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見物人達が村を立ち去りました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、妖魔が1名、囁き狂人が10名いるようだ。
新兵 カシムが「時間を進める」を選択しました
―回想・チュートリアル戦―
「――――地球を守る戦いです。」
[しばらく本田さんの説明を聴いていたけれど、その言葉>>0:438があんまりにも真剣味を含む響きだったものだからか、何故か背筋がぞくりとした。
そして始まる、やけにリアルな戦闘。それから、よくわからない―――コメムシとか言う存在。これは本当にゲーム?
過った一抹の疑念は、だけれど、やっぱりロボ好きの魂に掻き消されてしまった。
お父さんに読ませて貰ったロボット漫画の主人公になったみたいで、私はとても興奮していた。]
―回想・チュートリアル戦―
「――――地球を守る戦いです。」
[しばらく本田さんの説明を聴いていたけれど、その言葉>>0:438に、ぞくりとした。
そして始まる、やけにリアルな戦闘。それから、よくわからない―――コメムシとか言う存在。これは本当にゲーム?
過った一抹の疑念は、だけれど、やっぱりロボ好きの魂に掻き消されてしまった。
お父さんに読ませて貰ったロボット漫画の主人公になったみたいで、私はとても興奮していた。]
トニー?それが名前なの?
[コメムシ>>0:450が、このロボットの名前を呼ぶ。
きっと、その問いに関しては「便宜的に呼んでるだけ」みたいな答えが返ってきたと思うのよ。]
あ、それじゃあ名前つけてもいい?
[こう尋ねたら、「好きにしろ」みたいな答えが返ってきたわ。
私は嬉しくなって、弾んだ声を出した。]
あのね……、
「Zworld」―――「Z」に世界の「world」で、ザワールド……
なんてどうかしら!
[コックピットのみんなを見ながら、そう告げる。
お父さんに読ませて貰った漫画に出てきた名前を真似た。それだけじゃない。
私達は「地球を守る」んだから、世界とかそういう大仰な名前をつけたっていいじゃない?それに、ここにいるみんなは国籍豊かだったりするんだから、やっぱり「
[そうこうしているうちに、戦闘も佳境。モニターに映し出される、花のつぼみのような形をしたもの。本田さんは、それをコア>>454と言った。
レーザーがその小さな蕾へと集中し、爆発が起こる。そして本田さんの勝利宣言>>0:455、モニターの映像が途切れる。]
凄い!凄いです!
[私はすっかり夢中になって、目を輝かせていたわ。
こんなに臨場感あふれるゲームなんて、今まであったのかしら!興奮冷めやらぬままコメムシ>>0:459>>0:461の話を聴いていた。
そして気が付くと―――]
……あら、
[目の前は、また宿舎の中に戻っていたの。本当にこれ、どういう仕組みなのかしら。
その時、自分の携帯がちかちかと点滅しているのが見えた。
手に取ってみると、メールの着信が一件。開いてみれば、]
……。
[
……あんたを銛で一突きにしてあげましょうか。
[ぼそっと呟きながら、メールの返信ボタンを押して内容を打ち込み、送信した。]
―回想終了―
To:ルーマ
From:エリザ
Sub:Re;
本文:
生憎、そういうやんちゃは卒業したので。
魚が食べたいならいっつも読んでる魔術
だかの本で召喚なり何なりすればいいじゃない。
と言うか買うなり釣るなりしなさいよ。
------END------
―――“カリックス(calix)《聖杯》”。
スリット数15、光点数確認不可。巨大なお器型。
下方に四本の短い脚。地上歩行型で動きは鈍い。
お椀から太陽光を反射する形でのビーム乱射。
急所は腹部。
― 部活中・美術部部室・ライヴィス ―
「ラ イ ヴ ィ ス ・ ガ ラ ン テ」
[僕は、急に誰かに名前を呼ばれた。]
今のなんだろう?
聞き間違えじゃないよね?
そういえば、コメムシさんはパイロットになる子は名前を呼ぶっていってたな…
[あの時の面子……皆に話してみよう、そう思って僕はメールを皆に打った**]
― 回想・夜中 ―
[イースから何か反応は聞けただろうか。
夜遅い時間は、余程の事が無い限り
部屋の外をうろついてはいけない規則となっている為、
そう長い時間は居なかっただろう。
音を絞っていつものように深夜ラジオを聞いていると、緊急放送が入った。]
《昨夜未明、○○海岸付近に謎の黒い影が――》
[思わず顔を顰めた。
ラジオの言っていることを掻い摘まむと、
巨大な黒い人影を目撃したという証言が複数寄せられた。
夜ということもあり、その風貌については
ああだった、いやこうだった、と様々だが、
共通しているのは、それは目の前で消え去った、ということだ。
目撃者の一人が、偶々
突如現れて消えたという影の様子を撮影していたらしく
Youcubeに投稿されたその動画はものの数時間で話題となっている、
……云々。]
ここって……あんこ達が今居るとこじゃねぇの……?
[ふるふると被りを振り、ラジオを切って布団に潜った*]
― 回想 ―
ただいま。
[街の本屋で厚手の新刊を二冊購入するとすぐに施設に戻り
自室に籠ってそれらを読み始める。
近年稀に見る良作で、なかなか面白い。
イースは時間が経つのも、空腹も忘れて本を読んだ]
[それから何時間経っただろうか
部屋のドアがノックされて、イースは顔を上げる。]
もう…いいとこだったのに……誰?
[むすっと不貞腐れた顔でドアの向こうの人に問い掛ける。
ドアが開けば、兄と慕うノルがいた。]
―回想・チュートリアル戦―
[>>2エリザベータがコメムシと話をしているのが聞こえた。]
トニー? …はは。ロボットだけんど人の名前みてぇだ。
世界さ守んのに、その辺に居そうな感じだべ。
[勿論此処日本のそこら辺には居ないが、
W学園では良く聞く氏名…いや、自分の“ダン”のように愛称か?]
そーいに、みばいいぐねぇ、つーかよぉ。
ちっと……もやっぽいなあ…。
[思わず、うーんと苦笑いを浮かべる。*]
ノーレ、どうしたのこんな時間に。
[さして驚きもしないで用はなんだと尋ねる。
学校の事についてだろうか?等と考えていると携帯を差し出された。
どうやら見てほしいメールがあるらしい。
ノルの携帯を受け取り、開かれているメールを読んだ。]
ダン、クラゲに刺されたんだ。だっさ。
[思わず本音が漏れて失笑する。
そしてその後のメール―ダンからのものだ―を読み
僅かに眉をひそめた。]
全員が同じ夢?変な男とゲーム?
何それ馬鹿馬鹿しい。みんなで口裏合わせてるんじゃないの?
ノーレが心配性だからからかってるだけかもしんないじゃん。
ノーレは妖精さんと遊びすぎ。もう少し冷静になりなよ。
[はぁ、と溜め息をついてノルに携帯を返す。
人一倍警戒心が強いので、非現実的な事はまず否定から入るのだ。]
どうしても気になるなら、調べてみたら?
[変な騒ぎがあれば92チャンネルだの某tubeだので騒がれるご時世
調べれば真偽はすぐに分かるだろう。
ノルはイースの部屋を出ていくとき、何か言っただろうか。
さして興味のないイースは本を開いて机に向かう。*]
― 回想終了 ―
ほー、エリザベータが名づけんのけ。
洞窟ん時もそうだったけんど、おめすげえ楽しそうだべなあ。
もしかすっと、こういうの好きなのけ?
[名前をつける事を交渉しているエリザベータを見る。
そういえば昔、いつかの全体合宿か何かだったか―…
彼女がロボットアニメの下敷きを使っているのを見た気がする。
さて、どんな名前をつけるつもりなのだろうと、期待した。]
ザワールド? おっほ、かっけえっぺ。
俺は賛成すんべよ。
[>>4世界。その広大なスケールのする響きは、
大きなモニタでインパクトのある戦いをするゲームに登場する
ロボットには、相応しくに思えた。 ただ――、]
/*
ってかさ、青すっげー綺麗だよね。オーロラ?
思わずがちでおー…って言ってしまったよ。
それにしてもウルズの表情筋の硬さェ…
にしても、なして「 Z 」だべ?
Worldの冠詞は「 The 」でねぇの?
