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―聖宮某所―>>115
あ、はい。大丈夫です。
…?
[にこにこと、本当に嬉しそうな笑顔を浮かべた
ジークムントに声をかけられた。
なにかいいことがあったのかな、と
尋ねる前に言葉が続く。]
チュウコウソウ?
本当ですか…?ぜひ、見てみたいです。
ご一緒していいでしょうか。
[丘を下りる4人の背後で、
いつのまにか、流星雨はなりをひそめていた。
聖騎士たちの力が呪いを押さえ、
現実世界への影響を押さえ込んでいるのだろう。
未だ、戦いの声は続いているけれども―――]
―――頑張って…。
[彼らのために小さく祈りを捧げ、
ひとまずはバルタザールの部屋へと向かった**]
[イメージが伝わる。
煌くは光
反射して輝く氷。
呪いが形をなした天馬を射止めんとす。
物語の戦いのような
神話の戦いのような
幻想的でさえ在る
騎士たちの戦い。]
――… …がんばって…
[祈る声。――止めを、と聞こえれば
少しだけ息が詰まる心地。
彼らが力をふるい、互いに言葉を交わし
聖乙女とのつながりを感じるほどに
聖乙女の力は、満ち始める。まだ、まだ花ひらくには少し。けれど確実に。]
― 自室・翌日 ―
[バルタザールを部屋へと送り届けた後、
ふたりの聖騎士とも別れて自分の部屋に戻った。
儀式の疲れか、ベッドに倒れ込むなりそのまま寝てしまい、
起きてみれば、もう随分と日が高い。]
―――外はどうなったのかな…?
[呟きながら身支度をして、廊下に出る。]
[>>117了承の返事をもらえて
目を輝かせた。]
本当ですか?
ありがとう、エレオノーレ。
さあ、行きましょう。
聖地西側にある透明度の高い池の
傍にある花壇なのです。
名探偵ダーフィトが教えてくれました。
静かで良い場所だそうです。
[エレオノーレの先に立って案内する。
チュウコウソウの話は
釣りが趣味の神官から聞いた。]
― 廊下 ―
[もはや馴染みとなった聖宮の廊下を歩きながら、
近くを歩いていた侍女を呼び止める。]
あの…っ、昨日男の官吏の方に、
首飾り用の鎖をお願いしたんですけれども……
[そういえば、名前を聞いていなかった、と慌てたが、
侍女は、それなら存じておりますよ、と居場所を教えてくれた。]
リヒャルト・ホルストさんですね?
……よく、わかりましたね。
[驚いたように言うと、侍女はなぜか頬を染めて、
侍女ネットワークにわからないことは無いですよ、
と、耳打ちしてくれた。]
―ヴィクトリアの部屋でのこと―
[儀礼用の剣で断たれた髪は
ざんばらのまま不揃いだった。
そっと、触れて]
…――髪、
…整えてさしあげたいな
[ぽつり、呟く。
――その日は疲労もあって
結局そのまま眠りに落ちてしまったのだったが――]
―池(沈黙の銀鏡池)の傍の花壇―
[目的地につくと
周囲の景色を鏡のように映した池が
見えた。
その隣にある花壇に植えられている
高さ20センチほどの植物を指差した。
その葉は、5枚が一組となり
ちょうど★を少し細くした形になっている。]
これがチュウコウソウです。
元々貴重な植物だったのですが、
乱獲が原因で絶滅してしまったのだそうです。
聖宮に残っていたなんて嬉しいですよ。
― 廊下 ―
そ、そうなんですか。
[侍女ネットワーク怖ろしい、
なんて思いながら、もう一つのお願いもしておく。]
それと、ヴィンセントさんを見かけたら、
キアラが探していますって、伝えてもらえますか?
お話ししたいことがあります、って。
[侍女が了承したのを見てから、噴水広場の方へ歩き出す。
後ろで、なにやら侍女が楽しげにメモしているのには、
全然気が付かなかった。]
―池(沈黙の銀鏡池)の傍の花壇―
[>>120目を輝かせるジークムントに微笑む。]
そんな池があるんですね。
[木苺といい聖宮といい、
まだまだ知らない場所がたくさん在るようだ。
池にたどり着くと、
示された植物を覗き込む。]
これが…。
[しげしげと見つめる。]
…それは、喜ばしいことです。
聖宮にあったからこそ、
守られてきたのかも、しれないですね。
…乱獲で絶えてしまったなんて、悲しいですけれど……。
薬効の高い植物なのですか?
―それは儀式のあとの。―
――…。 おつかれさま。キアラちゃん。
[静かな声。眠る前に、そっと届いたはずだった**]
[>>125エレオノーレの質問は
悲しそうに首を振って否定する。]
いいえ、違います。
ここをよく見てください。
葉が7枚一組になっているでしょう。
持っていると幸せになる伝説があります。
実話を元にしたお話だそうです。
しかもこの葉、1枚1枚に異なる花言葉が
あるのですよ。
子供の頃、祖母から教えてもらった時は
凄く驚きました。
・・そうだ、もし良かったら標本を持っていますから
エレオノーレにあげましょうか?
[思いついて提案する。
飴をあげようかどうしようか悩んでいたが
エレオノーレはこっちの方が喜ばれるかもと
考え直したから]
[眠りに落ちる前、
優しい子守歌のように、それは届く。]
―――うん、エレちゃんも、
おつかれ さま ……
[声の後には、すう…と寝息が続いた]
―池(沈黙の銀鏡池)の傍の花壇>>126―
…?
[言われるままに葉を見る。]
あ、…本当。
そんな伝説があるんですね。
どんなお話なんでしょう……。
…ひとつひとつに?
[瞬いた。初めて聞く話だった。]
そうなんですか…。あいされているんですね。
この葉は、どんな花言葉なのかしら…
[そっと葉を指先で撫ぜる。]
え、…いいのですか?でも、貴重なもの、なのですよね…?
― 聖宮の天辺 ―
おー!!いいとこ見っけ!!
物見の搭より、見晴らしがいいな!
[小さい扉から屋根伝いに上がると、一面の夜空。
そこに立つと]
がんばれよー!!応援してるからなー!!
[どの聖騎士が呪いに立ち向かったのかはわからない。それでも声を張り上げずにはいられなかった。
そしてしばらく夜の空を眺めては、遠くに行った仲間を思っていた*]
― 噴水広場 ―
[涼しげに水を噴き上げる噴水の脇、
ピンクのポストに、用意しておいた手紙を投函する。
完全に、ポスト扱いだった。]
「 ダーフィト・ユウガミさま
調査、ありがとうございます。
城下町まで行って、確認していただいたとのこと、
危険ではありませんでしたか?
