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―厨房前の廊下―
[>>483カレルに頷いた。]
その方が良いでしょう。
私もリヒャルトの意見に同意です。
[リヒャルトに
病院とケーキ屋の名前と住所を
説明する。]
── 食堂 ──
[知らない麺料理があったので、それを注文して待っていると、白い鳩が飛んで、調査報告書を届けてくれた。
もう3回目になる光景。]
わぁ、ありがとう!
[さっそく開封して中を読む。]
― 厨房前の廊下 ―
ジークもそう思うよな。
あー、リヒャルトごめんな。
もうちょっと、聖騎士の自覚します。
[猛烈に反省中]
/*
造語の注釈書いてたら
邪気村にいる気分になった
[ごめんなさい]
アルセイデスの言葉は
とにかく響きが美しいのが条件(
― 厨房前の廊下 ―
>>470
聖騎士様を冗談でからかうなんて大それた真似、私にはとてもできません。
[言葉の割に妙に楽しそうな顔]
アンケートに関してはもちろん、本当の情報です。ジークムント様。
調査官様…ダーフィト様の調査が間違っていなければ、正確に女官の真意を反映したものにはっているはずです。
>>478
確かにとても健康そうにはみえますが…
そのような方ほど、油断は大敵ですよ?
[一応は釘をさしてみた。]
王立研究員なら、聖騎士さまの御訪問はいつでも歓迎いたします。
奥の閉架書庫に向かわれる際だけは、最初誰か案内役をつけた方が安全とは思いますが…
[以前、ジークムントに注意した事項を再びカレルにも伝える。]
属性の関係でしょうか…炎の聖騎士様は、軍人や騎士、戦士など、直接的な戦闘に長けた方が多かったみたいですね。
聖騎士として顕現する確率も高い属性ですし、色んな記録が見られると思いますよ。
― 噴水広場・回想 ―
その時は、こうするまでだ。
……貴女はひどい
貴女がその男のためにお願いするほど、その男のことを思っている、と。
そう、私に知らしめるのですね。
そのことが、どれだけ私を苦しめるか、わからないまま――
と、ね。
[表情まで哀しそうなものを作る]
[なぜ、たったそれだけのことで、目の前の男が
なにやら妙な表情>>221をしているのか、さっぱりわからない。
羊皮紙の作り方についても、今必要な情報とも思えなかったが、
一生懸命さは伝わったので、もしかしたらこの男は羊皮紙を作って苦労を知って欲しいのかもしれない。
と明後日のほうに勘違いして、頷いておくことにした]
―朝のこと:ニコラスと―
[身支度を整えたエレオノーレは、
テラスの方へと足を向けていた。
時間は随分過ぎてしまっていたけれど、霊廟でのニコラスの言葉が気にかかっていたのだ。]
…―――
[そろ、とテラスへ続く扉を開く。
果たしてかれは、そこにいた。]
…?ニコラスさま、
ヴェルナーは、うん、きっと毎日あんな風に鍛錬してるんだね。
[汗を流しに行った風呂場で見たたくさんの傷、命がけで、体当たりで獲物を狩って暮らす肉食獣みたいだと思った。
父親の知己だと言って家に遊びにきたことのある人狼も片方の目に大きな傷があって、この傷も命のつながりの証なんだと話していたから。]
群れ同士の縄張り争い、大変みたいだけど…
[戦争のことはそんな風に解釈していた。]
―ベンチ―
[>>479エレオノーレが心配そうに
自分を見たのは分かったが
>>480標本を握り締めたのは知らない。
でも呟きには不安が混ざっているような
気がする。
>>481エレオノーレと視線が合って
照れくさくとも逸らさずに言った。]
前に”本当の事を言って欲しい”
と言いました。
でも今は、あなたが何も言わなくても
分かるような自分になりたい。
渡した標本が水晶核のように
あなたの辛さや痛みを届けてくれたら、
と願ってしまいます。
どんな練習をしてるんだろう…
屋根から飛び降りて、羽根みたいにゆっくり落っこちるとか、
身体をぎゅうぎゅうに重くして動けなくするとか…?
[フォークを指先に乗せて、ヤジロベエになる位置を探してみる。
侍女のひとりが見ているのに気づいてすぐに止めたが、食器でイタズラしてるのを咎められたわけではなく、カトラリー紛失事件>>2:872のせいだとは気づいていない。]
……臆病と思うのなら、そう思っておけばいい。
[もしかしたら、少しくらいは
そういう気持ちもあるのかもしれないが、
基本的に『聖宮の人間の実力を知りたい』
という興味に根ざしたものであるのだから、
なんともいいようがない。
そもそも部下ならいい、と思っている
遠慮も迂闊もあるはずがなかった]
グルーシェニカ、だな。
いい、名前だな。
[目を細めて、グルーシェニカを見やるとその場を後にした。
そのことがグルーシェニカの気分を害したとも*思いもせずに*]
―厨房前の廊下―
[>>487反省するカレルが
なんだか弟のように感じて頭をぽふり。]
君がそういうなら、
僕はこれ以上追及しません。
毎朝、練習してるのかな?
秘密特訓してそうな場所じゃないし、今度、見せてもらってもいいよね?
[まあ、見たところで、何が起きているのかわからないかのが重力作用だが、説明してもらえばいいやと思っていた。]
― テラス ―
ん〜〜っ!
[いつものようにベンチの片方に座っているのではなく、珍しく地面に両足をつけて立っている。
厳しい表情でチカラを込め、それに伴いボロの裾が暴れ、足元の砂埃が舞い上がっている]
…………ん?
やぁ、どうしたの?
[エレオノーレの声を受けてチカラを解くと、空間の蠢きも止まる。++]
[届いたキツネウドンを小鉢にわけて、白い鳩に「いる?」と訊ねてみる。]
あ、そうそう、
いつも情報もらってるお礼に、サシャから教えてもらったラッキーアイテムの情報を探偵さんにもあげるね。
[>>377をメモしたものを鳩に託す。]
依頼は、またポストに入れておくよ。
ガンバって!
― 厨房前の廊下 ―
>>484
オブジェのようになった水鉄砲というのも、面白いかもしれませんね。
馴染みすぎると水鉄砲として使用されることがなくなってしまいそうではありますけれど。
あのお風呂は広いですからね…誰もいない時間帯に行くと、泳ぎたくなったりもしますからね…
誰か来ないか、周囲には注意ですが。
[明らかに泳いだことも遊んだこともありそうな口ぶりでしみじみと答える。]
ペーター様の聖宮生活に潤いを与える情報になりましたら、幸いです。
……。
…………。
………………あぁ、朝ごはんか。
[実際にはとっくに過ぎているのだが、集中していたせいか時間の流れがわかっていなかった。
そして自分で呼び出したのも忘れていたのか、てっきり朝食を摂りにきたついでかと思った]
ふぅ、疲れたなぁー。
もうちょいなんだけどなぁ。
[集中が途切れたのを気に、ベンチに腰掛ける。
相変わらず不安定な構図なのに水平を保っている。]
……お腹空いたなぁ。
あ、何か軽い食べ物持ってきてくれる?
[まだ朝食時間中だと思い込んでいたので、気軽に聖乙女を雑用を言いつけた、酷いやつである。//]
>>483
ジークムント様が務める病院の近く……
[メモを取出し、「ケーキ屋」と綴る。]
販売されているケーキで、希望の品はどれでしょうか?
