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― 第二層:墓所 ―
[>>72ディークたちと合流しタイガの事を聞く。
先程の断末魔が耳に蘇るようでぐっと眉を寄せた。]
タイガあ… なんで、何でお前
お前が真っ先にしんじまったら、どうすんだよ…っ
[俺がもっと、解っていたら。もっとちゃんと伝えられていたら。
状況は変わっただろうか。タイガは死なずにすんだだろうか。
見出す力を持っていても、何も出来ていない。
あの時集落を出ずに、風の声だけを聞き過ごしていたら。
白竜の事をもっと詳しく調べていたら。もっと何か出来ただろうか。
答えはわからない。
けれどタイガの死。その事に、はっとシメオンへと視線を送る。
――― 彼女と目はあっただろうか。
自分はきっと、本当に。何ともいえない顔をしていた。]
[墓守にアリーセの事を頼む前に。]
――…
[まだ揺れそうになる瞳でアリーセを見つめる。
ごめん、と口が動いた。
墓守に言えたのは、]
おねがい します
[いえたのはそれだけ。
自分の手には、アリーセとの共同研究の剣がある。
自分に使える気なんてしないけど。
アリーセにならって、それを腰元に下げた。]
― 回想 ―
[ある日、父の古い知り合い、という人が尋ねてきた。
父が使っていたという剣を持ってきてくれたのだ]
「指輪の方は見つからなくてねえ」
[出かける時、父がその剣をいつも提げていたことは覚えている。けれど指輪の存在は思い出せなかったから首を傾げた]
「そうかい?いつも嵌めていたと思ったが」
[まだ島に住んでいた頃の話だが、とその人も首を傾げた。
普段には身につけるような仕事ではないから、覚えていないだけかもしれないと答えた。
妹と母がいなくなってから、父は無口になった。だから、父についても知らないことは沢山あった。その一つだと、思った]
― 回想 ―
[愛想の少ない父の分も、私は明るく人と接するようになった。
おかげでか、時に困られたり避けられたりしながらも、知り合いと呼べる人が沢山できた。
父が亡くなった後、フェルディナンド様の所から戻った後には、そうした人達を頼りながら生活して。
魔法装飾の研究話もそうした情報収集の中から拾った]
それは、どこでやってるの?
私、作ってみたい剣があるの!
[父を越えたい、と思っていたわけじゃない。ただ、それを通して知らない父の一面が理解できれば、とは思っていた。
縁を頼って紹介状を手に入れて。
訪れた研究室で、
― 回想 ―
[初歩から実験していくならと、少年と一緒に研究することになった。
他の人はそれぞれの研究にも忙しかったのだろう。
文句の言いようもなかったから、異議は申し立てなかった]
なぁにを偉そうに。
失敗した時はごめんなさい、でしょっ!
[室長さんの息子、という遠慮が吹き飛ぶのに時間がかからないくらい、元気な子だった。
けれど、時にどこか寂しげな、心細げな眼をする子だった]
わぁ、凄い。
こんなことも出来るのねぇ。
[だから褒める時は手放しで褒めた。
時には一緒になって馬鹿のようなこともした]
― 回想 ―
はい、良く出来ました。
じゃ、次いってみよー!
[頭をなでて、肩を叩いて、背をどやして。
年頃の少年らしい反発もまた楽しみながら。
共同研究者というよりは友人、弟、ともすれば息子、そんな身近な感覚で、いつも]
[お世話してるつもりでいながら、どこかでその関係に甘えてもいた。最後でもその力を借りてしまった。
だから謝る>>102必要なんて、ない]
ありがとう、シェイ君。
[半ばで途切れてしまった研究。
けれど短くとも楽しい時間だった**]
/*
シェイ君にあいをこめてちょっとだけ。
リヒャルトさん>>93のは、リカも来てから出来たらいいなぁ、などと思いつつ離席なのでした。
>>100理由、分かりにくくなっててゴメンw
食べても意味のない心臓(抜け殻)になってもいるかも?
[脳に焼きつくように流れる情景。
20年前にこの鉱山に入った時の師の記憶。
今まで通ってきた墓所がある場所までは現在と変わりない光景で。
共に歩くような感覚でその光景を見た]
[それ以降はまだ見ぬ地形。
現在とはまた違う姿であるとは、まだ知らぬこと]
なんだ、これ……。
[師が辿り着いた最下層は、今までの鉱山の様相とは全く変わっていて。
見たことも無い造りに、師の記憶を通しながら圧倒されていた。
その最奥で見たのは、およそ人が行ったとは思えない、一種異様とも思える光景]
子供…!?
[透明な容器に入っていたのは、嬰児と言って差し支えの無い子供。
師は見つけたその子を容器から取り出し、布に包んで連れ帰った。
それがウェルシュであると言うことは後の記憶から知ることが出来る]
[その後は従兄が見せるままに記憶を見、終わった後にぽつりと呟いた]
……ウェルシュは、この鉱山の最下層で見つかったのか。
[師からはウェルシュが異変の影響で身寄りを亡くしたから引き取った、と聞かされていただけだったため、知った事実にしばし呆然とする]
…あそこが、ウェルシュが生まれた…違う、シュトラールが眠ってた場所、なのか?
[言いながら、視線は従兄へと向く]
シュトラールに、”揺り籠”まで来いって言われたんだ。
あの最下層が”揺り籠”なのか?
[疑問が浮かぶままに、何かを知っているらしい従兄に問いを投げた**]
― 少し前:墓地南 ―
[胸元に水の気配を感じる。
少年の背を撫でてやりながら、押し付けられた顔から漏れる微かな嗚咽を聞いていた。事情を説明し始めるシェイに、うん、と応えて腕を離す。]
アデルと一緒に――…
アデルが仲間とは気付けなかったな。ツヴィンガーさんの居た水場でも、そんな素振見せもしなかった。
上手く隠したもんだが…そうなると、もう、隠す気はないってこと…だろうね。
[幻術の為にその姿を目視することは出来なかったが、少し離れた所で声と悲鳴が聞こえてはいて。
術式の発動音に紛れて誰と断定は出来ないものの、あの声はアデルでは無い。とすれば―――。
事前の構えがあったゆえだろう、タイガがその手に掛けられたと知った時の衝撃は若干は軽減された。それでも、死者を悼む気持ちは他の誰に対してのものに劣る筈もない。]
[声を上げるシェイ>>103に問えば、アリーセの死の前後でツィスカが場に居た事も聞くことが出来るだろうか。]
よく、分からない。
ツィスカがシュトラールに与する者だと見做して良いものか――…でも、それにしては様子がおかしい。
ただ、彼女の発言や行動は、端々が“あっち”寄りなのが、な。
……、
[話した感触からは相容れぬと直感している。
ツィスカが直接人に害成したわけではないが、己とは何か違った前提、思想の元で動いていることは先刻も感じたものだ。
心の持ちようや強さなどといった観念の話ではなく、そも、立ち位置が違うかのような。存在レベルでの差異。
そういった違和感ならば、彼女らだけではなく。
"力"の匂い漂わせるこの場の面々にも、等しく覚えてはいるのだが。]
……
[ふつり、言い様のない感情が心の裡に顔を出すが。
それ以上言葉接がぬことで押し込め、周囲の話に耳を傾けるに徹した。]
[ともあれ、場の面々に異存が無いようであれば下層に向かう。
幻術を破る術なければ、相応の時間を費やすことになったかも知れないが。
最早時間の感覚はない。宵闇などよりもずっと深い闇へと身を投じるだけだった。]
―→ 第二層出口へ ―
― 第二層出口近辺 ―
[更なる深層へと向かう直前、幻術に満ちた道を一度だけ振り返る。
時折きらきらと眼前を流れてゆく光の欠片が、亡きひとたちを映すのを惜しむように。]
……壊してくれって頼まれたんだった、な。
[イリスの言葉>>3:149を呟きに乗せる。
彼女はカークから預かったとのことであり、カークはそのフレデリカに石を託されたらしい。又聞きのようなもので正確なところは分からないが、問題は無かった。
事実がどうあれ、目的を――持ち主が喪われた時点で呪を解き、世界へと還す心算であったから。]
「正式に武術の稽古を始めた、って―― 何故急に?
