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司書 クララ は、青年 ヨアヒム を占った。
次の日の朝、楽天家 ゲルト が無残な姿で発見された。
ついに犠牲者が出た。人狼はこの村人達のなかにいる。
しかし、それを見分ける手段はない。
村人達は、疑わしい者を排除するため、投票を行う事にした。
無実の犠牲者が出るのもやむをえない。村が全滅するよりは……。
最後まで残るのは村人か、それとも人狼か。
現在の生存者は、村娘 パメラ、パン屋 オットー、神父 ジムゾン、少女 リーザ、仕立て屋 エルナ、シスター フリーデル、司書 クララ、行商人 アルビン、ならず者 ディーター、農夫 ヤコブ、負傷兵 シモン、村長 ヴァルター、宿屋の女主人 レジーナ、羊飼い カタリナ、青年 ヨアヒム の 15 名。
― 宿屋(借りている部屋) ―
ん…眠い…
[普段泊まりなれているいつもの部屋。寝台の上で暫く眠そうにもぞもぞと動いているが、なんとか体を起こして背伸び。]
今日は、家に戻って薬とか食料…とってこないとな。
―宿屋・2階廊下―
何か、嫌な予感がする…
[そう呟きながら、廊下にうずくまった。寝不足が祟ってしまったのだろう。]
[窓から覗く景色は、昨日と変わらず――いや、幾分か波が強くなっているような、そんな風に見えた]
― 宿屋(2階廊下) ―
[着替えを済ませ、廊下に顔を出したところで村長に気づく。]
あ、おはようございます。早いですね。
私は今日は家に戻って宿屋に渡す物資を持ってくる予定です。
[普段通りに笑顔で挨拶。]
あ…っと。時間が。
一応、念のために出る予定はないのですが、港に船が出るか見に行きますね。
調子が悪いようなら、レジーナさんとかお呼びして休んでいてください。
一応、薬の類は家から持ってきますので。
[村長を元気付けるように、数回背中を軽くさすり、心配そうに離れる。]
…それにしても今日、何か動物を締めたのかな。妙に…生臭いような…
[ぽつりと呟き、階段を*降りていく*]
−自室(明け方)−
[窓の下、膝をついて蹲る]
……嫌だ。聞こえる。聞こえてしまう……。
ささやきが。歌が。
血の色、味、起こる前に途切れる悲鳴……。
銀色の糸を引く牙。
奥の闇の紅さ……。
[恐怖ごと喰らい尽くす歓喜も、噛み締めた肉の甘さも、自らがそれを行ったように、べったりと舌に残っていた]
―昨夜・自室―
[風に運ばれてきた人の子の声(>>*1:48)に、私は笑い返す。]
ええ、始まってしまえば後は破滅へ向かうのみですよ。
ま、硬くならずに特等席で見ててくださいな。
幕開けの時はすぐですから。
シスター フリーデルは、宿屋の女主人 レジーナ を能力(襲う)の対象に選びました。
―宿屋・2階3号室―
[ドアをノックし、入室する事を伝える]
ゲルト殿!失礼するぞ!
[ドアノブに手をかける。鍵は掛かっていないようだ。ゆっくりとドアを開けてはいると、そこには床の上で倒れているゲルトの姿が]
――ゲルト殿!
[ゲルトは大量の血を流して事切れていた。遺体には、獣の爪でやられたような傷があった。つけられた傷は、親友の遺体につけられた傷と全く同じもの]
[嫌な予感的中。もはや杞憂どころではなくなってしまった。目の前の惨状に、血の気は引いていき、足はすくむ。]
[じきに皆も起きるだろう。異変発生を知らせるべく、大声で叫んだ。]
うわーーーーー!!誰かーーーーー!!
/*
仮で無能力者っぽいレジさんに襲撃セット。
ただ、レジさんって出来れば残したいんだよなぁ……。明確な年長者だしね。
リザに襲撃させるのは色々話的にはおいしいと思うのですけどね。
パメ襲撃で幼馴染コンビを崩す、ってのもありかなぁ……?オト・ヤコが嫌がりそうだけど。
ディタは戦闘能力高そうなんで、残したいかなぁ……?
ってか、ディタってだけでなんか狩っぽいとか思うんは私だけでしょうか?
うーん……悩みますね。
ま、ゲルト殺害で能力者も動いてくれるだろうし、それを見てから考えよう。
[口元を抑えながら、吐き気を堪える]
[流れ込む感覚は、紛れもなく悦びだった。細胞が本来の獲物を取り込んだ事を、よろこび、震える様までも、リアルに感じ取れた]
………。
気持ち、悪い。
俺、感覚……おかしく……
[気持ち悪さと心地よさが一時に来て、交互に感覚を支配した]
[喉の奥に蟠る嫌悪感、絶望感は、人としての感覚]
[そしてそれを上回る高揚感は、流れ込む、人でないものの感覚]
[ヴァルターの悲鳴に、びくりと肩を震わせる]
………。ゲルト……。
ああ、ヴァルターの声がする。
始まる。始まってしまう………。
[再び呟いた声には脱力感と絶望感が滲む]
[だが、やるべきことを行おうと身体は勝手に自室の扉へ向かう]
[無残な姿になったゲルトを、悼む茶番のために]
[祈りに呼応して私は本来の姿へと戻る。]
[銀の毛並みと
紅い瞳の
狼。]
[私(=フリーデル)を知る誰かが見ても、きっと私とは気付かないだろう。]
[窓を飛び越え、風と同じ疾さで夜を往く。]
ああ……悪くありませんね。
街では、この様な事はなかなか出来ませんしね。
[満足そうに呟けば、間もなくその場所が見えてきた。
あの二人もいるだろうか?]
―→真夜中・宿屋―
/* 色々考えました。
人として暮らしていく生活を、何故狂人は捨てるのか。崇拝?狂信?
そのいっこの答えとして、今回はこんなものを。
感覚共有。 */
─宿屋の一室─
[昨夜、あの後はカタリナと羊たちの餌をやり、それから宿へ戻ってくるまでは特に何もなく帰ってこれた。]
ん……ねむ…。
[眠そうに、目をこすりながら起き上がる。そして大きな欠伸一つ。]
[と、その時、村長の大声が聞こえてきた。]
ん?何の声だ?
[並々ならぬ様子に、部屋のドアをあけ、外に出る。
一室、開いている扉。
そこへ、早足で向かう。]
村長…朝っぱらからなに叫んで……
ゲルト!!
