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―― 宿屋・談話室 ――
ただいまー、気持ちよかったー♪
……あ、ゲルトのお兄ちゃん起きてる。
けど、それなに?
[件のゲルトがようやく起きて、エルナの手伝いを、眠そうにしているけど。
どこかの仮装パーティーにでも出るような飾りつけに、当人がまったく気付いていないのは重症だと思う]
飴無制限なのでエルナにぽん、ぽん、と飴投下。
NPC扱いには触れ無さそうだったけど、カティがんばれ、がんばれ。
折角なので、襲撃時を想定して、ゲルトを少しずつ掘り下げていく方面で頑張ってみるテスト。
微妙に誤字。二段目僕が触れなさそう。なのだ。
ゴメンエルナおばちゃん。
[そういえば、次のおばちゃん地雷を何時にしようかと画策しているけど。
殺されそう。殺されそう。]
[どろどろになってしまった例のブツは、適当に洗って脱衣所に干しておいた。]
― →廊下 ―
[廊下の窓から、空を見上げると。
仄蒼い月がもう、雲の合間から顔を出していた。]
明日、か。
[満月を愛でる。
その風習は、殊更衝撃的な内容だった。
なぜなら。この男にとっての、望月とは。]
[この村へ来て、最初の“月読みの夜”。
おそらくは、あれが。
この世のすべてが敵だ、とでも言いたげな眼をしていた、赤毛の青年が。
レジーナ以外の、この村の人間に初めて口を利いたとき。]
――cIh rdWee uftelVchr, dnRee iSe iNhct!
[彼女はあの言葉を、覚えているだろうか。
いや、覚えていたとしても、その意味までは伝わってないのだろう、けれど。]
― →厨房 ―
[戻って来ると、ちょうどエルナが料理を運ぼうとしているところ>>427だったろうか。]
あァ? ナンだッて、俺が……
[なにか言いつけられれば、とりあえず口応えはしてみる、が。]
……ッち、面倒くせェな。
[周りを見る限り、手の空いてそうなのは自分だけらしい、と悟ったらしい。]
―モーリッツの家―
[――月読の村の好々爺・モーリッツとその妻ハンナの住居。
パンと葡萄酒を届けにきたわけではないが、その家を訪ねる赤ずきんが一人。
それなりに重量のある紙袋を両手で大事そうに抱えているせいでノックができず、赤い靴の爪先で戸を軽く叩く姿勢になってしまう]
う、わ。
[バランスを崩して転びそうになるのをなんとか耐えながら]
……ふぅ、危ない危ない。
モーリッツおじいさん!カティだよ。
[戸口の向こうに呼びかけた]
―森―
これは止血の草、これは痛み止め、これは……根っこが食べられるんだっけ。
[トーマスから教えられた事を反芻しながら、籠の中に草を詰めて行く]
ん、こんなものかな。
そろそろ戻らなくっちゃ。
[森の中は、外より一足先に暗くなる。
日陰を渡る風は、随分を涼しくなったように感じられた]
ん……
[昼頃は賑やかだった橋を、今度は一人で渡る。
小走りな歩調に、橋が壊れる事への不安はない。
けれど渡り終えた所で、なんとなく向こうを振り返り、まだ微かに揺れの残る橋をぼんやりと見詰めた]
……こんな事してる場合じゃないよね。
[あの傷付いた男の子は、今も苦しんでいるかもしれないのに。
口を引き結ぶと、宿に向かって一直線に駆け出した]
折角のご馳走や肴も来たのに、手酌じゃ風情ないですから。
あ……大人の方に注いで貰った方が良かったかしら?
ごめんなさい。
[返杯でもしてもらえる身だったらいいんですけど…と苦笑が漏れた]
―宿屋―
戻りましたー……あ、いい匂い。
[宿屋の戸を開けた所で、漂う料理の香りに思わず足を止める。
お腹の奥の方がきゅるっとなって、顔を赤くして咳払いした]
そういえば、おに……オットーはこっちこないのかな。折角ご馳走があるんだから来たらいいのに。
[従兄の顔を思い出し呟く]
っと、その前に怪我人さんの様子見なきゃ。
確か客室に運んだんだよね。
[その場の面々に訊ねて、客室へ向かう]
[しばらく待っていると、出迎えてくれたのはハンナの方だったので驚いた表情になる。
足の悪い老婦人を気遣いながら、何度も入ったことがある夫妻の家の中に。
テーブルの上に買った物をメモと照らし合わせながら置き、お釣りもごまかすことなく返して]
そういえば、モーリッツおじいさんは…?
[いつも出迎えてくれるのは彼の方であったから尋ねると]
……え、今日はお体の調子が悪いの?
[老婦人の話によれば、以前からも体調が悪くなることがあったのだという。
その知らせを受け取った別の村にいる彼らの息子が、やはり二人では不安だ――医者もいるからこちらの村でしばらく一緒に暮らそうという文を送った。
更に急なことに今日迎えにくるらしい]
―怪我人の居る客室―
お邪魔しまーす……
[控え目なノックをしてから、扉を開ける。
怪我人と、その傍らのクララに視線を向けた]
寝ちゃってる、のかな?
今は無理に包帯換えない方が良さそうだね。
[薬草の入った籠を傍らに置く]
クララ、もしかしてずっとここに居たの?
[少年の手を握っているのをそっと眺めた]
『私もあの人も、せめて月読の夜まではここにいたかったんだけどね…息子が心配性のくせに頑固モンだから』
[そう言って笑う老婦人の顔は、けれどどことなく寂しそうで]
そっか……でも、体を治すのが最優先だもんね。
……次の月読の夜は帰ってこれますように。
うん…また会えるもの。
二人ともゆっくり体を休めてきてね。
[名残惜しげにしばしの別れの言葉を述べて、帰ろうとするとある物をもらった。
冗談めかして、飾るなり食べるなり好きなように使ってくれていいと言う]
きれい。コスモスだ…。
カティにくれるの?