[幾らダニエルが頭が宜しくないといっても、その位は解る。
まして英語と日本語は、小さい頃から施設で習っていたのだから。
同時に、(学年は彼女より上とはいえ成績が悪い)自分でも解る
単純な冠詞を、彼女が思い切り間違えると思えない。
だから、作為的に「Z」をつけたように思えた。
その証拠に、ゼットワールドではなく、ザワールドと呼んでいたし。
彼女が、何故「the」ではなく「Z」を頭に付けたいと言ったのか…
それを聞く事が出来たのならば、そーけ!と納得した。*]
[宙に浮かぶ謎のスライムのようなものを気にしながら
本田の話を聞く。本田の合図で床から椅子>>408が出てきたが
自分の思い入れのある椅子がない>>0:415
仲間外れにされたようで、むすっとしていると
何故か床から鳥籠が現れた]
・・・もしかして、夕方、僕がその鳥籠を触ったから・・・
[鳥籠が思い入れのある椅子になってしまったのであろうか。
でもあんなものには座れない。
本田がピアノ椅子に2人掛けすることを提案する>>0:416
どうやらその椅子はローデリヒのものらしい]
・・・だ、そうです。ローデリヒさんすみません・・・
[ローデリヒが座った横にちょこん、と座らせてもらう。
微妙に気恥ずかしい]
・・・狭くなって・・・ほんとうにごめんなさい・・・
― 回想・自宅 ―
[ 手紙を読み進めていくうちに、ニュース番組の音が大きく聞こえる。
自分はテレビを付けていただろうか。
ふと顔を上げてニュースに耳を向ける。
《昨夜未明、謎の黒い影が――》
普段なら、馬鹿馬鹿しいと一蹴していただろう。
場所がリヒテンの合宿先でなければ。 ]
「現れて…消えただけ…か?」
[ 不安を感じながらも、夜中に連絡するのはまずいと感じた。翌朝に確認のために合宿先に連絡をとっただろう。管理人がリヒテンに繋げば、会話をしたかもしれない ]
「無事であったようで何よりだが、何故こうも落ち着かないのであるか…?」
[ ぽつりと独りごちた ]**
[皆の椅子を見渡すと、少し面白かった。
ダンの椅子はなぜ車椅子なのだろうか。
彼の事情は知らないが、何かつながりがあるのだろうか。
他に目を引いたのはモナが座っている椅子だ。
同じクラスメイトのモナがバレエをやっていることは知っていたが
それに関わるものではないようだ]
モナさんの椅子って・・・なんだかすごいですね。
何の椅子なんです?
[ロボットよりもある意味興味津々に聞いた]
[そのあとの本田のお手本だという戦いは、
まるでSFの映画をみているようだった。
(それにしてはミサイルやらロケットやらは飛び交わないが)
あまりのことにあっけにとられて質問すら浮かばない。
後からスライムのようなコメムシというものに質問できるようなので
ただひたすら息を飲んで見守っていると、
茫然と眺めていると、エリザベータの声が聞こえる>>4]
ザワールド?なにか壮大ですね・・・でもかっこいいかも
[賛成するよ、と小さく主張しているとどうやら終わったらしい>>0:455。
皆と同じく興奮状態のままコメムシの話を聞いていると>>0:459>>0:461
視界が再び揺れる。
どうやら戦いが終わったので、このロボットから外に出されるらしい。
どういう仕組みになっているのだろうかと思っていると
コメムシと本田の会話が聞こえて>>0:463>>0:466]
―回想・コックピット内―
えぇ、大好き。お父さんの影響でね。
[こういうのが好きなのかとダン君に尋ねられれば>>15、私は満面の笑みでそう返した。自慢ではないけれど、そういうロボアニメ系の知識ならきっとみんなより]ると思うの。
だって、「The」よりも「Z」の方がこう…究極!って感じでかっこよくない?
それに、Theで表記したらタロットみたいだし、字面もZの方がかっこいいわ。
[Zにした意を尋ねられて>>17、私はそう答えた。
あと、ザ・ワールドって名前だと時間を止めたりできそうだと思ったのも否定はしないわ。]*
―回想・コックピット内―
あーなるほど。ローマ字の終わりのトコだから究極っぽい気すんべ。
[>>24エリザベータの話を聞けば、イメージが湧いた。]
ケルベロス・ボールZとか、ZETBOYとか、
Zのつくアニメや漫画もあったっけか。
[どちらも原作の漫画は、施設の寄付品の中にあったもの。
読書好きなイースと違い、活字はてんで読ま(め)ないけれど
漫画は普通に読む。古い為日焼けしていて読み辛かったが
暇つぶしがてらに読んでみたけれど、両方とも中々面白かった。
レンタルショップの蔦屋でKB・ZのDVDを見つけたが、
本来のケルベロス・ボールのタイトルの尻にZがついていた。
理由は、アニメ事情なんだろうけど、古い分余計解らない。]
おっとうさ、漫画やアニメが好きなのけ。 ――…いいなあ。
[尾についた感想は小声。彼女の耳には届かなかったかもしれない。*]
―1週間後・校庭にて―
[授業の後、サッカー部活中。他校を招いての練習試合をしている。
ダニエルはCF(センターフォワード)のポジションなので、
ゴール前までドリブルで上がり、止めに来た選手を弾き飛ばす。
絶好のタイミングを見きり、シュートを決めようとした。
しかし、その前に男児としてやらねばならない事がある。
…と、ドヤ顔で動きを止め、高らかと宣言し始めた。勿論隙だらけ。]
フィールドを支配する海賊こと、俺のシュートをくらっ、
――はぐっ!?
[ちなみに、北欧のシャークとやらもこのキャッチコピーも俺作だ。
長々しい口上を頑張って言い切ろうとしていたその大きな隙。
背後に付けていたノルにど突かれ、ボールを脇から奪われた。
直後、ボールを取り返しに来た複数名の相手側ディフェンダーに
一気にタックルされて、芝生の上に顔を埋まらせ。
して、ボールの行方といえば――、
ノルがダニエルの代わりにシュートを決めていた。*]
あだだ…、ノルの手が頭にぶつかっつんた…。
[不憫な事に、意図的に殴られたとは気づかなかった。]
って、あ――!おめ、なして俺の輝かしい活躍の邪魔を…!!
[そんなこんなで、練習試合は終わり快勝する。
リヒテンからタオルとスポーツドリンクを受け取り、笑顔を向けた。
ノルが暑さに弱い事は知っているので、日陰に行く事を勧め。]
あ、リヒテン。
ハーフタイムに貰ったレモンの砂糖漬け、残ってるっぺ?
うまがったから、もちっと食いてえっぺ。
[リヒテンが透明のパックに漬けてきたレモンの事を思い出し、
まだ余りがあるようであれば、勿体無いから欲しいとせがむ。*]
/* あれ?シンロは病弱なのでしょうか、発作なのでしょうか…
そしてもう一人の幼馴染について絡んでいきたいけどどど
…我慢我慢。 */
―回想・3日前の入院施設―
よ、ベール元気け! 結局毛ガニ取れなぐでよ、わりぃな!
[ノルとイースを連れて入院施設に赴く。
イースに果物の入った籠を渡し、ベールに剥いてやってくれと頼んだ。
彼は、ベールが退屈しないように文庫も持ってきていたようだ。]
あー…、ケーキさ受け取るの忘れつんた。
ちょっと今から取りに戻んべ。 ノル、付き合ってくんろ。
[ちらり、とノルへ視線を向けて、この病室を出る。
ベールとイースが談笑している間、検査の結果を聞く予定だった。
…――医者から受けた電話。
ベール本人への報告は、寮母と相談したけれど伏せたいという。
寮母も、はっきりと自分達にベールの具合を教えてくれなかった。
――そんなの、納得できない。ベールを家族のように思っているのだ。
痛みを耐えているのを前にして、どんな状態かすら識れないなんて、
ベールが一時退院をする時、何かあったら困るし。
なので、自分はベールの遠縁だとでっちあげ、
本人へ話さない事を前提に、結果を聞き出す交渉したのだった。]
― 回想・コックピット内 ―
[その不思議な空間には先程洞窟で会った男の姿があった
わけがわからず辺りを見回しているとその近くにふよふよ浮かぶ餅のような生物]
はは、なんだこいつ
俺んとこの奴らに似てるな。名前とかあんのか?