[そこには無残な姿になった、ゲルトの姿が。]
―宿屋・廊下→3号室―
[部屋をでるとなお異臭は濃くなり]
一体どうすればこれだけ匂うんだか。…昨日の嵐で魚が大量に打ち上げられたとか?…まさかね。
[あたりを眺め回して3号室のドアが開いているのが目に入り、何気なく近寄って部屋を覗き込む]
あれ、誰か起きて…
―真夜中・ゲルトの部屋―
[騒がれぬ様、まずは喉をぐしゃりと潰して。]
[次は、逃げられぬ様、足の腱をぷつと噛み切った。]
[倒れ伏せたそれは、瞳に絶望だけを映して鮮やかな赤に染まっていく。]
[私は、まだ人として生きているそれに貪りつく。母の乳を吸う赤子の様に。]
[温かい血を、肉を。]
[一滴も、一欠けらも残さぬ様に。]
[ひゅー、ひゅーと、声にならない呼吸音は少しずつ弱まっていき、やがて……。]
[躯と成り果てた。]
[堪能しきった後、人の子の疲れた様に聞こえる声(>>*4)に。]
おや……それでも、気を失わずいらっしゃったのはさすがですよね。
普通の人間がこのような感覚を共有した場合、恐らくは……。
[その先は言う必要などは無く。目的は、彼に"自分は普通の人間と違う"と言う意識を強く植え付けたい、それだけだから。]
―早朝・自室―
[朝早く、風が窓を叩く音に目を覚ました。]
[カーテンを引けば、もう朝日が顔を出していた。]
[もう一度寝なおそうにも中途半端な時間だろうと、彼女は身支度を整え、聖堂へ向かおうと外へ出た。]
[相変わらず強い風が、彼女のヴェールを、修道服の裾を傍めかせる。]
うーん……まだ、収まりませんか。
これではまた船も欠航でしょうかね……。
―→聖堂―
[ロザリオを唱えた後、彼女は散歩に向かう。]
うーん……この風はなんなのでしょうね?
少し遅れた台風?
[暢気そうに呟いたその時、宿の方から誰かの怒鳴り声が聞こえた気がして。]
[彼女は修道服の裾を両の手でつまみ、走り出す。]
[幾度か、転びそうになりながら。]
―→宿屋―
[目にはいったものは血だまりの中横たわるゲルトとその近くに膝を折ってうずくまるヴァルター]
え…なに…?何がおきたの…?
[信じられない光景に声もかすれ、思わず横にいたヤコブの腕をつかむ]
─宿・二階三号室─
[立ち入ると、異臭の籠るその部屋に、思わず鼻を押さえる]
……な…これは……何が?
[昨夜、村長の話していたことが、起こってしまったのだろうか。]
[無残な姿となった、旧知のその人をまじまじと見る。
あまりにも悲惨で、見たくはないもののはずなのに。
その姿から、目を離せなかった。
これが『恐怖』というものだろうか。]
ああ、発見された。
[異臭の漂う部屋の中で、そう淡々と囁いた。]
これで、もう、後戻りはできないかもな。
[昨夜、狩をした時点ですでに戻る気はなかったが……。
自分へと言い聞かせるように、そう呟いた。]
―宿屋―
[幽かに、鉄臭さが鼻に付き。]
[騒々しい声は2階から聞こえ。]
[彼女は息を切らせつつも、必死に駆け上がる。]
[鉄臭さが更に強くなっていった。]
[誰かの部屋の扉が開け放たれ、その前にはヤコブとエルナの姿が。]
お……おはようございます。
どうかなさいましたか?
[なんとはなく、部屋の中を覗き込めば、村長と、倒れている誰か。]
[ふと足元を見れば、赤い赤い……鉄臭さを撒き散らす正体。]
[靴に、赤がじわりと染みこんでいく。]
……こ、これ、は………。
[そして、気を*失った*。]
―教会・礼拝堂―
Agnus dei, qui tollis peccata mundi:miserere nobis.
Agnus dei, qui tollis peccata mundi: dona nobis pacem.
.....Amen.
[小さな礼拝堂に祈祷の声が響く。聖像を見上げ、ふっと息をつく]
……このような時に縋るなど。
都合の良いことでしかないのだろうが。
[小さく呟き、立ち上がる。視線を転じた窓の外、未だに風は強く吹き止む様子もない]
そう、ですね。
ま、このまま事を起こさずば、何もせずとも尻尾を掴まれてしまう可能性が高かったでしょうし。
それくらいなら、この様に狩を楽しむ方が精神衛生上ずっといいでしょうしね。
[口調は勤めて軽く。]
[声がして振り返ると、そこには最近赴任してきたシスターの姿。]
し、シスター……ゲルトが……
シスター!!
[状況を説明する前に、気を失い、倒れこみそうになった彼女をとっさに受け止めた。]
―教会―
シスターはお出かけか。
[礼拝堂を出て傍らの建物を見遣れば、既に人の気配はなく。無事であればと頷き、既に何かを案ずる自らの心の動きに苦笑を漏らす]
……昨夜の話を気にし過ぎだな。
宿の面々も落ち着いた頃合か。
[空を見上げれば雲の動きは早く。強い風に目を細めながら、宿屋へと歩き出した]
-真夜中・自室-
[ドミニクは2つ隣の部屋に仲間の気配を感じる]
[仲間の狼のしなやかな躍動。人とも獣ともなりきれない苦悩と歓喜の声]
[リザがなんとも表現しがたい、いうならば人間の革を脱ぐと、たちまち老いてはいるが堂々とした体躯の狼ドミニクが現れた]
やったもんはもう戻れねぇ……
もうあとは楽しむのみってやつだな。
[受け止め、気を失ったその人へと囁く]
それにしても見事な演技だな、シスター。
とてもじゃないが狼には見えないだろうよ。
-ゲルトの部屋-
[仲間狼の狩りをじっと見ていた。]
うまいもんだ。
[後は血肉を貪り、何事もなかったように自室に戻る]
ああ、なんて容易いんだろうなぁ…
―宿屋・入り口―
[宿屋の扉に手を掛けると、バタバタとした気配が伝わってくる]
………?
[不審な表情で中へと歩み入り、騒ぎの元と思われる方向へと向かう。強くなる臭気]
………!?シスター?
ヤコブ、これは……?
