているだけだ、何もしない。
[あの老人―モーリッツ―はどう痛みをこらえているだろうかと思いを馳せる。すっかり疑い深くなってしまったがあれも孫を亡くすまでは好々爺だった]
うっ。それは……。
[事情も知らずにアルビンを責めたことに気付いて、言葉に詰まるが。]
そういう事情があったにしてもだな。
もう少しまめに帰ってきてれば、お前の親父さんだって喜んだはずだぜ。
[間違いを認めないまま、話を有耶無耶にして誤魔化そうとした。]
[程なく、男がリュートを片手に降りてくる。
リュートは別段、凝った意匠も何の変哲もない。
楽器工房に行けばすぐ見つかる様な物]
ヨーアヒム。
この椅子借りるからな。
[座り心地の良さそうな椅子を一つ引いて、どこで演奏するか目を巡らせる。
丁度いい空間を見つけると、そこまで椅子を引いてきて、腰掛けると同時に、弦の調子を確かめる]
……あっちゃ。やっぱ冬は緩むなぁ
[外と屋内の温度差で、張り詰められたガット弦は完全に緩み切り、役割を放棄していた。
暫くの間、何度も弦を爪弾きながら音を合わせる]
―村の道―
[先を見れば、何やらどかどかと枝から雪が降っている]
[悲鳴らしきものも聞こえたような気がする]
見晴らしのよい方からいこう。
[近道よりも広い道を選ぶ。こうして宿への帰り道オットーとペーターとかち合うことはなくなったのであった]
[低木の枝が引鉄となり。
湿った音と共に青年の上に白が降り注ぐ。]
あ、ああ――……
[思わず片手の甲を額に沿え、何とも微妙な表情で走り寄る。]
間に合わなかったか。
大丈夫、オットーさん?
……下向いて歩くと危ないよ。特にこんなに雪が降っている時は。
[彼もよく分かっているであろうことを口にしつつ。
大量の雪を払うのを手伝い、彼の服に挟まっていた枝を引っこ抜いた。]
―教会(回想)―
いいっていいって。大丈夫だよ、このくらい。
配達で慣れてるから。
[ふっと笑って、篭と格闘するシスターの横から、篭を掻っ攫い>>349]
ああ、俺はこのくらい平気なんだけど…町への道が塞がったらしくて。…そうだ。ヨアヒムとレジーナさん、町へ行ってたんだっけ。
向こうで泊まってくる事になるかな?となると、宿が休業になるか…?
[考えながら、風邪を引いたら薬を安く売ってくれる、というアルビンに感謝の言葉を告げて別れたのを思い出した。>>366
アルビンが居るのだから、宿そのものは開いているのだろうか。それとも、ヨアヒム達が既に戻ってきていたのか。
宿に避難しようかと一考していたペーターの顔もよぎり]
…後で確認に行こうか。
[口元はバツが悪そうなトーマスを嘲笑うかのように更に歪められ。]
御免だな。
こんな村、親父達がいなけりゃとっくの昔に見限ってた。
余所者は出て行け。
ずっとそういう目で見てただろ。
余所者で性格悪くて愛想も無い俺が居なくなれば、お前らも清々するだろうし、なァ?
[氷のように冷え冷えとした声は、よく通る。
近くに居る者にははっきりと聞こえただろう。]
うぇ……けほ……っ
[いつの間にか気付かぬうちに、
ヴァルターらとは別の道に来たらしい。
口の中に入った枝の欠片を吐き出し、頭を振る。
べしべしと雪を払って、ハッと後ろを見遣れば、
いつの間にか危機の姿は消えていた。]
あ…、ペーター?うん。
いや、配達をね……。
[こたえにならないこたえを返し、ずぼ。と、
雪に埋もれた足を引き抜く。服の間に雪が挟まっていた。]
ああ、……ありがとう……。
[思わず眉が下がる。]
/*
どうにも毎回、表の発言ptよりもメモの字数調整に難儀します。
メモ履歴確認するのも大変だよなあ…と思うと下手に削れないし、不在時動かしや発言アンカーなども書いていくと、どんどんメモ内容が増えていく罠。
……こんなところに枝があると思わなかったもんな…
[思わず愚痴めいた呟きを零しながら、
服の間に入った雪を払う。
細かな雪はさらさらと、容易に落ちていくけれど、]
いててて……。
[枝に引っかかれた頬の痛みと、
雪まみれになったパンの袋に肩が落ちる。]
ごめん。
ペーターのドライフルーツ入りなのにな。
[雪を払ってくれる少年に、やや間の抜けた謝罪を向けた。]
―雪道―
……寒。
[ヒュオ、と吹いた風に肩をすくめた。
マフラーを口元まで引き上げて]
…嵐になるなら、資料でも借りようかな。
[村役場の方角をちらりと見た。
そこに保存されている資料は村の様子が記録された貴重な品なのかもしれないが、この農夫は家に閉じ込められた時の暇つぶしによく使わせてもらっていた。過去の村人の生活なども伺えて、なかなか面白いのだ]
あ、そういや。クララさんも足止め食らってるかな…?