いや、武の名門に生まれれば遅かれ早かれ触れることにはなるでしょう。…だけど、まだ、早すぎやしませんか」
[―――昔のこと。
一度だけ、フレデリカの父フェルディナンド師に詰め寄ったことがあった。少女が剣術の稽古を始めたことを初めて耳に入れた日のことだ。
武術に秀でた家系なれば、その娘が剣を学ぶのに何ら不自然はない。理解はしているが、それが軍属という立場に繋がるとすれば話は別だ、と。どれ程危険なことか理解した上でのことか、と。
当人は頑なに理由を話してはくれなかったから、武の師を問い詰めた。彼が言葉少なに語ってくれたところから、若干の誤解もあるもののそれがどうやら自分の為と知れば、余計に焦燥は募って。
それでも結局、武の道へと邁進する少女の意志を止めることは出来ずに数年が過ぎてしまった。]
[ならば、と、思ったのだ。
彼女が前に立つ剣ならば、その背を護るのは己と決めて。]
「配属が決まったんだって?
これを。ささやかだが祝いだよ。
……割合珍しい色だろ。お守りみたいなものだと思えばいい。
お前は無茶してばっかりだから、心配なんだ。
これからは必ずしも俺が傍で見ていてやれるとは限らない、から。」
[如何なる状況に置いても、それを履行出来るよう。]
「もしかしたら力になるかも知れない、なれないかも知れない…が。」
[未知数の呪だとしても、可能性があるならば。
だから、どうか、いざという時には。
―――― …… 己の全ての武力を費やしてでも]
[青き石が投影する過去は、何時しか掻き消える。
先に降りてゆく者たちの足音が微かに聞こえるのみで、しんとした静寂に包まれた。]
………
[ふ、と笑みを唇に乗せる。酷く寂しげな微笑。]
護れなかった。
……傍に居てやれなかった。
こんな物よりも、こんな時だからこそ、近くに居るべきだった。
何時も何時も、心残りばかり残して…―― ……。
[未だ何かを紡ぎかけていた唇を、ぐっと引き結ぶ。
双眸から細く覗く天青が、青を見据えた。]
…ՃՄՁՂՅ Ն ՊՉՋՇՈ ՍՎՏՐ
[―――元素変換、そして分解。
魔力の力を借りねば、透度も硬度も高い鉱石の粉砕を為すのは難しい。
役目を終えた魔導石は、微細な硝子の粒子と化した。
闇宿る中空に、一時だけ青き薔薇が咲く。]
…ՃՄՁՂՅ Ն ՊՉՋՇՈ ՍՎՏՐ
[―――元素変換、そして分解。
魔力の力を借りねば、透度も硬度も高い鉱石の粉砕を為すのは難しい。
役目を終えた魔導石は、微細な硝子の粒子と化した。
闇宿る中空に、刹那、青き薔薇が咲く。]
[踵返し、階下を目指す。
仄暗い道を往く最中、気付くことは無かった。
青き光が霧と化し、己を取り巻いて消えたこと。
りん、と、涼やかな音が、己の内に熔けたこと。**]
―→ 第三層 ―
/*
しかしアレだ。
この手のぱわーあっぷいべんとは、どういった場面でも妙な恥ずかしさに襲われるのですが……
別にどうというわけでもないはずなのに、顔を覆える。
タイミングはどうしたものかと思っていたんだけど、戦闘中まで持ち越してしまったりすると、派手にぱわわわわーっとさせる羽目になりそうだからひっそり済ませてしまったのでした。後悔はしていない。
時間とって悪いけど、手当てタイムくれる?
悪化したら何だし。
[ぺた、と地面に座ると、患部を診る。
圧迫し続けたおかげで、血は止まっていた。
傷を消毒した後、包帯できつく縛り上げる。
手当てを受けながら、この先がキノコ地帯になっている事を聞き。]
はぁ……キノコ……
また厄介なモン生えてんなぁ。
[燃やせばいいのかもしれないが、火系統の魔法など使えない。一応マッチはあるぞ、と付け加えて、坑道の奥を見やった**]
/*
ひとつ、深呼吸をしてみた。
とりあえず、今、自分の技量からしてリアルタイム進行中に1500pt9人分に全部反応するのは、無理。
そんな人が最後の方まで残る役職でごめんなさいとかは後で謝るとして、今はアデルを大事にしよう。
全部見れたようね。
[>>+34おそらく自分が見たものそのままを、従兄弟も見たのだろう。
手を離す。ウェルシュについての言葉は、問いというよりは確認だったろうから返答はしない。沈黙は肯定にも繋がるが。]
多分ね。
揺り籠…シュトラールの肉体が眠る場所。
20年前に起きた“異変”のせいで、
ここに寝てたシュトラールは、酷いダメージを受けたらしくてね。
自分の体から魂を剥がして、人……自分の眷属に移して消滅の難を逃れたの。
…もうひとつ。
異変の時、シュトラールの力の一部を白竜アーベントが引き剥がして、人の体に入れちゃったのよ。勿論シュトラールの復活を邪魔する為にね。
それはウェルシュじゃない、違う子が宿してる。
シュトラールが復活するためには、身体と、魂と、力とが必要なはず…なんだけど。
それが20年経ってやっと、一つに戻ろうとしてる。
[視線は一度タイガから逸れて、下層の方へと向いた**]
[手当をしながらキノコの群生地帯の事を聞き、少々眉を下げた。]
キノコなら当然胞子の存在が連想され、毒胞子をバラ撒かれるとか洒落にならない。
その手の回復魔法が得意な自分はまだいいが、カークはきつそうだと思う。
ならいっそ燃やしてしまうのも一つの手ではある。]
…燃やすのは酸欠が心配だが。
それに私の魔法は焼く事は出来ても燃やす事は出来ない。
炎の魔法は苦手だからな。
[広範囲を一気に焼くなんて事は出来ない。]
/*
あー…フランツィスカの説得がどーしても納得できないってか、受け入れられない理由が何となく解ったわ。
ってそういや昨日結論出してた気もするけど、眠くてどっかいってt
/*
一応メモ代わりに残しておこう。
あの説得って、どう考えてもリヒャルトの為に聞こえなかったのよねぇ…そういうのが端々に出ちゃってるように見えて。
私だったら〜とか。
どうもツィスカの主観で、気持ちを汲みきれてないのが。
そもそもリヒャルトの為の説得じゃないのが見えちゃってるのがね…(最後
― 第三層:巨大キノコ群生地・入口 ―
[ツィスカが来ていたのは気づいていたけれど。>>118
ただ、視線を向けて、無事を確かめて笑むに止めていた。
もっとも、その笑み自体は様々な思いから、多分に苦笑めいていたのだけれど。
そのまま、気を鎮めるべく、銀より音色紡ぐに集中して。
それが途絶えたのは、小さな呼びかけ>>112が聞こえてから]
……見つからないほど、遠くには行かない。
行きようがない、っていうのもあるけど。
[冗談めかした口調で言って、微か、笑んで、それから]
……無事で。
良かった。
[小さく紡がれた言葉はカークだけではなく、こちらに会釈するアデル>>116にもむいたもの]
手当ては、ちゃんとしてくれないと、困るよ。
……ここを抜けるのは、大変そうだし。
[手当てタイムを、というカーク>>115にこう返し。
手当ての間、群生する巨大キノコの事を話しておいた]
うん……俺の光も、どちらかというと雷光の特性が強いから。
こういうの相手には、向かない。
……とはいえ、贅沢はいえないから。
いざとなったら、強引にでも抜けるしか、ない、けれど。
[アデルの言葉>>117に頷きつつ、どうしたものか、と息を吐いた]
……そう言うことか。
[魂を引き剥がして自分の眷属に移した。
それ>>+35を聞いて確信を深める。
ウェルシュは最初から『
だったらまだ、可能性は、ある]
『
じゃあその人もここに居るってことだな。
この最下層、”揺り籠”で復活しようとしてるんだから。
[>>+36 それが誰なのかまではまだはっきり分からなかったけれど。
役者が揃いすぎていることを考えれば、断言も容易だった]
その人を護り切れば、復活の邪魔は出来るはず、だけど…。
[この閉鎖空間でそれが容易に行えるとは思えない。
そしてそれを死した自分が理解しても、何も出来ないことに視線を落とした]
シェイ君にでも伝えられれば、まだ手は打てるのに…。
彼、俺のことを同胞って言ったんだ。
だから、彼も『
[そう呟いて、従兄が下層へと視線を向けているのにつられ、視線をそちらに向ける。
記憶を辿っている間にシェイ達は移動を開始していて。
自分と、アリーセの骸は墓守に預けられたようだった]
…ヴィッグ兄、この先、どうなると思う?
