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[再度、響く鉦の音。漸く北西の工兵も撤退を始めた。]
拾えるものは拾ってあげて。
[それでも最大限彼らを救いたい。
彼らが撤退を許されなかったのは、自分のせいなのだから。
自分を無事に撤退させるために、他の部隊はぎりぎりまで――。]
/*
隣村(61村)覗いてみたら、軍団戦やってました。
何も知らずに今の薔薇の下国を覗いてる人がいたら、軍事RP国かと思ったりして。
軍人キャラ多いので、使い勝手がいいですよね。
表情差分も万歳。
隣村、3日目のバトル、オズワルド vs トールだしw
「ルー・ガルー戦記1」を読みに行きたくなった。
「それだけじゃ世界で2番目だ!」2010/07/20(Tue) 00:29:06オズワルド
ってwwwwww
快傑ズバットか?!
― 内陣・北西部 ―
[流血に狂っていた両軍は、矢の洗礼で正気を取り戻し、
漸く本来の方向へと動き始める。
その光景に、満足の笑みを浮かべた。
もとより、混乱を目的として工兵を留め置いたものの
実際に無秩序な戦場を見ては、嫌悪感が先に立つ。
だが、工兵達は十分にその役割を果たしていた。
乱れ、崩れ、反乱軍の攻撃を誘う事で
連携を崩し、包囲の完成を妨げる、
捨て石としての役割を。]
― 内陣・塔の前 ―
[反乱軍に何度となく猛追されながら、漸く塔の前まで撤退した。]
弓兵は塔の上まで全力で!昇りきったらすぐに攻撃!
工作兵や、怪我人は塔の内部に収容。手当てをしてやって。
[此処までは自分も逃げながら考えていたのですらすらと。それから先は、指令を思い出すかのように、ゆっくりと。]
それから……。下は。盾を持つものを外。パイク兵を内側にした半円陣を組んでおいて。
[武芸はともかく、戦術や陣形について習った覚えはなかった。
ただ、名前から考えるに、文字通り円を半分に割ったような陣形なのだろう。]
――――、……!
[ 戦場の、雰囲気が変わった。
乱れ荒れて、熱気ばかりが過剰に溢れていた
混迷の戦場に、一本、糸が通る。
混乱は秩序に。
熱狂は統制に。
東側から、空気がぴしりと張りを取り戻していく。
それを感じ取って。
赤毛の将は、唇に笑みを刻んだ。]
―― 来たな。
[戦場を塗り替えた空気に、
白き敵将の姿を見る。
今の反乱軍に、ここまで鮮やかに
戦場を掌握出来るものは、他にいるまい。
我が友にして、最大の敵。]
ジークムント・フォン・アーヘンバッハ――
/*
コリドラスへは、雑談村でファンからアピールがありましたよ。 >1187
テスト村(62村)では、ドロシーの人が
私はどこかの暗殺者と違ってフツーに美少女じゃぞ。
「ソウダゾ、シツレーダナ」 >プロローグ47
と言ってて、笑いました。
皆さん、この村、読んでるんですねぇ。
[塔の前面に陣を敷いた味方の兵を見つけ、
軽く片手を挙げる。
その中央にいる娘の小柄な姿が、
いまは頼もしく映った。]
よし、もう一息だ。踏ん張れ。
[麾下の兵達を鼓舞し、後退の速度を速める。
塔に到着した弓兵からの支援が、
ここにも届き始めていた。]
/*
>>+73
ほうほうそうかそうか……嬉しいこと言うのう。
商売のコツが分かっておるの。
[懐をごそごそをまさぐって]
あーかゆい。
[何かをあげるなんて誰がするか]
内陣の攻防戦は「ごく普通の」戦の描写で終始しているな…
ギィの人もジークムントの人も、先の直接対決を見るに、整然とした軍団戦も描ける人。
ただ、すべての局面において「最高の」バトルフィールドが演出される必要はない。
むしろ、将あっての華麗な軍団戦、を印象づけるには、前座の演出は「ごく普通の」混戦であった方が、大将戦が際立つ。
敵兵を倒す描写に比べ、味方の兵の数を減らす演出は簡単ではない。
相手の演出を汲み取りつつ、緊張感とバランスを維持しつつ、説得力も込めつつ。
つまり、この「普通の戦」を描くには相当なセンスが必要。
と、>>75でジークムントが到着したとたんのこの変化。
戦場に凛とした空気が、律が戻るのが肌で感じられる。
おいしい、実においしい!!
ああ、ギィも感じてるみたいだね。>>82 >>81
[やがて、追撃を振り切った西袖の隊も、
塔に到着し、防御陣の一翼を担う。
塔の前で、半円状に組まれた防御陣。
指示したとおりの形に、満足の息を吐く。
あらゆる方向からの攻撃に対応でき、
かつ、狭い塔の前に、一定の空間を確保出来る。
逃げ込んでくる兵を一度留め置き、
狭い塔を通して逃がす為に、必要な空間。
将を乗せた輿も、その空間に滑り込み、
ようやく、全軍を掌握する。]
ゾフィ、大丈夫か?
怪我は無いか?
[輿を黒髪の娘の傍に寄せて、隣に降り立つ。
離れても意思は通うとはいえ、
やはり、本当の声が聞きたい、と。]
[瞳に、無事を願う人の姿が映る。
挙げられた手に、手を振り返して。]
もう少し……。あと少しだから。
早く、私のところへ来て。
[祈りは通じたのか、彼は自分の元へと戻って来て、ほっと一息をついて。]
私は大丈夫ですわ。それよりギィさまのほうは……大事はございませんか?
