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ギルちゃんならWelcome to the Black Paradeすすめたいよね。
この村のギルちゃんには合わないと思うけども
― ローデリヒ戦の数日後 ―
[一度部活を中断し、ノル>>+49と共に校舎陰へと。
小脇にボールを抱え、相変わらず無表情なベール>>+50を見下ろし。]
部活でせわしなぐってよ。
中々毎日病院に顔さ出せなぐてわりぃなあ。
[リヒテンからタオルを受け取り、ボールをベールの手元へと。
首にかけたタオルで、額に浮かぶ汗を拭った。]
病院は、被害さながったんだよな?
例の怪物のよ。
[あちあち、と手の平で顔を仰ぎながら、首を傾げる**]
― 回想・ローデリヒの葬儀 ―
[ライヴィスと同じく自宅で変死として発見されたローデリヒの葬儀は
彼の天才ピアニストとしての葬儀としては小さな規模で行われた。
死因が原因不明である、ということが最もの理由だろう。
彼と縁故の強い、エリザベータやシンロ、
そしてギルベルトの憔悴さは激しかった。
最後の挨拶を済ませれば、彼の家族が声をかけてくれる。
ついこの間、自宅に訪問したことを覚えてくれていたようだ]
・・・ローデリヒさんと、一緒に、ピアノを弾けてよかったです
[嘘偽りない気持ちを語る。
華々しい運命を弾けるように、練習しようと思った(>>52に続く)]
― 回想・アーサーの死を知ったとき ―
[アーサーが事故死した。
事故なのか事件なのかは、おいておこう。
太い眉毛の少年が、ロボットで戦わずして死んだ
それがマシューにもらたした衝撃は大きかった。
なぜなら、彼はロボットにその動力源として命をささげて死ぬものだと、
知っていたはずだったからだ]
・・・似ているようで、やっぱり違うんですね
[思い出すのは、____。
血気盛んに敵に挑み、
体力も精神力もすり減らすような長時間の戦いの後、
その疲労のために何一つ話すこともできずに命を散らした
年上の少年のこと]
―病院・屋上―
[病室を後にした私は、屋上へむかったの。 その道中は誰にも会わなかった。
運の良いことに、屋上は無人だったの。
私はそこに寝転がって空を眺めた。ゆったりと流れていけ雲に、時々視界を横切る鳥。
どれほどそうしてたかわからないけど、私はなんとなく、手を宙に伸ばした。]
― 回想・始業式 ―
[学校について、今日は始業式だけだったしのんびりとしていた。
アーサーの姿が見えなかったからメールでもしようかな、と思ったと矢先――あの浮遊感
アーサーの戦いが始まるのか。
小鳥さんもいつのまにか頭の上にいた。
落ち込んだ気分になりそうだったが、小鳥さんのさえずりで持ち直す。
さぁ、パイロット様のおでましか。と現れたアーサーを見て]
・・・・・・・・・・・・っ!!
[ぐっと息をとめて体に力を入れる。
ダメだ・・・・ダメだ・・・・、笑ってはいけない。
アーサーを見ないように俯いて耐える。
――普段なら、笑いたきゃ笑えとか笑ってるだろお前とか喧嘩を吹っかけてきそうなものだが。
>>16少し様子がおかしいともっと気にするべきだったかもしれない。]
― 回想・始業式 ―
[敵は、こちらが動く前に自滅を選んだ。
こういうこともあるのか、という驚きと目の前で人が死ななくてよかったという安心感に包まれる。
短い時間だったので学校に戻される。
国防軍のやつらが来ていたけど、なにもデータを取ることもできずに終わって少しだけ、ざまぁとか思った。*]
[ベールヴァルドの表情のかなり乏しい顔を見ながら。
そして、左胸の辺りを見つめながら。
話の合間にそっと自分の左胸へ手を置いた。
闇のような未来の先にも、彼へ繋ぐ尊き明日があるなら。
この命、この奇跡の心臓を無駄にできない。
自分の番が来たその日には――必ず勝たなくては。
人生最後の、負けられない試合に**]
[本当は、ギルが私を好きになる訳がないって、わかってるの。
可愛げは欠片もないし、私は何かあればすぐギルを殴ったりしたし。]
あーあ……なんで私、男に生まれて来なかったのかなぁ。
[そうしたら、きっと、こんな想いなんかしなくて済んだはずなのに。
私たち立ち上がると、転落防止用の柵の所まで行って、辺りの景色を見渡した。
呟いた言葉は、風に溶けて掻き消えたの。]**
― 現在軸 ―
[夢を見ていた。最近のことを思い出す夢>*17で、夢の内容がそのまま現実にスライドしてきて―――――エリザっは、今、なんと言った・・・・?
頬に触れる感覚があって、現実であると気付かされ(デコピンの痛みで夢じゃないことが確定してしまった。)話している内容だけに身動きがとれずに狸寝入りをしてしまったこととなる。]
「にいさん、かおが赤い・・・。」
ん、・・・大丈夫・・・いや、熱はない大丈夫だから
[母親に心配するような声で話しかけるマイエンジェルの声が聞こえて、ゆっくりと目をあける。
熱もあるの?、と母に聞かれたが首を横に振る。
弟を見れば心配の表情を浮かべていたので笑顔を浮べ
頭をなでてやろうかと手を伸ばそうとして―――――]
「にーさん、ことりさんは?」
[思い出した、自分がここにいる理由。全てを。]
小鳥さんは・・・いねえ。
ごめん、何も言いたくない・・・・ルッツに病院はよくないだろ。
もう帰って欲しい・・・・。ちゃんと、なにがあったか・・・話すから。
― 回想・その年の初め ―
―――うちの本部からの報告では、
W学園の生徒たちがパイロットとして適切だと言っていますね。
[いくつかの書類をめくりながら、
トニーのコックピットにいる子供たちに話しかける。
W学園の写真が載っているページを開いて、子供たちに見せた]
ポテンシャルもモチベーションも期待大、とのことです。
―――そこらへんを間違うと、
あなたたちの時のように大混乱になりますからね。
本部としても、スムーズに事を運びたいわけですよ。
[子供たちの気配に殺気が加わったのがわかり、
口の端に弧を描く]
―――私が憎いですか?憎んでくださいいくらでも。
それでも私は、やるべきことをやるしかないのですから。
ほんとうに、本当は、働きたくないんですけどねー
[手に入れたばかりの陽光たんフィギィアを眺めながら、
ため息をついた**]
[滅多に聞けない息子の落ち込んだ声に母親はうなづいてくれた。
帰るようにルートに言い聞かせようとすれば、滅多にないルートがゴネて泣き出してしまう。]
「にーさんといっしょにいる・・・やだ・・・!」
[ぐずりだした弟に涙がじわりとでたが上を向いてこらえた。
口元に笑顔を作って、名前を呼んだ。]
ルッツ、ルートヴィッヒ。
悪いな、兄ちゃんちょっと体が痛くってな。
元気になったらまた遊んでやっから、いい子になれよ
・・・・いい子に、な。
[家族と別れる悲しみがこんなにもつらいとは想像できやしなかった。
泣いているルートの頭をなでて抱き上げてひざの上に乗せてハグしてやりたい。
でもそれはダメだ、だって俺はヒトゴロシだから。]
ん、すぐ帰っがら。
[ノルに木陰を勧められ誘導されれば>>+49、礼を言いつつ応える。]
こっちはさすけねぇ…。
学校も無事みてえだない。
[こう応え、ダンからボールを受け止めれば>>*27、何を思ったか、
…は、その場で立ち上がろうとした。
だが、心臓病で足に上手く血が循環されていない身体は、やはり自由がきかない。痺れで、その場で車椅子に座り込んだ。
分かっていたことだ。と思いつつ
いきなりの…の行動に驚かれたかもしれない。
そして本来の目的である、立て続けに起こっている学校の亡くなった生徒について、状況を訊いたかもしれない。
ノルの言われた通り、しばらく木陰から見学をした後、彼は図書館に車椅子で移動をしていった事だろう**]
[>>*30の彼の深い心情は、まだ知る由もなく―――――。
…は部活の見学ののち、挨拶を交わし、その場を後にしただろう。**]
― 回想・ローデリヒ戦の数日後・終了 ―
/* ギルベルトえっ、えっ( ゚д゚)ポカーン
…これラ神だよね…だとしたら空気読みすぎてるって
レベルじゃない…!! */
[ルッツが泣くからお見舞いはこなくていいと母親に告げ、ぐずって母親にしがみつくルッツに手を振って別れる。
病室の外で、シンロと出会うかもしれない。
シンロが来たら普通を装う。
学校サボってんじゃねーよ、と真面目なことを言うだろう。
彼が痕をみて息を呑むのがわかっても、笑顔を貼り付ける**]
ギルベルト ノヴァは、栞を挟んだ。
/*
テーマソング候補メモ:
水中メガネhttp://www.youtube.com/watch?v=fuY1jr38kNw
(提供先http://www.youtube.com/watch?v=hQ2j_lvD8vo)
ホタルhttp://www.youtube.com/watch?v=Myhc5QSfrz0
あかんPVかっけぇ…
夏の魔物http://www.youtube.com/watch?v=LQ4E56TnJX8
や夏が終わるhttp://www.youtube.com/watch?v=HQ6hBlO8Y8A
もちょっとそれっぽいかな、とか。
ありふれた人生http://www.youtube.com/watch?v=EA8_B_Xr9kc
とかも結びつけて聞くとぐっと来るところが。
シチュエーションは微妙に違う気がすっけど。
/*
ところでね。
夏休みってどのくらい期間あったのかしら。
私のところだと、夏休みは二週間くらいしかないのよね。
本州とかだと一か月くらいあるって噂を聴いた事があるんだけれど。
―回想・始業式前日―
[兄からは他にも何故このような危ないことに身を突っ込んだのか等、
心配されれば、バツの悪い顔をしながら、
ただひたすら、自分は大丈夫だと伝えただろう。
ローデリヒの死後、ライヴィスの時と同じように葬式に出向き、
時はあっという間に始業式前日。
もうすぐでユニフォームが完成という時に、
呼び出される>>2:355のは気が進まなかったが、
これも仕方のない事だと、渋々と国防軍に立ち会う。]
露国の国防長官さんまで来るだなんて…。
[露国国防長官と顔を合わせれば、
事の重大さにオドオドとしながらも、
頭を深く下げて挨拶をしただろう。]
/*
この曲も素敵だわ。
Refulgence
最期の言葉は「これでやっと…ゆっくり、眠れる……」にしようかしら。
そして今更だけどお帰り私の喉なでなでもふもふぎゅっぎゅもう離さないわ!!
