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……おっきーい。
[宿主の瞳を借りて見上げる像は、本物よりもずいぶんと大きくて、似てない、と硝子の音を響かせる。それに、像にはいろいろなものがこびりついていて……それは多分、長年祈られてきた人々の願いなのだろうが、ウォーカーには酷く重そうに見えた]
プルヌス、偉いね。
[言葉をこぼしながら、自分の足下を見る]
プルヌス……決めたんだね。
[戦場に行く、トールに答える様子を思いだし、静かに硝子を鳴らす。
両親との事を、ニンゲンからの奇異の目を、ことさら恐れていたように聞こえていたから、少しだけ心配になったけれど]
ん、俺も一緒にいくから。
[今は剣でしかない自分には、それくらいしかできない。決意の音はけれど穏やかに*響く*]
[表情を緩めるのを目の端で捉えれば、]
…男じゃ、野犬の口にも合わないんじゃないかな。心配無用です。
[それだけ言って、視線を風姫の頭へと戻した。小豆色の髪が揺れ、手に温かい温度が伝わるのを感じる]
月毛の相棒も居ましたし。ね。
[微笑を作って、もう片方の手で数度ぽふぽふとその手を包むと自ら離した]
カレルお兄様。
[カレルが裏声で自分の真似をする>>357のを見て]
ドロシーね。それ、止めた方がいいと思う。
[真面目な顔で、すっぱりキッパリと突っ込みを入れた。
但し断っておくが、本人はこれでも婉曲表現を使って、カレルが傷つかないよう遠回しに伝えているつもりである。以前ならば、もっと遠慮のない単語を使っただろう。
半眼で文句を言われれば、更にむきになって]
え〜。ドロシー、お兄様にあんなに優しくしているのに、まだ足りないの?
[そう反論して、頬を指先でつつかれるのであった]
む〜。何するの。//
[トールへついていくと宣言した直後>>353。虹色の石が、りぃんと音をたてた。
この時々鳴っていたの、この石だったのね。
更に言うと、カレルお兄様が持っている剣の黒鞘から鳴る音とそっくりだわ。
今更と言っていいくらいの速度で、やっと事実に気付く]
元々縁があるから、石が仲介役を買ってでてくれたのかしら。それとも、石を仲介にして縁が出来たのかしら。
[ふとそんな事を思い付いた。
でもどちらにしろ、カレルと出会ったのは、自分にとって嬉しい事だから。別にそれはどうでもいいか、とこっそり笑った]
[ウォーカーが女神の像を見上げている。
大きい、似てないの感想を聞けば、じと目を送った]
似てないのは、大きさだけ?
[実物より美人に作れ、なんて無茶は決して言わないが。あの像は、ちょっと手を抜いていると思う。…因みにこれは、あくまで...の主観による判断なので、合っているかどうかは定かではない]
べ、別に、偉くなんかないもん。
[しかし、誉められた途端、一転して照れくさそうに頬を染める]
このくらい当然でしょ? だって、沢山の人がお祈りにくるんですもの。加護を与えるか与えないかはともかく、聞くべき事は全部聞かないと、お仕事果たせないわ。
[このくらい、当然だと思っていたから。負担だと感じた事などなかった。いきなりねぎらの言葉をかけられると、正直どう反応していいのか、分からない]
うん。私決めたの。
[静かに鳴る音に、短く強く返事をして、自分の意志を表現した]
正直に言えば、まだ怖いと思っているわ。…でも、この機会を逃がしたら。人の目を気にして、本当にやりたい事を我慢したら、私永遠に後悔するもの。
両親にはあとでいっぱい謝る事にする。
[ウォーカーの申し出には、嬉しそうな音を鳴らした]
ありがとう。頼りにしているわ。
[延々と続く緑の丘。鮮やかな碧が光を弾く、木々の葉、草の波。
砂漠から来た目には眩しいほどの翠の氾濫を見ているうちに、同じ髪と目の色をした青年のことを思い出した。
ノトカー。史学者。ペンを以て、世界を留めるもの。
思えば、置いてきてばかりだったなぁと、漸く反省する]
――悪いな。振り回しちまって。
[小さな声で謝罪すれば、そんなこと、最初から分かっていました、記憶の中の彼が溜息混じりに答える]
[ノトカーに、おれの元に来いと声を掛けたのは、そうするべきだと思ったからだった。
ひとつには、純粋に彼の知識と頭脳を欲したゆえ。
だが、もうひとつの理由は、もっと根元的な欲求に基づくもの。
自分が存在した証を、残したい。
自分が生きた時代を、余さず後に伝えたい。
いずれは自分も、この時代も、時の流れに押し流されて消えていくときが来るだろう。
だが、史学者の手はそれを留め、記録し、伝えていく。
記録する者の手によって、時代は永遠の命を得るのだ]
[観察者であり、記録者である史学者の手によって、記憶は後世に引き継がれていく。