できたら5〜6種類ほど順番に教えて頂ければ。
ジークムント様、場所を教えて頂いて宜しいですか?
……あ、そのあたりならなんとか…わかりそう…
[>>485教えてもらった位置を、これまた丁寧にメモに残していく。]
―厨房前の廊下―
[>>488リヒャルトが楽しそうな顔も
当然その理由も理解できないまま
焦ったあまり妙な言葉を口走る。]
名探偵ダーフィト、彼にかかっては
年貢の納め時というものですね、
致し方ありません。
ええっと、わ、私は急用を思い出したから
リヒャルト、カレル、これで失礼します。
リヒャルトはありがとう。では。
[恥ずかしくて、その場を逃げ出した!]
―木苺の褥―
[まだ日の明るい頃合い。
ヴェルナーはひとりで、木苺の褥の茂みの中で眠っていた。聖宮のベッドはふわふわと柔らかすぎて眠れず、結局床にシーツを敷いてマントを羽織って寝たのだった。
ふわふわのベッドに腹を立てていた時間と、「その他諸々の感情」のせいで無駄な時間を取られることになったが、長年の習慣か、いつも通り夜明け前に目が覚めた。おかげで今日は睡眠不足だ。]
[その替わりとなる昼寝の場所に選んだのは、木苺の褥。夜には逢引の舞台となるその場所は、翻せば人の気配のない静かな場所ということだ。]
[黒い水晶は、寝息を立てるヴェルナーの頭上をくるくると回っている。]
―黒水晶が見せる景色、或いはひとりの男性の部屋―
[扉をそうっと開ける。
『もう少し大きくなるまで中に入ってはいけないよ』と言われているその部屋は、彼にとって憧れの場所。
こちらに背中を見せる男性が、左腕にナイフを突き刺す。彼の腕からどろりと血が流れ落ちる。赤は黒へ、黒は銀へ――…それが鋼を鍛える光景であることを、『少年』は知っている。
部屋の中に居る男性が、小さな金属片をその中に浸した。みるみるうちに鋼を吸い込んでいく、そんな素敵な光景を見たいと願う。しかし背丈が足りないので、部屋の中にいる男性の背中越しにしか見えない。
『少年』は唇を尖らせ、今日も『また』それが見られなかったことを残念がった。]
[床にどさりと転がり、目を押さえる男性を見て、『少年』は笑みを浮かべる。彼はそこに将来の自分の姿を重ね合わせていた――…]
―一方、木苺の褥―
うー……ん
[寝返りをうち、むにゃむにゃと口を動かす、漆黒の騎士。
背中と腕に、微かな熱を感じる。
薄紅色の花に包まれる幻想――やわらかく瑞々しい心地がした。]
>>487
あー…その、
私は、研究院で資料に接する機会が多くて…知っている内容が多かったからこそあまりよくない可能性を提示できたので。
すぐに、再考されているカレル様は、充分聖騎士として自覚されていると思いますよ。
[となりの大広間に朝食が広がっているだろうし、パンでも適当に取ってきてもらおうとか気軽なことを考えていた。
ちゃんと中を見れば想像と異なる状態なのは自分でわかっただろうに。]
あ、私はそろそろ占い小屋へ届け物に行きますので…
ここで失礼させて頂きますね。
ケーキの件、承りました。
午後にでも、向かわせて頂こうかと思います。
[その場にいた者にぺこりと礼。カーテン布とビスコッティを持ったまま(その場に居合わせた人々には少しずつ袋にわけて渡したかもしれない)*歩き出した。*]
―ベンチでのこと:ジークムントと―
……はい。お聞き、しました。
すいません、
わたし、口下手、で…。
―――、ジークムント、さま
[葉の標本へ、そっと視線を落とす。]
……些細な弱音も、
見えてしまいそう、ですね
[ちいさく、苦笑した]
―朝:テラス/ニコラスと―
…Manaが…
[重力を操る鍛練か。
満ちる力をエレオノーレは
そう表現する。]
あ、いえ、その…
[来てみたものの、
そう言われてしまうと。]
……え、ごはん、ですか?
まだ食べてない、…?
わ、わかりました。
お願いしてきます。
[頷いて、侍女を探しに行こうとした。]
―木苺の褥―
…とう…ん…?
[むにゃむにゃと寝言を言うヴェルナーの傍らで、黒水晶は退屈そうに転がったり、コツコツとヴェルナーを小突いたり。
その動きに合わせて、首にかけられたものと、ポケットの中にしまわれたもの――2つの「炎と槌の台座に抱かれた紫の石」が、チカチカと光っていた。]
…?
[――どうやらヴェルナーは、夢の中と自分の記憶が違うことに、眠りながらも気がついているようだ*]
まだ?
まだって?
[朝食時間よりだいぶ前から鍛錬していたし、そう言われる筋合いもなかったはずだけれど……ようやく太陽の高さに気付いた]
うわぁ!
ちょっともしかして終わってる!?
おーいそのへんに無いならいいからっ!
[わたわたと慌てて呼び止めたが間に合っただろうか。
焦りでベンチが大きく揺れている]
―ベンチ―
[>>513エレオノーレに微笑んで
手を差し出した。]
ああ、謝らなくていいです。
その代わり今標本を持っていたら
貸してくださいませんか?
どんなに些細でも構いません。
私はあなたが弱っているなら
どこからでも駆けつけます。
あなたを支えられたら・・嬉しいです。
―テラスにて:ニコラスと―
[ニコラスが時間帯を
勘違いしているとは知らず。
侍女を探しにいこうとしたら]
えっ?
[呼び止められてさらに困惑。
ベンチがゆらゆら揺れていた。]
あ、危ないですよ…っ
/*
あ、そうか。
私は「PLが一人ヒマしてるのなら」でいったのだが、
でニコラスは「PCが一人なら」ってとったのだな。
ヴィンセントとのやりとりは上手くいってないな。
意味も無く、子供扱いに見えるのは、カリスマ性の描写が足らん、ということか。精進だな。
―ベンチ:ジークムントと―
は、はい…
[謝ってばかりな気がする。
標本を握っていた手を
緩やかにひらいて、
ジークムントへ差し出した。]
…ありがとうございます
……ジークムントさま。
止まれ……っ!
[揺れる天秤。
しかしベンチの反対側に向けて手をかざし、上下の動きにカウンターの荷重をかけてやるとビタリと水平で止まった。]
う〜ん……物には簡単にできるようになってきたんだけどなぁ。
[かざしていた手をにぎにぎ。
そしてやがて、エレオノーレのほうを見やると]
……ごめん。
用事頼んじゃって……気にしないで。
来てくれてありがとう。
[呼びつけたのも思い出したのか、小さく微笑んだ。
だけれど雑用を言いつけたことを少し気にしているのか、この男が座るほうがやや下がっていた。]
―ベンチ―
[>>519エレオノーレから標本を受け取る。]
私はカレルやニコラスとは違い
直接聖騎士としての力を使える状態に
なっていません。
ですからこれは、ただの気休めですが。
心優しく繊細な乙女よ。
その言動が、自身の望む姿になりますように。
[呪文らしいものを唱えて、
標本に軽く口付ける。
しかしエレオノーレに返したあとは
急速に恥ずかしくなったらしく。
”お時間さいてくださって感謝いたします”と
告げて他の場所へ移動する時は
耳や首まで赤く染まっていた。]
―数日後:「吹き荒れる季節」の呪い―
……ん?