もうすぐ村を経つとか言ってたっけな…
[時折街からやってくる司書である女性を思い出す。刺激の少ない小さな村では、街からやってくる彼女の話も、娯楽の一つである]
宿、いくかー。
/*
村長の封筒は、使っても使わなくてもいい振りだったのかなあ。謎いぜ、10年前の隣町。
ww実は実の親です。とかないよね。
なくていいですw
村の設定が変更されました。
なんだぁ?その口の聞き方は。
[アルビンを睨みつけ、手にしていたジョッキを、乱暴にテーブルに叩きつけると。]
お前がそういう目で見られるのは。
お前が余所者じゃなくて、その性格なんじゃねぇか?
確かにこんな小さな村じゃ、余所者は肩身が狭いかもしれねぇけどな。
だったら、ディーターとかカタリナとかフリーデルとかはどうなんだ。
あいつらが、出て行けって目でみられてるか?
そうじゃねぇだろ。
だったら、そいつはお前さんの自業自得じゃねぇか。
そうやって人のせいにするのはいい加減止めるんだな!
―宿―
[トーマスの姿を見かければ、挨拶もそこそこに薪の依頼をする。それが果たされている事を知れば、軽く目を見開いて]
……すれ違いだったのか。
わかった、感謝する。
[それを遣り取りしたであろう修道女の事を思い浮かべて、付け加える]
ご足労をかけたが、安心した。
……彼女の事だから、あなたのところに直接薪を取りになど行きかねないからな。
[彼が振り返った先に何気なく視線を向けるけれど、白い雪道に足跡が点々と続いているのが見えるのみ。直ぐに青年へと朽葉を戻す。]
……この道を通るってことは宿屋だな。
[問いへの返答らしいものは無かったが気に留めることはなかった。配達と聞けば、彼の手の包みを見て得心したように頷いてから。]
…………。
すぐそこだし、一緒に行こうか。
― 宿屋 ―
[ゲルト、そしてフリーデルを伴って宿の談話室へ]
ヨアヒム、ゲルトの部屋はどこだ。ゲルトのことはよろしく頼む。
何かあったらただでは済まさない。
[まあまあ、と言うゲルトの制止の声で後に続けようとしたくどくどとした文句が消滅し]
では私はこれで。私がいるとヨアヒムの手元が狂いそうな気がしてな。
客に金返せと言われない程度にしておけよ、フン。
[用は済んだとばかりに踵を返し]
何も見えなくなるからね。
本来の道を逸れた所に道が出来ることもあるし、木にぶつかるなんてこともザラで本当厄介だよ。
[愚痴めいた言葉には歩き出しながら応えて、痛みに呻く声を聞けばアルビンが宿に戻っている事を告げる。
傷薬ならきっとあるだろう、と。彼らの関係は、自身にとっては知らぬこと。]
ドライフルーツは………気にしないで。
それより、今日の焼きたてだったりするんじゃないの?
宿で急いで袋から出せば、パンまで染みずに済むかもしれない。
[あの曲がり道を横に折れれば、宿の明かりが見えて来る。]
[侮蔑されている。
嘲られている。
侮られている。
それらへの怒りと不服でいっぱいの視線を浴びるたびに、男は腹を抱えて笑い出しそうになった。
――全く、毛並みを逆立てた子猫ほど可愛らしいものは無い。
その腹を開いてやりたい程に。]
―自宅―
寒…。何この雪…全然治まる気配ないじゃないか。
[不機嫌そうに眉を寄せ、服に積もった雪を乱暴に払う。]
チーズの配達…は、まだいいか。
あの様子じゃ、宿に居た奴らはあのまま夕食になだれこみそうだし。シスターが教会に残っているとも限らないよね。
もう少し寝てればよかったかなぁ…
[忙しく雪を払うと、髪に引っかかった枝まで取れた。
ちらと、少年の朽葉の瞳が動くのには気が回らず、
続く言葉に視線を少年へと、ぽかんと向ける。]
ああ…、うん。良く分かったね。
本当は教会もなんだけど…、ちょっとね。うん。
[もそもそと、それでも一応言葉を返す。
向けたのは曖昧に、笑顔のようないつもの表情。
けれど親の縁の薄いこの少年に、オットーの口は少しだけ軽い。]
ペーターも、宿に行くつもりなのかい?
