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[ローデリヒがこの曲を聴いて勇気を貰う、と言っている。
そんな曲を勧めてくる、ということは、
自分を励まそうとしているのだろうか。
様子がおかしいように見えたのだろうか。
もうずっとおかしいままだけれど]
・・・ごめんなさい
[声にならない、嗚咽のような言葉がでた]
[そして続く言葉>>2:270>>2:271に絶句する。]
本当に…これがゲームではなく、地球を護る為の戦いですの?
[コメムシにこれ以上隠し事がないか確認するかのように訊ねる。
そして更にコメムシから発せられた言葉>>2:275で、ハッとさせられる。
同時にコメムシから何か違和感を感じさせられる。
が、その時は特にそれを突き詰める時間もなく。
自分たちが負けるということは、即ち大切な物全てが失くなるということ。
最初にこのゲームにエントリーした時のことを思いだす。
お兄様や大切な人の為に少しでも役に立ちたい―。
なら、選ぶ答えはただ一つ。]
…私は戦います。
/*
ギル巻き込んじまって本当悪かったな
だがこのstkを女の子にやるとなんか
シャレじゃなくなっちまうんでホモォ…しちまったぜ
うーんここで過去に何かあった設定を追加しようと思ったけどそうなるとモナの時に使えなくなりそうな不具合が出てきそうなのでやめたほうが良いか。
―――“セルウス(servus)《奴隷》”
スリット数13、光点数9。四脚歩行の蜘蛛のような形状。
装甲の多い頭部、胴体。長い四本の脚。地上歩行型で動きが早い。
脚を伸ばして直接叩く接近戦と、
遠方から頭部より蔓状の鞭による攻撃が主体。
急所は装甲に守られた頭部。
アーサー! おいッ、アーサー!
眉毛、このアホ、起きろ!!!
[…はアーサーの傍まで駆け寄り、体をゆする、否、頭からの出血を見るに、安易に動かさないほうが良いだろうか。
アーサーの口元に手を近づける。
…──呼吸はない。
アーサーの首筋に指を当てる。
…──脈動はない。]
……ッ、死んで……、
おい、何があった!?
[傍にいるもう一人の少年へと声をかけるが、何か返ってきただろうか]
え…開かないって…
[ダン君>>81ががちゃがちゃと扉を開けようとしても、固く閉じられたそれが開く気配はなかった。]
…ギル!いるんでしょ、ギル!無事なら返事しなさい!しないとぶっ叩くわよ!!
[叫びながら、両手で扉を殴りつける。
痛い、けれどそんなの別にかまわない。
皮が剥けて血が出ても殴るのを止めなかった。
車の音>>+15が聞こえた気がしたけれど、すぐに意識の外に追い出された。]
ギル……っ、ギル!!返事しなさい馬鹿!!不憫!!!
[中から不審な音>>83が聞こえれば、私はますます焦ったわ。
もしギルになにかあったら――――
そう思うと、気が気でなかったの。
だから、声>>+18をかけられていたのも耳には入らなかった。
けれど、派手にガラスの割れるような音>>88がして、私ははっと気が付いた。
ダン君が窓を割ってくれていたみたい。]
……私も、
[行きたい、と待機しててと言う喫茶店の店員さん>>+19に反論しようとして、口を噤んだ。
私が出て行って、何になるかしら。きっと邪魔にしかならない。]
……。
[俯いて、血の滲む手を固く握った。]
[そして転送される寸前、コメムシに告げる。]
私を……あそこへ降ろしてくれないでしょうか?
兄がいると思うんです。
[と、ザ・ワールドを攻撃する国防軍の拠点があるところを指を差す。
もしそれが受け入れられたのなら兄のところへ行き、
ザ・ワールドで起こった全てのことを話し、
国防軍の]
―回想・シンロちゃんによる家庭訪問中―
お待たせ……
[珈琲とケーキを持って部屋に戻ると、不思議な光景が目に入ったの。]
……シンロちゃん?どうしたの?
[持ってきたものをテーブルに置き、土下座しているように見えるシンロ>>66ちゃんの傍らへしゃがみ込む。
たしかシンロちゃんは身体があんまり丈夫じゃないのよね。
もしかして何かの発作かしら。
すぐに誰かに連絡を取れるように、携帯電話を片手に握りしめた。]
[――ブィン、]
アーサー・カークランドが命を落とす前。
ザワールドの頭部にあるスリットから一つの光点が消える。
[――…ブィン]
そして、アーサー・カークランドの息が絶えたのと同時に、
スリットからもう一つの光点が消えたのだった。**
[少年からの答えを待つ間、ついさっきの出来事だと思えば、
すぐに応急処置を施せば息を取り戻すのではないか。
…は、羽織っていた上着をアーサーの頭に巻きつけて止血をする。]
少年、君は携帯は持ってる?
持ってるなら救急車呼んで、すぐに!
[指示してから、心臓マッサージを試みるが、
やり方なんて自動車免許の講習で受けて以降実践した事などない。
…はとにかくアーサーの心臓を動かすために胸の辺りを一定のリズムで押し続けた]
/*
エリザ姉さんのSAN値直葬コース逝っきまーす★
ちなみにお母さんたちが死ぬとさらにSAN値がやばい事になって本格的に発狂します。
アウェイだと楽しんで戦闘で民間人を殺します。わーい。
でもたぶん本当に限界ギリギリラインの理性は保ってて、弟生まれたのと同時に死ぬ感じがいいかしらね。
あぁ、私が何日生き残ったかによって変えていいかもしれないわ。誰かが敵についての原作的な話のアレを回収してくれたら超・発狂コースにしましょう。
くっそ、お前こんなとこで何してんだよ、
ピーターはどうする気だこの眉毛、あの家に一人にする気かよ?
起きろ、アーサー、起きろ…!
お前の作ったスコーン全部うまいっつって食ってやるから、
生きろ、アーサー・カークランド……!!
[マッサージを続けている間も、呼びかけを続ける。
救急車のサイレンが工場の周りで鳴り響くのが聞こえるまで
心肺蘇生を試みたがアーサーの反応は一度としてなかっただろう。]
エリザベータ アリスバックは、ギルベルト ノヴァ を投票先に選びました。
コメムシ プルプルは、アーサー カレル を能力(襲う)の対象に選びました。
― ザワールド内にて ―
あいつのそっくりさんが死んじゃったよ、__。
[巨大モニターで廃工場内の一部始終を眺める。
コメムシはあの子供の頭の上に乗っかっていた。]
…補充しなければならないマガジンが2つになっちゃったねぇ。
[さて、どう埋めるか――**]
ダニエル・クラーク・アンデルセン エドワードは、ギルベルト ノヴァ を投票先に選びました。
[>>99エリザベータ、それにランと共に外で待機をしていると、
救急車>>+26の音が鳴り響き、窓から救急隊員が中へ入っていく。]
な、何があったっぺ!?
[慌てて隊員の一人を呼び止めて、話を聞こうとする。]
『この廃工場の中で、金髪の男の子が
頭に大怪我を負っていると通報が入ったんだ』
[端的な話だけ聞けたが、隊員は忙しそうに担架の準備をし始めた。]
金髪…?
―回想・ローデリヒさんの葬儀―
[葬儀の事は、本当を言うとあんまり覚えていないの。
まるで夢の中を歩いているような感覚だったけれど、ただ……
夢であるように。何度も願ったわ、俯いたまま。]
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……
[ローデリヒさんの顔は、穏やかなまま時を止めていた。
じわりと目の端に滲む涙を拭わないまま。呟いた言葉、空しく繰り返した。]
[私は、埋葬までずっと参加していた。
お母さんは呼ばなかった。だからひとりだった。
ローデリヒさんの親族ばかりが集まるなか、私はひとりで立っていた。
もしかしたら他の合宿参加者もいたのかも知れないけれど、私は見なかった。
せわしなく動いている人たちをぼんやり眺めていると、不意に声をかけられた。シンロちゃんだった。
そして、シンロちゃん>>47から、ローデリヒさんの遺書>>2:337>>2:338を見せてもらったの。]
……お馬鹿さんは、あなたよ……!