[早朝の日課である鍛錬の時間。
聖宮の森の空気がいつもと異なることに気付いた。
頬に触れる風が、刃物のように鋭い。
――否。実際に刃物と同じようにヴェルナーの頬に、一筋の紅を描いて逃げ去る。]
呪い、か……?
[親指で頬に流れる血を掬い、舐めた。]
[バルタザールの部屋を出ると、一人呟く]
……全く。
お前のせいで、気分が悪いではないか。
湯浴みでもして、気分でも変えるか。
[浴場までの道のりは、侍女に先導させた]
― 浴場 ―
[サーベルは脱衣所に入る直前に
侍女に預けていた。
着ているものを、特に急ぐことはない、
というようにゆったりと脱ぐ。
黒尽くめのその衣裳をすべて取り去ると
ミルクをたらした珈琲色をした、滑らかな肌があらわれた。
細身の身体は、それでも痩せすぎで見苦しくない程度には
筋肉がついていて、胸の真ん中に埋め込んだ、蒼の水晶核のほかには
何ひとつ傷はない。
その姿は、細い首筋まで掛かる銅色の髪の色とあわせて、
どこか異国情緒を醸し出していた]
イノセントマッシュ……
[首を傾げられても>>*30、髪型についてなど当然全く知る由もない。散髪すら十七年間無縁だった人生である]
そ、その髪についてはエレオノーレ様の御自由に……。
今の私はエレオノーレ様の、騎士であります故。
[自分で言っててふと気がつく]
(聖騎士も役目が終われば――異世界の者は元の世界へ、この世界の者も元の場所に戻るのでしょう)
[実際そう上手く行くかどうかは判らないが、とりあえずそうなると仮定した場合]
(私には…………る場所がありませんね)
[生々しくも深刻な問題が浮かび上がっていた]
[普段からそうなのか、何ひとつ隠すことなく浴場に入ると、
ぱしゃりと水の跳ねる音。
どうやら先客がいるようだ]
……誰だ。
[そう、誰何した。>>429
湯気の立ち上る中では、その人影の性別まではわからないが、
相手が女だとしても、全てを見られることを恥らう気は全然ない]
―数日後:「吹き荒れる季節」の呪い―
聖宮でこういう状態だってんなら、宮の外はどうなってんだ。
[首にタオルを掛け、息を吐く。今日の鍛錬は予定より早めに切り上げなければならないことは、容易に想像がついた。]
ただの風だけ?それで済むモンかね…
吹雪かもしれんし、激しすぎる熱を帯びた風かもしれん。聖宮はあまりに保護されすぎっつーか…逆に現状が分からないんだよな。
さて、補佐官殿と聖乙女殿のご説明でも聞きますか。
遠見鏡を見れば街の様子もわかるだろうし。
…まったく。直接手を下せない、曖昧なモン相手だと、何をブッ放せばいいのか分からんから困るな…
―→聖宮の建物内へ―
侍女に着替えや風呂とかの世話をしてもろても全然気にしとらんのは、聖騎士ではローシェンとジークムントくらいか?全員は把握できておらんけど。
― 風呂 ―
こう……こんな感じ。
自分にかかる重力を………
[浮力によって自分の体が軽くなっている状態をイメージとして強く焼き付けようと。
これを重力のチカラに転用するのも技術の一つなのだがさておき。]
……んっ?
誰って私です。
[人の声を聞き、身体を起こして浴槽に足をつける。
湯気の先に誰がいるのか分からないが、この聖宮で「誰だ」と言える人物はそう多くないのは知っている。]
―ベンチにて:―
…―――
[手渡した標本に、
ジークムントが施す
こころのこもった、
いわば、おまじない。
その仕草は一枚の絵のようで、
エレオノーレは、思わずじっと見つめて、眩しげに]
……――… ほんとうに、
支えて、くださって…
[ありがとうございます、と、標本を胸に抱いて微笑んだ*]
― 浴場 ―
私で、わかるか。
[だが、少なくとも男、ということと
恐らく聖騎士であろう、ということはわかった。
相手も、自分の姿は湯気で見えないだろう。
ならば、聖宮内の使用人なら、用心して名を名乗るはずだ。
ひたひたと近寄り、手前までくると、
手桶で温泉の水をすくい、身体と、頭に、
それぞれ水を浴びせてから、温泉につかる。
そうしてようやく先客の姿が目に入る]
ああ、お前か。
[聖騎士の名前と容姿はだけは、どこかで確認していたのだろう。
直接対話したことはないが、確かニコラス、といったはずだ]
―数日後:聖宮・建物内―
おい、補佐官殿。
これは何の呪いだ。
風が憎しみをもって人間に襲いかかってくるのを感じた。
このままでは周辺地域の住民の命が危ない…!
[眉を顰めてオクタヴィアを見る。
ほどなくして、その呪いの名が「吹き荒れる季節」の呪いであることを*聞かされた*]
― 風呂 ―
お先に使わせてもらってます。
……朝から入れるのはいいものですね。
[お湯を沸かし温度を維持するのも楽な仕事ではない。
聖宮に務める裏方の苦労も並大抵のものではないだろう。
改めて感じて心の中で軽く感謝して]
こんな格好で失礼しております。
[工房に籠っていたせいか肌の色やも体つきもあまり健康的とは言えず、男の身体にやや引け目を感じた]
そ、そうですか…
[なんだか申し訳なさそうに肩を小さく縮めたようだ。]
わ、わかりました…
えと、きれいには整っているとは…思うから…
[頷く。
――呪いは、いまはしずか。
だけど――]
―ベンチ:ニコラスと―
あっ、
[ベンチはニコラスの一声でぴたり、とまる。
ほっとしたようにニコラスの方に歩みより戻る。]
…すごいですね。
あ、いいえ、お気になさらないでください。
でも、お腹、空いていませんか…?
[尋ね、それから。]
いいえ。
遅くなりまして、すいません。
[傾いているのが気にかかりつつ。]
― 浴場 ―
[十分な広さをもった温泉で、長い手と足を存分に伸ばす]
……そう、か?
風呂はいつでも入れるもの、だと思っていたが
[つい自分の普段の生活と比べてしまった]
こんな格好?
風呂に裸で入るのは当たり前ではないか。
[彼の裸に何かを思うことはなく、
何か思われている、とも考えない]
それは、そうと。
……どうだ、最近
[何か格段に話すことはあったわけではない。
自然、近況を尋ねるような形になった。]
― テラス ―
んー……ご飯どきならともかく、わざわざ作ってもらうのも……。
来てくれてありがとう。
エレオノーレのことだから、また無理して背負い込んでるんじゃないか――って話で誘ったんだけど。
あれから大丈夫?
……いろいろあったし、ちょっと気になってるのかな。
ほら、おなか空いたぶんだけ、天秤が浮いてるはずなのに、そうなってないもの。
[ヴィンセントとの会話、そして儀式――
流星の呪いは抑えられ、いちおうは上手く行っているようだけれど。
招いたのは、聖乙女の心の重さを計る秤のある場所――
ただ、シーソーの刑と宣告したが自分からベンチを勧めることはなく微笑んで話しかけるだけで]
そうだ、ねぇ。
キアラは元気そうにしてる?
辛そうだなって感じたらここ紹介してあげてね?
[昨夜のことを経て、そのキアラのために今頑張っていたわけだが。
和やかな会話のままだけれど、塞ぎこんで心が重くなるさまはエレオノーレが同じ重さを背負うよりつらそうに感じていた]
― 風呂 ―
……あれ?
