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[階段を昇る間際、談話室を通った所で少し立ち止まる。最初は先程目があった少年の姿を暫く目にとらえる。急に逸らされた気がしたが、パンの食べかすでも残っていただろうか? 頬を軽くさすってもう一度首を傾げた。]
……!
[次いで部屋の面々を眺め、ある一点を見たとき、一瞬驚いたように目を見開き、慌てて階段を駆け上がっていった]**
/*少年少女に恋愛フラグが!?
ペーターとリーザって、ありそうでなかったですよね確か。わくてかわくてか。
……さて、宿屋内のログを読み込めてない件。まだ宿屋に行かないから明日にしようか…。今日は帰りが遅くなったし、神父で良かった…。
でも宿屋、楽しそうだなー。いいなー。明日混ぜてもらおう。
*/
わわわ……。
ずいぶんたくさんやってきた、ね……。
[アルビンたちが宿屋に入る音がすれば、撫でられていた赤ずきんを彼らに向ける]
パメラさんは、お客さんを迎えるからヤコブさんを呼んでた……のかな?
あ、クララさんとアルビンさんはこんにちは……。
[まだ状況が把握できていなかったが、月読の夜が近くなると何度か見た気がする旅人(エルナの発言で名前を思い出した)やまったく知らない可愛い少女にも、遠慮がちにおじぎする]
そうですね。レジーナさん、恐るべし、ですか。それともアルビンさんの才覚でしょうか。
[ふむ、と宿屋の女将とその仲間達を思い出す]
エルナさんは手伝いとはいえ宿を切り盛り出来るほどですし、ゲルトさんは……ええと、まあ、マスコット的でいいですよね。
[勢いよく言い切ってごまかした]
そうですね、一度専門家に聞いてみることにします。間引くとか、可哀想でできないし……指示が在れば、きっと大丈夫。
[ぎゅ、と決心したようにガッツポーズなどして。
次々に詰められるパンに、どれから食べようかな、と思いをはせながら。
向けられる笑顔には、幽かに頷いて笑みを返し。
礼を述べると店を後に――看板をぽむりとしてから**]
[けれどニコラスと親しいヨアヒムの事。
死んだ旅人とニコラスが無関係である事を知れば、きっと、ほっと胸を撫で下ろして。手ぶらで帰るのも何だからと、土産でも探して回っているのかもしれない。
ゲルトと同じくのんびり屋な彼は、土産一つ選ぶにも相当に時間をかけるから。
ニコラスとすれ違った事に気付かず、まだ何を買おうか迷っている――ただ、それだけの事かもしれないから]
……ま、大丈夫だって。そうそう簡単に、“もしものこと”なんて、起こらないさ。
[旅人の背を、ぽんぽんと。優しく叩いた]
/*
みんなに会うには宿屋に行かなきゃいかんが、人が多すぎて行けません。
エルナお疲れ様でした。大丈夫そうだけど、無理なさらずー(きこえない
レジーナ大変だもんね。
ひィイイイイ
[慌てて耳を抑える。
初期微動(>>272)と慣れからなんとか間に合ったものの。この至近距離で一歩間違えば命取りなのは、もちろんこの男が一番よく知っている。]
……………………
ご、ご、ご……ゴメンナサイ……
[でも出そうとしたのは手じゃなくてモップ、と言いそうになったが、飲み込んだが、おそらく顔に出てただろう。]
もしものことがあったらニコラスを頼む
[それでは、まるで、まるで……]
ヨア……ヨアっ……!!
[咄嗟に駆けだそうとして……できなかった。
つまずいてその場に膝をがくんとついた]
― 少し後、パン屋・厨房 ―
[客足が収まった頃、手を洗い厨房へと戻った。
出掛けに砂糖を振り入れた果肉からは、程よく水分が出ていた。各々の鍋に少量の香辛料を足し、火に掛ける。]
りんごのデニッシュ。試作はいいけど、実際旬の頃にはどーなるんだかな……。
[一番楽しみな、彼の好物が豊作になる季節まで、もうすぐ。甘酸っぱく香る林檎に目を細めつつ、どうしても脳裏を過ぎるのは……例の、旅人の件>>#3。
配達の際、こちらの意図が通じたのか物言わず押し黙る樵>>218の姿を思い出す。]
……山二つ向こうの村で獲れる林檎とか、菓子用には最高なんだけどなぁ。
[……まあ、そんな林檎は元より無い物ねだりなのは知ってはいるが。つい、呟いてみる。]
/*
なるほど! アンカーミスでしたか!(ぽむ
フォロー有り難うございます。
私もアンカー付けよう。ログ多くなると醜いですよね、私のろるは。
[やがて火を弱めると、今度は別口の試作として仕込んでおいた生地の発酵具合を確かめて。]
……お、今回もいい感じ。やっぱ基本はこの配合で良さそうだな。
[水質のせいかきちんとした生地にならなかった試作開始時に比べ、しっかりとコシもあり柔らかに仕上がった生地に笑みが零れる。
拳で軽くガスを抜き、等分して丸く成型を。全てにクーペ(切れ目)を入れ終われば、布巾を掛けて再び発酵開始。夕飯時には焼成を終え、エルナ達にも味見を願えるだろうか。]
温泉水のパン、どうにか形になってきたな。村長の無茶振りには悩んだけど、この調子なら宿で出す分位は作れそうか。よし、順調順調。
[村興しの為に、宿の食事限定用で、温泉水を使ったパン。そんな注文が来た時には、そもそも温泉水でパンが作れるのか不安でもあったが。どうにか形にはなってきた作品に、目を細める。
味の方は、もう少しだけ改良の余地があるかもしれないが。そこは、焼きあがってからの話であろう。]
[けれどもし本当に“もしも”が起こるのならば]
……護る。
護ってやる。
[ゲルトも。アルビンも。そしてヨアヒムが託したニコラスも]
試作と言えども、あんま水も無駄にできねぇしな。さって、巧く焼きあがってくれよ。
[ぽん、と天板を叩き。……ふと思い出したのは、別れ際にエルナの言葉>>116。]
――……男ならほっとかないだのパンみたいな肌だのってソレ、男に使う褒め言葉じゃねぇだろ……。
[ややげんなりとした声で呟いたものの、彼女なりの励ましは素直にありがたかった。叩かれた肩に感じた温かみを思い返し、軽く笑みを浮かべ。]
そういや、今日はパメラ見てねぇな。
……見かけたら声掛けてみっかな。それとも、アイツも呼ばれてんのかな。
[ふと、同じ村に住む従妹を思い出す。仕込みを終えたら散策ついでに彼女を探してみようか、とも思いつつ、食事がてら取り分けておいたパンに手を伸ばし……。]
……きゃあっ!?
[宿中に響く声に体がすくみ、耳を抑える余裕すらなかった]
…トーマスさん?
誰かに怒ってたみたいだったけど…。
[先程出ていったアルビンや、来訪者の少女相手には考えにくい。
ならば残りは露天風呂に行くといってこの部屋にいない、そして怒鳴られる行動をしかねないあの酒飲み男]
…………。
[この時ばかりは、酒飲み男に悪戯をしかけたペーターに大いに感謝した]
んぎゃ
[首根っこを引っ掴まれ。]
げッッ
一滴たりとも、ッて!!
待って、ちょ、待って! 全部終わる前に、俺死ンジャウ!!
パパー、ころさないでー
[トーマスの腕に泣きつくポーズとかやってみたが、なんの意味も成さないことなど、もはや自明の理である。]
ほら。
ヤコブの畑で採れた、リンゴの絞り汁たっぷりの紅茶だ。
頭がスッキリするぞ。
[ニコラスは、既にソファーに座っていただろうか。未だ床に座り込んだままなら、ソファーに座るように促してから。
女は彼に紅茶を差し出した]
16人目、負傷兵 シモン がやってきました。
負傷兵 シモンは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
[男は何かから逃げるように、森の中を一心不乱に走っている]
はぁはぁはぁ……っ。
[自分の呼吸の音がやけに大きく聞こえて、凄く耳触りに感じる。
だけど立ち止まるわけにはいかない。
少しでも遠くに。
あいつらが追ってこれないほど遠くに、逃げなくては]
/*
シモンktkr!