[枯れるほど流した筈の涙が、まだ溢れてくる。
ようやくわかった、あの言葉>>2:138の意味が。
あの時は、ただ慰めてくれようとしてくれてるんだ、としか思ってなかった。
けれど、きっと違ったんだわ。
―――そんな証明なんか、いらなかった。
それなら彼には悪いけれど、私がライヴィス君を殺したって事になった方が、ずっとずっと良かった。
幸せになんて―――、私にそんなの、許されない。
どうして、どうしてローデリヒさんはそんなに優しいの。]
[泣いて泣いて、本当に涙がでなくなるまで泣いた。
喉の奥がひりひりと痛んでも、目が真っ赤に腫れても泣き続けた。
家に帰ると、お母さんとお父さんは無言で抱きしめてくれた。
私は小さくお礼を言って、部屋にこもった。]
[部屋の中で、電気もつけないまま私はベッドに横になった。
目を閉じれば、たくさんの思い出が瞼の裏に映し出される。
その中のとある思い出。
私はローデリヒさんのピアノを聞くのが好きで、一度だけ、この曲を弾いてほしいとせがんだ事があった。
とあるアニメのエンディングに使われていたジャズ。
懐かしくなって、真っ暗な部屋の中、小声で口ずさんだ。]
Fly...me to the moon...and let me play...among the stars...
[私を月へ連れて行って。
星に囲まれて遊んでみたいの。]
let me see what Spring... is like that On Jupiter and Mars...
[木星や火星の春が、どんなものなのかを見せてよ。]
In other words...hold my hand...
In other words...darling kiss me......
[つまり...、手を、繋いで。
だから......、。]
Fill...my heart with song...amd let me see...sing forever more...
You are all I long for...all I worship and adore...
In other words... please be true...
In other words,........
[言葉に詰まる。
枯れたはずの涙が出ているから。違う、それだけじゃない。
私は、この続きの歌詞を、言う資格がない。
ローデリヒさんには、言えない。
だって、私は多分、きっと―――――――]*
―回想・遊園地―
そ、そんなことないですよ!すごい運転で、他のお客さんの目もローデリヒさんに釘づけでしたし!
[ゴーカートですっかり髪がぐちゃぐちゃになってしまったローデリヒさん>>+10に櫛を差し出しながら、フォロー(?)の言葉を入れる。]
あ、飲み物買ってきますね。何がいいですか?
[ローデリヒさんが飲みたいものを聞いて、それを買って戻ってきた。
チケット代を出してもらったからそのお礼にと言って、ここだけは譲らなかったわ。
それからお化け屋敷へ向かったわ。]
―…アーサー?
[窓から担ぎ出されるアーサー。
その頭部から止血帯が落ちれば、頭頂部はぱっくりと割れていた。
血の跡を転々と地面に残し、彼は担架で救急車へと運ばれていく。
それを、――青ざめた顔で見つめた。]
中で一体……
[思わず、――視線をランの方へと向けた。
その時、彼はどんな顔をしていたのだろう**]
/*
改めてヒール役ってのは難しいな…と。
あと狂う系、、、
でもこういう状況で全員中学生が正常ってのも
なんだし、一人位こういうのもいないとな。
流石に寝不足限界なんで寝る…ぜ
― 廃工場 ―
――――る――るな―――くるな!
[様子がおかしいアーサーに追われるままに、人気がない廃工場へと来てしまっていた。
この場所は、小さい頃遊んだことがあった。だけど危ないからここで遊んではいけませんと言われていた場所。
悪ガキだった俺はもちろん無視して秘密基地にしていた。
中の構造はばっちりだ。迷いなく、中に入っていく。]
っは、はぁ・・・はぁ・・・、なん、なんだよ・・・・
[工場の中の、2階へと続く階段を登りながら呼吸を整える。撒くことができて、気が緩んだのかもしれない。
手すりに手を置きながらゆっくり上って行く。]
あいつ、パイロットに選ばれて、なんかおかしかったもんな?
ぴぃ
[返事を返してくれる小鳥さんに、癒される。
鳥の鳴き声は、廃工場内ではよく響く]
――――――ギッ
[2階までたどり着いて扉を開こうとして
―ビクともしない、取っ手すら回らず押しても引いても開く気配は皆無。
遊んでいたのは、10年前。構造は変わらずとも人の手を離れたものは時間によって朽ちていく。
引き返すしかない、と階段の中ほどまで降りた所で
―――>>69アーサーが階段の一番下に い た。]
あ・・・・・さー・・・・・!!!
[ぞくぞくぞくぞくぞく
背中に悪寒が走る。一歩、一歩とゆっくり後ずさる。]
好きな奴、って
何、いって、んだよ・・・・・・。
[ ガチガチガチガチ
緊迫感に奥歯が震える。
階段の踊り場まできて壁に追い詰められてしまう]
/*
てか俺本当駄目だわ;
感情移入し過ぎて、実は死亡ロール考えながら涙ボロボロ止まらなくなってたとか実はww
で、つんで途中進めなくて止まってたwww
もっとサラッと考えれるようにならねーと駄目だな
/*
白が100なら…100なら、まだ………
もうこれ私バファってもらったほうがいいんじゃ…。
迷惑にしかなってないよ…つらい…
明日もくそ忙しいフラグたってるし…
/*
私が中学生のころ聞いてた曲ってなんだ。
Xjapanか中島みゆきだ。ダメだマシュたんに合わない。
あとはカーペンターズ?
あー・・・カーペンターズか・・・
・・・兄妹で妹が若くしてお亡くなりに・・・
[ぐ、っと歯を食いしばって音を殺す。
アーサーはゆっくりと近寄ってきて、
俺 に手を 伸ばし ―――――――]
小鳥さん!!
[いとも簡単に行われるえげつない行為。
まるでものを扱うかのようになぎ払われる小鳥さんを目の当たりにして
カッと頭に血が上る。]
てめえ!!!!
[タックルをするようにアーサーに飛び掛る。
そして感じる、浮遊感 ]
[衝撃に絶えるためにきつく目をつぶるが
感じたのはアーサーの腕に包まれる感覚。]
(こいつ、俺を守っている・・・・?
[思考は追いつかない。
重力にされるがまま、ジェットコースターとは比べることはできない。
強い痛みが訪れないことで耳が異様に冴えてしまう。
廃工場に反響する音
落下する音 ]
アー・・・サ・・・?
[落下の衝撃で、うまく動かないがゆっくりと状態を起こして視界に飛び込むのは
アーサーの頭から広がる ●.゜
血だまり ]
/*
挿入歌集仮置き
http://www.dragontape.com/#!/7647022
/*
忙しさ的に見物に移動しようか迷ってたんだけど、
本当に見物にしておけばよかった…。
もちさんが敵とか考えてるから、スライドするのが申し訳なくて…
/*
尾崎豊を探してやっぱり違うね。うん違う・・・
そもそも私の嗜好とマシュたんのキャラが一致するわけがないのであってだな
[>>84アーサーの出血に、体が硬直する。
振りあがった足の勢いのままに飛ばされるも視界にはアーサーの血だまりが焼きついて離れてくれない
―――嘘―――
お一人様――――からかっ―――だけ――
騙され――――みろ
――――――じれって――――――
――――好きなら―――――伝えちまえよ
バー…カ…
アーサーの声が耳の奥で反響して拡散する。
どうしてアーサーはこんなことになった。
どうしてアーサーは――――――――。
>>+23>>+24>>+25見知らぬ男が入ってきて、アーサーの状態を確かめたりこちらに向かって何かを話しかけている。
それに俺は答えられない。]
ラン・フェルビースト シモンは、ギルベルト ノヴァ を投票先に選びました。
― 回想 ローデリヒ戦 ―
[テレビに映る戦闘の光景は、まるで映画のワンシーン。
しかし見知った町が舞台ともなれば、まじまじと見ていられるはずもない。
ソファ脇の小さなテーブルにおいてある電話の子機が鳴った。
相手はクラスメイト……同じニュースを見ているらしい。]
どういうことなのですか…?