おれたちがすることも、その結果も全て、知識として蓄えられていく。
そうすることで、人間はよりよい未来を獲得していくだろう。
失敗を教訓に、成功を希望に]
――ノトカー。
おれたちの全てを見ていてくれ。
[歴史の失敗を、世界が繰り返さないように。
俺たちの命が、世界の灯火となるように]
/* 暇なので、ノトカーへの思いをつづってみた。
別名、押し付け死亡フラグw
王子のところは、ずっと2人で暇らしいけど、こっちはずっと一人で暇だからなぁ。 */
ノトカーには、側にいろと言ってから、一度も側に置いたことが無いな。
唯一、風姫を砦に送るまでは一緒にいたか。
悪いことをしたと、ちょっとは反省しているんだぞ。
――神殿前のパン屋――
[店にとってはありがた迷惑だったかもしれない。
いかにも王都っ子のドロシーはともかく、ムサい男どもや、おのぼりさんな異民族の姫がぞろぞろと押し掛けて、「おれもおれも」とアップルパイを買い求めたのだから。]
[それは微笑ましい光景。
戦争の最中とは思えないような。
ましてや、この連中のほとんどが、死を覚悟しているとは伺いしれぬ明るさだった。]
[自分もと遠慮なく手を出せば、思い出すのは、サブラの陣で、カサンドラが食べさせてくれたアップルパイ]
あなたが寂しがっていそうだから、早く戻りましたよ。
できるだけ、お相手します。
ちなみに、救出作戦は、皆さんの反応にもよりますが、18:30頃開始予定です。
そこへの到着は19:00過ぎになるかもしれませんね。
よろしいですか?
暇つぶしに、今までの事を延々思い出していた。
…色々あったな。
ありすぎて、少々飽和気味だが…。
おとなしくしているから、おまえのタイミングで来いよ。
今日はおまえが主役だ。
>>*49「ちょっとは反省しているんだぞ」
そんなことを言って。
その「ちょっと」のために、全力で相手を助けようとする人なんですよね、あなたは。
さて、やはり24時間前に墓落ち決まっていると、演出がしやすくていいな。
熟考派なので、文章作るためには時間が必須。
語る順番とか、ギミックとか凝りたいタチです。
これに慣れると、本決定後30分で吊り襲撃もままあるガチ村に戻れるか不安ですが…
今回、村建て特権で、自分のスケジュールに余裕のあるところで村建てさせていただいたので、かなり楽でした。
まあ、明日からちと月初めで忙しいので、今日の墓落ちは本当にベストだった。
いや、そこまで狙ってはいませんでしたけどね。
墓下のお嬢さんたち「トール激怒してないじゃーん」と思ったらゴメン。
鎖という名の理性を外されたら、除々に狂い始めて、神殿で完全にベルセルク化して「この街を女神に捧げる戦場にする!」と宣言して、内乱炎上起こすのが当初の予定だったんだが…
あんなタイミングであんなこと>>*16 >>*18言われて、振り向いてしまったんだよ…
>>*51
おれの人生の主役は、常におれですよ。
あなたにこんなに夢中なおれを、絶賛主役認定してるんです。
路線変更といえば。
シェイ王子の奪還を、王国軍をアマゾナイトに呼び寄せるための口実ではなく、実行しようと考えたのも、フィオンやコンラートやベルティルデがトールを信じようとする姿に絆されてしまったからだし、そこにカサンドラを巻込もうと思ったのも、あの一途さを見て、「背後を頼む」と言った言葉を彼女にとっての真実にしてやりたくなったから。
ただの戦争狂で終わるはずだったトールは、皆とのつながりのおかげで、ものすごく大きな方向転換をしてきている…
それが、RP村の醍醐味かな。
……その石、か。
[ドロシーが示す虹色の石に、自分も黒鞘にぶら下げられるそれに目をやって]
オレは、石が、こいつの望みを聞いたんだと思ってたよ。どちらにしても、キミには感謝している、ドロシー。
[こいつ、と柄を叩くと、りぃんと硝子の音が響いた]
>>*54
…その通りだな。
どんな人間であれ、そいつ自身の物語の主役だ。
おまえの物語を見せてもらうさ。
おれに夢中だっていうのは、初耳だな。
コンラートは、「副官」としてのトールの対。
自分の意志を押し殺しても、定められた主人に忠実に尽くし、国を憂うコンラート。
それに対して、自ら主人を選び、過去を裏切り、すべてを捧げることにしたトール。
どっちもどっちの束縛状態が、なんというか面白い。
カレルは、「戦鬼」としてのトールの対。
すでに「向こうの世界」に行っちゃってて、剣で魂を啜ることを是として世界を渡るカレル。
剣にはこだわらず、あくまでも人間の営みとしての戦いを肯定し賛美するトール。
こただわりのポイントが違うだけで、割とおまえら似てるなと思う。
このふたりとの対話は、ぞくぞくしたなぁw
大きさ……以外?