……俺は、やっぱり考えが甘かったのかな。
[友を相手に反撃することも出来なかった。
彼は、覚悟を決めてかかって居たと言うのに]
──…何か、さ。
神に弄ばれてるようにしか思えないんだ。
[純血ではないためか、役目や
まぁ……吸い込まないようにするのがいいか。
なるべく。息はできるだけ止めて…
[気休めだが、包帯を取ると、鼻と口を覆うようにぐるぐると巻きつけた。風貌が怪しくなったが、ないよりはマシか。]
古の神の意思なんて、分かるはずないよ。
[死後の世界は空間も曖昧か、タイガの言葉>>+41が聞こえて。
宥めるようにリカの髪を撫でながら、静かに口を開いた]
用意された
けど。
私達は人形じゃない。
受け入れるも、受け入れぬも、私達の意志一つ。
[まつろわぬ血の娘。そう呼んだのは旅の占い師だったか。
それもずっとずっと忘れていたけれど]
後は、魔力の防壁で干渉を阻む、か。
まったく、面倒なものが出てきている、な。
[何やら怪しい風貌になってゆくカークを横目に、小さく呟く]
……意識を向けるべきは、前方だけ、とはならぬだろうし。
厄介な。
― 第三層 ―
[道なりに一本道を行く。
突き当たりを折れれば開けた場所に出るが、どちらに向かうかを思案し始めるよりも先、ざわざわとした妙な気配に足を止めた。]
……? 奥から物音が聴こえないか?
無数の何かが蠢いているような、
[奥のさざめきが岩壁を通し伝導していると言うべきかも知れない。
何かに似ている。どこかで経験したことのある、何か。]
魔物……… 虫…… ?
いや。
[近くに居た者に声を潜めて問い、
聴覚を研ぎ澄ましその出所を探ろうと。]
[布で鼻と口をぐるぐると覆うカークの姿は犯罪者そのものだ。
かなり胡散臭いがないよりはマシか。]
防御壁か。
完全に囲ってしまえるわけではないが、やらないよりはマシか…。
後ろからは追っ手が来るし、私が後ろを守ろう。
前はカークが…カークが一番キノコに弱そうだよな…。
[カークは特異体質のせいでこの手の相手だと著しく不利に思える。
ウェルシュとフランツィスカへと視線を投げ。]
防御壁使えるのだったら前をお願いしたい。
え?
[声>>+42に驚くような声を上げる。
驚いたのは内容にではない。
その人物まで死んだということを知らなかったため]
神が、『
これでも、『古神』の研究をしてたんだから。
[『
それは間違いない。
けれど]
だからと言って、盲目的にそれに従うつもりは無い。
俺は、俺のやり方で───。
[そこまで言って、ふるりと首を横に振った。
命が潰えたと言うのに、何をやろうと言うのか、自分は]
うん、それでいいと思う。
私もそうやって、ここまで来たよ。
[こちらはあの悲鳴を聞いていたから、タイガの死は予想の範囲内でもあって特に驚くことがなかった。
トーンの下がって聞こえた声>>+44に小さく笑って。
途切れた言葉>>+45の、その先までも肯定するように言った]
……究極のワガママ、でもあるんだけどね。
/*
ちょ、ルト…!
うわああああああん、ルトーーーー!!!
どうしてそう、そう…!!!
うわああん、好きすぎてつらいじゃないか…!!!!!
最悪、道を開きながら進む必要もあるだろうし。
先陣は、俺が切るのが良さそうだ。
[アデル>>126に一つ頷いて。
手にしたままだった笛をしまった所で、ふと、視線を先ほど歩いて方へと滑らせた]
…………。
[彼らは。
白の眷属と『
ふと過ぎったのは、そんな思い]
/*
あああああああ
そのうちやりそうだと思ってたけどよりによって、これでやるとか…!
し、ねる…!!!
どーせエピはいればみえるんだけどさ…!!!