それにしても小憎たらしい顔してんな
[コメムシに興味を示していると、パチンという
指を鳴らす音とともに10個の椅子が円を描くように現れる]
『みなさんが何かしらの思い入れのある椅子だと思います。』
[その言葉にぞっとして息を呑む]
―→外来棟・個室―
………思ってたよか、あんべ悪ィみてえだなあ…。
[不安気な声音でぽつりと呟くが、話を聞けば解る事だと頭を振り。
電話で説明された通り、外来棟の個室へ行く形になった。
入院棟から外来棟へノルと共へ向かう。
受付をした後、案内によって個室へ通された。**]
ー回想・海岸
うっ……。
[気がつけば、そこは昼間みんなで遊んでいた海岸だった。
そして目の前には、先程窓の外に見えていた黒く大きな異形のものー。]
[思い入れなんてものではない
並ぶ椅子の中に自分がただ1つ凄くよく知っている
そして思い出したくない椅子があった
―――――バズビーズチェア]
― 過去(語り) ―
【どこにでもよくある迷信の1つかもしれねぇが
学校の使われてない旧校舎で見つけたこの椅子には
座ると死ぬという噂があった
かつてこの椅子を使っていたという用務員が
不慮の事故で死んだという事から噂がでっかくなって
そうなっちまったらしい―――】
【中1の頃、俺はランに止められたのにもかかわらず
旧校舎に進入しその椅子に面白半分に色んな奴を座らせた
最初に座らせたのは同じクラスだったギルベルトだ。
だが特に何も起こらず、面白くない俺は次々クラスの
奴をこの椅子に座らせて遊んでいた
時には俺を止めたランさえも無理矢理座らせた事もあった
そのうちクラスの奴等は俺を怖がるようになり
俺は頂点に立った気分でいい気になっていた
だがある日、座らせた奴等のうちの一人エドァルドが
突然の心臓発作で死んだ…
たちまちバズビーズチェアの噂は広まり
それを気にした教師達によって椅子は焼却された
―――されたはずなのに】
ー回想・浜辺ー
[夢でも見てたのか、可愛らしい寝言が聞こえた(>>0:322)
お兄様、と呟いたからにはリヒテンにはどうやら兄がいるようだ。]
いえ、おきになさらず。
私も起きたばっかりですよ。
[可愛く恥らう様に、弟達の姿が重なり思わず微笑んでしまう。
自分の弟達は間違えても自分の名前をよんだりはしないだろう。
こんな変わり者の自分の名前は。
けれど、夢かどうかという言葉には少し躊躇して]
夢…だといいのですが。
[とだけ*答えた*]
/*
エドァルドwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ライヴィスから負縁故飛ぶじゃねえかwwwwwwwwwwwww
― 回想・宿舎の男子部屋 ―
…勿論分かっていましたよ
[ギルベルトに道間違いを指摘されたり(0:>>362)
自分の事を気にかけてくれたエリザベータのお陰で(>>0:338)
無事宿舎につけば何事もなく消灯時間になった。
現実味がわかないまま、布団の中で持参してきた
walkmanにいれておいたピアノの演奏曲をきいていると
それすらを凌駕するおおきな音が聞こえてきた。]
何事ですか!貴方達、また、どうせー
[部屋にいる誰かが出した、音、そう思って
小言でも始めようとした瞬間、世界は白色に包まれた。]
[気づいたとき、目の前にあったのは巨人の様な塊]
これは、いったい…。
[しかし、それが目の前にあったのは一瞬で
また次の瞬間には自分達は別の場所にいた(>>0:386)
今度は洞窟であった信用ならない大人が鎮座していた。
―ここが、コックピット?
これっきりとはどういう意味なのでしょう?
そもそも、ここには私達はどうやってー?
困惑したままでいると
本田菊が指を鳴らし、どこからともなく椅子が現れた。]
あの椅子は…
[その中から、一つ見知ったものを見つける(>>0:415)]
思い入れもなにも…私が今使っている椅子じゃないですか。
[椅子は全員分あると一瞬思ったが
本田菊の言うことを聞いていると椅子は10個しかないらしい。
そこでマシューに席を分けて、といわれるが
…この大人の言うことに従ったと思われるのは癪ですね。
彼に返事はせず、マシューへと声をかける。]
多少窮屈ですが、マシュー、こちらへおいでなさい。
[マシューがちょこんと申し訳なさそうに座ってきたので(>>20)
自分の位置を少しだけずらして、もう少しだけ場所を空けた。]
狭いのは気にしませんよ。
もう少しつめなさい、それでは落ちてしまいますよ。
多少窮屈ですが、マシュー、こちらへおいでなさい。
[マシューがちょこんと申し訳なさそうに座ってきたので(>>20)
自分の位置を少しだけずらして、もう少しだけ場所を空けた。]
狭いのは気にしませんよ。
もう少しつめなさい、それでは落ちてしまいますよ。
[これなら、2台のピアノの為のソナタニ長調(モーッツアルト作)
がぴったりですね。と思い浮かんだピアノ思考を振り払った。]
[―イメージするだけで動くなんてバカな話があるのですか。
ローデリヒはピアノをずっと練習しつづけている。
けれど、イメージするだけで引けるようになるには
相当な時間の積み重ねの後でしか出来ない筈だ。
味方、といわれて、妙な生物のほうもみる。非常にうかがわしい。この人が味方さえかもわからないというのに。
でも、なによりこの人の、前の私も、その前の私も、というのはどういう…意味でしょうか。他人事のように話ていますが。
彼は何度もこの役目をしている?
それとも、彼はこの役目を引き継いでいるー?
考え事が次から次へと浮かんだが
目の前の戦いへ集中することを余儀なくされる。]
/* 安価を大分なくしてしまったので
すいませんが省略しています…
きっと他の方々からたどれると思いますので…。 */
[本田菊の先頭の最中、エリザベータの弾んだ声が聞こえてくる。
彼女が自分みたいにこの一連の出来事を
疑っていないのは心配だが同時に少し嬉しい(>>4)
やはり大切な人には、何も知らず笑っていて欲しいものですからね。
本当…杞憂に終ればいいのですが。
もちろん、それが杞憂に終る筈はないのだけれどー]
[操縦席に座れと言われ、ここに来て間も無く本田が何もないところから、
指をパチリと鳴らして出して、並べられた椅子>>0:404を見やる。]
あれは…
[よく見覚えのある椅子が一つー。
兄への想いを手紙に綴る時に使う椅子。
今の家に来て、始めて自分に与えられた物だからよく覚えてる。
あの頃はまだ自分の身体に対して大きかったが、
今ではピッタリのサイズのクラシック調の椅子ー。
言われた通りに、それが自分の椅子なのだろうと、
直感的に感じ、座ろうとしたその時、アーサーの様子がおかしい>>32ことに気づく]
あの…顔色、優れないようですが、大丈夫ですか?
[と、心配そうに訊ねただろう**]
/*
ちなみに桃するつもりはあんまりないけど、中の人補正でちょっとギルちらちらしてたりとか……し、しないわよっ!///←
『大切な人達が平穏で生きていけるように
何も知らずに、ただ笑って生きていけるよう、私たちは剣をとるのだよ』
[それはまだ、ローデリヒがピアノの道を進むと
決める前に父が自分に言ってくれた言葉。
―私にはその力がないのです。
―私には剣は、似合わないのです。]
From:ルーマ
To:エリザ
Sub:Re;Re;
本文:
新鮮なのが食べたいんだよー。
あーそうだ、後で人集めて焼き魚パーティーでもしようよ。
お前魚担当なー。
そう言えば、合宿近くの海岸に変なの出たらしいじゃん。
おいらは見に行かないけど、もし見えたら写メ送ってほしいんだよー。
でも不用意に近付かないように。
ま、お前ならなんかあっても返り討ちにするっだろーけどー。
[見に行かないというか、行きたくない、が正しいが。
送信を押して、布団に潜り込んだ。]
―回想終了―
『大切な人達が平穏に生きていけるように
何も知らずに、ただ笑って生きていけるよう、私たちは剣をとるのだよ』
[それはまだ、ローデリヒがピアノの道を進むと
決める前に父が自分に言ってくれた言葉。
―私にはその力がないのです。
―私には無理なのです。
そう気づいたのは正確には何歳の頃だっただろうか。]
[存外、早く戦闘は終わり
気づけば再び、自分達はコックピットの外へ戻っていた。
いろんなことが一日で起きすぎですよ。
何から考えればいいのかさえ、分からないじゃないですか。
こういうときはピアノが弾けたら一番ですが…寝るしかないですね]
私はもう寝ますよ。
貴方方も遅くなりすぎないように。
[と、頭の中で起きた思考の家庭を省いて
簡潔にそれだけいって宿舎へと向かっていった。]
― 回想・終了 ―
― 音楽室 ―
[本当に起きたとは信じられないような経験から
あれから一週間が経とうとしていた。
ゲームや、ロボット、それらは幾分か
既に思い出として記憶されていた。
ローデリヒのピアノの音色が音楽室に響き渡る。
演奏している際は携帯の電源をきってある為か
ライヴィスが送ってきたメールには気がつかない(>>#2)
誰かが…が演奏を続けていることに気づいて音楽室に入ってくれば別だが、そうでなければ帰宅時間になるまではメールに気づかなかっただろう。]
[椅子に座れ、といわれ出てきた椅子を見渡す。
車椅子やピアノの椅子などさまざまな椅子がある中]
・・・・、わっ呪いの椅子じゃねーか!