[像とプルヌスを見比べて、ええと、と思案したあとに]
わかった! プルヌスのほうがふわふわでやわらかい!
[びしり、と人差し指を突きつけるような仕草。そもそも似てる気がしないからかえって答えが難しかったわけだが、それを説明する語彙はなかった、残念ながら]
やっぱり、今日の投票はカレルのままにしておこうかな。
コンラートはオズワルドと仲いいしな。
メモで「トール独占したいけど」なんて小悪魔なこと言ってやがったなw
しかし、カレルはドロシーとかなりいい仲だよなー
天魔ログどうなってんだか、気になるぞーwww
とうぜん……? こんなにいっぱい?
[像についた祈りの跡と、これから祈るであろうニンゲンの数をみて、ただただ目を丸くする気配が音に乗る]
やっぱりえらいと思う、俺。
[つぶやいて、途方に暮れたように足下を見た、宿主と同じように。
決めた、と。強く鳴る音には、うん、と深く頷いて。俺も一緒に謝るから、大丈夫、と後押しするように、硝子の音を響かせた]
>>350
ここに来て、固有名詞を増やすかよw
まあ、川の設定があるのは、ラストバトルでやりたいことに必要なので嬉しい。
ま、ノトカーが王都に入る前に、川で馬に水やってるシーンがあったんで、印象に残っていた。
しかしなー、この微妙な描写はトリックだろ、ハニーwww
「何本かの橋が架かっていたが、どれも細く、軍が渡り終えるには時間が掛かる」
これって、一見、「ジラルダン軍が到着するまで、まだ余裕があるよ」という文章に見えるけど、「オズワルドが逃げたときに、追手に軍団出してもここで手間取るよ」という布石になる。
で、もしこの川挟んで対陣ということになったらおまえ、架橋車使う気満々だろーwww
橋の取り合いで消耗戦など、ハニーの趣味ではないはずだ。
[トールがドロシーの手を引いて神殿を立ち、ノトカーと、風姫も続くだろうか。男はその後ろを少し距離を持って追う]
……勝利の女神が先んじて、英雄を勝利に導くものならば。
魔神は戦の終わりで、こぼれたニンゲンを刈り取るものだ。
[ぽつりとつぶやく声は幽かに、神殿の空気を*震わせた*]
そういや、コンラートの責任問題が絶賛放置中の気がするが…
あれではコンラートは死ぬしかないな。
ちなみに、オズワルドの解は「イングリッドの件での責任は罰して当然のところだが、オズワルド捕縛の功により、刑の執行は免除する」という裁定だろう。
おれの出した「別義あるまで、執行保留。より忠勤に励め」とは違っていたけど、正直、どちらでも、あるいは別の回答でも、「決断」さえ出せたらハニー(オズワルド)は、それを認めて対処したと思う。
この人の提示する「問いかけ」というのはそういうものだ。
理想や理屈じゃなく「具体策を出せ」と要求してくるんだよ。
それがベストの回答でなくてもいい。そもそもハニーの考えつく回答がベストとは限らないのだし。
TRPGのシナリオで「あのキャラは本来は死ぬ予定だったけど、君があそこで、死なせまいとああいう行動したから死ななかった」と言われたこともある。
理想を語ることは、熱血を補佐する助けにはなるけど、熱血じゃないんだ。
自分はこの困難に対してどう立ち向かうか主張し、そしてそれを実践してみせるのが熱血だ。
…と、思うw
>>*60
そう。ただの戦場じゃ、懐かない。
おれの血を熱くしてくれる戦でなければ――
おれを飼い続けられる者は、そうそう居ないですよ。
>>*64
含むなぁ。
――ん。まあいい。
おれの可愛い部下である限りは、おまえに与え続けてやるさ。
飽き足らなくなったら、刃向かって来いよ。
最高に熱い戦いを見せてやるぜ?