[問いかける言葉と同時に部屋の様子が目に入り、思わず言葉を失う]
-宿の個室-
[…はバタバタと人が行きかう廊下の音で起きた]
うーん、よく寝たなぁ!
なんだろ、レジーナおばちゃんが朝からお掃除でもしてるのかなー。
お褒め頂き光栄ですよ。
こういう演技が使えるのは、オンナの特権というモノなのでしょうかね?
[目を閉じたまま、囁きだけで笑う。]
倒れた振りをしておれば、喋る必要もないですしね。実は*楽な方法かもしれません。*
昨日の晩は良いものを見せてもらったよ、
シスター。
音もたてず、この狭い宿で見事な狩りだねぇ。
さてともう始まってしまったからには後はないね。
そうそう狩りを楽しむ事にしようさ。
―宿屋、シモンの宿泊している部屋(2階)―
[叫び声、騒ぐ音。それから、臭い。嫌な予感に眠気が覚めて、がばっと体を起こした。慌てて義足を取り付けると、なるべく急いで体を動かし、廊下へと出る。何人かが集まっているのが見えて]
ゲルトが寝ていた部屋…?まさか…!
[杖代わりの棒を手に、駆けつける]
―宿の前―
やべ、思ったより時間かかった。
朝食の準備、もう済んじまってるかな…
[持ち出してきた当面の荷物を抱え、足早に裏口へと回る。
扉を潜り抜けようとした瞬間に――耳に届いた悲鳴]
――上か!?
[はっとして荷物を落とし、飛ぶように駆け出す]
[シスターを受け止めたまま、現れた神父へと]
し、神父さん……
これは……、医者が……いや、もう……?
[混乱した頭で、なんとか話そうとするものの、なかなかうまく言葉が紡げなかった。]
― 自宅・寝室 ―
[ ベッドの上で横たわったまま、ぱちりと目を覚ます ]
…ああ。あの人は…
[ 夢の余韻をもう一度瞼の奥に捜すように目を閉じる――すぐに瞠く ]
[ 起き上がりながら無意識の動作で、手が枕の横にあるテーブルの上をまさぐり、眼鏡を掴んでいる ]
自室→図書館の書庫へ
[ ガウンを羽織って寝室を出る。図書室の扉と書庫の扉をくぐり、あの棚の前に立った ]
[ 跪き、迷いのない動作で鞄を引き出し、鍵を外す。ビロードの内張りの中で、それは乳白色の光を放っていた ]
[ それを見つめて、"夢の中で感じた"ことが確信に変わる ]
何の兆しもみえない…
よかった…。
獣の魂を持っているのでは、ないということなのね。
[ 安堵の表情を浮かべたものの、自分がずっと否定していたオカルトを頼ろうとしていることにはたと気づき、複雑な顔になる ]
ううん。
人狼なんている訳ないんだわ。やっぱり。
[ しかし、手が鞄をまた棚の奥に突っ込むことはなく。口はもとのように閉めたものの、しっかりと鞄を抱えあげて書庫を出た ]
[ 身支度を終えた後には、図書館をいつものように開館させることだろう ]
一体、何があった?何の…
[列に割り込むように部屋の中を覗けば、そこには…]
ゲル…ッ…
[床に広がる血液。変わり果てたゲルトの姿。思わず息を飲み、動作が止まった]
[2階にあがれば、もう既に耐え切れないほどの鉄臭い匂い。本物の精錬された鉄とは違う、生臭さと酸味の入り混じる悪臭]
……う…。
[本土で暴力の世界に生きていた経験のある男には、嗅ぎ慣れていたもの]
-2階廊下-
[…がかちゃりと廊下への扉を開くと]
[ヴァルター、エルナ、ヤコブ、シスターの声…]
[大人たちの尋常ではない、様子に戸を細めて見ている。迷ったが到着した神父に話を聞こうと勢いよく扉をあけた]
神父さん!!何があったの?
[廊下をあがって直ぐに見たものは、
3号室前の人だかりと、青ざめた男たち、倒れ伏した女性たちの姿]
おい!
何があったんだ!?
[神父が叫ぶのと同時に]
リーザ!見るな!あっちにいっとけ!
[そう叫んだ。腕には気絶したシスターがいて、動くことはできなかった。]
-2階廊下-
[神父はするりと部屋に入ってしまった]
ねぇ…誰か何があったのか教えてほしいんだけど。
ヤコ兄ちゃん、シスターさん、どうしたの?
具合悪いの?
[少し覗けたゲルトの部屋は異様な雰囲気と匂いが漂っていた。乱暴に広げられた毛布の合間から赤い物がチラリと見える]
[室内には呆然とした様子の村長、毛布をかけられた「何か」
傍らに神父が屈み込んでいるが、既にその服の端は明らかに何かによって染まっている]
……ご覧の有様ですよ。
[ディーターに振り返ってみせるが、さすがにそれ以上の言葉もなく。息はないと首を振る]
―宿屋・2階3号室―
[床に膝をついたまま、立ち上がれず。]
[倒れていたのは、人狼の噂を「人狼なんているわけないじゃん」の一言で一蹴していた人物。その彼が、死んだのだ。
目の前の光景を、紛れもない事実として認識する。
やっぱり、人狼が紛れ込んでいるのかもしれない…そんなことを思いながら。]
-2階廊下-
[神父とヤコブに叫ばれ、事の異常さに気が付く。大人たちがさえぎる視界の中で少しゲルトの部屋が見えた]
[そこは異様な雰囲気と匂いが漂っていた。乱暴に、見せまいと大きく広げられた毛布からはおびただしい赤い筋が幾本も流れている]
血なの?どうして?
[その瞬間、ディタの声を聞き、そちらに振り向く]
[しばらくゲルトを凝視していたが、ジムゾンとヤコブの叫びにはっと我を取り戻す]
リーザ…レジーナが朝ごはん用意していると思うから、下で待ってろ。…いい子だから。
[なるべく平静を装って、少女へと声をかけた]
[ごくりと唾を飲み込んだ。やけに口の中が乾いているような気がする。少女をディーターに任せる事にして、ゲルトの部屋へと踏み出し]
…大丈夫か?村長さん。立てるか?