うん、はまたんさん。(早
多分ペーター、リーザ、ニコラス、シモンの中身はわかった。後はぜんぜんだけど!
……ふわっ!?
[思わず宿を揺るがした声に、素っ頓狂な声をあげてしまった。
と言うか、どんだけ声でかいんだ]
……残念。悪戯、不発しちゃったね
[卓にさりげなく置いた酒瓶を、残念そうに回収する。
悪戯の美学とは、確実な成果を求めるのではない。
『引っ掛かるか否かの瀬戸際を見守るのが楽しいのだ』
ボトルはこっそりと、適当な場所に置いておく]
この森を抜ければ……、人里に出る。
人里まで行けばあいつらも、きっと……。
[暗い森の中、自分にそう言い聞かせて懸命に走っていると、
不意に森の先の方に光の様なものが見えた]
光……?
漸く森を抜け出れる……っ!
[最後の力を振り絞り、男は木々のトンネルを抜ける]
おうよ。
もともと手伝う心算で戻ってんだ、気にすんな。
食事と雑事と、手伝うのはどちらにしたもんかね。
[エルナの背に向かって一人ごちて。
柱時計を見ようとふと首を回せば、大胆に寝こけるゲルトの顔と鼻先を突き合わせる格好]
………………お、っまえ。おまえなあ。
…………。
[彼が何時から此処に居るのかなど、火を見るよりも明らかだ。
苦虫を噛み潰したような表情でひとつ舌打ちして、金糸の泳ぐその額をひとつ小突いてやる。]
何時まで寝てる、万年寝太郎。
戻っていきなりお前のどアップサービスを貰った俺の身にもなれってんだ。
疲れと同時に気力も吹っ飛んだ気がするぜ、全くよ。
あーもう、とにかく風呂へ行く。風呂風呂。
た! の! む! な!
[さっさといなくなったエルナの後姿>>291に向かって、吼える。]
……俺、干乾びて死んでも、知らないンダカラァーー!!
[その後、運が良ければ談話室で給仕する男の姿が見られたとかなかったとか。
エプロンつけて。**]
これでやっと……うわあああああああああああ!
[森を抜けた先。
そこには人里などなく、切り立った崖となっていた。
男はそのまま足を踏み外し、
崖の上から村がある方へと転落していった]
[しかし、久々に会ってアレでは、少しばかりディーターが気の毒に思え。]
酒、ね。しゃあねえな。
奴らがいい汗かいて戻ったら、アレを振舞ってやるかな――
[疲労が抜けると、心にも余裕が出来るらしい。
大事に運んだ荷物のひとつを思い浮かべ、男は笑みを刻んだ。**]
[とっさに頭だけは庇ったものの、
全身をしたたかに打ちつけ、落ちていく]
……う、ぅぅ……っ
[暫くの後。
崖下の川沿いに体中の至る所から、己の血で全身を赤く染めて意識を失った男の姿が在った]
……。
[エルナと、彼女からの知らせにショックを受けるニコラスのやり取りをそっと見遣る。
名前はあやふやだったが、どこか中性的に見える整った容姿は毎年月読の村に訪れるのを見かける度に印象に残っていて。]
あのっ。
[自分の前に置いてあったクッキー(自分のお腹に何割か収まってしまっているが)をいくつか拝借し、近くにあった小皿に移し替えてニコラスの元に持っていく]
これも……もしよかったらどうぞ。
あ、カティのじゃないの。エルナさんの手作りだから…味はもちろん大丈夫。
──吊り橋近く──
ふんふんふん♪ このままお天気が続けば、今年の月もさぞかし綺麗でしょうねえ。
[ご機嫌な様子で鼻歌を歌いながら、村の中を散歩していた神父。いつの間にか吊り橋の近くまで来てしまった。]
おや、結構歩いてたんですね。タイミング良く向こう岸から誰か旅人でも来ませんかね ……ん?
[何か違和感を覚えて、吊り橋の方へと近づく。]
んー、なんか退屈。
[ニコラスやエルナや、年長者組は皆談話室で話しているが。
十三の自分が入り込めそうな様子ではなさそうだから。
自然、手持ち無沙汰]
……今日、まだシスターやオト兄ちゃんと会ってないや。
うん。ちょっと遊びにいこ。
[思い至ったら即行動。立ち上がって]
ちょっと教会にいってくるね。
[誰かに尋ねられたら、そう答えたろう]
えっ…!!?
[向こう岸の崖下辺りに、血まみれで倒れている人の姿を見つけ、思わず声を上げる。]
おい!そこの人!大丈夫かーっ!?
[大声を上げてみた所で、そう簡単に声は届かないだろう。まして、相手の意識があるかも怪しい。神父は慌てて吊り橋を渡る。]
/*
>>282
あ、ちょ、違っwww急遽形変えて思いっきり失敗したwwwwwクーペ入れるのは確か二次発酵の後だったwwwwwwwwパン作り経験あんま無いの露呈したwwwwwwwwwwお詫びに脱ぎます\(^o^)/
ま、まあ。雰囲気で読み流して貰おう。次作る時には気を付けるんだっ(汗)
さて、またしてもリデルに食いついたアホの子一名。
というか、あれ? 若干取っつきにくい性格にするつもりが、結局ゆおットー(口悪め、アホの子、イケメン目指して小動物認定される割と残念な子)にしかなってないぞ。
これで万が一共有にでも弾き飛ばされたら、もう、笑うっきゃ無い。
ちなみに、狩人希望が通ったらリデル鉄板予定なんだ!(*゚∀゚)♪
*/
[遠い意識の向こうに、誰かの声が聞こえた様な気がして。
男の指先がぴくりと、微かに動く]
………うぅ。
[食いしばった唇からは、苦しそうな嗚咽が漏れた]
/*
あれ、シモンも10代? というかこの村若葉より10代多い?
いや、まあ。ヴァルトマは居るけど……おお、何か意外。
*/
[向こう岸に辿り着くと、神父は崖を下り始める。割と険しいが、何とか降りれない事もない。彼がいる位置まで降りると、駆け寄って声をかける。]
……はあ、ふう…やっと着いた。
い、生きてますか? 聞こえてたら返事をして下さい。
オト兄ちゃんの所はもうちょっとだけ後にしよ。
手紙、ちゃんと見つけてくれるといいなぁ。へへっ。
[バレるバレないかよりも、インパクトの方が大事。
これがエルナ相手なら、頭ぐりぐりくらいはされるだろうけど、自分なりの美学には逆らえない]
教会に寄ってから、オト兄ちゃんの所にいってみよ。
今日は一杯人もいるし、賑やかになりそうだな。
[教会への道すがら、そんな事を考えて]
[やわらかい笑みを浮かべられてほっとしたのか、内気な少女の緊張も幾分解ける]
ニコラスさん、だよね…?
……こうしてお話するのははじめてだけど、こっちから何度か見かけたことがあるの。
あ、自己紹介しないと…。
カティ……本名はカタリナ・マクミラン。
よろしくね。
[へにゃっと、若干残った緊張で少しぎこちない笑顔になった]
[声は微かに聞えども、今は全身の痛みに声すら出す事も出来ない]
…………っ。
[弱い呼吸を繰り返しながら、時折痛みに全身を震わせている]
/*
シモン、邪魔してゴメンな。
んで、今の時点で直接絡んだのが
《エルナ、トーマス、リデル》
間接的に絡んですれ違ってるのが
《アルビン、ペーター》
縁故フラグや関連設定だけ振ったのが
《パメラ、ディーター(看板ネタ)、ヴァルター》
全く絡めてないのが
《リーザ、クララ、ジムゾン、カタリナ、ニコラス、シモン》
こんな感じか。大半宿屋に居っぽいし夕食時には会えそうかな、とは思いつつ。ジムゾンの動きだけ見て、宿屋外で接触できそうなら接触してみるかな……パン屋と宿屋しか行き来しないのも何だし。さて、寝る。
*/
―― 教会墓地 ――
[そんな事を考えて、足元に注意してなかったから]
――わっ!?