怪我とか、なさっていませんか?
城下の皆様が無事と聞いて、安心しました。
ですが、みなさまの恐怖は、想像に余るものがあります。
幸い、儀式は無事に成功し、呪いを止めることができました。
まだ、いっとき…なのが申し訳ないのですが…。」
「出来れば、直接みなさんに儀式の成功をお伝えして、
安心させてあげてもらえませんか?
そして、必ず呪いを全て浄化します、とお約束を。
あと、お花をくれた子供に、お礼を渡したいのです。
そうして皆さんが信じて、応援してくださることが、
私たちの力になります、とお伝えください。
槿の聖乙女
キアラ・セレーニ 」
[封筒の中には、ジークムントからもらった飴が入っている。]
…きっと、ジークムントさんなら、賛成してくれるよね。
[呟きながらも、後で断りを入れなくちゃとも思った。]
『ほほほほっ!騎士の皆様。積極的でよろしくってね!』
は!!なんかまた…そんなぷるぷるしないで。な!!
[カレルはゾフィヤを慰めたw]
― 廊下 ―
[カレルに呼び止められれば、
立ち止まって、ぺこりと頭を下げた。]
おはようございます!
良い朝ですね―――って、ちょっと遅いですけど。
私ですか? ちょっと人捜し中です。
[>>128葉をそっと撫でるエレオノーレを
心配を溶かそうと微笑むが
言葉はきっぱりと口にした。]
構いません。
フルウ・ワと人々の幸せを
最も望んでいるエレオノーレが
幸せじゃないなんておかしいと思います。
部屋に戻ったら、早速お届けしますよ。
説明しましょう。
花言葉は1枚目から、
出会い、友好、仲違い後和解、信頼の深まり、決意、誓い。
そして最後は・・・。
あー、最後は―。
― 廊下 ―
いい朝だな。あはは!おそようってやつだな。
人探してるんか?俺も手伝おうっか?
それともよかったらどっかいかないか?
湖とかさ。
[呪いの後で心配してたけど、顔を見たら安堵した。
炎出すのでもあんなにエネルギー使うのに、やっぱ聖乙女はすごい力の持ち主なんだと思った]
・・ははっ。すっ、すいません。
最後の花言葉は忘れてしまいました。
[不自然な態度と誤魔化そうとする。
顔が見事に真っ赤だ。]
え、えーと。その。
いずれにしてもお約束した標本は
必ずお渡しします。
でもあのっ、ふ、深い意味はありませんからっ!
本当に!安心してくださいねっ?
[最後は勢いよく説得する口調で
私の用件が終わったから戻りましょうと
焦った様子でエレオノーレを促した。
その後エレオノーレに
ペンダントトップにもできる
樹脂で固めた標本を渡しに来たが
照れてあっという間に走り去った。*]
―夜:木苺の褥→ヴィクトリアの部屋―
……へぇ。
バルタザールって、あの、ちょっと表情固そうなやつか?そうか…あいつも国を護る為に必死なんだな。光が呪いを祓ってくれるなら、俺もそれに期待しておくよ。
ヴィクトリアも、今ごろ戦ってんだな。
あいつ、俺の先輩に結構似てる所があってさ。俺が上官に怒られてる時に、間に入って一緒に怒られてくれたりしてたんだ。
[漆黒の空を見上げる。]
……隕石、減ってきたな。
きっとあいつらが首尾よくやってるんだろうな。
あー、それと。
今日は運んでやったけど、タイガだけは絶対に運ぶのはお断りだからな。
あいつすげー重いんだよ。部屋の机とかよりずっと。引っ張りあげようとしていくら力を籠めてもびくともしなかったさ。家1件持ち上げてるようなもんだ。あいつも「俺は重量級だ」とか言ってたけど、そんなチャチなレベルの話じゃねえ。
だから、タイガをもしあっちに送るなら、場所を考えろよ。あいつを動かさなくてもいい、安全な場所でやってくれ。
うん。
人捜しは、聖宮の皆さんに手伝ってもらってるから、
すぐに見つかると思うの。
―――湖に?
聖宮って、湖まであるんだ。
うん、行く!
[興味しんしんの顔で頷く]
報告します。
フルウ・ワ全域で、凶星の呪いが止まったとのことです。
努力してくださった皆に感謝します。
[ 膝を折って祈りを捧げた。 ]
― 湖のほとり ―
ほら!すげーだろ!
ん?
[ふと見ると小さな船があるのが見えた。こないだはあったっけか?]
あんなところに船があるぜ!
のろーぜ!!
[キアラがよければ、乗ってみることに]
― 湖のほとり ―
わ、おっきい湖!
[カレルに連れて行かれたのは、
聖宮からも見えるところにある、大きな湖だった。
なぜ今まで気付かなかったんだろうというくらい、
水面はきらきらとして、楽しげに誘っている。]
あ、ほんとうだ!
私、船って初めて…。
怖くない、かな?
[困った顔をしながら、船の方に近づいていく。]
―ヴィクトリアの部屋→― >>109
……礼には及ばねえよ。たまたま通りかかっただけだ。
こういうことは、これからも起きるんだろ。だから…
[エレオノーレの眸の蒼が、こちらを向いているのを感じ、ヴェルナーは視線を反らした。]
――…また通りかかったら助けてやるよ。
[そう言って、部屋を出る。
――この蒼は危険だ。木苺の褥で燃え上がりそうになった、或る種の情を呼び起こされそうになるから。]
[部屋に戻り、椅子に腰掛けため息を吐く。]
(まずい。まずすぎる。
言葉失って話反らして適当に誤魔化してそれでもどうにかしたくて後に残すようなセリフを吐いてきて…馬鹿じゃねえのか、俺は。
「作戦行動」に余計な情なんか入れたらまずいだろ…!)
[ヴェルナーはヤグルマギクが静かに咲いている机の上に上体を伏せ、がしがしと乱暴に*頭を掻いた*]
― 湖のほとり ―
怖くない、怖くないよ!
んー
[茶色い小さな船の周辺を見て、穴とか壊れている箇所とかを見る]
壊れてるところとかは、なさそうだな。
水怖いのか?
キアラって怖そうなものとか、なさそーだけどな!
[楽しそうに笑う]
オクタメモ
そうそう。乙女系恋愛RP村なんだぜ!
桃だ!桃!
俺だって一回しか、桃ってなんだぜ!
みんながんばれ!俺もw
ばか。
私だって、女の子なんだから、
怖いものくらいいっぱいあるんだからね!
