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エリザベータ アリスバックはコメムシ プルプルに投票を委任しています。
マシュー ツィスカはコメムシ プルプルに投票を委任しています。
モナ ウェルシュはコメムシ プルプルに投票を委任しています。
シンロ シェットラントはコメムシ プルプルに投票を委任しています。
リヒテン カタリナはコメムシ プルプルに投票を委任しています。
コメムシ プルプル は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
語り手 は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
エリザベータ アリスバック は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
マシュー ツィスカ は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
モナ ウェルシュ は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
シンロ シェットラント は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
リヒテン カタリナ は ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード に投票した
ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワード は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、コメムシ プルプル、語り手 、エリザベータ アリスバック、マシュー ツィスカ、モナ ウェルシュ、シンロ シェットラント、リヒテン カタリナの7名。
投票を委任します。
リヒテン カタリナは、コメムシ プルプル に投票を委任しました。
― ザワールド・コックピット ―
[攻撃してこない『敵』に挨拶がしたいと、
とんでもないことを言い出したダンに思わず口を挟む。]
それはっ!罠だとしたら…
危なくはないかね?
[ダンが死んだら、この世界まで終わるのだと、
言外に伝えようとする。
しかし、折れない様子にこちらが折れることになるだろう。
交渉に行ったコメムシが一時間半後に戻って来れば、
ダンがザワールドの手のひらへと転移される。
相手方からも同じように転送反応があるのが分かれば、
ホッとする自分に気がつき、眉をひそめる。
そして、現れた相手のパイロットに言葉を失う。]
あれは…さっき…
[ダンとハイタッチしていた選手ではないのか。
ラン戦の後、消滅していった従兄そっくりな人物が浮かぶ。]
本当に……ろくなもんじゃないらしいのだよ、
神様とやらは。
[やり取りするダンと彼を見ながらつぶやいていた。]
[戻ってきたダンはなぜかユニフォームから
白衣のようなものに着替えた。
なぜ、と聞こうかとも思ったが、
自分がきくべきことではないと口をつぐんだ。
聞いたとしても、何ができるとも思えなかった。]
がんばるのだよ…!
[先ほどと同じ応援の言葉を、絞り出すように伝えた。]
[ダンと、『敵』の戦いは肉弾戦の死闘のように見えた。
不利なのでは、そう思った瞬間に彼の蹴りが決まり、
一気に優勢となる。そしてコアを引きずり出す。]
な、何をするのかね?
[優しくコアを開く動作に、
見てはいけないものを見てしまう気がして
止めようとするが。間に合わない。
開いたコアの先は、わかってはいたがこちらの構造と変わらない。]
できれば…見たくはなかったのだよ。
[ダンには聞こえないように呟いた。
しかし82%の確率で誰かの耳に入ったかもしれない。
ザワールドの手に力がこめられる。ダンの、勝ちだ。
そしてダンはこの上なくいつも通りの笑顔で、
別れを告げ、消えた。]
投票を委任します。
シンロ シェットラントは、コメムシ プルプル に投票を委任しました。
マシュー!!?
[駆け寄ろうとするが、
膝が笑うばかりで一向に立ち上がれない。
そんな中、離れた場所から気がつく異常。]
コメムシ……君は……
マシューと知り合いなのかね?
[誰よりもマシューを心配して見えたのは彼だった。**]
―――“アイゼルネ・ユングフラウ(Eiserne Jungfrau)《鉄処女》”
スリット数11、光点数9。鐘形の胴体に頭部。
胴体部が4つに分かれて敵機体を挟み込み、
身動きをとれなくしてから内側の鉄柵で攻撃する。
急所は剥き出しの頭部。
投票を委任します。
モナ ウェルシュは、コメムシ プルプル に投票を委任しました。
[床が赤に染まる。
だがそればシンロの血ではなく、マシューの血。]
きゃああああっ!!!???
[思わずショックで、悲鳴をあげた後、
どうすることもできずにその場に立ち尽くすしかできず。]
/*
ちなみにイヴァン様の暴走は打ち合わせに無いことでござる。なんか急にそんな気分になって(NPC使うの好きでござる)
コメムシ プルプルは、エリザベータ アリスバック を投票先に選びました。
次は…エリザさんなんですね。
[力なくそう呟き、先ほどイヴァンが居たところを見やる。]
…あの方は守るべきこの世界に必要な方なんでしょうか。
他人の命をあぁも軽々しく扱うだなんて。
そんな人間…全部燃えてしまえばいいんです。あの時みたいに―。
[鬱々とした口調で呟く。
次の瞬間、口元を抑えてハッとさせれば、
何でもないといった風に取り繕っただろう。**]
……マシュー君、これ……
[ふさがった疵口。
どういう事なのかを尋ねようとした時だったわ。]
……誰?
[名前を呼ばれたの>>13、誰かに。
でも、ここにいる誰の声でもない。少なくとも、私の知ってる声じゃない。
辺りを見回すと、私の椅子が中心へ来ていた>>2のが見えたわ。]
……。
[そっと袖をまくって、自分の左腕を見てみた。
そこには自分でつけた「生きてる証拠」の他に、不思議な模様の痣が浮かび上がっていたの。]
…………あはっ。
やっと、私の番なのね。
[触れるとじくじく痛む腕を、大事そうに抱えたわ。
やっと、やっと解放される。あいつに、あの人に会えるかも知れない。
そう思うと、嬉しくて仕方なかった。]
エリザベータ アリスバックは、エリザベータ アリスバック を投票先に選びました。
投票を委任します。
マシュー ツィスカは、コメムシ プルプル に投票を委任しました。
/*
戦闘中に使いたい台詞
・やぁぁあってやるぜ!
・意地があんだよ、男の子には!
・笑うべきだとわかった時は、泣くべきじゃないぜ。
・足りない分は勇気で補え!
・ロケットパンチだ!(ダイ・ガードより)
/*
戦闘までにやりたいこと
・ルート君に逢いに行く(+弟をよろしくねってお願いする)
・猫回収(?)する
・自殺に見せかけてもらう為に遺書を書いておく
・遊園地に行く(ローデリヒさんとのあれやこれを思い出す)
・病院の屋上に行く(ギルとのあれやこれを思い出す)
・戦闘する時は「自分の家」(バルサミコ酢タジアム付近)に行ってから
/*
あ、そうそう。
戦闘前に、ルーマにメールでもしてあげようかしら。
あとはどういう風に倒すかも考えておかなきゃね……
やっぱりロケットパンチで倒そうかしら。
[起き上がらせていた体がずるずると床に沈んでいく]
さすがにちょっと・・・しんどいな・・・
足りなくなった血、まだ作りきれてないや
[そのまま床にバタン、と倒れ、気を失った**]
―ダン戦後・自室―
[あの後、私は自分の部屋まで転送して貰った。
カーテンを閉め切って、電気もつけないままの真っ暗な部屋。
机の上に散らばっていた真っ白な原稿用紙は、すっかり赤色に染まってしまっている。
私はトーンナイフを取り出して、すっかり習慣になったそれをしようとして―――やめた。]
[だって、もう必要ないもの。
私は、もうすぐ死ぬ。明日か、明後日か、一週間後か。それはわからないけれど、それでも。
大事なひとを、大事なひとが守りたかった世界を守って、死ぬ。
それって、なんて素敵なこと。
まるで漫画みたい。
自分が負ける想定なんて、ない。
だって、私が守るもの。]
……。
[けれど、いくつか気がかりな事はあったの。
だから、時間が来るまでに、そのいくつかの事を出来る限りなんとかしておきたいと思った。]*
/*
私の行動予定はこんな感じね。
・ルート君に会いに行く→その帰りに猫の件を回収
・その日の夜に遺書を書く
・翌日に遊園地に行く
・戦闘の日はお母さんが急に産気づいて病院へ
・お父さんが来たら用事を思い出したと言って屋上へ
・屋上でギルのあれやこれやを思い出した後、コメムシ召喚して「自分の家」付近へ
・ザワールド出現(その時に写真撮ってルーマに送る)
・そして戦闘へ
/*
備忘録備忘録。
・パパとママは死んでる(強盗殺人に遭った)
・それなりに裕福な家ではあった
・生命保険とかもあって実は結構金持ってる(養父母がいるが、基本的に学費その他はここから出してる)
・最初は養父母との折り合いが悪かった(遺産目当てだと思ってた、後に和解。現在に至る)
・最初男っぽく振る舞っていたのは色々あって心が荒んでたから
・途中からはギルやローデリヒさんと遊ぶのが楽しくなって、女だって知られたら遊べなくなるんじゃないかとか思ってた
― 国防病院 ―
[イースが泣く俺を気にかけて背をさすってくれていた。]
…も、だいじ、だ。ありがと…な。
[ダンは既に何処かへと消えてしまっていて。
駆け足で彼の鞄を手に戻り、
十字架のキーホルダーを強く握り締めたまま車に揺られていた**]
ー回想・ラン戦後(カフェ)ー
[エリザに好きなケーキを訊ねればその返事が返ってくることはなく>>5:170、
また二人の事を訊ねれば、やはりどこか虚ろな目をしたまま、
張り付いた笑顔で、壊れた人形みたいに、うわ言のように呟く。]
エリザさんは…本当にお二人との思い出が、たくさん残ってるのですね。
私も…後もう一度くらいはお兄様とお話できたらなって…。
あぁ、そうだ、そろそろ注文を決めないといけないですね。
フランシスさん、今日のオススメのケーキをお二つください。
後、キャラメルマキアートも。できれば可愛い絵柄だと、嬉しいですの。
[聞いてしまったことで、できた空気を変えるかのように、
フランシスを呼べば、そうオーダーを頼み、
それで、少しでもエリザの気分が晴れればいいと思った。]
/* エリザベータさん(´;ω;`)
強く、つよくいきてくださ
…初日でふきとんだ貴族がいってもあれですね */
/* 視野が狭いのです。
…中身とかさっぱり考えてないのですがこの村中で
誰かまゆーデリヒなんていってるような気がします。 */
ー回想・カフェー
[案内されるまま、店員の後をゆっくりとついていく>>5:+87
指を指されたほうをみれば、とても綺麗な御菓子がおいてあった。
言われてみれば、]
確かに私みたい…ですね
オペラなんていうと、歌唱の方を思い出しますが。
そうですね、それにします。
後コーヒーをいただけますか?