[木の根に足を取られて、転倒した。そして]
いだっ!?
[木か、石か、下手したら墓石で、左腕に小さくない傷が走った]
……いた、い……
[何で切ったかを確認する余裕なく、すぐに左腕が、焼け付くような痛みを、心臓の動きに合わせて主張する。
もちろん、それに合わせて結構出血もしている。
暫く、痛みでその場に蹲った]
/*
あ、ジムゾンはシモン救助で宿屋に行きそうかな。逆にペーターがこっち来るなら、適度なタイミングで絡むか。
……今回は負縁故も欲しいんだけどなぁ……でもディーターに集中してもマズいだろうし、10代のおにゃのこに振るのも事情次第だし、ここはジムゾンに勝手にモヤモヤしてみるかな……いやでもそれ負縁故とまで行かないよな……。
*/
ジムゾンが救出にでていた。
だから折角なのでミイラ取りがミイラになってみた。
いやいや、怪我とかこつけてジムゾンが戻るの待つ気だとかなんてそんな
ま! か! さ! れ! た!
[ババァ秘蔵のなんとやら>>308、と聞いて、フリフリのエプロンも握りこぶしですんなり受け取るのであった。
この男、単純である。]
[呼吸はしている様子。だが、見た感じかなり重傷のようで。慌てて降りてきたものの、医術の心得の無い神父は。]
……………………しまった。私一人が降りて来た所で、何も出来ない気がする……!
[というか手当以前に、人一人抱えて急な崖をよじ登るとか無理だろう。何やってんだ自分は。自分の馬鹿さ加減に、神父は頭を抱えたが。]
あ。そういえば…ペーター君だったかが、渓流釣りの話を以前していたような。
[ここで治療はできないが、崖の上に登って宿屋に運ぶくらいなら何とかなるかもしれない。辺りを見回して、人を抱えていても登れそうなルートを目で探し。]
大丈夫ですか。ここにいては治療もできませんから、背負って運ぼうと思うのですが……やばいかな? どっか折れてたり……。
[彼の足などに軽く触れてみて、怪我の様子を知ろうと試みる。「背負って運ぶなんてとんでもない!」な状態ならば、ひとまず彼をここに置いたまま人手を呼んで来るしかないだろうが。どうだろう?]
[腹を抱えて去っていくペーター>>311には、手持ちの栓をひとつ、こいーんと投げた。
当たったかどうかは知らない。]
―回想・数ヶ月前―
なあ。今年も来るんだろ?
[屈託のない笑みを浮かべて彼は聞いてきた]
今度さ、今度ニコが来たときに……俺……
[言葉の続きは聞けなかった。何度聞き返しても「なんでもない」と照れ笑いを返すだけ。
あのとき、どうしてちゃんと聞けなかったのだろう。
「大事な話」ってなんだったの…?
もう答えは得られないのではないか。そんな不安に襲われていた**]
―回想・了―
[全身を酷く打撲しているようだが、幸いにも頭部には両腕で庇ったおかげか酷い怪我は見当たらない。
意識のない今ならば、背負って運んでも痛みにのたうちまわると言う事はないだろう]
うわぁ、かわいい……。
[瞳の白砂がきらきらと輝く。
おじぎをするなんて人慣れしてるリスなのかな?と好奇心を抑え切れない様子で、リスが動く度にいちいち感嘆の言葉をあげた]
素敵な相棒さんだね。ふふっ。
[しばらくピアの一挙一動を微笑ましく見つめていただろうか]
――〜〜〜〜〜っ!いたぁ……っ……
[怪我したての峠がようやく超えたのだが、まだ腕からは血が流れているし、傷口はじんじん傷むし。
すぐ近くなので教会で手当てしてもらおうと行ったが。
生憎、教会の人は皆留守。]
[恐らく大丈夫と判断した。自分も身を低くして、なんとか彼を背負う体勢に持って行く。背中に上手く乗せられた事を確認すると、自分の身体の前に垂らした相手の両の手首を握り、絶対ずり落とさないよう気合いを入れて崖上を目指し始める。]
よい…しょ、よいしょ…!
[聖職者に体力とか腕力とか求めてはいけません。だが、人の命がかかっているのである。底力を見せる時とばかりに、神父は少年兵を背負ったまま渓流釣りのルートで崖を登って行った。なんとか登り切れば、そのまま宿屋へと向かうだろう。]
[ずっとここで待っているにも腕の痛みが酷い。
そして宿よりも自分の家のほうが近かったので。
とりあえず御座なりな手当ての為に、家に戻る。
恐らく、会いに行こうとした神父が宿に到着した後辺りに、追う様にして戻る]
[ジムゾンの背中に負ぶさりながら、男の隻眼がうっすらと開く]
……あった、かい……。
[その背中の大きさや暖かさに、幼き日の父親との記憶を思い出したのか、
掠れた声でぽつりと呟いた。]
ひゃっ。
[リスを愛でていたところに突然誰かに頭を撫でられ、思わず間抜けな声が漏れた]
だ、れ……!?
[フリフリのエプロンを見たディーターを見ると、反射的に五歩分ぐらい後退した。
彼を何か異物でも紛れ込んだかのような目で見つめる]
……リスじゃなくてピアちゃん。ん…ピアくん?
[相変わらずこの酒飲み男の「かわいい」は暗に自分を小馬鹿にしているようにしか聞こえない…と感じながらも、律儀に応答はする]
今のディーターさんもとっても素敵だよ……エプロンが。
実はメイドさんだったのかな?
[しかしなぜ自分は無視せずに、いちいちご丁寧に応答するのだろう]
[近くにニコラスが居たなら、よく見る顔なので挨拶くらいはしただろう。
突き刺さる視線など気にしない。]
ほー。
ピア…………
[しばらく、じっと、ピアの目を見つめて。]
くん、らしい。
[どこまで本気なのやら。]
[ぜいぜい言いながら運んでいると、背負っている人の声が聞こえて神父はハッとする。]
あ…気がつきましたか!? もう少しで宿屋に着きますからね。頑張って下さい。
[やがて宿屋まで辿り着き。]
すみませんー!誰か手を貸して下さい〜!
[宿屋の中に声をかけて、怪我人を中に運び込もう。医術の心得がある人はいるだろうか? いなくとも、崖下とは比べ物にならない良環境だ。応急処置くらいなら何とかなるだろう。]
[ジムゾンの声に、苦痛に歪んでいた男の顔が微かに笑みを浮かべる。
問いにはまだ声を出すのが辛いのか、こくり…と頷いて]
………が、と………
[何かをぽつりと呟き、そのまま意識を*失った*]
―― ペーターの家 ――
[怪我してから随分外にいたから、左腕が真っ赤になった。
後、顔が少しだけ青くなった]
……いたい……
いたいよ……
ん。
[なにか>>337聞こえた。
ちら、とトーマスの顔を伺うと、どんな表情を返して寄越しただろうか。
まあなんであれ、男は走り出すのであるが。]
こんなに痛いのに、僕は人間じゃないの?
こんなに痛いのに、人間じゃダメなの?
なんで?血も赤いのに、何も違わないのに。
人間じゃない血が入ってたら、僕は人間じゃないの……?
……僕には、ムリだよ……
僕、こんな難しい事、考えらんないよ……
何で僕が、カティも、オト兄ちゃんも、皆、殺さないといけないの。
……僕は、できないよ。
明日の夜、僕が僕のまま居たら……
もう、大丈夫だもん。
僕は、ただの、ペーターだから。
――でも、お母さんは……
[消毒して、薬でも塗って。
そうして包帯を巻きつける自分の作業を見ていると。
どうしても、母の事を思い出してしまって。
だから、また息が苦しくなって]
/*
灰ログに独白を入れるのは結構久々。
思い切り人狼前程で進めているけれども、村側でも通るようにと設定その物を今回は最初時点で一律にしてみたり。
母親人狼とかこの辺は一律。
村役になっても……うん、たぶん人狼の血の突然変異。
―― 宿 ――
ただいま。遅くなっちゃった。
[左腕をぶらんと下げたまま、宿に戻ってきた。
応急処置くらいは完璧。
一応母が医療を齧っていたから]
……?どうしたの?