[>>32アーサーが椅子を見て顔色を悪くしている気がする。
かつて、こいつがまだ現役ヤンキーの突っ張っていた頃。
呪いの椅子に無理やり座らせられた記憶がよみがえる。
ぎゃーぎゃー言いながら抵抗もむなしく一番最初に着座したが、なにが起こるというわけでもなく。
俺様最強、と涙目になりながら強がった記憶。
それからしばらくして、同じように遊んでいた
エドァルトが心臓発作で急死したときはぞっとした。
座った自分は生きているから、その程度だけど
――――座らせたアーサーは。
何を思っていたのかとか、考えても想像の粋をでない。
アーサーの肩をぽんっと叩いてから自分の椅子を探した。]
[椅子を見ていくと見慣れた椅子を見つける。
黒い、しっかりとした社長椅子。]
親父の・・・
[背もたれを軽くなでながら、目を細める。
スコーンを食べてみた親父と椅子の持ち主の親父は同一人物であり、そして存命である。
単身赴任でなかなか会えないが、会えないからこそ父親としての威厳が保たれているのかもしれない。
椅子に座ると菊の説明が始まる。]
― 宿舎 ―
[宿舎の布団の中からぼんやり天井を眺める]
(凄かった…あれが現代のゲームなのか?
凄いハイテクだったな…まるで本物のような…)
―――――――――――――――――――――――――
「アーサー先輩、このゲームって手が飛んだりしないんですかね?
ロボットってロケットパンチとかするじゃないですか。」
できるんじゃねーか?
あいつもイメージした通りに動くって言ってたし…
【ライヴィスの質問>>0:#9に答えはしたものの
俺の視線はその戦いに釘付けだった…
気づいたら手に汗握って夢中になってたぜ
こんなすげーゲームを俺達がやっていいのかって
だってまだこんなゲーム世界中どこ探したってないだろ?】
―――――――――――――――――――――――――
でも座っちまったな…あの椅子に…
あの男の言葉も、色々気になる事があったし
それに、なんだか悲しい顔に見えたな
あいつの微笑んだ顔…
―――地球を守る戦い…か
[不思議な事が起こり過ぎて頭の中はグチャグチャだった。
期待と不安を胸にこの日はそのまま眠りに落ちた]
― 回想・終了 ―
― 1週間後・自宅 ―
[そこにはいつもと変わらない真っ黒の物体が並ぶ]
おい、ピーター起きろ!朝飯出来たぞ
[ピーターが起きてきて朝飯を食べれば
「うまいか?」と嬉しそうに聞いてみたりする]
あ、もうこんな時間か
そろそろ準備して家出ねーとな。お前も遅刻すんなよ?
[自分の部屋に戻り学校へ行く準備をしながら
ふと先日の事を思い出す]
そういや、あのもちみたいな奴
頭の中で念じたら出てくるって言ってたけど本当かな
(えーとなんだ…コメムシてめぇ俺が呼んでんだ出てこ…
いーや、違うな。コメムシ様コメムシ様出て来てくだ…
いやこれも違うな。…いでよコメムシ!)
「ちょっとアーサー何やってんの遅刻しちゃうよ」
「早く早く!」
「俺には俺さえいれば…… な!」
わるい、おまえら、じゃあ行って来るな
[相も変わらず見えない何か達と会話をすると
そのまま急いで学校へ向かった]
― 回想(夕方) フランシスの車の中 ―
……ぷえー、ピー君の好きな料理ですか?
[フランシスの車に乗りながら、聞こえた質問にそちらを向く。]
ピー君の好きなものはですね……えーっと、えーっと、ハンバーグです!
ハンバーグをトマトソースで煮込んだやつ!
[近場のファミリーレストランに入ったときは決まって注文しいる。
フランシスが作ってくれるというのなら、もっと豪勢なものをリクエストしてもよかったかもしれないが、やっぱり自分の一番好きなものが食べたい。]
フランシスのハンバーグ、楽しみなのですよー!
[シートベルトはきちんとつけているとは言え、両手を振り上げて全身で喜びを表現するその仕草は、フランシスに諫められたかもしれない。]
― →フランシス宅 ―
おじゃまするですよー!!
[元気よく声をかけながら玄関の扉を開ける。
テレビをつけていい、と言う言葉を聞いて、そういえば今日は毎週みているバラエティ番組が放送される日だということを思い出した。
失礼するのですー、と、一言言ってから、リモコンを操作してチャンネルを回す。
まだ日が傾いた頃なので、その番組が放送されるまでもう少し時間はかかりそうだ。]
フランシス、晩ご飯作るの、手伝うのですよ!
早く作って一緒にテレビ見ようです!
[リクエストした料理は煮込み料理なので、早く作れればいいと言うものではない、が。
待ちきれないと言うばかりに、キッチンの方へと視線を向ける。
手伝うことをフランシスが了承すれば、手を入念に洗って、彼の指示通りに仕事をこなしていっただろう。
兄に似て、料理は好きなようだ。
一応、魔性の何かを生み出す能力は持っていない……と、思う。少なくとも現時点では。]
[料理ができあがる頃合いと、番組が始まるのはだいたい一緒だっただろう。
ハンバーグをたっぷりの夏野菜とトマトソースで煮込んだそれは、おいしそうな湯気と香りをたたせてピーターの胃袋を刺激する。
でもまだそれを食べることはできない。
スープとサラダをテーブルの上に置き、冷えたオレンジジュースをグラスに注いでもらい、フランシスの言葉を合図に食べ始めた。
始まった番組を見ながらフランシスと談笑しつつ料理を頬張ったり、とにかく口はせわしない。
ハンバーグを一切れ口に含めば、肉汁とトマトソースの旨味が口いっぱいに広がった。]
すっげーうめーのですよ!!
[食事の作法は一通り知っているものの、静かにしているのはちょっと難しいようだ。
アーサーと囲む食卓が、フランシスのとは真逆の意味で騒がしいせいもあるかもしれない。]
[食後のシャーベットを食べながら、番組を見る。
途中、レギュラーの誰が好きだとか、今日のゲストは前回のよりも面白いだなんて、たわいもない話をしていた、そのとき……]
………ふぇ?
[突然画面が切り替わり、先ほどまで見ていたバラエティ番組とはうってかわって静かな映像が流れる。
ニュース速報なのだろうか、海岸に突然現れた黒い物体]
………え、アーサーの野郎がです?
[フランシスの言葉に、驚いたように目を見開く。
そういえば、たまたまテーブルに置かれていた合宿に関するプリントを見たことがあったが、確かにそんな名前だった気がする……でも、あくまでも『気がする』だけだ。
きちんと覚えてはいないし、似た名前の海岸があったって不思議ではない。]
この時間帯にガソダムやるなんて話、ピー君聞いてねーですよ…?
[なぜだか胸騒ぎがした。理由はわからないけれど。
シャーベットをひと掬いして、口の中へ。
冷たい甘さが、胸にわいた不安を少しだけ和らげてくれた気がした。]
[デザートも食べ終えて、自分の使った食器を流し台の方へともって行こうとしたとき、フランシスの携帯が鳴ったのが聞こえた。
どうやらメールらしい。そういえば先ほどもメールをしていたのだったか。
どうやら、誰かがこの家に来るらしい。
自分が知っている人かはわからないが、フランシスと親しい人物のようだ。
……実は兄と、悪い意味で顔見知りだとは露知らず。]
……?
わぁ! これピー君食べてもいいのですか?
[テーブルを拭いていたら声をかけられ、呼ばれた先には先ほどほど豪華ではないにせよ、おいしそうな料理。
これから来る客人の為らしいので、一つだけもらって食べることにした。
はふはふと、出来立てのグラタンを頬張る。
先ほど夕飯を食べたばかりなのに、ついついまた食べてしまうのは不思議なものだ。**]
[操縦席と言われた、自分の椅子に座れば、
一先ず本田の説明>>0:424を聞き始める。
先程までなかったのに、また一瞬の間に出てきたスクリーンや、
イメージをするだけで動くという>>0:429この物体に、
どういう仕組みで動いているのか、現代の最新の技術は自分の知らない間にここまで進んで居たのか?等、
様々な思想を張り巡らせ、少しだけこの不可解な超常現象を楽しんでいる自分がいることに気づく。]
。○(これが終わったらこの物体や、数々の不思議現象の仕組みについて色々お聞きしたいですね。)
[などとボンヤリしていると、本田から先程から居た不思議な物体への説明も受け>>0:432、
後で触ってもいいものなんだろうかと思いながら、
現れた敵>>0:435と本田の戦いを息を飲みながら観戦する。]
―回想・チュートリアル戦後―
……あら。
[寝ようと思って布団の中でごろごろしていると、携帯がぴかぴかと光って着信を告げる。
誰からかしら、と考えるまでもないわ。きっとさっき返信したあいつからのメールね。
開いてみれば、ほら、やっぱり。>>+7
すぐに返信ボタンを押して本文を入力して送信し、そして私はもう一度布団を深くかぶり直した。]*
From:エリザ
To:ルーマ
Sub:Re;Re;Re
本文:
あんたが全部の費用を負担するってんなら
考えってあげなくもないわ。
私は一銭も出さないわよ。
「変なの」じゃわからないんだけど。
そして私を何だと思ってるのよ。
返り討ちにするのはあんたとギルと変質者
くらいのものよ。
------END------
―回想・チュートリアル戦中―
そうそう、マジソガーだってZだし。
[同意を示してくれたダン君>>25ににこにこしながらそう付け加える。
と言っても、私の世代でマジソガーを知ってる人なんて少ないわよね。割とメジャーな方だとは思うけれど。]
えぇ……お父さん、大好きなのよ。
[今でもアニメの為に時々早く帰って来るような、まだまだ子供っぽいお父さん。ダン君が何か小声で呟いたようだったけれど、何を言っているかまでは聞き取れなかった。]*
[家へと戻り、食事の準備を始めればピーターから手伝いの申し出を受ける>>+9。
一人でやるのも良いが、誰かとわいわい準備するのも好きだ。]
じゃあまずは手を洗って、それから、はいエプロン。
[エプロンを付けさせて野菜の皮むきを頼む。包丁は子供の手には大きいため、渡したのはピーラーだ。
それが終わればピーターにはミンチを混ぜるように指示をする。
調味料などは…が適宜入れて、良く混ざった所でチーズを挟んで丸めたタネをフライパンへと放り込んだ。
一度焼いた後でタネを取り出し、キノコや野菜、お手製ホールトマトをいれて煮込み、再びタネを戻して熱を通す。
出来上がれば、他のおかずと共にテーブルへと置き、ピーターと共に頂いた]
ピーターも手伝ってくれたからね、いつもより美味しく出来たみたい。
[>>10はしゃぐピーターににこにこと声をかける。
誰かと食べる料理と言う事もあり、言葉通りに普段よりも美味しく感じていた。
騒がしくても咎めることはなく、…もこの食事を楽しんだ]
[食後に見ているピーターオススメのバラエティも楽しいものだったが、
突然の速報に二人で何があったのかと首を傾げる>>+11]
そう、アーサーの野郎が。
たしかここだったと思うんだけどねぇ…。
心配なら、メールでも打ったら? 杞憂でもアーサー喜ぶんじゃない?
