情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[打ち寄せては、押し返され。
群れ集っては、蹴散らされ。
繰り返す波状攻撃が、立ち塞がるトールの前にことごとく砕け散る。]
『日輪青くかげろへば
修羅は樹林に交響し
陥りくらむ天の椀から
黒い木の群落が延び
その枝はかなしくしげり
すべて二重の風景を
喪神の森の梢から
ひらめいてとびたつからす 』
オレは別に誰の味方でもないってのに。
[矢は追ってこない、個人の的確な判断だったのだろう。敵国の将が奪還されたのだ。軍勢にはそちらを追う方を選ぶだろう、若干の時間を消費して。
男は馬の腹を蹴ると、東へ。キャスティール軍と併走するようにトールの姿を目指す]
>>447
エキストラだから許してね。
ここまでのおれTUEEEE描写は初めてやるんですよ。ホント。
いつもは神父とか神父とか神父とか。
…と言うか、拗ねただの、一緒だっただの、余分なことは見なくとも良い。
今申したことのいくつかは、早晩忘れよ。
[…は片手でドロシーの両目を塞いだ。]//
―カメリア街道―
[強行軍をくりかえした兵たちもやっと王都に帰れるとあってか自然と足取りは速く。喜びにあふれる帰路の。はずだった。
−−目の前に広がるのは散らばった残骸。そして戦場]
いったい何が…。
[負傷した兵をみつけて問い詰める]
おい!なにがあったんだ!
「…あの裏切り者…ヴォルフレイムが…オズワルド将軍の奪還を…」
なんだって…トール…が?ではシェイ様は…ヒルデは…マリエッタは一体…。
>>*91
残念ながらフィオン王子には、爽快な戦いも、悲惨な戦いも、区別はないんでしょうね。
戦の中の輝けるものを、お教えして差し上げたいな。
……ん?
[不意に速度を落としたクレーデル。オズワルドの視線の先を辿れば、兵の姿]
まあ、完全に見つからず向かうのは無理ですね。
相手も対策を立てている。
[いけるか、と問われれば当然頷く。付かず離れず、というのは言う以上に難しいものなのだが]
難しい事を仰いますね。
ええ、存分に暴れて大丈夫ですよ。
[オズワルドへと、微笑してみせた。
己の武器は騎馬戦には向かない。自らも馬を降り剣を抜き、臨戦態勢を取る]
[累々と、折り重なる王国兵。
その要に立つトールのマントはもはや純白ではなく、傷はその身に達し、武具は重い。
だが、見据える瞳は、意志の光強く牙をむく。]//
『まことのことばはうしなはれ
雲はちぎれてそらをとぶ
ああかがやきの四月の底を
はぎしり燃えてゆききする
おれはひとりの修羅なのだ』
きゃっ。
[風姫>>450から、両目を塞がれて、一瞬驚いた。しかし、すぐにくすくすと笑い出す]
分かりました、そうします。
でも、ごめんなさい。余分なもの見ちゃって。//
―進軍道中―
[その最中、我々は王都へと還るべく、カメリア街道を突き進んでいた。
そこで我々が目にしたのは、驚くべき光景だった。]
何だこれは……
[目を瞑るような事はせず、目の前の光景を事実として受け止める]
[気がつけば、見知らぬ部屋に立っていた。高級だが、派手すぎない調度。あたたかく燃える、暖炉の炎]
……ここは?
[室内を見回そうと、首を巡らせる。自分の髪が結い上げられていることに、重みで気づく。見下ろせば、体を包むのは淡い藤色の、清楚な仕立てのドレス]
…………?
私は、確か……。
黒い服に、革の防具。……そう、船の上で、戦っ、て……。
[両手を見る。剣を振るった感覚が、確かにある。けれど、この静かな部屋の中では、その記憶は遠い夢のようで]
それで…奴らはどこにいった?敵の人数は?
「東…のほう…へ。逃げたのは…ヴォルフレイムとオズワルド将軍だけ…です」
[歯をぎりと噛み締め]
ヒンメル!守備隊の救出及びに怪我人の収容を頼む!
殿下!我々は奴を追いましょう!
