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行商人 アルビン は 村娘 パメラ に投票した。
少女 リーザ は 仕立て屋 エルナ に投票した。
仕立て屋 エルナ は 仕立て屋 エルナ に投票した。
村娘 パメラ は 行商人 アルビン に投票した。
パン屋 オットー は ならず者 ディーター に投票した。
村長 ヴァルター は 村娘 パメラ に投票した。
少年 ペーター は 村娘 パメラ に投票した。
司書 クララ は 司書 クララ に投票した。
ならず者 ディーター は 村長 ヴァルター に投票した。
羊飼い カタリナ は ならず者 ディーター に投票した。
シスター フリーデル は 村長 ヴァルター に投票した。
負傷兵 シモン は ならず者 ディーター に投票した。
ならず者 ディーター は村人達の手により処刑された。
負傷兵 シモン は、少年 ペーター を占った。
行商人 アルビン は、村長 ヴァルター を守っている。
次の日の朝、負傷兵 シモン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、行商人 アルビン、少女 リーザ、仕立て屋 エルナ、村娘 パメラ、パン屋 オットー、村長 ヴァルター、少年 ペーター、司書 クララ、羊飼い カタリナ、シスター フリーデル の 10 名。
/*
うん、カタリナは俺だと思ってた!
から、こりゃ、吊れたな、とwwww
よ、よ、よかた、おちたwwwwwwww
/*
ぶっ
ランダムだったかwwwwwwwwwww
でもまぁ、ディーターかあたし吊られないと、ぶっちゃけあたし今日1日どう過ごせばいいやらなんでw
/*
うああ。ランダムか。
エルナが連日酷い目に遭ってるような…吊襲撃的な意味で。
しかし、シモンが抜かれると流れは必然的に長吊りに動かないか。それも想定内なんだろうけど、LWのみになっちまってる状況だと色々躊躇われるぜ。
内訳は村狂!シモン狂人!という説が飛び出せば或いは……。
シモンは護ってやれなくてすまん。(´・ω・`)
/*
>自分に何か言うかするかに期待したりするので
らめぇwwwwwww期待しないでぇwwwwww無茶振りやめてぇwwwwwwwww
/*
……あ、待て。えぇと、嫌なデジャブ。ディタ投票しちゃってるオットーって、軽く状況白か……!
オットーには来ない、か、なぁ……リデルで割るなら白紙再び→精神崩壊ルート。えっ、まさかエルナ黒出し?
……赤陣営、どう出るのかなー……。
*/
/*
あ、ホントだランダムだ。て事は。パメラ処刑になってたらLW露出状態だったのか。PL視点ソレ一番避けたかったんだけど、えーと……エルナに入れてもランダムだった気配かな、コレ?
……ヴァルターの投票先的に、ペタLWか……すまん……orz
*/
明日は兎も角明後日にはディタかペタ死亡だろうと思っていたから、それが今日になったといえば今日になった。
にしても、さて、どうしようか。
ペタのスタンス的には死ぬまで精一杯足掻こうかと。
でもリーザかオト兄ちゃんが吊られそうなら名乗り出るか。
敢えて名乗り出ず更なる崩壊フラグに期待するもまた良しだけど。
とりあえず一日毎にペタが吊られ易くなるように伏線を散りばめようとか思いつつ
ディーター帰っておいでぇぇぇえええええええ!!!;w;
後最期は銃死したいなぁと思っている。
だからアルビンもPL視点で意地でも殺さん(キリ
……実際にはGJを喰らいたいのが一番の本音。
喰らえば次の日に怪我して登場できるからなんていう不純な動機
村長さんに今のうちから拳銃貰っておこうかなぁ。
ショタモードでも処刑時悪役らしく抵抗できるように
―回想―
[シモンと名乗る負傷兵の少年が――占い師?]
…………。
[占った理由、投票した理由。
他の人が彼らに投げかける質問は、自分がそうしようとしたものと同じだった。
やはり自分が聞くまでもなかったかと、その光景を静観することにした。
何より、もし自分からシモンに話しかければ――身内の情に流されて、あまり適当な聞き方にならなさそうだ、と思ったから。
これは義父のためにもならないだろう]
………………。
[彼が水晶の義眼を見せると、息を呑む。
これは彼が偽物なら――あまりにも手が込みすぎていないかと考えるが……。
首を振る。
だめだ。シモンが偽物なら手が込みすぎているから義父が偽物の占い師、なんてそんな結論は自分には出せない。
しかし彼の語る水晶の宣託とか、自分で占う対象が選べないともいうのは、あまりに自分にはピンとこなくて。
本物の占い師として考えているのは義父だが、逆にシモンはここがこうだから偽物、とはっきり結論も出せなかった]
投票はどうしよう…。
[今日はどちらの占い師にも占われていない、エルナ、アルビン、ディーター、パメラから四択。
…エルナは考えられない。
アルビンも状況を見極める力や発言力が強く、人間…だとは、思う。
人狼だったら怖い相手だったが、それだけで票を入れるわけにもいかない]
……。
[パメラ。
トーマスがはっきり煽動役として早期に死ぬことを覚悟していたなら、パメラが人狼で彼に投票し、人間だと思われようとした可能性は否定できない。
だが……自分の考えは穿ちすぎではないのかと、感じてしまう。
穿って見たトーマスが人狼だったから、次も当たっている。
知らないうちに慢心して、そう「思いたい」だけなのではないか。]
……。
[ディーター。
二回連続も投票がこうでは、彼の考えが全く読めない。
…思考を隠しているのではないか、と疑ってしまう。
実際こんな調子で彼が残り続けた場合、「次の日襲撃されたニコラスに生きろと説教した」これだけの根拠で人間視される可能性は少女にとっては無視できなかった。
…自分が明日死ぬかもしれない命なら、ここに投票するべきか?]
…………。
[その後、投票用紙にディーターの名前を書くと提出する。
裏でディーターがどんな思惑で動いていたのかを、まったく知らずに。
……今も昔も、赤ずきんは無知なままだった]
[長い夜が終わり、また新たな朝を迎えた村。処刑されたのは…ディーター。そして、狼に殺されたのは。]
…………。
[神父はガクリとその場に膝をつくと、震える手で自らの顔を覆った。]
[ディーターの死に様にも驚いたが──それは少し前の話。夜が明けた今は、狼に殺された者の事ばかり考えていた。]
…誰よりも。
生きて、幸せになってほしかった……のに。
[「誰よりも」それは…神父が知る限り、彼が最も不幸せそうだったから。大きく傾いた不幸の天秤は、その分、反対側にも傾くべきだろうと。──言葉と、理屈の範囲ではそう思っていた。]
シモンに最後に渡したかったのは…花そのもの、ではありませんでした。
……本当は。私に可能だったなら……与えたかったのは、花を愛でられるような人生、でした。
だから……フリーデルは、私が一番伝えたかった事を、的確に伝えてくれた、と。そう思ったんです。あの時。
[>>3:372「生きなさい」と。「1年後も10年後も」と……。
──彼が、花の世話をしながら穏やかに時を過ごす風景を夢見た。……もう、見る事は叶わないのだ。]
[彼の、ヨアのためにも、これまで自分がやってきたことのためにも。
神父の結社への誤解は解きたかった。
でも]
(今は……)
[せめてどこかに捌け口があるとしたら、それは私。
そう思ったから、神父が何を言おうと口をつぐんだだろう]
[眠る身体を貫いたのは、狼の爪だったのか。牙だったのか。
視力をほとんど失った冬色は、何も映すことなく。
――――男はその生涯を終えた]
結社ってなんだったの……。
[人間は人間を殺すのか。
人間は人間を痛めつけてでも生き延びようとする醜い生き物か。
だとしたら結社の、共有者の存在意義は。
人間を守るためにリーダーとなるべく遣わされた共有者の存在意義は]
わからない……。
[わからなくなった。
人を守り、率いると希望に燃えていたのが打ち消されて感じた。
けど否定してしまったら。
ヨアヒムが自分を相方としてくれたことを。その想いも否定しそうだから]
何を言われても仕方ないの。
(それでいいよね?)