―回想・始業式の日―
[始業式の日、朝早く学校へ赴き、
先生からの頼み事で、
職員室まで配るプリントを取りに行ってる最中に突然の浮遊感。]
今度はアーサーさん…?!ってその格好…
[中心に居たこと、ライヴィスやローデリヒと同じ、奇妙な模様。
そこで初めてアーサーがパイロットに選出されていたことを知る。
が、現れたアーサーの珍妙な格好に驚くものの、
アーサーの様子>>16からすぐに黙りこむ。]
落ち着いてくださいアーサーさん!
誰も……貴方がいなくなって悲しいくないだなんて思わないですよ!!
[アーサーの言動に、少しだけ怒りを含んだ口調でそう言い放っただろう。]
― 回想・ローデリヒ戦翌日―
[例の巨大な何かが現れたあと、…は携帯を購入した。
家族の安否をなるべく早く確かめる為
なるべく多くの情報を入手する為
携帯のアドレスには、ノル、ダン、施設、病院、学校
これらのアドレスくらいしか入っていない。
今度見舞いに行った時に、ベールのアドレスは聞くつもりだったし
ランにはそのうち聞くつもりだ。
部屋に籠り、例のものについて片っ端から調べる。
ライヴィスの死の前日、更にその前にも現れているようだ。
自分が引き込もって本を読んでいる間に、色んな事が起こっていただなんて。
自分の世間知らずさに、少し苦笑いが溢れた*]
― 回想・始業式 ―
[しばらくして、天才ピアニストの死を知る。
あの人の弾くピアノは好きだったので、残念な気持ちだ。
学校で携帯を見せれば周りからどういう反応をされるか分からないので
学校には携帯を持ち込まないようにするつもり。
久々の教室に懐かしさを感じていると、講堂に避難しろと教師に言われる。
また、現れたらしい。
クラスメイトたちと講堂に行き、ノルとダンを探す。
ノルは見つかったが、ダンがいない。
ノルと共に施設に帰る時も、…は言葉少なで。
ダンに何も起こっていない事を祈るしかなかった*]
[が、暫くすると、その敵は今まで見たことのないような行動に出た。
核を取り出してまるで自殺行為を測っているように見え、
混乱をしていると、コメムシの説明>>31を聞いて、
ようやく物事の流れだけは理解する。]
…不戦勝といえど、敵に勝ったからといって、
アーサーさんがパイロットから外れることは逃れられないんですね‥。
[そうポツリと呟けば、
シンロからコメムシに質問を投げている>>141のが聞こえ、
それ>>157を黙って聞く。特にホーム戦、アウェー戦の決まり事が気になった。
ホーム戦ではまた関係のない誰かが巻き込まれる可能性があるからだ。
が、そこでふと思う。
…―アウェーも見知らぬとは言え、作り物の世界には見えないのです。
では―アウェーとはどこなのでしょう?
もしかしてあの世界にも人が―?]
―回想・始業式の日―
[クラスメイトからの憐れむような視線が嫌で、私は一人になりたいと言って教室を出たの。
コックピットに転送されたのはそんな頃だった。
アーサー君の格好は奇妙だったけれど、私はそれを笑うような元気もなかった。
笑顔を作る事だけは慣れたから割と簡単にできたけれど、笑えはしなかった。]
……?
[戦闘が始まる、と思ったけれど、何か様子がおかしかった。
敵が攻撃したのは私たちではなくて――――
――――――自滅?
自らを攻撃して、敵は消えて行った。]
……どういう事?
[明らかに何かがおかしい、そう思ったわ。
自滅するなら、どうして敵として現れたのかしら。
何か。何か、ひっかかる。けれど、それが何なのかは、今の私にはわからなかった。]*
― 始業式当日・自室 ―
[…は自室に籠り92チャンネル等を漁る。
例のアレについての記事だ。
テロだ、政府のロボット実験だ、CGだ等騒がれている。
誰かが動かしているはず、いやプログラミングされてるのかも、とも。
有益な情報がない事に落胆し、…は溜め息をついて携帯の画面を落とす。
本を読んで、色んな事を知ったつもりになっていた。
けど、まだ自分は、何も知らない。
電気を消してベッドに横になり、目を閉じる。
眠気でぼんやりとする頭で、夏休みの課題を出し忘れたと思い出しながら。]
まぁ…これだけの現代の科学力ではとても追いつけないような、
ロボットなのですから、今更どこであろうと、
聞いても私が理解できる範疇ではないのかもしれないですね。
[先ほど考えたことは、質問するまでには至らず、
最後の質問の答えにはやはり以前感じた違和感を感じ、
コメムシの事情等、聞いても答えてはくれないだろうと思い、
そのまま元居た場所へ転送をするように促しただろう。]
/*
下書き投下。
―現在軸・屋上―
……はぁ。
[屋上から見える景色。私たちの住む町。
それを眺めていると、自分がひどくちっぽけな存在に思えた。
柵に指をかければ、かしゃんと音をたてる。]
……嫌っちゃおう、ギルのことなんか。
[気づくのが遅かった、遅すぎた。
ううん、気づかないフリをしてたんだと思う。気づいたら、三人でいられなくなるような気がしてたから。
いずれにせよ、ギルは私をそういう対象としてなんて見てないと思う。
ただの幼馴染。これから死ぬって言う相手に告白なんかしたって、邪魔なだけよね。
でも、独り言で言うくらいは許してほしいの。]
ギルなんてさ……、ガサツで、乱暴で。
不憫でブラコンで…………、
[]
……優しくて、時々かっこよくて、……
……気づいたら、ローデリヒさんよりも大事に思ってたところなんか、大っ嫌い。
[]
― 現在軸 ―
ごめん、先に行くね。
[ノルにそう告げ、早足で学校に向かう。
クラスメイトと情報の共有をはかる為だ。脱コミュ障。]
おは「イース!お前も何か知らないか!?」……はぁ?
[挨拶を遮られるように問われ、思わず片眉が上がる。
教室には既に数人の生徒がいて、自分と同じ様に情報を求めているようだ。
…が首を振ると彼はガッカリしたようだが、こっちに来いよと手招きしてくれた。
ほんの少し嬉しくなり、…の頬が緩む。
荷物を席に奥と、彼らの輪の中に入っていった。]
―現在軸・屋上―
……はぁ。
[屋上から見える景色。私たちの住む町。 それを眺めていると、自分がひどくちっぽけな 存在に思えた。
柵に指をかければ、かしゃんと音をたてる。]
……嫌っちゃおう、ギルのことなんか。
[気づくのが遅かった、遅すぎた。 ううん、気づかないフリをしてたんだと思う。 気づいたら、三人でいられなくなるような気が してたから。
いずれにせよ、ギルは私をそういう対象として なんて見てないと思う。 ただの幼馴染。これから死ぬって言う相手に告 白なんかしたって、邪魔なだけよね。 でも、独り言で言うくらいは許してほしいの。]
ギルなんてさ……、ガサツで、乱暴で。 不憫でブラコンで…………、
[駄目、声が震えてる。]
……優しくて、時々かっこよくて、……
[おかしいわ、あいつの嫌なとこばっかり挙げてるはずなのに。]
……気づいたら、ローデリヒさんよりも大事に 思ってたところなんか、大っ嫌い。
[……やっぱり、嫌いになんてなれそうにない。
好きで、好きで仕方ないの。どうしたらいいのかわからなくって、目から涙が溢れた。
私は幸せになんてなっちゃいけない。
なれる訳もない。
それなのに、諦めきれない自分がいた。] **
― 校庭→国立東京入院施設 ―
[>>177マシューの問いかけに首を縦に振る。]
ああ。
エリザとランと、二人を追ってたんだ。
中でどういうこどあったかは解らねけんど、
アーサーの顔つきは、まともな感じでながったっぺ。
[来れると連絡があった者達が揃ったのを確認する。
そこで漸く、病院へ向けて歩き始める。
とぼとぼと道を歩きながら、言うか躊躇っていたが、
隠しているのも申し訳なくなり、小声で打ち明ける。]
― 国立東京入院施設 ―
…二人を止める機会さ、あったんだ。
だが、結局なんも――しでやれながった。
…俺らが、俺らが二人に声かけで仲裁入ったら、
や、それがダメでも、大人にすぐ知らせたら…
アーサーは、あーた事さなんながったかもしんね。
ギルベルトも、怪我しねぇで済んだべな―…。
[入院施設が見えてきた。
ベールヴァルドを見舞う時とは違った気持ちで訪れる。
病院の入口から受付付近は、見舞客でごった返していた。
どうしてこんなに人が?と不思議がるが、なんとなく察しがつく。]
―始業式翌日―
[いつもと変わらず学校へ投稿すると、
ここ最近の出来事からクラス中が化け物の件の話題で持ち切りだった。
昨日の始業式に普段真面目な生徒の部類であろう自分が、
途中からいなくなっていたということに、
自分や同じくいなくなっていた神ロがそれに関わっていると
噂する者までいただろうか。
そんな中、とてもクラスメート達の会話に入っていく事もできず、
新学期の授業の予習をしようと、教科書を開いていると、
シンロに声をかけられる>>153。]
あ…シンロさん、私の方は特に変わりはないです。
例の件以外では部活もちゃんと出れてますし…。
シンロさんの方は?