[以上のものを店員に注文しつつ、席にゆっくりと腰掛けた。
オーダーが運ばれてきたときに店員が
手持ち無沙汰であったなら話しかけたかもしれない。]
―回想・遊園地―
[エリザベータはいたって楽しそうだ。
…さすがですね。女性は強いというか、なんというか。
エリザベータに尊敬の念を抱きつつ
大丈夫ですか、と言葉をかけられたので>>*29急いでとりつくろう]
大丈夫です。
このようなものを怖がるわけがーっー!!!
[突如、目の前に幽霊役と思わしき 人 が出てきて
続く言葉を失った。とりつくろうのは大失敗だ。]
え、エリザベータ…。
前…歩いてもらっても…よろしい、ですか…?
[思わず、彼女に助けを請うてしまう。
できるなら、出口に向かって全力疾走したいけれど
そのような行為は優雅じゃない。
それに今だって十分早歩きのつもりなのに。]
/* そういえばちゃんと祝福したコメントかいてなかったなぁ、と思って。
えっと恋愛ごせいじゅおめでとうございます?
…ごせいじゅだっけ。覚えてないです。何はともあれおめでとう! */
/* フラグ分かりきってて突撃しに行ってごめんなさいね、と。私がいなければ二人共もっと早くくっつけたんじゃないかなー
なんていうか中学生で死ぬ前になったら、やっぱり
一回ぐらいはなんて思うのかななんて思いまして。
流れにそったらああなりました。いえす。 */
/* でも現実的に三人幼馴染で二人くっついたら
気まずいよね。疎外感ばりばりだよね。違う彼女作るしかないよね。
ただでさえ女三人だけでも難しいというのに。 */
― 回想・試合終了後(敵襲来前)>>5:149 ―
[試合の後、リヒテンが準備してくれた弁当に肖る。
ベンチに座り、唐揚げを頬張る傍らで、
先程声を掛けそこねた客席へ向けて手を上げた。]
おぅい、おめらもリヒテンのこさえた飯くってけ!
多めに持ってきてくれだみてぇだ!
どーせ昼飯まだ食ってねぇんだろ?
[イース>>5:+68や、マシュー>>5:143とエリザベータ>>5:169、
先程熱烈な応援の声をくれたモナ>>5:190とシンロ。
試合も終わっているので、こちらへ降りて来いと呼びかけた。]
[大きなお重から唐揚げや卵焼きを直接指で摘んでいると、
リヒテンから個別の弁当を渡された。]
ん? おおっ、これ俺にか?
[本当の意味で最後の試合――それを彼女は知っている。
きっと彼女なりのサポート>>5:61のひとつなのだろうと、
笑顔で受け取るが、何故他の弁当と別なのかと首を捻る。]
わ…、え? これ、ONE BEATでねえか………?
おー…! おもしれぇー!リヒテンあんがとな!
[見覚えのあるキャラクターの形のおにぎり。
目を丸めさせて、弁当箱の中身に驚く。]
これは、試合の前に食いたかったなあ。
海賊キングのパワーで、あと{2}決められたに違いね。
[勿体無い、と中々食べ始められず携帯でその弁当を撮影し始めた**]
― 幕間 ・自室―
[兄の所属する防衛軍は日に日に忙しくなって、
帰ると言っていた日程から随分と時間が経っていた。
理由は言うまでもない。
自分達が動かすロボットや、出現する敵のせいだ。
最近ではめっきり手紙も減り、メールですら送るのを躊躇してしまうー。]
お兄様…会いたいですの。
死ぬ前にもう一度。
[雨が降り続けて、もう秋の中頃なせいか、
冷えて曇った窓に、キュッキュと指で兄の名前を書く。
が、すぐにそれは溶けて雫となり落ちていったー。]
[手術室の前で、ただ、じっと待つことしかできない自分。
瞳を堅く瞑って、成功しますように、…と。
今は、ただそれだけを念じていた。
…
…
…
それから、何時間が経っただろうか。
ふっ、と手術室のランプが消え、中から医師が現れた。
反射的に立ち上がり、彼の言葉を固唾を飲んで待機する。]
「――手術は、無事成功しました。
まだ暫くは絶対安静ですが、直に退院できるでしょう。」
[目を細めて、そう告げられた。]
…………!!
[目玉が零れるほどに見開かれた眼から、
今度こそ感涙の雫が流れた。
気付いたら、隣に居たイースを抱きしめていた。]
……やったな、ベール元気になるってよ、
やったなイース……!
[そして、それは同時に、
ダンも彼の心臓となって帰ってきたのだと。]
マシューさんの身体がどういう理由であれ、
普通の人間と違うのは明白ですよね…。
だから…もし彼が具合が悪いという事があっても、
この現代の医療技術を持っても、
治療の施しようがないのでしょうか。
[顔を俯けながら、低いトーンで呟く。]
[が、少し考えた後、思い出したように、口元に手をやり。]
でも、倒れた時の彼の様子…コメムシさんの様子からは、
命に関わるようなことは今のところは無さそうですけれどね。
ただ…いつ目が覚めるのでしょうか。
[眠り続けるマシューをただ心配そうに見つめ。]
あ、私、彼が起きた時の為に、自販機から何か飲み物買ってきますね。
[その場にいる者に、そう告げれば、
[12]分くらいで買って戻ってきただろうか。
そしてただマシューの目が覚めるのを待つ―。*]
―回想・戦闘中>>5:216―
[ベールヴァルドが心臓を患っている事は既に話した。
リヒテンも、この後どうするのかは気づいてる様子>>5:215。]
ベールヴァルドは術後暫く国防軍付きの病院に入る筈だ。
…――おめの生きてる間だけでも、
ベールヴァルドの見舞いもしてやってくんろ。
[野郎では気付かない事もあるだろうし、と後付けをして。]
ノルには国防軍の事も打ち明けたんだ、だから。
何か困った事あったらよ、おめの相談聞いてくれる筈だべ。
[そこまで言って、消える瞬間に]
リヒテン。おめも――兄ちゃんを、まもれよ
[最後の一言は、彼女の耳に届く事は無かった。*]
― 回想・放課後(西急ハンズ)>>*0 ―
おっきな文房具屋かぁ…。
いっつも筆記用具は施設にあるもん使ってだかんな。
[この辺だと何処が一番近いのだろうか、
悩ましげに考えて居ると、一緒に行こうと誘われた。]
おう!助かるっぺ。
おめは最近兄ちゃんに手紙書いてんのけ?