[そう自分を言い聞かせて。
じっと心の痛みと罪悪感に耐えていた**]
[それが身体を貫いた瞬間、
一瞬だけ痙攣するように身体は震え、そして人形の様にくたり、とその動きを終える]
…………は、な。
最期に、ジムゾンのはな……みた、かった、な……。
[花を生けた花瓶の方へと視えぬ冬色を動かして。
もう声も出せぬと、吐息だけで言葉を綴る]
[シモンの魂が近くになって感じた]
(けど、彼に必要なのは神父さんの言葉)
[そう思って、ただ二人が無事に出会うことを願う**]
人狼騒ぎに乗じて虚言を成した人の末路……わかっていて?
[次いで見上げる視線は不安の色
わかっているから、この人は私にそうさせぬようにしたのだろう。
黙っていても私がそうするだだろうと思ったからこそ、あんなタイミングで、自ら破滅と瓦解の道を]
疑心を抱かれれば、殺される
疑心を抱かれずとも、殺される
あちらの糧にされることもある
[狭間に立つ者の中には、望んで供物になろうとする者も多い。
彼らは狂信が故に純粋で……でもこの人はそうじゃない
守りたいがためなのだろう。
例えそれが、吹けば飛ぶような、そんな薄っぺらい衝立だったとしても
守りたいのだろう。例え一時でも
疑心という鎌鼬に大切な娘が晒されることから]
泣くだけじゃ済まさないんだから……
[唸るようにそう呟く。
少女の不安は思いの外早く現実となろうとは
この時、少女自身はわかっていなかった]**
[もぞりと、更に身を寄せてみたりもするが]
――……
[窓の外を見れば、既に開票時間が迫っているようで]
投票……してこなきゃ、な。
[彼を起こさぬように、ゆっくりと、女を包む腕と、そして絡み合う指を、解いていく]
なんだ、こりゃ。
[軽い痛みを感じて、絡めていた方の人差し指に視線を移せば。そこには噛んだような、痕]
ったく……子供じゃあるまいし。
[そう謂いつつも、女の顔に浮かぶのは苦笑いで。ぱくり、と噛まれた指を咥えて、ひとつ舐めた]
― 開票 ―
[ディーターを部屋に残して。女は、まだ投票していなかった用紙を提出するべく、談話室へ。
パメラとディーターが三票で同票。
結局、処刑先はディーターとなって。能力者である事がほぼ確定しているカタリナの票が決め手だっただろうか]
……ディーター、連れてくる。
少し、待たせるかもしれないけど。
別に、逃がしたりしないから。
[クララにそう告げて。一先ず談話室を出た女は、ディーターの部屋ではなく、自室へ向かう]
― ディーターの部屋 ―
[再び男の部屋へ。吃驚させてやろうと、抜き足、差し足で]
[ぽふり、と。ベッドの上に腰掛けて。男の頬を、つん、と突けば、彼は目を覚ましたか]
[男が女の姿を目にした時の感想は、どうだっただろうか]
どーよ。あたし的には、悪くないかもなんて、思ったりもしてんだけど。
……なぁ。
[逃がしたりしない、なんて、謂ったけれど]
逃げろよ。
[やっぱり、生きて欲しくて]
生きろよ。
[彼が人間ならば、逃げ場などないけれど。
人狼ならば、崖下へ逃げれば、あるいは、と]
[けれど彼は、それを拒むのだろう]
ばかやろう。
[男の胸に顔を埋めて。女は小さく、拳を胸に叩きつける]
[唇を離せば、彼の左の琥珀を。真っ直ぐに、支子で見詰めて]
……好きだよ。
あんたが、好きだ。
ずっとずっと前から。
きっと、あんたがこの村へ来た時から。
ディーターの事が。
好きだった。
[誰かと一緒に居ても、常に、独りみたいに見えていた彼]
[放っておきたくなくて、力になりたくて]
[でも、彼と感覚を共有する事が出来ない自分に苛立って]
[いつの間にか、本当の事なにも。謂えなくなっていたけれど]
……ははっ。
こんな事になるなら。
もっと早くに、謂っちまえば良かった。
[彼からの返事は、どうだっただろうか。
男が何と謂おうが、謂うまいが]
[一緒に生きようと、謂ってくれた男>>4:276。
デートの誘いを、いつもと違う微笑みで受けてくれた彼>>4:281。
一瞬だけれど、真剣な表情で。お前を食べたいなんて、謂っていた彼>>4:284
女の身体を抱き寄せながら、眠っていた彼>>4:296]
[そして何より、彼が手渡してくれた柘榴石が、女への想いを物語っていて>>4:290]
[その意味は、“深い絆”や、“一途な愛”であっただろうか]
[流石に、鈍感な女にだって。
彼のきもちくらい、とっくに伝わっている]
……先、行っててくれ。
あたしは、着替えてから、行く。
[共に部屋を出て、談話室へ入っていくのを見届ければ。
女は一度自室に戻り、手早く着替えて、少し遅れて談話室へ]
[その首には、柘榴石の首飾りを、*掛けたまま*]
―開票―
[クララを手伝い、票を入れられた者の名前を読み上げていく]
…パメラさんと、ディーターさんが三票。
……こういう場合って、どうすればいいのかな…。
[さすがに二人同時に処刑というわけにもいかない。
オットーやアルビンに尋ねれると、答えは得られたか。
……「票が同数になった時はほぼ村側と証明されている能力者、または村人からの票が多い方が処刑となる」
この場合は――自分の票が、一票の差でそれを決める形となってしまった]
/*
やばいやばいやばいやばいどうしようこれ絶対まずい
もう全部エルナさんの夢オチだったって事にしちゃうか!!!(無茶な
……ディーターごめんまじごめんこれはやってしまったorz
流石に、遺言捻じ曲げちゃ、だめでしょーエルナさん……しかも、確定らしいし。
うあー……どうしたらいいんだろうこれ……
― 昨夜 ―
[ヴァルターとシモン。
占い方も、占い先も、投票理由もまるで正反対。
けれどやはり、自分にはシモンが本当の占い師であるとしか思えなかった。
狼を見つけられなかったことを詫びた少年と、最初から狼を探すことでなく、身の証を立てさせる為に占ったという村長と。
選択出来ない選択と、消極的に思える選択とを、比べてどう、とは言えないのかも知れないが。
本当に彼女たちを守りたいなら、狼を見つけ出すほうが先決ではと思えて]
[ニコラスなら、とオットーが名を出せば>>4:220、あるいはリーザに問われれば>>4:225。
お互いの潔白以外、知識も共有出来ていなかった引継ぎは、ただ身を縮めて首を振るだけで。
オットーが料理を用意してくれたのも気づかず、シモンに渡された投票用紙を手にしたまま、ひとり考えに耽っていたが]
…… 、
[ばったんばったん、物音に顔を上げれば。
隅っこで、オットーとアルビンが、何やらじゃれていた。
そのやり取りの意味は分からないけれど、くす、とひとつ笑い]
(…――あ、上手くなってる)
[手のひらの投票用紙。
和んで良いものではないのだが、昨夜より詳細になったように見え。
もうひとつ、笑いを落とした]
ディーターさんには死んで欲しくなかったんだけどね。火…出せないんでしょ?