[この姿。
シュトラールマスクと、仮面シュトラールと、
どちらを名乗った方がいいだろうか。
腕を組みながら、他愛もないことを考えている。
口には出さない程度には空気を読んでいる。]
難しく考えるのが苦手だからな。
[目を瞬かせるウルズ>>79に、言葉に軽く答えながら、水神について>>80海という点では優しいどころか厳しい印象をもっているので、そんなものなのかと頷き返した]
え?じゃねえんだよ。それにお前少しぐらい痛いめみないとわからんだろう
[むしろこちらが躾をしてるとでもいうか、とりあえず反論は許さないといようにイリス>>82を見返す]
ウルズはともかく俺の雇用主だろう。
躾までしなくても何か文句がありゃいえばいいんだよ。
[でも泣きそうになられると弱い。僅かに、ぅっと呻くが、笑ってみせたイリスをみて、強めていた口調を感情も落とした]
[そして先生呼びするウルズ>>78やイリス>>83の聞こえている内緒話はじろっと睨みつけ、ふんとそっぽを向くようにして墓場へと向かおうとして]
ここにきて……?それは俺個人がってことじゃないよな。
[質問>>84を受け、少し考える。ここにきてから異常だらけだが、おそらくそっちではないだろうと聞き返しながらも思うと]
[前からではなくここにきてならば…]
……心が痛く感じたな。
もう何があったところで二度とそんなこと起きねーっておもったのにな。
[戸惑い、痛みを覚えるような感情を口にして、タイガの遺体を運んでいった]
[その後タイガを運び、シェイとリヒャルトと合流して、アリーセのことをきく]
…だから、甘いんだよ…
[毒づくように行った後、墓守へと、お願いします。と僅かにしか説明できない事情を説明して頼み、第三層へと向かった]
― →第三層 ―
― 第二階層:墓所 ―
[>>95>>101 リヒャルトとシェイと合流すれば、アリーセの最期をきけただろうか。
それとも、その亡骸を目の当たりにすることになったか。
小さく、言葉無く祈り…小さく謝罪する。
現世に留まる死者を送る時にそうするように。
”わたしは、あなたを蘇らせることはできない”
たった一人だけしか選べない。不公平な話だ。
シェイの視線を、眼帯越しに感じると、それでもそっと微笑んで見せる。]
………わたしは、だいじょうぶですよ。
[ただ―――第一階層から降りてくるときと同じ言葉を、繰り返した。
>>106 リヒャルトの下層へ向かおうという提案に否などあるはずもなく、進んだ]
―→ 第三階層へ ―
……そうね。
結局は傷を増やしただけ、かもしれない。
[ディーク>>134の呟きに睫を伏せる]
それでも、私は……。
[理屈は理屈として。感情的な衝動としても。
動かずには、いられなかった]
[仮面シュトラールとかいう謎な言葉がふと頭に浮かんで首を傾げる。
そんなどうでもいい事は頭の隅に追いやりつつ。]
私達が逃げる時はまだ幻術の影響が残っていたとはいえ、そろそろ追いついて来てもおかしくはない。
後方の様子を見に戻ってもいいが…。
[第二層に残っていた人全員が一緒に行動していたら、流石に一人で相手するのは厳しい。
第二層へと戻る道を見つめ、溜息をついた。]
…そう思っても、俺にはもうやれることがないけどな。
[>>+46 自嘲気味に笑いを零す]
目覚めるのも、知るのも、全てが遅かった。
― 第三層 ―
…フランツィスカか、見つからずにここまできちまったな。もっと先か?
[いつの間にか居なくなりその後どこにいったかわからないものの名前を口にしながら、道なりに進んで突き当たりを曲がる一本みちから二つの道にわかれる場所に出て]
そういやあいつ…光の魔力が高い…ってやつじゃなかったっけか?
[何かの気配を感じているリヒャルト>>125の様子を首をかしげみながら口にしながら携帯食料をもぐもぐ食べている]
……ん。
[自嘲の響きに、胸の蟠りが少し燻る。
どうして死んでしまったの。守ってくれるんじゃなかったの。
でも、タイガ>>+49の声の響きは、それを口に出せなくなるくらいに深い哀しみも感じられた。
彼の死がどうして齎されたかはまだ知らないのだが]
用意された運命って、理不尽よね。
[溜息を吐くような口調で言葉を続ける]
私だって間に合ったのだかどうだか。
まだ、分からないわ。
こうなっては、もうどちらが表で裏かなんて、わからないわね。
[言葉をこぼす。
アリーセがあのとき何を思ってそう言ったのかももう聞けぬのだということは、まだ知らずに。
差があるとすれば。覚悟、その差だ。
彼らにはあって、自分にはなかった。
覚悟はしているだろうという、イリスの言葉に、頷く。
途中までは同じ道、ディークの背に問いかけるイリスの言葉にその背を黙って見ていた]
― 少し前 ―
[>>131 むしろ躾ける勢いのディークに力無く笑う]
……痛い目なら、もう見ました。
文句ですか…うぅん。
ディークは本当によくしてくれてます。
本当に、居てくれてよかったって、心の底から思ってるんですよ?
[指先で撫でるように手を伸ばす。頬に触れることは出来ただろうか。
>>132>>133 質問に答えるのを聞いて]
心の痛み、ですか…
[ディークの心境の変化は解らない。
この状況で、それが彼にとって良いことなのかどうかも。]
……ねえ、ディーク。
わたしは…わたしと姉様、シェイさん、そしてタイガさんは白竜の眷属なんです。
あなたは―――…あなたには、違う何かの力を感じる。
ええ、アンタが今までずっと、守ってた子よ。
アタシの部下に似た、メガネの可愛い子。
[あっさりと、力を受け継いだ者の事も口にする。
名は言わなかったが、すぐに解るだろう。
復活の邪魔がと>>+38言われれば、頷きながら。]
そうなるでしょうね。
…っても、まぁ残念な事に、
今の段階で半分くらい、取り込まれてるも同然なのよねぇ。
……半分は言いすぎたかしら。
[あの時調べた“絆”に、彼女はすでに絡め取られていた。
時間が経てば経つほど、糸は絡まり逃れられない。
まだ阻止できる見込みはあるけれど、とは添えておく。]
ああ、でしょうねぇ。
あの子元々白竜奉ってる村の出身だから、眷属が居てもおかしくないだろうし。
[>>+39さらりと事前情報等も口にしつつ。
視線を違う方へ向ければ、シェイらが移動していくのが見えた。]
あの子だけじゃないわ。
アンタの仲間…白竜の眷属はアンタ含めて4人いるはずだった。
誰かは、もう何となくわかってるんじゃない?
[目覚めたのなら、感じる事もあるだろうかと思い問う。
もっとも感知だけでなく、いままでを見ていれば、予想は立てられるかもしれないが。]
食料の存在、すっかり忘れていた。
…にしても良く、連続で死に立ち会った後で食えるもんだ。
[何時の間にか携帯食料を取り出してもしゃもしゃしているディーク>>137を見て、今思い出したかのような声を出して。
ふと、指の触れた岩壁に妙な出っ張りがあるのに気付く。]
……?
[怪訝そうな表情で表面を撫でてみる。
やがてそれはぐっと収縮し、ぽん、と音を立てて弾けた。
細かい粉末のような何かが降りかかる。]
っ、ごほっ。
……キノコ?
[やや拍子抜けしたような声を出した。
……そして思い出す、嘗てウェルシュと共に潜った遺跡のこと。辿り着いた最深部で目にしたのは、巨大キノコの群生地で。
胞子を飛ばされ菌糸に纏わり付かれ、ウェルシュと己の持ち得る魔法で対抗し、ありとあらゆる手を尽くして難を逃れた。
ひととは違い意思持たぬ植物とはいえ、原生生物恐るべし、などと胞子塗れの身体を払いながら笑い合って。]
――…なんていうか…覚えがある。
奥に群生でもしているとしたら場合によっては厄介だぞ、これは。
ちょっと刺激してみる。
[ぽう、と手元に小さなボール大の光球を練成する。
規模は小さいが遠隔物理ダメージを齎すもの。
短い呪と共に、真っ直ぐ前方―――何者かの気配さざめく西側、その入り口に向けて放った。]
― 少し前 ―
[>>142 ロシェルが此方を見たのなら、アリーセの亡骸には祈っても、タイガの亡骸に祈るようなそぶりがなかったことに気が付いたかもしれない。
それが意味するところを、ロシェルは気づくだろうか。
ただ、タイガの亡骸から、血と焦げ跡で汚れながらも無事だった天眼石が飾られたブレスレットを抜き取り、それを大事そうに懐に仕舞った。
―――彼の命を、連れて行くかのように。]
[出来るなら自分が、と思っても、もう
アリーセの言葉>>+50にそう紡いで、一度瞳を閉じた]
……さぁねぇ。
アタシは先読みの力なんて無いから、わかんないわよ。
ただ…解ってる事は、そうね。
さっき言った、アンタのせい……
[と一度言葉を切り。]
……違うわね。
アンタの“為に”、一人死ぬ事になるだろう事と、
…それ以外にも、もっと人が死んでいくだろうって事よ。
[>>+40甘かったのだろうかと言われれば肩を竦めた。]
さぁ?