[街を壊しながら戦う二つの巨大な何か。
何も知らないピーターからしてみれば、どちらもこの町を破壊する化物としか映らない。
やがて戦闘が終わったのだろうか、影の片方が崩れていく。
その最中、新たに壊れていく建物。もしあそこに人がいたら……
受話器をぎゅ、と握りしめた。]
/*
バファ…してもらったほうが良いよね…
私の存在が迷惑すぎる…
でも二連続でキリングとかバファ吊りとか萎えるだろうなあ。
どうしよう…。
― 回想 ローデリヒ戦を終えて ―
[それからしばらくした後、アーサーの通う中学にて、再び生徒が亡くなったことを聞いた。
アーサーはふだんと変わらずに振る舞っていただろう。もちろん自分も。
しかし、なぜか、家の中の居心地が悪くなったように感じられた。
まるで、いつも一緒に過ごしていた“兄”が、“兄”でなくなってしまったかのような奇妙さ。
夏休みが終わる頃、アーサーは階段から転んだ。
現場を見ていないし、傷がどうなっているのかは見せてもらえなかった、けれど。
頭に巻かれていた包帯は、病院で巻かれたものではなく−−アーサー本人が巻いたものであることに気づくのは、そう難しいことではなかった]
[アーサーがパイロットだったことは皆が知っている、俺も知ってる。不戦勝で、継続されたままだったのだから。
パイロットはアーサー、それは事実で、現実は俺が選ばれている。
俺が、アーサーを殺したから、俺が責任を、とらなければ、だって、アーサーが、動かなくて、呼吸もしてなくて、俺が階段から、危ない場所ってわかっていたのに。
ゆっくりと立ち上がり、アーサーの蘇生を続ける男を置いてその場を後にした。
裸足で飛び出して走り回ってここまできた、ガラスが散った地面でも気にせず歩く。血がにじみでて、赤い足跡がついたかもしれない。だけど、気にならなかった。
工場、入り口付近にエリザやダンはいただろうか。
左頬から首筋にかけて見える痣に中でなにがあったか察しがつくかもしれない。]
・・・・小鳥さんの・・・墓を・・・・つくらな・・・きゃ・・・・
[仲間の声を聞いて安心したように、ふらっと意識を失うように倒れる。小さく呟いた声は誰かには聞こえていただろうか。
意識を失った俺のために救急車が呼ばれるだろう。その音が聞こえるまで、あの男はアーサーの心臓マッサージを続ける>>+26
そのまま、{6}時間ほど、眠る*]
アーサー、お前、何かあったのです?
[………尋ねようと思った、何度も。実際に何かあったのか、と問いかけもした。
兄は、何か……重大なことを、隠しているんじゃないのかと。
しかしそれでも、アーサーからは期待しているような返事は聞けなかっただろう。]
パパとママに顔向け出来ねーような事、しちゃ駄目ですからね!!
[それは、アーサーがまだやんちゃ盛り()だった頃。喧嘩なしたり夜遅くに帰って来たりする度、ピーターが玄関で怒鳴っていた台詞だった。]
[言いたいことが伝わるかなんてわからない。
でも、言わずには居られなかった。
たとえ、届かなかったとしても。]
よし、作文(アーサー〆)終わった。
でもまだ漢字ドリル(ローデ戦)と計算ドリル(始業式付近)にラスボスの絵日記(ギル戦)が残ってるんだよな・・・!リミットは明日まで!
『―この廃工場の中で、金髪の男の子が頭に大怪我を負っていると通報が入ったんだ――』
[ダン君が呼びとめた隊員>>104の一人の話を聞いて、私は―――
―――――金髪って事は―――
―――――ギルじゃなくて、よかった――――――]
[自分の口元に手をやる。私は何を考えたんだろう、なんてひどい事を考えたんだろう。
しばらく呆然としていると、ぺたり、ぺたりと歩く音>>120が聞こえた。]
……ギル……!
[出てきたのは、銀髪だった。
でも、私の知ってるあいつと、ちょっとだけ違う。
前のあいつに、頬にあんな痣なんかなかった――――――]
ギルっ!!!
[けれど、それについて考える暇もないまま、ふらりと彼の身体が傾ぐ。
慌てて駆け寄って、地面とキスさせる前になんとか支えた。
こんな状態のギルに救急車が呼べるとは思えないから、きっとあの店員さんがこの人たちを呼んだんだろう、と思うの。]
済みません、こっちにも一人怪我人が!
[その辺りにいた隊員の一人にそう声をかけて、ギルを救急車へ運んでもらったわ。]
─少し前・廃工場─
[事情を聞こうにも、少年はただ呆然とするばかりで…の問いには望む反応がない>>117。
しかし、唯一彼から発せられた言葉に…は眉を顰める>>118]
…呼ばれた? どういうこと──…、 っ!?
[すぅっと、少年の左頬に浮かび出た模様に、言葉を失う]
(どこかにぶつけた痣がいきなり出てきたのか…?)
[それ以上黙りこくってしまった少年に焦れて、アーサーへと意識を戻して蘇生する(>>+25)。
救急車を、と言ってもやはり反応は貰えない]
──チッ!!
[一刻を争う状態なのに、呆然として動こうとしない少年に大人気なく舌打ち。
…は結局自分で携帯を操作して救急車の要請をした*]
ギ、
[>>120やがてギルベルトの姿が見えれば、
一体何があったのかと聞こうとして口が開くが。]
それ、 ――なんだべ?