[と聞き返せばどう返ってきただろうか。]
――ローデリヒの戦いで出た、…怪我人だべなあ。
[あの戦闘で少なからず被害があった事は、報道でも聞いている。
あれから日は経っているが、見舞う人々の表情を見てしまえば、
自分達の戦いによる被害の傷跡を、自覚せざるを得なかった。
夕方だという事もあり、余計に混雑しているのだろう。
複雑そうな表情でベンチへ座り、受付列が落ち着くのを待つ。
やがて受付を済ませ、ギルベルトの病室まで向かう。
その途中、患者だか見舞い客だかまでは定かでは無いが、
人の泣き喚く声を聞いて、ひどく暗澹な気分を覚えた。
彼らから見れば、地球を守るために戦っているザワールドも、
この世界を消滅する為に現れる敵も、等しく災厄でしかない。
あれ、それじゃあ………もしも――…]
もしも、俺らが アレに乗ってるってバレたら…。
[ばれたら、まずいのでは無いか? という疑問を飲み込む。
二本の足は、ギルベルトの病室の前へ到着したから。
犠牲者が出れば、それだけ憎悪の矛先は『怪獣』へ向く。
では、その『怪獣』の中に人が居たとしたら?
怒りは当然、『人』へと向かうだろう。
それに、『怪獣』には怒りの感情しかぶつけられないだろうが、
人から『人』に対しては、報復する手段など幾らでもある。
――パイロットであるという事を、知られないように生活しなければ。]
[出された料理を口にしながら、
思わず口をついて出た言葉に目を瞠る従兄に>>2:+42
内心、やってしまったかな、と思いながら答えを待つ。
小さいころから頼りにしてきた彼は、
・・・と違うところで勘がいい。]
そんなようなものなのだよ。
いや、地球を守る主人公というのは、
その周りの人たちというのはどんなことを考えているのだろうと、
ふと、そんなことが気になったのだよ。
乙女のメランコリックというやつだね。
[肩をすくめて見せ、彼の言葉を逃さないように拾っていく。
>>2:+43反対意見を聞けば、同時に押し寄せるのは
胸を締め付ける息苦しさとくすぐったい安堵感]
おや、この年になってお弁当とは恥ずかしいね。
ありがとうなのだよ、フランシス兄さん。
ところで、
私の他にこんなことするような相手はいないのかね?
父さんも母さんも何も言わないがそわそわはしているのだよ。
[たわいない話にそれとなく話を変える。
それからゆっくりと時を過ごし、その日は帰っただろう。*]
― ギルベルトの病室 ―
よ、ギルベルト。あんべどうだべ。
[部屋へ顔を出した頃には、ギルベルトは起きていたか寝ていたか。
なるべく明るい声で声をかけてみたが、
寝ているようであれば、来る途中で買ってきた菓子だけを置いて、
そのまま出ていくつもり。*]
/*
Q何で兄のノルと国籍が違うんですか?
A大人の事情です(まがお
Q何でパソコンがあるのに携帯を買ったんですか?
A他の子もパソコン使うだろうし、占領してたら申し訳ないから。
(意訳:共用パソコン使ってたら人と会うから。つまり引きこもりたい。)
Q何で読書が好きなんですか?
Aゲーム買うお金ないし、本を読むのが楽しいから。
Q何でノルの事お兄ちゃんって呼ばないんですか?
Aなんか悔しいから。
[放課後、いつものように入院施設へ足を運ぶ。
ここ最近は病院の中が以前より賑やかになった気がする。
実に好ましくない状況である。
頼まれていた物を手にベールの病室を訪ねた。]
よ。これ、前言っとったやつな。
……そういや、こないだ
亡くなっちまった生徒達の事調べるっつってたけど…
あれからなんかわかったこと、あったか?
俺もちと調べてたんだが、マトモな情報ねぐってよ。
[これは嘘だ。
昨日、ダンから彼らの死の原因を聞いてしまった。
しかし、…はこの事をベールにもイースにも告げる気は無かった**]
From:モナ
To:リヒテン
Subject:携帯デビューおめでとうなのだよ
Message:
これで連絡がとりやすくなるのだね。
では○△日の2時半にFleur-de-lisというカフェはわかるかね?
何をたのんでもはずれは無いのだよ。
一応地図のURLは貼っておくのだよ。
わからなかったり違う日や場所がよければまた連絡がほしいのだよ。
[そういえばサッカー部のマネージャーをしていると聞いた。
部活後すぐよりは着替えなどを済ませる時間があったほうがいいだろうと
お茶の時間に会うような時間設定をし、送信ボタンを押した。]
― 始業式当日・施設の自室 ―
俺が頭あんまよぐねぇのは、よぐ知ってんだべ?
[>>+55涙が収まった頃。
額と目元を片手で覆い、目頭を指先で抑える。
ちらりとノルへ視線を向ければ、
擦れて赤くなった眼で睨まれた。
ドアノブへ手を掛けた瞬間、届いた声>>+56。
それを聞き取ると、ノルに背中を向けたまま口を開く。]
ドナー提供されるもんは、
提供者のこど知ったらなんね。
そう緊張しなくてもいいのだよ。
ここは私の従兄がやってる店なのだよ。
[と、お冷とお絞りを持ってきてくれたフランシスの姿を見とめて]
こちらが従兄のフランシス兄さんなのだよ。
ちょっと開放的なところはあるが、料理の腕は確かなのだよ。
そうだな…リヒテンは何か苦手なものはあるかね?
なければフランシス兄さんの
今日一番自信作のケーキを頼むのだよ。
[と大変おおざっぱな注文をする。
きっと従兄ならこれくらいの無茶は聞いてくれるという信頼感を持って。
リヒテンに苦手なものが無ければそのままの注文になるだろう。]
[法律を盾にはしたが、移植されたのが自分の心臓だと
ベールが知れば、重圧で苦しませてしまうだろうと思う故。
それはわざわざ言わずとも、ノルならば理解出来るだろう。]
だから、ベールには………言う気ねぇっぺ。
おめもこの事さ墓ん中まで持ち帰れ。
――重いもん、託しちまっで わりぃな。
[一度も振り返らずに、そうしてドアを閉めた。*]
― ローデリヒ戦の数日後 ―
学校がなぐなったら勉強しねえで済むけど、
校庭なぐなったら、サッカーできなぐなっから困んべ。
[若干不謹慎な冗句を言いながら、からりと笑う。]
お、だいじねが?
[>>+53ボールを持って立ち上がろうとするベールに、
どうしたのかと目を丸め手を出そうとするが、
より近くに居たノルが手を伸ばした為、>>+57
半ズボンのポケットの中へ手を突っ込む。]
[亡くなった生徒の事を聞かれれば。]
少なくども、・・・黒い怪獣とは無関係だべな。
ふたりとも、家で死んでたってこどだから。
[それ以上の事は言えず。
部活再開の声を聞けば、またな、とベールの肩を叩き、
ボールをその手から受け取ると、皆の元へと戻る。]
ベール、まだな〜、
車さ、気ぃつげてけえれよ!
[>>+54帰るという事を聞けば、手を振って見送った。*]
[明日から始業式というので、その準備をしていた。
インターフォンも音が遠く響き、
それから両親が不在の間身の回りを手伝ってくれる
お手伝いさんが駆け込んでくる。]
ん、マルグリットさん、あわててどうしたのかね?
[普段おっとりしている彼女の様子に首をかしげる。]
『国防軍が……お嬢様に同行願いたいと…』
………父さんと母さんには、聞かれるまで内密に頼むのだよ。
聞かれたら私を呼んでくれないかね。
[頼む、と念を押し「彼ら」の車に乗り込んだ。]
― 始業式前日 ―
[明日から始業式というので、その準備をしていた。
インターフォンも音が遠く響き、
それから両親が不在の間身の回りを手伝ってくれる
お手伝いさんが駆け込んでくる。]
ん、マルグリットさん、あわててどうしたのかね?
[普段おっとりしている彼女の様子に首をかしげる。]
『国防軍が……お嬢様に同行願いたいと…』
………父さんと母さんには、聞かれるまで内密に頼むのだよ。
聞かれたら私を呼んでくれないかね。
[頼む、と念を押し「彼ら」の車に乗り込んだ。]
― 始業式翌日の早朝 ―
[比較的大きな声でノルへ声を掛けられ>>+62、
そこでごろりと寝返りを打つが、目蓋は降りたまま。]
ん゛ー…、やー、だめだべ…、
………もぉ食えねー…腹くちいー。
[にゃむにゃむと寝言を言い、枕へ顔を押し付ける。
行く、と言い残して出て行ったノルの声には気づかず。
そして{4}分後、自分の腹の音で起きた時には]
げ、なしてこんな時間…!ノルにイースめ、
起こしてくれてもえがっぺよ! ……薄情だぁ。
学校行ったら文句いわねど。
[顔も洗わずに、慌てて出かけてゆく>>44*]
(お手伝いさんは言ったとおりにしてくれたらしく、
不在の父親はもちろん、夜、母親から何かを聞かれることはなかった。
フランシスのところに行こうかと思ったが、
何か、余計なことを言ってしまいそうで、諦める。]
はあ、これでは本当に乙女のメランコリックなのだよ。
[ため息をついて横になれば体は現金らしく、すぐに寝息を立て始めた。]
[お手伝いさんは言ったとおりにしてくれたらしく、
不在の父親はもちろん、夜、母親から何かを聞かれることはなかった。
フランシスのところに行こうかと思ったが、
何か、余計なことを言ってしまいそうで、諦める。]
はあ、これでは本当に乙女のメランコリックなのだよ。
[ため息をついて横になれば体は現金らしく、すぐに寝息を立て始めた。]
―国立東京入院病院施設―
[病院の中へと入れば、すごい人数の人が居た。
最初は何故こんなにも人がいるのか検討がつかなかったが、
やがて彼らの間で話題になっている話を聞けば、ハッとさせられる。
―あの怪物達が家を壊したんだ!!