[リヒテンの兄の事は端的にしか聞いていない。
歩きながら、彼女の兄の事を話題に出す。]
んだんだ、机に座ってんの苦手だっぺ。
勉強も言われでもあんましねえもんよ。
[西急ハンズの自動ドアを通り、
リヒテンについて行く形で歩きながら、物珍しげに辺りを見る。]
― 回想・試合終了後 ―
[W学園チームの勝利を告げるホイッスルが鳴り響き、
互いに礼をして自チームのベンチに戻ると、
リヒテンが弁当を用意してくれていた>>5:149。]
おお……。
いつもおめには世話になってるべな。
[ありがとう、と礼を述べながら弁当に手を伸ばす。
観戦席に居たイース達も降りて来たので、手を振って迎えた。
もくもくとおかずを頬張っていると、ダンが歓声をあげる>>+4。
気になって覗きこむと、人気アニメの所謂キャラ弁だった。
その出来の良さに、…も目を丸くする。]
きっと将来はええ母親に……、
[言いかけて、口を噤んだ*]
手紙はよ、施設に送るつもりなんだ。
少なくともイースには…俺が生きでるように思ってほしぐてな。
塞いじまわねえか心配なんだべ。
せっかく最近友達とも仲良ぐやってんのに…。
[同じ学年な事もあるので、顔くらいは知ってるのだろうか。
いっつも本読んでて、色が白くて、とイースの特徴を話す。
たまに遠くから部活を見ている事もあるので、
その説明で、思い当たるかもしれない。]
おめと同い年の子には…どういう手紙書いたら、嬉しいのかなあ。
[いっそ手紙の書き方の本でも購入すべきか?
しかしそこまでの時間が自分に残されているのだろうか。
ハンズの中は予想していたよりも広かった。*]
― 回想・試合終了後 ―
[>>+9ノルが気にしてか、先を続ける事を躊躇ったのが聞こえたので、
逆に気にしすぎるのも、かえってリヒテンが、
ザワールドの事で心を悩ましてしまうと思い、後を続ける。]
だべなあ、いいママになりそうだべ。
めげえし料理も出来る妹が居て、兄ちゃん最高だっぺな。
[携帯を閉じると、勿体なさげに弁当を食べ始める。
ふと観客席から降りて来た数人の女子を見る。
ノルのファンクラブの子達だと気づいた。
彼女達が手作りのお菓子をノルに渡しているのを見て。]
今年もバレンタインは豊作なんでねか?
おめばっか貰うのずりぃべ。
でも、今年はリヒテンから義理チョコ一個ゲットだ。
[まるで来年も此処に居るような口ぶりで、ぼやいた*]
―ダン戦後・後日―
手術のその後の経過はいかがでしょうか?
[コンコンとベールヴァルドの病室のドアを叩けば、
ピンクのマーガレットの花束を持ちよって、部屋の中へと入る。
すればそこにもノルもいただろうか。]
これ…お見舞いの花束です。
[スッとそれをベールヴァルドへと差し出しす。
が、その花束の量は、明らかに一人分の見舞いではなく、
ダンへの勝利への祝いも兼ねてだった。
ここにいる、「もう一人」の先輩へと―。]
―エリザ戦前―
〜♪
[もうすっかり秋になった日の事―。
クラスの人数は、ロボット騒ぎで、疎開や転校やらで、
最初の半分以下になってしまっていた。
合唱コンクールが近い今、クラス全員で練習をしていたが、
人数が少ないため、とても寂しいものとなっている。
シンロはまだ学校に来ていただろうか。
もし来ていたのならば、ザ・ワールドのこと、
これから戦うエリザのこと等、何らかの会話をしただろうし、
来ていなければ、彼の家まで見舞いも兼ねて、
学校のプリントを運びにいっただろう。]
[コメムシが皆を転送しようとすれば、
はっと顔をあげて、]
あ、ちょっと待ってもらっていいかね?
はは、情けのない話なのだが、
ご覧の通り腰が抜けてしまっているのだよ。
ちょっと今転送されても足手まといになるから、
立てるようになるまで、ここに残ってもいいかね?
ザワールドは移動させてくれても構わないのだよ。
[コメムシを見上げれば、反応しただろうか。*]
― ベールが退院して暫くの頃 ―
[手術が成功してから、
ベールは医師が驚く程のスピードで回復していった。
久々にウチに帰って来たベールを
寮母や他の施設の子供たちは笑顔で迎えた事だろう。
暫くは、黙っているつもりだった。
ダンからの手紙も定期的に丁国から送られてきていたし、
イースやベールはきっと、
今も彼が元気に向こうで暮らしていると思っているのだろう。
でも、この手紙を見る度に、辛くて、つらくて、ある日。]
……あの、な、ベール。
これ、あんこには口止めされとったんだが……
おめの心臓。それは、あんこのなんだべ。
…でっけぇ怪物、よく警報出るだろ。
あいつさ、あれのパイロットとかに契約しちまったとかで、
近いうちに死ぬ事、わかっちょったみてぇでよ。
んで、死ぬならって、自分の、心臓おめぇにやりてぇって…。
馬鹿だよな……。ほんに最後まで馬鹿あんこだべ……。
こんな手紙なんか、沢山こさえてよ…!
[ベールは、初めは流石に驚いた様子を見せていたが、
時折しゃくりあげながらも事情を話す自分を
最後まで静かに聞いてくれた>>5:+107。]
…………はは、本当だべ。
[ベールの言葉に、彼の左胸へ手を当てれば。
とくり、 とくり、と伝わる鼓動。涙の中、笑みが零れた。]
― 回想・屋上 ―
[気持ちよく寝ていたらイキナリの衝撃が走る。]
んがっ
な、なんだ?!
[ベンチで寝ていた俺は気がつくとヤンキーを目の前にしていた。
ポカン、と見上げていればヤンキーは嫌がらせを思いついたようにジュースを飲み干す。
そしてそのまま――――・・・・・]
んんんんんんん!!!!!
[頭を押さえつけられ、口移しでジュースを飲まそうとしてくる。
とっさのことで口元が緩かったから、液体は口の中に入ってきてしまった。押し返したくとも、唇がふさがれて飲みこむしかない。
べしべしと少し強めのタップを返すと開放された。]
― 回想・合宿一ヶ月前・海岸 ―
<さっぱり釣れませんしね、きっと魚も海底にひきこもってるんです。>
[そう話す本田の顔>>0:9は、残念そうな言葉の選び方とは異なり
それなりにすがすがしい顔をしていた。
働きたくない、という先ほどの言葉に一瞬怒りを覚えたが
それが彼なりの飄々とした人生の終わらせ方なのだと思う]
・・・そうですね、ぼくの代わりはきっといないんです>>0:10
[あなたの代わりはいなかった、だからこんなイレギュラーなことに。
責められているのか。不本意だ。責めるなら彼を責めてくれ。]
・・・ぼくも、たのしみです。
[自嘲気味につぶやいたところで、
1羽の小鳥がやってきた>>1:+67*]
ば、ばかじゃねーの!俺はなぁ、{5}!
[12毎日ルッツとしてる!
3小さい頃、坊ちゃんとしたことあるぜ!
4小さい頃、エリザとしたことあるぜ!
5<<ピーター エリオット>>とぶつかったときに!
6お前とだよ、チクショウ!!!]
[そのまま、ぐいぐいと押されて屋上を追い出される。
わずかにこぼれたジュースを手の甲でぐいっとぬぐう。]
ったく、なんだったんだアイツ。
[クラスメートの・・・なんという名前だったか。
あぁ、確か―――・・・・]
― 国防病院 ―
[ノルを落ち着かせる為に温かい飲み物を買おうと購買に行っている間に
どうやらベールに移植する心臓が届いていたらしく
手術室の前に戻ってきた時にはランプがついていた。]
……手術、成功するよね…
[缶のココアを差し出しながらノルの隣に腰掛け、じっと待つ。
何時間経ったか分からないが、手術室の扉が開いて中から医師が出てきた。
成功だと告げられると、ノルと抱き合いながら喜びの涙を流した。]
良かった、本当に良かった…!