でも親しい人を救いたいっていうのは、まともな人間なら当然の感情でしょ。
そこを非難する気はないわ。
[先のフランツィスカが、リヒャルトへの説得を試みた事を思い出す。
もっとも、アレはリヒャルトの事を心から思いやった説得、というものではなく、自分フランツィスカの為の説得、というのが滲み出ていたから、リヒャルトに突っぱねられた…と思うわけだが。]
…ってより。
アンタさっきアタシに言ったわよね?
ウェルシュを取り戻すんだって。
さっきの覚悟は、そんなに簡単に揺らぐ物なの?
アタシにはそっちの方が、オイオイ、って感じよ。
[半目になりながらしたデコピンは、随分軽い一撃だった。]
[>>+41神に弄ばれていると目を細める従兄弟に、否定はなかった。]
まぁそうでしょうね。
っても、神様だって、別に遊んでるわけじゃないけどねぇ。
白竜と黒竜の覇権争いに、人間が巻き込まれてるだけよ。
[迷惑な話だけどねぇと、遠く白と黒の竜を思いながら呟いた。]
[道は分かれていたが、自然と足は光球放った方向に真っ直ぐ向く。魔法の効果と、その先に在るモノを確かめる心算で。
一足早く築かれた防御壁に当たるようなことあれば、或いは探知網に引っ掛かりでもすれば、前を行く者達に居場所を知らせることになるかも知れない。]
― 第3階層 ―
[>>143 ディークが携帯食を食べていることにリヒャルトが零した言葉に、苦笑する]
わたしも流石に食欲はありません。
……けれど、そうは言っていられないのかもしれませんね。
[と言っても、やっぱり食べる気にはなれなかったが。
リヒャルトが謎の出っ張りを撫でると、弾けて飛沫が飛んだから、驚いた。>>144]
リヒャルトさん!?大丈夫ですか!?
き、キノコ…ですか?
[刺激してみる、という言葉に、少し動揺しつつ軽く身構えた。]
…フランツィスカさん、が?
[従兄の何ともあっさりとした返答>>+51に返ったのは、驚きが多大に含まれたもの。
彼女がそうであると言う事実と、そこまで知っているのか、と言う従兄に対するものだった]
半分くらい……。
[阻止出来る見込みはあると言われても>>+52、望みを託そうとした相手が既に絡め取られていると知って、僅かに眉尻が下がった]
……他に誰が居るのかは、大体分かってる。
[自分以外の眷属について>>+53はそう答えて、現世へと意識を向けた。
あの時助けようとしてくれた2人の女性。
彼女達がそうなのだろうと、今なら分かる]
彼女達にも、悪いことをしたな。
[自覚が遅れたがために欠けさせる事態に陥らせた。
ぽつりと零しながら左腕に視線を落として]
……あれ?
腕輪が、無い……───。
[生前肌身離さずつけていた母の形見。
それが左腕に存在していなかった]
― 回想 第二層にいた頃 ―
白竜……いや、もう驚かねーよ
[黒竜(シュトラール)なんて既に出ているのだ。白竜がいたって、おそらくおかしくはない。…ということにしている。麻痺しているともいうようにしていたが……]
そりゃ俺は白竜の力も黒竜の力ってのももってねーから必然、違う力なんだろうけど。
[黒ともいえず白ともいえない、灰の存在]
― 第三層:巨大キノコ群生地・入口 ―
……うん。
それに、ここで単独行動を取るのは、危険だから。
[暇はない、と言うカーク>>147に同意しつつ、後方の様子を、というアデル>>136に、ふる、と首を横に振る。
実際、それやるならば先に、というのは同意で。
ともあれ、先に進むための防御陣を展開しようとするより早く]
……え?
[響く、音。ひとつ、瞬いた]
/*
>>147、オチだけが違う全く同じ内容のもの書いてたとかどういう事だwwwww
[ふと気になってりろーどしたらあったの巻]
イリス。今この場が古神大戦をなぞっているものならば…お前は既に知ってるはずだぞ。
目を背けているのか、考えてなかったのか、覚悟をしてないのかしらないが…それを手早く終えるんだな。
[本来の生き物としての形から僅かにズレた存在の古神。
その実態は双子であったことから同一視されながらも、最後のズレ>>30を表された存在
...は六指の手を開いて。墓にいってくると軽く振る。指の数は近くにいたウルズの目に入ったか*]
神様も人も大差ない、かぁ。
[主神信仰の習いはあっても、熱心な信者というわけでもない。
まして古神のそれは、母が少し伝えていた程度で馴染みは薄い。
ツヴィンガー>>+58の呟きに、やるせない気分で応じた]
それはそうと。
随分お詳しいんですね、ツヴィンガーさん。
[年の功?と冗談めかしてみたが、直前の気分のためか、あまり上手くできたような気がしなかった]
いや、私が囮に…っ!!
[言いかけた所で光の球が飛んできて、呪文を唱えるよりも速くカークが反応する。
光の球が飛んできた方向を睨みつけ。]
誰だ?
[魔法を放った人物に向けるように声を掛け。
その場にいた面々に目配せをし。]
皆、行け。
私もすぐ後を追う。
[彼らが逃げ切れる間足止めをするつもりでそう告げた。]
― 第三層 ―
まあ傭兵だしな。
それに飯食ってないでここぞってときに駄目になるとかやなんでな。
[もぐりもぐりごくんした後リヒャルト>>143とイリス>>148に答え、水袋から水を口に含みながら、壁の出っ張りを触るのを見ていたら]
なっ…キノコ?
[粉末に驚きはしたが、無事であるのがわかると、食える?とかまず出そうとしてしまったのは寸で止める。
元々食料現地調達派の悲しい性。]
毒性とかないといいんだが
[厄介というリヒャルト>>144にいいながら、刺激するというのは任せるようにして、食料の類を荷物の中にしまう]
俺の、ために?
[従兄の言葉>>+55に瞳を瞬かせる。
それ以外にももっと人が死ぬと言うのは、嫌でも理解出来るのだが]
[非難する気は無い>>+56と言われると、そっか、と短く返すに留め。
デコピンが放たれる>>+57と思わず瞳を閉じた]
たっ。
揺らぎはしない。
…けど、ここから俺が出来ることなんて───。
[言いかけて、その少し前の話を思い出した]
……ヴィッグ兄。
俺のために1人死ぬって、もしかして。
[思い出したのだ。
『
腹が減ってはなんとやら…だから、ね。
今後、食べる時間があるかも分からないし。
[良いんじゃないかな、とはイリスに頷いて。>>148]
驚いた。ん、こいつはまだ小さい方だから、大丈夫だとは思う。
…ただ、デカくなれば胞子が毒性を持つ物もあったりするから。重々気をつけて進まないと。
……―――、誰か、居るな。
[前方に見えていた光球が突如掻き消えた。
否、掻き消された。
咄嗟、身構え。]
………誰だ?
