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/*
取り出し失敗した(
表面の皮剥けただけだな、こりゃ。
まぁ剥ぎ取れたところで治るとも限らんから、現状維持に戻った形で良いのかもしんねぇ。
さぁ寝ようwww
No puedo vivir sin ti, Silky.
...Yo tambien te amo.
[離れたくない。離したくない。
ずっと自分の中でブレーキをかけていた想いを紡いで。
秘められてきた想いを、吐息ごと独占しようと重ねた**]
― ある謁見の日 ―
え。
……えっと、はい、わかりました。
[嫁いでから暫くたったある日の事。
初めて中央の国からの貴人と対面するその前に、『女性に対する挨拶に、手の甲への口付けがある』というものがあるとを教えられた。
事前に言われてなければ驚いて悲鳴でも上げていたかもしれなかったので、しっかり心構えをしておく。
そのお陰で当日、ぎこちなくはあったものの、手を取られても驚かずに何とか微笑んで返す事が出来た。
ほっとしたようにちらと隣に居た夫に視線を走らせると、
口付けられても張らなかった耳が、ぴーんと跳ねた。
笑顔ではいてくれている。いてくれているが。]
(引き攣ってる…!)
[うわぁと思ったものの、手が離れて少し時間が経てば、それも自然に戻っていった。
内心ほっとして、その後その日の謁見はつつがなく終了したのだが。]
………えーと、キリク?
[部屋に戻ると、まだどこか微妙な雰囲気漂わせる人に、こわごわそっと、近付いて―――
ちょっと不機嫌なままの人を宥めるのに、だいたい[14]分くらいかかったとか。
どうやって機嫌回復させたとか、
何をされたかとかは……文字通り闇の中**]
― 宰相府方面渡り廊下 ―
……ん。
ほんとは、あの時に渡しときゃよかったんだけど。
[>>479 永遠を共にする誓いの証たる対なる翡翠は、用意されているのだけれど。
渡しそびれたままここまで来ている事に、あちらこちらから相当数な突っ込みが入っていたのは余談]
ったく、もう……。
[>>480 零れる滴が意味するものが何かわかるから、それを無理に止める事はしない。
何より、感じられる想いは嬉しくて、愛しくて。
はきと感じる『光』が、深く冷たい『闇』の深淵まで温かさを届けてくれるような心地がして。
それが、言葉で言い表せない安堵を齎してくれるから。
抱きしめる両の腕に力を入れる事で、愛しき『光』の存在和より近くに求めながら]
即使有任何也不絶對分開。
(何があっても、決して離しはしない。)
衹為了我的"光。
(俺だけの『光』。)
…………唯一的可愛的人。
[小さな声で、けれど、はっきりと誓う言葉を紡いだ後、やや不意討ち気味に唇を奪う。
……人目云々気にしないのはいつもの事、というか。
これでも外という事で自重している方だとか。
その辺りを知っているのは、多分、当事者除くと、屋根の上で羽繕いをしている月の小鳥の隣りに、いつの間にか寝そべっている漆黒の仔犬くらいのものだろうが。**]
/*
いやほんとに、コレで自重してるってどうなの……と、自己突っ込み。
あっちでこくおーが気にしてること、全力ぶっちぎってます、ね、俺……!
……なしてこーいう方向になった。
[※コミュで自重できなかったからだと思います]
[仕方ないやん、かわいいんだも……!]
/*
あ、余談ながら、あえて表に出してない三行目の訳文は、
『唯一の、愛しい人。』
である。
……なんかこう、ね、うん。
ここは直球だからなくてもいいよね! 的ななにかがあったとかなんとか。
― 王宮・庭 ―
[ 元より、「仕事」の邪魔をしない限り、女性には紳士的に振る舞うのが彼のモットーだ。だが、どうもこの王妃には格別に甘く接してしまっている、という自覚はある。それ故に態と巫山戯た騎士宣言などで誤摩化したところもあるのだが>>466 ]
足下に気をつけて下さいね。
転ぶのは勿論ですが、急に駆け出したりするのも厳禁ですよ?
ああ、そういえば精霊術も、得意なもの以外はストレスになりますから、出来るだけ大技は使わないように。
[ 庭から建物の渡り廊下に戻る途中、助産師か姑か、というような細々とした注意を並べながら、内心、自分自身に苦笑も浮かんだ ]
…あー……
[ 途中、最短距離なら自分が避けた、宰相府への渡り廊下なのだ、と気付いて、一瞬、考え込む ]
ま、胎教には却って良いかもしれませんね…
[ ぼそり呟いたのは、王宮滞在中に噂好きの女官やらから仕入れた話に、王妃を連れ帰ってから婚姻が成立するまでの国王夫妻の紆余曲折っぷりを(女官達のロマンティックな空想混じりで)聞き及んでいたから。二人の子供が親達と同じ轍を踏まないようにとの配慮…というのは、建前で、まあ鉢合わせになったらなったで、面白そうだから、ではある ]
いえ、この庭の美しさも胎教にはよさそうですが、やはり、庭よりは廊下を通った方が安全ですから。
[ 王妃に呟きを聞きとがめられれば、そんな風にはぐらかして、宰相府への渡り廊下へと向かう。そこに黒と紅の一対の姿は、まだあったか?ちなみに、二人の邪魔をしたくない、というのは、多分王妃も共通の認識だっただろうから、彼が王妃をエスコートすること自体は、邪魔出来ないだろうとの確信があった** ]
― 王宮・庭 ―
え、あ、はいっ。
[>>487まるで医者のような物言いには素直に頷く。
もっとも何かあったらそこら辺、すこんと抜けてしまうのだろうが。]
?