[皆の様子が可笑しいことに首を傾げたが。
この状況で、少年まで左腕に包帯巻きつけてたら、さぞ驚かれる。
つくづくタイミングと言う物とは無縁]
[彼は、また意識を失ったらしい。慌てて宿屋の中へ入る。]
あ…! エルナさん。この子が、崖下に落っこちてたんですよ。
何も手当できていないんですが、とにかく運ぶしかないかと思いまして。ぜえはあ。
[ぜいぜい言いながら、発見した時の状況を説明する。ディーターが運んでくれるのなら怪我人を託そうと。]
…………? ああ、明日はお祭りですもんね。
[ディーターの格好には遅れて気がつくが、一人で納得して片付けた。]
[とにかく近くの――談話室よりも個室がいいだろう。客室の殆どは二階にあるが、幸い一階にも少しだけ客室があって]
こっちだ。そっと運べよ。
[女は一階の客室にいち早く入り、少年兵が安静に休めるようにベッド周りを整えてやる]
[びく、と。右眉が歪む。]
……こいつァひでェな……
[ジムゾンに頷き、兵士を抱きかかえる。]
とッととどッかに運ぶぞ!
エルナ、空いてる部屋どこだッ!
あとお前すげーキモいとか言うなよな! 傷つくダロガ!
/*
後何気にペーターとディーターって行動ルーチンが似ている気がしますですCOww
負縁故結んでるけどなんとなくソウルブラザーww
崖下に……?
そいつは、相当重症……だろうな。むしろ、生きてるのが不思議なくらいだ。
[ディーターの格好についてはこの際スルーして(自分が着せた癖に酷いとか謂わない)、談話室から薬箱を。脱衣所から手拭いを運んでくる]
えーっと。何が必要だ?水か?湯か?
――っくそ、解らない。参ったな。医学の知識がある奴なんて、この村に居るのか……?!
……ピアくんなの?
[赤毛の酒飲みと可愛いリスのアイコンタクトを生暖かいならぬ生冷たい目で見守った。
人使いの荒いご主人様、には完璧に自業自得だと心の中で呟いたり呟かなかったり。
――そこでだんだん近くなる声に気づくと、宿の外から呼びかける声の主がジムゾンだとわかる。
切迫した調子だけでも、何かただならぬことがあったのだろうと感じ取るには*十分だった*]
っ!
[暫く様子を見ていると、すぐに事情は飲み込めた。
ただし、この村で医療が出切る人は……たぶん、居ない]
えっと……っ……
エルナお姉ちゃんっ、お湯沸かして!後綺麗な布!
……傷に効く薬草……ない。ね。
とりあえず薬箱!傷に効く薬ある!?
はあーはあー。ぜーはー…。
[くたっと、その場にへたりこんだ。こんなに激しい運動をしたのはちょっと久しぶりである。ディーターとエルナが少年を運んでくれようとしているのを視界の端に捉えながら、自分もついていかなければと思うのだが…も、もう少しだけ休ませてくれ。]
……あれ? 本当だ。ペーター君…どうしたんです、か?その、手。
[エルナの言葉に、自分の後から入って来た少年の姿を見て。息を切らしつつも声をかける。]
怪我しちゃったの!それよりもこっち早くしよう!
[そう言っても、応急手当の仕方くらいしかしらないけど。
多分、素人が下手に扱うよりは的確に処置を施せる]
お湯で絞った布で身体ふいて、消毒して。
えっと、それから後……なんだったっけ……
いや、酒はかけちゃ駄目です。
[真顔でディーターに返し、その後もペーターの指示に従ったり、ああでもないこうでもないと論議しながら少年兵の手当を手伝うだろう。**]
ナイスディーター!!
[もっともお手軽な方法を先に指摘した。
多分こんな友好的な呼びかけは、初めて]
お酒が一番いいよ。
酒蔵からもってきて。
今調べてみた。
口に含んでぷはーーーっ、はご法度。
ただし傷口に直接すり込んだりしなければOKらしいです。
化膿予防にはなるらしい
[とりあえずは、示された部屋のベッドに兵士を下ろす。
それから、窓を開けた。]
酒蔵まで行かなくても。さっき持って来たの、あンだろ。
[あるらしい。]
え。酒飲みのじーさまが昔言ってたから、冗談だと思ってたのに…本当に有効な治療法だったんですか。
す、すみませんディーターさん。
んー、一応消毒で化膿止めにはなるんだよ。
この傷じゃ直接吹っかけちゃ痛そうだから、布に少し染みこませたり。
[実際の処置にはテキパキと参加することは出来ないので任せながら、酒の治療法について、受け売りだが、ジムゾンに解説してみた。
それにしてもさすが真っ先に思いついた人が思いついた人だと、埒外に思ったりしたが]
俺が、ババァにそーして貰ったンだよ。
[右目を指す。
なんか駄目って声もあったが、多分なんとかなるだろう。
小さく笑うと。なんとなく、ペーターの頭を軽く撫でた。]
[他になにか頼まれれば、今なら断りはしない筈。**]
[部屋の机の上に酒瓶を置いて。女は厨房へ戻る]
っちち。
[既に井戸水は熱湯となっており。湯の入った鍋を、慎重に部屋まで運んで]
湯だ。身体拭くの、あたしも手伝う。
[そう謂って、手拭いを手に。ペーターやディーターに何か要求されれば、今は大人しく従う心算で**]
あ、お湯きたね。
それじゃあ、まずお湯で土とか汚れふき取って。
……やめぃ
[いきなり撫でられたディーターの手は、ぱしんと払い除ける。
ともあれ、後暫く、他になにかないかと考えながら**]
(あー……そういえば、そうだったな)
[ディーターが顔の傷を指せば>>361、ぼんやり思い出す。
8年前。母と共に山菜取りに出かけていた帰りに。顔に酷い傷を負った赤毛の青年が、ふらりと目の前に現れて。
どうすればいいのかと、おろおろしていた自分とは対照的に、冷静に。母は男の顔の治療を始めた。酒豪の母は、常に手に持っている酒を彼の傷口にぶっかけたりもしたっけ?