…もしシェイさまの御身になにかあったとしたら…絶対に許さない。
それから…
[兵のほうへ向かい自分達についてくる数名の名前を呼び上げて、急ぎ東へ向かう]
『ヒルデ!』
[背後の扉が開く。自分の名を呼ぶ、懐かしい声。懐かしい姿]
『待たせてしまってごめんなさい。……どうしたの?怒ってる?』
[口元に人差し指を当てて、可愛らしく小首を傾げる、その仕草]
いいえ、少しぼんやりしていただけ。ごめんなさいね。
今日のお茶会、楽しみにしていたのよ。
待ったというなら、招待状のお返事を頂いた時からだわ。
[今日は彼女をお茶に招いたのだ、と思い出す。けれど、この部屋は……記憶にある自分の部屋とは、どこか違っていて。それに、彼女は、今は]
――王都アルカナ南方・カメリア街道――
そろそろ来ます。
[...は、街道を見ながら、そっと呟いた。その言葉が消えない内に、前方からキャスティール軍の獅子の紋章の描かれた旗と、沢山の兵士が来た。大きな護送車を取り囲んでいる]
あの中に…赤虎将軍がいます。
[...が目を細めた瞬間、トールと、トールに続く10人が一斉に飛びかかった]//
『……どうしたの?』
[髪の色の違う、今の「マリエッタ」が、寂しげに笑う]
……いいえ。
会えて良かった、のね。きっと。
……はぐれたままでは、寂しいから。
さあ、お茶にしましょう。
アップルパイを焼いてきてくれたんでしょう?
……実はね、姫様もお招きしているの。
/*
と勝手なRPをして*一時離席*
>>453
[ノトカーが下馬するのを見れば、駆け出そうとしたクレーデルの手綱を絞る。
さすがに、徒歩のものを置いて突入するわけにもいくまい。
手にした美しい――だが凶悪な輝きを宿す剣に一瞥を走らせ、頷いて、王国兵たちに向き直る]
[林の中での遭遇故に、弓矢をさほど気にしなくていいのは助かった]
おおおおおっ!
[雄叫びを上げて得物を一閃し、王国兵を睨みつける]
ジラルダンが将、ウォレン・オズワルド!
この首を取って手柄を立てたくば、掛かってこい!
[名乗りを上げれば、返ってくるのは恐怖と、欲望の入り交じった、どよめき。
後ろのノトカーを意識しながら、ゆっくり前へ進めば、その分相手が下がる。
だが、悲鳴のような声を上げて突っ込んできた瞬間、場の均衡が崩れ、たちまちに無数の刃が襲いかかってきた]
「どうせなら傷のないまっさらなトールが欲しかった…」コンラートのメモ
おれTUEEEEやりたくて、すまんかったm(_ _)m
墓落ち者の特権と思ってくれ!
コンラートにとって、シェイ王子の件は、確かに気になるはずだ、うん。
まずそこをクリアしてだ。
あと、皆、飴ありがとうw
戦の中でこそ輝くもの。
ぎりぎりの一線で見えてくるもの。
おまえとコンラートの間にも、それが見えてきそうだ。
――さて、王子はそれに気づくかな。
コンラート!
シェイ王子は無事だ。
信頼のおける人間に託した。
いずれ、彼からおまえに連絡が届くだろう。
報告が遅れてすまなかった。
[トール……いったい何のためにこんな事を……
そんな疑問を抱きながら、東へと走る。
おそらく、このまま進めば、その先にあるのは、私が見てきた世界とは全く違う、壮絶な――もう一つの戦場]
[どのみちこの距離では遠いと判断して、馬を下りようとすれば、新たな騎影が見えた]
ほら、危ないニンゲンが来たら逃げるんだぞ。
[馬の鼻面を二度ほど叩くと馬を下りる。目指すのはトールが居る橋の上。彼が防ぐはずだった兵士を斬る気はないが、気づかれれば斬り捨てて、キャスティールの追っ手を追い越し前へ]
[乱戦の中、一際大きな声が耳に届く。]
[「――“背信者”だ!!」]
[見ると、白銀の騎士が斧槍を持って疾駆して行く。行く先は…護送車。見覚えのある、虎の檻。]
ドロシー!トールじゃ!!
[叫びながら、…はそちらへ馬首を向けた。]//
はい。私は大丈夫です。ありがとうございます。
[風姫の気遣い>>464を感じて、大きく叫ぶ]
私は見届けます。例えどんなに辛い事でも、最後まで。
それが、私があの人と交わした約束だから。
[やがて、護送車は無残に破壊され、赤虎将軍はトールの背後に飛び乗るのを見た。
その姿に、...は少し顔をしかめる。すぐに、打ち付けた右肩を放置していたのが分かったから]
お願いします。トールお兄様の後を、追ってもらえますか。//
これだけ熱血やってると、職場で「自分は…こんなところで何をしているんだ。早く戦場に戻らないと…」とか思う瞬間があります。
>>466
…それはどういう…。
[あたらめて傷をみる。かなり深手を追っている。まわりには無数の王国兵が倒れている]
…まさか…。
カレルが来た!