ふむ…まだ人が来ないな。
まだ皆さん、神殿出るとこまでしか来てないので、さっさと出発するのはどうかと思いつつ…
アップルパイはフレーバーとしてw あまりそこで時間とられて雰囲気に流されるとシリアスさががが。
まあ、好きなんですがね。(アップルパイがじゃなくて、ほんわか日常を挟むことが)
かといって、遅すぎても後ろがつまるし、王国側も動きづらいよーな。
こっちもラストバトルは22時には開始したいから、逆算するとぼちぼち始めないと…ふむ。
――王都大門――
[マカローナが用意してくれた通行書を示せば、衛兵たちは畏まって道をあけた。
トールの壮麗な軍装に気圧されたのもあっただろう。
他の者たちは将軍の供とでも思われたか、特に誰何されることもなく城門の外へと出た。]
/* >>*68
女神様の思し召しで食べたなら…と書こうとして、キャラ視点じゃないことに気づいて止めた。
危ない危ない。 */
――王都アルカナ南方・カメリア街道――
[カメリア街道を下ってゆく。
アマゾナイトの戦後処理を終えたフィオン軍が、王都へ帰還するならば、そう遠くないところまで来ているだろうが、今はまだ、地平線にその影も見えなかった。
トールは自分の選びだした10騎を振り返る。
いずれも、晴れ晴れとした顔をし、軽口さえ叩いている。
全員が、今日死ぬと承知の上でだ。]
フィオン王子は戦場の輝かしさをしらない。
極限の状況で踏ん張って手に入れるもの。
命のやりとりの中でしか育まれないもの。
それを見ようとしない。
「争いは悲しいことだ」で拒絶してしまう。
誰かが――見せてやらなければ、いけない。
[前方から、大勢の兵士がやって来るのが見えた。
押し立てている旗はキャスティール軍のもの。
ただし、交戦の痕跡はなく、アマゾナイトからの帰還ではないとわかる。
なによりも――隊列の中央には、“虎”をおさめた檻があった。]
/* 行く手から近づいてくる騎士の一団。
早馬にしては数が多く、増援にしてあまりに少ない。
純白のマントを翻した、壮麗な出で立ちの男が先頭とあれば、どこかの貴族が遊興にでも行くのかと思う。
だが、遙かにすかし見れば、兜をつけていないその男の顔は、よく見知ったものだった。 */
[軽く馬の腹を蹴り、駆け出す。
食事にでも出かけるように、合図のひとつもなく。
10人の男が、やはり背後に手を振り笑い、トールの後に続いた。]
ところで、皆はおれがどこと合戦して死ぬつもりだと想像していたんでしょうか。
気づいてたかなあ、驚くのかなあ。
[騎馬の一団が駆けてくる。
先頭に立った男のハルバードは、陽光を受けて煌めいた。
使われるためにそこにある。その意志を示して。
僅かに腰を浮かし、全身から余分な力を抜いた臨戦状態で、騎馬の突撃を見据える]
ええ、あなたも武器がないと心細いでしょうから持ってきましたよ。
ちなみに、おれの鎖はクレーデルの鞍袋の中です。
使い道ありましたらどうぞ。
[騎馬は徐々に速度をあげてゆく。
護送部隊の兵たちが、それに気づいて騒ぎ出した。
純白の騎士の姿は、王宮からの特使にでも見えたか。
だが、中のひとりがトールを認めて叫ぶ。
「――“背信者”だ!!」 ]
[アマゾナイトの空を見ながら、私は別働隊の帰還を待った。
3人が、そしてシェイが無事かどうか、心配だった。
ああ、ベルティルデ……マリエッタ……トール……
潮風は依然、我らの周囲を吹き抜けてゆくばかり]
[「背信者」
その言葉の意味を、王国兵たちは分かっているのだろうか。
あの男は、今まで一度も裏切ったことなど無い。
王国で第三王子を守護していたときも、おれの下で戦っていたときも。そしておそらく、再び王国に舞い戻った後も]
来い、トール。
[騎馬の立てる土煙が、緑の丘を覆い隠す]
うむ、そうか。
完全にソロシーンではなく、オズワルドいるから、そっちの反応見つつ落とすとなると、予定より時間がかかるやもしれん…
飯風呂2時間みといてよかった。
[戦場の高揚に笑みを刷き。
いずれ劣らぬ戦場の狼たちが楔となって、突っ込んだ。
隊列が乱れ、悲鳴と怒号が飛び交う。]
[穂先のきらめき。人馬のぶつかりあう音。
戦場を自らの血潮のように感じながら、トールは真っすぐに護送車を目指す。]
じゃあ、似合うって言えば良かった。
[カレル>>367へ、心底残念そうな顔で告げる。頬を突付かれて、楽しそうに笑われる事への、ささやかな抵抗。えー何処がと驚かれて、分かんないならいーもんと横を向いた。
そのまま視線を外していた理由の半分は、>>368でいきなり感謝されて、照れくさかったからなどとは、絶対言わない。
神殿から近くのパン屋に移動する最中。カレルの独語>>369を耳にして、また物騒な事言ってると目を少し三角にした]
誉めてくれてありがとう。
[像と比べたら、ふわふわも柔らかいもあるのかしらと思ったが。ウォーカーが必死に考えた結果なので、にっこり微笑んだ。
…そもそも、ウォーカーは女神だった私の姿を知らなかったわ。
今更そんな事を思い付いたが、後の祭だった]
[慌てふためく護送兵ども。驚きいななく馬たち。
混乱を切り裂きながら、銀の騎士の穂先は、真っ直ぐ虎に向けられている。
白い矢が、稲穂の間を突き抜けるような、その鋭さ]
自分も行動で示すの。
[えらいと誉められて返すのは、唐突とも思える強い音]
祈る人に向かって、言葉だけじゃ駄目、実際に努力をしなくちゃって言っている本人が、怯えていたら話にならないって、考え直したから。
[真っ直ぐ前を見詰める視線はそのままで、拳を握る]
両親に分かって貰えるかは、まだ自信ない。でも、精一杯の誠意を示すわ。
ウォーカーが一緒に謝ってくれるって聞いて、勇気が出た。ありがとう。//
リビングから、キーボードを叩く音が聞こえる…
おれはこのシーン、あらかじめコツコツと書き溜めておいたけど、それにストレスない早さで即リアクション返してくるオズワルド、すげぇな!