[左頬から首にかけて、くっきりと痣がある。
怪我をしてできたものというよりも、紋様のようなそれを見て、
釣り上がり気味の眉は下がった。
問いかけに答える事なく崩れ落ちるギルベルト。
そして、エリザベータの高い声>>124が響いた。
救急車で搬送されてゆく二人を眺めて――小さく息を吐く。]
― 始業式当日 ―
[結局、昨日ダンは帰ってこなかった。
しかも、授業中にまた「あれ」が現れて休校となり、
広い講堂に生徒達が避難したのだが]
あんこさどこ行った……。
[そこにダンの姿は見つけられなかった。
彼だけでなく、…が探した限り、
ランもリヒテンも見つけることは出来なかった。
外の様子を伺っていた教員から、一先ず「あれ」は消えたので
各自寄り道せず帰宅するように、と指示が入った。
イースと共に施設へと帰る。]
―救急車―
[ギルは、新しく到着した二台目の救急車に乗せられる。一台目はアーサー君が乗せられて行ったみたい。]
……。
[隊員の人には、幼馴染だからと言いくるめて一緒に乗せて貰った。怪我をした拳は、見られないようにさりげなく隠しながら。
静かに眠るギルを、じっと見下ろす。
頬の紋様について隊員から尋ねられれば、「こいつ、ちょっと厨二病っていう持病持ちで…」と誤魔化しておいた。]
―病院・とある病室―
[病院に着いて処置が終われば、ギルは病室のベッドに寝かされた。
お医者様によると、命に別状はないらしいの。
私はベッドの傍に椅子に座って、眠っているギルを見たわ。
小さく規則的に上下する身体は、生きている証拠。
それを見ていたらなんだか安心して……駄目よ、今寝たら……ギルが起きるまで見てる……んだ、から…………。
……結局、ベッドの端に腕と頭を乗せて、少しの間転寝しちゃったみたい。]
[サイレンが聞こえ、到着した救急隊にアーサーを任せる。
その際に状況説明を求められたが、先ほどまでいたはずの少年は
いつの間にかこの場を離れていることもあり>>120、…が出来ることは少ない。
事件性があると判断されたら改めて警察が事情を求めてくるだろう事を聞く。
それから担架で搬送されるアーサーに付き添い、工場の外まで出た。
外には、待たせていたダンたちがいただろうか]
…………悪い、
[これ以上続ける言葉が見つからない。
まかせろと言ったのにも関わらず、
アーサーを救う事は出来なかったのだから。
彼の胸を押し続けた手の平を見つめ、大きく息を吐いた]
[フランシス>>+32に短く声をかけられれば、首を横に振る。]
…俺らがすぐ声かければよかったんだべ…。
[後をつけるなんて真似をしていなければ、こんな事には、と。
首を緩く横に振った。
その後、遅れて来た国防軍関係者に話かけられて、
見たものを話し、そして二人がどうなったかを聞く。
ギルベルトはひとまず入院し、アーサーは既に心停止しているという。
という事は――…ギルベルトの顔にあった痣は…。
開いた手のひらをぎゅっと握り締めた。*]
―学校への道―
[エリザベータがギルベルトの乗った救急車に乗って向かっていく>>126
それを見送ると、ランに声をかけて学校へと向かう。
その道すがら、エリザベータとギルベルトを除く全員に、
事の成り行きをメールで知らせる事にした。
FROM:ダン
TO:シンロ,モナ,マシュー,リヒテン
Subject:アーサーが
本文:
アーサーが…事故で頭に大怪我負って、死んじまった。
ギルベルトは国立東京入院施設ってとごに搬送された。
多分、次のパイロットさギルベルトなんでねがと思う。
―――END―――
メールを送信した頃には、学園内に着いていた。]
国立東京入院施設…ベールの居るとごでねか。
[学校の帰りにでも、ベールを見舞う用事もあるので、
見舞いに行くつもりで居た。*]
[>>128責められる事はなかったが、やりきれない思いが胸を満たす。
救急隊員の他に、警察…かと思いきや良くわからないスーツを着た人たちがやってくる>>128
何故か…ではなく、子供達を中心に話を聞いている。
程なくして彼らが解放されたところを見計らい、ダン達に声をかける]
今の人たちは?
警察…じゃないとは思うけど。
[訊ねてもはぐらかされただろうか、
そうだとしても深く追求するほどの元気はない。]
ま、いいや。
それで……君達は、どうする?
車あるから学校かまで送るよ。自宅でも良いし。
[救急車には乗れる人数が限られているだろう。
エリザベータが乗りこんめばダンとランは残されることになる。
ダンたちが車に乗るというなら、…は学校まで送ったが、
断られれば一人で店へと戻っただろう]
― 回想・ロデ戦 ―
[俺らの町で敵が現れている、現実とゲームが入り混じっている。
――これは、ゲームじゃないのか。
奏でるようにして、ローデリヒの戦闘は始まり、ローデリヒらしい方法で勝利を手にする。
敵を倒し、椅子から降りたローデリヒにねぎらいの言葉でも投げかけようとして
――――泣いていることに気がつく。]
ローデリヒ?
・・・・・おい、どうしたんだよ!!!!
[言葉の途中で、ローデリヒの体は雪崩れる。椅子から飛び降りるようにしてローデリヒに近寄る。
エリザがローデリヒを揺さぶっているから、そばにいてだた声をかけるしかない。]
おい、ふざけんなローデリヒ、なんで・・・ローデリヒ!!
[声は、返ってこない。
じわじわとローデリヒの死を恐怖として認識する。]
―廃工場→車の中―
あー……、いや、知り合いだっぺな。
[>>+33話していたのは誰か?とフランシスに尋ねられれば、
適当な事を告げて、口を濁す。]
ん、あんがと。
ひとまず、授業さ何も言わねえでサボッちまっだから、
俺らを学校に送ってほしいべ。
[自分よりもランのほうが受けたショックは大きいだろう。
彼を気にしているのも有り、学園まで車で送って貰う事にした*]
―校庭―
[授業が終わり、夕焼け空の広がる校庭を一人歩く。
昨日の怪獣騒動もあり、今日は部活は無い。
サッカーゴールの近くへ歩み寄り、ネットに指を引っ掛けた。
思い出すのは、これまでの出来事。
此処に仁王立ちしていたベールヴァルドのこと。
ベールヴァルドが倒れた時のこと。
彼の居なくなったメンバーでの部活動。
初夏の臨海合宿。
ザワールドとの出会い、契約。
ライヴィスの死、ローデリヒの死。
そして、朝見たアーサーの割れた頭部。
ギルベルトの顔から首のあたりに刻まれた痕。]
― 続回想・カフェ ―
[運良く今日の営業時間は終わっていた
駆け込むように店内に侵入入ると
食器を棚に閉まっているその後ろ姿に声を掛けた]
わりぃ、なんか服貸してくれ
[その姿を見てフランシスはどう思っただろうか]
─ カフェ ─
[>>132ダンたちを学校へ送った後、どこにも寄らずにカフェに戻るが
先ほどの事を思い出せば店を開く気にはなれない。
笑って接客をするのは今の…には無理な事だった。
定休日以外に理由なく突発で休むことがままあるので、
常連客にとってはまたいつものストライキかと呆れられるだけだ]
……なんだってこんな事になるんだよ。
[思い返せばボロボロと泣いて店に来た事から始まり、
アーサーは様子がおかしかったような気がする。
そういえば、あの時>>1:259]
ピーターを頼む、って まさか、な。
[あの時に、こうなる事を予測していたのだろうか。
しかしすぐにそんなはずがないだろうと力なく首を振って否定した*]
俺らが面白がって洞窟なんて行かなきゃあ…。
[少なくともランやローデリヒやシンロ、そしてリヒテン辺りは、
洞窟に行く事をあまり良く思っていない様子だった。
探究心が彼らを巻き込んでしまった事を後悔しても、もう遅い。
『家族たち』の顔を思い浮かべれば、指の力が抜ける。]
……俺が死んだら、きっとつれぇだろうな。
― メール ―
From:マシュー
To:ダンさん
Cc:シンロくん、モナさん、リヒテンさん
Subject:Re:アーサーが
Message:
事故って・・・
なんか、いろいろありすぎて・・・
・・・放課後、集まりますか?
・・・病院には・・・僕もいきます。
―――END―――
[笑うこと88秒後、再度服を要求されただろうか。
…は彼を二階に通してクロゼットの中から引っ張り出した トレンチコート を渡す]
はい、これ、どうぞ…ぷぷ、くっ……くく……
[どうしても笑いは収まらない。
中学生男子が天使の格好をして店に飛び込んでくるなんて、
反則じゃないか]
なんたって、俺は長男だべ。
[いつもの口癖である『長男』を呟いて、乾いた笑いを浮かべた。
――母親の手が離れた瞬間を思い出す。
あの手が離れていなければ、此処には居なかった。
でも、あの手が離れていなければ、こんな形で哀しませる事も無い。]
でも、たった一つだけ残せるもんがあんべな…。
[ネットを握り締める。
将来の夢であるサッカー選手には、もうなれない。
施設でずっと、『家族たち』と笑い合う事はできない。
でも、『そばにいる』方法はたった一つだけある。
聞いていた国防軍の連絡先を携帯で表示し、電話をかける。
話を終え、――ぽちりと終話ボタンを押した。
…どんな形でも、戻りたい場所があれば戦えると信じて。*]
―アーサー戦後―
[コメムシがこちらに向き直る(>>74)。]
ああ、有難う。
いくつか聞きたいことがある。
まず一つ目、彼ら、つまり俺たちの敵もまた、俺たちと同じ境遇なのか?