炎でしたっけ?
[炎の聖騎士なら(チカラの加減が要るが)湯を沸かすのに苦労はないだろう。
しかしカレルの火吹き芸を見ているのでおかしいなとか訝しんだ。
同じ能力者が2人いないという前提があるかわかっていないためだ]
近頃、ですか?
聖騎士としてここに来て、毎日が変に充実しています。
……今までは独りで仕事していましたからね。
[秤職人として製作するのは生業と同時に趣味に近いものがある。
けれど聖騎士として聖乙女のために、あるいは他の聖騎士と交流するという時間の流れが自分には新鮮だった]
は、はい。
[内心の動揺を押し隠して、申し訳なさそうに頭を下げた]
私の髪の事などありがたいことなれど、瑣事であります。
今は身体を休め、他の聖騎士達と交流と深めつつ、
英気を養って下さいませ。
呪いは終わった訳ではありません。
何れまた噴出し、力を蓄えつつ、王国に迫ってくるでありましょう。
(未来がどうであれ今は、今の事こそが――)
私は直接の力添えこそもうできませんが、
常にエレオノーレ様への想いを、捧げるものであります。
[言い回しが変だった]
あ、い、いえ……キアラさん、聖騎士達と共に――という意味でありますっ。
[その前に考えていた事とごっちゃになっていて慌てて修正した]
―テラス:ニコラスと―
でも……
だいじょうぶだと、思いますよ…?
ちからを使うと、
体力も使いそうで…。
[そっと顔を覗き込む]
――――…。
[少しだけ、眉を下げた]
気にかかることは、たしかに…あります。…
ニコラスさまのこころも重くしてしまっているのでしょうか…
[傾いたベンチ、そっと向かい側を見て]
炎……?
なんだ、それは。
[意味のわからない質問に、返しようがなかった。
いつでも風呂に入れるのは、能力ではなく、ただ単にそういう育ちのせいだ。
自分で風呂を沸かしたことなどないので、ニコラスの考えに全く思い至らない。]
充実している、か。
それは結構なことだ。
[それ以上、特に言葉を自分から発しようとはしない]
…―――はい
ええ、と…―――
[少しだけ眼を伏せた。
思うのはやさしい、彼女。]
…キアラちゃんにも、
声、かけてみますね。
― テラス ―
……今さ、「飛ぶ」練習をしてたんだ。
キアラが空を飛ぶのが夢だって言ってたから。
朝ごはん食べるのも忘れるぐらい、自分にチカラを加えていたんだけれど……まだできないまま。
重力の聖騎士だけれど、自分にチカラを行使するのはできないのかもね。
「何か」のために、「誰か」のために使え――って意味なのかもしれない。
……前に君の心の重さを分けてもらったりしたけど、自分の心を重力のチカラで軽くするのはできないのかな、って気がする。
背負い込んで迷惑をかけないように気をつけるけれど……
[ぽつりぽつりと零しながら。
天秤は正確に重さを感知し、さらに傾きを強めた]
/*
前村ドロシーで覗き見しまくった&前回カスパルで覗きしまくったので、今回は今のところ地上の様子は見ない人に。
なので、ローシェンの発言に反応できない罠。
[褒美>>253と聞けば、そうなのかも知れない]
この名前があればこそ、
遡っての女性と王以外の立ち入りを禁じられた場所へ踏み入れた事が不問にされ、
騎士身分と共に、近侍直属の身分足り得たのだ。
― 風呂 ―
……私はこの国で生まれ育ったし、聖乙女と聖騎士の伝承も聞いてるからね。
故郷のために頑張れるのって、やっぱりやりがいあるよ。
……聖乙女のためにも。
[浴槽の縁に腰掛けながらそう答えて、最後のつぶやきは足で水面をバシャリと波立てて音を混ぜた。]
……この国ではないところから来た聖騎士ってどうなのですか?
故郷への重力を感じない人がどう感じているのか、少し気になります。
[疑っているわけではないが、地に足がつかないような感覚で運命に立ち向かえるのだろうかと疑問だった]
―王立研究院―
ほへー
[カレルにとってこんなにも多くの書庫を見るのは、初めてだった。
ただただ書庫を見つめ、呆然とした]
こりゃ…頭の筋肉鍛えられそうだぜ…
―城下町―
[爽やかな快晴。
街は避難所から開放された人々で賑わい、
あちこちでトンカンと建物を直す作業が進んでいる]
……逞しいねぇ。
[ひゅう、と口笛を吹いた。
次に何の呪いが来るかも分からないせいか、
修理は急拵えにトタンや木材を打ちつけるだけの
場所が多かったようだが、
急ぎ足に行き交う人々の顔は、
決して暗いだけではない]
[バシャリと、ニコラスの立てた音に耳を澄ます。
僅かの間、物思いに耽るようにしていたが]
やりがいが、あるなら結構なことだ。
国と、聖乙女を護るよう……励めよ。
[そのまま口を噤んで、温かい湯を楽しむかのように目を閉じた。
どう思っているか、を目の前の男に語るつもりはなかった]
……お。
アンタ、この前の…。
[避難所にいた騎士を見かけ、駆け寄る。
暫く話をして、折り紙を貰った子供の居場所を突き止める。
キアラから貰った手紙の話に、
騎士が涙を拭いていた事は、見ないふりをした。
暫く迷い、写しを手元に残して、
自筆の手紙を渡してしまう]
……アンタらが持ってたほうがいいだろ。
聖乙女様の愛が、少しでも身近に伝わり、
護ってくれるように。
[騎士は、民が集まった際に
必ず皆に公開しようと言い、何度も頭を下げていた。
確認したところ、子供は自宅に戻っていた。
父親が瓦礫で足に多少の怪我をしたが、
然程重いものではないらしい。
聖乙女のお姉ちゃんからだ、と渡した飴に、
子供は嬉しそうに歓声をあげて、
短くなったクレヨンで、画用紙に何かを
一生懸命書いていた。
くるくると丸められたそれを受け取り、
その頭をわしわし撫でる。]
必ず渡すからな。
まだ辛いかもしんねーけど、大丈夫。
必ず、聖乙女と聖騎士が救ってくれる。
[子供の家を出て、市場の雑踏をすり抜けて進む。
通りすがるどの人間も、大荷物を抱え、
早足で家に向かっているようだ]
……ま、そうだよな。
物資が足りなくなるのは分かってる。
騎士団の奴らがきっちりあちこちで睨みをきかしてるし、
もともとフルウ・ワは豊かな王国だ。
そうそう食料がなくなったり、
暴動になる事もねえだろうが……
呪いが此の侭ずっと続けば……。
[眉を顰める。
余り想像したくない事態だ。
しかし、その不安を意外な程に
道行く人々は窺わせない。
市場に張られる声はしっかりとしていて、
互いに話す顔には不安もあるが、
此処を乗り切ろうという気概に満ちている。
信頼できる存在がいる、
彼らがなんとかしてくれるのだと
心を頼る者がいるというのは、
こんなにも人の心を強くするのかと目を細める]
………。
見せたくねーような、見せたいような。
[苦笑してポケットを探り、
とっくに禁煙しているのだと思い出して息をついた。]
この事がプレッシャーになったら困るけど…
だが、伝えてやりたいよなァ…。
……ん?
[そこのお兄さん、安いよー!