自分のとるべき行動に迷いがないんだろうなぁ。
[アマゾナイトから、遠い地平線を見やる。
かの地上にも、いつもとは違う風が駆け抜けてゆく。
遠くに目を凝らすように、目を細めた]
[目の前に迫り来る、銀の騎士。
その手に握られた得物が、風の唸りと共に振るわれた。
固い木の檻が、易々とハルバードの重い斧頭に砕かれていく。
飛び散る破片のいくつかが、虎の顔や体に当たり、弾ける。
咄嗟、飛びすさって立ち上がった。
頭上を遮るものは、既に無い]
[木っ端が飛び、弾け、横木が折れて、檻が軋みをあげる。
鉤爪に掛かった格子を力任せに振り抜けば、樫を組んだ檻は力尽きたように崩壊した。
もはや、遮るものは何もない。]
来たか――
[周囲の喧噪が、すっと遠のく。
空間が切り取られたように、静止する。
もはや鎖から解き放たれている騎士を睨みつけ、吼える]
――トール!
[縄目から解放された瞬間に、馬車の床を蹴って跳ぶ。
その体は見事な放物線を描いて、トールの後、愛馬の背に収まった]
よし、行け!
[鋭い声で、部下と愛馬をもろともに叱咤する]
[追いすがろうとする兵との間に、トールの配下が割って入る。
クレーデルはその脚力をいかんなく発揮して敵中を脱し、疾駆した。]
[みるみる、護送車の残骸が後ろに飛び下がっていく。
頬を切る風。
馬の背で跳ねる躍動。
体に響く、馬蹄の重い響き]
ふ。…っはは、あははははっ!
[腹の底から笑いながら、先を見ていた。
征くべき道の先を]
東だ。東へ向かえ、トール!
[己の力を、取り戻すために――]
/*
とりあえず、ドロシーにはいっぱいの感謝を。
そして褒めなくてすまん。
カレル←朴念仁
ウォーカー←子供
総じて、剣以外の事に疎かった……
*/
[オズワルドの指示を受けて、東へ走る。
元より、心に決めていたルートでもあった。
男ふたり、それもひとりは鎧を着込んだ者を乗せては、さすがのクレーデルも脚力の衰えは否めない。
このままでは、いずれ追いつかれることは明白だった。
アマゾナイトからの軍も迫っているだろう。]
[前方に、急流渦巻くセリッサ川。
そこにかかる古い石橋で、トールはクレーデルを降りた。
ハルバートをオズワルドに手渡すと、鞍の横に吊ったツヴァイヘンダーを取り外す。]
どうするつもりだ?
[ふいごのような息を吐くクレーデルを励ましながら、トールに視線を落とす。
聞かなくとも、その行動で分かる。
だが、敢えてその問いを口にした]
[ひとつ溜息。
視線を来た道へ、ついで、橋の向こうに広がる森の先へと向ける]
――3時間だ。
3時間で戻る。
…命令だ。死ぬな。
[じっとトールの目を見据え、ただ声に力を込めて]
というわけで、今夜は「長坂橋」だ !
石橋だから燃やせないけど。
そういや、トールとオズワルドの1日目冒頭のシーンは、よく考えたらあれ「苦肉の計」だな。
三国志すげーな。
ああ、必ず。
[誓いのように、言葉を口にする。
命をかけた、戦場の誓い]
はっ!
[振り切るように、クレーデルに拍車を当てた。
この森にも、王国の哨戒隊がいる。
それを突破しなければ、本隊にはたどり着けない。
――誓いも、果たせない]
行くぞ!