……ありがとう、ハンナおばあさん。モーリッツおじいさんも…またね。
そうそう、ゲルトってば夕飯が出来た頃にやっと起き出したの。
今まで何があっても全然起きなかったのにね。
食欲ってすごいんだね。
……この子も早く、そんな元気が出るといいんだけど。
[深い眠りに就く少年を心配そうに見詰めた]
― 客室 ―
『うん。エルナさんたちが綺麗にしてくれたみたいだから、
起きてからで大丈夫かな。
え あれ。もう、そんな時間なんだ。
ご飯の匂いするものね』
[ノックには、応えの代わりにサイドボードをこつこつ叩き。
入ってきたパメラに、ぺこりと挨拶]
『薬採ってきてくれたんだ。お疲れ様』
[そして、ゲルトの話を聞けば、ふふ、と笑って]
『この宿のご飯は、とても美味しいから。
お腹も減っているはずだし、あんなにねぼすけさんをしてた
ゲルトさんも起きるくらいだもの、元気にさせてくれるよ』
/*
しかし少年シモンや少女クララって新鮮だなー。
10代ってペーター・リーザ・ヨアヒム・パメラなイメージが強い。それ以外は皆20代以上って感じで。
ディーターには一方通行かな。片想いというか、髪コンプレックスを刺激されたのでそれが気に食わないというかって感じだけど。
アルビンやさしいはぁはぁ
― 回想:厨房 ―
[ゲルトを心配するアルビンには>>422、僅かに表情を曇らせて]
確かになぁ……
あいつ、最近は夕飯食う時くらいしか起きなくって。
特に怪我したとか、病気貰ったとかって訳じゃなさそうなんだが。
[弟の睡眠時間が増えたのは、旅人が死んだ頃から。けれどそれらに関連性があるとは女は考えもしなくて、いつから弟があの状態になったのかまでは、アルビンに告げない**]
ま、そろそろ起きるだろ。
起きてる間はいつも通りなんだが……時々、変な夢を見るだとか、人狼がどうだとか口走って。体調以外の別の面で心配では、あるな。
そっか、良かった。
薬草の事はちょっとはわかるけど、それ以外はお手上げだったから。
[そんな時間、と書かれた文字にこくんと頷いて]
そうだね。
明日はお祭りだし……その前に元気になって、一緒に楽しめるといいよね。
[籠の中をがさごそして、食べられる草を寄り分け]
もし良かったら、こっちで食べられるようにご飯持って来ようか?
パメラ特製の薬膳粥付きでね。
[少年がすぐに動ける怪我かどうかわからず、そう提案してみる]
『トーマスさん直伝だね。
偉いなパメラちゃんは。
パメラちゃんに出来ることを、すぐに行動にうつせるんだもの』
[すっかり色の移り変わった空を、窓越しに見つめながら、頼りない片手文字が綴られていく]
『うん。ゲルトさんも起きられて良かった。
ニコラスさんもリーザさんもいらっしゃったし、
アルビンさんも戻られたし。
みんなで楽しみたいです』
[葉の擦れる音に、覗き込むように首を伸ばして籠を見て]
『そうだね、いきなり無理させられないし。
持って来てくれたら嬉しいけれど、良いの?』
[疲れていないかと、窺う眼差しで]
―共同墓地―
[暗くなってゆく空、光が弱くなれば影もだんだん薄ぼんやりとしてくる。
そんな空の下で、そっと共同墓地に入っていく。
咲いている花をうっかり踏んだりしないように、用心深く歩きながら]
…………。
[以前まで、墓地といえばどこかもの寂しいイメージが強かった。
ヴァルターの父――自分にとって義理の祖父が亡くなった時に初めて訪れ、驚いたものだった]
[教会へ向かう道すがら。
ふと立ち止まって辺りを窺ってから]
月の主、はしたない行いをお許しください。
いえ許されなくても食べますけれども。
[胸に抱えた紙袋の中をがさごそとして、取り出すのはクリームパン。
一口囓って幸せそうに頬を染めると、そのまま食べ歩き続行で行く。実はパン屋を後にしてからずっと、我慢していたのでした]
…………。
[モーリッツ夫妻からもらったコスモスの、半分は義理の祖父の墓前に供える。
たった一年しか話せなかったが、少女にとって祖父という存在と接したのは初めてで]
…………。
[もう半分のコスモスは、少し歩いてペーターの母の墓前にひっそりと供える。
もしかしたら気づかれないかもしれないが、それでも別に構わなかったのだ]
― 教会/共同墓地 ―
[>>391教会に戻って神父を捜せば、共同墓地にたどり着いた。機嫌の良さそうな後ろ姿に、ただいま戻りましたと声をかける]
お体、ですか?
[怪我人の話には驚いた顔をする物の、命に危険があるのならば神父は暢気に花を摘んだりはしていないだろうと、胸に手を当て深呼吸して。
だから。鍛えないとやばいという言葉にぱちくりとして、まじまじと相手の体型を確認してしまった]
いや別に気になさるほどでは……
[それはフォローになるんだろうか。口の中でごちる。
それから神父の手元にある、黄色の花に目をやって]
その花。
[共同墓地の花は、神父が世話をしていると認識しているから、彼が花をどうこうすることに異論はないけれど]
花瓶に飾っても綺麗ですね、きっと。
[男にとっては、この場所に咲かせることに意味があるのだろうと、そんな風に思っていたから。少し意外には思ったけれど、向けるのは微笑み]
/*
やべやべ。
俺の背後がゲルトになるところだった。
[がばっと起きた]
おー、モーリッツの話はカタリナが進めてくれたんだな。ところでエルナ、俺は兄より弟ポジがげふん。
ディタメモ、「皆幼女」ふいた。厨二っつーより勇者な感じだ…む、無茶しやがって……っ。いいぞもっとやれ。←
『ありがとう。
お風呂が一緒だったら、お礼に背中を流すね』
[微笑んでくれたのと、持ってきてくれるのとに、礼を。
力強く請け負ってくれるのに、ふにゃりと笑んで、おねがいします、と口を動かした]
[誰かに誇れる歌声は持っていないが、歌うことは好きだったから。
こうして人のいない場所にくればよく口ずさむのだ。
――歌の才に溢れていた姉が、幼い自分に教えてくれた歌たちを]
姉さん…………。
[ぽつりと呟き、俯いた。
その白砂に映る感情は、果たして郷愁か、それとも――]
……カティは、ひとりじゃない。
新しい家族がいるもの…。
[優しく温厚な義父の顔を思い浮かべながら、自分に言い聞かせるように呟いた]
― パン屋 ―
[試作のパンが全て狐色に焼きあがった頃合に、窯から出す。
くっきりと十字に割れ、湯気を放つパンを一つ割ってみれば、仄かに温泉の香り。]
ん、いい具合。
[一口含めば、味も香りもバランスよく舌に広がっていく。
ふと、無花果ジャムの封を切って、少し付けてもう一口。]
……。
……ジャムうめぇ。こんだけ綺麗な発色で、甘酸っぱさもばっちり。さすが麓の村のジャム。毎年最高すぎる。
[土産のジャムに舌鼓。但し、パンが纏う温泉の香りは消えているが。……そこはまあ、そういうものとして。
……ジャムも持っていこうかと一瞬迷うが、結局私物用の戸棚に仕舞い込んだ。]
……あ……
[談話室で、先程の少女の姿を見つけた。
晩酌している。自分とそう変わらない年だろうに、その様が妙に板に付いている事に、貫禄を感じる]
――……ん……
[少しだけ声を掛けていいものかまごついたが]
― パン屋・店内→出入り口 ―
[時間的にも後は来客も無い。残ったパンをまとめて、手土産に追加。
どうも今日は村の人間が多く集まっているらしい。夜食やつまみ代わりにはなるだろうと、甘いパンも塩気のパンも全て包んで。]
さて、行くか。
[店の灯りを落とし、ドアに【閉店】の札を下げた。]
あとでその怪我をしたという少年の様子を見に行った方が……
[幽かに聞こえる歌は、遮るもののない共同墓地では伸びやかに広がってシスターの耳にも届いて、言葉を途切れさせた]
カタリナさん。
[神父に一度、目配せして。しばし歌を邪魔しないように黙って見守る]
……そう、みんな大事なひとが、ここに居るのですね。
[羊飼いの少女が備えた花が目に入れば、漏らすのはそんな呟き]
― 宿への道中 ―
……ん?