なら、大丈夫じゃない?
[少し淋しそうに小さく笑い、胸元にあった煙草を2本抜き取れば]
向こうでテオドールっていう男見かけたら、ぶん殴っておいて。勝手に突っ走って勝手に死ぬんじゃないわよって、あんた曰くのハニーとやらが言っていたってさ。
え、そんな奴知らない? 大丈夫よ。あなたと同じ軽薄そうで向こう見ずで、粗暴で女ったらしで無鉄砲で……優しくてハンサムだからすぐわかるわよ。
……だって、あなたと同じ一族ですもの。
そして、あなたと同じ運命に抗おうとした人……私のお父さん
お酒好きだから相手でもしてあげて。
[抜き取った煙草を口に含み、“自らの手”から小さい炎を作り出せば、うすらと嗤い火を付ける]
はい。餞別……
私もいつか貴方のように抗うこと……できるといいのだけれど。
[一度大きく吸い込んで、顔をしかめてみせると、それをそのまま彼の口元へあてがう]
不味……よくこんなの吸えるわね。
臭い残るから、ちゅうするなら、洗ってからしてあげなさいよね。大事な人いるんでしょ?
[踵を返し、もう一本の煙草をひらひら振りながら宿へ戻っていった]**
/*
さて。
どこから振り返ろう。
元気になったから無駄に長くなりそうだが……まあ、pt使いきることもないだろうて(連日を振り返った
― 開票 ―
[内容を知る自分の票を弾き、ひとつひとつ確認していく。
読み上げることの出来ない自分の代わりに、声に出してくれるカタリナ>>21に、その行為が負担となっていなければ良いのだけど、と思っていた矢先]
<え えと……>
[3と3で分かれた票。
こういう時はどうしたら良いのか。
二人に絞って投票を? けれど一度の投票すら、ひどく精神を消耗するだろうに、一夜に2度も?
共有者が言い渡すべき? けれど独断をしないのは、ニコラスの方針だ。
ぐるぐる考えている間に、彼女が経験者に尋ねれば]
(占い師候補が、それぞれ。片白が、それぞれ。
残りは――…)
[村人と、霊能者。
一票の差が其処で出来た]
…………。
[ディーターを呼びに行く、と言ったエルナを無言で見送った。
日頃彼女が、ディーターに憎まれ口を叩きながらもよくつるんでいたこと。
月読の夜、自分が原因で彼と一悶着あったこと。
それらを思い出して、胸が痛む]
ディーターさん…。
[呼びに行ったエルナは彼より遅れて談話室へ。
彼に、声をかけていいのかどうかためらったけれど]
…………カティのこと。許さないで。許したら…だめ。
[俯きながら言った言葉は、果たしてディーターだけに向けたものだったか。
しかし、彼は気にするなと自分の頭を撫でる――これが、最後の]
……言いそびれてたけれど。
月読の夜にね、カティが気分悪かった時…助けてくれて……ありがと。
嬉しかった。
[皆へそれぞれ、まるでいつものように別れの挨拶を交わすディーターを見つめていた。
最終的に決定を下し、エルナにそんな断り>>10をさせてしまう自分が、掛けて良い言葉なんて見つからず、スケッチブックは白紙のままで。
考え込んだまま。その視線は、彼を見ているようで見ていなかったのかもしれない。
気づけば、ひょいと紙面を覗き込まれていて]
っ、
[何か、言わなくては。
挨拶でも何でもいい、咄嗟にそう思うけれど、指もくちびるも動いてくれなくて。
固まったままの鼻先で、彼は言った。
何も無い紙面を指し、そこに文字が記されているかのように。
時折わざとだろうかと思った、的外れな言葉を]
…………。
[ディーターから最後にかけられた言葉は。
なんだか小馬鹿にされているような気がして、時折自分を苛立たせていたあの類の言葉だった]
……ありがと。
[それが、なんだか無性に懐かしくて。
最後の最後に、素直に礼を述べた]
/*
オットーカタリナは俺に入れるだろうと思ってたから、シモンの時点で落ちるかなと思ったwwwwwwww
談話室まで手ぇ回らなかったからな。しょーがない。
なぜ俺は土日仕事で月曜休みなんだぜwwww
― 回想 投票前 ―
[投票用紙に記す名を考える。
気になる人がふたり、いる。どちらも人狼であれば、当てはまりそうな変化である気はした。
村の長を思う。占い師だと名乗り出るタイミングを逃したという男が教えてくれる占い方法>>247を聞いても、わずかな違和感よりもおかしみを感じる方が強かった]
代々伝わるにしては、可愛い占い方法のような気はするけれど……
[言い淀んだのも、気恥ずかしくあったせいかもしれないと思ったのに。
>>241あの時の言葉は……どう解釈すればいい。占い師のどちらかが偽物ではという話は、ヴァルターも知っていたのではなかったのか?
その場で確認しなかった自分を恨めしく思う。
占い師かもしれない人に投票するすることがどういう意味を持つかはわかっていたけれど、結局その人の名を書いた]
― 翌朝 ―
[目覚めはまた、不鮮明。
いつ布団に倒れこんだのかも、今が何時なのかも、曖昧。
けれど、やらなければならない事は決まっていた。
遅すぎるだろうが、今からでもシモンのことを、皆に知って貰おうと。
昨夜、談話室を出た時には、ふらついていたようだった。
具合が悪ければ、無理はさせられないけれど、と考えながら彼の部屋へと向かえば、この数日で、異臭とは感じなくなってしまった匂いを嗅ぎ取る。
それに足を速めるものの、あまり危険を感じていなかったのは、迂闊としか言いようが無い。
もしかして、左目の具合が酷いのかもしれない、なんてそんな理由だったから。
そうして、]
…―― !!
[其処に誰か居ても、目は、運び込まれたあの日に時間を戻されたような、彼の姿しか映していなかった。
だから、あの時と同じように、おずおずとベッドに近づき。
彼の手を取って、髪を撫でて。
伝わらない温度を思い知っても、それを続けていて、気づく。
その人のことが、自分にとって大事なのか。
村の皆が大事と思えば、その問いには頷いたけれど。
運命なんて無いから、生き延びて欲しいと願っていたのは。
身寄り無く、村の善意で救われた彼に、かつての自分を見て。
たぶん、弟のように。それか子供のように、思っていたからで。
そんな彼に、何をしてあげられただろう。
自分の、した事は――]
[やがて、彼が埋葬されれば。
その足で、崖へと向かった。
彼を助けたひとの眠る場所を眼下に。
淵に座りこんだ。
捧げる歌も、楽の音も持たないから。
おやすみなさい、とごめんなさい、を紡いだくちびるは、黙したまま。
未だ白い月を、見上げていた*]
[包帯を取って素顔を見せているシモン。
語られる生い立ちに、ジムゾンの言葉を思い出す]
私は、同情なんかしませんから。
[助けてやりたかったと言った神父のことばは。寄り添って慰めてやるところから生まれるものではないと、思うから。
出来損ないだと、逃げたと、けれど占い師だと言い切る少年が立ち上がって部屋に戻るのを、黙って見守った]
[談話室へ入れば、カタリナが月読の夜の礼を、ディーターに述べているところだったか>>29。
思えば、あの時から。彼と女の関係は、どこかおかしく――今までとは少し、違うものへ。変わっていたのかもしれない。
カタリナにも失礼を働いた事を思い出して、内心苦笑いしつつ。
ディーターがカタリナから離れれば。今度は女が、彼女へ近づき。ぽふぽふと、赤頭巾越しに、頭を撫でてやりながら。そっと彼女に耳打ちする]
……あん時の事。まだ謝って、なかったな。
ごめんな。怖い思いさせたろ?