[先に居るのが誰か、何人居るのかが自分には読めない。
只でさえ、ざわめく大小の気配に遮られている故に。
気配辿る術持つ同行者ならば正体知ることが出来たかも知れないが、そうするより先に誰何する。]
― 回想 第二層にいた頃 ―
[>>151 ディークの回答に、ただ頷く。
覚悟がまだなら手早く終えろ、という言葉は、耳からすり抜ける。
手を振って往く背につぶやく
覚悟など―――]
そうですか、あなたも、解っているのですね…
ならば…わたしがどうするか…どうしなくてはならないか、も
[―――覚悟など*]
……アデル?
[ほぼ同時に届いた、声。>>152
同行者に素早く視線走らせた。
先を急げ、と、誰かに告げる声が切れ切れに聞こえる。]
待て!!! っ、カーク、ウェルシュ!!
[己が捕捉すべきはアデルではなく、その先の。]
リ、セ…
[アリーセが何を言っているのか>>3:469は解らなかった。
ただわかるのは、彼女が、最初から。]
なん、で…
死んだら、なんにも─
何にもなんないじゃないか…!!!!
[死ぬつもりで。
カークに向かい、シェイの手を取ったのだということ。]
バカ!
バカ、馬鹿、ばか…!!!
なんでだよ、何で───!!!
[もう動かない、骸となったのにそれでも触れない彼女の身体に縋るように。
地に顔を、腕を伏せて、泣きじゃくった。
辛くて、悲しくて、悔しくて。
何も考えられない、それくらい苦しかったのに。]
リセ、リセ、リセ……!!!
な、んで…あんな…ことっ
どうして、…!!!
いきて、たのに…!!!
[誰が、とは言わない。言えない。
溢れた涙を押し付けるように、彼女の腕に顔を伏せた。
撫でられる手>>+42に、余計涙は止まらなくなって。
上官とタイガの声も、暫くはただ聞いているだけしかできないままでいた。]
そう、言われて……!
[頷けはしない、と。
アデル>>152に返そうとするのと、誰何>>156が聞こえるのはほぼ同時。
言おうとした言葉が、途切れる。
更に自分の名を呼ぶ声>>158も届いたなら、惑うようないろが、表情を掠めた]
覇権争い…。
『古神』の時代はもう、過去のものになってるのに。
まだ、繰り返すのか。
[従兄の話>>+58を聞いて、ぽつりと言葉を漏らす。
今はもう主神を筆頭とした別の神が信仰されるようになり、『古神』を進行するものは数を数えるほどしか居ない]
神の方が余程我侭だな。
…あの声はアデルか。
[補足したというリヒャルト>>156。声が響くアデル>>152]
ってことは、ウェルシュやカークも近くで、ツィスカも一緒にいるならばそこか。
[さて、アデル。塔(Tower)はしっかりと災害をくれたわけだが――]
イリス…まだ護衛をしろっていうか?
[自分の正体はおそらく勘ずいただろう。それとしってかどうか確認するように問いかけた]
[自分の嗚咽がうるさい。
しゃくりあげながら、リセに縋ったままでいたけれど。
でも、その声>>92には、無意識に顔を上げた。]
…ルト。
[シェイと話す彼は、どこか淡々としていて。
まるで、感情を閉じ込めた様に見えた。
整理のつかない思いに、顔を伏せ。]
…ごめん、リセ。
僕…勝手なこと、言った。
[縋りついたままでいた彼女に、謝る。
自分に譲れないものがあったように、彼女も彼女の譲れないものの為に動いたのだろう。
それは、誰にも責めることなんて、出来ないのに。
顔を見上げ、ぎゅうっと抱きしめてから、離れて。]
……っ……。
[声を荒げて先を促す様子>>161に、言葉が失せる。
奥へと促して背を叩くカーク>>158を一度、見上げて]
……わかった。
けれど。
……死に急がないで。
[大丈夫だから、という言葉に、小さく返し。
それから、振り返るのはツィスカの方。
向けた瞳にあるのは幾度目かの、問うようないろ]
僕…行くね。
ルトの傍に、いたいから。
[もう、触れられなくても。
声も届かなくても、守ることもできなくても。
この想いは、揺らがないから。
リセの傍を離れて、幼馴染を追いかける。
それしか出来なかった、小さな頃のように。]
[>>+42アリーセの声が聞こえたら、そちらの方を向いた。
傍にはフレデリカも居ただろうか。]
アリーセ、アンタも来たのねぇ…。
[そしてタイガの死の傍らで何が起こっていたのか朧気に知る事になる。
意志一つとの言葉には、どこか曖昧な表情をして。]
…逆らいたくても逆らえないって
誰かさんは言ってたけどね。
[それはカークだったか、ウェルシュだったか、それとも他の誰かだか。
口にはしなかったが。]
アンタは生き返るわよ。
[>>+49出来る事がないと、言いながら自重気味にこぼす従兄弟に、再度確信したように言う。]
だから今出来る事は…見ておきなさい、生きてる者を。
あの子らが、何を思っているか、どうしようとしているか。
見れる限りの物をみて、そして
自分でどうするのか、どう救うのか…考えなさい。
[>>+59驚いたような顔に、自分に対するものが含まれていた事には気づかなかったが。眉が下がるのを見て>>+60ひとつ息をつく。]
まぁそう悲観した物でもないわよ。
あの子はあの子なりに、ウェルシュの為に必死みたいだからねぇ。
[でなければ、あんな事を言いだすはずもないだろうからと、そう思う。]
[>>+61解ると言われれば頷いた。
彼女たち、と称する所からおそらく正解を選んでいるのだろう事は見える。
ならば自分が何かを言う必要もないから、そこに関しては何も言わなかったが。]
…あらホント。
死んだから…かしら。
[そこらの理由は自分にも解らずに、首を傾げるばかり。]
そうねぇ。覇権争いなんて、人間臭いわよね。
それとも、人間臭いからこそ神様なんてやってるのかしら。
[>>+63アリーセには笑みながら返す。
自分が知る神もそれはそれは人間臭い所があったから、つい笑ってしまう。
詳しいんですねと、微妙な(そう見えた)顔と声で言われれば笑みは苦笑になり。]
アタシはシュラーフェンの眷属だからねぇ…。
あの方が、この騒動の為に用意した駒よ。
だから事前にいろんな事を知った。
ウェルシュの事も、従兄弟が白竜の眷属だって事も。
もっとも知っていても、手を出す事は許されなかったから
ただ見てるだけだったけどねぇ…。
[そう言い、一度深く物思うように目を閉じた。]
リカ……。
[泣きじゃくるフレデリカ>>+70を抱きしめ何度も髪を撫でた。
泣かせているのは自分だから、下手な慰めは口にできない]
ごめんね。自分から手放すようなことをして。
あんな方法しか、思いつけなくて。
[それは彼女が落ち着く>>+73まで続けられ]
ううん、いいの。
私の為に、怒ってくれたんでしょう?
[身を離すフレデリカに、謝らないでと首を振り]
うん。いってらっしゃい。
[微笑み、小さく手を振って、その場では見送る形を取った]
[>>155 まだ小さい方、と聞いて、恐る恐る指先でつついてみるととっても弾力があった。
リヒャルトが触れた後なので、胞子ももうあまり飛ばなかったか。]
…ひとつならまだしも、沢山あると困りますね。
[>>156 光球が掻き消える気配。
リヒャルト動揺、今度は敵襲を意識して身構える。
知覚を伸ばせば、その先にいる人物は知れた。
だが、自分が口にする前に>>158リヒャルトが叫ぶ]
……思ったよりも進んでませんでしたね
[その先に何か障害があるのだろうか、と軽く眉を寄せた]
ツヴィンガーさんは、
[そういえば、ウェルシュ、いや、シュトラールもそう判じていたか。
しかし、事前から多くを知っていたとなれば、もしや]
……ツィーが、父に捨てられたことも?
