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だって私、あんたなんか嫌いだから。
馬鹿で厨二病で自分勝手で、私の気持ちなんかお構いなしで勝手な事ばかり言って、あんたのいない世界で幸せになれとかそんな無茶言って、……それでも、そんなあんたが好きで好きでたまらないのよ。
[声が震えるのを必死に堪えて、いつもと同じように、同じように。そんなのできっこなかったけれど。
だからせめて、顔を見られないようにした。
そのままゆっくりと、屋内へ戻る扉へ近づいたわ。]
……今、何時か教えて。
時計忘れてきちゃったのよ。
[扉に手をかけながら、そう声をかける。
やっぱり、素直になりきれなかった。
きっと、私の言葉の意味をギルは理解できない。できなくていい。
私は静かに屋内へ戻った。
ギルの病室に置いたままにしていた自分の荷物を回収すると、手洗い場で顔を洗ってから病院を後にしたの。]*
―移動中―
[病院を出た後の足取りは、とても重かった。
学校へ行く気分になんかなれなくて、どこかで適当に時間を潰そうと思ったの。
人目を避けるようにしながら歩いていたら、急に浮遊感に襲われた。
―――――――そう、もう来るのね。
そのまま、視界は真っ白になったの。]
―コックピットへ
/*
俺は完全噛ませのつもり(好かれる気全くナッシングの恋のキューピッドブリタニアエンジェル様☆)だったけど、よく考えたら何でこのギルベルトこんなにモテてんだwモテ男なんだ?!くっそ、全然不憫じゃねー
俺も女子とイチャイチャしてぇっ
/*
という自演をしないとならない(意味もはや無いけど)
置いてある分はなるべく回収したい心。
― 戦闘中 ―
[蔓を手繰り寄せて機体をずるずると近寄らせる。
引きずられた跡が災厄となっているかもしれないけど
そんなことを気にする余裕なんてない。
蔓を掴んでいるから逃げられずに、足を伸ばして直接叩いてくる。
{5}回の殴打され、うっとうしさのために生えている足を根元から腕で突き刺して落下させる。
落ちていった足が信号を押しつぶすのが見えた。
{6}回ほど、突き刺して動けなくする。
ひっくり返ったカニのような状態で、装甲をバリバリはがしていく]
― 回想・【交換日記3】 ―
[ギルベルトは毎日日記を返してくれた。
今日は入ってないだろなんて思いつつも、それはもし入ってなかった時に傷つかないように自分に言い聞かせていただけで、心の奥では期待していた]
おじさんって呼ぶって…はは、俺まだ15だぜ
[自分の事は『もう一人の私』という事にした
本当にもう一人の自分だったから…
ギルベルトの知らないもう一人の自分だから…
見ていた場所を聞かれた。
勿論コックピットだ。そして付け加えた]
あなたには私の事は見えていないと思いますが…っと
(ああ、おまえは俺の事なんて見てない、わかってるよ)
[ライヴィスの事は書けなかった
自分も何故彼がああなったのかわからなかったから
ライヴィス君の事は教えてあげる事が出来ないと書いた]
エリザはそんなんじゃねーって、嘘つけよ…
めちゃめちゃ動揺してんじゃねーか
[何故か涙が出てきた。
ライヴィスの後の文が滲んだのはこの時落ちた涙のせい
花束のあとに消した跡があった。
不自然に送られてきた花束に疑問を抱かれたのかもしれない
運良くこの花には伝えたかった意味とは全く違う
『希望』という花言葉もあった
…はそれを利用した。
だが、その『希望』という花言葉の意味も本当はあったのかもしれない]
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の翌日、ギルベルトが起きる前の早朝である]
― 回想・【交換日記3】終了 ―
バリバリ
バリバリバリ バリバリ
[じわじわと身包みを剥いでいく。
急所を探す目的のようで、それは弱いものイジメのように
バリバリ、バリバリ]
「遊んでないで早く倒すんだぞ!」
うるせえ。
[バリバリ。
頭部の装甲を剥いだら、つぼみのようなものが出てきた。
しっかりと、掴んで空中に掲げる。]
─回想・モナが手紙を出した日─
お兄さんくらいになれば、料理名を口に出すだけで美味しくなる魔法が掛かるからね。
グラタンね、了解。
モナの可愛いほっぺが蕩けちゃわないように手加減しないといけないかな?
[>>*31昔から料理は得意だった。
こうして手放しで褒められる事は嬉しいもので、自然と言う事も大きくなるがそれに見合うだけの腕があると自負している]
えー?
そんな事したら世の中の全員が落ちちゃうじゃない!
お兄さんの前だけやればいいの。
ま、どぉおおおしても射止めたい男がいるなら別だけど?
[頬杖を試そうとするモナに…は唇を尖らせて抗議する。
いたずらに笑うモナに、魔性の子! でも可愛い! と捨て台詞? を吐いてキッチンへと向かった]
[食事中の会話で、…への疑問に返ってきた答えに>>*32、
…は何かを隠しているような雰囲気を感じる]
うん?
それはお兄さんに聞かなくてもモナも考えられることじゃない。
まるで当事者みたいだけど、そんなにはまるゲームでも最近やったのかな?
[竦められた肩がモナのセリフに冗談を演出しているが、
真剣な眼差しがそれを否定していた。
(目は口ほどに物を言う、ってね)
可愛い従妹であるモナを失いたくない、その思いを言葉に乗せて本心を答えた>>>>2:+43。]
それにしても乙女のメランコリック、ねぇ。
…………だったら、お兄さんはこれ以上追及できないな。
[乙女のメランコリックだと言われればそれを理解しきれない…にはそれまでだが、
そう思わせる何かがモナにあったはずだ。
しかし、彼女が話そうとしないなら強引に聞き出すことはしたくなかった。
いつか話せる時が来たら話してくれれば良いと…は思った]
― 回想・【交換日記4】 ―
[ギルベルトの事を『希望』だと書いたら喜んでくれた
花を贈った事を喜んでくれた…]
花を贈られるのが初めて…
俺が初めて…
[嬉しくてベットをゴロゴロ転がった…{1}
奇数:そのままベットから落下した。頭を打った…いてぇ
偶数:部屋に来たピーターにその光景を見られきもがられた]
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の翌日、ギルベルトが起きる前の早朝である]
― 回想・【交換日記4】終了 ―
[>>*33話をそらすモナに、…も話題を乗せる]
いえいえ、役得ってやつよ。
──そうだね、今はモナ以外にはいないよ。
やって欲しいっていう女の子は星の数ほどいるけどね。
[言いながら、…は聡明で凛とした佇まいが美しい、
過去形でしか語れない恋人の姿を思い浮かべる。
彼女に会った事がないモナが知らないのも無理はないだろう]
……叔父さんも叔母さんも心配性だよなぁ。
もう2年も前の話なのにねぇ…。
そういえば何度不要だって言ってもお見合の写真送ってくるんだけど、あれ何とかならない?