[膝をついたままの村長の肩を叩く]
[神父の声に室内に向けた視線が、一瞬悲痛にゆがむ。……目に染み入るようなどす黒い赤。
だがその中に飛び散る金髪と四肢は――引き裂かれては居ても見間違えようのない、ヒトの、おそらくは若い男のもの]
……ゲルト…。
[そのまま廊下まで流れる血に向けている少女の視線をさえぎるように前に立ち、膝を突いて目線を合わせる]
……リーザ、ちょっといい子で待ってろ。
ひとりで平気か?
ダメならレジーナかパメラと一緒にいるんだ。連れてってやるから。
[リーザを階下に送ると、直ぐに引き返して室内に足を踏み入れる]
…う…。……
[近くで見ると遺体の凄惨さがよく分かり、くらりと気が遠くなるような感覚に瞳をゆがめた]
……やっぱ、……ゲルト、なのか……
―2階廊下―
[いつもは昼過ぎまで眠っているのだが、この異様な騒ぎに、胸騒ぎがして目を覚ます]
[ふらりと廊下に出ると、血臭が鼻をついて異変に気づいた]
………。
これ、は。この、臭いは………。
[ばたばたとゲルトの部屋の前に行くと、事態を理解して立ちすくむ]
ゲル、ト………。
そ、んな……。
[う、と喉の奥で嫌な音がし、とっさに吐き気を堪えた]
……神父さん、シーツをかけても、いいかい?
また誰かが目にする前に…隠してやったほうが、いい。
[目に染みる赤。部屋のクローゼットに手をかけた、その指は震えていたかもしれない]
……神父さん、シーツをかけても、いいかい?
また誰かが目にする前に…隠してやったほうが、いい。
[目に染みる赤。部屋のクローゼットに手をかけた、その指は震えていたかもしれない]
[人の増えた気配に振り返れば、そこには吐き気を堪えるオットーの姿]
オットー…ここにいるのが耐えられないようなら、リーザについててやってくれ。
[言いながら、ゲルトの部屋の扉を閉めにかかる。]
…目覚めにこの光景を見せるのは酷だろう。新しく誰かが来る前に閉めてもいいよな。
[15年前に聞いた話。冒険家の死。樹の幹の傷。図書館の本で見たもの。]
[そして、目の前の惨劇。]
[記憶は、彼の脳裏を走馬灯の如く駆け、渦を描く]
[少し宿を漁り、綺麗な手ぬぐいを見つけ、そして厨房で、桶に水を張って、シスターを寝かせたソファまで運んできた。]
[そして、冷汗をかき、気を失っているシスターを介抱している。**]
……あ、…ああ、ありがとう。シモン。
[扉を閉めると言う根本的なことさえ思いつかずにいた事に唇を噛み締め、軽く頭を振る]
………。
[毛布からはみ出した四肢には、明らかに引きちぎられたような噛み跡が残る。
それは、普通の獣よりも巨大な――まるで御伽噺の狼が、赤ずきんを丸のみしたような、そんな大きさだ、と思いつき、もう一度頭を振る]
/*
メモで微妙に狼っぽい発言したけどキニシナイ!RP村だし、ばれても即吊りはないだろうし。
というか匿名メモないもんなあ……難しい。
[こくりと頷くと、ジムゾンにシーツを手渡す。気遣うように目線を向けて]
……アンタも、大丈夫か?
血、洗い流したほうがいい。
−宿屋・自室−
[人狼の噂、どうも気になって寝付けなかった。窓際の椅子でうつらうつらと。
気づけば、騒がしい足音に気づく。時計の針はとっくに朝を示している]
……なんだい、朝から。騒々しい。
[そう言う声は弱々しい]
[気遣わしげな視線をオットーに向けてから、かちゃりと扉を閉めた。踵を返すと、ゲルトの傍らまで歩みを進め、しゃがみこみ]
…こんなんで、生きてるわけがないよな。
…ゲルト。
[毛布をそっとめくった。彼が着ていた衣服、髪の色、長さ。僅かに残る面影を確認する]
−宿屋・階段前1階−
まったく、朝から何してるんだいっ!
[自室にいても、いくらかの怒鳴り声と人の気配は感じて、階段下から二階に向かって怒鳴る。
一階に下りてくるリーザと、会ったなら、変わらず朝の挨拶を*しただろう*]
-レジーナの宿屋(談話室)-
[大人たちの異様な雰囲気に何もきけず、傍らのソファに寝かされたシスターを見る]
何がどうなってるのかな…
でも、すごくすごく…怖いよ。
[…はふと窓の外に目をやる。依然、風は吹き、船の来る気配はない]
ママ、ママ…
こんな時はどうしたらいいの?
[ >>60のオットーに苦く唇をゆがめて ]
…確かにこのままにしてはおけねー、な。
これじゃあ。あんまりだ。
ゲルトを…
[ゲルトを、元に、少しでも綺麗に、戻してやらないと]
………。
――
[レジーナの怒鳴り声にはっとして、怒鳴り返す]
レジーナ! こっち来るんじゃねーぞ!
一階でリーザと一緒に居てやってくれ!
>>68ジムゾンに、幾分しっかりした調子で頷く
ああ。…ここは俺がなんとかする。
ゲルトも、このままにはしておけねえだろ。
シャワーは好きに使ってくれ。
ついでに、皆に事情を説明してくれると嬉しい。アンタなら客観的な説明ができそうだしな。
[ >>68ジムゾンに、幾分しっかりした調子で頷く ]
ああ。…ここは俺がなんとかする。
ゲルトも、このままにはしておけねえだろ。
シャワーは好きに使ってくれ。
ついでに、皆に事情を説明してくれると嬉しい。アンタなら客観的な説明ができそうだしな。
[暫くしてから、何枚かの雑巾を手桶に入れ、ブランデーの瓶を抱えて二階に上がってきて、ぼそっと呟く]
……ぞっとしねぇな。
神の飲みモンを持ってきた。きつい奴は飲んでおけ。
あと、談話室におりてくやつは靴底拭いてから行け。
俺は、とりあえず……扉、閉められるようにする。
[ぼそぼそ、と不明瞭な声で言うと、血の滴る床をのろのろと拭き始めた]
……「人狼」か。…。
[唇を噛み、ゲルトの遺体に毛布をかけ直した]
ああ、このままにしておくわけにはいかない。墓穴掘りか…久しぶりに。
[ありがたくもない、と毒づいて立ち上がる]
[立ち上がり、クローゼットから乾いた布をありったけ取り出して血の染み付いた絨毯に敷いていく]
……オットー、廊下はお願いできるか?