[背中の怪我のこともあるから、余計に心配だった。
戦場で離れ離れになるということは、こんなにも怖いことだったのか。]
ああ。私なら心配いらない。
ゾフィにもらったお守りもあるからな。
[一歩近寄って、艶やかな黒髪に手を伸ばす。
いささか戦塵に汚れてしまってはいたが、
それさえも、綺麗だと目を細めて。]
―幕間・回想(>>48>>49>>50)―
「小さい小さい言うな。」
[大きい小さいと反応するアプサラスにむっとするユーリエ
確かに目の前の女性は(背が)大きく、こちらは(背が)小さいがそう何度も見比べるなといいたい、なんで胸のほうをみていたかわからなかったが]
「うん、色々と手広くて早い、読みづらくて手強い」
[こくこくと占い師の評価に見当がつくところをいちいち頷きながら力説する内容を頭で整理する。身の回りの世話をして隙を狙う。
ごはんを作る中薬をいれて防御力を落とす。様をつけるのも隙を作れるのだろうか?
最後に振袖という東の国の戦装束を身に纏い能力アップを測って正統派で攻める。ということが脳内で出来上がっていた]
「…うん、やってみるっ」
[そして素敵にすれ違っていることなど知らずにぐっと握りこぶしを握って見せた]
それでしたら……良かった……。
[彼の手が、乱れて汚れた黒髪に伸びる。
彼の前ではいつも美しく装っていたから、このような姿を晒すのは初めてで。]
あっ……。
[それでも今。この姿が無性に誇らしくて。]
……私は……貴方の傍に……。
/*
shuさんたんじょーびおめっとでーす。
はて、プロでもう一かたにそういう台詞を言ったような……
Σ 7日か!
てか開村が6日だったっけ? ほんと長丁場であるな(汗)
―都市の近く―
…つっかれた。
[近くの森より走り駆け抜けて戻ってくる。
行きも解放軍の騎士団が手伝ってくれたから予定より早く。
帰る速さはそれを更に上回るものだったが時間が経つのは当たり前のことである。
戦はどこまで進んだのであろうか?]
[髪を撫でた腕で、そのまま彼女の頭を引き寄せる。
頬に唇をつけて、それを耳元まで滑らせて。]
…いてほしい。もう、離したくない。
[そっと囁いた。]
/*
!?wwww
戻った瞬間、ラブシーン見えて心底ふいた。あつい。
すごい。ww 笑っちゃ悪いのかも知れないが、ついww
[こくりと頭を振って頷くと。]
ええ……。もうお傍から離れません。
ギィさま……。もう飾られるだけはイヤ。
貴方と一緒の夢が見たい……。
/*
二人の世界ってやつですなっ。
しかしカークどう動こう。
帝国に加担。解放軍に加担。どちらにも加担せず眺める。どちらとも敵対して否定する
どれもできるわけだがのう
/*
言い表せるよう頑張った……が意味がわかりづらいかも(汗)
これからは政治のお話も聞かせてねみたいなことをいいたいんだ。
/*
だめだ。すごい笑う。
つい笑って仕事にならん。wwwお前ら、赤ログでやれ。
腹筋に攻撃は卑怯だろう!!!!(←
[鮮烈な赤を纏った将が、輿を降り立つ。
向かった先にいるのは、ほっそりとした黒髪の娘。
視線が絡み合い、吐息が混じりあう──
戦場の一角に、切り取られた空間。
兵士達は視線を逸らし──つい、マジマジと見てしまった新兵は、
後頭部を小隊長から張り飛ばされた。]
とか、書いてやりたい。いや冗談ですが!!w
でも、周りの兵士達ってどうしてるんだろうね…
頑張れ帝国兵。
[離れてゆく愛しいひとの唇を、一瞬名残惜しそうに見つめた。
直後、きりっとした顔つきをして。]
お供いたしますわ。
ルートヴィヒさまにもご挨拶をして、この後のことをご安心して戴きたいですし。
[そう答えて、彼の後をついてことにする。]
―道中―
「帝国に加担…解放軍に加担…どちらにも加担せず眺める…どちらとも敵対する…ねぇ、どうするの?」
…さぁな
[自分たちが取りえられる行動を一つずつあげるユーリエにただ曖昧に濁し]
ま、結末の場辺りには居合わせるさ
― 塔 ―
[防御の陣を組む兵達に、しばしの休息を命じる。
50名ずつの槍兵と弓兵を守備につかせ、
疲労の大きいものから休むように、と。
ただし、鎧を解く事は禁じ、
敵に動きがあれば、すぐに鼓を叩けと言い置いて、
ゾフィヤと二人、城へと向かう。]
─東袖門付近─
──西袖門の死傷者も収容、金鹿門前へ運びなさい。
ああ…、無論。帝国兵も運ぶよう。捕虜は本陣へ移送。
[西袖門に取り残された僅かな兵、そして北西部に居た工兵の一部が、
捕虜として収容されている。
武装解除された彼らの顔には、疲労と安堵の色がない交ぜになって浮かんでいた。]
西袖門の損害が…ああ。コルベールがいましたか。
[指揮をしていた敵将の名に目を細め、それ以上は何も言わずに頷く。
帝国兵が退くに従い、内陣の解放軍兵を取り纏め、一度退かせる。
戦いの興奮が去った彼らもまた、ぐったりとへたり込んでいた。]
──…内陣守備兵及びに、東西袖門の攻略に当たった者は一時撤退。
金鹿門の部隊に合流して立て直すよう。
内陣の撤退を完了後、ヴィーラント隊は東より布陣。
アーヘンバッハ隊が西より布陣するものとします。
[指示に従い、東西袖門から死傷者たちが収容されていく。
血に染まった内陣内は、兵の狂乱が引いて少しの間、
今は僅かな呻き声や息遣いに満たされている。]
― 前庭 ―
[前庭では、残った工作兵たちが
埋葬の準備を進めていた。
前庭の一角に並んでいるのは、
直廊で命を落とし、遺体を回収された幸運な兵達。
内陣で倒れた者たちの遺体を回収する事は、
もはや不可能なことだろう。]
―― ルーは、今は聖堂にいる。
[ゾフィヤにそう言って、城内へと促す。]
[黙ったままギィの後をついてゆく。
ルートヴィヒに最後に会ったのが、随分昔のことに思える。それだけ、緊張する時を長く感じたのだろう。
彼は、撤退前に祈ったことを覚えていてくれるだろうか。]
/*
地上メンバー全員、箱前についた感じ?