[眉尻を下げて困ったように笑う。
純粋に独り身の…を心配しての事か、モナとの関係にあらぬ危惧を抱いているのかどちらかはわからない。
そのまま、2人で他愛無い話に花を咲かせた*]
[腕に巻きつけていた蔓が力を失ったように垂れるのがわかった。
――――全てが終わった。]
あぁ、廃工場に、頼む。
警察がまだいるだろうから、飛び降り自殺って見えるようにしてくれ。
あ、誰か・・・・小鳥さんの 墓、
作ってやってくんねぇかな―――
[ふっ、と
眠るように意識を手放した。
黒の椅子に包まれるように、ぐったりともたれかかる。
悪夢を見ることは、もうない。*]
[メールを打つ手に、冷たくなったアーサーの皮膚を思い出した]
人の死体って、あんな冷たいもんだったんだな。
[あの温度を忘れるように、手を握ったり開いたり繰り返す。
火事に巻き込まれたあの子は、文字通り焼けるように熱かったのに。
それからどれほどぼうっとしていただろうか、
不意に聞こえるチャイムの音に顔をあげる>>+66]
あー、そういやあいつ来るってメールだったっけ……。
……面倒臭えな。
[今は人と会話する気分じゃなく、じっとしていたが
ガチャガチャと鍵を開く音が聞こえる。
この時ばかりは、奴に合鍵を渡した事を後悔した。
いつでも来いとは言ったが空気を読んでくれと無茶を思う。
>>+67能天気な声に頭を抱えていると、すぐ近くまでアントーニョがきてしまった。
だんまりを突き通そうとするが、この男にそれは通用しなかったはずだ]
[言葉にしなければならないならばと、重い口を開く]
まゆげ、………アーサーが今朝、死んだ。
嘘じゃないぜ? 多分、階段から落ちたと思う。
[状況を目の当たりにしたわけではないが、
階段の下で血を流して倒れていたのなら、それが妥当だろう。
なるべくあの姿を思い出さないように、他を思い出す]
……近くに、もう一人あいつと同じ位の少年がいて、
そいつは銀髪だったんだけど雰囲気と顔立ちがアーサーに似ててさ、
素直じゃなさそうな感じだったな。
[…はその少年のことを知らなかったが、傍にいた少年の特徴にアントーニョは心辺りがあったらしく、
端的に告げた内容に彼は動揺を示した。]
……喧嘩でもしてたんだろうな、それで──いッ!?
…ッンの、バカ力!!
[強く掴まれた肩は骨が軋むかと思うほどで、思わずアントーニョを突き飛ばす]
俺に聞かれたってわかるわけねーだろ!?
そんなにギルベルト? が気になんならここで喚いてないで病院へ行けよ!!
[与えられる痛みと、何故か自分に向けられる喚き声に苛立った声を放つ。
解放された肩はじわじわと痛みを残し、痣になってるのではないかと思いながら肩をさする。]
……多分、国立病院だと思う。
[適当に告げた病院名だったが、アントーニョはそのままどたどたとカフェから去っていった。]
──んっとに、騒がしい奴。
埋め合わせっていうなら、ケツ出してもらうぞあんにゃろう。
[半分冗談だが、妥当なところでは暫くはタダで野菜を卸してもらうとしようか。
外では走り去る車の音までも今のアントーニョを体現したかのように煩く響いた*]
― 回想・【交換日記5】 ―
[今回の日記にはコメムシを描いたらしき絵があった]
へぇ〜、あいつ意外と絵うまかったんだな
ま、俺の方がうまいけどな!
俺もあいつの似顔絵でも描いといてやろうかな…
[そして日記には、おまえから聞きたいことはないかという内容があった]
(俺が聞きたいこと?そんなの…1つしかねーだろ?)
[自分がどう思われてるのか…それが知りたかった
そしてギルベルトの本当の気持ちが知りたかった
本当はエリザの事が好きだと…
慣れ親しんで来た今なら本当の気持ちを教えてくれるかもしれない…怪しまれないように『パイロットの契約をした子供達』と全員の事を答えて貰うようにした――本音でと書き加えた]
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の翌日、ギルベルトが起きる前の早朝である]
― 回想・【交換日記5】終了 ―
―回想・ギルの家―
[ギルのお母さんはびっくりしてたけれど、「ギルがルート君の事が心配だから様子を見てきてほしいって言われて」と説明すると納得してくれた。
本当に私は、呼吸をするように嘘を吐けるようになったなと思う。
昨日作っておいたクッキーをギルのお母さんに渡して家に上がらせて貰う。
ルート君はまだ寝ていたから、私は起こさないようにそっと髪を撫ぜた。
それから気づかれないうちにこっそりギルの部屋へ行って、携帯と適当な着替えを持ってきた。その途中、ベッドの下辺りからエロ本が出てきたけど見なかった事にした。
全ての準備を終えてギルの家をおいとましようとすると、呼び止められたの。
何でも、ギル宛ての包みがさっき届いたから、行くならついでに届けて欲しいって。
私は承諾して、学校へは行かずそのまま病院へ向かったわ。]
―>>275へ―
―コックピット内―
[コックピットへ転送されても、私は一度たりとてギルの方を見なかった。
モニターすら。
ただ何も言わず、俯いて椅子に座っていたの。
どんな顔をすればいいのかもわからなかったし、何を言えばいいのかもわからなかった。
まるで、テレビに映る映像を見てるみたいな感じがしてた。
本当にテレビの中の話だったらよかったのに。そんな考えがちらりと頭をよぎった。]
「あぁ、廃工場に、頼む―――」
[その声>>294が聞こえた時、私は顔を上げて、今日のこのコックピット内で初めてギルを見た。
無言のまま、つかつかと近寄る。]
「あ、誰か‥‥小鳥さんの 墓、
作ってやってくんねぇか ―――――」
[ギルはそう言って、眠るように目を閉じた。
そういえばこの椅子はギルのお父さんが使っていたものだったかしら。
大きな椅子にもたれかかって、まるで眠っているように見える銀髪にそっと手を伸ばす。]
……コメムシ。
私も、廃工場にお願い。
小鳥さんのお墓作りたいし…………ギルと一緒にいたい。
[絞り出すように、それだけ告げた。
コメムシはギルの指示通りにするついでに、私も廃工場へ送ってくれた。]
―廃工場―
[飛ばしてもらった先で、私はただ、動かなくなって熱を失いゆくギルを抱きしめていた。]
……やっぱり、私は仲間外れなのね。
[返事はない。ある訳ない、そんなのわかってる。]
嫌い。嫌いよ、あんたも、ローデリヒさんも。
[ぱきん、ぱきん。
私の中のナニかが壊れていくような音がした、気がした。]
私を置いてく二人なんか……、大っ嫌い。
[笑ってやろうとしたけれど、駄目だった。
私の目からこぼれた雫が、色味を失いゆくギルの頬を濡らす。
――――君がいないと、うまく笑えない。]
― 現在軸 学校にて ―
[夏休みも終わり、宿題の提出も無事に終えることができた。
結局夏休みの宿題スケジュールは、中だるみができてしまって、終盤で一気に進める羽目になったけれど。
まだ夏の暑さが残るなか、窓際の席で暑い日差しと外の風を浴びていると――
授業中にも関わらず、先生に呼び出された。
校内放送で呼ばれた自分の名前。
先生に言われ、解きかけの算数の問題もそのままに、職員室へ。
向かった先で告げられた事実はあまりにも――あまりにも、残酷な現実だった。]
あーあ……
…………私って、ほんと、馬鹿。
[目を閉じて、銀色の髪にそっと唇を寄せる。
最期に、このくらいは許されるでしょ。だって―――
――いつから私は、無防備なほどに惹かれていたから。こんなに。]*
あーさー、が、?