[続いて胎教、と聞こえてちょっと首を傾げる。]
あ、はいそうですね。
[とこちらも共々、アレクシスの意図に気付かず頷いて。
言われるまま廊下を通って宰相府へと向かって行ったのだが。
>>486曲がり角を曲がった先に見えたものに、初めははたと瞬いた。]
……………。
う、うゎ―――……。
[それが何だか気付くと、他人事ながら一気にかあああっと頬を赤く染め上げて、うっかり足が止まった。
ちなみに自分たちの事は棚に上げている。
というか人前で口付けまでは、した事無い…はずだ。多分。きっと。]
あ、あの、こっちの道から行きましょう…!
[顔を赤くしたまま、ぐいぐい裾を掴んで、アレクシスを別の廊下へと引っ張ろうとしたが。
大した声の大きさではなかったが、黒いふかふかには気付かれたかもしれない*]
/*
おまwwwwwwえらwwwwww
やりやがったなwwwwwww
ひとが時間ねぇ日にwwwwww
[ならやるな?]
[それはいっちゃだめ]
/*
諸般の事情で朝落とせなかったのでここで落としておきますね!
ヴェルはわたしを悶え殺す気ですかぁぁぁ!?(ごろごろごろ)
― 庭園方面渡り廊下 ―
えーと、瀬戸の居場所は……と。
ああ、居た居た。
[庭園に続く渡り廊下の上から辺りを見回すと、瀬戸大将が庭園でうろついてるのが見えた。
どうやらこちらにはまだ気付いていないらしい]
よーし………えいっ!!
[手にした貝殻を一度上へ投げ上げると、それを掴んで助走をつけ、瀬戸大将目掛けて勢い良く投げつける。
軽い掛け声の割に剛速球の一撃が瀬戸大将へと迫った]
/*
ちょっとアレクさん待ちつつ…
いや進めてもいいんだろうけど、何かやりたそうだったし待つ方がいいなと こう。
私の方はまぁあとはウェルシュと離れ離れにならなかったらやる事はやれr
― 庭園 ―
[迫る貝殻に瀬戸大将は気付いていない。
ややあって、スコーン!と小気味良い音を立てて貝殻が瀬戸大将の後頭部へとぶつかった]
『あいたぁ!! ななな何奴!?』
[衝撃が来た方向へ振り返るも、瀬戸大将の視界には誰も居ない。
否、誰も居ないのではない。
瀬戸大将の視界にあったのは庭園の景色ではなく、黒く塗り潰された景色───そう、ウェルシュの靴底があった]
えいやっ!!
『んぎゃ!!』
[助走をつけて繰り出した飛び蹴りは瀬戸大将にクリーンヒット。
小島の間際に居たせいで、バランスを崩した瀬戸大将は湖へと真っ逆さまに落ちて行った。
どぼーん!と大きな水音が辺りに響く]
『ぅおぉのぉれぇええ ウェルシュめええええええ』
[沈みながらも声を上げる瀬戸大将。
しかし悲しきかな、瀬戸物であるが故に浮かび上がることが無い]
さーって、そろそろ大人しくさせちゃうかぁ。
[このまま放置も出来ないため、蜘蛛糸を湖に垂らして沈む瀬戸大将に絡めさせた。
蜘蛛が獲物を捕らえた時のように、水中で瀬戸大将を雁字搦めにしていく。
ややあって身動き取れなくなった瀬戸大将を、一本釣りの要領で小島へと引き上げた]
よっと。
『うをっ!? ───あだっ!!』
[瀬戸大将は大きく跳ね上げられて宙を舞い、落下と同時に苦悶の声を上げる]
『くっ、ウェルシュ貴様、卑怯であるぞ!!』
えー、僕の辞書に”正々堂々”なんて文字は無いよ。
『なぬっ!?』
[言い募るもしれっと言い返されて、瀬戸大将はガビンッとなった]
僕にしか突っかかって来ないのは他からすれば楽だろうけど、僕にしてみれば迷惑この上ないからね。
そろそろ終わりにさせてもらうよ。
『か、かように一方的な展開で終わらせてたまるか!!』
残念、君に選択肢は無いよ。
いい加減、僕との格の違い認めたら?
君は僕には勝てないんだから。
[蜘蛛糸に雁字搦めにされて尚、ウェルシュと勝負しようと足掻く瀬戸大将に最後通告をする。
それから、ぽむ、と5cm蜘蛛もーどになると、瀬戸大将によじ登り、顔になっている細口壷の細い部分に掴まり大きく口を開けた]
《きゅっきゅきゅっきゅきゅ〜!(いっただっきまーす!)》
『うわなにをするやめ ぎゃああああああああああ!!!』
[喚く瀬戸大将を余所に、ちゅーちゅー妖力を吸い取るのだった]
― 庭園 ―
[ちゅーっと吸った妖力を自分のものにして。
しばらくすると瀬戸大将は形を保てなくなってバラバラになってしまった。
今回はそれほど大きな衝撃は与えていないため、大体の瀬戸物は無事と思われる]
《きゅーっ》
[けぷー、と息を吐くと、瀬戸物を雁字搦めにしていた蜘蛛糸を消し地面へと下りる。
庭園の一角にこんもりと瀬戸物の山が残った]
さって、と。
もう動かないとは思うけど、流石にこのままにはしておけないかな。
[貴重な瀬戸物も含まれるため、野ざらしにして置くと後が怖い。
黒いオーラを出す人は居ないにしても、いずれ知れればまた『お茶会』に呼ばれた際に何か言われることだろう。
人型に戻ると蜘蛛糸で大きな網を作って、その中に瀬戸物を纏めて包み込んだ。
絞り口を肩口に掛け持ち上げると、古道具倉庫目指して歩き始める]
―古道具倉庫前―
[倉庫から出て、もう一度頭を掻く。
妹のゾフィヤや、乳兄妹のギィにも言ったことのない思い―獣人はナニカに呪われたモノじゃないのか―が過ったが、口にすることはない。]
…そういえば、キリク王。
先ほど奥方にお会いして途中まで一緒だったのですが。
途中で血相変えて、何処かへ行かれましたよ?