俺はこっちを何とかするから。
客観的なことなど……[ディーターの言葉に微苦笑を漏らした]
ここで見たもの以上、何も話せることなどないのですよ。
ありがとう、お借りします。
[部屋を出ようとして、やってきたオットーと鉢合わせる]
………感謝します。
[幾分乱暴な手つきでグラスにブランデーを注ぎ、一気に飲み干す。喉の焼ける感触に眉を顰め、小さく咳き込んだ]
………酔えたら幸せなのでしょうね。
[口元を拭い、靴の裏をふき取る。尚もべたりと付いた朱の色に眉を顰め、血を洗い流すべく部屋を出た]
……人狼…
まさか、15年前、それも私がこちらに移住する前に聞いた話と、同じような光景が…
[聞こえるか聞こえないか、そのぎりぎりの声量で呟く]
[ 「対処しきれない事態に遭遇したときには、各人が出来ることを探し、それに伴って行動すればいい。すれば動揺による不必要な暴力はやみ、事態は収拾するだろう」
……昔そう教えてくれたひとがいたことを思い出す。
咄嗟にやることを示唆したのは、おそらく、その言葉が脳に染み付いていたかもしれない ]
[小声で、苦く呟く]
……見たままを、脚色なしに話せる人間が必要なのさ。こういう時には…。
[流言蜚語がどれだけ、人の心をゆがめるか。まして、この中には]
……。
[黙って唇を噛むと、黙々と、血に濡れた部屋を片付け、ゲルトを移動させる為に*動きはじめる*]
―自室―
[けたたましく人の騒ぐ声や足音で、意識がふいに浮かび上がる]
――…な、に…?
…まさか……
[ベッドに上体を起こし、息を飲む。視界に入った純白の花にそっと触れ、気持ちを落ち着けてそろりと扉から滑り出た]
―――っ、…!
や、何っ、これ……!?
…嘘、ゲルト、が……?
[廊下にまで溢れている血に、足が竦んだ。皆の言葉から、犠牲者の名を知る]
[廊下の隅に置いてある棚の、花瓶の横に手ぬぐいを置き]
ディー。終わったらコレで身体拭け。
手と、……ああ、靴の裏もな。
もう少し水汲んできてから、俺は飯の仕度をする……。
飯どころじゃねーけど、飯どころじゃねーから、作る……。
[ぼそぼそと呟いて、階下に下りていこうとして、パメラに気づき、ゲルトの部屋に近づくのを止める]
……来るな。お前は来るな。
下行ってろ。いいから。
[無言。ゲルトをディーターに任せると、部屋の中を点検する。それからしばらく、床に広がる血をこすった]
ん。酒は…俺はちっと無理。飲んだらかえって気分悪くなりそう。ありがとな、オットー…
― 図書館→書庫 ―
[ カウンターの中の椅子に座り、窓の向こうをぼんやり眺めている ]
[ 今日はまだ天気も芳しくない――船も出そうもないというのに、誰も図書館にやってくる様子がない ]
みんな…お仕事が忙しいのかしらね。
ここんとこ毎晩、遅くまでレジーナさんちで飲んでるんだもんなぁ…
[ 小さな思い出し笑いを一つ。
その後に立ち上がり、書庫の中で蔵書の整理を*始めた* ]
ある程度片付いたら…談話室に集まろうか。
…俺も、話したい事があるし。
[ぬぐってもぬぐっても、床に広がる血はなかなか綺麗にならない。体を動かす事でなるべく何も考えないようにしたかった、けれど。いつまでもこうしているわけにはいかない]
−早朝・宿の一室−
[昨夜は、ヤコブに付き添われて、一度家で羊と犬の世話をしてから宿へ戻り、泊まった。借りた部屋のベッドで目を覚ます]
ん……朝……。
風、今日も、強いな……。
ご飯は、朝の分も、置いてきた、けど。
カスパルと、羊。大丈夫、かな……。
[まだ誰も起き出していない宿から、物音を立てないように出て、自宅へ]
−カタリナの自宅−
……放牧、しない方が、いいんだよね。
お天気も、よくないし。
[羊小屋で作業しながら、足下を付いてくる牧羊犬に話しかける]
ごめんね、カスパル……。人狼なんて、嘘だと、思うけど。
嘘だって、はっきり、するまで。夜は、宿に泊まるかも、知れない。
羊たちを、お願い。
[一通りの作業を終えて、羊小屋を出る]
黙って、帰ってきたから、みんな、心配する、かも……。怖い噂の、ある、時だし。
−宿屋・談話室(>>70)−
やあリーザ、お早う。
[挨拶と、同じ頃にディーターの制止(>>69)が聞こえただろう。
リーザは堰を切ったように話し始め、それは要領を得た物ではなかったが、かえって二階の騒動が伝わってくるもので]
そうかい、リーザはみんなの言うこと聞いて降りてきたのかい、偉かったね。
[観点は少しずれていたが。そういって少女の頭を撫でた]
―宿・シャワー室―
[血に濡れた服を脱ぎ、冷たい水を浴びる。血の気の引いた肌に水滴が落ち、鉄錆の臭いを落としていく]
…………。
[暫く項垂れて水を浴びる。水を止め、重く濡れた上着は着けずに白いシャツのみ。らしからぬ姿に、溜息を漏らす]
このままで顔を出すわけにも行くまいが…。
[流石にすぐに人々に惨状を話してまわる気分にもなれず。着替えを取るため、裏口からそのまま教会へと道を歩き始めた]
[噂が噂では無くなった……現場を見たわけではなかったが、他に理由も思いつかない]
……お早う、カタリナ。アンタも下にいな。
[宿屋に訪れたカタリナ(>>88)に気づき、2階にあがる様子に、静かに声をかける]
上には男衆がいる。大丈夫だ。
……っ、そんな…
[ヴァルターから返ってきた声に、息を飲み]
――!!
リーザ、は…大丈夫なの!?