オバケとか…。
[そういえば、怪談騒動はどうなったかなと思いつつ、
船縁を手で下に押してみる。
船はゆらゆらと動いて、岸辺との隙間がほんの少し広がった。]
あー…。
[やっぱり困った顔で、カレルを見た。]
― 湖のほとり ―
あははは!そうだよな。キアラはだって女の子だもんな。
お化け!?怖いのか!!
[目を細めてキアラを見つめる]
揺れるのが怖いなら、押さえてるぜ!
お嬢さん!
[船を岸辺の隙間が空かないように、そして揺れないようにしっかり押さえて、手を差し伸べた]
描写間違ってませんように!w
それにしても誘いうけがお上手ですねw
そしてけっこう力がありそうな、カレル18歳!!
― 湖のほとり ―
だってさ、ほら…
……笑うことないでしょ、ばか。
[オバケについては、ごにょ、と口を濁して、
カレルの手を握って、おそるおそる船の上に足を伸ばす。]
きゃっ。
[体重を乗せた船は思いの外揺れて、滑りやすく、
うっかりとバランスを崩しかけた。]
― 湖のほとり ―
大丈夫か!?
[手をしっかり握り、バランスを崩さないよう反対側の手も取ってキアラを支えようとする。]
けっこう揺れるな。
[キアラが落ちないように、懸命に支えている]
― 湖のほとり ―
きゃん!
[カレルの手を支えに、
もう片方の手も握ろうとして、掴みそこね、
抱きつくような形になって、漸くバランスを取った。]
うう、怖かったぁ…
―――――ぁ…っ!
ごご、ごめんなさい!
[はっ、と気が付くと、慌てて離れて、
船に渡された板に腰を掛ける。]
―池(沈黙の銀鏡池)の傍の花壇>>134―
…――、あ
その、…ありがとうございます。
ジークムントさま。
[ときに無邪気な表情を浮かべる
知識深くやさしい聖騎士へ、
感謝の気持ちはたえない。]
はい。
[花言葉を説明してくれる声に耳を傾けた。
よどみなかった声が、ふと詰まる++]
…?…??
あ、あの?
[ジークムントは真っ赤になっていた。]
どうし ました…?
[顔を覗き込むようにして見た。
が、不自然ながら全力のごまかしに
つい 頷いてしまった]
へ、 は、はい。
[安心?なんだろう? 首を傾げた。++]
[焦った様子のジークムントを
心配しながら宮の方へと戻る。
花言葉については――聞かないほうがいいんだろうか。
少し後のこと。
これです、とジークムントに渡された
樹脂で固められた標本は
緑みずみずしく時を止めていた。]
ありがとうございます、
ジークムントさ …… …
[お礼を言い切る前に彼は走り去ってしまった。]
…、あ、あれ……?
[あっけに取られたまま、呆然とその姿を見送るより他、*なかったとか*]
― 湖のほとり ―
いいって、いいって!
落ちなくってよかったよ。
[抱きとめた感触にドキッとした。とても柔らかかった。
やっぱり女の子なんだと想いながら、自分も反対側の渡された板に腰掛けて、オールを手にしっかり握り締める]
じゃあ出発ー!!
[勢い良くオールを漕いだ。湖をゆっくり進んでいく]
― 湖 ―
わ、わ…
[船が進んでいく様子に、
最初は、船縁を掴んで固まっていたけれども、
次第に緊張も解けて、周囲を見回す余裕も出る。]
風が気持ちいいね。
きゃ、冷たーい。
[珍しそうに水面を眺めたり、触ろうとしたり、
櫂の先から飛んだ水滴が掛かって、笑ったり。
実に、楽しそうにしていた。]
― 湖 ―
ひゃっほー!ほんと気持ちいなー!
つめてーな!ほら!!
よーっし!もっと早く漕ぐぞー!
[楽しそうな様子のキアラを、眩しそうに見つめる。
もっと楽しませようとわざと水をかけたりしながら、カレルは力強く船を漕ぐ]
あー!そこ魚!!
[漕ぐ合間に指差して、自然を堪能している]
― 湖 ―
きゃあ!
やだもう、やめてよー。
[わざと水を跳ねさせてくるカレルに文句を言いながら、
楽しげに笑う。
速くなった風を楽しもうと、
舳先の方に身を乗り出してみたりもした。]
えっ? 魚? どこどこ??
あーっ、ほんとだ!
[櫂に驚いて水面に跳ねる魚に、はしゃいだ声を上げる。]
― 湖 ―
ふー ちょっと休憩。
[さすがのカレルでも、手が痛くなったのか一旦オールを漕ぐのを止める。
空には白い大きな雲が浮かび、木々が風に揺れて日差しを受ける姿はとても雄大に見えた]
魚がいるんだったら、竿を持ってくればよかったな。
ああ、食う?もぎたてフルーツ!!
[布袋からりんごを取り出して、キアラに差し出す。
ここに来る前偶然見つけて、もぎ取ったりんごだった。]
あー!こういうときランチボックスとかも、持ってきたほうがいいのか。
俺、気が利かなくってごめんな。
俺、すぐ木の実とか見つけると、取っちゃうからさ。
用意するっていうのが、頭になくってさ。
― 湖 ―
うん、食べる!
[湖の真ん中で止まった舟の上、
カレルから手渡された林檎を
きゅきゅと袖で拭って、かぶりつく。]
あまーい。おいしいね。
え? ランチボックス?
時間があったら、宮のひとにお願い出来たかもね。
[なんてことない会話を交わしながら、空を見上げる。
平和で、のどかな、青い空。]
―窓際で―
[――エレオノーレは悩んでいた。
リヒャルトに頼んで
散髪用の道具一式がないかと
探してはもらっているのだが。]
……わたし…
ひとの髪、整えたことない…
[思案顔。
不慣れな身で眠るヴィクトリアの
不揃いな髪を彼に似合うように
整えられるとは思えなかった。
誰かに頼めるだろうか、頼めるとしたら誰か。]
[窓から空を見上げた。
今はまだ、空は青く、呪いは鎮まってはいるが
呪いが起こったらまた
嘆きの声が流れこんでくるのだろう。
唇を引き結ぶ。**]
― 湖 ―
キアラ――
[ぽつりと呟くキアラ。やっぱり色々不安なんだろうなと思い]
俺じゃその。
あんまり頼りにならないかも、しれないけど不安なら言えよ!
うまく言ってあげられないし、不安を取り除けないかもしれないけどさ。
言ったら気が紛れるからさ!
[精一杯の言葉を、キアラに向ける]
キアラは強いよ。確かに。でも弱い所もあるだろ!