[この場に残るべきでないものたちに声を掛け、森の中へと駆けていった]**
[地平線の彼方を駆ける風が、幾ばくか騒がしくなったような。
そんな感覚に見舞われる。
風はやがて己にも吹きつけ、濃い亜麻色の髪を揺らす]
――神殿前のパン屋――
[パン屋に入る直前、隣にある服飾店へ駆け込んで、スカーフを一枚購入した。慌てていたから、今着ている服に合うかどうか、自信がない。だがすぐに、仕方ないと諦めた。どうせ、すぐにいらなくなってしまうから。
それと、ナイフ1本と頑丈なロープ。どこで売っているのかと尋ねたら、トールと一緒にいた人が、これでいいいかいと渡してくれたので、借りた。
鋭い銀色の刃に自分の顔を映して、決意を固める。もう後戻りは出来ない]
このアップルパイ、美味しい。
[最上級の笑顔で、パイを口にする。メイド達が言っていた通りだ、と少し感心した。人の噂も、嘘ばかりではないのだなと。
パン屋を出る時、アップルパイを2ホールを家に届けてもらうよう頼んで、メッセージカードを添える]
”お父様 お母様 ごめんなさい。私は自分の情熱が何かを示す為に、家を出ます ドロシー”
”シェイ様 さようなら。シェイ様が無事王都に帰ってこられて、安心しました ドロシー”
[必ず明日配達してくれと念を押した。マカローナの情報網を警戒して、少しでも時間稼ぎに…と思ったが]
トールお兄様と一緒に家を出たのは知られているから、無理かもしれないわね。
[パン屋の前で、黄色い悲鳴を上げる女性を見ながら、ため息をついた。
けれども、スカーフから覗く首筋に当たる風はとても涼しくて。気持ちがピンと引き締められる。
ぬいぐるみのポコンタンは、背中にロープで縛りつけた]
――神殿前のパン屋――
ふおおおおおおおお!?
…リンゴジュース、リンゴゼリーに続く、至高の味を発見してしもうた…
[…は感動している。瞳に星が宿っている。]
[フィオンの側にたつと]
…いい風ですね。
…本当はまだ殿下には人を斬ってほしくなかったのです。
殿下が本当に理解して、答えを見つけるまで。それからでないと殿下はきっと傷つくだけだと思いましたので。
――アルカナの南・カメリア街道――
[先頭に立つトールは、将軍然とした風格を醸していた。根っからの武人というのはこういうものか。眩しげに見ながら、整備されたカメリア街道から南へと]
あれ…でしょうか。オズワルドさんの護送隊というのは。
思った以上に丁重に扱われてるなあ。
[丁重、というより厳戒態勢と言うべきか。
遠目からは黒い絨毯のようにすら見えるその兵の数は厳重に過ぎ、訳を知らぬ者ならば、たった一人を護送しているとはよもや思わぬだろう]
[トールの手を離れた鉾槍が、鋭い音を奏で空を斬れば、直後微塵に砕け空を散る檻。
思わず感嘆の口笛を吹き鳴らす。
塵木屑を払い退け、臨戦態勢ながらも余裕綽々といったオズワルドの佇まいを見れば、湧き上がるは安堵。
けれどそんな事はおくびにも出さず、唇の端を少し引き上げるに留めて]
ドロシーメモ
「唯一馬にも乗れず、戦いも無理な非戦闘員で」
いざとなったら、女神様パワーでもいいのではないでしょうか……。
無敵設定はまずいでしょうけど、自分の身を守るくらいは有りかと存じます。
[脱出したオズワルドがトールの駆るクレーデルに同乗したのを確認すれば、呟いた]
無事確保、と言ったところですか。
…………東。
[ふむ、と少し瞳を細めつつ後に続く。背後を振り返れば、混乱と怒号。
記憶が定かならば、王国兵は統率力にも優れていた。直ぐに体勢を整えて此方を追って来るだろう。戦いは避けられまい]
[脱出したオズワルドがトールの駆るクレーデルに同乗したのを確認すれば、呟いた]
無事確保、と言ったところですか。
…………東。
[ふむ、と少し瞳を細めつつ後に続く。背後を振り返れば、混乱と怒号。
記憶が定かならば、王国兵は統率力にも優れていた。直ぐに体勢を整えて此方を追って来るだろう。遅かれ早かれ、時間の問題。接触は避けられまい]
/* 改めて読み返すと、すげーなぁ。
なんか、変なテンションになるぜ。
後のおれの役割は…まあ、色々あるか。
今日は忙しいぞ〜。 */
[脚を止めたクレーデル、石橋へと降り立つトール。やや遅れて自身の馬にストップの合図をかけ、同じ様地へと降りた。
念の為後方を確認する。ある程度の距離を置くことに成功したのだろう、敵兵の姿は見えない。
オズワルドが気づいたならば、駆け寄って]
…遅く、なりました。寄り道し過ぎましたかね。
[ぴし、と敬礼。勝手に抜け出して済みません、などとは口にしない。ただ、に、と笑ってみせて]
>>420
ああ、ノトカーか。
[懐かしい緑の髪に、笑みがこぼれる]
心配を掛けたか?
――いや、
[内心の高揚を宿して輝く目が、碧の瞳に向けられた]
よく戻った。待っていたぞ?
[自分のことを棚に上げて、にやりと笑う]
[二人の遣り取りを黙して聞いていたが、トールの言葉には少し表情を曇らせて]
ではトールさんは…ここで?