[宿へ向かう最中、旅装のヤコブと数人の青年とすれ違った。]
……ヤコブ、何かあったのか?
[慌てた様子に問いかければ、どうやら麓の村付近の牧場で牛が数頭病に倒れ、その対処にヤコブが借り出されたらしい。
言われて見れば先頭に立つのは見覚えの無い顔。松明を手に数名付き添っているのは、せめてもの護衛という事か。]
ん、カタリナも残るんだろ? なら、こっちの事は残った面々でどうにかなんだろ。
エルナ達にも事情は伝えとくから、こっちの事はあんま心配すんなよ。
[……とはいえ、それだとこちらの村にもあまり人数は残りそうになかったが。ならば明日はこちらの仕事が終わり次第忙しい所を手伝うかとざっと考えつつ、吊り橋に向かう彼らの背を見送った。]
[――8年前の月読みの夜。
伯父とはぐれてしまった少女は、新参者の赤毛の男と鉢合わせた。
余所者の、口もまともに利かない男――普通なら警戒するべき相手だが、少女は逃げも怯えもせず彼をじっと見詰めていた]
『――cIh rdWee uftelVchr, dnRee iSe iNhct!』
[彼が口にしたのは、聞いた事のない言葉。
今となってはリズムくらいしか思い出せないけれど――]
ディーターさん、今日は珍しくお手伝いしてるんだ。
トーマスさんに怒られちゃったから?
[娘の警戒心の無さは、昔と変わらないままだった]
えっと……はじめまして……?
[何故か疑問系になってる]
僕は、ペーター……で……
……ぅえっと……
よろ、しく……
[どもりながら、手を差し出して良いのか悪いのかと右手を前に寄せて後ろに引いて]
[歌が終われば、あるいは途中で気づかれたかもしれないけれど]
カタリナさん、お墓参りですか。
[歌を聴いていたことは状況的に明らかではあったけれど、そんな無難な挨拶をした]
/*
あああ!
オットーがジャムを活用してくれている!
こんなに使って貰えると思ってなかったから嬉しすぎる。
ありがとう。大好きだ。
試作のパン、美味そうだな……っ。
ああ、フリーデル。お帰りなさい。
[戻って来たシスターの声に返事をし。怪我人の容態については、うめき声を聞かなかったせいだろうか。多少楽観している面はあるかもしれない。]
いや、私もダイエットの必要は感じてませんよ。怪我人を運んでいて、自分の体力のなさを実感しましてね…。
[ははは、と力なく笑う。花瓶に飾ってもと言う言葉には>>455]
ええ、私もそう思いまして。それに…何故ですかねえ、怪我をした彼を見ていると兄を思い出しまして。
兄が好きだった花を持って行きたくなったんですよ。
[過去に囚われていると言う自覚があるのかないのか。神父が陽気そうにしていたのは、新たな思い入れ先を見つけたからかもしれない。この男の、死んだ兄に対する依存とも言える感情は少々歪んでいる。]
[エルナにこき使われていれば、不意に掛けられた声>>464。]
おう、パメラか。
[そういえば、先刻もそのへんで姿を見たような気がした。
が、色々とそれどころでなかった。]
……聞いてたのか。
イヤ、べつに、ソンナンジャねッゾ?
[トーマスのことを聞かれれば、視線を逸らす。
この男、嘘が吐けないのであった。]
[8年前のあの日。
独りで蟋蟀に向かって話し掛けていると、不意に少女が現れた。
いくら睨みつけても居なくならないので、思わず怒鳴りつけてしまったの、だが。]
お前は、あい変わらずだなァ。
[思わず、笑みを浮かべて。
彼女の頭を、軽く撫でる。]
[様子を見に行った方がという彼女に。]
ええ、もちろんそのつもりです。明日は月読みの夜ですし…フリーデルも一緒に宿屋へ行きませんか?
…ん?
[目配せされて、初めてカタリナの歌声に気づいた。シスターが話しかけるのを黙って見ているが、カタリナと視線が合えばニコッと笑って会釈するだろう。]
/*
ええ、わかってますとも体力の事だと!
でも、考えてみると話の流れから「体型」に持って行けるとは思えない気もする。
シスターが実は体型を気にしているので全部そちらに!ということにしよう。
!!
……あぁ、シ、シ、シ…………シスターさん。
[やんわりとフリーデルに声をかけられたことに驚いたらしく、跳ねる赤ずきん。
その次に、まさか歌を聞かれたのではないかという恥ずかしさが襲ってきて、明らかに吃ってしまった]
う、うん……そんなところかな。
ちょっとだけだけど、お墓に彩りを添えにきたというか…。
[彼女がからかったりするような人柄ではないと思うもののやはり恥ずかしいものは恥ずかしく、なるべく平静を装って振る舞おうとした]
それで……コスモスはモーリッツおじいさんのとこのをもらったんだけどね…。
[つい先程、ハンナから聞かされたモーリッツ夫妻の療養の話を伝える]
[アルビンが出した飲み物は、もう皆飲み終わった頃か。新しいものを淹れようと、台車にコップを乗せて、厨房へ]
[新しいコップを取り出し、酒やジュースの入ったピッチャーと共に、台の上に乗せていく。
すると、パメラが薬草の香りを漂わせながら厨房へ入ってきて>>464]
おう、好きに使ってけ。
あ、それと。茸や栗、ありがとな。茸は夕飯に使わせて貰った。栗は明日、ケーキにでも混ぜるつもりだ。
[ディーターを恐れもせずに、無邪気に声を掛ける少女>>465。
確か彼女がディーターと出会った頃、彼女はまだ十歳にもなっていなかった筈だ。幼い少女であれば、カタリナのように警戒する方が普通なのだろうと思うが、肝が据わっているというか、無防備な子だと、女は思う]
…………
[けれど彼女の素直さが、羨ましいと女は思う。だって――]
おいおい。さっきまでカタリナをナンパしてたと思えば、今度はパメラか。セクハラは程々にしておけよ。
自警団に通報しちまうぞ?