今日も3時コースですかねぇ…
これから公主タチアナ絡みのシーンやるとなると、決戦は明日の晩になるかな?
コミットしてる暇ないような気がしますね。
― 聖堂 ―
[城内を通り、聖堂に一歩足を踏み入れると、
外の世界から切り離されたような感覚がする。
ステンドグラスから柔らかく降る七色の光。
時が止まったように動かない、冷涼な空気。
静謐な祈りが満ちたそこに、棺が一つ安置されていた。
かつて、ドロシーが横たえられていたものとは違う、
別の、大きな棺。
覗き込めば、軍装のまま眠る、ルートヴィヒの姿。]
[左目を失い、首筋を裂かれて亡くなったその遺骸は
いまはすっかり綺麗に整えられていた。
冷たくなったその指先に触れて、頭を垂れる。]
来るのが、遅くなってしまった。
すまない――。
[小さな声で、謝罪を呟く。]
[確かに、進軍まではいた気がしたのだ。
けれども今振り返った視界の中に彼女の姿は見当たらず、
ぱちりと一度目を瞬き苦笑した。]
神出鬼没ということか…。
[呟き、空を仰ぐ。風に言葉を乗せる。
"兎"の耳には届けられよう──
事情を知らぬ傍らの騎士が、不思議そうに首を傾いだ。]
助力が必要ならば、言いなさい。
困りごとがあれば、…必ず助けになります。
無事に戻られるよう…
───気をつけて。
[囁きは風に乗り、宙へと消えた。*]
/*
どう決着つくのか共通意識としてできていない気がするのぅ。
やりたいことがあるにしても、それが最終決戦より前か後かはあらかじめ聞いておいた方がいい気がするわい。
― 聖堂 ―
[聖堂内は、今は静寂な空気に包まれていた。
死者の死を悼むかのように。
前方には新たな棺が一つ。
その棺に近づいて何事かを囁く主を、一歩下がって見守っていた。]
/*
城のマップを更新しました。
http://1st.geocities.jp/enju_loup/map3.html
帝国軍はもう、外にアクセスできなくなりましたね。
そういえば、当初、帝国側は、囲まれる前に騎兵を出して、解放軍を背後からつついたりする策をとってくるかなぁと思っていたけれど、なかったですね。
解放軍の動きが早かった?
囲まれた後でも、旧市街から兵を出す手もあったとは思うけど、撤収が難しいか。
ノーラが水上を抑えてたのもあるし、民兵は攻撃しても戦術的価値ないしな。
― 聖堂 ―
…ああ。お前は命を賭してまで、私を支えてくれた。
ただ一度、助けられたからといって、
あれほどまでにお前は…。
私は――お前が命を与えるに足る、主だったのか?
[問いかけに、応える声のあるはずもなく。]
……いや。
そんな事を言っていては、お前を困らせるか。
私が、お前の忠に相応しくあればいいだけのこと。
勝利を掴んでみせる。
だから――今暫し、見守っていてくれ。
[銀髪の忠臣に、思いを捧げ。
そうして、一歩退いて、死者への祈りの言葉を呟いた。]
/*
>>+87
お疲れ様ですじゃ。
まぁ帝国側は塔より内側を固めるしかないので、外部アクセスは要らないでしょう。
>>+90
おやすみじゃ。
>>+91
もう「カークが付いた方が勝ち」でいいんじゃないかと思う。
新たな世界を選択する権利がある唯一の人物じゃからのぅ。
[ユーリエは考える。同時に考えることも放棄する。
考えを察することは出来て、考えるだけ無駄だからだ
私は死神、鎌を振るい命を狩る
彼は魔王、場を支配し、大剣と弓を同時に使い、羅刹の軍を率いる
昔は有名で、今は廃れてしまいつつあるその姿はまた見れるのだろうかとふと思いながら、モアネットが見えてきた]
/*
メモより 最終決戦前の兵数比較
■解放軍 (4600)
ジークムント麾下 2000
グレートヒェン麾下 1500
内陣攻略兵 1100
※民兵他、戦闘不参加部隊多数
■帝国軍 (1150)
ギィ麾下 400 /弓350、槍50
ゾフィヤ麾下 550 /弓300、パイク100、槍150
工作部隊 200
□死翼傭兵団 (不明)
カーク
ユーリエ
[ギィの弔いが終わった頃を見計らって、棺の前に進む。
棺の中で眠る彼に一礼して。]
ルートヴィヒさま……。こうして無事にお目通りすることが出来ました。そのことにまずは感謝を。
それと……。
[言いかけて途中で口を噤んで。]
ドロシーにも伝えてください。
すみませんが、貴方がたとギィさまが直接お会い出来るのは当分先の話だと。
貴方がたの想いを無駄にしないためにも。ギィさまは必ずお護りいたしますから。ご安心ください。
ん。おはようございます。
ちょっと夜に眠ってみたら、こんな時間までずっと休んでいたや。
――あ、イクセルさん、地図を書き換えてくれたみたい?