[知ることを恐れるような小声で、その問を口にした]
[>>+64まだ理解できなかった従兄弟だったが、
デコピンしたせいか>>+65>>+66思い出す所があったようで。]
そうよ、死者を蘇生させる事ができる、
黄昏の白竜の輪転の力を継ぐ者がここに居る。
彼女は間違いなく、アンタを生き返らせるわ。
でなければどうにもならない事を、彼女が一番良く知っているから。
[白竜の眷属ならば、タイガの役割も、己の役割も、
自分以上に知っているはずだからと、そう告げて。]
だから、もう少し待ってなさい。
おそらく…次の次の回、彼女が第4階層まで行けば、アンタは生き返る事が出来る。
[そこに恐らくは白竜の祭壇があるだろうと。
そう言いながら、まだ見えぬ下を見た。]
…さて、話ながらでいいから、アタシたちも下にこうかしらね。
[残っていても仕方がないからと促した。フレデリカは先に行ったようで姿が既に無いようだったので、言うのは残り二人に対してだった。]
[>>163 問うディークに足を止め、当たり前のような声で言う]
何を言っているのです?
わたしはディークの雇い主で、ディークはわたしの護衛なんでしょう。
あなたは、わたしを第4階層まで連れて行ってくれるのだと今も思っています。
…もっとも、ディークがわたしを雇い主失格だと言って去るのならばわたしにはどうすることもできませんが。
[小さく首を傾ぐ。
第4階層までなら、ディークの護衛と彼の属する神の目的と、少なくとも齟齬をきたして彼を苦しめることはないだろう。
ディーク自身が何を思っているかは、知りようがない。
ただ―――最期まで傍にいてくれるなら、嬉しいとは口にはしなかったけれど]
……っ、素早い。
[追撃のように放った光球は、アデルによって展開された防御壁に阻まれた。>>161
ち、と小さく舌打ちをする。回復魔法の見事さには感心させられたものだが、阻む側に回せばこうも厄介なものか、と。]
どうにかして崩せないか。
アレを破壊するか術そのものを解かせないと、あいつらを追えない。
確かめなければならないことが、ある……!!
[攻撃呪文といえば大小極端な術しか持たぬ自分では、突破口を切り開くことが出来ない。
四大属性に近しき者らに手助けを請うが、返答はどうであったか。
或いは、と迂回路を探すよう周囲を素早く見回した。]
[リヒャルトを追いかけて、リセと離れて。
ツヴィンガーとタイガは、どこにいるのか解らなかったけれど、声は聴こえて。
タイガの後悔が伝わる、でも大丈夫。
だって。]
ツヴィンガーさんが、一緒にいるんだから。
[上官がシュラーフェンの眷属だから、ではない。
タイガの従兄だから、でもない。
ツヴィンガーさんだから、大丈夫だと、そう思って。]
/*
位置が微妙に分からない。
群生地の手前と言うからには南側の通路(突き当たりのキノコアイコンの手前)かなあと思っていたりするのだけども。それだと迂回がきく。
もっちょい上の方だと中央突破しかない、なあ。
別の会話中の人や不在の人たちに負担かけやしないだろうか。
[追いかけた先。
更に下へと向かう寸前、幼馴染>>107に追いついた。
光の欠片を見ているのだろう、その瞳が、遠くて。]
ル…
[ルト、と呼ぶ声は最後まで出せなかった。
彼が何をするつもりか、解ったから。]
[死に急ぐなというカークとウェルシュの言葉(>>160>>165)には無言のまま。
絶対に死なないなどという約束など出来はしない。
リヒャルトの光球が防御壁を叩く。
咄嗟に張ったモノなので強度はそれほど高くはない。
あまり保たないだろう。
第二層でウェルシュが使った幻術の感触を思い出す。
あれほど大規模なモノは自分の力量では出来ないが、小さなモノならば。]
"Alter ego de la lumière"
"Accorde la protection"
[呪文を唱える。
その場の空間を歪める魔法。
せいぜい半径10m程度しか効果はないが、足止めには十分だろう。]
[光の屈折を利用した盲ましはシメオンには通じない。
シメオンに向けて小さな光球を投げつける。
その隙に他の人が通り抜けても、幻術のせいでウェルシュ達へと追いつくには時間が掛かるだろう。]
え、あ、ちょっ……!
待って、先に、防壁っ……。
[背を押されるのは予想外。>>168
わたわた、とたたらを踏みつつ、体勢を立て直して剣を抜き、魔力を込める。
先陣は、防御壁を展開する、という前提あってのもの、まずはそれを展開するのが先な訳で。
銀が蒼に変わり、透き通った月光が周囲を照らす。
深呼吸して、魔力を均し、前方に防壁を展開して。
もう一度、アデルを見てから、前へと歩みを踏み出した]
― 回想 ―
[フレデリカがリヒャルトを想う気持ちは良く知っている。
最初の事件こそ笑ってしまったが、一途で純粋な心は美しく。
時にちょっとした嫉妬を覚えることすらあったのだから]
ほら、リカが捜してるわ。
あの子、集団行動の時間は邪魔しないようにって、ずっと影から声も出さずに見てたんですよ。気付きませんでした?
ちゃんと相手してあげて。
[年は上でも、鍛錬を受けている時間は相手の方が長い。
偉そうなのと丁寧語とが入り混じった口調で説き伏せたりもしたものだったか。
リカのように身近ではなかったが、知らぬ顔でもなかった青年。>>93
リカを、ツヴィンガーを殺された彼の憤りも良く解るのだ。
カークに向かっていった時、身の内にはその怒りも確かに孕んでいた。
だから、彼にウェルシュを、カークを赦せとは言えなかった。
赦すとも、言えはしなかった。
そこだけは、どうにも半端な気持ちのまま……]
[何度も何度も言われた言葉。]
(――白竜様の力を持っているのだから)
[何度も何度も言われた言葉。]
(――白竜様には貴方が必要なのです)
[胸の中に渦巻きながら。]
ん…アンタたちが姉妹だって事は、ね。
[アリーセにはそう伝える。
全員を満遍なく手繰ったわけではない為、彼女らについて、知っている事はそれだけだった。だから始めは、ツィスカがシュトラールの力を次いでいるという事も確信はなかったのだ。]
何で捨てられたか、納得してないって顔してるわね。
[>>+83こわごわ聞く様がそう見えたので、つい口にして告げた。]
……ん。
[返された、柔らかな笑み。>>172
浮かべたのは、安堵したような、困ったような、笑み。
同化しきれぬ『ふたつ』の揺らぎを示すような、複雑な表情だった]
/*
ああ、メモがアデルの呪文と前後行き違いになった。
ちゃんと突破口まで明示してくれているのに、すまないな……!!