……はは、だよね、こんな時間にガソダムなんてないよねー。
[普段あまりテレビを見ないため、番組編成には詳しくない。
恐らく、ピーターの方がその辺は詳しいだろう。
あの突如現れて突如消えた巨大な影はなんだったのだろうか。
テレビが騒ぐだけで何一つとして分からないままだ]
[アントーニョからのメールを確認した後、ピーターへと振り返り]
あ、今から人来るけどいい?
ピーターの好きなトマトを作ってるアントーニョって奴。
ちょっとショタ入ってるけど気にしないでね。
[さらりと爆弾発言を落とすが、幼いピーターには分からないだろう。
酒が回る頃にはピーターを自室で寝かしつけて、変態から保護するつもりでいる。
その変態に自身が含まれていることなどは決してない。
そうこうしてるうちに、アントーニョは訪ねてきただろうか。
彼の持ってきた酒に加え、秘蔵のワインも出して二人で飲み明かしただろう。
寝床はピーターに明け渡したので、…はリビングのソファで寝ることになる。
もしかしたら朝起きれば全裸だったかもしれないが、いつもの事なので気にしないだろう*]
─回想・巨大な影出現前─
[料理の準備が終わった頃だろうか、アーサーからのメールが届いている事に気づき内容を確認する>>0:480。]
From:世界のさらさら
To:金色毛虫
Subject:ごめんフランス語で言って?
添付画像:超絶美味のハンバーグ.jpg
Message:
お前のまともは宇宙の法則が乱れてるときしか通用しないよ!!
取り返しのつかなくなる前に料理の腕より、味覚どうにかした方が良いと思うの。
愛なら手取り腰取りお兄さんが優しく丁寧にじっくり教えてあ・げ・る♪(キスマークのアイコン)
それにしてもピーターはいい子だね。お前とは大違いだよ、主に料理の腕が。
ピーターと作ったハンバーグの写真、添付しておいたから。
あとお兄さんが使ったのは料理の腕ですー。
どこぞの眉毛さんみたいにヤンキーじゃないからそんな物騒なことできなぁい☆
P.S.もう全身に浸透しちゃってるから吐き出しても意味ないよ〜ん! *
/*
「エリザベータ・ヘーデルヴァーリ」編(アウェー戦)
“アイゼルネ・ユングフラウ(Eiserne Jungfrau)《鉄処女》”。
スリット数11、光点数9。鐘形の胴体に頭部。
胴体が4つに分かれて敵機体を挟み込み、
身動きをとれなくしてから内側の鉄柵で攻撃する。
急所は剥き出しの頭部。
「アーサー・カークランド」編(ホーム戦)
“不明”。
スリット数、光点数共に不明。二足歩行。
戦闘前にコアを自らの腕で取り出して破壊し、自害する。
「アーサー・カークランド/ギルベルト・バイルシュミット」編(ホーム戦)
“セルウス(servus)《奴隷》”。
スリット数13、光点数7。四脚歩行の蜘蛛のような形状。
装甲の多い頭部、胴体。長い四本の脚。地上歩行型で動きが早い。
脚を伸ばして直接叩く接近戦と遠方から頭部より蔓状の鞭による攻撃。
急所は装甲に守られた頭部。
/*
「ダニエル(ダン)・クラーク・アンデルセン」編(ホーム戦)
“ファブラ・フォレース(Fabra Fores)《創造の門》”。
スリット数12、光点数8。二足歩行の装甲の多い巨大な人型。
頭部から黒いビームの発射と近接格闘で、ザワールドに近い。
攻撃を受けると分解変形して急所を隠す。分解時に隙がある。
急所はザワールド同様で胸部。
「ラン・フェルビースト」編(ホーム戦)
“インペリウム(inperium)《支配》”
スリット数12、高点数不明。ゼリーのように透明な球体型。
地面に根付くように生えた足部装甲。
透明な体の中心に丸いコアがあるがダミー。
球体から触手を放ち、コア内部へと侵入して幻覚ガスを撒く。
ガス放出中、足元に隠されているコアが露呈する。
/*
「シンロ・フォン・ホーエンシュタウフェン」編(アウェー戦)
“バシレウス(basileus)《王》”
スリット数10、高点数不明。
ピラミッドのような巨大な正三角形の立体。
中心からの砲撃の威力は高く、直撃すると危険である。
周囲を飛んでいる敵方戦闘機を、落とさないといけない。
急所は装甲(ハリボテ)を持ち上げる事で露呈する、
長方形のコアの入ったケース。
「マシュー・ウィリアムズ」編(ホーム戦)
“アストルム(astrum)《星》”
スリット数12、高点数3。
四足歩行。大きなバッタのような機体で空も飛べるが速度は遅い。
羽根の所には彼らの世界の兵器(ミサイル、戦闘機、核爆弾)が搭載。
全て人の乗った戦闘機ごと攻撃を仕掛けてくる。
核爆弾の落ちるフィールドは、氷河期のような寒さが訪れるだろう。
弱点は腹部。
/*
「モナ・プティ」編(ホーム戦)
“ウィンクルム(vinculum)《絆》”
スリット数9、高点数5。
二体の人型が腕を介して連なっている。人型は一方ずつのみ変形し
右側の人型は剣に、左側の人型は槍へと形状変形する。
連なっている部分から動力を供給し、片方を武器として戦う。
弱点は供給部である連なった腕《絆》に隠されたコア。
「リヒテン・ツヴィンクリ」編(アウェー戦)
スリット数15、高点数10。
“ラウルス(laurus)《月桂樹》”
巨大長方形の支柱で手足などは無く、地面に根付いている。
頂点からの電撃が唯一の攻撃。レーザーを跳ね返す硬い装甲。
支柱周囲を取り囲むように、生命の星が散りばめられている。
それは全てその世界に住む人であり、電光パネルを用いて、
マスゲームをしながらザワールド側を非難するような文句を謳う。
弱点である中心のコアを破壊するには、そこまで移動しなければならない。
/*
「ローデリヒ・エーデルシュタイン」編
スリット数13、高点数7。
“ウルグス(vulgus)《大衆》”
二足歩行、背部より大量の触手。酸を吐き出す触手は、
ザワールドの内部に侵入しようと不規則に動いて来て捉えにくい。
此方の1/3程の大きさの偶像の蜃気楼を生み出し、惑わす。
数10体に見えるが、実際の本体は一つだけ。
本体自体がコアであり弱点。操縦パイロットは音楽を好む。
最後の人:「」編(・アウェー戦)
“ウーニウェルスム(universum)《全世界》”。
スリット数18、光点数2。球体状。
浮遊状態からの空中移動、転がる形で地上移動も可能。
高速回転する球体からの摩擦での攻撃、
球体が六方に開く形で分解、中心部(コア)からの電撃攻撃。
急所は雷撃を吐くコア。
時間の消耗によりコアからの雷撃は弱まる。持久戦必須。
― ライヴィスのメール ―
From:ライヴィス
To:合宿参加の皆さん
Subject:呼ばれました!
Message:
ライヴィスですぅうううう!!