……用事?
[他愛もない問いを向けて、雪の中から歩き出す。]
―宿の近くの道で―
お、また会ったな、ペーター。
それにオットーも。
[彼らとは別の道から宿へと来ていた青年。
顔を合わせるような形となり、よぉ。と片手を挙げた]
オットー、配達か?ご苦労さん。
俺は、宿の様子を見に来たんだよ。
ヨアヒムとレジーナさん、帰ってきてるかなって。
道が塞がったらしいから…
[気楽な様子で声をかけた。]
―自宅―
[寒々とした部屋と、火の気のない暖炉を眺めながら、溜息を一つ。
服を脱いで寛ぐ前に、食糧庫へ行き注文品の大きなチーズの塊と、自分の食事用に小ぶりの塊を一つずつ取り出す。]
あー…でも余分な金なんて持ち合わせてないし、人が食ってるのを指を咥えて見ているってのも嫌だ。
仕方ないね。注文もきたし、お金入ったら久しぶりに街へ買い物にでも出ようかな。
[棚の横から、数日前に購入したパンを取り出す。冷えて固くなっているが、気にする様子もなく、慣れた手つきでチーズの塊を乗せ、部屋へ向かって歩きながら噛り付く。]
えっ、街道が――?
[リュートを爪弾く旅人らしい男を一瞥して、暖炉の近くの椅子の一つに腰掛け、出された紅茶に口をつける。暖かい器が冷たくなった指先を僅かに温める。
談話室に居た誰かから街道が封鎖されている事を聞けば、眉間に皺を寄せて呟いた。]
それは、困りましたね。
明日にはこの村を発つつもりだったのですけど。
―宿屋 談話室―
[不思議な毛布の塊を見つけてめくってみれば、見つけるのはリーザの顔]
何が自由だ、何が愛だ。豊かな街で一人暮らし、ていのいい厄介払いをしただけではないか。忌々しい。
世間体がなければ面倒なぞ見んわ。
[死別した妻の従弟。妻にとっては親戚でも男にとってはほぼ他人だ。しかし親戚には違いなく、放り出すわけにもいかない]
[めくった毛布を丁寧に元に正し、ふん、と鼻で笑って]
[数少ない、村の中の取引相手。
元々は自身の為に作っていたドライフルーツを彼が買い上げるようになったのは、ここ数年のこと。
今でこそ嗜好品を届けに立ち寄った時や、今の様に道で行き会った時に言葉を交わすこともあるが、それまではこの青年と関わる機会は皆無であったと言っていい。
陰鬱な影を纏っているような、何処か脅えるような彼の様子が、子供の時分は近寄りがたく思っていたし。
まず何よりも先に、彼の持つ“村長の養子”と言う肩書きが邪魔をした。]
[確かオットーと同い年だった筈のヨアヒムに向けたような気軽さは、彼への呼び名一つ取っても見当たらず。
かといって、この青年自身を厭う気持ちがあるかと言えば、よく分からない。
ソツなく当たり障り無く、波風立てぬよう“普通”に、付き合っている。]
[ちょっと、と言葉を濁すオットーを、少し低い位置から見上げる。アルビンに関しても同様であったが、ふうんと相槌を打って、特に問う事はしない。]
オットーさん、寒がりなのか。
長く暮らしてるんだから、寒さには慣れそうなものだけど。
まあ、俺も早く雪は引いてほしいな。
[宿へ用事かと問われたなら。]
そう、薪を切らしかけててさ。
トーマスさんの家には誰も―――
[言いかけて、聞き慣れた声に振り返る。]
あ……!!
探してたんだよ、ヤコブさん!
いや、探してたのはトーマスさんもなんだけど。
家に戻ったら、これじゃとても吹雪を越せませんってな具合に食料庫も薪も空っぽ。
[二人の家を訪ねたが留守で、仕方なく宿屋に向かう所だったことを説明する。
オットーからの問いの答えになっただろうか、「こういう訳なんだ」とばかりに溜息をついた。]
― 自宅 ―
あ、しまった。
明日女将さんいないのだったら、ヨーグルトが必要かどうかも聞いておけばよかった。
面倒だけど、朝持って行……
―おい、お前ら邪魔。
来るなら火をいれてからにしてくれよな。
[暖房の足しにしようと室内に入れていた牧羊犬2匹が、主人が食べ物を持っている気配に反応して纏わりついてくる。
溜息をつきながら食べ掛けの塊を二つに割って足元に落とし、服の裾でパン屑の付いた*手を払った。*]
ミューゼルさん…そうですか。
吹雪が止んで、3日…随分、かかるんですね。
仕方ありませんね…わかりました。
資料室の方から2、3冊本をお借りしても宜しいですか。
[諦めたようにもう一つ溜息をつくと村長にそう告げた。
街の図書館に比べ、納められた蔵書は少ない。それでも、拘束される時間の暇つぶしにはなるだろう。]
さぁ……
[調弦がすみ、演奏を始めようとした時。
目の前には赤毛の妙齢の女性がこちらに一瞥してきた]
おぉっ!