アデル色々上手いなあと思いつつ感謝しつつ。
なら、直進でも何ら問題ない、かな。
[返る声>>+76に、ああやっぱり、と心中で思う。
けれどそれに対して喜ぶまでは至らなかった。
人の命を糧に、自分が生き返ると言うことなのだから]
…俺が、背負わなきゃいけないんだな。
[その人の命も、抱く想いも。
彼らの想いを汲みながら、自分の想いを達成することは出来るのだろうか。
それは覚悟以上に難しいことなのかもしれない。
けれど、逃げるわけにはいかなかった]
そっ、か。
そうなんだったら、きっと。
[ツィスカについてを聞き>>+77、下げた眉を戻し、思い直すように呟く。
腕輪が無いことについては自分でも分からず、首を傾げるばかりだった]
ここでは必要が無い、ってこと、なのか…?
[シメオンが持ち出したことは、見ていなかったために気付いて居なかった]
……ごめん、ね。
[壊して欲しいと頼んだのはほかでもない、自分。
でも、今でも覚えてる。
彼の左掌に乗っている、淡青を渡された時のこと。
心配だからと言ってくれた、その顔も、声も。]
……ああ、あの時もそんなことを言っていた。
[改めて説明>>+84が入ると、瞳を閉じて死の間際に言われたこと>>3:414を思い出す。
あの言葉で自分は役目に気付くことが出来た。
とても遅い目覚めになってしまったけれど]
第四層……この先、最下層の前、か。
[確認するように呟いて。
移動を促す>>+85のには頷いて応じた]
行こう。
俺は、想いを見届けなきゃならない。
そうか。違っていてもそういうか。……ま、そうだな。
契約を反故にされないかぎりのっぴきならない事情がない限りは破棄なんてできねーしな。
[イリス>>469内心を全て推し量ることはできない。
心が痛む。だからしないでいい――そう思った]
[>>170 崩せないか、という声に応えるように詠唱を紡ぐ。
他の者らが近接で対応するようなら、被害を出さぬようにして]
…下がってくださいっ
[短い詠唱を終えると、そこには数本の氷の刃が現れ、同時に熱を伴う爆発の炎が防御壁を叩く。
僅かな間を置いての氷塊で綻びに楔を打つ波状攻撃。
爆発は本来の威力よりも鉱山であることを鑑み相当抑えたが。
どうにか防御壁は崩れたか]
あっ、ハイ。
[ツヴィンガーの声>>+85で我に返り、慌てて小走りにそちらへと近寄った。
生前の動きというのは、死後でも咄嗟に出るものらしい。
だからといって転びそうになって]
わ、た、たっ!
[つんのめりまでしなくてもいいじゃないかとは、後で思った事]
[>>174 発動された術、幻術の方には相変わらずその正体をすぐにつかむことはできない。
光球が向かってくる事はわかった。
けれども、精度の高い威力抑制の攻撃を放ったあとで、防御を紡ぐのが遅れる]
………ッ!!!
[咄嗟に避けようとした回避行動は、成功したか。
誰かが補助しなければ、おそらく掠めるくらいはしただろう]
っと、派手だ…なっ。
[だから、と自然とイリスの傍に立つ。
防壁を崩すイリス>>181の波状攻撃に顔を覆うとしながら、手の当たりから抜き出るように、ぽとりぽとりと大きな雨粒のような影が床に落ちていった]
悪いが、痛いのは嫌でな。
[小さな光球>>174を彼曰く『簡易魔術』のかかった手より繰り出された影色のナイフが一つ飛翔して光球貫き、ナイフともども光球を霧散させる。]
[埋葬されるのは、どこか他人事のように見てしまった。
シェイ>>177が沈んでいることだけが気になっていたのだけれど。
気付けば、その彼の姿もないだなんて。
身体から開放され、逆に心に強く引き摺られてでもいるのだろうか]
……そうですね。
タイガさんだけじゃなくて。私達、皆。
[彼の背負う重い使命。為されるだろう、輪転の業。
少しだけ心配そうに、けれど一度託すと決めた人だからとどこか信頼をも寄せるように、タイガ>>+93の横顔を見た]
[伏せた瞼は、聴こえた声>>111に開いて。]
護って、くれたよ。
ルトは僕を、まもってくれた。
こんな物じゃない、大切な、すごく大事なものだった。
ルトは、ルトはずっと、僕のこと守ってくれてたのに─…!
[それなのに、死んでしまった。
守られてばかりだったことを謝ることも、礼を言うこともできずに。
今だって、彼の真心を彼自身の手で踏みにじらせるような真似させて。]
……なにそれ。
[マスクに突っ込みつつ、押される力は止まったので、ほっと一つ息を吐く。>>183
後ろから聞こえる音に、振り返りたくなるのは抑え、前へと踏み出す。
立ち並ぶキノコは場の緊迫を感じているのか、胞子を散らして反応している。
何かしら、衝撃があれば簡単に弾けそうでもあった]
そうでした、か。
[転ばずに済んだかどうか。まあ転んだだけで怪我するような状態でもなくなっているが。
姉妹だったことは知っていた>>+89と言われ、苦笑が浮かんだ]
納得していないというか。
父は、どこまで知っていたんだろうって。
だって最初は父も母も、ツィーのことを普通に愛していた。
母は、助からなかったと知って心を弱らせていってしまった。
なのに……。
[促されるまま移動しながら、また口篭ってしまった]
― 第三層 ―
[携帯食料、あるにはあるけど。食欲がわかないのは同じだった。
でも、>>153ディークの言葉に、少し口に入れる。
喉を通りにくかったけど、何とか飲み込み、けほっと一つ咳をした。
残りはまた荷物になおす。]
うわっ?
なにそれ、きのこ?
[>>143でっぱりのようなきのこ。胞子に驚いた。
>>155毒性という言葉に頷く。]
でも、胞子なら俺の風でちょっとは防げるかも。
…たくさんってなるときっついだろうけど。
[細かいコントロール的な意味でもだ。
刺激を与えるという言葉に光球の先を見て、聞こえた声に、ばっとリヒャルトを見た。]
今の…!
……お願い。
僕はもう、ルトになにも、返せないから。
どうかルトの所に、戻って。
──ルトを、助けて。
[詠唱によって、浮かび上がる小さなそれ>>108。
更なる詠唱で、まるで薔薇のように砕け散ったその青>>113を見つめ、願う。
自分の願いが通じたのかどうかは解らないけれど─
砕けた青は、幼馴染を包むように消えていった。]
―――……っ
[目前でディークの放ったナイフ>>186により消滅するエネルギー塊に、軽く息を飲んだ。
はぁ、とひとつ呼吸をした後。
>>180への返答を、前方への警戒は緩めぬままする]
……ありがとう、ございます。
十分、のっぴきならない状況だと思いますが。
ただ護衛を依頼された傭兵さんなら、とっくにお話が違うと言っているところ…
…でしょう?
[ディークの返答は、まだ自分の傍にいてくれるととれるものだったから。
少しだけそれに勇気づけられて、微かに笑みを含ませて言った]
――!
[一歩、飛び退く。
その時、初めて気付いた。知らず剣の柄頭を握っていたこと。]
……? っ。
[剣を用いなくなって久しいというのに、どう動けば良いか瞬時にイメージ出来る違和感。
しかしそれは直ぐに、焔が引き起こす爆発によって遮られた。>>181]
[アリーセがつんのめる様子>>+94に、結構そそっかしいな、と思ったが口にはしないでおく。
従兄が動かないなら手を差し伸べることになるが、さて]
想いを無駄にしないようにしないとな。
……何か、したか?
[皆で見届ける、そう言うアリーセ>>+95に返しつつ。
こちらを見てくる様子に僅かに首を傾げた]
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