コメムシさんに念のため確認したんですけど、
僕、さっき名前を呼ばれたんです。
近いうちにゲームが始まるので、その時には僕だけじゃなくて、
皆さん全員を集めると言ってました。
一応皆さんに報告した方がいいかなと思ってメールしました。
―――END―――
―部活終了後―
[部室にてシャワーを浴びた後、
携帯にメールが届いていることに気づいた。>>#2>>#3]
ん? ライヴィスけ?
[二年三年は元より、一年生にも今回の合宿で、
自分のアドレスと番号を交換していた。]
お、ライヴィスが初パイロットだっぺ?
一番にプレイできるなんて、えがったなあ。
[一番最初にやりたいという気持ちは勿論あったが、
普段から勝手な兄貴風を吹かしている部分もあるせいか、
小学校から上がってそう間もない一年生達に、
まずはやらせてやりたいな、という上級生の心もあった。]
だども、あんな激しそうなゲーム、怖がりのライヴィスができんのけ?
【謎の宅急便】
夏合宿より1週間経った日の朝
ギルベルト宛に宅急便が届きました。
送り主は不明―――
少し大きめの箱。
箱の中身は【鳥かご】
―一週間後・朝―
……だから、お母さんは大人しくしててってば。
買い物なら、私が帰りに寄って買っていくから。ね?
それじゃ、行ってきまーす。
[お母さんの反論も聞かないまま、ローデリヒさんから借りっぱなしだった上着を入れた紙袋を持って私は家を出た。
無理しちゃダメだって言ってるのに、お母さんったら聴いてくれないんだから。]
― 回想 ―
[男が説明しながら、目の前で起こっている出来事に
ただただ呆気にとられた。
ゲームにしてもハイクォリティすぎて関心するしかない。]
ザワールドか、いいじゃねーの?
世界を救うのにカッコイイ名前だぜ!
ピ!
[エリザの名づけにも納得し、テンション高く
怪しげな男の戦いに魅入った。]
―放課後―
[学校ではいつもと同じように授業を受けて、放課後になって。
私は芸術科の専攻だけど、所属しているのは美術部ではなくて漫画研究部。
買い物があるから早めにローデリヒさんにこれを渡して帰らなきゃ…と思った所で、携帯が光って着信を知らせた。]
あら、ライヴィス君から…?
[二件も来てたみたい>>#2>>#3。気づけなくて、悪い事しちゃったかな。一番最初のプレイヤーに選ばれたのね、ちょっと羨ましいかも。
そんな事を思いながら、私はローデリヒさんがいるであろう音楽室へ向かった。]
― 回想・入院施設 ―
(寝てたんべか。今何時だべ…)。
ノルが退室してから、いつの間にか眠ってしまったようだ。
時間を確認しようとした時、珍しく病棟内が少々騒がしい事に気付き、首を傾げた。
(珍しいなぃ、何かあったんべか)。
[いつもと違う病室内が気になり、
車椅子に乗り換え、そっと声のする隣の病室を覗く。
…の病室は個室だが、隣は四人の患者が使用している。
年配の方々の一人が何やらラジオの、突如流れる速報ニュースについて話していたのだ。]
―校庭に居た頃―
[ディフェンダーにもみくちゃにされる寸前、
校舎の方から歓声が聞こえた>>61]
今のはマシューけ…?
[擦りむいた膝の痛みなど慣れている。
直ぐに立ち上がり、窓の方へと手を振った。]
よぉう! 風邪で寝込んでたんだってな!
もうあんべいぐなったんかい!
[この時、部室にある鞄の中で携帯がメールを受信したが、
今はまだ気付くことも無く。*]
[気がつくと、合宿所にいた。
今度は誰も夢だとは言わなかった。あんな体験を皆がしたんだ。
興奮して眠れないのは俺だけじゃない。
携帯が光っていることに気がつき、内容を見る。
>>0:476アントーニョからだった。
陽気でいいやつだけど怒らせてはいけない昔なじみ。
かしかしと返事を打っていく。]
From:俺様
To: アントーニョ
Subject:RE:合宿どうやろか?
Message:
合宿楽しすぎるぜー!
うまく説明できねぇけど、すっげーことあった!
世界は俺らに託されて
なんか若ければ若いほどいいらしいぜ!
[誤解を生みそうな文章を寝る前に送信。
送った後は落ち着いてきたのか、再び眠りに落ちることとなる。*]
[よく耳を澄ますと、どうやら合宿の付近で何かあったらしい。
なして?…と、その情報に表情を曇らせていると、
ドアの隙間から…の存在に気づいたのか、
四人で話していた、年配の一人が 「うわ!怖ぇ!!」
と…に向かって言ってきた。そんなに怖い表情をしてたべか。
と聞き慣れた台詞とは言えショックを受けつつ、内容を聞いた。
何やら、デンの泊まっている合宿の海岸付近に
黒い巨大物体が出ては消えたという情報を聞いた。聞けば聞くほど、奇怪な話だ。]
巨大物体…?
/*
あああああしまったぁああああああああああ
なんかおかしいと思ったらフィルターかかってたぁああ
今からもう一度ログ確認してくるぅうう
[どうも、このニュースを聞いてすぐ関係性が結びつかないが、
合宿の場所にはデンもいる。まさかとは思うが、大丈夫かと心配になったとき。]
ーーー!!
[急に胸を締め付けられるような痛みを感じて
グッと胸を押さえた。脂汗が出て、息が荒くなる。苦しさに、肩で呼吸をしながら。
周りにいた年配の患者達が、おい!あんた大丈夫か!誰か、看護師呼べ…!
と、…を年配の患者達が囲む中。
そこで、彼の意識は、ふっと途絶えた。**]
─一週間後・カフェ─
[夏休みが終わったからなのか、あまり姿を見せなくなっていた奥様方がランチを食べに来たり、買い物帰りに休憩しに来たりと夏休みよりも少しは賑わいを見せていたが、相変わらず新規の客の姿は少ない。
あれから、巨大なナニカは姿を見せていないのだろうか、
テレビで騒がれたのもほんの数日だけだった。
合宿所から帰ってきたモナやアーサーに話を聞けただろうか。
学校が終わる時刻なのか、客の中には学生の姿も見えるようになっただろう]
―音楽室―
[音楽室に近づくにつれて、心地良いローデリヒさんの奏でる音色が響いてくる>>47。
演奏を邪魔しないようにそっと入室して、端の方の椅子に腰かけた。
演奏が一区切りついたら紙袋に入れた上着をお礼のお菓子(簡単なクッキーなんだけど)と一緒に渡してから、私はそのまま下校して買い物に向かったの。]
― 回想・食堂 ―
[宿舎に戻る子供たちからは何とも言えない空気が漂っていた。
シャワーを浴びた後についた夕食の場もどこか重苦しい空気で
夢の事を語るもの、沈黙するもの様々に食事を口へと運んでいる。]
リヒテンとエリザがつくったのかね?
これは私だけ女子力が足りないと言われてしまいそうなのだよ。
明日の朝はよかったら私が作ろうかね。
[そう笑いかけた。
そういえばポーカーの約束をしたアーサーは、
と姿を探したが見当たらない。
フランシスになにやら悪態をついていた気もするが]
では勝負は持ち越しかね。
[苦笑した。]
― 現在軸・教室 ―
[そういえば、あの大きなロボットのことは
ニュースになっていたらしい。
でも戦いの様子はニュースにはなっていなかった]
・・・また、あのロボットが現れると騒ぎになる、よね。
[その操縦者がぼくらだなんて、
ニュースを見た大人たちは考えもしないだろう]
・・・うーん・・・大人たちに、言わなくていいの、かな?
―校庭に居た頃―
[>>70窓から身を乗り出して手を振るマシューに笑顔を向けて、
部室へと戻る途中…。]
最初はあいつの気配気づけなかったども、
ノルやアーサーと行動してるうちに、
なしてかわかんねけど、気付けるようになったべ。
[妖精か?*]
/*
やっぱりシンロちゃんハチドリさんなんじゃないかしら。
と言うかそういうフィルターがかかって見えて仕方ない私の目自重。
―現在・部室にて―
[制服に着替えて椅子へ座り、ノルの支度が終わるのを待っていると。]
……お?
[>>69届いたメールに気付き、携帯をぱかりと開く。
確認すれば、先程手を振り返したマシューからのメール>>69。]
―回想・自宅からフラン宅へ―
[酒瓶とジュース瓶、トマトそしてチュロスを入れたバスケットを片手にフラン宅へと自分のペースで歩いていた]
ふわぁ…おっきなお月さんやなぁ…。写真撮ったろ。
[カシャ、と一枚写真を撮り、フラン宅へ再び歩き出そうとしたとき、視界の隅に何か大きな物が見えた]
…なんやろ?気のせい?