これはなぁんとも美しいアドモアゼルっ!
どうですか?この後ティータイムのひと時でも
[そそそ、と駆け寄り、片足を付きながら、手の甲をくっ、と受け取り、手の甲に口づけを落とす]
[美味そうな匂いが鼻をつき、見ればヨアヒムが料理を運んでいた>>442 それを手伝う者もいたかもしれないが、当然自ら手伝うことは無く。]
[村長と神父に不快な思いをさせられ食事をする気分ではなかったが、体は正直に腹の音を鳴らした。]
…へぇ。てめーが作ったのかよ。ババァは…いないんだっけな。
あ? さっき散々てめーが他の奴に説明してただろ。
あのババァが腰ヤッたなんて想像できねーなあ。大方、てめーに雑用押し付けて町で遊んでるんじゃねーの。体よく使われて、ご苦労なこった。
[ラム肉を大量に皿に盛る。他の客の飲み物を運ぶヨアヒムを見れば]
おい、酒持って来いよ。ビールでいいぜ。
…へぇ? あいつらには出せて俺には出せねえって?
……いいから持って来いよ?
[ヨアヒムの胸倉を掴み、要求する。ヨアヒムから渡されればビールを、拒否されればスキットルを手に、カウンターに座り肉を食べ始めるだろう。]
/*
唄どんなものにしようかと思って。
うんうんうなって文章考えてフランス語翻訳にずっとかけていたなんて恥ずかしくて言えない…………っっ!!!
―宿屋 物置の外―
[馬を迎えにいく際、>>41 物置でせわしなく動く影を見やり]
今晩はご老人にもこの宿にいてもらったほうがよいやもしれぬな。
おそらく頼んだものも忘れて見つかるまいし。
[物覚えが悪くなっていることは、税の手続き関連でよく知っている。同じ説明を何度繰り返しても、自分の損になるような発言は聞き遂げようとはしない。足ることを知りえぬものに、満足など訪れぬのだ]
[遅い春、雪解け水を汲んでくると出かけた妻と子供、そしてモーリッツの孫。3人は下流の村で変わり果てた姿で発見された。何が起こったのかは分からない。親同士の決めた結婚で望んでしたわけでもなく、望んで作ったわけでもない子供。失って怨むのも分不相応であり、怨む相手もまたいない。憤りだけが時々吹き出し、発散させねば気が済まないのだ]
[馬に跨り、岐路へ。雪はますます深くなる]
帰るか。お前も疲れただろう。リンゴがあるぞ。
あいたっ!
[ピシャリと手を叩かれて、思わず手を放してしまう。
はっきりとした拒絶に、申し訳ない、とは言うものの]
美しいだけに。
その身を守る棘は尚更に鋭い……
……おっさん。
美女の噂は満点だったぜ
[つい今しがた再び宿から出て行ったヴァルターへと、小さく呟くあたり、懲りた様子は微塵も見られなかったが]
吹雪……、来るかな…。
[ぽつり、空を見て小さく呟く。
黒い雪雲は銀樹の森をすっかり覆って、白く雪粒が舞い始めている。
風がびょうと一度強く吹いて、
人間の背を屋内へと押しやっていくようだった。**]
[食べている最中に>>469声がし、ちらりと見る。]
(…あの女…確か図書館にたまにいる奴だっけか…)
[何度か見かけたことはあるが、話したことはあっただろうか。ただ、自分と同じ髪色が印象に残っていた。ぼんやり考えているとピシャリ、と小気味良い音が響き>>490]
…怖ぇ女…。
[ポツリと呟いた]
―村役場横 村長宅―
[帰ってきて、オットーの見たものが何かわかった。犯人は自分だ。昨日の夢見の悪さからついついひっぱりだしてきた、過去の罪の証――]
あの小僧も大きくなったものだ。知る権利はあるかもしれぬが……
知らなくてよいことも、ある。私も知らずにずっとおれば。
[歯ぎしり。しかし、あの時はどうしても……金が必要だった。人を養うには金がいるのだ。人を救うのにも]
[もしもあの時金があれば、隣町からすぐに医者を連れてくることができただろう]