と呼び止められた先にあるのは、食料品の出店。]
済まねーな、爺さん。俺料理しねーのよ。
野菜や魚買っても…。
[ 説明しよう。
青葱たっぷりとネギの皮トロ、海苔を、
カリカリのブルスケッタの上に乗せて頂く
次世代決戦麺麭。
それがネギトロパンである。
ガーリックの匂いが香ばしく、
サクサクの感触と芳醇でとろとろした味わい。
まさしく『食のネオロマンス』と言って良い一品。
この広い世界で、君と逢えた奇跡――
それを体現した味の小宇宙と言っても
過言ではないだろう。たぶん。]
― 風呂 ―
……だよね、護らないと。
重くさせないように。
呪い……また来るよね。
[聖騎士がこれだけ集められたのだから、呪いがあれで終わりと判断するのは楽観的すぎるだろう。]
また、あの呪いがあり、儀式があり……聖乙女は自分の選択で送り出して……魂の抜けた身体を抱えなきゃいけない。
―テラス:ニコラスと―
「飛ぶ」練習…?
…―――キアラちゃんがそんなことを…。
[じ、と見て]
―――引き合う孤独の力
重力をそんな風に
例えた詩人がいました。
…長老の受け売り、ですけれど。
きっとなにかと、だれかと、繋がるための力。
たとえば、ひとりではなくふたりなら
…空だって飛べるのかもしれない。
…――――
[だんだん傾くベンチ、
エレオノーレはつと歩き出し、隣、釣り合うはずの位置に座る。笑みを向けた。]
護ってあげなきゃ……。
身体も、心も。
[重力の聖騎士だから、聖乙女たちの心も軽くしてあげることが大事だと。
今は平穏な時間が流れている――それは次の呪いへの幕間であり、同時に心を洗える機会。]
ねぇ、この国に無いものが空を飛んでいるのを見たことがあります?
[そのために、キアラの夢を叶える――
そのために、空を飛ぶヒントが欲しくなったので、未だ交流が無かった目の前の男に聞いてみた。
自分にない尺度と価値観と知識は、何か恩恵をもたらせてくれるだろうか……?]
じ、爺さん、残りいくつある?
全部くれ! あるだけ!!
え、一人2個まで? じゃあ2個!
[大人げなく買い占めようとするが、
当然の如く制止される。
二個分の金を払って受け取り、
この奇跡の出会いの感動に打ち震えた]
まさか此処でこのパンに逢えるなんて…
これも聖乙女様の導きってヤツかな。
マジ感謝。思い切り感謝。
[サシャの占いラッキーアイテム「青葱」を知るのは、
ペーターからの連絡を貰ってからのことなのだが…
どうやら、この男に対してはまさに中っていたようだった]
―テラス:ニコラスと―
…――
……来ます。
[―――空向こうを見据えながら、謂う。]
水晶核が、ないているの…。
……―――
[魂を送る儀式、
両の手を緩く広げ視線を落とす。]
― テラス ―
ひきあう……。
[耳にして、口にすると――小さな光が灯った。
自分の水晶核の翠ではなく……あのとき飛来した、ピンク色の光。
今はもう形には残っていないけれど、その残照がエレオノーレが座った方の席でキラリと瞬いた]
あ……。
………………。
[それに気付いたとき、天秤は水平を取り戻した。
今の自分と釣り合うものは、エレオノーレとハート。++]
― 市街地 ―
…こちらに来るのは…なんだか久しぶりだ。
やっぱり、街並みは寂しくなっていますね。
[占いの館への御届け物をした後、門を抜けて歩いていた。]
ジークムント様の病院は…
[メモを見なが周囲の様子を観察。]
― 市街地 ―
…こちらに来るのは…なんだか久しぶりだ。
やっぱり、街並みは寂しくなっていますね。
[占いの館への御届け物をした後、門を抜けて歩いていた。]
ジークムント様の病院は…
[メモを見ながら、隕石の爪痕の残る周囲の様子を観察。]
ありがとう……君の心のおかげで、楽になれた気がする。
もう……悩むこともない、と、思う。
重力は……本当に、なにかとだれかと繋がる力だって、君が教えてくれたから。
お礼を言うべきなんだけど……もう1つ。
もうちょっと、直に、つながっていいかな?
ひとりではなくて、ふたりなら――
[ぴたり水平な天秤の上で、自分の心と釣り合っている女の子に向けて、片手を差し出した。
あのときのように重さを分かち合うためだけでなくて、エレオノーレのその手を求めた――//]
[ほくほくしながら市場を抜け――
見知った顔がある事に気づく]
…あれ? リヒャルトか?
[世話になっている官吏の少年の姿。
ケーキ屋へと外出する途中であろうか。
事情を知らないまま、声をかける]
おーい。
アンタも買出しか?
文献によると、聖乙女の力で呪いが完全に浄化されるまで
呪いは断続的に襲ってくるようだな。
お前の言うとおり、呪いはまた必ずやってくる……
[聖乙女の身も、心も護る。
内心頷きながら口にはしない]++
いえ、呪いに見舞われている民と、
アヴェ殿ら先遣隊、
そして町の治安と復興に追われる方々も皆、
それぞれがそれぞれの出来る事をやっているのです。
[エレオノーレの言葉>>*32を追うように、隕石の呪いが一段落し、怯えつつも平穏に安堵する街並みを遠く眺めながら]
こうして聖乙女様達とお話ができ、
その力を得させていただいている私など、
とても恵まれております。
え……?
なにが……?
[見上げるエレオノーレ(>>563)に驚いて、次いで同じ方向を見据える――が何が起こったのかまだわからない]
よく……わからないけど、エレオノーレの心が重くなるときは、私が受け持つ。
辛かったら私に言って……。
聖乙女は強い心が必要だけど…………背負わないための弱さもあってほしいんだ。
[具体的にどうにかできないので伝えられる言葉はこれだけだが、俯いたエレオノーレの顔を覗き込んだ]
― 市街地 ―
この角を曲がって…
…………あ、ここ…………この先…
[地図をもち、少し様子の変わった箇所を確認しながら歩いている。]
>>567
ダーフィト様。珍しい所で遭遇しましたね。
はい。今から聖騎士様の御遣いで、ケーキを買いに行く所です。女性に人気のものを。
ダーフィト様、なんだか嬉しそうですね。
良い事でも、ありましたか?
[ネギトロパンのことは知らないが、目の前のダーフィトが普段よりうきうきと足取りが軽そうなことは見て取れた。]
[次の問いには、さすがに目を開いた]
この国に無いものが空を飛ぶ……。
蝶や、鷹、ならばこの国でもいるのだろう。
それ以外でか?
……空をとぶ乗り物は?この国にはあるのか?
キアラちゃん。
…あのね、ヴィクトリアさまの髪を
ローシェンさまに整えていただいたのだけれど
この髪を、ひと房ずつ、
…持って、おかない?
― 風呂 ―
えぇ、鳥とか生き物ならこの国にも居ます。
……聖宮内にもいるようですが。
[鷹とか鳩とかけっこう聖宮から飛び立っているのをテラスから見たことがある]
……乗り物? 物???