[その代わりに、俺はナニカを投下した。]
― 宰相府方面渡り廊下 ―
[普段は自分から手を伸ばして行くことは余りないものの、一度腕の内に納めたならば、遠慮はなくなる。
その辺り、気質なのか血筋故なのか、魔精霊の影響なのかは、当人にも自覚はない。
ここらは所以よりも、それが導く方向性の方が問題なわけで。
>>502 宣へ返った言葉がより強めた感情は、周囲へ意識を向ける事を完全に忘れさせていて。
周囲に意識が向いたのは、唇を離し、琥珀が開くのを見計らったかのように上がった声──月の小鳥の、ぴりりりり、という甲高い声と、漆黒の仔犬のどこか呆れたようなわふ、という鳴き声だった。
……なお、屋根上傍観者たちは、来訪者がやって来た時点で気づいていたものの。
わざと、知らぬフリをしていたらしい]
ん……クロ?
戻ってき……。
[言いかけた言葉は、遠くない場所の人の気配によって途切れ。
琥珀が数回、瞬いた後]
……ちょっ……いつから、そこ、にっ!?
[珍しく上擦った声を上げながら、半ば条件反射で、腕の中の紅を視線から庇うように位置を変える。
ここに至りようやく、場所がどこだったか認識したのは、ご愛嬌……とは、言わないかもしれないが]
―古道具倉庫前/竹箒―
[必死に柄を振り続けた甲斐あって、多少は外れやすくなっていたのか、また単純に力の差もあったのか。
獣人騎竜師の手によって>>423、あっさりと壁飾りは外された。
鹿頭の方も振り続けられて目でも回したのか、大した抵抗はなかっただろう。
箒はぶるるるる、と身震いした後、恩人の傍にすすすと近寄って柄をすりすり。
感謝の証らしかったが、竹の節が当たると多分ちょっと痛い]
[そんな中で別の声>>464に呼ばれ、竹箒のすりすりはぴたっと止む。
さっきの言葉もあって警戒しているらしく、彼に向かい前屈みになるように柄を曲げて、威嚇(?)していたが。
放り込まないから、と言われて柄を元に戻し、今度は横に曲がった。
自らそちらに行こうとはしなかったが、本当かなーどうかなー、と考えるようにくにゃくにゃしている間に、伸ばされた手にあっさり捕まった。
尚、青年の居場所を知るか否かについては。追いかけて行こうとしない時点でお察しである]
/*
さてて、こっちも何やら投下されてますが……w
ダブルかおすになった場合、更新までにさばけるのかとそれが不安である。
あ、その前に各務さん動かさんと。
─ 王宮内・待合室 ─
じゃあ、私も一緒に返す。
元はといえば私のせい、だもん。
[笑う兄弟子>>482に、むぅと少し膨れながら答える。
最初の頃、変化に戸惑って、恥ずかしくて。
それを知られたくなかったから、避けていた。
アレが無ければピンだってすぐに返せて、あんな噂が立つことも無かっただろう。
過ぎたことを言っても今更ではあるのだが。]
…うん。
約束。
[申し出通り、自分の胸元を飾っていたピンを外して兄弟子に渡した後。]
─ 王宮内・待合室 ─
[額を合わせたのは、出来る限り間近でその瞳を見たかったから。
そして、自分の瞳の色も、見て欲しかったから。
だけど、重ねられた言葉と吐息に、思わず目を閉じてしまって。
こちらからは身動きをとることも出来ないまま。]
……やっぱり、ずるい。
[赤い顔で、悔しげに照れ隠しの言葉を吐きながら自分より広いその胸に顔を伏せて。
そのまま兄弟子の服の袖を緩く握ろうとして、さっき顔を寄せる時に便箋を手から離したのを思い出した。
探してみると、足元に皺くちゃのそれは落ちていて。]
─ 王宮内・待合室 ─
…兄様。
これ、もらってくれる?
一年前に書いた、兄様への手紙。
これが空飛んで逃げちゃって、焦って追いかけて。
でも…これのおかげで私、やっと兄様に、好きって言えたの。
…各務さんと、ウェルシュさんに感謝しなきゃ、かな。
[手に取った便箋の皺を伸ばして、手渡して。
簡単にこの便箋の経緯を説明しながら、ちょっとだけ、苦笑を滲ませた後。]
─ 王宮内・待合室 ─
………そう、いえば。
[自分がしでかしてきたことを諸々思い出して、青くなった。
最初の目的である王妃私室の燭台の捜索はまったく出来ていない。
挙句国王の前で私事で取り乱し荷物預けて駆け出して。
考えてみなくても自分のしたことは職務放棄というんじゃなかろうか。]
ど、どうしよう、私、よりによってキリクさんに荷物押し付けちゃった…っ
えぇと、とりあえずはキリクさんとこ…!