―私達の生活を返して!!!
次々と飛び交う言葉の中に、ダンがそう呟けば>>192、
自分達のせいでこんなにも被害が出てしまったのだと自覚させられる。
大切なものを守る為に契約した筈だったのに―。]
うっ……。
[思わず吐き気がして、口元を抑え、顔を俯く。
誰かに大丈夫かと心配でもされれば、大丈夫と力無く答え、
そのままギルベルトの病室へと向かっただろう。]
― 始業式当日 ―
[始業式、ローデリヒの戦闘の話も学校の話題になっていて、
ライヴィス、ローデリヒと心に傷を負っているエリザベータや
次のパイロットらしいアーサーのことを考えるといたたまれない。
始業式が終わり、ぼんやりと頬杖をつき窓の外を見ていると
マシューに突然手を引かれる。]
なっ、どう―――
[廊下に連れ出されるか出されないかのところで
声を出そうとして、行動の理由に思い当たる浮遊感。]
本当に、お構いなしなのだねっ!
[――ホワイトアウト]
―病院―
[シンロが帰ってから、やることもなく寝てやろうとして、眠りの縁にかかったところで記憶が呼び戻される。
アーサーが窓の外から俺を呼ぶ―――逃げ出した廃工場――
羽がひしゃげた小鳥さん―――血まみれのアーサーが、好きだと言いながら―――俺の左頬に触れ――刻印が浮かぶ―]
―――っ!
ひっ…は、はっ…はぁ……はぁ
[がばっと状態を起こし、荒くなっていた呼吸を整える。
世界を救うとか、どうでもいい。本当に世界がなくなるのかさえわかんねぇか。
でも、俺は
俺はこの手で アーサー を]
[転送されたコックピットの中心には、やはりアーサーの椅子と
…天使の姿をしたアーサーの姿。]
気合、十分…なのかね?
[独り言とも問いかけともつかない言葉を漏らした。]
[敵が自らの頭部を破壊し不戦勝、そう告げられる。]
こんな、パターンもあるのかね…?
[わからないことだらけだ。
戦闘しなければならない、そういわれたのに。
しかし、パイロットは続投らしい。
敵が、今回のように戦いを放棄してくれれば、
誰も…自分も、死なずに済むのだろうか。]
砂を掃きたくなるような甘い考えなのだよ。
[自身に向かって吐き出す。
どうやら、まだ実感はないが、死ぬのは、怖いようだ。**]
[人の寿命を奪うという行為。
ローデリヒがパイロットとして死んでアーサーが、選ばれて自滅したから助かって
アーサーはまだ生きれた、家族と別れを惜しむ時間を作れたんじゃないか。
それを、奪ったのは俺だ、俺が家族との、大事な人との時間を奪ってしまった――――――]
は、涙すらでねぇ
[いつもなら慰めるように小鳥さんが肩におりて囀り、耳を甘く突いてくれる。
その事実に泣くかと思ったが、壊れかかった心はさらにヒビを大きくしただけだった。]
ルッツ…親父、おふくろ………………エリザ
[遺書なんてガラじゃない。残された方の痛みはすでに知っているから]
なぁコメムシ?
[空中に向かって話し掛ける]
[デザインは至ってシンプルでかつ動きやすいデザインと素材の、
青地の生地がベースのものを作り、
ローデリヒ戦が行われた次の日くらいにでも、モナの携帯に連絡を入れ、
彼女の都合の良い日にでもデザイン画を持って、彼女の自宅へと訪問しただろう。]
[あのもち状の何かはすぐ現れるだろう。]
死んだ、あとの死体は基本的に家に、だったな。
無傷で、ってのは今負っている傷も治るのか?
逆に……怪我を負うことは?
家じゃない場所もいけるのか?
―少し前・病院へ向かう途中―
ま、死ぬって決まったら、混乱すんのが普通だべ。
俺らが少し落ち着きすぎてる気がするくれえだべ。
[>>200>>205リヒテンと話をしながら、ふと思い出した様に。]
リヒテン、兄貴が別で住んでるって言ってながったか?
なんでも軍に入ってるとか…。
[>>211院内の中で響く声から気を少しでも紛らわせようと、
俯いているリヒテンの背に手を置き、右側を歩けと促す。
そのまま彼女にはドアから遠い窓側を歩かせる事にした。]
…今回の件、兄貴には話したのけ?**
―少し前・病室までの間―
ま、死ぬって決まったら、混乱すんのが普通だべ。
俺らが少し落ち着きすぎてる気がするくれえでねか?
アーサーには、……別れの挨拶出来ながったな…。
[>>200>>205リヒテンと話をしながら、ふと思い出した様に。]
リヒテン、兄貴が別で住んでるって言ってながったか?
なんでも軍に入ってるとか…。
[>>211院内の中で響く声から気を少しでも紛らわせようと、
俯いているリヒテンの背に手を置き、右側を歩けと促す。
そのまま彼女にはドアから遠い窓側を歩かせる事にした。]
…今回の件、兄貴には話したのけ?**
[笑顔を浮かべるも、目は笑っていない。
それでも平常を装う。]
エリザと連絡つくか?
携帯、家に置いたままなんだ
明日の朝、着替えとか携帯とか持ってきて欲しいって伝言頼めるか?
俺の部屋を漁れるのあいつぐらいだろ?
[エリザベータの話をしているときは、少し頬を赤くしていたかも知れない]
―回想・ギルベルトの病室―
[病室の外で彼の母と弟と出会った。
聞き分けの良い彼の弟にしては珍しくぐずっている。
何があったのだろう。彼の母と挨拶を交わした後、
どうしたと尋ねれば{1}
奇数:わんわん泣かれた。
偶数:兄の様子が変だと訴えられた。そしてやっぱり泣かれた。
]
―回想・ギルベルトの病室―
[わんわん泣かれてしまい、慌てて彼の母と二人であやす。多分ギルベルトにもこの声は聞こえているだろうに、出てこない事を不審に思った。どうにかこうにか彼の弟を泣き止ませ、病室に入る。
真っ先に左頬から始まる不可思議な模様に気付きはっと息を飲んだが、ギルベルトは平静を装って、こちらの行動をたしなめてくる(>>183)。]
……お前にそんなことを言われるとは思わなかったよ。
それに、俺はどうせ留年が決定している。
今さら受けても受けなくても変わらない。
[少し考え込んだ後、]
どうして、お前もローデリヒもそう平静なんだ。
いや、違うな、平静を装うんだ。
ルートヴィッヒがあそこまで不安定なのはお前の不安を感じ取ったからだろうな。
……アーサーが死んで、お前がパイロットになった。
ダンからメールが来たが(>>129)、アーサーと一緒にいたんだろう?
エリザベータは一緒にいなかったのか?彼女も学校にはいなかったようだが。
何があったんだ?言いたくなければ言わなくても構わないが……。**
―病院・シンロ―
[外から子供の泣き声が聞こえる。
聞き間違うはずがない大事な弟の声に、沸き上がる感情は自分への怒りだった。
泣いている原因は俺だ、今すぐかけよって、抱きしめて、めったに見せない笑顔を浮かべるまであやしてやりたい。
――――――でも、人殺しが、天使に触れ、穢してはいけない。
アーサーは原因不明なんかじゃなく頭を打って死んでる。
警察がくるのも時間の問題だろう。あの場にいた俺に容疑がかかるのは必然。
犯罪者となるのだ、俺は]
平静を、装ってるつもりはねぇよ。
取り乱して、そのあとどうしたらいいかわかってねぇだけだ。
つーか、混乱してる俺をみたいか?お前をルッツと見立てて泣くまであやしてやろうか
アーサーの話は、………全部俺のせいってことで言うつもりだ。
そういやお前、ローデリヒのことも抱えてたな……じゃ俺の分も抱えてもらおうか
何があったか。お前にだけ全部話す。
俺は今日のことを何度も口にしたくねぇ。
/* よくよく考えるとギルベルトの死亡フラグ…私が大分…
ごほん、違いますよね…。そして私がいうのもなんですがランは大丈夫でしょうか…? */
お前の判断で、本当のことを伝えるか決めろ
必要なら誰に言っても構わない
俺は、これ一度きりだ。
何から話そうか、まず――
[交換日記や花束、そして今日のことを途中、詰まりながらも伝えた**]
家以外? 可能だよ。置いてくるだけなんだから。
トニーの中へ腐敗しないようにして隠しておく事もできる。
そういう願い出も過去にあったしね。
で、キミはどうしたいんだい?
[はっきりしろと言わんばかりに眼鏡の奥の眉を寄せた。**]
/* シンロ結果的にいっぱい抱えさせてごめんなさっ( ;∀;)
だって、だってなんか話しやすいオーラが*/
―アーサー死亡後・農園―
[…はフランシスからメール>>+13を受け取った後、足りないといわれていた野菜を箱詰めして彼を待っていたが、来る気配がなく首を傾げる]
おっかしぃなぁ…全然来る気配ないねん。メールもこぉへんし。
[玄関先の段差に座り込んで時たま暖かな日差しにねむりに誘われつつ待っていた。ついにはロヴィーノに『うっとぉしいからいってこい!』と言われ、腰を上げる]
From:アントーニョ
To:フラン
Subject:どないしたん?
Message:
待ってもお前が来る気配あらへんから、ロヴィに怒られたわ〜。
とにかく今から野菜届けに行くで。
[そして、…は留守番をロヴィーノに任せて普段は使わない車のカギを手に取り外へと出た]
―農園→カフェ―
― 入院施設 ―
[ベールの病室から出て、院内の廊下を歩いていた時だった。
「何か」が視界に入って、思わず目で追う。]
……?