二つ目。今回の敵は自分でコアを破壊したな。コアとはコックピットという解釈でいいだろうか。この場合、コックピット内にいた人は全員死亡か?つまり、操縦者だけでなく、俺たちのように契約はしたもののまだパイロットに選ばれていない者も死亡するのだろうか?
三つ目。ライヴィスは別の世界だったが、ローデリヒ、アーサーは俺たちの世界で戦闘だったな。これはどのように決まる?
四つ目。パイロットは具体的に誰が決めているんだ?今回の敵はあまりにも、……どう言っていいか分からないが、ローデリヒと相性の良い敵だったと思う。
[そこで一度区切る。それからコメムシの顔色を窺うように]
五つ目。お前はこれと似たような状況ですべてを失ったことがあるのか?(>>2:275 >>2:313)
六つ目。マシューの椅子が出ていないことにあまり驚いていないようだが、何を知っている?何故、マシューの椅子はないままなんだ?
[そのままじっとコメムシを見つめる。
コメムシは答えてくれただろうか。]
―現在軸・病室―
…………
[何かが背中にかけられた感覚で、私は目を開けた。]
「あ、起きたネ?早安!」
あ……済みません、ありがとうございます……っあ、
「おット!大丈夫ネ?顔色悪いヨ。
[声のした方を見ると、黒髪の可愛らしい看護師さんがいたわ。
椅子から立ち上がろうとしたら
なんとか倒れずに済んだけれど、彼女は心配そうにこちらを見ていたわ。]
[…そういえば、今日も食事をまともに食べてない。
たぶん、拒食症になりかけてるんだと、思う。けれど、自分の事で病院に行く気はなかった。
―――こんな私なんて、死んじゃえばいい。
だから、看護師さんには笑顔を作って大丈夫だと答えたの。]
「ンー…それならいいケド。無理しちゃだめヨ?あ、それと、ギルベルト君?って言ったよネ、この子。家族に連絡したら、あと少しで来るって言ってたヨ!それとネ……」
……そうですか。わかりました、ありがとうございます。
[アーサー君の死亡を同時に教えてくれた看護師さんにお礼を言って、私は目を閉じたままのギルに視線を移したわ。
病室には、他に誰もいない。]
……この痣、きっと「そう」なんでしょ。
[手を伸ばして、痣に触れる。
アーサー君はパイロットに選ばれていた。でも、動かさないまま死んだ。
じゃあ、次のパイロットは?
――――たぶん、ギル。この痣がその印なんだと、そう思う。]
て、てめぇ、いつまで笑ってんだバカ!早く服よこせ!
[物を頼む口調とは思えない言い方で急かす。
その後2階に通されると、トレンチコートを渡された。>>+36
服を借りた後、ピーターも待っているだろうし
すぐに帰ろうと思ったが、今もまだこうして生きている、
それは自分に何かやるべき事をやれる時間が与えられたという事ではないだろうか]
なぁ、今暇か?
ちょっと俺にもう一回菓子作り教えてくれねーか?
スコーン作りたいんだ…その…黒くねーやつ
[そして付け加えるようにいつもと同じ言葉を放つ]
な、なんだよ
別にお前の為じゃないからな!俺の為に作るんだからな!
このオールドステューピッドファッキングアホ!!
[理不尽にもいきなり腹パンを一発食らわした]
……あんたまで、私を置いていくのね。
[昔から、自分は仲間外れだと思ってた。
一人だけ二人との血縁もなくて、一人だけ女で。小さい頃は男の子みたいにしてたから、それでも良かったけれど。
それでも、身体が成長してしまえば誤魔化しなんて効かなくなる。
仲が悪くなったりはしなかったけれど、それでも。どこか疎外感を感じていて……、血の繋がりも、ちょっとだけ、羨ましかった。]
…………あーあ。
私、なんであんたなんかを好きになっちゃったんだろ。
ううん、あんたも災難よね。私みたいな最低の奴に好かれちゃってさ。
[どうせ聞いてないんだから、言ったっていいわよね。独り言だもん。
目の端に涙が浮かんだけれど、目を擦るフリをしてそれを拭った。誰も見てないのに。]
…………残り、どれだけあるかわからないんだから。
悔いのないように過ごしなさいよね。
[最後に軽くでこぴんをして、私は椅子から立ち上がった。
丁度入れ違いに入ってきたギルのお母様とルート君に軽く挨拶をして、私は病室を出たの。]*
[>>137マシューからのメールには、
部活後に校庭で待ち合わせようと返しておいた。
これも送った者に対し、全送で送る形で。]
さて。
[ネットから指を引き抜き、彼らが集まるのを待つ。
真赤な夕暮れ空が、血のように見えて、眉を顰めた*]
―回想・エリザベータ宅―
[エリザベータが戻ってきたようだ(>>101)。
実は発作をこらえきれずに倒れてしまったのだが、恰好的には丁度いいかもしれない。]
……ずっと、謝りたかった。
あの時(>>1:204)、怖がらせたみたいだったから。
怖がらせるつもりは全くなかった。済まない。
[そのままエリザベータが何かを言うまで頭を下げ続けているだろう。
エリザベータはズボンのポケットに乱雑に突っ込まれたハンカチに気付いただろうか?]
―回想終了・エリザベータ宅―
― 回想(病院施設)・ローデリヒ戦 ―
避難警告が出される中、彼は病院内に留まった。
地響きのする中、数人残っている待合室に移動し、LIVE映像のニュースを見ていた。
そこに映っていたのは、異様な光景>>219。
軍まで出動して、身近にこんな事が起こっている事に言葉を失った。]
(………)
[ダン達が心配になり、施設や、学校に駈け出そうとするが、周りに止められた。
しばらくして決着がついた後、そう長い時間が経たぬ内に、>>287がやってきた。
無事な事に安緒し、ノルやイース、学校の生徒達も大丈夫という事を聞いてひとまず安心しただろう。]
―施設・ノルの部屋(始業式当日)・回想―
そーけ。
[>>+37リヒテンが呼ばれた、というのも当然知っている。
叱り、というよりもこれは心配に近いか。
中に入る事を勧められれば、中へと入り椅子に座る。]
どっから話すべか…。
臨海合宿の事からがいいかなあ。
[頭の中で整理をしながら、重い口を開く。]
合宿の時に、黒いでかい怪物と契約しぢまってよ。
テレビに出てた、アレだべ。
[最初の要求である服を渡したので、このまま返るのかと思いきや、
急に言い出されるスコーンの作り方]
お? 今から?
別にいいけど、また急な事で。
……やっぱ普通のスコーンは黒くないってちゃーんと知ってたのね。
[続けられる良くわからない言い訳に出たツンデレ、小声で呟く。
不意に繰り出される腹へのパンチに(02)
偶数:気づかずに普通に当たった。痛い。{6}分悶えた
奇数:気づいて華麗に避ける。さすがお兄さん素敵!]
[珍しく真面目な表情で、話を続ける。]
この地球に来るバケモンを退治しねえとなんねえ、
…って事になっちまったべ。
ランやリヒテンもそうだ、契約しぢまった。
俺らはあいつに乗ってんだ、あのでけえのによ。
――おめ、こんな話、信じっか?