ちょw ドロシーとサシャも?!
いや、誘ったのおれですが。
超多角とかどう捌く、あと1時間っ!!!
立ち往生無理っ?!
[部隊単位というのは、少数でも梃子摺るものだ。一人一人が役割を持ち、一個小隊として機能するよう訓練を繰り返している。
囲まれてはまずい。周囲に油断無く視線を走らせる。距離を取りすぎれば、レンジの長い武器には不利。しかし今は一人ではない。
横目でオズワルドの場所を確認しつつ、じりと間合いを詰めて]
!
[オズワルドの名乗り、その後数秒とも経たぬうちに雪崩のように場が動き――
身を落とし走り込み、弾き振り抜けるものは弾く。前衛のオズワルドに向け振り下ろされる刃は自身の剣で受けて、彼の止めのタイミングを壊さぬよう]
―セリッサ川周辺―
[東へと進み、セリッサ川の流域へ辿り着く。
川の上には石の橋、そして更にその上にいるのは――]
トール……そなた、斯様な場所で何を……
[トールいわく、シェイは無事だった。だが、安堵の表情を浮かべる暇などなかった。]
ふ。言われるまでもない!
[ドロシーの願いを聞くまでもなく、…は素早く鹿毛の馬を追って馬首を巡らす。数人の兵士が迫るも、栗毛の愛馬は何事もないかのように軽々と振り切った。]//
………ぐ、っ…
[が、多勢に対し此方は二人。僅か届かぬ剣先に数箇所を貫かれ、激痛に息が止まる]
今です。
[小隊の頭を、と唇だけで伝えようと]
―意識のどこか―
[別に死にたいとか、死のうとか、――どうなんだろう。
本当に死にたかったのかもしれない。実は死にたくなかったのかもしれない。
よく、わからない。
それで、多分、きっと。
自分は目を覚ますんだろうなあと、眠る意識のどこかがぼんやりと自覚していた。
それでどうしようとか、それならどうなるだろうとか。
それを考えようとすると、どうにも思考がまとまらない。
多分、眠ってるってそういう事なんだと思う。――どこかで冷静にそんな事を考えている自分が居て、少しおかしかった]
/*
なんとなくRPも投下してみたり。
……。
[こんなに早く走る馬に乗った事は、今まで一度もなかった。風が顔に当たる。首筋を通り抜ける。
それでも、目をしっかりと開けて、前を見た。
振り落とされないように、腕に力を込めて。
そのうち、川にかかる石橋が前方に見えてきた]//
>>479
ぐは、止まってたw
まー、チャンバラしながら話すとか確かにないな。
槍だけ向けられている感じか。
………ふぅ。
こんな所で私は何やってるんだろうねぇ。
[自分の身体に違和感があるような。
夢か幻か現か、自分には判らない。
自分に心底呆れたような口調のまま、辺りを見回す]
[自身の着衣は騎兵のそれではなく、着慣れた豪奢である真紅のドレス。]
お茶会、ねぇ。
/*とか乗ってみた!
[石橋の上で、トールが馬を降りる。しかし、距離を置いて、…は馬を足を緩めた。元より、男二人を乗せた馬なら、いかにクレーデルと言えど、追いつき、前に出ることすら出来た。しかし…]
虎よ、おぬしは…いずこへ向かうつもりなのじゃ…
[小さくつぶやく。手綱を握る手が、少し震えた。]//
>>471
[背後を守るノトカーの、意外なほどに安定した戦いぶりには舌を巻いた。
ただの書生かと思っていたら、剣の心得も確かなものらしい。
この戦乱の時代に旅する者の、欠かせない力であったか。
守るべき者の力量に安堵して、飛びかかってきた相手に斧頭をたたき込む。
勢いのままに半周させて、さらに数人を薙いだ。
相手の数は、確実に減っている。
このままいけば、なんとか凌ぎきれるだろう。
だが、右肩から腕へと、じわりと熱が広がっていた。
少しずつ、ハルバードの動きが鈍くなっていく]
>>474
[「今です」
声に反応して、即座にハルバードを返し、ノトカーに剣を受け止められて動きの止まった相手を突き刺す。
だが、目に映ったノトカーは赤に彩られ、その上にさらなる白刃が落ちかかろうとしていた]
ノトカーっ!