[「何か」は…の知り合いとはまた少し違う感じの子達だった。
可愛らしい風貌で、けれども、しくしくと泣いていた。
仲間達と一緒にひっそりと、泣いていた。
そんな彼等を周りの人達は見向きもしない。
それは、多くの人の目には映らない類のもののようだ。
彼等を驚かせないように、そっと近づいてみた。]
「うぅ……アーサーが死んじゃった……。」
「アーサーの魔法も効かなかったの?」
[途切れ途切れに言葉が耳に入る。胸の前で小さく十字を切った。]
―カフェ―
[何事もなく無事にカフェにたどり着いた…は、降りて早々にカフェが開いていないことに気が付いた]
…メールでは、開く云うてたから持ってきたんやけど開いてへんなぁ?どないしたんやろか。
[違和感を覚えつつもカフェ入口が開いていない>>+34ので、仕方なく自宅側へと回ることにした。ちなみに、ふらぁっと連絡せずに遊びに行くことが多かったので呆れたフランシスから合鍵を作ってもらっているので一応自由に開けることはできる]
フラン?おらへんの?開けるで。
[チャイムを鳴らしたが、反応はなかったので行き違いになってしまったのかと思った。それならそれで待ってるのはどうかと思うので開けてメモでも書いて野菜は冷蔵庫に入れておこうと思い、カギを開けた]
―ギルベルトの病室―
[中に入る前に話し声が聞こえていた気がする>>221が、
部屋外に居て聞き取れるようなものでは無かった。]
ん?今誰か居たのけ?
[特に余計な詮索をする気は無かったので、
一言尋ねるだけに留めると、見舞い用に買った生菓子を
ベッドにくっついているテーブルの上へ置いたが。]
あれ…、なんか変だと思ったら――、
流石に小鳥は連れてこなかったんだべか。
[合宿の時からぴよぴよとギルベルトに懐いていた鳥がいない。
院内までは来れなかったか、家に居るのかと思い込む。]
― 回想・ライヴィス葬儀翌日自宅 ―
【自宅のベットでゴロゴロとしているとメールが届いた
久々に見る送信者の名前、昔畑に悪戯した時にあいつがどうしてもメアドが知りたいから教えろというので教えてやった(まぁ、俺が悪戯やり逃げしたんですぐ捕まえれるようにだろうが…)】
ちっ、昨日トマト盗ったのばれたのかよ
From:アーサー
To:トマト野郎
Sub:俺のものだろ?
本文:
なんだよ、俺のもん持ってっただけだろ?
いいぜ、いつでもおまえのトマト面拝みに行ってやるよ
べ…別に暇してるとかそういうわけじゃねーぞ
多忙な中行ってやるんだからお茶くらい出せよ
[メールを送信し明日朝に行ってやるか…と思った]
おめ、そんなんはコメムシさ転送すで貰、…――むぐぐっ
[そこまで言って、誰かしらが手でダンの口を塞いだ。
不憫な事に、自他問わず色恋フラグを全く感じる事が出来ない。
もがもがしている間に、他の者が了承を示しただろう。
なんだべ?と首を傾げた*]
―カフェ―
[…は入りなれたフランシス宅内を通り過ぎ、カフェ内へと入る]
なんや、いたんなら返事せぇよ。…どないしたん?なんかあったんか?
[カフェ内にはフランシスが座っており、…が近づくがいつものような挨拶がなく、流石におかしく感じフランシスに近づく]
…なぁ、フラン。お前、顔色悪いで。
[…はフランシスの前に椅子を引きずってきて座り、顔をのぞいて尋ねる。
顔色が優れないフランシスは…に朝の出来事>>+32を告げられる]
なっ!!?嘘やろ…あの眉毛が…死んだって…。…てか、ギルちゃんは?ギルちゃんは大丈夫なんやろ?!
[…は突然知らされたアーサーの死に気が動転したまま、加減なしにフランシスの両肩を掴み揺すって、ギルベルトの様子を尋ねる]
あいつが…ギルベルトが死んだらエリザちゃんのちっさい頃からいた奴らほぼいなくなってしまうんや!!!ギルちゃんは…あいつはせめて!!!
[…はドン、と床に押される。ポカンとしたまま、フランシスを見上げると肩を押さえたまま疲れたような声音でギルベルトが搬送された病院の名を告げた。その言葉にハッとした…は慌てて立ち上がる]
フラン、堪忍!!気が動転してて思いっきし掴んでしもた…!!…スマン、この埋め合わせはまた今度!
[バタバタと謝罪をしつつ、慌ててカフェからフラン宅へともどっていった。そのまま玄関のカギを締め、車へと飛び乗ってエンジンを掛けた]
―カフェ→病院―
―回想・エリザベータの家―
[今日みたエリザベータは前より確実にやつれていたので
もしかして喉を通らないかと思っていたのだけれど
そうでなかったことに安心する>>2:320]
貴方のクッキーに比べればまだまだですよ。
こっ・・・いえ、また食べたいですね。
[つい口がすべりそうになって、言い直す。
嘘はつかないようにする。それが個人的に決めたルール。
昔の彼女はそれはそれはクッキーをつくりそうには
なかったのだけれど―、思い出に浸りそうになって
ぶんぶんと首をふって追い払った。
今日はそのために来たのではないのだから]*
ー回想・遊園地ー
そうですか?
[エリザベータのフォローを素直に受け入れる>>*10
飲み物のお金代については、さすがに…の方が折れた。]
…ではコーヒーでも。お願いします。
[エリザベータが飲みものを買いに行き姿が見えなくなると
少し溜め息をついた。慣れない事は疲れる。
―…けれど、楽しそうで、よかった。
彼女の笑顔を思い出すとこの疲れもそう悪くなかった。]
さて、後少し…
[自分に喝を入れようとした瞬間、誰かに肩を叩かれた。]
エリザベータ随分とはや――
[エリザベータだろうと思って、顔をそちらに向けると
なぜか きぐるみ がローデリヒの肩を叩いていた。]
―病院―
[…は車を法定速度ギリギリの速さでかっ飛ばし病院へと転がりこんでいった。
ナースステーションに駆け込むと、ギルベルトの名を告げ病室を教えてもらうと共に病院内は静粛に、とお小言をもらい冷静になる。すぐさま走り出したくなる足を、感情を押さえて歩いてギルベルトがいる病室へ進む]
…ギルちゃん?俺や、アントーニョ。入るで。
[病室の前へとたどり着き、軽く二回ノックすると、了承の返事を待ってから中へと滑り込むように入っていった*]
―回想・ライヴィス葬儀後・農園―
[…が送ったメール>>2:+77の返信>*39は意外にもすぐに来た]
相も変わらず意味わからへん言葉言うてんなぁ…。まぁ、ええわ。俺がトマトがどういうもんかみっちり叩き込んだる…!!
[携帯を見ながら、ブツブツと何かを言ったかと思ったら突然黒い笑みを浮かべる…を見たロヴィーノは恐ろしさのあまり、半泣きだったという**]
[ギルベルトの煮え切らない返答に少しの苛立ちと呆れがつのる。
まったく、いつになっても―>>*17]
貴方は―…しかたのない人ですね。
[自分の方が一年年下なのに年上になった気分だ。
訝しげに疑われると…]
別に今日はこんな気分だっただけです。
そんなヒョウなんて振るわけがないでしょう。
[と返したが、言いたいことは言えたので]
はいはい、最強ですね、はいはい。
さ、とっととお帰りなさい。
[最初の方の言葉は棒読みで相槌を打ち
しっしっ、と彼を家から追いやった*]
ー回想・生きている間ー
さて、ここは…どこでしょうか
[見知った光景、でも目指した場所とは違う。
弟にせがまれて近くのコンビニへ行こうとしたのに
別の場所へとたどり着いていた。]
困りましたね…あいにく携帯も忘れてしまいました。
[軽い小銭だけを持って出てきたので、手ぶらの手をみつめた。]
ー回想・在りし日の思い出ー
[エリザベータはローデリヒのピアノをよく聞いてくれていた。
ピアノの先生を除けば、彼女が一番…の演奏を聞いていただろう。
そんな彼女からリクエストを受けたときがあった。]
いいですよ。
ただ、私はその曲を知らないので聞かせてくれますか?
[普段聞かないジャンルであったため、彼女にそうお願いすると
パソコンでその音楽を聞かせてくれた。
二度ほど聞けば、音階をさぐりつつ主旋律を奏でていく―
リクエストを聞くのはいつだって好きだった。自分の奏でる音で
誰かが嬉しそうにしているのを見ていると心が弾んだ。
とても面白い歌詞だったことは今もおぼろげに記憶に残っている]
―回想・シンロちゃん訪問中―
いいのいいの、二人で食べましょ。
一人で食べるよりも、そっちの方がおいしいわ。
[半ば強引にシンロちゃんにケーキを勧める。
彼には悪いけれど、とても食べきれる気がしなかったから。
作った笑みで勧めていると、観念したのかお腹がすいていたのか、シンロちゃんはケーキを食べ始めたわ>>171。
私は一口食べたあと、ケーキを食べるシンロちゃんをにこにこしながら見ていたの。]
…うん、大丈夫よ。心配かけてごめんね。
[食べ終わったシンロちゃんは立ち上がって、帰る準備を始めたの。
かけられた声にそう答えて、彼を見送るべく私も立ち上がったわ。]
/* ローデリヒさんじゃなくて悪友の誰かとかで再現するなら
あのシーンでパンチいれたい。ちなみによいこの皆さんは顔に
ぐーぱんって意外に医学的に危ないので気をつけてくださいね */
お? お客さんだべ。
そんじゃギルベルト、あんま無理すんでねど。
[>>+72暫くギルベルトの病室に見舞い面子と屯していたが、
知らない男の人が入って来たので、それを切っ掛けに解散する事に。
少なくともダニエルは、アントーニョと入れ替わりで部屋を出る。
その足でベールヴァルドの見舞いをすべく、別の病室へ向かうと。]
ノル…? おめ何してんだべ?
また妖精か?