[ベールが元気になったら、ノルとベールにサッカーを教えてもらおう。
そう誓うのだった。]
[ベールは、医学知識がない…でも驚く程の回復を見せ
かなり早い退院を迎えた。
ベールの手術から一ヶ月後の翌11月
約束通りダンからの手紙が、丁国の押し印で届く。
住所が書いてない事に多少憤慨しながらも
嬉しそうに何度も何度もその手紙を読んだ。]
ダン、元気そうだね。丁国かぁ…行ってみたいな…
[自分の知らない土地でボールを蹴っているダンを想像して、心を踊らせる。
いつか海外に行けるようになったら、行ってみよう。]
― ベール退院後 ―
ノーレ、僕、サッカーする。みんなでサッカーしたい。
だから、教えて欲しい。
[真剣な眼差しでノルを見つめそう宣言してから
天気が良ければ外に出て、施設のボールを使って壁を相手に練習をした。
ノルやベールがいない時は施設の子供とサッカーをして
初めは体力があまりにもなくてゼェゼェと息切れを起こしていたものの
ここ最近はそれも落ち着いてきた。
基礎体力がついたら、入部届けを出すつもりでいる。]**
― 回想?・いつかのどこか ―
[ズプリ・・・をという音がそのロボットのコックピット内に響く。
このロボットに名前などない。
░▓▒▓█▓░░▓▒は小さいころに遊んでいたトニーなんて
おもちゃの名前を呼んでいたけれど。
戦意を喪失し、操縦席から離れ戦いを放棄したパイロットが
床の血だまりの中に沈んでいる。
コックピットにいる、あんなにいっぱいいたのに、
もう残り少なくなってしまった面々は、もう何も言わない。
パイロットを刺殺した赤に濡れたナイフを床に放り投げたところで、
░▓▒▓█▓░░▓▒の小さな悲鳴が聞こえた。
中央に、ぼくの椅子が移動している]
・・・ねぇ、░▓▒▓█▓░░▓▒
[返り血を頬につけたまま、彼を振り返った]
選ばれたのは、君じゃなかったね
―回想・カフェ―
……会っておいた方がいいわよ。
会えるのなら、後悔しないうちに。
[リヒちゃんの言葉>>28に、私は目を細めてそう呟いた。
注文は、正直何でも良かったからリヒちゃんに任せたの。
だって、何も食べる気になれなかったから。]*
―回想・遊園地―
……ふふっ。いいですよ。
付き合わせちゃって済みません……、無理しないでください。
[ローデリヒさんったら、幽霊役の人に驚いたみたい。
あんまり面白くって、つい笑っちゃった。
前を歩いて欲しい>>+2と言われれば、私はにこりと笑って頷いたわ。
薄暗いから、はぐれないようにローデリヒさんの手を握ったかも知れない。]
[どうやらここは保健室らしい。W学園の保健室、見覚えがある。
サイドデスクの上に、クマのぬいぐるみがついた携帯電話が見え、
思わず上半身を起こしてそれを確保する。
行き成り動いたため貧血の症状が出て、また布団に沈んだ。
周りに人がいたら咎められたかもしれない]
・・・えぇっとですね・・・
[『コメムシ』はまだ、というより、
もしかしたらずっと黙っているつもりだったかもしれない。
だけれど・・・]
・・・聞きたいこと、いっぱいありますよね、そりゃぁ・・・
[シーツで顔半分を隠しながら、つぶやいた]
― 回想・>>5:+63 ―
[中学生になっても、体の成長があってもいつまでも子供の心を忘れないと誓っていた俺は中学時代を間違った方向にエンジョイしていた。
今日も風が呼んでいる。
屋上のフェンスに手をかけ、空に手をかざす。
今日も俺様カッコイイ。]
見せてやるよ、俺のハイってやつをな
[片手を顔の前にかざし、クククと笑う。
教室に戻っても同じように世界の声を聴いていた。
今日もまた、机の上で自分ルールのオセロとチェスの勝負をしていたら――――現世からの囁きがあった。友達になろう、と。]
あ?あー・・・や、間に合ってるんで。
― ベールの退院後 ―
[ベールが施設に戻って来た時、イースが真剣な顔で
「サッカーをしたい」と告げて来た>>+20。
ワンテンポ遅れて、ふわりと顔が綻ぶ。]
……そうけ。
よし、んじゃこれから訓練すっか!
[そういうとボールを手に施設の庭へ繰り出した。
今まであまり運動をしていなかったイースは
初めこそすぐに息切れをしていたが、
暫く練習を続ければそれも無くなってきていた。
外出から帰ってくると、施設の子供たちと
サッカーをしている様子もよく見掛けるようになった。
弟がサッカー部に入ってくるのは、そう遠くない未来の事**]
― 退院してしばらくの施設にて(>>5:+106) ―
[退院をして、…は再び施設生活を送っていた。
久しぶりの生活に慣れ、ダンからは丁国から手紙も来ていた。
寂しくはないと言ったら嘘じゃない。だが元気にやっていればそれでいい。
だが、その様子を時々ノルがつらそうにしているのも見かけた。
ある日、ノルは…に、いままでに起こっていた事、
そして真実を告げた。>>+12、>>+13
始めは怒りでどうにかなりそうであった。
ダンのあの台詞>>4:*7が、本当の事になってしまったのだから―――――――。
…の様子に、ノルもきっと間を空けながら話してくれたであろう。]
サッカーって、一試合に30キロは走るんだっけ?
僕の体力じゃ前半ももたないよきっと(真顔
体育もまともに受けてないと思う、いい感じに手抜き。
得意分野は国語かなー英語も出来そう。
理系はダメ、無理。文系万歳。
― 回想 ―
[思い出してみたがまったく思い出せなかった。
というよりもアイツは名乗らなかった、そしてなんかそわそわしてて変なやつに見えたから即決でNOと言ってみた。
なにやらショックを受けたような顔で走り去るアイツをポカンと見ていたら前の席のやつが話しかけてきた。
曰く、「カークランドに話しかけられるのもすごいけど、すぐに断るのもすごい」らしい。
クラスで有名なヤンキーらしいあいつは最近まで一匹狼を貫いていたらしいが、顔が怖いランと最近つるみだしたらしい。
全て、前の席のやつから聞いた話だ。]
カークランド・・・・。あいつも色々あんだろうな・・・。
[今日の出来事をきっかけに、逆に俺はカークランドに優しくなろうとした。
いつしかアーサーと呼ぶようになり、椅子に座らされて原因不明の高熱風邪を(02)日間ひくまではそれなりに仲良くしていたと思う。]
[ダンは、数年先の分も手紙を描きつづっていたらしい。
悲しませない、そんな気遣いが、…はいかにもダンらしいと思った。]
はは、おんつぁな…。
…これがらも、サッカー…やんべ。
高等部になっでも。やりたかったあいづの希望…。
わがるんだべ…。
かなえてやりでえ…。
[ノルの胸に手を当てられ、手で拭いた涙は、…は普段の面影など無く、また再び溢れた。
きっと、イースも自分からサッカーをしてくれるであろう。
そして、その事>>+20をノルからも聞けたであろう。
イースも加え、年月がたち同じコートに立てるその日まで、
――――――――ダンが見守ってくれてるから。
だから貰った命、これからを生きよう。そう思った。**]
―ダン戦の翌日―
[お父さんの声で、重たい瞼を開ける。
身体を起こそうとしたけれど、それもなんだか怠い。]
「エリザ、風邪ひいてるんじゃないのか?」
[その指摘に私は首を振ったけれど、有無を言わさず突き出された体温計で測ってみれば数値は微熱がある事を示したわ。
本当は、寝ている時間なんてないんだけれど。
やらなきゃいけない事がたくさんあるの。
けれど、それを言う訳にもいかずに私は大人しく寝ている事にしたわ。
やがて、お父さんはお母さんをつれて病院に向かった。
そういえば、そろそろ臨月だものね。
ここまで来たら、きっともう大丈夫。
私がいなくなっても、平気。
弟が無事に生まれてきてくれれば、お父さんとお母さんは本当の家族になれる。]
……けほっ。
[横になったまま、咳をひとつ。
鼻が詰まって、ちょっとつらい。
鼻が詰まってつらいと思うのは、呼吸をしているから。
熱が出るのは、身体があるから。
呼吸をするのは、身体があるのは、私が生きているから。
―――早く治さなくちゃ。
いつ戦闘になるかはわからないんだから。
負ける気はしないけれど、それでも。少しでも万全な状態にしておきたいものね。
私は静かに目を閉じた。]*
―数日後―
[風邪を治した私は、数日振りに外へ出たの。
ルート君の様子を見に行きたかったから。]
「えりざ!」
[家に着くと、ルート君だけが元気に迎えてくれた。
お父様は相変わらず忙しいみたいで、家にいなかった。お母様は、以前に比べて元気がなかったわ。それで当然だと思う。
ルート君を部屋へ連れて行って、本を読み聞かせてあげたり、しばらく遊んでいたの。]
「えりざ、にーさんはまだ帰ってこないのか?」
……えぇ、そうよ。
近いうちに、私があいつに文句を言いに行ってあげるから、もうしばらく待っていてね。
[私を見上げてそう訊ねるルート君の頭を撫でる。
きっと私は、これから生まれてくる弟にこうやって遊んであげたり、撫でてあげたり、抱きしめてあげる事も出来ないんだわ。
だって、あの子のへその緒が私の命綱なんだもの。
弟の事は、今でさえ大事に思ってる。
けれど、あいつのいない空虚さは、あの子でも埋められない。
君の代わりなんて、いないから。]
[多分私は、弟とルート君を重ねてるのね。
会えない弟の分まで、この子に愛情を注ごうとしてるんだわ。]
……ねぇ、ルート君。
「なんだ?」
[私は、ゆっくりと口を開いた。]
私ね……、もうすぐ、お姉ちゃんになるのよ。
……弟が、生まれるの。
「おとうと……あかちゃん?」
そう。赤ちゃん。
それでね、ルート君。
弟が生まれたら…、仲よくしてあげてほしいのよ。
ほら、私は……夢の世界に行っちゃったら、いつ戻ってこられるか、わからないから。
[ルート君を抱きしめながら、そうお願いしたの。
そうしたらきっと、ルート君も寂しくないわ。
弟だって、血の繋がらない姉の存在をお母さんたちが教えるかどうか解らないけれど……、少なくとも、寂しくはならない筈だもの。
友達がいれば、きっと大丈夫。]
「……わかった。」
ありがとう。良い子ね。
[頷いてくれたルート君をもう一度撫でる。
その後、お母様からお昼を一緒にどうかってお誘いを受けたけれど、私は用事があるからと言って断ったわ。
そしてそのまま、街へ向かったの。
死ぬ前に、手紙、書いておかなくちゃ。]*
― 回想・入院施設 ―
[話していると、ダンが入室してきた。
食べてくださいね!とベットの横の棚に置いた果物籠を指さし、そそくさと去って行った。そして、ダンが果物籠からバナナを剥き笑った。>>*13]
(…それなら俺にも剥けんべ)
[と内心の突っ込みを入れつつ、彼はこの前梨で手を切ったのだ。
―――――――――ほっどけねやつだない。
…は、ほぼ無意識にそっとダンの頬に手を添えた。]
………
(―――――――?)