……ああ、情けない。あの時の事をちゃんと覚えていれば、今回だって冷静に的確に対処できただろうに]
…………
[少年兵の応急手当をしながら、女は。当時の記憶を呼び覚ます。
そうだ、ちょうどあの頃から。
強く、美しく、心優しい母と自分を、比べるようになっていて。周りが皆、母だけを見ていて。自分の事など、誰も見ていないような、そんな気にすらなって――母以上の特技が欲しくて、必死になって服飾の勉強をしたけれど]
[結局は、女は今でも]
……届きもしない背中を、追いかけてる、な。
[無意識のうちに零れた呟きは、誰かに聞こえただろうか]
[母から受け継がなかった、きらきらと太陽に映える金色雀色の髪。生まれついてのものだからと、とっくに諦めてはいたけれど]
――……
[さらりとした金の髪を持つ、内気な少女を思い浮かべる。そして彼女の髪をそっと撫でるあの男。
その光景を思い出すと、どうにも心の中にモヤが掛かって、苛立って仕方がなくて]
……ふん。
[視線は少年兵へ向けたまま。避ける素振りがなければ、隣の赤毛の男の髭を一本、ぷちりと引っこ抜くだろう]
ああ、そうだ。酒はもし余ってもやらんからな。
明日までおあずけだ。
[釘を刺しておくのも忘れずに**]
[そういえば、リーザはペーターと同じくらいの年頃だろうか。
少女の名をパメラに尋ねるのを微笑ましく見つつ、ソファで眠りこけている宿屋の息子に歩み寄る]
…… 、
[ねびえしますよ、と口だけが動く。
寝ている相手に、文字を示しても仕方が無いから。
押しやられているタオルケットを掛け直して、ぽんぽん、と撫でてみる。
この騒ぎの中、良くぐっすり眠っていられるなと思って。
何処か悪いんじゃないかとも心配になるのだけど、エルナは忙しそうに動き回っていて、気にした風も無いし、たぶん大丈夫なのだろう。
アルビンも小突いていたし。
おまつり みそこねちゃいますよ、とやっぱり口のかたちだけで言って。
しばらく、なでなでと金色の髪を撫でていたのだが]
っ、
[宿中、もしかしたら村中に響きそうなトーマスの怒鳴り声に、ひゅっと息をのんでびくっと手を離した。
またディーターさんかな、なんて失礼な断言を心のなかでしつつ、またゲルトの頭に手を遣っていると]
……ぁ、
『大丈夫 です か』
[ヨアヒムの名を呼んで、崩れ落ちたニコラス。
たた、と駆け寄ってスケッチブックを掲げるも、基本的にこちらを向いてもらわねば自分は会話が成立させられない。
エルナの声に、弱々しくも笑みを見せたのを見れば、彼女が紅茶をもってくる、と出て行ったあとに、そっとぎゅっとしただけで離れた]
[リーザも宿を得たことだし、あまり人数が居ては迷惑かと、そろそろ辞去しようかと思った頃。
常の穏やかさから随分かけ離れた切迫した声で飛び込んできたジムゾンに、けが人、更に包帯を巻いたペーター。
手当や処置は、本で読んだことはある。
でも、それを伝えるのに、あまりに手間がかかる。
みんなしっかりしているのだから、いちいち筆記に頼らねばならない自分が行っても、足手纏いにしかならない。
でも、落ち着いたら様子は見に行きたくて、結局。
ゲルトを所在無げに撫でながら、ソファに座って。
客人の運び込まれたほうを、見つめているのだった*]
― 宿 ―
[傷が痛むのか、時折呻くような声を洩らし、
男はベッドの上で苦しむように身悶えている]
……ぐ、ぁ……がっ、は……っ!
[全身が酷く熱い。
痛みは熱を伴って、男の身体を貪ろうとするように侵していく]
いや、だ……。
俺は未だ、死にたく、ない……。たすけ……て……。
[包帯だらけの指が、空を掻く。
何かに縋るように伸ばされたそれは、力尽きたようにベッドへと落ちた]
/*
なでなで嫌がられるのいいな……!!
[へんたい]
寝る前のろぐがねむけと酔いけでぐだぐだすぐるー すまねえ!!
→ けが人の運び込まれた客室 ―
〜〜っ、
[結局。
気になって仕方がないので、見に行くだけ、見に行くだけ、と声にならない呟きを繰り返しつつ、そっと戸口から覗いてみたり。
時折聞こえる、苦しそうな呻きに、眉をよせると。
静かに部屋へ入りこみ]
…… 、
[もうだいじょうぶだよ、とベッドに投げ出された手を握り。
エルナたちが綺麗にしたのだろうか、運び込まれた時の汚れがない髪を、そっと撫でた。
もちろん、治療の邪魔になるようなら、すぐ出ていくつもりで。
許される限りは、ベッドの脇で縮こまって、少年の手を握っている*]
― 風呂→談話室 ―
はー。さっぱりした。
[風呂から上がった後、浴室や露天風呂の掃除などをしたりして。
再び談話室に戻ったのは、心に決めた予定時刻を大幅に過ぎてから。]
客より先に借りちまって悪ィな。
一先ず、男湯の方は湯加減や桶なんか整えておいたぜ。
好きな時にどーぞ。
[その場の面々に――宿の勝手知ったる者達も多いと分かっていたが――入浴時間に制限はないと、やんわりと勧めておく。
ぐるりと見回した談話室、宿泊客の部屋は既に決まったのか、運んでやるべき荷物は見当たらない。
案内はしたものの、疲労に任せその後のフォローがイマイチだった、と、自戒を篭めて苦笑した。]
[談話室での喧騒にもトーマスの怒号にも目覚めぬ気配を見せないのは、眠り姫か何かか。
タオルケットがきちんと掛け直されているのは、近くに座るクララの手によるものだろう。]
クララ、宿に連れてきたっきり席外しちまって済まん。
ゲルトの世話まで焼いて貰ったみたいだし。
けど、もしこのままこいつがだらけてるようなら、むしろ掛け布団は剥ぎ取っちまってもいいぜ。
[少し笑いながら長椅子に歩み寄って、端に腰掛けてゲルトをぺちり]
ゲルト。ゲールート。
少しは姉さんを手伝ったらどうだ。
ったく、女を働かせて自分はぐーすかなんて、以前のお前なら……
…………。
[説教めいた言葉を切る。従弟の寝顔を覗き込む表情が心配気に曇った。
ごそりとゲルトへの土産を取り出して、クララに撫でられつつ夢の中を彷徨う彼に持たせ(?)たりしていたが、暫くして「あ」と間の抜けた声を上げる。大事な用事を忘れていた。]
よ、クララ。
ちっとバタバタしちまって、ちゃんと挨拶できなくてすまないな。らっしゃい。
[>>372ひょっこり顔を出したクララに気が付き、小さく手招きする]
……何だか大変な事になっちまったなぁ。
[眉を寄せる、眼鏡の少女へ苦笑いして。
苦しそうに呻く少年の手を握るのを見れば、特に止めたり、追い払おうとはせずに]
……大丈夫。もう大丈夫だ。
何があったか知らないが、傷が治るまでゆっくりしてけよ。
[未だ目覚めぬ少年兵>>371に呼びかけて、彼の額に手を当ててから、再びクララへ向き直って]
あたしはもう少ししたら、夕飯の準備をしなきゃなんないから。
クララさえ良けりゃ、そいつの傍についててやってくれ。
なーに。クララみたいならぶりー☆ちゃーみーな子が手を握ってくれてんだ。すぐ元気になるさ。
[軽口を叩きながら笑いかけて。暫くは少年兵の治療に専念するが、アルビンが談話室へ戻った事を知れば、席を外して食事の準備を*始めるだろう*]
[教えてくれた相手に礼を言う。
一先ずはエルナの手伝いか、と腰を上げかければ]
怪我人が運び込まれた?
[齎された新たな情報には、迷いと動揺が走る。
広いとは言えぬ一階の個室。今行っても邪魔にしかならぬだろう]
で、処置は? ―――大丈夫みたいだな。
[専業の者は場におらずとも、三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったもので。エルナにディーター、ペーター、そして神父が適切な処置を施したようだ。
峠は超えたように見えると説明されたなら、頷いて息をついた。安堵の理由は、運び込まれた少年が一命を取り留めた事だけではなかったのだが。]
[怪我人が気になるのか客室に向かうクララを見送り、無意識に花瓶の花を抜きゲルトに飾りながら暫く物思いに耽る。
エルナが部屋から出てきたならば、厨房へと向かった。]
お疲れ。怪我人の方は大丈夫か。
ペーターも包帯巻いてたって聞いたぜ。
[暖簾を片手で持ち上げ、顔を覗かせる。
背後から掛けるのは、忙しなく働く従姉妹への短い労わりの言葉]
おっ、鹿肉の燻製。トーマスだな。ありがてえ。
台拭きあるか、テーブル綺麗にしとく。夜に向けてグラスでも並べて。
……そんで、他に何か手伝うことは?