天馬とか伝承では聞いたことがありますが。
[物と言い切れるようなものは想像できなかった]
>>574
私は、普段は時々買い出しに出たりしておりましたよ。
聖乙女様が降臨されてからは、色々確認することも大方ので確かに出ていませんでしたが。
ケーキと、あと水鉄砲も仕入れるつもりです。
[補佐官から頼まれた巻尺やハーブオイル等は聖宮内で発見できたらしい。]
送りたい相手、女性の好みのと注釈がありましたから、女性ではないかと。今は特に聖乙女様のような若いお嬢さんもいますし。
今まででも、聖宮で勤めている者が補佐官様に贈り物をすることもありましたしね。
そうか。こちらにはないのかな。
空飛ぶ、風船。
……気球といったかな。
そのようなものなら、見たことがあるが。
[ニコラスの求める答えかどうかはわからない。
ただ質問されたままに、見たものを答えた]
― 風呂 ―
気球……?
うーん……あまり詳しくは。
[あるのかもしれないが、工房に籠る職人にはそのへんはあまり詳しくない。
ただ、空飛ぶ風船という具体的なイメージを得られたのは大きかった]
ありがとうございます!
助かりました!
[バシャッと波とともに立ち上がり、深々と一礼。
そのまま軽やかに浴場から出て行った。*]
…呪いは、……
[これでは終わらない。
そんな予感は続いている]
また、騎士さまへ
戦いへ赴いていただかなければ――――
[胸に手を、
祈り眼を伏せる]
― 風呂、おまけ ―
ひゃっほーい!
これなら飛べるぞーっ!
[軽やかに駆け出した。
『危ないので走らないでください』という表示があるのを忘れて]
( つるっ、ゴッ!
つるるるーっ!)
[石鹸を踏んづけたせいで滑って頭をうち、そのまま浴場の出口に流れていった。
気をつけよう 重力は急に 使えない *]
―テラス:ニコラスと―
[>>563淡く光り、灯るピンク色には
エレオノーレは気づいていないようで。]
――――、楽に、
…なれましたか?
それなら、うれしい…
[笑みを浮かべる。
いいえ、と不意に口にしたことには不安を煽らないように首を横に振り。
それから改めて
ニコラスへ向き直り]
…わたしでよければ、 喜んで
[そっと、手を、差し伸べる//]
― 少し前・占い小屋 ―
サシャ様、こんにちは。
頼まれていた品、お届けに参りました。
なるべく、キアラ様の髪の毛の色に似ている色を探してみたのですがいかがでしょうか?
[占い小屋にたどり着くと、手に持っていた包みから鮮やかな暁色のカーテンの布を取り出す。]
白も綺麗ですが、この色で合わせても鮮やかになりそうですね。
…あ、こちらはダーフィト様からご希望を聞きましたので、ビスコッティです。カシューナッツ入りの。
レシピ通りになっていますが、お口にあうといいのですが。
[布を取り出すと同時に槿の聖乙女の姿を思い出す。失敗した時の事は心の隅に一生懸命追いやって、できたてビスコッティの袋を目の前の少年に手渡した。]
― 上空 ―
(国は王位継承者不在ですので、王国の直轄領になるであろうとありました)
[そもそも追放扱いの身なので、戻ることはないのだが]
(エレオノーレ様の騎士などと言っても、エレオノーレ様とて呪いが解決すれば、元の暮らしを望まれるにしろ、聖乙女として新たな道を歩まれるにしろ私を必要とされる機会はほぼないでしょう)
それから…今日はサシャ様にお願いしたいことが…
はい。その、おまじない、なのですが…
今度は、バルタザール様とヴィクトリア様に向けて。
お二人とも、私たちがこうして流星の呪いから解放された後もアストラル界で戦われているはずなので…
少しでも、元気づけられるようなおまじないをと思いまして。
よろしくお願いいたします。
それから、これは全くの私事になってしまうのですが…その……
[微かに口ごもりながら、勇気を出して頼んでみる。]
手先が不器用で落ち込むことがありましたので、器用になれるアイテムでもあれば教えて頂きたいと。主に、工作方面で。
お願いいたします。
[暫く、占いの結果を聞いたり言葉を交わした後、街に買い物に出ることを告げ、もし希望があるなら買い出しにいきますよ?と付け加えたり希望があるなら聞いたりしながら、その場を後にした*]
(そもそもエレオノーレ様と私は聖乙女と聖騎士であって、主と騎士ではないのです)
[伝承を騎士の経典としたことで、その辺の混在が常にある。だからこその考え違いや見落としがあった]
(今が終われば――私は……)
[田舎の小国の、女王の気紛れと妥協からこうしてかろうじて身を立てていただけの自分であると思えば、「世間知らず」「無能」などのネガティブな単語しか思い浮かばない。そんな彼を現実という荒波が心の中を浸食していく]
―呪いの前とある時間:木苺の褥―
[切り落とした髪を編み、
持ち歩けるかたちと為す。
そうして、キアラを探しているときだったか。]
……あ、
[――影になって、人通りの少ない場所。
そこに眠っている黒衣のひと――ヴェルナーを見つけた。
起こさないようにそっと、近づいて。
遠慮がちに見下ろす。
いつもよりどこかあどけない寝顔。
少し心音が速い気がした//]
[大声を出して、勢いよく立ち上がると
男は先に浴場を後にした。]
……なんだったんだ?あの男は。
[何が助かったのかはわからない。
だが、そこは深く詮索しなくても構わないだろう。
ごつん、という物凄い音が聞こえてきたとしても、
我関せずの風情で、一人になった湯船に暫しのんびり浸かる。
そうして、すっかり満足すると、また元の衣裳を手を着用し、浴場を後にした。
次に入る時は、酒を用意させよう、と心に決めながら**]
(くっ……どうしたというのでしょう……)
[天馬の足元に飛び込み、黒き呪いを浴びつつも止めを刺した。その際の汚染は氷結し、防ぎきった筈である。なのに胸の奥底に蠢く一点の沁み。それが何なのか理解と自覚ができないまま、深い思案の海に沈んでいく]
(私は一体何を考えてっ……)
― テラス ―
[差し伸べられた手をそっととって、指から心と熱を通わせながら包みこむ]
ありがとう……。
小さい、あったかい…………。
[嬉しくて心が舞い上がって。
きっと、天秤にかかる心の重さも軽くなったに違いない。
その結果、自分のほうが高い位置になるよう傾くのか、あるいは――]
……あはは、君の心のケアのつもりで呼んだのに、私のほうが世話になっちゃったね。
今度ここに来てもらうときは、一緒に笑えるといいな。
[もう救いを求める意味で手に触れていたわけではなく、ただエレオノーレと心を通わせたかった。++]
/*
会話可能ということは墓下でも勝負できると思えば、私の一番得意な
負 け 戦
ができると見て、墓下方針を変更してみようと思います。
― テラス ―
ねぇ、エレオノーレ……。
これからも……君の重力にひかれてもいいかな?
[重力を操る自分が、初めて、委ねたくなってそう零した。
少なくとも重力の聖騎士として嘘偽りがない言葉――//]
―「吹き荒れる季節」の到来―
[珍しく朝目覚めが良くなかった。
家の躾で規則正しい生活を心がけている為
寝起きは良い方である。だが・・。]
空気が重く感じます・・。
[肌にまとわりつくような
不自然な高温を感じる。
思い切ってテラスに出れば
昨夜からたった一晩で季節が変わったのか?
と思うくらいの温度差。
凶暴な風が耳元を唸って通り過ぎる。
早く真実を知ろうと、
身支度を整えて部屋を飛び出した。]
愚かな事を……私はただの……
[もやっとした思い。足場がない筈の空で、足場のある現状。その定まりきらない不安定さと等しいような揺らぎが、...の心中を揺るがしていた]
一生を賭ける相手……
[殉死さえ許されず、突き放された身。
拾われた訳でもない。ただ相手にとって必要があり、こちらにとって縋る手があっただけの事]
思い上がることなど……
― 王立研究院 ―
あのー!すいません!