お疲れ様です
―市街地―
さてと…まだ城攻めははじまってねぇか。
よかった。さすがにあそこは勝手に進入できん。
[前庭と内陣までは別に苦労せず入ることはできるけどとか内心で呟きつつひとまず現状を探ろうと、市街地の屋根を登り見た]
そうですね。前庭や城壁を爆破するとかのムチャを千人前後なのに敢行しない限り。
もうこれは内陣より外を完全に封鎖されたと見ても大丈夫ですね。
兵力は三倍か……
― 聖堂 ―
[少し離れたところに立って、
ゾフィヤがルートヴィヒに語りかけるのを見守る。
その間、左手は無意識に胸を押さえていた。
ゾフィヤに心配げな顔をされた時には誤魔化したが、
痛みは未だ、背中から胸の奥まで疼いている。
今は、鎧で締めているから立っているが、
外した時にどうなるか、自分でも自信はなかった。]
[しばらく、静かに祈りの時を過ごし。
それから、ゾフィヤの背中に、そっと声をかける。]
ゾフィ、私は一度部屋に戻る。
君も、少し休むといい。
この後は、戦いが終わるまでは休めないだろうから。
[熱心に何かを祈り続ける女に、後ろから声が掛かった。]
休む……のですか?
別々に……?
[言葉の意図を掴みかねていた。]
……ああ。
私は少し、することがあるから。
[それは、あまり見せたくないような類の
卑劣で、冷酷な部分だったから。]
だから、後で。
[内心を隠して、微笑む。]
―― そんな顔をするな。
すぐに、いくから。
[離れようとするゾフィヤを引き戻して囁き、
笑みを投げかけてから、彼女に背を向けた。]
[彼がこれから何をするのかはわからなかった。
ただ、やはり全てを見せてはもらえないのだと――。
一緒に歩くというのはどういうことなのだろう。
何もかも知ることなのか。
それとも彼が「今は別々に」と判断したことなら、知らないでいることが彼にとっての幸せなのだろうか。
悩んでも答えは出ない。]
ギィさま……私は貴方の良き支えに。なれるでしょうか。
[部屋に戻って、扉をぱたりと閉めると一人呟いた。]
― 城 ―
[ゾフィヤと別れた後、兵のひとりを呼びつける。]
―― せっかく用意させた物を無駄にするのも惜しい。
例の"鳥籠"をひとつ、最上階へ。
[命じて、自分もまた上への階段を上る。]
[今、城に残る非戦闘員は、僅かだった。
将やゾフィヤの身の回りを世話する者たち。
敏腕の医師と、その助手。
そして、城の最上階に在る公主と、
その世話を一手に引き受けている侍女。
最上階の部屋に向かい、扉を開ければ、
侍女が公主の話し相手になっているところだった。]
しばらく、外へ。
[侍女を追い出し、公主と二人きりになる。
怯えるその目に視線を合わせ、膝をつく。]
タチアナ様。
――私は、これからあなたに、
残念なお知らせをしなくてはなりません。
[びくり、と囚われの娘が、身体を固くする。]
―― 先日、私はこの城へ迫る反乱軍に、
あなた様の身に危険が及ぶ故、攻撃を止めるようにと
そう、申し送ったのですが…
[酷く優しげな声で、注ぎ込むは毒。]
…残念ながら、彼らはあなたの身の安全など
どうやら、興味もないようです。
此方の言葉を無視して攻撃してきたからには、
相応の罰を与えねば、なりませんね。
[薄らと、笑む]
― 自室 ―
[部屋の中には、美しい調度品の数々。豪華な天蓋付きの寝台や、身を整えるための鏡台。白いレースのカーテンは今は窓と一緒に閉ざされていたが。
何もかも不自由のないように。そんな主の心遣いが直ぐにでも判る様な部屋。]
……こんなに大事にされてたのね。
[傍にいるだけでも、彼の為に生きることが出来る。自分はそう考えたのではなかったのだろうか。]
ダメね……。人はすぐに欲張りすぎるから。
[軽く首をふると、革貼りのソファに腰掛けた。
直ぐに動けるように鎧は来たまま。部屋の雰囲気から大分掛け離れてしまっているが、それは構わない。]
あなた様の姿を彼らにお示しになり
自分たちの行為がどれほど愚かであったか、
彼らに理解させてやりなさい。
そうすれば、彼らも悔い改めるでしょうから。
……さあ。
[眸を大きく見開き、触らないでと叫んで後ずさる。
そんな公主の腕を掴み、暴れる身体を抱き上げた。
兵がひとり入ってきて、部屋の窓から鎖を垂らす。
それを横目に、公主を抱えたまま、下の階へ向かう。]
[公主の部屋の真下には、テラスが張り出していて。
今、そのテラスには大きな鉄の鳥籠が置かれていた。
それは、戦いが始まる前、
エティゴナ商会に届けさせたものの一つ。]
さあ。しばらくはここがあなたの部屋です。
[嫌がる公主を鳥籠に押し込んで
外側から扉に鍵をかける。
公主の部屋の窓から伸びた鎖が鳥籠に繋がれ、
ゆらゆらと揺れながら、鉄籠は引き上げられていった。]
―解放軍本陣―
[解放軍では、兵として居た時間よりも手伝いとして働いていた時間の方が長い。
以前は火を起こすのに苦労した調理場、歓声を上げて走り回る子供達、並んで干した白いシャツ―――。]
………お世話に、なりました。
[出陣までの僅かな時間。
ひとつひとつの愛しい存在に、目だけで礼をして回る。
ふと天幕の一角のテーブルに腰掛け、微笑んだ。ここ数日で、幾度も使った席。
そうして、軍議の行われる大きな天幕を、最後に見上げる。
思えば、全てはあの場所から始まったのだ。]
今日は展開ゆっくりめかな?