[叫び、剣を弾くべく、ハルバードを振り抜く――]
どうしても通さないというなら…。
[剣の柄に右手をかけると一気に引き抜く]
トール = キャシアス = ヴォルフレイム!
貴様をキャスティール軍に仇なす不忠の輩としてここで斬る!
陛下から賜ったこの剣で!
[馬から飛び降りると一気に飛び掛った]
[風姫>>480の呟きを耳にして、声をかけた]
気になりますか、赤虎将軍が。
[ふっと表情を緩めたが、それでも右手の方を指差して力強く告げた]
私はここに残ります。大丈夫、あの木の上に登りますから、心配しないで下さい。
私はここで、トールお兄様がする事を見届けます。ここまで連れてきて下さって、ありがとうございました。
[風姫の許可が貰えたなら、馬から飛び降りて、スカート姿を全く気にせず、木に登るだろう]//
[懐に飛び込ませてはならない。
着地の瞬間を狙って、ツヴァイヘンダーを振り抜く。]
――おれは、あの男に、惚れた。
>>485
コンラッド。
トールに、不忠という言葉は似合わない。
こいつは、あくまでも自分がするべき事に忠実だ。
――おまえなら分かっているんだろうが。
>>+82
姫様のお越しを賜り、誠に光栄に存じます。
[優雅にお辞儀をして、微笑む]
やはり、姫様にはそのようなお召し物がお似合いと存じます。
[口にしてから、何かがちくりと胸を刺す。他にどんな格好の王女を見たと言うのだろう?]
どうぞ、お席へ。
本日は、東方のお茶をご用意致しました。
[王女を案内し、温かいお茶を淹れるだろう]
>>+81
……あら?
[窓の外。緑の美しい庭に、いつの間にか佇む少年]
[自分は、その少年を――知っている]
こんにちは。よかったら、一緒にお茶をどうぞ。
[無理強いはしない。少年が望む通りに。
招き入れるか、そっとしておくか、
あるいは甘い焼き菓子を持たせるか]
[咄嗟に剣で刃をうけとめる]
…あいつは確かに妙に人をひきつける男だ。
だが、あいつのやり口が気にくわない。
[刃をなんとか跳ねのけると改めて剣を構えなおす]
[…は、馬を降り、こともあろうに木に登り始めた少女を見て、笑った。]
風の民でも、木登りの得意な娘御はなかなかおらぬぞ。吾以外にはな。
[そして、もう一度橋の方を向き直る。]
…良い。吾も見守ろう。
あの男が戦う心、吾も*見届けてみたい。*
生まれた国は、時代は、選べなかった。
騎士の位は、授けられた。
護るべき主君は、定められた。
だが、あの男だけは――おれが選んだ。
>>*97
目が離せないんだよ、おまえは。
おまえの強さは、危うい強さだ。
手綱を付けておかなければ、暴れ馬のようにどこかへ行ってしまいそうでな。
見ているさ。おまえのことを、いつでも。
……あれ。
[いつのまにか、変な所に来ていた。
上手く説明できない。とにかく、変な所。
はっきりと分かるのは一つ。紅茶の香り]
え。
いいの?
[優しそうな女の人だなあとか、そんな事を考えながら。
とてとてと歩いて、遠慮なく席に座って。お菓子を頂いた――んだと、思う]
/*
お邪魔させてもらいましたっ!
[ずずずず]
成る程…ね。
私も護るべき主君は定められた…。
が、今は違う。殿下は私が選んだお方だから。
[最後は傍らのフィオンに聞かせるように]
うーん。参ったな。どうしても通してくれませんかね、此処。急がなきゃならないんです。
待っている人達だって居る。囲まれて泣いてたらどうするんですか。
[本人達に聞かれていたらそれこそ斬られそうだな、等とちらと思うが、刻一刻と変わる状況は時間の無駄を許してはくれない。
今です、と伝えれば、オズワルドが的確に目の前の兵を狙うのが見え]
相手にしてもいい。
でもね、時間と貴方達の命が惜しいんです。
だって、うちの将は強いですから。
[ほら、と視線を上に向ければ、即座に落とされるハルバードの刃。赤が散り、身に降りかかる。
―――さすが、将です。
そう口を開こうとすると同時に、オズワルドの叫ぶ声>>484を耳にして]
―――――う、あ。
[焼け付くような熱さを背中に浴び、激しい痛み、ぐらりと揺れる世界。
そんな中、ハルバードが再度、閃くのを見た―――]
[ふと脳裏に蘇る会話]
そうか…。今がお前が身体よりも大事なものがあるということか。
[隙をうかがう。一撃でしとめなければ。こっちがやられる。]
>>493
ノトカーが、囲まれて泣いているおまえを想像しているぞ?