病院に運ばれたって
もう助からないだろうって
嘘ですよね ?
[口の中の水分が一気に枯れたような気分だった。
掠れた声で絞り出したのは、教員たちから告げられた“現実”から目をそらした言葉。
その反応を見て、果たして彼らはどう思っただろうか。]
[会議が終わり、そしてその日の仕事を終えた頃。
夕食を済ませ、下宿所の電気を付ける。
妹からの手紙が乱雑にテーブルに広まっている。
昼間の会議のせいか、不安がよぎる。
そろそろ妹の夏休みが始まる時期か。何事もなければ、自宅にいるだろう。
携帯の電源を入れて、自宅に連絡を入れようとした所でメールが着ていることに気がつく。
知らないアドレスからだ。
怪訝に思うも開くと、リヒテンからのメールだ。
新しく両親が買い与えたのだろう。
我輩の連絡先を入れておくあたり、流石だと思う。
ポチポチと、キーを押していく。
リヒテンに、聞いてみようか。突然菖蒲浜海岸に出現したモノについて。
そして失踪事件について。]
―回想・病院の屋上にて―
……何よ、冗談だって言ったでしょ。
[追いかけてくる足音が聞こえる>>305。
目を擦って、口の端を無理矢理持ち上げながら、振り返った。]
―ローデリヒ戦後・自宅―
[買い物袋を持って、コメムシに自宅へと転送してもらう。
戦わなければ大切な人たちが死んでしまう。
しかし戦えば、自分の命がなくなってしまう。
袋をぎゅっと握り締めて、俯きがちに家の中へと入る。
帰ってきた家の中に、両親は居なかった**]
[From:バッシュ
To:リヒテン
Subject:Re;リヒテンです。
Message:
連絡ありがとう。
まさかリヒテンからメールが来るとは思っていなかったので驚いたのである。
リヒテンも元気であるか?
この間は深夜に連絡をすまなかった。
ニュース番組で巨大な何かが下宿先に現れたと聞いてな。
信じがたいことだが、無事を確認したかった。
何もなかったのなら、それでいいのである。
リヒテンからの手紙は、吾輩にとっても楽しみである。
次の手紙はなるべく早く送るようにしよう。]
[ここまで打って手が止まる。むこうの都合を聞いてみようか。
もう随分合っていない。会えるのなら、会いたい。]
―廃工場―
[それからしばらくして、私は警察の人に発見されたわ。
事情を尋ねられれば、私が彼の幼馴染であった事と、発見した時には既にこうなっていたと告げたの。
彼の家族が到着するまで、私はギルの亡骸を離そうとしなかった。]
わからないんです。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
[到着したご家族に、色々尋ねられる。
私は壊れたラジオみたいに、同じ言葉を繰り返した。
ただ、小鳥さんのお墓をギルの家の庭に作らせてほしいとだけ、頼んだ。
ご遺族は、承諾してくれた。]*
[来月は帰れるよう申請する。
予定を調整しておいて欲しいのである。
最近物騒な話しを聞いている。用心するように。]
そう付け足したメールを、リヒテンに送信した。**
― 回想終了 ―
― ギルベルト戦・昼 ―
[昼休み、昼食の時間だ。またいつものように庭園で一人で食事をしようと席を立つ。]
「イース!一緒にご飯食べようぜ!」
えっ…え、ちょ…っ
[クラスメイトに声を掛けられ、否定する間もなく
一人に手を握られ、一人は…の背中を押し、食堂まで拉致連れてこられた。]
「ここの飯、うまいんだぜ? これすっげーお薦め!」
[等と彼らに言われるままにされ、気づいた時には食事を持って椅子に座っていた。
…が食堂にいるのが珍しいのか、他のクラスメイトも寄ってくる。
――楽しい
自然と笑みが溢れ、会話も弾む。
本の話、自分の兄弟の話、人の噂話等、尽きない話題が胸を踊らせた。]
― 病院・シンロ見舞い ―
あぁ、俺は、アーサーの命を・・・・奪ったんだ。
過剰防衛なんてもんじゃねーだろ
俺は・・・・・。
[頭を抱えるようにして言葉を見失う。
続ける言葉が迷子になったのだ。>>259]
・・・・痕のことは、知ってるんじゃねーかな。
意識を失う前にエリザがいたのは覚えている。
本当のことは・・・・お前にだけ言うつもりだ。
アーサーのことを、俺はどうしたらいいかわかんねぇ
ただ俺がカッとなって突き飛ばしたことにしたら・・・あいつの奇行はなかったことにできるだろ?
アーサーってさ、弟いたじゃん?