グレートヒェンの緑の回答待ちつつw
ところで、
“魔王”カークはジンロウ町(瓜468)」の魔王さまだろうか。
理由は就眠時間と、人名ミス率の高さ…(←そこか
さて。
[鳥籠の鍵は自分の懐へ。
部屋の鍵は、相変わらず自分と侍女が持つ。
それから、弓矢と紙を持ってこさせて、
なにやら書き付けた紙を、矢に結びつけた。
城の上より東南の方角を望めば、
ひしめき陣を構える反乱軍の騎士達。
その中央に、一際目立つ白い軍装を認めて、
弓を引き絞り、放つ。
高さと特殊な鏃の力を得て、
矢は目指す人物の近くまで届くだろう。]
なん…だと…!?
何か公主様エラいことになってるー!?
…ハイ、せこせこ書いてた救出シーン全部消えマシタ…orz
[地図から照らし合わせるように覗き見た城の様子>>130
その城の、テラスから引き上げられて行く鳥籠の様子を、眺めているその眼差しが、幾分か冷たい物になっている]
――――外道、だね。
見目麗しい幼女で、しかも公主に対して行うには、強すぎる反感が来かねないくらい。
公然と見せ付ければ、帝国兵の士気にも関わりかねないけど。
……人質の立て方としては下手じゃない。いや、寧ろ上手い。
人質の真価は、それが生きている事が一番。事実、傷一つついては居ないけど。
解放軍に与える心理的な圧迫には充分。
鎖を断ち切れば、生きていられる保障もない。
しかも断ち切る鎖は、邪魔立ての難しい室内に伸びてる。
…………
[依然、険しい顔で眺めて]
―――……
[大きく裂けたドレスの裾。所々泥や血で染まり赤黒い染みを作っている。
不自然に切られた髪。靴は途中で捨ててしまった。
ほんの少しの身の回りの品と、布で巻いた剣だけを抱えて。]
……グレートヒェン・ヴィーラントと申します。
戦前は公国軍下尉官相当を頂いておりました。
私を解放軍に置いて下さい。
[夜半、本陣へと駆け込んで来た不審な娘を迎え入れた大きな天幕。遅くまで軍議が行われていたのだろうか、其処にはまだ幾人か人が残っていた。
最初に見た「解放軍」の姿は、場の面々の表情は、今でも一枚の白黒の静止画として脳裏に焼きついている。]
[矢に結ばれた書き付けには、
こんな文言が書かれていた。
親愛なる反乱軍将兵諸君。
以前、貴君等の将に頼んだ伝言は、
受け取られているだろうか。
今一度、貴君等に改めて告げよう。
ここ、ランヴィナス公国の正当なる支配者、
タチアナ公主のお身体を案じるならば、
直ちに兵を退き、軍装を解き、家へと帰るがいい。
今ひとたび、忠告を無視して攻撃を始めるならば、
貴君等の頭上に、公主が舞い降りる事となるだろう。
執政官. G.L.D.コルベール]
[始まりは大きな天幕から。再出発はこの席から。]
いろいろな事が、ありました。
きっとこれが、最後の戦い。無事に戻れるかは分からない。
――…ノーラさん。
シュテラ殿。ミヒャエル殿。
ヴェルナーさん。
まだ近くに居てくれているでしょうか。
……この辺り、とか。こことか。
[小さな想像をして、周囲に視線を投げてみる。
自然、行き交う兵の中に姿を探してしまう。
その間も、伝令の兵たちは次々と戦場の状況を伝えてくる。
――出陣の時刻が、刻一刻と迫っていた。]
[全てを終えて、溜息をついて。
ゆるりと自分の部屋へと向かう。
解放軍と名乗る連中が、どう反応するかは知らないが
完全に無視する事は無かろう、と思う。
対処する為に、時間を費やしてくれるなら、
それだけでも良かった。
今は、ともかく、僅かにでも時間が欲しい。
自室に入り、ベッドに腰を下ろし、
もう一度、深く長い息を吐く。]
―→自室 ―
そういえば、ジークムントは足も腕も怪我していたのに、俺を運ばせてすまん。
俺を抱えて川に入り、永久の別れを告げて、俺の身体が水に漂い去るのを見送った後、ジークムントが水面に拳を叩き付けるあのシーン、頭の中にすごく鮮明に浮かんでる。
酒を川に注ぐ追悼のシーンもな。
――宝物だ。
…矢文が?
[程なくして、その文は男の元へと齎された。
一瞥して、眉根が上がる。
ちらりと見上げた左斜め上方、幾つもの尖塔が瀟洒に並ぶ城の窓辺。
一際高いそこに、シャンデリアに掛けたアクセサリーのように、
頼りなくひとつの鳥篭が揺れる。
その中までを見通すことは叶わぬものの、
文をぐしゃりと握って、若草の瞳は鋭く細められた。]
………、これを。
[グレートヒェンへと、その文を手渡す。]
[疲れているのかソファに座ると同時に少し眠っていたらしい。
夢を見ていたような気がした。
輝かしいあの頃。
ヴェルナーがまわりの男どもを追い払っている。
あの日、入ったひとつの連絡。
此処へやってきて。カスパルやルートヴィヒやドロシーと出会って。
そして今――。]
隣村も次の更新でエピとか。
ここと30分差でエピ入りなんですね。
しかし、隣村の野郎共は合戦メインに見えるんですけどw
恋愛村なんスか、本当にww
両方のエピが終わった後で、スピンオフ的に交流団体戦やっても面白いかもしれん。
まあ、戦場を設定するのが難だけど。
ミヒャエル被るしな。
ちなみに、プロローグ中にキャラセット入れ替えをやったら、同キャラ2人とか入れられるのだろうか?