過去の聖騎士の文献を、見せてください。
[中にいた研究員に頼むと、快く見せてくれた]
ありがとうな!へー
分厚いなー
[研究員が持ってきたとても分厚い文献に、目を通す。
炎の聖騎士の部分に、目を留めて]
ほんとだ!炎の聖騎士ってけっこういっぱいいるな。
なになに。
『炎の聖騎士ルートは、頼りがいがあり男気満載。みんなから慕われる存在でした。
やはり食べるのが好きで、得意技は炎の渦
ダメージは絶大で、相手を締め付ける効果がある』
へー、そんなのがあるんだ。
こっちはどうかな。
『炎の聖騎士ターディは、球戯のスポーツを得意とする身体能力最高値の戦士。
得意技は聖なる炎
詳しくは確認できてはいないが、絶大な技と思われる』
すごい技があるもんだな。
/*
>>587
全然関係ない私が、恥ずかしくなって床をのたうちまわりたくなったじゃないかwwwwwwwww
[...は足元にある聖宮を見つめた。
そこには聖乙女達がいて、集められた聖騎士達がいる。
(確かに、呼べば届くのかも知れません。
ですが、届くから……何だと言うのでしょう)
[自分は言った。彼らと共に、と。
それでも今の自分は、バルダザールと共に肉体を離れ、こうして呪いに向き合うだけしかできないでいる]
(なぜこんなことを……)
― とある昼下がり ―
[ふらり、とした足取りで廊下を歩いていく。
向かう先は、タイガの部屋。]
こんにちは…?
[こんこん、とノックをしても返事はなく、
不思議に思いつつ、扉に手を当てていると、
すっと少し開いた。]
あの………
[おそるおそる足を踏み入れた部屋からは
微かな熱気の名残と、独特の匂いが漂ってくる。
それは、言うなれば鍛冶場の匂いだったが、
それを知らぬ乙女は、不思議に思いつつも中を覗いた。]
―――あ。
[机の向こう、敷物の上に寝転がるタイガを見つけて、
そろりと歩み寄る。]
……寝て、いらっしゃるの?
[声をひそめ、後ろから覗き込むようにそっと近づいた。]
(何故今頃になって……)
[胸の奥の黒い沁みが疼く。それは外からもたらされたものか、本来気付かずに過ごしていたものが肉体からはがれた事で掘り起こされたものか]
(私は何もしていない。気付いてなどいません)
[だから]
(努力もしていないのです)
[だからこそ]
(嗚呼、どうして―――)
/*
>>587
こういうシーン、返事来るまでいつもドキドキで落ち着けない。
完全お断りはされないとわかってても。
今回も女の子が可愛いなぁー。
……自分も頑張らないと。
(後悔していることなど、気付きたくなかった……)
[聖騎士としての努め。長年染み付いてきた従う者としての努め。そんな義務や生き様に従う事で、楽に生きてきた。考えないで済ませてきた。だからこそ、今強く思う]
― 王立研究院 ―
ふへー。俺の脳ミソ…
筋肉付いたかな。
[文字をいっぱい見ていたら、やっぱりぐったりしてしまったようで、机にへばっている]
もっと強力なのないかな!ん?
おおー!!
[がばっと起き上がり、目を通す]
なになに!!
『空に炎の花を咲かせる。かなり精神力が必要』
すげーじゃん!
聖騎士の力をむやみに使うのは、あれだけど喜んでくれるなら!!
[やり方を一生懸命メモしていた]
―礼拝堂(呪い発生以前)―
[ヴィンセントが礼拝堂から立ち去った後。
息を弾ませて飛び込んだ。
水晶核が微かに伝えたヴィンセントの話で
以前ヴィンセントと会話した内容を思い出す。
そこでキアラが気になったのだ。]
良かった。間に合ったようです。
[キアラの姿を見つけて近寄る。
聖乙女はどんな表情だろうか。
近寄って視線を合わせ
自分から先に話を切り出す。]
今、ヴィンセントと会っていましたね。
ヴィンセントは私の絆の相手。
水晶核が教えてくれました。
だからここへ来たのです。
ヴィンセントと何を話していたのか。
具体的な内容は分かりません。
でも彼の雰囲気は感じました。
私が以前>>2:393「一つの目的に向かう以上、協調性は必要だと思いますが果たしてそこに本当に信頼は必要たる要素なのか。」
と言われた、あの時と似たような印象を。
あなたがそれを聞いてどう思ったか
気になりまして。
良かったら、お話してもらえませんか?
[心配そうに切り出す。]
(もっとしておけば)
(もっとやっておけば)
(もっと)(もっと)(もっともっともっと)
[あまりにみっともない思考に、バルタザールに見つからないように聖宮の裏側に隠れて身を潜めた]
くっ……愚かなっ! 妄想止むべしっ!
[
え?
ローシェンさんが、私を?
[なんだか慌てた様子の侍女からの伝言に、
ごちそうさまをして立ち上がった。]
わかりました。すぐ向かいますね。
[明らかにほっとした様子の侍女に後かたづけをお願いして、
身軽に厨房を出て、ローシェンの部屋へと向かった。]
― ローシェンの部屋へ ―
― 聖宮の天辺 ―
はふ。脳ミソも鍛えたし、今度は体を鍛えるぜ!
よーっし!ここなら庭を燃やさないだろう!
今日はずっと。炎を出す訓練だー!
はー!!
[限りなく手から炎を出す。もっと炎を出せないとあの技が出せない!!
いくらか時間がたった所で、息が切れてきた]
― ローシェンの部屋前 ―
[聖宮に来てからあちこち歩き回っていたおかげで、
聖宮内の地図はすっかり頭に入っていた。
迷うことなく最短ルートで足を運び、
ほどなくしてローシェンの部屋に到着する。]
ローシェンさん?
私をお捜しだ、と聞いたのですけど?
[こんこん、とノックしてから、扉越しに声を掛けた//]
― 市街地 ―
>>593
……? ダーフィト様は、以前にも、聖宮に来られたことがあるのですか?
[少し驚いたように瞬き。]
幻惑の聖騎士のペーター様が、占い師のサシャ様と入浴の際遊ばれるのに使いたいとご所望で。
聖宮の風呂は、大変広くて泳ぎがいがありますしね。
…補佐官様の年齢、ですか?