そいつには・・・隠してやりてえ。
― 回想・【交換日記6】 ―
[返って来た日記には全員の事が書いてあった]
へぇ〜あいつ皆の事こんな風に思ってたんだな
[意外だった。
呪いの椅子に座らせたり、
ぶつかってばかりいた自分の事を嫌っている文はなかった]
俺…嫌われてはいねぇのか?
だけど眉毛太いは余計だよバカ!
りょ、料理下手じゃねぇ…う…うーん…
ああ下手だよなやっぱ…わかってるよ…
だけどな、今度絶対うまいスコーン作って…
美味いスコーンが出来たらあいつに送ってやるぜ!
[そして下の方に書かれたエリザとローデリヒの部分…]
はっ、わかりやすい奴
なんだよこの書いては消した跡
書いてなくてもわかるぜこれ…
だけどこいつ…もしかして…
エリザとローデリヒに気使ってんのか?
【俺は一旦日記を止めた】
― 回想・【交換日記6】終了 ―
―回想・病院の屋上にて―
は―――え、
[肩を掴まれたと思ったら、背中に固い感触があったの。
首を動かして後ろを見れば、壁が見えた。
もう一度顔を正面に向けた時、すぐ目と鼻の先に銀色が迫っていたわ。
顎の下に触れる手>>309、それから唇に―――]
―――ちょ、ギル、いきなりなにっ、―――
[何度も、何度も角度を変えて押し付けられるものを、私は合間合間に口で言ってるほどの抵抗はしなかった。
そのうち合間に入れる強がりな言葉もなくなって、そっとギルの背に腕を廻したの。]
― 病院・シンロ見舞い2 ―
だからさ、ひとつ頼まれてくんね?
今日もポストに俺宛の封筒が入ってたなら
アーサーの交換日記だから回収して欲しい。
お袋に見つかる前には。
明日の学校終わったら届けてくれ。
[明日の学校が終わる頃には、すでに命のリミットは尽きているとは、このときは思うはずもない。
病院を抜け出して、小鳥さんの墓を作って、また病院に戻ってくるつもりだった。
最後の返事は、見れずじまいとなってしまう。]
―病院―
[入った先には驚いて目を丸くしたギルベルト>>242と見知らぬ少年達>>233、おそらく友人がいた]
んーとな、現場にフランス人の男おらんかった?俺、そいつんとこに野菜卸してるんや。で、そいつに聞いた。
[ギルベルトに椅子を勧められ、…はベッド脇に椅子を引き寄せ座る]
…警察にも多分聞かれたかもしれへんけど、いったい何があったん?
[吐き捨てるように言い放ったギルベルトはこちらを見ない。この分だと他にも誰にも言いたくないような理由はありそうだが…は無理に聞く気はない]
うん、知ってるで。あのアホ眉毛餓鬼の頃から人んちのトマト盗みおったからなぁ…。
…そっかぁ、なんちゅうか場所が悪かったんやな。場所が。
[>>288モニタから映る世界はザワールドが引き摺られる事で、
建物を破壊し、線路を破壊し、痛ましい傷跡をつける。
300メートルはあろうかという長さの足部が敵へ落ちる。
三色信号が粉砕され、砕け散った破片が人に降り注ぐ。]
―――っ……。
[息を呑む。
低い位置から敵の装甲を引き剥がす様子をじっと見詰めて。
惨状を前に、応援の言葉も掛けられないまま。]
/*エリザちゃんと接触したいのに今の今までまったく出きへん!!!
ギルちゃん、回想でトマティーナしような!
フラン、肩強ぉ掴んでホンマスマン!
――頭。
[剥がされる装甲>>291。
奇しくも敵の弱点は頭部のようだ。
鉄がガンガンと鳴り響く音、
割れたアーサーの頭――。
それを連想してしまい、額を手の平で抑える。]
なして此処まで……、ここまで…、
[どういう状況であんな事になったかは分からない。
だが、アーサーと同じ所に居たギルベルトは、
恐らくその現場を目撃しているに違いないだろう。
彼のトラウマを抉るような部位を破壊せねばならない事に、
掠れた呻き声を上げ、苛立ちの視線をコメムシへ向ける。
やはり仕組まれているようにしか思えなかったから。*]
― 屋上 ―
[抵抗らしい抵抗もないままエリザが腕を回してきた頃には拭ったはずの涙はぶり返し、勝手にあふれ出した。
涙がこぼれる、という寸前で唇を離し、力強くエリザを抱きしめる。
涙は止まることを知らない。
好きだと、自覚してこんなにもつらいなんて
全てを投げ出して、エリザを抱きしめてこのまま何も考えずに、何もかもを放棄して溶けてしまいたい。
だが――――アーサーを殺したという罪悪感が、それをさせまいと責め立てる。
目をつぶれば広がる赤に、これからも、永遠に痛めつけられるだろう]
ごめん・・・・ごめんなエリザ
[>>292そして、取り出されたコアが押しつぶされる。
意識を失って倒れこむギルベルト>>294を見守る。
エリザベータと共に彼らが転送される>>299>>300。
その後、他の者も転送しようとするコメムシに声を掛け。]
俺を、…ザワールドの肩に乗せでくんろ。
[例の光点の事が気になった。
あれがもし――
…ザワールドのパイロットの数を示すものなら。
警察から聞いた話。不慮の事故で死んだ?という
アーサーの分のスリットも、 せめてこの目で見届けようと。]
ギルちゃんにとって小鳥さんは大事な友達やったんやろ?どうでもええなら、カッとせぇへん。
[…は未だに視線が遠いギルベルトの頭に手をポスリ、と置いた]
そか。
…親分はなぁ、ギルちゃんが何考えてんのかもどうしたいのかも一個も分からへん。だから、なぁんも聞く気はないねん。
でもな、ギルちゃんが俺が質問することで気が晴れたりするんやったらいっくらでも質問したる。
ああ、でも一つ質問してえぇかな?ツラいんやったら、答えんくてもええ。小鳥さん、ちゃんと埋葬したん?
…出来てへんなら、ギルちゃんさえよければ親分が埋葬しとくか出来るように準備しとくで?