あとで雑談村で聞いてみるか。
―解放軍・本陣―
[総指揮官の号令に、音が応えた。
地鳴りのようなそれは本陣を覆い尽くし地を揺らし、空を駆け、心を突き抜ける。
全ての終結に向けた戦が、幕を開けようとしていた。]
―――勝利を我等が解放軍に。
[正面に旗を見据えて、はっきりと響かせる。
精鋭1500を従え、モアネットへの道を駆けた。*]
―モアネット城・小鳥の檻・回想―
[少女は、空を見ていた。鉄格子に区切られた、青い空。
遠くに聞こえる喧騒も、少女には別世界の出来事。四角く切り取られた小さな世界から、空だけを見上げる。
そんな日が何日続いたであろうか。]
― 自室 ―
後世の者は、私をどう評価するのだろうな。
[自嘲気味に呟いて。
鳥籠の中で泣いているだろう公主のことを思う。
実際に、反乱軍が攻撃してきても、
殺すつもりはなかった。
そんな事をしても、向こうの志気が上がるだけ。
公主を殺してしまえば、その後の統治がやりにくくなる。
もっとも、公主を城の外に吊り下げたというだけで
十分に恨みを買う行為ではあるが
それは所詮、自分の悪評が一つ増えるだけのこと。]
[そして…時が訪れる。
夕暮れ時の、鉄格子の向こう。夕焼けのキャンバスの上で、黒い兎の耳が風になびき、ぴょこん、と跳ねた。
少女には、そう見えた。]
>>144 続き
[鉤爪付きロープを支えに、ブーツの鉤を外壁にかけ、鉄格子のはまった窓を、そっとのぞき込む。左右でまとめた黒髪が風に跳ねる。まるで、黒い兎の耳のように。]
…さて、小鳥ちゃんはお元気かしら?うふふ♪
[少女と目が合った。その深い緑の瞳が見開き、顔が、体全体がこわばる。しかし…]
(ダ・イ・ジョ・ウ・ブ)
[声に出さずにそう言い、微笑む。優しく、微笑む。少女に、少しでも多くのものが伝わるように、祈りながら。]
[――と、部屋の外に気配を感じて、
ゆるりと姿勢を正した。
馴染みの深い気配に、微笑んで、声をかける。]
――ゾフィか?
…おいで。
― ギィの自室前 ―
[こんこんと戸を叩いて。]
ギィさま。参りました。
[ギィの声が掛かれば、戸を開けて部屋に入った。]
[瞬きをした少女が、恐る恐る窓辺に寄った時、黒い姿は消えていた。「どうかしましたか?」侍女の声がかかる。]
「何でもありません」
[きゅ、と唇を結んで、ふるふると首を振る。その声は、確かに兎の耳に届いて。
「信じてくれた者の力になる」
それが、兎の誓い。]**
― 自室 ―
[入ってくるゾフィヤに、近寄るようにと手招きする。
自身は鎧も解かないまま、ベッドに腰掛けて。]
良く来てくれた。
疲れていないかい?
[先程、公主に向けたものとはまるで違う、
柔らかな笑み。]
― ギィの自室 ―
[手招きされると、よく顔が見える距離まで近づいて。]
先ほど少し眠りましたから。大丈夫ですわ。
[そう告げる女も未だ鎧姿のまま。]
―モアネット途上―
[口を開こうとして、その的確な先読みにくすりと笑う。>>=0
創傷は出血量はともかく、本陣の医者の的確な処置で事なきを得た。]
…この場に居ると、自分の身体の痛みなど忘れてしまいます。
後ろから伝わる大気の振動の方が痛いくらい。
[最終戦に赴く兵の気迫は灼熱の気配を帯び、鋭利に過ぎる。
それよりも、とジークムントの腕と脚を視線で示し同様に問い掛けようとするが、伏せた瞳に口を閉ざした。
腕の傷も脚の傷も、目にしたのはつい最近のこと。癒えている筈もないのだから。]
しかしこれ、どうすりゃいいんだろ。
「シャドウだから、鍵開けくらい出来るだろJK」でいいのかな?何かそれもどうかと思うけど。
ギィを倒して鍵を奪うにしても、エティゴナ商会で合鍵を取ってくる、とかにしても、時間が足りない気が;;
かといって、気合いで鍵を壊します、っていうキャラじゃないし。
うーん、参ったな…
[ゾフィヤの鎧姿に目を細め、
もっと近くへ、というように手を広げる。]
先程、反乱軍に少々策を仕掛けておいた。
もしかしたら、あれで怒り狂って
すぐにでも攻撃をかけてくるかもしれないが、
ほとんど、その心配もないだろう。
――だから。
…しばらくはゆっくり出来るはずだ。
[武装を外して良いのだと、言外に。]
[目の前に広がる手。ごく自然にその手の中にすっぽりと収まって。ギィの両肩に手を添えた。]
策……ですか?
[また文でも投げたのだろうか。その予想自体は当たっているが、文の中身までは知らない。公主を閉じ込めた鳥籠は自身の部屋からは、死角になっていたから。]
あの……ゆっくりできるなら……。
作戦なり、稽古なり……。
[まだ頭が切り替わっていないのか、そんな提案をした。]
―― 作戦なら、この頭の中にある。
[正確には、取りうる策などほとんど残されていない。]
――稽古をして怪我でもしたら、後に響くだろう?