女の子だからそれは当然だし、何より聖乙女という重い責務を背負ってるなら、不安になるのが当たり前だよ。
俺、キアラが悲しんだり、不安になってるのには、耐えられないよ。
いつだってさ!
― 湖 ―
………ばか。
そんなことじゃないもん。
[励まそうとして、一生懸命にしゃべってくれるカレルを、
上目遣いに、じっと見上げる。
でも、それもすぐにやめて、
囓った林檎の芯を湖へ放り投げた。
綺麗な放物線を描いた赤い芯は、
ぽちゃんと小さな水音を立てて、すぐに見えなくなる。]
/*
3にんくらいで
よってたかってヴィクトリア様を
かっこよい髪型に仕上げる
… な、なんか嫌な予感しかしません!!
/*
だいじょうぶ!
かっこ良くします!
かっこよく!!!!
( ノノ)
不敵顔のヴィクトリアこと
ヴィクターさまかっこういい
― 湖 ―
あ…俺。また余計な事言ってるな。
ごめん。
[りんごが水に落ちた音が妙に、悲しく聞こえたのは気のせいか。
はー俺ってどうして、うまく言えないんだと想いながら]
ああ、そんな俺。
対した事、してねーから。
[なんて言ったらいいか分からず照れながら、笑顔を返した]
― 湖 ―
ふふ。そんなことないよ。
カレルはいつも元気をくれるよ?
[くすくすと笑ってから、じっとカレルを見つめる。]
ね。
女の子を守るのって大事だけど、
そればっかりでも、駄目なんだからね?++
―――本当に大事な時に守ってくれれば、
それだけでいいの。
それに―――――…
あなたを守りたいのは、 私だって同じ。
あと、したい、とかしてほしい、ばっかりも駄目。
そんなにたくさん言われたら、
私だって疲れちゃうでしょ?
[ぴし、と軽く人差し指を突きつけながら言って、
くすっと笑顔を見せる。]
でも楽しかったよ。ありがとう。
―――そろそろ、帰ろっか。
[りん―――と、小さな音が鳴る。
ぽちゃんと遠くに水音。]
呪いが全部浄化出来たら、
…みんな、ばらばらになっちゃうのかな。
[遠くを見るような視線で呟く。]
……ううん。
そんなこと考えてる暇なんてないよね。
いつ、次の呪いが来るかわからないし、
まだ、私たちの花も"咲いて"いないんだし…。
…がんばらないと。
――……、 ……それは…
[それは。自分も思っていたことだった。
皆それぞれの場所からきたひと。
ならば――]
そっか。楽しいならよかったよ。
ああ、そうだよな。
でも女の子だからじゃない。キアラだから。
[っとぼそぼそ言って多少抗議しながら]
ああ、帰ろっか。
[オールを漕いでゆっくり動きだした]
― 湖 ―
ふふ。エレオノーレちゃんでも、
同じ事言うと思うけどなぁ。
だって私たち、聖乙女だよ?
[ゆっくり進む舟の揺れに身体を任せて、
近づいてくる岸を見つめる。
この時間が終わるのが、惜しいような気もしていた。
―――けれども。]++
[岸に着いて、舟からよいしょっと下りる。
手を貸してくれるなら、それにしっかり掴まって。
柔らかい草地の上に立って、カレルを見つめた。]
今日は本当に楽しかったよ?
ありがとう。
―――また、こうして連れていってくれるかな?//
[声はこんなに近いのに。
姿だって、触れそうなほどに見えるのに。
一瞬、どこか遠くへ行ってしまいそうに見えて―――]
エレちゃん――――――…っ
[伸ばそうとした手を、引っ込める。]
[きゅ、と握った手を胸の前で合わせて、
ほんのりとでも、笑みを作った。]
……今は、今のことだけ考えないとね。
だいじょうぶ。
素敵な聖騎士さんたちと、
こんな可愛い友達までいるんだもん。
こんなに繋がってるんだもん。
大丈夫だよ。ね。
聖乙女として期待してるのは、ごめんな。
俺、呪いとか、魔術とかそういうは、ぜんぜん知らないから。悔しいけどさ。
それでも、少しでも力になれたら!って思ってて。
[船を進めながら、いたたまれない気持ちでいっぱいだった。
岸に付くとまた怖がるだろうキアラの手を取ってから、自分も岸へと上がる]++
[キアラを見つめ返し]
俺もキアラとここにこれて。一緒はしゃいで。
とても楽しかったよ。
こちらこそ、ありがとうな!
ああ、もちろんだよ。
また、来ような!
[とても嬉しそうに、笑った]//
…キアラ、ちゃん…?
[不安は揺れる。
けれどもふたつの花は、
強くあろうとするから。
伸ばしかけた指先を握りしめて]
…キアラちゃん。
……うん……――
…一緒に います、から。
わたしも
聖騎士様たちも
だいじょうぶ。…
[そっと、キアラの手に手を重ねる、しぐさを。]
…不安は、…
もちろん、あるけれど。
――…越えていけるって信じてる。
出会ってから、
あんまりたってないのに
不思議と
そう、思えるの
/*
>ローシェンさま
乙女ゲーム的に言うと
確かにあんまり好感度が
高くないじょうたいですね!
エレオノーレ的には警戒心がある状態
わりと ひと み し り
はなせるかなぁああ
ところで占いいつ行こう。
― 湖 ―
ばーーか。
期待してくれなきゃ、困るでしょ?
[謝ることじゃないよ、と言って
支えてくれた手を両手でぎゅっと握ってから離す。]
ほら、いつもの元気出してよ。
カレルは、たくさん力になってくれているよ?
だから、これからも一緒に頑張ろうね?
[にっこり笑ってからくるりと身を翻し、
ばいばーいと手を振って、聖宮へと*駆けていった*]
―:占いの館にての幕間:―
あの……
[おずおずと占いの館に
エレオノーレが顔を出したのは
リヒャルトに鋏を頼む前であった。]
……あの、あなたが占い師、さん?