[……続きを考えるのはストップして。女はパメラの頭を撫でるディーター>>470に、また憎まれ口を叩く]
[>>468力なく笑って真実を告げる神父に、しばし沈黙した後、はたと自分のおなか周りを手で押さえて]
ち、ちがいます。別に最近ウエストがちょっととか思ってて勘違いしたんじゃないですから!
[歌を邪魔しないように小声で墓穴を掘った]
― 宿・談話室 ―
[宿に入れば、既に談話室からは賑やかな気配。]
お、間に合ったかな。
[場に居た面々と簡単に挨拶を交わし、エルナを探す。]
エルナ、これ土産。つまみにでもしてくれ。それから、例のパンの試作品も持ってきてみた。もし良かったら、食ってみて。
[残っていたパンと、温泉水のパンをエルナに示し。]
後、ヤコブ達は麓へ借り出されたらしい。
……ん、いや、レジーナさん絡みとかでなく。向こうの牧場がちょっと忙しいらしくてな。そういや、レジーナさんは何で出かけたんだ?
[ヤコブ達が麓へ向かった件>>463を伝え、もしかしたらレジーナの外出理由>>142もようやく耳に入れただろうか。]
んじゃ、このパン……そだな、厨房にでも置いとく。必要なら、後で適当に出すわ。
[忙しそうな様子を見て、そのまま……先客の居る厨房へ。]
…… ぅ
[ぽふ。
布団に倒れこむ。
そういえば、朝から何も食べていなかった。
少し出かけるだけのつもりで、こんなに長く外に居るとは思っていなくて。
階下からは、相変わらず食欲をそそる匂いが立ち上ってくるし、言われて気づけばこんな時間。
ちょっとだけ、お茶だけでも貰って来ようかな、と思うものの、手は離したくなくて。
それはたぶん、まだ幼い頃、毎夜うなされて目覚めた時に、必ず育ての親が、手を握っていてくれたから で。
なんだか妙な義務感のもと、ぐっと拳を握り。
エネルギーの消費を抑えようと、目を閉じた]
お兄様に。
[わずかに目を見開くが、すぐに視線を落として]
そうですね、お兄様も……喜ばれるでしょう。
[一瞬の、間。選んだ言葉は多分、半分は正しいだろうと、半分は砂を噛むような気持ちで飲み込んだ。
どもるカタリナがなるたけ平静を装おうとするのも、見てわからないはずが無かったけれども]
そうですか。きっと、忘れずにいてもらえて、お父様は喜んでらっしゃいますよ。
[花も歌も、とこそりと付け加えた]
ナンパたァ、ナンダ。
こンだけ硬派な俺を捕まえといて。
[よしよし、と。まるで幼い子供にでもするように、パメラの頭を撫でまくる。
カタリナやペーターに対してもそうだったように。この男、相手が嫌がっていても、なんともないらしい。]
エプロンは、アレだ。
ソコのアレの陰謀だ。
[パメラの言葉>>476には、憎まれ口を叩く、ソコのアレ>>473を指して。]
リーザ……よろし……く。
[さっと手を取られて、思わず一瞬動きが止まった。
だが、それ以上の不自然な失態をやらかすわけにもいかず]
あ、このくらいは平気だよ。
ちょっと転んだだけだから平気平気。
[本当はまだそれなりに痛む傷だが、左手をぶんぶんと振って見せた。
――もちろん、見栄張ると傷が痛んだが]
/*
どうでもいいけど
役職決まらないと方向性が定まらない罠
俺は役職ロールばっかなのをなんとかすべき だよ な
[一瞬痛んだ左腕は全霊でやりすごして]
リーザは一人旅なの?
パメラ姉ちゃんから聞いたけど、えっと……
祈ったり、踊ったり?そういうの何ていったっけ。
『ミコタン』……?いや、ちょっと違う。
えっと……
宿屋・厨房
んじゃ、ここに置いとくな。
[エルナに声を掛け、パンを適当な場所に置き。ふと、先客の姿に気付く。]
ああ、パメラも来てたか。お疲れさ……
[そこに居たのは、親しげに話す従妹と……赤毛の男。]
……ディーター。ども、うちの従妹と看板がちょくちょくお世話になってるみたいで。
[父が、生前警戒していた謎の男。何でも、ここに来て最初の月読みの夜に、父が目を離した隙に幼い従妹に声を掛けていた>>432>>465らしく。以来、かどわかしの類ではないかと警戒し続けているような話を、再三聞かされていて。
自分が直接会話する機会もあまりなく、自然と咄嗟の対応は固くなってしまう。]
[めでたく談話室の給仕をディーターが務める事になると、呆れた表情をしつつも]
エルナ、部屋の準備は大丈夫か?人が多そうなら二階の部屋も使うだろう? あと、空いてたら俺も一部屋借りたいんだが…
[そっとエルナに耳打ちをして二階の客室へ向かう。その途中で、階段の下でぐったりしている少女を見つけた(>>383)]
おい、大丈夫か…?
…怪我はないみたいだな。長旅で疲れでもしたんだろう。…部屋で、休ませてやらないとな。
[まさか自分の声に驚いて階段を踏み外したとは思わないまま、額に手を当てたりしていたが、特にケガの無いことを確認すると、そっと抱き抱えて二階の客室の一つに運んだ]
[>>479ジムゾンの笑みにはあわあわとさらに顔を赤らめて。もうこれ以上墓穴を掘るまいと口を閉ざした]
そうですか、モーリッツさんとハンナさんは息子さんの所に。それも、よいかもしれませんね。
少し、寂しくなりますが。
[こほんと咳払いをしたかしないか。
ふと視線を向けるのはモーリッツの家の方角]
明日月読みの夜をご一緒出来ないのは残念ですが、また月の主の巡り合わせもあるでしょう。
[なんとはなしに閑散とした感のある村の雰囲気を感じつつ]
今年は人が少ないですね、月読みの夜なのに。
[訪れる旅人も少ない気がした]
はいはい。
[パメラに手を払われれば、素直に離す。]
ん。
おう、オットー。
[続いて掛けられた声>>485に。]
看板、元気か?
[アホな表情をしてはいるが、この男、実に真面目に言っている。]
……そんから。
セクハラ ッてのは、 こーゆーことを言うンだ ゼ?