[共に戦うべきだろうかと考えるも、辺りを見回せば、置かれた環境は特殊。恐らく彼は何か考えがあってこの場所・この条件を選んだのだろう。ならば、邪魔はすまい。頷いて]
僕は、もう暫く将に付いて行きます。
……ああ、これ。もし良ろしれば持って行って下さい。将も。
[トールとオズワルドへと一枚の羊皮紙を手渡そうとしただろう]
抜け道、等と言える程良い物ではありませんが。この辺りの近郊地図です。大岩、窪み…割と詳細に示されているんですよ。
もし僕らが兵を配置するならば、何処に置くか。
記憶して、予測するだけでも、少しは助けになりましょう。
もう時間がない。
―――どうか、御武運を。
――神殿前のパン屋・しばらく前――
[白銀の騎士の促しに、その場にいた者たちが出て行く。武装をした騎馬兵が10騎。「戦」に向かう人数としては、少ない。]
オズワルドの知己と名乗った男。
そして、キャスティールの者とは、名乗らなかった男…
…まさか、虎を再び檻から放とうというのか…
[しばし何事かを思案すると、…は残ったアップルパイを一気に頬張った。]
>>422
[ノトカーが差し出した羊皮紙を手に取り、ざっと一瞥する。
その目が見開かれた]
これはすごい。
[戦略を立てるのに、地図の有無は大きな差となる。
詳細に書かれたその地図には、戦いに必要な情報が詰まっていた]
これがあれば、負けはしない。
ノトカー、助かる。
[素直な称賛と感謝の声を上げてから、トールの方を向いて頷き、改めてノトカーを見る]
東に、おれの軍がいる。ついてこい。
……今度は、置いていかないからな。
あ…
[パン屋を出た所>>424で、風姫に呼び止められた。
その言葉は、まるで最後の確認に聞こえる。
屋敷へ帰れば、今まで通り平穏な生活へ。
でも戦場を選べば、それは全部捨てなければならない]
道案内をお願い致します。トールお兄様が行かれる場所へ。
[だが、既に自分にとって選択肢は一つしかなかった。思いきり頭を下げる。]//
/*
結局、表では未だ姫様の生死も明らかではないのですね。
ここが霊界だとすれば
姫様がこちらにいらっしゃると知ったとたんにベルティルデ絶叫、な気が致します。
[見慣れたその瞳、燈った煌きを見逃す筈はない。不適に笑うその顔に、どこか嬉しげに肩を竦めながらも]
心配、というか驚きました。キャスティール軍に捕らわれているとは。
いえ、僕が心配したのは、戦から離れるうちにすっかり牙を抜かれて丸くなってやしないかって事位ですよ。
―――お変わりなくて何よりです。
[軽口交じりに、それでも真剣な表情を返した。地図への礼を受け、そして東へと言われれば強く頷いて]
仰せのままに。
………ええ、信じてますよ。
うむ、承知した。
降りたい場所で、申すが良い。
吾と共にある間は、おぬしの身は必ずお護りしよう。
[微笑むと、…は少女を愛馬に乗せ、その後ろに自身も跨る。]
>>*87
上等。
それでも、あなたの戦略には変わりはないのでしょう。
おれのやることにも変わりはありません。
――石橋の上――
[ノトカーから地図を受け取り、破顔する。
彼もまた生きる道を探求する者。そして、伝えることができる者。]
オズワルド将軍を頼む。
おまえの才で助けてやってくれ。
それともう一つ。
殿下がお聞きしていた答え。確かに殿下の答えは、お話したように私にはわかりません。
…でも私自身の答えならあります。
それは殿下が自分に打ち勝ってくださり、真の強さを手に入れていただくことです。
[前に乗った少女の頭にそっと手を置き、…は前方を向いたまま、つぶやいた。]
…すまぬな。
吾の瞳は、見えずとも良いものが見えてしまう。
おぬしを害したりはせぬ。信じて欲しい。
「主の所作を心得た愛馬が、合図なくとも、ゆっくりと走り始める。徐々にスピードを上げた蹄の音が石畳に*響いた。*]
ありがとうございます、風姫>>429。
[馬上で礼を言ってから、真っ直ぐ前を見た]
マリエッタお姉ちゃん。ベルティルデさん。
[シェイ王子を助け出す為に、力を尽した二人の女性の名前を呟く。
マリエッタ…王都を出て、カサンドラと名乗ていた女性は、守りたいものがあると言った。
自分は裏切られて、未来を信じられなくなっていたのに。それでも、最後まで信念を貫いて戦った。
ベルティルデ。信じたかった人に裏切られたと思って、傷ついていた。
けれども、迷いを捨てて、最後は自分が為すべきと思っている事を、果敢に実行した]
貴女たちの心を、魂を、叫びを。少しでも受け継げるように、私は強くなりたい。//
地図はありがたい。
が、おれが死んで、これがキャスティールの手に渡れば、オズワルド将軍の作戦の妨げとなるかもしれない。
最後の瞬間に風に返すか、あるいは、コンラートならおれの死体を暴きなどしないことを信じるか。
…いや、心配はすまい。
オズワルドなら、これがキャスティールの手に渡ったとしても、それをものともしない戦略をたててくれるだろう――
>>428
なに。捕まっていたんじゃない。
王子の顔を見に行っていただけだ。
[笑いながらクレーデルを走らせ、林の中へと入る。
変わりなくて何より、そんな言葉に頷きを返し]
虎はな。満腹なうちは、丸くなってるんだよ。
だが、飢えてる虎に手を出すとな――
[唇の端に浮かぶは、獰猛な笑み]
トールが待ちくたびれないうちに、本隊を呼んでくるぞ。
遅れるな!