[振り返り、何もなかったので気のせいだと思い再び歩み始めたがポケットの携帯から新着メールの知らせが入りゆるゆると開く]
おろ、ランや。
[送信者の名前を確認し、不思議そうにしかし嬉しそうに呟いた]
[全体へ返信するべきなのか?とメールを作成し。
From:ダン
To:合宿参加の皆
Subject:Re;Re;呼ばれました!
本文:
ライヴィスえがったなあ選ばれて!
練習…させてもらえんのけ?わかんねぇけども。
呼ばれたっていうの、誰の声だったんだべ?コメムシけ?
どっかで集まってもいいけんど、この後病院さいがななんね。
夜遅くなんねえうちにでも集合すっけ?
―――END―――
返信のメールを作り、返信をしておいた。*]
[メールの送信者はランで>>0:491の内容に嬉しそうに微笑みながら楽しげにメールを打ち始める]
From:アントーニョ
To: ラン
Subject:Re;覚えとるか
Message:
この親分が忘れるわけないやろー。
トマトはええでー、たくさん食べとき!
今度親分とこ遊びに来ぃ!!トマトたくさん食べさせたるで!
[送信完了、の画面を見て再び携帯をポケットへと戻す]
― ライヴィス ―
あ…、どうしようちゃんと書いてなかったからマシュー先輩混乱してるかな。
[>>69返って来たメールを読んで、むうと悩む。
どこかで直接話をしようかと持ちかけようという内容を打っていると。
ダンからの返信>>78にも気づいて、慌ててメールを打ち始めた。]
[買い物を済ませて家に帰ってから、私は忘れ物をした事に気付いたの。]
あっ……
ノートがない!
[こそこそと書き溜めていたネタ帳が、鞄のどこにも見当たらない!
多分、教室の机の中に入れっぱなしにしちゃったんだわ。
時計を確認すると、まだ学校が閉まるような時間ではなかった。]
お母さん、ちょっと忘れ物取りに行ってくるね!
[私は小走りで学校へ戻った。ノート、誰にも見つかってませんように…!]
―回想・コックピット内―
[本田の言葉と共に10個の椅子が出現する(>>1:408)。
その一つに…の目は吸い寄せられた。
――あの椅子は……。
家の大広間に鎮座する椅子だ。
一族の長が座る椅子。
親戚連中が集まると必ず父はあそこに座り、意見を取りまとめている。
否、翻弄されていると言った方が正しいか。
大貴族だ、一族の主家の長だといっても、既に名は形骸化し、統率力などないに等しい。
形式的に集まってはいるが、バラバラだ。
そんな事、子供の自分にも分かのに、父は言うのだ。
お前はあそこに座らなければならない。]
/*
仮眠取ろう→今に至る
予想はしてた眠い
明日はともかく金曜がまたヤバイ…
しかも金曜は帰ったらまた仕事やねんな
― ライヴィスのメール ―
From:ライヴィス
To:合宿参加の皆さん
Subject:ごめんなさい!
Message:
えっと、声はコメムシさんの声じゃなかったです。
女の人なのか男の人なのかはっきりしない感じの、くぐもった声だった。
皆さんの所にもそういう声って聞こえてないですかね…?僕だけ?
操縦って椅子に座ったままでいいって言ってたから、
用意するものは無さそうでしたけど…。
今美術室にいるので、校内にいらっしゃる方がいたら直接話しませんか?
―――END―――**
[あれは今から十年ほど前、丁度自分が今のランと同い年の頃だ。
その日もいつも通り、家の農園でトマトの世話をしていた。
がさり、とトマト畑の近くの茂みが揺れ、猫でも来たのかと思って後ろを振り返ったら当時四歳くらいのランが出てきた。
道に迷ったのかと思い、近くに寄るとその瞳が不安げに見上げてきたから気になってしまい、トマトの世話も区切りがついたので話を聞いてみることにした。
それがランとの出会いである。
それからランが施設に入ることとなったが、疎遠になることなく今も続いている…]
…………。
[夜遅くではあったが、面倒を看ていた子供からメールが届き、頬が緩むのを抑えるのは自分には無理だと気が付きヘラリ、と笑んでいた]
ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ
朽ちて、崩壊を待つだけの玉座に。
ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ*〜*ξ
[父の言葉がまるで怨嗟のように耳にまとわりついている。
まさか、ココでそれを見ることになるとは思わなかった。
1個椅子が足りない事に関しては疑問に思えど深く追求することはせず
諦観の念と共に、出現した椅子に座り、本田の戦いを見る。
説明(>>1:429)の言葉は耳に辛うじて引っ掛かっている位だ。
どれくらい時間が経っただろうか。相手が倒れたらしい(>>1:455)。
そうして、視界がまたノイズがかかったように像がぼやける。
本田が立ち上がり手を振るのが見えた(>>1:466)。
コメムシとやらの不気味な表情に何処かひっかかる。(>>1:463)
しかし、異常事態の連続で頭は回らなかった。
最後に薄れる視界の中、本田口を動かしたように見えたが{1}
1,2:全く分からない
3,4:次の……なんだろう?
5:次のコメムシ……?
6:次の本田……?]
鳥かご、か。
[豪快にびっと箱の梱包を剥ぎ取ると中からは
見たことある鳥かごが出てきた。]
ぴぃー!
[頭の上にいたことりさんが鳥かごに止まる。
やはりあの時、ザワールドに乗ったときにあった鳥かご]
お前の家か?
[ずっと頭の上にいて逃げることもなく、籠がなくとも何とかなっていた。捕まえて籠の中に入れようかと思ったが、するりと手を抜けて頭の上にさらに止まる。]
俺様と一緒にいたいのか!
さすがことりさんだぜ!
[リビングから自分の部屋に鳥かごを運んでから学校へと向かった。]
―1週間後・図書館―
[本田が最後に口にした言葉は一向に分からなかった(>>82)。
が、日が経つにつれ、ひっかかるのは最後のコメムシの表情。
そういえば、Zworld(>>4)とエリザベータはコックピット内で提案していたな、とぼんやりと思い出す。
今のところそのような壮大な事態には陥っていない。
ほっとしたような、少し残念な気分だ。
――このままあの、非日常な出来事も日常に紛れていくのだろうか]。
そんな事を図書館で新着図書を読みながらぼんやりと考えていると傍らに置いておいたスマホがメールの着信を告げる。
確認すればライヴィスからのもので(>>#6)、非日常の再訪を告げる物だった。]
声……?
[自分には何も聞こえなかったが嘘は言わないだろう。
…は本をしまうと美術室へと向かった。**]
―回想・フラン宅―
フラン〜、遊びにきたで〜。
あんなぁ、とりあえずシェリー酒とトマトジュースとトマトとチュロス持ってきたでー。
[へにゃり、とした笑みを浮かべながらバスケットを掲げ、中身が何かを告げて、ひとつ瞬き]
ん?ああ、その子があの眉毛の弟なん?なんか軽う似てるなぁー。俺はアントーニョやで!好きなものはトマトとチュロスとシエスタや!よろしゅうな!
[フランシスの後ろから好奇心を隠さず覗いてきたピーターに視線を合わせて挨拶する。
嬉しそうに笑うピーターの頭をくしゃりと撫でているとフランに促され、リビングへと入る。
フランシスが作っていた料理に持ってきたトマトとチュロス。
そしてトマトジュースにシェリー酒、フランシスの秘蔵酒で三人で楽しく飲み始めた。
しばらくするとピーターが睡魔に襲われ始めたのでフランシスがピーターに寝るように勧め、大人二人で酒盛りを再開した。
飲んでるうちにふわふわして記憶も定かではない。せめて、アホなことをやらかしてないことを願うだけだ。
そんなことを考えながらダイニングテーブルに突っ伏した]
/*
備忘録。
3歳頃に親と死別(家が火事になった)
↓
現在の親に引き取られる
↓
この頃から男のように振る舞う
↓
中学に入学して少し落ち着いた
↓
「お姉ちゃん」になるとの自覚からやんちゃ自重←イマココ!
時系列とかそれほど気にしてなかったから確定ではないけれど、流れとしてはこんな感じ。それにしてもちょっと発言抑え過ぎたわね、明日ばんばん喋ろうっと。
―合宿所での回想・ノルからの電話―
[ザワールドに乗った翌日のこと。
ベールヴァルドが強い発作を起こしたという電話を受けた>>+22。]
……ベールが発作を…?
今まで何度かしんどそうにしてたけんども…。
[此方のこと――
合宿所付近に出没した謎の巨大物体を聞かれれば、
それがロボットだった事と、それに乗ったと素直に打ち明ける。
だが――]
あ…でもよ。
ベールにはこれ、言わねえで欲しいべ。
あんべ悪ぃのに、余計心配させちまいそうだ。
[普通に考えれば、信じられないような話。
何かとんでもない事に巻き込まれているのでは?