[でも、ゆっくり休むべきだ、とは言わない。]
ひとときでいい。
二人きりで、過ごしたい。
[慣れた手が、ゾフィヤの鎧を手早く外していく。]
…………、
[ギィの名を聞けば、僅かに唇を引き締める。
一瞬で霧散した表情、紡がれる言葉。全てに静かに耳を傾けていた。]
……そう簡単には、捨てられません。
[言葉が切れた時、それだけぽつりと口にする。
不意に遠くへと視線を投げて、それから戻す。]
[実際、作戦なんて彼に任せるしかないし、稽古するにも、前科がある以上付き合ってくれる兵はいないのだろう。
そう考えると確かにギィの言うことは一理あるのだが。]
その……2人きりで過ごすのに、鎧を脱ぐ必要……が……。
……永きに渡る侵略と侵攻で、多くの血が流れました。多くの命を喪いました。
でもそれもきっともう、最後。
最後に、しなくては。
[凄惨な戦場を越え、幾つもの死を越えて尚、彼らの間に、確かな友情が存在しているのならば。
もしも、ジークムントが捨てられずにいるのと同様に、あの赤毛の執政官の心の何処かにまだ友への想いが残っているならば。]
ジークムント様はジークムント様の信じるものを、信じる道を貫いて下さい。
そうすれば、きっと………
[どのような結果が訪れようとも、何かが変わると信じている。
言葉の先は、沈黙に沈める。
それは、祈りにも似た思い。]
――― まだ一度も、君をちゃんと抱いてない。
[酷く真剣な目で、腕の中の娘を見つめる。]
だから。
[この為の時間が欲しかったのだと。
だからあんな策を為したと。
そんな事を言ったら、怒るだろうかと想像すれば、
小さく、笑みが零れる。]
―――…
[沈黙を塗り替える、思わぬ言葉。
僅かに見開かれた翡翠は、数度瞬く。]
少し、驚いてしまいました。
私も、この国の外の世界を見たいと思っていたのです……
[暫く、何を思うか高い空を見上げていた。
風の音、木々のざわめき、川のせせらぎを聞き分けようとするかの様、瞳を閉じる。
何時からだっただろうか。
何故だっただろうか。
幾度も自身に問い掛けて、思考を辿って。]
え……。
[彼の口から紡がれた言葉に、頭は真っ白になる。]
その……抱いてないって……。どういう……。
[ただこうやって腕の中で抱きかかえられていればいいのだろうか。
それとも――。]
[やがて小さな決意と共に、瞳を開けて。
顔を上げ、若草色の瞳へと微笑みかけた。
――……、
この地に平和を取り戻したら……
そうしたら、その時はどうかお連れ下さい。
[私では護衛には力不足ですけれど、と翡翠の双眸には悪戯な光を宿し、同じ方向を見詰める約束を紡ぐ唇は弧を描く。
それは、生きて再びこの地に立つ為、未来へ繋ぐ為のもの。]
……たとえば、あの丘の向こう。
あちらには、どんな風が吹くのでしょうね――? *
[欲しい――ということは、やはりそうなのだろうか。考えなかったわけではない。ただギィ自身は鎧を外していなかったから、自分の勘違いなのではと思っていた。
いや今も勘違いであってほしい。
何故なら――。
其れを確かめるべく、勘違いなら後から恥ずかしくなるであろう言葉を口にした。]
その……。だめ……です。
お怪我……されてるのに……。
/*
白を桃が侵食し始めたこと把握、です!!!w
侵攻ロール落とすのはお邪魔かしら、かしら。
(どきどき)
明日にしようかな。挟んだらごめんなさい。
[何も言わず微笑んで、
抱え上げた娘を、ベッドの上に座らせる。
それから、自分の鎧に手を伸ばした。
一つ、深く息を吸い、吐いて。
鎧を留めるベルトを外していく。
解放された痛みが、身体に広がっていくが、
それは意思でねじ伏せた。
じく、と。あかが滲む気配を感じたが、
それも、無視した。
ただ、背中を見せないように。
鎧を全て脱ぎ捨てて、
娘に、覆い被さる。]
/*
レーティングが心配です……。私はまあいいのですが、自分がいいから暴走ってのも締まらないので。
返してからメモにはるか……。
[目の前のひとは何も言わないかわりに、鎧を脱ぎ捨てた。それが「答え」ということ。]
ギィさま……。だめ……。
もし、敵が攻めてきたら……。
[もし、傷が開いてしまったら。]
お願い……。
[直接的な抵抗はしないけれども。]
[白の中に座る黒のひとを見下ろし、
その双眸に光るものを認めて、苦笑する。]
今、敵が攻めてくるなら
私の命数も、その程度という事だろう。
[背中の怪我にしても]
…身体も、心配いらないよ?
[治るかどうか、分からない]
泣くほど嫌だと言うなら、これ以上はしないけど
[ゾフィヤの上から退いて、
ベッドにごろり、ころがる。]
今しかない…かもしれないから。
[手は再び、黒い髪の上へ。]
ですが……。
[尚も言い募ろうとするが、言葉が出てこない。]
嫌……じゃないのです。心配なだけで……。
それに……今しかないだなんて。
勝って。生きて。それから欲しいと仰って……。
[ごろりと仰向けになった、彼の瞳を覗き込むようにして。
其れでも如何してもというのなら。
自分にはもう抵抗する術はない。]
/*
これは……死亡フラグ……なのだろうか。
ギィが死んだ後、抗戦するかどうかは……遺言とかあるかなぁ。なかったらその場で考えよう。
…………
[視界の情報は、既にシャットアウトしている>>164
これ以上はいくら幽霊とはいえ、非常に宜しくない]
……ュ…………
[一瞬、『何処か』に視線を移しては見せたが。
慌てて何でもないように取り繕って、ノーラから頂いたグラッド・アイをもう一度、傾けて]
勝って、生きて、帰ったら。
またしてもらう事にする。
でも、今も欲しい。
[子供のようなわがままを言う。
それは戦場の熱狂にあてられたせいかもしれず。]
―― いいかい?