[ここに見当たらない、皆に保護されるべき少女の行方を尋ねた。階下にいる、という事を聞けば、オットーの袖を掴む手にぎゅっと力を込め]
……ついててあげないと…
[友人の遺体をこの目で確かめたいという気持ちはあったが、オットーに促されるまま、一緒に階段を降りていった]
[ある程度部屋の中を清めると、オットーの用意してくれた手ぬぐいで自分の体も拭う。それから、階下へと降りる。談話室を目指して]
…無事か?こっちは。
[何と言ったら良いのかわからず、下にいた女たちへと尋ねた]
[ぼんやりと粥を煮ながら低く呟く]
ディーとシモンは大丈夫かな……。
しかし、人狼……認めたくないが、あれがもう一度、起こるのか……。
[談話室に現れたシモン(>>97)に頷いて]
……ごくろうだったね。
[と、こちらも言葉を選べばなんと言っていいかわからずに。
談話室に戻ってくるカタリナ、ソファに横たわるフリーデルと介抱するヤコブ、リーザ、談話室の中を一通り見回して]
お茶でも煎れようか。少し落ち着くだろう。
[言うと、キッチンへとお茶を煎れに*行った*]
[階下に降りると、落ち着かないリーザの話を聞いてやっているレジーナ、不安そうなカタリナの姿を見つけた]
リーザ、レジーナさん、カタリナも…!
無事で良かった……
[皆の無事を自分の目で確かめて、駆け寄る。リーザの話からすると、遺体を直視した訳ではないらしいと少しほっとして、小さな身体を抱き締め、とんとんと背中を撫でた]
……あ、シモン……
…う、ん。みんな、無事よ。
― 宿・2F3号室 ―
………。あとで、絨毯は剥がすしかねーか…
[染み付いた血は取れず、ぼんやりと声だけが空々しく聞こえる]
[寝台から剥がしたベッドの敷き板の上に、ゲルトのパーツはなるたけ元の並びのとおりに収められ、布団をかけられている]
………。
[視線を向けてその内臓の殆どが、食い荒らされていたことを想起し、込み上げる吐瀉物をこらえて口を拭った]
【本日から処刑があります。吊られてもOK、な方はメモで立候補お願いします】
【襲撃予告は、オイシイと思ったところだけでOKかと】
皆さんおっしゃるように、狼CO必須になるのも厳しいですね。
匿名メモもありませんし、外部掲示板や隣村を使うのも違う気がします。
オイシイところ、というのも狼COのタイミング含め、狼さんの判断に負うところが大きくなってしまいますが。
村建て人が狼かも知れませんが。
【被襲撃立候補は、なくても可。確白で「ぜひ襲われたい」方がいればメモでお願いします】
さて、私も下に降りるとしよう、いつまでもここに留まっているわけにはいかない。
[2階の3号室前を離れ、階下へと降りてゆく。その足取りは重く、鈍く、悲しいものであっただろう]
[手近にあった椅子に腰かけ、自分の頭に手を置いた]
…そうか、無事か。よかった。
[何かを考えている様子。視線は定まらず、それ以上口を開くのを迷っているようで]
―宿からの道―
人狼……
[目を細めて空を仰ぐ。先ほどの映像がフラッシュバックして、再度息を詰める]
ああ。何か資料があれば。
…図書館は今日も開いているのだったな。
何か、分かるかもしれない。
[ふと、クララの図書館を思い出し、道を折れる]
[談話室の奥へと進み、ヤコブがシスターの介抱をしているのを見つけ]
シスター…!
大丈夫なの…っ!?
[気を失っているだけだと聞くと、ほう、と震える息を漏らし]
よかった……
シスターのこと、お願いね。
…リーザ、レジーナさんがお茶を淹れてくれるって。
ここで、おねえちゃんと一緒に飲みましょう?
[ね?とその瞳を覗き込んで、何とか笑みを浮かべ。小さな手を握って、一緒にソファーに腰掛けた]
[下に戻るというシモンに、分かったと頷き、血まみれの手だけを乱暴にタオルで拭く]
……人、狼…、か。
くそっ…!
[胸ポケットから煙草を取り出すと、咥えて乱暴に火を点ける。
深く吸い上げれば、すこしだけ正気が戻り]
むーん。
今日カタリナ吊りもありかな。
「朝イチでゲルト殺してから、返り血洗いに家帰ったんだろう!」的な。
しかしここでヤコブにじっとり片想いしたまま吊られるのもあまりにアレでしょうか。
「返り血洗いに」が「返り血荒井に」と変換されて絶望した!(蛇村学園ネタ)
―図書館―
[いつもクララが丹精を込めた図書館の庭。秋の草花が強い風に靡く。未だ収まらぬ波を睨みつけ、図書館へと入る]
こんにちは。クララ、いますか?
[声をかけるが、返答を待つ風でもなく中に歩み入る。白いシャツにロザリオもつけず、一見神父とも思われぬ男が書架の前で何かの本を探し始めた]
シャツ連呼していますが、こう中世のあれな感じの。
語彙乏しいなw
神父服って学ランの更にしっかり版(?)みたいなイメージなんですが。いや、変な記述だったらどうしよう。ユルシテー。
…一体、いつ…?
昨日はヤコブらが帰って来るのを待って、裏口の鍵は閉めなかった筈だが…
普通の狼は、こんなところには入り込めねえ。
誰だって入れた…。
……だが……。
[やがてレジーナがお茶を淹れてきてくれると、リーザにカップを手渡し]
…はい、熱いから、気をつけてね。リーザ。
[シモンが視線を彷徨わせ、何かを考え込むような様子なのに気付くと、そっとティーカップを押しやって]
…シモンも、はい。あったまるわよ。
[リーザがいる手前、考えている事を聞いていいのか憚られたが、物言いたげな目でシモンを見つめた]
初日から吊られ立候補ってムズィ…食われる前に吊って貰えば、それはそれで楽しそうですが。
ちなみに狼:ディタ/フリ/オットー(全裸陣営?)