[現状理解し、慌てて立ち上がろうとした、ところで。
へたん、とその場にしゃがみこんでしまった。]
[一方その頃、王宮の屋根の上では]
『あーらーらー♪
ルナちゃんったら、かーわいい』
[一部始終を上からきっちりデバガメしていた各務さんが、楽しそうにこんな事を呟いていた]
『……さて、と。
そろそろ、仕掛けを動かしてもいいかしらぁ?
ふふ、どうなるかしらねー』
[楽しげに笑う周囲には、銀色の光の粒子。
それらはふわり、と舞い上がって、どこかへ──各務さんの力を押し付けられ、その力を通す媒介となっている者の所へと密やかに飛ぶ]
『……むこうの方はっと……うん、よく寝てるわね』
[それから、各務さんが見やるのは自らが生み出した隔離空間の方。
内部構造は王宮に良く似ているものの、建物を作るのは淡雪色の硝子。
そして、王宮に似ているようで、その内部空間は不可思議に捻じ曲がっているらしい。
ようするに、空間同士が普通の繋がりをしていないらしく、思いも寄らぬところ同士が繋がっていたりもする、とか。
とにかく、不可解な空間だった]
[そして、各務さんが見ていたのは、その空間の最深部。
こじんまりとした部屋には、柔らかい布団の敷かれた寝台がひとつ。
そこに誰がいるかは、推して知るべし。
そしてその部屋の前には。
蒼い目をした真白の大蛇が、静かにとぐろを巻いていた。**]
─ 王宮内・待合室 ─
……………え?
あ、あれ?
え、ど、どうして?
[何度立とうとしても、力が入らない。
端的にいえば、腰が抜けていた。
この部屋に来る前までは普通に歩けていたから、多分緊張が解けたせいの一過性のものだろうけれど。]
…兄様。
立てない。
[どうしよう、と泣きそうな顔で兄弟子を見上げた。**]
― 宰相府方面・渡り廊下 ―
[>>509逆にこっちが見つかると、わああと内心慌てた。
珍しい声を聞きはしたが、そこら突っ込む技量が王妃になかった。]
ご、ごめんなさい!
お邪魔しました見てません!
[支離滅裂な言い訳しつつ、アレクシスをくいくい引っ張って立ち去ろうとした。]
―迎賓館/廊下―
[ところで兄と正反対の性質を持つトゥム家の末子は、精霊との関わり方においてもまるで正反対であった。
精霊術に関してだけならば姉と比べても遜色なく、その代わりよく悪戯の被害にあったりもする。
そしてそんな彼は今、迎賓館の廊下の突き当たりに体育座りしていた]
……。
[やれ誰かさんたちが公衆の面前で接吻していただの、やれ誰かさんたちが同じ部屋に入って行っただの。
直接目撃する事こそ無かったものの、そこらに存在する小さいものたちの噂話は、こんな時に限ってよく耳に入ってくるのだった]
[騒動の中、何か割れたような音>>505が聞こえた、気がして一旦足が止まった。]
はっ。
なんかまた嫌な予感が…。
[幻聴かもしれないが。
さっき居たあたりの庭で、ひと騒動あったとは知らず。
そわそわっと辺りを見回して、とりあえず目に付く所に天敵物が無いことを知ると、ほっと息を落とす。
そういう理由も手伝って、早い所去りたかったのだが、俄か騎士様の反応の方はどうだったか。]
― 古道具倉庫前 ―
ん、いや。
非常時だし、気にする事はないさ。
事態収拾へのご協力感謝する、アプサラス殿。
[>>470 直立の姿勢で向けられる挨拶には、自然、こちらも居住まいを正すものの]
……すまんね、色々と、世話かけて。
[最後につけ加える言葉は、どこか、軽い]
ま、それだけの力があるのは、確かだからな。
[>>476 嘆息するマーティンの言葉に、軽く肩を竦める。
実際、総合力的にはどれだけのものがあるのやら、という所だから、始末におえない]
ああ、頼んだぜ、統括殿。
……そっちもあんまり、無理せんようにな。
[回ってみる、という言葉に頷いて送り出し。
さて俺も、と思ったところで、投げ込まれたのは、思いも寄らぬ話。>>507]
……エレオ、が?
[平時であれば、そこまで反応しない…………と、思うが。
状況が状況だけに、表情が険しくなる。
ここまで、のんびりとした様子しか見せていなかったタクマからすると、急に変わったように見えるやも知れず。
わかる相手には、平常運行、とわかるのだが]
何処かに……って。
とりあえず、どっちに行ったんだ?
え、えーっと。
あちらの方に、行かれましたけど。
[俺は奥方の話をしたら、キリク王が急に険しい顔になったのに驚いたが。
あまり何が何処にあるとか分かってないから、方角だけ示した。
地の利はここに住む王の方があるから分かるだろ。]
― 王宮内 ―
[カークの言葉>>526に応ずるように右手を上げて、倉庫前から王宮内へと舞い戻る]
そういや叫び声が聞こえねぇが……片ぁついたんかな。
[時折聞こえていた瀬戸大将の声が聞こえない。
誰がやったにしても、抑えることが出来たならそれで良いかと考え、それ以外の付喪神の対処を進めることにした]
― 宰相府方面渡り廊下 ―
……あのな。
[>>517 支離滅裂な王妃の物言いは、まあ。
諸々の認識から動揺させたかなー、というのもあるので、突っ込みはしなかった、が]
お構いなく、といわれてはいどーも、と頷けるわきゃねぇだろっ!