[…は結局深くまで立ち入ることはしなかった。というよりも、出来なかった。自分がなぜこれほどまでに他人を慰めるのに向いていないのだろうかと…は死ぬほど恨めしく思った]
[他に肩部への転送を願う者は居ただろうか。
ライヴィスが転落した事もあるので、
そんな考えを持つ者が居るかどうかは分からないが。
転送を受け入れられたと同時に、視界はホワイトアウトする。]
― 病院・見舞い(前日)アントーニョ ―
警察は、・・・まだ来てない。
今まで寝てたから来てたかもしんねーけど。
[なのでアントーニョにする説明が一番最初になるかもしれない。
フランス人と会話したら齟齬が発生するだろう。
呼び出されたのではなく追いかけっこしてあそこに辿りついたのだから。
それに、突き飛ばしたのではなく一緒に落ちている。
説明するつもりは、ない。]
慰めなんていらねえ。
怒れよ、トマトに悪戯したときみてーに
[それは、まるでアントーニョに叱られたいと言っているようにも思えた。]
『全員の事をどう思ってるか書いてくださり有難うございました。
ではもう一つ質問させて頂いても宜しいですか?
あなたは死ぬのは怖いですか?』
[ギルベルトからはなんて返信があっただろうか?]
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の深夜、誰もが寝静まっているであろう3時頃である]
― 回想・【交換日記7】終了 ―
― 病院・見舞い(前日)アントーニョ ―
警察は、・・・まだ来てない。
今まで寝てたから来てたかもしんねーけど。
[なのでアントーニョにする説明が一番最初になるかもしれない。
フランス人と会話したら齟齬が発生するだろう。
呼び出されたのではなく追いかけっこしてあそこに辿りついたのだから。
それに、突き飛ばしたのではなく一緒に落ちている。
説明するつもりは、ない。]
慰めなんていらねえ。
怒れよ、トマトに悪戯したときみてーに
[頭に置かれた手を振り払うように右手でどけた。
まるでアントーニョに叱られたいと言っているようにも見える。詳しくは言いたくない、だけど誰かに断罪して欲しいとも思っていた。]
小鳥さん、そのままだ。迎えに、いかなきゃ・・・・。
―病院前車内・ギルベルト対面後―
うわぁああぁあぁあぁあ。今思ったらなんちゅーことやってたんや、俺は。
[…は病院に来る前のフランシスに対する己の所業を思い出し、頭を抱えていた]
あん時、慌ててたせぇでフランにまともに謝ってないとか俺最悪やわぁ…。謝ったら、許してくれへんかなぁ…。とりあえず、フランとこ行ってみよ。
[そういうと、…はノロノロと車のキーを回した**]
―病院→カフェ―
―回想・屋上―
……謝るんじゃ、ないわよ。
[ぽんぽんと、子供をあやすようにギル>>318の背を軽くたたく。
いつも強がる私は突っぱねてたけど。本当は、強がってるだけで、私は全然強くなんてないんだと思う。
ギルがいないと、駄目なの。
時を止めて、夜が続いてく魔法がこの手にあればいいのに。]
……代わってあげられたら、いいのにね。
[思わず口をついてでた独り言は、この距離だったから、ギルにも聞こえちゃったかも知れない。]
― ザワールドの肩の上 ―
[目の前に広がる世界は、何処なのか分からない世界ではない。
そこは、ぼくらの世界だった。]
………ギルベルト、
守ってくれでありがとな。
[眼下に広がる惨状は、決して犠牲が無かったなどとは言えない。
だが、不安定な心理状態でも勝利したギルベルトを静かに称える。]
――…光点の数、は。
[ザワールドの顔を振り返る。
暗い空洞と光の点った部分――光点の数は――…。]
えっ、
[数が…数がもう一個多く減っている。
ライヴィス、ローデリヒ、アーサー、ギルベルト…これで4つ。
では、消えてしまった、あと一つは?]
なんだべ? …パイロットの数でねえのか?
[思い違いだったのか?と首を傾げさせるが。
…待て。もう一つあったはずだ。
――椅子といっしょに出てきた、不自然な物体。>>0:415]
― ギルベルト戦の日・昼休み ―
[いつも学校で一人でいる事が多いイースを心配して、
たまにこっそり様子を見る事があった。
今日も俺は完璧に気配を消してイースの後を追っている。
イースが席を立った所で、
クラスメイトの少年に声を掛けられていた>>+94
いつもは一人で庭園さ行っとるのに……!
あれよあれよという間に食堂へ連れて行かれるイースを
キラキラした瞳で見つめる。
様子を伺っていると、何人かがこちらをちらちら見ながら
イースに耳打ちをした>>+95
あーあ、あんこがやかましいから気付かれちまったべ。
(勿論理不尽な言いがかりである。)]
[病室。ギルベルトの傍にいつも居るはずだった小鳥。
小鳥はいないのか?と尋ねた時。
目を伏せて肯定をしたギルベルトの様子>>230>>240。]
…まさが、鳥さ、死んじまったのけ?
[エリザベータの不可解な言葉>>300を思い出し、
その憶測は当たっているのだろうと、結論を付ける。
そして、ギルベルトが契約する前。
人形の髪を咥え、けたたましく鳴いていた小鳥>>0:216の姿も。]
鳥、あん時契約すでたのか…?
ってことは、消えてるもう一個は鳥の?
[では、数がひとつ合わないじゃないか――…。]
ひとり、……契約しでねえやつが居んのけ?
[疑問は疑惑となり、じわりと胸の中で溶ける。
しかし、あの時全員がフィギュアを手にして、契約した筈。
でも、もしそうならば。
この中で誰かひとり、助かるのだろうか?
妙なわだかまりを覚えながらも、学園へと転送される。*]
― 屋上 ―
[エリザに包まれて、泣いて、極限状態だった精神が少しだけ落ち着く。
小鳥さんを失い、弟を断ちをした俺は思っていた以上にストレスを溜め込んでいたらしい。
ぽんぽんと叩かれる背中に、落ち着いてくる。
エリザの音が近くに聞こえる、温度が、幸せだと思う反面、アーサーが馬鹿と囁く。
耳元で聞こえた声に、エリザの肩を持って顔を覗き込む。]
なに言ってんだよ。
幸せになれって、言っただろ。
俺のエゴでしかないけど
―――長生き、して欲しいんだよ。
[近い未来、死を迎える俺がいうのには残酷な言葉かもしれない。
エリザのことが好きで、好きでたまらなくなるけど
―――俺は、人殺しだから。]
─回想・合宿時対ルーマ─
学生の合宿ってなればやっぱ勉強は嫌だよねぇ。
海ならほら、可愛い女の子たちとビーチバレーしたり、
オイル塗ってあげたり、お色気イベント盛りだくさんだしね。
[>>+78ルーマにとっては皆とわいわいはしゃぎたいだろうが
中学生に聞かせるには少し爛れた想像を口に出す。]
Oui、そんじゃサングリアソーダ割ね。
俺の作るサングリアは美味いぞ〜。
なんたって惜しみなくフルーツを使ってるからね。楽しみにしてて!