占い師:クララ
てことでRP読みOKですかね。
いやキャラに反映させられないけどw
……。ヨアヒムに、部屋の鍵をかけたかどうかは確認すべきだろうな…。
[ぐしゃりと髪を掻き混ぜると、もう一度深く怠そうに煙を吸い上げ――煙草を据え付けの灰皿に捻り消す]
…ん。あ。あ、ありがとな。
…何でだろうな、今日はやけに冷える気がする。海が荒れているせいで気温が低いのかもな。助かる。
[パメラからカップを受け取って、手を温めた。自分が言っていいものか、わからなかったが、]
…ゲルトが…殺された。
[リーザの耳に入りにくいよう、小声で呟いた]
― 2階→1階へ ―
[談話室を覗き込み、集まっている面々に声をかける]
一応、運び出すだけにしといたぜ。
まだ入るなよ。
[鮮血に塗れた衣服を見せないように、それだけを告げて足早にフロントに入る]
−宿屋・1階廊下−
[キッチンから、談話室へと続く廊下。ティセット一式抱えている]
人の姿に化けて、紛れ込んでいる、か。
[この騒ぎが人狼のせいならば……加害者を見分けるのは困難か。いや、とふと脚を止めて]
あの子なら見分けがつくかもしれない。
[たった一人だけ、人狼ではないと見分けられる確証のある相手がいる。しかし──]
―フロント―
[マスターキーを取り出し、並んでいるキーを眺める。203号室のキーは見当たらなかったが、ヨアヒムが持っているのか、他の誰かが持ち出したのかは分からない]
だー…[自分が情けなくて頭をぐしゃぐしゃ]
昨夜はごたごたしてたから、キーボックスに鍵がかかってたかどうかさえ覚えてねえ。
大体、鍵が開いてたら意味ねえよなぁそんなこと…。
[疑心暗鬼になりつつある自分を自嘲し、深く息をついた]
…そうね。酷く、冷えるわ。
シモンも、今日は厚着した方がいいわよ。
[ティーカップを渡した際に、小声で囁かれた言葉には]
……、やっぱり、事故とかじゃなく、殺された、のね…
[顔をくしゃりと歪めて、小さく頷いた]
[しかし、確認するのはいいが、それがどういう結果を招くのか、わからない。相手の危険を高めるのなら──]
……まだ、人狼の仕業と決まった訳じゃない。
[絞り出した声に、わずかな希望を込めて。
お茶を談話室へ。パメラ(>>111)へと託した]
/*
お。女将共有CO?
わーん、ちくしょー、羨ましくなんかねーぞ!!
レジーナと共有いいなぁ…
ところで、第二段があるなら銀狼+F狂人とかも面白いんじゃねーかなーって思った。
BBS編成には勿論ないが、動き方が皆特殊になりそうだw
*/
― 図書館 ―
[ 書庫の整理を一段落させ、書庫を出る。
その視線の先に来館者の姿。
微笑んだものの、見慣れぬ後ろ姿に、ふと"誰だろう…?"と不安が過る ]
こんにちは。
なにか、お手伝いすることはありますか?
[ カウンターから、静かに声をかけてみた ]
[パメラの礼には、礼には及ばないよ、と彼女の背中、ぽんと叩き。
お茶が配られる様子眺めながら、自分もカップに口をつける。
シモンの伝達(>>113)には、やはりショックをうけずには*いられない*]
ゲルトは…人狼に殺されている。奴らに襲われた死体の特徴はよく聞かされたし、絵でも見せられた。
[談話室の中を見渡した。ある程度人数が揃っているのを確認する。そして、意を決したように顔の包帯に手をかけた。やや乱暴な動作で、顔に巻かれたそれをずり下ろす。…そこには、傷跡はあるものの、怪我は既に治りきっている青年の顔があった]
…騙していてすまない。俺は…本当は、怪我の療養の為にここに来たんじゃないんだ。俺の役目は、人狼が現れそうな地域に訪れて…もしも、現れた場合…
[一瞬、下を向いた。だが、すぐに顔を上げる]
そこに住む村人を…人狼と思しき者を、処刑する事にある。
……やっぱり、人狼が…
聞かされたって、一体どこで……?
[不思議そうな表情でシモンを見つめていたが、包帯をずり下ろそうとするのに目を瞠り]
―――え?
処刑……!?
な、に、何なの、それ。役目って…
……っ、ちょっと待ってよシモンっ、あなた一体、何者なの…?
[ほとんど泣きそうな、困惑しきった顔で、シモンをじっと見つめた]
人狼に対抗する手段。それは、『疑わしい者を殺すこと』だ。人狼も多勢に無勢だと本性を現さないという話だ。今の所、対策はそれしかない。放っておけば、どんどん人間が食われていくだけだ。
だが…家族、長年の知り合い、慣れ親しんだ村人同士。例え人狼だと判明しても殺せない、と処刑を拒み、いたずらに犠牲者が増えてしまった事例がいくつかある。滅びるのは勝手だが、人狼騒ぎはその村だけの問題じゃない。生き残った人狼が他の土地を襲えば、死人が増える。
それを防ぐ為に、対人狼組織が考えた案。それは、その土地にあまり縁がない者を送りこみ、「否が応でも処刑を行う」というものだ。俺は…その組織に雇われた、いわゆる『処刑人』だ。村人たちが処刑を拒むようなら、彼らの代理として疑わしい者を殺せ。…そういう命令が下されている。
[ひどく残酷なやり方だった。しかし、村に潜りこんでいた男はあくまで淡々と語っていく]
― 図書館 ―
[ 振り返ったその人は、知らない相手などではなかった。
むしろよく知る相手ではあったけれど、見慣れない出で立ちに目を丸くしている ]
ああ、神父様でしたか。
こんにちは。
……探しものですか? ええと、なにか分かれば…
ならず者 ディーターは、行商人 アルビン を投票先に選びました。
― 図書館 ―
ええ[頷き、やや躊躇う様子を見せて言葉を続ける]
……人狼、に関する書物を。
可能ならば対抗手段…倒す、手がかりを。
[真っ直ぐにクララへと真率な表情を向ける]
/*
ん、レジじゃなくてシモン共有?
それともレジーシモンでつながるんかな。
表777で灰888とかwwww
使うの勿体ねー…!
*/
まぁ、いきなりこんな事を言っても信じてもらえないかもしれんが。
『処刑人』が暴走しないように『監視人』と呼ばれる人間がこの村には居る。処刑人が私怨で処刑をするケースもあったらしいから…必ず二人一組になってるんだ。
監視の方は、俺とは違って村人たちを守りたい、という想いはかなり強いだろうな。俺らは、本土で占いを受け、人間だと証明されている。俺はともかく…もう一人の方は、信じてやってくれ。
[一気に話し終えると、深く深くため息を吐いた。自然と四肢から力が抜けて、椅子にもたれかかった]
…パメラ。そういうわけだよ。俺は…
[騙していた事に対する後ろめたさ。…何を言っても言い訳だな、と思ってそれ以上は続けなかった]
…赤い蝶のような、床に染み付いた、鮮血。
それを見た瞬間に思い出したのは。
おれがここにくるまえに
あいつとであうまえに
ころした
だれかのこと
ヴァルター可愛いんだがww
ティワズさん(鉄板)吹くぞ。
これ以上笑わせないようにw
これで中身外したら恥ずかしいんですが、駄々漏れと見て良いような。
ついでにrokuさんはカタリナですか?カギは桃かと。
― 宿の廊下 談話室の前―
[いつものバンダナを外し、着替えを終えて水気を含んだ髪をタオルで拭いながら、廊下に流れるシモンの声を聞く]
[深く、息をつき、――目を閉じる]
……人狼は――いる、ってことなんだな。
本当に……
疑わしい者、って……みんな、ずっと知り合いだった人ばかりなのよ!?