[暗に酒を振舞うことを宣言しつつ、問い掛けた*]
/*
何か昨日から女性陣としか話していないような気がするぜ…と思っていたんだが、この村単に女性人口が多いんだな。若い子も。
20代から40代の間がすっぽり抜けていて、10代が多いのか。こりゃ難しいなあ。
墓参り行きたいけど、神父が宿に居る今絡めるとしたらまた女性になりそうで若干の躊躇があります、sir。会いたいんだけどね。どうにもね。
― 談話室にて ―
『いえ、行商から戻られて早々、お疲れ様なのです。
私なら大丈夫です。ありがとうございます』
[アルビンが風呂から戻ってくれば、>>374の言い分に、くすりと笑いながらスケッチブックを掲げ。
赤子におもちゃを握らせるような様子>>375は微笑ましかったものの、言葉を途切れさせてゲルトを覗き込むのには、すこし不安げに首を傾いで]
『レジーナさんは、麓に。
旅のかたの その ことについて。
お話を伺いに、自警団へ行かれたそうです』
[彼がレジーナに呼ばれた事情はわからねど。
そう書き込んでから、深刻げになるアルビンの様子を、心配げに見つめて。
掴まれてふさりと立った髪を、ぽふぽふ撫でたのだった]
『はい、勿論です。
あと さすが従兄弟です』
[笑いかけられれば、ふにゃりと笑って頷き。
リーザをぷりてぃーがーると評したアルビンとの血の繋がりを確かに感じたりして、そうちいさく書き加えたり。
食事の準備に向かうのに、ぺこりと礼をして見送り、ふたたびベッドのあるじに向き直ると、その手を握っているのだった*]
[もぞもぞと起きあがると、ぼんやりとしながら着替えはじめる。少し色あせた若草色のワンピースを手にしながら、そういえば、しばらくお洒落など気にもかけてなかったと苦笑が零れた]
見せる人もいないけど……そういえば、クララちゃんだっけ? 雑貨屋さんだって言ってたよね。そういうのも置いてるのかな?
[鏡の前に座り、いつもより少しだけ髪留めに時間をかける]
……
[窓から差し込める淡い陽光が、胸からぶら下がるペンダントを鈍く輝かせる。立ち上がり手にとって暫しじっとそれを見つめれば]
やっと・・・・帰ってきたよ
[小さく呟き、ペンダントを抱きしめた]
……この人も具合悪いの? それともそういう人?
[次いでこんな状況下でもすやすやと眠る傍らの青年に目を落とし、心配と呆れが入り交じった表情を湛える]
……あの人もそういう人?
[なにより目立ったのは、フリフリのエプロンを身に纏ったコワモテだろうか? 不思議そうに眺めながら、そうやってクララの傍らで落ち着くのを待っていただろう]**
[力の入らない右手に、柔らかい何かが触れるのを感じる]
…………
[男の手は無意識に。
その柔らかい温もりに縋るように、きゅっと*握り返していた*]
──宿屋──
[エルナやペーター達が治療のために慌ただしく動いている中、神父はおろおろしながら様子を見守っていた。※つまり何もできていない。
やがて応急処置が一段落しただろう頃に客室に一足遅れて向かうと、ちょうどエルナが出て行く所だった。エルナに軽く会釈をしてから客室に入れば、少年兵とその手を握っているクララが目に入った。]
こんにちは、クララさん。
私の事はお気になさらず。ちょっと彼の様子を見たかっただけですので。
[片手が塞がった状態での筆談は大変だろうし。無理に自分と会話しようとしなくて構わないと思い、そう口にする。神父はしばらくの間無言で、少年が眠っている様子を見ていて。
──そうしていると…何故だろう、彼が懐かしい人の姿と重なって見えた。…いや、兄が死んだのは今の自分と同じくらいの年齢だった。まだ十代であろう彼と印象が重なるのは不思議な話で。
…ああ、どことなく顔立ちが似ているのかもしれない。それとも、死の恐怖が身近にある者の空気、か。]
…………どこから来たのでしょうね、彼は。
[誰にともなく呟くと、神父はクララに「私は一度教会に戻ります。」と声をかけて客室を出て行った。]
[誰かとすれ違えば、ちょっと教会に戻りますと告げて。宿屋を出た神父は教会までの道のりを歩く。]
……あの少年に、お花でも持っていってあげましょうか。お花好きかは解りませんけど。
兄さんは黄色い花が好きでしたし…ああいや、それは関係ない関係ない。
[兄の好み云々を抜きにしても、教会の敷地内で一番多く咲いているのは共同墓地の黄色い花だ。多少減っても全滅する心配が無い。自分もあの花は綺麗だと思うし、少し持って行って客室の花瓶にでも生けさせてもらおうと考え。]
──教会──
ふんふんふん〜♪
[教会に戻ると、共同墓地で黄色い花弁と銀白色の葉を持つ花を摘み始める。シスターが戻っていれば、散歩に出てからあった事──崖下で怪我人を発見した事や、その人が宿屋で治療中である事などを話すだろう。身体鍛えないと私ヤバいです、との感想もきっと付け加える。
神父が黄色の花を持って行こうとしている事を知られれば、止められるだろうか?村人達には、この黄色い花は「共同墓地に咲いている花」と認識されている可能性が高いだろうし。
もちろん、神父にとっては「兄が好きそうだったから墓地に植えた綺麗な花」にすぎないのである。**]
―― 宿屋・ロビー ――
……づがれた……
[少年兵の怪我は、なんとか峠も越えたようで、とりあえず、必要な処置は全て終えたと言って良いだろう。
少年にとっては些か重労働だったようで、卓に突っ伏してる]
ほんと……今日はなんて日なんだろ。
―― 誰も彼も月に引き寄せられたみたい……
……お風呂にでもはいろ。
身体、疲れちゃったや。
[疲労した身体には何が効くか。
寝る。食う。そして風呂入る。この三つだ]
今は……誰も。
うん、よかった。入っていない。
― パン屋・店内 ―
[宿屋に少年兵が担ぎ込まれた少し後。血相を変えた青年が一人、店内へ駆け込んで来た。
厨房でパンを食していた店主が、顔を出し。]
あれ、どしたマルコ。
……怪我人? ……ありゃ。手当てっつっても、そういうのは大概ペーターの母さんが診てたよな……。
……参ったな、仕事柄火傷の処置なら大体解るけど。
……いや待て。昔一回だけ仲間がデカい切り傷作った時、兄弟子が手当てしてたな。えーと確か……
―― 宿屋・露天風呂 ――
[別に他人と入りたがらないからって、特別な大傷があったりなんて事情があるわけじゃない。
ここ一月で暫く体重が落ちた物の、痩身と呼ばれる程でもなく、極健康的な身体]
……さむっ……
[タオル意外に覆う物の無い裸体に直接風を浴びて、思わず身震いしてしまうと、すぐに露天風呂に飛び込んだ。
勿論、怪我のした左腕は湯につけないように気をつけて]
……アテにならん? まあ、だよな。
宿やら薬もあるだろうし、アルビン居るなら大概どうにかなるんでないか。
……うん。ごめん。
[……やや荒療治な自覚はある為、それ以上深くは語らず。
青年の……何と言うかこう恐れの混ざった眼差しに、手伝いを申し出る事も躊躇われ。やや万能視している幼なじみに全投げを決め込み、そのままその背を見送った。]
[……ぽり、と頬を掻き。]
……パメラも向こうに居るような事言ってたな。なら、仕事捌けたら直接そっちに行ってみっか。
[誰にともなく呟き、再び厨房へ戻った。**]
……きもちぃ……
[疲労した身体に効くように、体中が一瞬で温まり、白い肌がすぐにほんのりと朱色に染まっていく]
一日浸かりゃあ健康体
二日浸かりゃあ美男美女
三日浸かりゃあ不老不死
……御利益満点。
[ほぅ、と溜息をつきながら、こんこんとお湯の湧き出すところに近づき、肩口を寄せた**]
>匿名メモ
よし!これで遠慮なくお風呂で文字通りの全裸待機できる!!
来るのだれだろー?リーザかな?オト兄ちゃんかな?それともカティかな?あ、もしかしたら大穴ついてニコラスさんかも
……っ、ひどい、怪我…。
[宿屋に駆け込んだジムゾンの方をちらりと見、運び込まれた男性の見るだけでも痛ましい有様に言葉を失いそうになる]
……。
[ディーターたちが客室の方に移動するのを見て何かできることはないかと考え込む様子。
しかしそんな知識や経験は持ち合わせているはずもなく、結局自分が混ざっても足手まといにしかならないと結論を出した]
[宿が落ち着きを取り戻した頃、治療に使われた包帯やら酒やらを片づけて回る。とはいっても、元々あった場所など知るわけもなく、ましてや客の身なのだから、どの道聞いて回るしかないのだけれど。]
座ってるだけなのも、なんか悪いですし…手伝うくらいは別に。
あ、桶はこっちでいいのかな?