[金があれば、馬鹿みたいな話に騙されて都会へ出てゆくこともなかっただろう]
[そして人がいれば、余所者を受け入れて暮らすなどという不安定なものに縋って生きなくてもよかったのだ]
[深く沈みこむようにソファーに座り]
知らないから知ることはできても、知ってからは知らないには戻れない。
多くのものが村を去った。あるものは事故で、あるものは病気で。
今では知っているものは私と……ふ、もう私だけか。ゲルトははなから馬鹿にしておるしな。
負の財産を背負うのは大人だけで十分だ。この世で神は干渉せずとも、化け物は闊歩して歩く。
[封筒の中に、ポケットの中から出したあるべきものを納める]
[商家からの通報量の支払いと、そして成果である。残念ながら処刑した2名は■■だった、と。]
………うん、とても寒い。
この格好見ても分かると思うけど、上着重ね着してるんだよ。三枚も。
[言い返されれば、僅かに目を細めて袖口を捲ってみせた。
オットーの口数が少なくなっていることに、気づいているのかいないのか。向ける言葉は、あくまでも邪気なく。]
そういえば、もう聞いてるかな。
倒木で道が塞がれたこと。
[一番の悩みの種に話題を変えれば、知っていると返事が返っただろうか。
ヤコブとオットーの会話を聞きながら、歩き出す。]
[宿への道を先導するのはヤコブ。
彼が真面目に死亡検証を始めたなら、密かに唇を噛む。
先刻投げられた、村長の言葉が浮かんでは消えた。]
そうだね、客人も多いみたいだし。
俺と同じ考えで宿に来る人も居るかも知れない。
…まあ、俺は薪と食べ物を宿で少し分けてもらえればそれでいいんだけど、
[言いかけて、はたと思い至る。
ヤコブが此処にいるなら、家まで付いていって買い取ればいいだけなのではないか。
酷く回り道をしているような錯覚に陥ったが、ああ、やだやだと呟くのは心中だけで。]
[―――そう、きっと宿ではもうすぐ食事の頃合。
美味い料理をご馳走に行くだけだと思えばいい。]
あ、着いたみたいだ。
こんにちは!
[常以上に盛況な部屋の様子に目を見張って、ほんの少し顰める。
それを誤魔化すように、何故か外れている扉を見上げる素振りを見せつつ、その場に居る人々へと挨拶をした。**]
/*
wwww村長ww
いったいなんの過去を出してきた…!?
僕の両親は襲撃されたつもりでいたんだ。
もしかすると、処刑だったのかも知れないね…。
素晴らしいな、この村長。すげえ。
[>>503 まさか自分に矛先が来るとは思わず、一瞬驚くが。]
ふぅん。目は悪ィのに耳は良いみてーだな、ネーチャン。
[人の悪い笑みを浮かべた。]
[先程の失態もさておき。
再びリュートを手に、椅子に戻り、指を弦の上で踊らせ始める]
さてっと……
んーじゃ、失礼しまして、一曲北方の唄を一時
[前奏曲を奏でながら、ゆったりと夢心地の様に天井を仰いで]
人は畑を耕す。機を織る。
しかし傍らでは常にいつの時代も種族を狩る。
まぁ解釈の別れる唄だけどまずは是非御静聴を。
[すぅ、と息を吸い込んでから、リュートの爪弾きに合わせて唄い出す]
/*
時計見て慄いて寝ようとしてたら村長が格好良いよ!
ニコラスさんの唄が始まるよ!
み、見てから寝ようかどうしようか。
自分を騙す寝る寝る詐欺だなこれは。
[ランプに明かりを入れ、商家のサインを火にかざす。透かしで浮かび上がってくる特別な印章―結社の印―]
皆、私ばかりに押しつけていくな。
これも私の人徳、か。フハハッ
[パメラの父の名、アルビンの義理父の名、そして他の同年代だった村の有志たちの名前を挙げ]
[金に困った連中が、村の為、生活の為、子供の為という大義を掲げて、ペーターの両親を結社に突き出したのだ。何故嫌疑をかけられていたのかは知る由もないが――]
だがおかげで、みんなたすかった、ろう?