[すれ違いざまに、オットーに抱きついてみてから。
厨房を後にした。**]
― 回想/厨房 ―
夜通し出歩いてるとか、夜更かししてるって訳でもねえのなら、
[考え考え接ごうとした言葉は、形を成さなかった。
エルナが口にした単語に、す、と顔から表情が消える]
……人狼、か。
[人を喰らう獣など御伽噺と笑い飛ばすのは外の顔。
故郷に帰り身内を前にしたことで、知らぬ間に気が緩んでいたのだろうか。
唇から漏れる言葉は、意図した以上に重く響いた]
まァ、今は心配要らないだろう。
有名な話だし、ゲルトもどっかで聞いて来たんじゃねえかな。あいつ意外と繊細だから、夢に見ちまったとか。
何かあったら、直ぐ言えよ。
叔母さんが居ねぇとなると、休めって言ってやれねェのが辛いとこだけどな。
[そう言って、談話室を後にしたのだった]
……そうかなぁ?
カティ、家族孝行とかしてる自覚あまりないんだけどな。
ヴァルターさんのお仕事も手伝えればいいんだけど…難しいことはわからないから。
[少し苦笑してみせる]
……神父さんもシスターさんもおつとめお疲れ様。
神父さんは大変だったね…でも、あの時の神父さん、聖職者の鑑って感じですごかったよ。
カティはご飯食べにそろそろ宿屋に戻るけど、神父さんもシスターさんも宿屋に行く?
[二人が頷けば、一緒について行こうとするだろう]
きゃあああ!?
[オットーに抱き着くディーターを見て、思いっ切り悲鳴を上げた]
あ。
[と、我に返った様子で口を噤み]
ご、ごめんなさい。
エルナ、ちょっと料理分けてもらうからね。
[誰にともなく謝罪してから、小皿を用意し料理を取り分け始めた]
[じゃーな、と後ろ向きのままで二人にひらひらと手を振って。談話室へ向かおうとすれば、オットーが入ってきて>>477]
お。来たか、オットー。
手土産まであるたぁ、有難い。
例のものは、腹がこなれた後で食わせてもらうわ。
[パンを見せられれば、目を輝かせながら口の端を上げる]
……ん、そうか。大変だな、ヤコブも。あんまり長くなると野菜や果物が食えなくなっちまうから、できれば早く戻って来て欲しいところだけど。
ああ、うん。母さんは――
[続くオットーの言葉には、手短に理由>>142を告げる]
……っつー訳なんだ。明日の夜には戻るって謂ってる。
[そう、明日の夜には。けれどヨアヒムの件もある。女は少し不安げに、視線を下に落とすが、言葉を掛けてくるオットーにはっとして顔を上げる]
え、あ。……解った。サンキューな。
[厨房へ入っていくオットーと入れ違いに、女は談話室へ]
― 談話室 ―
[折角だからとリーザの酌を有難く頂きながらディーターとパメラの遣り取りを横目で眺めていれば。
遠くからそれを見詰めるエルナに気づき、暫く彼らを交互に見て。
事の顛末まで見守ってから、ふっと溜息をついた。]
何やってんだあいつ。意地張らなきゃいいのに。
まあ、武器は渡したし。上手く使ってくれることを祈るぜ。
[伊達に十数年も外で遊んで来たわけではない。
その気になれば心得など幾らでも伝授してやるのだが、それはそれで無粋か。
やきもきしながら逸らした視線は、やがて僅かに笑みを乗せた]
/*
Σ
勝手にひきこもってるだけだから、パメラちゃんどうか気にしないで・・・!
って言いたいけど、そこまでメモで言うのもどうか・・・。
あうう。
[旨い酒を一口含んでふと脇を見ると、ペーターがリーザに話しかけていた。
もじもじとしたその様子に瞳を見開いて。]
おーお。
赤ん坊だと思ってたが、いつの間にか男になりやがる。
[微笑ましいような、驚いたような。
こほん、とひとつ咳払いをして、リーザに席を外すことを言外に告げる。
酌の礼代とばかりにぽふりと頭を撫でて、若い者同士の交流を邪魔せぬよう談話室の隅へと移動した。
オットーの姿を見れば、明るい表情で手のひとつも振るだろう]
─ 回想・階段 ─
『人様の物に手を出すんじゃねえって何度言ったらわかるんだ!』
[だぁ
だぁ
だぁ……]
へ?
[鼓膜の底にエコーがこだますする。
地響きのような怒声に、顔をしかめながら振り返ろうとした矢先]
『ひィイイイイ』
[思わず脱力する悲鳴? が全身の力を一気に奪い去っていく
腰砕けになりそうになり、慌てて足に力を入れようとした。
……が、肝心の足は虚空を彷徨い]
きゃ!
[一歩足を踏み外せば、そこは馴れぬ宿屋の階段
留まることもできずに、下まで滑り落ちてしまう]
い……いたぁ……
[向こう臑をしこたま打ち、目の前が一瞬真っ白になる。しばらくぐったりと苦悶の表情を浮かべ蹲っていると、空に影が差す。見上げることもできずにいれば聞こえてくるのは最初の怒声によく似た逞しい声だった]
ぁ……だぃじょう……きゃ
[絞り出すような声は、男には届かなかったのだろう。ひょいと抱きかかえられ、そのまま部屋まで運ばれる。一瞬小さく声を上げそうになったが、それをぐっと押し殺して主の顔を見上げた]
……ぁ
[浮かび上がる上腕二頭筋と、引き締まった顔。綺麗にそろえられた顎髭。見覚えは勿論ない。けれど……それはどこか]
……
[少女はそのまま静かに目を閉じた]**
っ!?