[ノルならば無駄に周囲に吹聴しないだろうと信じ、
特に口止めを頼むような前置きはしなかった。]
/*
ギルエリッッ ガタタン
ひゅーひゅー
おまえら早くくっついちまえよ!
ロデエリもギルエリもごちそうさまだぜニヨニヨ
―回想・ローデリヒ戦後、自宅―
[スマートフォンがちかちかとメールが着信していることを知らせる。
体は疲れていたが緊急の用件だとまずいだろうと画面を操作する。
ギルベルトからのメールだった(>>140)。]
……
[黙って画面を操作する。何を書こうか迷って、]
From:シンロ
To:ギルベルト
Sub:Re;
Main:
そうか。……今日はお疲れ様だ。
いくつかローデリヒと立てた仮説がある。
もし夏休み中暇があったら話し合おう。
[この状況に対して、あまりに軽い言葉だ。
でも他に思いつく言葉もなくそれだけを返信して、スマートフォンをベッドの上に放った。]
―現在軸・始業式翌日―
[学校が騒がしい。それも仕方ないだろう。
あんな化け物が何度も出現しているのだ。
もしかしたら自分たちが関係あると、生徒たちの中には知っている人もいたかもしれない。
ちらちらと寄越される視線にわずらわしさを感じる。
リヒテンは学校に来ていただろうか。もし来ていたならば]
特に変わりはないか?
[と声を掛けるだろう。
授業の支度をしていて、辞書を忘れたことに気付いた。
軽く舌打ちをしてしまう。]
……仕方ない、借りに行くか。
{6} 奇数:ギルベルト 偶数:エリザベータ
げふっ
………この、元ヤンめ……その意味もなくすぐ出る手、何とかしなさいよ………。
[見事決まった腹パンに、…は涙目で蹲る。
口もアレだがすぐに出てくる手もアレだ。これだから元ヤンはと恨めしげに呟いた。
痛みが消えるのを待って、…は立ち上がる]
いつかその眉毛全部抜いてやるんだからね……!
[この時、アーサーは眉の上の模様を隠していただろうか。
隠していてもそうでなくても、天使のコスプレに欠かせないアイテムだと認識していただろう]
……はぁ。
とにかく、お菓子作るなら1階に行くよ。
[言って、アーサーと共に1階のカフェのキッチンへと向かっただろう]
―回想・シンロちゃん訪問中―
ちょ、やめてよシンロちゃん!
[頭を下げるシンロちゃん>>151に頭あげてよ!と慌てて言ったわ。]
謝るのは私の方よ。
あの時……シンロちゃんは、私を心配して来てくれたんでしょ。
なのに……。
[怖がった、と言うのは語弊があるわ。
怖いのではなくて、糾弾されると思ったの。それはつまり、私が、シンロちゃんを信じてなかったと言う事。]
……本当に、ごめんなさい。
[今度は私が深く頭を下げた。]
……あら?
[その時、ポケットから少し覗いているハンカチが見えたわ。
おかしいわね、シンロちゃんはいつもきちんと入れている筈なのに。]
……シンロちゃん、ハンカチどうかしたの?
[なんだか気になったから、ちょっと尋ねてみたの。]
― ローデリヒ葬儀 ―
[落ち込んだ気分のまま、葬式に出る。
短いスパンで制服を着込むことも、見知った顔が多いのも気分を陰鬱とさせた。
幼い弟はよくわかっていないようだった。
埋葬が終わることには眠ってしまい、母親と一緒に先に帰った。
葬儀場で、俯いて座っているとシンロがローデリヒの遺書を差し出してきた。>>337>>338]
―――――――――――――くっ
っ、う、うぅ・・・・っ
[一枚目の時点でこみ上げるものがあり、個人宛の手紙についに抑えきれずに涙を落とすこととなった。
涙目になっても笑い飛ばして滅多に泣くなんてことはしないのに、ぬぐう間もなく、涙があふれて落ちていった。
汚さないように遺書をシンロに返して、席を立った。しばらく一人にさせてくれ、と]
― シンロと>>141>>142 ―
[シンロからされた質問は4つである。]
ホーム戦とアウェー戦かい?
それは神様の気分で決まるんじゃないかな?
パイロットに関しても、多分神様が決めてる。
相性がよかったのは、偶然だと思うんだぞ。
ライヴィスの時の敵は、オーソドックスだったしね。
マシューの椅子? 契約時に椅子の認識がされて無かったのかもね。
そういう事もないとも限らない。
[そして最後の4つめの質問には。]
俺はコメムシであって、それ以上でもそれ以下でもない。
コメムシはサポーター役。キクから聞いてるだろう?
[こちらをじっと見ているシンロに、 表情を動かさずに答えた。**]
―現在軸・始業式翌日―
[ギルベルトに借りにいったら、散々からかわれた挙句に
俺様を褒め称えろー!とか何とかややこしい事になりかねない。
そう思って、エリザベータの教室に向かったがどうやら学校には来ていないようだ。]
……まだ具合が悪いのだろうか?
[帰ったらメールをしてみよう、そう思い、仕方がないのでギルベルトの教室に向かう。]
……ギルベルトも居ないのか?
[……他に誰が居ないんだ……?
…の胸がざわつく。けれどそれを確かめる術はなく
得体のしれない不安に苛まれながら授業を受ける。]
[ダンが腰かけた向かい側に…も座り、じっと彼の話に耳を傾ける。
話の腰を折らぬよう、黙って頷きながら聞いていた。
彼の口から話される内容は、現実離れしたもので。>>*14>>*15
しかし、ここひと月ほど、散々メディアを騒がせていた
あれの存在は、少なくとも国内で知らないものはいないだろう。
真剣な表情で語るダンに、とても軽口を叩ける雰囲気でも無く。]
とりあえず、今は疑ってねぇ。
盛大な釣りだったら後でシメるだけだべ。
……はいそーですか、って信じられる話でもねぇけどな……。
[あまりに壮大な話に、ぽりぽりと頭を掻く。
「地球に来るバケモノを退治」…か。
俺らからみりゃ、どれも同じ「バケモノ」にしか見えねぇけどな…]
プフフー!だっせー!
お前でも辞書忘れるんだな!
あぁ、いいぜ、俺様の高性能ですばらしい辞書を持ってけよ!そして俺様を褒め称えろー!
[頭べしべし前髪わしゃわしゃ]
[1か、2限目が終わったころだろうか、
スマートフォンが震える。
ダンからのものだった(>>129)。
確認して、顔から血の気が引くのが分かった。]
……どういう、事だ……
[…は教室を飛び出した。教師の誰かに呼び止められたかもしれないが具合が悪いんだ!と叫び返して振り切っただろう。
それと同時にある人へ連絡を掛ける。
校門について{3}分後には黒塗りの迎えの車が校門脇に横付けされただろう。]
――これを使われるのは珍しいですね。
病院まで走れる体力は俺にはない。
――左様で。病院まででいいんですね。
頼む。
[もし誰かが一緒に行こうとするのなら乗せただろう。]
……なんか…それよぉ…。
悪魔の契約みてぇだな。
[得たいの知れない怪物との契約。
前に怪しげな本で読んだ内容とダブってぼそりと口に出していた。
悪魔と契約した人間は、
一時はそれで楽しく暮らせるものの、最終的には――
はっとしてその想像を必死に打ち消す。]
―回想・アーサー戦後―
[コメムシの答えは酷く曖昧だ(>>157)。
しかも一部華麗にスルーされている気がする。
真面目に応える気はないという意味だろう。
その事を強く胸に書き留める。]
なるほど?