[彼女がディーターへ投票した事、知ってはいたけれど。これって恨み言の一つでも、謂うべき場面なんだろうか?とも思ったけれど。
これだけは。ちゃんと謂っておかなければいけないと、あの時から思っていたから。女の口から出たのは、謝罪]
[ディーターが。談話室に居る面々へ、別れの挨拶を交わし始めるのを。女はどこか、遠い目をしながら、見詰めていた]
[やがて彼は最後に。女へ顔を、向けて。少しの間、視線を合わせていただろうか。
けれど、彼が言葉を発する事は、最後まで、無かった]
(……うん)
[彼の謂いたい事は、多分もう。とっくに女へ、伝えているのだろうからと。女は一つ、彼へ*頷くだけ*]
[>>279いくらか人が減った談話室で、テーブルに伏す少年が見えたら、ぽんぽんと肩を叩いただろう。言葉は、かけられなかったけれど。
>>304-いつの時間か、急に上がる歓声にそちらを向くとオットーとアルビンがじゃれ合っていて]
なにしてるんですか。
[注意ではなく呆れと安堵を滲ませた声。特に談話室でのオットーは、この騒動が始まってから、人が変わってしまったようにも見えたから、自然と笑みが漏れて。
近づこうとすればものすごい剣幕で拒否されてしまったから、首を傾げて座り直した、先程までより少しだけ彼に近い席に*]
[ディーターは自分の近くから離れ、他の村人たちに最後の挨拶を済ませに行った。
そこで入れ替わりのような形で現れるエルナ。彼女が自分を恨むなら、それを受け止めようと彼女の方を見れば――]
え…?
[頭をぽふぽふと、撫でられ。
次に聞こえたのは、あの時の謝罪。
予想もしていない行動だった]
……ううん。ディーターさんと仲直りできてたら、それでいいの。
あれはカティがこじれさせたみたいな物だから。
怖かったって…よりは、ちょっとびっくりしただけだから。
[彼女が、在りし日の姉と重なって見えて。
それはエルナに失礼だと、心の中の声が自分を叱った]
― 開票時 ―
[パメラとディーターが同数で、優先されたのはカタリナの票――これが、立場の差かと、少し表情を落とした]
ディーターさん。
[エルナさんに連れられて現れた男は自分の目の前をなにも言わず通り過ぎるふりをして、一言だけ、残していった。
『酒、隠してるだろ』
絶句して男を見直しても、既に他の人に言葉を向けている後ろ姿しか見えなくて。
ただ、何となく肩の力が抜けて、口元が揺るむ]
大事なもの、まだ、残されていますか?
[2日目の夜に、少しだけ話したことを思い出して。口の中だけで問いかけた*]
―夜・自宅―
[ディーターの処刑が終わり、義父と共に自宅に帰る]
ヴァルターさん……本当に気をつけてね。
何かが忍び込んできたりしたら、カティにも教えて。
そしたら狼がカティにも危害を加えるんじゃないかとか…そういうのは考えなくていいから。
[明日の自分の命より義父のそれの方が、遥かに心配だった。
能動的にチカラを発揮する占い師は、受動的な霊能者より遥かに狼にとって厄介なはずだから。
自分が襲撃されればその間義父を生かすことができるから、いっそそれでも構わないと。
義父に宥められたら、おやすみなさいの挨拶をして短い眠りについただろう。
何かあったら応戦しなければと、寝床にヤコブの牧場から持ってきた大鉈を隠しておいて]
/*
……あー……そもそもヴァルターのPCは【村人吊るのは忍びない】→【村人には偽黒出さない】な可能性あったのを踏まえとくべきだったか。……シモン襲撃だもんな。というかシモン襲撃なんだよな。
*/
― 開票 ―
[アルビンから栞を庇い、やや呆れた声色のフリーデル>>41が近付けばそちらとも距離を保ち。……ふと彼女が零した笑みや近くなった位置に心臓を跳ねさせつつ、手の内の秘密は死守。
そんな事をしているうちに、やがて、開票の時を迎えた。]
……同票、か。
[開票の結果は、パメラとディーターとで……割れた。
どうすれば、とカタリナに問われ>>21。]
……俺の居た村では、ほぼ村側と判明してる人間が入れた票の多さで比重が別れたよ。確定してる能力者か、占い師に人間と言われた人。
この村の場合、占い師が二人居て判定先が別れてるから能力者の票に……。
[……そこまで言って。該当する票が、自分と同じくディーターに入れたカタリナの票である事に気が付き。]
…………。
……アルビン。お前の居た村、は?
[視線をさ迷わせ、幼馴染に問い掛けた。]
/*
くっそ30日出発は固いかwwwwwwww
1日の午前中に出るとか謂って、絶対昼過ぎまで掛かる癖に!!!!
[……結局、その通りにディーターの処刑が決まった。エルナがディーターを呼びに行き、ややあってあの赤毛が談話室へ足を踏み入れて。皆といつものように挨拶を交わすのを、ぼんやりと眺めていると。
ひょい、と。唐突に、その姿が目の前に。]
……なん、だ?