(あ?)
[急に我に返った。自分は何をやっているのだろうかと。手を添えたまま、…はしばらく固まった。*]
本田菊という男は、
その平行世界を監視する存在の一部、らしいです。
チュートリアルパイロットとしてその世界に派遣され、
文化や言語を取得し、
ロボットの操縦の仕方をパイロットたちに教える。
そのためだけの存在で、
数えきれないほどの本田菊が生まれ
そのために死ぬのだと聞きました。
─回想・ラン戦後・カフェ─
いらっしゃい。
[>>139カランとなるベルに…は目を向けて声をかける。
現れたのは二人の少女で、どちらも見覚えがある]
こんにちは、リヒテンちゃん。
また来てくれたんだ、ようこそ。
それに、お兄さんの名前も覚えててくれて感激!
[一人はモナとやってきた子、もう一人は名前は聞いたことはないが、いつかの巨大ロボットが現れた日や、
廃工場で見かけたことのある子だった。
日が経っていても、店に来たお客の顔はちゃんと覚えているし、
可愛い子ならなおさらちゃんと覚えている。ただ何よりも]
(……確かこの子たちも、ザワールドのパイロット…だっけ?)
[モナからこの子たちもその仲間だと、聞いた事があった。
彼女達は、…がそれを知っている事など知らないだろうから黙っておくが。]
お連れの子が少し顔色が悪そうだけど、大丈夫かな?
[エリザを心配してそう訊ねてみたが、調子が悪そうなのは、夕方の冷え込みの所為だとごまかされただろう]
なら暖かい席がいいかな? さ、こちらへ。
[9月半ば、残暑があるとはいえ夕方に差し掛かる頃には人によっては少し肌寒さも感じるだろうか。
エリザを気遣ってレースのカーテン越しに柔らかい陽が当たる、窓際の席へと案内をした。
席に着いたリヒテンがメニューをエリザに見せていたが、彼女の反応は薄い>>5:170。
暫く選ぶのに時間が掛かるだろうと踏んで、…は決まったら呼んでね、とウィンクしてテーブルを離れた。
(04)分ほどした後、リヒテンに呼ばれて>>28…は注文を聞く]
今日のオススメケーキは…(02)
1、2:秋の味覚モンブラン 3、4:ザッハトルテ
5、6:紅玉リンゴのアップルパイ
だよ。
飲み物は2人ともキャラメルマキアートでいいかな?
可愛い…ううーん、お兄さん絵心ないからなぁ…、可愛くなくても許してね?
/*
眠すぎてダメだわ…
http://www.youtube.com/watch?v=CJDptqc6nJc
[可愛い絵に苦戦する事(10)分。
リヒテンには猫の絵、エリザにはうさぎ人間の絵を描いた。
出来は(03)(偶数:良かった 奇数:悪かった)]
はい、どうぞ。
[モンブランとキャラメルマキアートを2人の前にそれぞれ置く。
モンブランは本場仕様で、メレンゲを乾燥焼きしたものを土台に
マロンクリームと生クリームをたっぷり乗せたものだった]
キャラメルマキアートの絵はどう?
可愛過ぎて飲めない! って言われるような絵を描きたかったんだけどね。
まだまだ練習が必要だなぁ。
さて、あまりお邪魔するのも申し訳ないね。
何かあったらお気軽に呼んでね!
[それじゃあ、と言って…はカウンタに戻った*]
― 回想・病院にて ―
[弟が産まれる前から、エリザやローデリヒのお兄ちゃんをしてきた俺にとって、アントーニョは紛れもないおにいちゃんだった。
尊敬とか、そんな感情は抱かないけど、本人には絶対に言わないけど年上の男という憧れはあった、と思う。
アントーニョには絶対言わないけど。
容赦なくつねられ怒鳴られ、アーサーを殺したという罪からは逃れられないけど罪を責めてくれる存在は少しの救いになれた。
太陽みたいな笑顔が、まぶしい。
わしゃわしゃと頭を撫でられる感覚も新鮮で。]
わっ、やめろよ。いつまでも子供扱いしやがって
[いやだと、言っていても嬉しかった。今度は振り払わなかった。
太陽の男は嵐のように急に去っていく。手を上げるアントーニョにこちらも片手を挙げて、見送った**]
― 回想・続【過去編3】 ―
[暴れたものの動揺していた為かフランシスが隙を見て距離を取っていた事に気づかず、
フランシスを殴ろうと振りかぶった手は…{5}
1・2:空を切ってそのまますっ転んだ
3・4:近くのテーブルに思いっきりぶつかった。いてぇ
5・6:テーブルの上のスコーンを乗せた皿にぶつかり暗黒物質が床に散らばった]
[振りかぶった手はテーブルの上にあったスコーン69個のうち[17]を乗せた皿にぶつかりそのまま床にぶちまける]
ち…ちんちくりんだと?!
て…てめぇ髭、言ったな…?
俺をからかいやがって…ぶっ飛ばしてやる!
[一生童貞と言われれば床に落ちたスコーンを拾い
フランシスの口に無理矢理押し込んだ]
─ 回想・カフェ・対ローデリヒ ─
見た目がかっちりしてて優雅で繊細そう、ってところが似てるよね。
[>>+1オペラに似ているという評価に、少年も同意してくれたので、…はさらに類似点を挙げた]
そう、あながち歌唱というのも遠くはないんだよね。
一説ではケーキを考案した人の店が、
オペラ座に近かったからそう名づけただとか
オペラ座のプリマの為に作っただとか言われてるからさ。
[…は薀蓄を披露しながら壁際の席へと案内する。
少年が席に着いたところで、あ、と声を上げてしまい、少年は怪訝な目でこちらを見ただろうか。
何でもないと言って、注文の品を用意するために席を離れた]
[注文の品を持って、…は再び少年のテーブルへと戻ってくる。
ブラックコーヒーと、オペラを一切れ少年の前に置いて]
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ローデリヒ・エーデルシュタイン君。
[自己紹介をしてないのに、名を呼ばれたら彼は驚いたようにこちらを見ただろう。
警戒を含んだ視線を投げてきたかもしれないが、
…はにこりと笑ったまま彼の背後に指を差す]
あれ、君でしょ?
[壁に貼ってある、一枚のポスター。
そこには天才ピアニストの肩書きと共に少年の名前と写真、
それにリサイタルを予告する内容が書かれていた。
もっとも、公演日は過去の日付を示しているため、
剥がし忘れている事が容易に知れるだろう]
─ 回想・対アーサー ─
[…が距離を取ったことに気づいてないのか、
アーサーは派手に皿に盛られたナニカをぶちまける]
げぇ!!!? ちょっと、ただでさえ危険なものを床にぶちまけないでよ!