[特にそれ以上突っ込む気はしなかった。]
分かったような、分からないような返答だが、
一応礼を言っておく。
また、何かあったら教えてくれ。
[それだけ言うともう転送してくれ、と言うように軽く手を挙げた。]
―回想終了・アーサー戦後―
[>>+42疑わないとは言いつつ、俄に信じがたい話を受けて、
割と無表情に近いノルの顔にも、困惑の色が見えた。
こんな話をされれば、誰でも怪しいとは思うだろうが。]
そんで、昨日は泊まり込みで軍の検査に行ってんだぁ。
向こうの食堂で食った国防海軍カレーうまかったっぺ。
おめらに土産で貰って来たから、後で食うべな!
[レトルトではあるが、ボイルされた魚介系も入っている。
レトルトパックの入った袋をノルへと手渡し、
にししと笑ったその後、これで話を終わりにしたい所ではあったが、
この続きも弟分(思い込み)であるノルには打ち明けるべきと
判断して、再び苦い顔で口を開いた。]
―現在軸・病院―
[自分も通っている、よく見知った病院だ。
ギルベルトが入室している部屋を聞き出すとそこに向かう。
もうエリザベータは去った後だったろうか(>>149)。
ギルベルトは目を覚ましていただろうか。
その場に着けば彼の母と弟に会う。
彼らと挨拶を交わしギルベルトがいるだろうベッドに近づく。
左頬から首にかけて浮き上がる模様に気付いた(>>118)。
ローデリヒの腕に出た模様と非常によく似通っている(>>229)]
……ッ!
[ダンのメールで言っていた意味が、ようやく実感として…の中に落ちてきた。
その後もしギルベルトが起きていたらギルベルトと、起きていなければ彼の家族と会話を交わして病室を辞しただろう。]
[>>+43先に話を読まれた気分になり、ぎくりと一度肩を揺らす。]
はは、
―――ま、そういう事だっぺ。
あいつはよ、パイロットの命で動くんだと。
1年のライヴィスも、最近葬儀のあったローデリヒも、
戦闘すで、そん後、…死んじまった。
[二人の顔を過ぎらせ、噛み締めるように名前を呼ぶ。]
だから、…だからよ。
俺も、その内、……同じこどになるから。
おめにはいっとがねとなんねと思ってなあ…
[喉の奥がからからに乾く感覚を覚えながら、
ズボンの膝の部分を指で握り締める。]
[1階のキッチンに降りた後…は{3}回真っ黒のスコーンを作り上げた。
その度フランシスに味見させてみた。
その後(03)回めでやっと成功…
形はいびつだったが味はそんな悪くないはずだ]
とりあえず礼はまだ言わねぇからな
こいつを食わせた相手にうまいって言われたら
言いに来てやるぜ
楽しみに待ってろよフランシス
[ニヨリと笑い嬉しそうにそう伝えると天使にトレンチという謎の格好のまま店をあとにした]
【俺がフランシスと話したのはこれが最後となった】
― 回想終了 ―
―現在軸・病院―
[ついでだからと担当医を受診し、予約日に来いとまた叱られた、
エリザベータの家であったことを話す。
そういう時はもっと早く予約外でもいいから受診しろと叱られた。
何か理不尽さを感じる。
担当医にも国防軍から病状を問い合わせる旨がいっていたのだろう(>>2:355)。
当たり前だ、あのCT画像を見たら誰だって連絡をとりに走る。
その後少し担当医と話した後、…は病院を辞した。]
……ん?
[院内だからと切っていたスマートフォンを起動すればメールが入っていた(>>150)。]
学校へ。
[それだけを運転手に告げると…は思考の海へとダイブした。]
―現在軸・病院→校庭―
― ローデリヒ戦の数日後 ―
[ライヴィスの死は、
見舞いに来た施設の仲間に聞いたであろう。
突然の出来事に何も発せられずにいた。
その後に知らされる、ローデリヒの死―――。
今起こっている出来事に違和感を感じざるを得なかった。
病院生活を送ると、間接的な情報しか手に入らない事を歯がゆく感じ。
彼は黙ったまま、車椅子を移動させ、街に繰り出した。
向かった先は、{4}]
1,2:施設
3,4:学校
5、6:図書館
[ランには教室から出る前に、校庭で待ち合わせと告げてあった。
マシュー>>160と合流し、他の皆が来るのを待つ――…。
沈黙を破るようなマシューの言葉に、ため息を漏らした。]
………わかんね。
アーサーがギルベルトを追っかけてて、
工場に入って行って…そごまでしが分かんね。
[そうとしか、答えようも無かった。*]
―回想・エリザベータ宅―
[そのまま頭を下げ続けているとエリザベータの慌てたような声が聞こえた(>>154 >>155)。
彼女が何を言い掛けたかは想像するしかない。]
あんな状況だ。不用意に行動したこちらにも落ち度はあるから
エリザベータも謝らなくていい。
[そう慌てて首を振る。
と、先ほど慌てて突っ込んだハンカチを指摘された。]
……あ、いや、スマートフォンを出そうとしたとき一緒に出してしまって
慌ててしまったんだ。
[慌てて取り繕う。不自然に思われなかっただろうか。
本当は畳みなおしてしまうのが普段の行動だろうが
今それをすればハンカチにべったりとついた血が彼女にばれるだろう。
結核の後遺症。退院は出来たが…の気管支はもうぼろぼろだった。
少しの発作で簡単に喀血するほど脆い。
でもそのことは家族以外の誰にも言っていなかった。]
─回想・アーサー不戦後・カフェ1階─
……なぁんでお兄さんの言った通りに進めないかなぁ!?
[基本的には粉とバターと卵と牛乳を混ぜるだけなのに分量は適当、
必要以上に手を加え、焼く時間も温度も言った通りにしないと言う事を何度も繰り返す。
味見と言う名の毒殺未遂に遭いながらようやく形は悪いが普通のスコーンと出会う事が出来た>>*20]
…やっと、できた……。
お菓子作りで何度三途の川を渡る事になったことか……。
[無駄に体力を疲弊させて、店で使っている紙袋に詰めさせる。]
いや、礼はいいよ。
お兄さん、お前がやっとまともなスコーンを完成させることが
出来たっていう事実が一番満足だから。
[このままちゃんと作れるようになれば、スコーンテロ被害が
減るのだから…の功績は讃えられて然るべきだろう]
―回想・シンロちゃん訪問中―
……そう……
[取り繕うような反応>>166に、私は少し違和感を感じたの。
畳み直せばいいのに、どうしてそれをしないのかしら。]
……シンロちゃんが言いたくないなら、言わなくていいわ。
それよりほら、せっかく買ってきてくれたんだし。ケーキ食べましょ!
[でもきっと、言わないって事は、言いたくないって事よね。
それなら無理に聞きだすのは良くないと思ったから、笑顔を作って話題を変えたの。
おいしそうー、とか言いながら、フォークで一口すくって食べた。
ほどよい甘さが口の中に広がったわ。
けれど、それ以降私がケーキに手をつける事はなかったの。
これ以上食べたら、きっとまた戻しちゃうと思ったから。
シンロちゃんがそれに気づいたかどうかは、私にはわからなかったわ。]
―回想・ローデリヒの葬儀―
[ギルベルトにローデリヒの遺書を見せれば、涙をあふれさせる(>>156)。]
…………
[初めて、に近いんじゃないだろうか、彼が自分の目の前で涙を流すのは。
つられて泣きそうになるのをぐっと押しとどめて遺書を受け取る。
一人で泣きたいのだろうと、追いかけることはしなかった。*]
― ローデリヒ戦の数日後 ―
[サッカー部の部活は、秋大会を前にしてほぼ毎日行われていた。
友人が死んだというのに呑気に部活をしているというのも、
皮肉な事ではあるが、明日は我が身。
大会まで生き延びれる事を祈って、生に励むしかない。
校庭でリフティングをしていると、校門>>+44の方に、
見覚えのある車椅子に乗ったベールの姿が見えた。]
お? おーい!ベールでねが!