捨てるものはこっちにまとめましたけれど……
勧誘してみる。
カモン女の子!!(・ω・)
いっそ入ってきた子に合わせてペーターのキー軸を合わせようだとか考えているだなんていやまさかそんな。
……。
[理由もなく廊下に出て、緊迫した空気に包まれた客室の方をひっそりと見つめる。
ちょうど自分と同じタイミングでクララも談話室を出たらしく、戸口に近寄って様子を心配そうに覗いてた>>372]
…………。
[幾許か時間が経ち、やがて静かに客室へと入っていくクララ。
彼女のことだから、わずかでもあの男性のために自分のできることをしようとしたのだろうか。
――それに比べて、談話室からさほど離れていない距離で廊下にただ突っ立っているだけの自分。
歩数を数えられるだけのその距離が、とても遠く思えたのか。
深紅の靴が、弱々しく足踏みをした]
― 談話室にて ―
『おはようございます でしょうか?』
[髪留めもきちりとして、降りてきたリーザ>>386に、ぺこりと挨拶。
階上でも、何か落ちるような物音がしたけれど、やって来た彼女に怪我などはなさそうだから、荷物でも傾いたのかなと思う。
ジムゾンが怪我人を運んできたことを、きゅきゅ、と説明し]
『ゲルトさんは こういう ひとかも』
[相変わらず眠り続ける青年への問いには、アルビンが居れば窺うようにしながら、のろ、と書き込み]
『 ええと。
私も新発見です』
[ディーターについては、見慣れてくるとなんだか、楽しい気がしてきて。
くすくす笑いながら、積極的に誤解を解くつもりはないようだった]
[戻ると部屋を辞去するのに、頷けば視線だけで見送り。
視線の意味を考えてみたりする。
自分も、こうして眠る彼に。
橋で拾われた自分の境遇をきっと、重ねてしまっているから。
ジムゾンの視線の意味が、悲しいだけのものでないと良いな、と思うのだった*]
…それにしても。
[廊下から漏れ聞こえてきた言葉。
あの酒飲み男の普段は耳に障る声が…いや、その内容もだが。
……いつもよりは、真剣味を帯びて聞こえた気がする]
ま、この状況だったらあの人だって、誰だってそうなる…よね。血と涙がある人間なら。
[だからといって、ディーター株を買うつもりはなく]
……普段は素行のよくない人が捨て猫に餌をあげるだけで、やけに評価が上がる現象。
カティは騙されないもん。
[しかしその裏で。
自分が酒飲み男に頭を撫でられたことに、エルナがこっそり複雑な思いを抱いていること>>365など。
もちろん少女は気づくはずもなく]
/*
あわあわしすぎてつい独り言を忘れちゃうんだぜ…!
シモンのダイナミック入村はすごかった!とリアルタイムで言いたかったのに…(´;ω;`)
[兵士に手当てを施すエルナの指先を、じっと、見つめていた。
それを見ているようで、見ていないような。そんな様子で。
おそらく、意識は別のところに在ったに違いない。
というわけで。]
あでァ!?
[また毟られた>>365。]
ちょ、おま、ナンなの! ナンデ抜くの!
いッてえな――
[手で押さえつつ。
続く彼女の言葉には。]
……だァから、干からびるッて!!!!
[怪我人が寝てるとか、お構い無しである。]
[時折、兵士が呻くように声をあげれば。]
しッかし、ナンだッてコンナコトになっちまったンだか、ねェ。
[勿論、崖から落ちるに至った過程のことを指している。
なにかから、逃げてきたのか。
……少しだけ、過去の誰かと重なった、が。]
…………
[死にたくない、という言葉が耳に入り。
彼から目を背けた。
やがて、クララがやって来た>>372ので。
部屋を出た。]
あ。
[エプロンを外す。
よくよく見ると、兵士の血やら土やらよくわからないなにかやら、大変な有り様になっていた。]
……どーすッかな、コレ。
[ババァが戻って来たら、半殺し以上は確定である。
とりあえずは、洗っておこうかと。]
/*
今さらだけど、若者衆がニコラス以外みんな年下なのに気付いた。
神父まで!?
(勝手に三十路くらいだと思ってた
[しかしあのフリフリエプロンもディーター株を買わない一因だったなあと思いながら、元来た方へと戻った。
男性の治療にあたった者たちが戻ってくれば、たどたどしく労いの言葉もかける。
ペーターの腕に巻かれた包帯に気づくと驚いたりも]
大丈夫、ペーターくん…?
なんだか、知らない間にペーターくんまで怪我してるし。
……でも、お疲れ様。頑張ったね…。
あの人も助かったみたいで、よかった。
[静かに卓に突っ伏している友達の傍らに近寄り、もし嫌がられなければよしよしと頭を撫でる]
うん、お風呂入って疲れとってくるのがいいよ。
[露天風呂へと向かうペーターに手を振った]
/*
とりあえずフラグは
ニコラスとヨアヒム、ニコラスとジムゾン、エルナとディーター、オットーとフリーデル、クララとシモン、ペーターとリーザでおk?
カタリナはあんま桃る気なしだったりします。
年齢設定を15にしたのも、ペタリザほど下じゃないけど若者組には妹にしか見られないという半端感を出したくて。
普段の素行が悪いせいじゃないのか?
[ディーターの訴え>>408には、答えにならない答えを返して。けれど部屋を出る彼には>>409には、助かった、と素直に礼を告げる。まぁ、彼の手が空けばこき使う気満々なのだが]
はは。いーんだよ。別に無理しちゃいないし、労働なんてディーター辺りに任せときゃ。
クララはそいつについてるだけで、充分手伝いになってっから。
……おー、手が動いたぞ。やっぱ、らぶりー☆ちゃーみーぱわーは癒しになってるってこったなぁ。
[からから笑いながら、クララのふにゃっとした文字>>381に答えて。少年兵が反応した>>388のを見れば、表情をぱっと輝かせる]
……ん。アルビン上がったか。
[談話室からアルビンの声>>373が聞こえれば、]
そろそろ飯の準備しないとな。
……悪いが皆、後の事頼む。
[またそいつの様子見に来るけど、と付け足して。少年兵を見守る面々に軽く手を振って、女は部屋を、後にして。
談話室に居る者達にも、飯作ってくっから良ければ皆食ってけ、と告げてから、厨房へ向かう]
― 厨房 ―
[厨房へ入ってきたアルビンに>>379、ひらりと手を振って]
ん……大分も落ち着いたと思うし、もうじき目を覚ますだろ。
ペーターの指示も的確だったしな。頼もしいガキだわ。
あたしゃどーすりゃいいか解んなくて、オロオロしてたってのに。……ディーターん時とおんなじだ。
[はは、と乾いた笑みを向けて。手伝う事は無いかと謂われれば]
そうだな。とりあえず今は、談話室や客室に居る奴らに適当に飲み物でも出してやってくれ。皆、疲れてるだろうし。あぁ、あんたも飲んでいーから。
……間違ってもディーターに酒なんか出すなよ。絶対出すなよ!