爆発したらどうすんの!?
[元は食物のはずだから爆発はしないと思うが、
黒々としたそれは爆発物だと言っても差し支えないだろう]
お前なんかどう見てもちんちくりんじゃないの。
やーいちんちくりんまゆげー!
[次第に臨戦態勢に入るアーサーに、…もそれに乗る。
子供の遊びに付き合うのも良い大人の嗜みだ]
なによ、やるかあ? お兄さんの威厳を見せてや、
[最初に腹パンが来るだろうと想像して、
腹をガードしたが奴は斜め上の行動を取っていた。
やめろ、そのスコーン? を武器にするんじゃない]
ちょっとおおおお!! バーリアー! スコーンバリアー!
[小学生のような口ぶりでスコーンをガードし、(01)].
奇数:スコーンガードは破られて口に入る
偶数:ギリギリの所で神回避。]
Castle imitation、アルバムバージョンしか聞いた事なかった。
オリジナルバージョンなんてあったんだ。
[フランシスがいつものように腹パンが来るだろうと腹をガードしたのを見てにやりと笑う。
今日の狙いは腹じゃない。
そのからかってくる言葉を放つーーーー生意気な口だ!!]
くらえ!俺の愛情たっぷりスコーンボム!!!
[スコーンバリアと叫んだフランシスの最後の「あ」の口の形は一番ぶち込みやすい形をしていたので、
…はそのまま真っすぐ手を伸ばし口の中にスコーンをまずは一つ突っ込んだ]
ははは、ざまぁねぇな髭!
俺のスコーンをたっぷり味わいやがれ!
[この世に神はいない。否、ちょっと同窓会で留守にしているだけさ。
じゃなきゃお兄さんを殺しにかかるなんてありえない!
容赦なく口の中にナニカを突っ込まれる>>+37。
砂利のような、鉄のような、アルミ箔のような、顆粒洗剤入れてないよね?
なんともいえない食物以外の感触が広がる。]
まっず………!!!!!!!
[…は、2つ目を恐れて速攻でシンクに駆け込んで口の中のものを吐き出す。
食べ物を粗末にするなって言うけどこれは食べ物じゃない。
口の中を水で荒い流しても、強烈な苦味、辛味、甘みが絶妙に溶け合わずに
それぞれが主張したまま味蕾を占拠する]
…どうやったら……ぉえ……こんなもん、作れるんだよ……。
お前は神か、破壊神か、いっぺん自分で食ってみろよこのお馬鹿……っうぇ……。
[喋るごとに胃から競りあがってくる嘔吐感。
なんとかそれを抑え、涙目になりながら、せせら笑うアーサーを睨んだ]
― アウェー戦から一週間後・アントーニョ宅前 side:ベル ―
[友達と一緒にいたうちを呼び止めたんは、
トーニョ兄ちゃんやった>>5:+60
不思議そうにしている友達に
トーニョ兄ちゃんの事を話しとると、
バタバタと音を立ててトーニョ兄ちゃんが戻ってくる。
その手には、小さな紙袋が握られとった。]
ラン………、
[懐かしい響き。うちのお兄ちゃんの名前や。
うちがちっちゃいときに離れ離れになってから、
顔を合わせたことはなかった。
とても昔に、お兄ちゃんからもらったリボンに触れる。]
……開けてええ?
[どくり、どくりと、心臓の音が煩い。
うちは震える手で紙袋を開いた。]
――――これ、これ…!
[その中にあったのは、赤いリボン。
今、うちがつけているリボンは色あせているけど、
昔はこのリボンみたいに綺麗な赤色やった。
綺麗に畳まれとったリボンをひらりと揺らす。
うちはリボンの端っこの方に、目をやったんや。]
うちの、名前や…。
[「Bell」――うちの名前が刺繍されていた。
お兄ちゃんが、くれたのだろうか。
ほんまに?お兄ちゃんは、うちのことを覚えているの?
うちはとっても嬉しくなって、トーニョ兄ちゃんを見上げた。]
ラン――――…、お兄ちゃんに、お礼言いたいんや。
お兄ちゃんは、今どこにおるん?
[お兄ちゃんが、なんで急にうちにプレゼントを用意したのか。
その理由を察する事を出来なくて、
うちは図らずしも残酷な質問を、トーニョ兄ちゃんにしてしまった**]
ま…まずいって言うなバカ!!
これでも一生懸命つくってんだよ…ごにょごにょ
[シンクへかけて行ったフランシスから、一回自分でも食べてみろよと言われれば床に落としたスコーンを拾いひとかじりしてみる]
なんだよ、別にまずくねーじゃねーか
どんだけナイーブな舌してんだよおまえ
[なんだか苦しそうなフランシスに首をかしげながら]
お…おい大丈夫かよ
しょうがねぇな、これで口直ししろよ {1}
[1・2:鞄から取り出したマーマイトを差し出した
3・4:さっきの仕返しだと更にスコーンを手渡した
5・6:冷蔵庫に入っていたワインをグラスに入れて渡した]
― 回想・1年生の時の話 ―
[テーブルに肘をついて、ぼんやりと外を見る。
周囲は親しい友人を作っているようだが、
自分はそんなことは気にせず、一人で過ごしていた。
元から目つきが悪いのも手伝って、
好き好んで自分に話しかけてくる奴は少ない。
別に友達なんて居なくたっていい。
そう思っていた矢先のことだった。]
………は?
[>>5:+63 隣の席の奴が、自分に話しかけてきたのは。
最初は変な奴だと思った。
それでも拒む理由は見つからないから、首を縦に振っておいた。
そいつの名前を、アーサーと言った。
しばらくすれば、自分と彼は一緒に昼飯を食べる仲になっていた。
そうして分かった事と言えば、こいつは変な奴だと言う事だ。
第一印象も変な奴、だったが、その印象は変わることはない。
見えない何かと話していたり、食べ物と称して劇物を作ってきたり。
ヤンチャをするような奴だったけれど、
根は優しい奴であると――自分は知っていた**]
まずいものはまずいんだからしょうがないじゃない!
こんな兵器を俺に食わせて、今後美味しい料理が作れなくなったらどうしてくれんのよ!!
[ごにょごにょと零された言葉は聞かない振り。
一生懸命作ってこれとなると救いようがない。
>>+42スコーン? を平気な顔で食べるアーサーに唖然とする]
お前の舌ぶっこわれてんじゃないの!?
アーサー基準の味覚で世界が成形されていたら、
人口の約9割が死滅してるぜ?
[口直しと称されて出された、追加攻撃に21の精神ダメージ!]
やめてアーサー! 俺のライフはもうゼロよ!!
[スコーンモドキに瀕死なのに、更にマーマイトなんて食べたら死ねる。
…は必死の形相で武器を仕舞うように言いつけた]
― ゲームセンター(今年の夏合宿・回想) ―
[夏合宿のその後。
学園の最寄り駅の前で解散となり、
迎えに来ると言っていた施設の連中を待つ間、
モナに声を掛けると、彼女も迎えの車を待つ手前、
一緒に待っていると同意してくれた。
そのまま時間潰しに、近場のゲームセンターに行く事に。]
―――こういうの、全然ダメだっぺな。
[UFOキャッチャーにチャレンジしてみるが、
タイミングを見計らったり、隙間にアームを埋めたり、
微妙なバランスを崩したりするような、細かい事を考えるのは、
はっきり言って得意では無かった。]
ちってぇ女の子達に、土産に取ってやろうど思ったのによ。
[ショーケースの中にあるもの。
大量に積まれた吊られクマのぬいぐるみたち。
それに44分ほどトライしてみた末、
結局一個だけ取れたが、これだけ持って帰っても喧嘩になりそうだ]
これ、おめにやんべ。
せめで2個くれえ取れたらえがったんだけんど。
1個だけ持って帰っても、喧嘩になるしなあ。
[もっと奥の方がいいのではないかとアドバイスをしていたモナに、
10センチ大程度の、ボールチェーンのついた
■sandybrown色のクマのぬいぐるみを押し付ける。]
100人中100人がアーサーの舌はおかしいしついでに眉毛も変って言うだろうよ!