[怨み事の一つも、吐かれるのかと思いきや。彼の口から出た言葉は。]
……看板によろしく? あ、ああ。……うん、伝えとく。
[いつもと同じ、底の読めない飄々とした台詞一つ。]
……あ、のさ。
[そんな様子に、思わず漏れた言葉は。]
……パメラに、構ってやってくれて。……ありがとう。
[自分が居ない間の従妹と彼との関係は、よく解らなかったが。度々見掛けた光景を思い返し。……今度は、心から礼を述べた。**]
[そして、定められた刻が来れば起き上がる。
大鉈は霊視の前後で狼が狙ってきた時の護身用のため、持っていくことにした。
小さなナイフや羊を指揮する杖よりはマシかもしれない、ぐらいだったが]
……神様。
どうかヴァルターさんが襲撃されませんように。
できれば狩人の護衛がついていますように。
[羊柄のポシェットから取り出したのは、自分がここの村に来て初めての誕生日を迎えた時の写真。
姉の死のショックと自分が犯してしまったことへの罪悪感でふさぎこんでいた心が、癒されてきた頃の。
その写真に願いをかけて、赤ずきんは丘へと向かった]
―月夜の丘―
嘘で飾られた世界は継ぎ接ぎだらけ
この世界の全てなんて知りたくもないわ
今のあなたを見ていると心からそう思える
だから希望の糸ではなく絶望の鎖を
あなたに指輪の代わりとして贈りましょう
[今日の霊視は――今までとは何かが違う。
ディーターの『影』は、漆黒というよりはヒトを丸焦げにしたような色。
辺りを焦げ臭い空気が包み始める]
引きずり下ろされて 泥濘にまみれて
それでもなお足掻こうというのなら
私の命の炎を奪ってでも戦いなさい
これからはこの煤だらけのドレスを私と思って
あなたに焼き尽くされて灰になった世界の理は
きっと雪のように綺麗に違いないの
[ディーターの『影』は炎のような揺らめき方をして、なんと煙まで発し始めた。
喉が痛くて途中でむせ返りそうになったが、なんとか歌いきった。そして――]
[炎色の蝶が、勢いよく現れた。
その二対の羽は、まるで不死鳥――フェニックスのよう。
これが霊視の状況でなければ、思わず見惚れていたくなるものだが。
……トーマスの時とは微妙に違う色でも、これが紅である以上は。彼の正体は]
ディーターさん……。
[いい印象など抱いていなかった。
痛い目を見ればいいと何度思ったかすら、わからない。
それでも、彼の真剣な一面を見て。
月読の夜に、借りができて。
――最後に、自分の票で殺した酒飲み男]
わからない、よ……。
[その呟きは、一体何に対してのものだったか。
ああ――いけない。
煙のせいで、涙まで零れてきてしまったじゃないか]
/*あれ…クララさん、ラブと言うより母性愛だったか…。なんとなく、そっちかなとは思ってたけど。
うん…二日目の時点で、シモンクララにフラグ立ってると超思ってましたー!orz
シリアスな三角関係(しかもBL有り)はややこしいかなと思ってアピール控えたつもりが、ついつい遺言でしっかりアピールして死んでしまった神父です。クララさんが神父に遠慮してないといいのですが…。
……というか、神父にとってシモンって……結局何なんだろう…。未だに、どっち行くか迷ってます。どっちの方がオイシイかな。*/
/*
どれほど回想すれば気が済むんだ自分w
まあとりあえず、オットーさんに上げたのはゲンノショウコでいいかな! ゴボウの花でもいいけど栞にしにくい(←ドコまでも食べ物の花
/*
しかし。
今回も、ガッツリ恋愛RPしたなぁ、あたし。
しかも、人狼と恋愛とか、あもりにもおいしすぎるでしょう?
あー。今夜辺り、襲撃されたい気が、しないでもない。
生き残るのは、ちょっと辛すぎる、ぜ。
― 生きてた頃 ―
……あ?
[頬に当たる指の感覚>>12に、目を覚ませば。
見慣れたものとは違う、女の姿>>11。
何事か、と。ツッコミすら忘れ凝視して、居ると。]
――――、ああ。
[叶わなくなった。
その言葉>>14に、総てを、識る。]
[生きろ。
今日耳にするのは、2度目の、言葉。]
じゃ。
逃げッか。谷底まで――、一緒に。
[くつくつと、笑う。
暗に、心中を指す、其れは。]
……なんてな。
[半分冗談、半分本気。 だけど。]
逃げねェよ。
[別離(わかれ)はこの血に架せられた、宿命(さだめ)。
逃げる気など、無い。
漆黒の獣に向けても放った、8年前からの、決意。]
[胸に顔を埋め、拳を叩きつける女>>15に、手は、伸ばさない。]
あァ。
[ただ、笑みを返す。]
お互い様、ダロ?
[――――そして。]
バーカ。
[離れた唇が紡ぐ、告白>>18に。
べ、と舌を出し。]
知ってたよ。
[其れから、ふ、と。笑い。]
……お前、ソレ。
突っ込むタイミング、逃してたけど、よ。
…………女装でも、してンのか?
[笑いながら。]
似合ってンじゃねェか。
[――本当に、思った事は。
謂わない。謂って、遣らない。]
― 早朝 ―
[やはり、教会の自室で目を覚ます。
宿を離れてひとりで眠ることは疑われる原因になるかとは思うけれど]
さぼるわけにもいきませんし。
[朝の勤めも、教会の掃除も、花壇の手入れも。ジムゾンが居ない今、自分がさぼるわけにはいかない。ひとりでやる分いつもよりも早起きして、用事を済ませると宿へ]
― 宿 ―
[何事も起こらない朝を体感するのはいつになるのだろう。だんだんと人の気配を失う宿には、今日もわずかな緊張感が流れていて、みんなの無事を確認するように人を探して、歩く]
クララさん。
[シモンの部屋の扉は開いていて、中を覗けば、ベッドの傍らで金の髪を撫でる少女の姿が見えて。
床に流れる朱の色がなければ、穏やかな光景に見えだろうか]
[部屋に入ると。
テーブルの上に黄色い花が見えた。
おととい渡した花は、しおれもせず、散りもせず咲いていて]
昨日もお水、変えてくれたのかしら。
[答える人はいない問い花に落とし、コップごと胸に抱く。
生きている内にこうしてあげたら良かったのかと、これも、答える者のない問いを胸中でしながら**]
―― 朝方・共同墓地 ――
らー……らー、らー。
……らーー。
――こほっ。
[葉っぱが口の中に入って、思わず咽た。
声の調子はまずまず。
謳う途中で咳き込む事もなさそう]
……ディーター。
……僕はお前なんか、大嫌いだった。
僕やカティにいつもちょっかい出して。
なのに僕が本気で悪戯しても、僕の事嫌ったりもしないで。
― 処刑前 ―
[票を見る。
――――同票だった。]
……あァ。
[自分と、同じ。
3票叩き付けられた、相手の名。]
…………善かった。
[ぽつり、と。呟きを洩らす。
疑いたく無かった、相手。
嘘を吐きたく無かった、相手。]
[――今でも。
思い出せる。 此の村へ来て、最初の“月読みの夜”。
話し掛けてきた、少女の顔。]
――cIh rdWee uftelVchr, dnRee iSe iNhct!
――――俺は呪われて居る。話し掛けるな!
[彼女はあの言葉を、覚えて居るだろうか。
いや、覚えて居たとしても、其の意味までは伝わって無いのだろう、けれど。]
/*
共霊白白|偽|灰灰灰灰灰|村共占|村狼狼
書羊屋修|長|商服娘年妙|楽旅兵|神樵者
LW、どっちなんだ。本気で、わからん。
まぁ多分、ペーターじゃないかと、思うんだけど。
―― 堕ちる 霞む
あの日聴いた 雪華の歌が
安らかに眠れ 大嫌いな人
紅蓮に焦がれ 溶け行く
柔らかな 想いが
空の雲になって
また君の手に 舞い落ちるけれど
大嫌いな理由も忘れた自分を
[風に花が揺られる。
何度も鎮魂の曲を奏でた所で。
鎮魂で無い 鎮魂の曲を謳い上げる]
ほんの一時の 君の温もり
ソレを胸にして また燃え行く
なんでさっさと 嫌わなかったんだろう
空の雲になっても 雨には成れないよ
君の暖かな 炎だけは消したくない
それが不思議だったから
何度溶けて 降り注いでも
君の温もりが 欲しいから
また君の事 嫌いだといって
[責めて物の慰みの歌で。
一瞬、『このへたくそー』とでも口を尖らせるだろう、奴の顔が]
何故トーマスの時はドイツ語で
ディーターの時は日本語だって?
知 ら な い ( ・ ω ・ )
鎮魂歌はドイツ語って解釈であってるよ!あってるよ!!