[突然の悲鳴に、びくっと起き上がる。
どきどきする心臓をおさえつつ、耳を澄ますも、その後は特に、争うような物音が聞こえるでもなく。
大丈夫かな、と気にはしつつも、やっぱり手は離さない]
その気持ちが、嬉しいのですよ。
[困ったように笑うカタリナに、頷く]
少なくとも私が、嬉しく思いますから。
[そんな肯定が内気な彼女の、なんの役に立つのかはわからないけれど。もう一度、頷いて]
―回想・宿屋―
まあ、今は村のみんなも居るし、一人というわけでもないか。
[カティの頭を撫でつつ>>246付け足すように言うと、ペーターやエルナへと視線を向ける。来たばかりの頃に比べれば村にも馴染み、一緒に遊ぶ友達が出来たのは男としても嬉しい事だった。周りの声に耳を傾けたり、ペーターの悪戯を苦笑いで見つめつつも、中性的な声>>231に視線を向けると、宿屋にやって来た集団を見つけ]
やあ、みんな。こんにちは。
これはこれは、ニコラスさん。いらっしゃい。例年より遅いからヨアヒムの奴が心配してましたよ。アルビンも久しぶりだな。
[一人一人に声を掛けつつも、最後に宿に入って来た少女の姿を見つけると驚いたような表情を見せ]
あ、っと。すまない。知人に似ていたんで驚いてな。
いらっしゃい。月読の村へようこそ。
私はこの村の村長のヴァルターだ。楽しんで行ってくれ。
そんなにかっこよいジムゾン様を見逃したとは、惜しいことをしました。
[カタリナの言葉にくすりと笑って]
ジムゾン様も宿のほうに用があるみたいですし。私もご一緒させていただきます。
[>>496カタリナの問いには頷いて、宿屋に向かうことにした]
[シスターの複雑な気持ちには気づかず、ただ頷いた。>>480]
……人が少ないのは、旅人の遺体が発見されたからでしょうね。人狼の仕業との噂もあるようですし。
[二人とも、とっくに知っているかもしれないが神父はそう口にして。]
村長の仕事の手伝いは…確かに難しいでしょうね。カティはまだまだ若いんですし、手伝えるようになるならこれからですよ。
……え、聖職者の鑑ですか。い、いやいやそんな事ありませんよ。
[人として当然の事をしたまでで…と、口の中でもごもご言いながらも照れている。宿屋に行くかという問いに対しては、行きますと返事をして。詰んだばかりの黄色の花束を抱えたまま宿に向かおうとする。]
― 回想・談話室 ―
[声を掛けたエルナが口元を上げるのを見て]
おうよ。味に関する感想は、もー遠慮無く頼むわ。レジーナさんレベルで。
[妥協を許さない宿の女主人の顔を思い出し、こちらもにやりと。
ヤコブの件に話が行けば、]
なんだよなぁ、こっちももうじき収穫期だろ。
まあ、容態さっと見て適当な所で帰ってきてくれるだろ、ヤコブなら。
[やがて、エルナの口から改めて理由を聞き。]
あー……そっ、か。……ヨアヒムも出たっきりだったよな、確か。
[曇る女の表情に恐らくは同じ懸念を抱くが、そのまま話をパンの話題に切り替え。サンキュー、と声を掛けてくるエルナに歩きながらひらりと手を振って返すと、厨房の空いた場所へパンを下ろし談話室へ声を掛けた>>485]
― 回想終了 ―
あ、うん、……そうだよね。
ごめんね、なんか。
[気まずい雰囲気に思わず謝罪の言葉を口にしつつ。
なんだかんだあって、ディーターは厨房を出て行き]
う、うん……。変な人だけど、悪い人じゃないと思う、けど……。
[ディーターの代わりに弁解しようとするが、この娘が誰かを『悪い人』と断じる事が果たしてあっただろうか]
へへ。びっくりしちゃったね。
さ、お粥も煮えた見たいだし、私はこれとエルナさんの料理を運んで来るから。
オットーもここで食事していくでしょ?
[期待するような眼差しで問う]
―回想・宿―
[来た人々に声を掛けていると、聞こえたトーマスの言葉に苦笑いを向けて]
今日は前祝で特別だ。そういうことにしといてくれ。
そういえば、今日は鹿肉の燻製らしいじゃないか。楽しみにしてるよ。
[途中話を摩り替えたりしつつ、酒を取りに向かうトーマスを見送る。が、少しして、怒鳴り声が聞こえて来ると苦笑いを浮かべて]
仕事を考える手間が省けたな。
―回想・宿―
大丈夫ですか。ニコラスさん。
[倒れこむニコラスを心配して声を掛けるが、既に数人が助けに向かっていたのでその様子を見守り]
ん?おお、感心感心。真面目に働いてるようだな。
普段からこうだと助かるんだが…
[エプロン姿のディーターには動じる事なく、普通に対応していた]
―回想・宿―
[傷ついた青年が宿に運び込まれると、手伝おうにも医療の知識は無く]
うーむ。皆が頑張っているのに、私だけこうして待っているだけというのもな…
…ん?どうしたカティ?
そうだなぁ…ああ、そうそう。そろそろインクが切れそうだったな。インクを一瓶お願いできるかな。
[あれこれ考えていると、カティに欲しい物を聞かれ>>414インクを頼む]
うーむ…そうだな。事故現場だけでも確認しておこうか…
[出来そうな事を探しつつも、結局思いついたのはその程度で]
私はちょっと、現場を見てくるよ。
[談話室に居た人たちにそう告げると、松明を持って宿を出た]
/*
非常にどうでも良いことではありますが。
匿名メモをみるのに、メモ履歴を開くと、ずらっと長いんだこれ。途中の匿名を探すのは諦めよう。
[食卓の準備が整い、皆が食事をとり始めれば自分もテーブルについて料理を食べ始める。リーザの酌には少し苦笑しながら]
お嬢ちゃんは客だから気にしなくてもいいんだぜ…でもありがとうよ。
[そっと頭を撫でた]
― 現在・厨房 ―
[厨房を出て行くディーターの背を恐々と見送った後、ふと漏らした呟きに帰ってくる従妹の声。]
まあ、そうかもしんないけど。
……俺どうしても、親父の言葉のが先に頭を過ぎるから、さ。こう、色々。
[優しい従妹の『悪い人じゃない』は、あまり当てにはならない。生前父が赤毛の男を警戒していたのは彼女も知る所であろうと、言葉をやや濁す。]
……粥って、ああ。運び込まれたとかって少年兵か。お疲れ。
ああ、エルナに招待されたからな。何か運ぶモンあんなら、持ってくけど。
[『そうだよ』と答えてくれと言わんばかりの従妹の視線に、一瞬幼い頃を思い出し苦笑を浮かべた。]
──宿屋──
[シスターとカタリナと共に宿屋にやって来た神父は、まず一階の客室に向かった。]
勝手に生けても大丈夫でしょうか…。花瓶に既に他の花があったら、遠慮するべきかもしれませんねえ。
[黄色い花を抱えたまま。呟きながら廊下を歩く。]
―村の外・事故現場―
ここか…
[吊り橋を渡り、青年が落ちたと思われる場所を松明で照らすと、崖の淵が微かに削れているのが見えた]
ふーむ。しかし何でこんな所で…街道からは少し離れているしな。
まさか森を突っ切って来たわけでもあるまいに…
[そのまさかなのだが、当然気付くわけも無く。]
まあ、このまま放っておく訳にいかんな。
月読の夜が終わってから、トーマスに柵でも用意してもらうか。
[確認を済ませて、吊り橋を渡る。途中、吊り橋が風に煽られると、慌ててバランスをとって]
おっと、危ない危ない。私まで落ちたら大変だ。
さて、そろそろ飯の用意も出来ているだろうし、宿に戻るか。
[無事吊り橋を渡りきると、そのまま宿へと戻っていった]
[玄関へ駆けていった者はいただろうか。
もしや彼が。そう思ってふらふらとついていきはしたが、神父が運んできたのは、別の者。
とりあえずは違ったという安堵と落胆が混ざった奇妙な感覚に襲われる。
少年のその様子は、旅人に過去のある場面を想起させた。
それは、よりによって“彼”が運んできたことでなおさら色濃く。
本来なら応急処置は旅慣れた自分にとっては朝飯前。任せなさいと言うべき場面。
でも積極的に手を今は出したくなかった。
幸い、数人の手によって処置は施された。
ほっと胸をなでおろした]
―― 宿屋・厨房 ――
オト兄ちゃんっ!