ほのかにただよう、花の香り。
霧の中をたゆたう、意識。
ここは境界。
此岸でもなく、彼岸でもなく。
永久の眠りに在る者と、束の間の夢に落ちる者が
共に語らう、どこでもない場所。
/*
……などという設定にしておくと、死んだ設定の方と意識不明の方がRPで語り合っても安心ではないかと思いました。
風姫。
私に戦場を見せる。そう仰って下さったのは、トールお兄様です。
だから私、トールお兄様が何をしようとしているのか。見極めようと思います。
気にしないで下さい。
[頭に風姫>>432の手を置かれた瞬間、...は微笑みながら答えた]
私、臆病になり過ぎていたんです。
知られる事に。見られる事に。
でも、勇気を出して吹っ切ります。貴女に触れられることも、最初より怖くなくなりましたから。頑張れる気がします。
[馬が走り出すと、...は改めて風姫に向かって言った]
親切にして下さって、本当にありがとうございます。
[馬を操るノトカーの動きは迅速で、判断はともかく馬を操るのは得意ではない男は、その動きを追わずに。キャスティールの軍勢には突っ込まずに、その側面を撫でるようにして、オズワルド奪還の一部始終を見た。
東を目指すオズワルドの声に、馬の首を巡らせる]
風の民かサブラの兵と合流する気か?
[呟きながら、剣を抜き放つと一閃、射かけられた矢を斬って落とす]
[地響きがする。野の生き物が逃げる。
追手が、接近していた。
地平線に、沸き上がる雲のようにその姿が滲み出て、瞬く間に地の面を覆い尽くした。
前方に橋ありとの号令に、駈けながらも隊列を整えてゆく。]
[王子、と聞けば少し意外そうに瞳を瞬いた。
………それで、どうでした?彼は。と問いかけようとしたが、そんな余裕が無い。
クレーデルは疾い。辛うじて後ろに付くのが精一杯だった。
月毛の彼も、相当に無理をしている筈だ。感謝を込めてそっと背を撫でる]
それは、危険極まりない。
[ 言葉とは裏腹に微笑する。久方ぶりだからだろうか、匂わす獰猛さすら頼もしく。
不意に、先刻前ドロシーやトールの先導で連れられて行ったパン屋のアップルパイの味を想う]
貴方は、甘味では大人しくならないのでしたね。
ええ、急ぎましょう。少しでも早く戻れるよう。
[甘味、の部分は聞こえぬよう声を落として。
風を切るよう馬を駆る]
さて、我が友コンラートが、おれと戦いに来てくれるらしいw
これは早めに落として、会話する時間をとりましょう。
[橋の上に立つのが、ただひとりと見て、追手の指揮官は突撃を命じた。
鬨の声をあげて、先陣が突っ込んでくる。
―― ヴ ウ ゥ ゥ ン !
ツヴァイヘンダーが唸りをあげ、刀身に触れた敵を将棋倒しにする。]
[遠心力を巧く使い、続けざまの二撃を繰り出す。
幾人かの兵はそのまま川に叩き落とされた。
後ろから押し出されて、前のめりになる王国兵。
その戦列を鋼鉄が薙いでゆく。]
はっはっは、緊張で胃がいたくなって来ました…!!
村建て発言タイムは忘れないように、タイマーセットしたから大丈夫!
[風姫>>438の言葉を聞いて、気持ちを落ち付ける為に、大きく息を吐いてから答えた]
そうですね。自分が直接見られる範囲以上の事を。
私、神殿で会う前から、風姫の事知っていたんです。
戦の話を持ってきた、マリエッタお姉ちゃんに拗ねた事。
風の砦まで、赤虎将軍と一緒に馬で走った事。
毒を飲んだ少年に手当てをした事。
だけど。
[そこで一旦言葉を切ると、ふるふると首を振る]
人の心の中までは見えません。人の心は、自分がぶつかって、話してみなければ、確認出来ません。
だから私、家を出ました。//
[林の中を疾駆する馬蹄の轟きに、別の音が混ざった。
警戒して音の方を見れば、王国軍の鎧を着た、哨戒の隊]
見つかったか…
[迂回できる場所はない。
交戦して突破するしか無いだろう]
ノトカー、いけるか?
[手綱をゆるめ、ハルバードを構えながら声を掛ける]
おれの側を離れるな。
あと、おれの横に立つなよ?
[無茶なことを言いつつ、僅かな間、クレーデルの息を整えさせた]
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