[両の手を胸の前で組んだ格好で小首を傾ぐ。]
お若い方なのですね…
あの、てっきりお年を召した方かと。
すいません…。
[森ではそうだったのだが
外は勝手が違うようだ。]
[それから、やはりおずおずと切りだす。]
…あの…髪を切りそろえるとき、
髪型って、どんなふうなのがいいかな、って思って。
男性の、なんですけど……。
アドバイス、いただければと思って。
[占い師に訊くことでは無いかもしれないが
悩んだ末に此処に来てしまったようだった。**]
[友の笑顔が、乙女を強くする。
重ねるように添えられた手から、温もりが伝わる。
身体は触れていなくても、
心が繋がっているから―――]
… …… ――― うん。
私も、信じてるよ。
/*
ところで
おくればせながら
ヴェルナーさんは
わたしを ころすきですk
[ごろごろごつん]
[謎の動揺]
[動揺]
/*
今回はマルチエンドの乙女ゲーということで、それっぽい演出をしようとしています。
……ということで、乙女は全員とイベントをこなすことを了解して、引き受けている。との認識でいるのであまり遠慮しないでいます。
最終的にハッピーエンドだけど、その過程でどれほど砂糖ログを書けるか。を目指したいなぁと。
― 聖宮 ―
[湖から戻ってきてから、
侍女に教えられた道順を辿って、リヒャルトに会いに行く。
案外とすぐに見つかったのは、
あちこちの侍女が、居場所を教えてくれたから。]
すみませ〜ん。
あの、鎖……、いいの有りましたか?
[尋ねながら、ポケットから銃弾を取り出す。]
できたら、細工もどなたかにお願いしたいんですけど…
[基本的には、*不器用なのだった*]
― 湖 ―
なんか俺が励まされちゃったな。
ああ!一緒にがんばろうな!!
[かけていくキアラを、手を振っていつまででも見送った*]
ええ、まあ。
表舞台よりも裏方の方が得意なもので。
[弓を番えるバルタザール>>+11に笑顔を向けた]
それにこういう事は、
戦慣れしている者と、年長者が率先してしかるべきです。
その両方に当てはまる私が誰よりも適任でしょう。
[戦などしたことはない。そもそもこんな魔術じみた力など使えない身としては嘘もいいところであったが]
(はったりでも、気休めになれば良し、ですっ)
[バルタザールとて弓矢で戦った経験などそんなにないだろうと推測し、頼られる側に意図的に振舞う]
[光の矢が、一条、二条とバルタザールの手元から放たれ、黒き羽馬を砕き、切り裂き、貫いていく。それでも決定打といかないのか、最後の足掻きか、黒き歪みが溢れ出して再生しようとするのが見えた]
「ヴィクトリア、トドメを」
はいっ!
[返事をしながらも、一瞬の躊躇。あの手の存在を葬り去る手段が、浮かばない。浮かばない、が]
氷霧よっ!
[まずは復元しようとするそのペガサスの傷口を、水蒸気を氷化させて覆い、再生を阻んだ]
バルタザールっ!! 援護を頼みますっ!
[そして駆ける。近寄る...に黒き怨念が、呪詛が、形を止めないまま獣から伸びだして襲うが、阻害するのは光の矢]
寄って、触れればっ!!
[襲い掛かる呪いの触手を交わし、または後方からの矢で払い、黒き天馬の真下へ迫る]
[天啓。その思いつきを胸に叫んだ]
矢車菊と槿の花の下――全て凍りなさいっ!
[ほぼ同時に、黒き怨念が...を捉え、巻き込んでいったが]
氷結花っ!!
[直後、その怨念が白く覆われひび割れていく。そして天馬の背を割って一輪、首から顎を裂くように伸びて一輪。
二輪の氷の花が、黒き怨念を逆に包み込みながら、全てを白く凍らせていき――
硝子細工のようになった天馬は聖乙女を冠する二輪の花と共に、粉々に砕け散っていった]
――これで、終わりました、よ、ね?
[問うた相手は、彼と共にあった蒼き水晶核か、援護をし続けてくれたバルタザールか、二人の聖乙女達か。
最後まで締まりきらない...は黒と白に染まった霜を首を振って払いのけ、その場に座り込んだ。
霜は砕けた破片共々、溶けるように消えていく。*呪いの消失だった*]
…… … のろいが、…封じられて
[気配がある。きらきらと、光を浴びながら
砕けていく氷の雨]
おふたりとも、…ご無事ですか…!
―夜明け前・聖宮の森の中―
[まだ完全に夜が明けきる前。
一人の聖騎士が聖宮の森の中にいた。
大木が軋みを耐える音と、規則正しい呼吸音が辺りに響いている。]
……っし ……っ
[大木の太い枝に掴まり、ゆったりとしたスピードで懸垂を繰り返す。
聖騎士の身体の皮膚の上を汗が走り、ランニングシャツに吸収されてゆく。全身に汗をびっしりとかき、己の世界に没頭している。
ここはヴェルナーにとって、走り込みをした後のトレーニング場所である。たまに衛兵用の訓練施設を使うこともあったが、他の人間が居る時に「聖騎士」が入ると、何かと遠慮させてしまうこともあるのだ。それゆえ、彼はここで訓練を積むことを好む。
懸垂運動の動きに合わせて、首からかけたペンダントヘッドが揺れている。腹から出される呼吸音は、相変わらず規則正しく響いている。]
―自室―
[カレルが自分を探しているとは
知らない頃。
エレオノーレとの会話を思い出して
一人自己嫌悪のあまり落ち込んでいる。]
あああ、どうして私はあんな真似をっ。
せっかく時間を割いてくださった
エレオノーレに申し訳ないです。
[本当は覚えていた花言葉。
あの池の傍にいなければ・・否。
あの池の意味を知らなければ
簡単に口にできたはず・・多分?]
・・エレオノーレに謝らなくては。
[決意は簡単に固まったものの
何故か思考は乱れるばかりだ。]
― ジークムントの部屋の前 ―
おーい!ジーク!!
お菓子作ったんだけど、食べるかー
[ドアを叩いてから、大声で声をかけた]
あ、はいはい。カレルですね。
もちろん頂きますよー。
[>>186扉を叩く音と声に気付いた。
扉を開けてカレルに挨拶した頃は
すっかりいつもの笑顔に戻っていた。]
ありがとうございます。
では約束通り
取って置きのコーヒーを淹れましょう。
[カレルを部屋に招きいれ
テーブルの椅子を勧める。
部屋の調度品はシンプルだが
必要なものは全て揃っている。
コーヒーの香ばしい香りが
あたりに漂い始める。]
やった!取っておきコーヒー〜♪
[どうもどうもっと、ジークの部屋の中に入っていく。]
いいい感じの部屋じゃん!綺麗だしさ。
はい、どーぞ!!
[テーブルに生クリームとヨーグルトのゼリーケーキ≠置いて、椅子に座る]
わー!いい匂いがしてきたぜー!