あぁ……そういや、何か良い酒持ってきてないか?労働の駄賃に、あいつに秘蔵の酒を飲ませてやるとか出鱈目謂っちまってさ。ま、あのまま干からびさせてもいーんだが。
[流石に可哀想な気がしなくもないし、と続けて。アルビンの手が空けば、野菜や調味料の下準備を頼んで。
今日のレシピは、鹿肉と野菜を炒めてその上に温泉卵とスライスしたチーズを乗せた、とろとろのヴェニスンエッグに、かりっと焼いたオットーのパン。ペーターには、温泉卵入りのオニオンスープを*作るだろう*]
えーと……。
[いつも肌身離さず持ち歩いているポシェットを手に取る。
羊と花が描かれたそれは、微妙に言動が幼かろうと15の歳を迎えている少女には、微妙に不釣り合いに見えるかもしれない。
中をがさごそと探り、メモ用紙を取り出すと]
そうだ……そろそろ、ハンナおばあさんからの頼まれごとを済ませないと。
[若干そそっかしいため、村人から何か頼まれたことがあればメモにとっている。
今回は足を悪くしている老婦人からの買い物代行だった]
ちょっとカティ、出てくるの。
ヴァルターさんは…何か入り用の物とかない?ついでに買って家に足しておくから。
[もし何か頼まれれば、それもメモにとって]
[そうしてしばらく時間が経ち――再び宿が慌ただしくなったのは、怪我人>>339が宿へ運ばれて来た時]
あ、えっと……私、薬草探して来るね。
それと、栄養の付きそうなものも。
[応急処置には間に合わないかもしれないが、後々必要になるかもしれないと思い立ち上がる。
そこでふと思い出したように、籠の中身を適当な場所に並べて]
これ、森で拾った茸と栗。
この人数には少ないかもしれないけど……良かったら、料理に使って。
[主にエルナに向けて声を掛けると、足早に宿を出て行った。
日が暮れる前には、薬草やハーブ類を手に戻って来ること*だろう*]
[乾いた笑いを視界に捉えれば、少しの沈黙が落ちた。]
…ディーターの時のことは、俺はその場に居なかったから分かんねェけど。
さっきは誰よりも動いてたって聞いたぜ。指示や知識がどうこうよりも、そういうヤツが居たから怪我人は助かった。
だからそんな顔するこたねえよ。処置がスムーズに進んだって自信持っとけ。お前だから出来たことだ。
[台拭きを水に浸し、硬く絞りながら。]
飲み物な。分かった。
ああ、酒は何本か持ってきてる。
ディーターも勿論だが、特にトーマスのおっちゃんにも振舞わねえと。
手伝って貰って礼もせずに返す訳にゃいかねえって。
[エルナの指示には頷きを返す。
飲んで良いと許可を貰えた物だから、少しばかり声も弾んだかもしれない。]
そうだった。飲み物と言や、土産があったんだった。
…包装は気にすんな。あんにゃろ、何でもかんでも巻きつけりゃいいと思って……
[悪友の顔を思い出し、一瞬渋い顔をする。ポケットから小さな包みをエルナに渡そうと手を伸ばした。]
髪飾りだけどよ。ちょっとしたもんだぜ。花のモチーフで、中々品がある。
装飾品はどうか分かんねぇけど、気分を変えたい時にでも付けてやってくれよ。きっと客足も5割増だ。
ゲルトにはな、腕時計と――…いや、説明するのもナンだな。
時間があったら後で見てみ。中々の出来だ。
[菓子のおまけに貰った子供向けのヘアピンを、悪戯のように髪にぱちんと留めてやったのだった。
序に髪やら服やらに飾り付けたのは、窓際の花瓶に活けられていた花。
カタリナの手によって桃色のリボンが付け加えられていたのだが>>415、男は未だそれを知らない。
くくっと思い出し笑いを漏らした。]
[ふと表情に影がさす]
なあ。あいつ、何処か悪いのか。
マイペースなのは前からだが、こんなに起きねぇのは心配だぜ。
ま、もう一度声をかけておくけどよ。
[俎板の上にあった視線が、談話室の方へと移動する。
台拭きと数本の酒瓶を持って、一旦厨房を出た]
―談話室―
[先刻よりも人の少なくなった談話室。
ひいふうみ、と部屋の人数を目で数えながら]
夕食は今準備中。
まだ少し時間があるから、飲み物でも飲んで寛いでくれよ。
ただし、豪華料理の前に水分で腹一杯にならん程度になー。
[トーマスとディーターとが準備してくれた>>287飲料を開け、グラスに注いで行く。幾人かは思い思いに散っていった様なので、一先ず宿にいる人数分。
酒を嗜む人間が近くに居たなら、土産の酒も振舞っただろう。]
麓の村で仕入れた上物だぜ。
味にうるせぇ商売仲間のお墨付きだから、味は確かだ。
で、こっちの取っておきは明日の夜だな。
[運んできた荷物の中から大瓶を取り出し、とん、とラベルを叩いてみせた。
月に見立てた銀円が、その中央で光っていた*]
村の設定が変更されました。
/*
出来ればパメラの持ってきてくれた物にも触れてえなあ。何が残念かって、フリフリならず者を目撃出来なかったことだな。
カタリナの悪戯は回収したけど、トマや村長、話したこと無い人とも話したいし…
貧乏性なのかな……いや、もっちょい落ち着こう。
まだプロローグだった。
[と、アルビンから小さな包みを手渡されて>>421]
ん、土産か?やけに可愛らしい包みだな。
[気にすんな、と謂われてもやはり突っ込まずには居られなかった]
え。ちょ、髪飾りって。
あ、あたしが付けたって、似合わないってのに。ゲルトならともかく。折角買ってくれたのに悪いけどよ。
どぉーーーせ、ディーター辺りに「女装でもしてンのか?」って謂われるのが、オチだって!
[土産の中身の事を聞けば、慌てた風に。柄にも無く、顔を真っ赤にして。けれど、やがて包みを大切そうに握って]
……あ、ありがと、な。
ゲルトにも、礼謂っとくように、後で伝えとくから。
……中々の出来?
[彼の言葉には、緩く首を傾いで。包みをエプロンのポケットに仕舞いこむと、調理の続きを始めた]
[まだ人が増えるかもしれないしと、約20人分の料理(余ればきっと食いしん坊な誰かが食べるだろうと)を作り終え、皿を台車へ乗せていく。流石に一台には収まり切らないので、もう一台取り出して。ディーターか、トーマスか、アルビンか。近くに居た者に、談話室へ運ぶのを手伝うよう要請する]
[やがて談話室へ料理を運び込めば、]
ぃょーぅ。
エルナさんのお手製料理の到着ですよ〜。
……つっても主に食材提供したのはおっちゃんやオットーやパメラなんだけどな――ん?
[皿をテーブルへ並べようとした時、乙女ちっくに飾り立てられているゲルト>>415が目に入って、思わず噴き出す]
ぷっ……あんた、何やってんの。中々の出来、ってコレの事か……。似合ってんじゃないか。
つーか、そろそろ起きれ。ほら。
[夕飯の匂いに惹かれたか、漸くゲルトは目をごしごしと擦りながら起き上がる。髪に飾られている花やリボンには気付いていない様子で、女を見上げて何やら告げる]
おはようじゃないっての。
は?旅人が何か謂ってた?……寝惚けてないでさっさと並べるの手伝いな!
[口を尖らせながら、女と共に渋々料理をテーブルに並べていくゲルトだった**]
ふー、極楽ー♪
[長湯を楽しんでいるが、別に悪くはない。
この温泉、丁度のぼせない程度の温度に抑えられている。
なので長湯しても、寧ろ身体がカンペキに温まる分よろしい]
……それにしても、ゲルトのお兄ちゃん、あれだけの騒ぎでずっと寝てるんだよね。
[ふと、何時もなら起きているゲルトの事を思い出す。
怪我人が運び込まれても、そういえば起きてくる様子はなかった。
完全に熟睡していたんだと思うけれども]
エルナメモ>
ペーター>★……素で忘れてた。
…………モォリィィィイイイイイイイッッッッッツッ!!!!!
がんがれじーちゃん;w;
……『どうせ夜遊びして夜の世界を探検でもしてるんだろ?』
んー、たぶんそうだけど。
でも何で?
……『俺に聞くなよ。でも、昼寝てるって事は夜起きてるんじゃないのか?それ以上はゲルトに聞いてくれよ』
[こんこんとお湯が湧き出す場所に彫られた、犬か狼か、それともライオンの顔に話しかける。
一人だからこそ、できる会話]
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