[>>523 楽しそうなアレクシスには、全力で噛み付く。
そんな盟約者の様子に、屋根上では漆黒の仔犬が呆れたように、のびー、とかしていたり]
/*
おまwwwwwwwwwwwwwwwwww
ふかさあああああん
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
王様近付いてきてるんだよぉぉwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
吹く。
[突き当たりの壁の方を向いて蹲り、術中にあった時の竹箒並にかたかた震えていた青年は、一見無防備に見えた事だろう。
そんな彼の背後から、上質そうな白い反物が一反、宙を舞って飛んでくる。
と、不意にぴた、と震えが止まり]
……サラマンドラ。
[青年は彼と尤も相性の良い精霊の名を呟きながら、ふらりと立ち上がり]
/*
カシムwwwwwwwwwwwwww
腹筋がwwwwwwwwwwwwwwww
腹筋返してwwwwwwwwwwwwwww
(畳み掛けられてくるしい
─ 王宮内・待合室 ─
このくらいは許してくれよ。
でないと、情けなさで穴掘って埋まりたくなる。
[伏せられた顔を囲うように更に引き寄せ、金糸の手触りを楽しむように髪を撫でる。
何かを探すように動いた時は、邪魔にならないよう手を止めた]
― 古道具倉庫前→庭園方面 ―
ん、わかった。
……庭の方……かな。とにかく、俺、行ってみる。
[>>528 驚く様子を気に止める事もなく、短く言って走り出す。
こと、王妃に何かあった、と知った時の国王の反応は「こわい」というのが王宮では定説だった。
その原因が以前、ナハティガルの武闘大会で起きたとある事件にまで遡る事は。
本当に一部にしか、知られてはいないけれど]
― 王宮内 ―
[探すと見つからない付喪神。
悪戯の痕跡を辿ってみたりもするが、退治後だったりもするため当たりは良くなかった]
今把握出来てる分だけで、掛け軸と傘、かね。
[遭遇して、逃がしてしまった付喪神を確認するように挙げた時。
ばさー、と目の前に傘が広がった]
…………。
『…………』
[驚きはしたものの、声は上げずに凝視していると、傘がくるりと背を向けた。
さっき殴られそうになったのを覚えていたらしい]
/*
確か、これは今まで出してはいなかった……はず。
なんやかや、蒼天でのあの操られ事件と、リヒャ君とのらすとばとるで無茶させた事って、結構なトラウマになってんのよねw
オイコラ逃げんなっ!
[ハッと我に返り、唐傘お化けに手を伸ばす。
唐傘お化けも距離を取ろうと必死に一本足で逃げようとしていた]
―個室―
[個室につくと家具たちはすっかりおとなしくしていた。
一度着ている軍服を脱ぎ、タオルで頭と体を拭いて綺麗にしてから、
着替えはマーティンの手配で用意してもらっており、そちらを見る]
ふむ…
[動きやすい服と気を使われたのか、サイズがちょうどなかったのか、男物の服が用意されていた。
Yシャツは胸元がきついために肌蹴ることになり、ジャケットは肩幅の問題で羽織るようにし]
どうだろうか?
[部屋の家具たちに尋ねると、微妙に頷くようなそぶり、よしだかあしだか、言葉の話せないそれらからはわからない。
聞くだけ無駄だったかと思い直し、カシムから受け取った届け物に手を伸ばした]
そういえば中身を確認していなかったな。
[中身を空けると短いメッセージの添えられた手紙とともに見えたものに]
ふむ…、
『ふさわしいプレゼントを』か。
[中身を手にして…、]
―迎賓館―
[直前で危険を察知したらしく、反物は端を少し焦がしたものの大部分は無事で。
凄いスピードで来た道を引き返して行く。
同時に、周囲に集まっていたらしい他の付喪神もわらわらと逃げて行った。
炎自体は一瞬で消えてしまったものの、柱や壁や、建物内にも少々焦げるなどの被害を及ぼしていた]
……。
[霧散して行く煙の中、青年はゆっくりと顔を上げた]
……よし。
[
なお、なるべく壊さないように、という王妃からのお願いは現在すっぽ抜けている]
― 庭園へ抜ける廊下 ―
[>>544 見送るタクマには、置き去りにされた陽の小鳥がぴい、と鳴いて代わりに答えた。
そして、小鳥はぱたぱた、と駆けて行く背を追いかける。
……月の小鳥から得た情報を伝えねば、と思ったようだが、元々言葉での意思の疎通ができない上に燃料投下された状況では、その伝達も難しく。
とりあえず追う、となったようだった。
そんなわけで行き違いには気づく事無く走っていた……のだが]
……んなっ!?
[前方に突然、翡翠色と白が翻り、不本意ながら足は、止まった]
……いや、まて。
ちょっおおおっと、待てこら!
なんで、お前、動いてるっ!
[お前、と言いつつ指差したのは──翡翠地に白で桜花と嵐龍を染め抜いた旗──平たく言えば、国旗]
つか、急いでる時に、邪魔すんなっ!