[わくわくしながら、取って置きのコーヒーの登場を待つ]
[>>+15ヴィクトリアが戦慣れしているらしいのにはとても安堵した。方便とは気づかない。
弓矢など、祭りの的当てでしか触ったことがない。]
助かる。俺も頑張るから、まずい事があったらツッコミ頼む。
[>>+16ヴィクトリアの攻撃で全部終わればいいと思ってはいたが、抜かりなく矢を番えて狙う。
>>+17援護の申請に素早く矢を放てば敵の動きを止めることができた。]
行け、ヴィクトリア!
[続く戦いに、矢を番えるコツがつかめてきて矢を放つスピードが格段に上がっていた。]
[>>+18>>+19それは幻想的な光景だった。氷の花が、ペガサスを滋養としてるかのように咲き誇る。]
綺麗だ。
[ぼうっと見惚れた。叙任式の時、着飾った二人の少女を前にした時と同じに。
砕け散る様も幻想的で、絵本の中の出来事のようだ。
>>+20終わりかと呟くヴィクトリア。けれどそれは独白に聞こえたので返事はしなかった。
破片が溶けていく様を見れば、終わったのは一目瞭然だ。
戦いが終われば周りを見る余裕もできて、自分がフルウ・ワの上空に居ると今更気づいて*びっくりしている*]
母と、家で長年勤めている婆やが
心配症でしてね。
[>>188部屋を誉めるカレルに苦笑しつつ
淹れ立てコーヒーを高価なカップに入れて
運んできた。]
僕はもういい年なのに
聖騎士なんて危ない任務で何かあったら困る!
と騒いで騒いで。
家からわざわざ運ばせた調度品もあります。
下手したら聖宮まで乗り込む所でした。
さあ、どうぞ。
美味しそうなケーキですね。
食べるのが楽しみです。
[香り高いコーヒーを勧めて
テーブルのケーキに目を細めた。]
いい母さんと、お婆さんじゃん!
おー!コーヒーうまそー!
ジャーン!ケーキもどーぞー!
[ケーキを切り分けて皿に乗せると、ジークに渡す。
カップをまじまじと見ると、ふーふー言いながらコーヒーを飲んで「美味しい!」っと言った]
あははは!ヴェルナーの事だけどさ。
あいつはものすごい、堅物!
まあ芯が、強いんだろうな。
やりあったら押さえ込まれちったよ。
とび蹴りもぜんぜんきかねーしさ!
不満は吐き出せたと、思うよ。
[災厄をもたらす星は落ちてこなくなっていた。
聖乙女の力で、異世界に魂だけで向かったヴィクトリアとバルタザールが、呪いを押さえてくれているからだと、補佐官が説明してくれた。
ふたりは、呪いと戦っているだけどなく、向うの世界から、パワーを送ってくれているのだと。]
すごいんだね…!
…ボクにも、その力、届いてきてるかも?
[両腕をパフパフと叩いてみたりする。]
── 森 ──
[早朝の森へ出てみる。
大地がしっとりと濡れて、草木がまだ夢の中にあるようなこの時間がペーターは好きだ。
世界が色づくのに先駆けて開いた朝咲きの香り高い花の、その上に結ばれた露をコットンパフに吸わせる。
母親いわく "朝の香水"。
それを陶器の壷に入れたり、糸に結んで戸口に吊るしておいたりするだけで、家はいつもいい香りがしていた。
ぽわぽわした玉状のコットンをガラスの瓶に詰めてゆく。]
ありがとうございます。
・・ああ、美味しいケーキですねー。
騒動が終わったら
ケーキ屋さんしてもいいかもですよ?
[>>190カレルが切り分けたケーキを一口。
笑顔で誉める。]
ヴェルナーと・・。
彼は出自が特殊な方に入るだけでなく
それだけしか知らない状況に置かれていました。
それが全然違う環境に突然放り込まれて
おそらく戸惑っているのでしょう。
芯が強いのは同意します。
彼が一度決意をすれば
やり遂げる強さを持っていると思いました。
不満を吐き出せたのは良かったです。
カレル、君はやりますね!
[作業を進めるうちに、木の軋む音に気づいて、そっと近づいてみる。
大樹の枝を借りて鍛錬をしているヴェルナーの後ろ姿を見つけた。>>183
振り子のように規則正しく、身体が空気の中を滑る。
ランニングシャツから伸びた腕は鞭のようにしなやかにしなり、余すところなくその力を伝えているのがわかった。]
……、
[無駄のない動きは芸術的ですらある。
しばらく見とれた後で、集中しているところを邪魔してはいけないと、ペーターは足音をしのばせて、その場からの撤退を試みた。]
―森― >>193
……っ、……ん?
[木の枝を掴んだまま、ヴェルナーはゆっくりと振り返る。そして、木の枝から手を離し、地面に着地した。]
……ああ。ペーター。
こんな所で何やってるんだ?散歩か?
[近くの低木に無造作に掛けておいたタオルを手にして、ごしごしと顔を拭いた。]
家からわざわざ運ばせた調度品の一覧>>189
・天蓋付きベッド
・カップなどの食器(カレルに出したのとか)
・浴槽
・衣装の入った箪笥
婆やとはプロローグで声をかけてきたあの人や。
― 自室 ―
[木苺の褥から立ち去って、自室に戻ると
中央に置かれた丸いテーブルの上に、大きな小包が届けられていた]
……?
[国では自室に何かが届けられていることは、珍しくなかったが
此処では心当たりがない。
不審に思いながら近寄り――
まずはいつもの通りに、何らかの術がかけられていてもいいように備える]
Io proteggo il corpo da ogni magia
[そうしてから小包を手にとるが、どうやら何も細工はされていないようだった]
/*
思ったよりログにだいぶ溺れてるなー…orz
村人参加なら何とかなると思ったが
ログ読みが最近本当に辛い
年かね…。
[背中を向けて運動していたヴェルナーに声をかけられ、ピン! と尻尾が出そうになるのをかろうじて押さえる。
茂みの裏から顔を出した。]
おはよう、ヴェルナー。
こっそりしてみたんだけど、気づくなんてさすがだね!
ボクは、これ、集めてたところ。
朝露の香水──
ヴィクトリアとか、皆にあげるんだ。
[綿を入れた瓶を掲げてみせる。
露に触れた服にも花の香りは移っているが、当人はあまり気にしていない。]
―森― >>197
ああ。微かに鼓動が聞こえたんだ。心臓の音とか、血脈の音が。人間、手足を動かさないことはできても、心臓は止められないだろ?だから分かったんだ。
意識を集中させると、ちょっとずつ聞こえるようになってきた。これも水晶と聖乙女の祝福とやらのおかげなのかもしれん。
[ペーターが掲げる瓶を見て、目を細める。]
へぇ…「朝露の香水」か。
そういうのあるんだな。知らなかった。朝露つめてるのか?