くっくっく、あっはっは。
はっはっは…………ぜぇぜぇ……。
腹がすいたな。
Nos mantenemos en la tierra permanente
(私達は恒久の大地に生きている)
La tierra a campo
(大地は畑へ)
El campo a cosecha
(畑は実りへ)
La cosecha a persone
(実りは人へ)
persone a saltamontes
(人は機織りへ)
Y el tejedor envuelve la tierra a traves de seda de algodon
(そして機織りは大地を綿絹で包み込む)
ええ、お陰様で。
[笑みを浮かべる男に、硬い表情を崩さずに答えた。
分室の近くや宿で稀に顔を合わせるが、昼夜問わず酒の臭いを漂わせていて、決して友好的にしたいとは思わない。
普段なら挨拶もせずに通り過ぎる所だ。
けれど、村に閉じ込められて動けない苛立ちが言動を普段より僅かに刺々しくさせていた。]
腹が……減ったな。
[ゆるり、起き上っててきぱきと竈に火を入れ、庭の天然の貯蔵所から野菜を掘り出してきて、根菜のスープを作る。兎のベーコンの旨みが出るよう、弱火でじっくりと煮込み…、その鍋の上に、オットーのパンを置いた]
[出来上がれば静かにもくもくと平らげる。言葉を出せばそれでエネルギーがもったいないとでも言わんばかりの気の抜けた表情で]
人間うまくできているものだ、忌々しい。
生きたい生きたいというわけか、この腹の虫め。
[呟く]
Sin embargo, nos mantenemos en la tierra de la aspereza
(しかし私は苛烈な大地に生きている)
El pajaro afila una factura
(鳥は嘴を研ぐ)
El lobo puede hacer un brillo del colmillo
(狼は牙を光らせる)
Y la persona tiene hierro en su mano
(そして人は鉄を手にする)
Para ser rico vivir
(生きる為に、富む為に)
A menos que confundiendose
(戸惑う事なく)
La tierra de la aspereza teje la tierra permanente
(恒久の大地を苛烈の大地が織りなす)
Es una historia muy comica
(なんとも滑稽な話ではないか)
Tarde. Dios lo dio
(故に神は与えた)
Una familia para sentir una facilidad bebiendolo
(殺す事、食らう事で安らぎを覚える種族)
Siempre nos dan ensayos
(私達に彼らは常に試練を与えるのだ)
El nombre.........
(汝の名は……)
[一人であっても愉快なことに罵声の途絶えないミューゼル宅が今日は静かだ]
[時計の針が聞こえるくらいに。火のはぜる音がちょっとした爆発音に聞こえるくらいに]
時間か。
[窓を見る。外は吹雪だ。しかし構わず、身支度を整える。昨晩よりもより慎重に。弓矢を手に持とうとしたが…吹雪でやめた。短剣を腰に差し]
[家を出た]
―宿屋―
あっれ、鍵壊れてんな。
[首を傾げながら宿へと入る。温かい部屋を目指せば、自然と談話室へ]
やっぱりここだったか、父さん。
仕事まだ残ってるよ。ペーターの所とオットーの所に薪の配達だ。ほら、立って立って。
…あ、二人はゆっくりしててくれよ。玄関まで、さっさと運んでおくから。
[父を促しつつ、ペーターとオットーにはそう伝え。]
[余韻を残す最後の一言から数秒。
男は身動ぎすらしないかと思うと]
――とまぁ、こんな感じの唄だな。
最後の一言は、俺なりの解釈。
この唄は『El nombre...』で終わるんだよ。
昔、北方の聖職者に尋ねて見た時には
『悪意』って解釈も出てきたな。
[調弦を再び繰り返しながら、次の曲は何にしようかと考える。
次は祭りの曲なんかが良いだろう。
時折、辺りの皆はどんな反応を返すだろうか、と気にしながら]
は、おっかねーな。
…ネーチャン、その髪の色生まれつきかよ?
だったら気をつけたほうがいいぜ。この村には俺らみてえな色の髪が大ッ嫌えな奴がいるみてーだからな。
なぁ? 神父様?
[一際大きい声で、嫌味たらしく神父に声を掛けた]
―宿の談話室―
あ、クララさん。
……やっぱり閉じ込められてたか。災難だったな。
俺で良ければ、暇つぶしの相手くらいにはなるよ。すぐにってわけにはいかないけど。
[赤毛の女性に気づいて、笑いかけた。街での面白い事件の話などが目当てではあるが、活字はそれなりに馴染んでいる方であり、本の話題にもついていける故の提案。が、ディーターと話していたらしい事に気づき、一度口を噤む]
……旅人さんかな?
[ニコラスの歌に耳を傾け。]
/*
汝は人狼なりやとったどーーー!!(違)
ニコラスは役職どれであろうと一度人狼騒動に巻き込まれてるので人狼だという解釈に。
それにしてもこのヴァルター、ステキ過ぎである。
表向き完全悪人なのに偽悪者っぽく映るのが格好いいである。
ビバ☆オッサン
― 村役場 ―
[どさどさどさ、と餌箱の中に馬の好物の林檎を入れてやる。暫く世話をせずともよいように]
日が上がってから噛むんだぞ。わかったな。
[吹雪の中、役場を見上げ、頷く]
帰ってくるぞ。明日また宜しくな。
まだまだ若いものに村長を譲るわけにはいかん。
[のっしのっし、と役場の前を去り、村はずれへと]
[クララ、そして反応があれば神父との遣り取りの後、ふと耳に入った言葉>>514にビクリと身体を強張らせる]
人、狼…?