[……怒りの原因は、むしろそっちのようだが]
― 宰相府方面・渡り廊下 ―
[>>520後ろに庇われるギィの顔は見れなかったが、恥ずかしいわけないだろうと、一緒にすみませんに変えて謝罪しつつ。
>>521急ぐなと言われてもやっぱり落ち着かず、肩を叩かれてもそわそわしていた。それに加えて嫌な予感も来たので余計に忙しない。
>>523続けてくれに突っ込みそこねたら別方面から当然の突っ込みが返ってきたので、おろおろもしつつ。
>>532なお引っ張る先が天敵の所だったのは、天敵だったからだろう。]
え……ええ?
[>>532わりと近い位置で囁かれて何だかデジャヴを感じつつ。本来なら恥ずかしいとかそういう意識が入るのだが、王妃の度量とか言われて流石に捨ておけなくて動きが止まった。
ここいら根っこが真面目なのも手伝ってはいる。]
で、でも祝福って…。
[きょとり、ちらり。
アレクシスとヴェルナー・ギイを交互に見て、困ったように眉がさがって、王妃として〜がぐるぐるっと頭の中を駆け巡る。]
[ぐるぐるした結果、意を決したように。
まだアレクシスの裾を掴んだままだったが、そろっと影から顔を出して。]
あ、あのヴェルナーさん。
[一歩踏み出す。]
その、仲がいいのはきっと、とても良い事だと思うのですが、
今はこう言う時でお客様も多いですし、人目につく所でその、く、口付けなんかは控えてもらった方が……………
いいと思うんですがもうちょっと解らないので
お兄さんが起きたらそこら辺全部お話して
ちょっと相談して結論聞いてみますね―――!!!
[もはや何を言ってるんだか自分でも解らなくなっている様子で。
ぐるぐるした思考のまま、掴んでいたアレクシスの裾も手放して、脱兎の如く全速力で走って逃げた。]
― 迎賓館傍 ―
んっとに逃げ足速ぇな!!
[タフさには自信のある身。
追い縋るは可能だが、捕まえるにはややスピードに欠けて、一定距離を保ったまま唐傘お化けを追いかける羽目になる。
距離は縮まることも離れることも無い、正に拮抗したスピードである。
そんな中、迎賓館の近くまで来たところで、何かから逃げてきた付喪神達がわらわらと出て来てマーティンの進路を塞いだ]
なんだぁ!?
ええい、お前ら邪魔だ!!
[そんなことを言っても身の危険を感じた付喪神達が聞くはずも無く。
足止めされた間に唐傘お化けは逃げて行った]
あーあ……また逃げられたか。
何があったんだってんだ、あいつら。
[進路を塞いだ付喪神達も蜘蛛の子を散らすように逃げて行く。
視線は一度、迎賓館の方へと向いた]
……とにかく、逃げんなっ!
[邪魔だから、と言って薙ぎ払うわけには行かないのは言うまでもない。
これもこれで、自身の想いと願いを込めたものなのだから。
預かったままの袋は一度下に置き、背負っていた愛槍を下ろして、いつもよりも低い部分を両手で握り]
大人しく、しろっ!
[柄自体を斜めに叩きつけた後、漆黒のそれに強引にぐるり、と巻き取る。
翡翠色の国旗はしばらくぢったぢたとしていたが、『神獣角』の宿す気に触れると、大人しくそのまま巻きついた]
― 古道具倉庫前 ―
第一水軍所属、ロー・シェン。
アプサラス殿か。ご協力痛み入る。
[客人の会釈には自然と直立の礼を執る>>470
相手が堅くあるならば、こちらも応じるに吝かではない。
といっても、やはりどこか緩い雰囲気を纏うのは性分である]
―→渡り廊下―
[マーティンと約束していた割り廊下へと着くとその姿を探す。
その頭にはマレンマの作った桜の和飾りが飾られていた]
ふむ、慣れないことは少し落ちつかないな……。
[どこか頭のほうが気になってしまっている]
[婚約者の内心>>530は知らず、アプサラスを見送った。
内心を知れば、何か口にはしたろうが。
招いてみた竹箒はといえば、何やらくねくねと動いた後に、
あっさりと手の中に納まった>>511
逃げないということで、同意を得たのだろうと解釈をする]
…っと…。
[竹箒を手中に振り返れば、何やら場の空気が変わっていた。
タクマの告げた情報に、王の血相が変わっている>>527
どうやらスイッチが入ったなと見る辺りは、慣れだろう]
……ったく。
[国旗が大人しくなると、は、と一つ、息を吐く]
確かに、これにゃ色々と託してるが……引き摺られんでもいいっての。
[目指すもの、願うもの、作りたいもの、そして、導きたいもの。
それらを表した、桜花とそれを護る嵐龍の図。
思わぬ足止めに、ほんの少し気は鎮まったものの、完全ではないのは言うまでもない]
[黙って頭を垂れ、王が庭園へと向かうのを見送る。]
私達もいきますか。
[箒は協力してくれそうなのか。居場所はわかっていないようではあるがと婚約者を見た後、まだそこにいるタクマを見遣り]
ヴァインズ殿。
ヴェルナー・ファサンは無茶が好きでそれがかっこいいと考えている節があって、海が好きで総じて自由が好きで子供っぽくて鈍くて戦うのも好きな甘味好きな男です。
[考えなくても酷評をして、続きを口にする]
ですが……様々な責務を負い、慕うものを手放さず、それを投げ出さず全うし自分の周りのためならば己を犠牲にしてでも…そして生きて帰ってくる。そんな強く優しい男です。
決して、ゲオルギーネ殿を不幸にはいたしません。
ここにいれば、いえ、他国を見れば、変な噂が耳につくかもしれませんが…
[それは、北での威力行為によるものなど暗にいう]
…偏見なく見ていっていただくようお願いします。
は。お気をつけて。
[だから王の背に向けた言葉は、ごく簡単なものとなった。
どのみち、彼の耳に入っているかどうかすら怪しい。
あっさりと王を見送って、竹箒片手に残された面々を見る。
ぴょこりぴょこりと動く竹箒片手の姿は、どうも間抜けだ]
それじゃ、俺らはカシムを探しに行くが…
場所は?分かってないのか?