[>>+46まさか自覚が無いだなんて!いっそ哀れみの視線でその眉毛を見ることが出来る。
出来たのだが……]
うわ、絶対変なこと考えてる顔じゃない……。
[にやりと笑う顔に、嫌な予感しかない。
そもそもアーサーの姿を見て良い予感を感じたことがあっただろうか。
いや、無い(反語)。]
アーサー、お前、人の迷惑になることはやめましょう、って
両親か学校の先生に言われなかったか…?
[じりじりと近づくアーサーにあわせて、…も距離を置く。
開かれた蓋に、パンドラの箱が開かれたような錯覚を感じる。
しかも希望なんて入っていない箱だ。
マーマイトの瓶を覗き込めば(09)、偶数:たっぷり残っている 奇数:なんと、空っぽだった]
[彼女の父親は仕事で忙しいらしく、従兄が車で迎えに来るらしい。
従兄は店を経営しているという事で、もう少しかかりそうだ。]
従兄のフランシスにーさん?だっけ?
まだこねえならタクシーつがってけえった方がいいんでねか?
[しかし待ちたいという事なので、
他に時間を潰せるものは無いかと、他のゲームを見て。]
どーせなら一緒に遊べるもんがえがっぺな。
お、あれなんかどうだ?
[毬夫車という名前の中.国で流行っているレースゲームを指差す。
レースゲームというのはほとんど名ばかりで、
罠を設置したりアイテムを取ったり、アクションに近い。
その隣に本格的なレースゲームもあったが、
細かい操作がやはりダメなので、気が引けてしまった。]
ゲーセンで遊んでだの、ずっと前だかんなあー。
だがこれなら俺でも遊べそうだべ。
[横一列に並んでいるシートのひとつに腰を下ろした。*]
― ベールヴァルドの病室(回想)>>+26 ―
ほんどにバナナの皮って、踏んだら滑んのかな。
あよ、ドアの前置いて実験さすでみね?
ノルが来たら、踏んでスピンするかもしんね。
[配管工がカートに乗ってレーシングするゲーム>>+50。
あれに出てくるバナナの皮でカートがスピンするのを、
食べながら思い出し、中身の失せたバナナの皮を見る。
試しに設置してみようか、ろくでもないイタズラを思いつくと、
腰を上げかけた所で、頬にベールヴァルドの掌が触れた。]
語り手 は、エリザベータ アリスバック を投票先に選びました。
……ん?
[なんのつもりなのだろうとベールヴァルドを見ている。
手にしていたバナナの皮が床へ落ちる。]
なじした? 便所か?
[トイレに行きたいから手を貸して欲しいのかと思い立ち、
椅子から立ち上がり、ベールヴァルドの手を取ろうとすると、
足元に落ちていたバナナの皮をタイミング悪く踏んだ。]
―回想・ラン戦終了翌日―
[朝起きると全身がけだるい。
熱があるのかもしれない。]
……最近、色々忙しかったからな。
[けれど、熱だからと休んでいるわけにもいかない。
…はベッドから起き上がる。とスマートフォンがちかちかとメール着信を告げているのに気付いた。
……そういえば、マシューにメールを送ったのだったか(>>5:79)。
着信メールを開けば曖昧な内容に(>>5:128)…は思わずスマートフォンに当たろうとして、やめた。
この内容もまた、彼自身の真実なのだろう、真実の一端しか示していないとしても。
そして、今はこれ以上言うつもりがないのか、何なのか。]
有難う。
[それだけをメールに書いて、返送した。*]
―回想・ラン戦終了後すぐ―
[体調が優れなかったため、その日はそのまま学校を休んだ。
ダンのサッカーの試合は応援に行きたかったから大事を取ったというのもあり、また、一人で色々考えたかったらというのもある。
家の中であれこれ考えていたが、頭がうまく回らない。]
……散歩に行くか。
[ぼんやりと街中を歩く。
人々は若干浮き足立っているようだ。
さもありなん。あんなロボットが唐突に出現し、街を壊して煙のように消えていくのだから。
この風景を守りたいとかそんな大それたことは考えていない。
そこまで自分は正義感に溢れている訳ではない。
ただ、この風景が続く場所の何処かにあの子がいると思えれば、戦える。
そんな事を考えると、視線の先にふらふらと人ごみを縫うようにして歩く彼女を見つけた。]
______わぁあああああああああ!!
[ベールヴァルドの手首を掴んだまま、
片足が滑り、床へ仰向けに転倒した。
その拍子に、ベールヴァルドを寝台から引きずり下ろしてしまう。]
あたた…、ほんどにバナナって滑んだな……。
ノルに試そうと思っだのに、てめえで引っかかるなんてよ。
ベールわりぃな、だいじ?
[尻もちをついた瞬間に強く打ってしまい、痛そうに眉を寄せる。
仰向けで転んだ自分の上に乗っかっているベールヴァルドに、
謝罪を告げるのと同時に、肩を押し、視線を上げた。**]
ま…眉毛は変じゃねーよ!俺の眉毛は紳士らしさの象徴なんだよ!
[マーマイトを鞄から取り出しゆっくりにじり寄る]
ああ、そう教えて貰ったぜ
ただし、髭には迷惑になる事をしましょうって言われてるんだ…ちなみにソースは俺
[しかし蓋を開けると瓶の中身はーーー空っぽだった]
あ、あれ…?
[どんなに覗き込んでも中身は空っぽ。思わず舌打ちをするが、友達が居ないとからかわれれば少し涙目になる]
うるさいバカ!!
[空になったマーマイトの瓶はフランシスに投げつけたが{5}
奇数:見事顔面に当たって地面に落ちた
偶数:外れて、地面に落ちた
その空の瓶がまるで自分を物語っているようで、地面に落ちてくるくる回る姿をその動きが止まるまでしばらく見つめていた**]
[視線の先に居たのはエリザベータだった。
ギルベルト戦の後、彼女の家を訪れた時より、
ラン戦時より、大分酷い。
……こうなる事は予想は付いていただろう?
頭の中の冷静な部分が指摘する。
そうだ、ギルベルトが死んだあと、彼女の家でこうなることはある程度予想がついたことだった。
けれど、確定された死を前にしているのなら、と、彼女が夢と現実の狭間を生きようとしているのを、強く引き止めることはしなかった。
今の彼女にとって現実が辛いなら、そこに逃げるのも悪くはない、と。
けれど、幽鬼のようにふらふらと人ごみを歩く彼女は、今にも現実から消えていなくなりそうで、…は慌てて後を追った。]
エリザベータ!
[遠いせいで彼女の耳に自分の声が届かなかったのか、
それとも聞こえていて頭が理解していないのか。
エリザベータが振り向くことはなかった。
…は人ごみをかき分けるようにして走る。]
ちょっとどいてくれ。
エリザベータ……!
エリザ……!!…………ゴホッ……
[久しぶりに、そして急激に走ったせいか、抑えることが出来なかった。
立て続けに咳が出る。そして、]
……ゴボリ……
[口から血が溢れ出た。それでも咳は、止まらない。
咳と、溢れ出る血は、留まる事を知らず。
周りの騒ぎを遠くに感じながら、…の意識はブラックアウトした。]
/*
弁解をしておくと、今回桃る予定は全くなかった…
だってリア充になったら不憫ではなくなる…
[次に…が気が付いた時は病院だった。]
……生きているのか。
――生きているよ、不吉な事を言わないでくれ。
[ぽつりと呟いた言葉に、ぶっきらぼうな言葉が返される。
視線を挙げれば、ベッドの頭側で何やら操作をしている担当医と目があった。]
――取り敢えず、止血はした。
――けれど、まだ君の場合大量喀血を起こしそうな部分はありそうだ。
――今回は処置が間に合ったけど、次に大量喀血をしたときに、救命できるという保証はない。
――主治医としてはこのまま、入院、精査、必要に応じて治療をする事を勧める。
[どうする?と聞かれる。
以前もされた話だ。あの時は体調が落ち着いているからと断った。
今は、まだ呼ばれていないが、いずれ死ぬ。]
……少し、考えさせてください。
[それだけを告げ、目を閉じる。担当医は軽くため息をついた後、何かあったらナースコールを押すようにと念を押して去って行った。]
[カーテン越しに忙しく立ち回るスタッフの存在を頭の片隅に置きながら、コメムシを呼ぶ。
彼はすぐ現れただろうか。
もし現れなければそのまま一度休むだろう。
結局、今回の入院ではこれ以上の治療は断って、かなり強引に10/6 土曜日に退院した。]
―回想・10/7バルサミコスタジアム―
[ダンの試合を見るために訪れたそこは、観客で一杯だった。
ここから知り合いを探すのも骨が折れると…は会場が見渡せそうな席に腰を下ろした。
フィールドを眺めていると、声を掛けられる(>>5:186)。]
モナ、か。
マシューやエリザベータ、は見ていないな。
というより、この人数で探すのをあきらめたと言うのが正しい。
[モナは頷いただろうか。そして、何か前置きのように深呼吸。
首を傾げいているとエリザベータの事を聞かれた(>>5:189)。
モナの言葉に耳を傾ける。彼女の言葉と同時に試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
ダンのチームを応援しながらモナの言葉を咀嚼する。
ハーフタイム、少し応援が落ち着いている時に彼女に話しかけるだろう。]
大丈夫か、大丈夫ではないかの二択なら、大丈夫ではないのだろう。
現実と夢想の狭間で生きている気がする。
[そこで、いったん間を置く。]
これは、俺の想像でしかないのだが、
エリザベータは死に場所を探しているようにみえる。
あいつらが守った地球を守って、そうしてあいつの元へ行きたいと、そう願っているような気がする。
だから、ザワールドの操縦に関して、はそれほど心配する必要はないと思う。
……冷たいというなら俺の方が冷たい。
俺は彼女のあの状態を知っていて、現実に引き戻そうとはしなかった。
[それで精神のバランスが取れるなら無理に今引き戻す必要はない、もしかしたらいずれ立ち直ってくれないかと期待したことは否めない。
しかし、期待を引き延ばし過ぎて、彼女は精神と、肉体を自ら壊して行った。
モナは何か言っただろうか。]
お前ほど紳士から遠いもんなんてないない。
紳士はスコーンモドキを人様に食わせないし、マーマイトを持ちあるかねえよ。
[>>+56都合の良い俺ソースにそれ絶対違うからね!?と抗議の声を上げる。]
はっ、ざまぁ!