[厨房を覗くと、期待通り、オットーの姿があったので。
遠慮なく、後ろから体当たりを仕掛けるように、ぎゅむ、と抱きついた]
へへっ、こんばんは
―回想・共同墓地―
[宿へ向かおうとする時に、ジムゾンの口から「人狼」という言葉が出ると、うーんと言う声が出る]
人狼……。
カティは、人狼として噂になってるものって、ただの危なくて怖い人の仕業も含まれてるんじゃないかと思うんだけど…。
いや…でも、どちらにしても怖いよね……気をつけないと。
[それ以降、自分から人狼の話題を振ることもなく。
フリーデルに自分の目線から見たジムゾンの武勇伝を伝えたりして宿屋まで向かった]
人狼……ですか。
[>>514神父の言葉に、なんとなく、辺りを見回して]
どんな噂が流れているのか。
[村の雰囲気よりも剣呑な噂が流れているのかもしれない。
一度、教会の塔に掲げられた聖なる印に、短く祈りを捧げる。自分は聖なる印を結ばないまま**]
ようアルビン。久しぶりだな。
まあ手伝いくらいわけねえさ。レジーナには昔から随分世話になってるんだ。
鹿肉だってそんな特別な物じゃねえし。
[アルビンが声をかければ、男は笑いながら応じる]
ディーターもなあ…全く、あいつはふざけてるのかどうなのか、時々わからなくなるぜ。
さっきの、風呂にまで聞こえてたか? 流石に宿の酒に黙って手ぇだそうとしてるのを見ちまうとなあ…
まあその代わり、今日はしこたま手伝って貰うことにしたがな。
[そう言って視線を向けるのは、給仕をしているディーターの姿か]
/*
うーむーむー
恐ろしく狼を意識しているっぽい動きではありますが……
おまかせ入村なんだ!
実はシスターじゃないんだよという吊られ前提怪しいロルなのでした。ちゃん。
― 談話室→客室 ―
よう。その後、様子はどうだ?
[コンコンと、戸を叩いてから中へと入る。パメラも一緒だったろうか。
室内のクララは少年兵の手を握り続けたままで]
そっか。まだ、寝てるのか……。
飯持ってきたから、食いな。
[とは謂うものの、手を離させるのはなんだか忍びなくて]
……あーんしてやろうか?
[彼女は断るだろうか。何にしろ、クララが食事を終えるまでは見守る心算で**]
―― 宿屋・厨房 ――
オト兄ちゃんっ!
[厨房を覗くと、期待通り、オットーの姿があったので。
遠慮なく、後ろから体当たりを仕掛けるように、ぎゅむ、と抱きついた]
へへっ、こんばんは
― レジーナの宿屋 ―
[道すがらカタリナの口からもたらされるジムゾンの武勇伝を聞きながら。こうですか? とそのときの動作を想像で真似てみたりしながら宿屋へと]
良い香り……さすがエルナさん。
[顔を合わせる者があれば、会釈と共に挨拶する。
もしかして事故現場(に行っていたとは知らないけれど)から戻るヴァルターの姿が見えたりもすれば、ご苦労様ですと挨拶するだろう]
おお、実はな。
[無邪気にニコニコ問いかけてくる少年の目の前に、件の犯行届けをひらり。]
俺の留守中に【貴重品】が被害に遭ってだな。ここは一つ、お前の知恵を借りて犯人を割り出してみたいんだが。
[何が盗られたのかには触れず、真顔でカマを掛けてみる。]
―宿―
ただいま。遅くなった。
[宿に戻り、談話室に入ると既に食事の用意が整っていて]
おお、美味しそうだな。
[並べられた料理を見て、正直な感想を漏らす。しかし、座る前にトーマスの傍へと向かい]
食事中にすまんな。今回の件もあるし、今度崖の周りに落下防止の柵でもつけようかと思うんだが、一つ、頼まれてくれるか?助手としてディーターをいくら使ってくれても構わんから。
まあ、月読の夜が終わってからで良いんだ。考えておいてくれ。
[ディーターを勝手に助手に任命しつつ、柵の事を頼むと、男も席に付き、食事を取り始めた]
―宿屋―
わぁ、いい匂い。エルナさんが腕によりをかけて作ったのかな…?
[宿屋に入ると、料理のおいしそうな匂いが鼻をくすぐった。
義父と帰るタイミングが同じなら、労いの言葉をかけただろう]
…ヤコブさんが?
あ…………そういえば!
[誰かからヤコブが別の牧場に行ったことが耳に入れば、怪盗LIARが魔法で隠した鍬の行方を伝え忘れていたのを思い出したのだった]
『あ りがと うございますす
え』
[寝起きと動揺で、乱れる文字をわしゃわしゃ記していたが、あーん、などと言われて、ペン先がはねる。
ぽかんとするあまり、赤い顔を隠すのも忘れてしまったが、今度は横にぶんぶん首を振って辞退。
恥ずかしすぎてむりだった。
けれど、持って来てもらった料理は、勿論食欲をそそり。
暖かなうちにいただくのも礼のうちに思えば、サイドテーブルに置かせて貰って、片手で慎重に慎重に、頂くことにした]
[クララが断れば>>558、せめて食べやすいように小皿を手で持ってやった。
暫くすると、ジムゾンも部屋へと入ってくる>>552]
らっしゃい、ジムゾン。
あぁ、談話室に飯出してあっから。あんたも食ってけよ。そのほっそい身体でこいつ運んで、疲れたろ。
良ければ風呂にも入っていけよ。
[けれどジムゾンの手にある黄色い花を目にして、眉を潜めてじとっと彼を睨む]
ちょっと待て。それ、もしかして墓地の花じゃないのか……?
あのな。重症の怪我人にそれは縁起でもないからやめといた方がいいぞ?