こんなに楽しそうなおまえを、見せてやりたいものだ。
[生き様を見せるだけだと言い放った男が、惚れた、と言い放つのを、ただ聞いた。見届けると言ったこの目で、朱色に染まる騎士を見つめる。
剣は、今一度きり、件を弾く手応えを送ってきた後に、動きをゆるめている。ぎゅ、と柄を握る手に力を込めた]
これ、トールがコンラートと最後相打ち描写にして、独断でコンラート喰いにしてたら…
吾なら許す!と言いたい(≧▽≦)d
ノトカーっ!くそっ!
[弾き損ねた剣が、ノトカーの体に食い込む。
舌を打ちながら、ハルバードを強引に返し、ノトカーを襲った相手を吹き飛ばす]
散れっ!
[恫喝とともに、ノトカーの体を左腕で掴んで、馬上に引き上げた。
小隊の頭を失って、崩れ立つ隊を蹴散らしつつ、クレーデルをけしかける。
残る兵たちの頭上を飛び越え、クレーデルは2人を乗せて、再び疾駆を開始した]
[不意にわかったような気がした。今度は絶対によけないだろうということが]
…ああ。わかちあえなくて残念だが仕方がないな。
[常人には追いつかないほどのスピードで剣をふりおろす。今度はやすやすとすでに傷ついた肩を貫通した]
[どれだけの攻め手を弾いてきたか。
数多の血を失い、補う術はない。
それでも――戦い、立ち続けた。
最期の時が、訪れるまで。]
>>+86
ええ、どうぞ。
[少年が席に着くのを、ほっとして見守る。茶と菓子を美味しそうに口へ運ぶ様に、やはり胸の奥がちくりと痛んで――すぐに和らいだ]
[互いの名は、いつの間にか互いの記憶の中に混じり込んでいる。けれど、少年の過去は知らない。問わない]
[風が、騎士の叫びを運ぶ。己が心に従い、生きた男の声が、雷鳴のように耳朶を打った。]
「あの男だけは――おれが選んだ。」
……いや、そんな畏まる必要は無いさ。
今じゃ立場なんて――
[はっと、口を噤んでしまう。
ずっと、その立場に居た人間の言葉ではないかと。]
貴方も十二分に似合うと思うさ。
自分よりずっとお姫さまさね。
[ずっと、護衛姿しか見ていなかったが。
それは、本心からの言葉]
――ふぅ。
[と、一つ息を吐いてカップを口にする]
[ヒルデとハンスに優雅にお辞儀をしてみせる。かつて見た姫様のような気品は……少し遠かったけれど]
夜のお茶会かい?
もうすぐ二人が降りてくる。こちらもにぎやかになるといいね。
[貫かれた傷が激痛を呼び血を噴き出すが、苦悶の表情を浮かべる暇などない。
小隊最後の兵をオズワルドが一撃の元に吹き飛ばし葬り去るのを確認して、安堵したよう微笑んだ]
……っ。
オズワルドさん、怪我……してませんか?
大丈夫?
[引き抜かれた剣。どくどくと溢れる赤を止める術も持たず、動けぬ身体は強い腕に引き上げられるに任せる他無かったが]
……済みません。これは無理、かもしれない。二人も乗せていては、もし騎馬隊に見つかりでもしたら……貴方が危ない。
置いて行って下さい。
……見届けさせてくれるんでしょう? この国の未来。
貴方は、こんな処で死んで行って良い人じゃない。だから。
………ね。
[降ろして、行って。早く。と言うように、力の入らぬ指で強く指し示して見せる。
相手はどう応えたか、確認は出来ぬまま。長く息を吐き、青年の意識は其処で、闇に飲まれた**]
えー?
今って、夜だったんだ。
[首を傾げて足をぶらつかせながら。
ここはどこだろうとか、そんな事はもう考えない。考えても意味がない事を知っているから]
馬鹿なことをいうな!
置いていかないと、言っただろう!
[怒鳴りつけながら、しっかりとノトカーを抱える。
クレーデル、もう少し耐えてくれ、と祈りながら]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新