何だ、役に立たない箒だな。
[密やかに十字を切られていた>>524とは知らず。
竹箒に向かって問いかけると、抗議するように竿が振られた。
ぺしぺしと当たると、ちょっと痛い]
[一礼。そして顔をあげて]
ゲオルギーネ殿は、ファサン殿にも、それに、友人である私にとっても、いてもらいたいおかたですからね
[木漏れ日ように暖かみを感じさせる笑みを浮かべた]
―迎賓館→―
……どこに。
[先程逃げて行った付喪神>>558の所為で、誰かの追いかけていた別の付喪神が逃げおおせた>>559とは知る由もない。
彼らの行方を探しつつ、ひとまず王宮の方向へ足を向ける]
[>>566 なんてやってたら、何やら聞こえた音。
ふっとそちらに目を向けて。
瞬き数度]
ウェルシュっ!
エレオ、見なかったか!?
[そこにそれを聞くんですか、と。
言わんばかりに、陽の小鳥がぴぃぃ、と鳴いた]
/*
んむ、追いつくかどうかは更新後の方がいいかもねー
しかし、エレたんが面白すぎて、中の人が呼吸困難です、どうしてくれr(ry
─ 王宮内・待合室 ─
ぅ〜………うん。
[変わらぬ笑顔>>537が悔しくて、膨れたまま。
でも、一緒にへの了承には素直に頷いた。
自分の渡したピンが襟元で光るのを見ると、自然と嬉しさに顔はほころんだけれど。
埋められた距離に、色んな感情が溢れてそれどころじゃなくなった。
主に驚きとか、恥ずかしさとか───嬉しさとか。]
…ずるいのが、ダメとは、言ってない。
[ずるい所も含めて好きになったんだから、と。
顔を上げられぬまま髪に触れる感触>>538を感じて。]
― 迎賓館傍 ―
っと、こうしてる場合じゃ無かったな。
[追いかけっこをしたために時間は経っていて、待ち合わせの場所へ急ぐべく廊下を駆ける。
迎賓館の近くで行き会わなかったと言うことは、既に待ち合わせの場に向かったのだろうと判断してのことだった]
― 渡り廊下 ―
[待ち合わせの場所へと向かえば、アプサラスの後姿>>563が見えて]
悪ぃ、待たせた か………。
[駆け寄って声をかけて、その姿に目を瞠った。
髪に飾られた桜の和飾りがアプサラスの美しさを更に引き立たせている。
シャツの肌蹴具合に突っ込む前にそちらに目を奪われてしまった]
― 古道具倉庫前 ―
───…。
[婚約者が、友を語る>>569>>571
それへ向ける瞳が、ふと細められた。
そういえば、この客人はギィの…友の最愛の乳兄弟であったか。
言うべきはマリスが口にしていたからそれ以上を言わず、
ただタクマへと向き直り、丁寧に会釈を向けた]
俺からも願おう。ヴァインズ殿。
…ありのままを、見て行って頂きたい。
[それで事足りるのだと、静かな自信をもって短く告げる]
─ 王宮内・待合室 ─
俺に?
[差し出された手紙を受け取り、文面を見てちょっと眉を上げた。けれど想いを確かめた後だから。すぐに穏やかな笑みを取り戻して]
……そうか。
それは俺も感謝しなくちゃいけないな。
[シルキーが勇気を出してくれなければ、ここまで思い切り、踏み込むことが出来ていたか。どうにも怪しかったから]
まあ、素直に感謝させてくれない相手でもあるけどな、どちらも。
[恥ずかしさを誤魔化すように、嘯いた後]
─ 王宮内・待合室 ─
陛下に押し付けた?
まあこんな時だから多少手を借りることになるのは……
って、おいおい、いいからまずは落ち着け。
[いきなり立ち上がろうとして、へたりこんでしまったシルキーの背中を支えるように屈みこむ]
― 宰相府方面渡り廊下 ―
[>>564 アレクシスがスルーするのは想定外。
むしろ引っかかったのは、王妃への接し方。
あ、やべぇ、と。
ヒートアップしていた部分が、違う危機感に少し、冷えて。
直後に飛んできた王妃の言葉、特に最後の部分>>557に、なんかいろいろ、飛んだ]
そんなん、メル殿に相談せんでもいいからっていうか!
あんまりそいつくっつけんな、キリクがキレる!
……あいつほんっきでキレたら、俺にも手ぇつけらんねぇんだからっ!
[走り行く背に向けて怒鳴った声は届いたか、どうか]
つか、いらん世話だっつってんだろ!