地獄なんかに来られたら僕が迷惑だから。
その辺……都合してね。
[誰、にとは言わない。
居るかもしれない冥府の神様へそうぬけぬけと]
―― 夜半 ――
……シモン、さん。
こんばんは。
[多分、まだ傷の癒え切らない少年は。
少年が部屋に入って来たことには気づき、のろのろと身を起こそうとするだろうけど]
―― ゴメンネ
[ヒュ、と空気を裂く音を立てて。
室内が赤で満たされる]
― >>25>>26>>27 ―
[少女の姿が見えたなら、其の頭へと、手を伸ばそうと。]
お?
[したら、掴まれた。]
可愛いお嬢ちゃんとデートか。嬉しいねェ。
火?
…………ああ。
[出せない。
人の身では、出せない、炎。
――――ならば。]
へ? てお……なに? 誰?
[唐突に少女が口にした、名前。
思わず、聴き返してしまった。
否、聴き憶えは、在ったのだ、が。
彼女の様な少女が、識って居る年齢とは――]
そして、あなたと同じ運命に抗おうとした人……私のお父さん
サク サック サク
サク サク サク サク
サク サク サク サク
[昨夜のニコラスとは明らかに違う手応えの音。
一瞬眉を顰めながら、少年は爪を立てる]
……ずっと、そんな身体で生きていかなきゃいけないなら。
俺にも、お前を殺さない理由は――ない
本当に生きたかったとしても。
悪く思わないで……
ありがと、な。
[彼女の。“自らの手”から生み出された、小さい炎。
“餞別”を受け取り。同じ様に、大きく吸い込んで。
後に続いた言葉に、苦笑を零す。]
はいはい。
じゃァ、な。
[踵を返す、彼女の後ろ姿を見つめ。]
cIh rdWee hIn lSeacghn.
あんたの分も、ブン殴っておいて遣るよ。
――――iMne inAuet.
[月に、向けて。そっと。 呟いた。]
/*
バカシタてらひますwwwwwwww
纏めまくってた神父の気持ちがよく判るわwwwwwwww
ほんとなんで俺今日休みなん\(^o^)/
……っ…………
血の、匂いが……
[手を下す最中。一瞬血の匂いに恍惚としてしまった。
――『飢え』が、その片鱗を見せたのだ
元々覚醒してまだたったの五日。
個人差はあれど、少なくとも少年には、数日の間は人狼を解放していても『飢え』に苦しむ事は無かった]
……っ……
絶対に。
―― 喰らってなんかっ、やるものかっ!!
[衝動を抑える為に突き立てた爪で。
彼の少年だったものに埋め込まれた水晶が。
鈍い音を立てて砕け散った]
―― 開票 ――
……っ……
[同票。
それにも驚いたが、一番少年が驚いた事。
まさか、昨日ニコラスをぶんなぐり、あれだけの説教をした彼が、候補にあがるのかと思って]
この場合は、この二人に再投票?
…………あ、カティ……
[目を凝らすと、ディーターに投じた者の中に、カティの名前が]
ディーター……
[その場に居るだろう、彼へ、視線は集中するか。
カティやエルナへと、彼が。
恐らく最期になるだろう挨拶を交わして行く]
……
…………僕は、何も言わないよ。
[そんな言葉を気にする。いや、そもそも聞いているかも疑わしい様子で、男は少年の頭をわしゃわしゃと撫でるが。
その時だけは、初めて抵抗する事はなかった]
―― 処刑時 ――
『ふ。
俺は、やはり。
人間だ。
お前らとは、違う』
[いよいよ男を処刑する時。
昨日はついに聞こえなかった声が、ふわりと聞こえてきた]
…………
……言いたい事はそれだけ?
『 ……く。
はは。 は。
ははは ははははは は
はは は は 』
……
[その嗤い声は、果たしてどちらの物なのだろうか。
人間としての彼の嘲りか
炎狼としての奴の愚弄か
耳障りなんて、最悪だったが]
― >>29>>32 ―
[掛けられた声に、振り向くと。
何時もの調子とは何処か違った、赤ずきん。]
気にすンな。
[カタリナの頭を、撫でる。
彼女の選択は。
間違ってなど、居ない。生きる為、なのだから。]
ん。
ッはは。 いーッて。
可愛い可愛いカティが苦しがッてンだぜ?
そンままじゃ、アブネーだろ?
卵が。
[何時もの調子で、笑い。]
/*
ペーターの目閉じ微笑?がなんで頬染まってるのか気に成って気に成ってしょーがなかったCO
赤で髭に向かって頬染める剛毛の(重要)少年ってどういう図なの・・・・・・
― 処刑の刻 ―
[ディーターの処刑は、誰が行うのだろうと。ぼんやり考えていた。
自分が死ぬのなら、彼に殺して欲しいと謂ったけれど。逆の立場なら――自分は彼を、殺せない。
何も謂い出せず、胸元の柘榴石を。ただ、ぎゅっと。握り締めていると]
……え?
[ディーターから、指名があった。彼が示したのは、アルビン。……何故、アルビンなのか。昨日、彼らが会話を交わしていた事、女は知らないから。怪訝そうに、二人を見比べて。
そして女の顔色が、悲痛なものへと、染まる]
(あぁ、まただ)
[兄のような弟のような存在である従兄弟が、]
[自分の愛する人を、殺す]
[昨日もそんな光景を見て、自分は心を痛めて意識を失ったではないか。
……それでも、今度も目に焼き付けねばなるまいと。
二人が拒むようでなければ。ディーターの指定した処刑場へと、*同行するだろう*]
シスター フリーデルは、村長 ヴァルター を投票先に選びました。
― >>30>>31 ―
[此方を、見て居るような。
見て居ないような。
そんな様子のクララに気が付けば。
彼女が手にしたスケッチブックを。
ひょい、と。覗き込み。]
――嫁入りしたいほど、俺がいい男だ、ッて?
[白紙の紙面。
なにも書かれていない、其処を指せば。
ふにゃり。笑顔の肯定。]
よし、じゃァ先ずは家の掃除からだ。
頼んだ、ゼ!
[ぽむ、と。彼女の頭に手を置いて。
やはり。 撫でるのだった。]
― >>43 ―
[次に、眼についた、顔。
オットーの元へと、足を向ける。]
[と、見せかけて。]
酒、隠してるだろ。
[さらり。
すれ違い様、一言だけ。
直後、背後から向けられる、視線。
ふ、と。満足そうに、笑む。]
――教会。
結局、行けなかった、な。
― >>46 ―
[真っ直ぐ、では無く。
ななめから。
ひょい、と。オットーの顔を、覗き込み。]
お前ンちの。
看板に、ヨロシク、な。
[にやり、笑うと。]
あァ?
ットーゼン、だろ。
[男にしてみれば。よく、判らない感謝の言葉。
なんとなく、釈然としなければ。
何時ぞやの如く、唐突に抱きついたりもしてみせる、
……だろうか。]
― >>61 ―
[何も言わない。
と、何か言っている。]
……言ってンじゃねェか。
[そんな少年の頭を、わしゃわしゃと撫でる。
まったく抵抗する様子を見せない、彼に。]
そういや、お前。
この前はズイブンと。 ひ っ 被 せ て 呉 れ た 、 ナァ ?