…って、ヴィクトリアは…聞いてるか?
あいつならアストラル界に送られたよ。
昨日の夜、儀式が終わった後のあいつを部屋に運んだし。
ケーキ屋!!いいかもなー
って、おーい!俺は旅芸人なんだってば!
ジークの病院にも行って、おいしいお菓子と一発で楽しくなれる、芸などはいかが?
[ははーっと手を折って、にこり]
そんな褒めんなよ!照れるぜ!
まあケーキもっと、食え!!
[ケーキをもう一切れ、にこにこしながら乗せると、真剣になって]
俺もそう思ったんだ。
でもあいつの気持ち同意したら、同情したのと同じだ!
俺はあいつみたいに、異世界に行ってしまった事はないからな。
だからあいつの価値観や、考え方を聞けるだけでよかったんだ。
言い合いたいわけじゃないからな。
それであいつは聖乙女≠ノ関心があるようだし、呪いの儀式の後。真っ先にエレオノーレの所に行ったみたいだからな。
もう安心していいのかなーなんて、思ったよ。
[小包の封を破り、手紙を手にとり、視線を走らせて]
これは……ヴィクトリアの?
[読み進めると、彼の女名が女王に与えられた、という当初の疑問はすぐにわかった。
が手紙はなおも続き。
彼と女王の関係。
女王の崩御。
更に別の資料には、彼の国の事情など。
こと細かに記されていた。
どのくらいの時間がたっただろう。
一通りの書類を見終わると、まずは探偵への感嘆の声が漏れる]
たったこれだけの時間でこれほどのものを……。
使える探偵、だな。
ボクの心臓の音が聞こえたの?
[思わず胸に手を当ててみる。
トクン トクン トクン …
規則正しい鼓動。
ヴェルナーと会って話して、ちょっと早くなってる気がする。]
すごいね。
水晶と巡り会ったせいかもしれないけど、ヴェルナーがちゃんと聞こうとしてるからだよね。
「聞く」ってそういうものだから。
血を送り出す源が──命のことがわかるって大切だ。
ははっ、それはいいですねー。
特に長い間入院している方は
気が滅入りがちなんで
カレルが来たら喜んで貰えそうです。
他人に同情するのは簡単です。
でも本当に相手を思いやるなら
安きに逃げるのは駄目ではないかと。
儀式が終わったエレオノーレを気遣い
ヴィクトリアを運んだのはヴェルターでしたか。
彼がいつ完全な聖騎士になるか分かりませんが
私も安心して良いと思います。
[カレルから勧められたケーキに
礼を言ってフォークを突き刺して
一口食べたあと言葉を続ける。]
ヴィクトリアとバルタザールのことは──うん、聞いたよ。
運んでくれてありがとう。
ヴェルナーだったら、きっと引きずったりしなかったよね。
[エレオノーレと大差ない身長で、ヴェルナーを見上げる。]
[
混沌を裂く無数の光条。
歪な黒を阻む、綺羅とした白。
無数の攻防の末に、怨嗟めいた唸りが響く]
トドメを !
[響いた声に、息を呑み、
祈りを込めて、ふたりの名を呼ぶ。
どうか、彼らに力を、と。]
聖宮で静かに光を放つ
宝石の如き麗しき補佐官殿から
呪いの影響が消えたと報告が来ました。
空の凶星も見えなくなっています。
これはバルタザールとヴィクトリアが
呪いに立ち向かってくださったお陰です。
お二人の無事を祈りつつ
戦いにエールを送ります。
[頭を軽く下げて両手を合わせた。]
>>140
呪いが…止まった……
それでは、聖騎士様…バルタザール様とヴィクトリア様が、呪いを鎮めるのに成功したのですね。
よかった…
[オクタヴィアの言葉を聞き、周囲の吏官や使用人共々、手を組みあわせ、感謝の祈りを捧げた。]
ヴィクトリアたちのこと聞いたから、これ、部屋に置いて来るつもり。
[ガラスの瓶を、きゅ、と胸に抱いた。]
向うの世界にも届くんだよ、きっと。
ううん、届けるんだ。
ボクらが信じることで。
>>202
まあね。一応これでも「血の聖騎士」なもんで。
血まみれで聖宮に登場したり、流血騒ぎを起こすだけが能力じゃないってことなのかもな。これは鍛えればろいろ便利そうな能力だな…鍛錬するか。
[ペーターの心臓の鼓動が、少しずつ早まっているのが分かった。どこか心地良い感覚でもある。]
……っと、俺もひとつ聞いてみたいことがあったんだ。
お前にとって嫌な話になっちまうかもしれないけれど。
その……この間見えた、しっぽ。
アレ、お前のものなの?
[叙任式で騒動を起こして退場した後、ペーターが半妖であると告白したのを、彼は知らないのだ。]
>>206発言ポイントが足りないさかい、カレルとお話をしつつ、補佐官殿の報告を聞いたと言うのとバルタザールとヴィクトリアにお礼を言う。
なんつー力技や!
[黒が白に覆われる。
煌めく氷霧が、全ての動きを止める。
だが、まだ足りない。
そのとき、己の名を呼ぶ声が聞こえた。
どくん。
胸の中で、蕾が膨らむ。
未だ咲かぬ花を通して、力が、繋がる。]
>>208
そう…だな。
正直、儀式については半信半疑だったけど、実際に目の当たりにしたら、少し信じる気になった。
[ペーターを見下ろし、笑う。脳裏に浮かぶ、美しき蒼の幻影に囚われないように注意しながら。]
[力強い光と、輝かしい氷の結晶が、
混沌たる歪みの残滓を圧し包み、消し去っていく。
最後の一欠片までをも残さず黒が消え去ったのを見て、
ようやく、詰めていた息を吐き出した。]
おつかれさま、バルタザール、ヴィクトリアさん。
…本当に、お疲れさま でした。
[ふたりの聖騎士の健闘を讃える言葉は、
安堵に濡れていた。]
ジークがそういってくれるなら、よかった。
安心したよ。
俺これでも、人を見る目はあるんだぜ!
客商売だしさ。
[コーヒーを一口飲んで、カップを置くと]
ヴィクトリアと、バルタザールか。
そうだな。二人にエールを。
[窓辺から綺麗に晴れる青空を、考え深く見つめた]
ジークはジーク自身。呪いに対してどうしたいと思っている?