[空っぽのマーマイトの瓶を覗き込むアーサーに、
追い討ちをかけるようにからかえば瓶を投げつけられる]
いたいっ! 顔に当てるなんて酷いじゃないっ!
[避けきれずに頬に当たった瓶は、そのまま地面へと落ちた。
くるくると回る瓶が止まる前に、…はそれを持ち上げる。
ぼうっと瓶を見ていたアーサーの頭の上に置く]
なぁに傷心しちゃってんの。
いきなり大人しくなるなんてお前らしくなくて気持ち悪ーい。
[ぷぷー、と笑いアーサーの頭から瓶が落ちないように慎重に手を離した**]
[ダンの最後の雄姿を生きている間は忘れないようにしよう。
そう思いながら、彼のプレイを観戦する。
傍らのモナに応援しろとせっつかれたが、大声を出してこの前の二の舞になるのは避けたかったので下手な笑いで誤魔化して、メガホンを打ち鳴らす。
観戦席にいながら、彼の気迫が伝わってくる。
笑い合う選手が、1のゼッケンを背負ったあの男が彼の戦う理由なのだろうか。
シュートが入るたびに起こる歓声。
そしてフィールド上のハイタッチ。
終始笑顔で彼らを引っ張れるダンを強いと思うと同時に
この光景にも終わりが近づいていることを考えると胸が痛んだ。]
[ダンのチームの勝利で試合は幕を閉じた。
ダンには軽く手を挙げることで返す(>>5:96)。
モナと共にダンの方へ歩いていくと、
ダンの話す内容が聞こえた(>>5:112)。
その内容に軽く目を伏せる。
彼の嘘が現実のものであればどんなにいいかと思いながら。]
―回想・ダン戦―
[と、地が揺れた。
数瞬後にはコックピット内に飛ばされていた。
すぐさま戦闘が始まるのかと思ったが、相手は攻撃してくる気配がない(>>5:121)。
首を傾げいているとダンが相手と話したいと言い出した。
モナは危ないのではないかと言っていた。
否定は出来ないが、自分も相手を知りたいと思い、特に反対することはしなかった。
あのコメムシが91分何を話したのかは知らないが(>>5:123)
出てきたパイロットに…は息を飲んだ。
そうしてコメムシが前に言っていたことを思い出す(>>5:15)。]
……平行世界、か……
[ここまで似た人間とまでは思っていなかったが、そういえば、モナはラン戦の後に出された映像に動揺していた(>>5:69)。
平行世界の俺は、幼馴染は、あの子はどう生きているのだろうか。
ちらりとそんな事を考えた。けれど、ダンが戦闘態勢に入ると共に、意識をそちらに切り替える。]
―回想・ダン戦話し合い少し前―
[ダンが手に取った衣服に…は首を傾げた(>>5:148)。
似たようなものを何度か見たことがある。
袖を通した事もあった。
……一体何を?
そう思ったが口に出すことはなかった。]
―回想・ダン戦話し合い少し前―
[ダンが手に取った衣服に…は首を傾げた(>>5:148)。
似たようなものを何度か見たことがある。
袖を通した事もあった。
……一体何を?
そう思ったが口に出すことはなかった。]
―回想・ダン戦―
[殴り合いの子供の喧嘩のようで、
その実世界を背負った戦いはダンの勝利で終わりを告げた。
ダンがコアを掴む(>>5:173)。
そのまま壊すのだろうかと思いきや、ゆっくりとそれを開いていく。]
……
[中から現れたのは、ここと同じようなコックピットだった(>>5:175)。
平行世界、同じ条件、先ほどの邂逅。
想像はしていたが、現実に目の当たりにするのとは大違いだ。
それを手にする、自分のよく見知ったものと同じ造形をした彼らの命を握るダンは何を考えただろうか。
ただ、殺すだけではない、万感の思いを込めてダンがその命を握り締める(>>5:180)。
――それは、美しくて、哀しい光景。]
―回想・ダン戦終了後―
[病院に転送するようダンが要求するのが聞こえる(>>5:180)。
最後まで笑顔の彼をらしいと思った。
その際に告げられた言葉に(>>5:181)首を傾げる暇もなく不穏な気配が後ろから立ち上る。
後ろから聞こえた声(>>5:188)に驚いて振り向けばモナに向けられた銃口。]
……一体、何を……!
[彼の話す内容(>>5:191 >>5:192)が理解できない。
否、理解はできるが、感情がそれを拒否する。
自分は、構わない。
けれど、今まで戦って、命を落としてきた彼らの命を、今此処に居る仲間の命を軽視する発言に目の前が真っ赤に染まる。
けれど、モナを人質にとられている以上うかつに動けず、じっと男を睨み付ける。]
[発砲音がして、意識が男から逸れる。モナの無事を確認してほっとするまもなく、男の手が動いたのが見えた。
男の行動の意味に気付いたのと二度目の発砲音は同時だった(>>5:194)。いくつかの悲鳴が聞こえる。
……間に合わない!!
…は咄嗟の事に動くことも出来ず、目を見開いていた。
全てがスローモーションのように…の目に映る。
と、銃口と自分の間に割って入る影(>>5:195)。]
マシュー!?
[彼がゆっくりと倒れこむ。慌てて手を貸そうとするが、
ましシューはほぼ自力で起き上がり、床に座り込んだ(>>5:200)。
止血をしなければ、胸部を圧迫しようとして、銃創からの出血があまりにも少ない事に驚く。]
……え?
[男はコメムシによって何処かへと転送されていた。
モナの言葉(>>10)にちらりとコメムシを見遣ったが、
追及する時間はないだろう。
マシューの顔は真っ青だ。
と、椅子が選定されているのが見える。
コックピット外でも時々見かけた椅子(>>2)。]
……次はエリザベータなのか?
[胸に去来したのは、何だろう。
哀しみは勿論あった。けれど、その中に安堵が混じっていなかったとは言わない。
……彼女の苦しみがこれで終わるなら……
そう考えて、あまりに自分勝手な考えに吐き気がした。]
[そうこうしているうちにマシューが倒れる(>>23)。
慌てて助け起こし、病院へ、と言おうとしたが、
それより前にリヒテンが保健室へと告げた(>>26)。
確かにどうしてこういう事態になったかを説明するのは難しい。
コメムシに頼み、自分も保健室へと転送してもらう。
リヒテンと共にマシューの手当てをしながら、
といっても怪我がないので服を替えるしか出来ない。
本当は自分がされたような点滴や輸血をした方がいいのだろうが、ここにそんな器材はないし、技術もない。
リヒテンの言葉に…は少し考え込んだ。]
ただ、国防軍の検査の時、マシューも検査は受けていた。
そこで何も言われなかったのなら、そして、俺たちと同じように貧血で倒れるのならば対症療法はそんなに大差ないんじゃないか?
少なくとも施しようがないとは思わない。
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