[>>+65何もいない所をじっと凝視しているノルと廊下で会い、
一体どうしたのかと首を傾げさせた。**]
―現在軸・屋上―
[フェンス越しに、下を見る。ここから落ちたら、きっと間違いなく死ねるんでしょうね。
楽になりたい。
だってどうせギルも死んじゃうんでしょ?私を置いていくんでしょ?
それなら、――――――]
……。
[―――――でも、駄目。
拳をぎゅっと握りしめる。
今私が死んだら、弟まで死なせてしまうかも知れない。それは、それだけは駄目。
まだ見ぬ弟のへその緒は、きっと私の命綱なんだわ。
それだけじゃない。
私が自殺なんかしたら、ローデリヒさんやライヴィス君に顔向けが出来ない。
だから、どんなに苦しくてもつらくても、耐えなきゃいけない。
唇を固くかみしめた。]
[そんな時だったかしら、携帯が着信を告げたの。
通話相手から、ギルが着替えや携帯を持ってきてほしい>>223と言っていた、との伝言を伝えられる。]
……いいわ、わかった。何なら今すぐでも良いわよ。
高くつくって言っておいて。
[それだけを端的に告げる。反応はあったかしら。
そして、私は電話を切ったの。]*
―回想・ローデリヒさん訪問なう―
そんな事ないですよ!ローデリヒさんの方が、ずっとお上手です。
……また、作りますよ。いつでも。
食べたいっておっしゃってくれたら。
[ローデリヒさんが何を言いかけたのか>>+69はわからなかった。
けれど、私は薄く笑ってそう答えたの。
後で、こんな残酷な事を言った自分に対して酷く後悔する事になるなんて思わなかったから―――]*
―回想・遊園地―
コーヒーですね、わかりました!
[ローデリヒさんの注文>>+70を聞いて、私は小走りで飲み物を買いに行った。]*
―回想・昔のこと―
はい、「Fly me to the moon」って言う曲なんですけど…
[ガチガチのアニソンだと引かれちゃうかも知れないと思っての選曲だった。
それに、この曲はピアノで演奏したらきっと綺麗だろうなって思ったから。
二回ほど繰り返し流せば、ローデリヒさんはすぐにメロディを奏で始めた>>+76。]
……Fly me to the moon and let me see ...♪
[ローデリヒさんの奏でる音色に合わせて、小声で歌を口ずさんだ。]*
― 回想・【贈り物1】 ―
[夏合宿から6日目。…はペットショップに来ていた]
んーこれもちょっとちげぇな…
あ、店員さん、こういう形の鳥かごってねーかな
あ!これだ!これ、あの洞窟で見たのとよく似てる!
「これですね。今Mamazonでも売り上げNO1の人気の商品なんですよこれ」
へー…そうなのか
(あの男、Mamazonで買ったのかな?)
あ、プレゼント用で頼む。うん、箱で。
[鳥かごを受け取るとコンビニへ向かう]
あ、これここ宛に送って貰いたいんだが、
サプライズプレゼントにしてぇーんだ
依頼人の名前のとこ空欄でもいいかな
あ、これ俺の住所と名前なんでもしなんかあったら
ここに連絡くれれば…
「んー…それはちょっとこちらでは…」
な、頼む!
「ちょっと宅急便の方に確認してみますね」
[店員が確認をしてくれ、…も頼み込んでなんとか許可を貰った
この鳥かごが届くのはこの日の翌日、合宿から1週間後の朝である]
― 回想・【贈り物1】終了 ―
― コメムシと ―
[>>228>>229
眼鏡は顔の一部なのか、眉根を寄せる姿が少しだけシュールだと思った。
まさに求める提案をしてきたのでうなづく。]
あぁ、そりゃいい。
それで頼む。
ローデリヒが原因不明で死んでるだろ。
俺まで同じ状態だと家族に変な疑い持たれちまう。
場所は・・・・アーサーが死んだ廃工場がいい。
回収は皆に頼みたい・・・これを言える時間があるかわかんねぇけど。
明日、小鳥さんを埋めに廃工場にいくつもりなんだ。
そのまま俺は飛び降りた、そんな風になったら・・・・いい
[大きくなたルートヴィッヒが不審に思わないように。
窓の外の木を見た。
秋が近づいている、時の流れに取り残された気分になった。]
― お見舞い・ダンたち ―
あぁ。
[誰かいたのか、という問いかけに生返事。
特に気になることじゃなかったのかそのまま流れていった。
見舞いの品だろう、テーブルのお菓子には軽く礼を言って手をつけようとはしなかった。
様子がおかしいことに対して今更つっこみは入らないだろう、なにかあったのは明確でなにがあったかのは予想できるだろう。
小鳥さんがいないことを言われ、目を伏せて、]
・・・・・あぁ。
[再び生返事。]
[>>231ダンの言葉と口をふさがれた状態には苦笑いをした。
笑うと少しだけ気分がまぎれる、だけどすぐに黒い感情に飲み込まれ暗い顔になる。]
説明できない動きはあんまりしたくねーんだ。
ただでさえ家族に説明できてねーから。
勝手に服が消えて、靴が消えて、携帯消えて、息子も消えました・・・なんざ神隠しみてーじゃねぇか。
[暗に、姿を消すことをバラしてしまっている。
いつ呼ばれるかわからない今、家族と一緒にいる時間が長ければ長いほどつらかった。
ならば失踪してしまおう、と思っていた。
次に出現するのがこれからならあきらめる、だけど1週間後かもしれないし、半年後かも知れない。
それでも命のリミットは確定された。]
・・・・どうぞ。
[>>+72ノックの音が聞こえ、返事をする。顔を出したのはアントーニョだった。
ここにこれたことに、驚いて目を丸くする。]
え、・・・・なんで
[どうやって知ったのか、という顔をしていればあの時にいた男は友人だ、みたいな経緯の説明ぐらいはしてくれるだろう。
ダンと共に来ていたメンツは見知らぬ大人の男に居心地の悪さを感じて帰ったかもしれない。
病院のパイプ椅子に座るように勧めると視線の高さが同じくらいになる。
なにがあったか、聞かれるだろう。]
アーサー、は知ってるよな?
呼び出されたんだよ。あそこ、廃工場に。
そこでちょっと喧嘩しちまって、カッとなって俺があいつを突き飛ばしたんだ。
・・・・・・それだけのことだ。
[はき捨てるように、大人用の理由をアントーニョに伝える。]
― 回想・【贈り物2】 ―
あいつ、鳥を飼い始めたんだからやっぱ籠無いと不便だろうしな
[宅急便を出し終えコンビニを後にする。
そのまま帰宅する途中花屋の前を通りかかり足を止める]
そういや俺、合宿であいつと喧嘩したまんまだったな
謝罪も兼ねて花でも送ってやるか
なんかそんな花言葉の花があったはずだ…
[花を買い、店員に頼んで箱詰めにして貰うとそのまま先程のコンビニに戻る。
既に午前の便は来てしまったとの事なので午後の便で荷物を出した
この花束が届くのはこの日の翌日、合宿から1週間後の夜である]
― 回想・【贈り物2】終了 ―
ムカついたからやった。
・・・・あいつが小鳥さんを、投げたから
[これは事実。
小鳥さんを目の前で殺されてカッとなって飛び掛ってしまった。
俺にもアーサーと同じ怪我をする危険性はあった。しかし、たいした怪我を負っていないのはやはりあの時、アーサーが―――・・・・]
警察がくるだろ、アーサーを殺した犯人を捕まえに。
逃げやしねえよ。
・・・家族に、顔向けできねぇ。
[アントーニョからの質問があれば大人用に考えた言い訳をその場で考えて返す。]
― 回想・【交換日記1】 ―
確か1冊…どこかに使ってないノートが…
[家に帰宅後机の中を探し1冊の未使用のノートを見つける]
いきなり知らねー奴から物が送られてきたらさすがのあいつも警戒するかもしれねーしな
手紙をつけようと思ったが…
(手紙だと…一方的に受け取るで終わっちまうかもしれねーし…
交換日記ならずっとあいつと2人っきりで秘密の会話が出来るじゃねーか…
まぁ返事来るかわかんねーけど…)
んー…なんて書こうかな
えーと…鳥かごと花束は気に入って頂けましたか…
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の翌日、合宿から1週間後の夕方である]
― 回想・【交換日記1】終了 ―
― 戦闘の日の朝 ―
[意識を失っては悪夢で目覚めるを繰り返し、ろくに眠れなかった。ヤンデレに愛されすぎて眠れないなんて、笑えない。
朝、朝食をナースが持ってくるが固形物が喉を通らなかった。
スープだけ飲んで、パックの牛乳は残して下げられた。
その頃だろう、エリザが顔を出してくれたのは。
荷物を確認して抜け出せるセットがあるのを確認していると郵便があったと差出人のない包みを渡される。
よみがえるアーサーの死に際、血だまり]
――――っ、うぇっ
[朝食に食べたスープを吐き出しそうになって、踏みとどまった。
生理的な涙を浮かべながら、かっこつけな自分に感謝した
――こいつの前ではかっこ悪いところを見せたくない]
[俯いて口元を押さえる俺にエリザは背中をさすってくれるだろう。
―――優しくて、面倒見がよくて、たまに俺よりもカッコイイ、幼馴染
背中の手をぎゅ、と掴んで潤んだ瞳でエリザを見つめる。]
屋上、いかねえか。
風に当たりたい。
[掴んだままの手はほどかれない限りは、ずっと握っているつもりだ。
包みを持って、屋上へとあがる。]
[俯いて口元を押さえる俺にエリザは背中をさすってくれるだろう。
―――優しくて、面倒見がよくて、たまに俺よりもカッコイイ、幼馴染
今になって思う、大好きだ
背中の手をぎゅ、と掴んで潤んだ瞳でエリザを見つめる。]
屋上、いかねえか。
風に当たりたい。
[掴んだままの手はほどかれない限りは、ずっと握っているつもりだ。
包みを持って、屋上へとあがる。
屋上は秋の気配が感じられるもまだ暑い9月の天気。
少しだけ風が吹いていて心地いい。
ベンチの上に座って、箱を指先でなでる。
エリザが箱を気にするだろう、ため息のように笑って言う。]
愛じゃね?