と心配させてしまいそうで、話を広げる事を制した。
検査の結果を聞く事へ、一抹の不安がよぎった*]
― 回想・女子部屋 ―
[部屋に戻ると、リヒテンが風呂へと向かうところだっただろうか。
既にシャワーを浴びた後だったので、
荷物のトランプをいじったりバレエの曲を聞いたりして過ごせば、
彼女が戻ってくる。スタイルがいい>>0:395と言われれば]
はっはっはっ、こんなちんちくりんに向かって何を言うのかね?
ま、エリザベータがスタイルがいいというのには同意するのだよ。
砂浜でそのボディに見とれていたものもいたようだしね。
[まるでおっさんのように、
にやにやとエリザベータに話題を振っていたが、
突然響く音に表情が変わり、すぐに窓を開けて外を見る。]
なんなんだね……あれは…!?
[その言葉はホワイトアウトに飲み込まれた。]
―夕方遅めの時間・美術室―
[>>#6>>85二人のメールを確認し、先に入院施設…
正確に言えば、外来施設への訪問を済ませる。
今日はベールの所への見舞いではなくて、
ある目的で赴いたのだが――…]
…わりぃ、おそくなったっぺ。
[馬鹿元気しか取り柄のないダニエルにしては暗い面持ち。
彼らの話を何処か、浮かない顔で聞いていた。*]
― 回想・黒いナニカの前 ―
[眩しさに思わず目をつむり、再び目蓋をあげれば。]
これ……は……?
[存在感を放つ黒いそれの目の前で
どうしたらいいかわからず立ち尽くす。
回りの反応を気にしている余裕もなく。
瞬きをした一瞬だっただろうか、
今度は見知らぬ空間にいた。]
―回想・引き続きフラン宅―
…おはようさんってフラン聞いとらんなぁ…。
[目が覚めたら半裸だった。全裸じゃないだけマシであろう。しかし、ピーターが起きたら驚くだろうと考え、のそのそと脱ぎ捨てたらしい上着を着始める。ちなみにフランシスもギリギリ隠す場所は隠していた。]
おぉ?携帯光っとった。
[見ると、新着メールの知らせが入っており、送信者を見るとギルベルトだった。メール>>68を見ると詳細はよくわからないが、とても楽しいのであろうということは理解できた。そのまま返信画面へと移行し文を打ち始める。]
From:アントーニョ
To: ギルちゃん
Subject:RE:RE:合宿どうやろか?
Message:
へぇ、そうなん(´フ`)
よぉ分からんけど、楽しそうなのは分かったでー。
若ければ若いほどって、なんや親分は外れモンみたいやなぁ…(´・ω・`)
[ササッと打ち終えると送信し、軽く首を回してから昨日自分たちが散らかした跡を片づけ始めた]
【謎の宅急便】
鳥かごが届いた日の夜
ギルベルト宛に再び宅急便が届きました。
送り主は不明―――
少し大きめの箱。
箱の中身は【花菱草(カリフォルニアポピー) の花束】
―一週間後・農園―
[自分は今日も今日とて農園の野菜たちの世話に追われている。それは自分にとって喜ばしいことであり、日常である。
ただ一つ、一週間前のフランシス宅での会話と向かう途中に視界は隅に捉えた謎の物体のことが自分の中で未消化のまま残っている。
ニュースでもやっていたそれは数日経つと何事も無かったかのごとく、ニュースに上ることはなくなった。]
…なんやろうなぁ…。
[自分の中に残る漠然とした違和感に首を傾げつつ、キュウリを収穫する。**]
/*
ログが頭に入ってこない不具合
ちょろっと発言して寝るべきか否か
ログながいよお…と思ったけど、
100いってないあたりまだ良心的か…(白目)
―美術室へ行く前・入院施設(外来棟)―
[ベールの病状の検査結果――…それは。
できるだけ早い内に心臓移植の手術をすべき難病というものだった。
今こそ外出許可も限られた時間だけ出せはしているが、
薬は病状を抑えているだけで、
回復させられるようなものではないという事も。]
……で、どんな感じだべ。
[机の上に置かれたのは、ベールのカルテではない。
ダニエルのカルテだった。
なんとなく、本当になんとなくという気持ちで、
自分の心臓を検査して貰った。
当然だが、14歳は自分の意思で臓器提供が出来ない。
まして、譲って支障のない部分ならともかく、心臓だ。
しかし、意思表示カードを持つくらいなら問題ないので、
この機会に、検査を受けてみたのだが――]
[学校についてから特に珍しいこともなく
頭の上にいることりさんも教師たちはすでにあきらめているようだ。
捕まえようとしても飛んでいって捕まらない。
なのに落ち着いた頃には頭の上に戻っている。
内申に響くとか、そんなの関係ねぇ、ことりさんと俺はズッ友なのだ。
携帯に気がついたのは部活の途中。
音楽部で俺様の俺様によるロックでカッコイイ歌を{4}曲ほど箒を片手に熱唱した後だ。]
ライヴィスとマシューか。
[地球を守るヒーロー仲間である二人からの名前に胸の奥がざわめく。
このざわめきは高まりだと思い込んでメールを見る。]
─回想・自宅2階─
いらっしゃーい。
[>>+271階へ下りて、店の入り口とは反対側にある裏口からアントーニョを出迎えるが視線は掲げられたバスケットに向いている。
付いてきたピーターに気づいた様子に、…は体をずらしてピーターの姿を見えるようにする]
そ、これがあの眉毛の弟でピーター。よく似てるでしょ、特に眉毛。
でも幾分かピーターの方が物分りが良くて料理の腕もなかなかに良いときたもんだ。
……小さい子供も、だろぉ?
[によによと笑いながら、アントーニョの好きなものに小声で付け加えて置いた。
…が勝手に言ってるだけなので真偽の程は定かではない]
まあこんなとこで立ち話もアレでしょ、中入りなよ。
つまみもいくつか用意しているし。
[リビングへと招きいれ、酒を飲み始めたが、先ほどテレビで見た謎の影についての話題はすっかりと忘れてしまっていた。
もしピーターがいるなら、彼にはアントーニョ特製トマトジュースを渡しただろう]
[カルテに書かれた文字は、――fullmatch.
移植可能というもので――…。
それは、ごく類まれな事であるという話も受けた。
そして当然、その奇跡を活かす方法など無いという事も。]
[がさごそと動き回る気配に…は目を覚ます>>+28。
いつまで飲み会は続いただろうか、日付が変わる前にピーターは寝室へと
退避させた所までは鮮明に覚えているがそこからの記憶は曖昧だ。
全裸+薔薇の姿を見れば碌なことはしていないのだろう。]
……アロー、猫ちゃん。
[そしてアントーニョの頭には猫耳が引っ付いているが、彼は気づいていないようだ。
若干酒が残るだるい体を起き上がらせ、脱ぎ捨ててあった服を身に着け、アントーニョと共に片付けに勤しんだ。
一通り片づけを終えて、テレビをつける。
そこには昨日の謎の影について報道されていた]
あ、そういえばアントーニョはこれ見た?
なんかアーサーたちが参加してる合宿所の近くの話らしいんだよね。
[繰り返し放送されるのは巨大な影が消える瞬間。
専門家らしき人間が何かを言っているが、何を言いたいのかは分からなかった。
アントーニョのほうからも、この件に関して反応も薄いだろう。
何も進展のなさそうなニュースを切り替えて、綺麗なお姉さんの天気予報のほうに食いついた*]
― 回想・コックピットにて ―
[自らの椅子に腰を下ろした後、
ギルベルトの声>>49に顔を上げ、アーサー>>32を見る。
顔色の悪い彼の椅子は、
自分やアーサーが中学一年生の頃に、幾度と無く見た物。]
[>>34 『いい加減止めねま。』
そう言ってアーサーを止めようとしたのは、
呪いといった類を信じていたからでは無い。
当然、その椅子の噂を信じていたわけではなかった。
ただ、自分と違ってその椅子の噂を信じる奴も居る。
そういったクラスメイト達がアーサーに怯えるのを見れば、
彼と仲の良い自分が止めるのが賢明だろうと考えて。
そんな自分が無理矢理椅子に座らせられたのは、
アーサーを止めようと、彼の肩を掴んだその時だった。
噂の事は信じていなかったとはいえ、
面白半分でそういったものに座らせられたのが、
友人としてすこし、哀しかったのを覚えている。]
[それ以降、自分は彼の行動を強く止めようとはしなかった。
どれだけ止めても駄目だったのだから、
これ以上言っても聞く耳を持たないだろうと。
それからどれだけの日数が経ったのかは覚えていない。
けれど――あの椅子に座った奴の一人が
心臓発作で亡くなった事は、よく覚えている。
あの椅子の噂が広まったとき、
浮かない表情のアーサーは、その事を気に病んでいたのだろう。
エドァルドの件はただの偶然。
あの時はそう言って彼を慰めたが――…]
[その椅子が今、ここにあると言うことは、
彼はあの時の事を気にしているという事なのだろうか。
アーサーの様子を、心配そうに伺った*]
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