― 礼拝堂 ―
[ヴィンセントが去った後、
槿の花は、再び祈りの姿勢に戻っていた。
近寄ってくる足音に、ゆっくりと振り向いたその顔は、
どこか透明な表情をしている。
見ようによっては、白く、でもあろう。]
ジークムントさん。
[名を呼び、立ち上がってその人を迎えた。
ヴィンセントと同じ、水晶の波動持つ人を。]
[リヒャルトが届けてくれた亜麻色の──手紙の主がオクタヴィアの髪の色と讃えたその色髪に即興の詩を綴る。]
君に待たるる心地して
湖畔に佇めば
空渡る夕月夜
満ちてはまた欠けるを繰り返す
いつより
ただ夜の大神のみ
それは、聖宮の七不思議のひとつともいえることですね。依頼がくるのも頷けます。
私も以前に、直接お伺いしたことがあるのですが……
「秘密」
とのことでした。
少なくとも私が聖宮に来てから7年程の間は、外見年齢が変わった形跡もありません。
尤も、これは風の聖騎士であるヴィンセント様も同様なのですが。
……種族の違い等、あるのかもしれませんね。
「名もなき方の代理人さま
あなたの問いかけにお答えしたら、わたくしの浮き名が立ちましょう。
わたくしは、いつでもあなたと聖宮に集う人々の理想の齢でおりますわ。
けれど、仕事熱心なところに応えて、秘密の数列をお送りしますわね。
164 86(D) 60 88
亜麻色の髪の娘 」
[柑橘系のハーブオイルを一滴垂らし、噴水広場の受け付け箱へ滑らせた。]
あ、それと、リヒャルトが帰ってきたら、『女子入浴中』の札を用意してもらいましょうね。
悪気はなかったんでしょうけど。
[風呂場でカレルと遭遇したことを思い出していた。>>335
過去にも遭遇事件はいくつもあるのだが、聖宮の風呂場が改装される気配はない。
聖宮[10]不思議のひとつとも囁かれている。]
― 礼拝堂 ―
はい。
ヴィンセントさんと、お話をしていました。
[ジークムントの問いを肯定し、
続いての問いにも、表情を動かすことはなく答える。]
―――信じることが力。
あの方には、それに共感していただくことは、
出来ませんでした。
[淡々と、事実だけを。]
― 数日後・自室 ―
[テーブルの上には、いつの間にか、白い陶器製で、小花を散らした
可愛いティーセットが置かれていた。
どれくらい待ったのだろうか、聞こえるノックの音と彼女の声>>602
席から立ち上がると――こんなこと本来ならしないのだが、
彼女を迎え入れるために扉を開けて]
入りたまえ。
[部屋に入って、着席するように促した]
はー、やっぱまだまだだな!
よーし!
え?
[っと炎を出すと、いきなり雨がどかっと降ってきた。
カレルの上だけ。炎は瞬く間に消えた]
どーなってんだよ!
[びしょびしょになって叫ぶと、もう当たりは灼熱地獄。もう服が乾いている。どうも様子がおかしい。
聖宮内に走っていった]
>>594
…そ……そう、ですよね…
まだ、蜂蜜飴が終わったわけではない…
[少し泣きそうな顔になりながらも、気を取り直して顔を上げる。]
…噂になる菓子、ですか?
― ローシェンの部屋 ―
[ノックの後、程なくすると内側から扉が開かれる。]
こんにちは。お邪魔しますね。
[普段なら彼がそんなことをしない―――
などと言うことに気付くはずもなく、
笑顔で会釈して、部屋の中に入る。
勧められるままに席に着くと、
用意されたティーセットが目に留まった。]
わぁ、このポット、可愛いですね。
カップもおそろいで、
ローシェンさんって、
意外と可愛いものお好きなんですか?
── 新たな呪いの到来 ──
また光った──!
[雷鳴に備えて、耳を塞ぐ。
呪いのせいで、フルウ・ワは異常気象だと聞いた。
聖宮は見えない結界で守られているみたいだけど、星が落ちるのが見えたように、遠くの空が気味悪い夕焼けだったり、竜巻が地を舐めていったりするのは、見晴らしのいい場所からなら確認できる。]
[「遠見鏡の部屋」に行けば、もっと遠くの場所まで見られるらしい。
けれど、ペーターは、きゅ、と拳を握って、その部屋の前を足早に駆け抜けるのだった。]
― 吹き荒れる季節の呪い ―
やはり……一度では終わらなかったのですね。
[当然と言えば当然。それでも、あれだけの事をして打ち払った呪いが、形を変えて改めて襲ってくる>>347と思えば、悔しさがこみ上げてくる]
あれは雹ですね。私も用いましたが……
[災害の一つに、見覚えのあるものを見ればそう呟く]
―礼拝堂―
[>>604キアラの顔を見た瞬間
浮かぶ表情に心臓が跳ねる。
ころころと良く表情を変える聖乙女。
自分はそれを好ましいと思っていたのに、
今見た顔は出逢って初めてのもの。
だが嬉しいよりも不安を覚えて
その感情が消えたようなと感じる
その目をじっと見つめ
自分の名前を呼ぶ声を遠くに聞く。]
[>>609淡々と語られる話。
感情を伴わない様子に
一瞬答える言葉を失う。
大きく息をついて。]
私はヴィンセントから聞いて
非常に驚きました。
自分の考えとは全く異なる意見でしたから。
彼は頑なとも思える態度で
自分は自分だと主張いたしましたよ。
しかし何故そう思うのか。
明確な理由の言及を避けました。
キアラ、あなたは彼をどう思いましたか?
[キアラの様子を見ていると
無理に聞きだすのは酷な気がする。
しかし今はキアラの思いを、感情を
少しでも感じ取りたい。]
バルタザール、動けますか?
[街では再び、呪いに対処するもの、避難を誘導するものが目に入っていた]
今の私達ではあの呪いを打ち勝つには力が足りません。
ですが……新たな聖騎士達が来るまでは、やれることをやろうと思います。
[あの日から動かないままだった蒼い水晶核を拾い上げると、ピクリを目覚めたように浮き上がった]
今日までずっと休息していたのですか……。
[にこにことした笑顔で部屋に入るキアラに、
むっとしたような視線を向ける>>614]
私が、可愛いもの好きだと?
そんなはず、ないだろう……!
客を迎えるからといって用意させたら、
この様なものしか出てこなかったのだ。
[キアラに似合うような可愛いものをと、
リクエストしたことは、言うつもりがなかった]
そのような顔では、どうして今日ここに呼ばれたかも
到底わからないであろうな。
― 礼拝堂 ―
私は――――――
……あのかたが、わかりません。
[ふ―――…っ、と視線が下がる。]
最後まで、あのかたのお心を掴めませんでした。
―――いえ。
掴むことなど出来ないのかもしれませんね。
風の、 こころなど。
― ローシェンの部屋 ―
そうなんですか?
ローシェンさんにも、似合うと思うのに。
[抗議の視線を笑って受け止めて、
それから、こてりと首を傾げる。]
そういえば、ずいぶんお急ぎのようでしたけれども、
なにかありましたか?
/*
あれだけ何していいかわからなかったのに、負け戦モードとなると筆が一気に進んだとかそれなんてM?いやむしろ相手へのSかwエレオノーレさん、気に病んだら御免なさい。
― 少し前・タイガに細工を頼んだ後のこと ―
[タイガの部屋の前を離れ、
周囲に誰もいなくなってから、
もらった栞をひらひらとさせて透かし彫りを楽しむ。]
ふふ。私もなにか、本でも読もうかなぁ。
[栞が使いたいから、という逆転の発想だった。
オリジナルの栞と日記帳はポケットに大切に収めて、
銃弾もしまおうとして、手を止める。]
タイガさんが台座作ってくれるんだって。
どんなふうになるのか、楽しみね。
[三本指で持ち上げた銃弾に話しかけ、
うきうきと口付けてから、これもポケットに仕舞った。]
/*
風の人はどういう状態で今日落ちなんでしょうね。
分かり合えぬまま落ちとかだと、こっちにも影響あるんですがw
―テラス:ニコラスと―>>586>>587
ニコラスさまも手も、
…あたたかいですよ。
[ふわり、微笑む。
ベンチは釣り合う、こころの“重さ”。]
…世界は、持ちつ持たれつ…
って、これも…長老様の受け売り、ですけど
[一度、眼を閉じてから。手を、ぎゅっと握る++]
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