[箱を開けると、中身はいびつな形のスコーンだった。]
・・・・・・・・・・・・。
[記憶が、舌によみがえる。
食べていないのにあの苦味と酸味と刺激物が甦る。
ただ、炭じゃないだけまだマシだろう。
エリザが不審がっていても、スコーンをひとつ
手にとって口の中に押し込んだ。
食欲はなかったけど、食べなきゃいけない気がして。]
うっ
[精神的に、きつい。
せめてもの救いが、味がまともだったので口を押さえて飲み込めた。
二つ目を手に取るが、口に運べない。]
― 回想・鳥かご花束を送った翌日学校 ―
【ライヴィスからのメールで美術室へ行くと、早速ギルベルトから鳥かごが届いたという話が耳に入ってくる>>1:103】
なんだよそれ、気持ち悪ぃな
まぁ依頼主のとこ書き忘れただけかもしれねーけどな
あいつが送り主ならあの時渡し忘れたから送ってきたのかもな
良かったじゃねーか、鳥かご買わないですんで
【俺は怪しまれない為にこう言ってみせた。
ラッキーだった。
ギルベルトは宛先不明を怪しむ事も無く、あの本田という男が送ったと勘違いしている、昨日書いたこの日記ももしかしたら返してくれるかもしれない
俺はそう思ってこの日記をポストに入れる覚悟を決めた
ライヴィスの戦いが終わり学校へ転送されたあと、俺はギルベルトが家に帰る前に急いであいつの家に行きポストに日記を入れた封筒を突っ込んだ
約束していたフランシスのカフェに行くのも少し遅れてしまった>>1:259】
― 回想終わり ―
― ギルベルトと(病室) ―
遺体はそのまま警察に回収させるんだね?
[廃工場は二階建て。
窓から落下させてもせいぜい頭部が損傷する程度か。
だが、アーサーが死亡したのと状況が違えば――
半日ほど置いて発見されれば、病院ではなく警察が回収する。
その後、司法解剖をして遺族に引き取られるだろう。
頭部を強く打って死亡という死因を掲げて。]
わかったんだぞ。
[他に用事が無さそうであれば、そのまま消える**]
[エリザがスコーンを奪ったりしても責めない。
捨てようとすれば止めるだろう。
エリザの腕を掴む]
俺は――――お前が好きだ
ビュウ
[小さな声、風にかき消されて聞こえなかっただろう。]
―回想・エリザベータ宅―
[作られた笑顔のまま見送られる(>>232)。
その時エリザベータのケーキが殆ど口を付けられていないことに気が付いた(>>167 >>171)。]
……ケーキ、口に合わなかったか?
[聞きながら、多分違うだろうということは頭の何処かで分かっていた。
あの合宿の時より、少し痩せた気がする。
元々そういう方面には疎いので何となく、ではある。
すこし上にある顔をじっと見つめれば、彼女は何と答えただろう。]
―回想終了・エリザベータ宅―
[聞き返されても、同じ言葉は紡がない。]
俺は、・・・・・・・お前に生きて欲しい。
少しでも長く
エリザ、この世界を大事に
幸せに、なってくれ
[涙が、一粒だけポロリと落ちた。]
―回想・始業式翌日学校―
[クラスの輪に入ることなく教科書を開いているリヒテンに声を掛けた(>>153 >>193)。
特に変わりはないと聞いてほっとする。]
……うちも、あまり変わりないな。
ああ、そういえば父とよく話すようになった。
[そこまで言ってから、
今年はローデリヒやギルベルト、エリザベータと殆ど会話を交わさなかったことを思い出す。
いや、会話を交わしたが、ゲームに関する事ばかりだった。
昔はもっとはじけるような笑いが零れていたのに。
自分は、あの3人が仲良くしている光景が好きだったのだと改めて感じた。
思春期になり多少彼らの中でも関係性が変わっているのは何となく気付いていたが、それでもあの3人を見ているのが好きだった。
ぼんやりとしていたらリヒテンに不審に思われただろうか。]
― 脱走 ―
[エリザを学校へと向かわせ、病室に戻る。
病院着を抜いて、枕に着せる。
服をを持ってきてくれた鞄や病院着を着せた枕で寝ているように見立てて、様子を伺いながら病室を後にする。
ギルベルトがいないことは昼前に訪れた警察の人間によって発覚し、友人たちに連絡が行くだろう。
人目を気にしながら、街を歩く。
こそこそしていたら怪しいから堂々と廃工場への道を迂回しながら向かう。]
―回想・病院帰り―
[校庭に戻るとマシュー(>177)、ダン(>>191)、リヒテン(>>205)がいた。
モナも居ただろうか。
リヒテンから提案されれば連絡先を交換しただろう。
色々今朝の話に関してダンやマシューが話しているようだ。
ギルベルトから話は聞いていた(>>226 >>227)が特に誰かに話すつもりはなかったため、黙って聞いていた。
何処に行っていたと聞かれれば素直に病院に行ったと答えるがその後ははぐらかしただろう。]
― ギルベルト戦の日・学園の食堂 ―
[昼休み。
ノルと共にイースの後をこっそりつける。]
…あれ。
[またいつもの様に庭園でひとり食事をしているかと思えば、
食堂へ入り、クラスメイトと談笑している様子が見えた。
その姿にまず目を見開いて驚き、
――そして、ふっと笑みが溢れる。]
[内向的だった弟分(その2)が、成長した様を目の当たりにして。
鼻の下が、自然に伸びた。]
なぁんだ、…………ちっとずつ成長してんだなぁ、あいつ。
[壁からこそこそ様子を伺っている二人の姿は、
割と、というより相当に怪しい。
イースが振り返れば、明らかに後をつけてた感はバレバレだろう。*]
[内向的だった弟分(その2)が、成長した様を目の当たりにして。
鼻の下が、自然に伸びた。]
なぁんだ、…………ちっとずつ成長してんだなぁ、あいつ。
[壁からこそこそ様子を伺っている二人の姿は、
割と、というより相当に怪しい。
イースが気配を察知して振り返れば、
後をつけてた事はバレバレである。*]
―回想・病院(1回目)―
[話したければ話せばいい(>>225)、そう伝えたつもりだったが
彼にはどう伝わったのか。
嫌がらせか何かの類か、それとも何か思う処でもあったのか。
前者のように思うのは、普通でいけばどう考えても自分以上にしぶとく生き延びそうな彼らが、自分を置いていってしまう古馴染みに対する恨みややるせなさを感じているからかもしれない。
全てを話すというので(>>226 >>227)特に遮ることなく最後まで話を聞く。全て吐き出して、それですこしでもすっきりするなら最後まで付き合うだろう。]
……過剰防衛にはなるだろうが、
…………それは、……恐ろしかったな。
[心底同情するように、呟く。
過剰防衛という事実は揺らがないだろうが、実際交換日記や花束という物的証拠がある。
情状酌量の余地は十分残されているだろう。
そこまで考えて、彼の左頬にある痕を思い出す。]
― 廃工場 ―
[そこはテープが張られ、警察の人が何人かいたかもしれない。
昼の休憩のために人気がなくなったのを見て区切られたテープをくぐった。
アーサーが死んだ階段は2階へと続く階段。
別の道を使って、2階へと侵入をする。
―――ズキズキズキズキ
動き回ったからか、足に血液が回って痛み始める。
このくらい、なんともない。
昨日、びくともしなかった扉の向こう側までこれた]
ギッギギギッギギ
[体当たりをする勢いで、扉を開けた。
現場をそのままに、ということかそれともただ小鳥さんが死んでいると思われたのか、
最後に見た状態のままで小鳥さんはそこにいた。階段を駆け降りて、大事に両手で救うように拾う。]
小鳥さん・・・・っ
「誰だ!!」
――チッ
[扉を開けた音で気づかれてしまった、階下に警察らしき大人が立っていた。
現場保存もあるからか、こちらにくるのに手間取っているのをいいことに踊り場から2階へと駆け上がる。
扉をくぐって、閉めたところで―――ホワイトアウト
[元々生きている以上死ぬことは確定している筈なのに、
眼前につきつけられると、どうして恐怖を覚えてしまうのだろうか。
特に……と考える。
自分のような状態ならともかく、ギルベルトも、そしてローデリヒもあのことが無ければこれからさき、悲しみも、それ以上の幸福とも巡り合っただろうに。
遣る瀬無さに奥歯を噛みしめる。
そういえば、と周りを見回した。先ほども疑問に思ったのだが彼の話ですっかり忘れていた。]
エリザベータは、知っているのか、それを。
[先ほどの話と、その痕を]
― コックピット ―
・・・・・、あ
お前がやったのか?