[>>516最後は旅人の解釈だと聞けば]
…そんなもん付け加えるなんて、アンタ、随分悪趣味なんだな。
くだらねえ曲だ。飯が不味くなるぜ。
[鼻で笑う。…が、手は微かに震えていた]
……何ていうか。
前半と後半で別の歌みたいだな。
後半はやたらと激しい…でも、いい声だったな。
[そんな感想を漏らすと、ニコラスにそっと近づいて]
…でも、あまり『人狼』って単語は出さない方がいいよ。この村さ、昔、人狼に滅ぼされかけた…そしていずれまた人狼に滅ぼされる、っていう言い伝えがあってね。今じゃおとぎ話だけど、「不吉だ」って嫌がる人もいるからさ。
[小声で旅人に話しかける。]
― 深夜・村外れの共同墓地 ―
[共同墓地へ、深雪を慎重に踏み鳴らしながら歩く毛皮のコートを纏った男]
[墓も今ではちょこん、と頭の部分をのぞかせているだけに過ぎないが、それでも迷わず……最も外れに位置する墓へとやってくる]
[墓碑銘はまだない。その横の真新しい墓――アルビンの義理父のものにはあるが。]
誰もいない……、悪戯にしては、性質が悪いが。
ん?
[吹雪の風か? いや、違う音が、耳の鼓膜を震わせた]
ヤコブさん。
[見知った姿を見て頭を下げる。
彼が屈託ない笑顔を見せれば表情はほんの僅か和らいた。]
ええ、思ったよりも復旧に時間がかかるようですね。
後で資料室で本を借りてこようかと思っていますが。
お気遣い、ありがとうございます。
[その時リュートの音と、旅人のうたごえが聴こえた。]
そのようですね。
[ヤコブのひとりごとのようなつぶやきに*頷く*]
[吹雪の風か? いや、違う音が、耳の鼓膜を震わせた]
[人間の無力さをいつ感じるか]
[神の無力さは理不尽な運命に立ち向かえというフレーズが全てであるが、人間の無力さとは今起こる現象に対して理解が追いつかない場合に感じられる]
[例えば、短剣の柄に触れる前に、喉仏から夥しい出血を強いられた場合など]
[男は驚愕に眼を見開き、鼓膜に焼き付ける]
[何故、とは声も出ず…]
……んれ?
[だが、どうやら想像よりも芳しくない反応が映って、思わず当惑する。
先の酔っ払い……ディーターだったか、には悪趣味とまで詰られた。
人狼の名前を出した所で、所詮はお伽噺の怪物だろうに]
あ、アリガト。
――へ?
[始めてみる、自分と同じ年頃の若者に挨拶しようとしたが、それよりも先に小声で話し掛けられて、すぐに疑問は氷解した]
(オッサンの奴……
何が近隣で出た噂だ。
『ココ』で出てんじゃねえか!)
[すぐさまに、心の中で、ヴァルターに罵声を浴びせた]
っと。挨拶が遅れたな。
俺はニコラス、見ての通り旅芸人だよ。
[目の前の若者へと名乗りながら。
早速椅子に座る。
失態をしたのならば直ぐに盛り直すのは旅芸人として大切なことだ]
今度は祭りの曲にさせてもらうな。
北方の、ラスパダって言ったか。
そんな村にある祭りの曲でな。
羊毛を振り回して踊る、羊の感謝祭なんだ。
[簡単な説明を加えながら、今度こそ、曲調の明るく、下手な台詞もない曲を選ぶ。
再び宿屋の中に歌声とリュートの音が響き渡る**]
うん、わかりやすいな、いい声をしてた。
俺はヤコブ。そこのおっちゃんの息子だよ。
へえ、羊祭りか。面白そうだな。
[トーマスを親指で示し、なるべく明るい声になるよう努める。空気を入れ替えるよう。ニコラスから離れ、クララに振り返って軽く片手を振り]
雪がやんだら、すぐ復旧に取り掛かるよ。
それまで、ヨアヒムには気をつけて?