[>>+78幻の券を不思議そうに見るルーマから券を受け取り]
そうよー。ほんの1週間くらいしか出してなかったもの。
君は運がいいね。
[サングリアとクッキーを出せば、ルーマが小さく感想を言う。
それはちゃんと…の耳に届き、Merci! と振り返って礼を放った*]
―屋上―
……あのね、ギル。
私はね、あんたが思ってるほど強い奴じゃないのよ。
今でもう、一杯一杯なの。
[はぁと深くため息を吐きながら、私は自分の胸に片手をあてた]
これであんたまでいなくなったら、ここが死んじゃうわ。きっと。
それでどうやって幸せになれって言うのよ。
いつかは私も呼ばれて……、ライヴィス君や、ローデリヒさんみたいに、死んじゃうのにさ。
出来るなら、あんたと一緒に死んじゃいたいくらい。
[私の顔を覗きこむギル>>329に、苦笑する。
本当に、一緒に死ねたらいいのに。本気でそう思ったわ。]
―回想・入院施設の廊下―
[>>+91慰めていた、という言葉に瞬きし。]
誰もいねえのに慰め…ってこどは、
おめが良く見るっつぅ妖精け?
[ノルが何もいない所へ話しかけているのはたまに見る。
そして同じように、アーサーのそんな姿も記憶にあった。]
アーサーとながよぐすでたやつかな。
はは…、あいつめ。急においてっちまっで可哀想だべ……。
[何もいない空間を見ながら、ノルの肩へ手を置く。]
よぐわかんねけんど、そいつらもおめが面倒みりゃいいべ。
[そもそも、妖精とやらは面倒を見る事が必要な存在かすら
ダニエルはさっぱり解っていないが、
妖精に居場所が無くなってしまったなら、可哀想だから。]
あー…それか、アーサーと仲のええやつんどこまで、
送ってやるとかだなあ…。
な、ベール見舞った後、あいつの家いっでみっか?
[そう提案し、共にベールの病室へと向かう。*]
……でも、逃げたりはしないから。安心して。
そんな事したら、ライヴィス君にもローデリヒさんにも、顔向けできないもの。
大丈夫よ……、そう、大丈夫……
大丈夫、大丈夫……
[無理矢理笑顔を作って、ぶつぶつと自分に言い聞かせるように何度も呟いた。]
[昨日、10時頃、郊外にある廃工場にて少年が頭部を激しく打った状態で発見される事件について、本日、同じく廃工場にて、事件に関与していたと思われる少年が正午過ぎに現場を訪れていたことがわかりました。
捜査をしていた警官に見つかると少年は逃げるように姿を消しましたが、工場内を探しても見つからず逃げたものと思われましたが、数時間後、屋上から飛び降りたと思われる状態で発見されました。
現場に残されていた容疑少年のペットの死骸がそばに落ちていたことから警察は、ペットを少年に殺されたことで逆上し、突き落としてしまったが罪の意識に苛まれて自殺をしたものとして事件の幕を下ろした、と発表しています。
容疑少年が発見されたとき、近くに幼馴染を名乗る少女がいたという証言もあることから関係者から事情を聴いている模様です。]
[事件は謎を残すも、捜査は打ち切られ、風化してしていくだろう。
国防軍が情報の弾圧を行ったからかもしれない。
各証言から、アーサーの死亡は事故として処理され、責任感の強い少年が罪の意識に駆られたものとしてギルベルトの生涯は幕を閉じた。
―――世間はまた、現れる巨大ロボに関心を向けられる。]
―ギルベルト戦前・学園の食堂―
あいつ、いっつも購買で買ったパンばっか食ってたのによ。
――…いや、もしかして不良に喧嘩売られてんのけ?
そうだったら、海賊キングの俺がハッ倒してくんべな。
覚悟すんべ、悪ガキめ。
[>>+94もしかして、イースが絡まれてる可能性もあるのか?
そう危惧して、いざとなれば飛び出して行く算段だったが、
話も弾んでいるようで、イースの顔に嬉色が浮かんでいた。]
ははっ、だいじねえべ、だいじねえ。
仲良くやってんでねが、安心したっぺ……!
ほれ見でみろ、ノル!!イースの楽しそうな顔!
[ほっとした様に握りこぶしを下ろし、
代わりに左の胸板を手のひらでするりとなで下ろした。
食堂の喧騒に紛れつつも、ダニエルは騒いでいたので、
ノルの考え>>+99はあながち的外れでは無いのかもしれない。*]
[>>+100何処か心配そうに振り返るノルには、
首を横に振り、声を潜めて告げる。]
…いんや、俺でねえっぺ。
今回のパイロットは…ギルベルトだ。
[W学園中等部の三大不憫と影で言われているうちの
アーサーが亡くなり、更にギルベルトが選ばれた。
パイロットが、と言った事でその意味は伝わるだろう。]
んじゃな。
[>>+95イースが此方へ向かって来た時には、
ダニエルは既に立ち去り、其処にはノルの姿だけ。*]
― 回想・入院施設の廊下 ―
[妖精か、と問われれば>>*43素直に頷いた。
続いて彼の口から出たその名前に、こちらが驚く番だった。]
おめ、「アーサー」って奴知ってんのか。
「私、この人知ってるわ!学校でたまに会うのよね!」
……つーことは、ウチの学園の生徒だったのか……。
[この様子では、恐らく「アーサー」もパイロットだったのだろう。]
そうけ……。
俺が良く会う子らと仲良くできるかわかんねぇけど…。
おめら、どうしてぇ?
[家に行ってみるという提案>>*44は肯定して、
妖精さん達と一緒にダンの後について行った*]
― 屋上 ―
[一緒に死にたい、とうエリザの言葉に声がかけられない。残していくつらさ。残されるつらさをさらにエリザに与えてしまうが残してしまうつらさにも、顔をゆがめる。
腕を回して、抱きしめる。]
―――選ばれたからって、すぐに敵がくるかわかんねーし
それに、弟か妹、生まれるんだろ?
お姉ちゃん、いいもんだぜ?
赤ちゃんってだけでかわいいし、喋りだしたらもっとかわいくなるし、歩き出したらちょこちょこついてきたりしてよ。
だから、な?
[今度は逆に、こっちがぽんぽんと頭をなでてやる。]
敵が現れるまで、お前といる時間を増やしてぇんだけど・・・いいか?