「まさか、敵のお出ましなんだぞ」
[転送されたのを確認すると、真ん中に来ている椅子に座る。死後硬直も終えてぐったりした小鳥さんを膝の上に乗せて覚悟を決めるとスクリーンに映像が映し出される。
移る景色は、この前と同じ、ぼくらの世界
敵が転送され終わり、出方を伺う。
前回のように自害するそぶりを見せないなら、―――――動かすしかない。]
―現在軸・ギルベルト戦日―
[学校にはもう行く必要ないんじゃないかと思いつつ、学校に向かう。授業を受けている時だろうか、鞄に入れっぱなしのスマートフォンが震える。メールだと思って放置していたが、しつこく震えているので電話なのだろう。]
……済みません、具合が悪くなりました。
[普通の顔色で堂々とそう宣言すると鞄をひっつかんで廊下へと出る。リヒテンがいたら唖然とされたかもしれない。下駄箱へと向かいながら電話に出る。よく知らない番号だ。
取り敢えずは、と出るが相手は名乗りもしない。聞いたことのない声だ。]
――ギルベルトが脱走した。行き先を知らないか。
知らない。知っててもあんたに教える義理はない。
[思い当たる場所は何か所かあったが、知らない相手に教える義理は全くと言っていいほどない。それだけを告げると電話を切る。
それと同時にあの浮遊感。
……ギルベルトが……死ぬのか。
こみあげてくるのは哀しみか、諦観か。]
――ホワイトアウト **
― 回想・【交換日記2】 ―
[夜中。
勿論ギルベルトが寝る時間も知っていた…は、彼が眠った頃に家を訪れポストを覗く]
まじかよ…本当に書いてくれたんだなあいつ…
[家に帰って日記を開く。
自分を疑う文や拒絶する文が書いてあったりしたら
どうしようと思ったが…]
はは、あいつ本当にこれ書いてんのあの男だと思ってんのな
救世主<<メシア>>とならん男だってよ
相変わらずの厨二病だぜ
[嬉しかった。
話せば言い合いになってしまうあのギルベルトが
自分と仲のいい相手と話すような口調で返事をくれた]
――…俺がいなぐても、きっと大丈夫だべ。
[イースも、少しずつ前へ進んでいってくれればいい。
ただ、成長を見守る兄貴分の視線を、忘れないでくれたら。
そんな少し大人な気分を味わった9月。
それは夏の終わりの事だった。*]
[自分だってわかったらきっとこんな風には書いてくれない
…はギルベルトが勘違いしてるのをいい事に
ザワールドに関わる誰かを演じる事にした]
誰なのかはまだお伝えする事はできません…っと
(いつか…いつか言えたら)
初めての戦闘…ああそりゃ見てたさ
すぐ傍にいたんだから…おまえの事もずっと…ずっと見てた
(見てたからこそわかるんだ…)
[最後に本当に聞いてみたかったその内容を書いた
『ところで、
ギルベルトさんは誰か気になる方がいらっしゃるのでしょうか?
それは幼馴染のエリザベータさん?』]
[この交換日記をポストに入れたのはこの日の翌日、ギルベルトが起きる前の早朝である]
― 回想・【交換日記2】終了 ―
[――来る]
[転送前の浮遊感を感じ取り、ノルの肩を叩く。]
ノル、――俺ちっと…行ってくんべ。
イースの傍さ、居てやってくれな。
[お前が戦うのかと尋ねられるようであれば首を横に振る。
男子トイレに駆け込んだのとほぼ同時に――ホワイトアウト。*]
― 戦闘中 ―
[この場所は、まずい。ローデリヒが守った、皆が住む、暮らす街。
ローデリヒがやったように敵の誘導をはかった。
後ろに後ずさり、山のほうへと向かう。
―――――喧嘩なら慣れている。
遠のくと頭部の部分から蔓状の鞭が飛び出し、胴体を殴打した。{1}
1・2 バランスを崩すも状態を持ち直す
3・4 バランスを崩して山中に転倒
5・6 たいした威力ではなかった
続けざまに腕に絡みついてくる。
蔓をピンと伸ばし、サポートラインのように指先からビームを放てば敵は頭部を守るように腕で庇った。]
そこか。
/*
年代がばれすぎてしまうので候補から外さざるを得なかった曲
http://www.youtube.com/watch?v=9elOjCY-iEI
― ザワールド ―
[視界の晴れた先はザワールド内。
モニタに映るのは、ぼくらの世界。>>265]
…今回もホーム戦だべか。
[ギルベルトが動き、山の方へと向かう>>271
国防軍の戦闘機が攻撃をするが、
やはり効いている様子は見受けられない。]
……効かねえべ、巨人と蟻じゃー…
[蔓の攻撃。
山の麓へと墜落する戦闘機。
それを見つめ、苦く表情を歪ませる。
あの戦闘機に乗っていたひとにもきっと、家族が居たのだろう。*]
恋人いました設定を出そうと思ったんだけど、別に原作にかすりもしない設定を出しても大丈夫…だよね……?
―ザワールド内コックピット―
[視界の晴れた先はザワールド内。
モニタに映るのは、ぼくらの世界。>>265
車椅子へと腰を下ろし、苦々しくモニタへ映った風景を見守る。
廃工場の近く―…病院の傍で無かったのは幸いだった。
そこには、心臓を患ったベールヴァルドも居るのだから。
おそらくこの敵達は、ホーム戦の時に操縦者の居た付近へ出没する。
ギルベルトは、…転送される前に病院を出てくれた?>>255>>262。]
…今回もホーム戦だべか。
[ギルベルトが動き、山の方へと向かう>>271
国防軍の戦闘機が攻撃をするが、
やはり効いている様子は見受けられない。]
……効かねえべ、巨人と蟻じゃー…
[蔓の攻撃。
それを受けて、山の麓へと煙を上げながら墜落する戦闘機。
それを見つめ、苦く表情を歪ませる。
しかし、目を離してはならない。きっ、とモニタを睨んだ。
あの戦闘機に乗っていたひとにもきっと、家族が居たのだろう。
自分と同じように、彼の帰りを待つ家族が――*]
―翌日・朝―
[屋上でギルからの伝言を聞いた後、私は家に帰って「いつものように」振る舞った。
買い物をして、家事を手伝って。昨日の夕食は私が作った、それからお菓子も。どちらも食べなかったけど。
どこか上の空で、包丁で切ってしまった指には絆創膏がまかれてる。
夜もろくに眠れず、私はいつもよりも早く家を出た。
そしてギルの家に寄る。]
―朝・病院―
……ギル、いるんでしょ。入るわよ。
[ほとんど残されたままの食事を下げて出て行く看護師さん>>246とすれ違うように病室へ入る。]
貸しひとつね。あんた細いんだから、ちゃんと食べないと力でないわよ。
……それから、これ。あんた宛てらしいけど。
[食事に関しては、本当は私だってそんな事言う権利ないけれど。
今朝だって、なんとかお味噌汁を飲むのでやっとだったもの。
着替えと携帯を少し乱暴にベッドの脇に置いてやる。その中に、昨日作ったクッキーを気づかれないようにこっそりまぎれさせた。それから包みを手渡す。]
……っちょ、ギル!
[包みを見たせいなのか、突然ギルが口元を押さえて俯く>>246。私はあわててギルの背中をさすった。
けれど、さすっていた手に妙な感触>>247。
私の手に重なるように、ギルの手があった。
少し涙で潤んだ眼を私に向けるギルと、その手とを私の視線が行き来する。]
……いいわよ。
[屋上へと誘われれば、少しの間を空けてから頷いた。
違う、これは幼馴染としての私を必要としているだけ。
自惚れるんじゃないわよ。
自分にそう言い聞かせながら、一緒に屋上へ向かったわ。
手を振りほどこうとはしなかった。]
―屋上―
……ねぇ、その包み何なのよ?さっきから気にしてるみたいだけど。
[差出人も書いていない不審な包みを、ギルは指先で撫でていた。
不審だと思っても渡しちゃうあたり、私も相当キてると思うけど。]
……は?
[ギルの返答>>247には首を傾げるしかなかった。そんなの答えになってないじゃないの。
怪訝に思いながらも、箱を開封する様子を眺めていたわ。
中から出てきたのは、歪な形のスコーン>>248。
……スコーン?]
ちょ、ギルそれ食べるの!?
[得体の知れないものを食べるのなんてやめなさいよ、と言ってもギルは聞かなかった。
無理に詰め込む様子が、お母さんやお父さんの前で無理矢理食事を詰め込む自分に重なって見えたわ。
スコーンを取り上げようとした手が、止まった。]
[中途半端に上げられて行き場を失った腕が掴まれる>>251。]
―――――――え?
[何て行ったのか、聞こえなかった。
でも、唇の動きが―――
――――ううん、きっと気のせい。だって、私なんか、]
…………あんた、本っ当に馬鹿ね。
[続けられた言葉>>253は、きっとさっきのものとは違う。
けれど、
やめてよ
そんな
期待させるようなこと、 ]
…今更……今更、私が幸せになんて…なれる訳、ないじゃない。
[ローデリヒさんが死んじゃって、あんたもこれから死ぬ。
そんな世界で、どうやったら幸せになれるって言うのよ。
笑おうとした、笑い飛ばしてやろうと思った。けれど、できなかった。中途半端にあがった口元、でも目からは何かが流れてる。
見られたくなくて、俯いた。]
…………貸し、返してよ。
[少しの間俯いて黙っていたけれど、沈黙を破ったのは私だった。]
着替えと携帯持ってきてやったんだから、その貸しを返すのは当然でしょ。
……キスして。今すぐ。
[顔を上げて、ギルを見つめてそう言った。
けれど、相手の反応を見る前に、私はふっと口の端を持ち上げた。]
―回想・カフェ(合宿時)―
合宿は面倒だけど、やっぱ夏だし泳ぎたかった気はするねー。
プールと海じゃやっぱり違うし。
[自分も合宿に参加していれば、海ではしゃいでいただろうか。
あぁ、遊びたかった。と小さくため息をつく。]
あ、じゃあそれで頼むんだよー。
やっと飲み物が飲める…真っ直ぐ歩いて来たのに、やっぱり暑いとすぐに喉が渇くね…。
[すすめられたサングリアのソーダ割りを注文する。
どんな味なのか、等詳しく聞かないのは、興味がないからではなく、
この店主…フランシスが選ぶものは絶対に美味いからだ。]
え、幻なの?
いつもらったかは全然覚えてないんだけどねー、たまたま発掘したんだよー。
[使えるらしいのでそれは安心なのだが。
おまけにクッキーもつく、と聞いて目を輝かせる。]
今日は良い日になりそうなんだよー。
たまには一人で来てみるのもいいもんだねー。
[出されたサングリアを一口、そしてクッキーも一口。
分かっていたことだが、自然と顔が綻び、]
あー、美味い…!
[そう小さく口から感想がもれた。
フランシスに聞こえたかどうかは分からないが。
…は、しばらく幸せに浸ってにこにこしていただろう。]
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