[そして。
耳元で。]
……二本目……
――いや、もうすぐ三本、全部切れるか。
[自室で見たヴァイオリンは。
既に二本目の弦が切れて、三本目は、今にも千切れそうなその弦を、なんとか保っているだけだった]
――この弦が切れたら、たぶん、駒倒れるね
/*
……僕……
いつの間にトイレの妖精にされてるのwwwwwwwwwwwwwwwww
ぼっとんwwwwぼっとんwwww
只今トイレの工事中ですwwww←原因
―早朝・自宅―
[夜が明け、丘から村長邸にバタバタと駆けていく赤ずきん。
相変わらず感じる靴の重みはひどかったが、それよりも義父の無事を確かめたい気持ちが勝って]
…………。
[そろそろと扉を開ける。
血の匂いは――しなかった]
よかったぁ……。
[一気に力が抜けた。
――それすなわち犠牲者は他にいる可能性が高いことも、神様に感謝する今この瞬間だけは胸の内にしまって。
義父が眠っているなら起こさないのが無難だろう。
そのまま家の扉をそっと閉めて、羊の世話に向かった]
−朝・宿−
[静かな朝だった。妙に張りつめた空気さえなければ、この狂騒詩が終わりを告げたと錯覚もしただろう。…そう淀みと死臭を内包する空気が、やはり今日流れていた。ただ静かに……]
笑っちゃうわよね。
[私の昨日の投票はなんだ。必死に疑心暗鬼に駆られている皆を余所に、人か狼かを考えることもせず、ただ都合の良い理由で名前を書く。
殺すとことになんの罪悪感も抱かない。薇仕掛けの人形のように淡々と……]
!!……
[穏やかな死の光景に、背筋が凍り付く。
死を纏い死の中心に眠るのは……占い師の少年だった
つまり……]
……ぁぅ
[嗚呼これが罰なのか……
喉を通る言葉にならないうめきが、か細くヒューヒューと口から漏れる。
朱を描く標が、やけに鮮明に目に飛び込んでくる
少年を抱きしめる赤毛の少女、それを見つめる聖女の影で
醜い少女は一歩も動くことができず、ただ立ちつくす。
そんな私をあざ笑うかのように、黄色い花びらが静かに揺れた]**
/*
って、あれ。今更だけどもしかしてシモクラって恋縁故じゃない、のか。
クララが「アルビン好きだから」って謂ってたのは、単に人となりが好きとかって意味ではなく、恋愛感情込みだったんかな。
それならそれで、おねーさん応援しちゃうんだ、ぜ!
……うう……。
[しばらく動悸気味の胸を抑えていたが、やがてふっと可笑しくなって]
ふふっ……。
[昔のままのような、二人のじゃれあいを肘を着いて見詰める]
[それでも――
投票用紙に記す名が、変わる事はなかった**]
―回想・開票の時―
[票が開けられ、集計されていく。
最多得票は、ディーター、と――自分]
……ぁ、……
[小さく声が漏れて、たじろいだように周囲を見回す。
同数票の場合はどうするのだったか?
もはや弁明の機会などはなく、過去の事例と照らし合わせて決めるようだ]
は、わ……私、が……
[何かを言い掛けたが、そこから先は言葉にならず。
ただ、確実に村側と思える者の票を優先する――という、機械的な裁定が下されるのを待つ事となった]
…………っ
[エルナの顔は、見られなかった。
処刑先の決定者となったカティにも、掛ける言葉は見付からなくて]
[やがれ、エルナに連れられ、ディーターが姿を現す。
それは死に行く者の挨拶とは思えないくらい――いつも通り
そして彼は、娘の前にも立った]
――ディーターさん、私……
[身を竦める娘の頭を、彼はいつも通りに撫でた。
その穏やかな様子を見ていたら――駄目だ、と思っているのに、瞳が潤む]
子供扱い、――しないで。
[絞り出すように、そう口にする]
でも……ありがとう。
――さよう、なら。
―宿屋―
[羊の世話も今日はそこまで時間がかからず、一昨日や昨日よりは早く宿屋に着く。
そこで知らされる一人の少年の死]
シモンさん……って。
あの占い師だと名乗り出た男の子、だよね…?
[大怪我をして宿屋に運び込まれた彼。
昨日の議論で義眼を晒し、「結社」によって作り出された存在だと答えた彼。
……黙祷を捧げ、その生に少しでも救いがあったことを願った]
ちょっと待って…。
[そこで気づく。
名乗り出た占い師は義父とシモン。
襲撃されたのはシモンの方。
いや……人狼が本物の占い師を見極め間違えたんだ。きっとそうだ。
でも――ニコラスが言っていたじゃないか。
裏切り者は「人狼と通じている」と]
……あれ?
[じゃあ、シモンが狼に襲撃してくれと自ら頼んだ?
命と引き換えに本物の占い師に思われて、義父の信用を落とすためだけに?
なら義父を襲撃する方が手っ取り早くないか?]
…………あれ?
/*
カタリナの描写にわくわくが止まらない。
そしてディタの振り把握……どうしよう!w
ええと、なになに。
空気燃やして、爆発させて、すっごい燃やせばいいのな。
難易度たけえよ!ディタめww
― 朝・宿の一室 ―
[【人狼は、自らに取って害となりえる者を襲撃し、有益たりえる者を生かす】。6年前、自分はそれを《遺される》という形で、身を以て味わった。
……ならば。この光景には、どんな意図があるのだろうか。]
……え?
[怪我人の看病と変わらぬ仕草で少年に触れる少女に、黄色の花を抱きしめるシスター。そして……赤にまみれた、死に染まったシモンの姿。]
……何で、シモンが……?
[彼が、偽者だとしても。人狼と内通している筈の協力者を殺す理由は、何処にあるというのか。
しかも。己の目を捧げ、水晶を宛がい、傷にまみれ……そこまで尽くす、従順な協力者を。
……少年の口は、最早何も語る事は無かった。**]
[ディーターの処刑には、近付く事は許されなかった。
その辺りの事情は、娘には知らされず仕舞いだっただろうが。
ただ、息絶えた彼に祈りを捧げて、宿の一室へと戻る]
[眠っていたのか、居ないのか。
長い一夜が過ぎて――気が付けば、また、あの匂いが]
[目の覚めた者たちが、互いの生存を確認する気配。
娘にも、告げられる。
――今日の犠牲者は、シモン]
シモン、くん……。
占い師、だから……?
[妥当な理由だ、などと考えてしまう自分に慌てて首を振った]
― 朝・宿の一室 ―
[【人狼は、自らに取って害となりえる者を襲撃し、有益たりえる者を生かす】。6年前、自分はそれを身を以て味わった。
……ならば。この光景には、どんな意図があるのだろうか。]
……え?
[怪我人の看病と変わらぬ仕草で少年に触れる少女に、黄色の花を抱きしめるシスター。そして……赤にまみれた、死に染まったシモンの姿。]
……何で、シモンが……?
[仮に、彼が偽者だったとして。人狼と内通している筈の協力者を殺す理由は、何処にあるというのか。
しかも。己の目を捧げ、水晶を宛がい、緋色の涙を流し……そこまで身を尽くす、従順な協力者を。
……少年の口は、最早何も語る事は無かった。**]
― 葬儀 共同墓地 ―
春の花は雪を割り力強く
夏の花は日の光を浴びて色鮮やかに
秋の花は実りのために沢山咲いて
冬の花は可憐でもしたたか
[新しく作った墓は、黄色の花に囲まれていて。
これは草むしりが大変だなと、思う。
ニコラスを弔った場所も、日当たりが良すぎて夏の草がすごそうだが]
いろんな花が咲きます、から。
ここの管理は大変ですよ?