子供の頃からお互い気心が知れてる人もいるし、もし人狼が化けて潜り込んでたとしても、すぐに分かるわ!
私達の中にいるなんて限らないじゃない、定期船か何かで島の外から来た人狼が、山にでも潜んでるのかも知れないし……っ、……
[ばっと立ち上がり、叫ぶように言い放ったが、やがてふらりと床にへたりこみ]
……もぉ、何が何だか、訳分かんない……。
信じられないことばっかり…
――…それに、シモン。
『縁がない者』って言ったけど、あなただって、この村の、仲間じゃない…。
あなたがそう思わなくても、少なくとも、私は。…そう思ってるわ。
[少し濡れた瞳で、力なくシモンを見上げた]
でも。
[ 言いかけて、語尾が震えるのを感じた ]
対抗できるのかどうかは分かりませんが…
人狼の本性を見破ることができる者がいるということは。
人間に化けた人狼を見抜くことができる人がいるというのは、亡くなった父から聞いたことがあります。
…そんな魔法のようなこと。
幻想にすぎないと、ずっと信じてやらずにいたのですけど。
[クララの言葉に、ふっと息を吐く]
……ゲルトが、今朝殺されました。
[要点のみを、ぽつりと口にする。人狼云々と言葉を重ねるよりも、尚鮮明であろうと]
書物は、ありませんか……[やはり、と思いつつも落胆の息をつく。続くクララの言葉に息を呑んだ]
人狼の本性を見破ることができる力が実在すると…?
それであれば、心強いが。しかし。
………。「やらずにいた」と?
――パメラ、落ち着け。
[談話室に踏み入ると、パメラに静かに声をかけ、ぽん、と頭に手を置く]
シモン…。話は分かったが、この中に人狼がいるとしたら、アンタたちに見分ける方法はあるのか?
占い――とか言ったな。そいつらは連れて来ていないのかい?
もし、何もないのだとしたら…
あんたたちは何を基準に俺たちを『殺す』つもりだ?
[返答次第では許さない、と言いたげに、鋭く真摯な瞳をシモンに向ける]
[ ゲルトが殺された。伝えられた内容の衝撃と、それが示す意味に目を見開く ]
ゲルト、さん、が…?
どこで…
どんな風に、ですか?
[ 多分、それを聞いてしまえば、もう引き返せないだろうと覚悟のようなものを固めながら ]
“監視人”……?
それって、………。
[誰の事なのか問おうとしたが、きっと明かせないのだろうと口を噤み]
……、別に、お人好しだから言ってる訳じゃないわよ。
役目のためだとしても、毎日、この村にいて。
みんなと顔を合わせて、一緒にご飯食べて。
それなのに、そんなの……
…そんなの、悲しすぎるじゃない。シモンだって。
[困ったような笑みを向けられて、シモンを見上げる瞳から、ぽろぽろと涙が零れた**]
[クララの問いに蘇る、今朝の風景。鉄錆の生々しい臭いまで蘇るようで、ふと眉を顰め、ひとつ咳払いをした]
……すみません。
ゲルトは、今朝宿の部屋で殺されていました。
……獣のような何者かに襲われたようです。
私は先ほど、宿で彼を見つけて……それで。
[淡々と話そうと努めるが、途中で言葉を切り口元を押さえる。ひとつ首を振った。血の付いた上着は脱いできたものの、ズボンには僅かに何かの跡が残っている]
…占いのできる奴がこの村にいるといいが。いなかった村は、無差別に殺されたようだな。
[それは、占い師を連れてきていない事を遠まわしに言っていた]
狼の正体がわかる占い師の数は貴重で少ない。こんな小さな村にまわす余裕はないらしい。
場合によっちゃ、誰でもいいとされてる。いっそ村ごと消した方が、手間は省けるのだから。
[感情はこめない。――事実を語るのみ]
パメラもクララも。
なんというか、みなさんのRPが素敵過ぎて悶える。
本当に困る。吊られてもいいけど、地上にとてもとても残りたくなって物凄く困ったw
5日目くらいの吊られ希望なんて、ダメ?(ワガママ)
[クララの言葉に、ゆっくりと首を振る]
…獣の足跡などはありません。
宿の中、閉ざされた扉の内側……です。
人狼、などと言われて俄かに信じられるものでもありませんがね。
[言うと、力が抜けたように机の上に軽く腰掛けた]
この数日、教会の文書を調べていたのです。
……本当に人狼が存在するのであろうか、と。
[額を押さえる仕草は言葉とは裏腹に、今朝の事件が人狼の仕業であろうと考えて入ることを物語った]
−宿屋・談話室−
[続けられるシモンの話、黙って聞いていた。それは、数日前、本土に行った際に聞かされた話を裏付けるもの。
「処刑人」と「監視人」は天秤皿の右と左のように。バランスを取るために「監視人」は村に長くいる者から選ばれる]
……シモン、有り難う。
[使命故、敢えて自分の名前を伏せたシモンの心遣いに、感謝の言葉を漏らした]
[ シモン>>142にカッとして、その肩を掴む ]
……ふざけんな!
何の手立てもなく、ただ村の皆を適当に処刑しろってのか!?
狼が本当にいるってのなら、この孤島で危険なのはお前らもだろうが!!
[問いを重ねてくるクララに、情けなそうな笑みを向ける。普段とは違う表情が、内心の疲れを表していた]
教会の古文書には「人狼と思しきものは存在する」…とのみ。具体的なことは、何も分からなかったのですよ。情けないことですけれど、ね。
ひとたび人狼が現れれば、全滅させられた村もあったようです。内からではなく、外からも……ね。
[人狼の噂に攻め滅ぼされた街の記録。そこまでは口にのぼせず、クララを見つめ返す]
あなたには、何か…思い当たる節があるのですか?
何か、彼らに対するものが[見破る力、と言われた言葉が気にかかる様子で問いかける]
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