[半分本気で、半分冗談を言い。]
[>>528ニコラスがヤコブに自己紹介を始めるのを見れば、もくもくと食事を再開する。食べ終わるころには飲んでいた酒が回りだし、酩酊状態になる。旅人が再び弾きだしたリュートの音色の手伝いもあり、次第にまどろんでいく。]
(…ねみぃ…今日は何があったんだっけな。そうだ。ヨアヒムに鍵を壊したとか因縁つけられたんじゃねーか。くそっ…人のせいにしやがって…。
それに、村長。封鎖された街道の工事がどうのとか言ってやがったな。誰が手伝うかよ。いつもいつも安い金でこき使いやがって。ろくな死に方しねーぞクソが…・・・ん?
封鎖…? てことはクソババァはしばらく帰ってこねーってことか。へっ。ざまあみろ。
ああ、あのネーチャンに神父も殴られりゃいいのに
・・・
[眠りに落ちる瞬間、旅人の歌声が脳裏に甦る。美しい音色に乗った、あの恐ろしい言葉。]
人、ろ…
[がくりと、テーブルに突っ伏した**]
[宿にいる者からレジーナの事を聞いたり、いくつか言葉を交わした後。トーマスを促して、早速ペーターとオットーの家にそれぞれ分担して薪を運ぶ。
彼らが宿で過ごすようなら、代金は後でも構わないと言っただろう。]
……やばいなぁ。資料室に寄っている暇はなさそうだ。
[曇り始めた空を眺めて、眉をひそめた。
仕事が終わったならば、父と二人、自宅へと早足で戻って行った**]
……美しいと思うよ? 乱暴者のレッドキャップ君。
まるで毛を逆立てた赤い子猫のようだ。
[挑発するように、けれど決して声は荒げずに、優しく。
乱暴者、という言葉に、ゆうるりとした抑揚をつけて、何故彼をそう呼ぶのかを強調する]
それどころか
俺くらい
大の赤毛好きはいないと断言させていただくぞ!
あ、別にクララは好きという訳ではないというかトラウマ持ちだったりするのだが
て言うかなにこのディーター
かわいい
かわいい
そろそろ教会向かいたいんだけどほっといたら殴りかかったりしてくれないだろうか
[無表情なクララを面白げに見遣ると、そっけない声を投げる]
余りこの男の言う事は本気になさらぬことだな。……司書殿、だったか。
いつも酔っては放言を繰り返して、酔いが醒めたら少しも覚えてはいないのだから。
うぐぐ。。。
さぁて役職希望どうするか…
共有あたりでさっさと襲撃されたい気もするんだが
相方によってはRPすごい困るしなあ
まあ、C狂ははじかれやすそうだしこれでもいいかな
村人になったら死亡フラグ立てよう
もう大分自信をなくしておる
人にからめなすぎです
[ディーターとクララは、何か返しただろうか。
沢山表情を浮かべて疲れたとばかりに、ふ、と息をつく。
残ったホットビールをくいと飲み干した。]
……俺も、酔ったかな。直ぐ醒めても良さそうな寒さだが。
[ぽつりと自嘲するように呟くと、席にいくつかのコインを置き、立ち上がった]
ヨアヒム。…代金はここにおいておくから。
[忙しそうに立ち働く姿に声をかけると、外套に袖を通した。
ディーターが沈没している事に気づき、ヨアヒムに向けて、顎でその姿を指す]
……今のうちに、酒を取り上げておくといい。
流石にこれ以上は体に悪かろう。
― 談話室 ―
ああ、ありがとアルビン。
[トーマスとアルビンのやりとりは、台所で調理をしていたので見ていなかった。>>456 食事を運ぶのを手伝ってくれた彼に礼を言う。
そして飲み物を運んでいると、ディーターの声が耳に入った。>>486]
…そーだけど…? ……ああ、うん。
[最初は怪訝そうに返事をしていただけだったが、続く言葉にはあからさまに不機嫌な表情を見せ。]
……ディーター取り消してくれ。レジーナはそんな事する人じゃないよ。
──酒? さっきも言ったけど、ここはタダ酒飲ませる場所じゃないから…うわっ。
[胸倉を掴まれて目を丸くする。ごくりと喉を鳴らしつつ、ディーターの目を見て。]
ッ…あ、後で払ってくれる気すら、無い、人には…出せない。
別に今すぐとか言わない、し。現金じゃなくても…労働で払う、とか…何か別の形でもいい、けど?
[ツケてるつもりはないと前に言っていた彼に対し、本気でタダ酒のつもりなら駄目だと言う。その語調は結構情けない感じだったが。]
[ディーターとのやりとりを終え、それから程なくして村長がゲルトを伴って現れて。]
あ。ゲルトいらっしゃい。
村長…。えと、う、うん。
[何かあったらただでは…とまで言われると困惑して、視線を彷徨わせる。ゲルトが制止してくれて、村長が背中を向けたのを見るとこっそりホッと息を吐いた。]
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