[ケーキを一口ぱくりと食べて、ジークをじーっと見つめた]
[再度、手紙を読み直していると、コンコンとノックの音が響いて、呪いが一時おさまった、との報告が入った]
……わかった。
[短く告げて]
ヴィクトリア、バルタザール。
……よくやった。
[手にしていた手紙を畳む
そろそろ彼らの身体も戻っているだろう。
――逢いにいこうか]
[尻尾の話をされて、あ、と口を押さえる。]
この前は逃げて、そのままにしてゴメン。
ボク──半分、妖狐なんだ。
[証拠に尻尾を見せようかと思ったけど、ズボンをおろすのも難なので、ピコンと狐耳を出してみせた。]
妖魔の中では、比較的、人間の中に紛れて暮らしてる種族なんだけど、いきなりバレるとやっぱり騒ぎになっちゃう。
でも、もう聖乙女にはちゃんとお話したから、秘密にしなくて平気だよ。
気にしててくれて、ありがとうね。
[ヴェルナーはあの時、見たものをうかつに口外しなかったと、そう確信して嬉しかった。]
[狐耳をささっと引っ込め、儀式の話をしたヴェルナーに小首を傾げて誘いかけた。]
ヴィクトリアとバサタザールの部屋、一緒に行く?
それとも、お風呂?
>>214
[首に掛けている紫の石にそっと触れ、異国の祈りの仕草を見せる。]
妖狐…やっぱりそうだったのか。
いや、ね。俺の故郷……噂で聞いてるかもしれないけれど、鉱山の中腹にある小さな村なんだ。
そこでは『普段人間の姿をしているけれど、山に悪さをした人間がいたら、狐の姿となってその人間に罰を与える』っていう神様がいるって、みんな信じてるんだ。
俺の村では『お狐様』って呼んでる。
誰も見たことはないけれど、誰もが居るって信じてるんだ。
本当にいるんだな。びっくりした。
『お狐様』に、会えてよかった。なんてな。
[思いがけない彼女の言葉。
手にしていたりんごが、ぽちゃりと水面に落ちて、美しい波紋を作った。
息を吸うのも忘れて、彼女を見つめて]
貴女が、望む限り……。
こうして、おります。
[そっと手を彼女の頬にのばした]
/*
とか?
― 廊下 ―
[いろいろ用事を片づけながら、
今日も今日とて聖宮の廊下を、とことこと歩き回っている。
今はひとまず、呪いを撃退したふたりにお祝いを言うため、
まずはバルタザールの部屋へ行こうかとしているところ。]
[ふと自分の指先に眼を落とす。]
…―――
[またちいさく手を握り込む。
つと、侍女にこえをかけられた。
鋏を用意できそうだという。]
ありがとうございます、
あの、ヴィクトリア さまのお部屋で……
>>215
そうだな…風呂に行くか。
……風呂は毎日入れって、よく吏官に怒られるし……。
[タオルを口に当ててもごもご。]
[>>212じーっと視線を向けるカレルに
そうですねーと返事はいつも通りながらも
真剣な表情で言葉を続ける。]
ここへ来る前の僕ならば
単純に呪いと戦うとしか考えなかったでしょう。
伝説や本の中で読んだ知識のままに。
でも聖宮に来て
聖乙女や、君を初めとする聖騎士と出逢って、
少しずつ自分で考えるようになった気がします。
呪いは解消せねばなりません。
聖騎士として何が何でも。
・・ただそれを実行するにあたって、
自分が必要としている行動は何か。
僕は現在それを模索中です。
−目安箱前−
では、女性を介して男の頼みが届いたらどうする。
[わざわざ言い直す様子を意地の悪い表情で眺めヤる。
どんな反応をしたかはさておくが、
紙についての言葉に、少し眉を跳ね上げた後、理解する]
なるほど。羊皮紙がどう作られるか知らないのでは
確かにそのように扱って仕方ないのかもしれないな。
羊皮紙は、皮から紙になるまで大体三週間かかる。
汚れを落とし、石灰を解いたものに漬け込んで脂を落とし、
毛を落とし、洗い、再び漬け込み、洗い、乾かし、
削り、陰干しし、湿らせて磨き、それをまた繰り返し、
更に均一に張力を掛けて調整しながら漸く完成。
…ざっとまあ、こんなものだな。
[指を折りながら羊皮紙作成の工程を諳んじ、教授する]
[占い師と聞けば首を傾げたが]
面白そう…?ただの臆病ではなくて、か。
迂闊なことを言わないようにあらかじめ調べようと
しているかと思っていたが…?
[ヴィクトリアの事の話題になったところで、
様子のおかしい様に少し表情は訝しむように歪み、
口から零れたその名前に眸が瞬く。
聖乙女の力。加護の力。
かすかに、眉が拠った]
……は?
[考え込むような顔をしてたところに、
不意に可愛いと降って来る単語。
気でもふれたのかと、怪訝そうな顔になってしまった]
連れは……グルーシェニカ、と…。
[微妙そうな顔をしながら、男は答えた。
妙な顔を治そうとしているうちに、褐色の男は去っていく]
よかったな、グルーシェニカ。
花婿が決まりそう───ッ
[冗談だというのに、嘴の攻撃はとても激しいものだった]
──廊下──
[ふわりと、花の匂いを嗅ぎ取った。
急いで扉を開けると、眼の前の廊下を通り過ぎたキアラを見つけた。]
キーアーラー。
[おーいと、キアラに聞こえる程度で声を掛けた。]
まったく同感だよ。ジーク。
俺も呪いと戦う事しか、考えてなかった。
そして思った。
俺が呪いを倒せるなら、聖乙女が危ない目にあわないって思ってたけど、甘かったな。
実際戦ってというか、遠くからだけどさ。
ぜんぜん、歯が立たないんだ。
自分の無力さを、思い知った気持ちだったよ。
[ものすごく悔しそうにしながら]
[自室を出てまず最初に訪ねようと思い立つのは、
やはりヴィクトリアの部屋
そういえば、誰がどこの部屋を使っているか、
今までまったく知らなかったので、
侍女を捕まえて、案内させることにした]
― 廊下 ―
あ、タイガさん。
[扉の開く音と、名を呼ぶ声に、
ぱたりと足を止めて振り返る。]
こんにちは。
今日もおいしく鉄分補給されてますか?
[にこりとそんなことを聞いてみた。]
−廊下−
[流星が鎮まり、月は時を跨いで陽が昇る。
頃合はさて、何時ごろであったか。
侍女が、何やら伝言を持って私室に現れたは少し前。
槿の乙女が探しているという]
…さて、なんだと思うグルーシェニカ。
[呼び出される理由が余り思いつかず、
首を捻りながら問題の相手を探していた]
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