[未来に向けての約束。
3時間もしないうちに敵が現れるとは思いもしない。
残酷な裏切り。]
[モナがテーブルに着いたその後に>>203、
彼女の待ち人がやってきたようだ>>58]
いらっしゃいませ。
お嬢ちゃんがモナの待ち人かな?
可愛い服だね、よく似合ってるよ。まるでお姫様みたいだ。
[いきなりの言葉にリヒテンはたじろいだかもしれない。
そうならこれ以上は声をかけるのを止めて、
店主としての務めを果たす事にする]
それではお姫様、どうぞこちらへ。
[優雅な動作でリヒテンをモナがいるテーブルへとエスコートする。
席に着いたリヒテンを見届けて、…はお冷とお絞りを出す]
はいこれ、君達がかわいいからサービスだよ。
[ついでにサービスとしてアップルクッキーをテーブルに置く]
[>>204モナに簡単に紹介をされれば、…は改めて挨拶をする]
モナの従兄で、このカフェの店主をやってるフランシス・ボヌフォアです。
今後ともどうぞご贔屓に。
なんてね。
[恭しくゆっくりと頭を下げたが、顔をあげればにこりと笑みを浮かべておどけて見せた]
今日のオススメは洋ナシのタルトと、
アプリコットのチーズケーキなんだけど……どっちがいい?
いや、どっちも出しちゃおうか☆
[従妹のモナに加えて可愛い女の子の注文とあれば、…は途端に甘くなる。
…は2種類のケーキを二つずつ取り出して皿に乗せ、
それを飲み物と一緒にトレイに乗せて、2人の少女が座るテーブルへと持って行った。
伝票にはケーキ4つに対して、2つ分の値段で打たれていた。]
― 回想・入院施設→アーサー宅 ―
知ってるっぺ。
アーサーとは、なんつーかシンパシーをだな…
[彼の行動は理解出来ない以前に何をしたかも知らないし、
魔術がどうのとか妖精がどうのだとかも理解出来ないが、
良くわからない理由>>*47で、彼とギルベルトに、
なぜか近いもの…シンパシーを感じて居た。]
いや、そうじゃなぐってよ、
あいつもロボットのパイロットだったんだべ。
[ベールヴァルドの顔を見に行った後、
ノルと二人で、アーサー宅を訪ねてみる事にした。]
すまね、誰かいんべかー?
[インターフォンを何度か鳴らしてみる。]
あとは女の子の時間かな?
何かあったら呼んでちょうだいね、すぐに飛んでいくよ。
[…はこれ以降は呼ばれない限り、二人のテーブルへと近づく事はなかっただろう。
会計の時(>>64)になれば、本来の価格よりもこっそりと数百円値引いた額を支払ってもらった。
モナがこの店のケーキの相場を把握していれば気づいただろうが、彼女がそれを口に出す前に…は口止めをしただろう。
リヒテンからの賛辞に、…は満面の笑みを浮かべる]
ふふ、お粗末さまでした。
その可愛いお口に合ったようで良かった。
喜んでいただけてなによりです、是非またきてね!
[モナとリヒテンが店を出て行くのを手を振りながら見送った*]
[海外出張に出ている両親は、もう帰って来ていただろうか?
定かでは無いが、家にはピーターが居たようで、
訪問して来た客人の訪問に対して、ドアを開けてくれた。]
うは、アーサーにそっくりでねか。
……おめ、まさがアーサーの弟け?
[高い身長をかがませて、ピーターへ声を掛ける。]
俺――…や、…兄ちゃん達は、アーサーの知り合いなんだ。
アーサーの形見みでぇなもん連れて来たっぺよ。
[少年の反応を窺いながら、用件を続ける。*]
― 回想(アーサー死亡日)・ベールヴァルドの病室 ―
よ、ベール。
また様子見に来たっぺよ。
[ノルと共にベールヴァルドの病室を訪れる。
寝台の傍らにある椅子へ腰掛け、
ノルが持って来たらしい果物籠へと視線を向ける。]
お、うまそうな梨があんでねか。
俺が剥いてやんべ。
[梨を手に取り、果物ナイフで皮を剥き始めるが、
ダニエルは刃物を扱った事など滅多になく、
その手つきは非常に危なっかしいものだった。
ぶきっちょに削る形で梨の皮をそいでゆくが――…]
お゛、 …、てて。
[ナイフの刃が滑り、自らの手の指を傷つける。
深い怪我では無いが、赤い血が流れ始めると、
剥きかけの梨をサイドボードに置き、指を口で咥えた。]
ハハハ、イースでもじょうずに剥けたのによ。
こういうのは向いてねぇなあ……。
玉蹴るか、拳で殴り合うのが一番性にあってんべ。
[そう告げながら、いつかの日の事を思い出した。
ベールヴァルドが入院施設へ移って、一ヶ月後のあの日を**]
/*
うわぁああああああああああ//////////////
日記2chに公開処刑ぁあああああああああ/////
ぜってぇ阻止しねぇとおおおおおお
俺の黒歴史になっちまうぅううううぁあああああ
─ 現在・カフェ ─
[アントーニョの騒がしさに少しは気分が晴れるかと思ったが、そう言う事はなく。
陰鬱な気分を吹き飛ばそうと、…は午前中にも関わらず酒に手をつけながら今朝の事を思い返す。
街で見かけた時は、あの傍にいた少年が追いかけられてて、
アーサーが追いかけ回していた。
あれは事故なのか殺人なのか。直接その場面を
見ていないからなんとも言えない。]
自殺、はねえよなぁ?
ないない、人追っかけ回しといてそれはねえわ。
[だが、ピーターを頼まれた様子を思い出せば有得ない事ではない。
あれは死を悟っていたからではないか? それとも偶然のタイミングだったのか?]
あー……そうだそうだ。
あいつにピーターの事頼まれてたな……。
つっても、どうしろっていうのよ。
[両親は海外出張でよく家を空けており、
いつも2人きりですごしていると言っていた。
アーサーは素直じゃないが、弟であるピーターは
可愛がっていたのは簡単に見て取れた。
その彼を一人で家にいさせるのが心配になるのもわかる。]
わかるけどよー。
だからってまさか養子にしろってか? そりゃさすがに無理だっつの。
それか毎日飯風呂の世話をする家政夫になりゃいいんか?
違うよな、そもそもなんで俺が赤の他人であるピーターの為に
カフェとサーアーん家を往復しないといけないわけ?