[腕を伸ばして、黒髪の頭を引き寄せる]
わかりましたわ……。
貴方はやると決めたら、絶対にやる人ですものね……。
[元々、愛する人に其処まで熱心に求められてしまえば、拒めるはずもなく。]++
[彼の唇を――。身体全体を受け止めて。]
……幸せに、してください。
[甘く、忘れられない一夜を。
貴方とともに。**]
/*
一夜じゃなくてひとときだな……。
ちゃんと暗転してくれた。良かった。
これが本当の朝チュンってヤツですね。空が明るい……。
[台無しなひとりごとだった。]
― モアネット城 ―
[凄惨な現場に息を呑む。
指揮官不在により統制が乱れ、動きに精彩を欠いた兵達が引き起こした混乱と迷走の痕。
地に伏し動かぬ骸、重傷に呻く者、指揮官到着に息を吐く者。
次々に飛ぶジークムントの的確な指示に従い、敵兵自軍兵共に収容されて行く。]
……随分と長く、待たせてしまいました。
皆、ありがとう。
[内陣や袖門からの兵の撤退が進む中、北東部を守った兵達へと声を掛ける。
ヴェルナーの危機に共に走り、彼の死を間近に目撃した者達も、激しい攻防で随分と削られ消耗しているようだった。
短い謝罪と感謝だが、彼らに意図は伝わると信じている]
聞いての通り、一時退いて身体を休めてから、非常時に備えて今一度小隊の再編成を。
……え? いいえ、怪我しているなら、治療を受けて休んで頂戴。
だめ。無益な戦いは悲しみを増やすだけよ。
城内への突入を少数に止めた理由をよく考えて。
――貴方達の思いを連れて、一緒に戦うから。お願い、ね?
[ヴェルナー亡き後、帝国へ一矢報いたいとの想いが強くなっているのは見てとれる。
このような時だからこそ勢いの儘に動いてはならないと諭し、内陣の状況確認に回った]
聞いての通り。
一時退いて身体を休めてから、非常時に備えて今一度小隊の再編成を。
……え? いいえ、怪我しているなら、治療を受けて休んで頂戴。
いざというときは召集をかけるけれど、それまでは安全な場所で待機を。無益な戦いは悲しみを増やすだけよ。
城内への突入を少数に止めた理由をよく考えて。
――貴方達の思いを連れて、一緒に戦うから。お願い、ね?
[ヴェルナー亡き後、帝国へ一矢報いたいとの想いが強くなっているのは見てとれる。
このような時だからこそ勢いの儘に動いてはならないと諭し、内陣の状況確認に回った]
― 東袖門 ―
[伝令が矢文を持って訪れたことを知ったのは、東袖門付近へと戻った時のこと。
ジークムントの表情から察するに、良い報せではないのだろう。手渡された文>>138を受け取り、刻まれた皺を伸ばしながら紙に目を走らせる――]
な……っ!?
[顔から血の気が引く。
何かを探すよう上空を見上げ、城の窓辺に鳥篭を認めれば思わず身震いする。]
非道い…あんな……あんな場所に公主様を…?
[受け止める事はとても不可能。
鳥籠を落とされれば、まず間違いなく命を落とすだろう。
公主の命と引き換えでは、攻撃を開始することが出来ない。]
あの鎖……もし、切れてしまったら――。
どうにかして、お助け出来ないでしょうか。
[一度強い風でも吹けば、籠は大きく揺れるだろう。
どれ程心細い思いをしていることか。
籠を見上げる表情は、公主の身を案じて*曇った。*]
(つд⊂)・)
ほら、子供はそういうのを見ない。
今出歯亀したら大変なことになっちゃうよ
[主に描写や声的に。
視覚的には、言うまでも無し]
/*
>>+104
更新時の段階で▼ギィで決定が出てますね。
>>+105
同 感 w>>158
自分はむしろ、蜜月通り越して、下手すればゾフィアにはもうお腹の中に誰か居ても可笑しくないとさえ思っていたのに。
これはあれだろうか。
怖い程に清い関係を二人で保っていたのか。
それともギィがミヒャを越える程のへたれ症だったのか。
そっちの方向に想像が行く自分は間違いなく病気。
っ!?
いやいや、遠慮しておく遠慮しておくっ!
ただ愛する二人はそっと視線を剃らして置こう!?
[とりあえず、全力で首振って否定するが。
実質問題、間違いなく自身より少年の方が大人☆だろう]
/*
>>+110
カーク第三勢力化すれば、それこそ言ってたような魔王再臨にw
判定的にはどうなるんだろうか。
一応解放軍勝利の定義と同じだけど、ただ占拠した陣営が違っている。そんな感じになるのかな……?
>>+111
それも大きな要因だと思うけれども、入院中の病人である自分に取っては、もう一押しのスパイスが欲しい。
実は夜九時にはしっかり寝る良い子だとか、案外タチアナ様が出歯亀してたりとか、ゾフィの照れ隠しで毎度撃沈気絶とか、いっそジークを脳裏に思い浮かべたりとか
あぁ、ごめんごめん。
大丈夫、多分、二股してでも君にもちゃんと愛をくれる人だよ。
[少し苦笑交じりにじたばたする彼を宥めながら。
案外熟知している恋愛感には感嘆するばかり]
……ん?……キャス様が……?
何でそこで……
[わからないと言う風に、出てきた彼女の名前に小首を傾げて居るが、残念ながら理由を察せ無い程度には丁度鈍かった]
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