[確かに綺麗だし、折角持ってきて貰ったのに悪いが、と付け加える]
―談話室に入る前―
カティ。それにシスターも。今来た所か。
もう食事の準備も出来てるだろうし、談話室に行こうか。
[丁度良く、カティたちと宿に戻るタイミングが重なったようで]
カティ、お使いありがとう。
[労いの言葉を掛けつつ、カティの頭を撫でると、そのまま談話室へ]
叔母さん、随分頼りにしてるって言ってた。
エルナも本業は別にあるし、ゲルトは――見ただろ、最近はあの通りなんだと。
トーマスが居てくれりゃ俺も安心して外を回れるってもんだ。
[傍らの従弟をちらりと見る。
ゲルトは未だ気づいていないのか、ピンと花を身に付けた儘料理を頬張っている。
目が合えば、「なーに、アル」ともごもご言って首を傾げてきた]
や、何でもねえよ。遅いお目覚めでしたねって話だ。
……口ン中に物入ったまま喋るな。
[こくりと頷くゲルトから、再びトーマスへと顔を向けた。]
おいしい……。
[鹿肉を食べやすい大きさにして、それと野菜に卵を絡めて食べれば一気に何種類ものおいしさが口の中に入ってくる]
あ……ありがとう。
[ジュースを飲もうとすると、ちらりと見かけた旅の少女にお酌されて思わずぺこりとお辞儀する]
挨拶、しそびれちゃってたね…えっと、カタリナ・マクミランっていうの。
よろしくね…?
[そう遠慮がちに挨拶した]
/*
お節介キャラっぽくなってるねあたしw
パメラやカタリナに微弱な負縁故飛ばせそうだけど、まぁ今後の展開次第だなー@0
クララさん、ずっと彼についてらっしゃるんですね…。
[なんて献身的な姿勢だろう。と感心しながらクララの言葉に会釈で返す。
そして食事と風呂を、と言ってくれるエルナに。>>563]
ああ、ありがとうございます。嬉しいですねえ。
いやあ…はい、ほとほと自分の体力の無さを痛感しました。お言葉に甘えさせて頂きます。
[だが、花を目にしたエルナの視線に、神父は不思議そうな顔をして。縁起でもないと言われると。]
…え? いや…あの、これは。
………………す、すみません。
[自分にとってそうではなくても、他者から見れば墓地に咲く花は死のイメージが強くて当然だ。自分の気づかなさ加減にカーッと顔を真っ赤にすると、慌てて客室を出て行こう。]
― 少し前 ―
あー、有り難い、アリガタイネー
いまどきは、料理が巧い方が婿の貰い手に困ンねェらしい、ゼ。
ヨカッタネ!
[先に厨房を出るエルナ>>497に向けて。
遠回しに、とっても遠回しに褒めたのには、気づかれただろうか。]
[旅人の浮かない顔に気がつけば、心配そうな面持ちで]
お友達さんと逢えなかったのですか?
だ、大丈夫ですよ。ほら私もすれ違って逢えないとかよくありますし。麓の方でも小さいお祭りがあったみたいですから。
[事情はもちろんわからないのだが、努めて明るく話しかけてみたり]
あでっ ?
[なんか飛んできた。
額をさすりながら、床に落ちたそれを拾うと。]
…………ほー。
[誰に向けてどうしたもの>>508かは、きっちり覚えている。
男の脳みそもまた、子供並みなのである。]
ははっ。
頼りに…ね。まあそう思ってもらえりゃ幸いだがな。
[夫を亡くした後、女で一つで宿を切り盛りし、子供二人を育て上げたパワフルな女将の姿を思い描いて、肩を竦めた]
ゲルトか…確かにあいつは昔から楽天的というか、のんびりしているというか、緊張感がない奴だったが…
[最近様子がおかしい、という話はレジーナから聞いていた。
アルビンの視線を追うように、ゲルトを見やる。
食べ物をほおばったまま話しかけようとするゲルトには苦笑を浮かべもしたか]
ああ、お前さんとディーターはあんまり接点なさそうだな。
悪い奴じゃあねえよ……いや手癖と酒癖は悪いが。
おっ。麓の村の地酒か?
久しく呑んでねえな…遠慮無くご相伴に預かるぜ
[アルビンの表情には気がつかないまま、酒を提示されれば豪快に笑う]
……うん、やっぱり似合ってて素敵。
[お花とリボンで飾られたまま食事を続けるゲルトの方を見て呟いた。
カタリナヴィジョンでは、その堂々っぷりが王侯貴族の貫禄のようにも見えている]
[追求を諦めた様子で。
そんなオットーからすぐに逃げるような真似はせず、もっかいオットーにぎゅう、と抱きつく。
職業柄、少しだけ纏っている甘い匂いはお気に入り。
そして、オットーの呟いた次回予告に、思わず期待に頬が紅潮して]
……うわぁ、おいしそー……
オト兄ちゃんのクリームパン、おいしいんだもん。
[そこまで言って。『すぺしゃるごーじゃす』なクリームパンに思いを馳せてしまい]
[可愛らしく、もじもじとした上目遣い、期待いっぱいのまなざしでオットーを見上げて]
……オト兄ちゃん。
次は、クリームパンとリンゴデニッシュのコラボがいいな……
[――
クリームとリンゴの共有トラップ 炸裂 !!]
/*ペーター君の偽確定吹いたw
さて、前回に比べて全然人と絡めてませんねー。なんか神父は変な人みたいになってるし。
まあ、これはこれで面白いんですけどね!役職何になるかなー♪*/
― 談話室 ―
[ジムゾンとは別れて談話室へ]
ヴァルター様、お疲れ様です。明日ですね、月読みの夜は。
[>>564談話室に入る前に村長と。彼が忙しくするのは明日の祭りのためだろうかとそんなことを思いつつ]
賑わってますねえ。えっと。
[宿屋の人の気配の多さに、多少尻込みした]
すいません。今日はもうこれくらいで。
[半分くらい残してしまった。でも、どうしても。
食器をダイニングに運ぶと、エルナに謝るように軽く頭を下げ、食堂を出ていった]
リーザちゃん。
カティより年下、でいいんだよね?
[周りへの応対を見る限りでは自分よりもしっかりしてそうな少女だったので、年上としては少し恥ずかしく]
友達……ペーターくんのことかな?
やっぱりひどいの?
怪我しただけって言ってたんだけど……うん、わかった。
[リーザに小さな声で答える。
自分だけでは手当てが心もとないから、他に誰か手当てできそうな人がいればいいんだけど…と周りをきょろきょろ見回して]
[談話室で、美味しそうな料理の数々に顔をほころばせつつ。自分にカップを渡してくれたのは、見覚えのない少女で]
はじめまして。フリーデルと申します。可愛いお嬢さん。こちらにはご旅行ですか?
教会は、ええ、そうですね。月の神様を祀っていますよ。
[もしかしたら、本当は違うのかもしれないけれど。さらりと口にしておいた]
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