愛した女の子供でもないのに、んなことできねーよ。
[酒の臭いが混じる息と共に吐き捨てる]
[最善は、ピーターの両親が家に留まることだが、
それが出来ないときは?]
どうすればいいんだよ、ほんとにさ。
[素直に吐き出される言葉は、何とかしてやりたいとは思っていても、
現実的にはどうしようも出来ないことを嘆いていた]
……あの子なら、なんて言ったんだろうな。
[恋人の顔を思い浮かべる。
正義感の強い子で、自分を犠牲にして他を救う、そんな性格をしていた。
彼女なら、この状況を意気込んで打破しようと奮闘しただろうか。
こうしてぐだぐだ言ってる姿を見れば、怒られるかもしれないが]
…………あ゙ぁー……ダメだ、考えまとまんねーわ。
[ガシガシと金髪を掻いて、テーブルへと突っ伏した]**
― 屋上→病室 ―
[ベンチの上に放置したままだったスコーンを取りに戻る。食べ物を粗末にしてはいけないという親父の教えだ。]
親父の耳にも入ったよな・・・・。
[入院なんかして、内緒にしてくれるわけもない。
純粋に、凹む。
スコーンを食べる気分になれなくて蓋を閉じて病室へと向かった。
部屋に戻って荷物の確認をするとクッキーが紛れこんでいた。
前にも、もらったことがあるクッキー。ルッツと一緒に食べたことを思い出した。
カサリと音を立ててひとつ取り出す。ダンにもお菓子もらったままだったか。食欲が戻ってきたので{2}
12全部食べた
3クッキーと生菓子だけ食べた
4クッキーとスコーンを食べた
5クッキーだけ食べた
6スコーンを食べた]
― 回想・【交換日記8】 ―
【俺はパイロットに選ばれた
声が聞こえたんだ…俺はもうすぐ死ぬ
だけど敵は自滅し、俺の命は少し引き伸ばされた
このまま気持ちを伝えなければ、嫌われず今の関係でずっといられるかもしれない…
それは明日がある奴の考えだ
俺はどうしても伝えたかった
あいつに知って欲しかった…俺の気持ち
嫌われていい…どうせ俺は死ぬ…でもこのまま死んだらあいつの中で俺は何も残らずいつか消えていく
覚えていて欲しい俺の事を、忘れないで欲しい俺の事を
例えどんな形であろうとも】
[ペンを持ち交換日記の13P目を開いた]
『―――――これで交換日記は終わりにしようぜ』
【俺は最後に自分の言葉でそう綴った
…そしてそのノートを思いっきり破り捨てた
もし他の奴らに見られたらまずいだろ?
おまえの気持ち…エリザへの気持ちはお前の口から伝えてやれよ
もしおまえが伝えられなかった時は知らねぇ。
証拠も消してやったぜ、その時はおまえの気持ちは永遠に闇の中さ
俺は言うぜ、直接おまえに…おまえだけには知ってて欲しいから
その時が来たんだ…会いに行ってやるよもう一人の俺が…】
[いつものように封筒にノートを入れた。何も書かれていない新品のノートを…]
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の翌日、ギルベルトの家に侵入した朝である]
― 回想・【交換日記8】終了 ―
― 回想・不戦勝戦後(カフェ→自宅) ―
[フランシスに借りたトレンチを羽織ってはいたが中は天使の格好という最悪の状態だったが、
スコーン作りに時間がかかったせいか家へ帰ると既にピーターは眠っているようだ
部屋へ戻り着替えると寝ぼけた様子のピーターが扉の外に立っていた]
わりぃな、遅くなっちまって
そうだ、ピーター、お前にもこのスコーンやるよ!
あ、てめ、今嫌な顔しただろ!?
今度は本当に美味いんだって!嘘じゃねぇ!
[そう言って無理矢理スコーンを押し付ける]
俺は今日料理の才能に目覚めたんだ
明日から美味いもん食わせてやるぞ、期待してろよな
さ、自分の部屋に戻って寝ろよな
[ピーターを彼の部屋に連れて行く
布団に寝かせ挨拶をされれば挨拶を返した]
じゃあな、おやすみ
[笑顔で手を軽く振って扉を閉める
そのままその扉の前に(02)分ほど立ち尽くした]
(俺が死んだらピーターは…ピーターはどうなんだよな…くそっ!)
[どうにかしたいがどうにも出来ない現状に涙が溢れ出た]
一人でちゃんとお留守番…出来るか?
[扉に向かって小さくそう呟いた]
【俺がピーターと話したのはこれが最後となった】
― 回想終了 ―
―屋上―
……弟ね。
[ギル>>334の言葉には、すぐさまそう訂正を入れたわ。
そう。
ギルがいなくなった後、気がかりなのはこれから生まれてくるはずの弟と、シンロちゃん。ルーマ?あいつは平気でしょ。
それでも、私の心を埋めるには程遠い。それだけ、ギルの比重が大きくなってた。
ぽんぽんと頭を撫でられる、昔だったら髪が乱れる!ってぶん殴った所だったけれど、今は心地いい。]
……いいわよ。
いきたくないけど、学校にいってあげる。
終わったらすぐに会いにきてやるんだから。
[続けられた言葉>>335に、私は首肯したわ。
そう、パイロットに選ばれた以上、いつまで生きて居られるかはわからない。
けれど、それが少しでも遅くありますよう。
そう願った。]*
[From:リヒテン
To:お兄様
Subject:Re;Re;リヒテンです。
Message:
お忙しい中の返信ありがとうございます。
お兄様からのメール、とても嬉しゅうございます。
私も相変わらず元気です。
この間の巨大なロボットのことは、私もびっくりしましたが、
特に問題ないですの。私は何ともないので、大丈夫です。
手紙…いつでも待っていますの。
私もお兄様に早く会える日を楽しみに待ってますね。
と、実際ロボットに乗っているだけで、
「自分に実害はなかった為」、
この時は兄に心配をかけそうなことは一切書かず、
それを送信しただろう。]
―回想・シンロちゃん訪問中―
え?
[問いかけられた言葉>>252に、私は少し驚いたわ。]
…ううん、逆よ。
とっても美味しかったから、後でお母さんとお父さんにも分けてあげようと思ったの。
[けれど、すぐに目をほそめて口の端を持ち上げて、建前を言った。
じっとこちらに向けられている視線が嘘は許さないと言っている気がしたけれど、これは嘘じゃないもの。
全部は言ってないだけ。]*
―回想終了―
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