[ボールが膝から落ち、てんてんと地面を転がる。
ぶんぶん、と彼の方へと手を振った。
ノルやリヒテンも、その姿を見定められただろうか?]
[それよりも、アーサーが誰かに食わせるために作っていたのかと、内心で驚いた。
ピーターのためだろうか。他に渡すような友達がいるとは思えないし]
ま、味は大丈夫っしょ、俺が普通に食えるって言うんだから。
不味いって言ったらそいつの舌が悪いね。
[自信を滲ませて…は言い切った。
アーサーがによりと嬉しそうに笑えば、
もしかしたら女の子にあげるのかも知れないと思い至る]
……あーそうかそうか、なるほどそういうコト。
お前もスミに置けんね、頑張りなさいよ。
[ある意味勘違いではないだろうが、応援の言葉を贈る。
そのまま変態御用達の格好で出て行くアーサーを見送った。
──これが、最後に交わした言葉になるとも知らずに*]
―回想・ローデリヒの葬儀―
[その場にいたエリザベータにもまたにローデリヒの遺書を見せれば、涙をあふれさせる(>>107)。]
…………
[慰めの言葉など、気の利いた言葉など発せられるはずもなく、…は彼女が泣きやむまで、ただ傍にいた。
しかし、もしギルベルトが帰ってきたならその役は彼に任せただろう。]
― 回想・国防軍 ―
[夏休みという長い期間を経て、パイロットの知らせもなく
ルッツという天使と小鳥さんというカッコイイ癒しマスコットに囲まれてすごしていると、癒された。
ローデリヒが死んだ理由を受け止められない時期もあったけど、小鳥さんがそばにいてくれた。
遊園地で啖呵きったけど、まさに小鳥さんは家族だった。
いつもの調子を取り戻し、夏休みが終わる憂鬱に街を歩いていたら、目の前で車が止まった。
―国防軍、ザワールドについての要望。]
い、いやだ。
[すぐさま背を向けて走り出そうとしたが、向こうは大人でこちらはまだまだ子供。
すぐさま捕まり口をふさがれ車の中に投げ込まれた]
GYAAAAA!!誘拐!!誘拐!
[病院について仲間の顔を見るまではずっと喚き続けただろう]
[命で動く機械なんて聞いた事が無い!
ロボット三原則の第一条、「人間に危害を加えない事」!
パイロットってこたあれは人工物なんだべ?
それがなんだ、これじゃ人間が機械に使われてるも同然じゃねぇか
しかもなんだ、「その内同じこどになる」だと?
ふざけんじゃねぇ!なしておめぇらが、おめぇが、
地球の為に命さ散らすんだ?そんなん軍に任せときゃええだろ。
何のための「国防軍」だべ?
なしてわざわざ得体の知れねぇ悪魔の機械で戦わなきゃなんねぇ?
なぁ、来年皆で海さ行くんだべ?
きっとその頃にゃベールも元気になってよ、イースも、皆で、]
なんか、方法はねぇのけ。
おめらが無事に助かる方法はよ…。
[目頭が熱くなってきて、俯きながら絞り出せたのはそれだけだった。
彼が部屋を出て行こうとしても引きとめはしなかっただろう*]
簡易メモの存在忘れてたけど基本カフェに引きこもりだからなんの問題もなかったよね。
お兄さんは今詰所で ■aquaのケープ の格好してるよ。
逮捕じゃないか、連行だ。
そういえば今更補足。
工場前でパトカーに捕まったのは、アーサーの落下現場に立ち会わないようにするためだったりしたんだけど、別にわざわざそのロールを回さなくても問題なかった件。
― ―施設・ノルの部屋(始業式当日)・回想― ―
[>>+45此方を呆然とした様子で見ているノルに、
思わず乾いた笑いが溢れる。こんな表情あんまり見る事は無い。]
やー…ハハハ、――参っちまったべな。
秋大会も、出れんのかぁ、わがんね。
なにせ、いつ『呼ばれ』んのかも知れねえかんな。
[がしがしと癖のある金髪の髪を掻きながら、
困った様に笑み、大きくため息を吐いた。
その笑みも、ノルの目に浮かぶ涙>>+48で掻き消える。
方法は?と尋ねられても、言える事はひとつしか、ない。]
…―――、
―――… あんなでけえ敵に、
敵うわきゃね、ちぃせえ紙飛行機が。
[そんなの、試さなくたってわかるじゃないか。]
というか、アーサーたちが廃工場に入る姿を見かけちゃったから、すぐに追いつくとお兄さんどいてアーサー死ねないになりそうだったから足止める必要があったのよね。
でもアーサー的にはお兄さんは落下現場に立ち会っても良かったのかなぁ?
来てほしいって言ってたから、何かやりたい事があったんだと思ったんだけど…どうなんだろう。
みぐせぇべ、イースに笑われんべな。
[今にも泣き出しそうなノルの頭をべしりと軽く叩き。
一度視線を離し、上を向く。滲む涙を見せまいと。
しばらくそうして涙が引っ込むまで無言でいたが――
もうひとつ、ノルには伝えておきたい事があった。]
んでな、…俺、おとつい病院で検査受けた。
俺の心臓がよ、フルマッチなんだべ。
ベールの心臓に、俺の心臓移植できんだ。
[誰にも打ち明けずに受けた検査の事を打ち明ける。]
だかんな、どうせ死ぬならあいつに俺の心臓、移植してえ。
したら、俺はどこも行かなくて済むかんな。
[たとえ死んでも――みんなといっしょに居れる方法は、
たったひとつしか、ない。]
― ローデリヒ戦・数日後 ―
(…学校、いってみんべが)
[入院施設から、学校までは数分かかったであろう。
車椅子での移動だが、少し周り道をし、15分の距離のフランシスの経営しているカフェの前を通れば、また来たいと思いつつ、街の一部が、半壊されている様には、目を疑った。
そういった風景を通り過ぎつつ、学校に到着し、
懐かしさを感じ、そしてここには建物の被害がないことにも安心した事だろう。
目の前に広がる、校庭を見つめては、いつもと変わらない風景。
そして、ちょうどサッカーの部活で励む、デン達の姿>>*21を見つけた。今は部活の時間かと気づき]
ん。
[言葉少なに、コートから少し離れた所から無表情で返事をしただろう。話せる距離まで車椅子で少しづつ近づいていった。]
それまで、やりてえ事して過ごすっぺ。
[やりたいこと。…――その内のひとつ。
生きてるうちに、調べておきたい事がある。
今はそれは言わずに、ノルの部屋を静かに出て行った*]
/*
(君はこういう時どうしゃべるんだいベールよ。
あっしには行動ロルでしか君を動かせてない気がするよ。
RP力不足もありますけどね/しろめ)
*/
―回想・エリザベータ宅―
[納得はしなかったようだが、それ以上追及する気はないようだ。そのことに…はほっとする。ケーキを勧められれば]
……それはエリザベータ用に買ってきたんだが……
[暗に自分が食べるものではないと、伝えたが押し切られただろうか?
丁度病院に行ったりなんなりで忙しくてまともに食事を食べていなかったので、勧められれば手を付けただろう。
自分の分を食べ終われば]
それじゃあ、あまり気落ちしないでくれ。
[虚しく響く言葉だが、言わないよりはと声を掛け、彼女の部屋を辞す。
その際
……あれ?
エリザベータがケーキに殆ど手を付けていないことに気付いた。]
………… **
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