[シモンさん。音無く名を呼ぶ。
組織から逃げてきたと言った彼の遺骸を、もし取り返しに来るものがあっても渡す気などなかったが。
あなたは確かに占い師でした、と。真贋などは二の次で、小さくつぶやいた*]
―― 昼間・談話室 ――
今日はシモンさん。か。
[これまで、少年は全ての死体を見て居ないから、惨状を窺い知る事は出来ない。最も、子供が見るべき物ではけして無い。
皆の口からそれを知ると、少年は溜息を吐いた]
……村長さんは。本当に本物の占い師なの?
もし偽物だったのなら。
……リーザと僕は、また疑われる。
― 開票 ―
[ディーターの指名に、場には奇妙な空気が漂った。
悲痛な表情の者、純粋な驚きを見せる者。
怪訝そうな視線を向ける者もあっただろう。
男は、射るようにディーターを睨みひとつ頷いただけで、
処刑場に到着するまで一言も言葉を発しなかった。]
― 処刑場/湖 ―
[水場で死にたいというディーターの意向を汲み、湖が処刑場所に選ばれた。
切り立つ崖から宿を挟み、山々に程近く景観も抜群だ、と、男はその場所に到着して漸く口を開く。]
……此処は宣伝すると案外良い反応が貰える。デート向けだってな。
先に俺と来ることになるなんて思わなかったろ、お前。
[ごく僅か、笑みの乗った声色で。
口元は弧を描くけれど、瞳は真逆。]
安心しとけ。
一突きで逝かせてやる。
[何も口にしない。言わなくとも通じるだろう、この男ならば。
ただ、苦しむなよ、とだけ口中で付け足した。]
― 崖 ―
<にげても いいよ>
[けして言ってはいけなかった言葉。
誰も居ないから、口にした。
村を守りたい。
村に助けられ、村に育まれた命だから、村の為に使えたらいい。
そう思っていた。そう思っている。
でも、死んでいくのは、守りたかった筈の人々で。
自分は、自分の手すら汚していない。
ヨアヒムに、そしてニコラスに託された事を、全然果たせていない。
それどころか、狼を探し出して処刑することが、本当に村を守ることになるんだろうか、なんて考える始末で]
<にげても、いいよ>
[そちらの方が、しあわせだろうか。
心が、守られるのだろうか。
みんなが大事だと。みんなを信じていると。
村に居る長短も、付き合いの多寡も関係なく、ただそう想っていることに、疑問を感じなかったつけは。
『みんな』をしっかり見なければならない今になって、回ってきて。
悲しいのか、悔しいのか、それか申し訳ないのか分からないけど、ただ涙がぼろぼろ零れ。
――拭っても拭っても、零れてくるから諦めた。
家に戻って水でも浴びて、無理やり止めてしまおう。
こんなのじゃ、宿へも戻れない。
そう考えて、スケッチブックを抱えて立ち上がり。
振り返ると、]
[突然、ディーターが呻き地に膝を付く。]
……!?
[閃いた短刀に、手応えは無かった。
何が起きたのか分からずに手元へと落とした目は、信じ難いものを捉え見開かれた。
刃の切っ先が、彼の身体に到達する寸前で黒い焔に絡み取られている。
力を加え押し返そうとしても阻まれ、刃は僅かも動かない。
膝を付くディーターと、彼を覆い増幅してゆく禍々しい気配。
一度距離を置こうと飛びのいて……]
[ディーターの身体が炎上する。
虚空に向け吹き上がる黒い火柱は、闇を嘗め夜までも屠ろうとするかの如く。]
なん…っだ、ってんだ……
[爆ぜる音が増したのは、恐らくは威嚇。
一瞬の後、それは一辺の空気中の酸素を吸い上げるように収縮し、爆発を巻き起こした。
閃光と轟音とに、五感の一部が奪われる]
――――ッ、は。
[けほ、と噎せる。
その衝撃も然ることながら、瞬間的な周囲の酸素の欠乏に。
知らない物を想像することは出来ない。
ディーターから一族の説明を受けた時にも、その呪いめいた風習や炎神について理解出来たとは言い難く。
男なりに思考を巡らせて想像しようとしていたのだが、彼に棲むこの"獣"は想像可能な範疇を超えていた。
それこそ、御伽噺と呼びたくなる力。]
[依代を――否、自分を消し去ろうとする者を全力で排除しようとしているのだろう。
火の粉を迸らせながら竜の如く跳ねたそれは、眼前の敵を喰らおうと踊りかかる。
これを消さなければ、ディーターは逝けない。
痛む脚で地を蹴り、一際大きく燃え上がる焔が片腕に絡みつくも構わず、手に持った護身用の銀刀で。
今や全身を赤に染めたその男の、
――――心臓の中心を貫いた。]
―開票時―
[ディーターが3票パメラが3票。同数の票を示した投票結果は、他の村でよく使われているルールに則り、ディーターに決定した。男が義娘を人間と言った、その結果]
ディーター。……すまなかった。
[ディーターが談話室に来ると、ディーターにだけ聞こえるように謝罪の言葉を漏らす。果たして彼の反応はどうだったか。]
私も同行したい。何もする事はできないが、せめて見届けたいんだ。
[せめてもの罪滅ぼしのつもりか、同行を求め、断られなければその様子を黙って見守った]
―――…
――
[湖の風が焼けた草の香りを山へと流している。
あの炎上でディーターの身体は大きな損傷を負ってしまったが、今は静かに横たわっている。辛うじて彼と判断出来るその骸を見詰めた後、湖の細波へと目を移した。
焼けた左腕の痛みなど、疾うに忘れてしまっていた。]
ばっか、やろ。
[憎々しげな呟きは、ディーターに向けた物でなく。
彼の眼に居座り蝕み、結局は死に追いやった「そいつ」への。]
あんなもんに棲まわれながら。
蝕まれなかった。
喰い殺されもしなかった。
お前は、人間だ。
[言い聞かせるように強く響かせるのは、
最期の最期まで己を見失わなかった男への。]
―夜・自宅―
…ああ、分かった。もしもの時にはちゃんとカティを呼ぶよ。
一人では敵わなくても、二人なら敵うかもしれないしな。
[誰も来ないだろう事は知っていたが、心配そうなカティに答えつつも、もしも来たとしても呼ぶつもりは無かっただろう。]
とにかくゆっくり休もう。最近ろくに寝ていないだろう?おやすみカティ。
[カティが自分の部屋に戻るのを見届ければ、男も自身の部屋に戻る]
――でも、
[だからこそ、]
契約外だぜ。まだ俺が手を下す段じゃねえ。
……生きて護れっつったろーが。
この、大馬鹿。
[一度だけ、薄茶の双眸が揺れる。
瞼の裏に焼きついているのは、混じり気のない赤。
男を苛んで来たその色が、またしても悲しみに塗り替わった。
黒い焔が消え失せても、それは残像となって。**]
―家・自室―
[自室に戻ると、ベッドの端に座り、聞こえてくる声を聞く。]
私の言えた義理ではないが、どうか安らかに…
[シモン。結社を抜け出し、この村に辿り着いてしまった青年の冥福を祈る]
―家・自室―
シモンが死んだか。
[聞こえてくる声。それは、シモンが既にこの世には居ない事を示し]
これで、私の嘘もバレるだろう。
だが…
[思い起こすのは少し前、談話室で聞いた仲間の声。『せめて死なないで』]
確かに私は助かるかもしれない。リーザやカティもこれ以上苦しむ事もないだろう。だが、それでは……
[守れるものはどちらか一つ。]
私は……
[結論が出る事のないまま、夜は更けていく]
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