[>>568 去り際のアレクシスに突っ込むのも忘れはしなかったが。
こっちは、届いても、流されそうでは、ある]
― →龍の島 ―
[で、全力疾走して騎士様すら振り切って走り抜けて、気付けば竜舎の方に居た。]
…はっ、はっ、はっ…… はっ。
[竜舎に入るなり膝をついて、へたりこんだ。]
― →王宮/待合室付近―
…… あ。
[付喪神の間で先の一件が広がりでもしたのか、王宮に入るまでその姿を見かける事は無く。
待合室の近くまで来て、ふと足を止め、振り向く]
……忘れてた。
[竹箒の姿がない事に、竹箒以上に遅れて気がついた]
……ったく。
なんで、こーなるし。
[色々が過ぎ去った後、思わずぽつり、と呟くと。
いつの間にか足元に来ていた漆黒の子犬が、自業自得、とでも言いたげに、わふ、と鳴いた]
/*
さすがにこの状況下(お城の中)で本気でキレはしないと思うのだけどねおうさま
どうかな。どうかな。
いやでもあれか。エレオの状態次第か(
―→渡り廊下―
むっ…変だっただろうか?
[マーティンの様子に髪飾りに手がいってしまいながら少し不安げに様子を伺うようにしいた。
そうしてしまったのは慣れないおしゃれの為か、相手がマーティンだった為か]
知人からプレゼントに頂いたので、せっかくなのでつけようかと思ってな。
― 廊下 ―
[乳兄弟になんか言われてる……などとは知る由もなく。
いや実際問題、普段はきと怒りを見せない分、本気でキレた時がヤバイのは確かだが]
…………。
[>>581 問いへの答えが返るまでがやけに長く感じるのは、苛立ちのためか。
それでも、居場所を聞くとえ、と短く声を上げ]
……なんで、そっちに……?
[そっちにはあいつらがいたような、と。
一瞬思うのはそんな事。
まさか出くわした挙句どたばたが起きていたとは思いも寄らないわけだが]
[ しかし、ある意味、自分の悪戯心が招いた結果である事は判っている。放っておけない理由は、そればかりでもなかったが ]
仕方ありませんか…
[ 先刻黒犬と顔を合わせたばかりの状態では、あまり使いたくはなかったが、非常事態、と、割り切った。もしもの事があったとしても、まあ、この国の人々なら、なんとかするだろうという楽観もある ]
― 王宮内・廊下 ―
[ 常時かけている眼鏡を外し、懐に収めてから、低く普段とは違う聲での詠唱を始める ]
『我が闇の半身よ、我が命を聞け…』
[ ゆらりと、床に落ちた影が滲むように揺れた ]
ここにいる間、そう言う姿は見なかったからな。
少し、驚いた。
良く似合ってる。
[そう言ってアプサラスに笑いかける。
こんな姿を見せられては顔が赤くなるのも已む無し。
隠すことは出来なかっただろう]
― 龍の島 ―
[>>564>>579>>585残念というか当然というか、混乱中の背中に投げられた声や反応は、殆ど届いていなかった。
辛うじて「キリクが」という声だけ耳に残っていたのは習性めいたものだろう。]
はっ、はっ
……ぅ。
[そして急な運動で当然のように顔色が悪くなった。えづきはしないがおそらく貧血だろう。
くらっと倒れかけたが、優しい壁に背を支えられて背中を打つ事はなかった。]
……。
…… いいか。
[持ち帰らなければ姉に怒られはするが、王宮内ならあの竹箒について知っている者も多いし、まあ大丈夫だろう……多分。
以上の結論を出すまで、{1}秒。
探されているとは知らないまま、再び前を向いた]
[ちらと見交わす碧に笑み返した>>591
タクマへと向ける瞳に浮かぶは、友に預ける絶対の信。
それは同時に、仲間としてのギィに向ける信でもある。
男は黄金を細めて、異国の客人へと太く*笑った*]
フェイツウェ…。
[夫の半身が長い首を出し背を支えてくれていて。
顔色悪いままだがほっとしたように、少し笑んで手を伸ばして首に触れた。]
ごめんね、ありがと…。
― 王宮内・廊下 ―
『混沌たる闇の力もって、禁忌の道を開き、ひとつに繋げよ』
[ 妖魔の住まう異空間を通して、異なる場所を繋げ、渡るための術…これに他の力が加わったり、歪みが生じれば、彼自身がどこかに飛ばされたり、彼が術をかけた者に影響が出る事もある ]
―渡り廊下―
それならばよかった。
[素直に返された言葉>>596を受け止めてから]
確かに珍しい姿なのかもしれない。
[一緒に赤くなってしまいながら、マーティンの様子にもさすがにおやと思うところはあったりしながら、
少なからずの好意を感じ取っていた]
デザインはおそらくこの国にあわせてのものだろうか。
[まだ桜の季節ではなかったが、その頭には春が訪れる兆しが宿る]
私には少しもったいないくらいの、いい出来だとは思う。
― 廊下 ―
アレクシス、と?
[>>601 来ている、という話は聞いていたから、驚く事はないが。
……一年前のあれこれへの思うところが完全に消えたとは言い難い状況には、なんか響いたかも知れない]
龍の島……フェイツウェんとこか。
……わかった、行ってみる。
[半身の所にいるならば、多少は安心できるか、と。
張り詰めていたものは、僅か、緩んだ]
/*
フェイツウェの名前きちんと調べないで入れたけど、
間違ってなかった。ほっ。
珍しく記憶力が仕事した。
― 王宮内・廊下 ―
[ 要するに、結構危ない術なわけだが。万一誰かや誰かが、どこかに飛ばされたとしても、命の危険、まではないだろう、多分 ]
[ 何しろ
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